(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記構成ファイルは、前記目標コラージュテンプレートの種類識別子及び前記第1コラージュの中の前記目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を有し、前記種類識別子は、前記目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用され、前記固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は固定値であり、前記非固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は非固定値であり、前記非固定値は所定閾より小さい又は等しく、
前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在するか否かを検出するステップであって、前記空白部分は、ピクチャにより占有されない部分である、ステップは、
前記目標コラージュテンプレートの前記種類識別子に従い、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの種類を決定するステップと、
前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの前記種類及び前記第1コラージュ内の位置識別子の数に従い、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在するか否かを決定するステップと、
を有する、請求項1又は2に記載の方法。
前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの前記種類及び前記第1コラージュ内の位置識別子の数に従い、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在するか否かを決定するステップは、
前記目標コラージュテンプレートの種類が前記固定値テンプレート種類であるとき、前記第1コラージュの中の前記位置識別子の数が固定値より少ないか否かを決定し、前記第1コラージュの中の前記位置識別子の数が前記固定値より少ないとき、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在することを決定するステップと、
前記目標コラージュテンプレートの種類が前記非固定値テンプレート種類であるとき、前記第1コラージュの中の前記位置識別子の数が所定閾より少ないか否かを決定し、前記第1コラージュの中の前記位置識別子の数が前記所定閾より少ないとき、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在することを決定するステップと、
を有する、請求項3に記載の方法。
第1コラージュを取得するステップであって、前記第1コラージュは、前記送信側クライアントが前記画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られるコラージュである、ステップは、
前記画像処理アプリケーションにおいて少なくとも1つのピクチャに対して前処理を実行するステップであって、前記前処理は、美容画像修整、フィルタ適用、及び鮮鋭化のうちの少なくとも1つを有する、ステップと、
前記前処理された少なくとも1つのピクチャを前記目標コラージュテンプレートに追加して、前記第1コラージュを得るステップと、
を有する、請求項7に記載の方法。
前記構成ファイルは、前記目標コラージュテンプレートの種類識別子及び前記第1コラージュの中の前記目標コラージュテンプレート内の前記少なくとも1つのピクチャの位置識別子を有し、前記種類識別子は、前記目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用され、前記固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は固定値であり、前記非固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は非固定値であり、前記非固定値は所定閾より小さい又は等しい、
請求項7乃至10のいずれか一項に記載の方法。
前記構成ファイルは、前記目標コラージュテンプレートの種類識別子及び前記第1コラージュの中の前記目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を有し、前記種類識別子は、前記目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用され、前記固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は固定値であり、前記非固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は非固定値であり、前記非固定値は所定閾より小さい又は等しく、
前記検出モジュールは、
前記目標コラージュテンプレートの前記種類識別子に従い、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの種類を決定するよう構成される決定ユニットと、
前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの種類及び前記第1コラージュ内の位置識別子の数に従い、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在するか否かを決定するよう構成される判定ユニットと、
を有する、請求項12に記載の端末。
前記判定ユニットは、前記目標コラージュテンプレートの種類が前記固定値テンプレート種類であるとき、前記第1コラージュの中の位置識別子の数が固定値より少ないか否かを決定し、前記第1コラージュの中の前記位置識別子の数が前記固定値より少ないとき、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在することを決定し、前記目標コラージュテンプレートの種類が前記非固定値テンプレート種類であるとき、前記第1コラージュの中の前記位置識別子の数が所定閾より少ないか否かを決定し、前記第1コラージュの中の前記位置識別子の数が前記所定閾より少ないとき、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在することを決定する、よう構成される、
請求項13に記載の端末。
前記追加モジュールは、前記目標コラージュテンプレートの種類が前記固定値テンプレート種類であるとき、前記少なくとも1つのピクチャを前記空白部分に追加して、前記第2コラージュを得るよう構成され、前記追加した少なくとも1つのピクチャの数は、前記空白部分の数より少ない又は等しく、前記目標コラージュテンプレートの種類が前記非固定値テンプレート種類であるとき、前記目標コラージュテンプレートに空白部分を追加し、前記空白部分に前記少なくとも1つのピクチャを追加して、前記第2コラージュを得るよう構成され、前記空白部分が追加された後の前記目標コラージュテンプレート内の合計部分数は、所定閾より少ない又は等しい、
請求項13又は14に記載の端末。
前記構成ファイルは、前記目標コラージュテンプレートの種類識別子及び前記第1コラージュの中の前記目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を有し、前記種類識別子は、前記目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用され、前記固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は固定値であり、前記非固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は非固定値であり、前記非固定値は所定閾より小さい又は等しく、
前記1又は複数のプログラムは、以下の動作を実行するために使用される命令を更に有し、前記動作は、
前記目標コラージュテンプレートの前記種類識別子に従い、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの種類を決定するよう構成されるステップと、
前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの種類及び前記第1コラージュ内の位置識別子の数に従い、前記第1コラージュを形成するための前記目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在するか否かを決定するステップと、
を有する、請求項17に記載の端末。
前記構成ファイルは、前記目標コラージュテンプレートの種類識別子及び前記第1コラージュの中の前記目標コラージュテンプレート内の前記少なくとも1つのピクチャの位置識別子を有し、前記種類識別子は、前記目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用され、前記固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は固定値であり、前記非固定値テンプレート種類のテンプレートの中の合計部分数は非固定値であり、前記非固定値は所定閾より小さい又は等しい、
請求項23乃至26のいずれか一項に記載の端末。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本開示の目的、技術的解決策、及び利点を一層明らかにするために、以下に、本開示を、添付の図面を参照して以下に詳述する。明らかに、記載される実施形態は、本願の実施形態の一部のみであり、全ての実施形態ではない。本願の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本開示の保護範囲に包含される。
【0021】
図1は、本願の実施形態で提供されるピクチャ結合方法が提供される実施環境の概略図である。
図1を参照すると、実施環境は、少なくとも、第1端末120、第2端末140、及び第3端末160を含む。第2端末140は、有線ネットワーク又は無線ネットワークを用いて第1端末120及び第3端末160にそれぞれ接続されて良い。第1端末120及び第3端末160も、有線ネットワーク又は無線ネットワークを用いて接続されて良い(
図1に示されない)。無線ネットワークは、限定ではなく、WIreless−FIdility(WIFI)ネットワーク、Bluetoothネットワーク、赤外線ネットワーク、及びデータネットワークを含んで良い。
【0022】
画像処理アプリケーションにおけるクライアントは、第1端末120、第2端末140、及び第3端末160上で実行して良い。画像処理アプリケーションにおけるクライアントは、ピクチャ結合機能を実施できる。例えば、第1端末120、第2端末140、及び第3端末160は、全て、スマートフォン、タブレットコンピュータ、電子書籍リーダ、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III)プレイヤ、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV)プレイヤ、又はラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、等であって良い。第1端末120、第2端末140、及び第3端末160は、同じであって良く又は異なって良い。これは、本実施環境において限定されない。
【0023】
