【実施例】
【0281】
本発明の化合物についての実験手順を以下に提供する。調製された化合物のいくつかのオープンアクセス分取LC−MS精製を、ウォーターズ質量依存性分別システムにて実施した。基本的な機器の設定、プロトコル、およびこれらのシステムを操作する制御ソフトウェアは、文献に記載されている。例えば、Blom,“Two−Pump At Column Dilution Configuration for Preparative LC−MS”,K.Blom,J.Combi.Chem.,2002,4,295−301;Blom et al.,“Optimizing Preparative LC−MS Configurations and Methods for Parallel Synthesis Purification”,J.Combi.Chem.,2003,5,670−83;および、Blom et al.,“Preparative LC−MS Purification:Improved Compound Specific Method Optimization”,J.Combi.Chem.,2004,6,874−883を参照されたい。
【0282】
ジアステレオ異性体が単離された場合には、HPLC保持時間を分析LCMS(Waters SunFire(商標)カラム、2.1mm×50mm、5μm粒子、0.025%TFAを含有するMeOH/水の勾配で溶出)から得た。
【0283】
実施例1
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化45】
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【0284】
ステップ1. tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロキノリン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化46】
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4−クロロ−3−ニトロキノリン(Ark Pharm、312.9mg、1.500mmol)およびtert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(Combi−Blocks、358.9mg、1.792mmol)を含有する5mLのマイクロ波バイアルへ、1−ブタノール(3.00mL)を加え、次いでDIPEA(405.1mg、3.134mmol)を加えた。反応混合物を100℃でマイクロ波照射下において2時間加熱した。その後、反応を減圧下で濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の油(293.5mg、53%)として得た。LCMS:C
19H
25N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=373.2;実測値373.2。
【0285】
ステップ2. tert−ブチル[(3S)−1−(3−アミノキノリン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化47】
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EtOH(5.00mL)を加えた後に、水(1.00mL)を、tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロキノリン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(118.9mg、0.3193mmol)、鉄粉(199.0mg、3.563mmol)、およびNH
4Cl(288.9mg、5.401mmol)を含有するバイアルへ加えた。混合物を80℃で1時間撹拌した。反応混合物を、珪藻土パッドを通じてろ過した。パッドを10%K
3PO
4水溶液(20mL)およびEtOAc(20mL)で溶出した。有機層をブライン(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(36.9mg、34%)として得た。LCMS:C
19H
27N
4O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=343.2;実測値343.2。
【0286】
ステップ3. メチル5−アミノ−2−ブロモ−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート
【化48】
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THF(100mL)中メチル5−アミノ−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(J&W PharmLab、10.0g、63.2mmol)の溶液へ、N−ブロモサクシニミド(12.0g、67.4mmol)を少しずつ加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物をろ過して、生成物の第1の収穫を淡紅色の固体(9.8g)として得た。ろ液を減圧下において濃縮した。得られた残渣をEtOAc(15mL)で粉砕し、ろ過し、生成物の第2の収穫を淡紅色の固体(5.0g、全収率:99%)として得た。LCMS:C
5H
6BrN
2O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=236.9;実測値237.0。
【0287】
ステップ4. メチル2−ブロモ−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート
【化49】
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THF(100mL)中メチル5−アミノ−2−ブロモ−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(14.8g、62.4mmol)の溶液へ、ジ−tert−ブチルジカルボネート(18.0g、82.2mmol)、DMAP(1.5g、13mmol)、およびトリエチルアミン(17.6mL、126mmol)を加えた。室温で16時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(400mL)で希釈し、水で洗浄(2×250mL)した。有機層をブライン(250mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を白色の固体(15.1g、72%)として得た。LCMS:C
10H
14BrN
2O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=337.0;実測値337.0。
【0288】
ステップ5. メチル5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート
【化50】
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磁気撹拌子を備えた丸底フラスコへ、メチル2−ブロモ−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(9.60g、28.5mmol)を加え、続いて2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(Combi−Blocks、8.88g、37.0mmol)、およびビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(2.30g、4.50mmol)を加えた。フラスコをゴム隔膜で密封し、窒素で排気および充填を3回行った。1,4−ジオキサン(40.0mL)を、シリンジを介して加え、続いてDIPEA(9.6mL、55mmol)および脱酸素水(2.0mL)を加えた。得られた混合物を100℃で1時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物をEtOAc(200mL)で希釈し、水(100mL)およびブライン(200mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を白色の固体(9.80g、93%)として得た。LCMS:C
16H
17F
2N
2O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=371.1;実測値371.0。
【0289】
ステップ6. 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸
【化51】
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MeOH(50.0mL)中メチル5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(6.99g、18.9mmol)の懸濁液へ、水酸化リチウム一水和物(5.24g、125mmol)を加え、続いて水(50.0mL)を加えた。混合物を60℃で5時間加熱した。次いで、反応混合物を0℃まで冷却し、6M HClをpHが2に達するまでゆっくりと加えた。得られた固体をろ過によって集め、ろ過ケーキを水(50mL)およびMeOH/水(1:1、50mL)で洗浄して、副題化合物を黄色の固体(6.59g、98%)として得た。LCMS:C
15H
15F
2N
2O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=357.1;実測値357.0。
【0290】
ステップ7. tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)キノリン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化52】
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THF(0.5mL)中5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(81.1mg、0.228mmol)の溶液へ、THF(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(Aldrich、80.5mg、0.602mmol)の溶液を加えた。混合物を室温で5時間撹拌した。上の混合物へ、THF(2.0mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(3−アミノキノリン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(63.8mg、0.186mmol)の溶液を加え、続いてピリジン(146.4mg、1.851mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の固体(115.8mg、91%)として得た。LCMS:C
34H
39F
2N
6O
5S(M+H)
+に対する計算値:m/z=681.3;実測値681.3。
【0291】
ステップ8. 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
DCM(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)キノリン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(115.8mg、0.17mmol)の溶液へ、TFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(20.5mg、25%)として得た。LCMS:C
24H
23F
2N
6OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=481.2;実測値481.2。
【0292】
実施例2
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化53】
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【0293】
ステップ1. エチル2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート
【化54】
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磁気撹拌子を備えたねじ口バイアルへ、エチル2−ブロモ−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(Ark Pharm、2.026g、8.582mmol)を加え、続いて2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(Combi−Blocks、2.47g、10.3mmol)およびビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(781.8mg、1.530mmol)を加えた。バイアルをPTFEで覆われた隔壁で密封し、次いで窒素で排気および充填を3回行った。1,4−ジオキサン(10.0mL)を、シリンジを介して加え、続いてDIPEA(2.41g、18.6mmol)および脱酸素水(0.60mL)を加えた。反応混合物を120℃で3時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物をシリカゲルプラグ(EtOAcで溶出)を通じてろ過した。ろ液を減圧下において濃縮し、残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、表題化合物を淡黄色の油(1.739g、75%)として得た。LCMS:C
12H
10F
2NO
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=270.0;実測値270.0。
【0294】
ステップ2. 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸
【化55】
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THF(40.0mL)中エチル2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(1.72g、6.39mmol)の溶液へ、水酸化リチウム一水和物(1.51g、36.0mmol)を加え、続いて水(10.0mL)を加えた。混合物を60℃で5時間撹拌した。次いで、反応混合物を0℃まで冷却し、6M HClをpHが2に達するまでゆっくりと加えた。混合物をEtOAc(250mL)で希釈し、ブライン(200mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(DCM中0〜30%MeOH)上で精製して、表題化合物を白色の固体(1.49g、97%)として得た。LCMS:C
10H
6F
2NO
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=242.0;実測値242.0。
【0295】
ステップ3. tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)キノリン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化56】
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DCM(0.5mL)中2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(28.5mg、0.118mmol)へ、DCM(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(45.0mg、0.337mmol)の溶液をゆっくりと加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。DCM(2.0mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(3−アミノキノリン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(実施例1のステップ2より、36.9mg、0.108mmol)の溶液を加え、続いてピリジン(93.2mg、1.18mmol)を加えた。その後、混合物を室温でさらに2時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、表題化合物を淡黄色の油(57.4mg、94%)として得た。LCMS:C
29H
30F
2N
5O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=566.2;実測値566.2。
【0296】
ステップ4. N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(2.0mL)を、DCM(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)キノリン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(57.4mg、0.101mmol)へ加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(25.4mg、54%)として得た。LCMS:C
24H
22F
2N
5OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=466.1;実測値466.2。
【0297】
実施例3
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0298】
ステップ1. 5−ニトロチエノ[2,3−b]ピリジン−4−オール
【化58】
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−10℃のDCM(15mL)中チエノ[2,3−b]ピリジン−4−オール(J&W PharmLab、1.015g、6.714mmol)の溶液へ、DCM(20mL)中N,N,N−トリブチルブタン−1
−アミニウム
硝酸塩(3.125g、10.26mmol)の溶液を加えた。トリフルオロ無水酢酸(2.334g、11.11mmol)を滴加した。−10℃で30分間撹拌した後、混合物を室温まで温め、24時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をエーテル(50mL)で粉砕し、ろ過した。ろ過ケーキを水(100mL)およびエーテル/MeOH(1:1、80mL)で洗浄し、その後乾燥して、副題化合物を黄色の固体(937.2mg、71%)として得た。LCMS:C
7H
5N
2O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=197.0;実測値197.0。
【0299】
ステップ2. 4−クロロ−5−ニトロチエノ[2,3−b]ピリジン
【化59】
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5−ニトロチエノ[2,3−b]ピリジン−4−オール(607.9mg、3.099mmol)へ、POCl
3(6.00mL)を加え、次いで混合物を110℃で1時間撹拌した。その後、反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をDCM(50mL)中に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)をゆっくり加えた。有機層を水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(605.3mg、91%)として得た。LCMS:C
7H
4ClN
2O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=215.0;実測値215.0。
【0300】
ステップ3. tert−ブチル[(3S)−1−(5−ニトロチエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化60】
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4−クロロ−5−ニトロチエノ[2,3−b]ピリジン(138.2mg、0.6439mmol)およびtert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(Combi−Blocks、325.5mg、1.625mmol)を含有するバイアルへ、1−ブタノール(3.00mL)を加え、続いてDIPEA(201.4mg、1.558mmol)を加え、その後混合物を110℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、表題化合物を黄色の固体(228.4mg、94%)として得た。LCMS:C
17H
23N
4O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=379.1;実測値379.2。
【0301】
ステップ4. tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノチエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化61】
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tert−ブチル[(3S)−1−(5−ニトロチエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(228.4mg、0.6035mmol)、鉄粉(357.7mg、6.405mmol)、およびNH
4Cl(567.8mg、10.61mmol)を含有するバイアルへ、EtOH(5.00mL)を加え、続いて水(1.00mL)を加えた。混合物を80℃で1時間撹拌した。次いで、反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過した。珪藻土パッドを10%K
3PO
4水溶液(30mL)およびEtOAc(30mL)で溶出した。有機層をブライン(30mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣(212.9mg)は次のステップでさらに精製することなく使用された。LCMS:C
17H
25N
4O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=349.2;実測値349.2。
【0302】
ステップ5. tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化62】
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THF(0.5mL)中5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例1、ステップ6、176.4mg、0.4950mmol)の溶液へ、THF(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(169.8mg、1.271mmol)の溶液をゆっくりと加えた。混合物を室温で5時間撹拌した。次いで、THF(2.0mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノチエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(139.6mg、0.4006mmol)の溶液を得られた混合物へと加え、続いてピリジン(316.1mg、3.996mmol)を加え、混合物を室温でさらに2時間撹拌した。その後、混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を暗色の半固体(230.7mg、84%)として得た。LCMS:C
32H
37F
2N
6O
5S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=687.2;実測値687.2。
【0303】
ステップ6. 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(2.0mL)を、DCM(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(230.7mg、0.3359mmol)の溶液へ加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(55.3mg、34%)として得た。LCMS:C
22H
21F
2N
6OS
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.1;実測値487.1。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ9.42(s,1H),7.82(d,J=6.1Hz,1H),7.65(s,2H),7.60(d,J=6.2Hz,1H),7.57−7.50(m,1H),7.28(t,J=8.7Hz,2H),3.23−3.16(m,1H),3.07−3.01(m,2H),2.99−2.91(m,1H),2.90−2.82(m,1H),1.91−1.66(m,3H),1.30−1.13(m,1H)ppm。
【0304】
実施例4
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
ステップ1. tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(88.5mg、0.662mmol)の溶液を、DCM(0.5mL)中2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン
酸(実施例2のステップ2より、56.9mg、0.236mmol)
の懸濁液へゆっくりと加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、DCM(2.0mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノチエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(73.3mg、0.210mmol)の溶液を
加え、
続いてピリジン(162.6mg、2.056mmol)
を加え、混合物を室温でさらに2時間撹拌した。その後、反応混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を暗色の油(118.2mg、98%)として得た。LCMS:C
27H
28F
2N
5O
3S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=572.2;実測値572.2。
【0306】
ステップ2. N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(2.0mL)を、DCM(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(118.2mg、0.2068mmol)の溶液へ加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(33.5mg、34%)として得た。LCMS:C
22H
20F
2N
5OS
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=472.1;実測値472.1。
【0307】
実施例5
5−アミノ−N−{7−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
【0308】
ステップ1. 6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール
【化66】
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DCM(20mL)中N,N,N−トリブチルブタン−1
−アミニウム
硝酸塩(4.780g、15.70mmol)の溶液を、DCM(15mL)中チエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール(Aldrich、1.545g、10.22mmol)の溶液へ−10℃で加えた。次いで、トリフルオロ無水酢酸(3.524g、16.78mmol)を滴加した。−10℃で30分間撹拌した後、混合物を室温まで温め、24時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をエーテル(50mL)で粉砕し、ろ過した。ろ過ケーキを水(100mL)およびエーテル/MeOH(1:1、80mL)で洗浄し、次いで乾燥して、副題化合物を黄色の固体(1.56g、78%)として得た。LCMS:C
7H
5N
2O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=197.0;実測値197.0。
【0309】
ステップ2. 7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン
【化67】
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POCl
3(20.0mL)を、6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−オール(1.56g、7.95mmol)へ加えた。混合物を110℃で3時間撹拌した。その後、反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をDCM(150mL)中に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(150mL)をゆっくりと加えた。有機層を水(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜30%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(1.39g、82%)として得た。LCMS:C
7H
4ClN
2O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=215.0;実測値215.0。
【0310】
ステップ3. tert−ブチル[(3S)−1−(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化68】
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7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(128.7mg、0.5996mmol)およびtert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(Combi−Blocks、297.6mg、1.486mmol)を含有するバイアルへ、1−ブタノール(3.00mL)を加え、続いてDIPEA(179.9mg、1.392mmol)を加えた。混合物を110℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜30%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の固体(210.1mg、93%)として得た。LCMS:C
17H
23N
4O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=379.1;実測値379.2。
【0311】
ステップ4. tert−ブチル[(3S)−1−(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化69】
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tert−ブチル[(3S)−1−(6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(210.1mg、0.5552mmol)、鉄粉(306.1mg、5.481mmol)、およびNH
4Cl(491.9mg、9.196mmol)を含有するバイアルへ、EtOH(5.00mL)を加え、続いて水(1.00mL)を加えた。混合物を80℃で2時間撹拌した。その後、反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過した。珪藻土パッドを10%K
3PO
4水溶液(30mL)およびEtOAc(30mL)で溶出した。次いで、有機層をブライン(30mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた副題化合物の残渣(197.9mg)は次のステップでさらに精製することなく使用された。LCMS:C
17H
25N
4O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=349.2;実測値349.2。
【0312】
ステップ5. tert−ブチル{(3S)−1−[6−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化70】
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THF(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(76.1mg、0.570mmol)を、THF(0.5mL)中5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例1、ステップ6、76.1mg、0.214mmol)の溶液へゆっくりと加えた。混合物を室温で5時間撹拌した。その後、THF(2.0mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(62.3mg、0.179mmol)の溶液を加え、続いてピリジン(135.3mg、1.710mmol)を加え、混合物を室温でさらに2時間撹拌した。次いで、混合物を減圧下において濃縮し、残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を暗色の半固体(78.5mg、64%)として得た。LCMS:C
32H
37F
2N
6O
5S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=687.2;実測値687.2。
【0313】
ステップ6. 5−アミノ−N−{7−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(2.0mL)を、DCM(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[6−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(78.5mg、0.114mmol)の溶液へ加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(28.5mg、51%)として得た。LCMS:C
22H
21F
2N
6OS
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.1;実測値487.1。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ9.56(s,1H),7.95(d,J=5.5Hz,1H),7.66(s,2H),7.577.50(m,1H),7.49(d,J=5.5Hz,1H),7.28(t,J=8.8Hz,2H),3.24−3.16(m,1H),3.08−3.01(m,1H),3.01−2.91(m,2H),2.83−2.74(m,1H),1.90−1.67(m,3H),1.24−1.10(m,1H)ppm。
【0314】
実施例6
N−{7−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化71】
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【0315】
ステップ1. tert−ブチル{(3S)−1−[6−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化72】
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DCM(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(68.8mg、0.515mmol)の溶液を、DCM(0.5mL)中2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例2、ステップ2、45.4mg、0.188mmol)の懸濁液へゆっくりと加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。その後、DCM(2.0mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(58.8mg、0.169mmol)の溶液を加え、続いてピリジン(123.7mg、1.564mmol)を加え、混合物を室温でさらに2時間撹拌した。混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の油(92.2mg、96%)として得た。LCMS:C
27H
28F
2N
5O
3S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=572.2;実測値572.2。
【0316】
ステップ2. N−{7−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(2.0mL)を、DCM(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[6−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)チエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(92.2mg、0.161mmol)の溶液へ加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(43.9mg、58%)として得た。LCMS:C
22H
20F
2N
5OS
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=472.1;実測値472.1。
【0317】
実施例7
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化73】
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【0318】
ステップ1. 4−クロロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【化74】
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DCM(150mL)中4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(Ark Pharm、5.023g、32.92mmol)の溶液へ、DMAP(418.1mg、3.422mmol)を加え、続いてトリエチルアミン(4.984g、49.25mmol)および塩化ベンゼンスルホニル(6.904g、39.09mmol)を加えた。室温で15
時間撹拌した後、混合物を1M HCl(100mL)で洗浄した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(9.39g、97%)として得た。LCMS:C
13H
10ClN
2O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=293.0;実測値293.0。
【0319】
ステップ2. 4−クロロ−5−ニトロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【化75】
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DCM(20mL)中N,N,N−トリブチルブタン−1
−アミニウム
硝酸塩(4.895g、16.08mmol)の溶液
を、DCM(40mL)中4−クロロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(3.038g、10.38mmol)の溶液
へ−10℃で加えた。次いで、トリフルオロ無水酢酸(3.890g、18.52mmol)をゆっくりと加えた。−10℃で30分間撹拌した後、反応混合物を室温まで温め、24時間撹拌した。その後、反応混合物をDCM(50mL)で希釈し、水(2×75mL)およびブライン(75mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(3284.5mg、94%)として得た。LCMS:C
13H
9ClN
3O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=338.0;実測値338.0。
【0320】
ステップ3. tert−ブチル{(3S)−1−[5−ニトロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化76】
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4−クロロ−5−ニトロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(714.2mg、2.115mmol)およびtert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(Combi−Blocks、645.9mg、3.225mmol)を含有するバイアルへ、1−ブタノール(8.00mL)を加え、続いてDIPEA(582.8mg、4.509mmol)を加えた。反応混合物を110℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の固体(719.5mg、68%)として得た。LCMS:C
23H
28N
5O
6S(M+H)
+に対する計算値:m/z=502.2;実測値502.2。
【0321】
ステップ4. tert−ブチル{(3S)−1−[5−アミノ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル{(3S)−1−[5−ニトロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(719.5mg、1.434mmol)、鉄粉(793.6mg、14.21mmol)、およびNH
4Cl(1147.6mg、21.454mmol)を含有するバイアルへ、EtOH(10.00mL)を加え、続いて水(2.00mL)を加えた。混合物を80℃で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過した。パッドを10%K
3PO
4水溶液(50mL)およびEtOAc(50mL)で溶出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を暗色の固体(491.8mg、73%)として得た。LCMS:C
23H
30N
5O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=472.2;実測値472.2。
【0322】
ステップ5. tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
THF(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(115.7mg、0.8659mmol)の溶液を、THF(1.0mL)中5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例1、ステップ6、120.4mg、0.3379mmol)の溶液へゆっくりと加えた。混合物を室温で5時間撹拌した。その後、THF(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[5−アミノ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(127.3mg、0.2699mmol)の溶液を加え、続いてピリジン(227.6mg、2.877mmol)を加え、混合物を室温でさらに12時間撹拌した。その後、混合物を濃縮し、残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の固体(194.4mg、89%)として得た。LCMS:C
38H
42F
2N
7O
7S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=810.2;実測値810.2。
【0323】
ステップ6. 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
MeOH(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(194.4mg、0.2400mmol)の溶液へ、NaOH水溶液(1.0M、2.0mL)を加え、続いてTHF(2.0mL)を加えた。室温で5時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(50mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をDCM(2.0mL)中に溶解し、TFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(46.6mg、41%)として得た。LCMS:C
22H
22F
2N
7OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=470.1;実測値470.2。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ11.49(s,1H),9.49(s,1H),9.04(s,1H),7.64−7.47(m,3H),7.35(d,J=3.3Hz,1H),7.27(t,J=8.8Hz,2H),6.57(d,J=3.4Hz,1H),3.29−3.23(m,1H),3.10−3.03(m,1H),3.00−2.86(m,2H),2.85−2.77(m,1H),1.87−1.79(m,1H),1.79−1.65(m,2H),1.24−1.10(m,1H)ppm。
【0324】
実施例8
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0325】
ステップ1. tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(1.0mL)中1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(114.1mg、0.8539mmol)の溶液を、DCM(1.0mL)中2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例2、ステップ2、74.2mg、0.308mmol)の懸濁液へゆっくりと加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。DCM(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[5−アミノ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(125.1mg、0.2653mmol)の溶液を加え、続いてピリジン(217.3mg、2.747mmol)を加え、その後混合物を室温で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を暗色の油(175.3mg、95%)として得た。LCMS:C
33H
33F
2N
6O
5S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=695.2;実測値695.2。
【0326】
ステップ2. N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
MeOH(2.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(175.3mg、0.2523mmol)の溶液へ、NaOH水溶液(1.0M、2.0mL)を加え、続いてTHF(2.0mL)を加えた。室温で5時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、ブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をDCM(2.0mL)中に溶解し、TFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(59.1mg、52%)として得た。LCMS:C
22H
22F
2N
6OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=455.1;実測値455.1。
【0327】
実施例9
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
ステップ1. 2−(2−フルオロ−4−ヨードピリジン−3−イル)エタノール
【化82】
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ヘプタン/THF/エチルベンゼン中2.0Mリチウムジイソプロピルアミドの溶液(8.10mL、16.2mmol)を、THF(50mL)中2−フルオロ−3−ヨードピリジン(Ark Pharm、2.989g、13.40mmol)の溶液へ−78℃で加え、次いで混合物を−78℃で90分間撹拌した。温度を−78℃で維持しながら、THF(30mL)中1,3,2−ジオキサチオラン2,2−ジオキシド(2.206g、17.77mmol)の溶液を20分かけてゆっくりと加え、溶液を−78℃でさらに20分間撹拌し、次いで室温まで温め、2時間撹拌した。その後、混合物を0℃まで冷却し、12.0M HCl水溶液(5.0mL、60.mmol)を加えた。反応混合物を室温まで温め、3時間撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液(250mL)を加え、次いで混合物をEtOAcで抽出した(3×150mL)。合わせた抽出物をブライン(250mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を白色の固体(3.13g、87%)として得た。LCMS:C
7H
8FINO(M+H)
+に対する計算値:m/z=268.0;実測値268.0。
【0329】
ステップ2. 4−ヨード−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
リン酸カリウム(10.0g、47.1mmol)を、1,4−ジオキサン(100mL)中2−(2−フルオロ−4−ヨードピリジン−3−イル)エタノール(3.13g、11.7mmol)の溶液へ加えた。混合物を還流下において36時間加熱した。反応混合物をろ過し、ろ過ケーキをEtOAcで洗浄した。合わせたろ液を減圧下において濃縮した。残渣をDCM(100mL)中に溶解し、ブラインで洗浄(2×100mL)し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。副題化合物を含有する得られた残渣(2.55g)は、次のステップでさらに精製することなく直接用いた。LCMS:C
7H
7INO(M+H)
+に対する計算値:m/z=247.9;実測値248.0。
【0330】
ステップ3. 4−ヨード−5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン
【化84】
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濃硫酸(15.0mL、281mmol)中の発煙硝酸(15.0mL、358mmol)の溶液を、硫酸(10.0mL、188mmol)中4−ヨード−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン(2.237g、9.055mmol)の撹拌溶液へ−10℃で15分かけてゆっくりと加えた。反応混合物を室温まで温め、さらに16時間撹拌した。反応混合物を砕いた氷の上に注いでクエンチし、次いでEtOAcで抽出した(6×100mL)。有機抽出物を合わせ、飽和NaHCO
3水溶液(2×300mL)およびブライン(300mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(2.43g、92%)として得た。LCMS:C
7H
6IN
2O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=292.9;実測値293.0。
【0331】
ステップ4. tert−ブチル[(3S)−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化85】
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EtOH(12.00mL)を、4−ヨード−5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン(2.05g、7.02mmol)、tert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(Combi−Blocks、1.489g、7.435mmol)、およびDIPEA(1.836g、14.20mmol)を含有するマイクロ波バイアルへ加えた。バイアルを密封し、混合物を100℃でマイクロ波照射下において2時間加熱した。反応混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、表題化合物を黄色の固体(2.46g、96%)として得た。LCMS:C
17H
25N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=365.2;実測値365.1。
【0332】
ステップ5. tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化86】
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10%Pd
炭素(108.7mg、0.1021mmol)を、窒素雰囲気下においてMeOH(5.00mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(411.2mg、1.128mmol)の溶液へ加えた。反応混合物を水素ガスでパージし、水素(1atm.)下において14時間撹拌した。その後、反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過した。パッドをMeOHでさらに溶出した。ろ液を減圧下において濃縮して、副題化合物をオフホワイトの固体(387.9mg)として得た。この固体はさらに精製することなく次のステップで直接使用した。LCMS:C
17H
27N
4O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=335.2;実測値335.2。
【0333】
ステップ6. tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化87】
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5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例1、ステップ6、418.2mg、1.174mmol)、tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(377.4mg、1.128mmol)、およびHATU(1308mg、3.440mmol)の混合物へ、DMF(15.0mL)を加え、続いてDIPEA(1.00mL、5.74mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。その後、反応混合物をEtOAc(150mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(150mL)およびブライン(2×75mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の固体(720.2mg、95%)として得た。LCMS:C
32H
39F
2N
6O
6S(M+H)
+に対する計算値:m/z=673.3;実測値673.2。
【0334】
ステップ7. 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(3.0mL)を、DCM(3.0mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[5−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(720.2mg、1.070mmol)の溶液へ加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(187.7mg、37%)として得た。LCMS:C
22H
23F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=473.1;実測値473.2。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ8.74(s,1H),7.68−7.39(m,3H),7.26(t,J=8.8Hz,2H),4.48(t,J=8.9Hz,2H),3.37(t,J=8.5Hz,2H),3.14−3.01(m,1H),3.00−2.90(m,1H),2.89−2.81(m,1H),2.77−2.69(m,1H),2.55−2.50(m,1H),1.83−1.59(m,3H),1.12−1.00(m,1H)ppm。
【0335】
実施例10
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例2、ステップ2、14.5mg、0.0601mmol)、tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(19.2mg、0.0574mmol)、およびHATU(72.5mg、0.191mmol)の混合物へ、DMF(1.50mL)を加え、続いてDIPEA(79.6mg、0.616mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣へDCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(5.3mg、20%)として得た。LCMS:C
22H
22F
2N
5O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=458.1;実測値458.1。
【0336】
実施例11
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化89】
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【0337】
ステップ1. メチル6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
磁気撹拌子を備えたねじ口バイアルへ、メチル6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(Frontier Scientific、200.2mg、0.8555mmol)を加え、続いて2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(Combi−Blocks、310.2mg、1.292mmol)、およびビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(87.5mg、0.171mmol)を加えた。バイアルをPTFEで覆われた隔壁で密封し、窒素で排気および充填を3回行った。1,4−ジオキサン(3.0mL)を、シリンジを介して加え、続いてDIPEA(0.30mL、1.7mmol)および脱酸素水(0.1mL)を加えた。混合物を100℃で2時間加熱し、次いで室温まで冷却した。混合物をEtOAc(40mL)で希釈し、水(40mL)およびブライン(40mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を白色の固体(210.2mg、92%)として得た。LCMS:C
13H
9F
3NO
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=268.1;実測値268.0。
【0338】
ステップ2. 6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(210.2mg、0.7867mmol)および水酸化リチウム一水和物(162mg、3.86mmol)の混合物へ、THF(3.0mL)を加え、続いて水(1.0mL)を加えた。混合物を50℃で3時間加熱した。次いで、反応混合物を0℃まで冷却し、1M HClをpHが2に達するまでゆっくりと加えた。その後、反応混合物を水(20mL)で希釈し、EtOAcで抽出(3×20mL)し、合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮し、副題化合物を白色の固体(162.1mg、81%)として得た。LCMS:C
12H
7F
3NO
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=254.0;実測値254.0。
【0339】
ステップ3. N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(15.0mg、0.0592mmol)、tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(19.1mg、0.0571mmol)、およびHATU(73.6mg、0.194mmol)の混合物へ、DMF(1.50mL)を加え、続いてDIPEA(84.8mg、0.656mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。DCM(2.0mL)を残渣へ加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(5.9mg、22%)として得た。LCMS:C
24H
23F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=470.2;実測値470.2。
【0340】
実施例12
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0341】
ステップ1. メチル3−アミノ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
二塩化スズ(45g、230mmol)を、EtOH(80mL)中5−フルオロ−3−ニトロピリジン−2−カルボニトリル(Ark Pharm、7.2g、43mmol)の溶液へ加えた。混合物を90℃で2時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。その後、HCl水溶液(10M;40mL、400mmol)を加え、混合物を還流下において6時間加熱した。そして、反応混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をMeOH(120mL)中に溶解した。塩化チオニル(7.2mL、99mmol)を加えた。次いで、溶液を90℃で24時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、EtOAc(300mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(300mL)およびブライン(200mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において再度濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物(4.6g、63%)を得た。LCMS:C
7H
8FN
2O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=171.0;実測値171.1。
【0342】
ステップ2. メチル3−アミノ−6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
MeCN(60mL)中メチル3−アミノ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(3.6g、21mmol)の溶液へ、N−ブロモサクシニミド(4.1g、23mmol)を少しずつ加えた。室温で2時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(200mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(200mL)およびブライン(200mL)で洗浄し、その後Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(4.0g、76%)として得た。LCMS:C
7H
7BrFN
2O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=249.0;実測値249.0。
【0343】
ステップ3. メチル3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
