特許第6555564号(P6555564)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6555564
(24)【登録日】2019年7月19日
(45)【発行日】2019年8月7日
(54)【発明の名称】時間とともに変形できる掛け時計
(51)【国際特許分類】
   G04B 19/16 20060101AFI20190729BHJP
【FI】
   G04B19/16 Z
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-71684(P2019-71684)
(22)【出願日】2019年4月3日
【審査請求日】2019年4月17日
(31)【優先権主張番号】201910209038.2
(32)【優先日】2019年3月19日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519181168
【氏名又は名称】寧波▲ぎん▼州夢繞箱包有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】呉平芳
【審査官】 深田 高義
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−333176(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0127837(US,A1)
【文献】 米国特許第00384737(US,A)
【文献】 仏国特許出願公開第00468279(FR,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G04B 19/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ぜんまい仕掛けを含み、前記ぜんまい仕掛けの前端にはクロック軸が接続され、前記クロック軸には展示盤が回転できるように接続され、前記展示盤の前端端面にはスライドレールが設けられ、前記スライドレールには六組の指示装置がスライドできるように接続され、前記指示装置は反転装置および復帰装置を含み、その中、前記反転装置と前記復帰装置との間には相互作用を生じ、前記スライドレールには前記復帰装置と当接する電磁ブロックが設けられ、前記クロック軸には回転盤が設けられ、前記回転盤にはスライド溝が設けられ、前記スライド溝には回しロッドがスライドできるように接続され且つ、前記回しロッドと前記回転盤の間には抵抗バネが接続され、前記クロック軸には前記回転盤の前端に位置する復帰傘歯車が回転できるように接続され、前記復帰傘歯車の前端には前記クロック軸とスリーブ接続されるラチェットが設けられ、前記クロック軸には前記復帰傘歯車の前端に位置するスイッチ装置が設けられ
時計で二時間ごとに一組の前記指示装置を曲げ、時間の変更を注意し、前記スイッチ装置と前記復帰装置との協力作動により、前記反転装置を復帰させ、またの時間表示作動に進むことを特徴とする時間とともに変形できる掛け時計。
【請求項2】
前記反転装置は前記スライドレールとスライドできるように接続される切替ブロックを含み、前記切替ブロックの反時計回りの一端の端面と前記電磁ブロックとの間には復帰バネが接続され、前記切替ブロックの時計回りの一端の端面には上部当接ロッドが設けられ、前記切替ブロックには反転溝が設けられ、前記反転溝の反時計回りの一端の内壁には固定軸が回転できるように接続され、前記固定軸には表示パネルが設けられ、前記切替ブロックには前記反転溝のうち円心に近接している一端に位置する開口溝が設けられ、前記開口溝の中には前記回しロッドと当接する押し板がスライドできるように接続され、前記押し板と前記開口溝のうち互いに近接している側には引張りバネが接続され、前記引張りバネにおいて時計回りの一端の内壁には下部当接ロッドがスライドできるように接続され
前記回しロッドと前記押し板との当接によって前記切替ブロックを連動させてスライドさせ、前記固定軸によって前記表示パネルを回転させて時間の変化を示すことを特徴とする請求項1に記載の時間とともに変形できる掛け時計。
【請求項3】
