(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6558606
(24)【登録日】2019年7月26日
(45)【発行日】2019年8月14日
(54)【発明の名称】改善型プラスチック粒子圧縮設備
(51)【国際特許分類】
B29C 43/04 20060101AFI20190805BHJP
B30B 9/00 20060101ALI20190805BHJP
B30B 9/28 20060101ALI20190805BHJP
C08J 99/00 20060101ALI20190805BHJP
【FI】
B29C43/04
B30B9/00 C
B30B9/28 Z
C08J99/00
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-79302(P2018-79302)
(22)【出願日】2018年4月17日
【審査請求日】2018年5月9日
(31)【優先権主張番号】201810307981.2
(32)【優先日】2018年4月8日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519243651
【氏名又は名称】广州金智医療器械有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】▲たい▼文
【審査官】
越本 秀幸
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−073727(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2018/0037407(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C 43/00−43/58
B30B 9/00− 9/32
C08J 11/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
改善型プラスチック粒子圧縮設備であって、主軸組、前記主軸組に設置される圧縮装置と前記主軸組の下端に設置され前記主軸組と連動して回転する転向装置を含み、前記圧縮装置は前記主軸組に設置され上を向く第一昇降溝を含み、前記第一昇降溝の左右両側の内壁に相通するように第一導移溝が設置され、前記第一昇降溝の内壁の上端にねじブロックが固定的に設置され、前記第一昇降溝に上下に摺動可能な第一滑りブロックが設置され、前記第一滑りブロックの左右両側の端面に前記第一導移溝の中に伸びる第一導移ブロックが固定的に設置され、前記第一滑りブロックに第一モーターが固定的に設置され、前記第一モーターの上端に回転軸を通じて上端が前記第一昇降溝の上端口の外に延びるロータが動力が伝達可能なよう係合し接続され、前記ロータが前記ねじブロックとねじで係合し接続され、前記主軸組の上端に第一取付固定ブロックが設置され、前記ロータの上端は前記第一取付固定ブロックの下側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第一取付固定ブロックの上側端面に光量パネルが固定的に設置され、前記第一取付固定ブロックの前後左右の四つの端面にそれぞれ第一突出ブロックが固定的に設置され、前記第一昇降溝の外側の前記主軸組の前後左右の四つの端面に第二突出ブロックが固定的に設置され、前記第二突出ブロックが前記第一昇降溝と離れる一側端面に第一圧縮部材が回転可能なように係合し接続され、前記第一圧縮部材は前記第二突出ブロックが前記第一昇降溝と離れる一側端面に回転可能なように係合し接続される第一リンクを含み、前記第一リンクが前記第一昇降溝と離れる一端に第二リンクが固定的に接続され、前記第二リンクの下側端面に第一圧縮板が固定的に接続され、前記第二リンクの上側端面の中心に第一接合ブロックが固定的に設置され、前記第一接合ブロックの上側端面に第一リンク柱が回転可能なように係合し接続され、前後左右に対称に設置される前記第一リンク柱の上端はそれぞれ前後左右に対称に設置される前記第一突出ブロックが前記第一取付固定ブロックと離れる一側