磁気撹拌子を備えたねじ口バイアルへ、メチル3−アミノ−6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(99.6mg、0.400mmol)を加え、続いて2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(Combi−Blocks、190mg、0.80mmol)、およびビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(40.9mg、0.080mmol)を加えた。バイアルをPTFEで覆われた隔壁で密封し、窒素で排気および充填を3回行った。1,4−ジオキサン(2.0mL)を、シリンジを介して加え、続いてDIPEA(0.14mL、0.80mmol)および脱酸素水(0.05mL)を加えた。混合物を100℃で2時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物をEtOAc(40mL)で希釈し、水(40mL)およびブライン(40mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を白色の固体(84.0mg、74%)として得た。LCMS:C
13H
10F
3N
2O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=283.1;実測値283.1。
【0344】
ステップ4. 3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
メチル3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(84.0mg、0.298mmol)、および水酸化リチウム一水和物(40.2mg、0.958mmol)の混合物へ、THF(2.0mL)を加え、続いて水(1.0mL)を加えた。混合物を50℃で3時間加熱した。その後、反応を0℃まで冷却し、1M HClをpHが2に達するまでゆっくりと加えた。次いで、反応混合物を水(20mL)で希釈し、EtOAcで抽出(3×20mL)し、合わせた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を白色の固体(68.5mg、86%)として得た。LCMS:C
12H
8F
3N
2O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=269.0;実測値269.0。
【0345】
ステップ5. 3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(15.9mg、0.0592mmol)、tert−ブチル[(3S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(19.8mg、0.0592mmol)、およびHATU(72.9mg、0.192mmol)の混合物へ、DMF(1.50mL)を加え、続いてDIPEA(84.1mg、0.651mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。DCM(2.0mL)を残渣へ加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.15%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(4.9mg、17%)として得た。LCMS:C
24H
24F
3N
6O2(M+H)
+に対する計算値:m/z=485.2;実測値485.2。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ10.29(br s,1H),8.86(s,1H),7.60(tt,J=8.3,6.8Hz,1H),7.40(br s,2H),7.26(t,J=8.2Hz,2H),7.21(d,J=11.5Hz,1H),4.47(t,J=9.0Hz,2H),3.34(t,J=8.5Hz,2H),3.04−2.93(m,1H),2.88−2.78(m,1H),2.69−2.57(m,1H),2.54−2.46(m,1H),2.46−2.37(m,1H),1.50−1.17(m,3H),0.95−0.78(m,1H)ppm。
【0346】
実施例13
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化97】
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【0347】
ステップ1: 6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン1−オキシド
【化98】
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mCPBA(10.0g、44.6mmol)を、DCM(50mL)中6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(Aldrichより、5.0g、42mmol)の混合物へゆっくりと加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、溶液をNa
2S
2O
3水溶液(50mL)および1M NaOH(50mL)で洗浄した。水層をDCMで抽出した(5×70mL)。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(4.5g、79%)を得た。LCMS:C
8H
10NO(M+H)
+に対する計算値:m/z=136.1。実測値:136.2。
【0348】
ステップ2: 4−クロロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
【化99】
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6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン1−オキシド(2.5g、18mmol)をPOCl
3(20mL)と混合した。反応混合物を120℃で3時間撹拌した。過剰なPOCl
3を減圧下において取り除いた。残渣をEtOAc(80mL)で希釈し、Na
2CO
3水溶液で中和した。ろ過の後、水層をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(2.6g、93%)を得た。LCMS:C
8H
9ClN(M+H)
+に対する計算値:m/z=154.0。実測値:154.3。
【0349】
ステップ3: 4−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
【化100】
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4−クロロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(2.8g、18mmol)、MeOH(20mL)、およびナトリウムメトキシド(3.0g、56mmol)の混合物を、加圧フラスコへ封入し、110℃で18時間加熱した。混合物をEtOAcで希釈し、HClでpH=1まで中和した。有機溶媒を減圧下において取り除いた。得られた混合物をエーテルで2回洗浄し、次いでNa
2CO
3溶液で中和した。水層をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(1.20g、44%)を得た。LCMS:C
9H
12NO(M+H)
+に対する計算値:m/z=150.1。実測値:150.2。
【0350】
ステップ4: 4−メトキシ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
【化101】
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4−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(2.90g、19.4mmol)を濃硫酸(17.0g、173mmol)と0℃にて混合し、その後別の分の濃硫酸(26.5g、270mmol)中の硝酸カリウム(5.3g、52mmol)の混合物をゆっくりと加えた。反応混合物を80℃で4時間加熱した。粗混合物を砕いた氷(50g)の上にゆっくりと注ぎ、50%NaOH水溶液でpH8〜9まで慎重に中和した。得られた混合物をEtOAcで5回抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し、減圧下において濃縮して、粗副題化合物を褐色のゴム(1.56g、41%)として得た。これはさらに精製することなく使用された。LCMS:C
9H
11N
2O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=195.1。実測値:195.2。
【0351】
ステップ5: 3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−オール
【化102】
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AcOH(2.6mL)中4−メトキシ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(1.535g、7.905mmol)混合物を、48%HBr水溶液(2.6mL、23mmol)で処理した。混合物を含有するフラスコを密封し、130℃で40分間加熱し、その後冷却した。得られた混合物を減圧下において濃縮し、残渣をpH=7〜8まで50%NaOHを用いて冷却しながら中和した。さらに濃縮した後、残渣をMeOHおよびTHFで希釈し、乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗副題化合物を淡褐色の粉末として得た。これはさらに精製することなく使用された。LCMS:C
8H
9N
2O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=181.1。実測値:181.2。
【0352】
ステップ6: 4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
【化103】
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POCl
3(11.0mL)中3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−オール(1.424g、7.904mmol)の溶液を110℃で密封したフラスコ中でN
2下において2時間加熱した。粗混合物を室温まで冷却し、減圧下において濃縮した。残渣を氷で慎重にクエンチし、50%NaOHでpH7まで中和した。得られた混合物をEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、粗副題化合物を褐色の固体(0.82g、52%)として得た。これはさらに精製することなく使用された。LCMS:C
8H
8N
2O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=199.0。実測値:199.2。
【0353】
ステップ7: tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化104】
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イソプロピルアルコール(0.46mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(40mg、0.20mmol)、tert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(81mg、0.40mmol)、およびトリエチルアミン(84μL、0.60mmol)の混合物を、100℃で30分間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜40%EtOAcで溶出)により精製して、副題化合物を淡黄色の粉末(43mg、59%)として得た。LCMS:C
18H
27N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=363.2。実測値:363.2。
【0354】
ステップ8: tert−ブチル[(3S)−1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化105】
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EtOH(0.69mL)ならびに水(0.11mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(43mg、0.12mmol)、鉄粉(106mg、1.90mmol)、およびNH
4Cl(127mg、2.37mmol)の混合物を、密封した管中において80℃で1時間加熱した。混合物をEtOAcで希釈し、得られた溶液を飽和Na
2CO
3水溶液で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を褐色がかった橙色の粉末(51mg、100%)として得た。LCMS:C
18H
29N
4O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=333.2。実測値:333.1。
【0355】
ステップ9: tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化106】
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tert−ブチル[(3S)−1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(5.0mg、0.015mmol)を、2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例2、ステップ2、4.4mg、0.018mmol)、HATU(14mg、0.038mmol)、DMF(0.035mL)、およびDIPEA(5.8mg、0.045mmol)と混合した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。混合物をろ過し、濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(4.1mg、49%)として得た。LCMS:C
28H
32F
2N
5O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=556.2。実測値:556.1。
【0356】
ステップ10: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(4mg、0.007mmol)をDCM(0.02mL)中に溶解し、次いでTFA(0.03mL、0.4mmol)を加えた。得られた反応混合物を室温で30分間撹拌し、その後濃縮して、残渣を得た。この残渣はMeOHで希釈し、少量のNH
4OHで中和した。混合物をろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 30×10mm、5m OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物(1.9mg、58%)を得た。LCMS:C
23H
24F
2N
5OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=456.2。実測値:456.1。
【0357】
実施例14
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化107】
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乾燥DMF(0.11mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(15mg、0.045mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(19mg、0.054mmol)、HATU(43mg、0.11mmol)、およびDIPEA(24μL、0.14mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮して、中間体を得た。これはTFA(0.070mL、0.90mmol)で処理した。得られた反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、少量のNH
4OHで中和した。混合物をろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、1.5%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を白色の粉末(7.5mg、35%)として得た。LCMS:C
23H
25F
2N
6OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=471.2。実測値:471.1。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ9.24(s,1H),7.61(s,2H),7.57−7.45(m,1H),7.36−7.17(m,2H),3.12−2.96(m,3H),2.91(t,J=9.8Hz,1H),2.88−2.70(m,4H),2.66−2.55(m,1H),2.07−1.99(m,2H),1.86−1.56(m,3H),1.18−1.01(m,1H)ppm。
【0358】
実施例15
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化108】
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【0359】
ステップ1: tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化109】
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mCPBA(198mg、0.883mmol)を、DCM(1.1mL)中tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(301mg、0.83mmol)の溶液へ0℃でゆっくりと加えた。次いで、反応混合物を室温で67時間撹拌した。混合物をNa
2S
2O
3水溶液および1M NaOHで処理し、その後30分間室温で撹拌した。反応混合物をDCMで3回抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(277mg、88%)を淡橙色の粉末として得た。これはさらに精製することなく使用された。LCMS:C
18H
27N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=379.2。実測値:379.2。
【0360】
ステップ2: 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化110】
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Ac
2O(0.90g、8.8mmol)およびtert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(270mg、0.714mmol)の混合物を密封し、90℃で1時間加熱し、その後室温まで冷却した。過剰なAc
2Oを減圧下において取り除いた。残渣をDCM中に溶解し、次いで氷冷のNa
2CO
3水溶液へ注いだ。混合物をDCMで2回抽出した。合わせた抽出物を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、粗生成物を得た。これを分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を黄色の粉末(65mg、22%)として得た。LCMS:C
20H
29N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=421.2。実測値:421.3。
【0361】
ステップ3: 3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化111】
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4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(64mg、0.15mmol)、AcOH(0.90mL)、水(0.10mL)、および鉄粉(149mg、2.66mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、短いシリカゲルプラグを通じてろ過した。ろ液を減圧下において濃縮し、EtOAcで希釈し、Na
2CO
3水溶液で洗浄した。有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(66mg)を黄色がかった固体として得た。これはさらに精製することなく使用された。LCMS:C
20H
31N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=391.2。実測値:391.1。
【0362】
ステップ4: 3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化112】
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3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(20mg、0.051mmol)、(5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例1、ステップ6、22mg、0.062mmol)、HATU(49mg、0.13mmol)、DMF(0.12mL)、およびDIPEA(20mg、0.15mmol)を一緒に混合し、室温で16時間撹拌した。混合物を減圧下において濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(30mg、80%)として得た。LCMS:C
35H
43F
2N
6O
7S(M+H)
+に対する計算値:m/z=729.3。実測値:729.1。
【0363】
ステップ5: 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
MeOH(0.59mL)中3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(30mg、0.041mmol)を、1.0M NaOH(0.30mL、0.30mmol)およびTHF(0.3mL)と混合した。反応混合物を室温で25分間撹拌した。有機溶媒を減圧下において除去した。水層をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、中間体(19mg)を得た。中間体を
DCM中氷
冷TF
A(4.0M;1.0mL、4.0mmol)
で処理した。20分間室温で撹拌した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、少量のNH
4OHで中和した。得られた混合物をろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を2つのジアステレオ異性体として得た。
【0364】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.786分、LCMS:C
23H
25F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.2;実測値:487.1。
【0365】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.875分、LCMS:C
23H
25F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.2;実測値:487.1。
【0366】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0367】
実施例16
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化113】
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【0368】
ステップ1: 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(7.0mg、0.018mmol)、2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(5.2mg、0.022mmol)、HATU(17mg、0.045mmol)、DMF(0.042mL)、およびDIPEA(7.0mg、0.054mmol)を一緒に混合し、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物をろ過し、濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、純粋な副題化合物を淡黄色の粉末(3.7mg、34%)として得た。LCMS:C
30H
34F
2N
5O
5S(M+H)
+に対する計算値:m/z=614.2。実測値:614.1。
【0369】
ステップ2: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−({[2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(4.0mg、0.0065mmol)を、MeOH(77μL)、THF(39μL)、および1.0M NaOH(42μL、0.042mmol)と混合した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。有機溶媒を減圧下において除去した。得られた水溶液をNH
4Cl水溶液で希釈し、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、中間体を得た。中間体をDCM(0.066mL)およびTFA(0.066mL、0.86mmol)の混合物中に溶解した。得られた溶液を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、NH
4OHで中和し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物の2つのジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0370】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.685分、LCMS:C
23H
24F
2N
5O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=472.2。実測値:471.1。
【0371】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.797分、LCMS:C
23H
24F
2N
5O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=472.2。実測値:471.1。
【0372】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0373】
実施例17
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化115】
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NaH(0.35mg、0.014mmol)を、THF(0.024mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(4.0mg、0.0058mmol)の溶液へ0℃で加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いでヨウ化メチル(2.1mg、0.015mmol)を加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、NH
4Cl水溶液でクエンチした。混合物をEtOAcで3回抽出した。有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮した。残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、中間体を得た。
【0374】
中間体をDCM(0.018mL)中TF
A(0.0090mL、0.12mmol)
の混合物に溶解し、得られた混合物を室温で1時間反応させた。反応混合物を減圧下において濃縮し、次いでMeOHで希釈し、NH
4OHで中和した。ろ過後、粗生成物を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物をジアステレオ異性体の混合物(1.6mg、55%)として得た。LCMS:C
24H
27F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=501.2。実測値:501.1。生成物は表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体の混合物である。
【0375】
実施例18
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
【0376】
ステップ1: tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のDCM(0.12mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(12.0mg、0.0175mmol)およびトリエチルアミン(7.3μL、0.052mmol)の混合物へ、塩化メタンスルホニル(20.0mg、0.175mmol)を加えた。反応混合物を室温まで温め、3時間撹拌し、その後減圧下において乾燥するまで濃縮した。得られた粗メシル酸塩をDMF(48μL)中に溶解し、シアン化ナトリウム(50mg、1mmol)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。ろ過の後、粗生成物を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を2つのジアステレオ異性体の混合物(5mg、40%)として得た。LCMS:C
34H
40F
2N
7O
5S(M+H)
+に対する計算値:m/z=696.3。実測値:696.1。
【0377】
ステップ2: 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(0.02mL、0.3mmol)を、DCM(0.009mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(5.0mg、0.0072mmol)の溶液へ加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌し、その後減圧下において蒸発させた。得られた混合物をMeOHで希釈し、少量のNH
4OHで中和した。ろ過の後、粗生成物を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物(4mg)を2つのジアステレオ異性体の混合物として得た。これをキラル分取LC(Phenomenex Lux(登録商標)セルロース−1カラム、21.2x250mm、5μm粒子、流速18mL/分、ヘキサン中45%EtOHで定組成溶出)によってさらに精製して、表題化合物を2つの別々のジアステレオ異性体として得た。
【0378】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク(0.5mg)。保持時間1.579分、LCMS:C
24H
24F
2N
7OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=496.2。実測値:496.1。
【0379】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク(0.8mg)。保持時間1.617分、LCMS:C
24H
24F
2N
7OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=496.2。実測値:496.1。
【0380】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0381】
実施例19
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化118】
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【0382】
ステップ1: tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化119】
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デス・マーチンペルヨージナン(12mg、0.028mmol)を、DCM(0.098mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(15mg、0.022mmol)の溶液へ加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶液を1M NaOHで中和し、MeOHで希釈し、ろ過した。その後、混合物を減圧下において濃縮し、粗生成物を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物をオフホワイトの粉末(7.5mg、50%)として得た。LCMS:C
33H
39F
2N
6O
6S(M+H)
+に対する計算値:m/z=685.3。実測値:685.1。
【0383】
ステップ2: tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化120】
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THF中臭化メチルマグネシウム(3.0M、5.8μL、0.018mmol)を、THF(0.068mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(3.0mg、0.0044mmol)の溶液へ加えた。これをN
2下において撹拌し、氷浴において冷却した。反応混合物を1時間かけて室温までゆっくりと温めた。EtOAcを反応混合物へ加え、その後1M HClをゆっくりと加え、pHを7まで調節した。水層をEtOAcで2回抽出した。有機抽出物を合わせて、Na
2SO
4上で乾燥し、次いでろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
34H
43F
2N
6O
6S(M+H)
+に対する計算値:m/z=701.3。実測値:701.1。
【0384】
ステップ3: 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
TFA(0.02mL、0.2mmol)を、DCM(0.01mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(4.0mg、0.0044mmol)の溶液へ加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次いでMeOHで希釈し、NH
4OHで中和した。ろ過の後、粗生成物を分取LC−MS(Waters SunFire(商標)分取C18 5μm 30×10mmカラム、流速60mL/分、0.1%TFAを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、2つのジアステレオ異性体として表題化合物の
トリス−トリフルオロアセテート塩を得た。
【0385】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.282分、LCMS:C
24H
27F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=501.2。実測値:501.1。
【0386】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.381分、LCMS
:C24H
27F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=501.2。実測値:501.1。
【0387】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0388】
実施例20
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化121】
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DCM(0.009mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(2.0mg、0.0029mmol)の溶液を、TFA(0.01mL、0.1mmol)で処理した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮し、その後MeOHで希釈し、NH
4OHで中和した。ろ過の後、粗生成物を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を白色の粉末(1.3mg、92%)として得た。LCMS:C
23H
23F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=485.2。実測値:485.1。
【0389】
実施例21
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化122】
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【0390】
ステップ1: tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化123】
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tert−ブチル[(3S)−1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(5.0mg、0.015mmol)、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(4.6mg、0.018mmol)、HATU(14mg、0.038mmol)、DMF(0.035mL)、およびDIPEA(5.8mg、0.045mmol)を一緒に混合し、室温で1時間撹拌した。混合物をろ過し、減圧下において濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 30×10mm 5μm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(4.1mg、48%)として得た。LCMS:C
30H
33F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=568.3。実測値:568.1。
【0391】
ステップ2: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
DCM(0.02mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(4.0mg、0.0070mmol)の溶液をTFA(0.03mL、0.4mmol)で処理した。得られた反応混合物を室温で30分間撹拌し、次いで濃縮して、残渣を得た。これをMeOHで希釈し、少量のNH
4OHで中和した。ろ過の後、粗生成物を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物(2.2mg、67%)を得た。LCMS:C
25H
25F
3N
5O(M+H)
+に対する計算値:m/z=468.2。実測値:468.1。
【0392】
実施例22
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0393】
ステップ1: 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(6.0mg、0.015mmol)、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(4.7mg、0.018mmol)、HATU(15.0mg、0.038mmol)、DMF(0.036mL)、およびDIPEA(6.0mg、0.046mmol)を一緒に混合し、室温で1時間撹拌した。混合物をろ過し、減圧下において濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18、30×10mm 5μm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(4.0mg、42%)として得た。LCMS:C
32H
35F
3N
5O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=626.3。実測値:626.1。
【0394】
ステップ2: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(4.0mg、0.0064mmol)を、MeOH(76μL)、THF(38μL)、および1.0M NaOH(42μL、0.042mmol)と混合した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。有機溶媒を減圧下において取り除いた。水層をNH
4Cl水溶液で希釈し、次いでEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、中間体を得た。これをDCM(0.065mL)およびTFA(0.065mL、0.84mmol)で処理した。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、少量のNH
4OHで中和した。得られた混合物をろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物の2つのジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0395】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間2.138分、LCMS:C
25H
25F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=484.2。実測値:484.0。
【0396】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間2.219分、LCMS:C
25H
25F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=484.2。実測値:484.0。
1H NMR(500MHz,CD
3CN):δ10.80(br,2H),9.52(s,1H),8.39(dd,J=8.0,4.0Hz,1H),7.93(t,J=8.0Hz,1H),4.92(m,1H),3.14(m,1H),3.01(m,2H),2.87(m,1H),2.82(m,2H),2.66(m,1H),2.53(m,2H),2.45(m,2H),1.95(m,1H),1.54(m,1H),1.43(m,1H),0.95(m,1H)ppm。
【0397】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0398】
実施例23
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0399】
ステップ1: 3−({[3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(6.0mg、0.015mmol)、3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(4.9mg、0.018mmol)、HATU(15mg、0.038mmol)、DMF(0.036mL)、およびDIPEA(6.0mg、0.046mmol)を一緒に混合し、室温で16時間撹拌した。混合物をろ過し、減圧下において濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(4mg、41%)として得た。LCMS:C
32H
36F
3N
6O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=641.3。実測値:641.0。
【0400】
ステップ2: 3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
3−({[3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(4.0mg、0.0062mmol)を、MeOH(74μL)、THF(37μL)、および1.0M NaOH(41μL、0.041mmol)と混合した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。有機溶媒を減圧下において取り除いた。水層をNH
4Cl水溶液で希釈し、次いでEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、中間体を得た。これをDCM(0.064mL)およびTFA(0.064mL、0.82mmol)で処理した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、NH
4OHで中和した。得られた混合物をろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物の2つのジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0401】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.703分、LCMS:C
25H
26F
3N
6O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=499.2。実測値:499.0。
【0402】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.947分、LCMS:C
25H
26F
3N
6O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=499.2。実測値:499.0。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):δ10.58(br,2H),9.37(s,1H),7.56(t,J=8.0 1H),7.52(br,2H),7.35(m,1H),7.22(s,1H),7.17(s,1H),5.15(s,1H),4.75(m,1H),3.02(m,1H),2.98(m,1H),2.85(m,1H),2.78(m,2H),2.43(m,1H),2.39(m,1H),2.24(m,1H),1.75(m,1H),1.40(m,1H),1.22(m,2H),0.79(m,1H)ppm。
【0403】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0404】
実施例24
5−アミノ−N−{4−[3,4−trans−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー1)
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0405】
ステップ1: ベンジル3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(4.90g、58.9mmol)、DCM(40mL)、N−(ベンジルオキシカルボニルオキシ)サクシニミド(15.2g、61.0mmol)およびトリエチルアミン(10.0mL、71.7mmol)を一緒に混合し、室温で16時間撹拌した。反応混合物をEtOAcおよび水で希釈した。有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってヘキサン中EtOAc(0〜40%)で溶出するシリカゲル上で精製して、副題化合物を透明な油として得た。LCMS:C
13H
16NO
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=218.1。実測値:218.0。
【0406】
ステップ2: ベンジル7−オキサ−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−カルボキシレート
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
mCPBA(14.6g、63.3mmol)を、氷浴で冷やしたDCM(80mL)中ベンジル3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(12.50g、57.5mmol)の撹拌溶液へゆっくりと加えた。反応混合物を室温まで温め、16時間撹拌した。その後、反応混合物をNa
2CO
3水溶液でクエンチし、有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
13H
16NO
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=234.1。実測値:234.0。
【0407】
ステップ3: ベンジル(3R,4R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートおよびベンジル(3S,4S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
ベンジル7−オキサ−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−カルボキシレート(13.4g、57.4mmol)、14.8M NH
4OH水溶液(200mL、2.9mol)、およびEtOH(200mL)を、密封したフラスコ中にて一緒に混合し、70℃で5時間加熱した。溶媒を減圧下において取り除いた。残渣をDCM(80mL)で希釈し、次いでジ−tert−ブチルジカルボネート(12.5g、57.4mmol)およびトリエチルアミン(8.0mL、57mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。その後、溶媒を減圧下において取り除き、残渣をヘキサン中EtOAc(0〜80%)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、副題化合物を得た。続いて、これをキラルLC−MS分離(Phenomenex Lux(登録商標)セルロース−1カラム、21.2×250mm、5ミクロン粒子、流速18mL/分、ヘキサン中45%EtOHで定組成溶出)によって分離して、2つのエナンチオマーを得た。
【0408】
ベンジル3,4−trans−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート。エナンチオマー1。第1のピーク保持時間7.163分、LCMS:C
18H
26N
2O
5Na(M+Na)
+に対する計算値:m/z=373.2。実測値:373.1。(仮に、3S、4Sエナンチオマーと定めた)。
【0409】
ベンジル3,4−trans−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート。エナンチオマー2。第2のピーク保持時間9.247分、LCMS:C
18H
26N
2O
5Na(M+Na)
+に対する計算値:m/z=373.2。実測値:373.1。(仮に、3R、4Rエナンチオマーと定めた)。
【0410】
LCMS:C
18H
26N
2O
5Na(M+Na)
+に対する計算値:m/z=373.2。実測値:373.1。
【0411】
ステップ4: tert−ブチル(3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー1)
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
キラル分離(ステップ3、ピーク1)から得られたベンジル3,4−trans−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(0.50g、1.4mmol)(エナンチオマー1)を、1H−イミダゾール(0.11g、1.6mmol)、DMAP(0.017g、0.14mmol)、DCM(15mL)、およびtert−ブチルジメチルシリルクロリド(0.24g、1.6mmol)と混合した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。真空ろ過の後、ろ液を減圧下において濃縮し、ヘキサン中EtOAc(0〜30%)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、中間体(0.50g)を得た。中間体をEtOAc(5mL)およびMeOH(5mL)中に溶解し
、10%Pd
炭素(0.10g)を加え、反応混合物を25ps
iで2時間水素付加した。真空ろ過の後、ろ液を真空下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
16H
35N
2O
3Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=331.2。実測値:331.3。生成物の立体化学を、仮に(3S,4S)と定めた。
【0412】
ステップ5: tert−ブチル(1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー1)
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(0.50mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(40mg、0.20mmol)、tert−ブチル(3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(80mg、0.24mmol)(エナンチオマー1)、およびトリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)の混合物を、70℃で18時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜40%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体を淡黄色の粉末(81mg)として得た。中間体をAcOH(0.90mL)および水(0.10mL)中に溶解した。鉄粉(51mg、0.91mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液で中和した。有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
24H
43N
4O
3Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=463.3。実測値:463.1。生成物の立体化学を、仮に(3S,4S)と定めた。
【0413】
ステップ6: 5−アミノ−N−{4−[(3,4−trans−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー1)
tert−ブチル(1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー1)(0.010g、0.022mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.0085g、0.024mmol)、HATU(0.033g、0.086mmol)、DMF(0.15mL)、およびDIPEA(0.011g、0.088mmol)を含有する混合物を、室温で18時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaOH水溶液で洗浄した。有機抽出物
を減圧下において濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体(8mg)を得た。中間体をジオキサン中HCl(4.0M;2.5mL、10mmol)で処理し、室温で1時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をMeOH中に溶解し、NH
4OH水溶液で中和し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を得た。LCMS:C
23H
25F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.2。実測値:487.1。生成物の立体化学を、仮に(3S,4S)と定めた。
【0414】
実施例25
5−アミノ−N−{4−[3,4−trans−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[
b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0415】
ステップ1: tert−ブチル(3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー2)
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
キラル分離(実施例24、ステップ3、ピーク2)から得られたベンジル3,4−trans−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(0.50g、1.4mmol)(エナンチオマー2)を、1H−イミダゾール(0.11g、1.6mmol)、DMAP(0.017g、0.14mmol)、DCM(15mL)、およびtert−ブチルジメチルシリルクロリド(0.24g、1.6mmol)と混合した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いで真空ろ過によってろ過し、減圧下において濃縮した。残渣を、ヘキサン中EtOAc(0〜30%)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、中間体(0.55g)を得た。中間体をEtOAc(5mL)およびMeOH(5mL)の混合物中に溶解し
、10%Pd
炭素(0.10g)を加え、反応混合物を25ps
iで2時間水素付加した。その後反応混合物を、真空ろ過によって珪藻土を通じてろ過し、ろ液を減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
16H
35N
2O
3Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=331.2。実測値:331.3。生成物の立体化学を、仮に(3R,4R)と定めた。
【0416】
ステップ2: tert−ブチル1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー2)
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(0.5mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(40mg、0.20mmol)、tert−ブチル(3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー2)(80mg、0.24mmol)、およびトリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)の混合物を、70℃で16時間撹拌した。反応混合物を真空下において濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜40%EtOAc)によって精製して、中間体を淡黄色の粉末(69.8mg)として得た。中間体をAcOH(0.90mL)および水(0.10mL)中に溶解した。鉄粉を加え(51mg、0.91mmol)、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液で中和した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
24H
43N
4O
3Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=463.3。実測値:463.1。生成物の立体化学を、仮に(3R,4R)と定めた。
【0417】
ステップ3: 5−アミノ−N−{4−[3,4−trans−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
tert−ブチル1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー2)(0.010g、0.022mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.0085g、0.024mmol)、HATU(0.033g、0.086mmol)、DMF(0.15mL)、およびDIPEA(0.011g、0.088mmol)を含有する混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaOH水溶液で洗浄した。有機抽出物を真空下において濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体(8mg)を得た。これをジオキサン中HCl(4.0M;2.5mL、10mmol)で処理した。得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。残渣をMeOH中に溶解し、NH
4OH水溶液で中和し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を得た。LCMS:C
23H
25F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.2。実測値:487.1。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ9.22(s,1H),7.60(s,2H),7.54−7.44(m,1H),7.22(t,J=8.7Hz,2H),6.49(s,1H),4.61(d,J=2.9Hz,1H),3.18−3.07(m,1H),3.02(m,3H),2.94−2.86(m,2H),2.79(t,J=7.7Hz,2H),2.72−2.59(m,2H),2.06−1.98(m,2H),1.84−1.74(m,1H),1.70−1.57(m,1H)ppm。生成物の立体化学を、仮に(3R,4R)と定めた。
【0418】
実施例26
5−アミノ−N−{4−[(3,4−cis−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー1)
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0419】
ステップ1: ベンジル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−5(4H)−カルボキシレート(エナンチオマー1)
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
キラル分離(実施例24、ステップ3、ピーク1)から得られたベンジル3,4−trans−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(エナンチオマー1)(0.50g、1.4mmol)を、DCM(12mL)、トリエチルアミン(0.30mL、2.1mmol)、および塩化メタンスルホニル(0.21g、1.8mmol)と混合した。反応混合物を室温で18時間撹拌し、次いでNaHCO
3水溶液でクエンチした。水層をDCMで3回抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空下において濃縮して、メシル酸
塩中間体を得た。その後、メシル酸塩をピリジン(10mL)と混合し、120℃で2時間加熱した。真空下において濃縮した後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中50〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、副題化合物を得た。LCMS:C
14H
17N
2O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=277.1。実測値:277.1。生成物の立体化学を、仮に(3aS,7aR)と定めた。
【0420】
ステップ2: tert−ブチル3,7−cis2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー1)
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
ベンジル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−5(4H)−カルボキシレート(エナンチオマー1)(0.35g、1.3mmol)をDCM(6.0mL)中に溶解し、続いてトリエチルアミン(0.50mL、3.6mmol)、DMAP(0.016g、0.13mmol)、およびジ−tert−ブチルジカルボネート(0.31g、1.4mmol)を加えた。反応混合物を室温で18時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜80%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体を得た。中間体をEtOAc(10mL)およびMeOH(10mL)、ならび
に10%Pd
炭素混合物(0.20g)と混合した。得られた混合物を25ps
iで1時間水素付加した。触媒を真空ろ過によって取り除いた。透明なろ液を真空下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
11H
19N
