特許 6555438 便利に取り付けられるＬＥＤライト

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B1)

(11)【特許番号】6555438

(24)【登録日】2019年7月19日

(45)【発行日】2019年8月7日

(54)【発明の名称】便利に取り付けられるＬＥＤライト

(51)【国際特許分類】

   F21V 19/00 20060101AFI20190729BHJP

   F21Y 115/10 20160101ALN20190729BHJP

【ＦＩ】

   F21V19/00 510

   F21Y115:10

【請求項の数】5

【全頁数】11

(21)【出願番号】特願2019-46569(P2019-46569)

(22)【出願日】2019年3月14日

【審査請求日】2019年3月14日

(31)【優先権主張番号】201910165119.7

(32)【優先日】2019年3月5日

(33)【優先権主張国】CN

【早期審査対象出願】

(73)【特許権者】

【識別番号】519227868

【氏名又は名称】青島欧昇灯具有限公司

(74)【代理人】

【識別番号】718003500

【氏名又は名称】鄒 静文

(72)【発明者】

【氏名】楼碧云

【審査官】 田中 友章

(56)【参考文献】

【文献】 中国特許出願公開第１０８３３２０９５（ＣＮ，Ａ）

【文献】 中国特許出願公開第１０８４４３７５８（ＣＮ，Ａ）

(58)【調査した分野】（Int.Cl.，ＤＢ名）

Ｆ２１Ｖ １９／００

Ｆ２１Ｙ １１５／１０

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】

取付座及び前記取付座と係合し使用される灯具を含み、前記取付座の中には通電チャンバが設置され、前記通電チャンバの中には通電装置が設置され、前記通電チャンバの底壁の中には外部に連通するロックチャンバが設置され、前記ロックチャンバの両側端壁の中には相対に開口した第一スライド穴が設置され、前記第一スライド穴の中には第一スライドロッドがスライドできるように設置され、前記ロックチャンバの端壁の中には前記第一スライドロッドと前記第一スライドロッドの中に設置される楔形穴によって構成されるロック装置が設置され、前記ロックチャンバの端壁の中には第一伝動チャンバが対称的に設置され、前記第一伝動チャンバと前記ロックチャンバとの間には前記ロックチャンバと連通する第二伝動チャンバが設置され、前記第二伝動チャンバと前記第一伝動チャンバとの間には連通チャンバが連通し設置され、前記第一伝動チャンバと前記第二伝動チャンバとの中には駆動装置が設置され、前記通電チャンバの上方には前記取付座の頂壁の中に位置する第一空チャンバが設置され、前記第一空チャンバの底壁の中には対称的な切換チャンバが上方に開口し設置され、前記切換チャンバの中には方向切替装置が設置される；前記灯具を前記ロックチャンバの中に挿入し、それにより前記駆動装置を連動させて作動させ、前記駆動装置が前記通電装置を連動させて下へ移動させ、それにより前記ロック装置に触発して前記灯具が前記ロックチャンバの中にロックされ、灯具を取り替える時、前記方向切替装置を始動し、前記方向切替装置が前記駆動装置を連動させて逆方向に作動させ、前記通電装置を連動させて停電させ、前記通電装置が停電した後に前記ロック装置が解錠され、この時に灯具を楽に取り外すことを特徴とする便利に取り付けられるＬＥＤライト。

【請求項2】

前記通電装置は前記通電チャンバの中に上下へスライドできるように設置されるスライドブロックを含み、前記スライドブロックの底壁には対称的な通電ロッドが固定的に設置され、前記スライドブロックの中には両端が上下を貫通するねじ穴が対称的に設置され、前記ねじ穴の中には上下に伸びているねじロッドがねじ山によって係合し接続され、前記ねじロッドの頂部末端が前記通電チャンバの頂壁を貫通し、且つ前記切換チャンバの中に插入され、また前記ねじロッドの頂部末端には第一歯車が固定的に取り付けられる；前記第一歯車が回転して前記ねじロッドを連動させて回転させ、前記ねじロッドが回転して前記スライドブロックを連動させてｙ移動させ、前記スライドブロックが移動して前記通電ロッドを連動して通電させることを特徴とする請求項１に記載の便利に取り付けられるＬＥＤライト。

