【文献】
European Neuropsychopharmacology,2004年,Vol.14, Suppl.5,pp.S491-S495
【文献】
Clinical Neuropharmacology,1988年,Vol.11, Suppl.2,pp.S21-S31
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体の活性化における使用のため、或いは疼痛、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体の治療における使用ため、或いはNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストと組合わせた、疼痛、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体の治療における使用のための、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【
図1A】DAMGO、チアネプチン及び化合物23のEC
50(ヒトMOR)である。
【
図1B】DAMGO、チアネプチン及び化合物23のEC
50(マウスMOR)である。
【0033】
発明の詳細な説明
本発明は、構造:
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
【0034】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在し、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであり、そしてR
5がClであるとき、R
2は、−(CH
2)
4C(O)NH
2、−(CH
2)
4CO
2H、−(CH
2)
5CO
2H、−(CH
2)
6CO
2H、−(CH
2)
7CO
2H、−(CH
2)
10CO
2H、−(CH
2)
6CO
2CH
2CH
3、−(CH
2)
6CH
3、−(CH
2)
2OH、−(CH
2)
4OH、−(CH
2)
7OH以外であり、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
5、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであるとき、R
2は−(CH
2)CO
2CH
2CH
3、−(CH
2)
2CO
2CH
2CH
3、−(CH
2)CO
2H、−(CH
2)
3CO
2H、又は−(CH
2)
4CO
2H以外であり、
R
1が−CH
3であり、R
2が−(CH
2)
5CO
2Hであり、R
3が−Hであり、R
4及びR
7がそれぞれHであり、R
5が−Clであり、そしてR
6が−Hであるか、又はR
5及びR
6がそれぞれ−Hであるとき、Aは、2−クロロフェニル又は3−クロロフェニル以外であり、
R
1が−CH
3であり、R
2が−(CH
2)
3CO
2Hであり、R
3が−CH
3であり、そしてR
4、R
5、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであるとき、Aは、フェニル以外であり、
R
1が−CH
3であり、R
2が−(CH
2)
5CO
2Hであり、R
3が−H又は−CH
3であり、R
4及びR
7がそれぞれ−Hであり、R
5がClであり、そしてR
6が−Hであるか、又はR
6が−Clであり、R
5が−Hであるとき、Aは、フェニル以外であり、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであり、そしてR
5が−SO
2CH
3であるとき、R
2は、−(CH
2)
3OCH
3以外であり、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであり、そしてR
5が−Fであるとき、R
2は−(CH
2)
6CO
2H)以外である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩若しくはエステルを提供する。
【0035】
いくつかの実施形態において、R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である。
【0036】
いくつかの実施形態において、R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である。
【0037】
いくつかの実施形態において、R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である。
【0038】
いくつかの実施形態において、R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である。
【0039】
本発明は、また、構造:
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【0040】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在し、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであり、そしてR
5がClであるときR
2は、−(CH
2)
4CO
2H、−(CH
2)
6CO
2H、−(CH
2)
6CO
2CH
2CH
3又は−(CH
2)
6CH
3以外であり、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであり、そしてR
5が−SO
2CH
3であるとき、R
2は、−(CH
2)
3OCH
3以外である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩を提供する。
【0041】
いくつかの実施形態において、構造:
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
【0042】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在し、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであり、そしてR
5がClであるとき、R
2は、−(CH
2)
6CH
3以外であり、
Aがフェニルであり、R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7がそれぞれ−Hであり、そしてR
5が−SO
2CH
3であるとき、R
2は、−(CH
2)
3OCH
3以外である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0043】
いくつかの実施形態において、
Aは、
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【0044】
であり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
5がNであるとき、R
8は存在せず、Y
5がCであるとき、R
8は存在し、Y
6がNであるとき、R
9は存在せず、Y
6がCであるとき、R
9は存在し
、Y
7がNであるとき、R
10は存在せず、Y
7がCであるとき、R
10は存在し、Y
8がNであるとき、R
11は存在せず、Y
8がCであるとき、R
11は存在する
化合物である。
【0045】
いくつかの実施形態において、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−OH、−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(C
1〜C
6アルキル)、−S−(C
1〜C
6アルキル)、−SO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−S(O)−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(アリール)又は−S−(アリール)又は−(アリール)である
化合物である。
【0046】
いくつかの実施形態において、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ独立に、−H、−CH
3、−Cl、−Br、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0047】
いくつかの実施形態において、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、−Hである
化合物である。
【0048】
いくつかの実施形態において、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
7、R
8及びR
11は、それぞれ、−Hであり、R
10は、−Brである
化合物である。
【0049】
いくつかの実施形態において、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、−Hであり、R
8は−OCH
3である
化合物である。
【0050】
いくつかの実施形態において、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、−Hであり、R
8は、−OHである
化合物である。
【0051】
いくつかの実施形態において、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
8、R
10及びR
11は、それぞれ、−Hであり、R
9は、−F、−Cl、−Br又は−Iである
化合物である。
【0052】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−OH、−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(C
1〜C
6アルキル)、−S−(C
1〜C
6アルキル)、−SO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−S(O)−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(アリール)又は−S−(アリール)又は−(アリール)である
化合物である。
【0053】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−CH
3、−Cl、−Br、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0054】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hである
化合物である。
【0055】
いくつかの実施形態において、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hであり、R
5は、−CH
3、−Cl、−F、−Br、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0056】
いくつかの実施形態において、
R
4、R
5及びR
7は、それぞれ、−Hであり、R
6は、−CH
3、−Cl、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)、又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0057】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
Y
2は、Nであり、R
5は、存在せず、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−OH、−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(C
1〜C
6アルキル)、−S−(C
1〜C
6アルキル)、−SO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−S(O)−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(アリール)又は−S−(アリール)又は−(アリール)である
化合物である。
【0058】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
Y
2は、Nであり、R
5は、存在せず、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hである
化合物である。
【0059】
いくつかの実施形態において、
R
2は、−(C
1〜C
12アルキル)、−(C
1〜C
12アルケニル)、−(C
1〜C
12アルキニル)、−(C
1〜C
12アルキル)−OH、−(C
1〜C
12アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
12アルキル)−CO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−NH
2、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−NH(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−NH−(C
1〜C
6ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
6アルキル)
2、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
6ヒドロキシアルキル)
2、−(C
1〜C
12アルキル)−O−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−S−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−CF
3、−(C
1〜C
12アルキル)−O−(C
1〜C
6ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−O−(C
1〜C
6アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
12アルキル)−(CH)−(O−(C
1〜C
6アルキル))
2、−(C
1〜C
12アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(C
1〜C
12アルキル)−OAc、−(C
1〜C
12アルキル)−テトラヒドロフラン、−(C
1〜C
12アルキル)−ピロリジン、−(C
1〜C
12アルキル)−N−メチルピロリジン、−(C
1〜C
12アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(C
1〜C
12アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である
化合物である。
【0060】
いくつかの実施形態において、
R
2は、−(C
1〜C
8アルキル)、−(C
1〜C
6アルケニル)、−(C
1〜C
6アルキニル)、−(C
1〜C
6アルキル)−OH、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2−(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH
2、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH−(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
2アルキル)
2、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)
2、−(C
1〜C
6アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−S−(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
3アルキル)−CF
3、−(C
1〜C
3アルキル)−O−(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
3アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−(CH)−(O−(C
1〜C
2アルキル))
2、−(C
1〜C
6アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(C
1〜C
6アルキル)−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)−テトラヒドロフラン、−(C
1〜C
6アルキル)−ピロリジン、−(C
1〜C
6アルキル)−N−メチルピロリジン、−(C
1〜C
6アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(C
1〜C
6アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である
化合物である。
【0061】
いくつかの実施形態において、
R
2は、
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
【0062】
である化合物である。
【0063】
いくつかの実施形態において、
R
2は、−CH
3、−CH
2CH
3
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0064】
である
化合物である。
【0065】
いくつかの実施形態において、
R
2は、
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【0066】
である
化合物である。
【0067】
本明細書に記載したいずれかの化合物のいくつかの実施形態において、
R
2は、
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
【0068】
である
化合物である。
【0069】
いくつかの実施形態において、R
1は、−H又は−(C
1〜C
6アルキル)である化合物である。
【0070】
いくつかの実施形態において、R
3は、−H又は−(C
1〜C
6アルキル)である化合物である。
【0071】
いくつかの実施形態において、R
1は、−H、−CH
3又は−CH
2CH
3である化合物である。
【0072】
いくつかの実施形態において、R
3は、−H、−CH
3又は−CH
2CH
3である化合物である。
【0073】
いくつかの実施形態において、R
1は、−CH
3であり、R
3は、−Hである化合物である。
【0074】
いくつかの実施形態において、R
1は、−CH
3であり、R
3は、−CH
3である化合物である。
【0075】
いくつかの実施形態において、R
1は、−CH
2CH
3であり、R
3は、Hである化合物である。
【0076】
いくつかの実施形態において、構造:
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【0077】
を有し、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
R
12及びR
13は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール),−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する
化合物である。
【0078】
いくつかの実施形態において、
Aは、
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0079】
であり、
R
12及びR
13は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール),−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である
化合物である。
【0080】
いくつかの実施形態において、R
12及びR
13は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−OH、−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(C
1〜C
6アルキル)、−S−(C
1〜C
6アルキル)、−SO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−S(O)−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(アリール)又は−S−(アリール)又は−(アリール)である化合物である。
【0081】
いくつかの実施形態において、R
12及びR
13は、それぞれ独立に、−H、−CH
3、−Cl、−Br、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である化合物である。
【0082】
いくつかの実施形態において、R
12及びR
13は、それぞれ独立に、−H、−CH
3、−Cl、−Br、−F、−OCH
3、−SCH
3又は−O−(フェニル)である化合物である。
【0083】
いくつかの実施形態において、R
12及びR
13は、それぞれ、−Hである化合物である。
【0084】
いくつかの実施形態において、R
12は、−Hであり、R
13は、−Brである化合物である。
【0085】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−OH、−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(C
1〜C
6アルキル)、−S−(C
1〜C
6アルキル)、−SO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−S(O)−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(アリール)又は−S−(アリール)又は−(アリール)である
化合物である。
【0086】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−CH
3、−Cl、−Br、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0087】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hである
化合物である。
【0088】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
6、及びR
7は、それぞれ、−Hであり、R
5は、−CH
3、−Cl、−Br、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0089】
いくつかの実施形態において、R
4、R
5、及びR
7は、それぞれ、−Hであり、R
6は、−CH
3、−Cl、−Br、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0090】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
Y
2は、Nであり、R
5は、存在せず、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−OH、−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(C
1〜C
6アルキル)、−S−(C
1〜C
6アルキル)、−SO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−S(O)−(C
1〜C
6アルキル)、−O−(アリール)又は−S−(アリール)又は−(アリール)である
化合物である。
【0091】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
Y
2は、Nであり、R
5は、存在せず、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hである
化合物である。
【0092】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hであり、R
5は、−Br、−Cl又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0093】
いくつかの実施形態において、
R
4、R
5及びR
7は、それぞれ、−Hであり、R
6は、−CH
3、−Cl、−F、−I、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)、又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0094】
いくつかの実施形態において、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
4、R
5及びR
7は、それぞれ、−Hであり、R
6は、−Br、Cl又は−O−(フェニル)である
化合物である。
【0095】
いくつかの実施形態において、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)である
化合物である。
【0096】
いくつかの実施形態において、
R
2は、
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0097】
である
化合物である。
【0098】
いくつかの実施形態において、
R
2は、−(C
1〜C
12アルキル)、−(C
1〜C
12アルケニル)、−(C
1〜C
12アルキニル)、−(C
1〜C
12アルキル)−OH、−(C
1〜C
12アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
12アルキル)−CO
2−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−NH
2、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−NH(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−NH−(C
1〜C
6ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
6アルキル)
2、−(C
1〜C
12アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
6ヒドロキシアルキル)
2、−(C
1〜C
12アルキル)−O−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−S−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−CF
3、−(C
1〜C
12アルキル)−O−(C
1〜C
6ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
12アルキル)−O−(C
1〜C
6アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
12アルキル)−(CH)−(O−(C
1〜C
6アルキル))
2、−(C
1〜C
12アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(C
1〜C
12アルキル)−OAc、−(C
1〜C
12アルキル)−テトラヒドロフラン、−(C
1〜C
12アルキル)−ピロリジン、−(C
1〜C
12アルキル)−N−メチルピロリジン、−(C
1〜C
12アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(C
1〜C
12アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である
化合物である。
【0099】
いくつかの実施形態において、
R
2は、−(C
1〜C
8アルキル)、−(C
1〜C
6アルケニル)、−(C
1〜C
6アルキニル)、−(C
1〜C
6アルキル)−OH、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2−(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH
2、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH−(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
2アルキル)
2、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−N(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)
2、−(C
1〜C
6アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−S−(C
1〜C
2アルキル)、−(C
1〜C
3アルキル)−CF
3、−(C
1〜C
3アルキル)−O−(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
3アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−(CH)−(O−(C
1〜C
2アルキル))
2、−(C
1〜C
6アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(C
1〜C
6アルキル)−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)−テトラヒドロフラン、−(C
1〜C
6アルキル)−ピロリジン、−(C
1〜C
6アルキル)−N−メチルピロリジン、−(C
1〜C
6アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(C
1〜C
6アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である
化合物である。
【0100】
いくつかの実施形態において、
R
2は、
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0101】
である
化合物である。
【0102】
いくつかの実施形態において、
R
2は、−CH
3、−CH
2CH
3、
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【0103】
である
化合物である。
【0104】
いくつかの実施形態において、
R
2は、
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
【0105】
である
化合物である。
【0106】
いくつかの実施形態において、R
1は、−H又は−(C
1〜C
6アルキル)である化合物である。
【0107】
いくつかの実施形態において、R
3は、−H又は−(C
1〜C
6アルキル)である化合物である。
【0108】
いくつかの実施形態において、R
1は、−H、−CH
3又は−CH
2CH
3である化合物である。
【0109】
いくつかの実施形態において、R
3は、−H、−CH
3又は−CH
2CH
3である化合物である。
【0110】
いくつかの実施形態において、R
1は、−CH
3であり、R
3は、−Hである化合物である。
【0111】
いくつかの実施形態において、R
1は、−CH
3であり、R
3は、−CH
3である化合物である。
【0112】
いくつかの実施形態において、R
1は、−CH
2CH
3であり、R
3は、Hである化合物である。
【0113】
本発明は、さらに、構造:
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0114】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物を提供する。
【0115】
本発明は、構造:
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【0116】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物を提供する。
【0117】
本発明は、構造:
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【0118】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
5は、−Br又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物を提供する。
【0119】
いくつかの実施形態において、構造:
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
【0120】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物である。
【0121】
いくつかの実施形態において、構造:
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【0122】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、−Hである)を有する化合物である。
【0123】
いくつかの実施形態において、構造:
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【0124】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2Hであり、
R
5は、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、−Hである)を有する化合物である。
【0125】
いくつかの実施形態において、構造:
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
【0126】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Fである)を有する化合物である。
【0127】
いくつかの実施形態において、構造:
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【0128】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Clである)を有する化合物である。
【0129】
いくつかの実施形態において、構造:
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
【0130】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Brである)を有する化合物である。
【0131】
いくつかの実施形態において、構造:
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
【0132】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Iである)を有する化合物である。
【0133】
いくつかの実施形態において、
R
2は、
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0134】
である
化合物である。
【0135】
本発明は、構造
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0136】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物を提供する。
【0137】
本発明は、構造:
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
【0138】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物を提供する。
【0139】
本発明は、構造:
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0140】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物を提供する。
【0141】
本発明は、構造:
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0142】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する請求項34に記載の化合物を提供する。
【0143】
いくつかの実施形態において、構造:
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0144】
(ここで、
R
2は、(アルキル)−CO
2Hであり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hである)を有する化合物である。
【0145】
いくつかの実施形態において、構造:
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0146】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R
4、R
6及びR
7は、それぞれ、−Hである)を有する化合物である。
【0147】
いくつかの実施形態において、構造:
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0148】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Fである)を有する化合物である。
【0149】
いくつかの実施形態において、構造:
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
【0150】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Clである)を有する化合物である。
【0151】
いくつかの実施形態において、構造:
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0152】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Brである)を有する化合物である。
【0153】
いくつかの実施形態において、構造:
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0154】
(ここで、
R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R
5は、−Iである)を有する化合物である。
【0155】
いくつかの実施形態において、
R
2は、
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0156】
である化合物である。
【0157】
いくつかの実施形態において、構造:
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0158】
(ここで、X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhであり、Zは、アルキルであり、n=2〜10である)を有する化合物である。
【0159】
いくつかの実施形態において、構造:
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0160】
(ここで、X=X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhである)を有する化合物である。
【0161】
いくつかの実施形態において、前記化合物は、以下のプロセス:
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0162】
(ここで、X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhであり、n=2〜10である)により調製される。
【0163】
いくつかの実施形態において、構造:
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0164】
(ここで、X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhであり、Z’は、ヘテロアリールであり、n=1〜10である)を有する化合物である。
【0165】
いくつかの実施形態において、構造:
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0166】
(ここで、X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhである)を有する化合物である。
【0167】
いくつかの実施形態において、前記化合物は、以下のプロセス:
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0168】
(ここで、X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhであり、Z’は、ヘテロアリールであり、n=1〜10である)により調製される。
【0169】
いくつかの実施形態において、ヘテロアリールは、フラン、チオフェン、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、チアゾール、イソオキサゾール又はイソチアゾールである。
【0170】
いくつかの実施形態において、構造:
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0171】
(ここで、X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhであり、Z”は、Me、Et、Pr、iPr又はフェニルであり、n=2〜10である)を有する化合物である。
【0172】
いくつかの実施形態において、構造:
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0173】
(ここでX=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhである)を有する化合物である。
【0174】
いくつかの実施形態において、前記化合物は、以下のプロセス:
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0175】
(ここで、X=F、Cl、Br、I、Me、SMe、OMe又はOPhであり、Z”は、Me、Et、Pr、iPr又はフェニルであり、n=2〜10である)を有する化合物である。
【0176】
いくつかの実施形態において、構造:
【化60-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0177】
【化60-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0178】
【化60-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0179】
【化60-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0180】
を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0181】
いくつかの実施形態において、構造:
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0182】
を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0183】
いくつかの実施形態において、構造:
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0184】
を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0185】
いくつかの実施形態において、構造:
【化63-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0186】
【化63-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0187】
を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0188】
いくつかの実施形態において、構造:
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0189】
を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0190】
いくつかの実施形態において、構造:
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
【0191】
(ここで、
Y
1、Y
2、Y
3、Y
4、Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
1は、−CH
3又は−CH
2CH
3であり、
R
2は、−(C
1〜C
8アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−OH、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2CH
2CH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)NH
2、−(C
1〜C
6アルキル)−CF
3、−(C
1〜C
6アルキル)−SCH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)−CH(CH
2CH
3)
2、−(C
1〜C
6アルキル)−O−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−(1,3−ジオキサン)、−(C
1〜C
6アルキル)−(1,3−ジオキサン)、−(C
1〜C
6アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)、−(C
1〜C
2アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
2アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)−OH、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH−(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
2アルキル)−テトラヒドロフラン又は−(C
1〜C
2アルキル)−ピロリジンであり、
R
3は、−Hであり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ独立に、−H、−OCH
3又は−Brであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CH
3、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SCH
2CH
3、S−iPr、−SO
2CH
3、−S(O)CH
3、−(フェニル)、−O−CH
2(フェニル)又は−O−(フェニル)である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0192】
いくつかの実施形態において、構造:
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0193】
(ここで、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
1は、−CH
3であり、
R
2は、−(C
1〜C
6アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−O−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2CH
2CH
3又は−(C
1〜C
6アルキル)−OCH
3であり、
R
3、R
4、R
5、R
6及びR
12は、それぞれ、−H、−Cl、−Br、−F、−I、であり、
R
13は、−H又は−Brである)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0194】
いくつかの実施形態において、構造:
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0195】
(ここで、
Y
1、Y
2、Y
3、Y
4、Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ、Cであり、
R
1は、−CH
3であり、
R
2は、−(C
1〜C
8アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−OH、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2CH
2CH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)NH
2、−(C
1〜C
6アルキル)−CF
3、−(C
1〜C
6アルキル)−SCH
3、−(C
1〜C
6アルキル)−OAc、−(C
1〜C
6アルキル)−CH(CH
2CH
3)
2、−(C
1〜C
6アルキル)−O−(C
1〜C
6アルキル)、−(C
1〜C
6アルキル)−(1,3−ジオキサン)、−(C
1〜C
6アルキル)−(1,3−ジオキサン)、−(C
1〜C
6アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)、−(C
1〜C
2アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)−OCH
3、−(C
1〜C
2アルキル)−O−(C
1〜C
2アルキル)−OH、−(C
1〜C
6アルキル)−C(O)−NH−(C
1〜C
2ヒドロキシアルキル)、−(C
1〜C
2アルキル)−テトラヒドロフラン又は−(C
1〜C
2アルキル)−ピロリジンであり、
R
3は、−Hであり、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ独立に、−H、−OCH
3又は−Brであり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CH
3、−OCH
3、−OH、−OAc、−SCH
3、−SO2CH3、−S(O)CH
3、−(フェニル)又は−O−(フェニル)である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0196】
いくつかの実施形態において、構造:
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0197】
(ここで、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ、Cであり、
R
1は、−CH
3であり、
R
2は、−(C
1〜C
6アルキル)−CO
2CH
2CH
3又は−(C
1〜C
6アルキル)−OCH
3であり、
R
3、R
4、R
5、R
6及びR
12は、それぞれ、−Hであり、
R
13は、−H又はBrである)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0198】
本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルケニル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキニル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−CO
2Hである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−OHである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−C(O)−NH
2である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−S−(アルキル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−CF
3である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−OAcである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−テトラヒドロフランである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−ピロリジンである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−N−メチルピロリジンである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である。
【0199】
本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(C
1−12アルキル)−CO
2Hであるか、又は−(C
1アルキル)−CO
2H、−(C
2アルキル)−CO
2H、−(C
3アルキル)−CO
2H、−(C
4アルキル)−CO
2H、−(C
4アルキル)−CO
2H、−(C
5アルキル)−CO
2H、−(C
6アルキル)−CO
2H、−(C
7アルキル)−CO
2H、−(C
8アルキル)−CO
2H、−(C
9アルキル)−CO
2H、−(C
10アルキル)−CO
2H、−(C
11アルキル)−CO
2H又は−(C
12アルキル)−CO
2Hのうちのいずれかのいずれかの組合せである。
【0200】
本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(C
1−12アルキル)−CO
2−(アルキル)であるか、又は−(C
1アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
2アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
3アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
4アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
4アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
5アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
6アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
7アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
8アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
9アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
10アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(C
11アルキル)−CO
2−(アルキル)又は−(C
12アルキル)−CO
2−(アルキル)のうちのいずれかのいずれかの組合せである。
【0201】
本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(C
1−12アルキル)−O−(アルキル)であるか、又は−(C
1アルキル)−O−(アルキル)、−(C
2アルキル)−O−(アルキル)、−(C
3アルキル)−O−(アルキル)、−(C
4アルキル)−O−(アルキル)、−(C
4アルキル)−O−(アルキル)、−(C
5アルキル)−O−(アルキル)、−(C
6アルキル)−O−(アルキル)、−(C
7アルキル)−O−(アルキル)、−(C
8アルキル)−O−(アルキル)、−(C
9アルキル)−O−(アルキル)、−(C
10アルキル)−O−(アルキル)、−(C
11アルキル)−O−(アルキル)又は−(C
12アルキル)−O−(アルキル)のうちのいずれかのいずれかの組合せである。
【0202】
本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
5は、Fである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
5は、Clである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
5は、Brである。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
5は、Iである。
【0203】
本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
5は、Cl以外である。本明細書に開示したいずれかの化合物の1つの実施形態において、R
2は、−(アルキル)−CO
2H以外である。
【0204】
開示した化合物のいずれかの1つの実施形態において、Aは、フェニルである。
【0205】
開示した化合物のいずれかの1つの実施形態において、Aは、チオフェンである。
【0206】
本発明は、本発明の化合物、及び薬学的に許容され得る担体を含む医薬組成物を提供する。
【0207】
本発明は、ミュー−オピオイド受容体を本発明の化合物と接触させることを含むミュー−オピオイド受容体を活性化する方法を提供する。
【0208】
本発明は、デルタ−オピオイド受容体を本発明の化合物と接触させることを含むデルタ−オピオイド受容体を活性化させる方法を提供する。
【0209】
本発明は、鬱病又は大鬱病に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、本発明の化合物の有効量を前記治療対象体に投与し、鬱病又は大鬱病を治療することを含む方法を提供する。
【0210】
本発明は、疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、本発明の化合物の有効量を前記治療対象体に投与し、疼痛を治療することを含む方法を提供する。
【0211】