画像処理アプリケーションにおける且つ第1端末120上で実行するクライアントは、送信側クライアントであって良い。送信側クライアントは、第1コラージュを取得し、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成し、画像処理アプリケーションの少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供して良い。送信側クライアントにより第1コラージュを取得するステップは、送信側クライアントにより、画像処理アプリケーションのコラージュテンプレートライブラリから目標コラージュテンプレートを選択し、目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加して第1コラージュを得るステップを有して良い。幾つかの実施形態では、目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加するステップの前に、送信側クライアントは、少なくとも1つのピクチャに対して前処理を実行し、前処理した少なくとも1つのピクチャを目標コラージュテンプレートに追加して良い。前処理は、美容画像修整、フィルタ適用、及び鮮鋭化のうちの少なくとも1つを含み得る。代替で、送信側クライアントにより、第1コラージュを取得するステップは、送信側クライアントにより、別のクライアントにより送信された第1コラージュを受信するステップを更に有して良い。これは、本実施環境において限定されない。
【0024】
送信側クライアントが画像処理アプリケーションの少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供する方法は、限定ではなく、インスタントメッセージの形式で構成ファイルを少なくとも1つの受信側クライアントへ送信するステップ、又はグループメッセージの形式で、構成ファイルを、画像処理アプリケーションにおける且つ同じグループに属する少なくとも1つの受信側クライアントへ送信するステップ、又は画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームに、構成ファイルをアップロードするステップであって、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォーム上の情報は、送信側クライアントと所定の関係を有しアクセス権を有する受信側クライアントにより閲覧される、ステップ、を有して良い。
【0025】
幾つかの実施形態では、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームに、構成ファイルをアップロードするとき、送信側クライアントは、第1コラージュに記述情報を追加し、構成ファイル及び第1コラージュの記述情報を、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームにアップロードして良い。
【0026】
幾つかの実施形態では、送信側クライアントにより少なくとも1つの受信側クライアントに提供される構成ファイルは、目標コラージュテンプレートの種類識別子及び第1コラージュの中の目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を有して良い。種類識別子は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用される。固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は固定値であり、非固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は非固定値であり、非固定値は所定閾より小さく又はそれに等しい。
【0027】
画像処理アプリケーションにおける且つ第2端末140上で実行するクライアントは、受信側クライアントであって良い。受信側クライアントは、第1端末120に対応する少なくとも1つの受信側クライアントのうちの任意の受信側クライアントであって良い。受信側クライアントは、送信側クライアントにより提供される構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して第2コラージュを得て良い。空白部分は、ピクチャにより占有されない部分である。受信側クライアントが送信側クライアントにより提供される構成ファイルを取得する方法は、限定ではなく、送信側クライアントによりインスタントメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信するステップ、又は送信側クライアントによりグループメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信するステップ、又は送信側クライアントにより画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームにアップロードされた構成ファイルを受信するステップ、を有して良い。
【0028】
幾つかの実施形態では、構成ファイルは、目標コラージュテンプレートの種類識別子及び第1コラージュの中の目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を含む。種類識別子は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用される。固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は固定値であり、非固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は非固定値であり、非固定値は所定閾より小さく又はそれに等しい。したがって、受信側クライアントは、目標コラージュテンプレートの種類識別子に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類を決定し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類及び第1コラージュの中の位置識別子の数に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを決定して良い。
【0029】
具体的に、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、第1コラージュの中の位置識別子の数が固定値より少ないか否かを決定して良い。第1コラージュの中の位置識別子の数が固定値より少ないとき、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定する。目標コラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、第1コラージュの中の位置識別子の数が所定閾より少ないか否かを決定して良い。第1コラージュの中の位置識別子の数が所定閾より少ないとき、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定する。
【0030】
幾つかの実施形態では、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得て良い。ここで、追加された少なくとも1つのピクチャの数は、空白部分の数より少ない又はそれに等しい。目標コラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、目標コラージュテンプレートに空白部分を追加し、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得て良い。ここで、空白部分が追加された後の目標コラージュテンプレート内の合計部分数は、所定閾より少ない又はそれに等しい。
【0031】
幾つかの実施形態では、第2コラージュを取得した後に、受信側クライアントは、少なくとも1つの残りの受信側クライアントに、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを提供して良い。ここで、残りの受信側クライアントは送信側クライアントを含む。幾つかの実施形態では、本実施環境は、残りの受信側クライアントが画像処理アプリケーションにおけるものであり且つ第3端末160上で実行するクライアントである例を用いて説明される。第2コラージュを得た後に、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおけるものであり且つ第3端末160上のものであるクライアントに、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを提供して良い。第2コラージュを得た後に、受信側クライアントは、送信側クライアントへ、第1コラージュが変更されたことを示すために使用されるプロンプト情報を送信して良い。
【0032】
画像処理アプリケーションにおける且つ第3端末160にインストールされたクライアントは、残りの受信側クライアントであって良い。受信側クライアントは、第2端末140に対応する少なくとも1つの受信側クライアントであって良い。画像処理アプリケーションにおける且つ第3端末160にインストールされたクライアントが第2コラージュを処理するプロセスは、第2端末140が第1コラージュを処理するプロセスと同様である。これは、本実施環境においてここに記載されない。
【0033】
図2は、本願の実施形態で提供されるピクチャ結合方法のフローチャートである。本実施形態は、ピクチャ結合方法が画像処理アプリケーションにおける受信側クライアントに適用される例を用いて説明される。受信側クライアントは、
図1に示す実施環境における第3端末140にインストールされたクライアントであって良い。
図2を参照すると、方法の手順は以下のステップを含み得る。
【0034】
工程201:画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントにより提供され且つ第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得する。ここで、第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュであり、構成ファイルは、送信側クライアントが第1コラージュを得た後に送信側クライアントにより生成され且つ少なくとも1つの受信側クライアントに提供された構成ファイルである。
【0035】
工程202:構成ファイルに従い、第1コラージュを取得する。
【0036】
工程203:第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出する。ここで、空白部分は、ピクチャにより占有されない部分である。
【0037】
工程204:第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。
【0038】
纏めると、本願の本実施形態で提供されるピクチャ結合方法では、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントにより提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュであるので、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0039】
図3は、本願の別の実施形態で提供されるピクチャ結合方法の方法フローチャートである。本実施形態は、ピクチャ結合方法が画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントに適用される例を用いて説明される。送信側クライアントは、
図1に示す実施環境における第1端末120にインストールされたクライアントであって良い。
図3を参照すると、方法の手順は以下のステップを含む。
【0040】
工程301:第1コラージュを取得する。ここで、第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュである。
【0041】
工程302:第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成する。
【0042】
工程303:構成ファイルを、画像処理アプリケーションにおける少なくとも1つの受信側クライアントに提供する。したがって、少なくとも1つの受信側クライアントは、構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。ここで、空白部分は、ピクチャにより占有されない部分である。
【0043】
