【文献】
D2D capability for multi-carrier capable UE[online], 3GPP TSG-RAN WG2♯86 R2-142634,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_86/Docs/R2-142634.zip>,2014年 5月23日,Pages 1-3
【文献】
Ericsson,Discussion on UE Multi-Carrier D2D Capabilities[online], 3GPP TSG-RAN WG1♯77 R1-142407,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_77/Docs//R1-142407.zip>,2014年 5月23日,Pages 1-5
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第1通信ノードは、報告しようとする指示情報を確定し、前記指示情報は、前記第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであることと、
前記第1通信ノードは、前記指示情報を第2通信ノードに報告することと、を含み、
前記近接サービスをサポートする能力情報は、
UEが近接サービスを受信及び送信することをサポートするbandの、及びbandの上り帯域の又は下り帯域の指示情報、
UEが近接サービスを受信及び送信することをサポートする上り帯域の指示情報、
UEが近接サービスを受信及び送信することをサポートする下り帯域の指示情報、
セルラー通信のbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せの指示情報、ここで、UEがセルラー通信のbandと近接サービスのbandでセルラー通信と近接サービスを同時に受信することをサポートし、
近接サービスをサポートするbandクラス情報、
UEがセルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandに対する特定のband組合せの指示、
近接サービス専用受信機をサポートする指示情報、
近接サービス専用送信機をサポートする指示情報、
すべての受信リンク数の指示情報、
すべての送信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報、
指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、
指示したbandで近接サービスとセルラー通信を同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報、のうちの少なくとも1つを含み、
前記近接サービスは、サイドリンクディスカバリ、サイドリンク通信のうちの少なくとも1つを含み、前記上り帯域は、前記第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、前記下り帯域は、前記第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、前記システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセスEUTRA、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセスUTRAのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1通信ノードが前記指示情報を確定する前に、
前記第1通信ノードと前記第2通信ノードは、前記第1通信ノードがサポートするすべての帯域範囲と帯域インデックス値の組合せとの対応関係を予め設定し終わり、前記対応関係における各帯域範囲がそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応することをさらに含み、
前記第1通信ノードが前記指示情報を確定することは、
前記第1通信ノードは、第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートする場合、前記第1インデックス値の組合せと前記第2インデックス値の組合せを前記第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、前記第1インデックス値の組合せと前記第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、前記1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれること、及び、
前記第1通信ノードは、第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートできない場合、前記第1インデックス値の組合せ又は前記第2インデックス値の組合せを前記第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、前記第1インデックス値の組合せと前記第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、前記1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれること、のうちの一つを含む近接サービスをサポートする能力情報の報告方法。
第2通信ノードは、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、前記指示情報は、前記第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであることと、
前記第2通信ノードは、前記指示情報に基づき、前記第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることと、を含み、
前記近接サービスをサポートする能力情報は、
UEが近接サービスを受信及び送信することをサポートするbandの、及びbandの上り帯域の又は下り帯域の指示情報、
UEが近接サービスを受信及び送信することをサポートする上り帯域の指示情報、
UEが近接サービスを受信及び送信することをサポートする下り帯域の指示情報、
セルラー通信のbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せの指示情報、ここで、UEがセルラー通信のbandと近接サービスのbandでセルラー通信と近接サービスを同時に受信することをサポートし、
近接サービスをサポートするbandクラス情報、
UEがセルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandに対する特定のband組合せの指示、
近接サービス専用受信機をサポートする指示情報、
近接サービス専用送信機をサポートする指示情報、
すべての受信リンク数の指示情報、
すべての送信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報、
指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、
指示したbandで近接サービスとセルラー通信を同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報、のうちの少なくとも1つを含み、
前記近接サービスは、サイドリンクディスカバリ、サイドリンク通信のうちの少なくとも1つを含み、前記上り帯域は、前記第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、前記下り帯域は、前記第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、前記システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセスEUTRA、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセスUTRAのうちの少なくとも1つを含み、
前記第2通信ノードが前記指示情報に基づき、前記第1通信ノードに前記近接サービスリソース及び/又は前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当てることは、
前記第2通信ノードは、前記指示情報に基づき、前記第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有するが、複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートしないことを確定することと、
前記第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、前記第1通信ノードに前記近接サービスリソース及び前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、前記第2通信ノードは、前記時分割多重化の方式のみによって、前記第1通信ノードに近接ディスカバリサービスリソース及び前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当てることと、を含み、
あるいは、
前記第2通信ノードが前記指示情報に基づき、前記第1通信ノードに前記近接サービスリソース及び/又は前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当てることは、
前記第2通信ノードは、前記指示情報に基づき、前記第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有し、且つ複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートすることを確定することと、
前記第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、前記第1通信ノードに前記近接サービスリソース及び前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、前記第2通信ノードは、周波数分割多重化の方式によって、前記第1通信ノードに前記近接サービスリソース及び前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、前記第2通信ノードは、前記時分割多重化の方式によって、前記第1通信ノードに近接ディスカバリサービスリソース及び前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当て、且つ前記周波数分割多重化の方式によって、前記第1通信ノードに近接通信サービスリソース及び前記セルラーネットワークサービスリソースを割り当てることと、を含む近接サービスをサポートする能力情報の処理方法。
前記第2通信ノードが前記第1通信ノードの報告した前記指示情報を受信することは、 前記第2通信ノードは、要求メッセージを前記第1通信ノードに送信した後に、前記第1通信ノードが報告した前記指示情報を受信し、前記要求メッセージは、前記近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものであること、及び
前記第2通信ノードは、前記第1通信ノードが能動的に報告した前記指示情報を受信すること、のうちの一つを含む請求項4に記載の処理方法。
前記第2通信ノードとともに、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機がサポートするすべての近接サービス帯域範囲と帯域インデックス値との対応関係を予め設定し終わり、前記対応関係における各近接サービス帯域範囲がそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応し、近接サービスは近接ディスカバリサービス、近接通信サービスのうちの少なくとも1つを含むように設定される第2設定モジュールをさらに備え、
前記確定モジュールにあって、
前記指示情報を確定することは、
自身に前記近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が設定されている場合、前記近接サービス専用の受信機及び/又は送信機を有する指示情報を前記第2通信ノードに報告する必要があることを確定すること、及び、
自身に設定されている前記近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が複数の帯域で動作する時、前記対応関係から各帯域に対応したインデックス値を取得する場合、前記複数のインデックス値の組合せを前記第2通信ノードに報告する必要があることを確定すること、のうちの少なくとも一つを含むように設定される請求項6に記載の報告装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、少なくとも関連技術において基地局がUEのProSe能力の有無を知ることができない問題を少なくとも解決するように、近接サービスをサポートする能力情報の報告、処理方法及び装置を提供する。
【0009】
本発明の一態様によれば、近接サービスをサポートする能力情報の報告方法を提供する。
【0010】
本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の報告方法は、