前記復帰装置は前記スライドレールとスライドできるように接続される磁気ブロックを含み、前記磁気ブロックの中には復帰チャンバが設けられ、前記復帰チャンバのうち円心に近接している一端には駆動軸が回転できるように接続され、前記駆動軸には前記磁気ブロックの外側に位置する第一傘歯車が設けられ、前記駆動軸には前記復帰チャンバに位置する第二傘歯車が設けられ、前記磁気ブロックの反時計回りの一端の内壁には前記反転軸の中に伸びている伝動軸が回転できるように接続され、前記伝動軸と前記固定軸との間にはヒンジ接続フレームがヒンジで接続され、前記伝動軸には前記第二傘歯車と噛み合う第三傘歯車が設けられ、前記伝動軸には前記第三傘歯車の反時計回りの一側に位置する引掛り盤が設けられ、前記復帰チャンバの反時計回りの一端の内壁にはロック解除チャンバが連通して設けられ、前記ロック解除チャンバには前記上部当接ロッドと当接するロックロッドがスライドできるように接続され、前記ロックロッドの上側と前記ロック解除チャンバとの間には圧縮バネが接続され
前記上部当接ロッドによって前記ロックロッドを押し動かして前記引掛り盤との当接から離脱させ、前記伝動軸が前記ヒンジ接続フレームによって前記固定軸を回転させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の時間とともに変形できる掛け時計。
【請求項4】
前記スイッチ装置は前記クロック軸と回転できるように接続されるスイッチボックスを含み、前記スイッチボックスの後側と前記ラチェットの前側との間にはもどしバネが接続され、前記スイッチボックスの中には活動チャンバが設けられ、前記クロック軸には前記活動チャンバに位置する間欠リングが設けられ、前記活動チャンバの中には前記クロック軸の上端に位置する横梁が設けられ、前記横梁には前記間欠リングと当接するスイッチロッドがスライドできるように接続され、前記活動チャンバの後端内壁には前記ラチェットと当接する歯止めがスライドできるように接続され、前記歯止めと前記活動チャンバの後端内壁との間には抑制バネが接続され
前記間欠リングの不規則な形状によってスイッチ状態が変化すると装置が復帰することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の時間とともに変形できる掛け時計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は時計クロック技術分野を取り上げて、具体的には時間とともに変形できる掛け時計である。
【背景技術】
【0002】
掛け時計は通常高いところに掛けられ、しかし、視力の弱い人たちにとっては、外部のツールの助けなしでは時間を見ることができないことがあり、そして伝統的な掛け時計の3本の針の動きは混同しやすい、したがって、形状を使用して時間を簡易に提示する掛け時計が業界の発展において避けられない傾向になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106597829号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は時間とともに変形できる掛け時計を提供し、それは上記の現在の技術中の
問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の技術プランを採用する:時間とともに変形できる掛け時計は、ぜんまい仕掛けを含み、前記ぜんまい仕掛けの前端にはクロック軸が接続され、前記クロック軸には展示盤が回転できるように接続され、前記展示盤の前端端面にはスライドレールが設けられ、前記スライドレールには六組の指示装置がスライドできるように接続され、前記指示装置は反転装置および復帰装置を含み、その中、前記反転装置と前記復帰装置との間には相互作用を生じ、前記スライドレールには前記復帰装置と当接する電磁ブロックが設けられ、前記クロック軸には回転盤が設けられ、前記回転盤にはスライド溝が設けられ、前記スライド溝には回しロッドがスライドできるように接続され且つ、前記回しロッドと前記回転盤の間には抵抗バネが接続され、前記クロック軸には前記回転盤の前端に位置する復帰傘歯車が回転できるように接続され、前記復帰傘歯車の前端には前記クロック軸とスリーブ接続されるラチェットが設けられ、前記クロック軸には前記復帰傘歯車の前端に位置するスイッチ装置が設けられ
