【実施例】
【0169】
例示
以下の実施例に示されているように、特定の例示的な実施形態では、以下の一般的な手順にしたがって、化合物を調製する。一般的な方法は、本発明の特定の化合物の合成を示すが、以下の一般的な方法および当業者に公知の他の方法は、本明細書に記載されるすべての化合物およびこれらの各化合物のサブクラスおよび種に適用され得ると理解される。
【0170】
本発明のエナンチオ濃縮化合物を、キラル出発物質を使用してエナンチオ濃縮形態で調製し、またはラセミ体出発物質との反応後にキラルクロマトグラフィーを使用して分離した。ラセミ体またはジアステレオマー混合物として調製した化合物について、キラル出発物質を用いることによって、またはキラルクロマトグラフィーを実施することによって、単一の異性体を光学的に純粋な形態で調製し得る。
【0171】
以下の例示的な実施例では、特に言及がない限り、反応を、18〜25℃の範囲内の室温または周囲温度で行った。有機溶液を無水硫酸マグネシウムまたは硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒の蒸発を、ロータリーエバポレーターを使用して減圧下で行った。一般に、反応の経過をTLCまたはLCMSよって追跡し、反応時間は代表的なものである。収率は例示のためにのみ示されており、必ずしも入念なプロセス開発によって得られ得るものではない。
【0172】
Biotage Explorer反応マイクロ波システムによって、マイクロ波反応を実施した。
1H NMRデータは、テトラメチルシラン(TMS)または残留溶媒に対する百万分率(ppm)で示される主要診断プロトンのδ値である。
1H NMRスペクトルは、400MHzで決定した。溶媒比は、体積:体積(v/v)ベースで示されている。質量スペクトル(MS)データは、LCMSシステムで生成し、HPLCのコンポーネントは、一般に、AgilentまたはShimadzu LCMS−2020機器のいずれかを含み、酸性溶離液で溶出する(例えば、0.1%ギ酸またはトリフルオロ酢酸を含む0%〜95%水/アセトニトリルの勾配を使用)Sepax BR−C18(4.6×50mm,3μm)カラムなどで実行した。クロマトグラムは、エレクトロスプレー(ESI)ポジティブ、ネガティブおよび/またはUVであった。全体を通して一般に、m/zのLCMS値を提供し、親質量を示すイオンのみを報告する。特に言及がない限り、示されている値は、陽イオンモードの(M+H)または(M+1)である。分取HPLCは、溶離液として極性混合物を漸減的に、例えば、1%トリフルオロ酢酸を含有する水およびアセトニトリルの極性混合物を漸減的に使用して、C
18逆相シリカで実施した。
【0173】
エナンチオ濃縮中間体および最終化合物は、市販のキラル材料を使用して合成し、記録された立体化学は絶対であった。特に指定がない限り、出発物質は、市販のものであったか、または公知の方法にしたがって合成したものであった。
【表2】
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【0174】
実施例で利用されている化合物番号は、前掲の表1に示されている化合物番号に対応する。
共通の中間体の合成
スキーム1A
【化30】
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S1−工程1:6−アミノキノリン−5−カルボニトリル(S1−2)の合成
【0175】
6−ニトロキノリン(100g、0.57mol)のジメチルホルムアミド(1L)溶液に、水酸化カリウム(96.4g、1.7mol)およびシアノ酢酸エチル(183.3mL、1.7mmol)を追加し、反応物を室温で48時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物に、30%HCl(1.0L)を追加し、100℃で3時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、2N水酸化ナトリウム(800g)溶液で塩基性化し、固体が形成された。固体をろ過し、水で洗浄した。次いで、それを、20容量の酢酸エチルによって溶解し、60℃に加熱し、木炭(20.0g)で1時間処理した。反応混合物をセライトでろ過し、減圧下で濃縮した。得られた黄色の固体を乾燥して、表題化合物S1−2(55.0g、56%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 6.84 (br s, 2H), 7.26 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 4.2 Hz, 8.3 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.03 (d, J =8.3 Hz, 1H), 8.60 (d, J= 4.2 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 170.1.
【化31】
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S1−工程2:6−ブロモキノリン−5−カルボニトリル(S1−3)の合成
【0176】
6−アミノキノリン−5−カルボニトリル(S1−2)(55.0g、325mmol)のアセトニトリル(1.3L)溶液に、tert−亜硝酸ブチル(102mL、858.5mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を0℃で1時間撹拌した。次いで、臭化銅(II)(115g、520mmol)を0℃で追加し、撹拌し、次いで、12時間かけて60℃に加温した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、水(2.5L)を追加した。この混合物を、2%クロロホルムのメタノール(2.5L)溶液で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。濃縮中に形成された固体をろ過し、乾燥して、褐色の固体として表題化合物S1−3(45.0g、62%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 7.85 (dd, J = 4.2 Hz, 8.5 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.28 (d, J =9.0 Hz, 1H), 8.48 (d, J= 8.5 Hz, 1H), 9.10 (d, J =3.6 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 233.2.
【化32】
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S1−工程3:メチル1−アミノチエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレート(S1−4)の合成
【0177】
6−ブロモキノリン−5−カルボニトリル(S1−3)(45.0g、193mmol)のメタノール(500mL)溶液に、ナトリウムメトキシド(20.8g、386mmol)を追加し、続いて、チオグリコール酸メチル(30.7g、289.6mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を90℃で4時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を水で希釈し、室温で15分間撹拌し、その後、固体が形成された。固体をろ過し、乾燥して、黄色の固体として表題化合物S1−4(40g、80%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 3.84 (s, 3H), 7.09 (br s, 2H), 7.68 (dd, J = 4.2 Hz, 8.5 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.93 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 9.12 (d, J = 8.5 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 259.0
【化33】
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S1−工程4:メチル1−ブロモチエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレート(S1−5)の合成
【0178】
メチル1−アミノチエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレート(S1−4)(40g、154.8mmol)のアセトニトリル(1000mL)溶液に、tert−亜硝酸ブチル(27.6mL、232mmol)を0℃で滴下し、0℃で1時間撹拌した。得られた混合物に、臭化銅(II)(41.5g、185.8mmol)を0℃で少しずつ追加し、室温で3時間撹拌した。完了後、反応混合物を水(3.0L)で希釈し、2%メタノールのクロロホルム(3.0L)溶液で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、淡黄色の固体として表題化合物S1−5(20g、40%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 3.93 (s, 3H), 7.77 (dd, J = 4.2 Hz, 8.7 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.40 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 9.02 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 10.10 (d, J = 8.8 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 323.9.
【化34】
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S1−工程5:メチル1−[[(2R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロピル]アミノ]チエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレート(S1−6)の合成
【0179】
メチル1−ブロモチエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレート(S1−5)(14g、43.4mmol)のトルエン(140mL)溶液に、炭酸セシウム(28.3g、86.9mmol)および(R)−tert−ブチル1−アミノプロパン−2−イルカルバメート(11.3g、65.0mmol、以下のスキーム2に記載されているように調製したもの)を室温で追加し、15分間脱気した。得られた混合物に、BINAP(2.7g、4.3mmol)およびPd
2(dba)
3(3.9g、4.3mmol)を室温で追加し、再び10分間脱気した。得られた反応混合物を110℃で16時間撹拌した。完了後、反応混合物をセライトでろ過し、酢酸エチルで洗浄し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーによって精製して、灰白色の固体として表題化合物S1−6(12g、66%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.01 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.34 (s, 9H), 3.12 (m, 2H), 3.63 (m, 1H), 3.88 (s, 3H), 6.55 (t, J=7.0 Hz, 1H), 6.71 (br s, 1H), 7.70 (dd, J= 4.2 Hz, 8.3 Hz, 1H), 8.04 (d, J= 9.0 Hz, 1H), 8.21 (d, J=9.0 Hz, 1H), 8.94 (d, J=3.9 Hz, 1H), 9.04 (d, J=8.3 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 416.1.
【化35】
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S1−工程6:メチル1−[[(2R)−2−アミノプロピル]アミノ]チエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレートトリフルオロアセタート(S1−7)
【0180】
メチル1−[[(2R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロピル]アミノ]チエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレート(S1−6)(11g、26.0mmol)のジクロロメタン(120mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(24.0g、211.8mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を25℃で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、ジクロロメタン(3×20mL)で共蒸留して、淡黄色の固体として表題化合物S1−7(9.0g、粗製物)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.26 (d, J=6.2 Hz, 3H), 3.16-3.19 (m, 1H), 3.36-3.49 (m, 2H), 3.92 (s, 3H), 6.39 (br s, 1H), 7.76 (dd, J= 4.2 Hz, 8.5 Hz, 1H), 7.86 (br s, 2H), 8.09 (d, J= 9.0 Hz, 1H), 8.27 (d, J= 9.0 Hz, 1H), 8.99 (d, J= 4.2 Hz, 1H), 9.10 (d, J=8.5 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 316.1.
【化36】
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S1−工程7:(14R)−14−メチル−20−チア−16,17,18−トリアザテトラシクロオクタデカ−2(6),3(8),4,9(16),10,12−ヘキサエン−15−オン(S1−8)の合成
【0181】
メチル1−[[(2R)−2−アミノプロピル]アミノ]チエノ[3,2−f]キノリン−2−カルボキシレート(S1−7)のトリフルオロ酢酸塩(9.0g、28.5mmol)のメタノール(640mL)溶液に、ナトリウムメトキシド(7.7g、142.7mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を90℃で12時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を水で希釈し、15分間撹拌し、その間に固体が形成された。固体をろ過し、真空下で乾燥して、緑色の固体として表題化合物S1−8(4.5g、55%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J=6.7 Hz, 3H), 3.46 (d, J=2.4Hz, 2H), 3.59-3.61 (m, 1H), 7.06 (br s, 1H), 7.64 (dd, J= 4.2 Hz, 8.5 Hz, 1H), 7.94 (d, J=8.8 Hz, 1H), 8.00 (br s, 1H), 8.09 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 8.89 (d, J= 4.0 Hz, 1H), 9.15 (d, J=8.5 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 284.1.
【化37】
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S1−工程8:ジ−tert−ブチル(20R)−20−メチル−21−オキソ−34−チア−26,27,28−トリアザテトラシクロオクタデカ−8(12),9(14),10,15(26),16,18−ヘキサエン−27,28−ジカルボキシレート(S1−9)の合成
【0182】
(14R)−14−メチル−20−チア−16,17,18−トリアザテトラシクロオクタデカ−2(6),3(8),4,9(16),10,12−ヘキサエン−15−オン(S1−8)(4.5g、15.9mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液に、4−ジメチルアミノピリジン(0.5g、4.0mmol)およびトリエチルアミン(5.5mL、39.7mmol)を室温で追加した。反応物を10分間撹拌し、次いで、ジ−tert−ブチルジカーボネート(15.5mL、67.5mmol)を室温で追加し、撹拌を4時間継続した。完了後、反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーによって精製して、白色の固体として表題化合物S1−9(6.8g、88%)を得た。MS m/z(M+H):484.2.
【化38】
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S1−工程9:ジ−tert−ブチル(20R)−20−メチル−26−オキシド−21−オキソ−35−チア−27,28−ジアザ−26−アゾニアテトラシクロオクタデカ−8(12),9(14),10,15(26),16,18−ヘキサエン−27,28−ジカルボキシレート(S1−10)の合成
【0183】
ジ−tert−ブチル(20R)−20−メチル−21−オキソ−34−チア−26,27,28−トリアザテトラシクロオクタデカ−8(12),9(14),10,15(26),16,18−ヘキサエン−27,28−ジカルボキシレート(S1−9)(6.8g、14.0mmol)のジクロロメタン(200mL)溶液に、m−クロロペルオキシ安息香酸(3.6g、21.0mmol)を0℃で少しずつ追加した。得られた反応混合物を30℃で3時間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタン層を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をジエチルエーテルでトリチュレートして、淡黄色の固体として表題化合物S1−10(6.5g、92%)を得た。MS m/z(M+H):500.1.
【化39】
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S1−工程10:ジ−tert−ブチル(20R)−16−クロロ−20−メチル−21−オキソ−34−チア−26,27,28−トリアザテトラシクロオクタデカ−8(13),9,11(16),14(26),15(17),18−ヘキサエン−27,28−ジカルボキシレート(S1−11)の合成
【0184】
ジ−tert−ブチル(20R)−20−メチル−26−オキシド−21−オキソ−35−チア−27,28−ジアザ−26−アゾニアテトラシクロオクタデカ−8(12),9(14),10,15(26),16,18−ヘキサエン−27,28−ジカルボキシレート(S1−10)(4.0g、8.0mmol)のジメチルホルムアミド(100mL)溶液に、オキサリルクロリド(1.03mL、12.0mmol)を0℃で滴下した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を水で希釈し、5分間撹拌し、その間に固体が形成された。固体をろ過によって単離し、石油エーテルで洗浄して、灰白色の固体として表題化合物S1−11(3.9g、93%)を得た。MS m/z(M+H):518.1.
【化40】
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S1−工程11:(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)の合成
【0185】
ジ−tert−ブチル(20R)−16−クロロ−20−メチル−21−オキソ−34−チア−26,27,28−トリアザテトラシクロオクタデカ−8(13),9,11(16),14(26),15(17),18−ヘキサエン−27,28−ジカルボキシレート(S1−11)(3.0g、5.8mmol)のジクロロメタン(30.0mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(3.3g、28.9mmol)を0℃で滴下した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、ジクロロメタンで3回共蒸留した。得られた残留物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(pH約8)で塩基性化し、固体が形成された。固体をろ過し、乾燥して、黄色の固体として表題化合物S1−12(1.8g、96%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J=6.7 Hz, 3H), 3.44 (m, 2H), 3.59 (m, 1H), 7.07 (br s, 1H), 7.72 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.89 (d, J=8.9 Hz, 1H), 8.10 (d, J=4.1 Hz, 1H), 8.20 (d, J=8.9 Hz, 1H), 9.21 (d, J=8.9 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 318.2.
スキーム1B:S1−8の別の合成
【化41】
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【0186】
化合物S1−4(200g、775mmol)のDMF(7.75L)溶液を窒素下で0℃に冷却した。NaH(37.2g、930mmol、鉱物中60%)を0.5時間かけて分けて追加した。混合物を0℃でさらに0.5時間撹拌し、化合物S2−6(185.5g、783mmol)を0.5時間かけて分けて追加した。追加が完了した後、TLC分析により、出発物質がほぼ消費されたことが示された。水(4L)を徐々に追加し、混合物を10分間撹拌した。次いで、HCl水溶液(4L、1N)を追加し、混合物を室温で1時間撹拌した。Na
2CO
3を追加してpH8に調整し、得られた固体をろ過によって回収し、水で洗浄し、次いで、DCM(2.0L)に溶解した。有機相を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。残留物を酢酸エチル(2.0L)で1時間スラリー化し、次いで、ろ過した。ろ過ケーキを真空下で乾燥して、白色の固体として化合物S1−6(196g、収率61%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 1.01 (d, J=6.5 Hz, 3H), 1.34 (s, 9H), 3.12 (m, 2H), 3.63 (m, 1H), 3.88 (s, 3H), 6.55 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 6.71 (br, 1H), 7.70 (dd, J= 4.2 Hz, 8.3 Hz, 1H), 8.04 (d, J= 9.0 Hz, 1H), 8.21 (d, J=9.0 Hz, 1H), 8.94 (d, J=3.9 Hz, 1H), 9.04 (d, J=8.3 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 416.1.
【化42】
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【0187】
化合物S1−6(450g、1.08mol)のDCM(5.4L)溶液を0℃に冷却した。TFA(989g、8.67mol)を滴下し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を、撹拌しながらNaHCO
3水溶液(10.0LのH
2O中、1.0kg)に注いだ。2つの相を分離し、水相をDCMで抽出した。有機相を合わせ、水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、褐色の油状物の遊離塩基(330g、収率96%)として化合物S1−7を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 1.07 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 3.08 (m, 1H), 3.12 (m, 2H), 3.95 (s, 3H), 6.67 (t, J = 6.0 Hz), 7.52 (m, 1H), 7.92 (d, 8.8 Hz, 1H), 8.06 (d, 8.8 Hz, 1H), 8.92 (m, 1H), 9.15 (d, J = 8.4 Hz, 1H).
【化43】
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【0188】
S1−7遊離塩基(170g、0.54mol)のメタノール(9L)溶液に、ナトリウムメトキシド(29g、0.54mol)を追加した。反応混合物を70℃で一晩撹拌し、次いで、濃縮した。水(7.0L)を追加し、得られた混合物を20分間撹拌し、ろ過した。フィルターケーキを水で洗浄し、真空下で乾燥し、次いで、DCM(3.0L)で1時間スラリー化した。混合物をろ過し、フィルターケーキをDCMで洗浄し、真空下で乾燥して、黄色の固体として化合物S1−8(274g、収率90%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J=6.7 Hz, 3H), 3.46 (d, J=2.4Hz, 2H), 3.59-3.61 (m, 1H), 7.06 (br s, 1H), 7.64 (dd, J= 4.2 Hz, 8.5 Hz, 1H), 7.94 (d, J=8.8 Hz, 1H), 8.00 (br s, 1H), 8.09 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 8.89 (d, J= 4.0 Hz, 1H), 9.15 (d, J=8.5 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 284.1.
スキーム2A
【化44】
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S2−工程1:(R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロピルメタンスルホネート(S2−2)の合成
【0189】
(R)−tert−ブチル1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(S2−1)(10.0g、57mmol)のジクロロメタン(100mL)撹拌溶液に、トリエチルアミン(8.65g、86mmol)およびジクロロメタンに溶解したメタンスルホニルクロリド(5mL、63mmol)を0℃で滴下した。得られた溶液を2時間撹拌し、その後、反応混合物をジクロロメタン(200mL)と水(100mL)とに分けた。有機相を、0.1M HCl溶液(50mL)、重炭酸ナトリウム溶液(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、淡黄色の固体として表題化合物S2−2(12g、83%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 1.06 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.37 (s, 9H), 3.15 (s, 3H), 3.73 (m, 1H), 4.03 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 6.92 (d, J = 7.6 Hz, 1H).
【化45】
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S2−工程2:(S)−tert−ブチル1−アジドプロパン−2−イルカルバメート(S2−3)の合成
【0190】
(R)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロピルメタンスルホネート(S2−2)(12g、47mmol)のジメチルスルホキシド(75.0mL)溶液に、アジ化ナトリウム(3.7g、57mmol)を室温で徐々に追加した。得られた混合物を24時間かけて45℃に加熱した。次いで、反応混合物をジクロロメタン(200mL)と氷冷水(100mL)とに分けた。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、淡黄色の油状物として表題化合物S2−3(6.0g、64%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 1.37 (s, 9H), 3.20 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.64 (m, 1H), 6.84 (br s, 1H).
【化46】
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S2−工程3:(R)−tert−ブチル1−アミノプロパン−2−イルカルバメート(S2−4)の合成
【0191】
(S)−tert−ブチル1−アジドプロパン−2−イルカルバメート(S2−3)(6.0g、30mmol)の酢酸エチル(50.0mL)撹拌溶液に、10%Pd/C(2.3g)を追加した。反応混合物を、水素雰囲気(1atm)下、室温で15時間撹拌した。反応混合物をセライトでろ過し、セライトを酢酸エチルで洗浄し、ろ液を減圧下で濃縮して、淡黄色の固体として表題化合物S2−4(4.8g、92%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 0.95 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.36 (s, 9H), 2.49 (m, 2H), 3.32 (m, 1H), 6.49 (br s, 1H).
スキーム2B
【化47】
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【0192】
(R)−アミノプロパン−1−オール(100g、1.33mol)のメタノール(1.0L)溶液を0℃に冷却した。TEA(278mL、2.0mol)およびBoc
2O(320g、1.47mol)を追加した。反応混合物を室温に加温し、1時間撹拌した。混合物を濃縮し、残留物をDCM(1.0L)に溶解した。得られた溶液を飽和NH
4Cl水溶液で洗浄した。水相をDCM(0.2L)で再抽出した。有機相を合わせ、飽和NH
4Cl水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、粘性の油状物(240g)として化合物S2−1を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。
【0193】
イミダゾール(562g、8.26mol)のDCM(5.5L)溶液を0℃に冷却した。この溶液に、塩化チオニル(180mL、2.48mol)のDCM(1.9L)溶液を0.5時間かけて滴下した。冷却浴を除去し、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を−10℃に冷却し、化合物S2−1(上記工程から得たもの)のDCM(2.6L)溶液を滴下した。冷却浴を除去し、反応混合物を室温で10分間撹拌した。クエン酸水溶液(7.2L、10%)を追加し、得られた混合物を15分間撹拌した。有機相を分離し、ブライン(10L)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、ジアステレオマーの混合物として化合物S2−5を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.29 (d, J = 6.4 Hz, 1.6H), 1.50 (d, J = 6.0 Hz, 1.5H), 1.53 (s, 9H), 4.06 (m, 0.5H), 4.31 (m, 1H), 4.68 (t, J = 9.6 Hz, 0.5H), 4.79 (t, J = 9.2 Hz, 0.5H), 5.02 (m, 0.5H).
【化48】
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【0194】
未精製の化合物S2−5(320g)のアセトニトリル(5.0L)溶液に、RuCl
3(150mg、0.725mmol)を追加し、続いて、NaIO
4(310g、1.45mol)水溶液(3.3L)を追加した。反応混合物を室温で40分間撹拌し、次いで、DCM(5.0L)および水(5.0L)を追加することによって希釈した。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、褐色の固体として化合物S2−6(218g)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 1.51 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.56 (s, 9H), 4.20 (dd, J = 9.2 Hz, 6.4 Hz, 1H), 4.42 (m, 1H), 4.67 (dd, J = 8.8 Hz, 6.0 Hz, 1H).
【化49】
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(S)−3−クロロ−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−1)の合成
【0195】
(R)−tert−ブチル(1−アミノプロパン−2−イル)カルバメートの代わりに(S)−tert−ブチル4−(アミノメチル)−2,2−ジメチルオキサゾリジン−3−カルボキシレートを用いて(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)と同じ方法で、表題化合物を合成した。これにより、表題化合物INT−1を得た。Anderson,D.;Meyers,Mら、Bioorganic&Medicinal Chemistry Letters 19(2009)4878−4881を参照のこと。
【化50】
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(R)−tert−ブチル3−アミノ−10−メチル−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−12(9H)−カルボキシレート(INT−2)の合成
【0196】
密封チューブ中で、(R)−ジ−tert−ブチル3−クロロ−10−メチル−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ−[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−9,12−ジカルボキシレート(S1−11)(400mg、0.7mmol)のTHF溶液を、Pd
2(dba)
3(76mg、0.07mmol)および2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)ビフェニル(65mg、0.18mmol)で処理した。得られた溶液を、真空を適用することによって簡単に脱気し、次いで、窒素で3回フラッシュした。次いで、リチウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M)(1.9mL、1.9mmol)を室温で追加した。反応混合物を65℃で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を冷水(10.0mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×15mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、褐色の固体として表題化合物INT−2(180mg、58%)を得た。MS m/z(M+H):399.1.
【化51】
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(R)−3−アミノ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−3)の合成
【0197】
(R)−tert−ブチル3−アミノ−10−メチル−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−12(9H)−カルボキシレート(INT−2)(8.0mg、0.02mmol)をジクロロメタン(1mL)に溶解し、室温で撹拌した。この溶液に、トリフルオロ酢酸(0.5mL、6.49mmol)を追加した。反応物を室温で1時間撹拌し、その後、揮発性物質を減圧下で除去した。得られた残留物をジクロロメタンに再溶解し、シリカゲル上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(8:1MeOH/NH
4OHのジクロロメタン溶液(0〜10%)によって精製して、表題化合物INT−3(4.0mg、収率67%)を得た。MS:m/z 299.0(M+H)
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.01 (d, 1H), 8.04 (d, 1H), 7.88 (d, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.45 (m, 1H), 3.68 (m, 2H), 3.52 (m, 1H), 1.36 (d, 3H).
【化52】
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(R)−ジ−tert−ブチル3−ブロモ−10−メチル−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−9,12−ジカルボキシレート(INT−4)の合成
【0198】
(R)−9,12−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン4−オキシド(S1−10)(2.5g、5.0mmol)のジメチルホルムアミド(70.0mL)溶液に、オキシ臭化リン(2.15g、7.5mmol)を0℃で少しずつ追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を水で希釈し、5分間撹拌し、固体が形成された。得られた固体をろ過し、石油エーテルで洗浄して、灰白色の固体として表題化合物INT−4(2.4g、78%)を得た。MS m/z(M+H):562.1.
【化53】
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(R)−3−ブロモ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−5)の合成
【0199】
(R)−ジ−tert−ブチル3−ブロモ−10−メチル−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−9,12−ジカルボキシレート(INT−4)(1.4g、2.5mmol)のジクロロメタン(90.0mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(36.0mL、12.4mmol)を0℃で滴下した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、ジクロロメタンで3回共蒸留した。得られた粗固体を、0℃の飽和重炭酸ナトリウム溶液でpH約8に希釈し、10分間撹拌した。この時、固体が形成された。固体をろ過し、乾燥して、黄色の固体として表題化合物INT−5(830mg、88%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44 (s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 7.05 (br s, 1H), 7.81 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.06 (d, J=3.16 Hz, 1H), 8.19 (d, J=8.9 Hz, 1H), 9.10 (d, J = 8.9 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 362.0.
【化54】
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(R)−3−ヒドロキシ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ−[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−6)の合成
【0200】
10mLマイクロ波バイアル中で、スキーム1A(S1−12)で合成した(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(0.1g、0.315mmol)を、1mLのH
2Oと共に3mLの氷酢酸に懸濁した。バイアルを密封し、Biotage Explorerマイクロ波反応器中、130℃で3時間照射した。反応物を冷却し、形成された沈殿物をろ過によって単離し、水で3回洗浄し、高真空下で乾燥した。ろ液をシリカゲル上に濃縮し、8:1MeOH/NH
4OHのジクロロメタン溶液(0〜10%)を用いてクロマトグラフィーにかけた。クロマトグラフィーによって単離した沈殿物および生成物を合わせて、黄色の粉末として表題化合物INT−6(0.080g、0.267mmol、収率85%)を得た。
【化55】
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(R)−3−ヒドロキシ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ−[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−6)の大規模合成
【0201】
(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12、40g、0.126mol)を、100mLのH
2Oと共に300mLの氷酢酸に懸濁した。混合物を110℃で4日間撹拌し、次いで、冷却し、濃縮乾固した。水酸化アンモニウム(28〜30%水溶液)(200mL)を残留物に追加し、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、ろ過した。ケーキを水で洗浄し、真空下で乾燥した。粗生成物を酢酸エチル(350mL)で1時間スラリー化し、次いで、ろ過した。ケーキを真空下で乾燥して、黄色の固体としてINT−6を得た(33g、87.6%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.16 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 3.40 (br, 2H), 3.56 (br, 1H), 6.61 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 6.88 (br, 1H), 7.44 (d, J = 8.8Hz, 1H), 7.94 (d, J = 8.8Hz, 1H), 8.12 (d, J = 4.0Hz, 1H), 8.81 (d, J = 10Hz, 1H) 11.99 (br, 1H). MS m/z (M+H): 300.1.
【化56】
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((R)−3−メルカプト−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−7)の合成
【0202】
S1−12(150mg、0.5mmol)のジメチルホルムアミド(2.0mL)溶液に、水硫化ナトリウム(30%w/v、52.9mg、0.9mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を100℃で5時間撹拌した。完了後、反応混合物を水でクエンチし、1N HCl(pH約2)で酸性化し、その際に、固体が形成された。固体をろ過し、真空下で乾燥して、黄色固体として表題化合物INT−7(100mg、55%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.16 (d, J=6.6 Hz, 3H), 3.39 (br s, 2H), 3.56 (br s, 1H), 6.91 (br s, 1H), 7.36 (d, J=9.3 Hz, 1H), 7.72 (d, J=8.9 Hz, 1H), 8.04 (d, J=8.9 Hz, 1H), 8.07 (br s, 1H), 8.66 (d, J=9.4 Hz, 1H), 13.87 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 316.2.