本発明は、不安に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、本発明の化合物の有効量を前記治療対象体に投与し、不安を治療することを含む方法を提供する。
【0212】
本発明は、抑鬱障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、本発明の化合物の有効量を前記治療対象体に投与し、抑鬱障害を治療することを含む方法を提供する。
【0213】
本発明は、気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、本発明の化合物の有効量を前記治療対象体に投与し、気分障害を治療することを含む方法を提供する。
【0214】
本発明は、ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を活性化する方法であって、ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を、構造:
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0215】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−OC(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩と接触させ、それによりミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を活性化させることを含む方法を提供する。
【0216】
いくつかの実施形態において、ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体は、ヒト治療対象体におけるものである。
【0217】
本発明は、鬱病、大鬱病又は疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、構造:
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0218】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の有効量を前記治療対象体に投与し、それにより鬱病、大鬱病又は疼痛を治療することを含む方法を提供する。
【0219】
本発明は、気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、構造:
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0220】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の有効量を前記治療対象体に投与し、それにより気分障害を治療することを含む方法を提供する。
【0221】
本発明は、抑鬱障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、構造:
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0222】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の有効量を前記治療対象体に投与し、それにより抑鬱障害を治療することを含む方法を提供する。
【0223】
本発明は、また、鬱病又は大鬱病に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの有効量及び構造:
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0224】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の有効量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療大量体を治療することを含む方法を提供する。
【0225】
本発明は、また、疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの有効量及び構造:
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0226】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の有効量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0227】
上記方法のいくつかの実施形態において、Aが、フェニル、R
1が、−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7が、それぞれ、−Hであり、R
5がClであるとき、R
2は、−(CH
2)
6CO
2H以外である化合物である。
【0228】
本発明は、また、鬱病又は大鬱病に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストとの組合わせで用いるための、構造:
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0230】
本発明は、また、疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための、構造:
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0231】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0232】
上記のいくつかの実施形態において、Aが、フェニルであり、R
1が、−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7が、それぞれ、−Hであり、R
5が、Clであるとき、R
2は、−(CH
2)
6CO
2H以外である化合物である。
【0233】
本発明は、さらに、鬱病又は大鬱病に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、構造
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0234】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0235】
本発明は、さらに、疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、構造
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0236】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0237】
前記医薬組成物のいくつかの実施形態において、Aが、フェニルであり、R
1が、−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7が、それぞれ、−Hであり、R
5が、Clであるとき、R
2は、−(CH
2)
6CO
2H以外である化合物である。
【0238】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量、及び構造:
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0239】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の一定量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0240】
上記方法のいくつかの実施形態において、Aが、フェニルであり、R
1が、−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7が、それぞれ、−Hであり、R
5が、Clであるとき、R
2は、−(CH
2)
6CO
2H以外である化合物である。
【0241】
本発明は、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストと組み合わせて用いるための、構造:
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0242】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0243】
上記のいくつかの実施形態において、Aが、フェニルであり、R
1が、−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7が、それぞれ、−Hであり、R
5が、Clであるとき、R
2は、−(CH
2)
6CO
2H以外である化合物である。
【0244】
本発明は、さらに、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、構造
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0245】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0246】
上記医薬組成物のいくつかの実施形態において、Aが、フェニルであり、R
1が、−CH
3であり、R
3、R
4、R
6及びR
7が、それぞれ、−Hであり、R
5が、Clであるとき、R
2は、−(CH
2)
6CO
2H以外である化合物である。
【0247】
いくつかの実施形態において、
a)NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量及び薬学的に許容され得る担体を含む第1の医薬組成物、
b)本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量を含む第2の医薬組成物、及び
c)疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療するために前記第1の医薬組成物と第2の医薬組成物を一緒に使用するための説明書
を含むパッケージである。
【0248】
いくつかの実施形態において、疼痛に苦しんでいる治療対象体に投薬するための、もしくは投薬する際に用いるための治療用パッケーは、
a)それぞれが、
(i)本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及び
(ii)NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量
を含む1つ以上の単位用量であって、
前記単位用量における前記化合物及びアゴニストもしくはアンタゴニストの各量は、前記治療対象体に同時投与した際に、前記治療対象体を治療するために効果的である単位用量、並びに
(b)それのための完成した医薬容器であって、該容器は前記1つ以上の単位用量を含有し、さらに、前記治療対象体の治療における前記パッケージの使用を指示するラベリングを含有するか又は含む容器
を含む。
【0249】
上記実施形態の治療用パッケージにおいて、前記単位用量中の前記化合物及び前記アゴニスト若しくはアンタゴニストのそれぞれの量は、一緒に摂取したとき、前記アゴニスト又はアンタゴニストの不存在下での前記化合物の投与、又は前記化合物の不存在下での前記アゴニスト又はアンタゴニストの投与と比べて、治療対象体を治療するためにより一層効果的である。
【0250】
鬱病、大鬱病又は疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する上で有用な単位投与形態の医薬組成物は、
(i)本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及び
(ii)NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量
を含み、
前記化合物及び前記アゴニスト若しくはアンタゴニストのそれぞれの量は、前記治療対象体への前記組成物の前記単位投与形態の同時投与の際に、前記治療対象体を治療するために効果的なものである。
【0251】
上記実施形態の医薬組成物において、前記単位用量中の前記化合物及び前記アゴニスト若しくはアンタゴニストのそれぞれの量は、一緒に摂取したとき、前記アゴニスト又はアンタゴニストの不存在下での前記化合物の投与、又は前記化合物の不存在下での前記アゴニスト又はアンタゴニストの投与と比べて、治療対象体を治療するためにより一層効果的である。
【0252】
いくつかの実施形態において、パッケージは、
a)NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量及び薬学的に許容され得る担体を含む第1の医薬組成物、
b)本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量を含む第2の医薬組成物、及び
c)抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療するために前記第1の医薬組成物及び第2の医薬組成物を一緒に使用するための説明書
を含む。
【0253】
いくつかの実施形態において、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体に投薬するための、もしくは投薬する際に用いるための治療用パッケージは、
a)それぞれが、
(i)本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及び
(ii)NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量
を含む1つ以上の単位用量であって、前記単位用量における前記化合物及び前記アゴニスト若しくはアンタゴニストのそれぞれの量は、前記治療対象体に同時投与した際、前記治療対象体を治療するために効果的なものである単位用量、及び
(b)それのための完成した医薬容器であって、該容器は前記1つ以上の単位用量を含有し、さらに、前記治療対象体の治療における前記パッケージの使用を指示するラベリングを含有するか又は含む容器
を含む。
【0254】
前記実施形態の治療用パッケージにおいて、前記単位用量中の前記化合物及び残基アゴニスト若しくはアンタゴニストのそれぞれの量は、一緒に摂取したとき、前記アゴニスト又はアンタゴニストの不存在下での前記化合物の投与、又は前記化合物の不存在下での前記アゴニスト又はアンタゴニストの投与と比べて、治療対象体を治療するためにより一層効果的である。
【0255】
抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に有用な単位投与形態にある医薬組成物は、
(i)本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及び
(ii)NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含み、
前記化合物及び前記アゴニスト若しくはアンタゴニストのそれぞれの量は、前記単位投与形態の該組成物の1つ以上を前記治療対象体に同時投与した際、前記治療対象体を治療するために効果的なものである。
【0256】
前記実施形態の治療用パッケージにおいて、前記単位用量中の前記化合物及び前記アゴニスト若しくはアンタゴニストそれぞれの量は、一緒に摂取されたとき、前記アゴニスト又はアンタゴニストの不存在下での前記化合物の投与、又は前記化合物の不存在下での前記アゴニスト又はアンタゴニストの投与と比べて、治療対象体を治療するためにより一層効果的である。
【0257】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの有効量、及び本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの有効量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0258】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための本発明の化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0259】
本発明は、さらに、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0260】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体アンタゴニストの有効量、及び本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの有効量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0261】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はNMDA受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための本発明の化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0262】
本発明は、さらに、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0263】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体パーシャルアゴニストの有効量、及び本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの有効量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0264】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はNMDA受容体パーシャルアゴニストと組合わせて用いるための本発明の化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0265】
本発明は、さらに、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体パーシャルアゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0266】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、ニューロキニン1受容体アンタゴニストの有効量、及び本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの有効量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0267】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はニューロキニン1受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための本発明の化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0268】
本発明は、さらに、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びニューロキニン1受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0269】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、ニューロキニン2受容体アンタゴニストの効果量、及び本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの効果量を前記治療対象体に投与し、それにより、前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0270】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はニューロキニン2受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための本発明の化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0271】
本発明は、さらに、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、本発明の化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びニューロキニン2受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0272】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、ニューロキニン3受容体アンタゴニストの有効量、及び本発明のいずれかの化合物又はその塩若しくはエステルの有効量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法を提供する。
【0273】
本発明は、また、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に、アドオン療法として、又はニューロキニン3受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための、本発明の化合物又はその塩若しくはエステルを提供する。
【0274】
本発明は、さらに、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための、本発明の化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含む医薬組成物を提供する。
【0275】
本方法、化合物、パッケージ、使用または医薬組成物のいくつかの実施形態において、化合物は、構造:
【化82-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0276】
【化82-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0277】
【化82-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0278】
【化82-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0279】
【化82-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0280】
を有し、又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0281】
本方法、化合物、パッケージ、使用または医薬組成物のいくつかの実施形態において、化合物は、構造:
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
を有し、又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0283】
本方法、化合物、パッケージ、使用または医薬組成物のいくつかの実施形態において、化合物は、構造:
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0284】
を有し、又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0285】
本方法、化合物、パッケージ、使用または医薬組成物のいくつかの実施形態において、化合物は、構造:
【化85-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0286】
【化85-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0287】
を有し、又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0288】
本方法、化合物、パッケージ、使用または医薬組成物のいくつかの実施形態において、化合物は、構造:
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0289】
を有し、又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0290】
本発明は、構造:
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0291】
(ここで、
αは、存在しても、存在していなくてもよい結合であり、
Xは、O、OH、OTf、Cl又はBrであり、
αが存在するとき、XはOであり、αが存在しないとき、Xは、OH、OTf、Cl又はBrであり、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩を提供する。
【0292】
上記化合物のいくつかの実施形態において、化合物は、構造:
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0293】
(ここで、R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
5がNであるとき、R
8は存在せず、Y
5がCであるとき、R
8は存在し、Y
6がNであるとき、R
9は存在せず、Y
6がCであるとき、R
9は存在し
、Y
7がNであるとき、R
10は存在せず、Y
7がCであるとき、R
10は存在し、Y
8がNであるとき、R
11は存在せず、Y
8がCであるとき、R
11は存在する)を有する。
【0294】
上記化合物のいくつかの実施形態において、化合物は、構造:
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0295】
(ここで、R
12及びR
13は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する。
【0296】
本発明は、構造:
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
を有する化合物を製造するための方法であって、
(a)構造:
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0298】
を有する化合物を、第1の好適な溶媒中で、還元剤と接触させて、構造:
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
を有する化合物を生成させること、
(b)工程(a)の生成物を、第2の好適な溶媒中で、ハロゲン化剤又はトリフラート化剤(triflating agent)と反応させて、構造:
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0300】
(ここで、Xは、OTf、Cl又はBrである)を有する化合物を生成させること、
(c)工程(b)の生成物を、塩基の存在下、第3の好適な溶媒中で、アミンと反応させて、構造:
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0301】
を有する化合物を生成させること
を含む方法を提供する。
【0302】
本発明は、構造:
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0303】
の化合物を製造するための方法であって、
(a)構造:
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0304】
を有する化合物を、第1の好適な溶媒中で、還元剤と接触させて、構造:
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
を有する化合物を生成させること、
(b)工程(a)の生成物を、第2の好適な溶媒中で、ハロゲン化剤又はトリフラート化剤と反応させて、構造:
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0306】
(ここで、Xは、OTf、Cl又はBrである)を有する化合物を生成させること、
(c)工程(b)の生成物を、塩基の存在下、第3の好適な溶媒中で、アミンと反応させて、構造:
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0307】
を有する化合物を生成させること
を含む方法を提供する。
【0308】
本方法のいくつかの実施形態において、還元剤は、水素化ホウ素ナトリウムである。
【0309】
本方法のいくつかの実施形態において、ハロゲン化剤は、スルホニルクロリド又は塩化水素である。
【0310】
本方法のいくつかの実施形態において、アミンは、第一級アミン又は第二級アミンである。
【0311】
本方法のいくつかの実施形態において、第1の好適な溶媒は、メタノールである。
【0312】
本方法のいくつかの実施形態において、第2の好適な溶媒は、ジクロロメタンである。
【0313】
本方法のいくつかの実施形態において、第3の好適な溶媒は、ニトロメタンである。
【0314】
いくつかの実施形態において、アリール又はヘテロアリールAは、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)で置換されている。
【0315】
いくつかの実施形態において、アリール又はヘテロアリールAは、Cl、Br、F、I、OH、−OCH
3、−CH
3で置換されている。
【0316】
いくつかの実施形態において、アリール又はヘテロアリールAは、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−OH、−(アルキル)、−O−(アルキル)、−S−(アルキル)、−O−(アリール)又は−S−(アリール)で置換されている。
【0317】
いくつかの実施形態において、構造
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0318】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(C
1〜C
6−アルキル)、−(C
8−C
12−アルキル)、−(C
1〜C
3アルキル)−CO
2H、−(C
5アルキル)−CO
2H、−(C
7−C
12アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
5アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)、−(C
7−C
12アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O(ヘテロアリール)−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0319】
いくつかの実施形態において、構造
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0320】
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(C
1〜C
5−アルキル)、−(C
9−C
12−アルキル)、−(C
1〜C
2アルキル)−CO
2H、−(C
8−C
12アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
4アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)、−(C
8−C
12アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0321】
いくつかの実施形態において、構造
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0322】
(ここで、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在し、
R
8、R
9、R
10及びR
11は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−(O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)、又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
5、Y
6、Y
7及びY
8は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
5がNであるとき、R
8は存在せず、Y
5がCであるとき、R
8は存在し、Y
6がNであるとき、R
9は存在せず、Y
6がCであるとき、R
9は存在し
、Y
7がNであるとき、R
10は存在せず、Y
7がCであるとき、R
10は存在し、Y
8がNであるとき、R
11は存在せず、Y
8がCであるとき、R
11は存在し、
R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10及びR
11がそれぞれ−Hであり、Y
1、Y
2、Y
3、Y
4、Y
5、Y
6、Y
7及びY
8が、それぞれ、Cであり、そしてR
5がClであるとき、R
2は、−(CH
2)
4CO
2H、−(CH
2)
6CO
2H、−(CH
2)
6CO
2CH
2CH
3、又は−(CH
2)
6CH
3以外であり、
R
1が−CH
3であり、R
3、R
4、R
6、R
7、R
8、R
9、R
10及びR
11がそれぞれ−Hであり、Y
1、Y
2、Y
3、Y
4、Y
5、Y
6、Y
7及びY
8がそれぞれ、Cであり、そしてR
5が−SO
2CH
3であるとき、R
2は、−(CH
2)
3OCH
3以外である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0323】
前記化合物のいくつかの実施において、R
2は、−(C
1〜C
6−アルキル)、−(C
8−C
12−アルキル)、−(C
1〜C
3アルキル)−CO
2H、−(C
5アルキル)−CO
2H、−(C
7−C
12アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
5アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)又は−(C
7−C
12アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)である。
【0324】
前記化合物のいくつかの実施において、R
2は、−(C
1〜C
5−アルキル)、−(C
9−C
12−アルキル)、−(C
1〜C
2アルキル)−CO
2H、−(C
8−C
12アルキル)−CO
2H、−(C
1〜C
4アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)、−(C
8−C
12アルキル)−CO
2−(C
1〜C
12アルキル)である。
【0325】
前記化合物のいくつかの実施において、R
5は、−SO
2−(C
2〜C
12アルキル)である。
【0326】
前記化合物のいくつかの実施において、R
5は、−SO
2−(C
3〜C
12アルキル)である。
【0327】
いくつかの実施形態において、構造:
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
(ここで、
R
1は、−H又は−(アルキル)であり、
R
2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO
2H、−(アルキル)−CO
2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH
2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)
2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)
2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF
3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH
3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))
2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R
3は、−H又は−(アルキル)であり、
R
4、R
5、R
6及びR
7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)であり、
Y
1、Y
2、Y
3及びY
4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y
1がNであるとき、R
4は存在せず、Y
1がCであるとき、R
4は存在し、Y
2がNであるとき、R
5は存在せず、Y
2がCであるとき、R
5は存在し
、Y
3がNであるとき、R
6は存在せず、Y
3がCであるとき、R
6は存在し、Y
4がNであるとき、R
7は存在せず、Y
4がCであるとき、R
7は存在し、
R
12及びR
13は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF
3、−OCF
3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH
2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO
2−(アルキル)、−SO
2−(アリール)又は−SO
2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩である。
【0329】
いくつかの実施形態において、本発明の上記化合物のいずれかの薬学的に許容され得る塩である。
【0330】
種々のR
1〜R
13基は、本明細書に開示した化合物の6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[1,2]チアゼピン5,5−ジオキシドコアに付加される。該化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有するMORアゴニストとして作用する。
【0331】
種々のR
1〜R
13基は、本明細書に開示した化合物の4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシドコアに付加される。該化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有するMORアゴニストとして作用する。
【0332】
種々のR
2基は、化合物6〜11、13〜29、31〜37、29〜53又は55〜58に存在するR
2基を置き換える。かかる化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有するMORアゴニストとして作用する。
【0333】
同様の鎖長を有する種々のR
2基は、化合物6〜11、13〜29、31〜37、29〜53又は55〜58に存在するR
2基を置き換える。かかる化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有するMORアゴニストとして作用する。
【0334】
種々のR
1基は、化合物6〜11、13〜29、31〜37、29〜53又は55〜58に存在するR
1基を置き換える。かかるR
1基を有する化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有するMORアゴニストとして作用する。
【0335】
種々のR
3は、化合物6〜11、13〜29、31〜37、29〜53又は55〜58に存在するR
3基を置き換える。かかるR
1基を有する化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有するMORアゴニストとして作用する。
【0336】
本明細書に開示した化合物の実施形態は、R
1が、H、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシルである化合物を含む。H、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシルとしてR
1を有する化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有する。
【0337】
本明細書に開示した化合物の実施形態は、R
3が、H、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシルである化合物を含む。H、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシルとしてR
3を有する化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜84と類似の活性を有する。
【0338】
本明細書の開示した化合物の実施形態は、Y
1、Y
2、Y
3又はY
4のうちの1つ以上がNである化合物を含む。Y
1、Y
2、Y
3又はY
4のうちの1つ以上がNである化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜584と類似の活性を有する。
【0339】
本明細書に開示した化合物の誘導体は、Y
5、Y
6、Y
7又はY
8のうちの1つ以上がNである化合物を含む。Y
5、Y
6、Y
7又はY
8のうちの1つ以上がNである化合物は、化合物6〜11、13〜29、31〜53又は55〜58と類似の活性を有する。
【0340】
いくつかの実施形態において、化合物は、化合物59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83又は84のいずれか1つの構造である。
【0341】
いくつかの実施形態において、上記方法、使用、パッケージ又は組成物のいずれかに使用される化合物は、化合物59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83又は84のいずれか1つである。
【0342】
いくつかの実施形態において、本発明の化合物の塩が、上記方法、使用、パッケージ又は組成物のいずれかに使用される。
【0343】
いくつかの実施形態において、本発明の化合物の薬学的塩が、上記方法、使用、パッケージ又は組成物のいずれかに使用される。
【0344】
いくつかの実施形態において、本発明の化合物のエステルが、上記方法、使用、パッケージ又は組成物のいずれかに使用される。
【0345】
上記化合物のいずれも、開示した方法、パッケージ又は医薬組成物のいずれかに使用することができる。
【0346】
開示した方法、パッケージ又は医薬組成物に使用する化合物のいずれも、本発明で開示した他のいずれかの化合物と置き換えることができる。
【0347】
上記属化合物のいずれも、開示した方法、使用、パッケージ又は組成物のいずれかも使用することができる。
【0348】
いくつかの実施形態において、抑鬱障害が、鬱病、大鬱病、気分変調症、産後鬱病、季節性情動障害、非定型鬱病、精神病性鬱病、双極性障害、月経前不快気分障害、状況因性鬱病又は抑鬱気分を伴う適応障害である方法、使用、パッケージ又は医薬組成物である。
【0349】
いくつかの実施形態において、気分障害が、不安、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、急性ストレス障害、全般性不安障害(GAD、強迫性障害(OCD)、パニック障害、社交恐怖又は社交不安障害である方法、使用、パッケージ又は医薬組成物である。
【0350】
いくつかの実施形態において、NMDA受容体アンタゴニストは、アイルシクロヘキシルアミン(aylcyclohexylamine)、デキストロモルフィナン(dextromorphinan)又はアダマンタンである。
【0351】
いくつかの実施形態において、NMDA受容体アンタゴニストは、デキストロメトルファン、デキストロルファン、デキストラロルファン、メマンチン、アマンタジン、リマンタジン、ニトロメマンチン(YQW−36)、ケタミン(及びその類似体、例えばチレタミン)、フェンシクリジン(及びその類似体、例えばテノシクリジン、エチシクリジン、ロリシクリジン)、メトキセタミン(及びその類似体)、ガシクリジン(GK−11)、ネラメキサン、ラニセミン(AZD6765)、ジフェニジン、ジゾシルピン(MK−801)、8a−フェニルデカヒドロキノリン(8A−PDHQ)、レマセミド、イフェンプロジル、トラキソプロジル(CP−101,606)、エリプロジル(SL−82.0715)、エトキサドロール(CL−1848C)、デキソキサドロール、WMS−2539、NEFA、デルセミン(NPS−1506)、アプチガネル(Cerestat;CNS−1102)、ミダフォテル(midafotel)(CPPene;SDZ EAA 494)、デキサナビノール(HU−211又はETS2101)、セルフォテル(CGS−19755)、7−クロロキヌレン酸(7−CKA)、5,7−ジクロロキヌレン酸(5,7−DCKA)、L−683344、L−689560、L−701324、GV150526A、GV196771A、CERC−301(旧MK−0657)、アトモキセチン、LY−235959、CGP61594、CGP37849、CGP40116(CG37849の活性鏡像異性体)、LY−233536、PEAQX(NVP−AAM077)、イボガイン、ノリボガイン、Ro25−6981、GW468816、EVT−101、インダンタドール、ペルジンフォテル(EAA−090)、SSR240600、2−MDP(U−23807A)又はAP−7である。
【0352】
いくつかの実施形態において、NMDA受容体パーシャルアゴニストは、NRX−1074又はラパスチネル(rapastinel)(GLYX−13)である。
【0353】
いくつかの実施形態において、ニューロキニン1受容体アンタゴニストは、アプレピタント、フォサプレピタント、カソピタント、マロピタント、ベスチピタント、ボフォピタント、ラネピタント、オルベピタント、エズロピタント、ネツピタント、ロラピタント、L−733060、L−703606、L−759274、L−822429、L−760735、L−741671、L−742694、L−732138、CP−122721、RPR−100893、CP−96345、CP−99994、TAK−637、T−2328、CJ−11974、RP67580、NKP608、VPD−737、GR205171、LY686017、AV608、SR140333B、SSR240600C、FK888又はGR82334である。
【0354】
いくつかの実施形態において、ニューロキニン2受容体アンタゴニストは、サレデュータント、イボデュータント(ibodutant)、ネパデュータント(nepadutant)、GR−159897又はMEN−10376である。
【0355】
いくつかの実施形態において、ニューロキニン3受容体アンタゴニストは、オサネタント、タルネタント、SB−222200又はSB−218795である。
【0356】
用語「MORアゴニスト」は、ミュー−オピオイド受容体(MOR)を活性化させるいずれもの化合物又は物質を意味することを意図している。このアゴニストは、パーシャル、フル又はスーパーアゴニストであり得る。
【0357】
用語「DORアゴニスト」は、デルタ−オピオイド受容体(DOR)を活性化させるいずれもの化合物又は物質を意味することを意図している。このアゴニストは、パーシャル、フル又はスーパーアゴニストであり得る。
【0358】
別段の定めがある場合を除いて、本発明の化合物の構造は、不斉炭素原子を含み、該化合物は、ラセミ体、ラセミ混合物、及び単離された単独鏡像異性体として生じることが理解される。これら化合物のすべてのかかる異性体形態は、この発明に明確に含まれる。別段の定めがある場合を除いて、各ステレオジェニック炭素は、R又はS配置のものであり得る。したがって、そのような不斉に由来する異性体(例えば、すべての鏡像異性体及びジアステレオマー)は、別段の指摘がない限り、この発明の範囲内に含まれることを理解すべきである。そのような異性体は、古典的な分離技術により、及び立体化学的に制御された合成、例えばJ.ジャックス(Jacques)、A.コレット(Collet)及びS.ウィレン(Wilen)による「鏡像異性体、ラセミ体及び分割」(Enantiomers、Racemates and Resolutions)(ジョン・ワイリー&サンズ、NY、1981年刊)に記載されているものにより実質的に純粋な形態で得ることができる。例えば、分割は、キラルカラム上の分取クロマトグラフィーにより行うことができる。
【0359】
本発明は、また、本明細書に開示した化合物に存在する原子のすべての同位体を含むことを意図している。同位体は、同じ原子番号を有するが、異なる質量数を有する原子を含む。一般的な例であり、限定するものではないが、水素の同位体は、三重水素及び重水素を含む。炭素の同位体は、C−13及びC−14を含む
この出願を通じて構造中の炭素の表記法のいずれも、さらなる表記法なしに使用されているとき、炭素のすべての同位体例えば
12C、
13C、又は
14Cを表すことを意図している。さらに、
13C又は
14Cを含有するいずれも化合物も、具体的に、本明細書に開示した化合物のいずれかの構造を有し得る。
【0360】
この出願を通じて構造中の水素の表記法のいずれも、さらなる表記法なしに使用されているとき、水素のすべての同位体例えば
1H、
2H又は
3Hを表すことを意図している。さらに、
2H又は
3Hを含有するいずれも化合物も、具体的に、本明細書に開示した化合物のいずれかの構造を有し得る。
【0361】
同位体標識化合物は、一般に、使用する無標識試薬の代わりに適切な同位体標識試薬を用いて、当該分野で当業者に知られている通常の技術により調製することができる。
【0362】
本発明の方法に使用される化合物において、別段の定めがない限り、置換基は、置換されても、又は置換されていなくてもよい。
【0363】
本発明の方法に使用される化合物において、アルキル、ヘテロアルキル、単環、二環、アリール、ヘテロアリール及びヘテロ環基は、1つ以上の水素原子を代替の非水素基で置き換えることによってさらに置換され得る。これらは、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、シアノ及びカルバモイルを含むが、それらに限定されない。
【0364】
本発明の方法に使用される化合物に対する置換基及び置換パターンは、化学的に安定で、かつ容易に入手可能な出発物質から当該分野で知られている技術により容易に合成することができる化合物を提供するように当業者により選ばれ得ることが理解される。置換基がそれ自体2以上の基で置換されている場合、それらの複数の基は、安定な構造が得られる限り、同じ炭素上にあっても、異なる炭素上にあってもよいことが理解される。
【0365】
本発明の方法に使用される化合物を選定する際、当業者は、種々の置換基、すなわちR
1、R
2等が化学構造結合性のよく知られた原理と合致するように選択されるべきであることを認識するであろう。
【0366】
本明細書で使用するとき、「アルキル」は、特定数の炭素原子を有する分枝鎖及び直鎖の両方の飽和脂肪族炭化水素基を含むことを意図している。かくして、「C
1〜C
nアルキル」におけるC
1〜C
nは、1個、2個……、n−1個又はn個の炭素を直鎖又は分枝配置で有する基を含むことを意図しており、具体的には、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル等を含む。1つの実施形態は、C
1〜C
12アルキル、C
2〜C
12アルキル、C
3〜C
12アルキル、C
4〜C
12アルキル等であり得る。1つの実施形態は、C
1〜C
8アルキル、C
2〜C
8アルキル、C
3〜C
8アルキル、C
4〜C
8アルキル等であり得る。「アルコキシ」は、酸素橋を介して結合した上記アルキル基を表す。
【0367】
用語「アルケニル」は、少なくとも1つの炭素・炭素二重結合を含む直鎖又は分枝の非芳香族炭化水素基をいい、最大可能な数までの非芳香族炭素−炭素二重結合が存在し得る。かくして、C
2〜C
nアルケニルは、1個、2個……、n−1個又はn個の炭素を有する基を含むものと定義される。例えば、「C
2〜C
6アルケニル」は、それぞれ、2個、3個、4個、5個又は6個の炭素原子と、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有し、C
6アルケニルの場合には、例えば、3つまでの炭素−炭素二重結合を有するアルケニル基を意味する。アルケニル基は、エテニル、プロペニル、ブテニル及びシクロヘキセニルを含む。アルキルに関して上に記載したように、アルケニル基の直鎖、分枝又は環状部分は、二重結合を含むことができ、また置換アルケニル基が指摘されているならば、置換されていてもよい。1つの実施形態は、C
2〜C
12アルケニル又はC
2〜C
8アルケニルであり得る。
【0368】
用語「アルキニル」は、少なくとも1つの炭素・炭素三重結合を有する直鎖若しくは分枝の炭化水素基をいい、最大可能数の非芳香族炭素−炭素三重結合が存在し得る。かくして、C
2〜C
nアルキニルは、1個、2個……、n−1個又はn個の炭素を有する基を含むものと定義される。例えば、「C
2〜C
6アルキニル」は、2個又は3個の炭素原子と1つの炭素−炭素三重結合を有するか、又は4個又は5個の炭素原子と2つまでの炭素−炭素三重結合を有するか、又は6個の炭素原子と3つまでの炭素−炭素三重結合を有するアルキニル基を意味する。アルキニル基は、エチニル、プロピニル及びブチニルを含む。アルキルに関して上に記載したように、アルキニル基の直鎖又は分枝部分は、三重結合を含み得、また置換アルキニル基が指摘されているならば、置換されていてもよい。1つの実施形態は、C
2〜C
nアルキニルであり得る。1つの実施形態は、C
2〜C
12アルキニル又はC
3〜C
8アルキニルであり得る。
【0369】
本明細書で使用するとき、「ヒドロキシアルキル」は、上に記載したアルキル基であって、その中に含まれている、水素への1つ以上の結合が−OH基への結合に置き換わったものを含む。いくつかの実施形態においては、C
1〜C
12ヒドロキシアルキル又はC
1〜C
6ヒドロキシアルキルである。「C
1〜C
nアルキル」におけるC
1〜C
nは、1個、2個、……、n−1個又はn個の炭素を直鎖又は分枝配置で有する基(例えば、C
1〜C
2ヒドロキシアルキル、C
1〜C
3ヒドロキシアルキル、C
1〜C
4ヒドロキシアルキル、C
1〜C
5ヒドロキシアルキル、又はC
1〜C
6ヒドロキシアルキル)を含むものと定義される。例えば、「C
1〜C
6ヒドロキシアルキル」におけるC
1〜C
6は、1個、2個、3個、4個、5個又は6個の炭素を直鎖又は分枝のアルキル配置で有し、それに含まれる水素が−OH基への結合により置き換わった基を含むものと定義される。
【0370】
本明細書で使用するとき、「ヘテロアルキル」は、特定の数の炭素原子と、鎖又は枝内に少なくとも1個のヘテロ原子を有する分枝及び直鎖両方の飽和炭化水素を含む。
【0371】
本明細書で使用するとき、「単環」は、10個までの原子のいずれもの好適な多原子炭素環を含み、置換されていなくても、されていてもよい。非芳香族のそのような単環要素は、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルを含むが、それらに限定されない。芳香族単環要素の例は、フェニルを含むが、それに限定されない。
【0372】
本明細書で使用するとき、「二環」は、10個までの原子の多原子炭素環に縮合したいずれもの好適な10個までの原子の多原子炭素環を含み、各環は、独立に、置換されていないか、置換されているものである。かかる非芳香族二環要素の例は、デカヒドロナフタレンを含むがそれに限定されない。かかる芳香族二環要素の例は、ナフタレンを含むがそれに限定されない。
【0373】
本明細書で使用するとき、「アリール」は、各環に10個までの原子の単環、二環又は多環炭素環であって、少なくとも1つの環が芳香族であり、置換されていなくても、置換されていてもよいものを意味することを意図している。かかるアリール要素の例は、フェニル、p−トルエニル(4−メチルフェニル)、ナフチル、テトラヒドロ−ナフチル、インダニル、フェナントリル、アントリル又はアセナフチルを含むが、それらに限定されない。アリール置換基が二環式であって、1つの環が非芳香族である場合、連結は芳香族環を介するものであることが理解される。
【0374】
本明細書で使用する用語「ヘテロアリール」は、各環に10個までの原子を有する好適な単環式、二環式又は多環式環であって、少なくとも1つの環が芳香族であり、かつO、N及びSからなる群の中から選ばれる1個から4個までのヘテロ原子を含有するものを表す。二環式芳香族ヘテロアリール基は、(a)1個の窒素原子を有する6員芳香族(不飽和)ヘテロ環式環に融合した、(b)2個の窒素原子を有する5員又は6員の芳香族(不飽和)ヘテロ環式環に融合した、(c)1つの酸素原子又は1つの硫黄原子とともに1つの窒素原子を有する5員芳香族(不飽和)ヘテロ環式環に融合した、又は(d)O、N又はSから選ばれた1つのヘテロ原子を有する5員芳香族(不飽和)ヘテロ環式環に融合した、フェニル、ピリジン、ピリミジン又はピリダジン環を含む。この定義の範囲内のヘテロアリール基は、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾフラザニル、ベンゾピラゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、カルバゾリル、カルボリニル、シンノリニル、フラニル、インドリニル、インドリル、インドラジニル、インダゾリル、イソベンゾフラニル、イソインドリル、イソキノリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、ナフトピリジニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、オキサゾリン、イソオキサゾリン、オキセタニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリドピリジニル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジル、ピロリル、キナゾリニル、キノリル、キノキサリニル、テトラゾリル、テトラゾロピリジル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアゾリル、アゼチジニル、アジリジニル、1,4−ジオキサニル、ヘキサヒドロアゼピニル、ジヒドロベンゾイミダゾリル、ジヒドロベンゾフラニル、ジヒドロベンゾチオフェニル、ジヒドロベンゾオキサゾリル、ジヒドロフラニル、ジヒドロイミダゾリル、ジヒドロインドリル、ジヒドロイソオキサゾリル、ジヒドロイソチアゾリル、ジヒドロオキサジアゾリル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロピラジニル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロピリミジニル、ジヒドロピロリル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロテトラゾリル、ジヒドロチアジアゾリル、ジヒドロチアゾリル、ジヒドロチエニル、ジヒドロトリアゾリル、ジヒドロアゼチジニル、メチレンジオキシベンゾイル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、アクリジニル、カルバゾリル、シンノリニル、キノキサリニル、ピラゾリル、インドリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、フラニル、チエニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、キノリニル、イソキノリニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、インドリル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、テトラ−ヒドロ木のリンを含むが、それらに限定されない。ヘテロアリール置換基が二環式であり、1つの環が非芳香族であるか、ヘテロ原子を含有していない場合、結合は、それぞれ、芳香族環を介して、又はヘテロ原子含有環を介してであることが理解される。ヘテロアリールが窒素原子を含有している場合、対応するそのN−オキシドは、また、この定義によって包含される。