【請求項3】

前記方向切替装置は前記第一空チャンバの中に上下へスライドできるように設置されるサポート板を含み、前記サポート板の中には両側が対称であり、下へ伸びているスプラインスリーブが回転できるように設置され、前記スプラインスリーブの中には上下を貫通するスプライン穴が設置され、前記スプラインスリーブの外面には回転ブロックと前記回転ブロックの下方に位置する第二歯車とが固定的に設置され、前記回転ブロックの底壁の中には前記第一歯車と噛み合う内歯溝が下方に開口し設置され、前記第一空チャンバの底壁の中には二つの前記切換チャンバの間に位置する第二空チャンバが上方に開口し設置され、前記第二空チャンバの中には前記サポート板の底壁と固定的に接続されるサポートロッドが設置され、前記サポートロッドの底壁の中には前後対称であるヒンジ接続レバーがヒンジによって接続され、前記第二空チャンバの前後端壁の中には外部を連通する第二スライド穴が設置され、前記第二スライド穴の中には第二スライドロッドが前後へスライドできるように設置され、前記第二空チャンバの中にある前記第二スライドロッドの末端と前記ヒンジ接続レバーの末端とがヒンジによって接続され、前記第二スライドロッドと前記第二スライド穴の端壁との間には第一弾性復帰装置が弾性的に設置される；前後二つの前記第二スライドロッドを中間に推し、前記第二スライドロッドが前記サポートロッド１５６を連動させて上へ移動させ、前記サポートロッドが上へ移動して前記サポート板を連動させて上へ移動させ、前記サポート板が上へ移動して前記内歯溝を連動させて前記第一歯車から離脱させ、前記第一歯車が前記第二歯車と噛み合うことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の便利に取り付けられるＬＥＤライト。

【請求項4】

前記駆動装置は前記第二伝動チャンバの中に回転できるように設置される第一回転軸を含み、前記第一回転軸の外面には第一プーリと前記第一プーリの前後両側に位置する第三歯車とが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバの中には第二回転軸が回転できるように設置され、前記第二回転軸の外面には第二プーリと前記第二プーリの後側に位置する第一傘歯車とが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバの頂壁の中にはラチェットチャンバが設置され、前記ラチェットチャンバと前記第一伝動チャンバとの間には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第一伝動チャンバの中にある前記第三回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に設置され、前記ラチェットチャンバの中にある前記第三回転軸の末端にはラチェットが固定的に設置され、前記ラチェットチャンバの頂壁の中にはねじりばねチャンバが設置され、前記ねじりばねチャンバと前記ラチェットチャンバとの間には第四回転軸が回転できるように設置され、前記ラチェットチャンバの中にある前記第四回転軸の末端には前記ラチェットと係合されるラチェット止め歯溝が固定的に設置され、前記ねじりばねチャンバの頂壁の中にはロックチャンバが設置され、前記スプライン穴の中には前記ロックチャンバを貫通し前記ねじりばねチャンバの中に插入されるスプライン軸がスプラインによって係合され、前記ねじりばねチャンバの中にある前記スプライン軸と前記第四回転軸との間にはねじりばねが弾性的に設置され、前記ロックチャンバの中にある前記スプライン軸の外面には第四歯車が固定的に設置される；前記第三歯車が回転して前記第一プーリを連動させて回転させ、それにより前記第二プーリを連動させて回転させ、前記第一傘歯車を連動させて回転させ、それにより前記第二傘歯車を連動させて回転させ、前記第二傘歯車が回転して前記ラチェットを連動させて回転させ、それにより前記ラチェット止め歯溝を連動させて回転させ、それにより前記第四回転軸を連動させて回転させ、この時に第五歯車がロックロッドにロックされることにより、前記第四回転軸が回転して前記ねじりばねを連動させて力を蓄積することを特徴とする請求項１又は請求項２又は請求項３に記載の便利に取り付けられるＬＥＤライト。