【化57】
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エチル4−アミノ−2−(メチルチオ)ピリミジン−5−カルボキシレート(INT−8)の合成
【0203】
15mLバイアル中で、エチル4−クロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン−5−カルボキシレート(1.00g、4.30mmol)をTHF(10mL)に溶解し、トリエチルアミン(2.00ml、14.35mmol)を追加し、続いてアンモニア(2ml、4.30mmol)を追加した。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。反応完了後、溶媒を蒸発させ、粗混合物を、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(0〜40%)を使用してシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、固体として表題化合物INT−8(0.72g、3.38mmol、収率79%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 8.55 (s, 1H), 8.02 (br s, 1H), 7.64 (br s, 1H), 4.24 (q, 2H), 2.44 (s, 3H), 1.27 (t, 3H).
スキーム3
【化58】
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2−((4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)オキシ)−N,N−ジメチルエタンアミン(S3−2a)および2−((2,6−ジフルオロピリミジン−4−イル)オキシ)−N,N−ジメチルエタンアミン(S3−2b)の合成
【0204】
20mL丸底フラスコ中で、2,4,6−トリフルオロピリミジン(S3−1)(0.370ml、4.48mmol)をテトラヒドロフラン(8mL)に溶解して、無色の溶液を得た。2−(ジメチルアミノ)エタノール(0.450ml、4.48mmol)を−78℃で追加し、反応物を室温に加温し、1時間撹拌した。完了後、反応物をシリカゲル上に濃縮し、8:1MeOH/NH4OHのジクロロメタン溶液(0〜10%)を用いてクロマトグラフィーにかけた。生成物を含有する画分を回収し、濃縮して、分離不可能な混合物として表題化合物(S3−2a)(0.500g、2.462mmol、収率55%)および(S3−2b)(0.045g、0.224mmol、収率5%)を得た。この混合物をそのまま後の工程で使用した。
【化59】
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2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)の合成
【0205】
7NアンモニアのMeOH(0.352mL、2.461mmol)溶液を、2−((4,6−ジフルオロピリミジン−2−イル)オキシ)−N,N−ジメチルエタンアミン(S3−2a)(0.5g、2.461mmol)および2−((2,6−ジフルオロピリミジン−4−イル)オキシ)−N,N−ジメチルエタンアミン(S3−2b)(0.045g、0.221mmol)のメタノール(3mL)溶液に追加した。次いで、反応物を70℃に加温した。30分間の加熱後、白色の沈殿物が形成された。反応物を冷却し、ジクロロメタンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム(水溶液)で洗浄した。有機層を分離し、水層をジクロロメタンでさらに3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して白色の固体を得、これを酢酸エチルおよびヘプタンから再結晶して、表題化合物S3−3a(0.246g、1.230mmol、収率50%)を得た。
【化60】
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6−フルオロ−2−(オキセタン−3−イルオキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−9a)および4−フルオロ−6−(オキセタン−3−イルオキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−9b)の合成
【0206】
2−(ジメチルアミノ)エタノールの代わりにオキセタン−3−オールを用いて2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)と同じ方法で、表題化合物を合成した。反応混合物を45℃に加熱し、生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって単離して、表題化合物INT−9a(0.266g、1.437mmol、収率62%)を得た。少量の4−フルオロ−6−(オキセタン−3−イルオキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−9b)も副生成物として単離した。
【化61】
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(rac)−6−フルオロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−10)の合成
【0207】
2−(ジメチルアミノ)エタノールの代わりに1−メチルピペリジン−3−オールを用いて2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)と同じ方法で、表題化合物合成した。反応混合物を45℃に加熱し、生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって単離して、無色の油状物として表題化合物INT−10(20mg、収率41%)を得た。MS m/z(M+H):227.0.
【化62】
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6−フルオロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−11)の合成
【0208】
2−(ジメチルアミノ)エタノールの代わりに2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノールを用いて2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)と同じ方法で、表題化合物を合成した。反応混合物を45℃に加熱し、生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって単離して、無色の粘着性の固体として表題化合物INT−11(60mg、51.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.34 (s, 3H), 2.34-2.36 (m, 1H), 2.50-2.54 (m, 6H), 2.55-2.65 (m, 3H), 4.25 (t, J= 5.6 Hz, 2H), 5.63 (s, 1H), 7.19 (br s, 2H). MS m/z (M+H): 256.2.
【化63】
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(R)−6−フルオロ−2−((1−メチルピロリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−12)の合成
【0209】
2−(ジメチルアミノ)エタノールの代わりに(R)−1−メチルピロリジン−3−オールを用いて2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)と同じ方法で、表題化合物を合成した。反応混合物を45℃に加熱し、生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって単離して、白色の固体として表題化合物INT−12(60mg、51.6%)(140mg、70%)を得た。MS m/z(M+H):213.1.
【化64】
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4,6−ジフルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン(INT−13)および2,4−ジフルオロ−6−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン(INT−14)の合成
【0210】
20mLバイアル中で、(3−メチルオキセタン−3−イル)メタノール(0.744ml、7.46mmol)、炭酸セシウム(2.430g、7.46mmol)および2,4,6−トリフルオロピリミジン(S3−1)(1g、7.46mmol)を10mLの乾燥THFに溶解し、無色の懸濁液を得た。反応物を室温で1時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム(水溶液)に注ぎ、ジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、デカントし、シリカゲル上に濃縮し、クロマトグラフィー(0〜100%酢酸エチルのヘプタン溶液)によって精製して、異性体INT−13およびINT−14の分離不可能な1.3:1混合物(4,6−ジフルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジンINT−13が好ましい)を得た。混合物をそのまま後の工程で使用した。
【化65】
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6−フルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−15a)および4−フルオロ−6−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−15b)の合成
【0211】
20mLバイアル中で、上記で単離した混合物を、10mLの7N NH
3メタノール溶液中で一晩かけて40℃に加熱した。完了後、反応物を冷却し、減圧下でシリカゲル上に濃縮した。6−フルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−15a)を、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%酢酸エチルのヘプタン溶液)によってより極性の画分(0.557g、2.6mmol、収率35.0%)として単離した。少量の4−フルオロ−6−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−15b)も副生成物として単離した。
【化66】
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4,6−ジフルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン(INT−16)および2,4−ジフルオロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン(INT−17)の合成
【0212】
(3−メチルオキセタン−3−イル)メタノールの代わりに2−メトキシエタノールを用いて4,6−ジフルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン(INT−13)と同じ方法で、表題化合物を合成した。これにより、無色の液体として表題化合物INT−17およびINT−16の分離不可能な混合物(1:1)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 6.24 (s, 1H), 6.15 (s, 1H), 4.50 (m, 2H), 4.48 (m, 2H), 3.71 (m, 4H), 3.39 (s, 6H).
【化67】
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4−フルオロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−18)および6−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−19)の合成
【0213】
次いで、20mLバイアル中で、2,4−ジフルオロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン(INT−17)および4,6−ジフルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン(INT−16)の混合物(1:1)を、10mLの30%NH
3水溶液中で65℃に加熱した。完了後、反応物を冷却し、ジクロロメタンで3回抽出し、合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウムで脱水した。有機画分をシリカゲル上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%酢酸エチルのヘプタン溶液)によって精製して、別個の画分として表題化合物INT−18
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 5.62 (1H), 5.09 (br s, 2H), 4.40 (m, 2H), 3.69 (m, 2H), 3.39 (s, 3H)およびINT−19
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 5.67 (1H), 5.10 (br s, 2H), 4.42 (m, 2H), 3.67 (m, 2H), 3.40(s, 3H)を得た。
【化68】
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(S)−2,4−ジフルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−20)および(S)−4,6−ジフルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−21)(1.00:0.77)の合成
【0214】
(3−メチルオキセタン−3−イル)メタノールの代わりに(S)−テトラヒドロフラン−3−オールを用いて4,6−ジフルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン(INT−13)と同じ方法で、表題化合物を合成した。(S)−2,4−ジフルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−20)および(S)−4,6−ジフルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−21)(1.00:0.77)の分離不可能な混合物を単離し、次の工程で直接使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 6.19 (s, 1H), 6.17 (s, 1H), 5.60 (m, 1H), 5.47 (m, 1H), 3.98 (m, 4H), 3.91 (m, 4H), 2.27 (m,2H), 2.24 (m, 2H).
【化69】
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(S)−4−フルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−22)および(S)−6−フルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−23)(1.00:0.77)の合成
【0215】
4−フルオロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−18)および6−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−19)と同じ方法で、表題化合物を合成して、表題化合物INT−22
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 7.04 (br s, 2H), 5.66 (s, 1H), 5.44 (m, 1H), 3.84−3.72 (m, 4H), 2.20-2.15 (m, 1H), 1.97-1.95 (m, 1H)およびINT−23
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 7.23 (br s, 2H), 5.63 (s, 1H), 5.31 (m, 1H), 3.83-3.71 (m, 4H), 2.17-2.12 (m, 1H), 1.95-1.92 (m, 1H)の混合物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%酢酸エチルのヘプタン溶液)によって分離した。
【化70】
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(R)−2,4−ジフルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−24)および(R)−4,6−ジフルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−25)(1.3:1)の合成
【0216】
(3−メチルオキセタン−3−イル)メタノールの代わりに(R)−テトラヒドロフラン−3−オールを用いて4,6−ジフルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン(INT−13)と同じ方法で、表題化合物を合成した。(R)−2,4−ジフルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−24)および(R)−4,6−ジフルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−25)(1.3:1)の分離不可能な混合物を単離し、次の工程で直接使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 6.19 (s, 1H), 6.17 (s, 1H), 5.60 (m, 1H), 5.48 (m, 1H), 3.98 (m, 4H), 3.91 (m, 4H), 2.30 (m, 2H), 2.20 (m, 2H).
【化71】
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(R)−4−フルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−アミンおよび(R)−6−フルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(1.3:1)の合成
【0217】
(R)−2,4−ジフルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−24)および(R)−4,6−ジフルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン(INT−25)から出発して4−フルオロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−18)および6−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−19)と同じ方法で、表題化合物を合成して、表題化合物INT−26
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 5.64 (s, 1H), 5.43 (m, 1H), 5.13 (br s, 2H), 4.05-3.88 (m, 4H), 2.18-2.16 (m, 2H)およびINT−27
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 5.61 (s, 1H), 5.49 (m, 1H), 5.10 (br s, 2H), 3.96-3.86 (m, 4H), 2.21-2.11 (m, 2H)の混合物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(0〜100%酢酸エチルのヘプタン溶液)によって分離した。
スキーム4
【化72】
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S4−工程1:N−tert−ブチル−6−クロロ−2−ヨード−ピリミジン−4−アミン(S4−2)の合成
【0218】
水素化ナトリウム(122mg、5.1mmol)および2−メチルプロパン−2−アミン(399mg、5.4mmol)のテトラヒドロフラン(15.0mL)撹拌溶液に、4,6−ジクロロ−2−ヨード−ピリミジン(S4−1)(1.0g、3.6mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で5時間撹拌した。完了後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質を、2〜5%酢酸エチル/石油エーテルを使用してシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュ)によって精製して、淡黄色の固体として表題化合物S4−2(480mg、42.3%)を得た。MS m/z(M+H):312.0.
【化73】
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S4−工程2:(rac)−N−tert−ブチル−6−クロロ−2−[(1−メチル−3−ピペリジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(S4−3)の合成
【0219】
水素化ナトリウム(18mg、0.7mmol)のテトラヒドロフラン(10.0mL)溶液に、(rac)−1−メチルピペリジン−3−オール(85mg、0.7mmol)およびN−tert−ブチル−6−クロロ−2−ヨード−ピリミジン−4−アミン(S4−2)(200mg、0.6mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で24時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を、5%メタノールのジクロロメタン溶液を使用してシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、ゴム状の液体として表題化合物S4−3(100mg、52%)を得た。MS:m/z 299.1(M+H).
【化74】
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S4−工程3:(rac)−6−クロロ−2−[(1−メチル−3−ピペリジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(S4−4)の合成
【0220】
(rac)−N−tert−ブチル−6−クロロ−2−[(1−メチル−3−ピペリジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(S4−3)(25mg、0.1mmol)のジクロロメタン(6.0mL)撹拌溶液に、硫酸(4.1mg、0.04mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を60℃で1時間撹拌した。完了後、反応混合物をアンモニア水溶液で塩基性化し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水、ブライン溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、灰白色の固体として表題化合物S4−4(10mg、49%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.33-1.34 (m, 2H), 1.42-1.51 (m, 1H), 1.67-1.71 (m, 1H), 1.87-1.89 (m, 1H), 1.99-2.02 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 2.75-2.81 (m, 1H), 4.81-4.87 (m, 1H), 6.08 (s, 1H), 7.12 (br s, 2H). MS: m/z 243.1(M+H).
【化75】
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(R)−6−クロロ−2−((1−メチルピロリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−28)の合成
【0221】
S4−4の合成の工程2において(rac)−1−メチルピペリジン−3−オールの代わりに(R)−1−メチルピロリジン−3−オールを用いて(rac)−6−クロロ−2−[(1−メチル−3−ピペリジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(S4−4)と同じ方法で、表題化合物を合成して、灰白色の固体として表題化合物INT−28(90mg、58%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.76-1.80 (m, 1H), 2.20-2.27 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.43-2.45 (m, 1H), 2.62-2.65 (m, 1H), 2.71-2.75 (m, 1H), 2.83-2.88 (m, 1H), 5.19-5.22 (m, 1H), 6.10 (s, 1H), 7.13 (br s, 2H). MS m/z (M+H): 229.1.
スキーム5
【化76】
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S5−工程1:2,6−ジクロロ−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−4−アミン(S5−2)の合成
【0222】
2,4,6−トリクロロピリミジン(2.0g、0.01mol mmol)のt−ブタノール(5.0mL)溶液に、トリエチルアミン(2.2g、0.02mol)およびp−メトキシベンジルアミン(1.6g、0.012mol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を75℃で4時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた粗物質をジクロロメタンで希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた固体を、1〜10%酢酸エチルの石油エーテル溶液を用いてカラムクロマトグラフィーによって精製して、灰白色の固体として表題化合物S5−2(650mg、17%)を得た。
1H NMR: (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.72 (s, 3H), 4.42 (d, J= 4.8 Hz, 2H), 6.54 (s, 1H), 6.89 (d, J= 8.8 Hz, 2H), 7.23 (d J= 8.8 Hz,, 2H), 8.51 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 284.3.
【化77】
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S5−工程2:6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(S5−3)の合成
【0223】
2,6−ジクロロ−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−4−アミン(S5−2)(750mg、2.6mmol)のテトラヒドロフラン(15.0mL)溶液に、水素化ナトリウム(76.02mg、3.2mmol)を0℃で追加し、10分間撹拌した。得られた混合物に、2−エトキシエタノール(241.01mg、3.2mmol)を0℃で追加した。反応物を25℃に加温し、12時間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(30.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。有機層をブライン(50.0mL)溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質を、20%酢酸エチルのヘキサン溶液を用いてカラムクロマトグラフィーによって精製して、白色の固体として表題化合物S5−3(550mg、64%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.26 (s, 3H), 3.57 (t, J= 4.7 Hz, 2H), 3.72 (s, 3H), 4.29 (t, J= 4.6 Hz, 2H), 4.42 (br s, 2H), 6.20 (s, 1H), 6.89 (d, J= 8.5 Hz, 2H), 7.23 (d, J= 8.5 Hz, 2H), 8.09 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 324.1.
【化78】
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S5−工程3:6−クロロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(S5−4)の合成
【0224】
6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(S5−3)(350mg、1.1mmol)のジクロロメタン(10.0mL)溶液を0℃に冷却し、硫酸(212.05mg、2.1mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で30分間撹拌した。完了後、反応混合物をアンモニア溶液でクエンチし、ジクロロメタン(2×100mL)で抽出した。有機層を2×50mLの水で洗浄し、続いて、20mLの飽和ブライン溶液で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水し、ろ過し、減圧下(under educed pressure)で濃縮した。得られた粗物質を分取TLCによって精製して、白色の固体として表題化合物S5−4(200mg、89%)を得た。MS m/z(M+H):204.1.
【化79】
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6−クロロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−29)の合成
【0225】
S5−工程2において2−メトキシエタノールの代わりに2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノールを用いて6−クロロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(S5−4)と同じ方法で、表題化合物を合成して、白色の固体として6−クロロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−アミンINT−29(120mg、57%)を得た。MS m/z(M+H):272.3.
スキーム6
【化80】
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S6−工程1:4,6−ジクロロ−2−ヨード−ピリミジン(S6−2)の合成
【0226】
4,6−ジクロロピリミジン−2−アミン(S6−1)(5.0g、30.5mmol)のテトラヒドロフラン(40.0mL)溶液に、ヨウ化銅(I)(5.8g、30.5mmol)、ジヨードメタン(41.6g、155.5mmol)および亜硝酸イソアミル(10.7g、91.4mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を80℃で3時間撹拌した。完了後、それをセライト床でろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた粗物質を酢酸エチル(60mL)に溶解し、水(2×30mL)で洗浄し、続いて、ブライン溶液(30mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質を、10%酢酸エチルのヘキサン溶液を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色の固体として表題化合物S6−2(4.2g、50%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3):δ7.38(s,1H).
【化81】
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S6−工程2:6−クロロ−2−ヨード−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−4−アミン(S6−3)の合成
【0227】
4,6−ジクロロ−2−ヨード−ピリミジン(S6−2)(2.0g、7.3mmol)のt−ブタノール(20.0mL)溶液に、トリエチルアミン(1.47g、14.5mmol)およびp−メトキシベンジルアミン(1.0g、7.3mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を70℃で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を酢酸エチル(20.0mL)に溶解し、有機層を水(2×10mL)で洗浄し、続いて、飽和ブライン溶液(1×10mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗物質を、10%酢酸エチルのヘキサン溶液を用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、灰白色の固体として表題化合物S6−3(1.8g、65%)を得た。MS m/z(M+H):376.1.
【化82】
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S6−工程3:メチル4−クロロ−6−((4−メトキシベンジル)アミノ)ピリミジン−2−カルボキシレート(S6−4)の合成
【0228】
6−クロロ−2−ヨード−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−4−アミン(S6−3)(1.0g、2.6mmol)のメタノール(8.0mL)溶液に、トリエチルアミン(1.1mL、8.0mmol)およびジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン錯体(108.6mg、0.1mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を、CO(g)雰囲気下、80℃で5時間撹拌した。完了後、反応物をセライトでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた残留物を酢酸エチル(20.0mL)に溶解し、有機層を水(2×10mL)で洗浄し、続いて、ブライン(1×10mL)溶液で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。粗物質を、5%酢酸エチルのヘキサン溶液で溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、褐色の液体として表題化合物S6−4(800mg、97%)を得た。MS m/z(M+H):308.2.
【化83】
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S6−工程4:4−アミノ−6−クロロピリミジン−2−カルボン酸メチル(S6−5)の合成
【0229】
メチル4−クロロ−6−((4−メトキシベンジル)アミノ)ピリミジン−2−カルボキシレート(S6−4)(400mg、1.3mmol)を0℃に冷却し、トリフルオロ酢酸(0.2mL、6.5mmol)およびトリフルオロメタンスルホン酸(0.2mL、6.5mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で30分間撹拌した。完了後、反応物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を飽和重炭酸ナトリウム溶液で希釈し、ジクロロメタン(20.0mL)で抽出した。有機層を2×10mLの水で洗浄し、続いて、10mLの飽和ブライン溶液で洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗物質を、1%メタノールのクロロホルム溶液を用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、褐色の固体として表題化合物S6−5(110mg、45%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.81 (s, 3H), 6.51 (s, 1H), 7.57 (br s, 2H).
スキーム7
【化84】
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S7−工程1:N
4−tert−ブチル−6−フルオロ−ピリミジン−2,4−ジアミン(S7−2)の合成
【0230】
密閉可能なチューブに、4,6−ジフルオロピリミジン−2−アミン(1.0g、7.6mmol)の1,4−ジオキサン/ジメチルホルムアミド(20.0mL、1:1)溶液、炭酸カリウム(1.6g、11.9mmol)およびtert−ブチルアミン(1.7g、23.0mmol)を追加した。得られた反応混合物を室温で48時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を冷水(10.0mL)で希釈し、その際に、固体が形成された。固体をろ過し、空気乾燥して、灰白色の固体として表題化合物S7−2(1.2g、85%)を得た。MS m/z(M+H):185.1.
【化85】
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S7−工程2:N−tert−ブチル−6−フルオロ−2−ヨード−ピリミジン−4−アミン(S7−3)の合成
【0231】
N
4−tert−ブチル−6−フルオロ−ピリミジン−2,4−ジアミン(S7−2)(2.1g、11.4mmol)のテトラヒドロフラン(10.0mL)溶液に、ヨウ化銅(I)(3.0g、15.7mmol)、ジヨードメタン(3.16mL、39.2mmol)および亜硝酸イソアミル(5.0mL、34.2mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を70℃で2時間撹拌した。完了後、反応混合物をセライトでろ過し、次いで、減圧下で濃縮した。粗物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、褐色の油状液体として表題化合物S7−3(1.5g、45%)を得た。MS m/z(M+H):296.0.
【化86】
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S7−工程3:メチル4−(tert−ブチルアミノ)−6−フルオロピリミジン−2−カルボキシレート(S7−4)の合成
【0232】
N−tert−ブチル−6−フルオロ−2−ヨード−ピリミジン−4−アミン(S7−3)(1.5g、5.1mmol)のメタノール(20.0mL)溶液に、PdCl
2(dppf)(0.33g、0.4mmol)およびトリエチルアミン(0.8g、7.6mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を、20psiのCO下で4時間撹拌した。完了後、反応混合物をセライトでろ過し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、褐色の液体として表題化合物S7−4(800mg、69%)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6): δ 1.39 (s, 9H), 3.83 (s, 3H), 6.20 (s, 1H), 7.72 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 228.1.
【化87】
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S7−工程4:(4−(tert−ブチルアミノ)−6−フルオロピリミジン−2−イル)メタノール(S7−5)の合成
【0233】
メチル4−(tert−ブチルアミノ)−6−フルオロピリミジン−2−カルボキシレート(S7−4)(800mg、3.5mmol)のメタノール(20.0mL)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(1.3g、35.2mmol)を室温で追加し、反応物を3時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を水(10.0mL)に溶解し、酢酸エチル(2×10.0mL)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、灰白色の液体として表題化合物S7−5(600mg、86%)を得た。MS m/z(M+H):200.1.
【化88】
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S7−工程5:N−(tert−ブチル)−6−フルオロ−2−(ヨードメチル)ピリミジン−4−アミン(S7−6)の合成
【0234】
(4−(tert−ブチルアミノ)−6−フルオロピリミジン−2−イル)メタノール(S7−5)(600mg、3.0mmol)のジクロロメタン(20.0mL)溶液に、イミダゾール(512mg、7.5mmol)およびトリフェニルホスフィン(1.6g、6.0mmol)を追加し、続いて、ヨウ素(382mg、1.5mmol)を25℃で少しずつ追加した。得られた反応混合物を室温で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を飽和チオ硫酸ナトリウム溶液(3.0mL)でクエンチし、ジクロロメタン(2×10mL)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、粘性の固体として表題化合物S7−6(400mg、43%)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6): δ 1.39 (s, 9H), 4.22 (s, 2H), 5.89 (s, 1H), 7.45 (br s, 1H).
【化89】
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S7−工程6:N−(tert−ブチル)−6−フルオロ−2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリミジン−4−アミン(S7−7)の合成
【0235】
ピペリジン(82.6mg、0.97mmol)のアセトニトリル(5.0mL)溶液に、炭酸カリウム(220mg、1.6mmol)を追加し、続いて、N−(tert−ブチル)−6−フルオロ−2−(ヨードメチル)ピリミジン−4−アミン(S7−6)(250mg、0.8mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を室温で30分間撹拌した。完了後、反応混合物を水(10.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×10mL)で抽出した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗物質を分取TLCによって精製して、淡緑色の液体として表題化合物S7−7(170mg、79%)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6): δ 1.33-1.36 (m, 2H), 1.38 (s, 9H), 1.44-1.50 (m, 4H), 2.44-2.46 (m, 4H), 3.37 (s, 2H), 5.90 (s, 1H), 7.26 (br s, 1H).
【化90】
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S7−工程7:6−フルオロ−2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリミジン−4−アミン(S7−8)
【0236】
N−(tert−ブチル)−6−フルオロ−2−(ヨードメチル)ピリミジン−4−アミン(S7−7)(170mg、0.6mmol)のジクロロメタン(15.0mL)溶液に、濃H
2SO
4(0.3mL)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、ジクロロメタンをデカントし、得られたゴム状の固体に、数滴のNH
3溶液を追加し、続いて、トルエン(2×5mL)を使用して共沸蒸留を行って、粗生成物を得た。固体を10%メタノールのクロロホルム(4×5mL)溶液でトリチュレートした。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、灰白色の固体として表題化合物S7−8(120mg、95%)を得た。MS m/z(M+H):211.1.
スキーム8
【化91】
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S8−工程1:(S)−(3−クロロ−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−10−イル)メチルメタンスルホネート(S8−2)の合成
【0237】
S)−3−クロロ−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−1)(50mg、0.1mmol)のジクロロメタン(5.0mL)撹拌溶液に、トリエチルアミン(0.86mL、0.4mmol)を0℃で追加し、続いて、メタンスルホニルクロリド(0.24mL、0.2mmol)を追加した。得られた反応混合物を室温で10時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた粗物質を氷冷水で希釈し、固体が形成された。固体をろ過し、乾燥して、黄色の固体として化合物S8−2(50mg、81%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.18 (s, 3H), 3.42-3.43 (m, 1H), 3.85-3.90 (m, 2H), 4.09-4.13 (m, 1H), 4.28-4.32 (m, 1H), 7.13 (br s, 1H), 7.72 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.90 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 9.16 (d, J = 8.8 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 412.2.
【化92】
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S8−工程2:(S)−10−(アジドメチル)−3−クロロ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S8−3)の合成
【0238】
(S)−(3−クロロ−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−10−イル)メチルメタンスルホネート(S8−2)(50.0mg、0.1mmol)のジメチルホルムアミド(2.0mL)撹拌溶液に、アジ化ナトリウム(15.78mg、0.2mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を50℃で10時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を氷冷水で希釈し、その際に、固体が形成された。得られた固体をろ過し、乾燥して、淡黄色の固体として化合物S8−3(30mg、69%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.37-3.51 (m, 2H), 3.63-3.66 (m, 1H), 3.74-3.79 (m, 1H), 7.15 (br s, 1H), 7.72 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.90 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 8.20 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 9.17 (d, J = 8.8 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 359.1.
【化93】
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S8−工程3:(S)−10−(アジドメチル)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S8−4)の合成
【0239】
(S)−10−(アジドメチル)−3−クロロ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S8−3)(200mg、0.5mmol)の1,4−ジオキサン(6.0mL)溶液を、真空を適用することによって簡単に脱気し、次いで、窒素でフラッシュした。これに、6−フルオロピリミジン−4−アミン(75.4mg、0.7mmol)、Pd
2(dba)
3(50.9mg、0.06mmol)、キサントホス(32.1mg、0.06mmol)および炭酸セシウム(541.9mg、1.6mmol)を室温で連続して追加した。混合物を再び脱気し、90℃で10時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を水で洗浄し、続いて、5%メタノールのジクロロメタン溶液で洗浄して、淡黄色の固体として化合物S8−4(80mg、32%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.42-3.55 (m, 2H), 3.63-3.66 (m, 1H), 3.76-3.80 (m, 1H), 7.07 (br s, 1H), 7.69 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.90 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.17 (br s, 1H), 8.26 (d, J= 5.2 Hz, 1H), 8.58 (br s, 1H), 9.07 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 10.92 (br s, 1H).
【化94】
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S8−工程4:(S)−tert−ブチル((3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−10−イル)メチル)カルバメート(S8−5)の合成
【0240】
(S)−10−(アジドメチル)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S8−4)(150mg、0.3mmol)のテトラヒドロフラン/水(2:1)(6.0mL)撹拌溶液に、トリフェニルホスフィン(270mg、1.0mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を85℃で16時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質をジエチルエーテルで洗浄し、続いて、5%メタノールのジクロロメタン溶液で洗浄して、淡黄色の固体として未精製の(R)−10−(アミノメチル)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(100mg)を得た。単離したこの粗物質をジメチルホルムアミド(5.0mL)に溶解し、トリエチルアミン(86mg、0.7mmol)およびジ−tert−ブチルジカーボネート(106mg、0.4mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を室温で10時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を分取HPLCによって精製して、黄色の固体として化合物S8−5(2段階後に20mg、11%)を得た。MS m/z(M+H):510.1.