【0375】
用語「ヘテロ環」、「ヘテロシクリル」又は「ヘテロ環式」は、飽和であり得るか又は1つ以上の不飽和度を含有し、1つ以上のヘテロ原子を含有する単環式又は多環式環システムをいう。好ましいヘテロ原子は、N、O、及び/又はSを含み、N−オキシドs、硫黄オキシド及びジオキシドをも含む。好ましくは、当該環は、3員〜10員であり、飽和であるか、又は1つ以上の飽和度を含有する。ヘテロ環は、無置換であっても、置換されていてもよく、多重置換も許容される。そのような環は、任意に、他の「ヘテロ環式」環、ヘテロアリール環、アリール環、又はシクロアルキル環の1つ以上に縮合していてもよい。ヘテロ環の例は、テトラヒドロフラン、ピラン、1,4−ジオキサン、1,3−ジオキサン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロチオピラン、テトラヒドロチオフェン、1,3−オキサチオラン等を含むがそれらに限定されない。
【0376】
用語「エステル」は、R−O−CO−R’基を含有する有機化合物を意味することを意図している。
【0377】
用語「アミド」は、R−CO−NH−R’又はR−CO−N−R’R”基を含有する有機化合物を意味することを意図している。
【0378】
用語「フェニル」は、6個の炭素原子を含有する芳香族6員環を意味することを意図している。
【0379】
用語「ベンジル」は、−CH
2R
1基(ここで、R
1は、フェニル基である)を意味することを意図している。
【0380】
用語「チオフェン」は、4個の炭素原子と1個の硫黄原子を含有する5員環を有するヘテロアリールを意味することを意図している。
【0381】
用語「テトラヒドロフラン」は、4個の炭素原子と1個のO原子を含有する5員環を有するヘテロシクリルを意味することを意図している。
【0382】
用語「ピロリジン」は、4個の炭素原子と、1個の窒素原子を含有する5員環を有するヘテロシクリルを意味することを意図している。
【0383】
用語「1,3ジオキサン」は、4個の炭素原子と、2個の酸素原子を含油する6員環を有するヘテロシクリルを意味することを意図している。
【0384】
用語「4,5−ジヒドロオキサゾール」は、3個の炭素原子と、1個の酸素原子と、1個の窒素原子を含有する5員環を有するヘテロシクリルを意味することを意図している。
【0385】
用語「置換」、「置換された」及び「置換基」は、上記の官能基であって、それに含まれる水素原子への1つ以上の結合が非水素原子又は非炭素原子への結合により置き換えられているものをいい、ただし、正常な原子価が維持され、かつ置換が安定な化合物をもたらすものである。置換された基は、また、炭素原子又は水素原子への1つ以上の結合が、二重結合又は三重結合を含む1つ以上の、ヘテロ原子への結合により置き換えられている基を含む。置換基の例は、上記官能基、並びにハロゲン(すなわち、F、Cl、Br及びI);アルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、及びトリフルオロメチル;ヒドロキシル;アルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、及びイソプロポキシ;アリールオキシ基、例えばフェノキシ;アリールアルキルオキシ、例えばベンジルオキシ(フェニルメトキシ)及びp−トリフルオロメチルベンジルオキシ(4−トリフルオロメチルフェニルメトキシ);ヘテロアリールオキシ基;スルホニル基、例えばトリフルオロメタンスルホニル、メタンスルホニル、及びp−トルエンスルホニル;ニトロ、ニトロシル;メルカプト;スルファニル基、例えばメチルスルファニル、エチルスルファニル及びプロピルスルファニル;シアノ;アミノ基、例えばアミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、及びジエチルアミノ;及びカルボキシルを含む。複数の置換基が開示され又は特許請求されている場合、置換された化合物は、開示され又は特許請求された置換基の1つ以上により、単一で、又は複数で、独立に置換され得る。独立に置換されとは、(2つ以上の)置換基が同じであるか、異なり得ることを意味している。
【0386】
本発明の方法で使用される化合物は、有機号背においてよく知られ、当業者が精通している技術によって調製することができる。しかしながら、これらが所望の化合物を合成しあるいは得るための唯一の方法であり得るものではない。
【0387】
本発明の方法に使用する化合物は、A.I.ボーゲル、A.R.タッチェル、B.S.ファーニス、A.J.ハンナフォード(Hannaford)、P.W.G.スミスによるボーゲルの実用有機化学の教科書(プレンティス・ホール)、第5版(1996年)、マイケル・B.スミス、ジェリー・マーチによるマーチ先進有機化学:反応、機構及び構造(March's Advanced Organic Chemistry: Reactions、Mechanisms、and Structure、Michael B. Smith、Jerry March)(ワイリーインターサイエンス)第5版(2007年)、及びそれれの中の文献(これらを参照により本明細書に援用する)に記載された技術により調製することができる。しかしながら、これらが所望の化合物を合成しあるいは得るための唯一の方法であり得るものではない。
【0388】
本明細書に開示した化合物の芳香族環に結合した種々のR基は、標準的な手法、例えばフランシス・キャリー及びリチャード・サンドバーグによる先進有機化学:パートB:反応及び合成(Advanced Organic Chemistry: Part B: Reactions and Synthesis)、(シュプリンガー)第5版(2007年)(その内容を参照により本明細書に援用する)に記載されている手法により該環に付加させることができる。
【0389】
本発明の他の側面は、医薬組成物として本発明の方法に使用される化合物を包含する。
【0390】
本明細書で使用するとき、用語「薬学的活性剤」は、治療対象体への投与のために好適ないずれもの物質又は化合物を意味し、疾患の治療、治癒、緩和、診断又は防止において生物学的活性又は他の直接的な効果を供給するか、又は治療対象体の構造又はいずれかの機能に影響を及ぼす。薬学的活性剤は、医師用添付文書(PDRネットワークLLC;64版;2009年11月15日)及び「治療的同等性評価のある承認医薬品」(アメリカ合衆国保険福祉省、30版、2010年)(これらを参照により本明細書に援用する)に記載された物質及び化合物を含むが、それらに限定されない。ペンダントカルボン酸基を有する薬学的活性剤は、化学合成の当業者に容易に入手でき、かつ知られている標準的なエステル化反応及び方法を用いて、修飾することができる。薬学的活性剤がカルボン酸基を持っていない場合、当業者は、設計し、カルボン酸基を薬学的活性剤に組み込むことができるであろうし、その場合、エステル化は、該修飾が薬学的活性剤の生物学的活性又は効果を妨害しない限り、後に行うことができる。
【0391】
本発明の方法に使用する化合物は、塩の形態にあり得る。本明細書で使用するとき、「塩」は、本発明の化合物の塩であって、当該化物の酸塩又は塩基塩を作ることのより修飾されたものである。病原体により引き起こされる感染又は疾患を治療するために使用される化合物の場合、塩は、薬学的に許容され得るものである。薬学的に許容され得る塩の例は、アミンのような塩基性残基の鉱酸塩又は有機酸塩;フェノール類のような酸性残基のアルカリ塩又は有機塩を含むが、それらに限定されない。塩は、有機酸又は無機酸を用いて作ることができる。かかる酸塩は、塩化物、臭化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、スルホン酸塩、ギ酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、クエン酸塩、安息香酸塩、サリチル酸塩、アスコルビン酸塩等である。フェノラート塩は、アルカリ土類金属塩、ナトリウム、カリウム又はリチウムである。この点で用語「薬学的に許容され得る塩」は、比較的無毒性の、本発明の化合物の無機酸及び有機酸又は塩基の付加塩をいう。これらの塩は、本発明の化合物の最終単離及び生成中に現場で、又は遊離の塩基又は遊離の酸の形態にある本発明の精製化合物を好適な有機又は無機酸又は塩基と別々に反応させ、かくして生成した塩を単離することによって調製することができる。代表的な塩は、臭化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、酢酸塩、吉草酸塩、オレイン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ラウリン酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、リン酸塩、トシル酸塩、クエン酸、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、ナフチル酸塩、メシル酸塩、グルコヘプトン酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリルスルホン酸塩等を含む。(例えば、バーグ(Berge)ら(1977年)「薬学塩」(Pharmaceutical Salts)、J. Pharm. Sci. 66:1−19を参照)。
【0392】
本明細書で使用するとき、「治療」は、疾患又は感染の進行を防止し、遅延させ、停止させ、又は逆転させることを意味する。治療は、また、疾患又は感染の1つ以上の症状を改善することを意味する。
【0393】
本発明の方法に使用する化合物は、本明細書に詳述したものを含む種々の形態で投与することができる。本化合物を用いた治療は、併用療法又は補助療法の構成要素であり得、すなわち、薬を必要とする治療対象体又は罹患体は、1種以上の本発明の化合物とともに、疾患のために治療され又は他の薬を投与される。この併用療法は、罹患体がまず一の薬で、ついで他の薬で治療されるか、又は2種の薬を同時に投与されるところのシーケンシャル療法であり得る。これらは、用いた剤形に応じて、同じ投与経路で独立に、又は2つ以上の異なる投与経路で投与することができる。
【0394】
本明細書で使用するとき、「薬学的に許容され得る担体」は、本発明の化合物を動物又は人に送達するための薬学的に許容され得る溶媒、懸濁化剤又はベヒクルである。担体は、液体であっても、固体であってもよく、念頭にある計画した投与方法とともに選定される。リポソームも、薬学的に許容され得る担体である。
【0395】
治療に投与する化合物の用量は、具体的な化学療法剤の薬力学特性並びにその投与の方式及び経路;服用者の年齢、性、代謝率、吸収効率、健康及び体重;症状の性質及び程度、投与されている同時治療の種類;治療の頻度、並びに所望の治療効果のような要因に応じて変わる。
【0396】
本発明の方法に用いられる化合物の投与単位は、単一の化合物又はそれと追加の抗菌剤との混合物を含んでいてもよい。化合物は、錠剤、カプセル剤、丸剤、散剤、顆粒剤、エリキシル剤、チンキ剤、懸濁剤、シロップ剤、及び乳剤として経口剤形で投与することができる。化合物は、また、すべて薬学分野の当業者によく知られた剤形を用いて、感染部位中に又は感染部位上に、静脈内(ボーラス又は点滴)、腹腔内、皮下又は筋肉内形態で投与し、又は例えば注射、局所適用又は他の方法によりにより直接導入することができる。
【0397】
本発明の方法に使用する化合物は、意図する投与形態に対して、かつ通常の医薬プラクティスに合致して好適に選択された好適な薬学希釈剤、増量剤、賦形剤又は担体(本明細書において、総称して、薬学的に許容され得る担体という)との混合物として投与することができる。単位は、経口、直腸、局所、静脈内又は直接注射若しくは非経口投与に適した形態にある。化合物は、単独で、又は薬学的に許容され得る担体と混合して投与することができる。この担体は、固体又は液体であり得、そして担体のタイプは、一般に、使用する投与のタイプに基づいて選択される。活性薬剤は、錠剤又はカプセル剤、リポソームの形態で、凝集散剤として、又は液状形態で同時投与することができる。好適な固体担体の例は、ラクト―ス、スクロース、ゼラチン及び寒天を含む。カプセル剤又は錠剤は、容易に製剤することができ、飲み込みやすく又は噛みやすくすることができる。他の固体形態は、顆粒剤及び混合散剤を含む。錠剤は、好適な結合剤、潤滑剤、希釈剤、崩壊剤、着色剤、着香剤、流動誘導剤及び溶融剤含有してもよい。好適な液状製剤の例は、水、薬学的に許容され得る油脂、アルコール又はエステル等の他の有機溶媒中の液剤又は懸濁剤、乳剤、シロップ剤又はエリキシル剤、懸濁剤、非発泡顆粒剤から再構成された液剤及び/又は懸濁剤、及び発泡顆粒剤から再構成された発泡製剤を含む。かかる液状製剤は、例えば、好適な溶媒、防腐剤、乳化剤、懸濁化剤、希釈剤、甘味剤、増粘剤、及び溶融剤を含有してもよい。経口剤形は、任意に、着香剤及び着色剤を含有する。非経口及び静脈内用形態は、また、それを、選択した注射又は送達システムに適合させるために、ミネラル及び他の物質を含んでもよい。
【0398】
本発明に有用な剤形を作るための技術及び組成物は、以下の参考文献に記載されている:7つの現代薬剤学(7 Modern Pharmaceutics)、9章及び19章(バンカー&ローズ、編者、1979年);薬剤投与形態:錠剤(Pharmaceutical Dosage Forms: Tablets)(リーベルマンら、1981年);アンセル(Ansel)、薬剤投与形態概論(Introduction to Pharmaceutical Dosage Forms)第2版(1976年);レミントンの薬科学(Remington's Pharmaceutical Sciences)、第17版(マック・パブリッシング・カンパニー、イーストン、Pa.、1985年);薬科学の進展(Advances in Pharmaceutical Sciences)(デイビット・ガンダートン(David Ganderton)、トレバー・ジョーンズ(Trevor Jones)編、1992年);薬科学の進展(Advances in Pharmaceutical Sciences)第7巻(デイビット・ガンダートン、トレバー・ジョーンズ、ジェームズ・マックギニティ(James McGinity)編、1995年);薬剤投与形態のための水性ポリマーコーティング(Aqueous Polymeric Coatings for Pharmaceutical Dosage Forms)(薬及び薬剤科学、シリーズ36(ジェームズ・マックギニティ編、1989年);薬剤粒状担体:治療適用:薬及び薬科学(Pharmaceutical Particulate Carriers: Therapeutic Applications: Drugs and the Pharmaceutical Sciences)、第61巻(アラン・ローランド(Alain Rolland)編、1993年);消化管への薬物送達(Drug Delivery to the Gastrointestinal Tract)(生物科学におけるエリス・ホーウッド・ブックス(Ellis Horwood Books in the Biological Sciences)。薬剤技術のシリーズ(Series in Pharmaceutical Technology);J.G.ハーディ、S.S.デービス、クライブG.ウィルソン編);現代薬剤科学薬物及び薬剤科学(Modem Pharmaceutics Drugs and the Pharmaceutical Sciences)、40巻(ギルバートS.バンカー、クリストファーT.ローズ編)。上記刊行物のすべては、本明細書に参照により援用する。
【0399】
錠剤は、好適な結合剤、潤滑剤、崩壊剤、着色剤、着香剤、流動誘導剤、及び溶融剤を含有することができる。例えば、錠剤又はカプセル剤の投与単位形態にある経口投与のために、活性薬成分は、経口用の非毒性で薬学的に許容され得る不活性担体、例えばラクト―ス、ゼラチン、寒天、デンプン、スクロース、グルコース、メチルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウム、マンニトール、ソルビトール等と組み合わせることができる。好適な結合剤は、デンプン、ゼラチン、グルコース又はベータ−ラクト―ス、コーンシロップ、天然及び合成のガム例えばアカシア、トラガカント、又はアルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ワックス等を含む。これらの剤形に使用される潤滑剤は、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム等を含む。崩壊剤は、限定されないが、デンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、キサンタンガムを含む。
【0400】
本発明の方法に使用する化合物は、また、リポソーム送達システム、例えば小さな1枚膜ベシクル、大きな1枚膜ベシクル及び多重層ベシクルの形態で投与することができる。リポソームは、種々のリン脂質、例えばコレステロール、ステアリルアミン又はホスファチジルコリンから形成することができる。化合物は、組織標的乳剤の成分として投与することができる。
【0401】
本発明の方法に使用する化合物は、標的型薬担体として、又はプロドラッグとして、可溶性ポリマーに結合させることができる。かかるポリマーは、ポリビニルピロリドン、ピランコポリマー、ポリヒドロキシルプロピルメタクリルアミド−フェノール、ポリヒドロキシエチルアスパルタミドフェノール、又はパルミトイル残基で置換されたポリエチレンオキシド−ポリリシンを含む。さらに、化合物は、薬の制御放出を達成する上で有用な生分解性ポリマーの類、例えポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸とポリグリコール酸とのコポリマー、ポリイプシロンカプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエステル、ポリアセタール、ポリジヒドロピラン、ポリシアノアクリラート、及びヒドロゲルの架橋若しくは両親媒性ブロックコポリマーと結合させることができる。
【0402】
ゼラチンカプセル剤は、活性成分化合物、及び粉末化担体、例えばラクトース、デンプン、セルロース誘導体、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸等を含有していてもよい。同様の希釈剤を、圧縮錠剤を作るために用いることができる。錠剤カプセル剤の両方は、即時放出性製品として、又は何時間にもわたって薬の継続放出を提供する持続放出性製品として製造することができる。圧縮錠剤は、不快な味をマスクし、かつ錠剤を雰囲気から保護するために糖でコートするか、フィルムでコートするか、あるいは消化管での選択的な崩壊のために腸溶コートすることができる。
【0403】
液状剤形における経口投与のために、経口薬成分は、経口用の非毒性、薬学的に許容され得る不活性担体、例えばエタノール、グリセロール、水等と組み合わせられる。好適な液状剤形は、水、薬学的に許容され得る油脂、アルコール又はエステル等の他の有機溶媒中の液剤又は懸濁剤、乳剤、シロップ剤又はエリキシル剤、懸濁剤、非発泡顆粒剤から再構成された液剤及び/又は懸濁剤、及び発泡顆粒剤から再構成された発泡製剤を含む。かかる液状剤形は、例えば、好適な溶媒、防腐剤、乳化剤、懸濁化剤、希釈剤、甘味剤、増粘剤、及び溶融剤を含有することができる。
【0404】
経口投与用の液状剤形は、罹患体の受け入れやすさを増加させるために、着色又は着香を含有することができる。一般に、水、好適なオイル、生理食塩水、水性デキストロース(グルコース)、及び関連の糖溶液、並びにグリコール例えば、プロピレングリコール又はポリエチレングリコールは、非経口液剤のための好適な担体である。非経口投与のための液剤は、好ましくは、活性成分の水溶性塩、好適な安定化剤、及び必要なら、緩衝物質を含有する。抗酸化剤、例えば重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム又はアスコルビン酸は、単独でも、組み合わせても、好適な安定化剤である。また、クエン酸及びその塩、及びナトリウムEDTAも使用される。加えて、非経口液剤は、防腐剤、例えば塩化ベンザルコニウム、メチル−又はプロピル−パラベン、及びクロロぶなのーるを含有することができる。好適な薬学担体は、この分野での標準的な参照テキストであるレミントンの薬科学(Remington's Pharmaceutical Sciences)(マック・パブリッシング・カンパニー)に記載されている。
【0405】
本発明の方法に使用する化合物は、好適な鼻腔内ビヒクルの使用により鼻腔内形態で、、又は当業者によく知られている形態の経皮皮膚パッチを用いて経皮経路で投与することもできる。経皮送達システムの形態で投与するために、用量投与は、一般に、投与計画を通じて、間欠的なものではなく、継続的なものである。
【0406】
非経口及び静脈内形態は、また、それらを感染の種類又は選んだ送達システムと適合させるためにミネラル及び他の物質を含んでいてもよい。
【0407】
本明細書に開示した各実施形態は、他の開示した実施形態のそれぞれに対して適用できるものとして企図されている。すなわち、本明細書に記載した種々の要素のすべての組合せは、本発明の範囲内にある。
【0408】
この発明は、以下の実験の詳細を参照することによってよりよく理解されるであろうが、当業者は、以後の特許請求の範囲により十分に記載されているように、詳述した具体的な実験例は本発明の例示に過ぎないことをすぐさま理解するであろう。
【0409】
実験の詳細
試薬および溶媒は市販の供給源から入手し、別途述べない限り、更に精製することなく用いた。全ての化合物はラセミ形態で調製された。全ての反応は、別途述べない限りアルゴン雰囲気化で行われた。全てのカラムクロマトグラフィーはシリカゲル(40〜63μm)上で行われた。核磁気共鳴スペクトルは、指示に従い、ブルーカー(Bruker)400MHzもしくは500MHzインスツルメント上で記録された。ケミカルシフトは、CDCl
3(
1H−NMR=7.26および
13C−NMR=77.16)、アセトン−d
6(
1H−NMR=2.05および
13C−NMR=29.84)、またはメタノール−d
4(
1H−NMR=3.31および
13C−NMR=49.00)に対するppmでのδ値として報告する。多重度は次のように示される:即ち、s(シングレット);d(ダブレット);t(トリプレット)q(カルテット);dd(ダブルダブレット;ddd(ダブルダブルダブレット);dt(ダブルトリプレット);td(トリプルダブレット);m(マルチプレット);br(ブロード)である。幾つかの化合物については、スペクトルはコンホマーの存在、C−F結合、またはジアステレオマーの存在の存在により複雑化される。低解像度の質量スペクトルが、JEOL・LCメイト(イオン化モード:APCI+)上で報告された。化合物4および5については、質量スペクトルが、それぞれOHまたはClの喪失に対応する炭酸陽イオンについて報告される。
【0410】
有機合成の当業者は、本願に含まれる一般的方法および合成経路に対する修飾を用いて、追加の誘導体および構造的に多様な化合物が得られることを理解するであろう。適切な有機変換は、マーチ(March)の高等有機化学:反応、機構、および構造(ウィリー・インターサイエンス;第6版、2007)に記載されており、その内容を本明細書の一部として援用する。
【0411】
<アミン側鎖の調製(52の合成に使用される>
7−アジドヘプタンアミド
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0412】
当該アジドは、デュランド(Durand)P.等1998年に記載された方法に従って調製した。
1H−NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ5.45(d、J=28.6Hz、2H)、3.26(t、J=6.8Hz、2H)、2.23(t、J=7.5Hz、2H)、1.72−1.54(m、4H)、1.47−1.31(m、4H)。
【0413】
7−アミノヘプタンアミド
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0414】
THF(12mL)および水(1mL)中の上記アジドの溶液(170mg、1.0mmol)に、Ph
3P(262mg、1.0mmol)を加えた。得られた混合物をAr下で18時間60℃に加熱した。溶媒を除去し、粗生成物を更に精製することなく次の工程で用いた。
【0415】
<塩化スルホニルの調製>
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0416】
4−クロロ−2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル: 2−アミノ−4−クロロ安息香酸メチル(8.35g、45.0mmol)の20%水性HCl中の溶液を、全ての凝集塊が粉砕されて該混合物が微細粒子の均一な懸濁液になるまで数分間超音波処理し、僅かに加温した。この混合物を0℃まで冷却し、水(7.5mL)中のNaNO
2(3.11g、45.0mmol)の溶液を滴下により加え、内部温度を5℃未満に維持した。次いで、得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。次に、AcOH(36.0mL)および水(3.75mL)中のSO
2(23.1g、360mmol)の溶液を、質量が必要な量だけ増加するまで、0℃において前記混合溶媒を通してガスをバブリングすることにより調製した。次いで、このSO
2溶液にCuCl(1.11g、11.25mmol)を添加し、続いて、ジアゾニウム塩溶液を0℃で30分かけて少しずつ加えた。次に、この得られた混合物を0℃で1時間、および室温で1時間撹拌し、氷水(150mL)の中に投入し、CH
2Cl
2(3×50mL)で抽出した。合体させた有機物を飽和NaHCO
3水溶液(75mL)の中に注入し、発泡が止むまでNaHCO
3固体を注意深く加えた。次いで、有機相を分離し、塩水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、粗製の塩化スルホニルを赤褐色のオイルとして得た(3.26g、NMRによる81質量%生成物、収率22%)。この材料を、更なる精製なしに次の工程で使用した。
【0417】
4−ブロモ−2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル: 4−クロロ−2−(クロロスルホニル)安息香酸メチルについて、上記で述べた方法に従い、2−アミノ−4−ブロモ安息香酸メチル(10.35g、45.0mmol)から調製した。粗製の塩化スルホニルをワックス状の褐色固体(5.15g、NMRによる78質量%生成物、収率29%)として得、更なる精製なしに次の工程で使用した。
【0418】
5−クロロ−2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル: 4−クロロ−2−(クロロスルホニル)安息香酸メチルについて述べた方法に従い、2−アミノ−5−クロロ安息香酸メチル(5.00g、26.9mmol)から調製した。粗製の塩化スルホニルを黄色のオイルとして得(3.70g、NMRによる36質量%生成物、収率19%)、更に精製することなく次の工程で使用した。
【0419】
<置換4−メチルベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10(4H)−オン5,5−ジオキシド(3a〜d)の調製>
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0420】
2−(N−(チオフェン−3−イル)スルファモイル)安息香酸メチル(1a):
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0421】
無水CH
2Cl
2(10mL)中の2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル(1.15g、5.00mmol)の溶液を、ドライCH
2Cl
2(15mL)中のシュウ酸チオフェン−3−アミン(1.04g、5,50mmol)およびピリジン(0.5,5mL、6.5mmol)の溶液に滴下して加えた。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、この反応混合物を氷上に投入し、CH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機層をHCl(1.0M)で洗浄し、続いて飽和NaHCO
3で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させた。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2+2%アセトン)により精製した。生成物1aが黄色オイルとして得られた(1.22g、82%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6)δ7.92−7.84(m、1H)、7.81(dd、J=7.6、1.4Hz、1H)、7.73(td、J=7.5、1.3Hz、1H)、7.65(td、J=7.7、1.4Hz、1H)、7.35(dd、J=5.2、3.2Hz、1H)、7.04(dd、J=3.2、1.4Hz、1H)、6.96(dd、J=5.2、1.4Hz、1H)、3.98(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 168.8、138.4、136.0、133.8、132.7、132.0、131.0、130.6、126.4、124.0、113.6、53.7; LR−MS C
12H
12NO
4S
2についての計算値[M+H]
+98.02、実測値298.5,5。
【0422】
2−(N−(4−チオフェン−3−イル)スルファモイル)安息香酸メチル(1b)
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0423】
無水ピリジン(8.0mL)中の3−アミノ−4−ブロモチオフェン(Uy、R.et al.2011に記載の方法により調製した)の溶液に、2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル(2.52g、10.75mmol)を慎重に添加し、得られた溶液を撹拌したまま室温で15分間放置した。次いで、反応物をCH
2Cl
2(75mL)で希釈し、7%HCl水溶液(2×75mL)、塩水(50mL)、飽和NaHCO
3(75mL)水溶液で洗浄し、塩水(50mL)で再度洗浄した。Na
2SO
4上で乾燥および濃縮した後、黒色固体として粗生成物を得た。この物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−8:2)により精製して、黄褐色の結晶性固体として、スルホンアミド1bを得た(2.37g、59%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.34(s、1H)、7.95(dd、J=7.7、1.3Hz、1H)、7.87(dd、J=7.5、1.4Hz、1H)、7.63 (td、J=7.6、1.4 Hz、1H)、7.57(td、J=7.6、1.5Hz、1H)、7.29(d、J= 3.6Hz、1H)、7.13(d、J=3.6Hz、1H)、4.04(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 167.6、138.7、133.00、132.97、131.8、131.2、130.7、130.0、122.5、113.4、106.0、53.6; LR−MS C
12H
11BrNO
4S
2についての計算値
[M+H]
+ 377.93、実測値 378.38。
【0424】
4−クロロ−2−(N−(チオフェン−3−イル)スルファモイル)安息香酸メチル
(1c)
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0425】
シュウ酸チオフェン−3−アミン(2.01g、10.63mmol)の無水CH
2Cl
2(10mL)中懸濁液に、アルゴン下の0℃において、無水ピリジン(7.0mL)に続いて粗製4−クロロ−2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル(3.22g、純度81%、9.66mmol)の無水CH
2Cl
2(10mL)中溶液を、2分間に亘って添加した。次いで、得られた暗褐色の溶液を室温にまで加温し、1時間撹拌した。次いで、この反応混合液をCH
2Cl
2(100mL)で希釈し、3%HCl水溶液(2×50mL)、塩水(50mL)、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)、および再度の塩水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥した。この材料を、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOH−8:2)により精製して、油状の褐色不純物と共に白色結晶(2.33g)を得た。これらの固体を少量の8:2のヘキサン:EtOAcで3回洗浄し(毎回ピペットにより上清を除去し、不純物を溶解させた)、オフホワイトの結晶として純粋なスルホンアミド1cを得た(2.13g、66%)。
【0426】
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.21(s、1H)、7.89(d、J=2.1Hz、1H)、7.80(d、J=8.3Hz、1H)、7.5,5(dd、J=8.3、2.1Hz、1H)、7.18(dd、J=5.1、3.2Hz、1H)、6.94(dd、J=3.2、1.3Hz、1H)、6.89(dd、J=5.2、1.4Hz、1H)、4.03(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 167.5、140.3、138.5、134.2、132.7、132.3、130.8、128.6、125.9、123.6、114.7、53.8;LR−MS C
12H
11ClNO
4S
2についての計算値[M+H]
+ 331.99、実測値332.49。
【0427】
4−ブロモ−2−(N−(チオフェン−3−イル)スルファモイル)安息香酸メチル(1d)
【化111】
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【0428】
粗製4−ブロモ−2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル(5.10g、純度78%、12.72mmol)の無水ピリジン(9.6mL)中の溶液に、シュウ酸チオフェン−3−アミン(2.65g、13.99mol)を室温で加え、得られた暗赤色の溶液を1時間撹拌した。次いで、得られた混合物をCH
2Cl
2(100mL)で希釈し、7% HCl水溶液(2×50mL)、塩水(50mL)、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)、および再度の塩水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して暗赤色のオイル(2.41g)を得た。この物質をカラムクロマトグラフィーで精製して(ヘキサン:EtOAc−9:1、2カラム容積→8:2、2カラム容積→7:3、2カラム容積)、油状の褐色不純物と共にオフホワイトの結晶を得た。これらの材料を、7:3の少量のヘキサン:EtOAcで2回洗浄し(毎回ピペットにより上清を除去し、不純物を溶解させた)、黄褐色の結晶として純粋なスルホンアミド1dを得た(1.16g、24%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3)δ 8.19(s、1H)、8.04(s、1H)、7.75−7.69(m、2H)、7.18(dd、J=5.1、3.2Hz、1H)、6.94(dd、J=3.2、1.3Hz、1H)、6.89(dd、J=5.1、1.3Hz、1H)、4.02(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)δ 167.6、140.2、135.8、134.2、133.5、132.3、129.1、126.6、125.9、123.6、114.7、53.9;LR−MS C
12H
11BrNO
4S
2についての計算値[M+H]
+ 375.93、実測値376.29。
【0429】
2−(N−メチル−N−(チオフェン−3−イル)スルファモイル)安息香酸メチル(2a)
【化112】
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【0430】
スルホンアミド1a(1.2g、4.04mmol)の無水DMF(5mL)中の溶液を、水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液、350mg、8.1mmol)の乾燥DMF(3 mL)中氷冷懸濁液に滴下により加えた。室温で1時間撹拌した後、ヨウ化メチル(0.5mL、8.1mmol)を滴下により加え、該混合物を一晩撹拌した。反応混合物を氷上に注ぎ、固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥した。粗生成物2aを白色固体(十分な純度で)として得、更なる精製なしに次の工程で使用した。
【0431】
2−(N−(4−ブロモチオフェン−3−イル)−N−メチルスルファモイル)安息香酸メチル(2b)
【化113】
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【0432】
水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液、498mg、12.44mmol)の無水DMF(9.0mL)中の懸濁液に、スルホンアミド1b(2.34g、6.22mmol) の無水DMF(9.0mL)中の溶液を、5分間に亘って滴下により加え、得られた混合物を1.75時間に亘って室温で撹拌したまま放置した。次いで、ヨウ化メチル(1.77g、0.776mL、12.44mmol)を加え、該混合物を2時間撹拌し、次いで氷水(125mL)で急冷し、CH
2Cl
2(2×50mL、25mL)で抽出した。合体した有機物を水(2×50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、未だ残留DMFを含んだ暗褐色のオイルを得た。この物質をEt
2O(50mL)中に再溶解し、水(4×50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、二相の油状物を得た。この粗製材料をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2)により精製して、スルホンアミド2bを橙色油状物として得、これを徐々に結晶化させえて、ワックス状の橙色固体とした(1.38g、57%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.70(dd、J=8.3、0.9Hz、1H)、7.60(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.53−7.47(m、2H)、7.28(d、J=3.6Hz、1H)、7.22(d、J=3.6Hz、1H)、3.86(s、3H)、3.33(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 168.3、137.5、136.9、133.5、132.7、130.2、129.7、128.5、125.4、123.2、111.8、53.2、39.0; LR−MS C
13H
13BrNO
4S
2についての計算値[M+H]
+ 391.94、実測値392.42。
【0433】
4−クロロ−2−(N−メチル−N−(チオフェン−3−イル)スルファモイル)安息香酸メチル(2c)
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0434】
無水DMF(9mL)中の水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液、506mg、12.66mmol)分散液に、無水DMF(9mL)中のスルホンアミド1c(2.1g、6.32mmol)の溶液を5分間に亘って滴下により加え、得られた混合物を室温で1.5時間撹拌したまま放置した。次いで、ヨウ化メチル(1.79g、0.788mL、12.66mmol)を添加し、得られた混合物を2.5時間撹拌し、氷水(125mL)で急冷した。この水層を、CH
2Cl
2(2×50mL、25mL)で抽出した。合体した有機層を水(2×50mL)で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し濃縮して、暗褐色の油状物を得た。この油状物を3部の沸騰ヘキサン(5mL)で洗浄し、冷却し、毎回ピペットで注意深く上清を除去し、真空下で乾燥してスルホンアミド2cを得た(1.83g、84%)。
1H−NMR(300MHz、CDCl
3) δ 7.53(dd、J=8.2、2.0Hz、1H)、7.44(s、1H)、7.41−7.39(m、1H)、7.29−7.25(m、1H)、7.05−7.01(m、2H)、3.88(s、3H)、3.27(s、3H);
13C−NMR(75MHz、CDCl
3) δ 167.9、139.6、137.1、136.7、133.1、132.3、130.14、130.08、125.9、125,5、119.1、53.8、39.3. LR−MS C
13H
13ClNO
4S
2についての計算値 [M+H]
+ 346.00、実測値346.89。
【0435】
4−ブロモ−2−(N−メチル−N−(チオフェン−3−イル)スルファモイル)安息香酸メチル(2d)
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
無水DMF(4.5mL)中の水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液、244mg、6.12mmol)分散液に、0℃において、無水DMF(9mL)中のスルホンアミド1d(1.15g、3.06mmol)の溶液を5分間に亘って滴下により加え、得られた混合物を室温まで加温し、1.5時間撹拌した。次いで、ヨウ化メチル(869mg、381μL、6.12mmol)を2分間に亘って滴下により加え、該混合物を2時間撹拌した後に氷水(50mL)で急冷し、Et
2O(3×25mL)で抽出した。合体させた有機層を水(2×25mL)および塩水(25mL)で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し濃縮して、二相の淡褐色油状物(1.26mg)を得た。この物質を小部分の沸騰ヘキサンで3回洗浄し、冷却し、毎回ピペットで注意深く上清を除去した。次いで、残渣を真空中で乾燥して、純粋なスルホンアミド2dを橙色ないし褐色の油状物として得た(1095mg、92%)。この物質を小部分の沸騰ヘキサンで3回洗浄し、冷却し、毎回ピペットで注意深く上清を除去した。次いで、残渣を真空中で乾燥して、純粋なスルホンアミド2dを橙色ないし褐色の油状物として得た(1095mg、92%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.69 (dd、J=8.2、1.7Hz、1H)、7.52(d、J=1.6Hz、1H)、7.35(d、J=8.2Hz、1H)、7.30−7.27(m、1H)、7.04−7.01(m、2H)、3.88(s、3H)、3.26(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 167.6、139.2、136.4、135.6、132.5、132.3、129.7、125,5、125.1、124.0、118.7、53.5、38.8;LR−MS C
13H
13BrNO
4S
2についての計算値[M+H]
+ 389.95、実測値390.25。
【0437】
4−メチルベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10(4H)−オン5,5−ジオキシド(3a)
【化116】
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【0438】
水酸化ナトリウム(0.64g)を、MeOH/水(2:1)溶液(30mL)中の粗製スルホンアミド2a(1.2g、3.85mmol)の溶液に加えた。還流温度で2時間撹拌した後、反応混合物を0℃に冷却し、10%HClで酸性化した(pH1〜2)。この溶液をCH
2Cl
2で抽出し、合体した有機層をMgSO
4上で乾燥し、濃縮した。該カルボン酸を無水CH
2Cl
2(20mL)中に溶解し、塩化チオニル(1.16mL、16.0mmol)を加えた。室温で16時間撹拌した後、反応混合物を濃縮し、残渣をCHCl
3(25mL)中に取った。塩化アルミニウム(1.6g、12.0mmol)を加え、該混合物を1時間還流させた。溶媒を蒸発させ、氷冷された混合物に水を加え、続いてCH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−2:1)で精製した。黄色の固体として生成物3aが得られた(640mg、3工程の全体で58%)。
【0439】
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.15−8.03(m、3H)、8.00−7.91(m、2H)、7.34(d、J=5.4Hz、1H)、3.48(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 183.6、143.0、137.5、136.1、135.0、134.8、134.2、132.1、126.5、124.6、38.2;LR−MS C
12H
10NO
3S
2についての計算値 [M+H]
+280.01、実測値280.60。
【0440】
3−ブロモ−4−メチルベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10(4H)−オン5,5−ジオキシド(3b)
【化117】
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【0441】
MeOH(12.5mL)中のスルホンアミド2b(1.22g、3.13mmol)の溶液に、水(6.25mL)およびNaOH(376mg、9.39mmol)を加え、該混合物を1時間還流させた。この時点で10%水性HClを加え、形成された沈殿物の濃厚な白色ケーキを破砕し、水で反応容器から洗い出した。塊を破壊するために撹拌した後、微細な白色結晶を真空濾過によって回収し、乾燥してカルボン酸(1076mg)を得、これをさらに精製することなく次の工程で使用した。このカルボン酸(1072mg、2.85mmol)を塩化チオニル(12mL)に溶解し、得られた溶液を室温で13時間攪拌した。この揮発性物質を除去して、粗製塩化アシルを淡褐色の固体として得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。この塩化アシルをCHCl
3(13mL)中に再溶解し、塩化アルミニウム(1.22g、9.12mmol)を添加し、得られた混合物を1時間還流させた。次いで、該反応を氷水(100mL)で急冷し、全部の褐色のスラッジが破砕されて白色懸濁液になるまで撹拌し、次いでCH
2Cl
2(3×50mL)で抽出した。合体させた有機物を水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し濃縮して、暗褐色の固体を得た。この粗製材料をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−6:4)により精製して、純粋なケトン3bを黄褐色の結晶性固体として得た(653mg、3工程全体で58%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.24−8.18(m、1H)、8.16−8.09(m、1H)、7.86−7.78(m、2H)、7.73(s、1H)、3.20(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 181.2、140.7、136.2、136.0、134.0、133.6、133.2、132.7、128.3、110.2、38.3;LR−MS C
12H
9BrNO
3S
2についての計算値[M+H]
+ 359.92、実測値360.08。
【0442】
7−クロロ−4−メチルベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10(4H)−オン5,5−ジオキシド(3c)
【化118】
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【0443】
MeOH(13mL)および水(6.5mL)中のスルホンアミド2d(1.83g、5.29ミリモル)の溶液に、水酸化ナトリウム(396mg、15.9mmol)を加えた。得られた混合物を1.5時間還流した後、反応物を室温に冷却し、10%のHCl(10mL)を添加した。反応を濃縮してMeOHの大部分を除去し、そしてこの水性残渣に水(10mL)を加え、次いで該混合物をCH
2Cl
2(30mL、2×20mL)で抽出した。合体させた有機物をMg
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、黄褐色の結晶性固体(1.47g、84%)として中間体のカルボン酸を得、これを更に精製することなく使用した。このカルボン酸(1.47g、4.44mmol)をSOCl
2(13.8g、8.47mL、116mmol)に溶解させ、アルゴン下で一晩撹拌させた。14時間後、反応混合物を濃縮して中間体の塩化アシルを得、この得られた暗褐色の残渣をCHCl
3(19.4mL)の中に溶解させた。塩化アルミニウム(1.89g、14.21mmol)を添加し、この反応混合物を1時間還流させた後、溶液を室温に冷却し、氷水(100mL)で急冷した。得られた水層をCH
2Cl
2(350mL)で抽出し、合体させた有機物を水(50mL)で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、濃縮した。この粗製材料をカラムクロマトグラフィー(2:1のCH
2Cl
2:ヘキサン→CH
2Cl
2)により精製して、黄色固体を得た(6863mg、49%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.12(d、J=8.4Hz、1H)、8.04(d、J=2.1Hz、1H)、7.77−7.71(m、2H)、7.04(d、J=5.4Hz、1H)、3.45(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 181.4、144.2、141.3、139.7、135,5、133.7、133.5、132.2、125.9、122.8、38.1;LR−MS C
12H
9ClNO
3S
2についての計算値[M+H]
+313.97、実測値314.81。
【0444】
7−ブロモ−4−メチルベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10(4H)−オン5,5−ジオキシド(3d)
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0445】
MeOH(7.0mL)中のスルホンアミド2d(1085mg、2.78mmo1)に、水(3.5mL)およびNaOH(334mg、8.34mmol)を加え、混合物を1時間還流した。この反応を室温にまで冷却し、10%HCl水溶液(5mL)で酸性化し、メタノールの殆どを真空中で除去した。残った水性残渣を水(10mL)で希釈し、CH
2Cl
2(20mL、2×10mL)で抽出した。合体した有機物をNa
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して、黄褐色の結晶性固体(1.00g)としてカルボン酸を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。このカルボン酸(990mg、2.63mmol)を塩化チオニル(5.0mL)に溶解し、該溶液を室温で16時間撹拌した。揮発性物質を除去し、褐色油状物として粗製塩化アシル得た。この物質(11.5mL)をCHCl
3に溶解し、塩化アルミニウム(1.12g、8.42mmol)を加え、混合物を1時間還流した。次いで、この反応を室温にまで冷却し、氷水(50mL)で急冷し、褐色のスラッジが破砕されるまで撹拌し、次いでCH
2Cl
2(3×25mL)で抽出した。合体させた有機層を水(25mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して褐色固体を得た。この物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−2:1、5カラム容積→CH
2Cl
2、3カラム容積)により精製して、純粋なケトン3dを淡黄色の結晶固体として得た(579mg、3工程全体で59%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.20(d、J=1.9Hz、1H)、8.03(d、J=8.3Hz、1H)、7.90(dd、J=8.3、2.0Hz、1H)、7.75(d、J=5.4Hz、1H)、7.04(d、J=5.4Hz、1H)、3.46(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 181.6、141.3、138.2、136.8、135,5、133.4、132.6、131.6、128.7、127.8、122.8、38.1;LR−MS C
12H
9BrNO
3S
2についての計算値[M+H]
+ 357.92、実測値358.49。
【0446】
<置換6−アルキルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド 3f−3acの調製>
ケトン3f〜3acを下記に記載する方法に従って調製した。
【0447】
3−クロロ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3f)
【化120】
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【0448】
ケトン3fを、アークファームInc社(リバティービル、IL)から購入し、更に精製することなく使用した。
【0449】
3−フルオロ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3g)
【化121】
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【0450】
ケトン3f(462mg、1.50mmol)および塩化セシウム(684mg、4.50mmol)合体させ、無水DMSO(3.0mL)を加え、該混合物を180℃で20分間加熱した。室温に冷却した後、該反応を水(60mL)で希釈し、CH
2Cl
2(20mL、2×15mL)で抽出した。合体させた有機層を水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して黄色のガラス状物質を得た。これをカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−8:2)により精製して、ケトン3gを白色固体(215mg、49%)として得た。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.32(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.03(dd、J=8.6、5.1Hz、1H)、7.71−7.62(m、2H)、7.43−7.34(m、3H)、3.36(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(C−Fカップリングによる追加のピーク) δ 189.4、165.2、163.2、141.3、139.5、139.4、135.1、134.8、134.8、132.5、132.3、131.2、126.4、124.9、120.5、120.3、113.3、113.1、39.2;LR−MS C
14H
11FNO
3Sについての計算値[M+H]
+ 292.04、実測値292.12。
【0451】
3−メトキシ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3h)
【化122】
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【0452】
無水MeOH(5.0mL)中の金属ナトリウム(115mg、5.00mmol)の溶液に、ケトン3f(308mg、1.00mmol)を加え、該混合物を密封された圧力瓶の中で100℃において2時間加熱した。次いで、反応を室温にまで冷却し、水(10mL)で希釈し、CH
2Cl
2(3×10mL)で抽出した。合体した有機層を水(2×10mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して結晶性固体を得た。この物質をMeOHから再結晶させて、白色プリズムとしてケトン3hを得た(158mg、52%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.33(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.04(d、J=8.7Hz、1H)、7.63(ddd、J=8.0、7.3、1.7Hz、1H)、7.46(d、J=2.6Hz、1H)、7.42−7.34(m、2H)、7.18(dd、J=8.7、2.6Hz、1H)、3.96(s、3H)、3.33(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 189.0、162.8、141.2、139.1、134.6、134.5、132.4、128.3、126.6、125,5、118.9、110.8、56.3、39.4;LR−MS C