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第一昇降溝の下側内壁に相通するように第二昇降溝が設置され、前記第二昇降溝の左右両側内壁に前記第二昇降溝と相通する始筐体が設置され、前記第二昇降溝に上下にスライドし上端が前記第一滑りブロックの下側端面に固定的に接続される滑り軸が設置され、前記滑り軸の下端に前記第二昇降溝に上下にスライドし左右両端が前記始筐体の外に延びる第二取付固定ブロックが固定的に接続され、前記主軸組の外側に前記主軸組の外表面に摺動可能な套管が套設され、前記套管の下端面と前記第二取付固定ブロックの上側端面の間に第三取付固定ブロックが固定的に接続され、前記套管の前後左右の四つの端面に対称に第三突出ブロックが固定的に設置され、前後左右に対称に設置される前記第三突出ブロックが前記主軸組と離れる一側端面に第二リンク柱が回転可能なように係合し接続され、前記第二昇降溝の下側の前記主軸組の前後左右の四つの端面に第四突出ブロックが固定的に設置され、前記第四突出ブロックが前記主軸組と離れる一側端面に第二圧縮部材が回転可能なように係合し接続され、前記第二圧縮部材は前記第四突出ブロックに回転可能なように係合し接続される第三リンクを含み、前記第三リンクが前記第四突出ブロックと離れる一端に第四リンクが固定的に接続され、前記第四リンクの上側端面の中心位置に第二接合ブロックが固定的に設置され、前記第二リンク柱の下端は前記第二接合ブロックの上側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第四リンクの下側端面に第二圧縮板が固定的に設置され、前記転向装置の中に光制御装置が設置され、前記転向装置は前記主軸組の下側に設置される台板を含み、前記台板の上側端面の中心位置に転向柱が固定的に設置され、前記転向柱に上を向く転向筐体が設置され、前記転向筐体の内側壁に相通するように環状筐体が設置され、前記転向筐体の下側内壁に第二モーターが固定的に設置され、前記主軸組の下端が下に前記転向筐体に延びて前記転向筐体の内側壁と回転可能なように係合し接続し、前記主軸組の下端は転向軸を通じて前記第二モーターの上端に動力が伝達可能なように係合し接続し、前記主軸組の左右両側にそれぞれ前記環状筐体に伸びる支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックが転向輪を通じて前記環状筐体の下側内壁に回転可能なように係合し接続し、前記主軸組の外側壁に環状のキャビティが設置され、前記転向柱の上側端面に第一回転接合ブロックが固定的に設置され、前記第一回転接合ブロックが前記主軸組に近づく一側端面に環状の前記キャビティに伸びる第二回転接合ブロックが固定的に設置され、前記第二回転接合ブロックの上端面と前記キャビティの上側内壁の間に転向輪を通じて回転係合接続を形成し、前記第二回転接合ブロックの上側端面に転向スイッチ端末が固定的に設置され、前記転向スイッチ端末の上側端面に転向スイッチが固定的に設置され、前記転向スイッチは前記第二モーターの回転を制御し、一回前記転向スイッチを押すと、前記第二モーターが九十度回転し、前記圧縮装置と連動して九十度回転し、使用者が圧縮することを便利にし、前記転向柱の左側端面に昇降スイッチ端末が固定的に設置され、前記昇降スイッチ端末の左側端面に昇降スイッチが固定的に設置され、前記昇降スイッチが前記第一モーターを制御し、前記第一圧縮部材と第二圧縮部材の開閉を制御し、使用者が圧縮することを便利にし、前記主軸組に蓄電池が設置され、前記蓄電池が前記光量パネルと電気制御し接続し、前記蓄電池が蓄える電力は前記改善型プラスチック粒子圧縮設備の消費電力部品の自身消耗に用いて商用電源の消耗を節約し、前記台板に上下に貫通に設置される突抜筐体が設置され、前記改善型プラスチック粒子圧縮設備は前記突抜筐体を通じて地面に固定的に接続され、前記光制御装置は前記転向装置に固定的に取り付けられる前記第一転向接合ブロックの中のヒントランプを含み、前記ヒントランプは前記蓄電池と電気制御し接続することを特徴とする改善型プラスチック粒子圧縮設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプラスチック粒子加工技術分野に関し、具体的には