2O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=243.1。実測値:243.1。生成物の立体化学を、仮に(3aS,7aR)と定めた。
【0421】
ステップ3: tert−ブチル3,7−cis−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー1)
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(0.50mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(40mg、0.20mmol)、tert−ブチル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(58mg、0.24mmol)(エナンチオマー1)、およびトリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)の混合物を、70℃で18時間撹拌した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中20〜80%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体を黄色の粉末(31mg)として得た。中間体をAcOH(0.90mL、16mmol)および水(0.10mL)中に溶解した。鉄粉(51mg、0.91mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真空下において取り除き、残渣をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液で中和した。有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
19H
27N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=375.2。実測値:375.1。生成物の立体化学を、仮に(3aS,7aR)と定めた。
【0422】
ステップ4: 5−アミノ−N−{4−[3,4−cis−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー1)
tert−ブチル3,7−cis−5−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(0.010g、0.027mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.010g、0.029mmol)、HATU(0.041g、0.11mmol)、DMF(0.15mL)、およびDIPEA(0.014g、0.11mmol)を含有する混合物を、室温で18時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaOH水溶液で洗浄した。合わせた有機抽出物を減圧下において濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体(7mg)を得た。中間体をMeOH(0.38mL)中に溶解し、炭酸セシウム(0.050g、0.15mmol)を加えた。得られた混合物を80℃で30分間加熱し、次いでろ過し、減圧下において濃縮した。残渣をTFA(0.50mL、6.5mmol)中に溶解し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をMeOH中に溶解し、NH
4OH水溶液で中和した。粗生成物を、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を得た。LCMS:C
23H
25F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.2。実測値:487.1。生成物の立体化学を、仮に(3S,4R)と定めた。
【0423】
実施例27
5−アミノ−N−{4−[3.4−cis−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
【化141】
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【0424】
ステップ1: ベンジル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−5(4H)−カルボキシレート(エナンチオマー2)
【化142】
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キラル分離(実施例24、ステップ3、ピーク2)から得られたベンジル3,4−trans−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(0.50g、1.4mmol)(エナンチオマー2)を、DCM(12mL)、トリエチルアミン(0.30mL、2.1mmol)、および塩化メタンスルホニル(0.21g、1.8mmol)と混合し、反応混合物を室温で18時間撹拌した。混合物をNaHCO
3水溶液でクエンチした。水層をDCMで3回抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、メシル酸
塩中間体を得た。次いで、メシル酸塩をピリジン(10mL、100mmol)と混合し、120℃で2時間加熱し、その後反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中50〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、副題化合物を得た。LCMS:C
14H
17N
2O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=277.1。実測値:277.1。生成物の立体化学を、仮に(3aR,7aS)と定めた。
【0425】
ステップ2: tert−ブチル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー2)
【化143】
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ベンジル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−5(4H)−カルボキシレート(0.32g、1.2mmol)(エナンチオマー2)、DCM(10mL)、トリエチルアミン(0.18mL、1.3mmol)、DMAP(0.014g)、およびジ−tert−ブチルジカルボネート(0.28g、1.3mmol)を含有する混合物を、室温で18時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜80%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体を得た。中間体をEtOAc(10mL)およびMeOH(10mL)、ならび
に10%Pd
炭素(0.20g)と混合した。得られた混合物を25ps
iで1時間水素付加した。触媒を真空ろ過によって取り除いた。透明なろ液を真空下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
11H
19N
2O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=243.1。実測値:243.1。生成物の立体化学を、仮に(3aR,7aS)と定めた。
【0426】
ステップ3: tert−ブチル3,7−cis−5−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー2)
【化144】
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イソプロピルアルコール(0.50mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5
H−シクロペンタ[b]ピリジン(40mg、0.20mmol)、tert−ブチル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(58mg、0.24mmol)(エナンチオマー2)、およびトリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)の混合物を、70℃で18時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜80%EtOAc/ヘキサンで溶出)によって精製して、中間体を淡黄色の粉末として得た。中間体をAcOH(0.90mL、16mmol)および水(0.10mL)中に溶解し、鉄粉(51mg、0.91mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液で中和した。有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
19H
27N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=375.2。実測値:375.1。生成物の立体化学を、仮に(3aR,7aS)と定めた。
【0427】
ステップ4: 5−アミノ−N−{4−[3,4−cis−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
tert−ブチル3,7−cis−5−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー2)(0.010g、0.027mmol)、5−[(
tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.010g、0.029mmol)、HATU(0.041g、0.11mmol)、DMF(0.15mL)、およびDIPEA(0.014g、0.11mmol)を含有する混合物を室温で18時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaOH水溶液で洗浄した。有機抽出物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体(7mg)を得た。中間体をMeOH(0.38mL)中に溶解し、炭酸セシウム(0.050g、0.15mmol)を加えた。得られた混合物を80℃で30分間加熱し、その後ろ過し、減圧下において濃縮した。残渣をTFA(0.50mL、6.5mmol)中に溶解し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をMeOH中に溶解し、NH
4OH水溶液で中和し、その後分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を得た。LCMS:C
23H
25F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.2。実測値:487.1。生成物の立体化学を、仮に(3S,4R)と定めた。
【0428】
実施例28
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化145】
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【0429】
ステップ1. tert−ブチル(4R)−4−{(1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキソプロピル}−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化146】
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−40℃のDCM(60mL)中(R)−3−(1−オキソプロピル)−4−ベンジル−2−オキサゾリジノン(Aldrich、2.0g、8.6mmol)の溶液へ、DCM中TiCl
4(1.0M、10.0mL、10.0mmol)の溶液を加えた。混合物を−40℃で10分間撹拌し、次いでDIPEA(3.7mL、21mmol)を加えた。反応混合物を0℃まで温め、20分間撹拌した。その後、DCM(20mL)中tert−ブチル(4R)−4−ホルミル−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(Aldrich、2.0g、8.7mmol)の溶液を滴加し、得られた混合物を1.5時間撹拌した。反応を、飽和NH
4Cl水溶液を加えることでクエンチし、混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜40%EtOAc)上で精製して、副題化合物を収率87%(3.44g)で主要生成物(5:2)として得た。LCMS:C
24H
34N
2NaO
7(M+Na)
+に対する計算値:m/z=485.2;実測値485.1。
【0430】
ステップ2. tert−ブチル(4R)−4−((1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−メチル−3−オキソプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化147】
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−40℃のDCM(40mL)中tert−ブチル(4R)−4−{(1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキソプロピル}−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(2.0g、4.3mmol)の溶液へ、2,6−ルチジン(0.90mL、7.8mmol)を加え、続いてtert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(1.4mL、6.0mmol)を加えた。混合物を−40℃で2時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄し、その後MgSO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜20%EtOAc)上で精製して、副題化合物(2.2g、88%)を得た。LCMS:C
30H
49N
2O
7Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=577.3;実測値577.3。
【0431】
ステップ3. tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化148】
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LiBH
4(0.25g、11mmol)を、THF(40mL)中tert−ブチル(4R)−4−((1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−メチル−3−オキソプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(2.2g、3.8mmol)およびEtOH(0.67mL、11mmol)の混合物へ−30℃で加えた。混合物を0℃まで温め、3時間撹拌した。その後、反応混合物をエーテルで希釈し、1N NaOHを加えた。得られた混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜20%EtOAc)上で精製して、副題化合物(1.2g、78%)を得た。LCMS:C
15H
34NO
3Si(M+H−Boc)
+に対する計算値:m/z=304.2;実測値304.2。
【0432】
ステップ4. tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−3−アジド−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−メチルプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化149】
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THF(20mL)中tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−3−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(1.2g、3.0mmol)、DIAD(1.2mL、5.9mmol)、およびPPh
3(1.6g、5.9mmol)の混合物へ、ジフェニルホスホン酸アジド(1.3mL、5.9mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜15%EtOAc)上で精製して、副題化合物(1.09g、86%)を得た。LCMS:C
15H
33N
4O
2Si(M+H−Boc)
+に対する計算値:m/z=329.2;実測値329.2。
【0433】
ステップ5. tert−ブチル[(1R,2R,3S)−4−アジド−2−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−1−(ヒドロキシメチル)−3−メチルブチル]カルバメート
【化150】
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EtOH(15mL)中tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−3−アジド−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−メチルプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(1.09g、2.6mmol)の溶液へ
、p−トルエンスルホン酸
ピリジニウム(1.3g、5.2mmol)を加えた。混合物を還流下において2日間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をDCM(25mL)中に溶解し、DIPEA(0.67mL、3.8mmol)を加え、続いてジ−tert−ブチルジカルボネート(0.67g、3.1mmol)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜25%EtOAc)上で精製して、副題化合物(0.56g、56%)を得た。LCMS:C
12H
29N
4O
2Si(M+H−Boc)
+に対する計算値:m/z=289.2;実測値289.2。
【0434】
ステップ6. (2R,3R,4S)−5−アジド−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−4−メチルペンチルメタンスルホネート
【化151】
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0℃のピリジン(7.3mL)中tert−ブチル[(1R,2R,3S)−4−アジド−2−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−1−(ヒドロキシメチル)−3−メチルブチル]カルバメート(0.56g、1.4mmol)の溶液へ、塩化メタンスルホニル(0.14mL、1.9mmol)を加え、続いてDMAP(0.04g、0.3mmol)を加えた。0℃で1時間撹拌した後、混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄し、次いでMgSO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜25%EtOAc)上で精製して、副題化合物(0.59g、88%)を得た。LCMS:C
13H
31N
4O
4SSi(M+H−Boc)
+に対する計算値:m/z=367.2;実測値367.2。
【0435】
ステップ7. tert−ブチル((3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート
【化152】
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MeOH(10mL)中(2R,3R,4S)−5−アジド−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−4−メチルペンチルメタンスルホネート(0.59g、1.3mmol)の溶液を、N
2で20分間脱酸素化した。DIPEA(0.55mL、3.2mmol)を加え、続い
て10重量%Pd
炭素(0.1g、0.1mmol)を加えた。混合物を1atmで2時間水素付加し、その後ろ過した。ろ液を濃縮して、副題化合物(0.43g、98%)を得た。LCMS:C
17H
37N
2O
3Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=345.3;実測値345.2。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ4.35(bs,1H),3.32(dt,J=13.1,6.3Hz,1H),3.25(d,J=12.3Hz,1H),3.04(t,J=8.8Hz,1H),2.94(ddd,J=13.1,4.1,1.5Hz,1H),2.33(dd,J=12.6,10.5Hz,1H),2.24(dd,J=13.1,10.9Hz,1H),1.76(bs,1H),1.55(tdd,J=8.9,6.7,4.2Hz,1H),1.41(s,9H),0.92(d,J=6.6Hz,3H),0.87(s,9H),0.07(d,J=10.3Hz,6H)ppm。
【0436】
ステップ8: tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(0.50mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(40mg、0.20mmol)、tert−ブチル((3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(83mg、0.24mmol)、およびトリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)の混合物を、70℃で18時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中20〜80%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体を黄色の粉末(43mg)として得た。中間体をEtOH(1.0mL)および水(0.10mL)中に溶解した。鉄粉(51mg、0.91mmol)およびNH
4Cl(54mg、1.0mmol)を加え、反応混合物を80℃で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をEtOAcおよびDCMで希釈した。真空ろ過の後、透明なろ液を減圧下において濃縮して、副副題化合物を得た。LCMS:C
25H
45N
4O
3Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=477.3。実測値:477.1。
【0437】
ステップ9: 5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(0.020g、0.042mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.016g、0.046mmol)、HATU(0.064g、0.17mmol)、DMF(0.29mL)、およびDIPEA(0.022g、0.17mmol)を含有する混合物を、室温で18時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaOH溶液で洗浄した。合わせた有機抽出物を減圧下において濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体(8mg)を得た。中間体を、ジオキサン中HCl(4.0M;4.8mL、19mmol)で室温にて1時間処理した。反応混合物を減圧下において濃縮し、残渣をMeOH中に溶解し、NH
4OH溶液で中和し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を得た。LCMS:C
24H
27F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=501.2。実測値:501.1。
【0438】
実施例29
5−アミノ−N−{7−[3,4−trans−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0439】
ステップ1: tert−ブチル(1−(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−3,4−trans−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー2)
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(0.50mL)中7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(実施例5、ステップ2、43mg、0.20mmol)、tert−ブチル((3R,4R)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー2)(実施例25、ステップ1、80mg、0.24mmol)、およびトリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)の混合物を70℃で18時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中20〜40%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体を淡黄色の粉末として得た。中間体をAcOH(0.90mL、16mmol)および水(0.10mL)中に溶解した。鉄粉(51mg、0.91mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液で中和した。有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
23H
39N
4O
3SSi(M+H)
+に対する計算値:m/z=479.2。実測値:479.1。生成物の立体化学を、仮に(3R,4R)と定めた。
【0440】
ステップ2: 5−アミノ−N−{7−[3,4−trans−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
tert−ブチル((3R,4R)−1−(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}ピペリジン−3−イル)カルバメート(エナンチオマー2)(0.010g、0.022mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.0085g、0.024mmol)、HATU(0.033g、0.086mmol)、DMF(0.15mL)、およびDIPEA(0.011g、0.088mmol)を含有する混合物を、室温で18時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaOH水溶液で洗浄した。合わせた有機抽出物を減圧下において濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体(8mg)を得た。中間体をジオキサン中HCl(4.0M;2.5mL、10mmol)で処理し、室温で1時間撹拌した。溶液を減圧下において蒸発させ、残渣をMeOH中に溶解し、NH
4OH水溶液で中和し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を得た。LCMS:C
22H
21F
2N
6O
2S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=503.1。実測値:503.1。立体化学を、仮に(3R,4R)と定めた。
【0441】
実施例30
5−アミノ−N−{7−[3.4−cis−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0442】
ステップ1: tert−ブチル3,7−cis−5−(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー2)
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(0.50mL)中7−クロロ−6−ニトロチエノ[3,2−b]ピリジン(43.2mg、0.201mmol)、tert−ブチル3,7−cis−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー2)(実施例27、ステップ2、58mg、0.24mmol)、およびトリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)の混合物を、70℃で18時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜80%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体を淡黄色の粉末(81mg)として得た。中間体をAcOH(0.90mL、16mmol)および水(0.10mL)中に溶解した。鉄粉(51mg、0.91mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をEtOAcで希釈し、その後NaHCO
3水溶液で中和した。有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
18H
23N
4O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=391.1。実測値:391.1。生成物の立体化学を、仮に(3aR,7aS)と定めた。
【0443】
ステップ2: 5−アミノ−N−{7−[(3R,4S)−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド(エナンチオマー2)
tert−ブチル(3aR,7aS)−5−(6−アミノチエノ[3,2−b]ピリジン−7−イル)−2−オキソヘキサヒドロ[1,3]オキサゾロ[4,5−c]ピリジン−3(2H)−カルボキシレート(エナンチオマー2)(0.010g、0.027mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.010g、0.029mmol)、HATU(0.041g、0.11mmol)、DMF(0.15mL)、およびDIPEA(0.014g、0.11mmol)を含有する混合物を、室温で18時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaOH水溶液で洗浄する。合わせた有機抽出物を減圧下において濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出)によって精製して、中間体(8mg)を得た。中間体をMeOH(0.38mL)中に溶解し、炭酸セシウム(0.050g、0.15mmol)を加えた。得られた混合物を80℃で30分間加熱し、その後ろ過し、減圧下において濃縮した。残渣をTFA(0.50mL、6.5mmol)中に溶解し、得られた混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除き、残渣をMeOH中に溶解し、NH
4OH溶液で中和し、次いで分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を得た。LCMS:C
26H
21F
2N
6O
2S
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=503.1。実測値:503.1。生成物の立体化学を、仮に(3R,4S)と定めた。
【0444】
実施例31
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0445】
ステップ1. 3−(3−クロロプロピル)−2−フルオロ−4−ヨードピリジン
【化159】
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THF中リチウムジイソプロピルアミド(2.0M;12mL、24mmol)を、THF(50mL)中2−フルオロ−3−ヨードピリジン(Αlfa Aesar、5.0g、22mmol)の混合物へ−78℃で加えた。溶液を−78℃で1時間撹拌し、次いで15mLのTHF中1−クロロ−3−ヨード−プロパン(5.0g、24mmol)の溶液を滴加した。反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、その後室温まで温めた。反応混合物をNH
4Cl水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)装置を用いて0〜50%EtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル上にて精製して、副題化合物(6.2g、92%)を得た。LCMS:C
8H
9ClFIN
(M+H)
+に対する計算値:m/z=299.9。実測値:300.1。
【0446】
ステップ2. 5−ヨード−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン
【化160】
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3−(3−クロロプロピル)−2−フルオロ−4−ヨードピリジン(5.0g、17mmol)、NH
4OH(100mL、800mmol)、酢酸アンモニウム(18g、230mmol)、ヨウ化カリウム(5.5g、33mmol)、炭酸カリウム(12g、87mmol)、およびDMF(26mL)の混合物を、60℃で8時間加熱した。混合物を冷却し、EtOAcで希釈した。層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、その後減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)装置を用いてヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出するシリカゲル上にて精製して、副題化合物(3.0g、収率69%)を得た。LCMS:C
8H
10IN
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=261.0;実測値:261.1。
【0447】
ステップ3. 5−ヨード−6−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン
【化161】
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発煙硝酸(0.5mL、10mmol)を、硫酸(10mL)中5−ヨード−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン(1.0g、3.8mmol)の混合物へ0℃で加えた。反応を室温まで温め、30分間撹拌した。混合物を氷水へ注ぎ、3M NaOH水溶液で中和した。得られた固体沈殿物をろ過して集め、水で洗浄し、乾燥して、副題化合物(0.50g、43%)を得た。LCMS:C
8H
9IN
3O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=306.0;実測値:306.1。
【0448】
ステップ4. tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化162】
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5−ヨード−6−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン(0.50g、1.6mmol)、tert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(0.39g、2.0mmol)、DIPEA(0.64g、5.0mmol)、および1ブタノール(6mL)の混合物を140℃で14時間加熱し、その後冷却した。溶媒を減圧下において取り除き、次いで残渣をEtOAcで希釈し、Na
2CO
3水溶液で洗浄した。有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)装置を用いてヘキサン中10〜90%EtOAcで溶出するシリカゲル上にて精製して、副題化合物(0.55g、89%)を得た。LCMS:C
18H
28N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=378.2;実測値:378.1。
【0449】
ステップ5. tert−ブチル5−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボキシレート
【化163】
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tert−ブチル[(3S)−1−(3−ニトロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.55g、1.4mmol)、ジ−tert−ブチルジカルボネート(0.35g、1.6mmol)、DMAP(0.18g、1.4mmol)、およびMeCN(10mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)装置を用いてヘキサン中20〜100%EtOAcで溶出するシリカゲル上にて精製して、0.60g(86%)の副題化合物を白色の固体として得た。LCMS:C
23H
36N
5O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=478.3;実測値:478.1。
【0450】
ステップ6. tert−ブチル6−アミノ−5−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボキシレート
【化164】
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鉄粉(0.26g、4.6mmol)を、tert−ブチル5−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボキシレート(0.60g、1.2mmol)、AcOH(9mL)、および水(1mL)を含有する混合物へ加えた。反応混合物を、室温で2時間撹拌した。溶液をろ過し、ろ液を減圧下において濃縮した。残渣をEtOAc(50mL)
で希釈し、ろ過した。ろ液を飽和NaHCO
3水溶液で中和した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物(0.51g、90%)を得た。LCMS:C
23H
38N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=448.3;実測値:448.1。
【0451】
ステップ7. 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2mL)ならびにDIPEA(0.021g、0.16mmol)中tert−ブチル6−アミノ−5−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボキシレート(0.049g、0.11mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.039g、0.11mmol)、およびHATU(0.063g、0.16mmol)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液、水、およびブラインで洗浄した。有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥し、濃縮し、得られた残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.1%TFAを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、Boc保護中間体を得た(LCMS(M+1):786.1)。中間体をDC
M中50%TFA
(2mL)で処理し、得られた混合物は室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた。残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物(5mg、10%)を得た。LCMS:C
23H
26F
2N
7OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=486.2;実測値:486.1。
1H NMR(DMSO−d
6,300MHz):δ9.24(s,1H),7.99(s,3H),7.56(m,3H),7.28(t,J=8.4Hz,2H),6.63(br s,1H),3.35−3.65(m,5H),3.20(m,4H),2.70(m,2H),2.00(m,1H),1.78(m,3H),1.42(m,1H)ppm。
【0452】
実施例32
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化166】
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tert−ブチル6−アミノ−5−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボキシレート(0.030g、0.067mmol)、3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(0.022g、0.060mmol)、HATU(0.04g、0.1mmol)、DMF(2mL)、およびDIPEA(0.021g、0.16mmol)を含有する混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液、水、およびブラインで洗浄した。有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.1%TFAを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、Boc保護中間体を得た(LCMS(M+H):798.1)。中間体をDCM中50%TFA(2mL)で処理し、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた。得られた残渣を、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)を用いて精製して、表題化合物(4mg、13%)を得た。LCMS:C
25H
27F
3N
7O(M+H)
+に対する計算値:m/z=498.2;実測値:498.2。
1H NMR(DMSO−d
6,300MHz):δ10.31(s,1H),8.80(s,1H),7.60(m,1H),7.35(br s,2H),7.20(m,2H),6.23(s,1H),3.33(s,3H),3.09(m,2H),2.82(m,2H),2.62(m,2H),1.66(m,2H),1.17(m,2H),1.05(m,1H),0.80(m,1H)ppm。
【0453】
実施例33
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル6−アミノ−5−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−1(2H)−カルボキシレート(0.049g、0.11mmol)、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(0.028g、0.11mmol)、ならびにHATU(0.063g、0.16mmol)DIPEA(0.021g、0.16mmol)、およびDMF(2mL)を含有する混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液、水、およびブラインで洗浄した。有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.1%TFAを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、Boc保護中間体を得た(LCMS(M+H):782.1)。中間体をDCM中50%TFA(2mL)で処理し、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた。得られた残渣を、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)を用いて精製して、表題化合物(5mg、10%)を得た。LCMS:C
25H
26F
3N
6O(M+H)
+に対する計算値:m/z=483.2;実測値:483.1。
1H NMR(DMSO−d
6,300MHz):δ10.23(s,1H),8.35(m,1H),8.23(t,J=9.0Hz,1H),8.06(br s,4H),7.70(m,1H),7.37(m,2H),3.33(s,3H),2.90−3.10(m,4H),2.67(m,2H),1.77(m,3H),1.54(m,2H),1.29(m,1H)ppm。
【0454】
実施例34
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0455】
ステップ1. 1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−5−アミン
【化169】
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ヒドラジン(10mL、320mmol)を、20℃以下まで氷水浴中にて冷却してある、勢いよく撹拌したEtOH(100mL)中2−プロペンニトリル(22.3mL、339mmol)の溶液へ10分かけて加えた。20時間撹拌した後、反応混合物を氷水浴中にて冷却し、4−メトキシベンズアルデヒド(41.1mL、338mmol)をゆっくりと加えた。反応混合物を室温で60時間撹拌した。溶液を減圧下において濃縮し、残渣をイソプロピルアルコール(100mL)中に溶解した。NaOH(7g、200mmol)を加え、得られた混合物を120℃で2時間加熱した。溶液を減圧下において濃縮し、残渣を水およびEtOAcで希釈した。層を分離し、次いで水層をさらなるEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を1M HClで洗浄した。HCl層を合わせ、pHを14までNaOHを用いて調節した。得られたスラリーをDCMで抽出した。DCM層をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、21gの副題化合物(30%)を得た。LCMS:C
11H
14N
3O(M+H)
+に対する計算値:m/z=204.1;実測値:204.2。
【0456】
ステップ2. エチル4−ヒドロキシ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボキシレート
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−5−アミン(3g、10mmol)、および(エトキシメチレン)プロパン二酸、ジエチルエステル(3.8g、18mmol)の混合物を、120℃で1.5時間加熱し、次いで冷却した。冷却の後、混合物を濃縮し、得られた残渣を、ヘキサン中0〜30%EtOAcで溶出するCombiFlash(登録商標)を用いて精製して、中間体を得た(LCMS(M+H):374.1)。中間体をジフェニルエーテル(5mL)中に溶解した。得られた溶液を240℃でマイクロ波反応器において1時間20分加熱した。冷却の後、粉々になった固体をろ過し、ヘキサンで洗浄して、4.0g(80%)の副題化合物を得た。LCMS:C
17H
18N
3O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=328.1;実測値:328.1。
【0457】
ステップ3. エチル4−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボキシレート
【化171】
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1,2−ジクロロエタン(9.8mL)中エチル1−(4−メトキシベンジル)−4−オキソ−4,7−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボキシレート(4.0g、13mmol)の溶液へ、POCl
3(2.4mL、26mmol)を加えた。得られた混合物を90℃で3時間加熱した。冷却の後、
ほとんどの揮発性
物質を吸引で除去し、残渣をEtOAcで希釈し、Na
2CO
3水溶液で洗浄した。有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中10〜60%EtOAcで溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上にて精製して、副題化合物(3.9g、95%)を得た。LCMS:C
17H
17ClN
3O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=346.1;実測値:346.1。
【0458】
ステップ4. エチル4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボキシレート
【化172】
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1−ブタノール(10mL)中エチル4−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボキシレート(1.5g、4.3mmol)、tert−ブチル(3S)−ピペリジン−3−イルカルバメート(1.0g、5.0mmol)、およびDIPEA(0.84g、6.5mmol)の混合物を、140℃まで14時間加熱し、次いで冷却した。混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をEtOAcで希釈し、NaHCO
3水溶液で洗浄した。有機抽出物を水およびブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中20〜100%EtOAcで溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上にて精製して、副題化合物(1.9g、86%)を得た。LCMS:C
27H
36N
5O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=510.3;実測値:510.2。
【0459】
ステップ5. 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボン酸
【化173】
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水(5mL)および水酸化リチウム(1.5g、63mmol)を、MeOH(5mL)ならびにTHF(5mL)中エチル4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボキシレート(1.9g、3.7mmol)の溶液へ加えた。混合物は50℃で撹拌しながら2時間加熱した。混合物を部屋まで冷却し、減圧下において濃縮した。残渣を2N HClで中和し、EtOAcで2回抽出した。有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物(1.6g(89%)を得た。LCMS:C
25H
32N
5O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=482.2;実測値:482.1。
【0460】
ステップ6. tert−ブチル{(3S)−1−[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化174】
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tert−ブチルアルコール(20mL)中4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−カルボン酸(1.0g、2.1mmol)、ジフェニルホスホン酸アジド(0.58mL、2.7mmol)、およびDIPEA(0.72mL、4.2mmol)の混合物を、還流下において一晩加熱した。その後、溶液を減圧下において蒸発させた。得られた残渣をDCM中に溶解し、1M NaOH水溶液およびブラインで洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、0〜50%EtOAc/ヘキサンで溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上にて精製して、副題化合物を褐色の油(0.50g、44%)として得た。LCMS:C
29H
41N
6O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=553.3;実測値:553.2。
【0461】
ステップ7. tert−ブチル{(3S)−1−[5−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化175】
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tert−ブチル{(3S)−1−[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(0.50g、0.90mmol)
、および
ジオキサン中HC
l(4.0M;10mL、40mmol)
の混合物を、室温で2時間撹拌した。次いで、溶液を減圧下において蒸発させた。得られた残渣をTHF(10mL)中に溶解し、THF(5mL)中ジ−tert−ブチルジカルボネート(0.20g、0.92mmol)
、およびトリエチルアミン(0.37g、3.6mmol)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。その後、反応混合物をEtOAcで希釈し、得られた溶液をNaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄した。次いで、有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中20〜100%EtOAcで溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上にて精製して、0.30g(73%)の副題化合物を得た。LCMS:C
24H
33N
6O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=453.3;実測値:453.1。
【0462】
ステップ8. 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
tert−ブチル{(3S)−1−[5−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(0.050g、0.11mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.043g、0.12mmol)、HATU(0.063g、0.16mmol)、DIPEA(0.021g、0.16mmol)、およびDMF(2mL)を含有する混合物を、50℃で2時間撹拌し、次いで冷却した。反応混合物をEtOAcで希釈し、得られた溶液をNaHCO
3水溶液、水、およびブラインで洗浄し、その後Na
2SO
4で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.1%TFAを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、Boc保護中間体(15mg)を得た(LCMS(M+H):791.1)。中間体をDCM中50%TFA(2mL)で処理し、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた。残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物(5mg、10%)を得た。LCMS:C
21H
21F
2N
8OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=471.1;実測値:471.1。
【0463】
実施例35
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化176】
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tert−ブチル{(3S)−1−[5−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(0.050g、0.11mmol)、2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(0.029g、0.12mmol)、HATU(0.063g、0.16mmol)、DIPEA(0.021g、0.16mmol)、およびDMF(2mL)を含有する混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、得られた溶液をNaHCO
3水溶液、水、およびブラインで洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.1%TFAを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、Boc保護中間体(10mg)を得た(LCMS(M+H):676.1)。中間体をTFA(2mL)で処理し、50℃で2時間撹拌した。次いで、溶媒を減圧下において蒸発させ、得られた残渣を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm 30×10mm OBD(商標)カラム、流速60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物(4mg、10%)を得た。LCMS:C
21H
20F
2N
7OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=456.1;実測値:456.1。
1H NMR(DMSO−d
6,300MHz):δ8.67(s,1H),8.57(s,1H),8.14(s,1H),7.62(m,1H),7.32(m,2H),3.53(d,J=8.2Hz,1H),3.40(m,2H),3.27(m,2H),3.00(t,J=9.3Hz,1H),2.85(m,2H),1.76(d,J=9.3Hz,1H),1.56(m,2H),1.14(m,1H)ppm。
【0464】
実施例36
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化177】
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【0465】
ステップ1. 1−tert−ブチル2−メチル(2S)−5−オキソピロリジン−1,2−ジカルボキシレート
【化178】
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塩化チオニル(5.6mL、77mmol)を、10分かけてMeOH(30.0mL)中(2S)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸(Aldrich、5.0g、39mmol)の溶液へ0℃で滴加した。混合物を室温まで温め、2時間撹拌した。反応を減圧下において濃縮し、得られた残渣をEtOAc(25mL)中に溶解した。トリエチルアミン(5.4mL、39mmol)をゆっくりと加えた後、混合物をろ過した。DMAP(0.48g、3.9mmol)をろ液へ加え、続いてジ−tert−ブチルジカルボネート(8.4g、39mmol)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。その後、反応混合物をEtOAc(25mL)で希釈し、0℃まで冷却した。1N HCl(50mL)をゆっくりと加えた。有機層を分離し、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、副題化合物を白色の固体(8.08g、86%)として得た。LCMS:C
11H
17NNaO
5(M+Na)
+に対する計算値:m/z=266.1;実測値266.1。
【0466】
ステップ2. 1−tert−ブチル2−メチル(2S,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−1,2−ジカルボキシレート
【化179】
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この化合物を、Gu et al,Tetrahedron Lett.,2003,44,3203−3205に記載の通りに調製する。THF中リチウムヘキサメチルジシラジド(1.0M;8.47mL、8.47mmol)を、30分かけてTHF(20mL)中1−tert−ブチル2−メチル(2S)−5−オキソピロリジン−1,2−ジカルボキシレート(2.0g、8.2mmol)の溶液へ−78℃で滴加した。得られた混合物を−78℃で1時間撹拌した。その後、ヨウ化メチル(1.30mL、20.9mmol)を10分かけて滴加した。−78℃で2時間撹拌した後、反応混合物を室温まで温め、14時間撹拌した。次いで、反応をAcOH(1.00mL、17.6mmol)を加えてクエンチし、反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をEtOAc(100mL)で希釈し、ブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物(0.47g、22%)を得た。LCMS:C
12H
19NNaO
5(M+Na)
+に対する計算値:m/z=280.1;実測値280.1。
1H NMR(CDCl
3,400MHz)δ4.57(1H,dd,J=1.6および9.6Hz),3.77(3H,s),2.68(1H,m),2.27(1H,m),1.93(1H,m),1.49(9H,s),1.21(3H,d,J=6.8Hz)ppm。
【0467】
ステップ3. tert−ブチル[(1S,3R)−4−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)−3−メチルブチル]カルバメート
【化180】
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−10℃のTHF(4.0mL)中1−tert−ブチル2−メチル(2S,4R)−4−メチル−5−オキソピロリジン−1,2−ジカルボキシレート(0.47g、1.8mmol)の溶液へ、NaBH
4(0.207g、5.48mmol)を加え、続いてEtOH(1.0mL)を加えた。−10℃で1時間撹拌した後、混合物を室温まで温め、15時間撹拌した。その後、反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し水(25mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた粗生成物(0.39g、92%)は次のステップにてさらに精製することなく直接使用した。LCMS:C
11H
24NO
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=234.2;イオン化せず。
【0468】
ステップ4. tert−ブチル[(3S,5R)−1−ベンジル−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化181】
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トリエチルアミン(0.932mL、6.69mmol)を、DCM(7.5mL)中tert−ブチル[(1S,3R)−4−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)−3−メチルブチル]カルバメート(0.39g、1.7mmol)の溶液へ0℃で加えた。次いで、塩化メタンスルホニル(0.388mL、5.01mmol)を得られた溶液へ滴加した。0℃で1時間撹拌した後、混合物をDCM(50mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。ベンジルアミン(3.65mL、33.4mmol)を得られた残渣へ加え、混合物を70℃で18時間撹拌し、その後室温まで冷却した。反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、10%K
3PO
4水溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜30%EtOAc)によって精製して、表題化合物を白色の固体(0.34g、67%)として得た。LCMS:C
18H
29N
2O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=305.2;実測値305.2。
【0469】
ステップ5. tert−ブチル[(3S,5R)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化182】
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10重量%Pd
炭素(120mg、0.11mmol)を、MeOH(15.0mL)中tert−ブチル[(3S,5R)−1−ベンジル−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(0.34g、1.1mmol)の溶液へ加えた。混合物を室温で水素雰囲気(1atm.)下において15時間撹拌した。反応を珪藻土パッ
ドを通じてろ過し
(MeOHで溶出)、次いで減圧下において濃縮した。得られた粗生成物(0.21g、88%)は次のステップ残渣にてさらに精製することなく直接使用した。LCMS:C
11H
23N
2O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=215.2;実測値215.2.
