(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のデジタルコンテンツにより前記第2のデジタルコンテンツが購入された場合、前記供給会社のサーバと前記第2のデジタルコンテンツに対する精算を実施するステップをさらに含む、請求項1に記載のデジタルコンテンツ提供方法。
前記財貨管理部は、前記提携会社のデバイスから前記第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請を受信し、前記提携会社のデバイスに前記第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供する、請求項13に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
前記第1のデジタルコンテンツにより前記第2のデジタルコンテンツが購入された場合、前記供給会社のサーバと前記第2のデジタルコンテンツに対する精算を実施する精算部
をさらに含む、請求項13に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下では、添付した図面を参照しながら、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳しく説明する。ところが、本発明は様々な異なる形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されるものではない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために、説明とは関係ない部分は省略しており、明細書全体に亘って類似した部分に対しては類似した図面符号を付けている。
【0019】
明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結」されているという場合、これは「直接的に連結」されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで「電気的に連結」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」という場合、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0020】
本明細書において「部」とは、ハードウェアにより実現されるユニット(unit)と、ソフトウェアにより実現されるユニットと、両方を用いて実現されるユニットとを含む。また、1つのユニットが2つ以上のハードウェアを用いて実現されても良く、2つ以上のユニットが1つのハードウェアにより実現されても良い。
【0021】
本明細書において、端末又はデバイスが行うと記述された動作や機能の一部は、当該端末又はデバイスと連結されたサーバで代わりに行われ得る。同様に、サーバが行うと記述された動作や機能の一部も当該サーバと連結された端末又はデバイスで行われ得る。
【0022】
以下、添付された構成図又はフローチャートを参考しながら、本発明を実施するための具体的な内容を説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツ提供システムの構成図である。
【0024】
図1を参照すると、デジタルコンテンツ提供システムは、運営会社のサーバ100と、提携会社のデバイス110と、ユーザのデバイス120と、供給会社のサーバ130と、を含む。但し、かかる
図1のデジタルコンテンツ提供システムは本発明の一実施例に過ぎないので、
図1によって本発明が限定解釈されるものではなく、本発明の様々な実施例によって
図1と異なるように構成されることもできる。
【0025】
運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供し、ユーザのデバイス120に第1のデジタルコンテンツを提供するサーバである。
【0026】
運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110の第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請に従い、提携会社のデバイス110に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供する。第1のデジタルコンテンツ販売用財貨は、例えば、前払コイン又は前払マイレージである。第1のデジタルコンテンツ販売用財貨は、第1の財貨及び第2の財貨を含み得る。
【0027】
例えば、提携会社のデバイス110は、運営会社のサーバ100と連係した口座にチャージしようとする第1のデジタルコンテンツ販売用財貨に該当する所定の金額を送金する。
【0028】
運営会社のサーバ100は、運営会社のサーバ100と連係した口座に送金された所定の金額に該当する第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提携会社のデバイス110に提供する。ここで、運営会社のサーバ100は、送金された所定の金額に該当する第1の財貨を提携会社のデバイス110に提供し、第1のデジタルコンテンツの販売促進及び奨励のために第2の財貨をさらに提供することもできる。
【0029】
運営会社のサーバ100は、ユーザのデバイス120から第1のデジタルコンテンツの購入金額を受信した場合、第1のデジタルコンテンツの決済コードを生成し、決済コードをユーザのデバイス120に送信する。ここで、第1のデジタルコンテンツは、例えば、モバイル商品券、コンテンツカード、及びモバイルクーポンなどを含む。