纏めると、本願の本実施形態で提供されるピクチャ結合方法では、送信側クライアントは、第1コラージュを取得し、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成し、画像処理アプリケーションにおける少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供する。したがって、少なくとも1つの受信側クライアントは、構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得ることができる。第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0044】
図4は、本願の更に別の実施形態で提供されるピクチャ結合方法の方法フローチャートである。本実施形態は、ピクチャ結合方法が
図1に示す実施環境に適用される例を用いて説明される。
図4−1を参照すると、方法の手順は以下のステップを含み得る。
【0045】
工程401:送信側クライアントは、第1コラージュを取得する。
【0046】
本願の本実施形態では、送信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおけるものであり且つ
図1に示す実施環境内の第1端末120上で実行するクライアントであって良い。クライアントは、画像処理アプリケーションにおけるものであり且つ第2端末140及び第3端末160上で実行するクライアントへ、コラージュを送信して良い。したがって、クライアントは、送信側クライアントとして参照される。送信側クライアントは、以下の2つの方法で第1コラージュを取得して良い。
【0047】
第1の実装では、送信側クライアントは、画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加して、第1コラージュを得る。例えば、
図4−2を参照すると、
図4−2は、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られた第1コラージュの方法フローチャートである。
図4−2を参照すると、方法の手順は以下のステップを含み得る。
【0048】
工程4011:送信側クライアントは、画像処理アプリケーションの中で少なくとも1つのピクチャに対して前処理を実行する。ここで、前処理は、美容画像修整、フィルタ適用、及び鮮鋭化のうちの少なくとも1つを含む。
【0049】
少なくとも1つのピクチャは、送信側クライアントにより、ユーザの操作に従い端末上のフォトアルバムから取得されて良く、又は送信側クライアントの撮影機能を用いてユーザの操作に従い送信側クライアントにより取得されて良い。これは、本願の本実施形態において限定されない。
【0050】
送信側クライアントは、ユーザの操作に従い、ピクチャに対して前処理操作を実行して良い。送信側クライアントは、ユーザによりトリガされた信号に従い、美容画像修整、フィルタ適用、及び鮮鋭化のうちの少なくとも1つを実行して良い。例えば、ユーザが美容画像修整信号をトリガすると、送信側クライアントは、美容画像修整信号に従い、ピクチャに対して美容画像修整を実行する。ユーザがフィルタ信号をトリガすると、送信側クライアントは、フィルタ信号に従いピクチャにフィルタを適用する。ユーザが美容画像修整信号及びフィルタ信号の両方をトリガすると、送信側クライアントは、美容画像修整信号に従いピクチャに対して美容画像修整を実行し、フィルタ信号に従いピクチャにフィルタを適用する。
【0051】
工程4012:送信側クライアントは、目標コラージュテンプレートに前処理した少なくとも1つのピクチャを追加して、第1コラージュを得る。
【0052】
目標コラージュテンプレートは、コラージュテンプレートライブラリの中で、ユーザの選択信号に従い送信側クライアントにより決定される。幾つかの実施形態では、
図4−3に示すように、
図4−3は送信側クライアントにより表示されるインタフェース図である。
図4−3を参照すると、インタフェース図は、画像処理アプリケーションのインタフェース図である。インタフェース40は、コラージュテンプレートライブラリ401を含む。コラージュテンプレートライブラリ401は、テンプレート(a)、テンプレート(b)、テンプレート(c)、テンプレート(d)、及びテンプレート(e)を含む。ユーザがコラージュテンプレートライブラリ401の中の任意のコラージュテンプレートをクリックすると、コラージュテンプレートの選択信号がトリガされて良い。送信側クライアントは、選択信号に対応するコラージュテンプレートを目標コラージュテンプレートとして決定する。例えば、
図4−3に示すように、ユーザがテンプレート(e)をクリックすると、テンプレート(e)の選択信号がトリガされる。送信側クライアントは、テンプレート(e)を目標コラージュテンプレートとして使用する。幾つかの実施形態では、インタフェース40は、「戻る(Back)」ボタン及び「保存(Save)」ボタンを更に有する。ユーザは、「戻る」ボタンをクリックして、ピクチャを再選択するために現在インタフェースの前のインタフェースに戻って良い。
【0053】
目標コラージュテンプレートを決定した後に、送信側クライアントは、目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加して、第1コラージュを得て良い。例えば、
図4−4に示すように、
図4−4は、送信側クライアントがピクチャAを目標コラージュテンプレート(e)に追加した後に得られる概略図である。本例では、目標コラージュテンプレート(e)及びピクチャAは、第1コラージュを形成する。ユーザは、「保存」ボタンをクリックして、第1コラージュを保存して良い。ピクチャを追加した後に、送信側クライアントは、ピクチャの識別子情報を保存して良い。例えば、ピクチャAの識別子情報がID−Aであると仮定すると、ピクチャAを目標コラージュテンプレート(e)に追加した後に、送信側クライアントはピクチャAの識別子情報ID−Aを保存して良い。
【0054】
第2の実装では、送信側クライアントは、別のクライアントにより送信されたコラージュを受信し、コラージュの空白部分にピクチャを追加して、第1コラージュを得る。
【0055】
本願の本実施形態では、第1端末120のクライアントが最初にピクチャ結合を実行するクライアントではないとき、第1端末120にインストールされた送信側クライアントは、別のクライアントにより送信されたコラージュを受信し、受信したコラージュの空白部分にピクチャを追加して、第1コラージュを得て良い。空白部分は、ピクチャにより占有されない部分である。送信側クライアントが、別のクライアントにより送信されたコラージュを受信し、コラージュの空白部分にピクチャを追加して、第1コラージュを得る処理については、工程401の第1の実装を参照する。本願の本実施形態において、ここに詳細事項は記載されない。
【0056】
工程402:送信側クライアントは、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成する。
【0057】
第1コラージュを取得した後に、送信側クライアントは、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成して良い。構成ファイルは、目標コラージュテンプレートの種類識別子及び第1コラージュの中の目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を含んで良い。種類識別子は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用される。固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は固定値であり、非固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は非固定値であり、非固定値は所定閾より小さく又はそれに等しい。所定閾は、実際の要件に従い設定されて良い。これは、本願の本実施形態において限定されない。例えば、所定閾は9である。つまり、非固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は9を超えない。幾つかの実施形態では、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であるとき、構成ファイルは、合計部分数を更に有して良い。目標コラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であるとき、構成ファイルは、所定閾を更に有して良い。
【0058】
種類識別子がID−1及びID−0であり、ID−1がコラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であることを示し、ID−0がコラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であることを示すと仮定する。本例では、ID−1aは固定値テンプレート(a)を示して良く、ID−0kは非固定値テンプレートkを示して良い。ピクチャの位置識別子はID−11であって良く、種類識別子がID−1であるコラージュテンプレート内の第1位置にピクチャがあることを示す。
【0059】
例えば、目標コラージュテンプレート(e)の種類が固定値テンプレート種類であると仮定すると、送信側クライアントにより生成され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルは、以下の表1に示す情報を有して良い。
【0060】
【表1】
表1を参照すると、種類識別子ID−1eは、目標コラージュテンプレート(e)の種類が固定値テンプレート種類であることを示し、位置識別子ID−1e1−>ID−Aは、識別子情報がID−Aであるピクチャが目標コラージュテンプレート(e)内の第1位置にあることを示し、合計部分数4は、目標コラージュテンプレート(e)内の合計部分数が4であることを示す。
【0061】
留意すべきことに、本願の本実施形態は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類である例を用いて説明される。実際の適用では、目標コラージュテンプレートの種類は、更に、非固定値テンプレート種類であって良い。目標コラージュテンプレートが固定値テンプレートkであると仮定すると、送信側クライアントにより生成され第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルは、以下の表2に示す情報を有して良い。
【0062】
【表2】
表2を参照すると、種類識別子ID−0kは、目標コラージュテンプレート(k)の種類が非固定値テンプレート種類であることを示し、位置識別子ID−0k1−>ID−Aは、識別子情報がID−Aであるピクチャが目標コラージュテンプレート(k)内の第1位置にあることを示し、所定閾9は、目標コラージュテンプレート(k)内の合計部分数が9であることを示す。
【0063】
本願の本実施形態は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類である例を用いて説明される。
【0064】
工程403:送信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供する。
【0065】
第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成した後に、送信側クライアントは、構成ファイルを少なくとも1つの受信側クライアントに提供して良い。本願の本実施形態は、少なくとも1つの受信側クライアントが、
図1に示す実施環境内の第2端末140上の画像処理アプリケーションにおけるクライアントを有する例を用いて説明される。幾つかの実施形態では、本願の本実施形態では、送信側クライアントは、以下の3つの実装のうちの1つで、少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供して良い。
【0066】
第1の実装では、送信側クライアントは、インスタントメッセージの形式で、少なくとも1つの受信側クライアントへ構成ファイルを送信する。