第1通信ノードは、報告しようとする指示情報を確定し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであることと、
第1通信ノードは、指示情報を第2通信ノードに報告することと、を含む。
【0011】
好ましくは、近接サービスをサポートする能力情報は、
近接サービスをサポートする指示情報、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応したすべての帯域で、近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した上り(アップリンク)帯域で、近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した下り(ダウンリンク)帯域で、近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応したすべての帯域で、近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した上り帯域で、近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した下り帯域で、近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報、
近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報、
セルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット、
近接サービス専用受信機をサポートする指示情報、
近接サービス専用送信機をサポートする指示情報、
すべての受信リンク数の指示情報、
すべての送信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報、
指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、
指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報、のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信(ProSeコミュニケーション)のうちの少なくとも1つを含み、上り帯域は、第1通信ノードが現在接続(リンク)又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含む。
【0012】
好ましくは、第1通信ノードが指示情報を確定する前に、
第1通信ノードと第2通信ノードは、第1通信ノードがサポートするすべての帯域範囲と帯域インデックス値の組合せとの対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各帯域範囲はそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応することをさらに含む。
【0013】
好ましくは、第1通信ノードが指示情報を確定することは、
第1通信ノードは、第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートする場合、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれること、及び、
第1通信ノードは、第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートできない場合、第1インデックス値の組合せ又は第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれること、のうちの一つを含む。
【0014】
好ましくは、第1通信ノードが指示情報を確定する前に、
第1通信ノードと第2通信ノードは、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機がサポートするすべての近接サービス帯域範囲と帯域インデックス値との対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各近接サービス帯域範囲はそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応し、近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含むこと、をさらに含む。
【0015】
好ましくは、第1通信ノードが指示情報を確定することは、
第1通信ノードは、それ自身に近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が設定されている場合、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機を有する指示情報を第2通信ノードに報告する必要があることを確定すること、及び、
第1通信ノードは、それ自身に設定されている近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が複数の帯域で動作する時、対応関係から各帯域に対応したインデックス値を取得する場合、複数のインデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0016】
好ましくは、第1通信ノードが指示情報を第2通信ノードに報告することは、
第1通信ノードは、第2通信ノードからの要求メッセージを受信した後に、指示情報を第2通信ノードに報告し、要求メッセージは、近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものであること、及び、
第1通信ノードは、指示情報を第2通信ノードに能動的に報告すること、のうちの一つを含む。
【0017】
本発明の別の態様によれば、近接サービスをサポートする能力情報の処理方法を提供する。
【0018】
本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の処理方法は、
第2通信ノードは、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであることと、
第2通信ノードは、指示情報に基づき、第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることと、を含む。
【0019】
好ましくは、近接サービスをサポートする能力情報は、
近接サービスをサポートする指示情報、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報、
近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報、
セルラー通信および近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット、
近接サービス専用受信機をサポートする指示情報、
近接サービス専用送信機をサポートする指示情報、
すべての受信リンク数の指示情報、
すべての送信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報、
指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、
指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報、のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含み、上り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含む。
【0020】
好ましくは、第2通信ノードが指示情報に基づき、第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることは、
第2通信ノードは、指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有するが、複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートしないことを確定することと、
第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードは、時分割多重化の方式のみによって、第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることと、を含む。
【0021】
好ましくは、第2通信ノードが指示情報に基づき、第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることは、
第2通信ノードは、指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有し、且つ複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートすることを確定することと、
第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードは、周波数分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、且つ周波数分割多重化の方式によって、第1通信ノードにProSe通信リソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることと、を含む。
【0022】
好ましくは、第2通信ノードが第1通信ノードの報告した指示情報を受信することは、
第2通信ノードは、第1通信ノードに要求メッセージを送信した後に、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、要求メッセージは近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものであること、及び
第2通信ノードは、第1通信ノードが能動的に報告した指示情報を受信すること、のうちの一つを含む。
【0023】
本発明のまた別の態様によれば、近接サービスをサポートする能力情報の報告装置を提供する。
【0024】
本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の報告装置は、
報告しようとする指示情報を確定し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであるように設定される確定モジュールと、
指示情報を第2通信ノードに報告するように設定される報告モジュールと、を備える。
【0025】
好ましくは、近接サービスをサポートする能力情報は、
近接サービスをサポートする指示情報、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報、
近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報、
セルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット、
近接サービス専用受信機をサポートする指示情報、
近接サービス専用送信機をサポートする指示情報、
すべての受信リンク数の指示情報、
すべての送信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報、
指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、
指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報、のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含み、上り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含む。
【0026】
好ましくは、上記装置は、
第2通信ノードとともに、第1通信ノードがサポートするすべての帯域範囲と帯域インデックス値の組合せとの対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各帯域範囲がそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応するように設定される第1設定モジュールをさらに備える。
【0027】
好ましくは、確定モジュールにあって、
指示情報を確定することは、
第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートする場合、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれること、及び
第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートできない場合、第1インデックス値の組合せ又は第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれること、のうちの一つを含むように設定される。
【0028】
好ましくは、上記装置は、