【0030】
運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110から決済コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信すると、提携会社のデバイス110に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を第1のデジタルコンテンツの購入金額に対応する分減少させ、第1のデジタルコンテンツをユーザのデバイス120に提供する。
【0031】
提携会社のデバイス110は、決済コードにて第1のデジタルコンテンツを照会し、販売する。
【0032】
提携会社のデバイス110は、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージを要請し、運営会社のサーバ100から第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供してもらう。
【0033】
例えば、提携会社のデバイス110は、運営会社のサーバ100に該当する口座に所定の金額を送金すると、送金した金額に該当する第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を運営会社のサーバ100から提供してもらう。
【0034】
提携会社のデバイス110は、運営会社のサーバ100からユーザのデバイス120に送信された決済コードをユーザのデバイス120から入力してもらって、当該決済コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入を運営会社のサーバ100に要請する。
【0035】
ユーザのデバイス120は、デジタルコンテンツを購入するためのデジタルコンテンツストアアプリケーションをインストールする。
【0036】
ユーザのデバイス120は、デジタルコンテンツストアアプリケーションを駆動し、デジタルコンテンツストアにアクセスして、少なくとも1つ以上の第1のデジタルコンテンツを購入する。
【0037】
ユーザのデバイス120は、運営会社のサーバ100から第1のデジタルコンテンツを受信し、第1のデジタルコンテンツを用いて供給会社のサーバ130に第2のデジタルコンテンツを要請する。ここで、第2のデジタルコンテンツは、ゲーム別にランダムに構成されたゲームアイテムであっても良く、第1のデジタルコンテンツは、予め設定された数量の第2のデジタルコンテンツを含み得る。
【0038】
供給会社のサーバ130は、第1のデジタルコンテンツに対応する第2のデジタルコンテンツをユーザのデバイス120に提供する。
【0039】
供給会社のサーバ130は、ユーザのデバイス120に提供された第2のデジタルコンテンツに対する精算を運営会社のサーバ100に要請する。例えば、供給会社のサーバ130は、当該第2のデジタルコンテンツ提供による金額を運営会社のサーバ100から供給会社のサーバ130に該当する口座に送金してもらう。
【0040】
一般的に、
図1のデジタルコンテンツ提供システムの各構成要素は、ネットワーク140を介して連結される。ネットワークは、端末及びサーバのようなそれぞれのノードの相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するものであり、かかるネットワークの一例は、Wi−Fi、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、3G、4G、5G、LTE(登録商標)などが含まれるが、これに限定されるものではない。
【0041】
以下では、
図1におけるデジタルコンテンツ提供システムの各構成要素の動作についてより具体的に説明する。
【0042】
図2は、本発明の一実施例に係る
図1に示された運営会社のサーバ100のブロック図である。
【0043】
図2を参照すると、運営会社のサーバ100は、取引要請受信部200と、デジタルコンテンツ取引部210と、財貨管理部220と、デジタルコンテンツ提供部230と、精算部240と、DB250とを含む。但し、
図2に示された運営会社のサーバ100は本発明の一具現例に過ぎず、
図2に示された構成要素を基に様々な変形が可能である。
【0044】
取引要請受信部200は、ユーザのデバイス120から第1のデジタルコンテンツの購入金額を受信する。ここで、第1のデジタルコンテンツは、例えば、モバイル商品券、コンテンツカード、及びモバイルクーポンを含む。
【0045】
例えば、取引要請受信部200は、ユーザのデバイス120がデジタルコンテンツ販売ストアで少なくとも1つ以上の第1のデジタルコンテンツを選択して決済した場合、選択された第1のデジタルコンテンツに対する購入総額をユーザのデバイス120から受信する。
【0046】
デジタルコンテンツ取引部210は、ユーザのデバイス120から第1のデジタルコンテンツに対する購入金額を受信した場合、ユーザのデバイス120に第1のデジタルコンテンツの決済コードを送信する。ここで、決済コードは、ユーザのデバイス120が第1のデジタルコンテンツを購入するために提携会社のデバイス110に提示するコードであり、バーコード又は文字コードを含み得る。
【0047】
デジタルコンテンツ取引部210は、ユーザのデバイス120から第1のデジタルコンテンツに対する購入金額と共にバーコードの送信要請を受信した場合、第1のデジタルコンテンツに対応するバーコードを生成し、生成されたバーコードをユーザのデバイス120に送信する。
【0048】