【化95】
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6−フルオロ−2−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−アミン(INT−30)の合成
【0241】
S7−工程6においてピペリジンの代わりに1−メチルピペラジンを用いて6−フルオロ−2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリミジン−4−アミン(S7−8)と同じ方法で、表題化合物を合成して、灰白色の固体として表題化合物INT−30(120mg、88%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) (D
2O Exchange): δ 2.29 (s, 3H), 2.52-2.65 (m, 8H), 3.36 (s, 2H), 5.90 (s, 1H), 7.12 (br s, 2H). MS m/z (M+H): 226.2.
【化96】
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4−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−アミン(INT−31)の合成
【0242】
10mL丸底フラスコ中で、4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン−2−アミン(0.047g、0.285mmol)および1−メチルピペラジン(0.032ml、0.285mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解して、無色の溶液を得た。反応物を65℃に加温し、1時間後に、反応物が混濁した。反応物を冷却し、シリカゲル上に濃縮し、8:1MeOH/NH
4OHのジクロロメタン溶液(0〜10%)を用いてクロマトグラフィーにかけて、表題化合物INT−31(0.057g、0.251mmol、収率88%)を得た。
【化97】
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N
1−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−N
2,N
2−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(INT−32)の合成
【0243】
10mL丸底フラスコ中で、4,6−ジフルオロピリミジン(0.305g、2.63mmol)およびK
2CO
3(0.363g、2.63mmol)を1,4−ジオキサン(5mL)に追加して、無色の懸濁液を得た。これに、N
1,N
1−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(0.287ml、2.63mmol)を追加し、反応物を室温で撹拌した。1時間後、反応物をシリカゲル上に濃縮し、8:1MeOH/NH
4OHのジクロロメタン溶液(0〜10%)を用いてクロマトグラフィーにかけて、表題化合物INT−32(0.290g、1.577mmol、収率60%)を得た。
【化98】
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6−フルオロ−N−(2−メトキシエチル)ピリミジン−4−アミン(INT−33)の合成
【0244】
10mL丸底フラスコ中で、4,6−ジフルオロピリミジン(.35ml、4.13mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.722ml、4.13mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解して、無色の溶液を得た。反応物を0℃に冷却し、2−メトキシエタンアミン(0.322ml、4.13mmol)を追加した。反応物を室温に加温し、3時間撹拌した。完了後、反応物をシリカゲル上に濃縮し、クロマトグラフィー(0〜100%酢酸エチルのヘプタン溶液)によって精製して、表題化合物INT−33(0.318g、1.859mmol、収率45%)を得た。
【化99】
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2,4−ジクロロ−6−(ピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−34)の合成
【0245】
2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(662mg、3.59mmol)のTHF溶液4mLに、ヒューニッヒ塩基(732μL、4.19mmol)を0℃で滴下し、続いて、ピロリジン(100μL、1.197mmol)のTHF溶液2mLを滴下した。反応物を0℃で撹拌した。1時間後、LCMSにより、主要ピークとして所望の質量および少量のジ−ピロリジン付加物が示された。粗混合物をろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜25%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、白色の固体として表題化合物INT−34(223mg、1.018mmol、収率85%)を得た。MS m/z:219.1[M+H].
【化100】
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4−(4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン−2−イル)モルホリン(INT−35)の合成
【0246】
ピロリジンの代わりにモルホリンを用いて2,4−ジクロロ−6−(ピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−34)と同じ方法で、表題化合物を合成して、白色の固体として表題化合物INT−35を得た。MS:m/z 235.1[M+H].
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
2,4−ジクロロ−6−(ピペリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−36)の合成
【0247】
2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(300mg、1.627mmol)および炭酸ナトリウム(259mg、2.440mmol)に、テトラヒドロフラン(8mL)を0℃で追加し、続いて、ピペリジン(piperdine)(163μl、1.627mmol)を追加した。反応混合物は、数分以内に混濁した。1時間後、LCMSにより、主生成物として所望の質量および副生成物としていくつかの二付加物が示された。粗物質をろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜20%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、表題化合物(INT−36、主)および二付加物(副)の混合物を得た。LCMS m/z:233.0[M+H].
【化102】
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4,6−ジクロロ−N,N−ジメチル−1,3,5−トリアジン−2−アミン(INT−37)の合成
【0248】
2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(300mg、1.627mmol)および炭酸セシウム(689mg、2.115mmol)のテトラヒドロフラン(8mL)溶液に、ジメチルアミン(1M THF溶液(813μl、1.627mmol))を0℃で滴下した。45分後、LCMSにより、主生成物として所望の質量および少量の二付加物が示された。粗混合物をろ過し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜20%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、主に表題化合物INT−37およびいくらかの望ましくない6−クロロ−N
2,N
2,N
4,N
4−テトラメチル−1,3,5−トリアジン−2,4−ジアミンの混合物144mgを得た。混合物をさらに精製せずに次の工程で使用した。
【化103】
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2,4−ジクロロ−6−メトキシ−1,3,5−トリアジン(INT−38)の合成
【0249】
2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(300mg、1.627mmol)のMeOH(32.500mL)溶液に、重炭酸ナトリウム(137mg、1.627mmol)を追加し、混合物を室温で45分間撹拌した。次いで、混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出し、飽和NaCl(水溶液)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、濃縮して、白色の固体として表題化合物INT−38(271mg、1.506mmol、収率93%)を得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 4.14 (s, 3H).
【化104】
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2,4−ジクロロ−6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−39)の合成
【0250】
2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(150mg、0.813mmol)および炭酸セシウム(583mg、1.789mmol)のTHF(8mL)溶液に、3,3−ジフルオロピロリジンヒドロクロリド(120mg、0.813mmol)を0℃で一度に追加した。これに、2.2当量(313μL)のヒューニッヒ塩基を追加した。2時間後、LCMSにより、主要ピークとして所望の質量が示された。反応混合物をろ過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜10%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、白色の固体として表題化合物INT−39(123mg、0.482mmol、収率59.3%)を得た。MS m/z:254.8[M+H].
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
2,4−ジクロロ−6−(3,3−ジフルオロピペリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−40)の合成
【0251】
3,3−ジフルオロピロリジンヒドロクロリドの代わりに3,3−ジフルオロピペリジンヒドロクロリドを用いて2,4−ジクロロ−6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−39)と同じ方法で、表題化合物を合成して、表題化合物INT−40を得た。MS:m/z 268.9[M+H].
【化106】
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(R)−2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボン酸(INT−41)の合成
【0252】
20mLバイアル中で、(R)−エチル2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキシレート(I−18)(0.112g、0.232mmol)を5mLの4:1メタノール/水溶液に追加した。LiOH(0.371ml、0.371mmol)を追加し、反応物を35℃に加温した。完了後、HCl(0.371ml、0.371mmol)を追加し、生成物を溶液から凝結させた。反応物をろ過し、固体を冷水でリンスし、真空下で乾燥して、化合物INT−41(0.103g、0.226mmol、収率98%)を得た。
【化107】
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(R)−tert−ブチル10−メチル−3−((2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−12(9H)−カルボキシレート(INT−42)の合成
【0253】
(R)−tert−ブチル3−アミノ−10−メチル−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−12(9H)−カルボキシレート(INT−2)(100.0mg、0.2mmol)の1,4−ジオキサン(2.0mL)溶液に、4−クロロ−2−メチルスルホニル−ピリミジン(58.0mg、0.3mmol)および炭酸カリウム(102.4mg、0.7mmol)を室温で追加した。得られた溶液を、真空を適用することによって簡単に脱気し、次いで、窒素で3回フラッシュした。最後に、Pd
2(dba)
3(45.9mg、0.05mmol)およびデイブホス(2.5mg、0.01mmol)を室温で追加し、混合物をさらに脱気した。反応混合物を100℃で3時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を水(10.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2回、10.0mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質を分取によって精製して、褐色の固体として化合物INT−42(45mg、32%)を得た。MS m/z:555.2(M+H).
【化108】
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4−アミノ−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−43b)の合成
【0254】
2,4−ジクロロ−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−43a、500mg、1.6mmol、国際公開第2011/090760号に記載されている手順にしたがって調製したもの)のTHF(5mL)撹拌溶液に、アンモニア(1mL、24.03mmol)を0℃で追加し、室温で30分間撹拌した。完了後、反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、続いて、ブライン溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下で濃縮して、灰白色の固体として1(440mg、収率85%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.71 (s, 3H), 4.35 (d, J = 6 Hz, 2H), 6.88 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.23 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.22 (s, br, 2H), 8.54 (s, 1H), 9.09 (d, J = 5.7 Hz, 1H).
【化109】
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(R)−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−43)の合成
【0255】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりにINT−43bを用い、(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オンの代わりに(R)−3−ブロモ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−5)を用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成した。加熱を、(マイクロ波照射ではなく)通常どおり100℃で6時間行った。これにより、黄色の固体として(R)−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミドINT−43(141mg、88%)を得た。MS m/z(M+H):574.1.
【化110】
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(R)−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−(メチル(10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−44)の合成
【0256】
(R)−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−43)(180mg、0.3mmol)のジメチルホルムアミド(2.0mL)撹拌溶液に、炭酸カリウム(86.66mg、0.6mmol)、ヨウ化カリウム(10.4mg、0.06mmol)およびヨウ化メチル(66.7mg、0.5mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を75℃で1時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を水で希釈し、形成された固体をろ過し、水で洗浄し、次いで、真空下で乾燥して、黄色の固体として化合物INT−44(120mg、53%)を得た。MS m/z(M+H):588.4.
【化111】
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4−クロロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−45)の合成
【0257】
4,6−ジクロロピリミジン−2−アミン(1.0g、6.1mmol)のテトラヒドロフラン(20.0mL)溶液に、水素化ナトリウム(175.6mg、7.3mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を0℃で10分間撹拌した。反応混合物に、2−メトキシエタノール(556.8mg、7.3mmol)を0℃で追加し、室温で4時間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(50mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、ブライン(50.0mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、淡黄色の固体として1(900mg、68%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.27 (s, 3H), 3.58-3.61 (m, 2H), 4.33-4.35 (m, 2H), 6.08 (s, 1H), 6.96 (br s, 2H). MS m/z (M+H): 204.1.
【化112】
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4−クロロ−6−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]ピリミジン−2−アミン(INT−46)の合成
【0258】
水素化ナトリウム(13.4mg、0.3mmol)のテトラヒドロフラン(5.0mL)懸濁液に、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノール(43.9mg、0.3mmol)を0℃で追加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。4,6−ジクロロピリミジン−2−アミン(50mg、0.3mmol)のジメチルホルムアミド(0.5mL)溶液を反応混合物に0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で3時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物をジエチルエーテルで洗浄して、褐色の固体として化合物1(20mg、24%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.11 (s, 3H), 2.26 (br s, 4H), 2.41 (br s, 4H), 2.58-2.61 (t, J = 5.8 Hz, , 2H), 4.29-4.32 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 6.06 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 6.99 (br s, 2H). MS m/z (M+H): 272.1.
【化113】
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(R)−10−(アミノメチル)−3−クロロ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−47)の合成
【0259】
(S)−10−(アジドメチル)−3−クロロ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S8−3)(50mg、0.1mmol)の水/テトラヒドロフラン(1:3、4.0mL)撹拌溶液に、トリフェニルホスフィン(146mg、0.4mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を85℃で16時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質をジエチルエーテルで洗浄して、淡黄色の固体として化合物INT−47(35mg、76%)を得た。MS m/z(M+H):333.2.
【化114】
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(S)−3−クロロ−10−((ジメチルアミノ)メチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−48)の合成
【0260】
(R)−10−(アミノメチル)−3−クロロ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(10.0mg、0.03mmol)(INT−47)のメタノール(4.0mL)溶液に、ホルムアルデヒド(0.01mL、0.6mmol)を追加し、反応物を室温で10分間撹拌した。酢酸(1.0μL)およびシアノ水素化ホウ素ナトリウム(1.9mg、0.03mmol)を追加し、撹拌を25℃で1時間継続した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、続いて、ブラインで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。粗物質を、溶離液として5%メタノールのジクロロメタン溶液を使用してシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固体として化合物INT−48(7.0mg、64%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.21 (s, 6H), 2.33-2.35 (m, 2H), 3.37-3.45 (m, 1H), 3.53-3.62 (m, 1H), 3.63-3.70 (m, 1H), 7.07 (t, J= 4.8 Hz, 1H), 7.62 (br s, 1H), 7.70 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 7.89 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.19 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 9.19 (d, J=9.2 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 361.3.
【化115】
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(S)−3−クロロ−10−(ヨードメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−49)の合成
【0261】
(S)−(3−クロロ−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−10−イル)メチルメタンスルホネート(S8−2)(140mg、0.3mmol)のアセトン(5.0mL)撹拌溶液に、ヨウ化ナトリウム(506.46mg、3.4mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を60℃で16時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を氷冷水で希釈し、その際に、固体が形成された。固体をろ過し、乾燥して、淡黄色の固体として化合物INT−49(135mg、90%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.20-3.24 (m, 1H), 3.31-3.35 (m, 1H), 3.42-3.45 (m, 1H), 3.68-3.71 (m, 1H), 3.86-3.89 (m, 1H), 7.18 (br s, 1H), 7.74 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 7.89 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.20 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.33 (d, J= 4.8 Hz, 1H), 9.18 (d, J= 8.8 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 444.2.
【化116】
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(R)−3−クロロ−10−((メチルアミノ)メチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−50)の合成
【0262】
(S)−3−クロロ−10−(ヨードメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−49)(20mg、0.05mmol)およびメチルアミン(2M THF溶液)(1.8mL、4mmol)の混合物を90℃で3時間撹拌した。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた粗物質を分取TLCによって精製して、黄色の固体として化合物INT−50(6.0mg、40%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.25 (s, 3H), 2.52-2.54 (m, 2H), 3.22-3.25 (m, 1H), 3.32-3.35 (m, 1H), 3.55-3.60 (m, 1H), 7.14 (t, J= 5.6 Hz, 1H), 7.70 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 7.89 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.19 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.23 (br s, 1H), 9.24 (d, J= 9.2 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 347.1.
【化117】
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(R)−6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ニコチンアミド(INT−51)の合成
【0263】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりに4−アミノ−6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)ニコチンアミドを用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成した。加熱を、(マイクロ波照射ではなく)通常どおり100℃で3時間行って、黄色の固体として化合物INT−51(15mg、収率47%)を得た。MS:m/z 573.2(M+H).
【化118】
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(S)−2−クロロ−4−((10−(ヒドロキシメチル)−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−52)の合成
【0264】
6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに4−アミノ−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−5−カルボキサミドを用いてI−17と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として化合物INT−52(22mg、14%)を得た。MS m/z(M+H):590.3.
スキーム9
【化119】
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5−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−2,4(1H,3H)−ジオン(S9−1)の合成
【0265】
1H−ピリミジン−2,4−ジオン(20g、178.4mmol)の水酸化カリウム(8.0g、142.7mmol)水溶液(160.0mL)混合物に、パラホルムアルデヒド(6.96g、231.9mmol)を0℃で少しずつ追加した。得られた反応混合物を55℃で36時間撹拌した。完了後、反応物を室温に冷却し、減圧下で体積の1/3に濃縮して、白色の厚い塊を得た。残留物をアセトン(150mL)で希釈し、25℃で15分間撹拌し、その時点で、沈殿物が形成された。固体をろ過し、アセトン(3×50mL)で洗浄し、真空下で乾燥して、白色の固体としてS9−1(25g、98%)を得た。MS m/z(M−H):140.9.
【化120】
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2,4−ジクロロ−5−(クロロメチル)ピリミジン(S9−2)の合成
【0266】
S9−1(25g、175.9mmol)のトルエン(50.0mL)懸濁液に、オキシ塩化リン(134.87g、879.6mmol)を0℃で追加し、撹拌を15分間継続した。温度を0℃に維持しながら、反応混合物に、DIPEA(68.1g、527.7mmol)を滴下した。得られた反応混合物を120℃で7時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチルおよび水(150mL/150mL)の撹拌二相混合物に0℃で45分間かけて注ぎ、同じ温度でさらに1.5時間撹拌した。次いで、反応混合物を、25%酢酸エチルのトルエン(4×150mL)溶液で抽出した。合わせた有機層を水(2×500mL)および飽和ブライン溶液(1×500mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、褐色の液体としてS9−2(28g、81%)を得、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 8.96 (s, 1H), 4.84 (s, 2H).
【化121】
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2,4−ジクロロ−5−(ヨードメチル)ピリミジン(INT−53)の合成
【0267】
ヨウ化ナトリウム(23.4g、156.0mmol)の乾燥アセトン(150mL)溶液に、S9−2(28.0g、141.8mmol)を室温で追加し、30分間撹拌した。得られた反応混合物を20分間かけて65℃に加温した。完了後、反応混合物を室温に冷却し、ろ過し、アセトン(2×50mL)で洗浄した。合わせたろ液を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル60−120、10%アセトンの石油エーテル溶液)によって精製して、淡黄色の固体としてINT−53(21g、48%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 8.95 (s, 1H), 4.53 (s, 2H). MS m/z (M+H): 287.9.
【化122】
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2,4−ジクロロ−5−((メチルスルホニル)メチル)ピリミジン(INT−54)の合成
【0268】
INT−53(.3g、1.038mmol)を、2mLのDMSOと共に10mLのDCMに溶解した。ナトリウムメタンスルフィネート(0.106g、1.038mmol)を追加し、反応物を50℃に加温した。3時間後、反応物をヘプタンで希釈し、ろ過し、濃縮して、INT−54のDMSO溶液を得、これを次の工程で直接使用した。MS m/z(M+H):241.0,243.0.
【化123】
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2,4−ジクロロ−5−((ジフルオロメトキシ)メチル)ピリミジン(INT−55)の合成
【0269】
(2,4−ジクロロピリミジン−5−イル)メタノール(400mg、2.23mmol)のCH
3CN(16mL)撹拌溶液に、ヨウ化銅(I)(45.6mg、0.24mmol)を、不活性雰囲気下、室温で追加し、続いて、60℃で10分間撹拌した。2,2−ジフルオロ−2−(フルオロスルホニル)酢酸(2.39g、14.4mmol)を滴下し、反応混合物を60℃でさらに4時間維持した。反応混合物を、氷冷水(30mL)を追加することによってクエンチし、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下で濃縮して、粗物質を得た。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:15%EtOAc/ヘキサン)によって精製して、無色の油状物として化合物INT−55(200mg、0.55mmol、24.5%)を得た。MS m/z(M+H):229.0.
【化124】
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5−(tert−ブトキシメチル)−2,4−ジクロロピリミジン(INT−56)の合成
【0270】
(2,4−ジクロロピリミジン−5−イル)メタノール(200mg、1.12mmol)のDCM(2mL)およびシクロヘキサン(2mL)混合物撹拌溶液に、tert−ブチル2,2,2−トリクロロエタンイミデート(268.56mg、1.23mmol)およびBF
3Et
2O(50uL)を室温で追加した。反応物を室温で15時間撹拌した。粗生成物を分取TLC(ヘキサン/酢酸エチル、5:1)によって精製して、灰白色の固体としてINT−56(200mg、76.1%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.71 (s, 1H), 4.52 (s, 2H), 1.33 (s, 9H).
【化125】
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5−(ブロモメチル)−4−クロロピリミジン(INT−57)の合成
【0271】
4−クロロ−5−メチル−ピリミジン(1.2g、9.33mmol)のCCl
4(30mL)撹拌溶液に、1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(2.66g、14.9mmol)およびAIBN(0.31g、1.87mmol)を室温で追加し、80℃で4時間撹拌した。反応物を、飽和Na
2SO
3水溶液(40mL)を追加することによってクエンチした。有機層を分離し、水層をジクロロメタン(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、ろ過し、減圧下で濃縮して、粗物質を得た。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製して、無色の油状物としてINT−57(500mg、25.8%)を得た。
【化126】
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N−((4−クロロピリミジン−5−イル)メチル)−N,2−ジメチルプロパン−2−アミン(INT−58)の合成
【0272】
5−(ブロモメチル)−4−クロロ−ピリミジン(300.0mg、1.45mmol)のMeCN(20mL)撹拌溶液に、N,2−ジメチルプロパン−2−アミン(113.4mg、1.3mmol)およびK
2CO
3(393.3mg、2.9mmol)を0℃で追加し、この温度で1.5時間撹拌した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮して、粗物質を得た。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=15:1)によって精製して、無色の油状物としてINT−58(140mg、45.3%)を得た。
【化127】
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5−(アリルオキシメチル)−2,4−ジクロロ−ピリミジン(INT−59)
【0273】
アリルアルコール(0.08mL、1.25mmol)のテトラヒドロフラン(3.0mL)溶液に、カリウムtert−ブトキシド(174.8mg、1.56mmol)を0℃で追加し、30分間撹拌し、続いて、INT−53(300mg、1.0mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を0℃で15分間撹拌した。完了後、氷水(5.0mL)を反応混合物に追加し、次いで、それを酢酸エチル(10.0mL)で抽出した。有機層を水(10.0mL)で洗浄し、続いて、飽和ブライン溶液(10.0mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、粗残留物(300mg)を得た。残留物を分取TLCによって精製して、褐色の液体としてINT−59(50mg、10%)を得た。MS m/z(M+H):219.1
【化128】
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2,4−ジクロロ−5−(エトキシメチル)ピリミジン(INT−60):方法A
【0274】
水素化ナトリウム(またはKOtBu、8.3mmol)(199.4mg、8.3mmol)のエタノール(15.0mL)溶液を50℃で45分間撹拌した。混合物に、INT−53(3.0g、10.4mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で10分間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(50.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×100mL)で抽出し、ブライン溶液(50mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下(2.8g)で濃縮した。得られた粗物質を分取TLCによって精製して、無色の液体としてINT−60(402mg、19%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.66 (s, 1H), 4.56 (s, 2H), 3.69-3.64 ((m, 2H), 1.30 (t, J =7.2 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 207.1.
2,4−ジクロロ−5−(エトキシメチル)ピリミジン(INT−60)の別の合成:方法B
【化129】
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【0275】
エタノール(20mL)溶液に、塩化アセチル(0.55g、7.04mmol)を追加した。混合物を室温で10分間撹拌し、次いで、S9−1(1.0g、7.04mmol)を追加した。混合物を一晩かけて75〜80℃に加温し、冷却し、次いで、濃縮して、白色の固体として未精製の5−(エトキシメチル)ピリミジン−2,4(1H,3H)−ジオン(1.15g、96%)を得、これをさらに精製せずに次の工程で使用した。
【0276】
5−(エトキシメチル)ピリミジン−2,4(1H,3H)−ジオン(0.5g、2.94mmol)のトルエン(1mL)懸濁液に、オキシ塩化リン(0.67、7.35mmol)を0℃で追加し、15分間撹拌した。反応混合物に、ヒューニッヒ塩基(0.77mL、4.41mmol)を0℃で滴下した。得られた反応混合物を120℃で1時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、酢酸エチルおよび水(1/1、v/v)の撹拌二相混合物に0℃で45分間かけて注いだ。撹拌を同じ温度でさらに1.5時間継続した。次いで、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、褐色の液体としてINT−60(0.40g、65%)を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、30/1〜20/1)によってさらに精製した。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 8.67 (s, 1H), 4.56 (s, 2H), 3.66 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 1.30 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
方法C:
【化130】
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【0277】
NaH(79.75mg、3.32mmol)の無水THF(50mL)懸濁液に、3−メチルオキセタン−3−オール(268.39mg、3.05mmol)を、窒素雰囲気下、0℃で追加した。0℃で30分間撹拌した後、反応混合物を、カニューレを介して、INT−53(800mg、2.77mmol)の無水THF(50mL)溶液に移した。0℃でさらに2時間撹拌した後、NH
4Cl(飽和水溶液)を追加し、反応物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO
4で脱水し、減圧下で濃縮し、得られた残留物を、石油エーテル:酢酸エチル(1/1)の混合物で溶出するシリカカラムクロマトグラフィーによって精製した。褐色の固体としてINT−61(350mg、51%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ 8.71 (s, 1H), 4.77-4.75 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 4.53 (s, 2H), 4.48-4.46 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 1.66 (s, 3H). MS m/z (M+H): 249.1.
【0278】
上記方法A、方法Bまたは方法Cの1つまたはそれを超えるものによって、これらの方法のエタノールまたは3−メチルオキセタン−3−オールの代わりに、「アルコール」と表示されている欄の各アルコールを用いて、以下の表の「生成物」欄に示されている化合物を得ることによって、以下の中間体を合成した。
【化131】
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【表3-1】
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【表3-2】
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【化132】
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rac−2,4−ジクロロ−5−((2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−イル)メチル)ピリミジンの合成
【0279】
INT−53(500.0mg、1.73mmol)の無水CH
3CN(20mL、DMFもまた、この変換のための許容され得る溶媒でもある)撹拌懸濁液に、炭酸カリウム(358.3mg、2.6mmol)およびrac−2−(メトキシメチル)ピロリジンヒドロクロリド(262.4mg、1.73mmol)を0℃で追加して、褐色の溶液を得た。この溶液を3時間撹拌した。反応混合物をクロロホルムで希釈し、濃縮した。分取TLC(ヘキサン:酢酸エチル3/1)によって精製して、INT−69(160mg、33.4%)を得た。MS m/z(M+H):276.2.
【0280】
上記手順を使用して、rac−2−(メトキシメチル)ピロリジンヒドロクロリドの代わりに、「アミン」と表示されている欄の各アミンを用いて、生成物の欄に示されている化合物を得ることによって、INT−69と同じ方法で、以下の中間体を合成した。
【化133】
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【表4-1】
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【表4-2】
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【表4-3】
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【表4-4】
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【表4-5】
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スキーム10
【化134】
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(R)−メチル2−クロロ−6−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−カルボキシレート(INT−91)の合成
【0281】
INT−6(0.3g、1.002mmol)を15mLの乾燥DMFに追加し、超音波処理した。得られた溶液に、K
2CO
3(1.385g、10.02mmol)を追加し、反応物を10分間かけて90℃に加温した。次いで、反応物を冷却し、メチル2,6−ジクロロピリミジン−4−カルボキシレート(0.270g、1.303mmol)を追加した。反応物をアルゴンでフラッシュし、再び90℃で3時間加温した。反応が完了したと判断したら、反応物を冷却し、ろ過し、水に注いだ。展開した黄色の沈殿物をろ過によって単離し、EtOAcでトリチュレートし、真空下で一晩乾燥した。得られた粉末INT−91(0.373g、0.794mmol、収率79%)を、後の変換のためにさらに精製せずに使用した。MS m/z(M+H):470.0.
【化135】
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(R)−3−((2−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−92)の合成
【0282】
INT−91(0.373g、0.794mmol)を、MeOH(1.2mL)と共にDCM(6mL)に溶解し、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(0.120g、3.18mmol)を30分間かけて2回に分けて追加した。反応物を2時間撹拌し、その時点で、5mLのメタノールで希釈し、シリカゲル上に濃縮した。次いで、それを、0〜10%MeOHのDCM溶液の勾配を使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固体としてINT−92(0.141g、0.319mmol、収率40.2%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.25 (s, 1H), 7.15 (br, 1H), 4.56 (s, 2H), 3.59 (m, 1H), 3.44 (m, 2H), 1.16 (d, J = 6.4 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 442.1.
【化136】
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(R)−3−((2−クロロ−6−(クロロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−93)の合成
【0283】
20mLバイアル中で、CCl
4(0.277ml、2.87mmol)およびトリフェニルホスフィン(753mg、2.87mmol)を、5mLのDCM中、室温で15分間撹拌した。次いで、上記溶液を、INT−92(141mg、0.319mmol)を含有するバイアルに移した。出発物質の可溶化を支援するために2mLの乾燥DMFを追加し、反応物を50℃で一晩加温した。翌朝、反応が完了したと判断し、シリカゲル上に濃縮し、0〜10%MeOHのDCM溶液の勾配を使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、INT−93(137mg、0.298mmol、収率93%)を得た。MS m/z(M+H):460.0;462.0.