【請求項5】

前記ロック装置は前記ロックチャンバの片側端壁の中に連通し設置される第三スライド穴を含み、前記第三スライド穴の中には頂壁に第一ラックが設置されるロックロッドがスライドできるように設置され、前記ロックチャンバの両側端壁の中には前記第三スライド穴の上方に位置する第四スライド穴が連通し設置され、前記第四スライド穴の中には第二ラックがスライドできるように設置され、前記第二ラックと前記第四スライド穴の端壁との間には第二弾性復帰装置が弾性的に設置され、前記第四スライド穴と前記第三スライド穴との間には歯車チャンバが連通し設置され、前記歯車チャンバの中には前記第二ラックと前記ロックロッドの頂壁に設置される第一ラックと噛み合う第五歯車が回転できるように設置され、前記通電チャンバの両側端壁の中には相対に開口した第五スライド穴が設置され、前記第五スライド穴のうち前記通電チャンバから離れている片側端壁の中には第六スライド穴が連通し設置され、前記第六スライド穴の中には第三スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第三スライドロッドと前記第六スライド穴の端壁との間には第三弾性復帰装置が弾性的に設置され、前記第三スライドロッドのうち前記第五スライド穴に近接する片側には前記スプライン軸の前後両側に位置する第四スライドロッドが固定的に設置され、前記第六スライド穴の底壁の中には前記第一スライド穴を貫通する第七スライド穴が上方に開口し設置され、前記第七スライド穴の中には第五スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第五スライドロッドと前記第七スライド穴との端壁の間には第四弾性復帰装置が弾性的に設置され、前記第一スライドロッドと前記第一スライド穴の端壁との間には第五弾性復帰装置が弾性的に設置される；前記灯具は前記灯具の頂壁に両側が対称的に設置される通電穴を含み、前記灯具の両側端壁には第三ラックが固定的に設置され、前記灯具の両側端壁の中には外に開口した凹溝が設置され、前記灯具の底壁には発光ダイオードが固定的に設置される；前記第五スライドロッドが前記第四弾性復帰装置の作用の下で前記楔形穴から出て、この時に前記第一スライドロッドが前記第五弾性復帰装置の作用の下で前記凹溝の中に弾き込まれることを特徴とする請求項１又は請求項２又は請求項３又は請求項４に記載の便利に取り付けられるＬＥＤライト。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明はＬＥＤ応用分野に関わり、具体的には便利に取り付けられるＬＥＤライトである。

【背景技術】

【0002】

現代社会では、ＬＥＤライトの使用がますます頻繁になり、ＬＥＤライトは低消費電力と長寿命の特徴で各分野に応用され、しかしＬＥＤライトを取り付けるのは不便であり、今までのＬＥＤライトを取り付ける方式はねじ止めで取り付けるのが多数であり、一定程度の取り付けに使用される空間が必要であり、また取り付ける過程中にランプホルダが帯電しており、一定程度の感電するリスクがある。
したがって、既存技術の中のＬＥＤライトはさらなる改善が必要であり、それによりＬＥＤライトを取り付ける時の便利さと安全性を高める。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0003】

【特許文献1】中国特許出願公開第１０７５１４５７８号明細書

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0004】

本発明は便利に取り付けられるＬＥＤライトを提供し、現有技術における上記欠点を解消することを目的とする。

【課題を解決するための手段】

【0005】

本発明の便利に取り付けられるＬＥＤライトは、取付座及び前記取付座と係合し使用される灯具を含み、前記取付座の中には通電チャンバが設置され、前記通電チャンバの中には通電装置が設置され、前記通電チャンバの底壁の中には外部に連通するロックチャンバが設置され、前記ロックチャンバの両側端壁の中には相対に開口した第一スライド穴が設置され、前記第一スライド穴の中には第一スライドロッドがスライドできるように設置され、前記ロックチャンバの端壁の中には前記第一スライドロッドと前記第一スライドロッドの中に設置される楔形穴によって構成されるロック装置が設置され、前記ロックチャンバの端壁の中には第一伝動チャンバが対称的に設置され、前記第一伝動チャンバと前記ロックチャンバとの間には前記ロックチャンバと連通する第二伝動チャンバが設置され、前記第二伝動チャンバと前記第一伝動チャンバとの間には連通チャンバが連通し設置され、前記第一伝動チャンバと前記第二伝動チャンバとの中には駆動装置が設置され、前記通電チャンバの上方には前記取付座の頂壁の中に位置する第一空チャンバが設置され、前記第一空チャンバの底壁の中には対称的な切換チャンバが上方に開口し設置され、前記切換チャンバの中には方向切替装置が設置される。

【0006】

前記通電装置は前記通電チャンバの中に上下へスライドできるように設置されるスライドブロックを含み、前記スライドブロックの底壁には対称的な通電ロッドが固定的に設置され、前記スライドブロックの中には両端が上下を貫通するねじ穴が対称的に設置され、前記ねじ穴の中には上下に伸びているねじロッドがねじ山によって係合し接続され、前記ねじロッドの頂部末端が前記通電チャンバの頂壁を貫通し、且つ前記切換チャンバの中に插入され、また前記ねじロッドの頂部末端には第一歯車が固定的に取り付けられる。