デジタルコンテンツ取引部210は、ユーザのデバイス120から第1のデジタルコンテンツに対する購入金額と共に文字コードの送信要請を受信した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する文字コードを生成し、生成された文字コードをユーザのデバイス120に送信する。ここで、文字コードは、数字コード又は文字と数字との組み合わせを全て含む意味である。
【0049】
ここで、
図3a乃至
図3cを参照しながら、ユーザのデバイス120への決済コードの送信過程を説明する。
【0050】
図3a乃至
図3cは、本発明の一実施例に係るユーザのデバイス120に決済コードを送信する過程を示す図である。
【0051】
図3aを参照すると、ユーザのデバイス120は、デジタルコンテンツ販売ストア(オンラインストア)で購入したい第1のデジタルコンテンツを選択し、選択された第1のデジタルコンテンツを購入するために購入方式を選択する。例えば、購入方式は、決済コードとして文字コード301又はバーコード302を含む。
【0052】
図3bを参照すると、ユーザのデバイス120は、第1のデジタルコンテンツの決済コードとしてバーコード302を選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応するバーコード304、及びバーコード304に対する決済有効時間情報303を運営会社のサーバ100から受信する。このとき、第1のデジタルコンテンツに対応するバーコード304は、予め設定された決済有効時間内にのみ使用可能であり、決済有効時間を過ぎた場合は再発給が要求される。
【0053】
図3cを参照すると、ユーザのデバイス120は、第1のデジタルコンテンツの決済コードとして文字コード301を選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する文字コード306、及び文字コード306に対する決済有効時間情報305を運営会社のサーバ100から受信する。
【0054】
また、予め設定された決済有効時間内に提携会社のデバイス110(例えば、ネットカフェに設置された運営者の端末)が第1のデジタルコンテンツに対応する文字コード306をユーザのデバイス120から受け取り、運営会社のサーバ100に文字コード306を送信する場合、ユーザのデバイス120は、運営会社のサーバ100から文字コード306に対応するセキュリティコード307を追加受信する。
【0055】
セキュリティコード307を追加受信し、提携会社のデバイス110が、第1のデジタルコンテンツを販売するために運営会社のサーバ100へセキュリティコード307を追加送信させることで、提携会社のデバイス110により文字コード306が誤って入力されたり、不正入力されたりして他のユーザのデバイス(未図示)に第1のデジタルコンテンツが流出することを防止することができる。
【0056】
再び
図2を参照すると、デジタルコンテンツ取引部210は、提携会社のデバイス110から決済コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信する。
【0057】
デジタルコンテンツ取引部210は、提携会社のデバイス110からユーザのデバイス120に送信されたバーコードの情報を含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信する。
【0058】
デジタルコンテンツ取引部210は、提携会社のデバイス110からユーザのデバイス120に送信された文字コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信する。
【0059】
デジタルコンテンツ取引部210は、提携会社のデバイス110からユーザのデバイス120に送信された文字コードを受信した場合、当該文字コードに対応するセキュリティコードを生成して、ユーザのデバイス120に追加送信する。
【0060】
デジタルコンテンツ取引部210は、提携会社のデバイス110からユーザのデバイス120に送信されたセキュリティコードを受信する。
【0061】
財貨管理部220は、提携会社のデバイス110から第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請を受信し、提携会社のデバイス110に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供する。ここで、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨は、提携会社のデバイス110で第1のデジタルコンテンツを販売する際に使用されるポイントであり、第1の財貨及び第2の財貨を含み得る。
【0062】
例えば、財貨管理部220は、提携会社のデバイス110から運営会社のサーバ100に該当する口座に所定の金額が送金された場合、送金された金額だけの第1の財貨を提携会社のデバイス110に提供する。ここで、第1の財貨は、例えば、1ウォン当たり1コインだけチャージするコインを意味する。また、第1の財貨は、提携会社のデバイス110の要請により返金できる現金性コインであり得る。
【0063】
また、財貨管理部220は、第1のデジタルコンテンツの販売促進及び奨励のために、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請時点に、予め設定された所定金額の財貨を提携会社のデバイス110に無料で提供する。ここで、第2の財貨は、現金で返金できない非現金性コインであり得る。
