特許第6553809号(P6553809)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6553809コーディング指示情報の伝送及びプリコーディングマトリックス確定の方法と装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6553809
(24)【登録日】2019年7月12日
(45)【発行日】2019年7月31日
(54)【発明の名称】コーディング指示情報の伝送及びプリコーディングマトリックス確定の方法と装置
(51)【国際特許分類】
   H04B 7/0456 20170101AFI20190722BHJP
   H04B 7/0417 20170101ALI20190722BHJP
【FI】
   H04B7/0456 300
   H04B7/0417 100
【請求項の数】12
【全頁数】91
(21)【出願番号】特願2018-510787(P2018-510787)
(86)(22)【出願日】2016年7月14日
(65)【公表番号】特表2018-530947(P2018-530947A)
(43)【公表日】2018年10月18日
(86)【国際出願番号】CN2016090079
(87)【国際公開番号】WO2017032181
(87)【国際公開日】20170302
【審査請求日】2018年2月26日
(31)【優先権主張番号】201510524819.2
(32)【優先日】2015年8月24日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】502012727
【氏名又は名称】電信科学技術研究院
【氏名又は名称原語表記】China Academy of Telecommunications Technology
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲輝▼
(72)【発明者】
【氏名】高 秋彬
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ ▲潤▼▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ 文洪
(72)【発明者】
【氏名】タムラカール・ラケシュ
【審査官】 北村 智彦
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0269290(US,A1)
【文献】 特表2013−533653(JP,A)
【文献】 国際公開第2015/018030(WO,A1)
【文献】 国際公開第2014/113992(WO,A1)
【文献】 CATT,Codebook structure for FD-MIMO[online],3GPP TSG-RAN WG1#82 R1-153939,2015年 8月15日,[検索日:2019.02.25],インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_82/Docs/R1-153939.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/0456
H04B 7/0417
IEEE Xplore
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−2
CT WG1
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
UEは、第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定するステップであって、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる前記確定ステップと、
前記UEは、ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信するステップとを備え、
前記UEが前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を確定するステップは、
前記UEは、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定し、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
前記UEは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選択し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定し、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数1】
[この文献は図面を表示できません]
は以下とおりに示され、
【数2】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数3】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数4】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数5】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの振幅値の重みつけ因子を示し、
【数6】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数7】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とするプリコーディング指示情報の伝送方法。
【請求項2】
【数8】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数9】
[この文献は図面を表示できません]
を満たし、
【数10】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数11】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数12】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であことを特徴とする請求項に記載のプリコーディング指示情報の伝送方法。
【請求項3】
前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数13】
[この文献は図面を表示できません]
は以下とおりに示され、
【数14】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数15】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数16】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数17】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数18】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数19】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数20】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数21】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数22】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数23】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数24】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数25】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数26】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数27】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数28】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とする請求項に記載のプリコーディング指示情報の伝送方法。
【請求項4】
ネットワーク側は、UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信するステップと、
前記ネットワーク側は、前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定するステップとを備え、
前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられ
前記ネットワーク側が前記プリコーディングマトリックスを確定するステップは、
前記ネットワーク側は、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定し、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
前記ネットワーク側は、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定し、
前記ネットワーク側は、第1レベルプリコーディングマトリックスと第2レベルプリコーディングマトリックスの積を、前記プリコーディングマトリックスとし、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数29】
[この文献は図面を表示できません]
は以下とおりに示され、
【数30】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数31】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数32】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数33】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの振幅値の重みつけ因子を示し、
【数34】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数35】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とするプリコーディングマトリックスの確定方法。
【請求項5】
【数36】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数37】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数38】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数39】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であことを特徴とする請求項に記載のプリコーディングマトリックスの確定方法。
【請求項6】
前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数40】
[この文献は図面を表示できません]
は以下とおりに示され、