圧縮数量を向上させ、且つ占有空間を減少できるプラスチック粒子圧縮設備に関する。
【背景技術】
【0002】
プラスチック粒子を加工する時、プラスチック粒子を圧縮し加工する必要があり、伝統的な圧縮設備はただ単一に圧縮でき、圧縮した後に角度と高低を調整することが不便で、占める空間も大きく、だからプラスチック粒子を倍に取り付けられ、使用が便利な改善型プラスチック粒子圧縮設備を設計する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103101699号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は解決する必要な技術問題に対して改善型プラスチック粒子圧縮設備を提供し、それは上記の現在の技術問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術方案を通じて実現する。本発明の改善型プラスチック粒子圧縮設備は主軸組、前記主軸組に設置される圧縮装置と前記主軸組の下端に設置され前記主軸組と連動して回転する転向装置を含み、前記圧縮装置は前記主軸組に設置され上を向く第一昇降溝を含み、前記第一昇降溝の左右両側の内壁に相通するように第一導移溝が設置され、前記第一昇降溝の内壁の上端にねじブロックが固定的に設置され、前記第一昇降溝に上下に摺動可能な第一滑りブロックが設置され、前記第一滑りブロックの左右両側の端面に前記第一導移溝の中に伸びる第一導移ブロックが固定的に設置され、前記第一滑りブロックに第一モーターが固定的に設置され、前記第一モーターの上端に回転軸を通じて上端が前記第一昇降溝の上端口の外に延びるロータが動力が伝達可能なよう係合し接続され、前記ロータが前記ねじブロックとねじで係合し接続され、前記主軸組の上端に第一取付固定ブロックが設置され、前記ロータの上端は前記第一取付固定ブロックの下側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第一取付固定ブロックの上側端面に光量パネルが固定的に設置され、前記第一取付固定ブロックの前後左右の四つの端面にそれぞれ第一突出ブロックが固定的に設置され、前記第一昇降溝の外側の前記主軸組の前後左右の四つの端面に第二突出ブロックが固定的に設置され、前記第二突出ブロックが前記第一昇降溝と離れる一側端面に
第一圧縮部材が回転可能なように係合し接続され、前記
第一圧縮部材は前記第二突出ブロックが前記第一昇降溝と離れる一側端面に回転可能なように係合し接続される第一リンクを含み、前記第一リンクが前記第一昇降溝と離れる一端に第二リンクが固定的に接続され、前記第二リンクの下側端面に第一圧縮板が固定的に接続され、前記第二リンクの上側端面の中心に第一接合ブロックが固定的に設置され、前記第一接合ブロックの上側端面に第一リンク柱が回転可能なように係合し接続され、前後左右に対称に設置される前記第一リンク柱の上端はそれぞれ前後左右に対称に設置される前記第一突出ブロックが前記第一取付固定ブロックと離れる一側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第一昇降溝の下側内壁に相通するように第二昇降溝が設置され、前記第二昇降溝の左右両側内壁に前記第二昇降溝と相通する始筐体が設置され、前記第二昇降溝に上下にスライドし上端が前記第一滑りブロックの下側端面に固定的に接続される滑り軸が設置され、前記滑り軸の下端に前記第二昇降溝に上下にスライドし左右両端が前記始筐体の外に延びる第二取付固定ブロックが固定的に接続され、前記主軸組の外側に前記主軸組の外表面に摺動可能な套管が套設され、前記套管の下端面と前記第二取付固定ブロックの上側端面の間に第三取付固定ブロックが固定的に接続され、前記套管の前後左右の四つの端面に対称に第三突出ブロックが固定的に設置され、前後左右に対称に設置される前記第三突出ブロックが前記主軸組と離れる一側端面に第二リンク柱が回転可能なように係合し接続され、前記第二昇降溝の下側の前記主軸組の前後左右の四つの端面に第四突出ブロックが固定的に設置され、前記第四突出ブロックが前記主軸組と離れる一側端面に