【0064】
財貨管理部220は、提携会社のデバイス110から第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信した場合、提携会社のデバイス110に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を第1のデジタルコンテンツの購入金額に対応する分減少させる。
【0065】
具体的に、財貨管理部220は、購入要請された第1のデジタルコンテンツの販売価格の一部金額に対して第2の財貨を先に減少させ、第2の財貨が全て消費された後、残りの販売金額の差額だけ第1の財貨を減少させる。
【0066】
財貨管理部220は、第1のデジタルコンテンツの販売価格に対応する分第1のデジタルコンテンツ販売用財貨(第1の財貨及び第2の財貨)を減少させる一方、減少した第1の財貨に対して予め設定された割合だけ第2の財貨を増加させることもできる。
【0067】
ここで、
図4a乃至
図4cを参照しながら、決済コードを用いて第1のデジタルコンテンツを販売する過程を説明する。
【0068】
図4a乃至
図4cは、本発明の一実施例に係る提携会社のデバイス110で決済コードを用いて第1のデジタルコンテンツを販売する過程を示す図である。
【0069】
図4aを参照すると、提携会社のデバイス110は、運営会社のサーバ100が提供するコンテンツ販売サイトを通じて実物型コンテンツ及び第1のデジタルコンテンツを照会し、販売する。ここで、コンテンツ販売サイトは、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨の現況情報400、実物型コンテンツの販売、払い戻し、照会の際に使用するメニュー401、第1のデジタルコンテンツの販売、払い戻しの際に使用するメニュー402などを含み得る。
【0070】
第1のデジタルコンテンツ販売用財貨の現況情報400は、第1のデジタルコンテンツの購入が完了した場合、第1のデジタルコンテンツの購入金額に対応する分減少した財貨情報をリアルタイムで反映する。
【0071】
図4bを参照すると、提携会社のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツをバーコード決済方式403で決済する場合、ユーザのデバイス120に送信された第1のデジタルコンテンツのバーコードをスキャンして、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツの購入を要請する。
【0072】
図4cを参照すると、提携会社のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツを文字コード決済方式404及び405で決済する場合、ユーザのデバイス120に送信された文字コードを入力して、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツの購入を要請する。
【0073】
その後、提携会社のデバイス110は、運営会社のサーバ100からユーザのデバイス120に送信されたセキュリティコードを運営会社のサーバ100へ送信する。提携会社のデバイス110が、第1のデジタルコンテンツを販売するために運営会社のサーバ100へセキュリティコード307を追加送信させることで、提携会社のデバイス110により文字コード306が誤って入力されたり、不正入力されたりして他のユーザのデバイス(未図示)に第1のデジタルコンテンツが流出することを防止することができる。
【0074】
再び
図2を参照すると、デジタルコンテンツ提供部230は、第1のデジタルコンテンツをユーザのデバイス120に提供する。このとき、ユーザのデバイス120は、第1のデジタルコンテンツを通じて、供給会社のサーバ130により提供される第2のデジタルコンテンツを購入又は交換することができる。ここで、第2のデジタルコンテンツは、サービス別、例えばゲーム別にランダムに構成されたアイテムを含み得る。
【0075】
ここで、
図5a及び
図5bを参照しながら、ユーザのデバイス120に提供された第1のデジタルコンテンツの状態を説明する。
【0076】
図5a及び
図5bは、本発明の一実施例に係るユーザのデバイス120で購入した第1のデジタルコンテンツの開封状態を示す図である。
【0077】
図5aを参照すると、ユーザのデバイス120は、ユーザのデバイス120が保有している第1のデジタルコンテンツの状態をデジタルコンテンツ販売アプリケーション500を通じて確認することができる。
【0078】
具体的に、ユーザのデバイス120は、購入された第1のデジタルコンテンツのうち、開封されていないデジタルコンテンツ情報501、開封されたデジタルコンテンツ情報502、及び登録済みのデジタルコンテンツ情報503をデジタルコンテンツ販売アプリケーション500を通じて確認することができる。
【0079】
開封されていないデジタルコンテンツ情報501は、開封されていないデジタルコンテンツの数及び種類を含み、開封されたデジタルコンテンツ情報502は、開封されたデジタルコンテンツのイメージ、数、及びピン(PIN)カード情報を含み、登録済みのデジタルコンテンツ情報503は、既にゲームアカウントに適用されたデジタルコンテンツ情報を含み得る。
【0080】
例えば、第1のデジタルコンテンツの開封前は払い戻し可能であるが、第1のデジタルコンテンツの開封後は払い戻し不可である。
【0081】