時計で二時間ごとに一組の前記指示装置を曲げ、時間の変更を注意し、前記スイッチ装置と前記復帰装置との協力作動により、前記反転装置を復帰させ、またの時間表示作動に進む。
【0006】
優選的には、前記反転装置は前記スライドレールとスライドできるように接続される切替ブロックを含み、前記切替ブロックの反時計回りの一端の端面と前記電磁ブロックとの間には復帰バネが接続され、前記切替ブロックの時計回りの一端の端面には上部当接ロッドが設けられ、前記切替ブロックには反転溝が設けられ、前記反転溝の反時計回りの一端の内壁には固定軸が回転できるように接続され、前記固定軸には表示パネルが設けられ、前記切替ブロックには前記反転溝のうち円心に近接している一端に位置する開口溝が設けられ、前記開口溝の中には前記回しロッドと当接する押し板がスライドできるように接続され、前記押し板と前記開口溝のうち互いに近接している側には引張りバネが接続され、前記引張りバネにおいて時計回りの一端の内壁には下部当接ロッドがスライドできるように接続され
前記回しロッドと前記押し板との当接によって前記切替ブロックを連動させてスライドさせ、前記固定軸によって前記表示パネルを回転させて時間の変化を示す。
【0007】
優選的には、前記復帰装置は前記スライドレールとスライドできるように接続される磁気ブロックを含み、前記磁気ブロックの中には復帰チャンバが設けられ、前記復帰チャンバのうち円心に近接している一端には駆動軸が回転できるように接続され、前記駆動軸には前記磁気ブロックの外側に位置する第一傘歯車が設けられ、前記駆動軸には前記復帰チャンバに位置する第二傘歯車が設けられ、前記磁気ブロックの反時計回りの一端の内壁には前記反転軸の中に伸びている伝動軸が回転できるように接続され、前記伝動軸と前記固定軸との間にはヒンジ接続フレームがヒンジで接続され、前記伝動軸には前記第二傘歯車と噛み合う第三傘歯車が設けられ、前記伝動軸には前記第三傘歯車の反時計回りの一側に位置する引掛り盤が設けられ、前記復帰チャンバの反時計回りの一端の内壁にはロック解除チャンバが連通して設けられ、前記ロック解除チャンバには前記上部当接ロッドと当接するロックロッドがスライドできるように接続され、前記ロックロッドの上側と前記ロック解除チャンバとの間には圧縮バネが接続され
前記上部当接ロッドによって前記ロックロッドを押し動かして前記引掛り盤との当接から離脱させ、前記伝動軸が前記ヒンジ接続フレームによって前記固定軸を回転させる。
【0008】
優選的には、前記スイッチ装置は前記クロック軸と回転できるように接続されるスイッチボックスを含み、前記スイッチボックスの後側と前記ラチェットの前側との間にはもどしバネが接続され、前記スイッチボックスの中には活動チャンバが設けられ、前記クロック軸には前記活動チャンバに位置する間欠リングが設けられ、前記活動チャンバの中には前記クロック軸の上端に位置する横梁が設けられ、前記横梁には前記間欠リングと当接するスイッチロッドがスライドできるように接続され、前記活動チャンバの後端内壁には前記ラチェットと当接する歯止めがスライドできるように接続され、前記歯止めと前記活動チャンバの後端内壁との間には抑制バネが接続され
前記間欠リングの不規則な形状によってスイッチ状態が変化すると装置が復帰する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の有益な効果は:二時間ごとに一組のライトボードを曲げることにより、使用者に時間の変化を注意してもらい、同時に、壁時計の位置が高すぎることによって引き起こされる不明瞭な観察を避け、そして伝統的な時計の三組の針で時間を読み間違う問題を防ぎ、二時間ごとに一組を曲げ、十二時間ごとに一循環の読み方によってもっと便利且つ早く時間を読まれる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0011】
図1図1は本発明の時間とともに変形できる掛け時計の全体構成概略図
図2図2図1のAの拡大構造図
図3図3図1のBーB構造断面図
図4図4図3のC―Cの構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