第二圧縮部材が回転可能なように係合し接続され、前記
第二圧縮部材は前記第四突出ブロックに回転可能なように係合し接続される
第三リンクを含み、前記第三リンクが前記第四突出ブロックと離れる一端に第四リンクが固定的に接続され、前記第四リンクの上側端面の中心位置に第二接合ブロックが固定的に設置され、前記第二リンク柱の下端は前記第二接合ブロックの上側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第四リンクの下側端面に第二圧縮板が固定的に設置され、前記転向装置の中に光制御装置が設置される。
【0006】
好ましい技術方案として前記転向装置は前記主軸組の下側に設置される台板を含み、前記台板の上側端面の中心位置に転向柱が固定的に設置され、前記転向柱に上を向く転向筐体が設置され、前記転向筐体の内側壁に相通するように環状筐体が設置され、前記転向筐体の下側内壁に第二モーターが固定的に設置され、前記主軸組の下端が下に前記転向筐体に延びて前記転向筐体の内側壁と回転可能なように係合し接続し、前記主軸組の下端は転向軸を通じて前記第二モーターの上端に動力が伝達可能なように係合し接続し、前記主軸組の左右両側にそれぞれ前記環状筐体に伸びる支持ブロックが固定的に設置され、前記支持ブロックが転向輪を通じて前記環状筐体の下側内壁に回転可能なように係合し接続し、前記主軸組の外側壁に環状のキャビティが設置され、前記転向柱の上側端面に第一回転接合ブロックが固定的に設置され、前記第一回転接合ブロックが前記主軸組に近づく一側端面に環状の前記キャビティに伸びる第二回転接合ブロックが固定的に設置され、前記第二回転接合ブロックの上端面と前記キャビティの上側内壁の間に転向輪を通じて回転係合接続を形成する。
【0007】
好ましい技術方案として前記第二回転接合ブロックの上側端面に転向スイッチ端末が固定的に設置され、前記転向スイッチ端末の上側端面に転向スイッチが固定的に設置され、前記転向スイッチは前記第二モーターの回転を制御し、一回に前記転向スイッチを押すと、前記第二モーターが九十度回転し、ひいては
前記圧縮装置と連動して九十度回転し、使用者が圧縮することを便利にする。
【0008】
好ましい技術方案として前記転向柱の左側端面に昇降スイッチ端末が固定的に設置され、前記昇降スイッチ端末の左側端面に昇降スイッチが固定的に設置され、前記昇降スイッチが前記第一モーターを制御し、ひいては前記第一圧縮部材と第二圧縮部材の開閉を制御し、使用者が圧縮することを便利にする。
【0009】
好ましい技術方案として前記主軸組に蓄電池が設置され、前記蓄電池が前記光量パネルと電気制御し接続し、前記蓄電池が蓄える電力は本装置の消費電力部品の自身消耗に用いてひいては商用電源の消耗を節約する。
【0010】
好ましい技術方案として前記台板に上下に貫通に設置される突抜筐体が設置され、本装置は前記突抜筐体を通じて地面に固定的に接続される。
【0011】
好ましい技術方案として前記光制御装置は前記転向装置に固定的に取り付けられる前記第一転向接合ブロックの中のヒントランプを含み、前記ヒントランプは前記蓄電池と電気制御し接続する。
【0012】
本発明の有益な効果は、本発明は構造が簡単で、操作が便利で、本装置の使用過程は、初期状態の時、第一滑りブロックの下側端面が第一昇降溝の下側内壁と当接し、この時第一取付固定ブロックの下側端面が主軸組の上側端面と当接し、この時に
第一圧縮板は開く状態にあり、同時に滑り軸は第二昇降溝に最大限度に下がって、この時に第二取付固定ブロックの下側端面は第二昇降溝の下側内壁と当接し、この時に
第二圧縮板は下に反転する状態にあり、