【化137】
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(R)−tert−ブチル4−(2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)オキシ)ピリミジン−5−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(INT−94)の合成
【0284】
I−116(240mg、0.489mmol)、tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(227mg、0.734mmol)、炭酸カリウム(203mg、1.467mmol)およびPdCl
2(dppf)(35.8mg、0.049mmol)のDMF(8.0mL)溶液を排気/超音波処理(3×)によって脱気した(N
2を毎回再充填した)。反応混合物を、撹拌しながら85℃で加熱した。3時間後、混合物を水で希釈し、DCM(5×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、濃縮した。HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製して、黄色の固体としてINT−94(54mg、0.091mmol、収率19%)を得た。
【化138】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−95)の合成
【0285】
INT−94(54mg、0.091mmol)をTFA(1.0mL)に溶解して、赤色の溶液を得た。3分後、UPLCは、完全な反応を示す。TFAを回転蒸発によって除去し、得られた暗赤色の残留物を水酸化アンモニウム(約2mL、注意深く滴下)で処理した。色が暗赤色から黄色に変化し、沈殿物が形成された。混合物を超音波処理して懸濁液を形成し、これを回転蒸発によって濃縮して、黄色の固体残留物を得、これをさらに精製せずに直接使用した。
【化139】
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(R)−3−((5−((アリルオキシ)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−96)の合成
【0286】
INT−6(50mg、0.2mmol)のジメチルホルムアミド(1.0mL)溶液に、カリウムtert−ブトキシド(37.2mg、0.3mmol)を0℃で追加し、10分間撹拌し、続いて、INT−59(72.7mg、0.3mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を水(5.0ml)でクエンチし、10%メタノール/ジクロロメタン(2×10ml)で抽出した。有機層を水(10mL)で洗浄し、続いて、飽和ブライン溶液(10mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質(50mg)を分取TLCによって精製して、淡黄色の固体としてINT−96(5mg、6%)を得た。MS m/z(M+H):482.1.
【化140】
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2,4−ジクロロ−5−((4−(2−メトキシエトキシ)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン(INT−99)の合成
【0287】
K
2CO
3(539.0mg、3.9mmol)およびINT−53(750mg、2.6mmol)のCH
3CN(25.0mL)撹拌懸濁液に、4−(2−メトキシエトキシ)ピペリジンヒドロクロリド(250.0mg、1.3mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーによって精製して、無色の液体としてINT−99(152.0mg、36.5%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.66 (s, 1H), 3.62-3.53 (m, 6H), 3.45-3.37 (m, 4H), 2.85-2.72 (m, 2H), 2.35-2.22 (m, 2H), 2.00-1.82 (m, 2H), 1.72-1.55 (m, 2H). MS m/z (M+H): 320.1.
【化141】
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2,4−ジクロロ−5−((4−(2−フルオロエトキシ)ピペリジン−1−イル)メチル)(INT−100)の合成
【0288】
K
2CO
3(602.0mg、4.4mmol)およびINT−53(1.6g、5.5mmol)のCH
3CN(25.0mL)撹拌懸濁液に、2−(ピペリジン−4−イルオキシ)エタノールヒドロクロリド(604.0mg、2.2mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーで精製して、無色の液体として2−((1−((2,4−ジクロロピリミジン−5−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)オキシ)エタン−1−オール(304.0mg、45%)を得た。MS m/z(M+H):302.1.
【0289】
2−((1−((2,4−ジクロロピリミジン−5−イル)メチル)ピペリジン−4−イル)オキシ)エタン−1−オール(304.0mg、1.0mmol)のCH
2Cl
2(8.0mL)撹拌溶液に、DAST(322.0mg、2.0mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーによって精製して、無色の液体としてINT−100(70.0mg、23%)を得た。MS m/z(M+H):308.2.
【化142】
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2,4−ジクロロ−5−((4−(メトキシ−d3)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン(INT−101)の合成
【0290】
K
2CO
3(539.0mg、3.9mmol)およびINT−53(750mg、2.6mmol)のCH
3CN(25.0mL)撹拌懸濁液に、4−(メトキシ−d3)ピペリジンヒドロクロリド(250.0mg、1.3mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーによって精製して、無色の液体としてINT−101(167.0mg、46%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.65 (s, 1H), 3.57 (s, 2H), 3.31-3.20 (m, 1H), 2.78-2.65 (m, 2H), 2.38-2.22 (m, 2H), 1.95-1.82 (m, 2H), 1.70-1.54 (m, 2H). MS m/z (M+H): 279.1.
【化143】
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2,4−ジクロロ−5−((4−イソプロポキシピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン(INT−102)の合成
【0291】
K
2CO
3(1.45g、10.5mmol)およびINT−53(2.0g、6.9mmol)のCH
3CN(50mL)撹拌懸濁液に、4−イソプロポキシピペリジンヒドロクロリド(623mg、3.5mmol)を0℃で少しずつ追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーによって精製して、無色の液体としてINT−102(547mg、51.5%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.66 (s, 1H), 3.72-3.66 (m, 1H), 3.61-3.54 (m, 2H), 3.47-3.38 (m, 1H), 2.81-2.69 (m, 2H), 2.35-2.22 (m, 2H), 1.93-1.79 (m, 2H), 1.68-1.54 (m, 2H), 1.14 (d, J = 4.0 Hz, 6H). MS m/z (M+H): 304.2.
【化144】
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5−((4−(tert−ブトキシ)ピペリジン−1−イル)メチル)−2,4−ジクロロピリミジン(INT−103)の合成
【0292】
K
2CO
3(478.0mg、3.5mmol)およびINT−53(500.0mg、1.7mmol)のCH
3CN(15.0mL)撹拌懸濁液に、4−tert−ブトキシピペリジンヒドロクロリド(200.0mg、1.0mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で一晩撹拌した。完了後、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドでろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィーによって精製して、無色の液体としてINT−103(168mg、53%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.67 (s, 1H), 3.58 (s, 2H), 3.53-3.47 (m, 1H), 2.80-2.76 (m, 2H), 2.35-2.20 (m, 2H), 1.83-1.69 (m, 2H), 1.66-1.54 (m, 2H), 1.20 (s, 9H). MS m/z (M+H): 318.0.
【化145】
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2,4−ジクロロ−5−((エトキシ−d
5)メチル)ピリミジン(INT−104)の合成
【0293】
ナトリウムエタン−1−オレート−d
5(0.969mmol)のTHF溶液3.0mLを以下のように調製した。水素化ナトリウム(鉱油中60%、44.3mg、1.108mmol)のTHF(3.0mL)懸濁液に、エタン−1,1,2,2,2−d
5−1−オール−d(0.057mL、0.969mmol)を0℃で追加した。冷却浴を除去し、得られた混合物を室温で40分間撹拌した。
【0294】
ナトリウムエタン−1−オレート−d
5のTHF(3.0.mL;0.969mmol)溶液の第1部を上記手順にしたがって調製し、0℃に冷却した。ナトリウムエタン−1−オレート−d
5のTHF冷却溶液に、INT−53(400mg、1.385mmol)のTHF(3.0mL)溶液を追加した。2時間後、ナトリウムエタン−1−オレート−d
5のTHF(3.0mL;0.969mmol)溶液の第2部を上記手順にしたがって調製し、0℃に冷却し、反応混合物に追加した。14時間後、反応混合物を飽和塩化アンモニウム溶液(5.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、ブライン溶液(5mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質を、5%〜20%EtOAc−ヘプタン勾配で溶出するシリカゲルカラムフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、無色の液体としてINT−104(99mg、収率34%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.76 (s, 1H), 4.53 (s, 2H). MS m/z (M+H): 212.1.
実施例1
【化146】
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(R)−エチル2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキシレート(I−18)の合成
【0295】
20mLバイアル中で、(R)−3−アミノ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−3)(0.095g、0.318mmol)、エチル2,4−ジクロロピリミジン−5−カルボキシレート(0.084g、0.382mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.111ml、0.637mmol)を5mLのi−PrOHに追加した。バイアルを密封し、懸濁液を24時間かけて95℃に加温した。完了したと判断したら、反応物を冷却し、沈殿物が形成された。5mLのエチルエーテルを追加し、バイアルを簡単に超音波処理し、生成物をろ過によって単離して、化合物I−18(0.112g、0.232mmol、収率72.8%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 1.35 (t, J = 7 Hz, 3H), 3.42-3.46 (m, 2H), 3.60 (m, 1H), 4.39 (q, J = 7 Hz, 2H), 7.08 (br s, 1H), 7.81 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 4 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.54 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.93 (s, 1H), 9.27 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 10.99 (s, 1H). MS m/z (M+H): 483.29.
実施例2
【化147】
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(R)−2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボニトリル(I−16)の合成
【0296】
エチル2,4−ジクロロピリミジン−5−カルボキシレートの代わりに2,4−ジクロロピリミジン−5−カルボニトリルを用いてI−18と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−16(13mg、収率11%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.17 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 3.40-3.44 (m, 2H), 3.56-3.60 (m, 1H), 7.08 (br s, 1H), 7.84 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 8.13 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.81 (br s, 1H), 9.20 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 11.14 (s, 1H). MS m/z (M+H): 436.27.
実施例3
【化148】
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(R)−2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ−[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド(I−19)の合成
【0297】
4ドラムバイアル中で、DMF(0.5mL)を、(R)−2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボン酸(INT−41)(10mg、0.022mmol)およびHATU(9.19mg、0.024mmol)の混合物に追加した。得られた混合物を、氷−メタノール冷却浴を使用して0℃に冷却した。次いで、予混合した1−メチルピペリジン−4−アミン(2.51mg、0.022mmol)およびDIPEA(0.012mL、0.066mmol)のDMF(0.5mL)溶液0.5mlを上記混合物に徐々に追加し、反応物を、撹拌しながら30分間かけて室温に加温した。反応完了後、粗混合物を、アセトニトリル/H
2O(01%TFA)を使用して分取HPLCによって精製して、固体として化合物I−19(4mg、7.26μmol、収率33.0%)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6): δ・9.20-9.04 (m, 3H), 8.38-8.09 (m, 4H), 7.40 (d, 1H), 7.13 (br s, 1H), 3.52-3.36 (m, 4H), 3.05-3.01 (m, 2H), 2.73 (m, 3H), 2.17-1.71 (m, 4H), 1.17 (d, 3H). MS m/z: 514.9 (M-36
+).
実施例4
【化149】
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(R)−2−クロロ−N−シクロプロピル−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(I−21)の合成
【0298】
1−メチルピペリジン−4−アミンの代わりにシクロプロピルアミン(cycloproylamine)を使用してI−19と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−21を得た。MS m/z:457.9(M−36).
実施例5
【化150】
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(R)−2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)−N−(オキセタン−3−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド(I−20)の合成
【0299】
1−メチルピペリジン−4−アミンの代わりにオキセタン−3−アミンを使用してI−19と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として単離された化合物I−20を得た。MS m/z:473.9(M−36).
実施例6
【化151】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−24)の合成
【0300】
1−メチルピペリジン−4−アミンの代わりに(R)−N,N−ジメチルピロリジン−3−アミンを使用してI−19と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として単離された化合物I−24を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6): δ9.90 (br s, 1H), 9.24 (d, 1H), 9.20 (d, 1H), 9.04 (d, 1H), 8.20 (m 1H), 8.19 (d, 1H), 7.34 (m, 1H), 7.11 (br t, 1H), 4.07-3.30 (m, 5H, partially overlapped by water), 2.87 (br s, 6H), 2.49-2.15 (m, 2H, partially merged with solvents peak), 1.17 (d, 3H).
実施例7
【化152】
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(R)−6−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリル(I−25)の合成
【0301】
(R)−3−アミノ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−3)(60mg、0.2mmol)の1,4−ジオキサン(3.0mL)溶液に、6−クロロ−4−ヨードニコチノニトリル(63.8mg、0.2mmol)および炭酸カリウム(55.6mg、0.4mmol)を室温で追加した。反応混合物を5分間脱気し、続いて、Pd
2(dba)
3(9.1mg、0.01mmol)およびキサントホス(19.2mg、0.03mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を100℃で8時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を水(7.0mL)で希釈し、固体沈殿物が形成された。固体をろ過し、空気乾燥し、次いで、ジメチルスルホキシド/水から結晶化して、黄色の固体として化合物I−25(40mg、43%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J= 6.6 Hz, 3H), 3.45 (br s, 2H), 3.59 (br s, 1H), 7.01 (br s, 1H), 7.64 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 7.79 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 8.03-8.08 (m, 2H), 8.68 (s, 1H), 8.83 (s, 1H), 9.13 (d, J= 9.3 Hz, 1H), 10.1 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 435.2.
実施例8
【化153】
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(R)−6−フルオロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリル(I−27)の合成
【0302】
6−クロロ−4−ヨードニコチノニトリルの代わりに6−フルオロ−4−ヨードニコチノニトリルを用いてI−25と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として単離された化合物I−27(40mg、28%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J= 6.7 Hz, 3H), 3.45 (br s, 2H), 3.55 (br s, 1H), 7.01 (br s, 1H), 7.67 (d, J= 9.1 Hz, 1H), 7.86 (d, J= 8.7 Hz, 1H), 8.03-8.07 (m, 2H), 8.51 (s, 1H), 8.61 (s, 1H), 9.14 (d, J= 9.0 Hz, 1H), 10.1 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 419.3.
実施例9
【化154】
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(R)−6−フルオロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ニコチンアミド(I−29)の合成
【0303】
(R)−6−フルオロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ニコチノニトリル(I−27)(30mg、0.1mmol)を、濃H
2SO
4(0.5mL)によって0℃で処理した。得られた反応混合物を60℃で1時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を冷水(1.0mL)でクエンチし、その際に、固体が形成された。得られた固体をろ過し、空気乾燥して、粗生成物を得た。粗生成物をジメチルスルホキシド(1.0mL)に溶解し、80℃に加温し、次いで、ろ過して、未溶解の粒子を除去した。ろ液に、水(1.0mL)を追加した。形成した固体をろ過し、空気乾燥して、黄色の固体として化合物I−29(6.0mg、17%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J= 6.7 Hz, 3H), 3.44 (br s, 2H), 3.58-3.59 (m, 1H), 7.01 (br s, 1H), 7.28 (d, J= 6.7 Hz, 1H), 7.85 (br s, 1H), 7.88 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.02 (br s, 1H), 8.06 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.42 (br s, 1H), 8.63 (s, 1H), 8.85 (s, 1H), 9.11 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 12.08 (s, 1H). MS m/z (M+H): 437.2.
実施例10
【化155】
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(R)−10−メチル−3−((2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−14)の合成
【0304】
(R)−tert−ブチル10−メチル−3−((2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−8−オキソ−10,11−ジヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−12(9H)−カルボキシレート(INT−42)(15.0mg、0.03mmol)のジクロロメタン(2.0mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(2.0mL)を0℃で追加した。得られた反応混合物を0℃で20分間撹拌した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、クロロホルム(2×10mL)と共沸させた。得られた残留物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で希釈し、酢酸エチル(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗生成物を分取TLCによって精製して、黄色の固体として化合物I−14(6.0mg、49%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J= 6.7 Hz, 3H), 3.39 (s, 3H), 3.45 (br s, 2H), 3.59 (br s, 1H), 7.02 (br s, 1H), 7.88 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 7.93 (br s, 1H), 8.03 (d, J= 4.1 Hz, 1H), 8.45 (br s, 1H), 8.09 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 8.70 (d, J=5.9 Hz, 1H), 9.15 (d, J= 9.3 Hz, 1H), 11.19 (br s, 1H). MS: m/z 455.3 (M+H).
実施例11
【化156】
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(R)−3−((5−フルオロ−2−ニトロフェニル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−1)の合成
【0305】
(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)(120mg、0.4mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)溶液を5−フルオロ−2−ニトロアニリン(70mg、0.4mmol)で処理した。得られた溶液を、真空を適用することによって簡単に脱気し、次いで、窒素でフラッシュした。炭酸セシウム(246mg、0.7mmol)、Pd
2(dba)
3(17mg、0.01mmol)およびキサントホス(43mg、0.07mmol)を追加し、混合物を上記のようにさらに脱気した。反応混合物を、マイクロ波照射下、130℃で1時間撹拌した。反応完了後、反応混合物をセライトでろ過し、酢酸エチルで洗浄し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をジエチルエーテルでトリチュレートし、分取HPLCによってさらに精製して、淡褐色の固体として化合物I−1(16mg、10%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44 (br s, 2H), 3.58 (br s, 1H), 7.00-7.04 (m, 2H), 7.47 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.01-8.03 (m, 2H), 8.24 (dd, J = 6.1, 9.2 Hz, 1H), 8.73 (dd, J = 2.6, 12.1 Hz, 1H), 9.07 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 10.26 (s, 1H). MS: m/z (M+H): 438.22 (M+H).
実施例12
【化157】
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(R)−4−フルオロ−2−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ベンゾニトリル(I−2)の合成
【0306】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりに2−アミノ−4−フルオロベンゾニトリルを用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として得られた化合物I−2を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ: 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44 (s, 2H), 3.57-3.59 (m, 1H), 6.97 (t, J = 5 Hz, 1H), 7.03 (dt, J = 2.5, 8.4 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.86 (dd, J = 6.4, 8.7 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.02 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.35 (dd, J = 2.5, 12 Hz, 1H), 9.03 (d, J = 9 Hz, 1H), 9.61 (s, 1H). MS: m/z 418.1(M+H).
実施例13
【化158】
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(R)−3−((2−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−5)の合成
【0307】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりに2−クロロピリミジン−4−アミンを用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として得られた化合物I−5を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.17 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44 (br s, 2H), 3.58-3.59 (m, 1H), 7.07 (d, J = 5 Hz, 1H), 7.76 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 9 Hz, 1H), 8.03-8.08 (m, 2H), 8.33 (br s, 1H), 8.45 (d, J = 6 Hz, 1H), 9.15 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 10.99 (s, 1H). MS: m/z 411.1(M+H).
実施例14
【化159】
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(R)−3−((2−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−8)の合成
【0308】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりに2−フルオロピリミジン−4−アミンを用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成した。加熱を、(マイクロ波照射ではなく)通常どおり90℃で16時間行って、灰白色の固体として得られた化合物I−8(8mg、収率11%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ: 1.17 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44 (s, 2H), 3.58 (s, 1H), 7.05 (br s, 1H), 7.80 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.21 (br s, 1H), 8.46 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 9.15 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 10.98 (s, 1H). MS: m/z 395.32 (M+H).
実施例15
【化160】
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(R)−エチル4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)−2−(メチルチオ)ピリミジン−5−カルボキシレート(I−12)の合成
【0309】
15mLバイアル中で、1,4−ジオキサンを(R)−3−ブロモ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−5)(10mg、0.028mmol)およびエチル4−アミノ−2−(メチルチオ)ピリミジン−5−カルボキシレート(INT−8)(8.83mg、0.041mmol)に追加し、続いて、NaOt−Bu(7.96mg、0.083mmol)およびブレットホス−G1プレ触媒(4.00mg、0.552μmol)を追加した。得られた不均一混合物をアルゴンで3分間パージし、80℃で一晩加熱した。完了後、反応物を、アセトニトリル/H
2O(0.1%TFA)を使用して分取HPLCによって精製して、固体として化合物I−12(6mg、0.012mmol、収率43.9%)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6): δ11.01 (s, 1H), 9.23 (d, 1H), 8.86 (d, 1H), 8.69 (d, 1H), 8.10 (m, 2H), 7.81 (d, 1H), 7.10 (br.s, 1H), 4.38 (q, 2H), 3.60 (m, 1H), 3.45 (m, 2H), 2.66 (s, 3H), 1.35 (d, 3H), 1.18 (t, 3H). MS m/z: 494.9 (M+H).
実施例16
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−2−クロロ−4−(メチル(10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(I−34)の合成
【0310】
(R)−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−(メチル(10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−44)(60mg、0.1mmol)のジクロロメタン(1.0mL)撹拌溶液に、トリフルオロ酢酸(1.0mL、0.1mmol)およびトリフルオロメタンスルホン酸(153.12mg、1.0mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を25℃で1時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物を水で希釈し、形成された固体をろ過し、水で洗浄し、次いで、真空下で乾燥した。粗生成物を、5%メタノールのジクロロメタン溶液で溶出する分取TLCによって精製して、橙色の固体として化合物I−34(6.0mg、12%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.17 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.42 (m, 2H), 3.57 (m, 1H), 4.14 (s, 3H), 7.09 (t, J= 5.5 Hz, 1H), 7.76 (br s, 1H), 7.84 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 8.05 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 8.26 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.79 (s, 1H), 8.85 (br s, 1H), 9.10 (d, J =9.9 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 468.4.
実施例17
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(I−9)の合成
【0311】
(R)−2−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−43)(20mg、0.03mmol)のジクロロメタン(1.0mL)撹拌溶液に、トリフルオロ酢酸(1mL)およびトリフルオロメタンスルホン酸(0.03mL、0.3mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を25℃で1時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を水で希釈し、形成された固体をろ過し、ジクロロメタンで洗浄し、乾燥した。得られた粉末を、5%MeOHのジクロロメタン溶液で溶出することによる分取TLCによって精製して、黄色の固体として化合物I−9(11mg、68%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.46 (m, 2H), 3.60 (m, 1H), 7.06 (br s, 1H), 7.82 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.01 (br s, 1H), 8.07-8.09 (m, 2H), 8.51 (br s, 1H), 8.61 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 8.90 (s, 1H), 9.26 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 12.11 (br s, 1H). MS: m/z 454.3(M+H).
実施例18
【化163】
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(R)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−11)の合成
【0312】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりに6−フルオロピリミジン−4−アミンを用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成した。加熱を、(マイクロ波照射ではなく)通常どおり100℃で16時間行って、褐色の固体として化合物I−11を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ: 1.17 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44 (s, 2H), 3.59-3.60 (m, 1H), 6.99 (t, J = 5 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 9 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.06 (d, J = 9 Hz, 1H), 8.17 (s, 1H), 8.59 (d, J = 2 Hz, 1H), 9.10 (d, J = 9 Hz, 1H), 10.93 (s, 1H). MS: m/z 395.1 (M+H).
実施例19
【化164】
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(R)−3−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−7)の合成
【0313】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりに6−クロロピリミジン−4−アミンを用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成した。加熱を、(マイクロ波照射ではなく)通常どおり100℃で16時間行って、黄色の固体として化合物I−7を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.17 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.47 (br s, 2H), 3.58 (br s, 1H), 7.00 (br s, 1H), 7.76 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.04-8.08 (m, 2H), 8.46 (s, 1H), 8.64 (s, 1), 9.11 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 10.88 (s, 1H). MS m/z (M+H): 411.3.
実施例20
【化165】
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(R)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)(メチル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−38)の合成
【0314】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりに6−フルオロ−N−メチルピリミジン−4−アミンを用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成した。加熱を、(マイクロ波照射ではなく)通常どおり90℃で16時間行って、淡黄色の固体として化合物I−38を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44-3.46 (m, 2H), 3.59-3.60 (m, 1H), 3.68 (s, 3H), 6.88 (s, 1H), 7.10 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 7.80 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.85 (d, , J = 8.9 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.11 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.49 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 9.18 (d, J = 9.1 Hz, 1H). MS: m/z 409.3(M+H).
実施例21
【0315】
【化166】
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(R)−6−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ニコチンアミド(I−15)の合成
【0316】
(R)−6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ニコチンアミド(INT−51)(20mg、0.04mmol)のジクロロメタン:トリフルオロ酢酸(2mL、1:1の比)撹拌溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸(52mg、0.34mmol)を0℃で追加し、室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、飽和NaHCO
3水溶液(3mL)を0℃で追加し、20分間撹拌した。形成された固体をろ過し、水で洗浄し、粗化合物を分取HPLCによって精製して、黄色の固体として化合物I−15(8mg、収率61)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-D
6): δ: 1.20 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.44-3.49 (m, 2H), 3.58 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 7.04 (, J = 5.4 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.93 (br s, 1H), 8.08 (d, J = 9 Hz, 2H), 8.48 (br s, 1H), 8.72 (s, 1H), 9.10 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 9.27 (s, 1H), 11.97 (s, 1H). MS: m/z 453.28(M+H).
実施例22
【化167】
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(R)−エチル4−クロロ−2−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキシレート(I−23)の合成
【0317】
5−フルオロ−2−ニトロアニリンの代わりにエチル2−アミノ−4−クロロ−ピリミジン−5−カルボキシレートを用い、(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)の代わりに(R)−3−ブロモ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−5)を用いてI−1と同じ方法で、表題化合物を合成した。黄色の固体として表題の化合物I−23を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 1.32 (t, J =7.0 Hz, 3H), 3.45 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 4.32 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 4.29-4.34 (m, 2H), 7.07 (t, J =5.0 Hz, 1H), 7.80 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.40 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.96 (s, 1H), 9.19 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 11.2 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 483.1.
実施例23
【化168】
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(R)−3−((2,6−ジフルオロピリジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−6)の合成
【0318】
(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)(50mg、0.16mmol)、2,6−ジフルオロピリジン−4−アミン(40.9mg、0.3mmol)および炭酸セシウム(154mg、0.5mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)溶液をアルゴンで10分間脱気した。BINAP(9.8mg、0.02mmol)およびPd
2(dba)
3(14.4mg、0.02mmol)を追加し、溶液を再びアルゴンで5分間脱気し、次いで、16時間かけて100℃に加熱した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。得られた粗化合物をカラムクロマトグラフィー(100〜200シリカメッシュ、溶離液として10%メタノールのジクロロメタン溶液)によって精製し、続いて、関連画分を濃縮し、逆相HPLCによってさらに精製して、黄色の固体として化合物I−6(7mg、収率10%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ: 1.17 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 3.43 (s, 2H), 3.59 (d, J = 4 Hz, 1H), 6.98 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.24 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.59 (s, 2H), 7.87 (d, J = 9 Hz, 1H), 8.03-8.06 (m, 2H), 9.09 (d, J = 9 Hz, 1H), 10.51 (s, 1H). MS: m/z 412.1(M+H).
実施例24
【化169】
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(R)−3−((2−フルオロピリジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−3)の合成
【0319】
10mLマイクロ波バイアル中で、Pd
2(dba)
3(21.61mg、0.024mmol)、炭酸セシウム(77mg、0.236mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)−ビフェニル(デイブホス、18.58mg、0.047mmol)、4−アミノ−2−フルオロピリジン(8.82mg、0.079mmol)および(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)(25mg、0.079mmol)を0.5mLの乾燥t−BuOHに溶解した。反応物を真空下に置き、次いで、窒素を再充填した。反応物を一晩かけて100℃に加熱し、次いで、冷却し、ろ過し、濃縮乾固した。残留物をDMSOに再溶解し、95%〜5%H
2O(0.5%TFA v/vを含有する)/アセトニトリルを用いて逆相HPLCによって精製して、化合物I−3(0.004g、7.8μmol、収率10.0%)を得た。MS:m/z 393.6(M+H),391.7(M−H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.13 (d, 3H), 3.39 (m, 2H), 3.55 (m, 1H), 6.94 (br s, 1H), 7.20 (d, 1H), 7.81 (d, 1H), 7.99 (m, 4H), 9.02 (d, 1H), 10.21 (s, 1H).
実施例25
【化170】
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(R)−3−((2−クロロピリジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−4)の合成
【0320】
4−アミノ−2−フルオロピリジンの代わりに4−アミノ−2−クロロピリジンを用いてI−3と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−4(0.003g、5.7μmol、収率7.3%)を得た。MS:m/z 409.7(M+H),407.8(M−H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.13 (d, 3H), 3.38 (br s, 2H), 3.55 (m, 1H), 6.95 (br s, 1H), 7.17 (d, 1H), 7.72 (d, 1H), 7.78 (d, 1H), 8.01 (m, 2H), 8.16 (d, 1H), 9.03 (d, 1H).