1H NMR(CDCl
3,400MHz)δ4.33(1H,m),3.46(1H,m),3.25(1H,m),2.94(1H,dd,J=3.6および12.8Hz),2.18−2.02(3H,m),1.60(1H,m),1.43(9H,s),0.85(3H,d,J=6.8Hz)ppm。
【0470】
ステップ6. tert−ブチル[(3S,5R)−5−メチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化183】
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4−ヨード−5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン(実施例9、ステップ3より)(47.8mg、0.164mmol)およびtert−ブチル[(3S,5R)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(33.7mg、0.157mmol)を含有するマイクロ波バイアルへ、EtOH(1.00mL)を加え、続いてDIPEA(41.5mg、0.321mmol)を加えた。混合物をマイクロ波照射下において100℃で2時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、表題化合物を黄色の固体(44.5mg、75%)として得た。LCMS:C
18H
27N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=379.2;実測値379.2。
【0471】
ステップ7. tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化184】
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MeOH(2.00mL)中tert−ブチル[(3S,5R)−5−メチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(44.5mg、0.118mmol)の溶液へ
、10重量%Pd
炭素(9.3mg、0.0087mmol)を窒素雰囲気下において加えた。次いで、混合物を4時間水素付加(1atm.)した。その後、反応混合物を珪藻土パッ
ドを通じてろ過した
(MeOHで溶出)。ろ液を減圧下において濃縮して、粗生成物を赤色の半固体(41.0mg)として得た。粗生成物は次のステップにてさらに精製することなく直接使用した。LCMS:C
18H
29N
4O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=349.2;実測値349.2。
【0472】
ステップ8. 5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化185】
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5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(実施例1、ステップ6)(47.3mg、0.133mmol)、tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(41.0mg、0.118mmol)、およびHATU(142.3mg、0.3742mmol)の混合物へ、DMF(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(115.8mg、0.8960mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。DCM(2.0mL)を残渣へ加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(25.2mg、44%)として得た。LCMS:C
23H
25F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=487.2;実測値487.2。
【0473】
実施例37
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0474】
ステップ1: tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−5−メチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化187】
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イソプロピルアルコール(3.0mL)中に4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(410mg、2.1mmol)、tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(240mg、1.0mmol)、およびトリエチルアミン(0.5mL、4mmol)を含有する混合物を、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下において濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィーによって、シリカゲル上にてCombiFlash(登録商標)装置(ヘキサン中0〜80%EtOAcで溶出)を用いて精製して、副題化合物を淡黄色の粉末(200mg、50%)として得た。LCMS:C
19H
29N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=393.2。実測値:393.2。
【0475】
ステップ2: tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−5−メチル−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化188】
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mCPBA(0.420g、1.87mmol)を、DCM(3.0mL)中tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−5−メチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.200g、0.510mmol)の溶液へゆっくりと室温で加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、混合物をNa
2S
2O
3水溶液で洗浄し、続いて1M NaOHで洗浄した。有機層を分離し、乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtOAc中0〜30%MeOHで溶出)によってさらに精製して、副題化合物(90mg、43%)を淡橙色の粉末として得た。LCMS:C
19H
29N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=409.2。実測値:409.2。
【0476】
ステップ3: 4−{(3R,4R,5S)−4−(アセチルオキシ)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化189】
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Ac
2O(2.0mL、21mmol)を、管中のtert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−5−メチル−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.090g、0.22mmol)へ加え、次いでそれを密封した。反応混合物を密封した管において油浴中で撹拌しながら、90℃の油浴で加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、次いで塩化アセチル(0.10mL)およびDIPEA(0.2mL)を加えた。得られた混合物を室温で15分間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた後、得られた残渣をEtOAcおよびNa
2CO
3水溶液で希釈し、室温で30分間撹拌した。有機層を分離し、乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜70%EtOAcで溶出)によって精製して、副題化合物(86mg、79%)を泡沫状で褐色の粉末として得た。LCMS:C
23H
33N
4O
8(M+1)
+に対する計算値:m/z=493.2。実測値:493.2。
【0477】
ステップ4: (3R,4R,5S)−1−[7−(アセチルオキシ)−3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−4−イルアセテート
【化190】
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4−{(3R,4R,5S)−4−(アセチルオキシ)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(0.086g、0.17mmol)、水(0.10mL)、AcOH(3.0mL)、および鉄粉(0.200g、3.58mmol)の混合物を、室温で3時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(10mL)で希釈し、次いでろ過した。ろ液を減圧下において濃縮した。EtOAc(20mL)およびNa
2CO
3水溶液(10mL)を残渣へ加え、混合物を室温で30分間撹拌した。有機層を分離し、Na
2SO
4上で乾燥し、その後ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(80mg、92%)を褐色で泡沫状の粉末として得た。LCMS:C
23H
35N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=463.3。実測値:463.3。
【0478】
ステップ5: tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート
【化191】
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(3R,4R,5S)−1−[7−(アセチルオキシ)−3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−4−イルアセテート(11mg、0.024mmol)、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(9.0mg、0.036mmol)、HATU(33mg、0.086mmol)、DMF(0.090mL)、およびDIPEA(23mg、0.18mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物を1M NaOH(1.0mL)およびMeOH(1.0mL)で希釈し、混合物を室温でさらに1時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。減圧下において濃縮した後、水層をDCMで3回抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、粗生成物を得た。これを分取LCMS(pH=10法;XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によってさらに精製して、副題化合物を無色のゴムとして得た。LCMS:C
31H
35F
3N
5O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=614.3。実測値:614.2。
【0479】
ステップ6: N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート(6mg、0.01mmol)および
DCM中TFA
(4.0M;2.0mL、8.0mmol)の混合
物を、室温で1時間撹拌した。溶媒を取り除いた後、次いで残渣をMeOH(4mL)およびNH
4OH溶液(0.5mL)で希釈し、ろ過した。ろ液を分取LCMS(pH=10法;XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.15%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物の2つのジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0480】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.223分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=514.2;実測値:514.2。
1H NMR(DMSO−d
6,500MHz)δ10.47(1H,s),9.31(1H,s),8.38(1H,dd,J=8.5および4.0Hz),8.20(1H,dd,J=8.5および8.5Hz),7.64(1H,m),7.29(2H,dd,J=8.5および8.5Hz),5.24(1H,d,J=5.0Hz),4.84(1H,m),4.40(1H,d,J=4.0Hz),3.06(1H,m),2.94(1H,m),2.85(2H,m),2.72(1H,m),2.63(1H,m),2.58(1H,m),2.46(1H,m),2.31(1H,m),1.80(1H,m),1.49(1H,m),1.41(1H,m),0.71(3H,d,J=6.5Hz)ppm。
【0481】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.288分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=514.2;実測値:514.2。
1H NMR(DMSO−d
6,500MHz)δ10.49(1H,s),9.31(1H,s),8.39(1H,dd,J=8.5および4.0Hz),8.21(1H,dd,J=8.5および8.5Hz),7.65(1H,m),7.29(2H,dd,J=8.5および8.5Hz),5.24(1H,d,J=5.5Hz),4.82(1H,m),4.39(1H,d,J=4.0Hz),3.06(1H,m),2.96(1H,m),2.85(2H,m),2.72(1H,m),2.63(1H,m),2.59(1H,m),2.48(1H,m),2.29(1H,m),1.82(1H,m),1.48(1H,m),1.41(1H,m),0.71(3H,d,J=6.5Hz)ppm。
【0482】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0483】
実施例38
3−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化192】
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3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(16.1mg、0.0437mmol)、tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(14.0mg、0.0402mmol)、およびHATU(53.1mg、0.140mmol)の混合物へ、DMF(1.0mL)を加え、続いてDIPEA(70.1μL、0.402mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣へ、DCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(5.9mg、29%)として得た。LCMS:C
25H
26F
3N
6O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=499.2;実測値499.2。
【0484】
実施例39
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化193】
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6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(13.7mg、0.0541mmol)、tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(15.9mg、0.0456mmol)、およびHATU(59.1mg、0.155mmol)の混合物へ、DMF(1.0mL)を加え、続いてDIPEA(70.1μL、0.402mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣へ、DCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(8.5mg、38%)として得た。LCMS:C
25H
25F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=484.2;実測値484.2。
【0485】
実施例40
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0486】
ステップ1. tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化195】
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4−ヨード−5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン(110.4mg、0.3780mmol)およびtert−ブチル((3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(実施例28、ステップ7より、100.0mg、0.2902mmol)の混合物へ、EtOH(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(163.8mg、1.267mmol)を加えた。反応混合物を100℃で15時間加熱し、その後減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の固体(118.2mg、80%)として得た。LCMS:C
24H
41N
4O
6Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=509.3;実測値509.3。
【0487】
ステップ2. tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(73.4mg、0.144mmol)、鉄粉(89.0mg、1.59mmol)、および塩化アンモニウム(151.4mg、2.830mmol)の混合物へ、EtOH(2.0mL)を加え、続いて水(0.50mL、28mmol)を加えた。混合物を80℃で1時間撹拌した。反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過した。珪藻土パッドをK
3PO
4の10%水溶液(20mL)、およびEtOAc(20mL)で溶出した。有機層をブライン(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濃縮して、粗副題化合物(67.8mg)を得た。粗生成物は、次のステップにてさらに精製することなく直接使用した。LCMS:C
24H
43N
4O
4Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=479.3;実測値479.3。
【0488】
ステップ3. tert−ブチル[4−({[4−((3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル]アミノ}カルボニル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−5−イル]カルバメート
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(67.8mg、0.142mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(65.4mg、0.184mmol)、およびHATU(168.1mg、0.4421mmol)の混合物へ、DMF(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(144.5mg、1.118mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を褐色の固体(29.2mg、25%)として得た。LCMS:C
39H
55F
2N
6O
7SSi(M+H)
+に対する計算値:m/z=817.4;実測値817.3。
【0489】
ステップ4. 5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
MeCN(2.0mL)中tert−ブチル[4−({[4−((3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル]アミノ}カルボニル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−5−イル]カルバメート(29.2mg、0.0357mmol)の溶液へ、水中1.7Mヘキサフルオロ珪酸二水素溶液(0.5mL、0.8mmol)を加えた。混合物を50℃で2時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を水中14.8M NH
4OH溶液(300μL、4.44mmol)で中和し、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(6.0mg、33%)として得た。LCMS:C
23H
25F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=503.2;実測値503.2。
【0490】
実施例41
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0491】
ステップ1. tert−ブチル{(3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−1−[5−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(13.3mg、0.0525mmol)、tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(16.7mg、0.0349mmol)およびHATU(46.2mg、0.122mmol)の混合物へ、DMF(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(70.0μL、0.402mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を褐色の固体(24.9mg)として得た。LCMS:C
36H
47F
3N
5O
5Si(M+H)
+に対する計算値:m/z=714.3;実測値714.3。
【0492】
ステップ2. N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
MeCN(2.0mL)中tert−ブチル{(3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−1−[5−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル]−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート(24.9mg、0.0349mmol)の溶液へ、水中1.7Mヘキサフルオロ珪酸二水素溶液(200μL、0.340mmol)を加えた。混合物を50℃で2時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を水中14.8M NH
4OH溶液(200μL、2.96mmol)で中和し、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(2.8mg、16%)として得た。LCMS:C
25H
25F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=500.2;実測値500.1。
【0493】
実施例42
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0494】
ステップ1. tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
4−ヨード−5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン(238.2mg、0.8157mmol)およびtert−ブチル[(3S,5R)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(MolBridgeより、203.9mg、0.7600mmol)の混合物へ、EtOH(3.0mL)を加え、続いてDIPEA(539.5mg、4.174mmol)を加えた。混合物を120℃で18時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応を減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色の固体(227.1mg、69%)として得た。LCMS:C
18H
24F
3N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=433.2;実測値433.2。
【0495】
ステップ2. tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(227.1mg、0.5252mmol)、鉄粉(289.6mg、5.186mmol)、および塩化アンモニウム(462.4mg、8.644mmol)の混合物へ、EtOH(5.0mL)を加え、続いて水(2.5mL)を加えた。混合物を80℃で1時間撹拌した。反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過した。珪藻土パッドを10%K
3PO
4水溶液(50mL)、およびEtOAc(50mL)で溶出した。分離した有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、粗副題化合物(211.5mg)を得た。粗生成物は次のステップでさらに精製することなく直接使用した。LCMS:C
18H
26F
3N
4O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=403.2;実測値403.2。
【0496】
ステップ3. 5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(58.2mg、0.163mmol)、tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(55.3mg、0.137mmol)、およびHATU(180.9mg、0.4758mmol)の混合物へ、DMF(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(162.2mg、1.255mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣へDCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(9.7mg、13%)として得た。LCMS:C
23H
22F
5N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=541.1;実測値541.1。
【0497】
実施例43
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化203】
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6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(38.7mg、0.153mmol)、tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(51.4mg、0.128mmol)、およびHATU(178.7mg、0.4700mmol)の混合物へ、DMF(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(159.5mg、1.234mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣へDCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(13.5mg、20%)として得た。LCMS:C
25H
22F
6N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=538.2;実測値538.2。
【0498】
実施例44
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化204】
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【0499】
ステップ1. tert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化205】
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4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(144.2mg、0.7260mmol)およびtert−ブチル[(3S,5R)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(MolBridgeより、179.9mg、0.6706mmol)の混合物へ、1−ブタノール(3.0mL)を加え、続いてDIPEA(493.7mg、3.820mmol)を加えた。混合物を150℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAc)上で精製して、副題化合物を淡黄色の固体(179.2mg、62%)として得た。LCMS:C
19H
26F
3N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=431.2;実測値431.2。
【0500】
ステップ2. tert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化206】
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tert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(179.2mg、0.4163mmol)およびmCPBA(210.6mg、0.9397mmol)の混合物へ、DCM(2.00mL)を加えた。反応混合物を室温で13時間撹拌した。混合物をDCM(30mL)で希釈し、1M NaOH水溶液で洗浄した。分離した水層をDCMで抽出した(3×30mL)。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(DCM中0〜30%MeOH)上で精製して、副題化合物(114.7mg、62%)を得た。LCMS:C
19H
26F
3N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=447.2;実測値447.2。
【0501】
ステップ3. 4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化207】
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tert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(114.7mg、0.2569mmol)へ、Ac
2O(2.0mL、21mmol)を加えた。反応混合物を90℃で1時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣をDCMで希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液へ0℃で注いだ。分離した水層をDCMでさらに抽出した(3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を褐色で泡沫状の固体(92.3mg、74%)として得た。LCMS:C
21H
28F
3N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=489.2;実測値489.2。
【0502】
ステップ4. 3−アミノ−4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化208】
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4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(92.3mg、0.189mmol)および鉄粉(295.6mg、5.293mmol)の混合物へ、AcOH(2.0mL)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、珪藻土パッ
ドを通じてろ過した
(EtOAcで溶出)。ろ液を飽和Na
2CO
3水溶液で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、粗副題化合物を暗色の半固体(86.6mg)として得た。粗生成物は次のステップでさらに精製することなく直接使用した。LCMS:C
21H
30F
3N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=459.2;実測値459.2。
【0503】
ステップ5. 3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化209】
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3−アミノ−4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(86.6mg、0.189mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(89.5mg、0.251mmol)、およびHATU(221.8mg、0.5833mmol)の混合物へ、DMF(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(164.3mg、1.271mmol)を加えた。反応混合物を45℃で14時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーによってシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を暗色の半油状物(semi−oil)(110.3mg、73%)として得た。LCMS:C
36H
42F
5N
6O
7S(M+H)
+に対する計算値:m/z=797.3;実測値797.3。
【0504】
ステップ6. 5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
THF(1.0mL)中3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(110.3mg、0.1384mmol)の溶液へ、水中1.0M NaOH溶液(1.00mL、1.00mmol)を加え、続いてMeOH(2.0mL)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣へDCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の固体として(各々9.3mg、全収率24%)得た。
【0505】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間2.044分、LCMS:C
24H
24F
5N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=555.2;実測値555.0。
【0506】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間2.163分、LCMS:C
24H
24F
5N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=555.2;実測値555.0。
【0507】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0508】
実施例45
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化210】
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【0509】
ステップ1: tert−ブチル[(3S,5R)−5−メチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化211】
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イソプロピルアルコール(0.224mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(19.4mg、0.10mmol)、tert−ブチル[(3S,5R)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(22.0mg、0.10mmol)、およびトリエチルアミン(40.9μL、0.29mmol)の混合物を、100℃で40分間撹拌した。反応混合物を真空下において濃縮し、残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによってCombiFlash(登録商標)(ヘキサン中0〜50%EtOAc)を用いて精製して、副題化合物を淡黄色の粉末(36.8mg、100%)として得た。LCMS:C
19H
29N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=377.1。実測値:377.1。
【0510】
ステップ2: tert−ブチル[(3S,5R)−5−メチル−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化212】
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0℃のDCM(0.50mL)中tert−ブチル[(3S,5R)−5−メチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(32.3mg、0.086mmol)の溶液へ、mCPBA(25.0mg、0.112mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。混合物をNa
2S
2O
3溶液で処理し、続いて1N NaOHで処理し、30分間室温で撹拌した。有機層を分離し、乾燥し、ろ過し、真空下において濃縮して、粗N−オキシド生成物を得た。粗生成物を分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物(20mg、40%)を得た。LCMS:C
19H
29N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=393.2。実測値:393.1。
【0511】
ステップ3: 4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化213】
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Ac
2O(15.6mg、0.153mmol)を、密封した管中のN−オキシドtert−ブチル[(3S,5R)−5−メチル−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(10.0mg、0.026mmol)へ加えた。反応混合物を90℃で30分間加熱し、次いで溶液を減圧下において濃縮した。その後残渣をDCM中に溶解し、そして氷冷のNa
2CO
3溶液へと注いだ。水層をDCMで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物をオフホワイトの粉末(11.2mg、95%)として得た。LCMS:C
21H
31N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=435.2。実測値:435.1。
【0512】
ステップ4: 3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化214】
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4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(11.2mg、0.026mmol)、AcOH(73.3μL)、および鉄粉(14.4mg、0.26mmol)の混合物を、室温で3時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、ろ過し、さらなるEtOAcで洗浄した。ろ液を真空下において濃縮し、残渣をEtOAcで希釈し、Na
2CO
3溶液で中和した。混合物を室温で30分間撹拌した。有機層を分離し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空下において濃縮して、副題化合物を黄色がかった固体(10.0mg、96%)として得た。LCMS:C
21H
33N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=405.2。実測値:405.1。
【0513】
ステップ5: 4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化215】
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DMF(0.07mL)ならびにDIPEA(11.5mg、0.089mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(12.0mg、0.030mmol)、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(9.0mg、0.036mmol)、HATU(28.2mg、0.074mmol)の混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をろ過し、濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物(11mg、58%)を得た。LCMS:C
33H
37F
3N
5O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=640.3。実測値:640.1。
【0514】
ステップ6: N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(10.2mg、0.0159mmol)、MeOH(0.2mL)、THF(0.1mL)、および1.0M NaOH水溶液(0.10mL、0.10mmol)の混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において蒸発させた。
【0515】
得られた粗中間体をDCM(0.2mL)中に溶解し、TFA(0.16mL、2.1mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた。残渣を4mLのMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0516】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.805分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=498.2。実測値:498.1。
【0517】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.942分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=498.2。実測値:498.1。
【0518】
実施例46
3−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
ステップ1: 3−({[3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化217】
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DMF(0.09mL)およびDIPEA(0.019mL、0.096mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(13.0mg、0.032mmol)、3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(14.2mg、0.039mmol)、HATU(30.5mg、0.080mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物をMeOHで希釈し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(14.2mg、59%)として得た。LCMS:C
38H
46F
3N
6O
7(M+H)
+に対する計算値:m/z=755.3。実測値:755.1。
【0520】
ステップ2: 3−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
3−({[3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(14.2mg、0.019mmol)、MeOH(0.22mL)、THF(0.12mL)、および1.0M NaOH水溶液(0.12mL、0.12mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。その後、溶媒を減圧下において蒸発させた。
【0521】
粗中間体をDCM(0.19mL)中に溶解し、TFA(0.19mL、2.5mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌し、次いで減圧下において蒸発させた。残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0522】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.775分、LCMS:C
26H
28F
3N
6O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=513.2。実測値:513.1。
【0523】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.853分、LCMS:C
26H
28F
3N
6O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=513.2。実測値:513.1。
【0524】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0525】
実施例47
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化218】
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【0526】
ステップ1: 3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.09mL)およびDIPEA(12.5mg、0.096mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(13.0mg、0.032mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(13.7mg、0.040mmol)、HATU(30.5mg、0.080mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物をMeOHで希釈し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(12.4mg、52%)として得た。LCMS:C
36H
45F
2N
6O
7S(M+H)
+に対する計算値:m/z=743.3。実測値:743.3。
【0527】
ステップ2: 5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(12.4mg、0.0167mmol)、MeOH(0.2mL)、THF(0.1mL)、および1.0M NaOH水溶液(0.11mL、0.11mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。有機溶媒および水を減圧下において取り除いて、粗中間体を得た。これをDCM(0.2mL)中に溶解し、続いてTFA(0.17mL、2.2mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。減圧下において溶媒を取り除いた後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を有する:
【0528】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.693分、LCMS:C
24H
27F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=501.2。実測値:501.1。
【0529】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.824分、LCMS:C
24H
27F
2N
6O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=501.2。実測値:501.1。
【0530】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0531】
実施例48
3−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化220】
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【0532】
ステップ1: tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート
【化221】
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DMF(0.09mL)およびDIPEA(23mg、0.18mmol)中(3R,4R,5S)−1−[7−(アセチルオキシ)−3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−4−イルアセテート(11.0mg、0.024mmol)、3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(12mg、0.03mmol)、HATU(33mg、0.09mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物を1N NaOH溶液(0.5mL)およびMeOH(0.5mL)で希釈した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。真空下において濃縮した後、水層をDCMで3回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、粗生成物を得た。これを分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末として得た。LCMS:C
36H
44F
3N
6O
7(M+H)
+に対する計算値:m/z=729.3;実測値:729.4。
【0533】
ステップ2: 3−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート(7.0mg、0.01mmol)、および
DCM中4.0M TFA
(2.0mL)の混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0534】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.450分、LCMS:C
26H
28F
3N
6O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=529.2。実測値:529.2。
【0535】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.506分、LCMS:C
26H
28F
3N
6O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=529.2。実測値:529.2。
【0536】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0537】
実施例49
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化222】
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【0538】
ステップ1: tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート
【化223】
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DMF(0.09mL)およびDIPEA(23mg、0.18mmol)中(3R,4R,5S)−1−[7−(アセチルオキシ)−3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−4−イルアセテート(11.0mg、0.024mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(12mg、0.032mmol)、HATU(33mg、0.09mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物を1M NaOH溶液(0.5mL)およびMeOH(0.5mL)で希釈した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた水層をDCMで3回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、粗生成物を得た。これを分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末として得た。LCMS:C
34H
43F
2N
6O
7S(M+H)
+に対する計算値:m/z=717.3。実測値:717.3。
【0539】
ステップ2: 5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート(7.0mg、0.01mmol)および
DCM中4.0M TFA
(2.0mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0540】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.325分、LCMS:C
24H
27F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=517.2。実測値:517.2。
【0541】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.378分、LCMS:C