本装置を使って圧縮を行う時、操作員は昇降スイッチ84を押し、この時第一モーター37が起動し、この上で更に回転軸を通じてロータ52を連れて回転させ、この上で更にロータ52とねじブロック60とがねじ作用ではめることにより、第一滑りブロック36を駆動させて第一昇降溝39の中で上昇させ、第一滑りブロック36が上昇している過程において、第一導移ブロック38と第一導移溝35の間のストッパ作用で、第一滑りブロック36が自転しなく、この時第一取付固定ブロック49が上昇し、この上で更に第一リンク柱46を駆動させて第一突出ブロック48の周りに回転させ、この上で更に第一圧縮板43を駆動させて第二突出ブロック47の周りに翻転し、第二圧縮板22により圧縮作業を行い、繰り返せば、往復圧縮操作を実現でき、圧縮効率を大きく向上させ、圧縮するのに占有する空間を減少できる;前記第一圧縮板43及び前記第二圧縮板22の圧縮方位を変えようとする時、転向スイッチ82を押し、この時に第二モーター62が起動し、これにより回転軸を通じて主軸組11を駆動させて回転させ、これにより違った方位での圧縮操作を実現する。伝統的なプラスチック粒子圧縮設備と比べると、
本装置の構造が簡単で、操作が便利である上に、占有空間が小さく、倍にプラスチック粒子を圧縮でき、これにより労力を大きく減少でき、プラスチックに対する二次利用加工の加工効率を向上させられる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の有益な効果は、本発明は構造が簡単で、操作が便利で、本装置の使用過程は、初期状態の時、第一滑りブロックの下側端面が第一昇降溝の下側内壁と当接し、この時第一取付固定ブロックの下側端面が主軸組の上側端面と当接し、この時に
第一圧縮板は開く状態にあり、同時に滑り軸は第二昇降溝に最大限度に下がって、この時に第二取付固定ブロックの下側端面は第二昇降溝の下側内壁と当接し、この時に
第二圧縮板は下に反転する状態にあり、
本装置を使って圧縮を行う時、操作員は昇降スイッチ84を押し、この時第一モーター37が起動し、この上で更に回転軸を通じてロータ52を連れて回転させ、この上で更にロータ52とねじブロック60とがねじ作用ではめることにより、第一滑りブロック36を駆動させて第一昇降溝39の中で上昇させ、第一滑りブロック36が上昇している過程において、第一導移ブロック38と第一導移溝35の間のストッパ作用で、第一滑りブロック36が自転しなく、この時第一取付固定ブロック49が上昇し、この上で更に第一リンク柱46を駆動させて第一突出ブロック48の周りに回転させ、この上で更に第一圧縮板43を駆動させて第二突出ブロック47の周りに翻転し、第二圧縮板22により圧縮作業を行い、繰り返せば、往復圧縮操作を実現でき、圧縮効率を大きく向上させ、圧縮するのに占有する空間を減少できる;前記第一圧縮板43及び前記第二圧縮板22の圧縮方位を変えようとする時、転向スイッチ82を押し、この時に第二モーター62が起動し、これにより回転軸を通じて主軸組11を駆動させて回転させ、これにより違った方位での圧縮操作を実現する。伝統的なプラスチック粒子圧縮設備と比べると、
本装置の構造が簡単で、操作が便利である上に、占有空間が小さく、倍にプラスチック粒子を圧縮でき、これにより労力を大きく減少でき、プラスチックに対する二次利用加工の加工効率を向上させられる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】
図1は本発明の改善型プラスチック粒子圧縮設備の内部構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
説明しやすいため、本発明は以下の具体的な実施例と図面を交え詳しく説明する。
【0016】
図1と
図4が示すように、本発明の改善型プラスチック粒子圧縮設備は主軸組11、前記主軸組11に設置される圧縮装置と前記主軸組11の下端に設置され前記主軸組11と連動して回転する転向装置を含み、前記圧縮装置は前記主軸組11に設置され上を向く第一昇降溝39を含み、前記第一昇降溝39の左右両側の内壁に相通するように第一導移溝35が設置され、前記第一昇降溝39の内壁の上端にねじブロック60が固定的に設置され、前記第一昇降溝39に上下に摺動可能な第一滑りブロック36が設置され、前記第一滑りブロック36の左右両側の端面に前記第一導移溝35の中に伸びる第一導移ブロック38が固定的に設置され、前記第一滑りブロック36に第一モーター37が固定的に設置され、前記第一モーター37の上端に回転軸を通じて上端が前記第一昇降溝39の上端口の外に延びるロータ52が動力が伝達可能なよう係合し接続され、前記ロータ52が前