【数41】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数42】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数43】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数44】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数45】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数46】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数47】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数48】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数49】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数50】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数51】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数52】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数53】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数54】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数55】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とする請求項に記載のプリコーディングマトリックスの確定方法。
【請求項7】
第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定するための確定モジュールであって、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる前記確定モジュールと、
ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信するための送信モジュールを備え
前記確定モジュールは、
第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定し、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定し、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数56】
[この文献は図面を表示できません]
は以下とおりに示され、
【数57】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数58】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数59】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数60】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの振幅値の重みつけ因子を示し、
【数61】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数62】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とするプリコーディング指示情報の伝送装置。
【請求項8】
【数63】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数64】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数65】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数66】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であことを特徴とする前記請求項に記載のプリコーディング指示情報の伝送装置。
【請求項9】
前記装置のアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数67】
[この文献は図面を表示できません]
【数68】
[この文献は図面を表示できません]
【数69】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数70】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、を満たし、
【数71】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数72】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数73】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数74】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数75】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数76】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数77】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数78】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数79】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数80】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数81】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数82】
[この文献は図面を表示できません]
を示し、
【数83】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とする前記請求項に記載のプリコーディング指示情報の伝送装置。
【請求項10】
UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信するための受信モジュールと、
前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定するための処理モジュールとを備え、
ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられ
前記処理モジュールは、
第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定し、ここで、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定し、
第1レベルプリコーディングマトリックスと第2レベルプリコーディングマトリックスの積を、前記プリコーディングマトリックスとし、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数84】
[この文献は図面を表示できません]
は以下とおりに示され、
【数85】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数86】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数87】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数88】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの振幅値の重みつけ因子を示し、
【数89】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数90】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とするプリコーディングマトリックスの確定装置。
【請求項11】
【数91】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数92】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数93】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数94】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であことを特徴とする請求項10に記載のプリコーディングマトリックスの確定装置。
【請求項12】
前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数95】
[この文献は図面を表示できません]
は以下とおりに示され、
【数96】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数97】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数98】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数99】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数100】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数101】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数102】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数103】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数104】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数105】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数106】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数107】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数108】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数109】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数110】
[この文献は図面を表示できません]
【数111】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示すことを特徴とする請求項11に記載のプリコーディングマトリックスの確定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信技術分野に関し、特にコーディング指示情報の伝送及びプリコーディングマトリックス確定の方法と装置に関する。
【背景技術】
【0002】
目下、LTE(Long Term Evolution)システムにおいて、プリコーディングのコードブックは、主にDFT(Discrete Fourier Transform)ベクトルをベースとし、かつ、2レベルコードブック構造を利用したものである。Rel−12中の8アンテナコードブックの例を挙げれば、第1レベルは、1つのD