実施例26
【化171】
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(R)−3−((2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−32)の合成
【0321】
5mLマイクロ波バイアル中で、(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)(0.04g、0.126mmol)、BINAP(7.84mg、0.013mmol)、Pd(OAc)
2(8.48mg、0.013mmol)、炭酸セシウム(0.082g、0.252mmol)および2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)(0.028g、0.138mmol)を3mLの1,4−ジオキサンに懸濁した。反応物を真空下に置き、超音波処理し、次いで、窒素を再充填した。反応物を、Biotage Explorerマイクロ波によって130℃で1時間照射した。反応物を冷却し、ろ過し、濃縮乾固した。残留物をDMSOに再溶解し、95%〜5%H
2O(0.5%TFA v/vを含有する)/アセトニトリルを用いて逆相HPLCによって精製して、化合物I−32(0.017g、0.035mmol、収率28.0%)を得た。MS:m/z 466.1(M+H),463.8(M−H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, 3H), 2.88 (s, 6H), 3.43 (m, 2H), 3.59 (m, 3H), 4.67 (m, 2H), 7.04 (m, 1H), 7.78 (br s, 1H), 7.88 (d, 1H), 8.08 (d, 1H), 9.14 (d, 1H), 9.89 (br s, 1H), 10.93 (s, 1H).
実施例27
【化172】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−(オキセタン−3−イルオキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−37)の合成
【0322】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに6−フルオロ−2−(オキセタン−3−イルオキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−9a)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−37(0.0033g、7.07μmol、収率5.6%)を得た。MS:m/z 467.1(M+H),464.6(M−H).
実施例28
【化173】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−39)の合成
【0323】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)の代わりに6−フルオロ−2−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−15a)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−39(0.01g、0.02mmol、収率12.9%)を得た。MS:m/z 495.0(M+H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, 3H), 1.38 (s, 3H), 3.55 (m, 3H), 4.33 (d, 2H), 4.42 (s, 2H), 4.51 (d, 2H), 7.03 (t, 1H), 7.75 (br s, 1H), 7.88 (d, 1H), 8.07 (m, 2H), 9.12 (d, 1H), 10.91 (s, 1H).
実施例29
【化174】
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(R)−3−((4−フルオロ−6−(オキセタン−3−イルオキシ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−42)の合成
【0324】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミン(S3−3a)の代わりに4−フルオロ−6−(オキセタン−3−イルオキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−9b)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成した。これにより、化合物I−42(0.02g、0.04mmol、収率26.7%)を得た。MS:m/z 467.1(M+H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.20 (d, 3H), 3.47 (m, 2H), 3.62 (m, 1H), 4.64 (m, 2H), 4.97 (m, 2H), 5.67 (m, 1H), 6.28 (sm 1H), 7.08 (br s, 1H), 7.77 (d, 1H), 8.07 (d, 1H), 8.29 (d, 1H), 9.18 (d, 1H), 10.66 (s, 1H).
実施例30
【化175】
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(R)−3−((4−フルオロ−6−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−43)の合成
【0325】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに4−フルオロ−6−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−15b)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成した。これにより、化合物I−43(0.01g、0.02mmol、収率13.8%)を得た。MS:m/z 495.1(M+H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, 3H), 1.38 (s, 3H), 3.46 (br s, 2H), 3.61 (m, 1H), 4.33 (d, 2H), 4.52 (m, 4H), 6.25 (s, 1H), 7.17 (s, 1H), 7.77 (d, 1H), 8.07 (d, 1H), 8.40 (d, 1H), 9.17 (d, 1H), 10.64 (s, 1H).
実施例31
【化176】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−40)の合成
【0326】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに(S)−6−フルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−23)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−40を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 10.82 (s, 1H), 9.11 (d, 1H), 8.06 (d, 2H), 7.84 (d, 2H), 7.53 (br s, 1H), 7.01 (s, 1H), 5.47 (t, 1H), 3.95-3.78 (m, 4H), 3.78-3.30 (m, 4H), 2.27-2.01 (m, 2H), 1.17 (d, 3H). MS m/z: 480.8 (M+H).
実施例32
【化177】
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(R)−3−((4−フルオロ−6−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−50)の合成
【0327】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに(S)−4−フルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−22)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−50を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 10.61 (s, 1H), 9.15 (d, 1H), 8.36 (d, 1H), 8.05 (d, 2H), 7.76 (d, 1H), 7.05 (s, 1H), 6.19 (s, 1H), 4.01-3.83 (m, 4H), 3.60-3.45 (m, 3H), 2.48-2.01 (m, 2H), 1.18 (d, 3H). MS m/z: 480.8 (M+H).
実施例33
【化178】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−41)の合成
【0328】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに(R)−6−フルオロ−2−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−27)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−41を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 10.83 (s, 1H), 9.11 (d, 1H), 8.05 (d, 2H), 7.84 (d, 2H), 7.65 (br s, 1H), 7.01 (s, 1H), 5.48 (t, 1H), 3.95-3.82 (m, 4H), 3.51 (m, 1H), 3.43 (m, 2H), 2.30-2.06 (m, 2H), 1.17 (d, 3H). MS m/z: 481.0 (M+H).
実施例34
【化179】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−44)の合成
【0329】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに6−フルオロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−19)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−44(18mg、0.038mmol、収率27.2%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 10.82 (s, 1H), 9.10 (d, 1H), 8.05 (m, 2H), 7.84 (m, 2H), 7.01 (br s, 1H), 4.42 (t, 2H), 3.67 (m, 2H), 3.58 (m, 1H), 3.42 (m, 2H), 3.30 (s, 3H), 1.16 (d, 3H). MS m/z: 469.0 (M+H).
実施例35
【化180】
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(R)−3−((4−フルオロ−6−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−46)の合成
【0330】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに(R)−4−フルオロ−6−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−26)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−46を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 10.61 (s, 1H), 9.14 (d, 1H), 8.35 (d, 1H), 8.04 (d, 2H), 7.75 (d, 1H), 7.04 (s, 1H), 6.18 (s, 1H), 5.57 (t, 1H), 3.98 (m, 1H), 3.87-3.77 (m, 3H), 3.61 (m, 1H), 3.44 (m, 2H), 2.31 (m, 1H), 2.04 (m, 1H), 1.17 (d, 3H). MS m/z: 481.0 (M+H).
実施例36
【化181】
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(R)−3−((4−フルオロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−45)の合成
【0331】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに4−フルオロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−18)を用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−45を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 10.62 (s, 1H), 9.15 (d, 1H), 8.37 (d, 1H), 8.07 (m, 2H), 7.76 (d, 1H), 7.05 (br s, 1H), 6.20 (s, 1H), 4.52 (t, 2H), 3.69 (t, 2H), 3.59 (m, 1H), 3.44 (m, 2H), 3.30 (s, 3H), 1.17 (d, 3H). MS m/z: 469.0 (M+H).
実施例37
【化182】
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(R)−3−((6−クロロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−51)の合成
【0332】
2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに6−クロロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−アミンを用いてI−32と同じ方法で、表題化合物を合成した。これにより、化合物I−51(0.025g、0.06mmol、収率10.7%)を得た。MS:m/z 454.9(M+H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d,3H), 3.41 (s, 3H), 3.44 (m, 3H), 4.49 (s, 2H), 7.05 (br s, 1H), 7.85 (d, 1H), 8.08 (m, 2H), 9.12 (d, 1H), 10.99, (s, 1H).
実施例38
【化183】
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(10R)−3−((6−フルオロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(ジアステレオマーの1:1混合物)(I−47)の合成
【0333】
(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)(150mg、0.47mmol)および(rac)−6−フルオロ−2−[(1−メチル−3−ピペリジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(INT−10)(128.1mg、0.56mmol)を溶解した1,4−ジオキサン(6.0mL)溶液を、真空を適用することによって簡単に脱気し、次いで、窒素で3回フラッシュした。上記溶液に、炭酸セシウム(461.3mg、1.41mmol)、Pd
2(dba)
3(43.2mg、0.05mmol)およびキサントホス(27.3mg、0.05mmol)を室温で追加し、この溶液を再び5分間脱気した。得られた反応混合物を100℃で6時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、その際に、固体が形成された。得られた固体を水、ジエチルエーテルおよびアセトンで洗浄し、淡黄色の固体として化合物I−47(30mg、12%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J= 6.6 Hz, 3H), 1.43-1.57 (m, 2H), 1.73 (m, 1H), 1.97-2.15 (m, 2H), 2.19 (s, 4H), 2.5 (m, 1H), 2.88 (d, J= 9.4 Hz, 1H), 3.44-3.49 (m, 2H), 3.55-3.59 (m, 1H), 4.99 (m, 1H), 6.99 (s, 1H), 7.69 (s, br, 1H), 7.79 (d, J= 7.2 Hz, 1H), 7.86 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 8.01-8.06 (m, 2H), 9.10 (d, J=9.1 Hz, 1H), 10.76 (s, br, 1H). MS m/z (M+H): 508.3.
実施例39
【化184】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−48)の合成
【0334】
(rac)−6−フルオロ−2−[(1−メチル−3−ピペリジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(INT−10)の代わりに6−フルオロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−11)を用いてI−47と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として化合物I−48を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J= 6.4 Hz, 3H), 2.12 (s, 3H), 2.29 (br s, 4H), 2.49 (br s, 4H), 2.68 (br s, 2H), 3.43 (br s, 2H), 3.58 (br s, 1H), 4.41 (s, 2H), 6.99 (s, 1H), 7.58 (br s, 1H), 7.78-7.85 (m, 2H), 8.00-8.05 (m, 2H), 9.12 (d, J= 9.1 Hz, 1H), 10.39 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 537.2.
実施例40
【化185】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−(((R)−1−メチルピロリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−49)の合成
【0335】
(rac)−6−フルオロ−2−[(1−メチル−3−ピペリジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン(INT−10)の代わりに(R)−6−フルオロ−2−((1−メチルピロリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−12)を用いてI−47と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として化合物I−49(8.0mg、16%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J= 6.7 Hz, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.31-2.40 (m, 2H), 2.61-2.68 (m, 3H), 2.82-2.84 (m, 1H), 3.44 (br s, 2H), 3.59 (br s, 1H), 5.33 (br s, 1H), 6.99 (br s, 1H), 7.49 (br s, 1H), 7.83-7.85 (m, 2H), 8.01 (br s, 1H), 8.05 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 9.13 (d, J=9.3 Hz, 1H), 10.75 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 494.5.
実施例41
【化186】
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(10R)−3−((6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(ジアステレオマーの1:1混合物)(I−59)の合成
【0336】
(R)−3−ブロモ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−5)(100mg、0.3mmol)および(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(S4−4)(67mg、0.3mmol)を溶解した1,4−ジオキサン(5.0mL)溶液を、真空を適用することによって簡単に脱気し、次いで、窒素で3回フラッシュした。上記溶液に、炭酸セシウム(269.8mg、0.8mmol)、Pd
2(dba)
3(25.3mg、0.03mmol)およびキサントホス(15.9mg、0.03mmol)を室温で追加した。得られた混合物をさらに脱気し、100℃で6時間撹拌した。完了後、反応混合物を濃縮し、固体が形成された。得られた固体を水、ジクロロメタンで洗浄し、分取HPLCによって精製して、赤色の固体として化合物I−59(13mg、9%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD): δ 1.35 (d, J= 6.8 Hz, 3H), 1.88-1.97 (m, 2H), 2.19-2.30 (m, 2H), 2.94 (s, 3H), 3.07-3.15 (m, 2H), 3.51-3.60 (m, 3H), 3.70-3.79 (m, 1H), 3.88-3.91(m, 1H), 5.57 (br s, 1H), 7.54 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 7.86 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.00 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.18 (s, 1H), 9.08 (d, J= 9.2 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 524.6.
実施例42
【化187】
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(R)−3−((6−クロロ−2−(((R)−1−メチルピロリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−60)の合成
【0337】
(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりに(R)−6−クロロ−2−((1−メチルピロリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−28)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として化合物I−60(10.0mg、7%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J= 6.5 Hz, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.32-2.36 (m, 2H), 2.66-2.68 (m, 3H), 2.83-2.87 (m, 1H), 3.45 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 5.34 (br s, 1H), 6.98 (br s, 1H), 7.72-7.74 (m, 1H), 7.81(d, J= 8.8 Hz, 1H), 7.91-7.97 (m, 2H), 8.06 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 9.14 (d, J= 9.3 Hz, 1H), 10.7 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 510.4.
実施例43
【化188】
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(R)−3−((6−クロロ−2−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−67)の合成
【0338】
(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりに2−クロロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−4−アミン(S5−4)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−67(25mg、18%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J=6.6 Hz, 3H), 3.34 (s, 3H), 3.45 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 3.68 (t, J=4.4 Hz, 2H), 4.44 (t, J=4.4 Hz, 2H), 6.98 (br s, 1H), 7.79-7.82 (m, 2H), 7.97-7.98 (m, 2H), 8.06 (d, J=8.8 Hz, 1H), 9.14 (d, J=9.3 Hz, 1H), 10.73 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 485.4.
実施例44
【化189】
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(R)−3−((6−クロロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−66)の合成
【0339】
6−クロロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりに6−クロロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−29)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として化合物I−66(10mg、4.1%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 1.88 (s, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.30 (br s, 4H), 2.50 (br s, 4H), 2.67-2.70 (t, J=5.7 Hz, 2H), 3.45 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 4.41-4.43 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 7.80-7.91 (br m, 3H), 7.98 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 9.13 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 10.72 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 553.1.
実施例45
【化190】
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(R)−3−((4−クロロ−6−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−61)の合成
【0340】
(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりに6−クロロ−2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ)ピリミジン−4−アミン(INT−46)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として化合物I−61(14mg、14.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 2.11 (s, 3H), 2.27 (br s, 4H), 2.49 (br s, 4H), 2.67-2.70 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.45 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 4.49-4.52 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 6.54 (s, 1H), 7.01 (br s, 1H), 7.76 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.39 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 9.15 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 10.39 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 553.2.
実施例46
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((4−クロロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−69)の合成
【0341】
(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりに4−クロロ−6−(2−メトキシエトキシ)ピリミジン−2−アミン(INT−45)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−69(8.0mg、12%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J=6.7 Hz, 3H), 3.30 (s, 3H), 3.45 (s, 2H), 3.59-3.60 (br m, 1H), 3.70 (t, J=4.5 Hz, 2H), 4.52 (t, J=4.3 Hz, 2H), 6.57 (s, 1H), 7.00 (br s, 1H), 7.76 (d, J=8.9 Hz, 1H), 7.96 (br s, 1H), 8.03 (d, J=8.9 Hz, 1H), 8.40 (d, J=9.3 Hz, 1H), 9.15 (d, J=9.4 Hz, 1H), 10.41 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 485.1.
実施例47
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−メチル4−クロロ−6−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−2−カルボキシレート(I−70)の合成
【0342】
(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりにメチル4−アミノ−6−クロロピリミジン−2−カルボキシレート(S6−5)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡黄色の固体として化合物I−70(10.0mg、11%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J= 6.7 Hz, 3H), 3.45 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 3.92 (s, 3H), 6.98 (br s, 1H), 7.80 (br s, 1H), 7.87 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 7.98 (br s, 1H), 8.08 (d, J= 8.9 Hz, 1H), 8.67 (br s, 1H), 9.14 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 11.23 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 469.0.
実施例48
【化193】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−74)の合成
【0343】
(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりに6−フルオロ−2−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリミジン−4−アミン(S7−8)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−74(44mg、29%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J= 6.8 Hz, 3H), 1.38 (m, 2H), 1.51 (m, 4H), 2.45-2.48 (m, 4H), 3.44 (m, 2H), 3.52 (s, 2H), 3.59 (m, 1H), 6.96 (m, 1H), 7.71 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 7.87 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 7.96 (m, 1H), 8.03-8.05 (m, 2H), 9.08 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 10.89 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 492.4.
実施例49
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((6−フルオロ−2−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−73)の合成
【0344】
(rac)−6−クロロ−2−((1−メチルピペリジン−3−イル)オキシ)ピリミジン−4−アミンの代わりに6−フルオロ−2−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−アミン(INT−30)を用いてI−59と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−73(40mg、39%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J= 6.8 Hz, 3H), 2.14 (s, 3H), 2.32-2.40 (m, 4H), 2.52-2.58 (m, 4H), 3.44 (m, 2H), 3.55 (s, 2H), 3.59-3.65 (m, 1H), 6.96 (m, 1H), 7.72 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 7.87 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 7.97 (m, 1H), 8.03-8.05 (m, 2H), 9.09 (d, J= 9.6 Hz, 1H), 10.89 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 507.5.
実施例50
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((4−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−10)の合成
【0345】
10mL丸底フラスコ中で、(R)−3−ブロモ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−31)(0.03g、0.083mmol)、4−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−アミン(0.019g、0.083mmol、合成については「中間体の合成」のセクションを参照のこと)およびK
2CO
3(0.034g、0.248mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)溶液を追加して、黄色の懸濁液を得た。Pd
2(dba)
3(7.58mg、8.28μmol)および2’−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−N,N−ジメチル−[1,1’−ビフェニル]−2−アミン(デイブホス6.52mg、0.017mmol)を追加し、反応物を窒素下で4時間加熱還流した。次いで、反応物を冷却し、ショートシリカプラグでろ過し、濃縮した。得られた残留物を1mLのDMSOに再溶解し、95%〜5%H
2O(0.5%TFA v/vを含有する)/アセトニトリルを用いて逆相HPLCによって精製して、化合物I−10(0.0027g、5.29μmol、収率6.39%)を得た。MS:m/z 510.1(M+H),507.7(M−H).
実施例51
【化196】
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(R)−3−((4−クロロピリミジン−2−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−13)の合成
【0346】
4−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−アミンの代わりに4−クロロピリミジン−2−アミンを用いてI−10と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−13(0.0018g、4.38μmol、収率5.29%)を得た。MS:m/z 410.2(M+H).
実施例52
【化197】
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(R)−3−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−33)の合成
【0347】
10mLマイクロ波バイアル中で、Pd
2(dba)
3(7.20mg、7.87μmol)、炭酸セシウム(0.051g、0.157mmol)、ジシクロヘキシル(2’,6’−ジイソプロポキシ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(SPhos、7.34mg、0.016mmol)、N
1−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−N
2,N
2−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(INT−32)(0.017g、0.094mmol)および(R)−3−クロロ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S1−12)(0.025g、0.079mmol)を5mLの乾燥1,4−ジオキサンに溶解した。反応物を真空下に置き、超音波処理し、窒素を再充填した。この反応物を、Biotage Explorerマイクロ波によって130℃で3時間照射した。反応物を冷却し、ろ過し、濃縮乾固した。残留物をDMSOに再溶解し、95%〜5%H
2O(0.5%TFA v/vを含有する)/アセトニトリルを用いて逆相HPLCによって精製して、化合物I−33(0.0066g、0.014mmol、収率18.02%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, 3H), 2.99 (s, 6H), 3.48 (m, 6H), 3.60 (m, 2H), 4.61 (m, 2H), 7.17 (t, 1H), 7.85 (d, 1H), 7.96 (d, 1H), 7.18 (m, 2H), 8.61 (s, 1H), 9.24 (d, 1H), 9.58 (br s, 1H).
実施例53
【化198】
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(R)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)(2−メトキシエチル)アミノ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−36)の合成
【0348】
N1−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−N2,N2−ジメチルエタン−1,2−ジアミンの代わりに6−フルオロ−N−(2−メトキシエチル)ピリミジン−4−アミン(INT−33)を用いてI−33と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−36(0.0019g、4.20μmol、収率3.34%)を得た。MS:m/z 453.0(M+H),450.8(M−H).
実施例54
【化199】
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(R)−3−((2−フルオロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−52)の合成
【0349】
20mLバイアル中で、(R)−3−ヒドロキシ−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−6)(0.072g、0.241mmol)を3mLの乾燥DMFに懸濁した。水素化ナトリウム(分散油中60重量%、9.62mg、0.241mmol)を追加し、反応物を90℃に加温した。ガスが放出され、色が暗琥珀色になるにつれて、出発物質が徐々に溶液になる。10分間の加熱後、反応物を0℃に冷却し、2,4−ジフルオロピリミジン(0.028g、0.241mmol)を滴下した。反応物を室温で撹拌し、または50℃に加温した。完了後、反応物を飽和NH
4Cl(水溶液)でクエンチし、水に注いだ。反応物をジクロロメタンで3回抽出し、有機抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで脱水し、真空下で濃縮した。得られた残留物をDMSOに再溶解し、95%〜5%H
2O(0.5%TFA v/vを含有する)/アセトニトリルを用いて逆相HPLCによって精製して、化合物I−52(0.036g、0.091mmol、収率37.9%)を得た。MS:m/z 395.9(M+H),393.7(M−H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.17 (d, 3H), 3.43 (m, 2H), 3.59 (m, 1H), 5.72 (s, 1H), 7.14 (t, 1H) 7.39 (m,1H), 7.64 (d, 1H), 7.84 (d, 1H), 8.15 (m, 2H), 8.77 (m, 1H), 9.36 (d, 1H).
実施例55
【化200】
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(R)−3−((6−クロロ−2−メチルピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−58)の合成
【0350】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに4,6−ジクロロ−2−メチルピリミジンを用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−58(0.005g、0.01mmol、収率16.9%)を得た。MS:m/z 425.9(M+H),423.6(M−H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.42 (d, 3H), 3.59 (m, 1H), 3.75 (d, 1H), 3.84 (m, 1H), 5.36 (br s, 1H), 7.07 (br s, 1H), 7.13 (s, 1H), 7.26 (s, 1H), 7.36 (d, 1H), 7.92 (d, 2H), 7.99 (d, 1H) 9.00 (d, 1H).
実施例56
【化201】
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(R)−3−((6−クロロ−2−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−57)の合成
【0351】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに4,6−ジクロロ−2−(メトキシメチル)ピリミジンを用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−57(0.025g、0.055mmol、収率11%)を得た。MS: m/z 455.8(M+H), 453.6(M-H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, 3H), 3.27 (s, 3H), 3.61 (m, 3H), 4.42 (s, 2H), 7.15 (br s, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.83 (d, 1H), 8.16 (m, 2H), 9.35 (d, 1H).
実施例57
【化202】
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(R)−3−((6−クロロピラジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−55)の合成
【0352】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに2,6−ジクロロピラジンを用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−55(2.4mg、4.51μmol、収率9.01%)を得た。LCMS m/z:411.8[M+H].
実施例58
【化203】
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(R)−3−((6−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−56)の合成
【0353】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに4,6−ジクロロピリミジンを用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−56を得た。MS m/z:411.8[M+H].
1H-NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 9.02 (d, 1H), 8.65 (s, 1H), 8.04-7.92 (m, 2H), 7.39 (d, 1H), 7.30 (s, 1H), 3.86 (m, 1H), 3.80-3.72 (m, 1H), 3.60 (m, 1H), 1.44 (d, 3H).
実施例59
【化204】
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(R)−3−((2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−53)の合成
【0354】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに2,4−ジクロロピリミジンを用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−53(30mg、20%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.20 (d, J=6.6 Hz, 3H), 3.46 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 7.10 (br s, 1H), 7.42 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.61 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.84 (d, J=8.9 Hz,1H), 8.04 (br s, 1H), 8.17 (d, J=8.8 Hz, 1H), 8.74 (d, J=5.6 Hz, 1H), 9.37 (d, J=9.0 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 412.3.
実施例60
【化205】
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(R)−3−((6−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−65)の合成
【0355】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに4,6−ジフルオロ−2−メチルピリミジンを用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、固体として化合物I−65を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): d 9.33 (d, 1H), 8.15 (m, 2H), 7.82 (m, 1H), 7.56 (d, 1H), 7.13 (br s, 1H), 7.03 (s, 1H), 3.58-3.43 (m, 3H), 2.40 (s, 3H), 1.17 (d, 3H). MS m/z: 409.9 (M+H).
実施例61
【化206】
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(R)−メチル4−クロロ−6−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−カルボキシレート(I−71)の合成
【0356】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりにメチル4,6−ジクロロピリミジン−2−カルボキシレートを用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−71(16mg、11.3%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.20 (d, J=6.6 Hz, 3H), 3.46 (br s, 2H), 3.61 (br s, 1H), 3.82 (s, 3H), 7.10 (br s, 1H), 7.61 (d, J=9.1Hz, 1H), 7.82 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 8.05 (br s, 1H), 8.17 (d, J=8.9 Hz, 1H), 9.37 (d, J=9.1 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 470.1.
実施例62
【化207】
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(R)−3−((6−クロロ−2−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−68)の合成
【0357】
(R)−メチル4−クロロ−6−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)オキシ)ピリミジン−2−カルボキシレート(I−71)(30mg、0.06mmol)のテトラヒドロフラン(3.0mL)溶液に、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(1M)(72.6mg、0.50mL、0.5mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を飽和塩化アンモニウム溶液(5mL)でクエンチし、酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。有機層を水(2×10mL)で洗浄し、続いて、ブライン(1×10mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。粗生成物を分取TLCによって精製して、黄色の固体として化合物I−68(6.0mg、18%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J=6.6 Hz, 3H), 3.46 (br s, 2H), 3.60 (br s, 1H), 4.43 (d, J=6.6 Hz, 2H), 5.34 (t, J=6.2 Hz, 1H), 7.09 (br s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.57 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.82 (d, J=8.9 Hz, 1H), 8.04 (br s, 1H), 8.15 (d, J=8.8 Hz, 1H), 9.35 (d, J=9.1 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 442.4.
実施例63
【化208】
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(R)−3−((4−クロロ−6−(ピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−62)の合成
【0358】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに2,4−ジクロロ−6−(ピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−34)を用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−62を得た。MS:m/z:481.9[M+1].
1H-NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 8.98 (d, 1H), 7.99-7.88 (m, 2H), 7.32 (d, 1H), 6.12 (s, 1H), 5.28 (t, 1H), 3.87-3.79 (m, 1H), 3.76-3.69 (m, 1H), 3.63 (t, 2H), 3.60-3.52 (m, 1H), 3.44 (t, 2H), 2.02-1.89 (m, 4H), 1.40 (d, 3H).
実施例64
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((4−クロロ−6−モルホリノ−1,3,5−トリアジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−63)の合成
【0359】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに4−(4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン−2−イル)モルホリン(INT−35)を用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−63を得た。MS:m/z 497.9[M+H].
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.33 (d, 1H), 8.20-8.13 (m, 2H), 7.87 (d, 1H), 7.62 (d, 1H), 7.15 (s, 1H), 3.80-3.70 (m, 3H), 3.68-3.62 (t, 2H), 3.59- 3.53 (m, 4H), 3.45 (m, 2H), 1.19 9d, 3H).
実施例65
【化210】
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(R)−3−((4−クロロ−6−(ピペリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−64)の合成
【0360】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに2,4−ジクロロ−6−(ピペリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−36)を用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−64.を得た。MS:m/z:495.8[M+H].
実施例66
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((4−クロロ−6−(ジメチルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−75)の合成
【0361】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに4,6−ジクロロ−N,N−ジメチル−1,3,5−トリアジン−2−アミン(INT−37)を用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−75を得た。MS: m/z 455.8 [M+H].
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.33 (d, 1H), 8.21-8.14 (m, 2H), 7.88 9d, 1H), 7.63 (d, 1H), 7.15 (s, 1H), 3.65-3.57 (m, 1H), 3.50-3.44 (m, 2H), 3.12 (s, 3H0, 2.96 (s, 3H), 1.19 9d, 3H).
実施例67
【化212】
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(R)−3−((4−クロロ−6−メトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−76)の合成
【0362】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに2,4−ジクロロ−6−メトキシ−1,3,5−トリアジン(INT−38)を用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−76を得た。MS: m/z 442.7 [M+H].
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.38 (d, 1H), 8.24-8.14 (m, 2H), 7.92-7.87 (m, 1H), 7.71-7.66 (m, 1H), 7.17 (s, 1H), 3.96 (s, 3H), 3.66-3.56 (m, 1H), 3.50-3.40 (m, 2H), 1.19 (d, 3H).
実施例68
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((4−クロロ−6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−77)の合成
【0363】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに2,4−ジクロロ−6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−39)を用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−77を得た。MS:m/z 517.8[M+H].
実施例69
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((4−クロロ−6−(3,3−ジフルオロピペリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン−2−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−78)の合成
【0364】
2,4−ジフルオロピリミジンの代わりに2,4−ジクロロ−6−(3,3−ジフルオロピペリジン−1−イル)−1,3,5−トリアジン(INT−40)を用いてI−52と同じ方法で、表題化合物を合成して、化合物I−78を得た。MS: m/z 531.8 [M+H].