【0067】
インスタントメッセージは、限定ではないが、SMS(short messaging service)メッセージ及びチャットアプリケーションにおけるショートメッセージを含んで良い。これは、本願の本実施形態において限定されない。例えば、送信側クライアントは、SMSメッセージの形式で、構成ファイルを、画像処理アプリケーションにおける且つ第2端末140上のクライアントへ送信する。
【0068】
第2の実装では、送信側クライアントは、グループメッセージの形式で、構成ファイルを、画像処理アプリケーションにおける且つ同じグループに属する少なくとも1つの受信側クライアントへ送信する。
【0069】
画像処理アプリケーションは、チャットグループを設定して良い。送信側クライアントは、チャットグループのメンバであって良い。送信側クライアントは、チャットグループを用いて、構成ファイルをグループメッセージの形式で少なくとも1つの受信側クライアントへ送信して良い。例えば、送信側クライアントは、グループメッセージの形式で、構成ファイルを、画像処理アプリケーションにおける且つ第2端末140上のクライアントへ送信する。
【0070】
第3の方法では、送信側クライアントは、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームに構成ファイルをアップロードする。ここで、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォーム上の情報は、送信側クライアントと所定の関係を有し且つアクセス権を有する受信側クライアントにより閲覧される。
【0071】
所定の関係は、友人、フォロー、サブスクリプション、等を含み得る。これは、本願の本実施形態において限定されない。例えば、
図4−5を参照すると、
図4−5は、送信側クライアントが、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームに構成ファイルをアップロードする方法フローチャートである。
図4−5を参照すると、方法の手順は以下のステップを含み得る。
【0072】
工程4031:送信側クライアントは、第1コラージュに記述情報を追加する。
【0073】
記述情報は、送信側クライアントのユーザの現在意見、及び第1コラージュのコラージュコンテンツに関する情報を含んで良い。これは、本願の本実施形態において限定されない。
【0074】
工程4032:送信側クライアントは、第1コラージュの構成ファイル及び記述情報を、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームにアップロードする。
【0075】
第1コラージュに記述情報を追加した後に、送信側クライアントは、第1コラージュの構成ファイル及び記述情報を、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームにアップロードする。
【0076】
工程404:受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントにより提供され且つ第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得する。
【0077】
受信側クライアントは、送信側クライアントにより提供され且つ第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得できる。例えば、本願の本実施形態では、受信側クライアントは、以下の3つの方法で、送信側クライアントにより提供され且つ第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得できる。
【0078】
第1の実装では、受信側クライアントは、送信側クライアントによりインスタントメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信する。
【0079】
インスタントメッセージは、限定ではないが、SMSメッセージ及びチャットアプリケーションにおけるショートメッセージを含んで良い。これは、本願の本実施形態において限定されない。例えば、受信側クライアントは、送信側クライアントによりSMSメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信する。
【0080】
第2の実装では、受信側クライアントは、送信側クライアントによりグループメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信する。ここで、構成ファイルは、グループメッセージの形式で、送信側クライアントにより、画像処理アプリケーションにおけるものであり且つ同じグループに属する少なくとも1つの受信側クライアントへ、送信される。
【0081】
画像処理アプリケーションは、チャットグループを設定して良い。受信側クライアントは、チャットグループのメンバであって良い。受信側クライアントは、チャットグループを用いて、送信側クライアントによりグループメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信して良い。
【0082】
第3の方法では、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームに送信側クライアントによりアップロードされた構成ファイルを受信する。画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォーム上の情報は、送信側クライアントと所定の関係を有し且つアクセス権を有する受信側クライアントにより閲覧される。
【0083】
所定の関係は、友人、フォロー、サブスクリプション、等を含み得る。これは、本願の本実施形態において限定されない。留意すべきことに、受信側クライアントは、送信側クライアントにより第1コラージュに追加された記述情報及び構成ファイルを受信して良い。これは、本願の本実施形態において限定されない。
【0084】
留意すべきことに、工程404は及び前述の工程403は2つの相対する工程である。
【0085】
工程405:受信側クライアントは、構成ファイルに従い第1コラージュを取得する。
【0086】
第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得した後に、受信側クライアントは、構成ファイルに従い第1コラージュを取得できる。例えば、受信側クライアントは、構成ファイルをロードし、構成ファイルに従い第1コラージュを表示する。具体的に、受信側クライアントは、構成ファイル内の種類識別子に従い目標コラージュテンプレートの種類を決定し、目標コラージュテンプレートの種類に従いサーバから目標コラージュテンプレートを取得し、第1コラージュを形成するためのピクチャの識別子情報に従い、第1コラージュを形成するピクチャを取得し、位置情報に従い目標コラージュテンプレート内の特定位置に、第1コラージュを形成するピクチャを表示する。例えば、受信側クライアントは、種類識別子ID−1eに従い目標コラージュテンプレート(e)を取得し、ID−Aに従い第1コラージュを形成するピクチャAを取得し、次に、位置識別子ID−1e1−>ID−Aに従い、目標コラージュテンプレート(e)の中の第1位置にピクチャAを表示して、
図4−4に示す第1コラージュを得る。
【0087】
工程406:受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出する。
【0088】
第1コラージュを取得した後に、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出する。空白部分は、ピクチャにより占有されない部分である。例えば、
図4−6を参照すると、本願の本実施形態では、受信側クライアントにより、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出するステップは、以下の工程を含み得る。
【0089】
工程4061:受信側クライアントは、目標コラージュテンプレートの種類識別子に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類を決定する。
【0090】
例えば、受信側クライアントは、目標コラージュテンプレート(e)の種類識別子に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類を決定する。目標コラージュテンプレート(e)のものであり且つ構成ファイル内にある種類がID−1eであるので、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であると決定する。
【0091】
工程4062:受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類、及び第1コラージュ内の位置識別子の数に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在するか否かを決定する。
【0092】
第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類を決定した後に、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類及び第1コラージュの中の位置識別子の数に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを決定して良い。例えば、
図4−7を参照すると、本願の本実施形態では、受信側クライアントにより、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類、及び第1コラージュ内の位置識別子の数に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在するか否かを決定するステップは、以下を含み得る。
【0093】
工程40621:目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、第1コラージュ内の位置識別子の数が固定値より少ないか否かを決定し、第1コラージュ内の位置識別子の数が固定値より少ないとき、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在することを決定する。
【0094】
例えば、恋うて4061から分かるように、本願の本実施形態では、目標コラージュテンプレートの種類は固定値テンプレート種類である。受信側クライアントは、第1コラージュの中の位置識別子の数が固定値より少ないか否かを決定する。例えば、受信側クライアントは、第1コラージュの中の位置識別子の数が4より少ないか否かを決定する。第1コラージュの中の位置識別子の数が4より少ないとき、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定する。第1コラージュの中の位置識別子の数が1であり、1は4より少ないので、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定する。
【0095】
工程40622:目標コラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、第1コラージュ内の位置識別子の数が所定閾より少ないか否かを決定し、第1コラージュ内の位置識別子の数が所定閾より少ないとき、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの中に空白部分が存在することを決定する。
【0096】
例えば、受信側クライアントは、第1コラージュの中の位置識別子の数が9より少ないか否かを決定する。第1コラージュの中の位置識別子の数が9より少ないとき、受信側クライアントは、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定する。第1コラージュの中の位置識別子の数が9より少ないくないとき、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分は存在しない。