【0007】

前記方向切替装置は前記第一空チャンバの中に上下へスライドできるように設置されるサポート板を含み、前記サポート板の中には両側が対称であり、下へ伸びているスプラインスリーブが回転できるように設置され、前記スプラインスリーブの中には上下を貫通するスプライン穴が設置され、前記スプラインスリーブの外面には回転ブロックと前記回転ブロックの下方に位置する第二歯車とが固定的に設置され、前記回転ブロックの底壁の中には前記第一歯車と噛み合う内歯溝が下方に開口し設置され、前記第一空チャンバの底壁の中には二つの前記切換チャンバの間に位置する第二空チャンバが上方に開口し設置され、前記第二空チャンバの中には前記サポート板の底壁と固定的に接続されるサポートロッドが設置され、前記サポートロッドの底壁の中には前後対称であるヒンジ接続レバーがヒンジによって接続され、前記第二空チャンバの前後端壁の中には外部を連通する第二スライド穴が設置され、前記第二スライド穴の中には第二スライドロッドが前後へスライドできるように設置され、前記第二空チャンバの中にある前記第二スライドロッドの末端と前記ヒンジ接続レバーの末端とがヒンジによって接続され、前記第二スライドロッドと前記第二スライド穴の端壁との間には第一弾性復帰装置が弾性的に設置される。

【0008】

好ましくは、前記駆動装置は前記第二伝動チャンバの中に回転できるように設置される第一回転軸を含み、前記第一回転軸の外面には第一プーリと前記第一プーリの前後両側に位置する第三歯車とが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバの中には第二回転軸が回転できるように設置され、前記第二回転軸の外面には第二プーリと前記第二プーリの後側に位置する第一傘歯車とが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバの頂壁の中にはラチェットチャンバが設置され、前記ラチェットチャンバと前記第一伝動チャンバとの間には第三回転軸が回転できるように設置され、前記第一伝動チャンバの中にある前記第三回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に設置され、前記ラチェットチャンバの中にある前記第三回転軸の末端にはラチェットが固定的に設置され、前記ラチェットチャンバの頂壁の中にはねじりばねチャンバが設置され、前記ねじりばねチャンバと前記ラチェットチャンバとの間には第四回転軸が回転できるように設置され、前記ラチェットチャンバの中にある前記第四回転軸の末端には前記ラチェットと係合されるラチェット止め歯溝が固定的に設置され、前記ねじりばねチャンバの頂壁の中にはロックチャンバが設置され、前記スプライン穴の中には前記ロックチャンバを貫通し前記ねじりばねチャンバの中に插入されるスプライン軸がスプラインによって係合され、前記ねじりばねチャンバの中にある前記スプライン軸と前記第四回転軸との間にはねじりばねが弾性的に設置され、前記ロックチャンバの中にある前記スプライン軸の外面には第四歯車が固定的に設置される。

【0009】

好ましくは、前記ロック装置は前記ロックチャンバの片側端壁の中に連通し設置される第三スライド穴を含み、前記第三スライド穴の中には頂壁に第一ラックが設置されるロックロッドがスライドできるように設置され、前記ロックチャンバの両側端壁の中には前記第三スライド穴の上方に位置する第四スライド穴が連通し設置され、前記第四スライド穴の中には第二ラックがスライドできるように設置され、前記第二ラックと前記第四スライド穴の端壁との間には第二弾性復帰装置が弾性的に設置され、前記第四スライド穴と前記第三スライド穴との間には歯車チャンバが連通し設置され、前記歯車チャンバの中には前記第二ラックと前記ロックロッドの頂壁に設置される第一ラックと噛み合う第五歯車が回転できるように設置され、前記通電チャンバの両側端壁の中には相対に開口した第五スライド穴が設置され、前記第五スライド穴のうち前記通電チャンバから離れている片側端壁の中には第六スライド穴が連通し設置され、前記第六スライド穴の中には第三スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第三スライドロッドと前記第六スライド穴の端壁との間には第三弾性復帰装置が弾性的に設置され、前記第三スライドロッドのうち前記第五スライド穴に近接する片側には前記スプライン軸の前後両側に位置する第四スライドロッドが固定的に設置され、前記第六スライド穴の底壁の中には前記第一スライド穴を貫通する第七スライド穴が上方に開口し設置され、前記第七スライド穴の中には第五スライドロッドがスライドできるように設置され、前記第五スライドロッドと前記第七スライド穴との端壁の間には第四弾性復帰装置が弾性的に設置され、前記第一スライドロッドと前記第一スライド穴の端壁との間には第五弾性復帰装置が弾性的に設置される。

【0010】

前記灯具は前記灯具の頂壁に両側が対称的に設置される通電穴を含み、前記灯具の両側端壁には第三ラックが固定的に設置され、前記灯具の両側端壁の中には外に開口した凹溝が設置され、前記灯具の底壁には発光ダイオードが固定的に設置される。