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.34 (dd, 1H), 8.20 (dd, 1H), 8.16 (d, 1H), 7.88 (dd, 1H), 7.66 (dd, 1H), 7.16 (s, 1H), 4.15 (t, 1H), 3.97 (t, 2H), 3.84 (t, 3H), 3.65 (m, 2H), 2.12 (m, 2H), 1.78-1.60 (m, 2H), 1.19 (d, 3H).
実施例70
【化215】
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(R)−3−((6−クロロピリダジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オンの合成
【0365】
マイクロ波バイアル中で、NaH(26.7mg、0.668mmol)をINT−6(50mg、0.167mmol)のDMF(4mL)溶液に追加し、通常どおり55℃で1時間加熱した。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、3,5−ジクロロピリダジン(49.8mg、0.334mmol)のDMF溶液0.5mlを追加した。得られた混合物を100℃で1時間45分間照射した。反応完了後、粗混合物を、溶離液としてCH
3CN/H
2O(0.1%ギ酸)を使用して分取HPLCによって直接精製して、固体としてI−79(15mg、0.036mmol、収率21.80%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.43 (s, 1H), 9.34 (d, 1H), 8.14-8.07 (m, 3H), 7.74 (d, 1H), 7.56 (d, 1H), 7.10 (br t, 1H), 3.44-3.30 (m, 3H, merged with DMSO-H
2O peak), 1.16 (d, 3H). MS m/z = 411.8 (M+1
+).
実施例71
【化216】
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(R)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)チオ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−54)の合成
【0366】
水素化ナトリウム(22.83mg、0.9mmol)のジメチルホルムアミド(1.0mL)懸濁液に、((R)−3−メルカプト−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−7)(100mg、0.3mmol)および4,6−ジフルオロピリミジン(73.6mg、0.6mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を90℃で2時間撹拌した。反応完了後、反応混合物を水でクエンチし、5%メタノールのジクロロメタン(3×5mL)溶液で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質を分取TLCによって精製して、黄色の固体として化合物I−54(15mg、10%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J=6.7 Hz, 3H), 3.46 (br s, 2H), 3.61 (br s, 1H), 7.11 (br s, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.92-7.96 (m, 2H), 8.05 (br s, 1H), 8.20 (d, J=8.9 Hz, 1H), 8.78 (br s, 1H), 9.25 (d, J=9.0 Hz, 1H). MS: m/z 412.3(M+H).
実施例72
【化217】
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(R)−3−((2−クロロピリミジン−4−イル)チオ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−72)の合成
【0367】
4,6−ジフルオロピリミジンの代わりに2,4−ジクロロピリミジンを用いてI−54と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−72(25mg、18%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.19 (d, J=6.6 Hz, 3H), 3.45 (br m, 2H), 3.60 (br m, 1H), 7.12 (br s, 1H), 7.57 (d, J=5.4 Hz, 1H), 77.95-7.97 (m, 2H), 8.07 (br s, 1H), 8.21 (d, J=8.9 Hz, 1H), 8.53 (d, J=5.4 Hz, 1H), 9.26 (d, J=8.9 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 428.3.
実施例73
【化218】
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(S)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−17)の合成
【0368】
(S)−3−クロロ−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−1)(50mg、0.15mol)6−フルオロピリミジン−4−アミン(33.9mg、0.3mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)撹拌溶液に、炭酸セシウム(146.42mg、0.45mmol)を追加し、この溶液をアルゴンで10分間脱気した。上記溶液に、キサントホス(8.6mg、0.015mmol)を追加し、続いて、Pd
2(dba)
3(14mg、0.015mmol)を追加し、この溶液をアルゴンで再び5分間脱気し、100℃で16時間撹拌した。完了後、氷水(5mL)およびジクロロメタン(10mL)を反応混合物に追加し、30分間撹拌した。固体が形成され、ろ過によって回収し、水(5mL)で洗浄し、続いて、メタノール(5mL)で洗浄して、褐色の固体として化合物I−17(40mg、収率63%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 3.43-3.59 (m, 5H), 4.95 (t, J = 5 Hz, 1H), 6.96 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.89 (d, J = 9 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 9 Hz, 1H), 8.17 (s, 1H), 8.58 (s, 1H), 9.09 (d, J = 9 Hz, 1H), 10.92 (s, 1H). MS m/z (M+H): 411.2.
実施例74
【化219】
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(S)−3−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−22)の合成
【0369】
6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに6−クロロピリミジン−4−アミンを用いてI−17と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−22(20mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-D
6): δ: 3.43-3.59 (m, 5H), 4.95 (t, J = 5 Hz, 1H), 6.96 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 7.75 (d, J = 9 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.85 (s, 1H), 8.06 (d, J = 9 Hz, 1H), 8.46 (br s, 1H), 8.63 (s, 1H), 9.10 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 10.86 (s, 1H). MS m/z (M+H): 427.37.
実施例75
【化220】
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(S)−2−クロロ−4−((10−(ヒドロキシメチル)−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボキサミド(I−30)の合成
【0370】
(S)−2−クロロ−4−((10−(ヒドロキシメチル)−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)アミノ)−N−(4−メトキシベンジル)ピリミジン−5−カルボキサミド(INT−52)(22mg、0.04mmol)のジクロロメタン(2.0mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(0.5mL、0.04mmol)を0℃で追加し、続いて、トリフルオロメタンスルホン酸(55.9mg、0.4mmol)を追加した。得られた反応混合物を室温で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、ジクロロメタン(2×10mL)で共蒸留した。得られた粗物質を飽和重炭酸ナトリウム溶液(10mL)で希釈し、10分間撹拌し、その後、沈殿物が形成された。沈殿物をろ過し、水で洗浄し、続いて、2%メタノールのジクロロメタン溶液で洗浄し、乾燥して、褐色の固体として化合物I−30(11mg、52%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): 3.42-3.50 (m, 3H), 3.55-3.58 (m, 2H), 4.95 (br s, 1H), 7.04 (br s, 1H), 7.82 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.85 (br s, 1H), 8.07-8.09 (m, 2H), 8.52 (s, 1H), 8.61 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.90 (s, 1H), 9.25 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 12.12 (s, 1H). MS m/z (M+H): 470.2.
実施例76
【化221】
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(R)−10−(アミノメチル)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(S8−6、I−26)の合成
【0371】
(S)−tert−ブチル((3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−10−イル)メチル)カルバメート(S8−5)(16.0mg、0.03mmol)のジクロロメタン(2.0mL)撹拌溶液に、トリフルオロ酢酸(1.1mL)を室温で追加した。得られた反応混合物を室温で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質をジエチルエーテルでトリチュレートして、黄色の固体として化合物I−26のトリフルオロ酢酸塩(14mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.81-2.88 (m, 1H), 2.97-3.02 (m, 1H), 3.78-3.80(m, 1H), 3.80-3.88 (m, 2H), 7.05 (br s, 1H), 7.72 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.83 (br s, 2H), 7.93 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.07-8.10 (m, 2H), 8.17 (s, 1H), 8.59 (s, 1H), 9.07 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 10.94 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 410.3.
実施例77
【化222】
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(R)−10−(アミノメチル)−3−((6−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−28)の合成
【0372】
6−フルオロピリミジン−4−アミンの代わりに6−クロロピリミジン−4−アミンを用い、(S)−3−クロロ−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−1)の代わりに(R)−10−(アミノメチル)−3−クロロ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−47)を用いてI−17と同じ方法で、表題化合物を合成して、橙色の固体として化合物I−28を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.79-2.80 (m, 1H), 2.98-3.01 (m, 2H), 3.07-3.10 (m, 1H), 3.69-3.79 (m, 2H), 3.82-3.88 (m, 1H), 7.78-7.88 (m, 3H), 8.08-8.10 (m, 2H), 8.45 (br s, 1H), 8.64 (s, 1H), 9.08 (d, J= 9.1 Hz, 1H), 10.89 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 426.3.
実施例78
【化223】
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(S)−10−((ジメチルアミノ)メチル)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−31)の合成
【0373】
(S)−3−クロロ−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−1)の代わりに(S)−3−クロロ−10−((ジメチルアミノ)メチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−48)を用いてI−17と同じ方法で、表題化合物を合成して、黄色の固体として化合物I−31(6.0mg、40%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.25 (s, 3H), 2.52-2.54 (m, 2H), 3.22-3.25 (m, 1H), 3.32-3.35 (m, 1H), 3.55-3.60 (m, 1H), 7.14 (t, J= 5.6 Hz, 1H), 7.70 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 7.89 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.19 (d, J= 8.8 Hz, 1H), 8.23 (br s, 1H), 9.24 (d, J= 9.2 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 347.1.
実施例79
【化224】
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(R)−3−((6−フルオロピリミジン−4−イル)アミノ)−10−((メチルアミノ)メチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−35)の合成
【0374】
(S)−3−クロロ−10−(ヒドロキシメチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−1)の代わりに(R)−3−クロロ−10−((メチルアミノ)メチル)−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(INT−50)を用いてI−17と同じ方法で、表題化合物を合成して、淡褐色の固体として化合物I−35(17mg、14%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 2.26 (s, 3H), 2.31-2.33 (m, 1H), 2.40-2.50 (m, 1H), 3.22-3.25 (m, 1H), 3.55 (m, 2H), 7.05 (m, 1H), 7.69 (d, J=9.0 Hz, 1H), 7.90 (d, J=8.8 Hz, 1H), 8.06 (d, J= 8.9 Hz,1H), 8.17 (d, J= 9.5 Hz, 2H), 8.58 (s, 1H), 9.14 (d, J=9.1 Hz, 1H), 10.9 (br s, 1H). MS m/z (M+H): 424.2.
実施例80
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((5−((tert−ブチル(メチル)アミノ)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−80)の合成
【0375】
INT−6(75mg、0.2mmol)の無水DMF(5mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(28.1mg、0.25mmol)を0℃で追加して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−90(93.2mg、0.4mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)と水(30mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−80(24mg、18%)を得た。(400 MHz, DMSO-d6): δ 9.34 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.70 (s, 1H), 8.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03 (br, 1H), 7.82 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.10-7.11 (m, 1H), 3.66 (s, 2H), 3.61 (br, 1H), 3.46 (br, 2H), 2.17 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.10 (s, 9H). MS m/z (M+H): 511.3.
実施例81
【化226】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((2−メトキシエトキシ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−81)の合成
【0376】
不活性窒素雰囲気でパージおよび維持した100mL丸底フラスコに、INT−6(115.9mg、0.39mmol)のDMF(10mL)溶液を溶解した。t−BuOK(1M THF溶液)(0.64mL、0.64mmol)を、シリンジを介してこの溶液に0℃で徐々に追加し、反応物が透明な褐色に変化した。得られた溶液を0℃で20分間撹拌した。この20分後、INT−64(137mg、0.58mmol)のDMF(2mL)溶液を、撹拌しながら0℃で滴下した。得られた溶液を室温に加温し、一晩撹拌した。LCMSにより、所望の生成物の形成が確認された。反応物を濃縮乾固し、残留物をEtOAc(300mL)で希釈し、2×300mlの水で洗浄し、次いで、1×300mlの飽和ブライン溶液で洗浄した。次いで、有機抽出物を硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、濃縮乾固した。次いで、粗物質をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=30:1)によって精製した。所望の画分を真空下で濃縮乾固し、分取HPLCによってさらに精製して、黄色の固体として(I−81)(536.7mg、28.5%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.37 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.20 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.19-7.16 (m, 1H), 4.71 (s, 2H), 3.73-3.71 (m, 2H), 3.63-3.61 (m, 1H), 3.55-3.54 (m, 2H), 3.51-3.44 (m, 2H), 3.28 (s, 3H), 1.20 (d, J = 6.8 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 500.0.
実施例82
【化227】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(エトキシメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−82)の合成
【0377】
INT−6(270mg、0.9mmol)のDMA(またはDMF)(3.0mL)溶液に、カリウムtert−ブトキシド(202.4mg、1.8mmol)を0℃で追加し、10分間撹拌した。得られた混合物に、INT−60(280.1mg、1.4mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を25℃で30分間撹拌した。完了後、反応混合物を水(20.0mL)で希釈し、その際に、固体が形成された。固体をろ過し、真空下で乾燥して250mgを得た。粗製物を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製して、黄色の固体としてI−82(80mg、19%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.70 (br, 1H), 8.17 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 8.11 (d, J= 4.0 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.14 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.60-3.64 (m, 2H), 3.58 (br, 1H), 1.17-1.20 (m, 6H). MS m/z (M+H): 470.5.
実施例83
【化228】
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((10R)−3−((5−((3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−83)の合成
【0378】
INT−6(130mg、0.43mmol)の無水DMF(15mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.87mL、0.87mmol)を0℃で滴下し、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度で0.5時間撹拌した。I−75(110mg、0.45mmol)のDMF(3mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(50mL)と水(20mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−83(57.7mg、26.5%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.36 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.64 (s, 1H), 8.20-8.14 (m, 2H), 7.85 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.18-7.16 (m, 1H), 3.77 (s, 2H), 3.63-3.43 (m, 3H), 2.98 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 2.46 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 1.40-1.38 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.68-0.65 (m, 1H), 0.36-0.29 (m, 1H).
実施例84
【化229】
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((R)−3−((2−クロロ−5−((((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−84)の合成
【0379】
INT−6(207mg、0.690mmol)のDMF(15mL)撹拌溶液に、t−BuOK(155.19mg、1.38mmol)を0℃で追加し、反応物を10分間撹拌した。次いで、INT−66(189.47mg、0.76mmol)のDMF(5mL)溶液を0℃で追加し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(50mL)と水(20mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−84(63.3mg、18%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.34 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.71 (s, 1H), 8.19-8.12 (m, 2H), 7.84 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.16-7.14 (m, 1H), 4.70-4.63 (m, 2H), 4.36-4.32 (m, 1H), 3.80-3.77 (m, 2H), 3.75-3.67 (m, 2H), 3.61-3.60 (m, 1H), 3.47-3.46 (m, 2H), 2.02-1.97 (m, 2H), 1.22-1.17 (m, 3H). MS m/z (M+H): 511.9.
実施例85
【化230】
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(R)−3−((5−((3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−85)の合成
【0380】
INT−6(100mg、0.33mmol)の無水DMF(10mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.67mL、0.67mmol)を0℃で追加して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度で0.5時間撹拌した。INT−76(110mg、0.40mmol)のDMF(3mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(50mL)と水(20mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−85(43.7mg、24.7%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.36 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.73 (s, 1H), 8.19-8.13 (m, 2H), 7.84 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.18-7.15 (m, 1H), 3.84 (s, 2H), 3.62-3.42 (m, 3H), 2.91 (s, 4H), 2.32-2.30 (m, 2H), 1.97-1.92 (m, 2H), 1.50-1.46 (m, 2H), 1.22 (d, J = 11.2 Hz, 3H).
実施例86
【化231】
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(R)−3−((2−クロロ−5,7−ジヒドロフロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−86)の合成
【0381】
20mLバイアル中で、INT−6(0.05g、0.167mmol)を3mLの乾燥DMFに追加し、簡単に超音波処理した。これに、K
2CO
3(0.231g、1.670mmol)を追加し、反応物を10分間かけて90℃に加温した。次いで、反応物を室温に冷却し、2,4−ジクロロ−5,7−ジヒドロフロ[3,4−d]ピリミジン(0.055g、0.288mmol)を追加し、続いて、2時間かけて90℃に加温した。完了後、反応物を冷却し、ろ過して、未溶解の炭酸カリウムを除去し、粗反応混合物を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって直接精製して、凍結乾燥後に黄色の固体としてI−86(0.052g、0.114mmol、収率68%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.31 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.11 (br, 1H), 4.98 (s, 4H), 3.55 (m, 1H), 3.39 (m, 2H), 1.12 (d, J = 6.9 Hz, 3H) MS m/z (M+H): 453.8.
実施例87
【化232】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((ジイソプロピルアミノ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−87)の合成
【0382】
INT−6(128mg、0.429mmol)のDMF(3mL)懸濁液に、水素化ナトリウム(油中60%)(20.59mg、0.515mmol)を室温で追加した。反応物の色は、黄緑色から暗褐色に変化し、10分以内に、反応物は均一になった。20分後、反応混合物を0℃に冷却し、INT−89(135mg、0.515mmol)のDMF(1.5mL)溶液を2分間かけて滴下した。反応物を一晩撹拌し、翌朝、反応物を0℃に冷却し、飽和NH
4Cl水溶液(約1mL、最初に滴下、注意:ガスの発生)および約3mLの水でクエンチした。冷却浴を除去し、撹拌を室温で10分間継続して、黄色の懸濁液を得た。反応物をDCM(5×10mL)で抽出し、エマルジョンは難分解性であった。有機抽出物をNa
2SO
4でろ過し、濃縮した。粗生成物を分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製した。黄色の固体としてI−87(133mg、0.253mmol、収率59.0%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.36 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.88 (br, 2H), 8.17 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.14 (br, 1H), 4.51 (d, J = 5.0 Hz, 2H) 3.82 (m, 2H), 3.57 (m, 1H), 3.42 (m, 2H), 1.40 (d, J = 6.4 Hz, 6H), 1.34 (d, J = 6.4 Hz, 6H), 1.14 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H):524.8.
実施例I−88
【化233】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((ジイソブチルアミノ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−88)の合成
【0383】
INT−6(31.3mg、0.1mmol)の無水DMF(4mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.2mL、0.2mmol)を0℃で滴下して褐色の溶液を得、得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−77(60.2mg、0.2mmol)のDMF(1mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(5mL)と水(5mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×5mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−88(8.5mg、13.8%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.37 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.19-8.15 (m, 2H), 7.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.17-7.15 (m, 1H), 3.66-3.61 (m, 3H), 3.61-3.48 (m, 2H), 2.19-2.17 (m, 4H), 1.84-1.77 (m, 1H), 1.23-1.18 (m, 3H), 0.86-0.82 (m, 12H). MS m/z (M+H): 553.1.
実施例89
【化234】
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(10R)−3−((2−クロロ−5−((2−(メトキシメチル)ピロリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−89)の合成
【0384】
INT−6(100mg、0.3mmol)の無水DMF(10mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.7mL、0.7mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液を室温でさらに10分間撹拌した。INT−78(184mg、0.6mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で4時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、ジアステレオマーの1:1混合物としてI−89(72.5mg、38.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.35 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.70(s, 1H), 8.25 - 8.09 (m, 2H), 7.84 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.16 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 4.17 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 3.70 - 3.55 (m, 2H), 3.52 - 3.34 (m, 3H), 3.30 - 3.17 (m, 4H), 3.10-2.95 (m, 1H), 2.90-2.75 (m, 1H), 2.50-2.25 (m, 1H), 2.00-1.80 (m, 1H), 1.75-1.59 (m, 2H),1.57-1.40 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H) MS m/z (M+H): 539.2.
実施例90
【化235】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−90)の合成
【0385】
INT−6(72mg、0.24mmol)の無水DMF(5mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.48mL、0.48mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−79(120mg、0.48mmol)のDMF(1mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)と水(30mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−90(36.9mg、28.4%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.71 (s, 1H), 8.19-8.13 (m, 2H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.17-7.13 (m, 1H), 3.71 (s, 2H), 3.51-3.49(m, 1H), 3.48-3.46 (m, 4H), 3.23 (s, 3H), 2.74-2.59 (m, 2H), 2.30 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 513.0.
実施例91
【化236】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((イソプロピル(メチル)アミノ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−91)の合成
【0386】
INT−6(39.9mg、0.13mmol)の無水DMF(4mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.26mL、0.26mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−70(62mg、0.26mmol)のDMF(1mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(5mL)と水(5mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×5mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−91(19mg、29%)を得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.36 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.19-8.14 (m, 2H), 7.85 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.17-7.15 (m, 1H), 3.65-3.61 (m, 3H), 3.48-3.46 (m, 2H), 2.94-2.87 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.03 (d, J = 6.4 Hz, 6H). MS m/z (M+H): 497.0.
実施例92
【化237】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((シクロヘキシル(メチル)アミノ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−92)の合成
【0387】
INT−6(198mg、0.66mmol)の無水DMF(15mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、1.3mL、1.32mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得、得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−72(199.5mg、0.73mmol)のDMF(5mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)と水(30mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−92(19.4mg、9.7%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.67 (s, 1H), 8.19-8.14 (m, 2H), 7.84 (d, J = 8.8 Hz ,1H), 7.59 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.18-7.15 (m, 1H), 3.71 (s, 2H), 3.62-3.61 (m, 1H), 3.48-3.47 (m, 2H), 2.46-2.44 (m, 1H), 2.24 (s, 3H), 1.81-1.71 (m, 4H), 1.32-1.15 (m, 9H). MS m/z (M+H): 537.4.
実施例93
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((2−クロロ−5−((4−メトキシピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−93)の合成
【0388】
INT−6(90mg、0.3mmol)の無水DMF(9mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.6mL、0.6mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得、得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−73(166.1mg、0.6mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−93(43.5mg、26.2%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.19-8.14 (m, 2H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.18-7.15 (m, 1H), 3.64 (s, 3H), 3.61-3.46 (m, 2H), 3.22-3.15 (m, 4H), 2.77-2.75 (m, 2H), 2.27-2.20 (m, 2H), 1.86-1.72 (m, 2H), 1.51-1.40 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 539.0.
実施例94
【化239】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−94)の合成
【0389】
INT−6(80mg、0.27mmol)の無水DMF(8mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.54mL、0.54mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得、得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−74(147.1mg、0.54mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−94(38.9mg、26.7%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.31 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.20-8.14 (m, 2H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.18-7.16 (m, 1H), 3.66-3.62 (m, 2H), 3.47-3.45 (m, 2H), 2.49-2.27 (m, 10H), 1.19 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.99 (br s, 3H). MS m/z (M+H): 538.1.
実施例95
【化240】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((3,3−ジメチルピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−95)の合成
【0390】
INT−6(115mg、0.38mmol)の無水DMF(15mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.76mL、0.76mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−80(115.8mg、0.42mmol)のDMF(5mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−95(33.5mg、29.1%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.33 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.67 (s, 1H), 8.17-8.12 (m, 2H), 7.82 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.15-7.13 (m, 1H), 3.60-3.58 (m, 3H), 3.58-3.41 (m, 2H), 2.39-2.31 (m, 2H), 2.14-2.06 (m, 2H), 1.56-1.52 (m, 2H), 1.20-1.13 (m, 5H), 0.90 (s, 6H). MS m/z (M+H): 537.0.
実施例96
【化241】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(メトキシメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−96)の合成
【0391】
INT−6(203.3mg、0.68mmol)の無水DMF(17mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、1.36mL、1.36mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−63(262.2mg、1.36mmol)のDMF(3mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(40mL)と水(50mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−96(110.4mg、35.5%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.37 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.19 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.18 - 7.16 (m, 1H), 4.62 (s, 2H), 3.62 - 3.61 (m, 1H), 3.51 - 3.47 (m, 2H) , 3.42 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 455.9.
実施例97
【化242】
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(R)−3−((5−(tert−ブトキシメチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−97)の合成
【0392】
INT−6(100mg、0.3mmol)のDMF(10mL)撹拌溶液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.7mL、0.7mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得、これを10分間撹拌した。INT−56(157mg、0.7mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で2時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(50mL)と水(50mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−97(70.4mg、42.2%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.21-8.10 (m, 2H), 7.85 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.17-7.14 (m, 1H), 4.59 (s, 2H), 3.70-3.55 (m, 1H), 3.54-3.38 (m, 2H), 1.25 (s, 9H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 498.1.
実施例98
【化243】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−98)の合成
【0393】
INT−6(170mg、0.57mmol)の無水DMF(17mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、1.14mL、1.14mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−67(179.3mg、0.68mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(40mL)と水(50mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−98(78.9mg、26.1%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.37 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.20-8.14 (m, 2H), 7.86 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.18-7.16 (m, 1H), 4.73 (s, 2H), 3.86-3.81 (m, 2H), 3.74-3.70 (m, 1H), 3.63-3.61 (m, 1H), 3.49-3.47 (m, 2H), 3.38-3.34 (m, 2H), 1.96-1.92 (m, 2H), 1.55-1.46 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 526.2.
実施例99
【化244】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((R)−2−メチルピロリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−99)の合成
【0394】
INT−6(100mg、0.3mmol)のDMF(10mL)撹拌溶液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.7mL、0.7mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得、反応物を10分間撹拌した。INT−81(90mg、0.4mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)と水(50mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−99(16.5mg、9.3%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.33 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.67 (s, 1H), 8.23-8.09 (m, 2H), 7.83 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.68-7.55 (m, 1H), 7.20-7.10 (m, 1H), 4.02 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 3.70-3.55 (m, 1H), 3.54-3.38 (m, 3H), 3.05-2.90 (m, 1H), 2.56-2.50 (m, 1H), 2.30-2.15 (m, 1H), 2.00-1.85 (m, 1H), 1.70-1.55 (m, 2H), 1.40-1.22 (m, 1H),1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.09 (d, J = 6.0 Hz, 3H) MS m/z (M+H): 509.1.
実施例100
【化245】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((2−フルオロエトキシ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−100)の合成
【0395】
INT−6(444mg、1.48mmol)の無水DMF(40mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、3mL、3mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−65(400.6mg、1.8mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(60mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(60mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−100(187.5mg、25.9%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.37 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.74 (s, 1H), 8.21-8.11 (m, 2H), 7.86 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.18-7.14 (m, 1H), 4.75 (s, 2H), 4.70 (t, J = 3.9 Hz, 1H), 4.54 (t, J = 3.9 Hz, 1H), 3.90 (t, J = 3.9 Hz, 1H), 3.80 (t, J = 3.9 Hz, 1H), 3.62-3.46 (m, 3H), 1.19 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 488.0.
実施例101
【化246】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((S)−2−メチルピロリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−101)の合成
【0396】
INT−6(100mg、0.3mmol)のDMF(10mL)撹拌溶液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.7mL、0.7mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得、反応物を10分間撹拌した。INT−82(164mg、0.6mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で4時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−101(32.0mg、18.1%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.33 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.67 (s, 1H), 8.23-8.09 (m, 2H), 7.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.68-7.55 (m, 1H), 7.20-7.10 (m, 1H), 4.02 (d, J = 14.4 Hz, 1H), 3.68-3.55 (m, 1H), 3.54-3.37 (m, 3H), 3.05-2.90 (m, 1H), 2.56-2.50(m, 1H),2.30-2.15 (m, 1H), 2.00-1.85 (m, 1H), 1.71-1.55 (m, 2H), 1.40-1.22 (m, 1H),1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.09 (d, J = 6.0 Hz, 3H) MS m/z (M+H): 509.1.
実施例102
【化247】
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(R)−3−((5−((tert−ブチルアミノ)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−102)の合成
【0397】
INT−6(77mg、0.256mmol)のDMF(5mL)懸濁液に、炭酸カリウム(283mg、2.050mmol)を室温で追加した。混合物を排気によって脱気し、N
2(3×)を再充填した。混合物を10分間かけて90℃に加熱し、次いで、INT−88(78mg、0.333mmol)のDMF(2mL)溶液を、シリンジを介して追加した。90℃で1時間後、反応が完了した。反応混合物をろ過し、水で希釈し、全反応塊を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって直接精製して、黄色の固体としてI−102(136mg、0.223mmol、収率87%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.41 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.96 (br, 2H), 8.85 (s, 1H), 8.23 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.18 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.18 (br, 1H), 4.36 (br, 2H) 3.80-3.48 (m, 4H), 1.42 (s, 9H), 1.19 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 497.1.
実施例103
【化248】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((3−メチルオキセタン−3−イル)オキシ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−103)の合成
【0398】
INT−6(251mg、0.84mmol)の無水DMF(15mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、1.68mL、1.68mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得、得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−61(190mg、0.76mmol)のDMF(5mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−103(53.1mg、27.9%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.37 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.79 (s, 1H), 8.21-8.13 (m, 2H), 7.87 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.18-7.15 (m, 1H), 4.67-4.65 (m, 4H), 4.37 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.62-3.61 (m, 1H), 3.47-3.46 (m, 2H), 1.59 (s, 3H), 1.24-1.18 (m, 3H). MS m/z (M+H): 512.1.