【0097】
工程407:第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。
【0098】
工程406で、受信側クライアントが、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得て良い。目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であって良く、又は非固定値テンプレート種類であって良いので、
図4−8を参照すると、受信側クライアントにより、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して第2コラージュを得るステップは、以下を含み得る。
【0099】
工程4071:目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得て良い。ここで、追加された少なくとも1つのピクチャの数は、空白部分の数より少ない又はそれに等しい。
【0100】
例えば、受信側クライアントは、
図4−4に示すように3個の空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得て良い。望ましくは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加するとき、受信側クライアントは、各空白部分に1つのピクチャを追加して良い。
図4−9に示すように、
図4−9は、受信側クライアントが、
図4−4に示す3個の空白部分に1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得ることができることを示す。
図4−9を参照すると、受信側クライアントは、ピクチャBを空白部分(位置識別子:ID−1e2)に追加して、第2コラージュを得る。
【0101】
工程4072:目標コラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であるとき、受信側クライアントは、目標コラージュテンプレートに空白部分を追加し、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。ここで、空白部分が追加された後の目標コラージュテンプレート内の合計部分数は、所定閾より少ない又はそれに等しい。
【0102】
目標コラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であるとき、少なくとも1つのピクチャが目標コラージュテンプレートに追加された後に得られた第1コラージュは、
図4−10に示され得る。受信側クライアントは、
図4−10に示す目標コラージュテンプレートに空白部分を追加し、
図4−11に示す目標コラージュテンプレートを得て、その後、
図4−11に示す空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、
図4−12に示す第2コラージュを得て良い。
図4−11及び
図4−12に示すように、本願の本実施形態は、受信側クライアントが、
図4−10に示す目標コラージュテンプレートに1つの空白部分B1を追加し、1つの空白部分B1にピクチャBを追加する例を用いて説明される。
【0103】
工程408:受信側クライアントは、少なくとも1つの残りの受信側クライアントに、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを提供する。
【0104】
第2コラージュを取得した後に、受信側クライアントは、少なくとも1つの残りの受信側クライアントに、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを提供して良い。残りの受信側クライアントは、送信側クライアントを含んで良い。本願の本実施形態は、残りの受信側クライアントが、
図1に示す実施環境内の画像処理アプリケーションにおける且つ第3端末160上で実行するクライアントである例を用いて説明される。具体的に、受信側クライアントは、先ず、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成し、次に、少なくとも1つの残りの受信側クライアントに、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを提供して良い。処理の特定の実装方法については、工程402及び工程403を参照のこと。本願の本実施形態において、ここに詳細事項は記載されない。
【0105】
工程409:受信側クライアントは、送信側クライアントへ、第1コラージュが変更されたことを示すために使用されるプロンプト情報を送信する。
【0106】
第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内の空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加した後に、受信側クライアントは、送信側クライアントへ、第1コラージュが変更されたことを示すために使用されるプロンプト情報を送信して、変更された第1コラージュを閲覧するよう送信側クライアントを促し、つまり第2コラージュを閲覧するよう送信側クライアントを促して良い。
【0107】
留意すべきことに、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを受信した後に、残りの受信側クライアントは、構成ファイルに従い第2コラージュを取得し、第2コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内の空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第3コラージュを得て良い。
図4−13に示すように、
図4−13は、残りの受信側クライアントが
図4−9に示す2つの空白部分に2個のピクチャを追加した後に得られる第3コラージュである。
図4−13を参照すると、受信側クライアントは、ピクチャCを空白部分(位置識別子:ID−1e3)に追加し、及びピクチャDを空白部分(位置識別子:ID−1e4)に追加して、第3コラージュを得る。
【0108】
纏めると、本願の本実施形態で提供されるピクチャ結合方法では、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける送信側により提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュであるので、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0109】
以下は、本願の方法の実施形態を実行するよう構成される本願の装置の実施形態を提供する。本願の装置の実施形態において開示されない詳細事項については、本願の方法の実施形態を参照のこと。
【0110】
図5は、本願の一実施形態で提供される端末の概略構造図である。画像処理アプリケーションにおける受信側クライアントは、端末上で実行して良い。端末は、
図1に示す実施環境内の第2端末140であって良い。
図5を参照すると、端末は、画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントにより提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得するよう構成される第1取得モジュール510であって、第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られるコラージュであり、構成ファイルは、送信側クライアントが第1コラージュを得た後に送信側クライアントにより生成され少なくとも1つの受信側クライアントに提供される構成ファイルである、第1取得モジュール510と、構成ファイルに従い、第1コラージュを取得するよう構成される第2取得モジュール520と、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出する検出モジュール530であって、空白部分はピクチャにより占有されない部分である、検出モジュール530と、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得るよう構成される追加モジュール540と、を有して良い。
【0111】
纏めると、本願の本実施形態で提供される端末では、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける送信側により提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュであるので、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0112】
図6−1は、本願の別の実施形態で提供される端末の概略構造図である。画像処理アプリケーションにおける受信側クライアントは、端末上で実行して良い。端末は、
図1に示す実施環境内の第2端末140であって良い。
図6−1を参照すると、端末は、限定ではなく、画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントにより提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得するよう構成される第1取得モジュール610であって、第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られるコラージュであり、構成ファイルは、送信側クライアントが第1コラージュを得た後に送信側クライアントにより生成され少なくとも1つの受信側クライアントに提供される構成ファイルである、第1取得モジュール610と、構成ファイルに従い、第1コラージュを取得するよう構成される第2取得モジュール620と、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出する検出モジュール630であって、空白部分はピクチャにより占有されない部分である、検出モジュール630と、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得るよう構成される追加モジュール640と、を有して良い。
【0113】
幾つかの実施形態では、
図6−2を参照すると、
図6−2は、第1取得モジュール610のブロック図である。
図6−2を参照すると、第1取得モジュール610は、送信側クライアントにより、インスタントメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信するよう構成される第1受信ユニット611、又は送信側クライアントにより、グループメッセージの形式で送信された構成ファイルを受信するよう構成される第2受信ユニット612であって、構成ファイルは、送信側クライアントにより、グループメッセージの形式で、画像処理アプリケーションにおける且つ同じグループに属する少なくとも1つの受信側クライアントへ送信される、第2受信ユニット612、又は画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームに、送信側クライアントによりアップロードされた構成ファイルを受信するよう構成される第3受信ユニット613であって、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォーム上の情報は、送信側クライアントと所定の関係を有しアクセス権を有する受信側クライアントにより閲覧される、第3受信ユニット613、を有する。
【0114】
幾つかの実施形態では、構成ファイルは、目標コラージュテンプレートの種類識別子及び第1コラージュの中の目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を含む。種類識別子は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用される。固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は固定値であり、非固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は非固定値であり、非固定値は所定閾より小さく又はそれに等しい。