下記に図1〜4を合わせて本発明について詳しく説明します。説明を便利にさせるように、ここで下記の方位に規定します:下記の上下左右前後という方向は図1の自身の投影関係の上下左右前後の方向と一致します。
【0013】
本発明の時間とともに変形できる掛け時計は、ぜんまい仕掛け50を含み、前記ぜんまい仕掛け50の前端にはクロック軸11が接続され、前記クロック軸11には展示盤15が回転できるように接続され、前記展示盤15の前端端面にはスライドレール14が設けられ、前記スライドレールには六組の指示装置901がスライドできるように接続され、前記指示装置901は反転装置902および復帰装置903を含み、その中、前記反転装置902と前記復帰装置903との間には相互作用を生じ、前記スライドレール14には前記復帰装置903と当接する電磁ブロック32が設けられ、前記クロック軸11には回転盤12が設けられ、前記回転盤12にはスライド溝16が設けられ、前記スライド溝16には回しロッド17がスライドできるように接続され且つ、前記回しロッド17と前記回転盤12の間には抵抗バネ18が接続され、前記クロック軸11には前記回転盤12の前端に位置する復帰傘歯車41が回転できるように接続され、前記復帰傘歯車41の前端には前記クロック軸11とスリーブ接続されるラチェット49が設けられ、前記クロック軸11には前記復帰傘歯車41の前端に位置するスイッチ装置904が設けられ
時計で二時間ごとに一組の前記指示装置を曲げ、時間の変更を注意し、前記スイッチ装置904と前記復帰装置903との協力作動により、前記反転装置902を復帰させ、またの時間表示作動に進む。
【0014】
有益的なには、前記反転装置902は前記スライドレール14とスライドできるように接続される切替ブロック40を含み、前記切替ブロック40の反時計回りの一端の端面と前記電磁ブロック32との間には復帰バネ13が接続され、前記切替ブロック40の時計回りの一端の端面には上部当接ロッド24が設けられ、前記切替ブロック40には反転溝22が設けられ、前記反転溝22の反時計回りの一端の内壁には固定軸20が回転できるように接続され、前記固定軸20には表示パネル19が設けられ、前記切替ブロック40には前記反転溝22のうち円心に近接している一端に位置する開口溝39が設けられ、前記開口溝39の中には前記回しロッド17と当接する押し板37がスライドできるように接続され、前記押し板37と前記開口溝39のうち互いに近接している側には引張りバネ38が接続され、前記引張りバネ38において時計回りの一端の内壁には下部当接ロッド36がスライドできるように接続され
前記回しロッド17と前記押し板37との当接によって前記切替ブロック40を連動させてスライドさせ、前記固定軸20によって前記表示パネル19を回転させて時間の変化を示す。
【0015】
有益的なには、前記復帰装置903は前記スライドレール14とスライドできるように接続される磁気ブロック28を含み、前記磁気ブロック28の中には復帰チャンバ30が設けられ、前記復帰チャンバ30のうち円心に近接している一端には駆動軸33が回転できるように接続され、前記駆動軸33には前記磁気ブロック28の外側に位置する第一傘歯車34が設けられ、前記駆動軸33には前記復帰チャンバ30に位置する第二傘歯車31が設けられ、前記磁気ブロック28の反時計回りの一端の内壁には前記反転軸22の中に伸びている伝動軸23が回転できるように接続され、前記伝動軸23と前記固定軸20との間にはヒンジ接続フレーム21がヒンジで接続され、前記伝動軸23には前記第二傘歯車31と噛み合う第三傘歯車29が設けられ、前記伝動軸23には前記第三傘歯車29の反時計回りの一側に位置する引掛り盤27が設けられ、前記復帰チャンバ30の反時計回りの一端の内壁にはロック解除チャンバ35が連通して設けられ、前記ロック解除チャンバ35には前記上部当接ロッド24と当接するロックロッド26がスライドできるように接続され、前記ロックロッド26の上側と前記ロック解除チャンバ35との間には圧縮バネ25が接続され
前記上部当接ロッド24によって前記ロックロッド26を押し動かして前記引掛り盤27との当接から離脱させ、前記伝動軸23が前記ヒンジ接続フレーム21によって前記固定軸20を回転させる。
【0016】