実施例104
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((5−((tert−ブチル(メチル)アミノ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−104)の合成
【0399】
INT−6(100mg、0.3mmol)のDMF(10mL)撹拌溶液に、NaH(33mg、0.8mmol)を0℃で追加し、2時間撹拌した。INT−58(86mg、0.4mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、次いで、マイクロ波照射下で70分間かけて135℃に加熱した。反応混合物を冷却し、酢酸エチル(50mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製して、黄色の固体としてI−104(21.4mg、13.3%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.31 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.76 (s, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.20-8.09 (m, 2H), 7.78 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.13-7.11 (m, 1H), 3.70-3.52 (m, 3H), 3.50-3.38 (s, 2H), 2.25-2.13 (m, 5H), 1.90-1.75 (m, 1H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.4 Hz, 6H). MS m/z (M+H): 477.2.
実施例105
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((2−クロロ−6,6−ジオキシド−7,8−ジヒドロ−5H−チオピラノ[4,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−105)の合成
【0400】
INT−6(50mg、0.167mmol)を10mLの乾燥DMFに懸濁し、容器を窒素でフラッシュした。炭酸カリウム(0.231g、1.670mmol)を追加し、反応物を10分間かけて90℃に加温した。この混合物に、2,4−ジクロロ−7,8−ジヒドロ−5H−チオピラノ[4,3−d]ピリミジン6,6−ジオキシド(51mg、0.200mmol)を追加し、反応物を90℃でさらに1時間撹拌した。LC/MSによって反応が完了したと判断し、飽和NH
4Cl(水溶液)に注ぎ、DCMで3回抽出した。合わせたDCMを硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、濃縮した。次いで、粗物質を逆相HPLCによって精製して、I−105(4mg、7.75μmol、収率4.64%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.31 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.09 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 7.80 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 3.62 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.57 (m, 1H), 3.38 (m, 4H), 1.12 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 516.0.
実施例106
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−3−((2−クロロ−5−(((S)−3−メトキシピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−106)の合成
【0401】
INT−6(90mg、0.3mmol)の無水DMF(9mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.6mL、0.6mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−85(166mg、0.6mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−106(4.0mg、2.5%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.34 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.67 (s, 1H), 8.17-8.12 (m, 2H), 7.82 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.16-7.14 (m, 1H), 3.66-3.52 (m, 3H), 3.47-3.44 (m, 2H), 3.23-3.20 (m, 4H), 2.98-2.95 (m, 1H), 2.70-2.67 (m, 1H), 2.11-2.06 (m, 1H), 2.01-1.96 (m, 1H) , 1.86-1.89 (m, 1H) , 1.67-1.62 (m, 1H) , 1.45-1.36 (m, 1H), 1.21-1.12 (m, 4H). MS m/z (M+H): 539.2.
実施例107
【化252】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((R)−3−メトキシピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−107)の合成
【0402】
INT−6(90mg、0.3mmol)の無水DMF(9mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.6mL、0.6mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−86(166mg、0.6mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−107(56.3mg、33.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.34 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.17-8.12 (m, 2H), 7.82 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.16-7.14 (m, 1H), 3.66 (s, 1H), 3.62-3.57 (m, 3H), 3.47-3.44 (m, 2H), 3.23-3.20 (m, 4H), 2.98-2.95 (m, 1H), 2.70-2.67 (m, 1H), 2.11-2.06 (m, 1H), 2.01-1.96 (m, 1H) , 1.86-1.89 (m, 1H) , 1.67-1.62 (m, 1H) , 1.45-1.36 (m, 1H), 1.21-1.12 (m, 4H). MS m/z (M+H): 539.1.
実施例108
【化253】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((2−エトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−108)の合成
【0403】
INT−6(400mg、1.34mmol)の無水DMF(35mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、2.67mL、2.67mmol)を0℃で追加して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−87(271.4mg、1.34mmol)のDMF(5mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−108(36.9mg、13.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.33 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.17-8.11 (m, 2H), 7.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.16-7.13 (m, 1H), 3.60-3.59 (m, 1H), 3.50-3.40 (m, 2H), 2.80-2.79 (m, 2H), 2.74-2.71 (m, 2H), 1.84-1.83 (m, 4H), 1.17 (d, J = 9.2 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 466.0.
実施例109
【化254】
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(R)−3−((2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−109)の合成
【0404】
INT−6(339mg、1.13mmol)の無水DMF(25mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、2.26mL、2.26mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン(299.1mg、1.13mmol)のDMF(5mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−109(87.4mg、29.2%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.34 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.71 (s, 1H), 8.18-8.11 (m, 2H), 7.83 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H),7.10-7.20 (m, 1H), 3.70 (s, 2H), 3.60-3.50 (m, 1H), 3.52-3.36 (m, 6H), 2.63-2.60 (m, 2H), 2.29 (s, 3H), 1.17 (d, J = 7.8 Hz, 3H), 1.06 (t, J = 7.8 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 527.0.
実施例110
【化255】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((2,2−ジフルオロエトキシ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−110)の合成
【0405】
INT−6(154.4mg、0.52mmol)の無水DMF(30mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.5mL、0.88mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−62(150.4mg、0.62mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)と水(30mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(40mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−110(70.0mg、26.8%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.37 (br d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.74 (s, 1H), 8.19 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.16 (br t, J = 4.8 Hz, 1H), 6.45-6.42 (m, 1H), 4.82 (s, 2H), 3.96-3.84 (m, 2H), 3.65-3.56 (m, 1H), 3.47 (t, J = 4.5 Hz, 2H), 1.19 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 506.0.
実施例111
【化256】
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(R)−3−((2−クロロ−4−((10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)オキシ)ピリミジン−5−イル)メトキシ)プロパンニトリル(I−111)の合成
【0406】
INT−6(120mg、0.4mmol)の無水DMF(12mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.8mL、0.8mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−68(186mg、0.8mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−111(55.9mg、27.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.73 (s, 1H), 8.19-8.12 (m, 2H), 7.85 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.16-7.14 (m, 1H), 4.75 (s, 2H), 3.77 (t, J = 6.0 Hz, 2H)), 3.60-3.59 (m, 1H), 3.49-3.45 (m, 2H), 2.88-2.85 (m, 2H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 495.1.
実施例112
【化257】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((メチルスルホニル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−112)の合成
【0407】
INT−6(0.207g、0.692mmol)を2mLの乾燥DMFに溶解し、K
2CO
3(0.956g、6.92mmol)を追加した。反応物を5分間かけて90℃に加温し、冷却し、INT−54(0.250g、1.038mmol)のDMSO溶液を追加した。反応物を90℃で3時間撹拌し、その時点で、反応が完了したと判断した。反応物を冷却し、過剰の塩基をろ過して除去した。粗反応混合物を逆相HPLCによって精製して、I−112(0.105g、0.208mmol、収率30%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.34 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 8.18 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.16 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 4.75 (s, 2H), 3.59 (m, 1H), 3.44 (m, 2H), 3.17 (s, 3H), 1.16 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 504.0.
実施例113
【化258】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((ジフルオロメトキシ)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−113)の合成
【0408】
INT−6(109.0mg、0.36mmol)の無水DMF(10mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.62mL、0.62mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−55(100.1mg、0.42mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(10mL)と水(10mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗製物をシリカゲル(DCM/MeOH 30:1)に通して、黄色の固体としてI−113(13.4mg、7.48%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.34 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.78 (s, 1H), 8.18-8.09 (m, 2H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.13-6.62 (m, 2H), 5.09 (s, 2H), 3.57-3.56 (m, 1H), 3.50-3.49 (m, 2H), 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 492.2.
実施例114
【化259】
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(R)−3−((5−((3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−114)の合成
【0409】
INT−6(120.0mg、0.40mmol)の無水DMF(12mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.8mL、0.8mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−83(131.9mg、0.48mmol)のDMF(3mL)溶液を上記溶液に滴下し、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(30mL)と水(40mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、ジアステレオマーの混合物としてI−114(40.9mg、19%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.31 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.80 (s, 1H), 8.15-8.08 (m, 2H), 7.80 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.12-7.09 (m, 1H), 3.58-3.54 (m, 5H), 3.45-3.39 (m, 4H), 3.11-3.09 (m, 2H), 1.94-1.90 (m, 2H), 1.76-1.72 (m, 2H), 1.15 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 537.0.
実施例115
【化260】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(((3R,5S)−3,5−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−115)の合成
【0410】
INT−6(215.37mg、0.720mmol)のDMF(30mL)撹拌溶液に、t−BuOK(1M THF溶液)(0.96mL、0.960mmol)を0℃で追加し、反応物をこの温度で20分間撹拌して、褐色の溶液を得た。次いで、INT−84(360mg、0.96mmol)を反応混合物に0℃で追加し、室温に加温し、一晩撹拌した。反応混合物を水で希釈し、水層を酢酸エチル(3×50ml)で抽出し、有機抽出物を2×20mlの飽和ブライン溶液で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、次いで、濃縮した。粗物質を、酢酸エチルで溶出するシリカゲルでろ過して、黄色の固体としてtert−ブチル(2R,6S)−4−((2−クロロ−4−(((R)−10−メチル−8−オキソ−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−3−イル)オキシ)ピリミジン−5−イル)メチル)−2,6−ジメチルピペラジン−1−カルボキシレート(180mg、29%)を得た。この物質(100.0mg、0.16mmol)を溶解したDCMに、TFA(1.0mL、0.16mmol)を追加し、反応物を室温で1分間撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液(10mL)によってクエンチし、続いて、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、真空下で濃縮した。シリカゲルの分取TLC(DCM:MeOH=4:1)によってさらに精製して、黄色の固体としてI−115(67mg、65.5%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.71 (s, 1H), 8.20-8.12 (m, 2H), 7.82 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.16-7.14 (m, 1H), 3.66-3.52 (m, 3H), 3.49-3.41 (m, 2H), 3.11-2.79 (m, 4H), 1.91-1.75 (m, 2H), 1.22-1.17 (m, 4H), 1.02 (d, J = 5.6 Hz, 6H). MS m/z (M+H): 538.1.
実施例116
【化261】
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(R)−3−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−116)の合成
【0411】
INT−6(1.6g、5.34mmol)を20mLの乾燥DMFに懸濁した。K
2CO
3(7.39g、53.4mmol)を追加し、反応物を窒素でフラッシュした。反応物を10分間かけて90℃に加温し、冷却し、5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(1.583g、6.95mmol)を追加した。反応物を再びさらに4時間かけて90℃に加温した。反応物を冷却し、ろ過して、未溶解の塩基を除去し、次いで、水(200mL)に注いだ。得られた沈殿物をろ過によって回収し、減圧下で乾燥して、黄色の固体としてI−116(1.922g、3.92mmol、収率73.3%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.39 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 9.03 (s, 1H), 8.21 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.16 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 3.61 (m, 1H), 3.46 (m, 2H), 1.19 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
実施例117
【化262】
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(R)−3−((6−((tert−ブチルアミノ)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−117)の合成
【0412】
t−ブチルアミン(0.019ml、0.363mmol)、ヨウ化ナトリウム(0.272g、1.814mmol)および(R)−INT−93(0.167g、0.363mmol)を3mLの乾燥DMFに溶解した。反応物を室温で8時間撹拌した。完了したら、反応物をろ過して過剰の塩を除去し、逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって直接精製して、I−117を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.40 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 9.10 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 8.20 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.16 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.16 (m, 1H), 4.39 (t, J = 4.0 Hz, 2H), 3.59 (m, 1H), 3.44 (m, 2H), 1.33 (s, 9H), 1.17 (d, J = 6.9 Hz). MS m/z (M+H): 484.1.
実施例118
【化263】
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(R)−3−((6−((tert−ブチル(メチル)アミノ)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−118)の合成
【0413】
I−117(0.025g、0.050mmol)およびホルムアルデヒド(37%水溶液)(0.011ml、0.151mmol)を3mLのTHF、1mLのMeOHおよび0.1mLの酢酸に溶解した。この混合物に、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.053g、0.252mmol)を追加した。反応物を室温で2時間撹拌し、濃縮乾固し、3mLのDMSO w/1mLのH
2Oに再溶解し、逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって直接精製して、I−118を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.62 (br, 1H), 9.40 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.20 (d, J = 8.7 Hz), 8.16 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.17 (br, 1H), 4.69 (d, J = 15.1 Hz, 1H), 4.27 (dd, J = 13.3 Hz, 8.7 Hz, 1H), 3.60 (m, 1H), 3.45 (m, 2H), 2.72 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 1.41 (s, 9H), 1.17 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 511.1.
実施例119
【化264】
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(R)−3−((2−フルオロ−5,7−ジヒドロフロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−119)の合成
【0414】
I−86(302mg、0.66mmol)のDMSO(15mL)溶液に、KF(383.3mg、6.6mmol)を室温で追加した。得られた混合物を110℃で2時間撹拌した。反応物を酢酸エチル(20mL)と水(30mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−119(24.4mg、8.4%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.38 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.20 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.14-8.12 (m, 1H), 7.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.15-7.10 (m, 1H), 5.04 (s, 4H), 3.68-3.55 (m, 1H), 3.47-3.42(m, 2H), 1.19 (d, J = 6.6 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 438.1.
実施例120
【化265】
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(R)−3−((5−((tert−ブチル(メチル)アミノ)メチル)−2−フルオロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−120)の合成
【0415】
I−80(80.0mg、0.16mmol)のDMSO(6mL)溶液に、KF(90.8mg、1.57mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を110℃で2時間撹拌した。反応物を冷却し、次いで、酢酸エチル(20mL)と水(30mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−120(10.4mg、12.8%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.70 (s, 1H), 8.18 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.15-8.11 (m, 1H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.7 Hz, 1H) ,7.17-7.15 (m, 1H), 3.70-3.65 (m, 3H), 3.47-3.41(m, 2H), 2.18 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.3 Hz, 3H), 1.13 (s, 9H). MS m/z (M+H): 495.2.
実施例121
【化266】
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(R)−3−((5−(エトキシメチル)−2−フルオロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−121)の合成
【0416】
I−82(180mg、0.38mmol)のDMSO(15mL)溶液に、KF(222.2mg、3.8mmol)を室温で追加した。得られた反応混合物を110℃で2時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)と水(30mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−121(49.2mg、26.9%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.33 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.19 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.09-8.07 (m, 1H), 7.86 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.14-7.05 (m, 1H), 4.67 (s, 1H), 3.64-3.62 (m, 3H), 3.47-3.41(m, 2H), 1.23-1.18 (m, 6H). MS m/z (M+H): 454.1.
実施例122
【化267】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(1−メチル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−122)の合成
【0417】
INT−95のTHF(2mL)およびメタノール(1mL)溶液に、酢酸(10.45μl、0.183mmol)およびホルムアルデヒド(0.068mL、0.913mmol)(水中37%)を追加した。10分間撹拌した後、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(58.0mg、0.274mmol)を追加した。40分後、反応混合物を0℃に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液でクエンチし、DCM−MeOH(4×、9:1)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、ろ過し、濃縮した。HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって精製して、I−122(9.0mg、0.018mmol、収率19%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.90 (br, 1H), 9.38 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.22-8.17 (m, 2H), 7.86 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 6.38 (s, 1H), 4.10-3.74 (m, 2H), 3.62-3.28 (m, 5H), 2.97-2.81 (m, 5H), 1.19 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 507.0.
実施例123
【化268】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−123)の合成
【0418】
I−116(30.1mg、0.062mmol)の無水1,4−ジオキサン(1.5mL)懸濁液に、Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(0.12mL、5mol%、0.025M無水1,4−ジオキサン溶液)を室温で追加して、淡褐色のスラリー溶液を得た。3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(15.2mg、0.074mmol)の無水1,4−ジオキサン(0.2mL)溶液を、得られた溶液に追加し、続いて、Cs
2CO
3(0.1mL、1.0M水溶液)を追加した。得られた混合物を窒素で脱気し、シェーカー上、80℃で一晩振盪した。室温に冷却し、溶媒を除去した後、残留物をDMSO(3.0mL)に溶解し、ろ過した。ろ過した溶液を逆相HPLC(0.01%ギ酸の水−CH
3CN溶液)によって精製して、黄色の固体として所望の生成物I−123(6.1mg、20.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.34 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.97 (d, J = 1.8Hz, 1H), 8.94 (s, 1H), 8.66 (dd, J = 4.8, 1.8 Hz, 1H), 8.21 (m, 1H), 8.16 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.13-8.14 (br, 1H ),7.82 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.58 (dd, J = 8.2, 1.0 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 5.7 Hz), 3.57-3.60 (m, 1H), 3.45-3.46 (m, 2H), 1.19 (d, J = 6.6Hz, 3H). MS m/z (M+H): 489.4.
実施例124
【化269】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−124)の合成
【0419】
I−116(180mg、0.367mmol)、2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(154mg、0.733mmol)、PdCl
2(dppf)(0.027g、0.037mmol)および炭酸カリウム(152mg、1.100mmol)を8mLの乾燥DMFに溶解し、排気/超音波処理(2×)によって脱気した(アルゴンを毎回再充填した)。次いで、反応物を、撹拌しながら85℃に加温した。LC/MSによって反応が完了したと判断したら、混合物を冷却し、水に注ぎ、DCMで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、濃縮した。得られた残留物を逆相HPLCによって精製して、I−124(16mg、0.032mmol、収率8.84%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.34 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.17 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 9.34 (m, 1H), 7.84 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 11 Hz, 1H), 7.17 (br, 1H), 6.43 (s, 1H), 4.23 (m, 1H), 4.06 (m, 1H), 3.79 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 3.60 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 3.45 (m, 1H), 2.03 (m, 1H), 1.19 (d, J = 6.6Hz, 3H).
実施例125
【化270】
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(R)−3−((2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−125)の合成
【0420】
INT−6(50mg、0.167mmol)を10mLの乾燥DMFに懸濁し、窒素でフラッシュした。炭酸カリウム(0.231g、1.670mmol)を追加し、反応物を90℃で10分間撹拌した。この混合物に、tert−ブチル2,4−ジクロロ−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシレート(61mg、0.200mmol)を追加し、反応物を90℃でさらに1時間撹拌した。LC/MSによって反応が完了したと判断したら、混合物を飽和NH
4Clに注ぎ、DCMで3回抽出した。合わせたDCM抽出物を硫酸ナトリウムで脱水し、ろ過し、シリカ上に濃縮した。次いで、粗物質を、0〜30%MeOHのEtOAc溶液の勾配を使用するフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。生成物含有画分を合わせ、濃縮し、次いで、得られた残留物をTFA(1.162ml、15.08mmol)に溶解し、室温で1時間撹拌した。完了したら、反応物を濃縮し、3mLのNH
4OH(水溶液)で処理し、得られた固体をろ過によって単離し、水で洗浄し、高真空下で乾燥して、黄色の固体(68mg、収率87%)としてI−125を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.40 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 9.53 (br, 1H), 8.22 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.18 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 9.2 Hz, 1H) 7.18 (br, 1H), 4.45 (br, 1H), 3.62 (m, 1H), 3.56 (m, 2H), 3.46 (m, 2H), 3.12 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 2.54 (s, 3H), 1.19 (d, 6.4 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 466.6.
実施例126
【化271】
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(R)−3−((2−クロロ−6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−126)の合成
【0421】
I−125(0.1g、0.214mmol)を3mLの1:2MeOH−THF混合物に溶解した。酢酸(0.025ml、0.428mmol)およびホルムアルデヒド(0.080ml、1.071mmol)を追加し、反応物を10分間撹拌し、次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.136g、0.642mmol)を追加した。反応物を室温でさらに1時間撹拌した。完了したら、反応物を1mLの水で希釈し、濃縮し、得られた残留物を4mLのDMSOに溶解し、逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.1%TFA)によって直接精製して、I−126(0.05g、収率49%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 9.36 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 8.09 (d, J = 8.7Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 4.65 (br, 2H), 3.75 (m, 3H), 3.59 (m, 2H), 3.20 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 480.8.
実施例127
【化272】
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(R)−3−((2−クロロ−5−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−127)の合成
【0422】
INT−96(60mg、0.1mmol)のジメチルホルムアミド(2.0mL)溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(14.4mg、0.01mmol)およびトリエチルシラン(72.4mg、0.6mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。完了後、反応混合物を水(4.0mL)で希釈し、10%メタノール/ジクロロメタン(2×10mL)で抽出した。有機層を水(5mL)で洗浄し、続いて、飽和ブライン溶液(5mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。得られた粗物質を分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−127(22mg、40%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 1.18 (d, J= 6.8 Hz, 3H), 3.46 (br s, 1H), 3.60 (br s, 1H), 4.68 (s, 2H), 5.66 (br s, 1H), 7.15 (t, J= 5.2 Hz, 1H), 7.60 (d, J= 9.2 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.11 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 9.35 (d, J = 8.8 Hz, 1H). MS m/z (M+H): 442.4.
実施例128
【化273】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−128)の合成
【0423】
INT−6(150.0mg、0.5mmol)の無水DMF(7.5mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.6mL、0.6mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−97(144.5mg、0.55mmol)のDMF(2mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(10mL)と水(20mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−128(30mg、11.4%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.19-8.12 (m, 2H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 2.4 Hz, 1H), 4.56 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 3.63 (s, 3H), 3.47-3.45 (m, 3H), 2.81-2.71 (m, 2H), 2.30-2.11 (m, 2H), 1.75-1.65 (m, 2H), 1.46-1.40 (m, 2H), 1.19 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 525.0.
実施例129
【化274】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((4−エトキシピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−129)
【0424】
INT−6(131.0mg、0.44mmol)の無水DMF(11mL)撹拌懸濁液に、t−BuOK(1M THF溶液、0.72mL、0.72mmol)を0℃で滴下して、褐色の溶液を得た。得られた溶液をこの温度でさらに0.5時間撹拌した。INT−98(128.0mg、0.44mmol)のDMF(1mL)溶液を上記溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(15mL)と水(15mL)とに分け、有機層を分離し、水層を酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、有機層を分離し、Na
2SO
4で脱水し、ろ過し、減圧下で濃縮した。分取HPLCによって精製して、黄色の固体としてI−129(49.8mg、20.4%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.89 (brs, 1H), 9.39 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 8.88 (s, 1H), 8.23-8.14 (m, 2H), 7.88 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.20-7.05 (m, 1H), 4.68-4.43 (m, 2H), 3.80-3.63 (m, 2H), 3.60-3.44 (m, 6H), 3.26-3.03 (m, 2H), 2.27-2.17 (m, 1H), 2.16-1.88 (m, 2H), 1.76-1.56 (m, 1H), 1.21 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 1.19-1.02 (m, 3H). MS m/z (M+H): 553.
実施例130
【化275】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((4−(2−メトキシエトキシ)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−130)の合成
【0425】
INT−6(135.6mg、0.4mmol)のDMF(20mL)溶液に、炭酸カリウム(625.9mg、4.5mmol)を室温で追加し、90℃で10分間撹拌した。得られた混合物に、INT−99(145.0mg、0.4mmol)を90℃で追加した。得られた反応混合物を90℃で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(15.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×10mL)で抽出し、ブライン溶液(30mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、粗物質を得た。粗製物を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.05%NH
4HCO
3)によって精製して、黄色の固体としてI−130(14.5mg、6%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.18 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.12-8.08 (m, 1H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 3.63-3.52 (m, 3H), 3.52-3.39 (m, 7H), 3.23 (s, 3H), 2.78-2.74 (m, 2H), 2.26-2.19 (m, 2H), 1.84-1.81 (m, 2H), 1.50-1.44 (m, 2H), 1.20 (d, J = 5.4 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 583.4.
実施例131
【化276】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((4−(2−フルオロエトキシ)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−131)の合成
【0426】
INT−6(54.4mg、0.2mmol)のDMF)(10mL)溶液に、カリウムtert−ブトキシド(1M THF溶液、0.4mL、0.4mmol)を0℃で追加し、10分間撹拌した。得られた混合物に、INT−100(56.0mg、0.2mmol)を0℃で追加した。得られた反応混合物を25℃で一晩撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(15.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×10mL)で抽出し、ブライン溶液(30mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、粗物質を得た。粗製物を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.05%NH
4HCO
3)によって精製して、黄色の固体としてI−131(19.3mg、19%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.18 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.12-8.08 (m, 1H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 4.57 (t, J = 3.9 Hz, 1H), 4.41 (t, J = 3.9 Hz, 1H), 3.68 (t, J = 4.2 Hz, 1H), 3.64 (s, 3H), 3.58 (t, J = 4.2 Hz, 1H), 3.47-3.43 (m, 2H), 3.36-3.33 (m, 1H), 2.78-2.75 (m, 2H), 2.27-2.20 (m, 2H), 1.87-1.83 (m, 2H), 1.50-1.47 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 571.0.
実施例132
【化277】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((4−(メトキシ−d3)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−132)の合成
【0427】
INT−6(107.2mg、0.4mmol)のDMF(15mL)溶液に、炭酸カリウム(495.0mg、3.6mmol)を室温で追加し、90℃で10分間撹拌した。得られた混合物に、INT−101(100.0mg、0.4mmol)を90℃で追加した。得られた反応混合物を90℃で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(30.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、ブライン溶液(50mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、粗物質を得た。粗製物を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.05%NH
4HCO
3)によって精製して、黄色の固体としてI−132(7.6mg、4%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.18 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.12-8.08 (m, 1H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 3.64-3.53 (m, 3H), 3.47-3.40 (m, 2H), 3.28-3.17 (m, 1H), 2.76-2.73 (m, 2H), 2.27-2.24 (m, 2H), 1.87-1.83 (m, 2H), 1.47-1.44 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 542.0.
実施例133
【化278】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((4−イソプロポキシピペリジン−1−イル)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−133)の合成
【0428】
INT−6(147.6mg、0.5mmol)のDMF(30.0mL)溶液に、炭酸カリウム(681.5mg、5.0mmol)を室温で追加し、90℃で10分間撹拌した。得られた混合物に、INT−102(150.0mg、0.5mmol)を90℃で追加した。得られた反応混合物を90℃で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(30.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、ブライン溶液(50mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、粗物質を得た。粗製物を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.05%NH
4HCO
3)によって精製して、黄色の固体としてI−133(24.2mg、10.2%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.67 (br, 1H), 8.17 (d, J= 9.0 Hz, 1H), 8.12-8.08 (m, 1H),, 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 3.70-3.63 (m, 4H), 3.53-3.47 (m, 2H), 3.41-3.36 (m, 1H), 2.78-2.74 (m, 2H), 2.26-2.19 (m, 2H), 1.79-1.63 (m, 2H), 1.44-1.41 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.05 (d, J = 6.0 Hz, 6 H). MS m/z (M+H): 567.1.
実施例134
【化279】
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(R)−3−((5−((4−(tert−ブトキシ)ピペリジン−1−イル)メチル)−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−134)の合成
【0429】
INT−6(158.0mg、0.5mmol)のDMF(20mL)溶液に、炭酸カリウム(828.0mg、6.0mmol)を90℃で追加し、10分間撹拌した。得られた混合物に、INT−103(168.0mg、0.5mmol)を追加し、90℃で1時間撹拌した。完了後、反応混合物を氷冷水(30.0mL)で希釈し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、ブライン溶液(50mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮して、粗物質を得た。粗製物を逆相分取HPLC(10〜95%MeCN/水、0.05%NH
4HCO
3)によって精製して、黄色の固体としてI−134(11.7mg、4%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.35 (d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.18 (d, J= 8.7 Hz, 1H), 8.12-8.08 (m, 1H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 3.68-3.55 (m, 3H), 3.54-3.40 (m, 3H), 2.76-2.73 (m, 2H), 2.27-2.24 (m, 2H), 1.69-1.63 (m, 2H), 1.44-1.41 (m, 2H), 1.20 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.13 (s, 9H). MS m/z (M+H): 581.2.
実施例135
【化280】
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(R)−3−((2−クロロ−5−((エトキシ−d5)メチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−10−メチル−9,10,11,12−テトラヒドロ−8H−[1,4]ジアゼピノ[5’,6’:4,5]チエノ[3,2−f]キノリン−8−オン(I−135)の合成
【0430】
INT−6(66mg、0.220mmol)のDMF(3.0mL)懸濁液に、炭酸カリウム(274mg、1.980mmol)を追加し、得られた混合物を90℃で10分間撹拌した。INT−104(56mg、0.264mmol)のDMF(2.0mL)溶液を追加した。得られた反応混合物を90℃で4時間撹拌した。完了後、反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた粗物質を、1%〜15%MeOH−EtOAc勾配で溶出するシリカゲルカラムフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固体としてI−135(68mg、収率65%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 9.34 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.17 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 8.14 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.16 (t, J = 5.0 Hz, 1H), 4.63 (s, 2H), 3.56-3.60 (m, 1H), 3.40-3.47 (m, 2H), 1.16 (d, J = 6.9 Hz, 3H). MS m/z (M+H): 475.1.