第2通信ノードとともに、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機がサポートするすべての近接サービス帯域範囲と帯域インデックス値との対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各近接サービス帯域範囲がそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応し、近接サービスはProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含むように設定される第2設定モジュールをさらに備える。
【0029】
好ましくは、確定モジュールにあって、
指示情報を確定することは、
自身に近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が設定されている場合、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機を有する指示情報を第2通信ノードに報告する必要があることを確定すること、及び
自身に設定されている近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が複数の帯域で動作する時、対応関係から各帯域に対応したインデックス値を取得する場合、複数のインデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定すること、のうちの少なくとも一つを含むように設定される。
【0030】
好ましくは、報告モジュールにあって、
指示情報を第2通信ノードに報告することは、
第1通信ノードは、第2通信ノードからの要求メッセージを受信した後に、指示情報を第2通信ノードに報告し、要求メッセージは、近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものであること、及び
第1通信ノードは、指示情報を第2通信ノードに能動的に報告すること、のうちの一つを含むように設定される。
【0031】
本発明のさらに別の態様によれば、近接サービスをサポートする能力情報の処理装置を提供する。
【0032】
本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の処理装置は、
第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであるように設定される受信モジュールと、
指示情報に基づき、第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てるように設定される割当モジュールと、を備える。
【0033】
好ましくは、近接サービスをサポートする能力情報は、
近接サービスをサポートする指示情報、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
すべての指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
特別に指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報、
近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報、
セルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット、
近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット、
近接サービス専用受信機をサポートする指示情報、
近接サービス専用送信機をサポートする指示情報、
すべての受信リンク数の指示情報、
すべての送信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報、
近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報、
指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、
指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報、のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含み、上り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含む。
【0034】
好ましくは、割当モジュールは、
指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有するが、複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートしないことを確定するように設定される第1確定ユニットと、
時分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、
又は、時分割多重化の方式のみによって、第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てるように設定される第1割当ユニットと、を備える。
【0035】
好ましくは、割当モジュールは、
指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有し、且つ複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートすることを確定するように設定される第2確定ユニットと、
時分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、
又は、周波数分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、
又は、時分割多重化の方式によって、第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、且つ周波数分割多重化の方式によって、第1通信ノードにProSe通信リソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てるように設定される第2割当ユニットと、を備える。
【0036】
好ましくは、受信モジュールにあって、
第1通信ノードが報告した指示情報を受信することは、
第2通信ノードは、要求メッセージを第1通信ノードに送信した後に、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、要求メッセージは、近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものであること、及び
第2通信ノードは、第1通信ノードが能動的に報告した指示情報を受信すること、のうちの一つを含むように設定される。
【発明の効果】
【0037】
本発明の実施例によれば、第1通信ノードは、報告しようとする指示情報を確定し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであり、第1通信ノードは、指示情報を第2通信ノードに報告し、これにより、関連技術において基地局がUEのProSe能力の有無を知ることができない問題を解決し、更に、第1通信ノードは、低いオーバーヘッドでProSe能力の報告を実現でき、第2通信ノードは、能力情報を取得した後に、第1通信ノードにProSeサービス及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを合理的に効率よく割り当てることができ、それにより、ProSeサービスとセルラーネットワークサービスとの間の干渉や影響を最小限に抑える。
【発明を実施するための形態】
【0040】
以下、図面及び実施例を参照しながら、本発明について詳細に説明する。なお、矛盾が生じない限り、本願の実施例及び実施例の特徴は相互に組み合わせることができる。
【0041】
図1は、本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の報告方法のフローチャートである。
図1に示すように、該方法は、以下の処理ステップS102〜S104を含んでもよい。
【0042】
ステップS102: 第1通信ノードは、報告しようとする指示情報を確定し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものである。
【0043】
ステップS104: 第1通信ノードは、指示情報を第2通信ノードに報告する。
【0044】
関連技術では、セルラー通信及びProSeサイドリンク通信/ディスカバリの2種類のモードの間で、UEの半二重機能の制限及び干渉を考慮すると、UEは、同一の周波数でのProSeサービスデータの同時送受信が不可能であり、同一の周波数でのProSeサービスデータの受信及びセルラーネットワークデータの送信も不可能である。同一の周波数でのProSeサービス及びセルラーサービスのデータ伝送を必要とするならば、時分割多重化の方式を採用するしかなく、すなわち、ProSeサービス通信を行うUEに、ProSe通信/ディスカバリサービス伝送の専用サブフレーム及びセルラーネットワークサービス伝送のサブフレームを割り当てる。ProSeサービスは、セルラーサービスが同一のband(1つのbandは、1つの上り帯域及び1つの下り帯域リソースを含む)に位置するシーンであることを考慮すると、同一のbandの上り帯域でのProSeサービスデータの受信及び同一のbandの下り帯域でのセルラーネットワークデータの受信を同時に実現する必要がある場合、UEの受信能力(受信機能)に対して特殊な要求があり、UEがこの能力を有すると、基地局は、下りセルラーリソースを割り当てる時に、ProSeサービス受信との時分割処理が不要になり、さもなければ時分割多重化の方式を考慮する必要がある。基地局は、UEがProSeサービスとセルラーサービスを同時に受信する能力を有するか否かを知らない場合は、基地局は、統一的に処理するしかなく、UEがProSeサービスとセルラーサービスを同時に受信する能力を有しておらず、基地局が時分割多重化の方式によってUEに両方のリソースを割り当てていない場合は、2種類のサービス同士で大きな干渉が生じ、一方、UEがProSeサービスとセルラーサービスを同時に受信する能力を有しており、基地局が依然として時分割多重化の方式によってUEに両方のリソースを割り当てている場合は、リソースの膨大な浪費を招いてしまう。UEがProSeサービス通信能力を有していない場合、ProSe通信/ディスカバリサービス伝送の専用サブフレームがなく、他のUEのリソース割り当てと衝突しないことを確保した上で、任意のサブフレームでセルラーネットワークユニキャストサービスリソースを割り当てることができる。ProSeサービス通信能力を有するが、ProSeサービスとセルラーサービスを同時に受信する能力を有しないため、ProSe通信/ディスカバリサービス伝送の専用サブフレームでセルラーサービスを割り当てることができないが、他のUEは該サブフレームでセルラーサービスを割り当てることができ、基地局がUEのProSeサービス通信能力の有無を知らないと、リソース割り当ての際に正確な判断を下すことができない。一方、ProSeサービスとセルラーサービスが異なるbandに位置するシーンを考慮すると、UEが2つのbandでの同時送受信をサポートする場合、ProSe通信伝送を開始する時、一方のbandでProSeデータを送受信する必要があるため、他方のbandでセルラーネットワークユニキャストネットワークデータを送受信するしかなく、すなわちセルラーネットワークユニキャストネットワークにとって、UEのキャリアアグリゲーション能力が低下する。基地局は、UEがD2D(Device to Device)サービスの受信を行う必要があることを知らず、依然としてUEに2つのbandでのセルラーネットワークユニキャストデータの送受信を割り当てている場合は、UEは、同一の帯域でセルラーネットワークユニキャストデータとProSeデータを同時に受信/送信し、互いに大きな干渉をもたらし、更にUEがデータを正確に送受信できなくなってしまう。また、各UEの受信機は、性能が異なるため、UEが2つの帯域での同時伝送をサポートしても、2つの受信ユニットが互いに影響するため、任意の2つの帯域での同時受信がいずれも可能であるわけがなく、UEは2つの不適切な帯域を割り当てられて2種類の異なるサービスを同時に受信する場合、互いに大きな干渉をもたらし、さらに動作不可能になる。従って、UEにリソースを合理的に効率よく割り当てるために、基地局は、UEのProSe能力を全面的に把握する必要がある。
図1に示す方法によれば、第1通信ノードは、近接サービスをサポートする能力を報告し、それにより、第2通信ノードは、第1通信ノードがProSeをサポートする能力を把握できる。それにより、関連技術において、基地局がUEのProSe能力の有無を知ることができない問題を解決し、更に第1通信ノードは、低いオーバーヘッドでProSe能力の報告を実現でき、第2通信ノードは、能力情報を取得した後に、第1通信ノードにProSeサービス及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを合理的に効率よく割り当てることができ、それによりProSeサービスとセルラーネットワークサービスとの間の干渉や影響を最小限に抑える。
【0045】
好適な実施プロセスにおいては、上記第1通信ノードは、ユーザー装置(User equipment、UEと略称する)であってもよく、上記第2通信ノードは、基地局であってもよい。
【0046】