24H
27F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=517.2。実測値:517.2。
【0542】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0543】
実施例50
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化224】
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【0544】
ステップ1: tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化225】
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4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(174mg、0.28mmol)、MeOH(0.7mL)、THF(0.7mL)、および1.0M NaOH水溶液(1.1mL、1.1mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。有機溶媒を減圧下において取り除いた。水層をEtOAcおよびNH
4Cl(水溶液)で希釈し、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(151mg、93%)を得た。LCMS:C
30H
33F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=584.2。実測値:584.2。
【0545】
ステップ2: tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート
【化226】
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DCM(0.8mL)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(100mg、0.17mmol)の溶液へ、デス・マーチンペルヨージナン(95mg、0.22mmol)をゆっくりと加えた。反応混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物を1M NaOHで中和し、MeOHで希釈し、ろ過し、真空下において濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)(ヘキサン中0〜100%EtOAc)を用いて精製して、淡褐色の粉末を副題化合物(41mg、41%)として得た。LCMS:C
30H
31F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=582.2。実測値:582.2。
【0546】
ステップ3: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
DCM(0.05mL)およびTFA(0.052mL、0.68mmol)中tert−ブチル{(3S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]ピペリジン−3−イル}カルバメート(6.0mg、0.010mmol)の混合物を室温で20分間撹拌した。その後、溶液を減圧下において濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を白色の粉末(2.2mg、44%)として得た。LCMS:C
25H
23F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=482.2;実測値:482.3。
【0547】
実施例51
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化227】
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【0548】
ステップ1: 6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化228】
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(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)ボロン酸(0.11g、0.54mmol)、メチル6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(0.14g、0.60mmol)、1,4−ジオキサン(1.3mL)、DIPEA(0.19mL、1.1mmol)、および水(0.03mL)の混合物を、窒素で5分間洗い流し、次いでビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0.056g、0.11mmol)を加えた。反応混合物を130℃で2時間加熱した。混合物をろ過し、真空下において濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)(ヘキサン中0〜50%EtOAc)を用いて精製して、所望のエステル(0.27g、60%)を得た。このエステルをTHF(1.0mL)およびMeOH(1.0mL)中に溶解し、続いて1.0M NaOH水溶液(2.0mL、2.0mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下において有機溶媒を取り除いた後、残渣をHClで中和した。水層をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空下において濃縮して、副題化合物を得た。LCMS:C
14H
11F
3NO
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=298.1。実測値:298.1。
【0549】
ステップ2: tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート
【化229】
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DMF(0.1mL)ならびにDIPEA(26mg、0.20mmol)中(3R,4R,5S)−1−[7−(アセチルオキシ)−3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−4−イルアセテート(12.4mg、0.027mmol)、6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(8.0mg、0.027mmol)、HATU(37mg、0.098mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物を1M NaOH溶液(0.5mL)およびMeOH(0.5mL)で希釈した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。減圧下において濃縮した後、水層をDCMで3回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、真空下において濃縮して、粗生成物を得た。これを分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末として得た。LCMS:C
33H
39F
3N
5O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=658.3。実測値:658.3。
【0550】
ステップ3: N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート(6mg、0.01mmol)および
DCM中4.0M TFA
(2.0mL)の混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いた後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、ジアステレオ異性体の両方を白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0551】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.551分、LCMS:C
28H
31F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=558.2。実測値:558.2。
【0552】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.608分、LCMS:C
28H
31F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=558.2。実測値:558.2。
【0553】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0554】
実施例52
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
ステップ1: tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.05mL)およびDIPEA(0.01mL、0.05mmol)中tert−ブチル[(3R,4R,5S)−1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(6.0mg、0.017mmol)、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(5.0mg、0.02mmol)、HATU(15.7mg、0.041mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物をEtOAcおよびNa
2CO
3(水溶液)で希釈した。水層をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、真空下において濃縮した。得られた粗生成物は、次のステップにて直接使用した。LCMS:C
31H
35F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=598.3。実測値:598.2。
【0556】
ステップ2: N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
tert−ブチル{(3R,4R,5S)−1−[3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート(6.0mg、0.010mmol)、DCM(0.09mL)、およびTFA(0.085mL、1.1mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。濃縮の後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を白色の粉末(4.6mg、92%)として得た。LCMS:C
26H
27F
3N
5O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=498.2。実測値:498.3。
【0557】
実施例53
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化232】
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【0558】
ステップ1. メチル5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート
【化233】
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バイアルへ、メチル2−ブロモ−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(実施例1、ステップ3より、104mg、0.309mmol)、(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)ボロン酸(Aldrichより、207mg、1.10mmol)、ジシクロヘキシル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン−(2’−アミノビフェニル−2−イル)(クロロ)パラジウム(1:1)(37.5mg、0.0477mmol)、およびリン酸カリウム(276mg、1.30mmol)を加えた。バイアルをPTFEねじ口で密封し、次いで窒素で3回パージした。1,4−ジオキサン(4.0mL)を加え、続いて脱酸素水(2.0mL)を加えた。混合物を40℃で1時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却した。さらなる(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)ボロン酸(262mg、1.39mmol)およびジシクロヘキシル(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスフィン−(2’−アミノビフェニル−2−イル)(クロロ)パラジウム(1:1)(40.2mg、0.0511mmol)を加えた。混合物を室温で15時間撹拌した。混合物を珪藻土パッ
ドを通じてろ過し
(EtOAcで溶出)、濃縮した。残渣をシリカゲル(ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出)上で精製して、副題化合物を白色の固体(48.5mg、39%)として得た。LCMS:C
17H
19F
2N
2O
5S(M+H)
+に対する計算値:m/z=401.1;実測値:401.1。
【0559】
ステップ2. 5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸
【化234】
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メチル5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(48.5mg、0.121mmol)および水酸化リチウム一水和物(37mg、0.89mmol)の混合物へ、MeOH(1.5mL)を加え、続いて水(1.5mL)を加えた。反応混合物を60℃で3.5時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水中4.0M塩化水素(0.25mL、0.99mmol)を加えて、pHを1〜2まで調節した。混合物をEtOAc(50mL)およびブライン(50mL)で希釈した。水層をEtOAcでさらに抽出した(2×50mL)。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を白色の固体(52.2mg)として得た。これを次のステップにてさらに精製することなく直接使用した。LCMS:C
16H
17F
2N
2O
5S(M+H)
+に対する計算値:m/z=387.1。実測値:387.1。
【0560】
ステップ3: 3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化235】
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DMF(0.06mL)ならびにDIPEA(0.014mL、0.077mmol)中3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(10.0mg、0.0256mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(9.9mg、0.026mmol)、およびHATU(24.3mg、0.064mmol)の混合物を、室温で4時間撹拌した。混合物をMeOHで希釈し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(3.2mg、16%)として得た。LCMS:C
36H
45F
2N
6O
8S(M+H)
+に対する計算値:m/z=759.3。実測値:759.3。
【0561】
ステップ4: 5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(3.2mg、0.0042mmol)、MeOH(50μL)、THF(25μL)、および1.0M NaOH水溶液(27μL、0.027mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。有機溶媒を減圧下において取り除いて、粗中間体を得た。これをDCM(0.04mL)中に溶解し、次いでTFA(0.043mL、0.56mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。減圧下において濃縮した後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0562】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.855分、LCMS:C
24H
27F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=517.2。実測値:517.2。
【0563】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.841分、LCMS:C
24H
27F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=517.2。実測値:517.2。
【0564】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0565】
実施例54
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化236】
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【0566】
ステップ1: 3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化237】
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DMF(0.06mL)およびDIPEA(0.013mL、0.074mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(10.0mg、0.025mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(9.6mg、0.025mmol)、HATU(23.5mg、0.062mmol)の混合物を、室温で3時間撹拌した。混合物をMeOHで希釈し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(5.5mg、29%)として得た。LCMS:C
37H
47F
2N
6O
8S(M+H)
+に対する計算値:m/z=773.3。実測値:773.3。
【0567】
ステップ2: 5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(5.5mg、0.007mmol)、MeOH(84μL)、THF(42μL)、および1.0M NaOH水溶液(46μL、0.046mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いて、粗中間体を得た。これをDCM(0.07mL)中に溶解し、次いでTFA(0.072mL、0.94mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。その後、溶液を減圧下において濃縮し、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、ジアステレオ異性体を両方とも白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0568】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間2.140分、LCMS:C
25H
29F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=531.2。実測値:531.2。
【0569】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間2.267分、LCMS:C
25H
29F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=531.2。実測値:531.2。
【0570】
実施例55
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化238】
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【0571】
ステップ1: メチル6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化239】
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密封した管中において、THF(6.0mL)ならびに水(0.6mL)中メチル6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(374mg、1.60mmol)および(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)ボロン酸(150mg、0.798mmol)の混合物へ、フッ化カリウム(153mg、2.64mmol)を加えた。反応混合物をN
2で5分間パージし、続いて
トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(180mg、0.20mmol)およびトリ−tert−ブチルホスフィン(81mg、0.40mmol)を加えた。次いで、反応混合物を100℃で30分間加熱した。溶液をろ過および減圧下において濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)(ヘキサン中0〜40%EtOAc)を用いて精製して、副題化合物を白色の粉末(83.3mg、35%)として得た。LCMS:C
14H
11F
3NO
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=298.1。実測値:298.2。
【0572】
ステップ2: 6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
THF(0.3mL)およびMeOH(0.3mL)中メチル6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(82.9mg、0.279mmol)の混合物へ、1.0M NaOH水溶液(1.39mL、1.39mmol)を加えた。反応混合物を室温で40分間撹拌し、HCl(12M)でpH=7まで中和し、減圧下において濃縮して、溶媒を取り除いた。残渣をTHF中に溶解し、乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を白色の粉末(53.4mg、68%)として得た。LCMS:C
13H
9F
3NO
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=284.1。実測値:284.2。
【0573】
ステップ3: 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.07mL)およびDIPEA(0.017mL、0.095mmol)中3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(13.6mg、0.035mmol)、6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(9.0mg、0.032mmol)、HATU(30.2mg、0.080mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。混合物をMeOHで希釈し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(5.0mg、24%)として得た。LCMS:C
33H
37F
3N
5O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=656.3。実測値:656.3。
【0574】
ステップ4: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(5.0mg、0.008mmol)、MeOH(90μL)、THF(45μL)、および1.0M NaOH水溶液(50μL、0.050mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。溶媒を減圧下において取り除いて、粗中間体を得た。これをDCM(0.08mL)中に溶解し、続いてTFA(0.078mL、1.0mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。減圧下において溶液を濃縮した後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも白色の粉末として得た。
【0575】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.908分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=514.2;実測値:514.2。
【0576】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.962分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=514.2;実測値:514.2。
【0577】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0578】
実施例56
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
ステップ1: 4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.07mL)およびDIPEA(0.017mL、0.095mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(14.1mg、0.035mmol)、6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(9.0mg、0.032mmol)、HATU(30.2mg、0.08mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。混合物をMeOHで希釈し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHMeCNを有するおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(8.0mg、38%)として得た。LCMS:C
34H
39F
3N
5O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=670.3。実測値:670.3。
【0580】
ステップ2: N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(8.0mg、0.012mmol)、MeOH(140μL)、THF(71μL)、および1.0M NaOH水溶液(78μL、0.078mmol)の混合物を、室温で20分間撹拌した。有機溶媒を真空下において取り除き、乾燥して、粗中間体を得た。これをDCM(0.1mL)中に溶解し、続いてTFA(0.12mL、1.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。その後、溶液を減圧下において濃縮し、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0581】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.969分、LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=528.2。実測値:528.2。
【0582】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間2.079分、LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=528.2。実測値:528.2。
【0583】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0584】
実施例57
5−アミノ−N−[4−(3−アミノ−3−メチルピペリジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化244】
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【0585】
ステップ1: tert−ブチル[3−メチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化245】
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イソプロピルアルコール(1.2mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(200mg、1.01mmol)、tert−ブチル(3−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(227mg、1.06mmol)、およびトリエチルアミン(281μL、2.01mmol)の混合物を、100℃で20分間撹拌した。冷却した後、副題化合物を沈殿させ、真空ろ過によって収集し、続いて冷たいエーテルで洗浄して、副題化合物を淡黄色の粉末として得た。LCMS:C
19H
29N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=377.2。実測値:377.2。
【0586】
ステップ2: tert−ブチル[1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−3−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化246】
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tert−ブチル[3−メチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(100.0mg、0.27mmol)、AcOH(1.44mL)、および鉄粉(222mg、3.98mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、短いシリカゲルプラグを通じてろ過した。残渣を新鮮なEtOAcですすぎ、ろ過した。ろ液を減圧下において濃縮し、EtOAcで希釈し、Na
2CO
3溶液で中和した。不溶性不純物を真空ろ過で取り除いた後、水層をEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物をオフホワイトの粉末(80mg、90%)として得た。LCMS:C
19H
31N
4O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=347.2。実測値:347.2。
【0587】
ステップ3: tert−ブチル{1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート
【化247】
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DMF(0.05mL)およびDIPEA(0.012mL、0.069mmol)中tert−ブチル[1−(3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−3−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(8.0mg、0.023mmol)、5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(9.1mg、0.025mmol)、HATU(21.9mg、0.058mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物をMeOHで希釈し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(8.4mg、53%)として得た。LCMS:C
34H
43F
2N
6O
5S(M+H)
+に対する計算値:m/z=685.3。実測値:685.3。
【0588】
ステップ4: 5−アミノ−N−[4−(3−アミノ−3−メチルピペリジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
tert−ブチル{1−[3−({[5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−メチルピペリジン−3−イル}カルバメート(8.4mg、0.012mmol)、DCM(0.12mL)、およびTFA(0.12mL、1.6mmol)の混合物を、室温で30分間撹拌した。その後、溶液を減圧下において濃縮し、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OH有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物を白色の粉末(3.5mg、59%)として得た。LCMS:C
24H
27F
2N
6OS(M+H)
+に対する計算値:m/z=485.2。実測値:485.2。
【0589】
実施例58
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化248】
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【0590】
ステップ1: 1,3−ジフルオロ−5−(メチルチオ)ベンゼン
【化249】
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ヨウ化メチル(2.91g、20.5mmol)を、乾燥MeCN(24mL)中3,5−ジフルオロベンゼンチオール(2.00g、13.7mmol)および炭酸カリウム(5.67g、41.0mmol)の撹拌した混合物へ室温で滴加した。反応混合物を80℃で2時間撹拌した。冷却した後、混合物を真空下においてろ過し、MeCNで洗浄し、減圧下において濃縮して、副題化合物(1.74g、80%)を得た。これは次のステップにてさらに精製することなく直接使用した。
【0591】
ステップ2: 2−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
【化250】
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窒素下において−78℃の乾燥THF(25mL)中1,3−ジフルオロ−5−(メチルチオ)ベンゼン(0.800g、4.99mmol)の溶液へ、THF中n−BuLi(1.6M;3.28mL、5.24mmol)を、内部温度を−65℃以下に保ちながらゆっくりと加えた。反応混合物を−78℃で2時間撹拌した。その後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.07g、5.74mmol)を加えた。反応混合物を室温まで2時間温め、次いでNaHCO
3水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、粗副題化合物(1.42g、99%)を粘稠液体として得た。
【0592】
ステップ3: メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化251】
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密封された管中において、1,4−ジオキサン(15mL)および水(0.51mL)の混合溶媒中の2−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.00g、3.49mmol)、メチル6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(1.23g、5.24mmol)およびDIPEA(1.83mL、10.5mmol)の混合物を撹拌し、5分間窒素の気泡で洗い流し、その後ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(360mg、0.70mmol)を加えた。反応混合物を120℃で30分間加熱した。冷却した後、反応混合物をろ過し、フィルターをTHFで洗浄した。ろ液を濃縮し、次いでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)(ヘキサン中0〜20%EtOAc)を用いて精製して、副題化合物を粉末(442mg、40%)として得た。LCMS:C
14H
11F
3NO
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=314.1。実測値:314.2。
【0593】
ステップ4: 6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化252】
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メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(80.0mg、0.255mmol)を、THF(0.3mL)およびMeOH(0.3mL)中に溶解し、次いで1.0M NaOH水溶液(1.28mL、1.28mmol)を加えた。反応混合物を室温で50分間撹拌し、その後HCl(12M)でpH=7まで中和し、減圧下において濃縮して、全ての溶媒を取り除いた。残渣をTHF中に溶解し、乾燥し、ろ過し、真空下において濃縮して、副題化合物を白色の粉末(42mg、55%)として得た。LCMS:C
13H
9F
3NO
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=300.0。実測値:300.2。
【0594】
ステップ5: 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化253】
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DMF(0.07mL)およびDIPEA(11.9mg、0.092mmol)中3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(12.0mg、0.031mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(11.0mg、0.037mmol)、HATU(29.2mg、0.077mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物をろ過し、濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(6.3mg、30%)として得た。LCMS:C
33H
37F
3N
5O
5S(M+H)
+に対する計算値:m/z=672.2。実測値:672.2。
【0595】
ステップ6: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(6.3mg、0.009mmol)を、MeOH(0.1mL)およびTHF(0.06mL)中に溶解し、次いで1.0M NaOH水溶液(0.038mL、0.038mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。有機溶媒および微量の水を減圧下において取り除いて、粗中間体を得た。残渣をDCM(0.1mL)中に溶解し、その後TFA(0.095mL、1.2mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌し、次いで溶液を減圧下において濃縮させた。残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、生成物の該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0596】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間2.471分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=530.2。実測値:530.2。
【0597】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間2.551分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
2S(M+H)
+に対する計算値:m/z=530.2。実測値:530.2。
【0598】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0599】
実施例59
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
【0600】
ステップ1: メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(3.0mL)中メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(150mg、0.479mmol)の溶液へ、ペルオキシ一硫酸カリウム(147mg、0.958mmol)を室温で加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。溶液をEtOAcと水とへ分配した。有機層を乾燥し、ろ過した。ろ液を濃縮し、次いでシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)(ヘキサン中0〜100%EtOAc)によって精製して、副題化合物を白色の粉末(37mg、23%)として得た。LCMS:C
14H
11F
3NO
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=330.0。実測値:330.2。
【0601】
ステップ2: 6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(37.0mg、0.112mmol)を、THF(0.12mL)およびMeOH(0.12mL)中に溶解し、その後1.0M NaOH水溶液(0.56mL、0.56mmol)を加えた。反応混合物を室温で50分間撹拌した。次いで、混合物をHCl(12M)でpH=7まで中和し、減圧下において濃縮して、全ての溶媒を取り除いた。残渣をTHF中に溶解し、乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を白色の粉末として得た。LCMS:C
13H
9F
3NO
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=316.0。実測値:316.2。
【0602】
ステップ3: 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.07mL)およびDIPEA(11.9mg、0.092mmol)中3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(12.0mg、0.031mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(11.6mg、0.037mmol)、HATU(29.2mg、0.077mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。反応混合物をろ過し、減圧下において濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(3.0mg、14%)として得た。LCMS:C
33H
37F
3N
5O
6S(M+H)
+に対する計算値:m/z=688.2。実測値:688.2。
【0603】
ステップ4: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(3.0mg、0.0044mmol)を、MeOH(0.01mL)およびTHF(0.05mL)中に溶解し、次いで1.0M NaOH水溶液(0.017mL、0.017mmol)を加えた。反応混合物を室温で60分間撹拌した。有機溶媒および微量の水を減圧下において取り除いて、粗中間体を得た。残渣をDCM(0.04mL)中に溶解し、その後TFA(0.044mL、0.58mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。その後、溶液を再度減圧下において濃縮した。残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体の2つの混合物を白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0604】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.371分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=546.2。実測値:546.2。
【0605】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.440分、LCMS:にC
26H
27F
3N
5O
3S(M+H)
+対する計算値:m/z=546.2。実測値:546.2。
【0606】
該ジアステレオ異性体を、仮に表題化合物の分離(7R)および(7S)ジアステレオ異性体と定めた。これら各々はスルホキシドの硫黄原子の(R)および(S)配置を持つジアステレオ異性体の混合物である。
【0607】
実施例60
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0608】
ステップ1: 4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.06mL)およびDIPEA(9.6mg、0.074mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(10.0mg、0.025mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(9.4mg、0.03mmol)、HATU(23.5mg、0.062mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。混合物をろ過し、濃縮し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(3.0mg、17%)として得た。LCMS:C
34H
39F
3N
5O
6S(M+H)
+に対する計算値:m/z=702.3。実測値:702.2。
【0609】
ステップ2: N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(3.0mg、0.0043mmol)を、MeOH(0.02mL)およびTHF(0.08mL)中に溶解し、続いて1.0M NaOH水溶液(0.017mL、0.017mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。有機溶媒および微量の水を真空下において取り除いて、粗中間体を得た。これをDCM(0.044mL)中に溶解し、続いてTFA(0.044mL、0.56mmol)を加えた。反応混合物を室温で20分間撹拌した。濃縮した後、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体の2つの混合物を白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0610】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.858分、LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=560.2。実測値:560.2。
【0611】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.975分、LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=560.2。実測値:560.2。
【0612】
該ジアステレオ異性体を、仮に表題化合物の分離(7R)および(7S)ジアステレオ異性体と定めた。これら各々はスルホキシドの硫黄原子の(R)および(S)配置を持つジアステレオ異性体の混合物である。
【0613】
実施例61
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0614】
ステップ1: メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のDCM(1.2mL)中メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(81.0mg、0.258mmol)の溶液へ、mCPBA(185mg、0.827mmol)を加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、続いてNa
2S
2O
3溶液を加え、その後1M NaOHを加えた。反応混合物を20分間室温で撹拌し、次にDCMで3回抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(78mg、87%)を得た。LCMS:C
14H
11F
3NO
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=346.0;実測値:346.2。
【0615】
ステップ2: 6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(78.0mg、0.226mmol)を、THF(0.2mL)およびMeOH(0.2mL)中に溶解し、次いで1.0M NaOH水溶液(0.90mL、0.90mmol)を加えた。反応混合物を室温で40分間撹拌した。その後、溶液をHCl(12M)でpH=7まで中和し、減圧下において濃縮して、全ての溶媒を取り除いた。残渣をTHFおよびMeOH中に溶解し、乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物を白色の粉末として得た。LCMS:C
13H
9F
3NO
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=332.0。実測値:332.2。
【0616】
ステップ3: 4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.09mL)およびDIPEA(14.9mg、0.115mmol)中3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(15.0mg、0.0384mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(15.3mg、0.0461mmol)、HATU(36.5mg、0.0960mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。混合物をろ過し、減圧下において濃縮し、分取LC−MS(方法;XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、副題化合物を無色のゴム(11.0mg、41%)として得た。LCMS:C
33H
37F
3N
5O
7S(M+H)
+に対する計算値:m/z=704.2。実測値:704.2。
【0617】
ステップ4: N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(11.0mg、0.0156mmol)を、MeOH(0.04mL)およびTHF(0.20mL)中に溶解し、次いで1.0M NaOH水溶液(0.062mL、0.062mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。有機溶媒および微量の水を真空下において取り除いて、粗中間体を得た。その後、中間体をDCM(0.16mL)中に溶解し、次いでTFA(0.16mL、2.1mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分撹拌した。溶液を減圧下において濃縮し、残渣をMeOHで希釈し、ろ過し、分取LC−MS(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.1%NH
4OHを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体を両方とも、白色の粉末として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0618】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.542分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=562.2。実測値:562.2。
【0619】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.611分、LCMS:C
26H
27F
3N
5O
4S(M+H)
+に対する計算値:m/z=562.2。実測値:562.2。
【0620】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0621】
実施例62
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0622】
ステップ1. メチル3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキシレート
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
バイアル中の1,4−ジオキサン(4mL)および水(320μL)中(2,6−ジフルオロフェニル)ボロン酸(270mg、1.7mmol)、メチル3−アミノ−6−ブロモピラジン−2−カルボキシレート(Ark Pharmより、250mg、1.1mmol)、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(82mg、0.16mmol)、およびDIPEA(370μL、2.1mmol)の溶液を、脱酸素化し、窒素で数回パージした。バイアルを密封し、反応混合物を100℃で密封したバイアル中において14時間加熱した。粗反応混合物を、珪藻土パッドを通じてろ過し、無機物をEtOAcで充分に洗浄した。ろ液を減圧下において濃縮し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲルカラム40g、ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出)によって精製して、副題化合物(258mg、収率91%)を得た。LC/MS(ESI):C
12H
10F
2N
3O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=266.1;実測値:266.0。
【0623】
ステップ2. 3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボン酸
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
THF(4.0mL)および水(2.0mL)中メチル3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキシレート(258mg、0.973mmol)および水酸化リチウム一水和物(200mg、4.8mmol)の溶液を、60℃で密封したバイアル中において2時間加熱した。反応混合物を外気温まで冷却し、水中1.0M塩化水素(4.8mL、4.8mmol)を添加することで中和して、沈殿