【0431】
生物学的実施例
MK2の選択的阻害剤として提供される化合物の生物学的活性を測定するために使用したインビトロアッセイを以下に記載する。
【0432】
実施例136
化合物の効力の評価のためのマイトジェン活性化プロテインキナーゼ活性化プロテインキナーゼ2 Omnia(登録商標)アッセイ:
以下のプロトコールには、p38α活性化マイトジェン活性化プロテインキナーゼ活性化プロテインキナーゼ2(MAPKAP−K2またはMK2)酵素に対する化合物の効力を測定するために最適化された連続観測キナーゼアッセイが記載されている。このアッセイのさらなる詳細は、以下のURL:http://tools.lifetechnologies.com/content/sfs/manuals/omnia_kinase_assay_man.pdfのウェブサイトで、Life Technologies,Carlsbad,CAによって記載されている。
【0433】
使用した[試薬]:
[MK−2]=0.4nM,
[ATP]=10μMおよび
[ST3−Sox]=10μM(ATP
appK
M=10μM)
【0434】
簡潔に言えば、20mM Tris、pH7.5、5mM MgCl
2、1mM EGTA、5mM β−グリセロリン酸、5%グリセロール(10×ストック、KB001A)および0.2mM DTT(DS00lA)からなる1×キナーゼ反応緩衝液中で、MK2(PV3317、Life Technologies製)、1.13XATP(AS00lA)およびSox結合ペプチド基質S/T3−Sox(KZN1031)の10×ストック溶液を調製した。Corning(#3574)384ウェル白色非結合表面マイクロタイタープレート(Corning,NY)中で、酵素溶液(5μL)をDMSO(5μL)に、またはDMSO中で調製した連続希釈試験化合物にそれぞれ追加した。45μLのATP−ペプチド基質S/T3−Soxミックスを追加してキナーゼ反応を開始し、室温でBioTek(Winooski,VT)のSynergy H4プレートリーダーによって、λ
ex360/λ
em485において、120分間にわたって71秒ごとにモニタリングした。
【0435】
無酵素対照ウェルからのバックグラウンドシグナルをすべてのプログレス曲線から差し引いた。ネットのプログレス曲線の最初の線形部分を、線形方程式にしたがってフィッティングして、各化合物濃度における傾きおよび阻害率(%阻害)を得た。反応の最初の2時間の間に得られたネットのプログレス曲線もまた、上昇単一指数方程式(式1)にしたがってフィッティングして、各化合物濃度におけるk
obs値を得た。%阻害と阻害剤濃度とを対比したプロットを、用量反応方程式(式2)にしたがってフィッティングして、IC
50およびヒル勾配値を得た一方、k
obsと阻害剤濃度とを対比したプロットを、方程式3(式3)にしたがってフィッティングして、GraphPad PRISMソフトウェア(Version 6.00;GraphPad San Diego,CA)を使用して見掛けのk
inact/K
I値を得た。
【数1】
[この文献は図面を表示できません]
式中、Fは、プレートリーダーからの蛍光強度であり、V
0は、機器のリードアウトと生成物濃度との間の関係を反映する定数であり、tは、時間であり、eは、オイラー数であり、k
obsは、観察された不活性化速度定数である。
【数2】
[この文献は図面を表示できません]
式中、%阻害は、阻害率であり、IC
50は、最大半量阻害濃度であり、[I]は、阻害剤濃度であり、nは、ヒル勾配である。
【数3】
[この文献は図面を表示できません]
式中、k
obsは、観察された不活性化速度定数であり、k
inactは、見掛けの不活性化速度定数であり、K
Iは、見掛けの阻害定数であり、[I]は、阻害剤濃度である。IC
50(すなわち、試験化合物が基質ペプチドのリン酸化を50%阻害する濃度)を示すこのアッセイの結果は、ナノモル単位で報告されている。試験化合物の効力の結果は、表Aにおいて「MK2 IC
50」という表題の欄に示されている。
【0436】
実施例137
MK2の共有結合改変のレベルを検出するための質量分析アッセイ
質量分析アッセイにおいて、本発明の化合物I−1〜I−50をアッセイして、MK2タンパク質を共有結合的に改変するそれらの能力を測定した。このアッセイの手順は、以下のとおりである。インタクトなMK2タンパク質(Invitrogen,Cat.No.PR5320A)を、タンパク質に対して10倍過剰の試験化合物と共に室温で60分間インキュベートした。得られた混合物のアリコート(各6μL)を0.2%トリフルオロ酢酸(TFA、10μL)で希釈してから、脱着マトリックスとしてシナピン酸(10mg/mlの0.1%TFA:アセトニトリル50:50溶液、v/v)を使用して、MALDIターゲット上にmicro C4 ZipTipで直接処理した。対照サンプル中の標的タンパク質の重心質量を、化合物と共にインキュベートした標的タンパク質の重心質量と比較した。未処理タンパク質と比較した処理タンパク質の重心質量のシフトを、化合物の分子量で割った。この数字は、1時間のインキュベーション後の改変タンパク質の割合(試験化合物に共有結合した全標的タンパク質の割合の尺度)に対応する。このアッセイの結果は、表Aにおいて「質量変更」という欄に報告されている。
【0437】
磁気ビーズ質量分析アッセイにおいて、化合物I−51〜I−129をアッセイして、MK2タンパク質を共有結合的に改変するそれらの能力を測定した。このアッセイの手順は、以下のとおりである。MK2タンパク質(Invitrogen,Cat.No.PR5320A)を、タンパク質に対して10倍過剰の試験化合物と共に室温で60分間インキュベートした。3μLの磁気Ni−NTAビーズを6μLアリコートのサンプルに追加し、溶出し、0.2%トリフルオロ酢酸(TFA、2μL)で溶出し、脱着マトリックスとしてシナピン酸(10mg/mlの0.1%TFA:アセトニトリル50:50溶液、v/v)を使用して、MALDIターゲット上に直接スポットした。対照サンプル中の標的タンパク質の重心質量を、化合物と共にインキュベートした標的タンパク質の重心質量と比較した。未処理タンパク質と比較した処理タンパク質の重心質量のシフトを、化合物の分子量で割った。この数字は、1時間のインキュベーション後の改変タンパク質の割合(試験化合物に共有結合した全標的タンパク質の割合の尺度)に対応する。このアッセイの結果は、表Aにおいて「質量変更」という欄に報告されている。
【0438】
実施例138
MK2細胞アッセイ−MSD ELISA(Thp1)による全およびリン−Hsp27(セリン78)の検出
Thp−1ヒト急性単球性白血病細胞において、本発明の化合物をアッセイして、MK2活性の阻害を測定した。RPMI/10%FBS(ウシ胎児血清)/0.05mM 2−メルカプトエタノールを含有する培養培地中で、Thp−1細胞を成長させた。アッセイの72時間前に、1ウェル当たり8×10
4個の細胞を、10ng/mLホルボール12−ミリステート13−アセテート(PMA)と一緒に96ウェル平底プレートにプレーティングした。アッセイに必要とされるまで、37℃のインキュベーター内で、細胞を培養した。化合物の希釈を行っている間、アッセイの直前に、細胞プレート培地を培養培地と交換した。
【0439】
試験化合物のストック溶液(1mM DMSO溶液)を調製した。3000nMの開始濃度のために、0.9μlの試験化合物を300μlの細胞培地に追加した。0.15nMの最終濃度まで、細胞アッセイ培地中で、3倍連続希釈(1:3)を行った。細胞プレート培地を廃棄し、続いて、100μlの化合物含有培地を追加した。得られた調製物を37℃で1時間インキュベートした。
【0440】
試験化合物含有細胞アッセイ培地を除去し、細胞を細胞アッセイ培地で1回洗浄した。50ng/mL LPS(リポ多糖)を含有する細胞アッセイ培地を各ウェルに追加し、45分間インキュベートした。LPSのインキュベーション後、細胞をPBS(リン酸緩衝生理食塩水)で1回洗浄し、60μlの細胞抽出緩衝液(Invitrogen #FNN0011)+プロテアーゼおよびホスファターゼ阻害剤で溶解した。次いで、さらなる分析まで、プレートを−80℃で保存した。
【0441】
MULTI−SPOT Phospho(Ser78)/Total HSP27 ELISAアッセイキットは、Meso Scale Delivery(MSD;カタログ#K15128D)から購入した。MSDは、リン光体−HSP27(Ser78)および全HSP27の捕捉抗体でプレコーティングされたプレートを提供する。プレコーティングMSDプレートを、150μL/ウェルの3%BSA MSD洗浄緩衝液でブロッキングした。調製物をシェーカー上に室温で1時間置いた。ELISAプレートをブロッキングした一方、−80℃で保存した細胞アッセイプレートをシェーカー上に4℃で1時間置いて、解凍した。ブロッキングしたMSDプレートをプレートウォッシャーで洗浄し、わずかに残った洗浄溶液をタッピングして除去し、続いて、細胞アッセイプレートから30μlの溶解物を追加した。調製物をカバーし、室温で1時間インキュベートした。溶解物を除去し、プレートをプレートウォッシャーで3回洗浄し、わずかに残った洗浄緩衝液をタッピングして除去し、1%BSA/MSD洗浄緩衝液で作製した25μl/ウェルの検出抗体(キットに付属している電気化学発光化合物MSDスルホタグ標識に結合した抗全HSP27)シェーカー上で、プレートを室温で1時間インキュベートし、続いて、3回洗浄した。わずかに残った洗浄緩衝液をタッピングして除去した。150μl/ウェルの1×MSDリードバッファー(キットに付属している4×リードバッファー)を追加し、分析用のMSD SECTOR(登録商標)Imagerによって、プレートを分析した。SECTOR(登録商標)Imagerは、放出光の強度を測定して、サンプル中に存在するリン酸化HSP27(Ser78)および全HSP27の定量的測定を提供する。サンプル中のリンタンパク質の相対的割合は、各ウェルで測定した全HSP27シグナル強度でリン−HSP27シグナル強度を割ることによって計算される。Graph Pad Prismソフトウェアを使用して曲線適合分析を実施して、(100%のシグナル強度にセットした)DMSO処理対照に対して正規化したLPS誘導性p−HSP27/全HSP27シグナル比の阻害反応に基づくEC
50を得た。EC
50(すなわち、試験化合物がHsp27のリン酸化を50%阻害する濃度)を示すこのアッセイの結果は、ナノモル単位で報告されている。このアッセイの結果は、表Aにおいて「pHSP27シグナリングEC
50」という欄に報告されている。
【0442】
表Aは、様々なアッセイにおける選択化合物のデータを示す。「A」と示されている活性を有する化合物は、≦100nMのEC
50/IC
50を提供した;「B」と示されている活性を有する化合物は、101−〜500nMのEC
50/IC
50を提供した;「C」と示されている活性を有する化合物は、501〜999nMのEC
50/IC
50を提供した;「D」と示されている活性を有する化合物は、≧1000nMのEC
50/IC
50を提供した;「E」と示されている活性を有する化合物は、≧70%の質量変更を提供した;「F」と示されている活性を有する化合物は、31〜69%の質量変更を提供した;「G」と示されている活性を有する化合物は、≦30%の質量変更を提供した。
【表5-1】
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【表5-2】
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【表5-3】
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【表5-4】
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【0443】
本発明者らは、本発明のいくつかの実施形態を記載したが、本発明者らの基本的な実施例を変更して、本発明の化合物および方法を利用する他の実施形態を提供し得ることは明らかである。したがって、本発明の範囲は、例として示されている特定の実施形態ではなく、添付の特許請求の範囲によって規定されるべきであると理解される。
例えば、本発明の実施形態において、以下の項目が提供される。
(項目1)
式I’:
【化281】
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の化合物(式中:
環Aは、フェニル、または1〜3個の窒素を有する5〜6員単環式ヘテロアリール環、または窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する8〜14員架橋もしくは縮合二環式芳香族複素環であり;
Tは、−N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(S)−、−Si(R4)2−、−P(R5)−、−P(O)2−、または二価飽和直鎖もしくは分枝鎖1〜3員炭化水素鎖から選択される二価部分であり、該炭化水素鎖は、オキソまたは−ORで場合により置換されており;
各Rは独立して、水素もしくは場合により置換されているC1−6脂肪族であり、または:
同一の窒素上の2個のR基は該窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜7員飽和もしくは部分不飽和複素環を形成し;
Raは、水素または場合により置換されているC1−6脂肪族であり;
R1は、Rまたは−(CH2)pRxであり;
pは、0、1、2または3であり;
Rxは、−CN、−NO2、ハロゲン、−OR、−SR、−N(R)2、−C(O)N(R)2、−C(O)OR、−C(O)R、−N(R)C(O)R、−SO2N(R)2または−N(R)SO2であり;
R2は、ハロゲン、−CN、−SRy、−S(O)Ry、−SO2Ry、−OSO2Ry、−OC(O)Ryまたは−OP(O)2ORyであり;
各Ryは、場合により置換されているC1−6脂肪族または場合により置換されているフェニルから独立して選択され;
R3は、水素、場合により置換されているC1−6脂肪族、−CN、−NO2、ハロゲン、−OR、−N(R)2、−C(O)N(R)2、−C(O)OR、−Cy、−C(O)N(R)−Cy、−C(O)−Cy、−O−Cy、−O−(CH2)n−Cy、−(CH2)n−O−Cy、−(CH2)mN(R)2、−(CH2)mOR、−N(R)−Cy、−N(R)−(CH2)n−Cy、−(CH2)n−N(R)−Cyまたは−(CH2)m−Cyであり;
各R4は独立して、水素、−OR、C1−6脂肪族、フェニル、または窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリール環であり;
各R5は独立して、−OR、C1−6脂肪族、フェニル、または窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリール環であり;mおよびnはそれぞれ独立して、0〜4であり;ならびに
各Cyは独立して、3〜9員飽和もしくは部分不飽和単環式炭素環、窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜9員飽和もしくは部分不飽和単環式複素環、フェニル、窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリール環、7〜12員飽和もしくは部分不飽和縮合もしくは架橋二環式炭素環、または窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する6〜12員飽和もしくは部分不飽和縮合もしくは架橋二環式複素環から選択される場合により置換されている環である)であって、
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
以外の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
(項目2)
Tが−N(R)−、−O−または−S−である、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Tが−NH−または−O−である、項目2に記載の化合物。
(項目4)
Tが−NH−である、項目3に記載の化合物。
(項目5)
R1がR、−CH2ORまたは−CH2N(R)2である、項目1に記載の化合物。
(項目6)
R1がメチル、−CH2OCH3または−CH2NH2である、項目1に記載の化合物。
(項目7)
R1がメチルである、項目6に記載の化合物。
(項目8)
式I
【化283】
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の項目1に記載の化合物(式中:
環Aは、フェニル、または1〜3個の窒素を有する5〜6員ヘテロアリール環であり;
Tは、−N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(S)−、−Si(R4)2−、−P(R5)−、−P(O)2−、または二価飽和直鎖もしくは分枝鎖1〜3員炭化水素鎖から選択される二価部分であり、該炭化水素鎖は、オキソまたは−ORで場合により置換されており;
各Rは独立して、水素もしくは場合により置換されているC1−6脂肪族であり、または:
同一の窒素上の2個のR基は該窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくは硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜7員飽和もしくは部分不飽和複素環を形成し;
Raは、水素または場合により置換されているC1−6脂肪族であり;
R1は、Rまたは−(CH2)pRxであり;
pは、0、1、2または3であり;
Rxは、−CN、−NO2、ハロゲン、−OR、−SR、−N(R)2、−C(O)N(R)2、−C(O)OR、−C(O)R、−N(R)C(O)R、−SO2N(R)2または−N(R)SO2であり;
R2は、ハロゲン、−CN、−SRy、−S(O)Ry、−SO2Ry、−OSO2Ry、−OC(O)Ryまたは−OP(O)2ORyであり;
各Ryは、場合により置換されているC1−6脂肪族または場合により置換されているフェニルから独立して選択され;
R3は、水素、場合により置換されているC1−6脂肪族、−CN、−NO2、ハロゲン、−OR、−N(R)2、−C(O)N(R)2、−C(O)OR、−Cy、−C(O)N(R)−Cy、−C(O)−Cy、−O−Cy、−O−(CH2)n−Cy、−(CH2)n−O−Cy、−N(R)−Cy、−N(R)−(CH2)n−Cy、−(CH2)n−N(R)−Cyまたは−(CH2)m−Cyであり;
各R4は独立して、水素、−OR、C1−6脂肪族、フェニル、または窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリール環であり;
各R5は独立して、−OR、C1−6脂肪族、フェニル、または窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリール環であり;mおよびnはそれぞれ独立して、0〜4であり;ならびに
各Cyは独立して、3〜9員飽和もしくは部分不飽和単環式炭素環、窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜9員飽和もしくは部分不飽和単環式複素環、フェニル、窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリール環、7〜12員飽和もしくは部分不飽和縮合もしくは架橋二環式炭素環、または窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する7〜12員飽和もしくは部分不飽和縮合もしくは架橋二環式複素環から選択される場合により置換されている環である)またはその薬学的に許容され得る塩。
(項目9)
環Aがフェニルであり、R3が−CN、−NO2、ハロゲン、−C(O)N(R)2、−C(O)OR、−Cy、−C(O)N(R)−Cyまたは−C(O)−Cyから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目10)
環Aがフェニルであり、R3が−CN、−NO2またはハロゲンから選択される、項目9に記載の化合物。
(項目11)
環Aがフェニルであり、R3が−CNまたはハロゲンから選択される、項目10に記載の化合物。
(項目12)
環Aが、1〜3個の窒素を有する6員ヘテロアリール環である、項目1に記載の化合物。
(項目13)
環Aがピリジル、ピリミジニル、ピリダジニルまたはトリアジニルである、項目12に記載の化合物。
(項目14)
式II、III、IV、VまたはVI:
【化284】
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のいずれか1つである、項目13に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
(項目15)
R2がハロゲンである、項目1に記載の化合物。
(項目16)
R2がフルオロまたはクロロである、項目15に記載の化合物。
(項目17)
R2が−SRyまたは−SO2Ryである、項目1に記載の化合物。
(項目18)
R2が−SCH3または−SO2CH3である、項目15に記載の化合物。
(項目19)
R3がRであり、Rが水素である、項目12に記載の化合物。
(項目20)
R3がRであり、Rが場合により置換されているC1−6脂肪族である、項目12に記載の化合物。
(項目21)
R3が−CH2OH、−CH2OCH3および−CH3から選択される、項目20に記載の化合物。
(項目22)
R3が−ORである、項目12に記載の化合物。
(項目23)
R3が−O(CH2)2OCH3、−O(CH2)2N(CH3)2および−OCH3から選択される、項目22に記載の化合物。
(項目24)
R3がハロゲン、−CN、NO2、−C(O)N(R)2または−C(O)ORである、項目1に記載の化合物。
(項目25)
R3がハロゲン、−CNまたはNO2である、項目24に記載の化合物。
(項目26)
R3が−C(O)N(R)2または−C(O)ORである、項目24に記載の化合物。
(項目27)
R3が−C(O)NH2、−C(O)OCH2CH3および−OC(O)CH3から選択される、項目26に記載の化合物。
(項目28)
R3が−Cy、−(CH2)m−Cy、−C(O)N(R)−Cy、−C(O)−Cy、−OR、−O−Cy、−N(R)−Cy、−N(R)−(CH2)n−Cy、−(CH2)n−N(R)−Cyまたは−O−(CH2)n−Cyから選択される、項目12に記載の化合物。
(項目29)
各−Cyが独立して、3〜7員飽和または部分不飽和炭素環から選択される場合により置換されている環である、項目28に記載の化合物。
(項目30)
各−Cyが独立して、窒素、酸素および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する4〜7員飽和または部分不飽和複素環から選択される場合により置換されている環である、項目28に記載の化合物。
(項目31)
各−Cyが独立して、オキセタニル、ピペリジニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ピペラジニルおよびモルホリニルから選択される場合により置換されている環である、項目30に記載の化合物。
(項目32)
項目1に記載の化合物と、薬学的に許容され得る担体、アジュバントまたはビヒクルとを含む、薬学的に許容され得る組成物。
(項目33)
生物学的サンプルにおけるMK2キナーゼまたはその突然変異体の活性を阻害するための方法であって、前記生物学的サンプルを項目1に記載の化合物と接触させる工程を含む、方法。
(項目34)
患者におけるMK2キナーゼまたはその突然変異体の活性を阻害するための方法であって、項目32に記載の組成物を前記患者に投与する工程を含む、方法。
(項目35)
前記MK2キナーゼまたはその突然変異体を不可逆的に阻害する、項目34に記載の方法。
(項目36)
MK2のCys140を共有結合的に改変することによって、前記MK2キナーゼまたはその突然変異体を不可逆的に阻害する、項目35に記載の方法。
(項目37)
MK2媒介性疾患または障害の処置を必要とする患者におけるMK2媒介性疾患または障害を処置するための方法であって、項目32に記載の組成物を前記患者に投与する工程を含む、方法。
(項目38)
前記MK2媒介性疾患または障害が、自己免疫障害、慢性もしくは急性炎症性障害、自己炎症性障害、線維性障害、代謝障害、新生物または心血管もしくは脳血管障害である、項目37に記載の方法。
(項目39)
前記MK2媒介性疾患または障害が、自己免疫障害、慢性もしくは急性炎症性障害または自己炎症性障害である、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記自己免疫障害、慢性もしくは急性炎症性障害および/または自己炎症性障害が、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病、多発性硬化症、乾癬、関節炎、関節リウマチ、変形性関節症、若年性関節炎、乾癬性関節炎、反応性関節炎、強直性脊椎炎、クリオピリン関連周期性症候群、マックル・ウェルズ症候群、家族性寒冷自己炎症症候群、新生児発症性多系統炎症性疾患、TNF受容体関連周期性症候群(synderome)、急性および慢性膵炎、アテローム性動脈硬化症、痛風、強直性脊椎炎、線維性障害、肝線維症、特発性肺線維症、腎症、サルコイドーシス、強皮症、過敏症、糖尿病、1型真性糖尿病、2型真性糖尿病、糖尿病性網膜症、スティル病、血管炎、サルコイドーシス、肺炎症、急性呼吸窮迫症候群、湿潤および乾式加齢性黄斑変性、自己免疫溶血性症候群、自己免疫性および炎症性肝炎、自己免疫性神経障害、自己免疫性卵巣不全、自己免疫性精巣炎、自己免疫性血小板減少症、シリコーンインプラント関連自己免疫疾患、シェーグレン症候群、家族性地中海熱、全身性エリテマトーデス、血管炎症候群、側頭動脈炎、高安動脈炎および巨細胞性動脈炎、ベーチェット病、ウェゲナー肉芽腫症、白斑、自己免疫疾患の二次血液学的兆候、貧血、薬物誘発性自己免疫、橋本甲状腺炎、下垂体炎、特発性血小板減少性紫斑病、金属誘発性自己免疫、重症筋無力症、天疱瘡、自己免疫性難聴、メニエール病、グッドパスチャー症候群、グレーブス病、HW関連自己免疫症候群、グラン・バレー病、アディソン病、抗リン脂質症候群、喘息、アトピー性皮膚炎、セリアック病、クッシング症候群、皮膚筋炎、特発性副腎萎縮症(idiopathic adrenal adrenal atrophy)、特発性血小板減少症、川崎症候群、ランバート・イートン症候群、悪性貧血、花粉症結節性多発動脈炎、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、レイノー症候群、ライター症候群、再発性多発性軟骨炎、シュミット症候群、甲状腺機能亢進症、敗血症、敗血症性ショック、内毒素性ショック、外毒素誘発性毒性ショック、グラム陰性敗血症、毒性ショック症候群、糸球体腎炎、腹膜炎、間質性膀胱炎、高酸素誘発性炎症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、血管炎、移植片対宿主反応、移植片対宿主病、同種移植片拒絶、急性同種移植片拒絶、慢性同種移植片拒絶、早期移植拒絶、急性同種移植片拒絶、再灌流傷害、疼痛、急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、線維筋痛、慢性感染症、髄膜炎、脳炎、心筋炎、歯肉炎、手術後外傷、組織損傷、外傷性脳損傷、全腸炎、副鼻腔炎、ブドウ膜炎、眼炎症、視神経炎、胃潰瘍、食道炎、腹膜炎、歯周炎、皮膚筋炎、胃炎、筋炎、多発筋痛、肺炎ならびに気管支炎からなる群より選択される、項目39に記載の方法。
(項目41)
前記MK2媒介性疾患または障害が線維性障害である、項目38に記載の方法。
(項目42)
前記線維性障害が、全身性硬化症/強皮症、ループス腎炎、結合組織疾患、創傷治癒、外科的瘢痕、脊髄損傷、CNS瘢痕、急性肺傷害、肺線維症、特発性肺線維症、嚢胞性線維症、慢性閉塞性肺疾患、成人呼吸窮迫症候群、急性肺傷害、薬物誘発性肺傷害、糸球体腎炎、慢性腎臓病、糖尿病性腎症、高血圧誘発性腎症、消化管または胃腸線維症、腎線維症、肝臓または胆道線維症、肝線維症、非アルコール性脂肪性肝炎、C型肝炎、肝細胞癌腫、肝硬変、原発性胆汁性肝硬変、脂肪肝疾患による肝硬変、アルコール性脂肪肝疾患による肝硬変、非アルコール性脂肪症/非アルコール性脂肪肝疾患による肝硬変、放射線誘発性線維症、頭頸部線維症、胃腸線維症、肺線維症、原発性硬化性胆管炎、再狭窄、心筋線維症、心内膜心筋線維症、心房線維症、眼瘢痕、線維性硬化症、線維性癌、子宮筋腫、線維腫、線維腺腫、線維肉腫、移植動脈症、ケロイド、縦隔線維症、骨髄線維症、後腹膜線維症、進行性巨大線維症および腎性全身性線維症からなる群より選択される、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記MK2媒介性疾患または障害が代謝障害である、項目38に記載の方法。
(項目44)
前記代謝障害が、肥満症、ステロイド耐性、耐糖能異常およびメタボリックシンドロームからなる群より選択される、項目43に記載の方法。
(項目45)
前記MK2媒介性疾患または障害が新生物である、項目38に記載の方法。
(項目46)
前記新生物が、血管新生障害、多発性骨髄腫、白血病、急性リンパ球性白血病、急性および慢性骨髄性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性リンパ芽球性白血病、前骨髄球性白血病、リンパ腫、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、ヘアリー細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、マスト細胞腫瘍、ホジキン病、非ホジキン病、骨髄異形成症候群、線維肉腫、横紋筋肉腫;星状細胞腫、神経芽細胞腫、神経膠腫、神経鞘腫、メラノーマ、セミノーマ、奇形癌腫、骨肉腫、色素性乾皮症(xenoderma pigmentosum)、角化棘細胞腫(keratoctanthoma)、甲状腺濾胞癌、カポジ肉腫、メラノーマ、奇形腫、横紋筋肉腫、転移および骨障害、骨、口/咽頭、食道、喉頭、胃、腸、結腸、直腸、肺、肝臓、膵臓、神経、脳、頭頸部、喉、卵巣、子宮、前立腺、精巣、膀胱、腎臓、乳房、胆嚢、子宮頚部、甲状腺、前立腺および皮膚の癌、非小細胞肺癌、小細胞肺癌、神経膠腫ならびに多形神経膠芽細胞腫からなる群より選択される、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記MK2媒介性疾患または障害が心血管または脳血管障害である、項目38に記載の方法。
(項目48)
前記心血管または脳血管障害が、アテローム性動脈硬化症、アテローム性冠動脈の再狭窄、急性冠動脈症候群、心筋梗塞、心臓同種移植片血管症、卒中、炎症またはアポトーシス成分を伴う中枢神経系障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄損傷、神経虚血および末梢神経障害からなる群より選択される、項目47に記載の方法。