【0115】
図6−3を参照すると、
図6−3は、検出モジュール630のブロック図である。
図6−3を参照すると、検出モジュール630は、目標コラージュテンプレートの種類識別子に従い、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類を決定するよう構成される決定ユニット631と、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレートの種類及び第1コラージュの中の位置識別子の数に従い、第1を形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを決定するよう構成される判定ユニット632と、を有する。
【0116】
幾つかの実施形態では、判定ユニット632は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であるとき、第1コラージュの中の位置識別子の数が固定値より少ないか否かを決定し、第1コラージュの中の位置識別子の数が固定値より少ないとき、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在することを決定し、目標コラージュテンプレートの種類が非固定値種類であるとき、第1コラージュの中の位置識別子の数が所定閾より少ないか否かを決定し、第1コラージュの中の位置識別子の数が所定閾より少ないとき、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在することを決定する、よう構成される。
【0117】
幾つかの実施形態では、追加モジュール640は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類であるとき、少なくとも1つのピクチャを空白部分に追加して、第2コラージュを得るよう構成され、追加した少なくとも1つのピクチャの数は、空白部分の数より少ない又は等しく、目標コラージュテンプレートの種類が非固定値テンプレート種類であるとき、目標コラージュテンプレートに空白部分を追加し、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得るよう構成され、空白部分が追加された後の目標コラージュテンプレート内の合計部分数は、所定閾より少ない又は等しい。
【0118】
幾つかの実施形態では、引き続き
図6−1を参照すると、端末は、少なくとも1つの残りの受信側クライアントに、第2コラージュを記述するために使用される構成ファイルを提供するよう構成される提供モジュール650であって、残りの受信側クライアントは送信側クライアントを有する、提供モジュール650と、送信側クライアントへ、第1コラージュが変更されたことを示すために使用されるプロンプト情報を送信するよう構成される送信モジュール660と、を更に有する。
【0119】
纏めると、本願の本実施形態で提供される端末では、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける送信側により提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュであるので、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0120】
図7−1は、本願の更に別の実施形態で提供される端末の概略構造図である。画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントは、端末上で実行して良い。端末は、
図1に示す実施環境内の第1端末120であって良い。
図7−1を参照すると、端末は、第1コラージュを取得するよう構成される取得モジュール710であって、第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られるコラージュである、取得モジュール710と、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成するよう構成される生成モジュール720と、画像処理アプリケーションにおける少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供するよう構成される提供モジュール730であって、少なくとも1つの受信側クライアントが、構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得るようにし、空白部分はピクチャにより占有されない部分である、提供モジュール730と、を有して良い。
【0121】
纏めると、本願の本実施形態で提供される端末では、送信側クライアントは、第1コラージュを取得し、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成し、画像処理アプリケーションにおける少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供する。したがって、少なくとも1つの受信側クライアントは、構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得ることができる。第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0122】
幾つかの実施形態では、
図7−2を参照すると、
図7−2は、提供モジュール730のブロック図である。
図7−2を参照すると、提供モジュール730は、インスタントメッセージの形式で、構成ファイルを、少なくとも1つの受信側クライアントへ送信するよう構成される第1送信ユニット731、又はグループメッセージの形式で、構成ファイルを、画像処理アプリケーションにおける且つ同じグループに属する少なくとも1つの受信側クライアントへ送信するよう構成される第2送信ユニット732、又は画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームに、構成ファイルをアップロードするよう構成される第3送信ユニット733であって、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォーム上の情報は、送信側クライアントと所定の関係を有しアクセス権を有する受信側クライアントにより閲覧される、第3送信ユニット733、を有する。
【0123】
幾つかの実施形態では、第3送信ユニット733は、第1コラージュに記述情報を追加し、第1コラージュの構成ファイル及び記述情報を、画像処理アプリケーションに対応するソーシャルネットワーキング情報共有プラットフォームにアップロードするよう構成される。
【0124】
幾つかの実施形態では、取得モジュール710は、画像処理アプリケーションの中の少なくとも1つのピクチャに対して前処理を実行し、前処理は、美容画像修整、フィルタ適用、及び鮮鋭化のうちの少なくとも1つを有し、前処理した少なくとも1つのピクチャを目標コラージュテンプレートに追加して、第1コラージュを得るよう構成される。
【0125】
幾つかの実施形態では、構成ファイルは、目標コラージュテンプレートの種類識別子及び第1コラージュの中の目標コラージュテンプレート内の少なくとも1つのピクチャの位置識別子を含む。種類識別子は、目標コラージュテンプレートの種類が固定値テンプレート種類又は非固定値テンプレート種類であることを示すために使用される。固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は固定値であり、非固定値テンプレート種類のテンプレート内の合計部分数は非固定値であり、非固定値は所定閾より小さく又はそれに等しい。
【0126】
纏めると、本願の本実施形態で提供される端末では、送信側クライアントは、第1コラージュを取得し、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成し、画像処理アプリケーションにおける少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供する。したがって、少なくとも1つの受信側クライアントは、構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得ることができる。第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0127】
留意すべきことに、前述の実施形態において提供された端末がピクチャ結合を実行するとき、機能モジュールの前述の分割は、単に説明のための例として使用される。実際の用途では、前述の機能は、必要に応じて異なる機能モジュールにより達成されるよう割り当てられて良い。つまり、装置の内部構造は、前述の機能の全部又は一部を達成するために異なる機能モジュールに分割される。さらに、前述の実施形態で提供された端末は、ピクチャ結合方法の実施形態と同じ概念を共有し、ここに詳述されない端末の特定の実施プロセスについては方法の実施形態を参照する。
【0128】
図8は、本願の一実施形態で提供される端末800の概略構造図である。画像処理アプリケーションにおける受信側クライアントは、端末800上で実行して良い。具体的には、次の通りである。
【0129】
端末800は、無線周波数(RF)回路810と、1又は複数のコンピュータ可読記憶媒体を含むメモリ820と、入力ユニット830と、ディスプレイユニット840と、センサ850と、音声回路860と、短距離無線送信モジュール870と、1又は複数のプロセッサ880と、電源890、のようなコンポーネントを有して良い。当業者は、
図8に示す端末構造が端末を限定するとして考えられないこと、及び端末は図示されたものより多数の又は少数のコンポーネントを有して良いこと、又は幾つかのコンポーネントが結合されて良く、又は異なるコンポーネント配置が使用されて良いことを理解できる。
【0130】
RF回路810は、情報受信及び送信プロセス又は呼処理の間に、信号を受信し及び送信するよう構成されて良い。特に、RF回路810は、基地局からのダウンリンク情報を受信し、次に、処理のためにダウンリンク情報を1又は複数のプロセッサ880に配信し、そして更に関連するアップリンクデータを基地局へ送信する。概して、RF回路810は、限定ではないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、チューナ、1又は複数の発振器、加入者識別モジュール(subscriber identity module:SIM)カード、通信機、カプラ、低雑音増幅器(LNA)、デュプレクサ、等を有する。さらに、RF回路810は、無線通信により、ネットワーク及び別の装置と更に通信して良い。無線通信は、限定ではないが、GSM(Global System for Mobile communications)、GPRS(General Packet Radio Service)、CDMA(Code Division Multiple Access)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、電子メール、SMS、等を含む任意の通信規格又はプロトコルを用いて良い。メモリ820は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを格納するよう構成されて良い。例えば、メモリ820は、所定時間リストを格納するよう構成されて良く、音声信号を収集するソフトウェアプログラム、キーワード認識を実施するソフトウェアプログラム、連続音声認識を実施するソフトウェアプログラム、及び予約設定及びリマインダを実施するソフトウェアプログラムを格納するよう更に構成されて良く、並びに、無線アクセスポイントとユーザアカウントとの間の結合関係、を格納するよう更に構成されて良い。プロセッサ880は、種々の機能アプリケーション及びデータ処理を実施するために、メモリ820に格納されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行する。メモリ820は、主に、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を有して良い。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、(音声再生機能及び画像表示機能のような)少なくとも1つの機能により要求されるアプリケーションプログラム、等を格納して良い。データ記憶領域は、端末800の使用に従い生成される(音声データ及びアドレス帳のような)データ、等を格納して良い。さらに、メモリ820は、高速ランダムアクセスメモリ(RAM)を有して良く、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置のような不揮発性メモリ、又は別の揮発性固体記憶装置も有して良い。相応して、メモリ820は、プロセッサ880及び入力ユニット830のメモリ820へのアクセスを提供するために、メモリ制御部を更に有して良い。