FTビームベクトルサブグルプを確定し、端末は当該ビームベクトルサブグルプの、全部ビームベクトルサブグルプ集合中のインデックス、即ち、PMI(Precoding Matrix Indicator,プリコーディングマトリックス指示)1をeNB(evolved Node B)にフィードバックする。第1レベルは、当該DFTビームベクトルサブグルプから1列または複数の列を選出して、偏波方向間の位相を調整する。端末は、上述の列選択及び位相調整の、全部可能の組合せ中のインデックス(即ちPMI2)をeNBにフィードバックする。eNBは2レベルフィードバックのPMI1及びPMI2により、最終のプリコーディングマトリックスを生成して、ダウンリンクデータ伝送に用いる。
【0003】
従来のLTEシステムにおいて、DFTビームベクトルサブグルプと列選択を利用して生成したコードブックには、コードワードの解像度は、定義されたDFTビームベクトルによって決められ、柔軟に調整できず、システムの性能に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明に係る実施例は、コーディング指示情報の伝送及びプリコーディングマトリックス確定の方法と装置を提供し、DFTビームベクトルサブグルプ及び列選択を利用して生成したコードブックに、コードワードの解像度を柔軟に調整できない問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例に係るコーディング指示情報の伝送方法は、
UEは、第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定するステップであって、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる前記確定ステップと、
前記UEは、ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信するステップとを備える。
【0006】
実施の場合、前記UEが前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を確定するステップは、
前記UEは、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定するステップであって、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である前記確定ステップと、
前記UEは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選択し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定する。
【0007】
好ましくは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数1】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数2】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数3】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数4】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数5】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数6】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数7】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数8】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0008】
好ましくは、前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数9】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数10】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数11】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数12】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数13】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数14】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数15】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数16】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数17】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数18】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数19】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数20】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0009】
本発明の実施例に係るプリコーディングマトリックスの確定方法は、
ネットワーク側は、UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信するステップと、
前記ネットワーク側は、前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定するステップとを備え、
ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0010】
実施の場合、前記ネットワーク側が前記プリコーディングマトリックスを確定するステップは、
前記ネットワーク側は、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定するステップであって、ここで、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である前記確定ステップと、
前記ネットワーク側は、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定するステップと、
前記ネットワーク側は、第1レベルプリコーディングマトリックスと第2レベルプリコーディングマトリックスの積を、前記プリコーディングマトリックスとするステップとを備える。
【0011】
好ましくは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数21】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数22】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数23】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数24】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数25】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数26】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数27】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数28】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数29】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数30】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0012】
好ましくは、前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数31】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数32】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数33】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数34】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数35】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数36】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数37】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数38】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数39】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数40】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、を満たし、
【数41】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数42】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数43】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数44】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数45】
[この文献は図面を表示できません]
を示し、
【数46】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0013】
本発明の実施例に係るコーディング指示情報の伝送装置は、
第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定するための確定モジュールであって、ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる前記確定モジュールと、
ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信するための送信モジュールとを備える。
【0014】
実施の場合、前記確定モジュールは、
第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定し、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定する。
【0015】
好ましくは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数47】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数48】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数49】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数50】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数51】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数52】