好ましくは、上記近接サービスをサポートする能力情報は、
(1) 近接サービスをサポートする指示情報、
(2) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報、
(3) すべての指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
(4) すべての指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
(5) すべての指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
(6) 特別に指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
(7) 特別に指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
(8) 特別に指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報、
(9) 同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報、
(10) 近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報、
(11) セルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット、
(12) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット、
(13) 近接サービス専用受信機をサポートする指示情報、
(14) 近接サービス専用送信機をサポートする指示情報、
(15) すべての受信リンク数の指示情報、
(16) すべての送信リンク数の指示情報、
(17) 近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報、
(18) 近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報、
(19) 指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、
(20) 指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報、のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
ここで、
上記近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されなく、上り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、該システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
【0047】
好ましくは、ステップS102において、第1通信ノードが指示情報を確定する前に、以下のステップS1をさらに含んでもよい。
ステップS1: 第1通信ノードと第2通信ノードは、第1通信ノードがサポートするすべての帯域範囲と帯域インデックス値の組合せとの対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各帯域範囲はそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応する。
【0048】
好ましくは、ステップS102において、第1通信ノードが指示情報を確定することは、以下のステップS2,S3のうちの一つを含んでもよい。
ステップS2: 第1通信ノードは、第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートする場合、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれている。
ステップS3: 第1通信ノードは、第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートできない場合、第1インデックス値の組合せ又は第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値は、それぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれている。
【0049】
好ましくは、ステップS102において、第1通信ノードが指示情報を確定する前に、以下のステップS4をさらに含んでもよい。
ステップS4: 第1通信ノードと第2通信ノードは、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機がサポートするすべての近接サービス帯域範囲と帯域インデックス値との対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各近接サービス帯域範囲がそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応し、近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含む。
【0050】
好ましくは、ステップS102において、第1通信ノードが指示情報を確定することは、以下のステップS5,S6のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
ステップS5: 第1通信ノードは、それ自身に近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が設定されている場合、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機を有する指示情報を第2通信ノードに報告する必要があることを確定する。
ステップS6: 第1通信ノードは、それ自身に設定されている近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が複数の帯域で動作する時、対応関係から各帯域に対応したインデックス値を取得する場合、複数のインデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定する。
【0051】
好ましくは、ステップS104において、第1通信ノードが指示情報を第2通信ノードに報告することは、以下の方式のうちの一つを含んでもよい。
方式1: 第1通信ノードは、第2通信ノードからの要求メッセージ(例えば、UE Capability Enquiry)を受信した後に、指示情報を第2通信ノードに報告し、要求メッセージは、近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものである方式。
方式2: 第1通信ノードは、指示情報を第2通信ノードに能動的に報告する方式。
【0052】
図2は、本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の処理方法のフローチャートである。
図2に示すように、該方法は、以下の処理ステップS202〜S204を含んでもよい。
【0053】
ステップS202: 第2通信ノードは、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものである。
【0054】
ステップS204: 第2通信ノードは、指示情報に基づき、第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てる。
【0055】
好ましくは、上記近接サービスをサポートする能力情報は、以下の(1)〜(20)の情報のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
(1) 近接サービスをサポートする指示情報。
(2) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報。
(3) すべての指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(4) すべての指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(5) すべての指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(6) 特別に指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(7) 特別に指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(8) 特別に指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(9) 同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報。
(10) 近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報。
(11) セルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット。
(12) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット。
(13) 近接サービス専用受信機をサポートする指示情報。
(14) 近接サービス専用送信機をサポートする指示情報。
(15) すべての受信リンク数の指示情報。
(15) すべての送信リンク数の指示情報。
(17) 近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報。
(18) 近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報。
(19) 指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報。
(20) 指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報。
ここで、
上記近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されなく、
上り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、
該システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
【0056】
好ましくは、ステップS204において、第2通信ノードが指示情報に基づき、第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることは、以下のステップS7,S8を含んでもよい。
ステップS7: 第2通信ノードは、指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有するが、複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートしないことを確定する。
ステップS8: 第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードは、時分割多重化の方式のみによって、第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てる。
【0057】
好適な実施プロセスにおいて、周波数分割多重化は、2種類のサービスに異なる帯域リソースを割り当てることを表す。時分割多重化は、2種類のサービスに異なる時間リソースを割り当てることを表す。
【0058】
好ましくは、ステップS204において、第2通信ノードが、指示情報に基づき、第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てることは、以下のステップS9,S10を含んでもよい。
ステップS9: 第2通信ノードは、指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有し、且つ複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートすることを確定する。
ステップS10: 第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードは、周波数分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードは、時分割多重化の方式によって、第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、且つ周波数分割多重化の方式によって、第1通信ノードにProSe通信リソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てる。
【0059】
好ましくは、ステップS202において、第2通信ノードが第1通信ノードの報告した指示情報を受信することは、以下の方式のうちの1つを含んでもよい。
方式1: 第2通信ノードは、要求メッセージを第1通信ノードに送信した後に、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、要求メッセージは、近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものである方式。