15H
14NO
4Sについての計算値 [M+H]
+ 304.06、実測値303.91。
【0453】
6−メチル−3−フェノキシジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3i)
【化123】
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【0454】
ケトン3f(308mg、1.00mmol)、フェノール(2.82g、30.0mmol)、およびK
2CO
3(691mg、5.00mmol)を合体し、150℃で2時間加熱し、次いで170℃で3.25時間加熱した。次に、この熱反応混合物を10%NaOH水溶液で注意深く希釈し、Et
2O(3×30mL)で抽出した。合体した有機層を水(30mL)および塩水(30mL)で洗浄し、Na
2SO
4、上で乾燥し、濃縮して黄色の泡状物を得た。この物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−1:1、3カラム容積→6:4、3カラム容積)により精製して、未だ不純物で汚染された淡黄色の泡状物を得た。この物質をCH
2Cl
2に再溶解し、再度濃縮して黄色の泡状物を得た。次いで、この物質に少量のEt
2Oを添加して完全に溶解させ、直後に生成物を子細な白色結晶のケーキとして結晶化させた。氷上で冷却した後、上清をピペットにより除去し、結晶の塊を小部分の氷冷Et
2Oおよびヘキサンで洗浄した。乾燥した後、純粋なケトン3iが淡黄色の短い針状物として得られた(288mg、79%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.32(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.00(d、J=8.6Hz、1H)、7.63(ddd、J=8.0、7.4、1.7Hz、1H)、7.53(d、J=2.5Hz、1H)、7.47−97.41(m、2H)、7.40−7.33(m、2H)、7.29−7.24(m、1H)、7.22(dd、J=8.6、2.5Hz、1H)、7.14−7.09(m、2H)、3.33(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 189.3、161.3、154.8、141.2、139.1、134.7、134.4、132.2、131.8、130.5、129.9、126.4、125.6、125.1、121.3、120.4、114.2、39.2;LR−MS C
20H
16NO
4Sについての計算値[M+H]
+ 366.08、実測値 365.84。
【0455】
3,6−ジメチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3j)
【化124】
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【0456】
Dreher S.D.et al.2009の手順に従ってカップリングを行った。ケトン3f(308mg、1.0mmol)、メチルトリフルオロホウ酸カリウム(135mg、1.1mmol)、K
2CO
3(420mg、3.0mmol)、Pd(OAc)
2(5.2mg、0.02mmol)、およびRuPhos(19.2mg、0.04mmol)を、トルエン(4.5mL)およびH
2O(0.5mL)(両方の溶媒は使用の前に標準の「凍結−ポンプ−融解」サイクルを介して脱酸素化された)に加えた。密封された反応瓶をAr下に85℃で36時間加熱し、次いで室温に冷却した。NH
4Clの飽和水溶液を加え、得られた混合物をCH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:CH
2Cl
2−2:3→1:2)により精製した。生成物3jが、白色固体として得られた(280mg、97%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.24(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、7.84(d、J=7.9Hz、1H)、7.78(s、1H)、7.74(ddd、J=8.2、7.3、1.7Hz、1H)、7.70−7.64(m、1H)、7.5,5(dd、J=8.1、0.9Hz、1H)、7.43(td、J=7.7、7.3、1.1Hz、1H)、3.35(s、3H)、2.56(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 191.5、144.5、143.0、137.4、135.6、135.0、134.9、132.2、132.0、131.8、126.6、126.3、125.9、39.4、21.4;LR−MS C
15H
14NO
3Sについての計算値[M+H]
+ 288.07、実測値288.59。
【0457】
9−ブロモ−3−クロロ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3k)
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0458】
N−ブロモスクシンイミド(187mg、1.05mmol)を、CH
2Cl
2(10mL)およびCH
3CN(5mL)中のケトン3f(308mg、1.0mmolおよびFeCl
3(324mg、2.0mmol)の溶液に滴下により加え、該反応混合物を3時間室温で撹拌した。次いで、N−ブロモスクシンイミド(187mg、1.05mmol)を加え、反応混合物を室温で更に14時間撹拌した。反応混合物を水および塩水で洗浄し、NaSO
4上で乾燥した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−2:1)により精製し、続いてMeOHから晶出させた。該生成物3kは白色固体として得られた(290mg、75%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.31(d、J=2.5Hz、1H)、8.00−7.96(m、1H)、7.95−7.89(m、3H)、7.58(d、J=8.7Hz、1H)、3.44(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 189.6、142.0、139.1、139.0、138.4、135.3、134.7、134.3、132.8、127.9、125.8、119.4、39.3;LR−MS C
14H
10BrClNO
3Sについての計算値[M+H]
+387.92、実測値388.63。
【0459】
6−メチル−3−(メチルチオ)ジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3l)
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0460】
ナトリウムチオメトキシド(116mg、1.65mmol)の無水DMF(2.0mL)中溶液に、ケトン3f(462mg、1.50mmol)を加え、得られた黄色の懸濁液を室温で1時間撹拌した。次いで、追加のナトリウムチオメトキシド(26.3mg、0.375mmol)を加え、更に15分間撹拌した。該反応を水(10mL)で急冷し、CH
2Cl
2(10mL、2×5mL)で抽出した。合体した有機層を水(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、残留DMFを含有する黄色油状物を得た。この粗製物をEt
2Oで希釈し、氷上で冷却して、生成物を淡黄色針状物として晶出させた。これらの結晶を、少量の氷冷Et
2Oで数回洗浄し、乾燥して、純粋なケトン3l(331mg、69%)を得た。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.31(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、7.92(d、J=8.3Hz、1H)、7.73(d、J=2.0Hz、1H)、7.62(ddd、J=8.0、7.4、1.7Hz、1H)、7.48(dd、J=8.3、2.0Hz、1H)、7.40−7.33(m、2H)、3.33(s、3H)、2.59(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 189.5、146.5、141.4、137.7、134.7、132.4、132.2、131.8、131.7、129.2、126.4、125.2、121.4、39.3、15.0; LR−MS C
15H
14NO
3S
2についての計算値[M+H]
+ 320.04、実測値320.75。
【化127】
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【0461】
3−ヒドロキシ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3m)
【化128】
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【0462】
ケトン3f(330mg、1.09mmol)の酢酸(3mL)中溶液および濃HBr水溶液(3mL)を、115℃に40時間加熱した。次いで、この反応混合物氷冷混合物中に注入し、沈殿を濾過してCH
2Cl
2中に溶解した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2+3%アセトン)により精製した。ケトン3mを無色油状物として得た(240mg、76%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 9.82(s、1H)、8.28(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、7.91(d、J=8.5Hz、1H)、7.72(ddd、J=8.2、7.2、1.7Hz、1H)、7.5,5(dd、J=8.1、1.0Hz、1H)、7.43(ddd、J=8.2、7.2、1.2Hz、1H)、7.40(d、J=2.5Hz、1H)、7.25(dd、J=8.5、2.5Hz、1H)、3.36(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 189.9、161.8、142.6、139.6、135.4、135.2、132.5、132.2、128.5、126.8、126.4、120.8、112.8、39.5;LR−MS C
14H
12NO
4Sについての計算値[M+H]
+ 290.05、実測値289.99。
【0463】
トリフルオロメタンスルホン酸6−メチル−5,5−ジオキシド−11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−3−イル(3n)
【化129】
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【0464】
乾燥CH
2Cl
2(10mL)中のケトン3m(110mg、0.38mmol)、Et
3N(0.11mL)、および4−ジメチル−アミノピリジン(10mg)の氷冷溶液に、固体のN−フェニル−ビス(トリフルオロメタンスルホンイミド)(170mg、0.49mmol)を加えた。得られた反応混合物を室温で2.5時間撹拌した。この混合物を濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−3:1)により精製した。ケトン3nが、白色固体(130mg、81%)として得られた。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.24(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.16(d、J=8.5Hz、1H)、8.03(d、J=2.4Hz、1H)、8.00(dd、J=8.5、2.5Hz、1H)、7.84−7.76(m、1H)、7.62(d、J=8.0Hz、1H)、7.53−7.45(m、1H)、3.43(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 190.7、151.80、142.7、139.6、137.6、136.2、135.3、132.2、131.2、127.6、127.0、125.9、119.4、39.4;LR−MS C
15H
11F
3NO
6S
2についての計算値[M+H]
+ 422.00、実測値421.93。
【0465】
3−ブロモ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3o)
【化130】
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【0466】
ハロゲン交換が、Pan,J.et al.2011の方法を用いて行われた。グラブボックスにおいて、トリフレート3n(230mg、0.55mmol)、KBr(130mg、1.1mmol)、およびKF(16mg、0.27mmol)を反応瓶に加え、テフロン(登録商標)隔壁を設けたネジ付キャップで密封した。別の反応瓶に、Pd
2(dba)
3(10.2mg、2.0mol%)およびt−BuBrettPhos(15.9mg、6.0mol%)を加えた。この瓶を、テフロン隔壁を設けたネジ付キャップで密封した。1,4−ジオキサン(0.7mL)(使用前に標準の「凍結ーポンプ−融解」技術により脱酸素した)を、シリンジを介してPd−触媒およびホスフィンと共に前記瓶に加え、該混合物を予め加熱された油浴中において120℃で5分間撹拌した。該触媒溶液を室温にまで冷却し、シリンジを介して、トリフレート3n、KBr、およびKFを含有する反応瓶に加え、続いてジオキサン(2mL、脱酸素済み)を加えた。得られた混合物を、予め加熱された油浴中において130℃で8時間撹拌した。この反応混合物を氷上に注ぎ、CH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機層を塩水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮した。該粗生成物をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−2:1)により精製した。ケトン3oが、白色固体として得られた(70mg、36%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.23(ddd、J=8.1、1.7、0.3Hz、1H)、8.10−8.04(m、2H)、7.88(dt、J=8.4、0.8Hz、1H)、7.77(ddd、J=8.2、7.2、1.7Hz、1H)、7.59(dd、J=8.2、1.0Hz、1H)、7.46(ddd、J=8.3、7.2、1.2Hz、1H)、3.42(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン) δ 190.1、141.9、138.1、136.6、135,5、135.0、133.2、131.2、130.5、127.6、125.9、125.0、38.5. LR−MS C
14H
11BrNO
3Sについての計算値[M+H]
+ 351.96、実測値 351.83。
【0467】
6−メチル−3−(トリメチルシリル)ジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3p)
【化131】
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【0468】
ケトン3pは、McNiell,E.等2007のトリメチルシリル化法を利用して、塩化アリールから調製された。ケトン3f(462mg、1.50mmol)、Pd
2dba
3(20.6mg、0.0225mmol)、t−BuDavePhos[2′−(Di−tert−ブチルホスフィノ)−N、N−ジメチルビフェニル2−アミン、46.1mg、0.135mmol]、およびLiOAc(495mg、7.50mmol)を、アルゴン下において合体させた。次いで、無水DMF(4.5mL)、水(54μL、3.00mmol)、およびヘキサメチルジシラン(369μL、1.80mmol)を加え、得られたオレンジ−茶色の混合物を100℃で33時間加熱した。室温に冷却した後、該反応混合物を水(20mL)で希釈し、Et
2O(3×10mL)で抽出した。合体した有機層を水(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して黄色の結晶性固体を得た。この粗生成物をMeOHから再結晶させて、純粋なケトン3pを黄色の針状物として得た(301mg、58%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.30(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.04(d、J=0.8Hz、1H)、7.91(d、J=7.5Hz、1H)、7.85(dd、J=7.6、1.1Hz、1H)、7.63(ddd、J=8.1、7.3、1.7Hz、1H)、7.41-7.29(m、2H)、3.35(s、3H)、0.36(s、9H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 191.2、147.4、141.9、138.3、136.6、136.0、134.8、132.1、131.2、130.5、129.7、126.0、124.6、39.1、−1.2; LR−MS C
17H
20NO
3SSiについての計算値[M+H]
+ 346.09、実測値345.86。
【0469】
3−ヨード−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3q)
【化132】
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【0470】
無水CH
2Cl
2(0.94mL)中のケトン3p(108mg、0.313mmol)の溶液に、0℃において、無水CH
2Cl
2(0.63mL)中のモノ塩化ヨウ素(173mg、1.06mmol)を3分に亘って滴下により添加した。得られた暗褐色溶液を室温まで加温させ、35分間撹拌し(延長された反応時間はポリヨード化複生成物を生じる)、飽和水性Na
2S
2O
3(3mL)を用いて急冷した。得られた混合物を水(15mL)で希釈し、CH
2Cl
2(2×15mL)で抽出した。合体した有機層を水(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、黄色の固体を得た。この物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−1:1)により精製して、純粋でない生成物を得た。該粗生成物をMeOHから再結晶化させ、得られた微小白色針状物をCH
2Cl
2中に溶解し、濃縮し、殆どの溶媒が除去されたら第二の結晶化を生じさせた。こうして得られた粉末状の白色結晶を氷冷MeHOで洗浄し、乾燥して、純粋なケトン3q(68.4mg、5,5%)を得た。
【0471】
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)1δ 8.32−8.27(m、2H)、8.06(dd、J=8.1、1.7Hz、1H)、7.69−7.62(m、2H)、7.38(ddd、J=8.2、7.3、1.1Hz、1H)、7.34(dd、J=8.1、0.9Hz、1H)、3.35(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 190.1、142.4、141.5、138.1、135.6、135.1、133.9、133.1、132.2、131.0、126.3、124.7、98.7、39.2; LR−MS C
14H
11INO
3Sについての計算値[M+H]
+ 399.95、実測値399.78。
【化133】
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【0472】
3−(N−メチル−N−フェニルスルファモイル)イソニコチン酸エチル(2s)
【化134】
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【0473】
無水CH
2Cl
2(8mL)中の3−(クロロスルホニル)イソニコチン酸エチル(300mg、1.27mmol)の溶液を、乾燥CH
2Cl
2(10mL)中のN−メチルアニリン(0.17mL、1.52mmol)およびピリジン(0.15mL、1.65mmol)の溶液に滴下により加えた。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、この反応混合物を氷上に投入し、CH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機層をNa2SO4上で乾燥させた。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2 →CH
2Cl
2+2%アセトン)により精製した。生成物2sを無色油状物として得た(330mg、81%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.87(d、J=5.0Hz、1H)、8.47(s、1H)、7.61(d、J=5.0Hz、1H)、7.44−7.32(m、3H)、7.31−7.24(m、2H)、4.36(q、J=7.1Hz、2H)、3.34(s、3H)、1.33(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 166.4、154.6、150.7、142.0、141.8、131.2、130.1、128.7、128.0、122.8、63.3、39.1、14.2; LR−MS C
15H
17N
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 321.09、実測値321.15。
【0474】
11−メチルベンゾ[f]ピリド[3、4−c][1,2]チアゼピン−5(11H)−オン10、10−ジオキシド(3s)
【化135】
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【0475】
水酸化ナトリウム(0.43g)を、MeOH/水(1:1)溶液(10mL)中のスルホンアミド2s(0.35g、1.09mmol)の溶液に加えた。還流温度で1.5時間撹拌した後、反応混合物を0℃に冷却し、10%HClで酸性化した(pH1〜2)。白色固体を濾別し、乾燥した。粗生成物を含む高圧反応フラスコにポリリン酸(11g)を加え、テフロンキャップで密封した。該反応混合物を160℃に5時間加熱し、熱いまま氷上に投入し、NaOH(15%)により〜pH12まで塩基性化し、酢酸エチルで抽出した。合体させた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させた。この粗生成物をラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)により精製した。生成物3sを白色固体として得た(100mg、33%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 9.04(s、1H)、8.99(d、J=4.9Hz、1H)、8.03(dd、J=8.1、1.2Hz、1H)、7.86〜7.76(m、3H)、7.5,5(ddd、J=8.4、6.9、1.6Hz、1H)、3.68(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 165.3、156.5、144.9、141.3、139.7、138.0、137.5、136.2、127.9、127.9、127.4、126.0、39.4;LR−MS C
13H
11N
2O
3Sについての計算値[M+H]
+ 275.30、実測値274.90。
【化136】
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【0476】
6−メチル−3−フェニルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3t)
【化137】
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【0477】
ブッフバルト等(Buchwald et al.2004)の方法に従ってカップリングを行った。ケトン3f(308mg、1.0mmol)、ホウ酸フェニル(228mg、1.5mmol)、K
3PO
4(425mg、2.0mmol)、Pd(OAc)
2(2.2mg、1mol%)および2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル(JohnPhos)(6.0mg、2mol%)を反応バイアルに加え、テフロン隔壁を備えたネジキャップで密封した。該バイアルを排気してアルゴン(3×)を再充填し、トルエン(3mL、使用する前に標準の「凍結ポンプ融解」技術により脱酸素化した)をシリンジを介して添加し、該反応混合物を100℃で18時間撹拌した。反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮した。粗生成物をMeOH/酢酸エチル(〜5:1)から結晶化させた。ケトン3tを橙色結晶として得た(315mg、90%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.27(dd、J=8.1、1.7Hz、1H)、8.18(dd、J=1.9、0.3Hz、1H)、8.15(dd、J=8.0、1.9Hz、1H)、8.04(dd、J=8.0、0.4Hz、1H)、7.89−7.83(m、2H)、7.76(ddd、J=8.2、7.2、1.7Hz、1H)、7.61−7.54(m、3H)、7.51(dd、J=7.3、1.3Hz、1H)、7.45(ddd、J=8.2、7.2、1.2Hz、1H)、3.42(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 191.5、145.8、143.1、139.0、138.2、136.0、135.7、133.0、132.4、132.1、131.7、130.2、129.9、128.2、126.6、125.9、124.0、39.4;LR−MS C
20H
16NO
3Sについての計算値[M+H]
+350.08、実測値350.14。
【0478】
6−メチル−3−(メチルスルホニル)ジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3u)
【化138】
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【0479】
0℃におけるMdOH(3.0mL)中のケトン31(222mg、0.695mmol)の懸濁液に、水(3.0mL)中のオキソン(85,5mg、1.39mmol)の溶液を加え、得られた淡黄色の懸濁液を室温にまで加温し、2.5時間撹拌した。この反応混合物を水(10mL)で希釈し、CH
2Cl
2(3×10mL)で抽出した。合体した有機層を水(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して白色固体を得た。この粗製物質をカラムクロマトグラフィーにより精製して、ケトン3uを白色結晶固体として得た。この粗製材料をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1)により精製して、純粋なケトン3uを白色結晶固体として得た(220mg、90%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.49(d、J=1.7Hz、1H)、8.31−8.24(m、2H)、8.11(d、J=8.0Hz、1H)、7.69(ddd、J=8.1、7.3、1.7Hz、1H)、7.44−7.38(m、1H)、7.36(dd、J=8.2、0.8Hz、1H)、3.40(s、3H)、3.16(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 190.1、144.0、141.6、140.9、138.6、135,5、133.0、132.2、132.0、130.1、126.3、124.4、124.1、44.5、39.0; LR−MS C
15H
14NO
5S
2についての計算値[M+H]
+ 352.03、実測値352.31。
【0480】
6−メチル−3−(メチルスルフィニル)ジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3v)
【化139】
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【0481】
0℃において、MeOH(3.0mL)中のケトン31(216mg、0676mmol)の懸濁液に、水中のオキソン溶液(229mg、0.372mmol)(3.0mL)を加え、得られた淡黄色の懸濁液を室温にまで加温させ、2.5時間撹拌した。次いで、反応混合物を水(10mL)で希釈し、CH
2Cl
2(3×10mL)で抽出した。合体させた有機物を水(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して、オフホワイトの泡状物を得た。この粗製物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−8:2)により精製して、純粋なケトン3Vをオフホワイトの結晶性固体として得た(157mg、69%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.26(d、J=1.5Hz、1H)、8.23(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.14(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)、8.09(d、J=8.0Hz、1H)、7.78(ddd、J=8.8、7.3、1.7Hz、1H)、7.59(dd、J=8.2、0.8Hz、1H)、7.49−7.43(m、1H)、3.42(s、3H)、2.90(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 191.6、153.4、143.0、139.2、138.4、136.0、133.0、132.1、131.2、129.5、126.7、125.7、121.1、44.1、39.4; LR−MS C
15H
14NO
4S
2についての計算値[M+H]
+ 336.04、実測値336.23。
【化140】
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【0482】
2−クロロ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3w)
【化141】
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【0483】
無水CH
2Cl
2中のN−メチルアニリン(0.65ミリリットル、6.0mmol)および無水ピリジン(0.55mL、6.5mmol)(20mL)の溶液に、無水CH
2Cl
2(10mL)中のメチル5−クロロ−2−(クロロスルホニル)安息香酸の溶液(3.70gの粗製物質、36質量%純水=1.35g、5.0mmol)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、反応物を水で希釈し、CH
2Cl
2で抽出した(3×30mL)。合体させた有機物を1MのHCl水溶液(30mL)および飽和水性NaHCO
3(30mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して粗生成物を得た。この材料をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−3:1)により精製して、未だ僅かな不純物を含有する橙色の油としてスルホンアミド2w(1.30g)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MeOH(20mL)中のスルホンアミド2w(1.30g)の溶液に、水(10mL)およびNaOH(0.66g、13.5mmol)を加え、得られた混合物を1.5時間還流させた。室温にまで冷却した後、該混合物を10%HCl水溶液で強酸性とし、CH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。こうして得た粗製カルボン酸を無水CH
2Cl
2(20mL)中に溶解し、塩化チオニル(2.0mL、27.4mmol)を加え、該溶液を室温で6時間撹拌した後、真空中で濃縮した。こうして得た粗製塩化アシルをCHCl
3(20mL)中に溶解し、塩化アルミニウム(1.50g、11.2mmol)を加え、得られた混合物を1.5時間還流させた。次いで、揮発物を真空中で除去し、残渣を冷水で急冷し、CH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機物をNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮して粗生成物を得た。この材料をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−1:1)、続いてメタノールからの再結晶化により精製して、純粋なケトン3wをピンクの固体として得た(450mg、塩化スルホニルから29%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン) δ 8.21(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.00−7.95(m、1H)、7.93−7.88(m、2H)、7.77(ddd、J=8.3、7.3、1.7Hz、1H)、7.58(dd、J=8.2、0.9Hz、1H)、7.48−7.42(m、1H)、3.40(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン) δ 190.8、143.0、140.0、139.2、136.2、136.0、133.0、132.2、131.8、131.2、128.0、126.7、125.8、39.4; LR−MS C
14H
11ClNO
3Sについての計算値[M+H]
+ 308.01、実測値308.37。
【化142】
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【0484】
8−クロロ−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3x)
無水ピリジン(3.8mL)中のN−メチル−3−クロロアニリン(643μL、5.25mmol)の溶液に、2−(クロロスルホニル)安息香酸メチル(1.17g、5.00mmol)を加え、得られた混合物を室温で3時間撹拌した。次いで、この反応混合物をCH
2Cl
2(35mL)で希釈し、7%HCl水溶液(2×35mL)、塩水(35mL)、飽和NaHCO
3水溶液(35mL)および再度塩水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して純粋なスルホンアミド2xを粘性の黄色油状物(1.14g、67%)として得た。MeOH(8.2mL)中のスルホンアミド2x(1.09g、3.21mmol)の溶液に、水(4.1mL)および水酸化ナトリウム(385mg、3.21mmol)を添加し、得られた混合物を45分間還流した。この溶液を10%水性HClで希釈し、Et
2O(30mL)で洗浄し、10%HClで強酸性とし、CH
2Cl
2(30mL、2×20mL)で抽出した。合体させた有機物を、水(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して、純粋なカルボン酸中間体(1.04g、99%)を黄色固体として得た。このカルボン酸(1.00g、3.07mmol)を塩化チオニル(6.6mL)に溶解し、得られた溶液を2時間撹拌し、次いで真空中で濃縮して、塩化アシル中間体を黄褐色の固体として得た。この物質をCHCl
3(13mL)に溶解し、塩化アルミニウム(1.31g、9.82mmol)を添加し、得られた混合物を1時間還流した。次いで、反応物を氷水(100mL)で急冷し、CH
2Cl
2(50mL、2×25mL)で抽出した。合体させた有機物を水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4、上で乾燥し、濃縮して、粘稠な褐色油状物として粗生成物を得た。少量のMeOHをこの油状物に添加したところ、黄褐色の結晶が形成された。これを粉砕し、上清をピペットで除去した。結晶を、追加の少量の氷冷MeOHで洗浄し、次いでMeOH〜再結晶させて、ケトン3xを光沢のある黄褐色の針状物として得た(400mg、42%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.27(d、J=8.6Hz、1H)、7.97−7.91(m、2H)、7.76−7.70(m、2H)、7.35−7.30(m、2H)、3.35(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 189.9、142.8、140.8、136.8、136.3、133.6、133.5、132.3、131.7、129.2、126.2、125.3、124.1、38.8;LR−MS C
14H
11ClNO
3Sについての計算値 [M+H]
+ 308.01、実測値308.47。
【化143】
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【0485】
6−エチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3y)
【化144】
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【0486】
スルホンアミド2Yは、2xについて説明した方法に従って、2−(クロロスルホニル)安息香酸(1.17g、5.00mmol)およびN−エチルアニリン(663μL、5.25mmol)から合成され、粘稠な黄橙色の油状物(1.20g、75%)が得られた。スルホンアミド2Y(1.14g、3.58mmol)を、ケトン3xの合成の下に説明した方法に従って対応するカルボン酸に変換し、粘稠な褐色油状物(1.09gであり、99%)として得た。このカルボン酸(1.06g、3.47mmol)を塩化チオニル(7.5mL)に溶解し、室温で2時間撹拌し、次いで真空中で濃縮して、塩化アシル中間体を粘稠な黄色油状物としてえた。この物質をCHCl
3(15mL)に溶解し、塩化アルミニウム(1.48g、11.1mmol)を添加し、得られた混合物を1.5時間還流した。次いで、反応物を氷水(100mL)で急冷し、CH
2Cl
2(50mL、2×25mL)で抽出した。合体させた有機物を、水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、暗緑色のガラスとして粗生成物を得た。この物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2C1:ヘキサン−8:2)で精製して、まだ幾らかの不純物を含有する黄褐色固体(297mg)を得た。次いで、これをMeOHから再結晶させて、純粋なケトン3yをオフホワイトの結晶(231mg、23%)として得た。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.31−8.27(m、1H)、8.02−7.96(m、2H)、7.74−7.68(m、2H)、7.66−7.60(m、1H)、7.42−7.36(m、2H)、3.84(q、J=7.2Hz、2H)、0.98(t、J=7.2Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 191.0、140.1、139.1、136.1、134.7、133.2、132.9、132.4、132.2、131.8、126.5、125,5、125.4、47.5、14.1;LR−MS C
15H
14NO
3Sについての計算値[M+H]
+ 288.07、実測値288.08。
【0487】
3−(エチルチオ)−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3z)
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0488】
無水DMF(0.67mL)中のNaHの懸濁液(鉱油中60%分散液、28.0mg、0.700mmol)にエタンチオール(50μL、0.675mmol)を添加し、得られた混合物を室温で15分間撹拌しました。ケトン3F(154mg、0.500mmol)を添加し、次いで混合物を室温で1.75時間撹拌した。反応物を水(10mL)で急冷し、CH
2Cl
2(10mL、2×5mL)で抽出した。合体させた有機物を水(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して、未だ残留DMF(殆どは高真空下での加熱により除去された)を含有する黄色油状物を得た。この油状物に少量のEt
2O(〜3mL)を加えると、微細な白色針状物が該混合物から結晶化した。氷上で冷却した後に、上清をピペットで除去し、結晶を少量の氷冷Et
2Oで数回洗浄し、次いで真空中で乾燥して、純粋な3zを微細な白色針状物として得た(108mg、65%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.30(dd、J=8.0、1.1Hz、1H)、7.89(d、J=8.2Hz、1H)、7.75(d、J=1.6Hz、1H)、7.64−7.58(m、1H)、7.49(dd、J=8.2、1.7Hz、1H)、7.40−7.31(m、2H)、3.32(s、3H)、3.09(q、J=7.4Hz、2H)、1.40(t、J=7.4Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 189.6、145.3、141.4、137.5、134.7、132.3、132.2、132.0、131.63、130.3、126.3、125.1、122.5、39.2、26.3、13.8;LR−MS C
16H
16NO
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 334.06、実測値 334.24。
【0489】
3−(イソプロピルチオ)−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3aa)
【化146】
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【0490】
ケトン3aaを、ケトン3Zについて記載した方法に従って、ケトン3F(308mg、1.00mmol)および2−プロパンチオールから調製し、粉末状の黄色結晶として得た(264mg、76%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.30(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、7.89(d、J=8.2Hz、1H)、7.80(d、J=1.9Hz、1H)、7.64−7.59(m、1H)、7.54(dd、J=8.2、1.9Hz、1H)、7.39−7.31(m、2H)、3.65(hept、J=6.7Hz、1H)、3.32(s、3H)、1.40(d、J=6.7Hz、6H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 189.7、144.5、141.4、137.4、134.8、132.5、132.3、132.2、132.1、131.5、126.3、125.0、124.3、39.2、37.0、22.9;LR−MS C
17H
18NO
3S
2についての計算値[M+H]
+ 348.07、実測値348.08。
【0491】
3−(ベンジロキシ)−6−メチルジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11(6H)−オン5,5−ジオキシド(3ab)
【化147】
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【0492】
無水アセトン(1.0mL)中のケトン3m(145mg、0.500mmol)およびK
2C0
3(138mg、1.00mmol)の混合物に臭化ベンジル(89.2μL、0.750mmol)を加え、該混合物を3時間還流させた。次いで、この混合物を室温にまで冷却し、アセトン(10mL)で希釈し、濾過し、濾過ケーキを追加のアセトンで洗浄した。合体させた濾液を濃縮して、黄橙色の油状物を得た。この物質をMeOHから再結晶させて、オフホワイトの結晶として純粋なケトン3abを得た(125mg、66%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.33(dd、J=8.1、1.4Hz、1H)、8.02(d、J=8.7Hz、1H)、7.63(td、J=8.0、1.6Hz、1H)、7.5,5(d、J=2.6Hz、1H)、7.47−7.34(m、7H)、7.24(dd、J=8.7、2.6Hz、1H)、5.22(s、2H)、3.31(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 189.1、161.8、141.2、139.0、135,5、134.7、134.5、132.4、132.3、129.0、128.7、128.5、127.8、126.6、125,5、119.6、111.7、71.0、39.3;LR−MS C
21H
18NO
4Sについての計算値[M+H]
+ 380.10、実測値 380.39。
【0493】
酢酸6−メチル−5,5−ジオキシド−11−オキソ−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−3−イル(3ac)
【化148】
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【0494】
無水CH
2Cl
2(10mL)中のケトン3m(230mg、0.795mmol)およびピリジン(0.30mL)の溶液に、0℃において塩化アセチル(0.50ml)を加えた。次いで、その混合物を室温まで加温し、1時間撹拌した。次いで、反応液を氷水で急冷し、CH
2Cl
2で抽出した。合体させた有機物をNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、粗生成物を得た。この物質をMeOHから令結晶化させることにより精製し、白色固体として純粋なケトン3acを得た(210mg、80%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.25(dd、J=8.1、1.6Hz、1H)、8.01(d、J=8.4Hz、1H)、7.79−7.73(m、2H)、7.63(dd、J=8.4、2.3Hz、1H)、7.58(dd、J=8.2、1.0Hz、1H)、7.45(ddd、J=8.2、7.2、1.2Hz、1H)、3.39(s、3H)、2.37(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 190.92、169.23、154.35、142.82、138.73、135.81、134.59、134.05、132.16、131.62、127.81、126.78、125.97、119.67、39.44、21.01;LR−MS C
16H
14NO
5Sについての計算値[M+H]
+332.06、実測値331.72。
【0495】
<N−置換11−アミノ−6−アルキル−6,11−ジヒドロジアリール[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシドの調製>
【化149】
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【0496】
<アルコール4a〜4abの調製のための一般的方法>
ナトリウムボロハイドライドを、MeOH(7mL)中のケトン3(1.0mmol)の氷冷溶液(または懸濁液)に加えた。室温で2〜3時間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液(5mL)および飽和NaHCO
3(5mL)を添加することにより反応を急冷した。MeOHを蒸発させ、沈殿を濾過し、水で洗浄した(或いは、残渣をEtOAcで抽出し、合体させた有機層を水で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濾過し、濃縮した)。この粗生成物をMeOH/水から結晶化し、または更なる精製を伴わずに次の工程で用いた。
【0497】
10−ヒドロキシ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4a)
【化150】
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【0498】
生成物4aを白色固体として得た(270mg、89%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.03(d、J=7.8Hz、1H)、7.87(d、J=7.7Hz、1H)、7.85−7.77(m、1H)、7.59(t、J=7.6Hz、1H)、7.37(d、J=5,5Hz、1H)、7.00(d、J=5,5Hz、1H)、6.65(d、J=6.8Hz、1H)、6.15(d、J=7.1Hz、1H)、3.02(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 139.2、135.8、135.0、134.0、131.0、128.7、128.0、126.9、125.6、124.1、69.2、39.8;LR−MS C
12H
10NO
2S
2についての計算値[M−OH]
+ 264.01、実測値264.68。
【0499】
3−ブロモ−10−ヒドロキシ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4b)
【化151】
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【0500】
生成物4bは淡黄色ガラス状物質として得られた(176mg、98%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.97(d、J=7.7Hz、1H)、7.75−7.66(m、2H)、7.5,5(t、J=7.5Hz、1H)、7.30(s、1H)、6.05(d、J=10.1Hz、1H)、4.67(dd、J=9.8、5.4Hz、1H)、2.86(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 36.0、134.9、134.6、133.9、132.6、129.7、129.4、128.9、123.2、108.9、71.5、39.2;LR−MS C
12H
9BrNO
2S
2についての計算値[M−OH]
+ 343.92、実測値 44.69。
【0501】
7−クロロ−10−ヒドロキシ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4c)
【化152】
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【0502】
生成物4cは褐色の固体として得られた(335.7mg、98%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)δ 7.94(d、J=2.0Hz、1H)、7.68−7.60(m、2H)、7.29(d、J=5.4Hz、1H)、6.84(d、J=5,5Hz、1H)、6.10(d、J=10.0Hz、1H)、4.61(d、J=10.1Hz、1H)、3.10(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 136.1、135.8、135.0、135.0、134.2、131.1、127.9、127.8、125.2、124.1、71.0、39.3;LR−MS C
12H
9ClNO
2S
2についての計算値[M−OH]
+ 297.98、実測値298.00。
【0503】
7−ブロモ−10−ヒドロキシ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4d)
【化153】
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【0504】
生成物4dを黄褐色の固体として得た(579mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.10(d、J=2.0Hz、1H)、7.80(dd、J=8.1、2.0Hz、1H)、7.57(d、J=8.2Hz、1H)、7.31(d、J=5.4Hz、1H)、6.85(d、J=5,5Hz、1H)、6.05(d、J=10.6Hz、1H)、4.49(d、J=10.6Hz、1H)、3.11(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 137.2、136.4、136.0、135.3、131.5、130.6、127.5、125.4、124.1、122.8、71.3、39.3;LR−MS C
12H
9BrNO
2S
2についての計算値[M−OH]
+ 341.93、実測値342.47。
【0505】
3−フルオロ−11−ヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4g)
【化154】
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【0506】
生成物4gを白色結晶性固体として得た(215mg、100%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.69(dt、J=8.7、4.3Hz、2H)、7.61(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.41(td、J=7.6、1.7Hz、1H)、7.37−7.26(m、3H)、5.93(d、J=9.7Hz、1H)、4.25(d、J=9.8Hz、1H)、3.19(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(C−Fカップリングによる追加のピーク) δ 163.3、160.8、138.9、135.3、134.0、133.9、132.6、132.6、131.8、130.1、127.9、127.1、120.3、120.1、115.9、115.7、39.5; LR−MS C
14H
11FNO
2Sについての計算値[M−OH]
+ 276.05、実測値276.12。
【0507】
11−ヒドロキシ−3−メトキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4h)
【化155】
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【0508】
生成物4hを白色結晶性固体として得た(153mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.60(dd、J=7.7、1.5Hz、1H)、7.56(d、J=8.5Hz、1H)、7.49(d、J=2.7Hz、1H)、7.38(td、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.32(td、J=7.5、1.4Hz、1H)、7.28(dd、J=7.9、1.3Hz、1H)、7.09(dd、J=8.4、2.7Hz、1H)、5.81(d、J=10.3Hz、1H)、4.43(d、J=10.3Hz、1H)、3.88(s、3H)、3.14(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 159.7、139.4、138.0、135.1、132.6、132.5、129.9、129.6、127.6、127.1、119.0、113.5,56.0、39.8; LR−MS C
15H
14NO
3Sについての計算値[M−OH]
+ 288.07、実測値287.93。
【0509】
11−ヒドロキシ−6−メチル−3−フェノキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4i)
【化156】
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【0510】
生成物4iを淡黄色ガラスとして得た(291mg、100%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.63−7.58(m、3H)、7.42−7.36(m、3H)、7.32(ddd、J=15.8、7.8、1.5Hz、2H)、7.19(ddd、J=11.0、5.2、1.8Hz、2H)、7.08−7.03(m、2H)、5.89(d、J=9.5Hz、1H)、4.41(d、J=9.8Hz、1H)、3.17(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 157.9、15,5.8、139.1、138.4、135.4、132.4、132.0、131.9、130.3、129.9、127.7、127.1、124.8、122.3、119.8、117.8、76.7、39.5; LR−MS C
20H
16NO
3Sについての計算値 [M−OH]
+350.09、実測値350.01。
【0511】
11−ヒドロキシ−3,6−ジメチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4j)
【化157】
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【0512】
生成物4jを白色固体として得た(220mg、91%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.82(d、J=8.0Hz、1H)、7.68(dd、J=7.4、1.6Hz、1H)、7.64(s、1H)、7.50−7.41(m、2H)、7.41−7.30(m、2H)、6.40(d、J=5.6Hz、1H)、5.41(d、J=5.7Hz、1H)、3.36(s、3H)、2.39(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 143.1、139.0、139.0、138.6、138.2、133.8、129.5、128.6、128.5、128.3、127.4、127.3、70.8、37.8、20.7;LR−MS C