[この文献は図面を表示できません]
を満たし、
【数53】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数54】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数55】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数56】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数57】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0016】
好ましくは、前記装置のアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数58】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数59】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数60】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数61】
[この文献は図面を表示できません]
を満たし、
【数62】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数63】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数64】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数65】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数66】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数67】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数68】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、を満たし、
【数69】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数70】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数71】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数72】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数73】
[この文献は図面を表示できません]
を示し、
【数74】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0017】
本発明の実施例に係るプリコーディングマトリックスの確定装置は、
UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信するための受信モジュールと、
前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定するための処理モジュールとを備え、
ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0018】
実施の場合、前記処理モジュールは、
第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定し、ここで、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定し、
第1レベルプリコーディングマトリックスと第2レベルプリコーディングマトリックスの積を、前記プリコーディングマトリックスとする。
【0019】
好ましくは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数75】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数76】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数77】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数78】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数79】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数80】
[この文献は図面を表示できません]
を満たし、
【数81】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数82】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数83】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数84】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数85】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0020】
好ましくは、前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数86】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数87】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数88】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数89】
[この文献は図面を表示できません]
を満たし、
【数90】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数91】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数92】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数93】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数94】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数95】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数96】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数97】
[この文献は図面を表示できません]
を満たし、
【数98】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数99】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数100】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数101】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数102】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0021】
本発明の実施例に係るUEは、送受信機と、前記送受信機と接続する少なくとも1つのプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを読み出して、第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定し、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられ、
前記送受信機は、前記プロセッサの制御により、ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信する。
【0022】
実施の場合、前記プロセッサは、
第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定し、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定する。
【0023】
好ましくは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数103】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数104】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数105】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数106】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数107】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数108】
[この文献は図面を表示できません]
を満たし、
【数109】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数110】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数111】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数112】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数113】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0024】
好ましくは、前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数114】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数115】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数116】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数117】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数118】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数119】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数120】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数121】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数122】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数123】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数124】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数125】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数126】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数127】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数128】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0025】