図5bを参照すると、ユーザのデバイス120は、開封されていないデジタルコンテンツ情報の中から開封する第1のデジタルコンテンツを選択すると、第1のデジタルコンテンツのイメージ504と共に第1のデジタルコンテンツに含まれた第2のデジタルコンテンツ各々のピンカード情報505を確認することができる。ここで、ユーザのデバイス120は、ピンカード情報を通じて供給会社のサーバ130から提供される第2のデジタルコンテンツを購入又は交換することができる。
【0082】
再び
図2を参照すると、精算部240は、ユーザのデバイス120において第1のデジタルコンテンツにより第2のデジタルコンテンツが購入された場合、供給会社のサーバ130と第2のデジタルコンテンツに対する精算を実施する。例えば、精算部240は、ユーザのデバイス120において第1のデジタルコンテンツにより第2のデジタルコンテンツが購入された場合毎に精算を実施しても良く、予め設定された週期毎に精算を実施しても良い。
【0083】
精算部240は、ユーザのデバイス120に提供された第2のデジタルコンテンツに該当する金額を供給会社のサーバ130に該当する口座に送金する。
【0084】
DB250は、運営会社のサーバ100の内部の各構成要素の間で入力及び出力されるデータを格納し、運営会社のサーバ100と運営会社のサーバ100の外部の構成要素の間で入力及び出力されるデータを格納する。かかるDB250の一例には、運営会社のサーバ100の内部又は外部に存在するハードディスクドライブ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、及びメモリカードなどが含まれる。
【0085】
一方、当業者であれば、取引要請受信部200と、デジタルコンテンツ取引部210と、財貨管理部220と、デジタルコンテンツ提供部230と、精算部240と、DB250とのそれぞれが分離して具現されたり、これらの1つ以上が統合されて具現され得ることが十分に理解できるはずである。
【0086】
図6a乃至
図6cは、本発明の一実施例に係るユーザのデバイスで払戻コードを用いて第1のデジタルコンテンツを払い戻す過程を示す図である。
【0087】
図6aを参照すると、ユーザのデバイス120は、デジタルコンテンツ販売ストア600で払い戻す対象である第1のデジタルコンテンツ(開封されていない第1のデジタルコンテンツに限る)の情報と共に第1のデジタルコンテンツの払戻金額を運営会社のサーバ100に送信する。
【0088】
ユーザのデバイス120は、運営会社のサーバ100から第1のデジタルコンテンツの払い戻し方式を選択する。例えば、払い戻し方式は、払戻コード601及び払戻バーコード602を含む。
【0089】
図6bを参照すると、ユーザのデバイス120は、第1のデジタルコンテンツの払戻コードとして払戻バーコード602を選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する払戻バーコード604、及び払戻バーコード604に対する払戻有効時間情報603を運営会社のサーバ100から受信する。このとき、ユーザのデバイス120は、第1のデジタルコンテンツに対応する払戻バーコード604を予め設定された払戻有効時間内に提携会社のデバイス110に伝えれば、払い戻しを受けることができる。
【0090】
図6cを参照すると、ユーザのデバイス120は、第1のデジタルコンテンツの払戻コードとして払戻文字コード301を選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する払戻文字コード606、及び文字コード606に対する払戻有効時間情報605を運営会社のサーバ100から受信する。
【0091】
また、予め設定された決済有効時間内に提携会社のデバイス110が第1のデジタルコンテンツに対応する払戻文字コード606をユーザのデバイス120から受け取り、運営会社のサーバ100に文字コード306を送信する場合、ユーザのデバイス120は、運営会社のサーバ100から払戻文字コード606に対応するセキュリティコード607を追加受信する。
【0092】
その後、提携会社のデバイス110は、ユーザのデバイス120からセキュリティコード607を追加受信し、セキュリティコード607を運営会社のサーバ100へ送信する。提携会社のデバイス110が送信したセキュリティコード607とユーザのデバイス120に送信されたセキュリティコード607とが一致すれば、第1のデジタルコンテンツに対する払い戻し処理が完了する。
【0093】
提携会社のデバイス110が、第1のデジタルコンテンツを払い戻すために運営会社のサーバ100へセキュリティコード607を追加送信させることで、提携会社のデバイス110により文字コード306が誤って入力されたり、不正入力されたりして他のユーザのデバイス(未図示)の第1のデジタルコンテンツが払い戻しされてしまうことを防止することができる。
【0094】
図7a及び
図7bは、本発明の一実施例に係る提携会社のデバイス110で払戻コードを用いて第1のデジタルコンテンツの払い戻しを処理する過程を示す図である。
【0095】
図7aを参照すると、提携会社のデバイス110は、ユーザのデバイス120の要請に従って払戻バーコード方式701で第1のデジタルコンテンツの払い戻しを処理する場合、ユーザのデバイス120に送信された第1のデジタルコンテンツの払戻バーコードをスキャンして、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツの払い戻しを要請する。
【0096】