記ねじブロック60とねじで係合し接続され、前記主軸組11の上端に第一取付固定ブロック49が設置され、前記ロータ52の上端は前記第一取付固定ブロック49の下側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第一取付固定ブロック49の上側端面に光量パネル51が固定的に設置され、前記第一取付固定ブロック49の前後左右の四つの端面にそれぞれ第一突出ブロック48が固定的に設置され、前記第一昇降溝39の外側の前記主軸組11の前後左右の四つの端面に第二突出ブロック47が固定的に設置され、前記第二突出ブロック47が前記第一昇降溝39と離れる一側端面に
第一圧縮部材が回転可能なように係合し接続され、前記
第一圧縮部材は前記第二突出ブロック47が前記第一昇降溝39と離れる一側端面に回転可能なように係合し接続される第一リンク50を含み、前記第一リンク50が前記第一昇降溝39と離れる一端に第二リンク44が固定的に接続され、前記第二リンク44の下側端面に第一圧縮板43が固定的に接続され、前記第二リンク44の上側端面の中心に第一接合ブロック45が固定的に設置され、前記第一接合ブロック45の上側端面に第一リンク柱46が回転可能なように係合し接続され、前後左右に対称に設置される前記第一リンク柱46の上端はそれぞれ前後左右に対称に設置される前記第一突出ブロック48が前記第一取付固定ブロック49と離れる一側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第一昇降溝39の下側内壁に相通するように第二昇降溝34が設置され、前記第二昇降溝34の左右両側内壁に前記第二昇降溝34と相通する始筐体33が設置され、前記第二昇降溝34に上下にスライドし上端が前記第一滑りブロック36の下側端面に固定的に接続される滑り軸32が設置され、前記滑り軸32の下端に前記第二昇降溝34に上下にスライドし左右両端が前記始筐体33の外に延びる第二取付固定ブロック31が固定的に接続され、前記主軸組11の外側に前記主軸組11の外表面に摺動可能な套管28が套設され、前記套管28の下端面と前記第二取付固定ブロック31の上側端面の間に第三取付固定ブロック29が固定的に接続され、前記套管28の前後左右の四つの端面に対称に第三突出ブロック27が固定的に設置され、前後左右に対称に設置される前記第三突出ブロック27が前記主軸組11と離れる一側端面に第二リンク柱25が回転可能なように係合し接続され、前記第二昇降溝34の下側の前記主軸組11の前後左右の四つの端面に第四突出ブロック26が固定的に設置され、前記第四突出ブロック26が前記主軸組11と離れる一側端面に
第二圧縮部材が回転可能なように係合し接続され、前記
第二圧縮部材は前記第四突出ブロック26に回転可能なように係合し接続される
第三リンク41を含み、前記第三リンク41が前記第四突出ブロック41と離れる一端に第四リンク21が固定的に接続され、前記第四リンク21の上側端面の中心位置に第二接合ブロック24が固定的に設置され、前記第二リンク柱25の下端は前記第二接合ブロック24の上側端面に回転可能なように係合し接続し、前記第四リンク21の下側端面に第二圧縮板22が固定的に設置され、前記転向装置の中に光制御装置が設置される。
【0017】
好ましくは前記転向装置は前記主軸組11の下側に設置される台板71を含み、前記台板71の上側端面の中心位置に転向柱61が固定的に設置され、前記転向柱61に上を向く転向筐体63が設置され、前記転向筐体63の内側壁に相通するように環状筐体65が設置され、前記転向筐体63の下側内壁に第二モーター62が固定的に設置され、前記主軸組11の下端が下に前記転向筐体63に延びて前記転向筐体63の内側壁と回転可能なように係合し接続し、前記主軸組11の下端は転向軸を通じて前記第二モーター62の上端に動力が伝達可能なように係合し接続し、前記主軸組11の左右両側にそれぞれ前記環状筐体65に伸びる支持ブロック66が固定的に設置され、前記支持ブロック66が転向輪を通じて前記環状筐体65の下側内壁に回転可能なように係合し接続し、前記主軸組11の外側壁に環状のキャビティ69が設置され、前記転向柱61の上側端面に第一回転接合ブロック67が固定的に設置され、前記第一回転接合ブロック67が前記主軸組11に近づく一側端面に環状の前記キャビティ69に伸びる第二回転接合ブロック68が固定的に設置され、前記第二回転接合ブロック68の上端面と前記キャビティ69の上側内壁の間に転向輪を通じて回転係合接続を形成する。