方式2: 第2通信ノードは、第1通信ノードが能動的に報告した指示情報を受信する方式。
【0060】
従来の通信プロトコルでは、UEのすべてのサポート可能な上り・下り帯域に1つのbandインデックス番号を指定し、各bandインデックス番号(例えば、band 1)は、1つの上り帯域リソース(例えば、1920MHz-1980MHz)及び1つの下り帯域リソース(例えば、2110MHz-2170MHz)に対応する。UEが基地局に該bandインデックス番号を報告すると、UEの送信機が該bandインデックス番号に対応した上り帯域リソースでデータを送信することをサポートし、及びUEの受信機が該bandインデックス番号に対応した下り帯域リソースでデータを受信することをサポートすることを表す。FDD(Frequency Division Duplex)システムに対して、上り帯域と下り帯域は異なり、換言すれば、UEが送信をサポートする帯域と受信をサポートする帯域も異なる。
【0061】
しかしながら、ProSeをサポートするUEは、どの帯域で、データの受信だけではなく、送信もサポートできるかを、基地局に通知する必要がある。しかし、従来の指示方法では、明らかに実現できない。
【0062】
なお、本発明の実施例に言及されるProseサービスは、以下のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
(1) Proseディスカバリサービス。
(2) Prose通信サービス。
【0063】
以下、好適な実施形態を参照して、上記好適な実施プロセスについて更に説明する。
【0064】
好適な実施例1
本好適な実施例において、表1は、本発明の好適な実施例によるシステムが予め設定した上り・下り帯域範囲とbandインデックスとの対照関係表である。それは、表1に示すとおりである。
【0066】
該方法は、以下の処理ステップ1〜3を含んでもよい。
【0067】
ステップ1: 基地局は、指示情報をUEに送信し、該指示情報(例えば、UE Capability Enquiry)は、UE能力の取得を要求するためのものである。
【0068】
ステップ2: UEは、基地局にUE能力情報の指示情報を報告する。
【0069】
UE能力情報の指示情報は、以下のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
(1) UEがサポートするbandの指示情報supported Band Combination。
(2) UEがProse機能をサポートするProse-enabled識別子。
【0071】
上記ProSe-enabledは、他の名称を有してもよいが、UEは、サポートするbandでProSeディスカバリ及び/又は通信を行う能力を有することを、明らかにする必要がある。
【0072】
上記Supported Band Combination情報は、複数の組合せからなるシーケンス(sequence)を含むが、それに限定されるものでなく、各組合せは、1つ又は複数のbandパラメータからなり、bandパラメータは、bandインデックス番号を含む。
【0073】
ステップ3: 基地局は、UE能力情報の指示情報を受信した後に、続いてUEのD2Dディスカバリ又は通信要求割り当て指示を受信すると、基地局は、UEにセルラーネットワークサービス及び/又はProSeサービスのリソースを割り当てる。
【0074】
該好適な実施例において、基地局は、UE能力情報の指示情報におけるSupported Band Combination情報を受信した後に、予め設定した上り・下り帯域範囲とbandインデックスとの対照関係表に基づき、UEのサポートする帯域範囲を知る。シーケンスにおける一部の組合せには、複数のbandパラメータが存在すると、UEが上記複数のbandに対応した上り・下り帯域でのデータの同時送受信をサポートすることを示し、シーケンスにおけるすべての組合せがいずれも1つのbandパラメータを含むと、UEが複数の帯域でのデータの同時送受信をサポートしないことを示す。
【0075】
基地局は、ProSe-enabled指示情報を受信した後に、UEがProSeディスカバリ及び/又は通信をサポートする能力を有することを知り、伝送する必要があるサービスがあり、且つUEは複数の帯域でのデータの同時送受信をサポートしない場合、基地局は、以下の操作のうちの1つを実行してもよい。
操作1: 時分割多重化の方式によって、UEに、ProSeディスカバリ及び/又は通信サービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てる操作。
操作2: 時分割多重化の方式によって、UEに、ProSeディスカバリサービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てるが、時分割多重化の方式によって、UEにProSe通信サービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てることができない操作。
【0076】
ProSeディスカバリサービス及び/又は通信サービスのリソースは、UEがデータを送信するリソース及びデータを傍受するリソースを含んでもよい。
【0077】
好適な実施例2
本好適な実施例において、UEが、N個の帯域でのデータの同時送受信をサポートする(Nは、正の整数であって、N≧2である)場合、本好適な実施例と上記好適な実施例1との相違点は、以下のとおりである。
【0078】
基地局は、ProSe-enabled指示情報を受信した後に、UEがProSeディスカバリ及び/又は通信をサポートする能力を有することを知り、伝送する必要があるサービスがある場合、基地局は、以下の操作1〜3のうちの1つを実行してもよい。
【0079】
操作1: 時分割多重化の方式によって、UEに、ProSeディスカバリ及び/又は通信サービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てる操作。
【0080】
操作2: 周波数分割多重化の方式によって、UEに、ProSeディスカバリ及び/又は通信サービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てる操作。
【0081】
基地局は、セルラーネットワークのサービスを受信/送信するためのbandを多くともN−M個、ProSeディスカバリ及び/又は通信サービスを受信するためのbandを多くともM個、UEに割り当てることができ、ここで、M=1:Nであり、すなわちMは1以上N以下の自然数であることを示し、Mの好適な取る値が1である。好適な実施プロセスにおいて、M=Nであると、UEがセルラーネットワークの制御情報、及びProSeディスカバリ及び/又は通信のサービスデータのみを受信し、セルラーネットワークのサービスデータを受信しないことを示す。
【0082】
操作3: 時分割多重化の方式によって、UEに、ProSeディスカバリサービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当て、周波数分割多重化の方式によって、UEに、ProSe通信サービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てる操作。
【0083】
基地局は、セルラーネットワークのサービスを受信するためのbandを多くともN−M個、ProSe通信サービスを受信するためのbandを多くともM個、UEに同時に割り当てることができ、ここで、M=1:Nであり、Mの好適な取る値が1である。好適な実施プロセスにおいて、M=Nであると、UEがセルラーネットワークの制御情報及びProSe通信のサービスデータのみを受信し、セルラーネットワークのサービスデータを受信しないことを示す。
【0084】
本好適な実施例において、基地局は、優先的に操作3を選択して実行する。例えば、N=2であると、UEが2つのbandでの同時送受信をサポートすることを示し、伝送する必要があるProSeサービスがないと、UEのキャリアアグリゲーション能力が2であり、すなわち2つのbandでセルラーネットワークデータを同時に送受信することができる。しかし、ProSe通信サービスの伝送を開始すると、1つのbandのみでセルラーネットワークデータを送受信でき、すなわちセルラーネットワークにとって、UEのキャリアアグリゲーション能力が1に下がる。
【0085】
好適な実施例3
本好適な実施例と上記好適な実施例1、好適な実施例2との相違点は、UEが、ProSeディスカバリ及びProSe通信の能力を別々に指示することである。
【0086】
端末は、基地局にUE能力情報を報告し、UE能力情報は、以下の識別子のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
(1) Prose-discovery-enabled識別子。
(2) Prose-communication-enabled識別子。
【0088】
Prose-discovery-enabled識別子とProse-communication-enabled識別子は、他の名称を採用してもよいが、それぞれUEは、サポートするbandでProSeディスカバリ及びProSe通信を行う能力を有することを明らかにする必要がある。
【0089】
基地局は、Prose-discovery-enabled指示情報を受信した後に、UEがProSeディスカバリをサポートする能力を有することを知り、伝送する必要があるサービスがあり、且つUEが複数の帯域でのデータの同時送受信をサポートしない場合は、基地局は、時分割多重化の方式によって、UEにProSeディスカバリのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てるという操作を採用してもよい。
【0090】
基地局は、Prose-communication-enabled指示情報を受信した後に、UEがProSe通信をサポートする能力を有することを知り、伝送する必要があるサービスがあり、且つUEが複数の帯域でのデータの同時送受信をサポートしない場合は、基地局は、時分割多重化の方式によって、UEにProSe通信のリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てるという操作を採用してもよい。
【0091】
ProSeディスカバリサービス及び/又は通信サービスのリソースは、UEがデータを送信するリソース及びデータを傍受するリソースを含むが、これらに限定されない。
【0092】
好適な実施例4
本好適な実施例において、UEは、N個の帯域でデータを同時に送受信することをサポートする能力を有し、UEの報告した能力情報の具体的なパラメータ値が異なる以外、本好適な実施例と上記好適な実施例3との相違点は、さらに以下を含む。
【0093】
基地局は、Prose-discovery-enabled識別子及び/又はProse-communication-enabled識別子を受信した後に、上記好適な実施例3に記載の各操作を実行できる以外、さらに以下の操作1〜2のうちの少なくとも1つを実行してもよい。
【0094】
操作1: 周波数分割多重化の方式によって、UEにProSeディスカバリ及び/又は通信サービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てる操作。
【0095】
基地局は、セルラーネットワークのサービスを受信するためのbandを多くともN−M個、ProSeディスカバリ及び/又は通信サービスを受信するためのbandを多くともM個、UEに割り当てることができ、ここで、M=1:Nであり、Mの好適な取る値は1である。M=Nであると、UEがセルラーネットワークの制御情報及びProSeディスカバリ及び/又は通信のサービスデータのみを受信し、セルラーネットワークのサービスデータを受信しないことを示す。
【0096】
操作2: 時分割多重化の方式によって、UEにProSeディスカバリサービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当て、周波数分割多重化の方式によって、UEにProSe通信サービスのリソース及びセルラーネットワークサービスのリソースを割り当てる操作。
【0097】
基地局は、セルラーネットワークのサービスを受信するためのbandを多くともN−M個、ProSe通信サービスを受信するためのbandを多くともM個、UEに同時に割り当てることができ、ここで、M=1:Nであり、好ましくは、Mの好適な取る値は1である。M=Nであると、UEがセルラーネットワークの制御情報及びProSe通信のサービスデータのみを受信し、セルラーネットワークのサービスデータを受信しないことを示す。
【0098】
好適な実施例5
本好適な実施例と上記好適な実施例1との相違点は、
端末は、基地局にUE能力情報を報告し、UE能力情報は、Prose-discovery-enabled識別子、Prose-communication-enabled識別子のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されないことである。
【0100】
Prose-discovery-enabled識別子とProse-communication-enabled識別子は、他の名称を採用してもよく、それぞれUEがProSeディスカバリ及びProSe通信を行う能力を有することを示す。ProSe-receiver識別子は、同様に他の名称を採用してもよく、UEが専用の受信機でのProSeサービスの受信をサポートするかどうかを示す。