物を形成した。沈殿
物をろ過によって集め、EtOAc(5mL)で洗浄し、減圧下において乾燥して、副題化合物(170mg)を得た。ろ液をEtOAc(15mL)で希釈し、層を分離した。有機層をH
2O(3mL)で洗浄し、合わせた水相をEtOAc(3mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、さらなる副題化合物を得た。粗生成物は、続く反応にてさらに精製することなく使用された(70mg)。LC/MS(ESI):C
11H
8F
2N
3O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=252.1;実測値:251.9。
【0624】
ステップ3. 3−({[3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
1,2−ジクロロエタン(0.3mL)中3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボン酸(18mg、0.070mmol)、HATU(32mg、0.084mmol)、およびDIPEA(36μL、0.21mmol)の事前に撹拌した溶液へ、1,2−ジクロロエタン(0.5mL)中3−アミノ−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(38mg、0.097mmol)の溶液を加えた。得られた溶液を外気温で3時間撹拌した。粗反応混合物を減圧下において濃縮し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲルカラム20g、DCM中0〜10%MeOHで溶出)によって精製して、副題化合物(18mg、41%)を得た。LC/MS(ESI):C
31H
36F
2N
7O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=624.3;実測値:624.1。
【0625】
ステップ4. 3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド
MeOH(300μL)ならびに水(300μL)中3−({[3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−4−{(3S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(18mg、0.029mmol)および水酸化リチウム[1.0]−水(11.1mg、0.264mmol)の溶液を、外気温で1.5時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、水中1.0M塩化水素(260μL、0.26mmol)で中和した。層を分離し、有機層をH
2O(3mL)で洗浄し、合わせた水相をEtOAcで抽出した(3mL×3)。合わせた有機層をブライン(3mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、中間体(13mg、87%)を得た。粗中間体を1,2−ジクロロエタン(300μL)およびTFA(300μL、3.89mmol)中に溶解し、得られた溶液を外気温で1.5時間撹拌した。粗反応混合物を減圧下において濃縮し、残渣を分取HPLC(XBridge(商標)分取C18 5μm OBD(商標)カラム、30×10mm、60mL/分、0.05%TFAを有するMeCNおよび水の勾配で溶出)によって精製して、表題化合物の
トリス(トリフルオロ酢酸)塩を2つのジアステレオ異性体として得た。分析用HPLC(Waters SunFire(商標)C18、2.1×50mm、5μm;流速3mL/分;注入量2μL;3分で2〜80%B勾配(A=0.025%TFAを有する水、B=MeCN))において、該ジアステレオ異性体は以下の特徴を持つ:
【0626】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間0.88分、LC/MS(ESI):C
24H
26F
2N
7O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=482.2;実測値:482.0。
【0627】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間0.94分、LC/MS(ESI):C
24H
26F
2N
7O
2(M+H)
+に対する計算値:m/z=482.2;実測値:482.0。
【0628】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0629】
実施例63
N−{4−[(3R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
【0630】
ステップ1. ベンジル−(3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(25mL)中tert−ブチル−((3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(3.2g、9.4mmol)(純度40%)の溶液へ、N−(ベンジルオキシカルボニルオキシ)サクシニミド(2.6g、10mmol)を加え、続いてトリエチルアミン(1.4mL、10mmol)を加えた。混合物を16時間室温で撹拌した。その後、反応混合物をEtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥した。溶媒を減圧下において蒸発させ、得られた粗生成物を、ヘキサン中25%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、副題化合物を白色の固体(1.71g、38%)として得た。LCMS:C
25H
42N
2O
5SiNa(M+Na)
+に対する計算値:m/z=501.3;実測値501.0。
【0631】
ステップ2. ベンジル−(3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
ベンジル−(3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチル−4−(1,1,2,2−テトラメチルプロポキシ)ピペリジン−1−カルボキシレート(1.88g、4.06mmol)をTHF(20mL)中に溶解し、THF中テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオライドの1.0M溶液(4.7mL、4.7mmol)を加えた。反応混合物を30分間室温で撹拌し、次いでEtOAcで希釈した。混合物を2回ブラインで洗浄し、その後乾燥し、減圧下において濃縮した。粗生成物を、ヘキサン中25〜75%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、副題化合物を白色の固体(1.48g、82%)として得た。LCMS:C
19H
28N
2NaO
5(M+Na)
+に対する計算値:m/z=387.2;実測値387.0。
【0632】
ステップ3. ベンジル−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチル−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(0.8mL、10mmol)およびデス・マーチンペルヨージナン(1.8g、4.4mmol)を、DCM(20mL)中ベンジル−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−カルボキシレート(1.22g、3.35mmol)の撹拌した溶液へ0℃で加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。NaHCO
3およびNa
2S
2O
3の混合物を含有する溶液を加え、得られた混合物を30分間撹拌した。次いで、混合物をDCMで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣を、ヘキサン中40%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、副題化合物を無色の油(1.15g、95%)として得た。LCMS:C
19H
26N
2NaO
5(M+Na)
+に対する計算値:m/z=385.2;実測値385.0。
【0633】
ステップ4. ベンジル−(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレート
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
−78℃のTHF(30mL)中ベンジル−(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチル−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(1.61g、4.44mmol)の溶液へ、エーテル中臭化メチルマグネシウム(3.0M、4.4mL、13mmol)の溶液を加えた。その後反応を、NH
4Cl水溶液を加えることでクエンチし、得られた混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣を、ヘキサン中20〜80%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、副題化合物の2つのジアステレオ異性体の混合物を無色の油(0.95g、56%)として得た。LCMS:C
20H
30N
2NaO
5(M+Na)
+に対する計算値:m/z=401.2;実測値401.0。40%の未反応の出発物質もまた単離した。
【0634】
ステップ5. tert−ブチル−[(3R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
バイアル中のベンジル−(3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレート(414mg、1.09mmol)をMeOH(10mL)中に溶解し
、10%パラジウム
炭素(100mg)を加えた。バイアルを隔壁で閉じ、水素を充填したバルーンへ接続した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶液をろ過し
てパラジウム
炭素を取り除き、溶媒を減圧下において蒸発させて、副題化合物を無色の油(245mg、92%)として得た。これは次のステップにてさらに精製することなく使用された。LCMS:C
12H
25N
2O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=245.2;実測値245.1。
【0635】
ステップ6. tert−ブチル[(3R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(1mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(210mg、1.0mmol)、tert−ブチル[(3R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート(255mg、1.04mmol)、およびトリエチルアミン(296μL、2.12mmol)の混合物を、80℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧下において蒸発させ、得られた残渣をクロマトグラフィーによって、ヘキサン中25%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、副題化合物を黄色の油(318mg、74%)として得た。LCMS:C
20H
31N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=407.2;実測値407.2。
【0636】
ステップ7. tert−ブチル[(3R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
mCPBA(260mg、1.5mmol)を、DCM(3.2mL)中tert−ブチル[(3R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(312mg、0.768mmol)の混合物へ加えた。2時間後、LCMSは出発物質の30%のみが転換したことを示した。mCPBAをさらにもう数回(総量が約10当量になるまで)、LCMSが出発物質の消費の完了を示す(およそ7時間後)まで、加えた。次いで、NaHCO
3の飽和溶液を混合物へ加え、得られた混合物をDCMで抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し、その
後減圧下において濃縮
乾固した。粗副題化合物は次のステップでさらに精製することなく使用された。LCMS:C
20H
31N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=423.2;実測値423.2。
【0637】
ステップ8. 4−{(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル[(3R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(390mg、0.92mmol)およびAc
2O(2mL)の混合物を、90℃で1時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、その後減圧下において濃縮した。混合物をNaHCO
3水溶液で中和し、次いでEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣を、ヘキサン中20〜80%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物を黄色の油(196mg、2ステップで55%)として得た。LCMS:C
22H
33N
4O
7(M+H)
+に対する計算値:m/z=465.2;実測値465.1。
【0638】
ステップ9. 3−アミノ−4−{(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
4−{(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(198mg、0.426mmol)を酢酸(2.8mL)中に溶解し、鉄粉(0.36g、6.4mmol)を溶液へ加えた。反応を室温で2時間撹拌した。混合物を30mLのEtOAcで希釈し、珪藻土を通じてろ過した。ろ液を減圧下において濃縮し、得られた残渣をEtOAc中に溶解し、NaHCO
3で中和した。層を分離し、水層をさらなるEtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を白色の固体(176mg、95%)として得た。これは次のステップでさらに精製することなく使用された。LCMS:C
22H
35N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=435.3;実測値435.1。
【0639】
ステップ10. 4−{(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
3−アミノ−4−{(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(153mg、0.352mmol)、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(107mg、0.422mmol)、HATU(330mg、0.88mmol)、およびDIPEA(180μL、1.0mmol)を、DMF(4.9mL)中に溶解し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をMeCNで希釈し、RP−HPLC(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%TFAを有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、副題化合物を白色の固体(118mg、50%)として得た。LCMS:C
34H
39F
3N
5O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=670.3;実測値670.3。
【0640】
ステップ11. N−{4−[(3R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
4−{(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル}−3−({[6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−イル]カルボニル}アミノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(118mg、0.176mmol)を、MeOH(1mL)およびTHF(1mL)の混合物中に溶解し、NaOH水溶液の0.5M溶液(1mL、0.5mmol)を加えた。反応を1時間撹拌し、次い
で減圧下において濃縮
乾固した。残渣へ、ジオキサン中塩化水素の4.0M溶液(3mL、10mmol)を加えた。反応混合物を1時間撹拌し、その後蒸発乾固させた。得られた残渣をMeCN中に溶解し、RP−HPLC(waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%TFAを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物のビス(トリフルオロアセテート)の4つの異なるジアステレオ異性体を白色の固体として得た。
【0641】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.402分。LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=528.2;実測値:528.2。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ10.49(s,1H),8.74(s,1H),8.36(dd,J=8.7,4.0Hz,1H),8.21(t,J=8.8Hz,1H),8.14(s,3H),7.71−7.61(m,1H),7.31(t,J=8.3Hz,2H),5.16(t,J=6.9Hz,1H),3.55(d,J=9.7Hz,1H),3.33(t,J=12.1Hz,1H),3.25(d,J=11.3Hz,1H),3.14(dq,J=12.0,4.2および3.4Hz,1H),3.05(s,1H),2.97−2.80(m,2H),1.97−1.83(m,1H),1.73(dt,J=11.4および6.6Hz,1H),0.98(s,3H),0.63(d,J=6.8Hz,3H)ppm。
【0642】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.445分。LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=528.2;実測値:528.2。
【0643】
ジアステレオ異性体3. 第3のピーク。保持時間1.587分。LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=528.2;実測値:528.2。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ10.48(s,1H),8.82(s,1H),8.37(dd,J=8.6および3.9Hz,1H),8.22(t,J=8.8Hz,1H),8.03(s,2H),7.67(p,J=8.1Hz,1H),7.31(t,J=8.2Hz,2H),5.13−5.05(m,1H),3.41(d,J=10.7Hz,1H),3.24(t,J=12.1Hz,1H),3.13−3.02(m,1H),3.03−2.81(m,2H),2.46−2.38(m,1H),1.91(dq,J=13.2,7.1Hz,1H),1.80−1.66(m,1H),0.97(s,3H),0.67(d,J=6.7Hz,3H)。
【0644】
ジアステレオ異性体4. 第4のピーク。保持時間1.658分。LCMS:C
27H
29F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=528.2;実測値:528.2。
【0645】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(3R,4R,5R,7R)、(3R,4S,5R,7R)、(3R,4R,5R,7S)、およ
び(3R,4S,5R,7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0646】
実施例64
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
【0647】
ステップ1. (3,5−ジフルオロフェニル)メタノール
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
0〜5℃のMeOH(20mL)中3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(2.00g、14.1mmol)の溶液へ、NaBH
4(1.06g、28.1mmol)を少しずつ加えた。混合物を0〜5℃で1時間撹拌し、ブラインでクエンチし、その後EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相を水およびブラインで洗浄し、次いでNa
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を無色の油として得た。%)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ6.88(m,2H),6.70(m,1H),4.69(s,2H),1.88(br s,1H)ppm。
【0648】
ステップ2. 1,3−ジフルオロ−5−(メトキシメチル)ベンゼン
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のTHF(20mL)中(3,5−ジフルオロフェニル)メタノール(1.98g、13.7mmol)の溶液へ、水素化ナトリウム(1.0g、25mmol)を少しずつ加えた。混合物を0〜5℃で1時間撹拌し、次いでヨウ化メチル(4.3mL、69mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を水でクエンチし、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を濃縮し、得られた残渣をヘキサン中0〜40%EtOAcで溶出する40gのシリカゲル上でカラムにかけ、無色の油(2.1g、97%)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ6.86(m,2H),6.71(m,1H),4.43(s,2H),3.38(s,3H)ppm。
【0649】
ステップ3. 2−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
【化283】
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−78℃のTHF(24mL)中1,3−ジフルオロ−5−(メトキシメチル)ベンゼン(0.970g、6.13mmol)の溶液へ、ヘキサン中n−BuLiの溶液(1.6M、9.58mL、15.3mmol)を、滴下漏斗を通じてゆっくりと加えた。添加が終わったとき、混合物は−78℃で1時間維持された。その後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(3.75mL、18.4mmol)を一度に加えた。反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。混合物をNaHCO
3水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を無色の油として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ6.82(m,2H),4.43(s,2H),3.38(s,3H),1.37(s,12H)ppm。
【0650】
ステップ4. 6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(6mL)ならびに水(0.30mL)中の2−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.364g、1.28mmol)、メチル6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(0.300g、1.28mmol)、およびDIPEA(0.67mL、3.8mmol)の混合物を、窒素でパージした。ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(65.5mg、0.128mmol)を混合物へ加えた。次いで、得られた反応混合物を120℃で40分間加熱した。混合物を珪藻土パッドを通じてろ過し、ろ液を減圧下において濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出)によって精製して、メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレートを白色の粉末として得た。
【0651】
メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレートを、THF(2mL)、MeOH(2mL)、および1.0M NaOH水溶液(2mL、2mmol)で室温にて1時間処理した。揮発性溶媒を減圧下において取り除いた。残渣をおよそpH5〜6へと1N HClで中和した。沈殿した固体をろ過によって集め、水ですすぎ、乾燥して、副題化合物を白色の固体(374mg、98.2%)として得た。LCMS:C
14H
11F
3NO
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=298.1;実測値:298.0。
【0652】
ステップ5. N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
DMF(1mL)およびDIPEA(0.330mL、1.90mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(256mg、0.633mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(188mg、0.633mmol)、HATU(481mg、1.26mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、その後EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(50〜100%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製して、4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテートを中間体として得た。
【0653】
アミド中間体へ、THF(6mL)、MeOH(6mL)、および1.0M NaOH水溶液(6.32mL、6.32mmol)を加えた。混合物を室温で20分間撹拌した。揮発溶媒を減圧下において取り除いた。得られた残渣をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、その
後濃縮
乾固して、tert−ブチル((3S,5R)−1−{3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメートを第2の中間体として得た。
【0654】
アルコール中間体をTFA(6mL)およびDCM(6mL)で処理した。混合物を室温で2時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物の2つのジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0655】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.48分。LCMS:C
28H
31F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=542.2;実測値:542.1。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δ10.72(s,1H),9.40(s,1H),8.31(m,1H),8.17(m,1H),7.26(d,J=9.0Hz,,2H),5.23(m,1H),4.75(m,1H),4.51(s,2H),3.34(s,3H),2.99(m,1H),2.84(m,2H),2.71(m,1H),2.53(m,1H),2.41(m,1H),2.28(m,1H),2.22(m,1H),1.77(m,1H),1.49(m,2H),1.28(m,1H),0.53(d,J=6.0Hz,3H)ppm。
【0656】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク:保持時間1.56分。LCMS:C
28H
31F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=542.2;実測値:542.1。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δ10.71(s,1H),9.40(s,1H),8.31(m,1H),8.17(m,1H),7.26(d,J=9.0Hz,,2H),5.24(m,1H),4.78(m,1H),4.51(s,2H),3.34(s,3H),2.97(m,1H),2.83(m,2H),2.71(m,1H),2.53(m,1H),2.41(m,1H),2.29(m,1H),2.25(m,1H),1.72(m,1H),1.51(m,2H),1.28(m,1H),0.52(d,J=6.6Hz,3H)ppm。
【0657】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0658】
実施例65
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
ステップ1. 1−(3,5−ジフルオロフェニル)エタノール
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
0〜5℃のTHF(30mL)中3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(3.00g、21.1mmol)の溶液へ、THF中臭化メチルマグネシウム(3.0M;8.44mL、25.3mmol)を滴加した。混合物を0〜5℃で1時間撹拌し、ブラインでクエンチし、その後EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を無色の油(3.02g、90.4%)として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ6.89(m,2H),6.69(m,1H),4.88(q,J=6.3Hz,1H),1.47(d,J=6.3Hz,3H)ppm。
【0660】
ステップ2. 1−(3,5−ジフルオロフェニル)エタノン
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
デス・マーチンペルヨージナン(9.66g、22.8mmol)を、氷浴にて冷やされたDCM(40mL)中1−(3,5−ジフルオロフェニル)エタノール(3.00g、19.0mmol)の溶液へ少しずつ加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(0〜40%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製した。精製によって2.06g(69.6%)の副題化合物を無色の油として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ7.45(m,2H),7.01(m,1H),2.59(s,3H)ppm。
【0661】
ステップ3. 2−(3,5−ジフルオロフェニル)プロパン−2−オール
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
0〜5℃のTHF(20mL)中1−(3,5−ジフルオロフェニル)エタノン(2.00g、12.8mmol)の溶液へ、THF中臭化メチルマグネシウム(3.0M;5.12mL、15.4mmol)を滴加した。混合物を0〜5℃で1時間撹拌し、次いでブラインでクエンチし、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を無色の油(2.12g、96.1%)として得た。
【0662】
ステップ4. 2−[3,5−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]プロパン−2−オール
【化289】
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−78℃のTHF(46mL)中2−(3,5−ジフルオロフェニル)プロパン−2−オール(2.00g、11.6mmol)の混合物へ、ヘキサン中n−BuLi(1.6M;18.2mL、29.0mmol)を、滴下漏斗を通じてゆっくと加えた。添加が完了したとき、混合物は−78℃で1時間維持された。その後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(7.11mL、34.8mmol)を一度に加えた。混合物を室温まで温め、1時間撹拌し、次いで反応を水でクエンチし、溶液をEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を無色の油として得た。LCMS:C
15H
21BF
2O
3Na(M+Na)
+に対する計算値:m/z=321.2;実測値:321.0。
【0663】
ステップ5. メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート
【化290】
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1,4−ジオキサン(20mL)および水(1.2mL)中の2−[3,5−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]プロパン−2−オール(1.53g、5.13mmol)、メチル6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(1.20g、5.13mmol)およびDIPEA(2.7mL、15mmol)の窒素でパージした混合物へ、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(262mg、0.513mmol)を加えた。反応混合物を120℃で40分間加熱し、その後冷却し、珪藻土パッドを通じてろ過した。ろ液を減圧下において濃縮した。粗残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜50%EtOAc)によって精製して、メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレートを白色の粉末として得た。これはさらに精製することなく使用された。
【0664】
ステップ6. 6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化291】
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ステップ5に記載の通りに調製したメチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレートを、THF(8mL)、MeOH(8mL)、および1.0M NaOH水溶液(8mL、8mmol)で室温にて1時間処理した。揮発溶媒を減圧下において取り除いた。残渣をおよそpH6〜7まで1M HClで中和した。沈殿物をろ過し、水ですすぎ、乾燥し、副題化合物を白色の固体(0.332g、20.8%)として得た。LCMS:C
15H
13F
3NO
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=312.1;実測値:312.1。
【0665】
ステップ7. N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
DMF(1.5mL)およびDIPEA(218μL、1.25mmol)中tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(200mg、0.418mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(130mg、0.418mmol)、HATU(318mg、0.836mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。水でクエンチした後、混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(50〜100%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製して、アミド中間体、tert−ブチル((3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−1−{5−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメートを得た。
【0666】
上記の通りに調製したアミド中間体を、ジオキサン中4.0M HCl(8mL、30mmol)で室温にて一晩処理した。反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣を、分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物を白色の粉末として得た。LCMS:C
28H
31F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=558.2;実測値:558.0。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δ10.17(s,1H),8.69(s,1H),8.32(m,1H),8.16(m,1H),7.32(d,J=9.0Hz,2H),5.27(br s,1H),4.49(m,3H),3.05(m,1H),2.96(m,1H),2.66−2.42(m,5H),1.47(s,6H),0.68(d,J=6.6Hz,3H)ppm。
【0667】
実施例66
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
【0668】
DMF(3.0mL)ならびにDIPEA(0.316mL、1.82mmol)中3−アミノ−4−((3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(324mg、0.606mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(180mg、0.606mmol)、およびHATU(0.460g、1.21mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応を水でクエンチした後、混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(50〜100%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製して、アミド中間体、4−((3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−1−イル)−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテートを得た。
【0669】
上記に記載される通りに調製したアミド中間体へ、THF(5mL)、MeOH(5mL)、および1.0M NaOH水溶液(5mL、5mmol)を加えた。混合物を室温で20分間撹拌した。揮発有機溶媒を減圧下において取り除いた。残渣をEtOAcで抽出した(2回)。その後、合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、アルコール中間体、tert−ブチル((3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−1−{3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメートを得た。
【0670】
上記の通りに調製したアルコール中間体を、ジオキサン中4.0M HCl(10mL、40mmol)で室温にて一晩処理した。反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣を分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物の2つのジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0671】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間:1.452分。LCMS:C
28H
31F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=558.2;実測値:558.0。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.53(s,1H),9.32(s,1H),8.35(m,1H),8.19(m,1H),7.20(d,J=10.2Hz,2H),5.29(m,1H),4.82(m,1H),4.52(s,2H),4.49(m,1H),3.35(s,3H),3.04(m,1H),2.92(m,1H),2.84(m,2H),2.71(m,1H),2.60(m,1H),2.57(m,1H),2.43(m,1H),2.29(m,1H),1.78(m,1H),1.45(m,2H),0.68(d,J=6.4Hz,3H)ppm。
【0672】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間:1.563分。LCMS:C
28H
31F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=558.2;実測値:558.0。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.54(s,1H),9.33(s,1H),8.35(m,1H),8.19(m,1H),7.19(d,J=8.8Hz,2H),5.28(m,1H),4.80(m,1H),4.52(s,2H),4.49(m,1H),3.35(s,3H),3.04(m,1H),2.93(m,1H),2.84(m,2H),2.70(m,1H),2.60(m,1H),2.56(m,1H),2.43(m,1H),2.26(m,1H),1.79(m,1H),1.44(m,2H),0.69(d,J=6.4Hz,3H)ppm。
【0673】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0674】
実施例67
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
【0675】
DMF(0.7mL)ならびにDIPEA(0.386mL、2.22mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(299mg、0.739mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(230mg、0.739mmol)、およびHATU(562mg、1.48mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(50〜100%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製して、アミド中間体、4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテートを得た。
【0676】
上記の通りに調製したアミド中間体を、THF(6mL)、MeOH(6mL)、および1.0M NaOH水溶液(7.39mL、7.39mmol)で室温にて20分間処理した。揮発溶媒を減圧下において取り除いた。残渣をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、アルコール中間体、tert−ブチル((3S,5R)−1−{3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメートを得た。
【0677】
上記の通りに調製したアルコール中間体を、TFA(6mL)およびDCM(6mL)で処理した。溶液を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣を、分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、2つのジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0678】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間:1.505分。LCMS:C
29H
33F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=556.3;実測値:556.0。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.77(s,1H),9.46(s,1H),8.36(m,1H),8.21(m,1H),7.41(d,J=10.2Hz,1H),5.47(m,1H),5.30(m,1H),4.84(m,1H),3.01(m,1H),2.92(m,1H),2.84(m,1H),2.78(m,1H),2.63(m,1H),2.51(m,1H),2.33(m,1H),2.30(m,1H),1.77(m,1H),1.59(m,1H),1.50(s,6H),1.37(m,1H),0.56(d,J=6.4Hz,3H)ppm。
【0679】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間:1.599分。LCMS:C
29H
33F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=556.3;実測値:556.0。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.79(s,1H),9.46(s,1H),8.35(m,1H),8.21(m,1H),7.40(d,J=8.8Hz,2H),5.47(m,1H),5.28(m,1H),4.80(m,1H),3.05(m,1H),2.90(m,1H),2.84(m,1H),2.75(m,1H),2.61(m,1H),2.46(m,1H),2.32(m,1H),2.26(m,1H),1.81(m,1H),1.56(m,1H),1.50(s,6H),1.35(m,1H),0.57(d,J=6.4Hz,3H)ppm。
【0680】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0681】
実施例68
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【0682】
ステップ1. tert−ブチル(4R)−4−{(1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−2−シクロプロピル−1−ヒドロキシ−3−オキソプロピル}−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
−40℃の無水DCM(45mL)中(4R)−4−ベンジル−3−(シクロプロピルアセチル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン(2.0g、7.7mmol)の溶液へ、DCM(9.3mL)中1.0M四塩化チタンの溶液を窒素雰囲気下において滴加して、黄色のスラリーを形成した。10分後、DIPEA(3.36mL、19.3mmol)を滴加し、色
が黄色から濃い紫色に変
わった。反応混合物を徐々に−20℃まで、1時間撹拌しながら温めた。反応混合物を再度−40℃まで冷却し、無水DCM(5mL)中tert−ブチル(4R)−4−ホルミル−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
(Aldrich)(1.8g、7.85mmol)の溶
液を滴加した。反応混合物を徐々に0℃まで1時間かけて温め、次いでさらに1.5時間0℃で撹拌した。反応を、飽和NH
4Cl(水溶液)(15mL)を添加することでクエンチした。得られた2つの層を分離した後すぐに、有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル120g、0〜60%EtOAc/ヘキサンで溶出)によって精製して、副題化合物(1.9g、50%)を得た。LC/MS(ESI):C
26H
36N
2O
7Naに対する計算値:m/z=511.2[M+Na]
+、実測値511.1。
【0683】
ステップ2. tert−ブチル(4R)−4−((1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−シクロプロピル−3−オキソプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
−40℃の無水DCM(10mL)中tert−ブチル(4R)−4−{(1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−2−シクロプロピル−1−ヒドロキシ−3−オキソプロピル}−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(1.80g、3.68mmol)の溶液へ、2,6−ルチジン(0.85mL、7.3mmol)を窒素雰囲気下において加えた。10分後、無水DCM(1mL)中tert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(1.1mL、4.9mmol)の溶液を加えた。反応混合物を徐々に外気温まで、一晩撹拌しながら温めた。粗反応混合物を1,2−ジクロロエタンで希釈し、0℃まで冷却し、続いて飽和NaHCO
3(水溶液)でクエンチした。得られた2つの層を分離した後すぐに、有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル120g、0〜30%EtOAc/ヘキサンで溶出)によって精製して、副題化合物(2.1g、95%)を得た。LC/MS(ESI):C
32H
50N
2O
7SiNaに対する計算値:m/z=625.3[M+Na]
+、実測値625.1。
【0684】
ステップ3. tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−シクロプロピル−3−ヒドロキシプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
無水THF(50mL)およびEtOH(1mL)中tert−ブチル(4R)−4−((1R,2R)−3−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−シクロプロピル−3−オキソプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(3.3g、5.5mmol)の溶液を、−30℃まで冷却し、続いてテトラヒドロホウ酸リチウム(0.24g、11mmol)を窒素雰囲気下において加えた。反応混合物を徐々に外気温まで、20時間撹拌しながら温めた。粗反応混合物をジエチルエーテル(36mL)で希釈し、0℃まで冷却し、続いて1M NaOH(水溶液)(36mL)を加えた。得られた層を分離した後すぐに、水層をEtOAcで数回抽出し、合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル120g、0〜40%EtOAc/ヘキサンで溶出)によって精製して、副題化合物(1.27g、54%)を得た。LC/MS(ESI):C
22H
43NO
5SiNaに対する計算値:m/z=452.3[M+Na]
+、実測値452.0。
【0685】
ステップ4. tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−3−アジド−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−シクロプロピルプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
無水THF(20mL)中tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−シクロプロピル−3−ヒドロキシプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(1.3g、3.0mmol)およびトリフェニルホスフィン(1.6g、6.1mmol)の溶液へ、DIAD(1.2mL、5.9mmol)を窒素雰囲気下において滴加した。添加が終わるとすぐに、沈殿
物が形成された。反応混合物を30分間撹拌し、次いで無水THF(1.0mL)中ジフェニルホスホン酸アジド(1.3mL、6.2mmol)を加えた。外気温で3時間撹拌した後、揮発有機溶媒を減圧下において取り除き、粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(120gのシリカゲル、0〜15%EtOAc−ヘキサンで溶出)によって精製して、副題化合物を淡黄色の油(1.18g、86%)として得た。LC/MS(ESI):C
17H
35N
4O
2Siに対する計算値:m/z=355.30[M−Boc+H]
+、実測値:355.1。
【0686】
ステップ5. tert−ブチル(2R,3R,4S)−5−アジド−4−シクロプロピル−1,3−ジヒドロキシペンタン−2−イルカルバメート
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(5mL)中tert−ブチル(4R)−4−((1R,2S)−3−アジド−1−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−2−シクロプロピルプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボキシレート(1.16g、2.55mmol)の溶液を、氷浴にて冷却し、次いでTFA(4.9mL、64mmol)を加えた。反応混合物を外気温まで温め、30分間撹拌した。揮発有機溶媒を減圧下において取り除き、残渣をトルエンで数回共沸蒸発させた。その後、残渣を無水DCM(18mL)中に溶解し、DIPEA(0.99g、7.6mmol)およびジ−tert−ブチルジカルボネート(0.84g、3.8mmol)を加えた。溶液を外気温で4時間撹拌した。粗反応混合物を減圧下において濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル40g、0〜100%EtOAc/DCMで溶出)によって精製して、所望の生成物(0.33g、43%)およびtert−ブチル[(1R,2R,3S)−4−アジド−2−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−3−シクロプロピル−1−(ヒドロキシメチル)ブチル]カルバメート(0.50g、50%)を得た。LCMS(ESI):C
13H
25N
4O
4に対する計算値:m/z=301.2[M+H]
+、実測値:301.2。tert−ブチル[(1R,2R,3S)−4−アジド−2−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−3−シクロプロピル−1−(ヒドロキシメチル)ブチル]カルバメートについて:LCMS(ESI):C
19H
38N
4O
4SiNa
[M+Na]+に対する計算値:m/z=437.