【0018】
好ましくは前記第二回転接合ブロック68の上側端面に転向スイッチ端末81が固定的に設置され、前記転向スイッチ端末81の上側端面に転向スイッチ82が固定的に設置され、前記転向スイッチ82は前記第二モーター62の回転を制御し、一回に前記転向スイッチ82を押すと、前記第二モーター62が九十度回転し、ひいては
前記圧縮装置と連動して九十度回転し、使用者が圧縮することを便利にする。
【0019】
好ましくは前記転向柱61の左側端面に昇降スイッチ端末83が固定的に設置され、前記昇降スイッチ端末83の左側端面に昇降スイッチ84が固定的に設置され、前記昇降スイッチ84が前記第一モーター37を制御し、ひいては前記第一圧縮部材と第二圧縮部材の開閉を制御し、使用者が圧縮することを便利にする。
【0020】
好ましくは前記主軸組11に蓄電池91が設置され、前記蓄電池91が前記光量パネル51と電気制御し接続し、前記蓄電池91が蓄える電力は本装置の消費電力部品の自身消耗に用いてひいては商用電源の消耗を節約する。
【0021】
好ましくは前記台板71に上下に貫通に設置される突抜筐体72が設置され、本装置は前記突抜筐体72を通じて地面に固定的に接続される。
【0022】
好ましくは前記光制御装置は前記転向装置に固定的に取り付けられる前記第一転向接合ブ
ロック67の中のヒントランプ90を含み、前記ヒントランプ90は前記蓄電池91と電気制御し接続し、前記ヒントランプ90が明るくなる時、蓄電池91が正常な仕事状態にあることを示す。
【0023】
本装置の使用過程は、初期状態の時、第一滑りブロック36の下側端面が第一昇降溝39の下側内壁と当接し、この時第一取付固定ブロック49の下側端面が主軸組11の上側端面と当接し、この時に
第一圧縮板は開く状態にあり、同時に滑り軸32は第二昇降溝34に最大限度に下がって、この時に第二取付固定ブロック31の下側端面は第二昇降溝34の下側内壁と当接し、この時に
第二圧縮板は下に反転する状態にあり、
本装置を使って圧縮を行う時、操作員は昇降スイッチ84を押し、この時第一モーター37が起動し、この上で更に回転軸を通じてロータ52を連れて回転させ、この上で更にロータ52とねじブロック60とがねじ作用ではめることにより、第一滑りブロック36を駆動させて第一昇降溝39の中で上昇させ、第一滑りブロック36が上昇している過程において、第一導移ブロック38と第一導移溝35の間のストッパ作用で、第一滑りブロック36が自転しなく、この時第一取付固定ブロック49が上昇し、この上で更に第一リンク柱46を駆動させて第一突出ブロック48の周りに回転させ、この上で更に第一圧縮板43を駆動させて第二突出ブロック47の周りに翻転し、第二圧縮板22により圧縮作業を行い、繰り返せば、往復圧縮操作を実現でき、圧縮効率を大きく向上させ、圧縮するのに占有する空間を減少できる;前記第一圧縮板43及び前記第二圧縮板22の圧縮方位を変えようとする時、転向スイッチ82を押し、この時に第二モーター62が起動し、これにより回転軸を通じて主軸組11を駆動させて回転させ、これにより違った方位での圧縮操作を実現する。
【要約】
【課題】本発明の改善型プラスチック粒子圧縮設備を開示した。
【解決手段】改善型プラスチック粒子圧縮設備は主軸組、前記主軸組に設置される圧縮装置と前記主軸組の下端に設置され前記主軸組と連動して回転する転向装置を含み、前記圧縮装置は前記主軸組に設置され上を向く第一昇降溝を含み、前記第一昇降溝の左右両側の内壁に相通するように第一導移溝が設置され、前記第一昇降溝の内壁の上端にねじブロックが固定的に設置され、前記第一昇降溝に上下に摺動可能な第一滑りブロックが設置され、前記第一滑りブロックの左右両側の端面に前記第一導移溝の中に伸びる第一導移ブロックが固定的に設置され、前記第一滑りブロックに第一モーターが固定的に設置される。
【選択図】
図4