15H
14NO
2Sについての計算値
[M−OH]
+ 272.07、実測値272.75。
【0513】
9−ブロモ−3−クロロ−11−ヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4k)
【化158】
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【0514】
粗生成物をMeOH/H
2Oから結晶化させた。生成物4kを白色固体として得た(280mg、96%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.01(dd、J=8.5、0.7Hz、1H)、7.89(dd、J=2.4、0.6Hz、1H)、7.79(d、J=2.2Hz、1H)、7.70(dd、J=8.5、2.2Hz、1H)、7.59(ddd、J=8.5、2.4、0.4Hz、1H)、7.46(d、J=8.5Hz、1H)、6.50(d、J=5.4Hz、1H)、5.83(d、J=5.6Hz、1H)、3.39(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 144.4、140.6、139.1、137.7、134.4、133.3、132.8、130.6、130.1、129.2、127.7、122.2、69.2、38.2;LR−MS C
14H
10BrClNO
2Sについての計算値 [M−OH]
+ 371.93、実測値372.86。
【0515】
11−ヒドロキシ−6−メチル−3−(メチルチオ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4l)
【化159】
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【0516】
生成物4lを淡黄色結晶性固体として得た(323mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.75(d、J=2.0Hz、1H)、7.57(dd、J=7.6、1.3Hz、1H)、7.54(d、J=8.2Hz、1H)、7.37(ddd、J=9.2、7.9、1.9Hz、2H)、7.32−7.27(m、2H)、5.89(d、J=9.4Hz、1H)、4.44(d、J=9.4Hz、1H)、3.16(s、3H)、2.51(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.8、138.8、137.4、136.0、134.0、131.2、130.4、130.3、129.7、127.7、127.0、124.8、75.9、39.2、15.4;LR−MS C
15H
14NO
2S
2についての計算値[M−OH]
+ 304.05、実測値304.71。
【0517】
3、11−Diヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4m)
【化160】
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【0518】
MeOH(5mL)中のケトン3acの氷冷懸濁液(95mg、0.287mmol)にNaBH(210mg)を加え、この発泡性混合物を直ちに室温まで加温し、1.5時間撹拌した。反応を再び0℃に冷却し、追加のNaBH
4(100mg)を加え、混合物を再度室温まで温め、更に1.5時間撹拌した。次いで、該反応混合物を飽和水性NH
4Cl(20mL)の中に注ぎ、1Mの水性HClでpHを〜3に調整した。次いで、該混合物をCH
2Cl
2で抽出し、合体させた有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮して粗生成物を得た。この物質を、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2+2%MeOH)により精製して、純粋なアルコール4mをオフホワイト色の固体として得た(72mg、86%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.91(s、1H)、7.75(d、J=8.6Hz、1H)、7.67(dd、J=7.5、1.7Hz、1H)、7.45(dd、J=7.7、1.5Hz、1H)、7.41−7.30(m、3H)、7.07(dd、J=8.6、2.6Hz、1H)、6.26(d、J=5.7Hz、1H)、5.29(d、J=6.0Hz、1H)、3.34(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6)(コンホマーにより複雑化したスペクトル) δ 157.8、142.6、140.2、138.9、131.6、129.8、129.6、128.63、128.57、128.1、120.0、119.9、114.73、114.65、71.8、71.6、38.4;LR−MS C
14H
12NO
3Sについての計算値 [M−OH]
+ 274.05、実測値 274.45。
【0519】
3−ブロモ−11−ヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4o)
【化161】
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【0520】
生成物4oを白色固体として得た(70mg、88%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.95−7.90(m、2H)、7.81(dd、J=8.5、2.1Hz、1H)、7.73−7.69(m、1H)、7.50(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.41(dd、J=7.2、5.2Hz、1H)、7.38(dd、J=7.1、1.7Hz、1H)、6.44(d、J=5.4Hz、1H)、5.62(d、J=5.4Hz、1H)、3.41(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 142.8、141.4、140.4、138.1、136.0、130.6、129.9、129.5、129.1、128.7、127.2、121.8、70.1、38.1;LR−MS C
14H
11BrNO
2Sについての計算値 [M−OH]
+ 335.97、実測値335.93。
【0521】
11−ヒドロキシ−3−ヨード−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4q)
【化162】
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【0522】
生成物4qを白色固体として得た(74.8mg、95%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3)(部分的な積分値を生じる〜4:1比率の二つのコンホマーとして観察された) δ 8.27(d、J=1.8Hz、1H)、7.99(dd、J=7.7、1.1Hz、0.2H)、7.93(dd、J=8.1、1.8Hz、0.8H)、7.68(d、J=7.2Hz、0.2H)、7.65−7.58(m、1H)、7.53(td、J=7.6、1.3Hz、0.2H)、7.44−7.37(m、1.8H)、7.37−7.29(m、1.8H)、5.92(s、1H)、4.40(d、J=9.6Hz、0.2H)、4.15(d、J=7.5Hz、0.8H)、3.20(s、2.4H)、3.14(s、0.6H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(コンホマーによる追加のピーク) δ 142.4、138.8、138.7、137.5、136.5、135.4、133.6、132.1、131.7、131.4、130.6、130.1、130.0、128.9、128.4、127.9、127.6、127.0、126.9、93.6、76.2、39.3;LR−MS C
14H
11INO
2Sについての計算値[M−OH]
+ 383.96、実測値383.71。
【0523】
11−ヒドロキシ−7−メトキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4r)
【化163】
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【0524】
アルコール4rを、以下で説明する方法により下記のスキームに従って合成した。
【化164】
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【0525】
無水ピリジン(375mL)中の2−アミノ−3−メトキシベンズアルデヒド(800mg、5,29mmol)の溶液に、塩化2−ヨードベンゼンスルホニル(1.52g、5.04mmol)を加え、この橙褐色の溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、反応混合物を、CH
2Cl
2(50mL)で希釈し、7%HCl水溶液(2×50mL)、塩水(50mL)、飽和水性NaHCO
3(50mL)、および再び塩水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ
、濃縮して橙褐色の油状物を得た。この粗製物質を反復カラムクロマトグラフィー(カラム1:CH
2Cl
2、4カラム容積→CH
2Cl
2:Et
2O−1:1、2カラム容積/カラム2:ヘキサン:EtOAc−7:3、2カラム容積→1:1、終了まで)により精製し、純粋なスルホンアミド4r’を褐色結晶性固体として得た(668mg、32%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 10.32(s、1H)、8.19(s、1H)、8.10(dd、J=7.8、0.9Hz、1H)、7.76(dd、J=7.9、1.5Hz、1H)、7.48(d、J=7.8Hz、1H)、7.31(dd、J=11.1、4.2Hz、1H)、7.27(t、J=8.0Hz、1H)、7.17(dd、J=7.7、1.6Hz、1H)、6.91(dd、J=8.2、1.1Hz、1H)、3.42(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 191.1、153.1、142.5、142.2、133.5、132.7、131.0、127.9、127.7、127.0、121.8、116.1、93.1、5,5.3;LR−MS C
14H
13INO
4Sについての計算値[M+H]
+ 417.96、実測値418.52。
【0526】
無水DMF(2.2mL)中の水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、120mg、3.00mmol)の懸濁液に、無水DMF(2.2mL)中のスルホンアミド4r’626mg、1.50mmol)の溶液を4分に亘って滴下により添加し、得られたレモン色ないし黄色の溶液を室温で30分間撹拌した。次に、ヨウ化メチル(187μL、3.00mmol)を加え、該混合物を1時間攪拌し、次いで氷水(30mL)で急冷した。得られた白色沈殿を回収し、ヘキサンおよびEt
2Oで洗浄し、乾燥して、純粋なスルホンアミド4r’’の最初の収穫物を白色結晶性固体として得た(231mg)。次いで、濾液をヘキサンで洗浄し、4:1、Et
2O:CH
2Cl
2(2×25mL)で抽出し、その際には最初にCH
2Cl
2を加えて確実に溶解させ、次いでEt
2Oで希釈した。合体させた有機層を水(2×50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して淡黄色の油性固体を得た。この物質に少量のEt
2Oを加えると、多量の結晶が形成された。上清を除去した後、これらの結晶を少量の氷冷Et
2Oで3回洗浄し、乾燥して純粋なスルホンアミド4r’’の2回目の収穫物を得た(281mg)。4r’’の合計の収量は512mg(79%)であった。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 10.36(d、J=0.8Hz、1H)、8.11(dd、J=7.8、1.2Hz、1H)、7.79(dd、J=8.0、1.6Hz、1H)、7.56(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.43−7.38(m、1H)、7.38−7.34(m、1H)、7.14(td、J=7.7、1.7Hz、1H)、6.99(dd、J=8.2、1.3Hz、1H)、3.53(s、3H)、3.39(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 190.3、157.3、143.1、143.0、136.8、133.1、131.9、130.9、130.1、128.0、119.9、116.7、91.9、5,5.4、40.0;LR−MS C
15H
15INO
4Sについての計算値 [M+H]
+ 431.98、実測値432.66。
【0527】
無水DMF(4.8mL)中のCrCl
2(474mg、3.86mmol)およびNiCl
2(50.0mg、0.386mmol)の懸濁液に、無水DMF(4.8mL)中のスルホンアミド4r”の溶液(416mg、0.965mmol)を4分間に亘って滴下により加えた。得られたほぼ黒色の混合物を90℃で1.5時間加熱し、次いで水(50mL)で急冷し、Et
2O(50mL、2×25mL)で抽出した。合体させた有機層を塩水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、黄色油状物を得た。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2、2カラム容積→ CH
2Cl
2:Et
2O−80:1、2カラム容積→40:1、2カラム容積→20:1、2カラム容積)により精製して、純粋でない生成物を白色泡状物として得た。少量のEt
2Oを加えると結晶化が生じた。該結晶を洗浄した後、この結晶化方法を繰り返して、微細な白色結晶として純粋なアルコール4rを得た(132mg、45%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3)(コンホマーによる幾つかのピークの顕著なブロード化が観察された) δ 7.99(d、J=7.8Hz、1H)、7.70(brs、1H)、7.58(t、J=6.9Hz、1H)、7.49(t、J=7.7Hz、1H)、7.32(t、J=8.0Hz、1H)、7.21(br s、1H)、6.95(d、J=7.7Hz、1H)、6.01(br s、1H)、4.10(br s、1H)、3.93(s、3H)、3.05(br s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 156.0、139.5、138.4、137.5、133.1、129.1、128.8、128.6、126.7、121.5、112.1、74.9、56.3、37.1;LR−MS C
15H
14NO
3Sについての計算値[M−OH]
+ 288.07、実測値 288.72。
【0528】
11−ヒドロキシ−6−メチル−3−フェニル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4t)
【化165】
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【0529】
生成物4tが白色固体として得られた(235mg、94%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.08−8.03(m、2H)、7.91(dd、J=8.2、1.9Hz、1H)、7.74(dd、J=7.3、1.7Hz、1H)、7.72−7.66(m、2H)、7.54−7.46(m、3H)、7.45−7.34(m、3H)、6.51(d、J=5,5Hz、1H)、5,55(d、J=5.7Hz、1H)、3.41(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 142.8、141.8、140.0、139.9、139.7、138.6、131.4、130.0、129.7、129.0、128.8、128.4、128.0、127.8、127.4、126.4、70.6、38.0;LR−MS C
20H
16NO
2Sについての計算値[M−OH]
+ 334.09、実測値 334.15。
【0530】
11−ヒドロキシ−6−メチル−3−(メチルスルホニル)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4u)
【化166】
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【0531】
生成物4uを白色固体として得た(217mg、99%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.32(d、J=1.8Hz、1H)、8.28(d、J=8.3Hz、1H)、8.18(dd、J=8.3、1.8Hz、1H)、7.75(dd、J=7.2、1.8Hz、1H)、7.56−7.52(m、1H)、7.41(pd、J=7.3、1.6Hz、2H)、6.62(d、J=5.3Hz、1H)、5.81(d、J=5.3Hz、1H)、3.45(s、3H)、3.22(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 146.5、142.6、142.2、140.6、137.7、131.6、130.0、129.3、128.6、128.2、127.2、126.9、69.7、44.1、37.9; LR−MS C
15H
14NO
4S
2としての計算値[M−OH]
+ 336.04、実測値 336.19。
【0532】
11−ヒドロキシ−6−メチル−3−(メチルスルフィニル)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4v)
【化167】
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【0533】
生成物4vを白色泡状物として得た(152mg、98%、ジアステレオマーの1:1混合物)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因した部分的な積分) δ 8.15(d、J=1.5Hz、0.5H)、8.03(d、J=1.5Hz、0.5H)、7.98−7.85(m、1.5H)、7.76(dd、J=8.1、1.6Hz、0.5H)、7.63(d、J=7.4Hz、1H)、7.41−7.29(m、3H)、6.21(s、1H)、4.58(br s、1H)、3.29(s、1.5H)、3.29(s、1.5H)、2.73(s、1.5H)、2.73(s、1.5H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因する追加のピーク) δ 146.4、142.2、142.1、139.2、138.8、138.3、138.1、137.5、129.8、129.7、129.3、129.1、128.8、128.3、127.9、127.6、127.2、123.5、123.3、73.0、72.8、43.8、38.5、38.4; LR−MS C
15H
14NO
3S
2としての計算値[M−OH]
+ 320.04、実測値 320.20。
【0534】
2−クロロ−11−ヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4w)
【化168】
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【0535】
生成物4wを白色固体として得た(195mg、95%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.00(d、J=1.5Hz、1H)、7.86(d、J=8.5Hz、1H)、7.74(dd、J=7.1、1.8Hz、1H)、7.58−7.49(m、2H)、7.46−7.36(m、2H)、6.53(d、J=5.3Hz、1H)、5.74(d、J=5.4Hz、1H)、3.42(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 143.6、142.8、138.7、138.2、138.1、130.3、129.8、129.0、128.9、128.4、126.8、126.6、69.4、37.7;LR−MS C
14H
11ClNO
2Sについての計算値[M−OH]
+ 292.02、実測値 292.38。
【0536】
8−クロロ−11−ヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4x)
【化169】
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【0537】
生成物4xを、オフホワイトの泡状物として得た(384mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.96(dd、J=7.8、1.1Hz、1H)、7.68(d、J=7.5Hz、1H)、7.62(td、J=7.5、1.3Hz、1H)、7.58−7.5,5(m、1H)、7.52(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.30−7.26(m、2H)、5.94(d、J=9.0Hz、1H)、4.50(d、J=9.5Hz、1H)、3.14(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.2、137.6、136.6、135.0、134.0、133.8、132.8、130.1、128.9、128.1、127.7、126.6、75.9、39.1;LR−MS C
14H
11ClNO
2Sについての計算値 [M−OH]
+ 292.02、実測値292.51。
【0538】
6−エチル−11−ヒドロキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4y)
【化170】
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【0539】
生成物4yを淡黄色ガラスとして得た(226mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.98(dd、J=7.8、1.1Hz、1H)、7.68(d、J=7.5Hz、1H)、7.65−7.57(m、2H)、7.50(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.41−7.32(m、3H)、5.99(s、1H)、4.22(d、J=6.6Hz、1H)、3.77−3.68(m、2H)、0.90(t、J=7.2Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 139.0、138.1、137.2、137.0、133.3、131.9、129.9、129.8、128.9、127.9、127.8、127.4、76.6、47.0、13.9;LR−MS C
15H
14NO
2Sについての計算値 [M−OH]
+ 272.07、実測値 271.97。
【0540】
3−(エチルチオ)−11−ヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4z)
【化171】
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【0541】
生成物4zを黄色ガラスとして得た(106mg、98%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.84(s、1H)、7.63−7.53(m、2H)、7.46(d、J=7.6Hz、1H)、7.42−7.26(m、3H)、5.92(d、J=9.0Hz、1H)、4.47(d、J=9.2Hz、1H)、3.18(s、3H)、3.02(dd、J=14.2、7.0Hz、2H)、1.36(t、J=7.2Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 139.3、138.8、137.4、135.9、134.6、132.1、131.2、130.4、129.8、127.7、127.0、126.6、75.8、39.2、27.0、14.0;LR−MS C
16H
16NO
2S
2についての計算値 [M−OH]
+ 318.06、実測値 318.29。
【0542】
11−ヒドロキシ−3−(イソプロピルチオ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4aa)
【化172】
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【0543】
生成物4aaを黄色ガラスとして得た(264mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.88(s、1H)、7.60−7.54(m、2H)、7.49(dd、J=8.0、0.8Hz、1H)、7.36−7.25(m、3H)、5.94(d、J=8.5Hz、1H)、4.47(d、J=8.8Hz、1H)、3.52−3.40(m、1H)、3.16(s、3H)、1.31(dd、J=6.7、3.0Hz、6H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 138.5、138.0、137.4、136.5、135.6、134.6、130.6、129.9、129.6、129.0、127.7、127.0、75.0、39.0、37.8、22.9;LR−MS C
17H
18NO
2S
2についての計算値 [M−OH]
+ 332.08、実測値 332.32。
【0544】
3−(ベンジロキシ)−11−ヒドロキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(4ab)
【化173】
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【0545】
生成物4abを粉末状白色固体として得た(115mg、97%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.62−7.58(m、2H)、7.56(d、J=8.4Hz、1H)、7.46−7.30(m、7H)、7.28(dd、J=7.9、1.1Hz、1H)、7.17(dd、J=8.4、2.7Hz、1H)、5.80(d、J=10.6Hz、1H)、5.15(s、2H)、4.41(d、J=10.6Hz、1H)、3.12(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 158.8、139.6、138.0、136.0、134.8、132.9、132.8、129.9、129.8、128.9、128.5、127.8、127.6、127.1、119.8、114.5、70.8、39.9;LR−MS C
21H
18NO
3Sについての計算値 [M−OH]
+ 364.10、実測値 364.41。
【0546】
<塩化物5a〜5abの調製のための一般手順>
塩化チオニル(4.0−6.0mmol)を、無水CH
2Cl
2(7mL)中のアルコール4(1.0mmol)の溶液に滴下により加えた(幾つかの場合にはニートの塩化チオニルを用いた)。反応混合物を室温で2〜18時間攪拌し、次いで濃縮して、塩化物5を白色もしくはオフホワイトの固体として得、これを更に精製することなく次の反応に直接使用した。
【0547】
10−クロロ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5a)
【化174】
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【0548】
過剰の塩化チオニルを使用し、また反応時間を延長したにも関わらず、完全な変換は達成されなかった。この粗生成物は茶褐色固体として得られ(170mg、4aおよび5aの混合物−
1H−NMRにより1:2と決定された)、更に生成することなく次の工程で用いられた。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.03(d、J=7.8Hz、1H)、7.93(d、J=7.6Hz、1H)、7.82(dd、J=7.5、1.4Hz、1H)、7.74(td、J=7.6、1.3Hz、1H)、7.64(d、J=5,5Hz、1H)、7.13(s、1H)、7.03(d、J=5,5Hz、1H)、3.08(s、3H).
3−ブロモ−10−クロロ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5b)
【化175】
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【0549】
生成物5bを淡褐色の固体として得た(168mg、94%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.08(dd、J=7.7、1.2Hz、1H)、7.78(d、J=7.6Hz、1H)、7.70(td、J=7.6、1.3Hz、1H)、7.61(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.36(s、1H)、6.74(s、1H)、2.97(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 136.6、136.0、134.2、132.6、131.5、131.0、129.9、129.8、123.8、110.0、58.1、39.2;LR−MS C
12H
9BrNO
2S
2についての計算値 [M−Cl]
+ 343.92、実測値 344.71。
【0550】
7,10−Diクロロ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5c)
【化176】
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【0551】
生成物5cを暗褐色泡状物として定量的収率で得た。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.99(d、J=2.1Hz、1H)、7.74(d、J=8.3Hz、1H)、7.64(dd、J=8.2、2.2Hz、1H)、7.32(d、J=5.3Hz、1H)、6.85(d、J=4.7Hz、2H)、3.13(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 137.28、137.05、135.80、133.93、131.73、131.36、128.10、126.22、125.84、124.62、57.62、39.39;LR−MS C
12H
9ClNO
2S
2としての計算値 [M−Cl]
+ 297.98、実測値 298.00。
【0552】
7−ブロモ−10−クロロ−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5d)
【化177】
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【0553】
生成物5dを、NMRにより6%の出発物質を含有する褐色固体として得た(577mg、出発物質不純物について補正して92%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.14(d、J=2.0Hz、1H)、7.80(dd、J=8.3、2.0Hz、1H)、7.67(d、J=8.3Hz、1H)、7.32(d、J=5,5Hz、1H)、6.85(d、J=6.8Hz、1H)、6.84(s、1H)、3.13(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 137.3、137.04、137.00、131.9、131.8、130.9、126.1、125.8、124.6、123.6、57.7、39.4;LR−MS C
12H
9BrNO
2S
2についての計算値[M−Cl]
+ 341.93、実測値 342.47。
【0554】
11−クロロ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5e)
【化178】
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【0555】
塩化物5eを、Gilleron等(2007)に記載の方法に従って調製した。
1H−NMR(500MHz、アセトン−d
6) δ 7.97(dd、J=7.3、1.8Hz、1H)、7.83−7.78(m、1H)、7.74−7.63(m、4H)、7.59(t、J=7.6Hz、1H)、7.43(t、J=7.5Hz、1H)、6.65(s、1H)、3.56(s、3H)。
【0556】
3,11−ジクロロ6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5f)
【化179】
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【0557】
塩化物5fは、Ark Pharm、Inc.(Libertyville、IL)から購入し、更に精製することなく使用した。
【0558】
11−クロロ−3−フルオロ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5g)
【化180】
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【0559】
生成物5gを白色固体として得た(219mg、99%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.71(dd、J=8.1、2.7Hz、1H)、7.58−7.49(m、3H)、7.43(d、J=7.5Hz、1H)、7.39−7.34(m、1H)、7.26−7.21(m、1H)、6.14(s、1H)、3.59(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(C-Fカップリングによる追加のピーク) δ 163.9、161.8、142.5 139.3 137.8 133.8、133.8、131.7、131.3、130.1、129.5、129.0、119.8、119.7、115,5、115.3,63.7、39.3;LR−MS C
14H
11FNO
2Sについての計算値[M−Cl]
+ 276.05、実測値 275.78。
【0560】
11−クロロ−3−メトキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5h)
【化181】
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【0561】
生成物5hをオフホワイト色の固体として得た(158mg、99%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.57−7.39(m、5H)、7.34(t、J=7.4Hz、1H)、7.05(dd、J=8.6、2.6Hz、1H)、6.14(s、1H)、3.88(s、3H)、3.58(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 160.7、141.6、139.5、138.3、133.4、131.4、130.0、129.5、128.8、127.1、119.3、112.0、64.7、56.0、39.3;LR−MS C
15H
14NO
3Sについての計算値 [M−Cl]
+ 288.07、実測値 287.94。
【0562】
11−クロロ−6−メチル−3−フェノキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5i)
【化182】
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【0563】
生成物5iをオフホワイト色の固体として得た(283mg、97%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.57(d、J=2.6Hz、1H)、7.5,5−7.47(m、3H)、7.45−7.33(m、4H)、7.21(t、J=7.4Hz、1H)、7.11(dd、J=8.6、2.6Hz、1H)、7.09−7.03(m、2H)、6.14(s、1H)、3.58(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 159.3、15,5.3、142.0、139.4、138.1、133.5、131.5、130.4、130.0、129.5、129.0、128.9、125.1、121.5、120.2、116.7、64.4、39.3;LR−MS C
20H
16NO
3Sについての計算値 [M−Cl]
+ 350.09、実測値 349.75。
【0564】
11−クロロ−3,6−ジメチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5j)
【化183】
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【0565】
生成物5jをオフホワイト色の固体として得た(220mg、94%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.83(s、1H)、7.56−7.47(m、2H)、7.46−7.40(m、2H)、7.37−7.31(m、2H)、6.13(s、1H)、3.58(s、3H)、2.42(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 141.0、140.2、139.5、138.2、133.3、132.3、131.5、131.4、130.0、129.4、128.8、128.4、64.4、39.1、21.2;LR−MS C
15H
14NO
2Sについての計算値 [M−Cl]
+ 272.07、実測値 272.75。
【0566】
9−ブロモ−3,11−ジクロロ6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5k)
【化184】
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【0567】
生成物5kをオフホワイト色の固体として得た(270mg、99%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.91(s、1H)、7.90(s、1H)、7.82(d、J=8.4Hz、1H)、7.79−7.73(m、2H)、7.64(d、J=8.5Hz、1H)、6.67(s、1H)、3.54(s、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 143.0、140.4、139.9、136.6、135.2、135.0、134.4、134.0、133.6、132.1、127.9、122.1、62.6、39.4;LR−MS C
14H
10BrClNO
2Sについての計算値 [M−Cl]
+ 371.93、実測値 372.84。
【0568】
11−クロロ−6−メチル−3−(メチルチオ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5l)
【化185】
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【0569】
生成物5lをオフホワイト色の固体として得た(329mg、98%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.78(s、1H)、7.56−7.47(m、2H)、7.45−7.40(m、2H)、7.38−7.32(m、2H)、6.12(s、1H)、3.58(s、3H)、2.53(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 142.9、140.9、139.4、137.9、131.9、131.5、130.9、130.1、129.6、129.5、128.9、124.1、64.5、39.3、15.3;LR−MS C
15H
14NO
2S
2についての計算値 [M−Cl]
+ 304.05、実測値 304.74。
【0570】
3−ブロモ−11−クロロ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5o)
【化186】
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【0571】
生成物5oを白色固体として得た(60mg、95%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.14(d、J=2.0Hz、1H)、7.66(dd、J=8.3、2.1Hz、1H)、7.54−7.50(m、2H)、7.45−7.40(m、2H)、7.38−7.33(m、1H)、6.10(s、1H)、3.58(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 142.0、139.2、137.5、135.6、134.1、133.0、131.7、131.0、130.2、129.5、129.0、124.3,63.7、39.3; LR−MS C
14H
11BrNO
2Sについての計算値 [M−Cl]
+ 335.97、実測値 336.01。
【0572】
11−クロロ−3−ヨード−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5q)
【化187】
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【0573】
生成物5qを灰色固体として得た(73.4mg、96%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.32(d、J=1.8Hz、1H)、7.87(dd、J=8.2、1.8Hz、1H)、7.57−7.48(m、2H)、7.43(d、J=7.1Hz、1H)、7.39−7.33(m、1H)、7.27(d、J=7.1Hz、1H)、6.08(s、1H)、3.57(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 141.8、141.5、139.3、137.6、136.7、134.7、132.9、131.7、130.1、129.5、129.0、95.4、63.8、39.3;LR−MS C
14H
11INO
2Sについての計算値 [M−Cl]
+ 383.96、実測値 383.70。
【0574】
11−クロロ−7−メトキシ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5r)
【化188】
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【0575】
生成物5rを白色固体として得た(70.4mg、定量的)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.04−7.97(m、1H)、7.56−7.47(m、3H)、7.31(t、J=8.0Hz、1H)、7.05(d、J=8.4Hz、1H)、6.99(d、J=7.7Hz、1H)、6.03(s、1H)、3.97(s、3H)、3.54(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 158.4、141.2、140.1、135.1、132.2、131.7、130.4、130.0、128.1、127.4、121.3、114.1、64.7、56.4、38.1;LR−MS C
15H
14NO
3Sとしての計算 [M−Cl]
+ 288.07、実測値288.07。
【0576】
11−クロロ−6−メチル−3−フェニル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5t)
【化189】
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【0577】
生成物5tを白色固体として得た(235mg、99%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.23(d、J=1.9Hz、1H)、7.76(dd、J=8.1、2.0Hz、1H)、7.65−7.59(m、3H)、7.56(dd、J=7.9、1.4Hz、1H)、7.52(td、J=7.9、7.5、1.5Hz、1H)、7.49−7.44(m、3H)、7.44−7.38(m、1H)、7.36(td、J=7.6、1.5Hz、1H)、6.21(s、1H)、3.61(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 143.5、140.9、139.5、138.6、138.0、133.7、132.1、131.5、130.9、130.1、129.5、129.2、128.8、128.7、127.3、126.6、64.3、39.2;LR−MS C
20H
16NO
2Sについての計算値 [M−Cl]
+ 334.09、実測値 334.15。
【0578】
11−クロロ−6−メチル−3−(メチルスルホニル)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5u)
【化190】
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【0579】
ニートの塩化チオニルを使用した。生成物5uをオフホワイト色の固体として得た(210mg、94%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.57(d、J=1.8Hz、1H)、8.10(dd、J=8.1、1.9Hz、1H)、7.79(d、J=8.2Hz、1H)、7.58−7.51(m、2H)、7.47(d、J=7.5Hz、1H)、7.43−7.35(m、1H)、6.21(s、1H)、3.60(s、3H)、3.10(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 142.5、142.0、140.4、139.0、136.9、132.6、132.1、130.9、130.3、129.5、129.2、127.7、63.0、44.5、39.2;LR−MS C
15H
14NO
4S
2についての計算値[M−Cl]
+ 336.04、実測値 336.18。
【0580】
11−クロロ−6−メチル−3−(メチルスルフィニル)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5v)
【化191】
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【0581】
以下に記載する代替法により塩化物5vを調製した。無水CH
2Cl
2(3.4mL)中のアルコール4v(74.9mg、0.222mmol)の溶液に、無水Et
2O(0.67mL、1.33mmol)中のHClの2.0M溶液を加え、得られた溶液を室温で1.25時間攪拌した。次いで、それを真空中で直接濃縮して、純粋な塩化物5vをオフホワイト色の固体として得た(76.0mg、96%、ジアステレオマーの1:1混合物)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因する部分的な積分) δ 8.13(s、1H)、7.95(dt、J=8.1、2.1Hz、1H)、7.77(d、J=7.7Hz、1H)、7.58−7.50(m、2H)、7.47(d、J=7.1Hz、1H)、7.41−7.35(m、1H)、6.20(s、0.5H)、6.19(s、0.5H)、3.61(s、1.5H)、3.60(s、1.5H)、2.80(s、1.5H)、2.77(s、1.5H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(ジアステレオマー混合物に起因する追加のピーク) δ 148.8、141.6、139.1、137.7、137.4、132.8、132.7、131.9、130.3、130.2、129.5、129.5、129.1、127.3、123.7、123.5、63.5、63.5、44.0、39.2; LR−MS C
15H
14NO
3S
2についての計算値 [M−Cl]
+ 320.04、実測値 320.20。
【0582】
2,11−ジクロロ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5w)
【化192】
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【0583】
生成物5wを白色固体として得た。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.97(d、J=8.5Hz、1H)、7.60−7.50(m、4H)、7.46(d、J=7.4Hz、1H)、7.41−7.35(m、1H)、6.11(s、1H)、3.60(s、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 139.1、138.7、138.3、137.3、136.9、131.6、130.9、130.1、129.9、129.6、129.2、128.8、63.1、38.9;LR−MS C
14H
11ClNO
2Sについての計算値 [M−Cl]
+ 292.02、実測値 292.38。
【0584】
8,11−ジクロロ6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5x)
【化193】
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【0585】
生成物5xをオフホワイト色の固体として得た(390mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.04−7.99(m、1H)、7.59−7.51(m、4H)、7.39(d、J=8.3Hz、1H)、7.32(dd、J=8.3、2.0Hz、1H)、6.14(s、1H)、3.5,5(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.7、140.2、136.9、136.4、134.8、132.8、131.5、131.1、130.4、129.5、129.0、128.1、63.6、39.0;LR−MS C
14H
11ClNO
2Sについての計算値 [M−Cl]
+ 292.02、実測値 292.56。
【0586】
11−クロロ−6−エチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5y)
【化194】
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【0587】
生成物5yを白色固体として得た(230mg、98%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.04−8.00(m、1H)、7.59−7.45(m、6H)、7.37(td、J=7.6、1.3Hz、1H)、6.22(s、1H)、4.12(dq、J=14.4、7.2Hz、1H)、3.83(dq、J=14.2、7.1Hz、1H)、1.45(t、J=7.2Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.7、138.4、138.1、135.1、132.5、131.4、131.2、130.8、130.4、130.2、129.0、128.3,64.1、48.0、16.3;LR−MS C
15H
14NO
2Sについての計算値[M−Cl]
+ 272.07、実測値 271.97。
【0588】
11−クロロ−3−(エチルチオ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5z)
【化195】
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【0589】
生成物5zを淡ピンク色の固体として得た(109mg、100%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.83(d、J=1.5Hz、1H)、7.5,5−7.47(m、2H)、7.44−7.37(m、3H)、7.37−7.32(m、1H)、6.11(s、1H)、3.58(s、3H)、3.03(q、J=7.4Hz、2H)、1.36(t、J=7.4Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 141.6、140.9、139.4、137.9、131.9、131.5、131.4、131.0、130.1、129.5、128.9、125.7、64.4、39.3、26.8、14.0;LR−MS C
16H
16NO
2S
2についての計算値 [M−Cl]
+ 318.06、実測値 318.11。
【0590】
11−クロロ−3−(イソプロピルチオ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5aa)
【化196】
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【0591】
生成物5aaを淡橙色の固体として得た(265mg、98%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.91(s、1H)、7.56−7.47(m、2H)、7.47−7.41(m、3H)、7.35(td、J=7.6、1.5Hz、1H)、6.12(s、1H)、3.58(s、3H)、3.57−3.49(m、1H)、1.35(t、J=6.2Hz、6H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.8、140.7、139.4、137.9、133.2、132.1、131.9、131.5、130.1、129.5、128.9、128.1、64.3、39.2、37.5、23.1;LR−MS C
17H
18NO
2S
2についての計算値 [M−Cl]
+ 332.08、実測値 332.30。
【0592】
3−(ベンジロキシ)−11−クロロ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(5ab)
【化197】
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【0593】
生成物5abをオフホワイト色の固体として得た(113mg、99%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.60(d、J=2.7Hz、1H)、7.53(dd、J=7.8、1.3Hz、1H)、7.49(td、J=7.5、1.4Hz、1H)、7.46(d、J=8.7Hz、1H)、7.44−7.38(m、5H)、7.37−7.32(m、2H)、7.11(dd、J=8.6、2.7Hz、1H)、6.14(s、1H)、5.12(s、2H)、3.58(s、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 159.86、141.66、139.48、138.21、135.86、133.39、131.41、130.03、129.50、128.88、128.81、128.54、127.78、127.30、119.70、113.13、70.75、64.67、39.30;LR−MS C
21H
18NO
3Sについての計算値 [M−Cl]
+ 364.10、実測値 364.44。
【0594】
<N−置換11−アミノ−6−アルキル−6,11−ジヒドロジアリール[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシドの調製のための一般手順>
N−置換11−アミノ−6−アルキル−6,11−ジヒドロジアリール[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシドを、一般的方法A、B、またはCに従って、アミンを用いた対応する塩化物5のアミノ化を介して調製した。
【0595】
方法A:
アミン(0.26mmol)およびEt
3N(0.40mmol)を、ニトロメタン(1mL)中の塩化物5(0.2mmol)の溶液に加えた。反応瓶をAr下に密封し、60℃まで20分間加熱した。反応混合物を濃縮し、粗生成物カラムクロマトグラフィーにより精製した。
【0596】
方法B:
ニトロメタン(1.0mL)中の塩化物5の懸濁液にアミン(1.00mmol)を加え、この混合物を60℃まで加温し、TLCにより反応が完了したことが示されるまで攪拌したまま放置した(典型的には<30分)。反応混合物を濃縮し、残渣をEt
2O(10mL)と水(10mL)の間で分配させた。エーテル層を分離し、水層を再度Et
2O(10mL)で抽出した。合体させた有機層をH
2O(10mL)および10%NH
4OH(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して生成物を得た。必要であれば、該生成物をカラムクロマトグラフィーにより更に精製した。或いは、幾つかの場合には抽出を行わず、濃縮された反応物をカラムクロマトグラフィーにより直接精製した。
【0597】
方法C:
ニトロメタン(1.0mL)中の塩化物5の懸濁液にアミン塩酸塩(0.600mmol)およびEt
3N(1.20mmol)を加え、この混合物を60℃まで加温し、反応が完了したことがTLCにより示されるまで攪拌したまま放置した(典型的には<30分)。反応混合物を濃縮し、残渣をEt
2O(10mL)と水(10mL)の間で分配させた。合体させた有機層をH
2O(10mL)および10%NH
4OH(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して生成物を得た。必要であれば、該生成物をカラムクロマトグラフィーにより更に精製した。或いは、幾つかの場合には抽出を行わず、濃縮された反応物をカラムクロマトグラフィーにより直接精製した。
【0598】
7−((4−メチル−5,5−ジオキシド−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(6)
【化198】