3、実測値437.0。
【0687】
ステップ6. (2R,3R,4S)−5−アジド−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−シクロプロピル−3−ヒドロキシペンチル4−メチルベンゼンスルホネート
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
無水ピリジン(5mL)中tert−ブチル[(1R,2R,3S)−4−アジド−3−シクロプロピル−2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)ブチル]カルバメート(0.435g、1.45mmol)の溶液へ、4−ジメチルアミノピリジン(0.055g、0.20mmol)およびpara−トルエンスルホニルクロリド(0.55g、2.8mmol)を加えた。外気温で2時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc(40mL)およびH
2O(3mL)で希釈した。層を分離し、有機層をH
2Oで洗浄(3×3mL)し、合わせた水相をEtOAc(3mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲルカラム40g、0〜30%EtOAc/ヘキサンで溶出)によって精製して、副題化合物(506mg、77%)を得た。LCMS(ESI):C
15H
23N
4O
4S[M+H−Boc+H]
+に対する計算値:m/z=355.2、実測値355.1。
【0688】
ステップ7. tert−ブチル[(3R,4R,5S)−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル]カルバメート
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(5mL)中(2R,3R,4S)−5−アジド−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−シクロプロピル−3−ヒドロキシペンチル4−メチルベンゼンスルホネート(0.506g、1.11mmol)、DIPEA(0.31mL、1.8mmol)、およ
び10%パラジウム
活性炭素(乾燥基準)(湿潤、DegussaタイプE101 NE/W)(0.1g)の混合物を、バルーンを介して導入された水素の雰囲気下において撹拌した。3時間後、粗反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過し、固体を充分にMeOHで洗浄した。揮発有機溶媒を減圧下において取り除き、残渣を高真空下において乾燥して、副題化合物を固体として得た。粗生成物は、続く置換反応にてさらに精製することなく直接使用した。LCMS(ESI):C
13H
25N
2O
3に対する計算値:m/z=257.2[M+H]
+、実測値257.2。
【0689】
ステップ8. tert−ブチル[(3R,4R,5S)−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシ−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化302】
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イソプロピルアルコール(2mL)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(0.094g、0.47mmol)、tert−ブチル[(3R,4R,5S)−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル]カルバメート(0.13g、0.51mmol)、およびトリエチルアミン(0.26mL、1.9mmol)の混合物を、90℃で2日間加熱した。所望の生成物が反応混合物から部分的に沈殿し、ろ過によって集め、ヘキサンで洗浄し、減圧下において乾燥して、純粋な副題化合物(0.080g)を得た。ろ液を減圧下において濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲルカラム20g、0〜15%MeOH/DCMで溶出)によって精製して、さらなる副題化合物(0.034g、全0.114g、58%)を得た。LCMS(ESI):C
21H
31N
4O
5に対する計算値:m/z=419.2[M+H]
+、実測値419.1。
【0690】
ステップ9. tert−ブチル[(3R,4R,5S)−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシ−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
無水DCM(2.5mL)中tert−ブチル[(3R,4R,5S)−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシ−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.113g、0.270mmol)の溶液を0℃まで冷却し、mCPBA(0.080g、0.33mmol、4×0.020g)を少しずつ加えた。15分後、反応混合物を外気温まで温め、2時間撹拌した。反応を、水(1mL)中Na
2S
2O
3(0.051g、0.32mmol)の溶液を添加することによってクエンチし、続いて4M NaOH水溶液(1mL)を加えた。層を分離し、有機画分を濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲルカラム20g、0〜30%MeOH/EtOAcで溶出)によって精製して、副題化合物(0.050g、43%)を得た。LCMS(ESI):C
21H
31N
4O
6に対する計算値:m/z=435.2[M+H]
+、実測値435.0。
【0691】
ステップ10. 4−{(3R,4R,5S)−4−(アセチルオキシ)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−シクロプロピルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化304】
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Ac
2O(1.30mL、13.8mmol)を、tert−ブチル[(3R,4R,5S)−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシ−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.050g、0.12mmol)へ加え、得られた溶液を90℃で密封したバイアル中にて16時間加熱した。揮発物を減圧下において取り除き、残渣をEtOAc中に溶解し、0℃まで冷却し、飽和NaHCO
3水溶液を加えた。15分撹拌した後、層を分離し、有機画分をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮して、副題化合物(0.055g、92%)を得た。これはさらに精製することなく続く反応において使用した。LCMS(ESI):C
25H
35N
4O
8に対する計算値:m/z=519.2[M+H]
+、実測値519.1。
【0692】
ステップ11.(3R,4R,5S)−1−[7−(アセチルオキシ)−3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−シクロプロピルピペリジン−4−イルアセテート
【化305】
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MeOH(5.0mL)およびEtOAc(1.0mL)中4−{(3R,4R,5S)−4−(アセチルオキシ)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−シクロプロピルピペリジン−1−イル}−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(0.055g、0.11mmol)の溶液を脱酸素化し、窒素でパージし、その
後10%パラジウム
活性炭素(乾燥基準)(湿潤、DegussaタイプE101 NE/W)(0.025g)を加えた。反応混合物を、バルーンを介して導入した水素雰囲気下において2時間撹拌した。粗反応混合物を珪藻土パッドを通じてろ過し、固体を充分にEtOAcおよびMeOHで洗浄した。ろ液を減圧下において濃縮して、副題化合物(0.052g、100%)を得た。LCMS(ESI):C
25H
37N
4O
6に対する計算値:m/z=489.3[M+H]
+、実測値489.0。
【0693】
ステップ12. N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
1,2−ジクロロエタン(0.4mL)中6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(0.028g、0.11mmol)、HATU(0.056g、0.15mmol)、およびDIPEA(0.051mL、0.29mmol)の混合物へ、1,2−ジクロロエタン(0.5mL)中(3R,4R,5S)−1−[7−(アセチルオキシ)−3−アミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル]−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−シクロプロピルピペリジン−4−イルアセテート(0.050g、0.10mmol)の溶液を加えた。反応混合物を45℃で1時間撹拌し、その後外気温で一晩撹拌した。反応混合物をEtOAc(40mL)およびH
2O(3mL)で希釈した。層を分離し、有機層をH
2Oで洗浄した(3×3mL)。合わせた水相をEtOAc(3mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(3mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮した。粗生成物をTHF(1.3mL)およびMeOH(0.4mL)中に溶解し、これに1M NaOH水溶液(1mL)を加え、得られた混合物を2.5時間外気温で撹拌した。反応混合物をEtOAc(40mL)で希釈し、1M HCl水溶液を添加することで中和して、pHを約7まで調節した。層を分離し、有機層をH
2Oで洗浄(3×3mL)し、合わせた水相をEtOAc(3mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(3mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、減圧下において濃縮した。粗生成物を1,4−ジオキサン(2mL)中4M HClに溶解し、外気温で30分間撹拌した。揮発有機溶媒を減圧下において取り除き、残渣をMeOH(5mL)中に再度溶解し、飽和NH
4OHを加えることによって中和した。粗反応混合物を質量トリガー分取HPLC(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物の2つの7−ヒドロキシルジアステレオ異性体を2つのピークとして得た。
【0694】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク(12.4mg)。保持時間1.09分、LCMS(ESI):C
28H
29F
3N
5O
3に対する計算値:m/z=540.2[M+H]
+、実測値540.0。
【0695】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク(10.4mg)。保持時間1.16分、LCMS(ESI):C
28H
29F
3N
5O
3に対する計算値:m/z=540.2[M+H]
+、実測値540.0。
【0696】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体
に相当する。
【0697】
実施例69
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
【0698】
ステップ1. 3−(3,5−ジフルオロフェノキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン
【化307】
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THF(10mL)中3,5−ジフルオロフェノール(1.15g、8.81mmol)、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−オール(0.900g、8.81mmol)、トリフェニルホスフィン(2.31g、8.81mmol)、およびDIAD(1.74mL、8.81mmol)の溶液を、一晩撹拌した。その後、溶液を減圧下において濃縮し、残渣をEtOAc/ヘキサン(0〜30%)で溶出するカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製した。精製によって1.43g(75.8%)の副題化合物を無色の油として得た。
【0699】
ステップ2. 3−[3,5−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]テトラヒドロ−2H−ピラン
【化308】
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−78℃のTHF(26mL)中3−(3,5−ジフルオロフェノキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(1.42g、6.63mmol)の混合物へ、ヘキサン中n−BuLi(1.6M;10.4mL、16.6mmol)の溶液を、ゆっくりと滴下漏斗を通じて加えた。添加が完了したとき、混合物は−78℃で1時間維持された。その後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(4.06mL、19.9mmol)を一度に加えた。混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。混合物をNaHCO
3溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮して、副題化合物を無色の油として得た。LCMS:C
17H
24BF
2O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=341.2;実測値:341.1。
【0700】
ステップ3. 6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(6mL)ならびに水(0.3mL)中3−[3,5−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]テトラヒドロ−2H−ピラン(0.436g、1.28mmol)、メチル6−ブロモ−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレート(0.300g、1.28mmol)、およびDIPEA(0.67mL、3.8mmol)の混合物を、窒素でパージし、その後ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(65.5mg、0.128mmol)を加えた。反応混合物を密封し、120℃で40分間加熱し、次いで冷却し、珪藻土パッドを通じてろ過した。ろ液を減圧下において濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜50%EtOAc)によって精製して、メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレートを得た。
【0701】
メチル6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキシレートをTHF(2mL)、MeOH(2mL)、および1.0M NaOH水溶液(2mL、2mmol)で室温にて1時間処理した。揮発有機溶媒を取り除き、残渣をpH5〜6まで1M HClで中和した。沈殿した固体をろ過し、水ですすぎ、乾燥して、副題化合物を白色の固体として得た。LCMS:C
17H
15F
3NO
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=354.1;実測値:353.9。
【0702】
ステップ4. N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
DMF(0.10mL)ならびにDIPEA(22μL、0.13mmol)中tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(20mg、0.042mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(18mg、0.050mmol)、およびHATU(32mg、0.084mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応を水でクエンチし、混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(50〜100%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製して、アミド中間体、tert−ブチル((3R,4R,5S)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−1−{5−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメートを得た。
【0703】
上記の通りに調製したアミド中間体を、ジオキサン中4.0M HCl(1mL、4mmol)で室温にて一晩処理した。その後、溶液を濃縮し、残渣を分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物のジアステレオ異性体の混合物(テトラヒドロピランの(S)および(R)立体配置)を、白色の粉末として得た。LCMS:C
30H
33F
3N
5O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=600.2;実測値:600.2。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δ10.15(s,1H),8.70(m,1H),8.24(dd,J=8.7および4.2Hz,1H),8.09(dd,J=8.7および8.7Hz,1H),6.87(d,J=10.2Hz,2H),4.46(m,4H),3.78(m,1H),3.52(m,3H),3.31(m,1H),3.16(m,1H),3.00(m,1H),2.90(m,1H),2.52(m,2H),1.99(m,1H),1.72(m,2H),1.43(m,3H),0.65(2d,3H)ppm。
【0704】
実施例70
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(0.3mL)ならびにDIPEA(39μL、0.22mmol)中3−アミノ−4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(30mg、0.074mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(26mg、0.074mmol)、およびHATU(56mg、0.15mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、得られた混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(50〜100%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製して、アミド中間体、4−{(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチルピペリジン−1−イル}−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテートを得た。
【0705】
アミド中間体をTHF(0.7mL)、MeOH(0.7mL)、および1.0M NaOH水溶液(0.74mL、0.74mmol)で室温にて20分間処理した。揮発有機溶媒を取り除いた。残渣をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、アルコール中間体、tert−ブチル((3S,5R)−1−{3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメートを得た。
【0706】
上で作製したアルコール中間体を、ジオキサン中4.0M HCl(1mL、5mmol)で室温にて一晩処理した。溶液を減圧下において濃縮し、得られた残渣を分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物の2つの分離したジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0707】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間:1.204分。LCMS:C
31H
35F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=598.3;実測値:598.0。
【0708】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間:1.283分。LCMS:C
31H
35F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=598.3;実測値:598.0。
【0709】
該ジアステレオ異性体を、仮に表題化合物の分離(7R)および(7S)ジアステレオ異性体と定めた。これらは各々、テトラヒドロピラン環の(R)および(S)立体構造を持つジアステレオ異性体の混合物である。
【0710】
実施例71
3−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
【0711】
DMF(0.20mL、2.6mmol)ならびにDIPEA(68μL、0.39mmol)中tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(62mg、0.13mmol)、3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(48mg、0.13mmol)、およびHATU(99mg、0.26mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応を水でクエンチし、混合物をEtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc/ヘキサン(50〜100%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル上で精製して、アミド中間体、tert−ブチル[2−({[4−((3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル]アミノ}カルボニル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−3−イル]カルバメートを得た。
【0712】
上記の通りに調製したアミド中間体を、ジオキサン中4.0M HCl(2mL、8mmol)で室温にて一晩処理した。溶液を減圧下において濃縮し、残渣を分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、所望の生成物を白色の粉末として得た。LCMS:C
25H
26F
3N
6O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=515.2;実測値:515.0。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ9.98(s,1H),8.67(s,1H),7.52(m,1H),7.39(br s,2H),7.20(s,2H),7.18(m,2H),4.46(m,2H),4.41(m,1H),3.02(m,1H),2.90(m,1H),2.59(m,1H),2.52(m,1H),2.37(m,1H),1.47(m,2H),1.35(m,1H),0.68(d,J=6.8Hz,3H)ppm。
【0713】
実施例72
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
【0714】
ステップ1. tert−ブチル[1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
イソプロピルアルコール(1.0g)およびDIPEA(1.0mL、5.7mmol)中4−クロロ−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン(0.34g、1.7mmol)、cis−tert−ブチル[5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.50g、1.9mmol)の混合物を、110℃で2時間撹拌した。溶液を室温まで冷やし、次いで混合物を減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、CombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル(40gカラム、ヘキサン中0〜70%EtOAcで溶出)上で精製して、副題化合物を淡黄色の粉末(0.37g、50%)として得た。LCMS:C
19H
26F
3N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=431.2;実測値:431.0。物質をキラルHPLC(Phenomenex Lux(登録商標)セルロース4カラム、21,2×250mm、5ミクロン粒径;移動相:ヘキサン中7%EtOH;流速:均一濃度で18mL/分;カラム負荷:10mg/注入;実行時間:24分)に供して、副題化合物の2つの分離したエナンチオマーを得た。
【0715】
エナンチオマー1. 第1のピーク。保持時間16.2分。
【0716】
エナンチオマー2. 第2のピーク。保持時間19.1分。
【0717】
エナンチオマー1を、仮にtert−ブチル[(3R,5S)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメートと定め、エナンチオマー2を、仮にtert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメートと定める。
【0718】
ステップ2. tert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
mCPBA(0.16g、0.93mmol)を、DCM(2.0mL)中tert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.16g、0.37mmol)(第2のピーク、前のステップよりキラルHPLC上において分割された純粋な生成物)の溶液へ室温で加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をNa
2S
2O
3水溶液で処理し、次いで1M NaOHで処理し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を減圧下において濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出し、続いてMeOH/EtOAc(0〜30%)で溶出するCombiFlash(登録商標)装置を用いてシリカゲル(20gカラム)上で精製して、0.10g(60%)の副題化合物を赤みがかった固体として得た。0.033gの未反応の出発物質を回収した。LCMS:C
19H
26F
3N
4O
5(M+H)
+に対する計算値:m/z=447.2;実測値:446.9。
【0719】
ステップ3. 4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
Ac
2O(1.5mL、16mmol)中tert−ブチル[(3S,5R)−1−(3−ニトロ−1−オキシド−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(0.100g、0.224mmol)の混合物を、90℃で1時間撹拌した。溶液を室温まで冷やし、次いで減圧下において60℃で濃縮した。残渣をEtOAc(5mL)で希釈し、1N NaOHで素早く洗浄した。水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相を凝縮し、ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出する20gのシリカゲル上でカラムにかけ、副題化合物を褐色の固体(0.085g、78%)として得た。LCMS:C
21H
28F
3N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=489.2;実測値:489.0。
【0720】
ステップ4. 4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート
【化316】
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DMF(0.06mL)およびDIPEA(0.011mL、0.065mmol)中3−アミノ−4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(0.010g、0.022mmol)、6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(0.0082g、0.026mmol)、HATU(0.022g、0.057mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。混合物を1N NaOH溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機物を合わせ、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、副題化合物を褐色の固体として得た。LCMS:C
36H
40F
6N
5O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=752.3;実測値:752.0。
【0721】
ステップ5. N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(0.8mL)、THF(0.8mL)、および1.0M NaOH水溶液(0.8mL、0.8mmol)中4−[(3S,5R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−3−[({6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イルアセテート(0.015g、0.020mmol)の混合物を、室温で0.5時間撹拌した。その後、溶液を減圧下において濃縮し、残った水相をEtOAcで抽出した。有機抽出物
を減圧下において濃縮
乾固した。残渣をジオキサン中4.0M HCl(0.20mL、0.80mmol)で20分間処理した。次いで、反応混合物を減圧下において濃縮した。残渣を4.5mLのMeOH中に溶解し、NH
4OH溶液で中和し、分取LCMS(Waters SunFire(商標)C18カラム、19mm×100mm、粒径5μm、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)によって精製して、表題化合物の2つの分離したジアステレオ異性体を白色の粉末として得た。
【0722】
ジアステレオ異性体1. 第1のピーク。保持時間1.24分、LCMS:C
29H
30F
6N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=610.2;実測値:610.0。
【0723】
ジアステレオ異性体2. 第2のピーク。保持時間1.32分、LCMS:C
29H
30F
6N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=610.2;実測値:610.0。
【0724】
該ジアステレオ異性体は、表題化合物の(7R)および(7S)ジアステレオ異性体、N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド、およびN−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
に相当する。
別のエナンチオマーである、N−{4−[(3R,5S)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド、およびN−{4−[(3R,5S)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミドを、ステップ1よりtert−ブチル[(3R,5S)−1−(3−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(エナンチオマー1)を使用することから開始
して類似の経路で調製する。
【0725】
実施例73
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3.0mL)中6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(232mg、0.492mmol)、tert−ブチル[(3S,5R)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−5−メチルピペリジン−3−イル]カルバメート(152mg、0.436mmol)、およびHATU(513mg、1.35mmol)の混合物へ、DIPEA(298mg、2.30mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣へ、DCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(65.9mg、29%)として得た。LCMS:C
26H
27F
3N
5O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=514.2;実測値514.0。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ10.42(s,1H),8.90(s,1H),8.34(dd,J=8.7,4.0Hz,1H),8.20(t,J=8.8Hz,1H),7.50−7.41(m,1H),7.33−7.26(m,1H),4.55−4.43(m,2H),3.93(s,3H),3.35(t,J=8.5Hz,2H),3.05−2.95(m,1H),2.90−2.82(m,1H),2.64−2.54(m,1H),2.39(t,J=10.4Hz,1H),2.26(t,J=11.2Hz,1H),1.64−1.51(m,1H),1.41−1.17(m,3H),0.64−0.55(m,4H)ppm。
【0726】
実施例74
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3.0mL)中6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸(176mg、0.372mmol)、tert−ブチル((3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}−5−メチルピペリジン−3−イル)カルバメート(152mg、0.317mmol)、およびHATU(374mg、0.983mmol)の混合物へ、DIPEA(238mg、1.84mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣へ、DCM(2.0mL)を加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(54mg、32%)として得た。LCMS:C
26H
27F
3N
5O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=530.2;実測値530.0。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ10.18(s,1H),8.70(s,1H),8.34(dd,J=8.7,4.0Hz,1H),8.18(t,J=8.8Hz,1H),7.39−7.32(m,1H),7.24−7.17(m,1H),4.53−4.44(m,2H),4.41(d,J=3.8Hz,1H),3.89(s,3H),3.36(t,J=8.5Hz,2H),3.10−3.04(m,1H),3.00−2.93(m,1H),2.63(t,J=10.8Hz,1H),2.58−2.51(m,2H),2.46−2.38(m,1H),1.66(br,2H),1.48−1.36(m,1H),0.69(d,J=6.5Hz,3H)ppm。
【0727】
実施例75
5−アミノ−N−{4−[(3R,4S,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化320】
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【0728】
ステップ1. ベンジル(3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレート
【化321】
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および、ベンジル(3R,4S,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレート
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
ベンジル(3R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−メチル−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(466mg、1.29mmol)を、磁気撹拌子を備えたオーブン乾燥バイアルへ加えた。バイアルをPTFEで覆われた隔壁で密封し、N
2雰囲気下において維持した。THF中LaCl
3・2LiClの溶液(Aldrichより、0.6M、6.50mL、3.90mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、その後−10℃まで冷却した。THF中塩化メチルマグネシウム(3.0M;1.30mL、3.90mmol)の溶液を、ゆっくりと加えた。−10℃で1.5時間撹拌した後、反応を飽和NH
4Cl水溶液でクエンチし、溶液をEtOAcで抽出した(3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.05%TFAを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、ベンジル(3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレートを無色の油(81mg、17%)として、保持時間2.085分:LCMS:C
20H
30N
2NaO
5(M+Na)
+に対する計算値:m/z=401.2;実測値401.0;およびベンジル(3R,4S,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレートを、無色の油として(100mg、21%)、保持時間:2.247分、LCMS:C
20H
30N
2NaO
5(M+Na)
+に対する計算値:m/z=401.2;実測値401.0で得た。
【0729】
ステップ2. tert−ブチル[(3R,4S,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(5.0mL)中ベンジル(3R,4S,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレート(100mg、0.265mmol)の撹拌溶液へ
、10重量%Pd
炭素(33mg)を加えた。反応混合物を室温で水素雰囲気(バルーン圧)下において3時間撹拌した。反応を珪藻土パッ
ドを通じてろ過し
(MeOHで溶出)、次いで減圧下において濃縮した。得られた粗生成物は次のステップでさらに精製することなく直接使用した(60mg、92%)。LCMS:C
12H
25N
2O
3(M+H)
+に対する計算値:m/z=245.2;実測値245.0。
【0730】
ステップ3. tert−ブチル[(3R,4S,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
4−ヨード−5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン(76mg、0.26mmol)およびtert−ブチル[(3R,4S,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート(60mg、0.24mmol)を含有するバイアルへ、EtOHを加え(2.0mL)、続いてDIPEA(114mg、0.883mmol)を加えた。混合物を110℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を減圧下において濃縮した。得られた残渣をシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色で泡沫状の固体(68mg、69%)として得た。LCMS:C
19H
29N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=409.2;実測値409.0。
【0731】
ステップ4. tert−ブチル[(3R,4S,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(3.0mL)中tert−ブチル[(3R,4S,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(68mg、0.17mmol)の撹拌溶液へ
、10重量%Pd
炭素(25mg)を加えた。反応混合物を室温で水素雰囲気(バルーン圧)下において6時間撹拌した。混合物を珪藻土パッ
ドを通じてろ過し
(MeOHで溶出)、その後減圧下において濃縮した。得られた粗生成物は、次のステップでさらに精製することなく直接使用した(62mg、98%)。LCMS:C
19H
31N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=379.2;実測値379.0。
【0732】
ステップ5. 5−アミノ−N−{4−[(3R,4S,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2.0mL)中5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(75mg、0.21mmol)、tert−ブチル[(3R,4S,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート(62mg、0.16mmol)、およびHATU(196mg、0.515mmol)の混合物へ、DIPEA(123mg、0.952mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。DCM(2.0mL)を得られた残渣へ加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%NH
4OHを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(25mg、29%)として得た。LCMS:C
24H
27F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=517.2;実測値517.0。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ9.34(s,1H),8.78(s,1H),7.64−7.46(m,3H),7.24(t,J=8.6Hz,2H),4.47(t,J=9.1Hz,2H),3.97(s,1H),3.37(t,J=8.5Hz,2H),2.87−2.79(m,2H),2.79−2.72(m,1H),2.63(dd,J=10.8,4.6Hz,1H),2.60−2.55(m,1H),1.85−1.76(m,1H),1.39(br,2H),0.98(s,3H),0.73(d,J=6.8Hz,3H)ppm。
【0733】
実施例76
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
【0734】
ステップ1. tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(4.0mL)中ベンジル(3R,4R,5S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−カルボキシレート(81mg、0.21mmol)の撹拌溶液へ
、10重量%Pd
炭素(29mg)を加えた。反応混合物を室温で水素雰囲気(バルーン圧)下において3時間撹拌した。反応混合物を珪藻土パッ
ドを通じてろ過し
(MeOHで溶出)、その後減圧下において濃縮した。得られた粗生成物は、次のステップでさらに精製することなく直接使用した(46mg、88%)。LCMS:計算値C
12H
25N
2O
3(M+H)
+に対する:m/z=245.2;実測値245.0。
【0735】
ステップ2. tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
4−ヨード−5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン(59mg、0.20mmol)およびtert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート(46mg、0.19mmol)を含有するバイアルへ、EtOH(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(100mg、0.772mmol)を加えた。混合物を110℃で15時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応を減圧下において濃縮した。得られた残渣をシリカゲル(ヘキサン中0〜100%EtOAc)上で精製して、副題化合物を黄色で泡沫状の固体(51mg、67%)として得た。LCMS:C
19H
29N
4O
6(M+H)
+に対する計算値:m/z=409.2;実測値409.0。
【0736】
ステップ3. tert−ブチル[(3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(3.0mL)中tert−ブチル[(3R,4R,5S)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−1−(5−ニトロ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)ピペリジン−3−イル]カルバメート(51mg、0.13mmol)の撹拌溶液へ
、10重量%Pd
炭素(19mg)を加えた。反応混合物を室温で水素雰囲気(バルーン圧)下において6時間撹拌した。混合物を珪藻土パッ
ドを通じてろ過し
(MeOHで溶出)、その後減圧下において濃縮した。得られた粗生成物は、次のステップでさらに精製することなく直接使用した(44mg、92%)。LCMS:C
19H
31N
4O
4(M+H)
+に対する計算値:m/z=379.2;実測値379.0。
【0737】
ステップ4. 5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボン酸(55mg、0.15mmol)、tert−ブチル[(3R,4R,5S)−1−(5−アミノ−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−3−イル]カルバメート(44mg、0.12mmol)、およびHATU(134mg、0.353mmol)の混合物へ、DMF(2.0mL)を加え、続いてDIPEA(86mg、0.67mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、その後減圧下において濃縮した。DCM(2.0mL)を得られた残渣へ加え、続いてTFA(2.0mL)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下において濃縮した。得られた残渣を、RP−HPLC(XBridge(商標)C18カラム、0.1%水酸化アンモニウムを含有するMeCN/水の勾配で溶出、流速30mL/分)を用いて精製して、表題化合物を白色の固体(20mg、34%)として得た。LCMS:C
24H
27F
2N
6O
3S(M+H)
+に対する計算値:m/z=517.2;実測値517.0。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ9.17(s,1H),8.61(s,1H),7.59−7.45(m,3H),7.21(t,J=8.6Hz,2H),4.52−4.42(m,2H),4.06(s,1H),3.37(t,J=8.5Hz,2H),2.99−2.92(m,1H),2.90−2.79(m,2H),2.77−2.64(m,2H),1.93−1.82(m,1H),1.46(br,2H),0.92(s,3H),0.71(d,J=6.9Hz,3H)ppm。
【0738】
実施例A. Pim酵素アッセイ
Pim−1およびPim−3キナーゼアッセイ−20μLの反応を、0.05μMビオチン標識BADペプチド基質(AnaSpec 62269)、1mM ATP、および2.5pM(Pim−1、Invitrogen PV3503)、または1.25pM(Pim−3、Millipore 14−738)酵素を含有するアッセイ緩衝液(50mM Tris、pH7.5、0.01%Tween−20、5mM MgCl
2、0.01%BSA、5mM DTT)中0.8μLの化合物/DMSOの入った白色の384ウェルポリスチレンプレート中で、1時間25℃で行った。反応を、666倍に希釈したPhospho−Bad(Ser112)抗体(Cell Signaling 9291)、ならびにストレプトアビジンドナービーズ(PerkinElmer 6760002)とタンパク質A受容ビーズ(PerkinElmer 6760137)とを一緒に各々15μg/mL補充した、10μLの停止緩衝液(150mM Tris、pH=7.5、150mM NaCl、75mM EDTA、0.01%Tween−20、0.3%BSA)を加えることで停止した。停止緩衝液へのビーズの補充、および反応の停止は、弱い光のもとで行った。反応を止める前に、ビーズを有する停止緩衝液を1時間暗闇の中で室温にてプレインキュベートした。反応を止めた後、プレートを1時間暗闇の中で室温にてインキュベートし、その後PHERAstar FSプレートリーダー(BMG Labtech)にて弱い光の下で読み取った。
【0739】
Pim−2キナーゼアッセイ−20μLの反応を、0.05μM蛍光標識CREBtideペプチド基質(Invitrogen PV3508)、1mM ATP、および1nM酵素(Invitrogen PV3649)を含有するアッセイ緩衝液(50mM Tris、pH7.5、0.01%Tween−20、5mM MgCl
2、0.01%BSA、5mM DTT)中0.8μLの化合物/DMSOの入った白色の384ウェルポリスチレンプレート中で、2時間25℃で行った。反応を、30mM EDTAおよび1.5nM LanthaScreen Tb−CREB pSer133抗体(Invitrogen PV3566)を有する10μL TR−FRET Dilution Buffer(Invitrogen PV3574)を加えることで停止した。30分間室温でインキュベートした後、プレートをPHERAstar FSプレートリーダー(BMG Labtech)で読み取った。
【0740】
Pimキナーゼ活性について上記に開示されるアッセイ条件下において試験したときに2μM以下のIC
50を有する本発明の化合物は、活性であると考えられる。
【0741】
上記のインビトロアッセイは1mM ATPで行われるが、化合物はまたPIM標的に対する作用強度およびインビトロ活性について、ATPの濃度がK
m値に設定されており、アッセイがPIM阻害活性に対してより感受性であるK
m条件を利用しても評価され得る。
【0742】
実施例B. Pim細胞アッセイ
本発明の1つ以上の化合物を、PIMの阻害活性について少なくとも1つの以下の細胞アッセイに従って試験した。Pimキナーゼ活性について以下に開示される細胞アッセイ条件下において試験したときに10μM以下のIC
50を有する本発明の化合物は、活性となり得、かつ活性であ
ると判断された。
【0743】
Pim細胞増殖アッセイ
KG−1A細胞をATCC(バージニア州マナサス)から購入し、KMS.12.BM細胞をNIBIOのJCRB細胞バンク(日本、東京)から購入し、推奨される培地であるRPMI 10%FBS(10%ウシ胎仔血清を充填したロズウェルパーク記念研究所1640培地)およびIMDM 20%FBS(20%ウシ胎仔血清を充填したイスコフ改変ダルベッコ培地(MDM))(Mediatech、バージニア州マナサス)中にて各々維持する。試験化合物の抗増殖活性を測定するために、両方の細胞株を、培地(2×10
3細胞/ウェル/200μL中)によって96ウェルポリスチレン超低結合(Costar(登録商標))中へ試験化合物の濃度域の存在下または非存在下において蒔く。4日後、培地中の[
3H]−チミジン、1μCi/10μL/ウェル(PerkinElmer、マサチューセッツ州ボストン)を次いで細胞培養液へ加え、さらに16時間後、組み込まれた放射活性を、水を用いてPackard Microplate Harvesterで、0.3%ポリエチレンイミンプレウェットグラスファイバーGF/Bフィルタープレート(Packard Bioscience/PerkinElmer、マサチューセッツ州ボストン)を通じてろ過することによって分離する。プレートをTopCount(登録商標)シンチレーションカウンター(PerkinElmer)で計数する液体シンチレーションによって測定する。IC
50判定を、GraphPad Prism(登録商標)5.0ソフトウェアを用いて、阻害率対阻害剤濃度の対数の曲線の当てはめを行うことで実施する。
【0744】
Pim pBADシグナル伝達アッセイ
KG−1A細胞をATCC(バージニア州マナサス)から購入し、KMS.12.BM細胞をNIBIOのJCRB細胞バンク(日本、東京)から購入し、推奨される培地であるRPMI 10%FBSおよびIMDM 20%FBS(Mediatech、バージニア州マナサス)中にて各々維持する。化合物のpBAD阻害活性を測定するために、両方の細胞株を、培地(KG1Aに対して1×10