運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツの払い戻しの要請に従い、提携会社のデバイス110に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨700を第1のデジタルコンテンツの払戻金額に対応する分増加させ、第1のデジタルコンテンツをユーザのデバイス120から回収する。
【0097】
図7bを参照すると、提携会社のデバイス110は、払戻文字コード方式702及び703で第1のデジタルコンテンツの払い戻しを処理する場合、ユーザのデバイス120に送信された払戻文字コードを入力702して、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツの払い戻しを要請する。
【0098】
その後、提携会社のデバイス110は、追加的に運営会社のサーバ100からユーザのデバイス120へ送信されたセキュリティコードを入力703して、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツの払い戻し承認を要請する。
【0099】
図8は、本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツ提供方法を示すフローチャートである。
【0100】
図8に示された実施例に係るデジタルコンテンツ提供方法は、
図1乃至
図7bに示された実施例に係る運営会社のサーバ100、提携会社のデバイス110、ユーザのデバイス120、及び供給会社のサーバ130において時系列的に処理されるステップを含む。従って、以下、省略された内容であるとしても、
図1乃至
図7bにおける運営会社のサーバ100、提携会社のデバイス110、ユーザのデバイス120、及び供給会社のサーバ130に関して記述された内容は、
図8に示された実施例に係るデジタルコンテンツ提供方法にも適用される。
【0101】
図8を参照すると、ステップS801において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110から第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請を受信する。ここで、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨は、第1の財貨及び第2の財貨を含み得る。
【0102】
ステップS803において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供する。
【0103】
ステップS805において、運営会社のサーバ100は、ユーザのデバイス120から第1のデジタルコンテンツの購入金額を受信する。
【0104】
ステップS807において、運営会社のサーバ100は、ユーザのデバイス120に第1のデジタルコンテンツの決済コードを送信する。ここで、決済コードは、バーコード又は文字コードを含み得る。
【0105】
ステップS809において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110から決済コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信する。
【0106】
ステップS811において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を第1のデジタルコンテンツの購入金額に対応する分減少させる。
【0107】
ステップS813において、運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツをユーザのデバイス120に提供する。ここで、ユーザのデバイス120は、第1のデジタルコンテンツを通じて、供給会社のサーバ130により提供される第2のデジタルコンテンツを購入する。
【0108】
図8には示されていないが、ステップS807において、運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツに対応するバーコードを生成し、生成されたバーコードをユーザのデバイス120に送信する。
【0109】
図8には示されていないが、ステップS809において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110からユーザのデバイス120に送信されたバーコードの情報を受信する。
【0110】
図8には示されていないが、ステップS807において、運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツに対応する文字コードを生成し、生成された文字コードをユーザのデバイス120に送信する。
【0111】
図8には示されていないが、ステップS809において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110からユーザのデバイス120に送信された文字コードを受信する。
【0112】
図8には示されていないが、ステップS809において、運営会社のサーバ100は、文字コードに対応するセキュリティコードを生成し、生成されたセキュリティコードをユーザのデバイス120に送信する。
【0113】
図8には示されていないが、ステップS809において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110からユーザのデバイス120に送信されたセキュリティコードを受信する。
【0114】
図8には示されていないが、ステップS811において、運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツの販売価格に対応する分第1の財貨を減少させ、減少された第1の財貨に対して予め設定された割合だけ第2の財貨を増加させる。