【発明の効果】

【0011】

本発明の有益な効果は：本発明の便利に取り付けられるＬＥＤライトの整体構造はより合理で巧妙であり、使用にも便利で、ＬＥＤライトを着脱する時に設備を停電させた後に通電させ、取り付ける過程中にＬＥＤライト自体が帯電しないことを保証でき、感電を回避し、それと同時に設備にはロック装置が設置されることによりＬＥＤライトをしっかりと固定でき、設備は巧妙な構造を利用し、推すと引くことだけでＬＥＤライトを取り付けることを完成でき、使用の実用性を高め、より高い使用と普及する価値がある。

【図面の簡単な説明】

【0012】

発明の実施例または既存の技術の中の技術方案をより詳しく説明できるため、下記には実施例または既存の技術を説明することに必要な付図に対して簡単な紹介を行い、明らかなように、下記の付図はただ発明の一部分の実施例であり、当業者にとって、創造的な労働を払わなくても、これらの付図に基づいて他の付図を獲得することができる。

【0013】

【図1】図１は本発明の便利に取り付けられるＬＥＤライトの総体構造模式図である。

【図2】図２は本発明の便利に取り付けられるＬＥＤライトの灯具の図１の構造模式図である。

【図3】図３は図１のＡ−Ａの構造模式図である。

【発明を実施するための形態】

【0014】

本説明書に開示したすべての特徴、または開示したすべての方法または過程中のステップは、互いに排斥する特徴と／またはステップ以外に、いずれもあらゆる方式で組み合わせることができる。

【0015】

下記に図１−３を合わせて本発明を詳しく説明し、意思の疎通をもっと便利にすることができるため、後文に出る方位を下記の通りに規定する：下記に述べた上下左右前後の方向は図１自体の投影関係の上下左右前後の方向と一致している。

【0016】

図１−３に示すように、本発明の便利に取り付けられるＬＥＤライトは、取付座１００及び前記取付座１００と係合し使用される灯具２００を含み、前記取付座１００の中には通電チャンバ１１１が設置され、前記通電チャンバ１１１の中には通電装置が設置され、前記通電チャンバ１１１の底壁の中には外部に連通するロックチャンバ１５２が設置され、前記ロックチャンバ１５２の両側端壁の中には相対に開口した第一スライド穴１２７が設置され、前記第一スライド穴１２７の中には第一スライドロッド１２８がスライドできるように設置され、前記ロックチャンバ１５２の端壁の中には前記第一スライドロッド１２８と前記第一スライドロッド１２８の中に設置される楔形穴１２９によって構成されるロック装置が設置され、前記ロックチャンバ１５２の端壁の中には第一伝動チャンバ１３１が対称的に設置され、前記第一伝動チャンバ１３１と前記ロックチャンバ１５２との間には前記ロックチャンバ１５２と連通する第二伝動チャンバ１２４が設置され、前記第二伝動チャンバ１２４と前記第一伝動チャンバ１３１との間には連通チャンバ１２５が連通し設置され、前記第一伝動チャンバ１３１と前記第二伝動チャンバ１２４との中には駆動装置が設置され、前記通電チャンバ１１１の上方には前記取付座１００の頂壁の中に位置する第一空チャンバ１０１が設置され、前記第一空チャンバ１０１の底壁の中には対称的な切換チャンバ１５３が上方に開口し設置され、前記切換チャンバ１５３の中には方向切替装置が設置される。

【0017】

次に、図１−３を参考して本願の前記通電装置の具体的な構成を詳しく紹介し、前記通電装置は前記通電チャンバ１１１の中に上下へスライドできるように設置されるスライドブロック１４８を含み、前記スライドブロック１４８の底壁には対称的な通電ロッド１５１が固定的に設置され、前記スライドブロック１４８の中には両端が上下を貫通するねじ穴１５０が対称的に設置され、前記ねじ穴１５０の中には上下に伸びているねじロッド１１２がねじ山によって係合し接続され、前記ねじロッド１１２の頂部末端が前記通電チャンバ１１１の頂壁を貫通し、且つ前記切換チャンバ１５３の中に插入され、また前記ねじロッド１１２の頂部末端には第一歯車１５４が固定的に取り付けられる。