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【0599】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−2:1)により精製した。生成物6が粘性の黄色油状物として得られた(96mg、2工程後で56%)。2回目のカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−1:1)を行って、強い黄色を除去した(この2回目の精製の後、54mgの黄色固体を得た)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.98−7.92(m、1H)、7.80(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.74(d、J=7.2Hz、1H)、7.61(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.33(d、J=5,5Hz、1H)、6.96(d、J=5,5Hz、1H)、5,55(d、J=9.4Hz、1H)、4.07(q、J=7.1Hz、2H)、2.96(s、3H)、2.78(t、J=8.2Hz、2H、残留アセトンのピークと一部重なる)、2.69−2.58(m、1H) 2.27(t、J=7.4Hz、2H)、1.67−1.51(m、4H)、1.48−1.31(m、4H)、1.20(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 173.6、137.2、136.2、136.2、134.8、132.0、129.2、129.0、128.7、125.7、124.6、60.9、60.4、48.3、39.8、34.6、30.7、27.6、25.7;LR−MS C
21H
29N
2O
4S
2についての計算値 [M+H]
+ 437.16、実測値 438.13。
【0600】
10−((3−メトキシプロピル)アミノ)−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(7)
【化199】
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【0601】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−1:2)により精製した。生成物7が粘性の青色油状物としいて得られた。(43mg、2工程後で54%)。2回目のカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−1:1)を行って、強い青色を除去した(この2回目の精製の後、23mgの黄色固体を得た)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.95(dd、J=7.7、1.0Hz、1H)、7.80(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.74(d、J=7.3Hz、1H)、7.61(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.33(d、J=5,5Hz、1H)、6.97(d、J=5,5Hz、1H)、5,55(br d、1H)、3.50(t、J=6.2Hz、2H)、3.28(s、3H)、3.19−3.06(m、J=1H)、2.96(s、3H)、2.91−2.68(m、2H、残留アセトンのピークと一部重なる)、1.78(p、J=6.4Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 137.2、136.2、136.1、134.8、131.9、129.0、128.9、128.7、125.8、124.5、71.4、60.9、58.6、45.7、39.8、31.0;LR−MS C
16H
21N
2O
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 353.10、実測値 353.86。
【0602】
6−メチル−11−(ペンチルアミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(8)
【化200】
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【0603】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−2:1)により精製した。生成物8が粘性の無色油状物として得られた(65mg、94%)。
1H−NMR(400MHz、メタノール−d
4) δ 7.93(d、J=7.7Hz、1H)、7.63−7.59(m、2H)、7.56−7.46(m、2H)、7.45−7.37(m、2H)、7.32(td、J=7.3、1.8Hz、1H)、5.08(s、1H)、3.27(s、3H)、2.53−2.36(m、2H)、1.57−1.40(m、2H)、1.31−1.16(m、4H)、0.86(t、J=6.9Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、メタノール−d
4) δ 140.6、139.9、139.3、139.2、133.8、132.0、132.0、130.4、129.6、129.4、128.9、128.7、67.9、38.9、30.5、30.2、23.5、14.3;LR−MS C
19H
25N
2O
2Sについての計算値[M+H]
+ 345.16、実測値 345.91。
【0604】
7−((6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(9)
【化201】
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【0605】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−2:1)により精製した。生成物9が粘性の無色油状物として得られた(68mg、79%)。
1H−NMR(400MHz、メタノール−d
4) δ 7.93(d、J=7.7Hz、1H)、7.65−7.58(m、2H)、7.56−7.46(m、2H)、7.46−7.36(m、2H)、7.33(dd、J=7.4、1.7Hz、1H)、5.09(s、1H)、4.09(q、J=7.1Hz、2H)、3.28(s、3H)、2.54−2.36(m、2H)、2.26(t、J=7.4Hz、2H)、1.61−1.42(m、4H)、1.31−1.18(m、7H);
13C−NMR(101MHz、メタノール−d
4) δ 175,5、140.6、139.9、139.4、139.2、133.8、132.0、132.0、130.4、129.6、129.4、128.9、128.8、67.9、61.4、48.5、38.9、35.0、30.3、29.8、27.9、25.9、14.5;LR−MS C
23H
31N
2O
4Sについての計算値[M+H]
+ 431.20、実測値 432.32。
【0606】
11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(10)
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−1:2)により精製した。生成物10が粘性の無色油状物として得られた(59mg、85%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.89(dd、J=7.8、1.2Hz、1H)、7.68(d、J=7.7Hz、1H)、7.60(td、J=7.5、1.3Hz、1H)、7.52(dt、J=7.6、2.0Hz、2H)、7.46(dd、J=7.8、1.2Hz、1H)、7.38(td、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.32(td、J=7.5、1.4Hz、1H)、5.20(s、1H)、3.44−3.35(m、5H)、3.22(s、3H)、2.58(t、J=6.7Hz、2H)、1.73(p、J=6.6Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 141.0、140.1、140.1、139.9、133.0、130.7、130.6、129.7、128.9、128.8、128.5、71.6、66.7、58.5、46.1、38.6、30.8;LR−MS C
18H
23N
2O
3Sについての計算値[M+H]
+ 347.14、実測値 347.90。
【0608】
9−ブロモ−3−クロロ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(11)
【化203】
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【0609】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−2:1)により精製した。生成物11が白色固体として得られた(75mg、82%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.83(d、J=2.2Hz、1H)、7.74−7.70(m、2H)、7.66(dd、J=8.3、2.2Hz、1H)、7.58(dd、J=8.5、2.4Hz、1H)、7.44(d、J=8.5Hz、1H)、5.23(s、1H)、3.42−3.38(m、5H)、3.23(s、3H)、2.80(br s、1H)、2.60(td、J=6.8、2.1Hz、2H)、1.79−1.69(m、2H);
13C−NMR(101MHz、メタノール−d
4) δ 141.8、141.7、139.6、137.5、135.4、134.6、133.6、133.5、130.9、128.9、122.4、101.4、72.2、66.5,58.9、46.3、39.0、30.5;LR−MS C
18H
21BrClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 461.01、実測値 462.07。
【0610】
3−クロロ−11−((6−ヒドロキシヘキシル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(12)
【化204】
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【0611】
方法B:生成物12を粘性の無色油状物として得た(230mg、92%)。
1H−NMR(400MHz、メタノール−d
4) δ 7.88(t、J=1.2Hz、1H)、7.62(s、1H)、7.62(s、1H)、7.47(td、J=7.2、1.5Hz、1H)、7.44−7.38(m、2H)、7.37−7.31(m、1H)、5.08(s、1H)、3.50(t、J=6.6Hz、2H)、3.33(s、3H)、2.53−2.38(m、2H)、1.57−1.43(m、4H)、1.35−1.23(m、4H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 142.4、140.6、139.8、138.6、134.2、133.0、132.8、131.0、130.0、129.4、128.8、128.2、66.5、62.4、48.7、39.2、33.7、30.8、27.9、26.6;LR−MS C
20H
26ClN
2O
3Sについての計算値
[M+H]
+ 409.13、実測値 410.05。
【0612】
酢酸6−((3−クロロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘキシル(13)
【化205】
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【0613】
エルテル13は、以下の手順に従って、アルコール12のO−アセチル化により調製した。化合物12(200mg、0.49mmol)をEt
2O(3mL)中に溶解し、Et
2O中のHClの溶液を加えた(12のHCl塩を形成するため)。Et
2O及び過剰のHClを蒸発させた。残渣をAcOH(3mL)中に溶解し塩化アセチル(0.5mL)を加えた。この反応混合物を室温で14時間攪拌し、濃縮し、氷冷水で希釈し、NaOH(1.0M)でpH〜10にまで塩基性化した。次いで、該混合物をCH
2Cl
2で抽出し、合体した有機層をNa
2SO
4上で乾燥させた。溶媒を除去した後、生成物13を無色の粘性油状物として得た(190mg、86%)。
1H−NMR(400MHz、メタノール−d
4) δ 7.88(t、J=0.9Hz、1H)、7.62(s、1H)、7.61(s、1H)、7.50−7.37(m、3H)、7.37−7.30(m、1H)、5.08(s、1H)、4.01(t、J=6.6Hz、2H)、3.32(s、3H)、2.54−2.37(m、2H)、2.00(s、3H)、1.63−1.53(m、2H)、1.53−1.43(m、2H)、1.34−1.21(m、4H);
13C−NMR(101MHz、メタノール−d
4) δ 153.8、122.7、121.1、119.8、118.7、116.1、114.6、114.3、112.9、111.4、110.0、109.7、48.1、46.4、29.4、20.1、11.2、10.4、8.7、7.6、1.7;LR−MS C
22H
28ClN
2O
4Sについての計算値
[M+H]
+ 451.15、実測値452.16。
【0614】
7−((3,6−ジメチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(14)
【化206】
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【0615】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−2:1)により精製した。生成物11が粘性の無色油状物として得られた(59mg、66%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.69(s、1H)、7.54(d、J=7.9Hz、1H)、7.50(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.45(dd、J=7.8、1.3Hz、1H)、7.42−7.33(m、2H)、7.30(td、J=7.4、1.4Hz、1H)、5.13(s、1H)、4.06(q、J=7.1Hz、2H)、3.35(s、3H)、2.49(t、J=7.0Hz、2H)、2.40(s、3H)、2.37(br s、1H)、2.24(t、J=7.4Hz、2H)、1.63−1.43(m、4H)、1.38−1.23(m、4H)、1.19(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 173.6、141.0、140.2、140.1、139.1、136.9、133.6、131.0、131.1、129.6、129.0、129.0、128.4、66.8、60.4、48.6、38.8、34.6、30.6、27.7、25.6、20.8、14.6;LR−MS C
24H
33N
2O
4Sについての計算値
[M+H]
+ 445.22、実測値 446.22。
【0616】
11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−3,6−ジメチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(15)
【化207】
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【0617】
方法A:前記粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−2:1→1:1)により精製した。生成物15を粘性の無色油状物として得た(47mg、65%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.68(s、1H)、7.53(d、J=7.9Hz、1H)、7.49(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.45(dd、J=7.8、1.3Hz、1H)、7.42−7.33(m、2H)、7.30(td、J=7.4、1.4Hz、1H)、5.13(s、1H)、3.39(t、J=6.2Hz、2H)、3.36(s、3H)、3.22(s、3H)、2.57(t、J=6.8Hz、2H)、2.46(br s、1H)、2.39(s、3H)、1.72(p、J=6.6Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 141.1、140.2、139.1、136.9、133.6、130.8、129.6、129.0、128.4、71.6、66.7、58.5、46.1、38.7、30.9、20.8;LR−MS C
19H
25N
2O
3Sについての計算値
[M+H]
+ 361.16、実測値 361.96。
【0618】
7−((3,6−ジメチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸塩酸塩(16a)
【化208】
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【0619】
化合物14(25mg、0.056mmol)をHCl(0.5M、2mL)中で70℃に2時間加熱した。次いで、該反応混合物を濃縮および乾燥した。生成物16aを粘性の黄色油状物として得た(25mg、定量的収率)。
1H−NMR(400MHz、メタノール−d
4) δ 7.93(s、1H)、7.80(d、J=7.8Hz、1H)、7.76(d、J=7.7Hz、1H)、7.67(d、J=7.7Hz、1H)、7.63(t、J=7.6Hz、1H)、7.5,5(d、J=7.9Hz、1H)、7.47(t、J=7.5Hz、1H)、5.95(s、1H)、3.18(s、3H)、3.02−2.67(m、2H)、2.53(s、3H)、2.26(t、J=7.3Hz、2H)、1.76−1.49(m、4H)、1.37−1.25(m、4H);
13C−NMR(101MHz、メタノール−d
4) δ 177.4、144.1、142.9、139.7、135.8、135,5、134.8、133.3、130.1、128.9、128.6、126.1、68.0、47.9、39.8、34.6、29.4、27.1、26.7、25.6、21.2;LR−MS C
22H
29N
2O
4Sについての計算値 [M]
+ 417.18、実測値 418.20。
【0620】
7−((3,6−ジメチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸(16b)
【化209】
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【0621】
遊離塩基16bを、化合物18を調製する方法に従って合成した。
【0622】
5−((3−クロロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ペンタン酸エチル(17)
【化210】
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【0623】
方法C:生成物17をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−40:1)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(130mg、60%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=2.1Hz、1H)、7.50−7.34(m、5H)、7.30(dd、J=7.2、1.8Hz、1H)、5.00(s、1H)、4.11(q、J=7.1Hz、2H)、3.36(s、3H)、2.48(t、J=7.0Hz、2H)、2.27(t、J=7.4Hz、2H)、1.70−1.58(m、2H)、1.52(ddd、J=11.9、7.0、3.7Hz、2H)、1.24(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 173.6、140.4、138.7、136.8、134.5、132.4、131.4、130.3、129.5、128.6、128.2、128.1、66.3,60.4、47.8、38.9、34.2、29.6、22.8、14.4;LR−MS C
21H
26ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 437.13、実測値 437.51。
【0624】
5−((3−クロロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ペンタン酸(18)
【化211】
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【0625】
以下の手順に従って、エステル17の加水分解により酸18を調製した。エタノール(0.75mL)およびH
2O(0.25mL)中の17(120mg、0.275mmol)の溶液にNaOH(11.8mg、0.296mmol)を加え、得られた溶液を1時間還流させた。エタノールの殆どを真空中で除去し、混合物を水(5mL)で希釈し、Et
2O(2×5mL)で洗浄した。次いで、それを10%aq.HClでpH4〜5にまで注意深く酸性化し、(NH
4)
2SO
4、で飽和させ、CHCl
3(2×5mL)で抽出した。合体させた有機層をH
2O(3mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して、生成物18をオフホワイト色の泡状固体として得た(105mg、94%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.97(d、J=1.9Hz、1H)、7.51(ddd、J=8.4、7.4、5.7Hz、3H)、7.44−7.38(m、1H)、7.36(dd、J=8.0、1.3Hz、1H)、7.30(td、J=7.6、1.4Hz、1H)、5.27(s、1H)、4.42(br s、2H)、3.27(s、3H)、2.5,5(dd、J=11.0、8.2Hz、1H)、2.42(dd、J=9.9、6.9Hz、1H)、2.25(dd、J=10.9、5.0Hz、2H)、1.71−1.45(m、4H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 177.3、140.2、139.5、135.3、134.0、133.2、132.9、132.0、130.3、128.6、128.1、127.6、66.3、46.9、39.2、34.2、28.4、22.6;LR−MS C
19H
22ClN
2O
4S についての計算値 [M+H]
+ 409.10、実測値 408.69.
3−クロロ−6−メチル−11−(ペンチルアミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(19)
【化212】
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【0626】
方法B:生成物19は、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:ヘキサン−8:2、4カラム容積→CH
2Cl
2、3カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物として得られた(52.9mg、28%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=1.7Hz、1H)、7.48−7.42(m、2H)、7.41−7.32(m、3H)、7.32−7.27(m、1H)、5.01(s、1H)、3.38(s、3H)、2.46(t、J=7.2Hz、2H)、2.01(br s、1H)、1.57−1.37(m、2H)、1.35−1.20(m、4H)、0.86(t、J=7.0Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 140.5、139.0、138.6、137.1、134.3、132.3、131.2、130.1、129.4、128.5、128.3、128.1、66.2、48.3、38.8、29.9、29.6、22.7、14.1;LR−MS C
19H
24ClN
2O
2Sについての計算値 [M+H]
+ 379.12、実測値 378.75。
【0627】
3−クロロ−6−メチル−11−(メチルアミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(20)
【化213】
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【0628】
10当量のメチルアミンHClおよび20当量のEt
3Nを用い、変形方法Cに従って化合物20を調製した。生成物20をカラムクロマトグラフィー(EtOAc:ヘキサン− 6:4、5カラム容積→EtOAc、2カラム容積)により精製し、淡黄色ガラスとして得た(134mg、83%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.97(d、J=2.1Hz、1H)、7.50−7.27(m、6H)、4.88(s、1H)、3.34(s、3H)、2.34(s、3H)、2.10(br s、1H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 140.4、138.8、138.1、136.5、134.5、132.3、131.6、130.6、129.5、128.6、128.2、128.1、68.4、38.9、35.0;LR−MS C
15H
16ClN
2O
2Sとしての計算値 [M+H]
+ 323.06、実測値 323.53。
【0629】
3−クロロ−6−メチル−11−(プロピルアミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(21)
【化214】
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【0630】
化合物21を、10当量のn−プロピルアミンを用い、変形方法Bに従って調製した。化合物21は、粘性の淡黄色油状物として得られた(169mg、96%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.98−7.93(m、1H)、7.48−7.26(m、6H)、5.01(s、1H)、3.38(s、3H)、2.44(t、J=7.1Hz、2H)、2.02(br s、1H)、1.57−1.44(m、2H)、0.89(t、J=7.4Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 140.6、139.1、138.6、137.1、134.3、132.2、131.3、130.1、129.4、128.5、128.3、128.2、66.2、50.1、38.8、23.3、11.9;LR−MS C
17H
20ClN
2O
2Sとしての計算値 [M+H]
+ 351.09、実測値 351.51。
【0631】
3−クロロ−11−(イソプロピルアミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(22)
【化215】
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【0632】
化合物22を、10当量のイソプロピルアミンを用い、変形方法Bに従って調製した。生成物22を黄色ガラスとして得た(173mg、99%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.95(d、J=2.1Hz、1H)、7.47−7.40(m、2H)、7.39−7.32(m、3H)、7.28(td、J=7.3、1.6Hz、1H)、5.09(s、1H)、3.37(s、3H)、2.57(hept、J=6.2Hz、1H)、2.15(br s、1H)、1.08(d、J=6.2Hz、3H)、1.04(d、J=6.2Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、138.8、138.6、137.2、134.2、132.2、131.6、130.4、129.3、128.4、128.1、128.0、63.2、45.4、38.7、22.92、22.86;LR−MS C
17H
20ClN
2O
2Sとしての計算値 [M+H]
+ 351.09、実測値 351.81。
【0633】
3−クロロ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(23)
【化216】
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【0634】
方法B:生成物23を粘性の淡黄色油状物として得た(188mg、99%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.94(t、J=1.2Hz、1H)、7.44(d、J=1.3Hz、2H)、7.41−7.37(m、2H)、7.37−7.33(m、1H)、7.28(td、J=7.3、1.6Hz、1H)、5.02(s、1H)、3.45−3.39(m、2H)、3.37(s、3H)、3.29(s、3H)、2.64−2.52(m、2H)、2.18(br s、1H)、1.82−1.68(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、139.0、138.6、137.1、134.3、132.3、131.1、130.0、129.4、128.5、128.3、128.1、71.3,66.0、58.8、45.8、38.6、30.0;LR−MS C
18H
22ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 381.10、実測値 380.79。
【0635】
3−クロロ−11−((4、4−ジエトキシブチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(24)
【化217】
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【0636】
方法B:生成物24をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、4カラム容積から、8:2、2カラム容積へ)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(204mg、90%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.94(d、J=1.5Hz、1H)、7.46−7.41(m、2H)、7.35(tdd、J=15.0、7.1、2.3Hz、3H)、7.27(td、J=7.3、1.8Hz、1H)、5.00(s、1H)、4.43(t、J=5,5Hz、1H)、3.64−3.56(m、2H)、3.49−3.40(m、2H)、3.36(s、3H)、2.49(t、J=6.9Hz、2H)、2.04(br s、1H)、1.65−1.58(m、2H)、1.58−1.50(m、2H)、1.16(td、J=7.0、2.7Hz、6H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、138.9、138.6、137.0、134.3、132.2、131.2、130.1、129.4、128.4、128.2、128.1、102.8、66.0、65.9、61.3,61.2、47.9、38.7、31.5、25.3、15.4;LR−MS C
22H
30ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 453.16、実測値 452.98。
【0637】
3−クロロ−11−((2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(25)
【化218】
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【0638】
方法B:この場合、CH
2Cl
2を抽出溶媒として用いた。生成物25はカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−1:1を4カラム容積、次いで2%Et
3Nを溶出液に加えた)により精製され、粘性の無色油状物として得られた(158mg、80%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.95(t、J=1.0Hz、1H)、7.45(d、J=1.2Hz、2H)、7.42−7.33(m、3H)、7.31−7.26(m、1H)、5.03(s、1H)、3.67−3.63(m、2H)、3.61−3.53(m、2H)、3.50(dd、J=5.8、3.4Hz、2H)、3.36(s、3H)、2.68−2.63(m、2H)、2.60(br s、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、138.6、138.4、136.7、134.5、132.4、131.5、130.3、129.6、128.5、128.3、128.0、72.3、70.4、66.2、61.8、47.5、38.7;LR−MS C
18H
22ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 397.10、実測値 396.93。
【0639】
3−クロロ−11−(ヘプチルアミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(26)
【化219】
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【0640】
方法B:生成物26をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−9:1+2%Et
3N)により精製して、粘性の無色油状物(161mg、79%)を得た。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=1.9Hz、1H)、7.47−7.42(m、2H)、7.41−7.33(m、3H)、7.29(td、J=7.3、1.5Hz、1H)、5.01(s、1H)、3.38(s、3H)、2.46(t、J=7.1Hz、2H)、1.99(s、1H)、1.54−1.41(m、2H)、1.32−1.17(m、8H)、0.86(t、J=7.0Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.6、139.1、138.6、137.2、134.3、132.3、131.2、130.1、129.4、128.5、128.3、128.1、66.2、48.3、38.7、31.9、30.2、29.3、27.4、22.7、14.2;LR−MS C
21H
28ClN
2O
2Sについての計算値 [M+H]
+ 407.16、実測値 406.94。
【0641】
3−メトキシ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(27)
【化220】
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【0642】
方法B:生成物27を、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−8:2、2カラム容積→1:1、3カラム容積)により精製して、粘性の無色油状物を得た(32.1mg、85%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.47(d、J=2.7Hz、1H)、7.42−7.36(m、3H)、7.34(td、J=7.5、1.6Hz、1H)、7.27(dt、J=7.5、1.6Hz、1H)、7.01(dd、J=8.5、2.7Hz、1H)、4.92(s、1H)、3.84(s、3H)、3.40(pd、J=9.4、6.3Hz、2H)、3.35(s、3H)、3.29(s、3H)、2.5,5(t、J=6.8Hz、2H)、2.17(br s、1H)、1.80−1.67(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 159.3、139.9、139.2、139.1、131.8、130.7、130.4、129.2、128.1、128.0、118.7、112.9、71.3,67.0、58.8、5,5.9、45.6、38.9、30.1;LR−MS C
19H
25N
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 377.15、実測値 376.95。
【0643】
3−クロロ−6−メチル−11−((4、4、4−トリフルオロブチル)アミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(28)
【化221】
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【0644】
方法B:生成物28は、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−8:2 +2%Et
3N)によって精製され、粘性の淡黄色油状物として得られた(168mg、80%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.97(d、J=2.2Hz、1H)、7.48(dd、J=8.2、2.2Hz、1H)、7.42−7.34(m、4H)、7.33−7.28(m、1H)、4.97(s、1H)、3.30(s、3H)、2.58−2.46(m、2H)、2.26(br s、1H)、2.21−2.08(m、2H)、1.71(dq、J=13.9、6.9Hz、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(C−Fカップリングによる追加のピーク) δ 140.1、139.0、137.4、136.4、134.5、132.4、131.8、131.0、129.6、128.7、128.4、128.1、127.9、126.2、66.7、46.6、39.0、31.6(q、1C)、22.6;LR−MS C
18H
19ClF
3N
2O
2Sについての計算値 [M+H]
+ 419.08、実測値 418.88。
【0645】
11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−3−フェノキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(29)
【化222】
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【0646】
方法B:生成物29は、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−9:1、2カラム容積から8:2、2カラム容積へ)によって精製され、粘性の淡黄色油状物として得られた(37.4mg、85%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.59(d、J=2.2Hz、1H)、7.47−7.33(m、6H)、7.29(t、J=7.3Hz、1H)、7.16(t、J=7.1Hz、1H)、7.09(dd、J=8.4、2.3Hz、1H)、7.02(d、J=8.3Hz、2H)、4.98(s、1H)、3.47−3.40(m、2H)、3.38(s、3H)、3.30(s、3H)、2.59(t、J=6.7Hz、2H)、2.07(br s、1H)、1.84−1.71(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 157.5、156.0、140.5、139.3、138.9、132.7、131.7、130.3、130.2、129.3、128.1、124.5、121.7、119.7、117.9、71.3,66.6、58.8、45.8、38.7、30.1;LR−MS C
24H
27N
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 439.17、実測値 438.88。
【0647】
3−クロロ−11−((5−ヒドロキシペンチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(30)
【化223】
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【0648】
方法B:生成物30は、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−6:4)によって精製され、粘性の淡黄色油状物として得られた(317mg、80%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.96(s、1H)、7.51−7.26(m、6H)、5.00(s、1H)、3.63−3.54(m、2H)、3.36(d、J=2.1Hz、3H)、2.5,5−2.43(m、2H)、1.97(br s、2H)、1.58−1.46(m、4H)、1.43−1.31(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.4、138.7、138.5、136.9、134.3、132.3、131.5、130.3、129.5、128.5、128.2、128.0、66.4、62.6、48.0、38.8、32.5、29.8、23.5;LR−MS C
19H
24ClN
2O
3S についての計算値 [M+H]
+ 395.12、実測値 394.85。
【0649】
11−((3−(1,3−ジオキサン−2−イル)プロピル)アミノ)−3−クロロ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(31)
【化224】
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【0650】
アセタール31を、以下の手順に従って、化合物24のアセタール交換により調製した。ジエチルアセタール24(22.6mg、0.0500mmol)を1,3−プロパンジオール(0.50mL)中に溶解し、p−トルエンスルホン酸一水和物(14.3mg、0.0750mmol)を加え、該溶液を3日間室温で攪拌した。この混合物を水(5mL)で希釈し、飽和NH
4OHで塩基性化し、Et
2O(3×5mL)で抽出した。合体させた有機層を水(5mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して淡黄色ガラスを得た。これを反復(2x)してカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、5カラム容積→EtOAc、2カラム容積)により精製し、純粋な生成物31を粘性の淡黄色油状物として得た(8.6mg、39%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.95(t、J=1.1Hz、1H)、7.49−7.42(m、2H)、7.42−7.33(m、3H)、7.29(td、J=7.4、1.5Hz、1H)、5.04(s、1H)、4.49(t、J=4.5Hz、1H)、4.07(ddd、J=8.5、4.3、1.2Hz、2H)、3.76−3.67(m、2H)、3.39(s、3H)、2.54−2.45(m、2H)、2.10−1.95(m、1H)、1.73(br s、1H)、1.66−1.5,5(m、4H)、1.35−1.29(m、1H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.6、138.6、137.2、134.6、134.4、132.3、131.1、129.9、129.5、128.5、128.3、128.1、102.1、67.0、65.6、47.9、38.7、33.0、25.9、24.4;LR−MS C
21H
26ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 437.13、実測値 436.99。
【0651】
3−クロロ−11−((5−メトキシペンチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(32)
【化225】
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【0652】
化合物32を、以下の手順に従ってアルコール30のO−メチル化により調製した。30(118mg、0.300mmol)およびNaH(鉱油中の60%分散液の12.0mg、0.300mmol)の混合物に、無水THF(0.38mL、Na/ベンゾフェノンから新鮮に蒸留したもの)を加え、その黄橙色の混合物を室温で1時間攪拌した。次いで、その赤橙色の混合物に硫酸ジメチル(28.6μL、0.300mmol)を加え、反応液を室温で1時間攪拌した。次に、反応を水(10mL)で急冷し、Et
2O(3×5mL)で抽出した。合体させた有機層を10%NH
4OH(5mL)で洗浄し、Na
2SO
4、上で乾燥し、濃縮して、濃い黄色の油状物を得た。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−6:4)により精製して、純粋な生成物32を粘性の淡黄色油状物として得た(29.4mg、24%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.95(d、J=2.0Hz、1H)、7.48−7.33(m、5H)、7.31−7.27(m、1H)、5.00(s、1H)、3.37(s、3H)、3.33(t、J=6.5Hz、2H)、3.30(s、3H)、2.47(t、J=7.1Hz、2H)、1.95(br s、1H)、1.58−1.46(m、4H)、1.39−1.30(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、138.8、138.7、137.0、134.4、132.3、131.3、130.2、129.5、128.6、128.3、128.1、72.8、66.3、58.7、48.2、38.8、30.0、29.6、24.0;LR−MS C
20H
26ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 409.14、実測値 409.03。
【0653】
3−クロロ−6−メチル−11−((3−(メチルチオ)プロピル)アミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(33)
【化226】
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【0654】
方法B:生成物33を粘性の淡黄色油状物として得た(194mg、98%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=2.1Hz、1H)、7.50−7.27(m、6H)、5.00(s、1H)、3.34(s、3H)、2.65−2.46(m、4H)、2.07(br s、1H)、2.06(s、3H)、1.77(p、J=7.0Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 140.3、138.8、138.3、136.8、134.4、132.4、131.5、130.5、129.5、128.6、128.2、128.0、66.4、46.9、38.9、32.1、29.4、15.7;LR−MS C
18H
22ClN
2O
2S
2についての計算値 [M+H]
+ 397.08、実測値 396.84。
【0655】
7−((3−クロロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(34)
【化227】
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【0656】
方法C:生成物34をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O、40:1、6カラム容積→1:1、2カラム容積)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(91mg、78%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.95(d、J=2.0Hz、1H)、7.48−7.26(m、6H)、5.00(s、1H)、4.10(q、J=7.1Hz、2H)、3.36(s、3H)、2.45(t、J=7.1Hz、2H)、2.26(t、J=7.5Hz、2H)、2.03(br s、1H)、1.65−1.53(m、2H)、1.53−1.41(m、2H)、1.35−1.26(m、4H)、1.23(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 173.8、140.5、138.9、138.6、137.0、134.3、132.3、131.3、130.1、129.4、128.5、128.2、128.1、66.2、60.3、48.2、38.8、34.3、30.0、29.1、27.0、24.9、14.4;LR−MS C
23H
30ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 465.16、実測値 465.13。
【0657】
3−クロロ−11−((3−イソプロポキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(35)
【化228】
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【0658】
方法B:生成物35を粘性の淡黄色油状物として得た(197mg、96%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.94(d、J=1.9Hz、1H)、7.51−7.26(m、6H)、5.06(s、1H)、3.57−3.43(m、3H)、3.39(s、3H)、2.59(t、J=6.5Hz、2H)、2.26(s、1H)、1.83−1.68(m、2H)、1.10(t、J=6.5Hz、6H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、139.4、138.5、137.3、134.2、132.2、130.8、129.6、129.3、128.5、128.7、128.1、71.6、66.6、65,5、46.0、38.6、30.4、22.2;LR−MS C
20H
26ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 409.14、実測値409.24。
【0659】
3−クロロ−11−((2−(2−メトキシエトキシ)エチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(36)
【化229】
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【0660】
化合物36を、化合物32について記載した手順に従って、アルコール25のO−メチル化により調製した。生成物36をカラムクロマトグラフィー(EtOAc)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(21.6mg、26%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.94(d、J=2.1Hz、1H)、7.52−7.26(m、6H)、5.08(s、1H)、3.66−3.48(m、6H)、3.44(s、3H)、3.34(s、3H)、2.75−2.62(m、2H)、2.34(br s、1H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 141.0、139.6、138.5、137.1、134.5、132.3、131.1、129.7、129.6、128.4、128.3、72.0、70.7、70.5、65.6、59.1、47.6、38.5;LR−MS C
19H
24ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 411.11、実測値 411.35。
【0661】
3−クロロ−11−((3−エトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(37)
【化230】
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【0662】
方法B:生成物37をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、4カラム容積→EtOAc、2カラム容積)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(176mg、89%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.93(s、1H)、7.51−7.23(m、6H)、5.05(s、1H)、3.53−3.40(m、4H)、3.37(s、3H)、2.59(t、J=6.4Hz、2H)、2.35(br s、1H)、1.83−1.70(m、2H)、1.14(t、J=6.9Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、139.1、138.5、137.1、134.2、132.2、131.0、129.8、129.3、128.4、128.2、128.1、69.1、66.3,65.6、45.9、38.6、30.0、15.2;LR−MS C
19H
24ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 395.12、実測値 394.49。
【0663】
3−クロロ−11−((4−ヒドロキシブチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(38)
【化231】
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【0664】
方法B:生成物38をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−6:4、4カラム容積→CH
2Cl
2:Et
2O:MeOH−12:8:1、2カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物として得た(148mg、78%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=2.2Hz、1H)、7.49(dd、J=8.2、2.2Hz、1H)、7.44−7.39(m、2H)、7.39−7.27(m、3H)、4.97(s、1H)、3.61−3.47(m、2H)、3.28(br s、2H)、3.24(s、3H)、2.44(t、J=5.7Hz、2H)、1.70−1.53(m、3H)、1.53−1.42(m、1H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 139.9、139.2、135.7、135,5、134.6、132.6、131.6、129.7、128.6、128.0、127.7、67.3,62.6、47.9、39.3、31.7、27.8;LR−MS C
18H
22ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 381.10、実測値 380.97。
【0665】
3−クロロ−11−((4−メトキシブチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(39)
【化232】
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【0666】
化合物39は、化合物32について記載した手順に従って、アルコール38の−メチル化により調製した。この生成物を反復したカラムクロマトグラフィー(カラム1;ヘキサン:EtOAc−1:1/カラム2;ヘキサン:EtOAc−1:1+2%Et
3N、6カラム容積→EtOAc+2%Et
3N、2カラム容積)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(3.4mg、4.3%)。N−メチル化副生成物も得られた(4.6mg、5.8%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=1.9Hz、1H)、7.50−7.27(m、6H)、5.02(s、1H)、3.38(s、3H)、3.34(t、J=6.0Hz、2H)、3.30(s、3H)、2.50(t、J=6.7Hz、2H)、2.07(br s、1H)、1.67−1.46(m、4H);LR−MS C
19H
24ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 395.12、実測値 394.97。
【0667】
3−フルオロ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(40)
【化233】
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【0668】
方法B:生成物40を、粘性の淡黄色油状物として得た(33.8mg、93%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.68(dd、J=8.2、2.7Hz、1H)、7.48(dd、J=8.6、5.2Hz、1H)、7.41−7.33(m、3H)、7.32−7.27(m、1H)、7.23−7.14(m、1H)、5.01(s、1H)、3.42(td、J=6.2、2.5Hz、2H)、3.38(s、3H)、3.29(s、3H)、2.63−2.49(m、2H)、2.25(br s、1H)、1.83−1.66(m、2H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(C−Fカップリングによる追加のピーク) δ 163.0、160.5、140.9、140.8、139.1、138.7、134.6、131.9、130.2、129.4、128.3、128.2、119.3、119.1、116.0、115.7、71.3,66.3、58.8、45.8、38.8、30.1;LR−MS C
18H
22FN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 365.13、実測値 365,52。
【0669】
7−((3−フルオロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(41)
【化234】
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【0670】
方法C:生成物41を粘性の淡黄色油状物として得た(39.0mg、87%).