本発明の実施例に係る基地局は、送受信機と、前記送受信機と接続する少なくとも1つのプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを読み出して、
前記送受信機により、UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信し、前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定し、
ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0026】
実施の場合、前記プロセッサは、
第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定し、ここで、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数であり、
第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定し、
第1レベルプリコーディングマトリックスと第2レベルプリコーディングマトリックスの積を、前記プリコーディングマトリックスとする。
【0027】
好ましくは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数129】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数130】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数131】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数132】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数133】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数134】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数135】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数136】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数137】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数138】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0028】
好ましくは、前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数139】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数140】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数141】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数142】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数143】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数144】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数145】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数146】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数147】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数148】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数149】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数150】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数151】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数152】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数153】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【発明の効果】
【0029】
本発明の実施例に係るプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックスと第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し幅値の重みつけ及び位相調整を行う第2レベルプリコーディングマトリックスの積であり、ここで、第1レベルプリコーディングマトリックス中のビームベクトルはUEの大体の方位を確定し、線形の重みつけを避け、システムフィードバックオーバーヘッドを低減した。第2レベルプリコーディングマトリックスは線形の重みつけを利用し、第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向の異なるビームベクトルに対し幅値調整と位相調整を行うことにより、ビームベクトルがUEの精確方位を指向するようにし、第2レベルプリコーディングマトリックスにより、プリコーディングマトリックスの解像度を調整することができるようになり、高解像度のプリコーディングマトリックスを得て、システム性能を向上する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】本発明に係るコーディング指示情報の伝送方法のフローチャートである。
図2】本発明に係るプリコーディングマトリックスの確定方法のフローチャートである。
図3】本発明に係るコーディング指示情報の伝送装置を示す図である。
図4】本発明に係るプリコーディングマトリックスの確定装置を示す図である。
図5】本発明に係るUEの構造図である。
図6】本発明に係る基地局の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
線形プリコーディングをベースとするマルチアンテナシステムには、受信機は、チャネル情報により、事前に定義されたプリコーディングマトリックスより構成された集合から、適合のプリコーディングマトリックスを選出し、選出されたプリコーディングマトリックスに対応するインデックスをトランスミッターにフィードバックし、当該集合はコードブックと称される。トランスミッターは、受信したインデックスにより、に対応するプリコーディングマトリックスを確定し、これを利用して、送信信号を適度に前処理することにより、情報伝送的有効性と信頼性を向上する。コードブックは、当該プロセスを実現するため必須要素である。コードブックの設計は、なるべくチャネルの分布特性に適合し、コードブック量子化によりもたらした性能損失を最小化するようにする。本発明に係る実施例は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)チャネルにおいて、線形の重みつけ方式で、コードブックを生成する方法を提供し、DFTビームベクトルサブグルプ及び列選択を利用して生成したコードブックに、コードワードの解像度を柔軟に調整できない問題を解決する。
【0032】
以下、明細書及び図面を参照ながら、本発明に係る実施例をさらに詳しく説明する。ここで説明した実施例は、本発明を説明・解釈するためにすぎず、本発明を限定するわけではない。
【0033】
本発明に係る実施例はUE側コーディング指示情報の伝送方法を提供し、図1に示すように、当該方法は下記のステップを備える。
【0034】
S11において、UEは、第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定する。ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0035】
S12において、前記UEは、ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信する。
【0036】
本発明に係る実施例のプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックスと第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し幅値の重みつけ及び位相調整を行う第2レベルプリコーディングマトリックスの積であり、ここで、第1レベルプリコーディングマトリックス中のビームベクトルはUEの大体の方位を確定し、線形の重みつけを避け、システムフィードバックオーバーヘッドを低減した。第2レベルプリコーディングマトリックスは線形の重みつけを利用し、第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向の異なるビームベクトルに対し幅値調整と位相調整を行うことにより、ビームベクトルがUEの精確方位を指向するようにし、第2レベルプリコーディングマトリックスにより、プリコーディングマトリックスの解像度を調整することができるようになり、高解像度のプリコーディングマトリックスを得て、システム性能を向上する。
【0037】
実施の場合、S11中の前記UEが前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を確定するステップは、具体的に、前記UEは、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定し、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である。
【0038】
または、前記UEは、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選択し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定する。
【0039】
好ましくは、第1プリコーディング指示情報は、前記UEが選択した第1レベルプリコーディングマトリックスの、第1レベルプリコーディングマトリックス集合中のインデックスであり、PMI1とする。
【0040】
好ましくは、第2プリコーディング指示情報は、前記UEが選択した第2レベルプリコーディングマトリックスの、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中のインデックスであり、PMI2とする。
【0041】
本発明に係る実施例には、前記第1レベルプリコーディングマトリックス集合にはS個の第1レベルプリコーディングマトリックスが含まれ、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、インデックス番号が隣接する2つの第1プリコーディングマトリックスに含まれるビームベクトルは、一部同一、または、全く相違し、SとMは正整数である。
【0042】
具体的に、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックス中のビームベクトルは、事前に定義されたN個のDFTビームベクトル中のM個のビームベクトルであり、それぞれのビームベクトルは1つの角度