有益的なには、前記スイッチ装置904は前記クロック軸11と回転できるように接続されるスイッチボックス42を含み、前記スイッチボックス42の後側と前記ラチェット49の前側との間にはもどしバネ51が接続され、前記スイッチボックス42の中には活動チャンバ43が設けられ、前記クロック軸11には前記活動チャンバ43に位置する間欠リング44が設けられ、前記活動チャンバ43の中には前記クロック軸11の上端に位置する横梁45が設けられ、前記横梁45には前記間欠リング44と当接するスイッチロッド46がスライドできるように接続され、前記活動チャンバ43の後端内壁には前記ラチェット49と当接する歯止め48がスライドできるように接続され、前記歯止め48と前記活動チャンバ43の後端内壁との間には抑制バネ47が接続され
前記間欠リング44の不規則な形状によってスイッチ状態が変化すると装置が復帰する。
【0017】
初期状態では、表示パネル19が回転して展示盤15と並行するようになり、上部当接ロッド24がロックロッド26と当接していなく、下部当接ロッド36が磁気ブロック28と当接していなく、ロックロッド26と引掛り盤27との間の当接によって駆動軸23の回転する能力が制限されている。
【0018】
装置が作動しているとき、ぜんまい仕掛け50を始動させてクロック軸11によって回転盤12を回転させ、それにより回しロッド17を回転連動させ、回しロッド17が開口溝39の中に伸びて切替ブロック40と磁性ブロック28を押して時計方向に回転させ、二時間ごとに磁性ブロック28と電磁ブロック32とが当接し、このとき、切換ブロック40がスライドし続けて下部当接ロッド36によって押し板37を押し出し、押し板37が回しロッド17を開口溝39から押し出し、これにより回しロッド17がスライドして次の組の指示装置とドッキングし、上部当接ロッド24がロックロッド26と当接してロックロッド26を押し動かして上方に移動させ、伝動軸23の回転機能を回復させ、このとき、表示パネル19が重力により水平状態から鉛直状態になり、固定軸20、ヒンジ接続フレーム21および伝動軸23は第三傘歯車29を回転連動させ、第三傘歯車29が噛み合いによって第二傘歯車31を回転させ、第二傘歯車31が駆動軸33によって第一傘歯車34を回転連動させ、第一傘歯車34が噛み合いによって復帰傘歯車41を回転させ、ラチェット49と歯止め48との当接によって復帰傘歯車41を一方向にしか回転できないようにさせ、クロック軸11が一回り回転すれば12時間であり、このとき、間欠リング44の凹部がスイッチロッド46と当接してスイッチロッド46を下方に移動させ、電磁ブロックを停電させて消磁させ、抑制バネ47の弾性回復により歯止め48を前方に移動してラチェット49との当接から離脱させ、もどしバネ51の弾性回復によって復帰傘歯車41を回転させ、上記のワークプロセスを逆で進めてすべての部品を復帰させ、次のサイクルの回転が実行される。
【0019】
本発明の有益な効果は:二時間ごとに一組のライトボードを曲げることにより、使用者に時間の変化を注意してもらい、同時に、壁時計の位置が高すぎることによって引き起こされる不明瞭な観察を避け、そして伝統的な時計の三組の針で時間を読み間違う問題を防ぎ、二時間ごとに一組を曲げ、十二時間ごとに一循環の読み方によってもっと便利且つ早く時間を読まれる。
【0020】
このように、本分野の技術者が明確できるのは、本発明の原理から離脱しない場合で、仕事モードに従って以上の実施例に各種な変形ができる。
【要約】      (修正有)
【課題】時間とともに変形できる掛け時計を提供する。
【解決手段】ぜんまい仕掛けを含み、ぜんまい仕掛けの前端にはクロック軸11が接続され、クロック軸には展示盤15が回転できるように接続され、展示盤の前端端面にはスライドレール14が設けられ、スライドレールには六組の指示装置901がスライドできるように接続され、指示装置は反転装置および復帰装置を含み、二時間ごとに一組のライトボードを曲げることにより、使用者に時間の変化を注意してもらい、同時に、壁時計の位置が高すぎることによって引き起こされる不明瞭な観察を避け、そして伝統的な時計の三組の針で時間を読み間違う問題を防ぎ、二時間ごとに一組を曲げ、十二時間ごとに一循環の読み方によってもっと便利且つ早く時間を読まれる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4