【0101】
UEが単独な受信機でのProSeサービスの受信をサポートする場合、UEは、セルラーネットワークサービスとProSeサービスを同時に受信でき、基地局は、UEに下りセルラーネットワークリソースを割り当てる時、ProSeサービスとの時分割処理が不要である。
【0102】
ProSeディスカバリサービス及び/又は通信サービスのリソースは、UEがデータを送信するリソース及びデータを傍受するリソースを含むが、これらに限定されない。
【0103】
好適な実施例6
本好適な実施例において、UEが単独な受信機でのProSeサービスの受信をサポートする場合、本好適な実施例と上記好適な実施例5との相違点は、以下の通りである。
【0104】
上記好適な実施例1に記載の対照表以外、基地局とUEにProSeサービス動作帯域範囲とbandインデックスとの対照関係表を更に予め設定する必要があり、それは、表2に示す通りである。
【0106】
また、UEは、さらにProSeサービスがサポートする動作帯域範囲に対応したbandインデックスを報告する必要がある。基地局は、上記インデックス情報を受信した後に、bandインデックスに対応した帯域で、UEにProSeサービスのリソースを割り当てることができる。
【0107】
好適な実施例7
本好適な実施例と上記好適な実施例1との相違点は、以下の通りである。
【0108】
上記好適な実施例1に記載のProSe-enabled識別子を細分化し、ProSe-UL-enabled、ProSe-DL-enabledを含むが、これらに限定されない。ProSe-UL-enabledは、UEが報告したサポートするbandインデックスに対応した上り帯域でのProSeサービスの送受信をサポートすることを指示し、ProSe-DL-enabledは、UEが報告したサポートするbandインデックスに対応した下り帯域でのProSeサービスの送受信をサポートすることを指示する。UEは、ProSe-UL-enabled及びProSe-DL-enabled識別子を同時に報告する場合、UEは、報告したbandインデックスに対応した上り・下り帯域でのProSeサービスの送受信をサポートすることを示す。
【0109】
基地局は、ProSe-enabled識別子を受信した後、その処理方式は上記好適な実施例1と同様であり、UEのサポートする帯域でUEにProSeサービスリソースを割り当てる。
【0111】
好適な実施例8
本好適な実施例は、上記好適な実施例1をさらに詳細化し、その相違点は、以下の通りである。
【0112】
UEがどのbandインデックスに対応した帯域でProSeサービスをサポートするかを、具体的に指示する。基地局と端末は、上り・下り帯域範囲とbandインデックスとの対照関係表を予め設定し、それは、上記表1に示す通りである。端末は、基地局にUE能力情報を報告する。UE能力情報は、UEがセルラーネットワークでの動作をサポートする帯域に対応したbandインデックス指示情報を含むが、これに限定されない。
【0113】
UEは、複数のbandでのセルラーネットワークデータの送受信をサポートするが、一部のbandインデックスに対応した上り帯域及び/又は下り帯域でのProSeサービスの送受信のみをサポートする場合、それぞれどのbandに対応した上り帯域及び/又は下り帯域での送受信をサポートするかを指示する必要がある。
【0114】
UEは、bandパラメータ(BandParameters)指示情報を報告し、該指示情報は、bandインデックス番号及びbandインデックス番号に対応した上り周波数及び/又は下り周波数がProSeサービスの送受信をサポートするか否かの指示情報UL-Prose及び/又はDL-Proseを含んでもよい。
【0116】
UL-Proseは、該bandインデックスに対応した上り帯域でのProSeディスカバリ及び/又は通信サービスの送受信が可能であることを示す。
DL-Proseは、該bandインデックスに対応した下り帯域でのProSeディスカバリ及び/又は通信サービスの送受信が可能であることを示す。
基地局は、上記指示情報を受信した後に、UEのProSeディスカバリ及び/又は通信をサポートする能力の有無、及びProSeディスカバリ及び/又は通信能力を行う帯域を知ることができ、リソース割り当て方式は、上記好適な実施例1と類似し、ここでは繰り返して説明しない。
【0117】
好適な実施例9
本好適な実施例と上記好適な実施例8との相違点は、以下の通りである。
【0118】
UEは、bandパラメータ(Band Parameters)指示情報を報告し、該指示情報は、bandインデックス番号及び該bandのクラス(class)を含んでもよい。前記bandのクラスは、前記bandがProseサービスをサポートするか否かを判定できる。例えば、クラスがh以上であると、該bandがProseサービスをサポートすることを示し、逆の場合はサポートしないことを示す。
【0119】
好適な実施例10
ステップ1: 基地局は、指示情報をUEに送信し、該指示情報(例えば、UE Capability Enquiry)は、UE能力の取得を要求するためのものである。
【0120】
ステップ2: UEは、基地局にUE能力情報の指示情報を報告する。
【0121】
UE能力情報の指示情報は、以下の(1),(2)を含むが、これらに限定されない。
【0122】
(1) UEがセルラー通信の同時実行をサポートする帯域に対応したbandパラメータ情報の組合せ、及び近接サービスを実行する帯域に対応したbandパラメータ情報の組合せ。例えば、Band Combination及びProse Band Combination(他の命名方式を排除するものはない)を含む。
【0123】
(2) UEがセルラーデータ及び近接サービスデータの同時受信をサポートする帯域に対応した1つ又は複数のbandパラメータ組合せ。bandパラメータは、bandインデックスを含み、UEは、前記FDD bandインデックスに対応した下り帯域でセルラーデータを受信し、前記FDD bandインデックスに対応した上り帯域で近接サービスデータを受信する。bandパラメータ組合せは、1つのbandパラメータ又は複数のbandパラメータからなってもよい。bandパラメータ組合せが複数のbandパラメータを含むと、UEが複数のbandでのセルラーデータ及び近接サービスデータの同時受信をサポートできることを示す。
【0124】
ステップ3: 基地局は、UE能力情報の指示情報を受信した後に、続いてUEのD2Dディスカバリ又は通信要求割り当て指示を受信すると、基地局は、UEにセルラーネットワークサービス及び/又はProSeサービスのリソースを割り当てる。
【0125】
基地局は、Band Combination及びProse Band Combinationに基づき、UEがどの帯域で同時にセルラー通信を行うか、及びどの帯域で近接サービスの受信を行うかを確定でき、それによりUEに適切なサービスリソースを割り当てる。
【0126】
好適な実施例11
本好適な実施例と上記好適な実施例8との相違点は、以下の通りである。
UL-Proseを、UL-Prose-discovery及びUL-Prose-communicationにさらに分け、
DL-Proseを、DL-Prose-discovery及びDL-Prose-communicationにさらに分けることである。
【0127】
UL-Prose-discoveryは、該bandインデックスに対応した上り帯域でのProSeディスカバリサービスの送受信を行うことができることを示す。
DL-Prose-discoveryは、該bandインデックスに対応した下り帯域でのProSeディスカバリサービスの送受信を行うことができることを示す。
UL-Prose-communicationは、該bandインデックスに対応した上り帯域でのProSe通信サービスの送受信を行うことができることを示す。
DL-Prose-communicationは、該bandインデックスに対応した下り帯域でのProSe通信サービスの送受信を行うことができることを示す。
【0128】
基地局がUEの能力情報を取得した後、その処理方式は上記好適な実施例1と類似し、ここでは繰り返して説明しない。
【0129】
好適な実施例12
本好適な実施例と上記好適な実施例1との相違点は、以下の通りである。
【0130】
基地局と端末は同様に、1つのセルラー通信用の上り・下り帯域範囲とbandインデックスとの対照関係表を予め設定する必要がある。それは、上記表1に示す通りである。同時に、基地局と端末はさらに1つのProseディスカバリ及び/又は通信サービス用の帯域とbandインデックスとの対照関係表を予め設定する必要がある。それは、表3に示す通りである。
【0132】
なお、上記表3におけるインデックス番号と上記表1におけるインデックス番号は、重複しない。
【0133】
UEは、Proseサービスをサポートする帯域に対応したbandインデックス番号及びセルラーサービスをサポートする帯域に対応したbandインデックス番号を報告し、UEがセルラーネットワークサービスとProseディスカバリ及び/又は通信サービスの同時送受信をサポートする場合、異なるサービス用のbandインデックス番号を組合せ方式で報告する。例えば、UEは、band 1でのセルラー通信とband 50でのProseディスカバリ及び/又は通信を同時にサポートする場合、UEは、band Parameter List指示情報によって{1,50}の組合せを報告し、UEは、band Parameter Listですべての可能な組合せを報告する必要がある。
【0134】
基地局は、bandインデックス番号に基づきテーブルをルックアップすると、UEがどの帯域でのセルラー通信サービスとProseディスカバリ及び/又は通信サービスの同時伝送をサポートするかを知ることができる。
【0135】
好適な実施例13
本好適な実施例と上記好適な実施例12との相違点は、以下の通りである。
【0136】
上記表3におけるインデックス番号と上記表1におけるインデックス番号とは、重複することがあるため、同一の指示情報で表1及び表3における帯域を示すことが不可能であり、それぞれ異なる指示情報を用いて両者のインデックスを示す必要がある。
【0138】
band Parameter List指示情報は、UEが同時に動作できる複数の帯域に対応したbandインデックスの組合せを指示し、該組合せは、1つ又は複数のband EUTRA及び/又はband Proseを含んでもよい。band EUTRA指示情報は、UEがサポートするセルラーサービスの帯域に対応したbandインデックス番号を指示し、band Prose指示情報は、UEがサポートするProseサービスの帯域に対応したbandインデックス番号を指示する。
【0139】
好適な実施例14
本好適な実施例において、いくつかのUEに1つのProseサービス専用の送受信機を設計することができる。UEは、基地局に指示情報を報告することにより、基地局に該UEが1つのProseサービス専用の受信機/送信機を有するか否かを通知する必要がある。
【0140】
従って、本好適な実施例と上記好適な実施例1との相違点は、さらに以下の通りである。
【0141】
UEが報告する能力指示情報は、次を含んでもよい。
【0143】
tx-Config ProSeは、UEがProseサービス専用の送信機を有することを示す。
rx-Config ProSeは、UEがProseサービス専用の受信機を有することを示す。
【0144】
基地局は,上記rx-Config ProSe指示情報を受信した後に、UEが専用の受信機によるProseサービスの受信をサポートすることを知ると、セルラーネットワークの送受信機との共用が不要になり、換言すれば、基地局は、この2種類のサービスにリソースを別々に割り当てることができる。
【0145】
好適な実施例15
該好適な実施例と上記好適な実施例14との相違点は、Proseサービス専用の送受信機とセルラーネットワークの送受信機の動作帯域が異なるため、Proseサービス専用の送受信機のサポートする帯域範囲を別途に指示する必要がある。
【0146】
基地局とUE側は、いずれも1つのProseサービス専用の帯域範囲とbandインデックスとの対照関係表を予め設定する必要がある。
【0147】
UEが報告する能力指示情報は、次を含んでもよい。
【0149】
上記すべてのIEは、他の名称を採用してもよく、表す意味は下記通りである。
【0150】
Supported ProSe Band Combinationは、複数の組合せからなるシーケンス(sequence)を含むが、これらに限定されないことを示す。各組合せは、1つ又は複数のProse動作帯域に対応したbandインデックス番号からなり、UEがこの組合せで指示される帯域でProseサービスを同時に送受信することを示す。
【0151】
基地局は、上記Supported ProSe Band Combinationを受信した後に、予め設定した上り・下り帯域範囲とbandインデックスとの対照関係表に基づき、UEがサポートするProseサービスの送受信を同時に行う帯域範囲を知ることができる。シーケンスにおける一部の組合せが複数のbandインデックス番号を有する場合、UEがこれらの複数のbandに対応した帯域でのProseデータの同時送受信をサポートすることを示し、シーケンスにおけるすべての組合せがいずれも1つのband番号を有する場合、UEが複数の帯域でのProseデータの同時送受信をサポートしないことを示す。基地局は、上記情報を取得した後に、UEにProseサービス伝送リソースを合理的に割り当てることができる。