【0018】

下記に、図１−３を合わせて本願の前記方向切替装置の具体的な構成を詳しく紹介し、前記方向切替装置は前記第一空チャンバ１０１の中に上下へスライドできるように設置されるサポート板１０２を含み、前記サポート板１０２の中には両側が対称であり、下へ伸びているスプラインスリーブ１４９が回転できるように設置され、前記スプラインスリーブ１４９の中には上下を貫通するスプライン穴１０５が設置され、前記スプラインスリーブ１４９の外面には回転ブロック１０３と前記回転ブロック１０３の下方に位置する第二歯車１０６とが固定的に設置され、前記回転ブロック１０３の底壁の中には前記第一歯車１５４と噛み合う内歯溝１０４が下方に開口し設置され、前記第一空チャンバ１０１の底壁の中には二つの前記切換チャンバ１５３の間に位置する第二空チャンバ１５７が上方に開口し設置され、前記第二空チャンバ１５７の中には前記サポート板１０２の底壁と固定的に接続されるサポートロッド１５６が設置され、前記サポートロッド１５６の底壁の中には前後対称であるヒンジ接続レバー１５８がヒンジによって接続され、前記第二空チャンバ１５７の前後端壁の中には外部を連通する第二スライド穴１６１が設置され、前記第二スライド穴１６１の中には第二スライドロッド１５９が前後へスライドできるように設置され、前記第二空チャンバ１５７の中にある前記第二スライドロッド１５９の末端と前記ヒンジ接続レバー１５８の末端とがヒンジによって接続され、前記第二スライドロッド１５９と前記第二スライド穴１６１の端壁との間には第一弾性復帰装置１６０が弾性的に設置される。

【0019】

有益なように、図１−３に示すように、前記駆動装置は前記第二伝動チャンバ１２４の中に回転できるように設置される第一回転軸１２１を含み、前記第一回転軸１２１の外面には第一プーリ１２３と前記第一プーリ１２３の前後両側に位置する第三歯車１２２とが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバ１３１の中には第二回転軸１３４が回転できるように設置され、前記第二回転軸１３４の外面には第二プーリ１３３と前記第二プーリ１３３の後側に位置する第一傘歯車１３２とが固定的に設置され、前記第一伝動チャンバ１３１の頂壁の中にはラチェットチャンバ１１８が設置され、前記ラチェットチャンバ１１８と前記第一伝動チャンバ１３１との間には第三回転軸１３６が回転できるように設置され、前記第一伝動チャンバ１３１の中にある前記第三回転軸１３６の末端には前記第一傘歯車１３２と噛み合う第二傘歯車１３５が固定的に設置され、前記ラチェットチャンバ１１８の中にある前記第三回転軸１３６の末端にはラチェット１２０が固定的に設置され、前記ラチェットチャンバ１１８の頂壁の中にはねじりばねチャンバ１１７が設置され、前記ねじりばねチャンバ１１７と前記ラチェットチャンバ１１８との間には第四回転軸１３７が回転できるように設置され、前記ラチェットチャンバ１１８の中にある前記第四回転軸１３７の末端には前記ラチェット１２０と係合されるラチェット止め歯溝１１９が固定的に設置され、前記ねじりばねチャンバ１１７の頂壁の中にはロックチャンバ１１３が設置され、前記スプライン穴１０５の中には前記ロックチャンバ１１３を貫通し前記ねじりばねチャンバ１１７の中に插入されるスプライン軸１５５がスプラインによって係合され、前記ねじりばねチャンバ１１７の中にある前記スプライン軸１５５と前記第四回転軸１３７との間にはねじりばね１１６が弾性的に設置され、前記ロックチャンバ１１３の中にある前記スプライン軸１５５の外面には第四歯車１１５が固定的に設置される。