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.68(dd、J=8.2、2.7Hz、1H)、7.47(dd、J=8.6、5.2Hz、1H)、7.36(qd、J=7.7、4.0Hz、3H)、7.32−7.26(m、1H)、7.19(ddd、J=8.5、7.7、2.7Hz、1H)、4.99(s、1H)、4.11(q、J=7.1Hz、2H)、3.37(s、3H)、2.45(t、J=7.1Hz、2H)、2.26(t、J=7.5Hz、2H)、2.05(br s、1H)、1.64−1.53(m、2H)、1.52−1.42(m、2H)、1.35−1.26(m、4H)、1.24(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(C−Fカップリングによる追加のピーク) δ 173.8、163.0、160.5、140.9、140.8、139.0、138.7、134.5、132.1、132.0、130.3、129.5、128.2、128.2、119.3、119.1、116.0、115.7、66.5、60.3、48.2、38.9、34.4、30.0、29.1、27.1、25.0、14.4;LR−MS C
23H
30FN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 449.19、実測値 449.81。
【0671】
3−クロロ−11−((2−メトキシエチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(42)
【化235】
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【0672】
方法B:生成物42を粘性の淡黄色油状物として得た(184mg、100%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.94(d、J=2.1Hz、1H)、7.49−7.33(m、5H)、7.29(td、J=7.4、1.5Hz、1H)、5.07(s、1H)、3.53−3.44(m、2H)、3.43(s、3H)、3.32(s、3H)、2.73−2.59(m、2H)、2.43(br s、1H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 141.0、139.5、138.4、137.1、134.4、132.2、131.0、129.6、129.5、128.4、128.4、128.3、72.1、65.6、58.9、47.6、38.4;LR−MS C
17H
20ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 367.09、実測値 367.50。
【0673】
3−ブロモ−10−((3−メトキシプロピル)アミノ)−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(43)
【化236】
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【0674】
方法B:生成物43を、反復したカラムクロマトグラフィー(カラム1、CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、3カラム容積→15:1、2カラム容積/カラム2、ヘキサン:EtOAc、1:1)により精製し、粘性の黄色油状物として得た(74.9mg、58%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.04(dd、J=7.7、1.2Hz、1H)、7.69(td、J=7.6、1.3Hz、1H)、7.53(td、J=7.6、0.8Hz、1H)、7.48(d、J=7.6Hz、1H)、7.23(s、1H)、5.35(s、1H)、3.54−3.45(m、2H)、3.34(s、3H)、2.83(s、3H)、2.81−2.74(m、1H)、2.74−2.67(m、1H)、1.88−1.71(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 135,5、135.2、135.1、134.3、134.0、130.1、128.9、128.1、122.5、109.0、71.2、61.4、58.8、45.2、39.5、30.0;LR−MS C
16H
20BrN
2O
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 433.01、実測値 434.02。
【0675】
11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−3−(メチルチオ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(44)
【化237】
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【0676】
方法B:生成物44をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、3カラム容積)により精製して、粘性の淡黄色油状物を得た(31.1mg、79%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.78(d、J=1.7Hz、1H)、7.43−7.31(m、5H)、7.31−7.25(m、1H)、4.97(s、1H)、3.45−3.38(m、2H)、3.35(s、3H)、3.29(s、3H)、2.57(t、J=6.7Hz、2H)、2.51(s、3H)、2.29(br s、1H)、1.82−1.68(m、2H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(幾つかの炭素ピークの異常なブロード化) δ 140.0、139.5、139.1、138.9、134.8、130.4、130.4、129.9、129.3、128.1、128.0、125.3、71.3,66.6、58.8、45.7、38.8、30.1、15.6;LR−MS C
19H
25N
2O
3S
2 についての計算値[M+H]
+ 393.13、実測値 392.74。
【0677】
7−((6−メチル−3−(メチルチオ)−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(45)
【化238】
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【0678】
方法C:生成物45を粘性の淡黄色油状物として得た(44.0mg、92%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.78(d、J=1.3Hz、1H)、7.42−7.31(m、5H)、7.31−7.24(m、1H)、4.95(s、1H)、4.10(q、J=7.1Hz、2H)、3.34(s、3H)、2.50(s、3H)、2.45(t、J=7.1Hz、2H)、2.25(t、J=7.5Hz、2H)、2.13(br s、1H)、1.64−1.53(m、2H)、1.52−1.40(m、2H)、1.33−1.24(m、4H)、1.23(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 173.8、140.0、139.5、139.0、138.9、134.7、130.5、130.5、129.8、129.3、128.0、125.3,66.8、60.3、48.1、38.9、34.4、30.0、29.1、27.1、25.0、15.6、14.4;LR−MS C
24H
33N
2O
4S
2についての計算値 [M+H]
+ 477.19、実測値 476.70。
【0679】
3−クロロ−6−メチル−11−(((テトラヒドロフラン−3−イル)メチル)アミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(46)
【化239】
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【0680】
方法B:生成物46を無色のガラスとして得た(92.8mg、95%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)(コンホマーによる追加の分裂) δ 7.97(dd、J=4.3、2.2Hz、1H)、7.51−7.27(m、6H)、4.98(d、J=11.9Hz、1H)、3.86−3.76(m、2H)、3.74−3.65(m、1H)、3.54−3.42(m、1H)、3.31(d、J=14.5Hz、3H)、2.5,5−2.27(m、3H)、2.30(br s、1H)、2.07−1.94(m、1H)、1.62−1.44(m、1H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(全てのピークがコンホマーに起因して分裂する) δ 140.2、140.0、139.1、138.9、134.5、132.5、131.9、131.6、131.3、130.6、129.6、128.8、128.7、128.12、128.06、128.0、127.9、72.1、72.0、67.92、67.89、67.4、66.8、51.72、51.65、39.8、39.2、38.9、30.7、30.6;LR−MS C
19H
22ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 393.10、実測値 392.69。
【0681】
3−クロロ−6−メチル−11−((2−(1−メチルピロリジン−2−イル)エチル)アミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(47)
【化240】
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【0682】
方法B:生成物47を粘性の黄色油状物として得た(206mg、98%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)(コンホマーに起因した追加の分裂) δ 7.95(s、1H)、7.48−7.26(m、6H)、5.02(d、J=4.7Hz、1H)、3.38(d、J=9.9Hz、3H)、3.07−2.99(m、1H)、2.63−2.43(m、2H)、2.28(d、J=8.8Hz、3H)、2、28(br s、1H)、2.16−2.02(m、2H)、1.89−1.76(m、2H)、1.76−1.59(m、2H)、1.56−1.33(m、2H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(全てのピークがコンホマーに起因して分裂する) δ 140.5、140.4、139.2、139.1、138.6、138.5、137.3、137.1、134.4、134.3、132.27、132.25、131.0、130.9、129.9、129.8、129.44、129.42、128.6、128.5、128.3、128.1、128.0、65.9、65.8、64.7、64.6、57.34、57.32、45.6、45,5、40.71、40.67、38.64、38.56、33.8、33.7、30.62、30.60、22.2、22.1;LR−MS C
21H
27ClN
3O
2Sについての計算値 [M+H]
+ 420.15、実測値 419.71。
【0683】
3−ヨード−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(48)
【化241】
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【0684】
方法B:生成物48を、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→ EtOAc、2カラム容積)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(32.2mg、84%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.26(d、J=1.8Hz、1H)、7.81(dd、J=8.1、1.8Hz、1H)、7.43−7.32(m、3H)、7.31−7.27(m、1H)、7.24(d、J=8.2Hz、1H)、5.02(s、1H)、3.46−3.39(m、2H)、3.37(s、3H)、3.29(s、3H)、2.65−2.52(m、2H)、2.40(br s、1H)、1.77(p、J=6.3Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 141.3、140.6、138.7、136.9、131.4、130.0、129.5、128.3、128.0、93.0、71.3,66.1、58.8、45.9、38.6、30.0;LR−MS C
18H
22IN
2O
3S についての計算値 [M+H]
+ 473.04、実測値 472.79。
【0685】
7−((3−ヨード−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(49)
【化242】
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【0686】
方法C:化合物49を、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1)により直接精製し、粘性でほぼ無色の油状物を得た(31.7mg、70%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.26(d、J=1.8Hz、1H)、7.81(dd、J=8.1、1.8Hz、1H)、7.41−7.32(m、3H)、7.31−7.26(m、1H)、7.21(d、J=8.2Hz、1H)、4.98(s、1H)、4.11(q、J=7.1Hz、2H)、3.36(s、3H)、2.46(t、J=7.1Hz、2H)、2.26(t、J=7.5Hz、2H)、2.05(br s、1H)、1.65−1.53(m、2H)、1.53−1.42(m、2H)、1.35−1.26(m、4H)、1.24(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 173.8、141.3、140.6、138.7、136.9、131.5、130.1、129.5、128.2、128.1、92.9、66.3,60.3、48.2、38.7、34.4、30.0、29.1、27.0、25.0、14.4;LR−MS C
23H
30IN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 557.10、実測値 5,56.54。
【0687】
7−メトキシ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(50)
【化243】
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【0688】
方法B:生成物50を粘性の淡黄色油状物として得た(36.6mg、97%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3)(部分的積分を生じる2つのコンホマーの〜55:45の比率として観察された) δ 7.96(q、J=8.0Hz、1H)、7.59(d、J=7.7Hz、0.45H)、7.52−7.33(m、2.5,5H)、7.29−7.21(m、1H)、7.06−6.91(m、1H)、6.91−6.80(m、1H)、5.35(s、0.45H)、4.67(s、0.5,5H)、3.93(s、1.65H)、3.89(s、1.35H) 3.5,5−3.43(m、2.5,5H)、3.39−3.31(m、2.45H)、3.25(s、3H)、2.77−2.46(m、2H)、2.05(br s、1H)、1.91−1.76(m、1H)、1.76−1.64(m、1H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(コンホマーに起因する追加のピーク) δ 158.2、157.0、142.5、141.8、138.5、137.8、132.2、131.8、131.7、129.7、129.3、129.0、128.9、128.2、127.8、126.3、122.5、112.6、111.2、71.4、71.3、70.9、58.8、58.7、56.3、46.1、45.9、37.9、36.4、30.1;LR−MS C
19H
25N
2O
4Sについての計算値[M+H]
+ 377.15、実測値 377.13。
【0689】
7−((7−メトキシ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(51)
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0690】
方法C:生成物514を粘性の淡黄色油状物として得た(44.6mg、97%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3)(部分的積分を生じる2つのコンホマーの〜55:45の比率として観察された) δ 7.96(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.58(d、J=7.6Hz、0.45H)、7.52−7.33(m、2.5,5H)、7.29−7.21(m、1H)、7.06−6.81(m、2H)、5.34(s、0.45H)、4.67(s、0.5,5H)、4.10(p、J=7.2Hz、2H)、3.93(s、1.65H)、3.89(s、1.35H)、3.48(s、1.65H)、3.22(s、1.35H)、2.65−2.33(m、2H)、2.31−2.20(m、2H)、1.87(br s、1H)、1.66−1.50(m、3H)、1.46−1.29(m、3H)、1.28−1.18(m、5H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(コンホマーに起因する追加のピーク) δ 173.8、158.2、156.9、142.5、141.8、138.4、137.9、132.3、131.7、129.6、129.3、129.1、128.9、128.2、127.9、126.3、122.5、112.6、111.3、70.8、60.3、56.3、48.5、48.2、38.0、36.5、34.3、30.0、29.8、29.1、27.1、25.0、24.9、14.4;LR−MS C
24H
33N
2O
5S についての計算値 [M+H]
+ 461.21、実測値 460.98。
【0691】
11−((7−(アミノキシ)−7−オキソヘプチル)アミノ)−3−クロロ−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]−チアゼピン5,5−ジオキシド(52)
【化245】
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【0692】
方法A:粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1→CH
2Cl
2+10%MeOH)により精製した。生成物52を無色の油状物として得た(260mg、89%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.82(d、J=2.2Hz、1H)、7.73(d、J=8.4Hz、1H)、7.63(dd、J=8.3、2.2Hz、1H)、7.52(dd、J=7.6、1.3Hz、1H)、7.48(dd、J=7.8、1.0Hz、1H)、7.41(td、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.34(td、J=7.5、1.4Hz、1H)、6.61(s、1H)、5.99(s、1H)、5.20(s、1H)、3.41(s、3H)、2.50(t、J=7.0Hz、2H)、2.12(t、J=7.4Hz、2H)、1.63−1.44(m、4H)、1.38−1.21(m、4H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 175.2、142.3、140.6、139.7、138.6、134.2、133.0、132.8、131.0、130.0、129.4、128.8、128.2、66.4、48.7、39.2、36.0、30.6、27.8、26.2;LR−MS C
21H
27ClN
3O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 436.15、実測値 435.70。
【0693】
3−ブロモ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(53)
【化246】
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【0694】
方法A:粗生成物カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1)により精製した。生成物53が、白色固体に変化する無色油状物として得られた(45mg、71%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.96(d、J=2.1Hz、1H)、7.77(dd、J=8.3、2.1Hz、1H)、7.65(d、J=8.3Hz、1H)、7.51(dd、J=7.6、1.5Hz、1H)、7.49(dd、J=7.9、1.2Hz、1H)、7.41(td、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.34(td、J=7.4、1.3Hz、1H)、5.18(s、1H)、3.42(s、3H)、3.39(t、J=6.2Hz、2H)、3.22(s、3H)、2.58(t、J=6.8Hz、2H)、2.54(br s、1H)、1.73(p、J=6.6Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 142.7、140.8、139.7、139.1、135.8、133.1、131.0、130.8、130.0、129.4、128.9、121.9、71.6、66.4、58.5、46.2、39.1、30.8;LR−MS C
18H
22BrN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 425.05、実測値 425.06。
【0695】
11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−3−(メチルスルホニル)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(54)
【化247】
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【0696】
方法B:生成物54を、カラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−6:4)により直接精製し、粘性の無色油状物として得た(38.8mg、91%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.51(d、J=1.9Hz、1H)、8.04(dd、J=8.1、1.9Hz、1H)、7.79(d、J=8.2Hz、1H)、7.45−7.35(m、3H)、7.31(td、J=7.4、1.4Hz、1H)、5.24(s、1H)、3.45(t、J=6.1Hz、2H)、3.43(s、3H)、3.31(s、3H)、3.06(s、3H)、2.71−2.58(m、2H)、2.27(br s、1H)、1.88−1.72(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 144.8、140.8、140.7、139.2、138.1、130.8、130.1、129.7、129.0、128.6、128.0、127.9、71.4、64.9、58.8、46.2、44.5、38.2、30.0;LR−MS C
19H
25N
2O
5S
2についての計算値[M+H]
+ 425.12、実測値 425.72
11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−3−(メチルスルフィニル)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(55)
【化248】
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【0697】
方法B:生成物55をカラムクロマトグラフィー(EtOAc:MeOH−20:1、3カラム容積→EtOAc:MeOH−20:1+2%Et
3N、3カラム容積)により直接精製し、淡黄橙色のガラスとして得た(35,5mg、87%、ジアステレオマーの1:1混合物)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因した部分的積分) δ 8.10(d、J=1.8Hz、0.5H)、8.08(d、J=1.8Hz、0.5H)、7.88(ddd、J=9.7、8.1、1.9Hz、1H)、7.74(d、J=8.0Hz、1H)、7.43−7.34(m、3H)、7.29(tt、J=7.5、1.7Hz、1H)、5.15(s、1H) 3.46−3.39(m、5H)、3.29(s、1.5H)、3.29(s、1.5H)、2.73(s、1.5H)、2.73(s、1.5H)、2.67−2.56(m、2H)、2.24(br s、1H)、1.84−1.72(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因した追加のピーク) δ 146.6、146.5、141.7、140.4、140.3、139.5、139.2、138.3、138.2、130.6、130.5、129.6、129.5、129.3、128.5、128.4、128.1、128.0、127.10、127.07、124.0、123.9、71.34、71.30、65.6、58.8、46.1、46.0、44.0、43.9、38.4、38.3、30.0;LR−MS C
19H
25N
2O
4S
2についての計算値 [M+H]
+ 409.13、実測値 409.31。
【0698】
11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−3−フェニル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(56)
【化249】
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【0699】
方法A:粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1)により精製した。生成物56を無色油状物として得た(75mg、89%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 8.11(d、J=1.9Hz、1H)、7.88(dd、J=8.1、1.9Hz、1H)、7.77(d、J=8.1Hz、1H)、7.73−7.67(m、2H)、7.57−7.46(m、4H)、7.45−7.41(m、1H)、7.39(dd、J=7.7、1.6Hz、1H)、7.34(td、J=7.5、1.4Hz、1H)、5.24(s、1H)、3.41(m、5H)、3.23(s、3H)、2.62(t、J=6.8Hz、2H)、2.57(br s、1H)、1.75(p、J=6.6Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 141.7、141.1、140.9、140.1、139.7、138.7、131.6、131.1、130.9、130.0、129.8、129.1、129.1、128.6、127.7、126.8、71.6、66.6、58.5、46.2、38.9、30.9;LR−MS C
24H
27N
2O
3Sについての計算値[M+H]
+ 423.17、実測値 423.22。
【0700】
<化合物57および58の調製>
化合物57および58を、以下の手順に従ってチアネプチンナトリウムから調製した。無水CH
2Cl
2(3.9mL)中のチアネプチンナトリウム(91.8mg、0.200mmol)およびトリフェニルホスフィン(157mg、0.600mmol)の溶液に、エタノールアミン(12.1μL、0.200mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(105μL、0.600mmol)を加え、該溶液を0℃まで冷却した。次に、無水四塩化炭素(96.5μL、1.00mmol)を〜75分に亘って徐々に加え、該反応液を室温にまで加温し、13時間攪拌した。次いで、該反応混合物をカラムクロマトグラフィー(EtOAc、6カラム容積→EtOAc+2%Et
3N、3カラム容積→CH
2Cl
2:MeOH−10:1、3カラム容積)により直接精製して、不純物58を含有する一つの画分と、Et
3Nの部分塩を含有する第二の画分を得た。57を含有する画分をCH
2Cl
2(10mL)中に溶解し、H
2O(5mL)および10%NH
4OH(5mL)で洗浄した。次いで、有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮し、高真空下で完全に乾燥して、純粋なアミド57を得た。この58を含有する画分を第二のクロマトグラフィーカラム(EtOAc、8カラム容積→CH
2Cl
2:MeOH−10:1、3カラム容積)上で精製して、純粋なオキサゾリン58を得た。
【0701】
7−((3−クロロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)−N−(2−ヒドロキシエチル)ヘプタナミド(57)
【化250】
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【0702】
生成物57を粘性の黄色油状物として得た(50.8mg、53%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.94(d、J=2.1Hz、1H)、7.49−7.26(m、6H)、6.17(br s、1H)、4.97(s、1H)、3.67−3.58(m、2H)、3.37−3.30(m、2H)、3.33(s、3H)、2.52(br s、2H)、2.49−2.37(m、2H)、2.14(t、J=7.5Hz、2H)、1.64−1.51(m、2H)、1.51−1.38(m、2H)、1.33−1.18(m、4H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 174.5、140.2、138.7、138.4、136.9、134.4、132.4、131.6、130.5、129.5、128.5、128.2、128.0、66.5、62.3、48.0、42.5、38.9、36.5、29.8、29.0、26.9、25.6;LR−MS C
23H
31ClN
3O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 480.17、実測値 479.88。
【0703】
3−クロロ−11−((6−(4、5−ジヒドロオキサロ−2−イル)ヘキシル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(58)
【化251】
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【0704】
生成物58を粘性の淡黄色油状物として得た(2.9mg、3.1%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=2.0Hz、1H)、7.5,5−7.28(m、6H)、5.06(br s、1H)、4.21(t、J=9.4Hz、2H)、3.80(t、J=9.4Hz、2H)、3.36(s、3H)、2.53−2.40(m、2H)、2.28−2.19(m、2H)、2.11(br s、1H)、1.60(dt、J=14.6、7.4Hz、2H)、1.50(br s、2H)、1.31(dt、J=7.3、3.7Hz、4H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 168.7、140.5、138.8、134.5、132.4、131.4、130.3、129.6、128.6、128.3、128.1、67.3,66.3、54.5、48.2、38.8、30.0、29.2、28.0、27.0、26.0;LR−MS C
23H
29ClN
3O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 462.16、実測値 462.10。
【0705】
酢酸11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−3−イル(59)
【化252】
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【0706】
無水CH
2Cl
2(3.0mL)中のアルコール4m(65mg、0.223mmol)の溶液に、Et
2O(0.30mL)通の2MのHClを加え、得られた混合物を室温で4時間攪拌し、次いで真空中で濃縮して、組成の中間体塩化物を橙色の固体として得た(65mg)。次に、一般的方法Aに従って、この物質を3−メトキシプロピルアミン(0.10mL)でアミノ化した。得られた粗生成物を酢酸(5mL)中に溶解し、塩化アセチル(0.50mL)を5℃で加えた。次に、反応液を室温に加温して一晩攪拌した。次いで、この混合物を真空中で濃縮し、残渣をH
2O中に懸濁/溶解させ、飽和NaHCO
3水溶液で中和した。この水性混合物をCH
2Cl
2で抽出し、合体した有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、濃縮して粗生成物を得た。この物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2+2%MeOH)で精製して、純粋な生成物59を黄色油状固体として得た(68mg、アルコール4mから75%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.71(d、J=8.5Hz、1H)、7.62(d、J=2.4Hz、1H)、7.51(dd、J=7.6、1.6Hz、1H)、7.48(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.43−7.30(m、3H)、5.19(s、1H)、3.43−3.36(m、2H)、3.41(s、3H)、3.22(s、3H)、2.82(br s、1H)、2.58(t、J=6.8Hz、2H)、2.30(s、3H)、1.74(p、J=6.5Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 169.5、151.2、141.6、141.0、139.9、137.1、132.2、130.8、129.9、129.3、128.8、126.3、122.1、71.6、66.4、58.5、46.2、38.9、30.8、20.9;LR−MS C
20H
25N
2O
5Sについての計算値 [M+H]
+ 405.15、実測値 405.00。
【0707】
2−クロロ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(60)
【化253】
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【0708】
方法A:生成物60をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1)により精製し、粘性の無色油状物として得た(72mg、95%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.88(d、J=8.5Hz、1H)、7.76(d、J=2.2Hz、1H)、7.56−7.47(m、3H)、7.41(td、J=7.6、1.7Hz、1H)、7.35(td、J=7.4、1.5Hz、1H)、5.28(s、1H)、3.42(t、J=6.1Hz、2H)、3.41(s、3H)、3.24(s、3H)、2.81(br s、1H)、2.63(t、J=6.8Hz、2H)、1.77(dq、J=12.2、6.2Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 142.4、141.0、139.7、139.4、138.3、130.7、130.0、129.9、129.8、129.1、128.92、128.86、71.5、65.2、58.6、46.2、38.4、30.8;LR−MS C
18H
22ClN
2OSについての計算値[M+H]
+ 381.10、実測値 381.46。
【0709】
7−((2−クロロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(61)
【化254】
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【0710】
方法A:生成物61をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc − 2:1)により精製し、粘性の無色油状物として得た(120mg、81%)。
1H−NMR(400MHz、アセトン−d
6) δ 7.88(d、J=8.5Hz、1H)、7.76(d、J=2.2Hz、1H)、7.57−7.51(m、2H)、7.49(dd、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.40(td、J=7.6、1.7Hz、1H)、7.34(td、J=7.4、1.5Hz、1H)、5.28(s、1H)、4.06(q、J=7.1Hz、2H)、3.40(s、3H)、2.80(br s、1H)、2.5,5(t、J=7.0Hz、2H)、2.25(t、J=7.4Hz、2H)、1.62−1.49(m、4H)、1.41−1.26(m、4H)、1.19(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、アセトン−d
6) δ 173.60、142.40、140.87、139.76、139.28、138.29、130.68、130.22、129.95、129.89、129.11、128.90、128.81、65.37、60.40、48.67、38.57、34.56、30.58、27.68、25.61、14.58;LR−MS C
23H
30ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 465.16、実測値 465.68。
【0711】
7−ヒドロキシ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(62)
【化255】
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【0712】
化合物62を4日下記の手順に従って調製した。無水CH
2Cl
2(0.50mL)中の化合物51(29.1mg、0.0631mmol)の溶液に、0℃において、塩化アルミニウム(50.5mg、0.379mmol)を、続いてエタンチオールを加え、得られた混合物を室温に加温して1.5時間攪拌した。次いで、反応液を水(5mL)で急冷し、CH
2Cl
2(3×5mL)で抽出した。合体させた有機層を水(5mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮して白色固体を得た。この物質をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−6:1、2カラム容積→7:3、2カラム容積)により精製して、純粋な生成物62を白色固体として得た(23.3mg、83%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3)(コンホマーに起因する部分積分値) δ 8.00−7.94(m、1H)、7.63−7.36(m、3H)、7.23−7.15(m、1H)、6.99(d、J=8.0Hz、1H)、6.88(dd、J=17.9、7.7Hz、1H)、6.29(br s、1H)、5.24(s、0.5H)、4.74(s、0.5H)、4.11(p、J=7.1Hz、2H)、3.56(s、1.5H)、3.17(s、1.5H)、2.67−2.57(m、0.5H)、2.51(td、J=13.7、6.8Hz、1H)、2.39(dt、J=11.2、7.3Hz、0.5H)、2.32−2.20(m、2H)、1.66−1.52(m、3H)、1.47−1.17(m、8H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3)(コンホマーに起因する追加のピーク) δ 174.0、173.90、15,5.2、153.8、141.7、140.9、137.7、132.8、132.2、131.8、130.2、129.7、129.3、128.7、128.2、125.0、122.8、117.4、116.0、71.2、60.4、48.7、48.2、39.7、38.0、34.4、34.3、30.0、29.8、29.12、29.08、27.10、27.06、25.0、24.9、14.4;LR−MS C
23H
31N
2O
5Sについての計算値 [M+H]
+ 447.19、実測値 447.15。
【0713】
3−(イソプロピルチオ)−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(63)
【化256】
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【0714】
方法B:生成物63をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、3カラム容積)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(37.7mg、90%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.93(d、J=1.9Hz、1H)、7.45(dd、J=8.0、1.9Hz、1H)、7.42−7.31(m、4H)、7.27(dt、J=7.2、2.2Hz、1H)、4.99(s、1H)、3.50−3.38(m、3H)、3.36(s、3H)、3.29(s、3H)、2.58(t、J=6.7Hz、2H)、2.32(s、1H)、1.75(tt、J=7.9、4.1Hz、2H)、1.31(d、J=6.7Hz、6H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 139.4、139.0、138.9、137.4、136.2、134.2、130.3、130.2、130.0、129.3、128.1、128.0、71.3,66.5,58.8、45.7、38.6、38.0、30.1、23.12、23.10;LR−MS C
21H
29N
2O
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 421.16、実測値 421.50。
【0715】
3−(エチルチオ)−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(64)
【化257】
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【0716】
方法B:精製物64を、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、3カラム容積)により精製し、粘性のほぼ無色の油状物を得た(36.6mg、90%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.84(s、1H)、7.42−7.31(m、5H)、7.30−7.25(m、1H)、4.97(s、1H)、3.45−3.37(m、2H)、3.35(s、3H)、3.29(s、3H)、2.98(q、J=7.4Hz、2H)、2.62−2.52(m、2H)、2.32(br s、1H)、1.81−1.69(m、2H)、1.32(t、J=7.4Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 139.4、138.9、138.5、135.2、131.6、130.4、130.3、129.3、128.1、128.1、127.2、71.3,66.6、58.8、45.7、38.7、30.1、27.2、14.2;LR−MS C
20H
27N
2O
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 407.15、実測値 407.14。
【0717】
6−エチル−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(65)
【化258】
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【0718】
方法B:生成物65をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、3カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物として得た(30.6mg、85%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.98−7.94(m、1H)、7.52−7.45(m、2H)、7.43−7.38(m、3H)、7.31(dtd、J=19.3、7.4、1.5Hz、2H)、5.16(s、1H)、3.96−3.77(m、2H)、3.50−3.39(m、2H)、3.31(s、3H)、2.68−2.56(m、2H)、2.32(br s、1H)、1.83−1.73(m、2H)、1.18(t、J=7.2Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.7、139.9、138.7、136.9、132.2、129.3、129.1、129.0、128.7、128.4、128.3、71.3,65.2、58.8、46.3、45.8、30.1、14.9;LR−MS C
19H
25N
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 361.16、実測値 361.06。
【0719】
7−((6−エチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(66)
【化259】
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【0720】
方法C:生成物66をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、4カラム容積→10:1、2カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物として得た(33.8mg、76%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.96(d、J=7.8Hz、1H)、7.50−7.46(m、2H)、7.43−7.38(m、3H)、7.35−7.27(m、2H)、5.13(s、1H)、4.11(q、J=7.1Hz、2H)、3.95−3.77(m、2H)、2.5,5−2.43(m、2H)、2.26(t、J=7.5Hz、2H)、2.09(br s、1H)、1.63−1.5,5(m、2H)、1.54−1.47(m、2H)、1.37−1.26(m、4H)、1.24(t、J=7.1Hz、3H)、1.17(t、J=7.2Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 173.9、139.9、138.8、136.9、132.4、129.5、129.0、129.0、128.9、128.5、128.32、128.26、65.4、60.3、48.2、46.4、34.4、30.0、29.1、27.1、25.0、14.8、14.4;LR−MS C
24H
33N
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 445.22、実測値 445.15。
【0721】
3−クロロ−11−((3−メトキシブチル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(67)
【化260】
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【0722】
方法B:生成物67をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、2カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物として得た(30.4mg、77%、ジアステレオマーの1:1混合物)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因した部分積分値) δ 7.95(d、J=1.2Hz、1H)、7.49−7.32(m、5H)、7.32−7.27(m、1H)、5.04(s、0.5H)、5.02(s、0.5H)、3.43−3.34(m、1H)、3.38(s、1.5H)、3.37(s、1.5H)、3.27(s、1.5H)、3.26(s、1.5H)、2.64−2.51(m、2H)、2.36(br s、1H)、1.75−1.57(m、2H)、1.10(t、J=6.0Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因した追加のピーク) δ 140.5、140.4、138.6、137.0、134.3、132.3、131.2、130.0、129.5、128.5、128.3、128.1、75.7、75.4、66.2、65.9、56.1、45.2、44.9、38.7、36.8、36.7、19.11、19.08;LR−MS C
19H
24ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 395.12、実測値 394.98。
【0723】
3−クロロ−11−((3−メトキシ−2−メチルプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(68)
【化261】
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【0724】
方法B:生成物68をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、2カラム容積→10:1、2カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物を得た(30.1mg、76%、ジアステレオマーの1:1混合物)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因した部分積分値) δ 7.97−7.93(m、1H)、7.51−7.32(m、5H)、7.29(td、J=7.2、1.5Hz、1H)、5.04(s、0.5H)、5.02(s、0.5H)、3.38(s、1.5H)、3.37(s、1.5H)、3.32−3.22(m、2H)、3.31(s、1.5H)、3.29(s、1.5H)、2.59−2.31(m、2H)、2.43(br s、1H)、2.03−1.90(m、1H)、0.89(dd、J=6.9、4.8Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3)(ジアステレオマーの混合物に起因した追加のピーク) δ 140.4、140.3、139.1、138.59、138.5,5、137.2、134.34、134.26、132.3、131.1、129.8、129.43、129.39、128.49、128.45、128.3、128.0、77.32、77.26、66.1、65.7、59.0、52.7、52.5、38.5、34.0、15.74、15.67;LR−MS C
19H
24ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 395.12、実測値 394.98。
【0725】
8−クロロ−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(69)
【化262】
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【0726】
方法B:生成物69をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、3カラム容積)により精製し、粘性のほぼ無色の油状物として得た(33.8mg、89%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.98(dd、J=7.8、0.9Hz、1H)、7.54(td、J=7.6、1.2Hz、1H)、7.52−7.41(m、3H)、7.33(d、J=2.1Hz、1H)、7.25(dd、J=8.6、2.3Hz、1H)、5.09(s、1H)、3.45−3.38(m、2H)、3.28(s、3H)、3.28(s、3H)、3.01(br s、1H)、2.61(dt、J=13.2、6.7Hz、1H)、2.53(dt、J=11.4、6.7Hz、1H)、1.83−1.71(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.5、138.3、137.3、136.2、134.5、132.8、132.1、130.3、128.68、128.65、128.0、127.5、71.2、66.4、58.8、45.7、38.6、29.8;LR−MS C
18H
22ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 381.10、実測値 380.79。
【0727】
7−((8−クロロ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(70)
【化263】
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【0728】
方法C:生成物70をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、2カラム容積→10:1、2カラム容積)により精製し、粘性のほぼ無色の油状物として得た(38.0mg、82%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.98(dd、J=8.0、1.1Hz、1H)、7.56−7.51(m、1H)、7.48−7.43(m、2H)、7.38(d、J=8.4Hz、1H)、7.33(d、J=2.1Hz、1H)、7.24(dd、J=8.3、2.1Hz、1H)、5.00(s、1H)、4.10(q、J=7.1Hz、2H)、3.28(s、3H)、2.49−2.38(m、2H)、2.25(t、J=7.5Hz、2H)、2.16(br s、1H)、1.58(p、J=7.4Hz、2H)、1.53−1.40(m、2H)、1.32−1.25(m、4H)、1.23(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 173.9、140.4、138.3、137.8、136.7、134.3、132.7、132.1、130.2、128.7、128.5、128.0、127.6、66.6、60.3、48.0、38.7、34.4、29.9、29.1、27.0、24.9、14.4;LR−MS C
23H
30ClN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 465.16、実測値 464.58。
【0729】
3−ブロモ−11−((3−エトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(71)
【化264】
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【0730】
方法B:生成物71をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、3カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物として得た(37.5mg、85%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.09(d、J=2.0Hz、1H)、7.61(dd、J=8.3、2.0Hz、1H)、7.43−7.33(m、4H)、7.29(td、J=7.4、1.4Hz、1H)、5.05(s、1H)、3.53−3.40(m、4H)、3.38(s、3H)、2.64−2.53(m、2H)、2.31(br s、1H)、1.83−1.70(m、2H)、1.15(t、J=7.0Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 140.6、138.6、135.3、131.3、129.8、129.4、128.3、128.1、122.0、69.1、66.4、65.7、46.0、38.6、30.0、15.3;LR−MS C
19H
24BrN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 439.07、実測値 438.76。
【0731】
7−ブロモ−10−((3−メトキシプロピル)アミノ)−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(72)
【化265】
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【0732】
方法B:生成物72をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、3カラム容積→10:1、3カラム容積→5:1、4カラム容積)により精製し、ベージュ色の固体として得た(22.1mg、51%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.11(d、J=2.0Hz、1H)、7.77(dd、J=8.2、2.0Hz、1H)、7.39(d、J=8.1Hz、1H)、7.21(d、J=5,5Hz、1H)、6.82(d、J=5,5Hz、1H)、5.39(s、1H)、3.54−3.43(m、2H)、3.34(s、3H)、3.05(s、3H)、2.77(t、J=6.4Hz、2H)、1.88−1.76(m、2H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 137.3、136.7、131.1、130.8、124.5、124.3、121.9、71.2、60.8、58.8、45.4、39.6、29.9;LR−MS C
16H
20BrN
2O
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 431.01、実測値 431.92。
【0733】
7−ブロモ−10−((3−エトキシプロピル)アミノ)−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(73)
【化266】
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【0734】
方法B:生成物73をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、3カラム容積→10:1、3カラム容積→5:1、4カラム容積)により精製し、ベージュ色の固体として得た(27.5mg、62%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.11(d、J=2.1Hz、1H)、7.77(dd、J=8.2、2.1Hz、1H)、7.41(d、J=8.1Hz、1H)、7.21(d、J=5,5Hz、1H)、6.82(d、J=5,5Hz、1H)、5.41(s、1H)、3.57−3.51(m、2H)、3.48(q、J=7.0Hz、2H)、3.05(s、3H)、2.78(t、J=6.4Hz、2H)、1.91−1.75(m、2H)、1.18(t、J=7.0Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 137.3、136.7、131.1、130.8、124.5、124.3、121.9、69.0、66.4、60.6、45,5、39.6、29.9、15.4;LR−MS C
17H
22BrN
2O
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 445.02、実測値 446.00。
【0735】
7−((7−ブロモ−4−メチル−5,5−ジオキシド−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(74)
【化267】
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【0736】
方法C:生成物74をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、4カラム容積→10:1、4カラム容積)により精製し、暗褐色固体として得た(52.5mg、51%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 8.11(d、J=2.1Hz、1H)、7.76(dd、J=8.2、2.1Hz、1H)、7.30(d、J=8.2Hz、1H)、7.19(d、J=5,5Hz、1H)、6.81(d、J=5,5Hz、1H)、5.31(s、1H)、4.11(q、J=7.1Hz、2H)、3.03(s、3H)、2.62(t、J=6.9Hz、2H)、2.27(t、J=7.5Hz、2H)、1.66−1.5,5(m、2H)、1.5,5−1.45(m、2H)、1.40−1.27(m、4H)、1.24(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 173.9、137.3、136.5、135.3、135.0、131.2、130.8、129.6、124.5、124.1、121.7、60.8、60.3、47.7、39.6、34.4、29.9、29.0、26.9、25.0、14.4;LR−MS C
21H
28BrN
2O
4S
2についての計算値 [M+H]
+ 515.07、実測値 516.24。
【0737】
3−(ベンジロキシ)−11−((3−メトキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(75)
【化268】
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【0738】
方法B:生成物75をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、3カラム容積→EtOAc、4カラム容積)により精製し、粘性のほぼ無色の油状物として得た(31.9mg、70%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.59(d、J=2.7Hz、1H)、7.44−7.31(m、9H)、7.30−7.26(m、1H)、7.08(dd、J=8.5、2.7Hz、1H)、5.09(s、2H)、4.93(s、1H)、3.45−3.37(m、2H)、3.35(s、3H)、3.29(s、3H)、2.56(t、J=6.8Hz、2H)、2.28(br s、1H)、1.80−1.68(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 158.4、139.9、139.3、139.0、136.2、131.8、130.7、130.6、129.2、128.8、128.4、128.1、128.0、127.8、119.3、114.0、71.3、70.6、66.9、58.8、45.6、38.9、30.2;LR−MS C
25H
29N
2O
4Sについての計算値[M+H]
+ 453.18、実測値 453.65。
【0739】
11−((3−エトキシプロピル)アミノ)−3−ヨード−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(76)
【化269】
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【0740】
方法B:生成物76をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc−1:1、2カラム容積→EtOAc、3カラム容積)により精製し、粘性の淡黄色油状物として得た(43.0mg、88%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.26(d、J=1.6Hz、1H)、7.80(dd、J=8.1、1.7Hz、1H)、7.40−7.37(m、2H)、7.35(td、J=7.5、1.4Hz、1H)、7.28(td、J=7.7、1.2Hz、1H)、7.24(d、J=8.2Hz、1H)、5.02(s、1H)、3.52−3.40(m、4H)、3.38(s、3H)、2.59(t、J=6.6Hz、2H)、2.27(br s、1H)、1.83−1.68(m、2H)、1.15(t、J=7.0Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 141.2、140.6、139.3、138.5、138.4、136.9、131.1、129.6、129.4、128.3、128.1、92.8、69.1、66.4、65.7、45.9、38.6、30.1、15.3;LR−MS C
19H
24IN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 487.05、実測値 487.69。
【0741】
7−クロロ−10−((3−メトキシプロピル)アミノ)−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(77)
【化270】
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【0742】
方法B:生成物77をカラムクロマトグラフィー(20:1、CH
2Cl
2:Et
2O→10:1、CH
2Cl
2:Et
2O→5:1、CH
2Cl
2:Et
2O)により精製し、暗緑色固体として得た(24.7mg、54%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.97(d、J=2.3Hz、1H)、7.61(dd、J=8.2、2.3Hz、1H)、7.42(dd、J=8.2、0.7Hz、1H)、7.19(d、J=5.4Hz、1H)、6.82(d、J=5,5Hz、1H)、5.37(s、1H)、3.50(td、J=6.3、2.0Hz、2H)、3.35(s、3H)、3.04(s、3H)、2.75(d、J=6.5Hz、2H)、1.80(q、J=6.0Hz、2H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 137.1、134.7、134.0、133.6、130.3、130.1、128.4、124.5、124.0、110.1、71.2、60.8、58.8、45.3、39.6、30.2;LR−MS C
16H
20ClN
2O
3S
2についての計算値[M+H]
+ 387.06、実測値 387.24。
【0743】
7−クロロ−10−((3−エトキシプロピル)アミノ)−4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(78)
【化271】
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【0744】
方法B:生成物78をカラムクロマトグラフィー(20:1、CH
2Cl
2:Et
2O→10:1、CH
2Cl
2:Et
2O→5:1、CH
2Cl
2:Et
2O)により精製し、緑色固体として得た(28.3mg、61%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ(d、J=2.3Hz、1H)、7.61(dd、J=8.2、2.3Hz、1H)、7.48−7.42(m、1H)、7.19(d、J=5,5Hz、1H)、6.82(d、J=5,5Hz、1H)、5.39(s、1H)、3.59−3.46(m、4H)、3.04(s、3H)、2.79−2.72(m、2H)、1.81(q、J=6.3Hz、2H)、1.20(t、J=7.0Hz、3H);
13C−NMR(101MHz、CDCl
3) δ 137.4、135.4、135.1、134.3、133.9、130.6、130.5、128.7、124.8、124.3,69.3,66.7、60.9、45.7、39.9、30.6、15.7;LR−MS C
17H
22ClN
2O
3S
2についての計算値 [M+H]
+ 401.08、実測値 401.23。
【0745】
7−((7−クロロ−4−メチル−5,5−ジオキシド−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3,2−c][1,2]チアゼピン−10−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(79)
【化272】
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【0746】
方法C:生成物79をカラムクロマトグラフィー(20:1 CH
2Cl
2:Et
2O →10:1 CH
2Cl
2:Et
2O→5:1 CH
2Cl
2:Et
2O)により精製し、暗赤褐色の固体として得た(3.5mg、6%)。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3) δ 7.98(d、J=2.2Hz、1H)、7.61(dd、J=8.2、2.3Hz、1H)、7.37(d、J=8.2Hz、1H)、7.20(d、J=5,5Hz、1H)、6.82(d、J=5,5Hz、1H)、5.33(s、1H)、4.12(q、J=7.1Hz、2H)、3.04(s、3H)、2.63(t、J=6.9Hz、2H)、2.28(t、J=7.5Hz、2H)、1.67 − 1.58(m、2H)、1.53(t、J=6.8Hz、3H)、1.35(dq、J=10.0、5.9Hz、4H)、1.25(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 180.3、137.2、135.3、133.6、133.5、128.5、124.5、124.4、124.1、60.9、60.3、47.8、39.6、34.5、30.0、29.1、27.0、25.1;LR−MS C
21H
28ClN
2O
4S
2についての計算値 [M+H]
+ 471.12、実測値 471.42.