【0131】
入力ユニット830は、入力される数字又は文字情報を受信し、ユーザ設定及び機能制御に関連して入力される、キーボード、マウス、ジョイスティック、光若しくはトラックボール信号を生成するよう構成されて良い。具体的には、入力ユニット830は、タッチ感応表面831、及び別の入力装置832を有して良い。タッチ感応表面831は、タッチスクリーン又はタッチパネルとしても参照されることがあり、(指又はスタイラスのような任意の適切なオブジェクト又はアクセサリを用いることにより、タッチ感応表面831上の又はその近くのユーザの操作のような)タッチ感応表面上の又はその近くのユーザのタッチ操作を収集し、所定プログラムに従い対応する接続装置を駆動して良い。幾つかの実施形態では、タッチ感応表面831は、2つの部分、つまりタッチ検出装置及びタッチ制御部、を有して良い。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置を検出し、タッチ操作により生成される信号を検出し、タッチ制御部に信号を転送する。タッチ制御部は、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報をタッチポイント座標に変換し、タッチポイント座標をプロセッサ880へ送信する。さらに、タッチ制御部は、プロセッサ880から送信されるコマンドを受信し実行できる。さらに、タッチ感応表面831は、抵抗性、容量性、赤外線、又は表面音波型のタッチ感応表面であって良い。タッチ感応表面831に加えて、入力ユニット830は、別の入力装置832を更に有して良い。具体的には、別の入力装置832は、限定ではないが、物理キーボード、(音声制御キー又はスイッチキーのような)機能キー、トラックボール、マウス、及びジョイスティックのうちの1又は複数を有して良い。
【0132】
ディスプレイユニット840は、ユーザにより入力される情報又はユーザのために提供される情報、及び端末800の種々のグラフィカルユーザインタフェースを表示するよう構成されて良い。グラフィカルユーザインタフェースは、グラフ、テキスト、アイコン、ビデオ、又はそれらの任意の組合せにより形成されて良い。ディスプレイユニット840は、ディスプレイパネル841を有して良い。幾つかの実施形態では、ディスプレイパネル841は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)、等を用いて構成されて良い。さらに、タッチ感応表面831は、ディスプレイパネル841をカバーして良い。タッチ感応表面831上の又はその近くのタッチ操作を検出した後に、タッチ感応表面831は、タッチイベントの種類を決定するために、タッチ操作をプロセッサ880へ転送する。次に、プロセッサ880は、タッチイベントの種類に従い、ディスプレイパネル841上で対応する視覚出力を提供する。
図4では、タッチ感応表面831及びディスプレイパネル841が入力及び出力機能を実施するために2つの別個の部分として使用されるが、幾つかの実施形態では、タッチ感応表面831及びディスプレイパネル841は、入力及び出力機能を実装するために統合されて良い。
【0133】
端末800は、少なくとも1つのセンサ850、例えば、光センサ、動きセンサ、及び他のセンサを更に有して良い。具体的には、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを有して良い。周囲光センサは、周囲光の明るさに従い、ディスプレイパネル841の輝度を調整できる。近接センサは、端末800が耳へ移動するとき、ディスプレイパネル841及び/又はバックライトをオフに切り替えて良い。ある種の動きセンサとして、重力加速度センサは、種々の方向の(通常は、3軸上の)加速度の大きさを検出でき、静止時の重力の大きさ及び方向を検出でき、携帯電話機の姿勢(例えば、ランドスケープ方向とポートレート方向との間の切り替え、関連するゲーム、及び磁気計姿勢較正)を認識するアプリケーション、(万歩計(登録商標)、殴打のような)振動認識に関連する機能、等に適用されて良い。ジャイロスコープ、圧力計、湿度計、温度計、及び赤外センサのような他のセンサは、端末800内に較正されて良く、ここで更に記載されない。
【0134】
音声回路860、ラウドスピーカ861、及びマイクロフォン862は、ユーザと端末800との間の音声インタフェースを提供して良い。音声回路860は、受信した音声データを電気信号に変換し、電気信号をラウドスピーカ861へ送信して良い。ラウドスピーカ861は、出力のために、電気信号を音声信号に変換する。他方で、マイクロフォン862は、収集した音声信号を電気信号に変換する。音声回路860は、電気信号を受信し、電気信号を音声データに変換し、処理のためにプロセッサ880へ音声データを出力する。次に、プロセッサ880は、RF回路810を用いることにより、例えば別の端末へ、音声データを送信し、又は更なる処理のためにメモリ820に音声データを出力する。音声回路860は、周辺機器イヤホンと端末800との間の通信を提供するために、イヤホンジャックを更に有して良い。
【0135】
短距離無線送信モジュール870は、WiFi(登録商標)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュール、等であって良い。端末800は、短距離無線送信モジュール870を用いることにより、ユーザが電子メールを受信し、ウェブページを閲覧し、ストリーミング媒体にアクセスする、等を助け、ユーザに無線ブロードバンドインターネットアクセスを提供する。
図8は、短距離無線送信モジュール870を示すが、無線通信ユニットは端末800の必須コンポーネントではなく、必要なときには、無線通信ユニットは、本開示の基本の範囲が変更されない限り省略されて良いことが理解される。
【0136】
プロセッサ880は、端末800の制御センタであり、種々のインタフェース及び線を用いることにより端末の種々の部分に接続される。メモリ820に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを走らせ又は実行し、及びメモリ820に格納されたデータを呼び出すことにより、プロセッサ880は、端末800の種々の機能及びデータ処理を実行し、それにより、移動電話機上の全体的監視を実行する。幾つかの実施形態では、プロセッサ880は、1又は複数の処理コアを含んで良い。幾つかの実施形態では、プロセッサ880は、アプリケーションプロセッサ及びモデムを統合して良い。アプリケーションプロセッサは、主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラム、等を処理する。モデムは、主に、無線通信を処理する。前述のモデムプロセッサは、プロセッサ880に統合されなくて良いことが理解できる。
【0137】
端末800は、種々のコンポーネントに電力を供給する電源890(例えば、バッテリ)を更に有する。望ましくは、電源は、電源管理システムを用いることによりプロセッサ880に論理的に接続されて良く、それにより電源管理システムを用いることによる充電、放電、及び電力消費管理を実施する。電源890は、直流又は交流電源、再充電システム、電源障害検出回路、電源変換器又はインバータ、電源状態指示器、及び任意の他のコンポーネントのうちの1又は複数を更に有して良い。
【0138】
図示しないが、端末800は、カメラ、Bluetoothモジュール等を更に有して良く、それらはここで更に記載されない。
【0139】
端末800は、メモリ及び1又は複数のプログラムを更に有する。1又は複数のプログラムは、メモリに格納され、前述の方法の実施形態によるピクチャ結合方法を実行するために1又は複数のプロセッサにより実行されるよう構成される。
【0140】
纏めると、本願の本実施形態で提供される端末では、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける送信側により提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュであるので、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0141】
図9は、本願の一実施形態で提供される端末900の概略構造図である。画像処理アプリケーションにおける送信側クライアントは、端末900上で実行して良い。具体的には、次の通りである。
【0142】
端末900は、RF回路910と、1又は複数のコンピュータ可読記憶媒体を含むメモリ920と、入力ユニット930と、ディスプレイユニット940と、センサ950と、音声回路960と、短距離無線送信モジュール970と、1又は複数のプロセッサ980と、電源990、のようなコンポーネントを有して良い。当業者は、
図9に示す端末構造が端末を限定するとして考えられないこと、及び端末は図示されたものより多数の又は少数のコンポーネントを有して良いこと、又は幾つかのコンポーネントが結合されて良く、又は異なるコンポーネント配置が使用されて良いことを理解できる。
【0143】
RF回路910は、情報受信及び送信プロセス又は呼処理の間に、信号を受信し及び送信するよう構成されて良い。特に、RF回路910は、基地局からのダウンリンク情報を受信し、次に、処理のためにダウンリンク情報を1又は複数のプロセッサ980に配信し、そして更に関連するアップリンクデータを基地局へ送信する。概して、RF回路910は、限定ではないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、チューナ、1又は複数の発振器、SIMカード、通信機、カプラ、LNA、デュプレクサ、等を有する。さらに、RF回路910は、無線通信により、ネットワーク及び別の装置と更に通信して良い。無線通信は、限定ではないが、GSM(登録商標)、GPRS、CDMA、WCDMA(登録商標)、LTE、電子メール、SMS、等を含む任意の通信標準又はプロトコルを使用して良い。非一時的メモリ920は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを格納するよう構成されて良い。例えば、メモリ920は、所定時間リストを格納するよう構成されて良く、音声信号を収集するソフトウェアプログラム、キーワード認識を実施するソフトウェアプログラム、連続音声認識を実施するソフトウェアプログラム、及び予約設定及びリマインダを実施するソフトウェアプログラムを格納するよう更に構成されて良く、並びに、無線アクセスポイントとユーザアカウントとの間の結合関係、を格納するよう更に構成されて良い。プロセッサ980は、種々の機能アプリケーション及びデータ処理を実施するために、メモリ920に格納されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行する。メモリ920は、主に、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を有して良い。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、(音声再生機能及び画像表示機能のような)少なくとも1つの機能により要求されるアプリケーションプログラム、等を格納して良い。データ記憶領域は、端末900の使用に従い生成される(音声データ及びアドレス帳のような)データ、等を格納して良い。さらに、メモリ920は、高速RAMを有して良く、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、又は別の揮発性固体記憶装置のような不揮発性メモリを更に有して良い。相応して、メモリ920は、プロセッサ980及び入力ユニット930のメモリ920へのアクセスを提供するために、メモリ制御部を更に有して良い。