【0020】

有益なように、図１−３に示すように、前記ロック装置は前記ロックチャンバ１１３の片側端壁の中に連通し設置される第三スライド穴１３８を含み、前記第三スライド穴１３８の中には頂壁に第一ラックが設置されるロックロッド１３９がスライドできるように設置され、前記ロックチャンバ１５２の両側端壁の中には前記第三スライド穴１３８の上方に位置する第四スライド穴１４２が連通し設置され、前記第四スライド穴１４２の中には第二ラック１４６がスライドできるように設置され、前記第二ラック１４６と前記第四スライド穴１４２の端壁との間には第二弾性復帰装置１４７が弾性的に設置され、前記第四スライド穴１４２と前記第三スライド穴１３８との間には歯車チャンバ１４０が連通し設置され、前記歯車チャンバ１４０の中には前記第二ラック１４６と前記ロックロッド１３９の頂壁に設置される第一ラックと噛み合う第五歯車１４１が回転できるように設置され、前記通電チャンバ１１１の両側端壁の中には相対に開口した第五スライド穴１０８が設置され、前記第五スライド穴１０８のうち前記通電チャンバ１１１から離れている片側端壁の中には第六スライド穴１４３が連通し設置され、前記第六スライド穴１４３の中には第三スライドロッド１４４がスライドできるように設置され、前記第三スライドロッド１４４と前記第六スライド穴１４３の端壁との間には第三弾性復帰装置１４５が弾性的に設置され、前記第三スライドロッド１４４のうち前記第五スライド穴１０８に近接する片側には前記スプライン軸１５５の前後両側に位置する第四スライドロッド１０７が固定的に設置され、前記第六スライド穴１４３の底壁の中には前記第一スライド穴１２７を貫通する第七スライド穴１１０が上方に開口し設置され、前記第七スライド穴１１０の中には第五スライドロッド１０９がスライドできるように設置され、前記第五スライドロッド１０９と前記第七スライド穴との端壁の間には第四弾性復帰装置１１４が弾性的に設置され、前記第一スライドロッド１２８と前記第一スライド穴１２７の端壁との間には第五弾性復帰装置１３０が弾性的に設置される。

【0021】

有益なように、図１−３に示すように、前記灯具２００は前記灯具２００の頂壁に両側が対称的に設置される通電穴２０１を含み、前記灯具２００の両側端壁には第三ラック２０２が固定的に設置され、前記灯具２００の両側端壁の中には外に開口した凹溝２０３が設置され、前記灯具２００の底壁には発光ダイオードが固定的に設置される。

【0022】

下記に、出願人は附図１−３及び上記に記載の本願の便利に取り付けられるＬＥＤライトの具体的な構成を参考して本願の便利に取り付けられるＬＥＤライトの使用方法を詳しく紹介する：まず、初期状態の時に、前記取付座１００と前記灯具２００とが分離状態であり、前記スライドブロック１４８が前記通電チャンバ１１１の上方に位置し、前記ロックロッド１３９が前記第五歯車１１５の二つの歯の間に引っ掛かる。