【0152】
同様に、Proseサービスは、Proseディスカバリ及びProse通信を含むが、これらに限定されないため、上記すべてのProseに関連する指示は、それぞれProseディスカバリとProse通信のために指示してもよい。
【0153】
好適な実施例16
ステップ1: 基地局は、指示情報をUEに送信し、該指示情報(例えば、UE Capability Enquiry)は、UE能力の取得を要求するためのものである。
【0154】
ステップ2: UEは、受信可能なすべてのFDD band帯域パラメータ及び同時受信又は並行受信可能な帯域組合せパラメータ情報を基地局に報告し、band帯域組合せ情報は、組合せ内における各band帯域のパラメータ情報を含み、各band帯域パラメータは、以下の指示情報うちの少なくとも1つを含む。
【0155】
近接サービス(Prose)のサービス受信をサポートするか否かの指示情報。
ギャップ(Gaps)で該bandでのProseサービスを受信する必要があるか否かの指示情報、例えば、次に示す。
【0157】
該bandでのProseサービスの同時受信又は並行受信をサポートするか否かの指示情報、例えば、次に示す。
【0159】
ステップ3: 基地局は、UE能力情報の指示情報を受信した後に、以下のように判断することができる。
【0160】
UEは、あるband帯域組合せ(例えば、band 1とband 2)における1つのband帯域(例えば、band 1)パラメータにおいて、ギャップ(Gaps)で同bandでのProseサービスを受信する必要があることを指示し、又は同時受信又は並行受信が不可能であることを指示する場合、UEのband 1とband 2でのデータの同時受信又は並行受信、band 1での近接サービスのデータの受信が可能であるが、band 1での近接サービスとセルラーサービスの同時受信又は並行受信が不能であることを示す。
【0161】
UEは、あるband帯域組合せ(例えば、band 3とband 4)における1つのband帯域(例えば、band 3)パラメータにおいて、ギャップ(Gaps)で同bandでのProseサービスを受信する必要がないことを指示し、又は同時受信又は並行受信が可能であることを指示する場合、UEのband 3とband 4でのデータの同時受信又は並行受信、band 3での近接サービスとセルラーサービスの同時受信又は並行受信が可能であることを示す(例えば、band 3に対応した上り帯域で近接サービスを受信し、band 3に対応した下り帯域でセルラーサービスを受信する)。
【0162】
UEは、あるband(例えば、band 5)のパラメータにおいて、ギャップ(Gaps)で前記bandでのProseサービスを受信する必要がないことを指示し、又は同時受信又は並行受信が可能であることを指示する場合、UEのband 5での近接サービスとセルラーサービスの同時受信又は並行受信が可能であることを示す(例えば、band 5に対応した上り帯域で近接サービスを受信し、band 5に対応した下り帯域でセルラーサービスを受信する)。
【0163】
UEは、あるband(例えば、band 6)のパラメータにおいて、ギャップ(Gaps)で前記bandでのProseサービスを受信する必要があることを指示し、又は同時受信又は並行受信が不可能であることを指示する場合、UEのband 6での近接サービスとセルラーサービスの同時受信又は並行受信が不可能であることを示す。
【0164】
基地局は、上記情報に基づき、UEがどの帯域でセルラー通信データを同時に又は並行して受信できるか、どの帯域で近接サービスデータを同時に又は並行して受信できるか、及びどの帯域でセルラー通信及び近接サービスデータを同時に又は並行して受信できるか、などを確定できる。基地局は、続いてUEのD2Dディスカバリ又は通信の割り当て要求指示を受信した後に、UEに適切なサービスリソースを割り当てることができる。
【0165】
好適な実施例17
ステップ1: 基地局は、指示情報をUEに送信し、該指示情報(例えば、UE Capability Enquiry)は、UE能力の取得を要求するためのものである。
【0166】
ステップ2: UEは、受信可能なすべてのFDD band帯域パラメータ及び同時受信又は並行受信可能な帯域組合せパラメータ情報を基地局に報告し、各band帯域パラメータ及び/又はband帯域セットは、以下の 1)〜 5)の指示情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0167】
1) 近接サービス(Prose)のサービス受信をサポートするか否かの指示情報。
【0168】
2) 近接サービスbandリストProse Band Listにおいて各bandでのProseサービスを受信するのに、ギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報、例えば、次に示す。
【0170】
3) 近接サービスbandリストProse Band Listにおいて各bandでのProseサービスを同時に並行して受信できるか否かの指示情報、例えば、次に示す。
【0172】
4) 近接サービス異周波数リストProseinter Freq Band Listにおいて各bandでのProseサービスを受信するのに、ギャップを必要とするか否かの指示情報(例えば、ProseFreqNeedForGaps)、例えば、次に示す。
【0174】
5) 近接サービスインターラットリストProse inter RAT-Band Listにおいて各bandでProseサービスを受信するのに、ギャップを必要とするか否かの指示情報。
【0175】
ステップ3: 基地局は、UE能力情報の指示情報を受信した後、以下のように判断する。
【0176】
UEが、あるband(例えば、band 1)パラメータの近接サービスbandリスト又はサービス異周波数リスト又は近接サービスインターラットリストにおける対応したあるband(例えば、band 1)で、ギャップ(Gaps)が不要であることを指示し、又は近接サービスbandリストにおける対応したあるband(例えば、band 1)で同時送信又は並行受信が可能であることを指示する場合、UEがband 1で近接サービスとセルラーサービスを同時に又は並行して受信できることを示す(例えば、band 1に対応した上り帯域で近接サービスを受信し、band 1に対応した下り帯域でセルラーサービスを受信する)。その反面、UEがband 1で近接サービスとセルラーサービスを同時に又は並行して受信できないことを示す。
【0177】
UEが、あるband(例えば、band 2)パラメータの近接サービスbandリスト又は近接サービス異周波数リスト又は近接サービスインターラットリストにおける対応したあるband(例えば、band 1)で、ギャップ(Gaps)が不要であることを指示し、又は近接サービスbandリストにおける対応したあるband(例えば、band 1)で同時受信又は並行受信が可能であることを指示する場合、UEがband 1とband 2で近接サービスとセルラーサービスを同時に又は並行して受信できることを示し、その反面、UEがband 1とband 2で近接サービスとセルラーサービスを同時に又は並行して受信できないことを示す。
【0178】
同様に、UEが、あるbandセット(例えば、band 1とband 2)のパラメータの近接サービスbandリスト又はサービス異周波数リスト又は近接サービスインターラットリストにおける対応したあるband(例えば、band 1)で、ギャップ(Gaps)が不要であることを指示し、又は近接サービスbandリストにおける対応したあるband(例えば、band 1)で同時受信又は並行受信が可能であることを指示する場合、UEがband 1とband 2でセルラーデータを同時に又は並行して受信でき、且つband 1で近接サービスとセルラーサービスを同時に又は並行して受信できることを示す(例えば、band 1に対応した上り帯域で近接サービスを受信し、band 1に対応した下り帯域でセルラーサービスを受信する)。その反面、UEがband 1で近接サービスとセルラーサービスを同時に受信できないことを示す。
【0179】
基地局は、上記情報に基づき、UEがどの帯域でセルラー通信データを同時に受信できるか、どの帯域で近接サービスデータを同時に受信できるか、及びどの帯域でセルラー通信及び近接サービスデータを同時に受信できるかなどを確定できる。基地局は、続いてUEのD2Dディスカバリ又は通信割り当て要求指示を受信した後に、UEに適切なサービスリソースを割り当てることができる。
【0180】
好適な実施例18
ステップ1: 基地局は、指示情報をUEに送信し、該指示情報(例えば、UE Capability Enquiry)は、UE能力の取得を要求するためのものである。
【0181】
ステップ2: UEは、近接サービスデータを同時に受信/送信可能なbandパラメータ情報及びセルラーデータのbandパラメータ情報を基地局に報告し、bandパラメータ情報は、複数種の組合せを含み、各band帯域パラメータは、以下の(1)〜(3)の指示情報のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
(1) bandの周波数情報。
(2) 該bandで近接ディスカバリ信号(ProSe-discovery)を受信又は送信することを示すか否かの指示情報。
(3) 該bandで
近接通信信号(ProSe-communication)を受信又は送信することを示すか否かの指示情報。
【0182】
好適な情報指示ユニットは、以下の通りである。
【0184】
基地局は、上記情報に基づき、UEがどの周波数で近接サービスデータを受信できるか、且つ各指示した周波数で近接サービスを受信するとともにどの周波数でセルラーデータをサポートできるか、及び、関連する上りCA(Carrier Aggregation)能力、MIMO(multiple-input and multiple-output)能力及び下りCA能力、MIMO能力を確定し、該CA能力とMIMO能力は、上記band Parameters UL-rxx及びband Parameters DL-rxxで指示される。
【0185】
図3は、本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の報告装置の構成ブロック図である。
図3に示すように、該近接サービスをサポートする能力情報の報告装置は第1通信ノードに設置され、該近接サービスをサポートする能力情報の報告装置は、報告しようとする指示情報を確定し、指示情報は、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであるように設定される確定モジュール10と、指示情報を第2通信ノードに報告するように設定される報告モジュール20と、を備える。
【0186】
図3に示す装置によれば、関連技術において基地局がUEのProSe能力の有無を知ることができない問題を解決し、更に第1通信ノードは低いオーバーヘッドでProSe能力の報告を実現でき、第2通信ノードは能力情報を取得した後に、第1通信ノードにProSeサービス及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを合理的に効率よく割り当てることができ、それによりProSeサービスとセルラーネットワークサービスとの間の干渉や影響を最小限に抑える。
【0187】
好適な実施プロセスにおいて、上記第1通信ノードはユーザー装置(User equipment、UEと略称する)であってもよく、上記第2通信ノードは基地局であってもよい。
【0188】
好ましくは、上記近接サービスをサポートする能力情報は、以下の(1)〜(20)の情報のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
(1) 近接サービスをサポートする指示情報。
(2) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報。
(3) すべての指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(4) すべての指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(5) すべての指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(6) 特別に指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(7) 特別に指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(8) 特別に指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(9) 同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報。
(10) 近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報。
(11) セルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット。
(12) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット。