【0115】
図8には示されていないが、ステップS811において、運営会社のサーバ100は、第1の財貨よりも第2の財貨を優先して減少させる。
【0116】
図8には示されていないが、ステップS813の後に、運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツにより第2のデジタルコンテンツが購入された場合、供給会社のサーバ130と第2のデジタルコンテンツに対する精算を行う。
【0117】
上述した説明において、ステップS801乃至S813は、本発明の具現例により、追加のステップにさらに分割されるか、より少ないステップに組み合わせられ得る。また、一部のステップは必要に応じて省略されても良く、ステップ間の順序が変更されても良い。
【0118】
図9は、本発明の他の実施例に係るデジタルコンテンツ提供方法を示すフローチャートである。
【0119】
図9に示された実施例に係るデジタルコンテンツ提供方法は、
図1乃至
図8に示された実施例に係る運営会社のサーバ100、提携会社のデバイス110、ユーザのデバイス120、及び供給会社のサーバ130において時系列的に処理されるステップを含む。従って、以下、省略された内容であるとしても、
図1乃至
図8における運営会社のサーバ100、提携会社のデバイス110、ユーザのデバイス120、及び供給会社のサーバ130に関して記述された内容は、
図9に示された実施例に係るデジタルコンテンツ提供方法にも適用される。
【0120】
図9を参照すると、ステップS901において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110から第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請を受信する。
【0121】
ステップS903において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供する。
【0122】
ステップS905において、運営会社のサーバ100は、ユーザのデバイス120から第1のデジタルコンテンツの払戻金額を受信する。
【0123】
ステップS907において、運営会社のサーバ100は、ユーザのデバイス120に第1のデジタルコンテンツの払戻コードを送信する。
【0124】
ステップS909において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110から払戻コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信する。
【0125】
ステップS911において、運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス110に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を第1のデジタルコンテンツの払戻金額に対応する分増加させる。
【0126】
ステップS913において、運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツをユーザのデバイス120から回収する。
【0127】
上述した説明において、ステップS901乃至S913は、本発明の具現例により、追加のステップにさらに分割されるか、より少ないステップに組み合わせられ得る。また、一部のステップは必要に応じて省略されても良く、ステップ間の順序が変更されても良い。
【0128】
本発明の一実施例は、コンピュータにより実行されるプログラムモジュールのようなコンピュータにより実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の可溶媒体であっても良く、揮発性及び非揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ保存媒体及び通信媒体を全て含み得る。コンピュータ保存媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、又はその他のデータのような情報保存のための任意の方法又は技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波のような変調されたデータ信号のその他のデータ、又はその他の転送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0129】
上述した本発明の説明は例示のためのものであり、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態で容易に変形可能であるということを理解できるはずである。それゆえ、上記した実施例は全ての面において例示的なものであり、限定的なものではないと理解すべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は分散して実施されることもでき、同様に、分散したものと説明されている構成要素も結合された形態で実施されることができる。
【0130】
本発明の範囲は、詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、並びにその均等概念から導出される全ての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれることと解釈されなければならない。