【0023】

本発明設備は作動する時、前記灯具２００を持って前記灯具２００の頂部を前記ロックチャンバ１５２の中に挿入し、この時前記灯具２００が上へ移動し前記第三ラック２０２を連動させ上へ移動させ、それにより前記第三歯車１２２を回転連動させ、それにより前記第一プーリ１２３を回転連動させ、それにより前記第二プーリ１３３を回転連動させ、それにより前記第一傘歯車１３２を回転連動させ、それにより前記第二傘歯車１３５を回転連動させ、それにより前記ラチェット１２０を回転連動させ、それにより前記ラチェット止め歯溝１１９を回転連動させ、それにより第四回転軸１３７を回転連動させ、この時に前記第五歯車１１５が前記ロックロッド１３９にロックされるため、前記第四回転軸１３７が回転しながら前記ねじりばね１１６を回転連動させて前記ねじりばね１１６に力を蓄積させ、前記灯具２００の頂部末端と前記第二ラック１４６とが当接する時、前記第二ラック１４６が背向に移動し、それにより前記第一ラックを連動させ向かい合って移動させ、それにより前記ロックロッド１３９を連動させ前記第四歯車１１５の歯溝の外部に移動させ、この時前記ねじりばね１１６が放出され前記スプライン軸１５５を回転連動させ、前記スプライン軸１５５が回転しながら前記スプラインスリーブ１５０を回転連動させ、それにより前記回転ブロック１０３を回転連動させ、それにより前記第一歯車１５４を回転連動させ、それにより前記ねじロッド１１２を回転連動させ、それにより前記スライドブロック１４８を連動させ下へ移動させ、この時前記第四スライドロッド１０７が前記スライドブロック１４８からの押し当てる力を受けなくなり、、前記第三スライドロッド１４４が前記第三弾性復帰装置１４５の作用のもとで向かい合って移動し、この時に前記第五スライドロッド１０９が前記第四弾性復帰装置１１４の作用のもとで前記楔形穴１２９から分離され、この時に前記第一スライドロッド１２８が前記第五弾性復帰装置１３０の作用の下で前記凹溝２０３の中に弾まれ、この時に前記ねじロッド１１２が回転し続き前記スライドブロック１４８を連動させ下へ前記通電チャンバ１１１の最下面まで移動させ、この時に前記通電ロッド１５１が前記通電穴２０１の中に挿入され、前記灯具２００を通電させ、この時に前記ねじりばね１１６が蓄積したエネルギーは完全に放出されていなく、前記第一スライドロッド１２８が前記凹溝２０３の中に挿入されることにより、前記灯具がしっかりとロックされ、前記灯具２００は壊れて取り替えられる必要がある時、前後二つの前記第二スライドロッド１５９を中間へ押し、前記第二スライドロッド１５９が前記サポートロッド１５６を連動させ上へ移動させ、前記サポートロッド１５６が上へ移動し前記サポート板１０２を連動させ上へ移動させ、前記サポート板１０２が上へ移動し前記内歯溝１０４を連動させ前記第一歯車１５４から離れさせ、前記第一歯車１５４と前記第二歯車１０６とが噛み合い、この時に前記ねじりばね１１６が放出し続き前記スプライン軸１５５を回転連動させ、前記スプライン軸１５５が回転しながら前記第二歯車１０６を回転連動させ、前記第二歯車１０６が回転しながら前記第一歯車１５４を連動させ逆方向に回転させ、前記第一歯車１５４が逆方向に回転し前記ねじロッド１１２を連動させ逆方向に回転させ、前記ねじロッド１１２が逆方向に回転し前記スライドブロック１４８を連動させ上へ移動させ、前記スライドブロック１４８が上へ移動し前記通電ロッド１５１を連動させ前記通電穴２０１から離脱させ、前記灯具が停電し、前記スライドブロックが上へ移動し前記第四スライドロッド１０７と当接する時、前記第四スライドブロック１０７が背向に移動し、それにより前記第三スライドロッド１４４を連動させ背向に移動させ、前記第三スライドロッド１４４が移動し前記第五スライドロッド１０９を連動させ下へ移動させ、前記第五スライドブロック１０９が下へ移動し前記第一スライドロッド１２８を連動させ背向に前記凹溝２０３から出て、この時前記灯具２００を下に引き動かし、前記灯具２００が下に移動し前記第三ラック２０２を連動させ下へ移動させ、前記第三ラック２０２が下へ移動し前記第三歯車１２２を連動させ逆方向に回転させ、前記第三歯車１２２が逆方向に回転し前記第一プーリ１２３を連動させ逆方向に回転させ、前記第一プーリ１２３が逆方向に回転し前記第二プーリ１３３を連動させ逆方向に回転させ、前記第二プーリ１３３が逆方向に回転し前記第一傘歯車１３２を連動させ逆方向に回転させ、前記第一傘歯車１３２が逆方向に回転し前記第二傘歯車１３５を連動させ逆方向に回転させ、前記第二傘歯車１３５が逆方向に回転し前記ラチェット１２０を連動させ逆方向に回転させ、前記ラチェット１２０が逆方向に回転し前記ラチェット止め歯溝１１９を回転連動させることができなく、前記灯具２００が前記ロックチャンバ１５２から出ると、前記設備が初期状態に戻る。

【0024】

上記詳細な分析からわかるのは：本発明の設備は手動の推力を動力とし、ねじりばねを利用し動力を蓄積し、当設備のＬＥＤライトを取り付けた後に前記ねじりばねがエネルギーを放出することによりＬＥＤライトを通電させることを実現する。

【0025】

したがって、本発明の便利に取り付けられるＬＥＤライトの整体構造はより合理で巧妙であり、使用にも便利で、ＬＥＤライトを着脱する時に設備を停電させた後に通電させ、取り付ける過程中にＬＥＤライト自体が帯電しないことを保証でき、感電を回避し、それと同時に設備にはロック装置が設置されることによりＬＥＤライトをしっかりと固定でき、設備は巧妙な構造を利用し、推すと引くことだけでＬＥＤライトを取り付けることを完成でき、使用の実用性を高め、より高い使用と普及する価値がある。

【要約】

【課題】本発明は便利に取り付けられるＬＥＤライトをを提供した。
【解決手段】前記灯具を前記ロックチャンバの中に挿入し、それにより前記駆動装置を連動させて作動させ、前記駆動装置が前記通電装置を連動させて下へ移動させ、それにより前記ロック装置に触発して前記灯具が前記ロックチャンバの中にロックされ、灯具を取り替える時、前記方向切替装置を始動し、前記方向切替装置が前記駆動装置を連動させて逆方向に作動させ、前記通電装置を連動させて停電させ、前記通電装置が停電した後に前記ロック装置が解錠され、この時に灯具を楽に取り外す；本発明設備は巧妙な構造を用いて推しまた引く操作だけでＬＥＤライトの取り付けを完成でき、使用の実用性を高める。
【選択図】図１

【図1】

【図2】

【図3】