7−((6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸塩酸塩(80)
【化273】
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【0747】
化合物9(32.0mg、0.0743mmol)をHCl水溶液(0.5M、2.0mL)中において70℃で2時間加熱した。次いで、その反応混合物を濃縮し、真空中で完全に乾燥して、酸80の純粋なHCl塩を無色のガラスとして得た(32.6mg、定量的収率)。
1H−NMR(400MHz、メタノール−d
4) δ 8.15−8.10(m、1H)、7.94−7.89(m、1H)、7.89−7.81(m、2H)、7.75(d、J=7.8Hz、1H)、7.67−7.61(m、1H)、7.56(dd、J=8.1、1.1Hz、1H)、7.48(td、J=7.6、1.3Hz、1H)、5.96(s、1H)、3.19(s、3H)、3.01−2.92(m、1H)、2.83−2.73(m、1H)、2.33−2.21(m、2H)、1.75−1.61(m、2H)、1.61−1.50(m、2H)、1.36−1.24(m、4H)。
【0748】
7−((3−ブロモ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸エチル(81)
【化274】
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【0749】
方法C:生成物81をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−20:1、4カラム容積→7:3、2カラム容積)により精製し、粘性の無色油状物として得た(42.0mg、82%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 8.09(d、J=2.1Hz、1H)、7.61(dd、J=8.2、2.1Hz、1H)、7.40−7.33(m、4H)、7.31−7.27(m、1H)、4.98(s、1H)、4.11(q、J=7.1Hz、2H)、3.37(s、3H)、2.45(t、J=7.1Hz、2H)、2.26(t、J=7.5Hz、2H)、2.03(br s、1H)、1.63−1.54(m、2H)、1.52−1.43(m、2H)、1.34−1.26(m、4H)、1.24(t、J=7.1Hz、3H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 173.8、140.6、138.9、138.6、137.6、135.3、131.4、131.3、130.1、129.4、128.2、128.1、122.0、66.3,60.3、48.2、38.8、34.4、30.0、29.1、27.0、25.0、14.4;LR−MS C
23H
30BrN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 509.11、実測値 509.92。
【0750】
7−((3−ブロモ−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸塩酸塩(82)
【化275】
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【0751】
化合物81(20.0mg、0.0393mmol)をHCl水溶液(0.5M、1.5mL)中において70℃で3時間加熱した。次いで、この反応混合物を濃縮し、真空中で完全に乾燥して、酸82の純粋な塩酸塩をガラス状の白色泡状物として得た(19.9mg、98%)。
1H−NMR(500MHz、メタノール−d
4) δ 8.22(d、J=2.1Hz、1H)、8.02(dd、J=8.2、2.1Hz、1H)、7.86−7.81(m、1H)、7.74(d、J=7.8Hz、1H)、7.66−7.62(m、1H)、7.57(dd、J=8.1、1.1Hz、1H)、7.49(td、J=7.7、1.3Hz、1H)、5.95(s、1H)、3.24(s、3H)、2.96(ddd、J=12.1、10.4、5,5Hz、1H)、2.82(ddd、J=12.2、10.3、5.9Hz、1H)、2.27(t、J=7.3Hz、2H)、1.74−1.61(m、2H)、1.61−1.53(m、2H)、1.37−1.28(m、4H);
13C−NMR(126MHz、メタノール−d
4) δ 177.4、142.5、141.8、138.3、137.0、134.7、133.4、132.2、129.1、128.7、128.6、127.4、126.5、67.6、48.3、39.7、34.6、29.5、27.1、26.8、25.6;LR−MS C
21H
26BrN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 481.08、実測値481.05。
【0752】
3−クロロ−11−((3−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド(83)
【化276】
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【0753】
方法B:生成物83をカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2:Et
2O−1:1、3カラム容積→CH
2Cl
2:Et
2O−1:1+5%MeOH、3カラム容積)により精製し、無色のガラスとして得た(27.1mg、74%)。
1H−NMR(500MHz、CDCl
3) δ 7.98(d、J=2.2Hz、1H)、7.50(dd、J=8.2、2.2Hz、1H)、7.45−7.40(m、2H)、7.38−7.31(m、2H)、7.31−7.27(m、1H)、5.01(s、1H)、3.82−3.74(m、2H)、3.25(br s、2H)、3.25(s、3H)、2.68−2.60(m、2H)、1.75−1.63(m、2H);
13C−NMR(126MHz、CDCl
3) δ 139.9、139.2、136.2、135.6、134.6、132.5、132.4、131.5、129.6、128.8、128.1、127.6、67.1、63.7、47.4、39.1、31.2;LR−MS C
17H
20ClN
2O
3Sについての計算値 [M+H]
+ 367.09、実測値367.09.
7−((3−ヨード−6−メチル−5,5−ジオキシド−6,11−ジヒドロジベンゾ[c,f][1,2]チアゼピン−11−イル)アミノ)ヘプタン酸塩酸塩(84)
【化277】
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【0754】
化合物49(25mg、0.045mmol)をHCl水溶液(0.5M、1.5mL)中において70℃で3時間加熱した。次いで、この反応混合物を濃縮し、真空中で完全に乾燥させて、酸84の純粋なHCl塩を粘性の黄色油状物として得た。
1H−NMR(400MHz、メタノール−d
4) δ 8.38(d、J=1.5Hz、1H)、8.22(dd、J=7.5、1.9Hz、1H)、7.78−7.72(m、1H)、7.65(dd、J=15.3、7.7Hz、2H)、7.57(dd、J=8.1、1.2Hz、1H)、7.48(t、J=7.3Hz、1H)、5.95(s、1H)、3.22(s、3H)、3.01−2.92(m、1H)、2.86−2.78(m、1H)、2.26(t、J=7.2Hz、2H)、1.74−1.62(m、2H)、1.61−1.53(m、2H)、1.33(m、4H);
13C−NMR(101MHz、メタノール−d
4) δ 177.3、144.5、142.6、141.4、137.9、136.9、136.9、133.5、129.1、128.7、128.5、126.3、97.9、67.9、48.6、39.8、34.6、29.4、27.1、26.7、25.6;LR−MS C
21H
26IN
2O
4Sについての計算値 [M+H]
+ 529.07、実測値 529.08。
【0755】
実施例1:Muオピオイド受容体活性
感染:PEI(オイルサイエンス社;ワシントン、PA)を1:1の比率でOpti−MEM(ライフテクノロジーズ社;グランドアイランド、NY)中に希釈して用いて、ヒトまたはマウスMOR・cDNAを、91位にRLuc8を挿入されたGα
oB(Gα
oB−RLuc8)、Gβ
1(β
1)、及びN末端で全長mVenusに融合されたGγ
2(mVenus−γ2)と同時に、10cm皿の中のHEK−293T細胞(5×10
6細胞/プレート)にトランスフェクトし、先に記載されたようにしてGタンパク質活性化についてアッセイした(Rives、M.−L.等.J.Biol Chem.2012、287、27050−4;Negri、A.;Rives、M.−L.;Caspers、M.J.等.J.Chem.Inf.Model.2013、53、521−526)。細胞を、10%FBS(プレミアムセレクト、アトランタバイオロジカル社;アトランタ、GA)および100U/mLのペニシリンおよび100μg/mLのストレプトマイシン(#15140、ライフテクノロジーズ社)を補充したダルベッコの改変イーグル培地(高グルコース#11965;ライフテクノロジーズ社)中で維持した。24時間後に培地を交換し、その24時間後(トランスフェクション後48時間)に実験を行った。
【0756】
BRET:トランスフェクトされた細胞を分離し、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)に再懸濁した。約200,000細胞/ウエルを、黒枠白ウエルの96ウェルプレート(#60050;パーキンエルマー社、ウォルサム、MA)に加えた。マイクロプレートを遠心分離し、細胞をPBS中に再懸濁した。次いで、ルシフェラーゼ基質であるセレンテラジンHの5μΜを、各ウエルに5分間添加した。セレンテラジンHの添加に続いてリガンドを添加し、PHERAstarFSプレートリーダーでBRET信号を5分間測定した。BRET信号の定量化には、エネルギー供与体のRLuc8により放出される光(485nm)に対する、エネルギー受容体のmVenusにより放出される光(510〜540nm)の比率を計算することが必要とされる。この薬剤に誘発されたBRET信号を、Gタンパク質活性化のための100%最大応答としてDAMGOのE
maxを使用して正規化した。用量応答曲線は、GraphPadプリズム6における3パラメータロジスティック方程式を用いて適合された。
【0757】
表1に列記された以下の化合物は、ヒトおよび/またはマウのMORを活性化させた。従って、表1に列挙した化合物は、MORのアゴニストである。
【表1-1】
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【0758】
【表1-2】
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【0759】
【表1-3】
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【0760】
【表1-4】
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【0761】
【表1-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0762】
【表1-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0763】
【表1-7】
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【0764】
【表1-8】
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【0765】
【表1-9】
[この文献は図面を表示できません]
【0766】
【表1-10】
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【0767】
実施例2:チアネプチンに対する類似体の相対的効力
チアネプチンに対する改善を示す化合物の効力。即ち、データはR
2、エーテル側鎖が、類似のアルコール側鎖(これは不活性または非常に効力が低い)よりも有意に効能が強いことを示している。更に、このデータは、ハロゲン置換基の大きさがフルオロからヨードへと増大すると共に効力が増大する強い傾向を示しており、この傾向は幾つかの亜属の例に亘って維持される。従って、ここに開示された化合物は、以下の傾向に基づいて増大する効能を有している:R
5=I>R
5=Br>R
5=Cl>R
5=F。チアネプチンに類似した活性を備えた化合物は、改善された薬物動態プロファイルを有している。
【表2-1】
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【0768】
【表2-2】
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【0769】
【表2-3】
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【0770】
実施例3:追加の6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド化合物のMORアゴニズム
本発明の追加の態様は、MORアゴニストである表1の化合物の類似体を提供する。表1に記載したものの類似体である追加の6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド化合物を、インビトロでのヒトおよびマウスMORアッセイで試験する。これらの類似体はMOR活性を作動させる。表1または表2に記載の化合物の類似体である本明細書に開示された追加の化合物を、インビトロでのヒトおよびマウスMORアッセイで試験する。これらの類似体は7MOR活性を作動させる。
【0771】
本発明の追加の態様は、MORアゴニストである表2の化合物の類似体を提供する。表2に記載した化合物の類似体である追加の6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド化合物を、インビトロでのヒトおよびマウスMORアッセイで試験する。これらの類似体はMOR活性を作動させる。表2に記載した化合物の類似体である化合物を、インビトロでのヒトおよびマウスMORアッセイで試験する。これらの類似体はMOR活性を作動させる。
【0772】
実施例4:MORアゴニストの投与
ある量の化合物6−11、13−29、31−53または55−84の何れか一つを、鬱病または大鬱病に罹患した被験者投与する。この量の該化合物は、鬱病または大鬱病に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0773】
ある量の化合物6−11、13−29、31−53または55−84の何れか一つを、疼痛に罹患した被験者に投与する。この量の該化合物は、疼痛に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0774】
ある量の化合物6−11、13−29、31−53または55−84の何れか一つを、不安に罹患した被験者投与する。この量の該化合物は、不安に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0775】
表1または表2に記載の化合物の類似体である、ある量の本明細書に開示された化合物の何れか一つを、鬱病または大鬱病に罹患した被験者投与する。この量の該化合物は、鬱病または大鬱病に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0776】
表1または表2に記載の化合物の類似体である、ある量の本明細書に開示された化合物の何れか一つを、疼痛に罹患した被験者投与する。この量の該化合物は、疼痛に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0777】
表1または表2に記載の化合物の類似体である、ある量の本明細書に開示された化合物の何れか一つを、不安に罹患した被験者投与する。この量の該化合物は、不安に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0778】
ある量の化合物58−84の何れか一つを、鬱病または大鬱病に罹患した被験者に投与する。この量の該化合物は、鬱病または大鬱病に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0779】
ある量の化合物58−84の何れか一つを、疼痛に罹患した被験者に投与する。この量の該化合物は、疼痛に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0780】
ある量の化合物58−84の何れか一つを、不安に罹患した被験者に投与する。この量の該化合物は、不安に罹患した前記被験者を治療するために有効である。
【0781】
実施例5:代謝および薬物動態
チアネプチンおよび23の薬物動態および脳分布を、次のようにして、雄C57BL/6マウスにおいて単回の腹腔内投与後に決定した。各化合物について、24匹の雄マウスの群に、正規の生理食塩水中における薬物の溶液製剤を10mg/kgで投与した。軽いイソフラン麻酔の下で、血液サンプル(約60μL)を0.08、0.25、0.5、1、2、4、8、24時間後に眼窩叢から採取した。全血の遠心分離によって血漿サンプルを分離し、生物分析するまで−70℃以下で保存した。採血後直ぐに、脳サンプルを、0.08、0.25、0.5、1、2、4、8、24時間においてに各マウスから採取した。脳サンプルを、氷冷リン酸緩衝生理食塩液(pH7.4)を用いてホモジナイズし、該ホモジネートを分析まで−70℃未満で保存した。総ホモジネート体積は組織重量の3倍であった。全てのサンプルを、アセトニトリル(ACN)を用いてタンパク質沈殿による分析のために処理し、目的LC/MS/MSのための適合法で分析した(血漿および脳内でLLOQ−1.01NG/mL)。薬物動態パラメータは、フェニックスWinNonlin(登録商標)(バージョン6.3)の非コンパートメント解析ツールを用いて計算した。
【0782】
チアネプチンは、脂肪酸と同様に、主にカルボン酸側鎖のβ酸化によって代謝されることが知られている(Grislain、L等、1990)。従来技術で知られている他のカルボン酸類似体は、類似の様式で代謝されると予想される。従って、β酸化を介して容易に代謝され得ない官能基でカルボン酸側鎖を置換することによって、より遅い代謝、より長い作用期間、及び改善された治療プロファイルをもたらす。修飾された側鎖(例えばエーテル、エステル、またはアルキル基)を備えた本明細書に開示される化合物は、β酸化を防止する。例えば、エーテル化合物23は、チアネプチンよりも遥かに長い半減期および高い全身露出(AUC)を有し、従って、改善された治療プロファイルを有すると思われる(表3及び表4)。
【0783】
R
2基にエーテル、ポリエーテルまたはエステルを有する化合物を含む本明細書に開示された他の化合物は、および23に類似の半減期および全身露出を有する。開示された他の化合物は、化合物23に類似の薬物動態プロファイルを有する。更に、これらの化合物は、チアネプチンに比較して改善された薬物動態を有する。
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0784】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0785】
実施例6:プロドラッグとしてのエステル
カルボン酸エステルは、加水分解により得られる対応するカルボン酸のためのプロドラッグとして周知である(Beaumont等、2003)。このようなエステルプロドラッグは、それらのカルボン酸対応物と比較して、改善された経口での生体利用性、優れた脳浸透性、またはより長い作用持続時間を示す。従って、エステル側鎖を有する本願の化合物は、それ自体で生物学的に活性であるが、対応するカルボン酸のためのプロドラッグとしても作用する。更に、当業者は、本願の方法および知識を追加のプロドラッグの調製のために適用できるであろう。例えば、エステルの種類(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、フェニル)または側鎖の長さは、当該プロドラッグおよびそれらの対応するカルボン酸加水分解生成物の活性および薬物動態学的特性を調整するために変更することができる。追加のプロドラッグおよびそれらの調製例が、スキーム1に示されている。
【0786】
化合物6、9、14、17、34、41、45、49、51、61、62、66、70、74、79、及び81は、対応する酸を送達するためのプロドラッグとして作用する。
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
【0787】
実施例7:NMDA受容体またはアンタゴニストとの組み合わせ
N−メチル−D−アスパラギン酸受容体(NMDAR)のアンタゴニストは、疼痛の治療におけるオピオイド受容体アゴニストの有益な効果を強化すること、およびこれらの効果に対する耐性の発症を予防することが知られている(Trujillo、K.A.等、1994年;Mao、J.等、1996年)。NMDARアンタゴニストはまた、鬱病の治療において効果的であることが知られている(Murrough、J.W.等、2013年)。従って、NMDARアンタゴニストと組み合わせたチアネプチンまたはここに開示される新規化合物の医薬組成物は、疼痛または気分障害の治療において有用であり得る。或いは、オピオイドモジュレータおよびNMDARアンタゴニストは、疼痛又は気分障害を治療するための新規な方法として、別々に投与することができる。
【0788】
<NMDA受容体アンタゴニストの非限定的例>
デキストロモルフィナン類:デキストロメトルファン、デキストロファン、デキストラロルファン;
アダマンタン類:メマンチン、アマンタジン、リマンタジン、ニトロメマンチン(YQW−36);
アリールシクロヘキシルアミン類:ケタミン(およびその類似体、例えばチレタミン)、フェンシクリジン(およびその類似体、例えばテノシクリジン、エチシクリジン、ロリシクリジン)、メトキセタミン(およびその類似体)、ガシクリジン(GK−11);
その他:ネラメキサン、ラニセミン(AZD6765)、ジフェニジン、ジゾシルピン(MK−801)、8A−フェニルデカヒドロキノリン(8A−PDHQ)、レマセミド、イフェンプロジル、トラキソプロジル(CP−101、606)、エリプロジル(SL−82.0715)、エトキサドロール(CL−1848C)、デキソクサドロール、WMS−2539、NEFA、デルセミン(NPS−1506)、アプチガネル(Cerestat CNS−1102)、ミダフォテル(CPPene;SDZ EAA 494)、デキサナビノール(HU−211またはETS2101)、セルホテル(CGS−19755)、7−クロロキヌレン酸(7−CKA)、5,7−ジクロロキヌレン酸(5,7−DCKA)、L−683344、L−689560、L−701324、GV150526A、GV196771A、CERC−301(旧称MK−0657)、アトモキセチン、LY−235959、CGP 61594、CGP 37849、CGP 40116(CG 37849)、LY−233536の活性エナンチオマー、PEAQX(NVP−AAM077)、イボガイン、ノルイボガイン、Ro 25-6981、GW468816、EVT−101、インダンタドール、ペルジンホテル(EAA−090)、SSR240600、2−MDP(U−23807A)、AP−7。
【0789】
実施例8:NMDA受容体部分アゴニストとの組み合わせ
NMDARの弱い部分的アゴニストが知られており(Moskal、J.R.等、2005)が知られており、固有のグルタミン信号伝達活性が高いか過剰に活性化される場合、アンタゴニストと同様の有利なまたは相乗効果を生み出すことが期待できる可能性がある。従って、NMDAR部分アゴニストと組み合わせたチアネプチンまたは本明細書中に開示される新規な化合物の医薬組成物は、疼痛または気分障害の治療に有用であり得る。或いは、オピオイドモジュレーターおよびNMDA受容体部分アゴニストは、疼痛または気分障害を治療するための新規な方法として、別々に投与することができる。
【0790】
<NMDA受容体部分的アゴニストの非限定的な例>:NRX−1074、ラパスチネル(GLYX−13)
実施例9:ニューロキニン1受容体アンタゴニストとの組み合わせ
ニューロキン1受容体(NK-1)のアンタゴニストは、特に報酬および自己投与プロトコルにおいて、オピオイドアゴニストの作用を調節することが知られている。より詳細に言えば、NK−1アンタゴニストは、動物モデルにおけるオピオイド報酬および自己投与を減衰させる(ロビンソン,JE等、2012)。NK−1アンタゴニストはまた、鬱病の治療において有効であることが知られている(Kramer、M.S等、2004)。従って、NK−1アンタゴニストと組み合わせチアネプチンの医薬組成物または本明細書中に開示した新規な化合物は、増大した有効性および乱用性の低い疼痛または気分障害の治療において有用であり得る。或いは、オピオイドモジュレーターおよびNK−1アンタゴニストは、疼痛または気分障害を治療するための新規な方法として、別々に投与することができる。
【0791】
<ニューロキニン1受容体アンタゴニストの非限定的例>:
アプレピタント、フォサプレピタント、カソピタント、マロピタント、ベスチピタント、ボフォピタント、ラネピタント、オルベピタント、エズロピタント、ネツピタント、ロラピタント、L−733060、L−703606、L−759274、L−822429、L−760735、L−741671、L−742694、L−732138、CP−122721、RPR−100893、CP−96345、CP−99994、TAK−637、T−2328、CJ−11974、RP 67580、NKP608、VPD−737、GR 205171、LY686017、AV608、SR140333B、SSR240600C、FK 888、GR 82334。
【0792】
実施例10:ニューロキニン2受容体アンタゴニストとの組み合わせ
ニューロキン2受容体(NK-2)のアンタゴニストは抗うつ効果を示し、また三環系抗うつ薬(オーバストリート、DHら、2010)と相乗作用することが知られている(Overstreet、D.H.等、2010)。従って、NK−2アンタゴニストと組み合わせたチアネプチンまたは本明細書中に開示された新規な化合物の医薬組成物は、増大した有効性で気分障害の治療に有用であり得る。或いは、オピオイドのモジュレータおよびNK−2アンタゴニストは、気分障害を治療するための新規な方法として別々に投与することができる。
【0793】
<ニューロキニン2受容体アンタゴニストの非限定的例>
サレズタント、イボズタント、ネパズタント、GR−159897、MEN−10376
実施例11:ニューロキニン3受容体アンタゴニストとの組み合わせ
ニューロキニン3受容体(NK−3)のアンタゴニストは、抗鬱作用を示すことが知られている(Salome等、2006)。更に、NK−3モジュレータの作用は、オピオイド受容体系に対する依存性を示す(Panocka,I.等、2001)。従って、NK−3アンタゴニストと組み合わせた、チアネプチンまたは本明細書中に開示した新規な化合物の医薬組成物は、増大した有効性で気分障害の治療に有用であり得る。或いは、オピオイドモジュレーターおよびNK−3拮抗薬は、気分障害を治療するための新規な方法として別々に投与されてもよい。
【0794】
<ニューロキニン3受容体アンタゴニストの非限定的例>
オサネタント、タルネタント、SB−222200、SB−218795
[考察]
本明細書に開示された化合物は、MORを活性化し、またはMORおよびDORを二重に活性化させる。従って、それらは鎮痛剤として有用である。更に、この活性はグルタミン酸作動系の調節に導き、抗鬱作用をトリガーする。従って、本明細書に開示した化合物は抗鬱薬としても有用である。
【0795】
本発明の追加の態様は、6−メチル−6,11−ジヒドロジベンゾ[1,2]チアゼピン5,5−ジオキシド、または4−メチル−4,10−ジヒドロベンゾ[f]チエノ[3、2−c][1,2]チアゼピン5,5−ジオキシドのコア構造に関する化学スペースを包含するために使用し得る合成方法および化学的中間体を提供する。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
構造:
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在し、
Aが、フェニルであり、R1が、−CH3であり、R3、R4、R6及びR7が、それぞれ、−Hであり、そしてR5がClであるとき、R2は、−(CH2)4C(O)NH2、−(CH2)4CO2H、−(CH2)5CO2H、−(CH2)6CO2H、−(CH2)7CO2H、−(CH2)10CO2H、−(CH2)6CO2CH2CH3、−(CH2)6CH3、−(CH2)2OH、−(CH2)4OH、−(CH2)7OH以外であり、
Aが、フェニルであり、R1が、−CH3であり、R3、R4、R5、R6及びR7が、それぞれ、−Hであるとき、R2は、−(CH2)CO2CH2CH3、−(CH2)2CO2CH2CH3、−(CH2)CO2H、−(CH2)3CO2H、−(CH2)4CO2H又は−(CH2)6CO2H以外であり、
R1が、−CH3であり、R2が、−(CH2)5CO2Hであり、R3が、−Hであり、R4及びR7が、それぞれ、Hであり、R5が、−Clであり、そしてR6が、−Hであるか、又はR5及びR6が、それぞれ、−Hであるとき、Aは、2−クロロフェニル又は3−クロロフェニル以外であり、
R1が、−CH3であり、R2が、−(CH2)5CO2Hであり、R3が、−H又は−CH3であり、R4及びR7が、それぞれ、−Hであり、R5が、Clであり、そしてR6が、−Hであるか、又はR6が、−Clであり、R5が、−Hであるとき、Aは、フェニル以外であり、
R1が、−CH3であり、R2が、−(CH2)3CO2Hであり、R3が、−CH3であり、そしてR4、R5、R6及びR7が、それぞれ、−Hであるとき、Aは、フェニル以外であり、
Aがフェニルであり、R1が、−CH3であり、R3、R4、R6及びR7が、それぞれ、−Hであり、そしてR5が、−SO2CH3であるとき、R2は、−(CH2)3OCH3以外であり、
Aがフェニルであり、R1が、−CH3であり、R3、R4、R6及びR7が、それぞれ、−Hであり、R5が、−Fであるとき、R2は、−(CH2)6CO2H以外である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩若しくはエステル。
[2]
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である[1]に記載の化合物。
[3]
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である[1]に記載の化合物。
[4]
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)である[1]に記載の化合物。
[5]
構造:
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在し、
Aがフェニルであり、R1が、−CH3であり、R3、R4、R6及びR7が、それぞれ、−Hであり、そしてR5が、Clであるとき、R2は、−(CH2)4CO2H、−(CH2)6CO2H、−(CH2)6CO2CH2CH3又は−(CH2)6CH3以外であり、
Aがフェニルであり、R1が、−CH3であり、R3、R4、R6及びR7が、それぞれ、−Hであり、そしてR5が、−SO2CH3であるとき、R2は、−(CH2)3OCH3以外である)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[6]
Aは、
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
R8、R9、R10及びR11は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y5、Y6、Y7及びY8は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y5がNであるとき、R8は存在せず、Y5がCであるとき、R8は存在し、Y6がNであるとき、R9は存在せず、Y6がCであるとき、R9は存在し、Y7がNであるとき、R10は存在せず、Y7がCであるとき、R10は存在し、Y8がNであるとき、R11は存在せず、Y8がCであるとき、R11は存在する)である[1から[5まで]のいずれか1つに記載の化合物。
[7]
構造:
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−OCH3、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
R12及びR13は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物。
[8]
構造:
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R5は、−Br又は−Iであり、
R4、R6及びR7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物。
[9]
構造:
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
R2は、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R4、R6及びR7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
R8、R9、R10及びR11は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)である)を有する化合物。
[10]
構造:
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R4、R6及びR7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)である)を有する[7]に記載の化合物。
[11]
構造:
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
R2は、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)又は−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)であり、
R5は、−Cl、−Br、−F又は−Iであり、
R4、R6及びR7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
R8、R9、R10及びR11は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アリール)、−(ヘテロアリール)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)である)を有する[7]に記載の化合物。
[12]
構造:
【化287-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化287-2】
[この文献は図面を表示できません]
【化287-3】
[この文献は図面を表示できません]
【化287-4】
[この文献は図面を表示できません]
を有する[1]に記載の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[13]
構造:
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
を有する[1]に記載の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[14]
構造:
【化289-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化289-2】
[この文献は図面を表示できません]
を有する[1]に記載の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[15]
構造:
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
を有する[7]に記載の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[16]
構造:
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
を有する[7]に記載の化合物又はその薬学的に許容され得る塩.
[17]
構造:
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7及びY8は、それぞれ、Cであり、
R1は、−CH3又は−CH2CH3であり、
R2は、−(C1〜C8アルキル)、−(C1〜C6アルキル)−OH、−(C1〜C6アルキル)−CO2H、−(C1〜C6アルキル)−CO2CH2CH3、−(C1〜C6アルキル)−OCH3、−(C1〜C6アルキル)−C(O)NH2、−(C1〜C6アルキル)−CF3、−(C1〜C6アルキル)−SCH3、−(C1〜C6アルキル)−OAc、−(C1〜C6アルキル)−CH(CH2CH3)2、−(C1〜C6アルキル)−O−(C1〜C6アルキル)、−(C1〜C6アルキル)−(1,3−ジオキサン)、−(C1〜C6アルキル)−(1,3−ジオキサン)、−(C1〜C6アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)、−(C1〜C2アルキル)−O−(C1〜C2アルキル)−OCH3、−(C1〜C2アルキル)−O−(C1〜C2アルキル)−OH、−(C1〜C6アルキル)−C(O)−NH−(C1〜C2ヒドロキシアルキル)、−(C1〜C2アルキル)−テトラヒドロフラン又は−(C1〜C2アルキル)−ピロリジンであり、
R3は、−Hであり、
R8、R9、R10及びR11は、それぞれ独立に、−H、−OCH3、又は−Brであり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CH3、−OCH3、−OH、−OAc、−SCH3、−SCH2CH3、S−iPr、−SO2CH3、−S(O)CH3、−(フェニル)、−O−CH2(フェニル)又は−O−(フェニル)である)を有する[1]に記載の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[18]
構造:
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ、Cであり、
R1は、−CH3であり、
R2は、−(C1〜C6アルキル)−OCH3、−(C1〜C6アルキル)−O−(C1〜C6アルキル)、−(C1〜C6アルキル)−CO2CH2CH3又は−(C1〜C6アルキル)−OCH3であり、
R3、R4、R5、R6及びR12は、それぞれ、−H、−Cl、−Br、−F、−Iであり
R13は、−H又は−Brである)を有する[7]に記載の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[19]
[1]〜[18]のいずれか1つに記載の化合物、及び薬学的に許容され得る担体を含む医薬組成物。
[20]
ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を[1]〜[18]のいずれか1つに記載の化合物と接触させることを含む、ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を活性化させる方法。
[21]
疼痛、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、[1]〜[18]のいずれか1つに記載の化合物の有効量を前記治療対象体に投与して、前記疼痛、抑鬱障害又は気分障害を治療することを含む方法。
[22]
ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を活性化させる方法であって、前記ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を、構造:
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩若しくはエステルと接触させ、それにより、前記ミュー−オピオイド受容体又はデルタ−オピオイド受容体を活性化させることを含む方法。
[23]
疼痛、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、構造:
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の効果量を前記治療対象体に投与し、それにより前記疼痛、抑鬱障害又は気分障害を治療することを含む方法。
[24]
抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの効果量、及び構造:
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の効果量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法。
[25]
疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する方法であって、NMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの効果量、及び構造:
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩の効果量を前記治療対象体に投与し、それにより前記治療対象体を治療することを含む方法。
[26]
抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際にアドオン療法として、又はNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための、構造
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステル。
[27]
疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する際にアドオン療法として、又はNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストと組合わせて用いるための、構造
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する又はその塩若しくはエステル。
[28]
構造
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含む、抑鬱障害又は気分障害に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための医薬組成物。
[29]
構造
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R2は、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アルキル)−OH、−(アルキル)−CO2H、−(アルキル)−CO2−(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH2、−(アルキル)−C(O)−NH(アルキル)、−(アルキル)−C(O)−NH−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−C(O)−N(アルキル)2、−(アルキル)−C(O)−N(ヒドロキシアルキル)2、−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−S−(アルキル)、−(アルキル)−CF3、−(アルキル)−O−(ヒドロキシアルキル)、−(アルキル)−O−(アルキル)−O−(アルキル)、−(アルキル)−(CH)−(O−(アルキル))2、−(アルキル)−(ヘテロシクリル)、−(アルキル)−OAc、−(アルキル)−テトラヒドロフラン、−(アルキル)−ピロリジン、−(アルキル)−N−メチルピロリジン、−(アルキル)−(1,3−ジオキサン)又は−(アルキル)−(4,5−ジヒドロオキサゾール)であり、
R3は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルキルアリール)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその塩若しくはエステルの一定量、及びNMDA受容体アンタゴニスト、NMDA受容体パーシャルアゴニスト、ニューロキニン1受容体アンタゴニスト、ニューロキニン2受容体アンタゴニスト又はニューロキニン3受容体アンタゴニストの一定量を含む、疼痛に苦しんでいる治療対象体を治療する際に用いるための医薬組成物。
[30]
前記化合物が、
構造:
【化302-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化302-2】
[この文献は図面を表示できません]
【化302-3】
[この文献は図面を表示できません]
【化302-4】
[この文献は図面を表示できません]
【化302-5】
[この文献は図面を表示できません]
を有するか、又はその薬学的に許容され得る塩である[22]〜[25]のいずれか1つに記載の方法、[26]〜[27]のいずれか1つに記載の化合物又は[28]〜[29]のいずれか1つに記載の医薬組成物。
[31]
前記化合物が、構造:
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
を有するか、又はその薬学的に許容され得る塩である[22]〜[25]のいずれか1つに記載の方法、[26]〜[27]のいずれか1つに記載の化合物又は[28]〜[29]のいずれか1つに記載の医薬組成物。
[32]
前記化合物が、構造:
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
を有するか、又はその薬学的に許容され得る塩である[22]〜[25]のいずれか1つに記載の方法、[26]〜[27]のいずれか1つに記載の化合物又は[28]〜[29]のいずれか1つに記載の医薬組成物。
[33]
前記化合物が、構造:
【化305-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化305-2】
[この文献は図面を表示できません]
をゆするか、又はその薬学的に許容され得る塩である[22]〜[25]のいずれか1つに記載の方法、[26]〜[27]のいずれか1つに記載の化合物又は[28]〜[29]のいずれか1つに記載の医薬組成物。
[34]
前記化合物が、構造:
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
を有するか、又はその薬学的に許容され得る塩である[22]〜[25]のいずれか1つに記載の方法、[26]〜[27]のいずれか1つに記載の化合物又は[28]〜[29]のいずれか1つに記載の医薬組成物。
[35]
構造:
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
(ここで、
αは、存在しても、していなくてもよい結合であり、
Xは、O、OH、OTf、Cl又はBrであり、
αが存在するとき、Xは、Oであり、αが存在しないとき、Xは、OH、OTf、Cl又はBrであり、
Aは、置換又は無置換のアリール又はヘテロアリールであり、
R1は、−H又は−(アルキル)であり、
R4、R5、R6及びR7は、それぞれ、存在しないか、又は存在し、存在するときは、それぞれ独立に、−H、−Cl、−Br、−F、−I、−CN、−CF3、−OCF3、−(アルキル)、−(アルケニル)、−(アルキニル)、−(アリール)、−NH2、−NH−(アルキル)、−NH−(アルケニル)、−NH−(アルキニル)、−NH−(アリール)、−NH−(ヘテロアリール)、−OH、−OAc、−O−C(O)(アルキル)、−O−(アルキル)、−O−(アルケニル)、−O−(アルキニル)、−O−(アリール)、−O−(ヘテロアリール)、−S−(アルキル)、−S−(アルケニル)、−S−(アルキニル)、−S−(アリール)、−S−(ヘテロアリール)、−S(O)−(アルキル)、−S(O)−(アリール)、−S(O)−(ヘテロアリール)、−SO2−(アルキル)、−SO2−(アリール)又は−SO2−(ヘテロアリール)であり、
Y1、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立に、N又はCであって、
Y1がNであるとき、R4は存在せず、Y1がCであるとき、R4は存在し、Y2がNであるとき、R5は存在せず、Y2がCであるとき、R5は存在し、Y3がNであるとき、R6は存在せず、Y3がCであるとき、R6は存在し、Y4がNであるとき、R7は存在せず、Y4がCであるとき、R7は存在する)を有する化合物又はその薬学的に許容され得る塩。