【数154】
[この文献は図面を表示できません]
に指向する。2重偏波アンテナアレーの場合、当該ビームベクトルは、1つの偏波方向上のアンテナポートに用いられウ。ここで、第i番目のビームベクトルは以下とおりに定義される。
【0043】
【数155】
[この文献は図面を表示できません]
は、前記UEのアンテナのぞれぞれの偏波方向に対応するポート数を示す。
【0044】
好ましくは、前記第1レベルプリコーディングマトリックス集合中の第
【数156】
[この文献は図面を表示できません]
番目の第1レベルプリコーディングマトリックスは以下とおりに示される。
【0045】
【数157】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、それぞれの非零サブマトリックス(即ち各ブロック)
【数158】
[この文献は図面を表示できません]
次元のマトリックスであり、
【数159】
[この文献は図面を表示できません]
次元のダイアゴナルマトリックスであり、
【数160】
[この文献は図面を表示できません]
はインデックス番号が隣接する2つの第1プリコーディングマトリックスに含まれるビームベクトル中の異なるビームベクトル数を示し(即ち隣接する2つの第1プリコーディングマトリックス中の非重複のビームベクトル数を示す)、
【数161】
[この文献は図面を表示できません]
【0046】
好ましくは、
【数162】
[この文献は図面を表示できません]
の関数とすることができ、
【数163】
[この文献は図面を表示できません]
における各エレメントは固定値であってもよい。
実施の場合、第
【数164】
[この文献は図面を表示できません]
番目の第1レベルプリコーディングマトリックスに含まれる第
【数165】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルのインデックスは、
【数166】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
ここで、
【数167】
[この文献は図面を表示できません]
【0047】
好ましくは、
【数168】
[この文献は図面を表示できません]
番目の第1レベルプリコーディングマトリックスに含まれる第
【数169】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルのインデックスは、
【数170】
[この文献は図面を表示できません]
であり、
ここで、
【数171】
[この文献は図面を表示できません]
はMod 演算を示す。
【0048】
好ましくは、前記UEのアンテナポートが2次元アンテナポートであり、第1レベルプリコーディングマトリックス中のビームベクトルが垂直次元のビームベクトルと水平次元のビームベクトルのKroneckerの積であれば、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスの
【数172】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルと
【数173】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルのKroneckerとの積であり、
【数174】
[この文献は図面を表示できません]
は正整数である。
【0049】
具体的に、垂直次元において
【数175】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルを定義し、水平次元において
【数176】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルを定義し、ビームベクトルの総数は
【数177】
[この文献は図面を表示できません]
個ずつの垂直次元のビームベクトルを1グルプとし、水平次元の
【数178】
[この文献は図面を表示できません]
個ずつの水平次元のビームベクトルを1グルプとする。こうして、
【数179】
[この文献は図面を表示できません]
個のビームベクトルが含まれ、以下のように、4種の数式で示すことができる。
【0050】
【数180】
[この文献は図面を表示できません]
【0051】
ここで、第
【数181】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルのグルプは
【数182】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルのグルプは
【数183】
[この文献は図面を表示できません]
であり、垂直次元のビームベクトルは、
【数184】
[この文献は図面を表示できません]
により示され、水平次元のビームベクトルは、
【数185】
[この文献は図面を表示できません]
により示される。
【0052】
ここで、
【数186】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元の隣接サブグルプ中の非重複的ビームベクトル数を示し、
【数187】
[この文献は図面を表示できません]
は水平次元の隣接サブグルプ中の非重複的ビームベクトル数を示し、
【数188】
[この文献は図面を表示できません]
次元のダイアゴナルマトリックスであり、
【数189】
[この文献は図面を表示できません]
次元のダイアゴナルマトリックスである。
【0053】
好ましくは、
【数190】
[この文献は図面を表示できません]
における各エレメントは固定値であってもよい。
【0054】
好ましくは、
【数191】
[この文献は図面を表示できません]
における各エレメントは固定値であってもよい。
【0055】
好ましい実施手段として、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数192】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数193】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、1の可能の値は
【数194】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数195】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数196】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数197】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数198】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数199】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの値であり、
【数200】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数201】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0056】
好ましくは、前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであり、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数202】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数203】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数204】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数205】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数206】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数207】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数208】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数209】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数210】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数211】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数212】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数213】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0057】
同様発明思想により、本発明に係る実施例は、ネットワーク側プリコーディングマトリックスの確定方法をさらに提供し、図2に示すように、当該方法は下記のステップを備える。
【0058】
S21において、ネットワーク側は、UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信する。
【0059】
S22において、前記ネットワーク側は、前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定する。
【0060】
ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0061】
実施の場合、S22中の前記ネットワーク側が、前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定するステップは、具体的に、前記ネットワーク側は、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定する。ここで、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である。
【0062】
また、前記ネットワーク側は、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定する。
【0063】
前記ネットワーク側は、第1レベルプリコーディングマトリックス、方向の重みつけベクトルと位相調整因子の関数により構成されたマトリックスを、プリコーディングマトリックスとする。
【0064】
好ましくは、第1プリコーディング指示情報は、前記UEが選択した第1レベルプリコーディングマトリックスの、第1レベルプリコーディングマトリックス集合中のインデックスであり、PMI1とする。
【0065】
好ましくは、第2プリコーディング指示情報は、前記UEが選択した第2レベルプリコーディングマトリックスの、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中のインデックスであり、PMI2とする。
【0066】
好ましい実施手段として、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数214】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数215】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、1の可能の値は
【数216】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数217】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数218】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数219】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数220】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数221】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0067】