6/ウェル/100μL、およびKMS12BMに対して4x10
5細胞/ウェル/100μL中)によって96ウェルV底ポリプロピレンプレート(Matrix、Thermo Fisher、USA)中へ蒔き、30分間37℃でインキュベートして、操作からの細胞シグナル伝達を基準化する。試験化合物を適切な濃度域で加え、KMS.12.BM細胞は2.5時間、KG1−A細胞は4時間さらにインキュベートした。プレートを2000RPMで10分間遠心分離し、上清を吸引する。プロテアーゼ阻害剤を有する100μLの溶解緩衝液(Cell Signaling Technologies、マサチューセッツ州ダンバー、Sigma、ミズーリ州セントルイス、EMD、米国)をペレットに加え、よく混合し、30分間氷の上に置く。可溶化液を−80℃で一晩凍らせる。pBAD活性を測定するために、細胞シグナル伝達ELISA(酵素結合免疫吸着測定法)キット(細胞シグナル伝達経路走査蛍光体pBAD ELISA)を利用する。50μLの可溶化液をELISAプロトコル毎に試験し、データ解析をSpectraMax(登録商標)M5プレートリーダー(Molecular Devices、カリフォルニア州サニーベール)のソフトウェアにより実施する。IC
50判定を、GraphPad Prism(登録商標)5.0ソフトウェアを用いて、阻害率対阻害剤濃度の対数の曲線の当てはめを行うことで実施する。
【0745】
実施例の化合物について得られたデータ、実施例Aに記載の方法で得られたデータを、表1に示す。
【0746】
【表1-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0747】
1000nM<IC
50≦10000nM:+++
100nM<IC
50≦1000nM:++
IC
50≦100nM:+。
1,2 濃度1mMの場合よりもK
m ATP濃度の場合に、化合物2はPim2を阻害し(100nM<IC
50≦1000nM)、化合物35はPIM2を阻害した(1000nM<IC
50≦10000nM)。
【0748】
本発明には、下記のものも含まれる:
[発明1]
式(I):
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
[式中:
Xは、CまたはNであり;
A、BおよびDは、環であり;
結合:
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
は、NおよびXの両方を含有する芳香環内のノーマライズド結合を表し、正式にはXがCの場合にはC=C結合で表され、XがNの場合には単結合で表され;
環Aは、式(A−1)または(A−2):
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、E
1およびE
2は、環である)
で示される環であり;
環Bは、縮合した3〜7員炭素環または縮合した4〜7員複素環であって、これらは各々、R
Bから独立して選択されるn個の置換基によって置換されており、nは、0、1、2または3であり;
環Dは、C
3−7シクロアルキル基または4〜10員ヘテロシクロアルキル基であって、これらは各々、R
Dから独立して選択されるk個の置換基によって置換されており、kは、0、1、2または3であり;
環E
1は、C
3−7シクロアルキル、C
6−10アリール、4〜10員ヘテロシクロアルキルおよび5〜10員ヘテロアリールから選択され、これらは各々、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよく;
環E
2は、C
3−7シクロアルキル、C
6−10アリール、4〜10員ヘテロシクロアルキルおよび5〜10員ヘテロアリールから選択され、これらは各々、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよく;
G3は、NまたはCR
3であり;
R
1は、H、FおよびNH
2から選択され;
R
2は、H、ハロおよびCNから選択され;
R
3は、H、ハロおよびCNから選択され;
R
4は、H、FおよびNH
2から選択され;
各R
Bは、独立して、Cy
B、ハロ、C
1−6アルキル、C
2−6アルケニル、C
2−6アルキニル、C
1−6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(O)R
b1、C(O)NR
c1R
d1、C(O)OR
a1、OC(O)R
b1、OC(O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(O)R
b1、NR
c1C(O)OR
a1、NR
c1C(O)NR
c1R
d1、NR
c1S(O)R
b1、NR
c1S(O)
2R
b1、NR
c1S(O)
2NR
c1R
d1、S(O)R
b1、S(O)NR
c1R
d1、S(O)
2R
b1、S(O)
2NR
c1R
d1およびオキソから選択され;R
Bの前記C
1−6アルキル置換基、C
2−6アルケニル置換基およびC
2−6アルキニル置換基は、各々、Cy
B、ハロ、CN、NO
2、OR
a1、SR
a1、C(O)R
b1、C(O)NR
c1R
d1、C(O)OR
a1、OC(O)R
b1、OC(O)NR
c1R
d1、C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1C(=NR
e1)NR
c1R
d1、NR
c1R
d1、NR
c1C(O)R
b1、NR
c1C(O)OR
a1、NR
c1C(O)NR
c1R
d1、NR
c1S(O)R
b1、NR
c1S(O)
2R
b1、NR
c1S(O)
2NR
c1R
d1、S(O)R
b1、S(O)NR
c1R
d1、S(O)
2R
b1およびS(O)
2NR
c1R
d1から独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよく、
各R
Dは、独立して、Cy
D、ハロ、C
1−6アルキル、C
2−6アルケニル、C
2−6アルキニル、C
1−6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(O)R
b2、C(O)NR
c2R
d2、C(O)OR
a2、OC(O)R
b2、OC(O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(O)R
b2、NR
c2C(O)OR
a2、NR
c2C(O)NR
c2R
d2、NR
c2S(O)R
b2、NR
c2S(O)
2R
b2、NR
c2S(O)
2NR
c2R
d2、S(O)R
b2、S(O)NR
c2R
d2、S(O)
2R
b2、S(O)
2NR
c2R
d2およびオキソから選択され;R
Dの前記C
1−6アルキル置換基、C
2−6アルケニル置換基およびC
2−6アルキニル置換基は、各々、Cy
D、ハロ、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(O)R
b2、C(O)NR
c2R
d2、C(O)OR
a2、OC(O)R
b2、OC(O)NR
c2R
d2、C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2C(=NR
e2)NR
c2R
d2、NR
c2R
d2、NR
c2C(O)R
b2、NR
c2C(O)OR
a2、NR
c2C(O)NR
c2R
d2、NR
c2S(O)R
b2、NR
c2S(O)
2R
b2、NR
c2S(O)
2NR
c2R
d2、S(O)R
b2、S(O)NR
c2R
d2、S(O)
2R
b2およびS(O)
2NR
c2R
d2から独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよく;
各R
Eは、独立して、Cy
E、ハロ、C
1−6アルキル、C
2−6アルケニル、C
2−6アルキニル、C
1−6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a3、SR
a3、C(O)R
b3、C(O)NR
c3R
d3、C(O)OR
a3、OC(O)R
b3、OC(O)NR
c3R
d3、C(=NR
e3)NR
c3R
d3、NR
c3C(=NR
e3)NR
c3R
d3、NR
c3R
d3、NR
c3C(O)R
b3、NR
c3C(O)OR
a3、NR
c3C(O)NR
c3R
d3、NR
c3S(O)R
b3、NR
c3S(O)
2R
b3、NR
c3S(O)
2NR
c3R
d3、S(O)R
b3、S(O)NR
c3R
d3、S(O)
2R
b3、S(O)
2NR
c3R
d3およびオキソから選択され;R
Eの前記C
1−6アルキル、C
2−6アルケニル、およびC
2−6アルキニルは、各々、Cy
E、ハロ、CN、NO
2、OR
a3、SR
a3、C(O)R
b3、C(O)NR
c3R
d3、C(O)OR
a3、OC(O)R
b3、OC(O)NR
c3R
d3、C(=NR
e3)NR
c3R
d3、NR
c3C(=NR
e3)NR
c3R
d3、NR
c3R
d3、NR
c3C(O)R
b3、NR
c3C(O)OR
a3、NR
c3C(O)NR
c3R
d3、NR
c3S(O)R
b3、NR
c3S(O)
2R
b3、NR
c3S(O)
2NR
c3R
d3、S(O)R
b3、S(O)NR
c3R
d3、S(O)
2R
b3およびS(O)
2NR
c3R
d3から独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよく;
Cy
B、Cy
DおよびCy
Eは、各々、C
6−10アリール、C
3−10シクロアルキル、5〜10員ヘテロアリールおよび4〜10員ヘテロシクロアルキルから独立して選択され、これらは各々、ハロ、C
1−6アルキル、C
2−6アルケニル、C
2−6アルキニル、C
1−6ハロアルキル、C
6−10アリール、C
3−10シクロアルキル、5〜10員ヘテロアリール、4〜10員ヘテロシクロアルキル、CN、NO
2、OR
a4、SR
a4、C(O)R
b4、C(O)NR
c4R
d4、C(O)OR
a4、OC(O)R
b4、OC(O)NR
c4R
d4、NR
c4R
d4、NR
c4C(O)R
b4、NR
c4C(O)OR
a4、NR
c4C(O)NR
c4R
d4、C(=NR
e4)R
b4、C(=NR
e4)NR
c4R
d4、NR
c4C(=NR
e4)NR
c4R
d4、NR
c4S(O)R
b4、NR
c4S(O)
2R
b4、NR
c4S(O)
2NR
c4R
d4、S(O)R
b4、S(O)NR
c4R
d4、S(O)
2R
b4、およびS(O)
2NR
c4R
d4から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基によって随意に置換されていてもよく、Cy
B、Cy
DまたはCy
Eの、前記C
1−6アルキル置換基、C
2−6アルケニル置換基、C
2−6アルキニル置換基、C
3−10シクロアルキル置換基、5〜10員ヘテロアリール置換基および4〜10員ヘテロシクロアルキル置換基は、ハロ、C
1−4ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a4、SR
a4、C(O)R
b4、C(O)NR
c4R
d4、C(O)OR
a4、OC(O)R
b4、OC(O)NR
c4R
d4、C(=NR
e4)NR
c4R
d4、NR
c4C(=NR
e4)NR
c4R
d4、NR
c4R
d4、NR
c4C(O)R
b4、NR
c4C(O)OR
a4、NR
c4C(O)NR
c4R
d4、NR
c4S(O)R
b4、NR
c4S(O)
2R
b4、NR
c4S(O)
2NR
c4R
d4、S(O)R
b4、S(O)NR
c4R
d4、S(O)
2R
b4およびS(O)
2NR
c4R
d4から独立して選択される1、2または3個の置換基で各々随意に置換されていてもよく;
各R
a1、R
b1、R
c1、R
d1、R
a2、R
b2、R
c2、R
d2、R
a3、R
b3、R
c3、R
d3、R
a4、R
b4、R
c4およびR
d4は、独立して、H、C
1−6アルキル、C
1−4ハロアルキル、C
2−6アルケニル、C
2−6アルキニル、C
6−10アリール、C
3−10シクロアルキル、5〜10員ヘテロアリール、4〜10員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリール−C
1−4アルキル、C
3−10シクロアルキル−C
1−4アルキル、(5〜10員ヘテロアリール)−C
1−4アルキルまたは(4〜10員ヘテロシクロアルキル)−C
1−4アルキルから選択され、前記C
1−6アルキル、C
2−6アルケニル、C
2−6アルキニル、C
6−10アリール、C
3−10シクロアルキル、5〜10員ヘテロアリール、4〜10員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリール−C
1−4アルキル、C
3−10シクロアルキル−C
1−4アルキル、(5〜10員ヘテロアリール)−C
1−4アルキルおよび(4〜10員ヘテロシクロアルキル)−C
1−4アルキルは、C
1−4アルキル、C
1−4ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5、よびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で随意に置換されていてもよいか;
または、同一のN原子に結合しているいずれのR
c1およびR
d1も、これらが結合している前記N原子と共に、C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、3〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリール、5〜6員ヘテロアリール、C
1−6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5、およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよい4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基を形成し、前記C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリールおよび5〜6員ヘテロアリールは、ハロ、C
1−4アルキル、C
1−4ハロアルキル、C
1−4シアノアルキル、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいか;
または、同一のN原子に結合しているいずれのR
c2およびR
d2も、これらが結合している前記N原子と共に、C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリールおよび5〜6員ヘテロアリール、C
1−6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよい4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基を形成し、前記C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリールおよび5〜6員ヘテロアリールは、ハロ、C
1−4アルキル、C
1−4ハロアルキル、C
1−4シアノアルキル、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいか;
または、同一のN原子に結合しているいずれのR
c3およびR
d3も、これらが結合している前記N原子と共に、C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリール、5〜6員ヘテロアリール、C
1−6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよい4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基を形成し、前記C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリールおよび5〜6員ヘテロアリールは、ハロ、C
1−4アルキル、C
1−4ハロアルキル、C
1−4シアノアルキル、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいか;
または、同一のN原子に結合しているいずれのR
c4およびR
d4も、これらが結合している前記N原子と共に、C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、3〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリール、5〜6員ヘテロアリール、C
1−6ハロアルキル、ハロ、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよい4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基を形成し、前記C
1−6アルキル、C
3−7シクロアルキル、3〜7員ヘテロシクロアルキル、C
6−10アリールおよび5〜6員ヘテロアリールは、ハロ、C
1−4アルキル、C
1−4ハロアルキル、C
1−4シアノアルキル、CN、OR
a5、SR
a5、C(O)R
b5、C(O)NR
c5R
d5、C(O)OR
a5、OC(O)R
b5、OC(O)NR
c5R
d5、NR
c5R
d5、NR
c5C(O)R
b5、NR
c5C(O)NR
c5R
d5、NR
c5C(O)OR
a5、C(=NR
e5)NR
c5R
d5、NR
c5C(=NR
e5)NR
c5R
d5、S(O)R
b5、S(O)NR
c5R
d5、S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2R
b5、NR
c5S(O)
2NR
c5R
d5およびS(O)
2NR
c5R
d5から独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよく;
各R
a5、R
b5、R
c5およびR
d5は、独立して、H、C
1−4アルキル、C
1−4ハロアルキル、C
2−4アルケニルおよびC
2−4アルキニルから選択されており、前記C
1−4アルキル、C
2−4アルケニルおよびC
2−4アルキニルは、OH、CN、アミノ、ハロ、C
1−4アルキル、C
1−4アルコキシ、C
1−4アルキルチオ、C
1−4アルキルアミノ、ジ(C
1−4アルキル)アミノ、C
1−4ハロアルキルおよびC
1−4ハロアルコキシから独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよいか;
または同一のN原子に結合しているいずれのR
c5およびR
d5も、これらが結合している前記N原子と共に、OH、CN、アミノ、ハロ、C
1−6アルキル、C
1−4アルコキシ、C
1−4アルキルチオ、C
1−4アルキルアミノ、ジ(C
1−4アルキル)アミノ、C
1−4ハロアルキルおよびC
1−4ハロアルコキシから独立して選択される1、2または3個の置換基で随意に置換されていてもよい3員、4員、5員、6員または7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各R
e1、R
e2、R
e3、R
e4、およびR
e5は、H、C
1−4アルキルおよびCNから独立して選択される]
で示される化合物または、その薬剤的に許容可能な塩。
[発明2]
Xが、Cである、発明1に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明3]
Xが、Nである、発明1に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明4]
環Bが、R
Bから独立して選択された1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した3〜7員炭素環である、発明1〜3のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明5]
環Bが、式(B−1):
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、nは、0、1、2または3である]
で示される縮合したベンゾ環である、発明4に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明6]
前記化合物が、式(I−1):
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、nは、0、1、2または3である]
で示される化合物である、発明5に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明7]
nが、0である、発明5もしくは6に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明8]
nが、1である、発明5もしくは6に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明9]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した3〜7員シクロアルキル環である、発明4に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明10]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した5員炭素環である、発明4に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明11]
環Bが、式(B−2):
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、nは、0、1、2、および3から選択される]
で示される環である、発明4に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明12]
環Bが、式(B−3):
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、mは、0、1または2である]
で示される環である、発明11に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明13]
前記化合物が、式(I−2)または(I−3):
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
[式中:
mは、0、1または2であり;
nは、0、1、2または3である]
のうちいずれか1つで示される化合物である、発明4に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明14]
nが、0である、発明11もしくは13に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明15]
nが、1である、発明11もしくは13に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明16]
mが、0である、発明12もしくは13に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明17]
mが、1である、発明12もしくは13に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明18]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した4〜7員複素環である、発明1〜3のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明19]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した5〜6員ヘテロアリール環である、発明18に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明20]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した4〜7員ヘテロシクロアルキル環である、発明18に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明21]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した5員ヘテロ環である、発明18に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明22]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した5員ヘテロアリールである、発明21に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明23]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した5員ヘテロシクロアルキルである、発明21に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明24]
環Bが、チエノ、ピロロ、ジヒドロフロ、およびピラゾロから選択され、これらが各々、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい、発明21に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明25]
前記化合物が、式(I−4)〜(I−9):
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
[式中:
各mは、0、1または2であり;
各nは、0、1、2または3である]
のうちいずれか1つで示される化合物である、発明24に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明26]
nが、0である、発明25に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明27]
nが、1である、発明25に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明28]
環Bが、縮合した6員ヘテロ環であり、各々がR
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい、発明18に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明29]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した6員ヘテロアリールである、発明28に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明30]
環Bが、R
Bから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい縮合した6員ヘテロシクロアルキルである、発明28に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明31]
環Bが、式(B−4):
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、nは、0、1、2または3である]
で示される環である、発明28に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明32]
前記化合物が、式(I−10):
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
に係る化合物であって、
式中、nが、0、1、2または3である、発明28に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明33]
nが、0である、発明31もしくは32に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明34]
nが、1である、発明31もしくは32に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明35]
各R
Bが、独立して、ハロ、C
1−6アルキル、C
1−6ハロアルキル、CN、OR
a1、およびオキソから選択される、発明1〜34のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明36]
各R
Bが、独立して、ハロ、C
1−6アルキル、C
1−6ハロアルキル、CN、OR
a1から選択される、発明35に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明37]
各R
Bが、独立して、CN、OH、メトキシ、およびオキソから選択される、発明35に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明38]
各R
Bが、独立して、CN、OH、およびメトキシから選択される、発明35に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明39]
環Bが、置換されていないか、またはR
Bから選択される1個の置換基によって置換されている、発明1〜38のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明40]
環Bが、置換されていない、発明39に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明41]
環Dが、R
Dから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいC
3−7シクロアルキル基である、発明1〜40のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明42]
環Dが、R
Dから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい4〜10員ヘテロシクロアルキル基である、発明1〜40のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明43]
環Dが、R
Dから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい5員または6員ヘテロシクロアルキル基である、発明1〜40のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明44]
環Dが、R
Dから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいピロリジン、ピペリジンまたはアゼパン環である、発明1〜40のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明45]
環Dが、R
Dから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいピペリジン環である、発明1〜40のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明46]
環Dの窒素原子が、分子の残りと結合を形成する、発明42〜45のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明47]
各R
Dが、独立して、ハロ、C
1−6アルキル、C
2−6アルケニル、C
2−6アルキニル、C
1−6ハロアルキル、CN、NO
2、OR
a2、SR
a2、C(O)R
b2、C(O)NR
c2R
d2、C(O)OR
a2、NR
c2R
d2、S(O)R
b2、S(O)NR
c2R
d2、S(O)
2R
b2、およびS(O)
2NR
c2R
d2から選択される、発明1〜46のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明48]
各R
Dが、独立して、C
1−6アルキル、OR
a2、およびNR
c2R
d2から選択される、発明1〜46のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明49]
各R
Dが、独立して、メチル、OH、およびNH
2から選択される、発明1〜46のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明50]
環Dが、3位がアミノ基によって置換されているピペリジン−1−イル環である、発明49に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明51]
環Dを形成する前記ピペリジン−1−イル環の3位における炭素原子の立体配置が、環Dを形成する前記ピペリジン−1−イル環の2位における炭素原子が4位における炭素原子よりも高いカーン・インゴルド・プレローグ順位を有する場合に(S)であり、環Dを形成する前記ピペリジン−1−イル環の4位における前記炭素原子が4位における前記炭素原子よりも高いカーン・インゴルド・プレローグ順位を有する場合に(R)である、発明50に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明52]
環Dを形成する前記ピペリジン−1−イル環の3位における前記炭素原子の配置が、環Dを形成する前記ピペリジン−1−イル環の2位における前記炭素原子が4位における前記炭素原子よりも高いカーン・インゴルド・プレローグ順位を有する場合に(R)であり、環Dを形成する前記ピペリジン−1−イル環の4位における前記炭素原子が4位における前記炭素原子よりも高いカーン・インゴルド・プレローグ順位を有する場合に(S)である、発明50に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明53]
環Dが、下記の式(D−1):
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
[式中:
R
xは、H、C
1−6アルキルまたはOC(=O)C
1−6アルキルであり;
R
yは、HまたはC
1−6アルキルであり;
aは、1または2であり;
bは、0、1または2であり;
aとbとの合計は、1、2または3である]
で示される基である、発明1〜40のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明54]
環Dが、下記の式(D−2):
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
[式中:
R
xは、H、C
1−6アルキルまたはOC(=O)C
1−6アルキルであり;
R
yは、HまたはC
1−6アルキルであり;
aは、1または2であり;
bは、0、1または2であり;
aとbとの合計は、1、2または3である]
で示される基である、発明53に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明55]
R
xが、Hである、発明53もしくは54に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明56]
R
yが、Hである、発明53〜55のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明57]
aが、1である、発明53〜56のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明58]
bが、1である、発明53〜57のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明59]
環Aが、式(A−1):
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
で示される環である、発明1〜58のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明60]
R
1が、HおよびNH
2から選択される、発明59に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明61]
環E
1が、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいC
6−10アリールである、発明59もしくは60に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明62]
環E
1が、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいフェニルである、発明61に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明63]
環E
1が、R
Eから独立して選択された置換基によって2,6−二置換されているフェニルである、発明62に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明64]
環E
1が、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリールである、発明59もしくは60に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明65]
各R
Eが、独立して、ハロ、C
1−6アルキル、C
1−6ハロアルキル、CN、OR
a3、C(O)R
b3、C(O)NR
c3R
d3、C(O)OR
a3、NR
c3R
d3、S(O)R
b3、S(O)NR
c3R
d3、S(O)
2R
b3、およびS(O)
2NR
c3R
d3から選択される、発明1〜64のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明66]
各R
Eが、独立して、ハロから選択される、発明65に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明67]
環E
1が、2,6−ジハロ置換されているフェニルである、発明66に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明68]
環E
1が、2,6−ジフルオロフェニルである、発明67に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明69]
G
3が、CR
3である、発明1〜68のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明70]
G
3が、Nである、発明1〜68のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明71]
環Aが、式(A−2):
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
で示される環である、発明1〜70のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明72]
G
3が、CR
3である、発明71に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明73]
G
3が、Nである、発明71に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明74]
環Aが、式(A−2a):
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
で示される環である、発明1〜68のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明75]
R
2が、Hまたはハロゲンである、発明69〜74のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明76]
R
2が、Fである、発明75に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明77]
R
3が、Hである、発明69もしくは70〜72のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明78]
R
4が、HおよびNH
2から選択される、発明69〜77のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明79]
環E
2が、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいC
6−10アリールである、発明69〜78のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明80]
環E
2が、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよいフェニルである、発明79に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明81]
環E
2が、R
Eから独立して選択された置換基によって2,6−二置換されているフェニルである、発明80に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明82]
環E
2が、R
Eから独立して選択される1、2または3個の置換基によって随意に置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリールである、発明69〜78のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明83]
各R
Eが、独立して、ハロ、C
1−6アルキル、C
1−6ハロアルキル、CN、OR
a3、C(O)R
b3、C(O)NR
c3R
d3、C(O)OR
a3、NR
c3R
d3、S(O)R
b3、S(O)NR
c3R
d3、S(O)
2R
b3、およびS(O)
2NR
c3R
d3から選択される、発明69〜82のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明84]
各R
Eが、独立して、ハロから選択される、発明83に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明85]
環E
2が、2,6−ジハロ置換されているフェニルである、発明84に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明86]
環E
2が、2,6−ジフルオロフェニルである、発明85に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明87]
R
a1、R
b1、R
c1、R
d1、R
a2、R
b2、R
c2、R
d2、R
a3、R
b3、R
c3およびR
d3が、各々独立して、HまたはC
1−6アルキルである、発明1〜86のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明88]
R
a4、R
b4、R
c4およびR
d4が、各々独立して、HまたはC
1−6アルキルである、発明1〜87のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明89]
R
a5、R
b5、R
c5およびR
d5が、各々独立して、HまたはC
1−6アルキルである、発明1〜88のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明90]
R
e1、R
e2、R
e3、R
e4およびR
e5が、各々独立して、HまたはC
1−6アルキルである、発明1〜89のうちいずれか1つに記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩。
[発明91]
R
e1、R
e2、R
e3、R
e4およびR
e5が、各々、Hである、発明1〜90のうちいずれか1つに記載の化合物。
[発明92]
以下の化合物から選択される発明1に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩:
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{7−[3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{7−[3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{7−[3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−[4−(3−アミノ−3−メチルピペリジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;および
N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;および
5−アミノ−N−{4−[3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド。
[発明93]
以下の化合物から選択される発明1に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩:
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]キノリン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{7−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{7−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−シアノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−7−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R)−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,4S)−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[
b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4S)−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,4R)−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{7−[(3R,4R)−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{7−[(3R,4S)−3−アミノ−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]チエノ[3,2−b]ピリジン−6−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(4−エトキシ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−2−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−[4−((3R)−3−アミノ−3−メチルピペリジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−アミノ−N−[4−((3S)−3−アミノ−3−メチルピペリジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル]−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルチオ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルフィニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3S)−3−アミノピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピラジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4S,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4S,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−5−シクロプロピル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルオキシ)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
3−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7R)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]−(7S)−7−ヒドロキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3−イル}−6−[2,6−ジフルオロ−4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3S,5R)−3−アミノ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−メチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−6−(2,6−ジフルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボキサミド;
5−アミノ−N−{4−[(3R,4S,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;および
5−アミノ−N−{4−[(3R,4R,5S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−4,5−ジメチルピペリジン−1−イル]−2,3−ジヒドロフロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド。
[発明94]
発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩、および少なくとも1つの薬剤的に許容可能な担体を含む、組成物。
[発明95]
Pim1酵素、Pim2酵素またはPim3酵素を阻害する方法であって、前記酵素を、発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩と接触させることを含む、方法。
[発明96]
Pim1、Pim2、およびPim3のうち少なくとも1つの高レベルな発現もしくは活性と関連する疾患または病態を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者へ、治療有効量の発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む、方法。
[発明97]
がんを治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者へ、治療有効量の発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む、方法。
[発明98]
前記がんが、Pim1、Pim2、およびPim3のうち少なくとも1つの前記発現または活性がアップレギュレートされているがんである、発明97に記載の方法。
[発明99]
前記がんが、発がん遺伝子が活性化されているがんである、発明97または98のうちいずれか1つに記載の方法。
[発明100]
前記がんが、MycまたはBCL2が活性化されているがんである、発明97〜99のうちいずれか1つに記載の方法。
[発明101]
前記がんが、固形腫瘍または血液癌である、発明97〜100のうちいずれか1つに記載の方法。
[発明102]
前記がんが、前立腺がん、結腸がん、食道がん、子宮内膜がん、卵巣がん、子宮がん、腎臓がん、肝がん、膵がん、胃がん、乳がん、肺がん、頭頸部がん、甲状腺がん、神経膠芽腫、肉腫、膀胱がん、リンパ腫、白血病、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、びまん大細胞型B細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫または多発性骨髄腫である、発明97〜101のうちいずれか1つに記載の方法。
[発明103]
骨髄増殖性疾患を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者へ、治療有効量の発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む、方法。
[発明104]
前記骨髄増殖性疾患が、真性多血症、本態性血小板血症、慢性骨髄性白血病、骨髄線維症、原発性骨髄線維症、骨髄化生を伴う骨髄線維症、真性多血症/本態性血小板血症後骨髄線維症、本態性血小板血症後骨髄線維症または真性多血症後骨髄線維症である、発明103に記載の方法。
[発明105]
免疫不全を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者へ、治療有効量の発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む、方法。
[発明106]
前記免疫不全が、自己免疫疾患である、発明105に記載の方法。
[発明107]
前記免疫不全が、多発性硬化症、関節リウマチ、アレルギー、食物アレルギー、喘息、狼瘡、炎症性腸疾患もしくは潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、膵臓炎、憩室症、グレーブス病、若年性関節リウマチ、変形性関節炎、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、重力筋無力症、血管炎、自己免疫性甲状腺炎、皮膚炎、乾癬、強皮症、全身性硬化症、白斑、移植片対宿主病、シェーグレン症候群、糸球体腎炎、またはI型糖尿病(type I diabetes mellitis)である、発明105または106に記載の方法。
[発明108]
アテローム動脈硬化症を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者へ、治療有効量の発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む、方法。
[発明109]
血管新生または腫瘍転移を減少させる方法であって、そのような治療を必要とする患者へ、治療有効量の発明1〜93のうちいずれか1つに記載の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む、方法。
本明細書に記載されるものに加えて、本発明の様々な修正が当業者には先の記述より明らかであろう。そのような修正はまた、添付の特許請求の範囲にも含まれるように意図されている。各参照は、本出願に引用される全ての特許、特許出願、および出版物を非限定的に含み、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。