(13) 近接サービス専用受信機をサポートする指示情報。
(14) 近接サービス専用送信機をサポートする指示情報。
(15) すべての受信リンク数の指示情報。
(16) すべての送信リンク数の指示情報。
(17) 近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報。
(18) 近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報。
(19) 指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報。
(20) 指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報。
ここで、
上記近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されなく、上り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、該システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
【0189】
好ましくは、
図4に示すように、上記装置は、第2通信ノードとともに、第1通信ノードがサポートするすべての帯域範囲と帯域インデックス値の組合せとの対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各帯域範囲がそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応するように設定される第1設定モジュール30をさらに備えてもよい。
【0190】
好ましくは、確定モジュール10は、指示情報を確定することが以下の(1),(2)のうちの少なくとも一つを含むが、これらに限定されないように設定される。
【0191】
(1) 第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートする場合、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値はそれぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれる。
【0192】
(2) 第1インデックス値の組合せに対応した帯域範囲でのEUTRAネットワークデータの送受信及び第2インデックス値の組合せに対応した帯域範囲での近接サービスデータの送受信を同時にサポートできない場合、第1インデックス値の組合せ又は第2インデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定し、第1インデックス値の組合せと第2インデックス値の組合せはいずれも1つ又は複数のインデックス値を含み、1つ又は複数のインデックス値における各インデックス値はそれぞれ1つの帯域パラメータ情報ユニットに含まれる。
【0193】
好ましくは、
図4に示すように、上記装置は、第2通信ノードとともに、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機がサポートするすべての近接サービス帯域範囲と帯域インデックス値との対応関係を予め設定し終わり、対応関係における各近接サービス帯域範囲がそれぞれ1つの帯域インデックス値に対応し、近接サービスはProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されないように設定される第2設定モジュール40をさらに備えてもよい。
【0194】
好ましくは、確定モジュール10は、指示情報を確定することが以下の(1), (2)のうちの少なくとも一つを含むが、これらに限定されないように設定される。
【0195】
(1) 自身に近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が設定されている場合、近接サービス専用の受信機及び/又は送信機を有する指示情報を第2通信ノードに報告する必要があることを確定する。
【0196】
(2) 自身に設定されている近接サービス専用の受信機及び/又は送信機が複数の帯域で動作する時、対応関係から各帯域に対応したインデックス値を取得する場合、複数のインデックス値の組合せを第2通信ノードに報告する必要があることを確定する。
【0197】
好ましくは、報告モジュール20は、指示情報を第2通信ノードに報告することは、以下の方式のうちの一つを含むように設定される。
方式1: 第1通信ノードは、第2通信ノードからの要求メッセージを受信した後に、指示情報を第2通信ノードに報告し、要求メッセージは、近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものである方式。
方式2: 第1通信ノードは指示情報を第2通信ノードに能動的に報告する方式。
【0198】
図5は、本発明の実施例による近接サービスをサポートする能力情報の処理装置の構成ブロック図である。
図5に示すように、該近接サービスをサポートする能力情報の処理装置は第2通信ノードに設置され、該近接サービスをサポートする能力情報の処理装置は、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、前記指示情報は前記第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力情報を指示するためのものであるように設定される受信モジュール50と、前記指示情報に基づき前記第1通信ノードに近接サービスリソース及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを割り当てるように設定される割当モジュール60と、を備えてもよい。
【0199】
好ましくは、上記近接サービスをサポートする能力情報は、以下の(1)〜(20)の情報のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
(1) 近接サービスをサポートする指示情報。
(2) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートする指示情報。
(3) すべての指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(4) すべての指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(5) すべての指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(6) 特別に指示したbandに対応したすべての帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(7) 特別に指示したbandに対応した上り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(8) 特別に指示したbandに対応した下り帯域で近接サービスを受信及び/又は送信することをサポートする指示情報。
(9) 同時にセルラー通信を行うことをサポートするbandパラメータセット及び近接サービスのbandパラメータセットからなるパラメータ組合せ指示情報。
(10) 近接サービスをサポートする能力のbandクラス情報。
(11) セルラー通信及び近接サービスを同時に受信することをサポートするbandパラメータセット。
(12) 近接サービスの受信及び/又は送信をサポートするbandパラメータセット。
(13) 近接サービス専用受信機をサポートする指示情報。
(14) 近接サービス専用送信機をサポートする指示情報。
(15) すべての受信リンク数の指示情報。
(16) すべての送信リンク数の指示情報。
(17) 近接サービス用をサポートする受信リンク数の指示情報。
(18) 近接サービス用をサポートする送信リンク数の指示情報。
(19) 指示したbandで近接サービスを受信するのにギャップ(Gaps)を必要とするか否かの指示情報。
(20) 指示したbandで近接サービスを同時に又は並行して受信できるか否かの指示情報。
ここで、
上記近接サービスは、ProSeディスカバリ、ProSe通信のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されなく、上り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された上り周波数であり、下り帯域は、第1通信ノードが現在接続又は常駐しているシステムにおいて設定された下り周波数であり、該システムは、進化型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(EUTRA)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム地上無線アクセス(UTRA)のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
【0200】
好ましくは、
図6に示すように、割当モジュール60は、
指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有するが、複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートしないことを確定するように設定される第1確定ユニット600と、
時分割多重化の方式によって、第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードは時分割多重化の方式のみによって、第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てるように設定される第1割当ユニット602と、
を備えてもよい。
【0201】
好ましくは、
図6に示すように、割当モジュール60は、
指示情報に基づき、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を有し、且つ複数の帯域範囲でのサービスデータの同時送受信をサポートすることを確定するように設定される第2確定ユニット604と、
時分割多重化の方式によって第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードが周波数分割多重化の方式によって第1通信ノードに近接サービスリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、又は、第2通信ノードが時分割多重化の方式によって第1通信ノードにProSeディスカバリリソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当て、且つ周波数分割多重化の方式によって第1通信ノードにProSe通信リソース及びセルラーネットワークサービスリソースを割り当てるように設定される第2割当ユニット606と、
を備えてもよい。
【0202】
好ましくは、受信モジュール50は、第1通信ノードが報告した指示情報を受信することは、以下の方式のうちの一つを含むように設定される。
方式1: 第2通信ノードは、要求メッセージを第1通信ノードに送信した後に、第1通信ノードが報告した指示情報を受信し、要求メッセージは、近接サービスをサポートする能力情報を取得するためのものである方式。
方式2:第2通信ノードは、第1通信ノードが能動的に報告した指示情報を受信する方式。
【0203】
以上の説明から理解できるように、上記実施例は、以下の技術的効果を実現する(なお、これらの効果はある好適な実施例によって達成可能な効果である)。本発明の実施例による技術的解決手段によれば、第1通信ノードが近接サービスをサポートする能力を報告することにより、第2通信ノードは、第1通信ノードがProSeをサポートする能力を知ることができる。それにより、関連技術において基地局がUEのProSe能力の有無を知ることができない問題を解決し、更に、第1通信ノードは、低いオーバーヘッドでProSe能力の報告を実現でき、第2通信ノードは、能力情報を取得した後に、第1通信ノードにProSeサービス及び/又はセルラーネットワークサービスリソースを合理的に効率よく割り当てることができ、それによりProSeサービスとセルラーネットワークサービスとの間の干渉や影響を最小限に抑える。
【0204】
勿論、当業者は、上記本発明の各モジュール又は各ステップを汎用型コンピューティング装置によって実現でき、単一のコンピューティング装置に集積してもよく、複数のコンピューティング装置からなるネットワークに分布してもよく、選択的に、コンピューティング装置が実行可能なプログラムコードによって実現し、それにより、記憶装置に記憶してコンピューティング装置で実行するようにしてもよく、ある場合に、示した又は説明したステップをここでの順序と異なる順序で実行することもでき、或いはそれらをそれぞれ各集積回路モジュールに作製し、又はそのうちの複数のモジュール又はステップを単一の集積回路モジュールに作製して実現すると理解できる。従って、本発明は、いかなる特定のハードウェアとソフトウェアとの組み合わせに限定されない。
【0205】
上記は本発明の好適な実施例であるだけに過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者においては、本発明は様々な変更や変形を行うことができる。本発明の趣旨及び原則を逸脱せずに行ったいかなる変更、同等置換、改良などは、いずれも本発明の保護範囲に属する。