好ましくは、前記UEのアンテナポートが2次元アンテナポートであれば、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数222】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数223】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数224】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数225】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数226】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数227】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数228】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数229】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数230】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数231】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し
【数232】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0068】
上述のいずれかの実施例に基づき、前記ネットワーク側は、第2レベルプリコーディングマトリックスにより、第1レベルプリコーディングマトリックス中の全部のビームベクトルに対し幅値の重みつけ及び位相調整を行って、最終のプリコーディングマトリックス
【数233】
[この文献は図面を表示できません]
を得る。前記ネットワーク側により確定されたプリコーディングマトリックスは以下数式である。
【0069】
【数234】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数235】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数236】
[この文献は図面を表示できません]
層の交差偏波アンテナの異なる偏波方向のプリコーディングマトリックスを示し、
【数237】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0070】
上述方法のフローチャートはソフトウェアプログラムにより実施することができ、当該ソフトウェアプログラムは記憶媒体に格納されることができ、格納されたソフトウェアプログラムが呼び出される場合、上述の方法ステップを執行する。
【0071】
同様発明思想により、本発明に係る実施例は、コーディング指示情報の伝送装置をさらに提供し、当該装置の問題解決原理は上述のコーディング指示情報の伝送方法と類似するため、当該装置の実施は方法を参照すればよいので、繰り返して説明しない。
【0072】
本発明に係る実施例が提供するコーディング指示情報の伝送装置は、図3に示すように、前記装置は、第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定するための確定モジュール31であって、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる確定モジュール31と、ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信するための送信モジュール32とを備える。
【0073】
実施の場合、前記確定モジュール31は、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定し、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である。
【0074】
また、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定する。
【0075】
好ましい実施手段として、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数238】
[この文献は図面を表示できません]
ここで、
【数239】
[この文献は図面を表示できません]
は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数240】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数241】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数242】
[この文献は図面を表示できません]
内のいずれの実数であり、かつ、
【数243】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数244】
[この文献は図面を表示できません]
番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数245】
[この文献は図面を表示できません]
は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数246】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0076】
好ましくは、前記装置のアンテナポートは2次元アンテナポートであれば、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数247】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数248】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数249】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数250】
[この文献は図面を表示できません]
番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数251】
[この文献は図面を表示できません]
は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数252】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数253】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数254】
[この文献は図面を表示できません]
それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数255】
[この文献は図面を表示できません]
番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数256】
[この文献は図面を表示できません]
は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数
【数257】
[この文献は図面を表示できません]
は伝送ストリーム数を示す。
【0077】
同様発明思想により、本発明に係る実施例は、プリコーディングマトリックスの確定装置をさらに提供し、当該装置の問題解決原理は上述のプリコーディングマトリックスの確定方法と類似するため、当該装置の実施は方法の実施を参照すればよいため、繰り返して説明しない。
【0078】
本発明に係る実施例のプリコーディングマトリックスの確定装置は、図4に示すように、当該装置は、UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信するための受信モジュール41と、前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定するための処理モジュール42とを備える。
【0079】
ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0080】
実施の場合、前記処理モジュール42は、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定し、ここで、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である。
【0081】
また、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定する。
【0082】
また、第1レベルプリコーディングマトリックスと第2レベルプリコーディングマトリックスの積を、前記プリコーディングマトリックスとする。
【0083】
好ましい実施手段として、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数258】
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ここで、
【数259】
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は2つの偏波方向の位相調整因子を示し、
【数260】
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それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数261】
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番目のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数262】
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それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数263】
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番目のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数264】
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は第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し、
【数265】
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は伝送ストリーム数を示す。
【0084】
好ましくは、前記UEのアンテナポートは2次元アンテナポートであれば、第2レベルプリコーディングマトリックス集合中の第2レベルプリコーディングマトリックス
【数266】
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それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数267】
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番目の垂直次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数268】