【0144】
入力ユニット930は、入力される数字又は文字情報を受信し、ユーザ設定及び機能制御に関連して入力される、キーボード、マウス、ジョイスティック、光若しくはトラックボール信号を生成するよう構成されて良い。具体的には、入力ユニット930は、タッチ感応表面931、及び別の入力装置932を有して良い。タッチ感応表面931は、タッチスクリーン又はタッチパネルとしても参照されることがあり、(指又はスタイラスのような任意の適切なオブジェクト又はアクセサリを用いることにより、タッチ感応表面931上の又はその近くのユーザの操作のような)タッチ感応表面上の又はその近くのユーザのタッチ操作を収集し、所定プログラムに従い対応する接続装置を駆動して良い。幾つかの実施形態では、タッチ感応表面931は、2つの部分、つまりタッチ検出装置及びタッチ制御部、を有して良い。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置を検出し、タッチ操作により生成される信号を検出し、タッチ制御部に信号を転送する。タッチ制御部は、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報をタッチポイント座標に変換し、タッチポイント座標をプロセッサ980へ送信する。さらに、タッチ制御部は、プロセッサ980から送信されるコマンドを受信し実行できる。さらに、タッチ感応表面931は、抵抗性、容量性、赤外線、又は表面音波型のタッチ感応表面であって良い。タッチ感応表面931に加えて、入力ユニット930は、別の入力装置932を更に有して良い。具体的には、別の入力装置932は、限定ではないが、物理キーボード、(音声制御キー又はスイッチキーのような)機能キー、トラックボール、マウス、及びジョイスティックのうちの1又は複数を有して良い。
【0145】
ディスプレイユニット940は、ユーザにより入力される情報又はユーザのために提供される情報、及び端末900の種々のグラフィカルユーザインタフェースを表示するよう構成されて良い。グラフィカルユーザインタフェースは、グラフ、テキスト、アイコン、ビデオ、又はそれらの任意の組合せにより形成されて良い。ディスプレイユニット940は、ディスプレイパネル941を有して良い。幾つかの実施形態では、ディスプレイパネル941は、LCD、OLED、等を用いて構成されて良い。さらに、タッチ感応表面931は、ディスプレイパネル941をカバーして良い。タッチ感応表面931上の又はその近くのタッチ操作を検出した後に、タッチ感応表面931は、タッチイベントの種類を決定するために、タッチ操作をプロセッサ980へ転送する。次に、プロセッサ980は、タッチイベントの種類に従い、ディスプレイパネル941上で対応する視覚出力を提供する。
図4では、タッチ感応表面931及びディスプレイパネル941が入力及び出力機能を実施するために2つの別個の部分として使用されるが、幾つかの実施形態では、タッチ感応表面931及びディスプレイパネル941は、入力及び出力機能を実装するために統合されて良い。
【0146】
端末900は、少なくとも1つのセンサ950、例えば、光センサ、動きセンサ、及び他のセンサを更に有して良い。具体的には、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを有して良い。周囲光センサは、周囲光の明るさに従い、ディスプレイパネル941の輝度を調整できる。近接センサは、端末900が耳へ移動するとき、ディスプレイパネル941及び/又はバックライトをオフに切り替えて良い。ある種の動きセンサとして、重力加速度センサは、種々の方向の(通常は、3軸上の)加速度の大きさを検出でき、静止時の重力の大きさ及び方向を検出でき、携帯電話機の姿勢(例えば、ランドスケープ方向とポートレート方向との間の切り替え、関連するゲーム、及び磁気計姿勢較正)を認識するアプリケーション、(万歩計、殴打のような)振動認識に関連する機能、等に適用されて良い。ジャイロスコープ、圧力計、湿度計、温度計、及び赤外センサのような他のセンサは、端末900内に較正されて良く、ここで更に記載されない。
【0147】
音声回路960、ラウドスピーカ961、及びマイクロフォン962は、ユーザと端末900との間の音声インタフェースを提供して良い。音声回路960は、受信した音声データを電気信号に変換し、電気信号をラウドスピーカ961へ送信して良い。ラウドスピーカ961は、出力のために、電気信号を音声信号に変換する。他方で、マイクロフォン962は、収集した音声信号を電気信号に変換する。音声回路960は、電気信号を受信し、電気信号を音声データに変換し、処理のためにプロセッサ980へ音声データを出力する。次に、プロセッサ980は、RF回路910を用いることにより、例えば別の端末へ、音声データを送信し、又は更なる処理のためにメモリ920に音声データを出力する。音声回路960は、周辺機器イヤホンと端末900との間の通信を提供するために、イヤホンジャックを更に有して良い。
【0148】
短距離無線送信モジュール970は、WiFi(登録商標)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュール、等であって良い。端末900は、短距離無線送信モジュール970を用いることにより、ユーザが電子メールを受信し、ウェブページを閲覧し、ストリーミング媒体にアクセスする、等を助け、ユーザに無線ブロードバンドインターネットアクセスを提供する。
図9は、短距離無線送信モジュール970を示すが、無線通信ユニットは端末900の必須コンポーネントではなく、必要なときには、無線通信ユニットは、本開示の基本の範囲が変更されない限り省略されて良いことが理解される。
【0149】
プロセッサ980は、端末900の制御センタであり、種々のインタフェース及び線を用いることにより端末の種々の部分に接続される。メモリ920に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを走らせ又は実行し、及びメモリ920に格納されたデータを呼び出すことにより、プロセッサ980は、端末900の種々の機能及びデータ処理を実行し、それにより、移動電話機上の全体的監視を実行する。幾つかの実施形態では、プロセッサ980は、1又は複数の処理コアを含んで良い。幾つかの実施形態では、プロセッサ980は、アプリケーションプロセッサ及びモデムを統合して良い。アプリケーションプロセッサは、主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラム、等を処理する。モデムは、主に、無線通信を処理する。前述のモデムプロセッサは、プロセッサ980に統合されなくて良いことが理解できる。
【0150】
端末900は、種々のコンポーネントに電力を供給する電源990(例えば、バッテリ)を更に有する。望ましくは、電源は、電源管理システムを用いることによりプロセッサ980に論理的に接続されて良く、それにより電源管理システムを用いることによる充電、放電、及び電力消費管理を実施する。電源990は、直流又は交流電源、再充電システム、電源障害検出回路、電源変換器又はインバータ、電源状態指示器、及び任意の他のコンポーネントのうちの1又は複数を更に有して良い。
【0151】
図示しないが、端末900は、カメラ、Bluetoothモジュール等を更に有して良く、それらはここで更に記載されない。
【0152】
端末900は、メモリ及び1又は複数のプログラムを更に有する。1又は複数のプログラムは、メモリに格納され、前述の方法の実施形態によるピクチャ結合方法を実行するために1又は複数のプロセッサにより実行されるよう構成される。
【0153】
纏めると、本願の本実施形態で提供される端末では、送信側クライアントは、第1コラージュを取得し、第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを生成し、画像処理アプリケーションにおける少なくとも1つの受信側クライアントに構成ファイルを提供する。したがって、少なくとも1つの受信側クライアントは、構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得ることができる。第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0154】
図10は、本願の一実施形態で提供されるピクチャ結合システム1000の概略構造図である。
図10を参照すると、ピクチャ結合システム1000は、端末1010及び端末1020を有して良い。
【0155】
可能な実装方法では、端末1010は、
図5又は
図6−1に示す端末であって良く、端末1020は
図7−1に示す端末であって良い。
【0156】
別の可能な実装方法では、端末1010は
図8に示す端末であって良く、端末1020は
図9に示す端末であって良い。
【0157】
纏めると、本願の本実施形態で提供されるピクチャ結合システムでは、受信側クライアントは、画像処理アプリケーションにおける送信側により提供され第1コラージュを記述するために使用される構成ファイルを取得し、構成ファイルに従い第1コラージュを取得し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するか否かを検出し、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在するとき、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。第1コラージュは、送信側クライアントが画像処理アプリケーションの目標コラージュテンプレートに少なくとも1つのピクチャを追加した後に得られたコラージュであるので、第1コラージュを形成するための目標コラージュテンプレート内に空白部分が存在すると決定すると、受信側クライアントは、空白部分に少なくとも1つのピクチャを追加して、第2コラージュを得る。したがって、画像処理アプリケーションの異なるクライアントが、ピクチャ結合を完了でき、ピクチャ結合の柔軟性が比較的低い及びピクチャ結合を通じて形成されるコラージュの効果が単調であるという関連技術における問題を解決し、それにより、ピクチャ結合の柔軟性を向上し及び種々のコラージュをより良いものにするという有利な効果を達成する。
【0158】
例示的な実施形態では、本願の実施形態は、命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶媒体、例えば命令を有するメモリ、を更に提供する。前述の命令は、前述のピクチャ結合方法を達成するために端末のプロセッサにより実行されて良い。例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気ディスク、フロッピーディスク、光データ記憶装置、等であって良い。
【0159】
本願の前述の実施形態のシーケンス番号は、単に説明の便宜のためであり、実施形態の優先度を示すことを意図しない。
【0160】
当業者は、前述の実施形態の工程の全部又は一部が、ハードウェアを使用することにより実装されて良く、又は関連するハードウェアに指示するプログラムにより実装されて良いことを理解する。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されて良い。記憶媒体は、リードオンリーメモリ、磁気ディスク、光ディスク、等であって良い。
【0161】
上述の説明は、本願の単なる好適な実施形態であり、本開示を制限することを意図しない。本開示の精神及び原理の範囲内で行われる変更、等価置換、及び改良は、本開示の保護範囲に含まれるべきである。