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それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数269】
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番目の垂直次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数270】
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は垂直次元のビームベクトル数を示しであり、
【数271】
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それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数272】
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番目の水平次元のビームベクトルの幅値の重みつけ因子を示し、
【数273】
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それぞれは第1レベルプリコーディングマトリックス中の異なる偏波方向上の第
【数274】
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番目の水平次元のビームベクトルの位相調整因子を示し、
【数275】
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は番目の水平次元のビームベクトル数を示し、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスに含まれるビームベクトル数を示し
【数276】
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は伝送ストリーム数を示す。
【0085】
以下、好ましいハードウェア構造を参照して、本発明の実施例に係るUEの構造、処理を説明する。
【0086】
図5の実施例においてUEは、送受信機51と、当該送受信機51に接続する少なくとも1つのプロセッサ52とを備える。
【0087】
前記プロセッサ52は、メモリ53に格納されたプログラムを読み出して、第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を確定する。ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0088】
前記送受信機51は、プロセッサ52の制御により、ネットワーク側に前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報を送信する。
【0089】
図5において、バスアーキテクチャは、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ52が代表となる1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ53が代表となるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機51は、複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。異なるユーザー設備に対し、ユーザーインターフェース54は、外部接続または内部接続に必要な設備のインターフェースであることもできる。接続する設備は、キーパッド、ディスプレー、スピーカー、マイクロホン、ジョイスティック等を備えるが、これに限られない。プロセッサ52は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を監視し、メモリ53は、プロセッサ52が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
【0090】
実施の場合、前記プロセッサ52は、具体的に、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、1つの第1レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第1レベルプリコーディングマトリックスに対応する第1プリコーディング指示情報を確定する。それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である。
【0091】
また、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から1つの第2レベルプリコーディングマトリックスを選出し、かつ、選択した第2レベルプリコーディングマトリックスに対応する第2プリコーディング指示情報を確定する。
【0092】
以下、好ましいハードウェア構造を参照して、本発明の実施例に係る基地局の構造、処理を説明する。
【0093】
図6の実施例において、基地局は、送受信機61と、当該送受信機61に接続する少なくとも1つのプロセッサ62とを備える。
【0094】
前記プロセッサ62は、メモリ63におけるプログラムを読み出して、前記送受信機61により、UEにより送信された第1プリコーディング指示情報及び第2プリコーディング指示情報を受信し、前記第1プリコーディング指示情報及び前記第2プリコーディング指示情報により、プリコーディングマトリックスを確定する。
【0095】
ここで、前記第1プリコーディング指示情報は、第1レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第1レベルプリコーディングマトリックスには異なる偏波方向のビームベクトルが含まれ、前記第2プリコーディング指示情報は、第2レベルプリコーディングマトリックスに対応し、前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、第1レベルプリコーディングマトリックス中のそれぞれ偏波方向の全部ビームベクトルに対し、幅値の重みつけ及び位相調整を行うことに用いられ、前記第1レベルプリコーディングマトリックス及び前記第2レベルプリコーディングマトリックスは、プリコーディングマトリックスの生成に用いられる。
【0096】
図6において、バスアーキテクチャは、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ62が代表となる1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ63が代表となるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機61は、複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。
【0097】
プロセッサ62は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を監視し、メモリ63は、プロセッサ62が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
【0098】
実施の場合、前記プロセッサ62は、第1レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第1プリコーディング指示情報に対応する第1レベルプリコーディングマトリックスを確定する。ここで、それぞれの第1プリコーディングマトリックスは、ブロック・ダイアゴナル・マトリックスであり、第1プリコーディングマトリックス中のそれぞれの非零サブマトリックスは、異なる偏波方向を示し、かつ、それぞれの非零サブマトリックスはM個のビームベクトルを含み、Mは整数である。
【0099】
また、第2レベルプリコーディングマトリックス集合から、前記第2プリコーディング指示情報に対応する第2レベルプリコーディングマトリックスを確定する。
【0100】
第1レベルプリコーディングマトリックスと第2レベルプリコーディングマトリックスの積を、前記プリコーディングマトリックスとする。
【0101】
本分野の技術者として、本発明の実施形態が、方法、システム或いはコンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採用できることがかわるはずである。さらに、本発明は、一つ或いは複数のコンピュータプログラム製品の形式を採用できる。当該製品はコンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置、CD-ROM、光学記憶装置等を含むがそれとは限らない)において実施する。
【0102】
以上は本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム指令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム指令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム指令を実行し、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0103】
これらのコンピュータプログラム指令は又、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置を特定方式で動作させるコンピュータ読取記憶装置に記憶できる。これによって、指令を含む装置は当該コンピュータ読取記憶装置内の指令を実行でき、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0104】
これらコンピュータプログラム指令はさらに、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム指令が実装されたコンピュータ或いは他のプログラム可能設備は、一連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータ或いは他のプログラム可能な設備において実行される指令によって、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0105】
上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。
【0106】
無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。
【0107】
本出願は、2015年8月24日に中国特許局に提出し、出願番号が201510524819.2であり、発明名称が「コーディング指示情報の伝送及びプリコーディングマトリックス確定の方法と装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
【符号の説明】
【0108】
31 確定モジュール
32 送信モジュール
41 受信モジュール
42 処理モジュール
51 送受信機
52 プロセッサ
53 メモリ
54 ユーザーインターフェース
61 送受信機
62 プロセッサ
63 メモリ
図1
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図2
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図3
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図4
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図5
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図6
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