(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6558608
(24)【登録日】2019年7月26日
(45)【発行日】2019年8月14日
(54)【発明の名称】天井エアコン装置
(51)【国際特許分類】
F24F 1/0047 20190101AFI20190805BHJP
F16H 7/06 20060101ALI20190805BHJP
【FI】
F24F1/0047
F16H7/06
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2018-127912(P2018-127912)
(22)【出願日】2018年7月4日
【審査請求日】2018年7月16日
(31)【優先権主張番号】201810546377.5
(32)【優先日】2018年5月31日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519243651
【氏名又は名称】广州金智医療器械有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】屠曉玲
【審査官】
▲高▼藤 啓
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2013/0026334(US,A1)
【文献】
特開2000−167297(JP,A)
【文献】
特開平10−160188(JP,A)
【文献】
中国特許出願公開第102022816(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 1/0047
F16H 7/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアコン内機及び前記エアコン内機を固定する固定組立部品を含み、前記エアコン内機の中に横伸び且つ開口が外向きの第一滑動溝と縦伸び且つ前記第一滑動溝を貫く第二滑動溝が左右対称で設置され、前記第二滑動溝の頂壁の中に外部に繋がるねじ溝が設置され、前記第一滑動溝の中に左右滑動できる第一滑動アームが取り付けられ、前記第一滑動アームの中に上下繋がる通し溝が設置され、前記通し溝の外側端に圧力受け斜面が設置され、前記第二滑動溝の中に上下滑動できる第二滑動アームが取り付けられ、前記第二滑動アームの下端に前記圧力受け斜面に係合される頂圧斜面が設置され、前記固定組立部品が天井の中に設置される開口が下向きの前記エアコン内機を収める収容溝を含み、前記収容溝の上に第三滑動溝が設置され、前記第三滑動溝と前記収容溝の間にスルーホールが左右対称で設置され、前記第三滑動溝の中に上下滑動できる滑動枠が取り付けられ、前記滑動枠の中に下へ伸び且つ前記ねじ山に係合されるねじ棒が回り取り付けられ、前記ねじ棒の下端が前記スルーホールを通り抜けて前記収容溝に入り込み、前記滑動枠の底端面に市電力に接続される給電ブロックが固定取り付けられ、前記第三滑動溝の底壁の中に前記給電ブロックに係合される第一電気接続溝が設置され、前記第一電気接続溝の内壁に第一電気伝導片が固定取り付けられ、前記収容溝の頂壁に前記第一電気伝導片に接続される電気伝導ブロックが固定取り付けられ、前記エアコン内機の頂端面の中に前記電気伝導ブロックに係合される第二電気接続溝が設置され、前記第二電気接続溝の内壁に前記エアコン内機の中にある電子部品に接続される第二電気伝導片が固定取り付けられ、前記収容溝の左右端壁の中に横伸び且つ前記第一滑動アームに係合されるロック溝が対称で設置され、前記滑動枠の中に左右伸びる伝動筐体が設置され、前記伝動筐体の中に前記ねじ棒に固定接続される鎖車が設置され、二つの鎖車が伝動チェーンで動力接続され、左側のネジ棒が前記滑動枠に固定取り付けられる駆動電機に動力接続され、前記天井の下端面に指示ライトが取り付けられ、前記ロック溝の中に接触スイッチが固定取り付けられ、前記接触スイッチと前記指示ライトが電気で接続され、それによって、前記第一滑動アームが前記ロック溝に入り込み且つ前記接触スイッチに触れた時前記指示ライトがつけられ指示をくれ、前記第一滑動溝の前後端壁の中に第一ストップ溝が対称で設置され、前記第一ストップ溝の中に前記第一滑動アームに固定接続される第一ストップ膨れ出しが固定取り付けられ、前記第一ストップ溝の中に前記第一ストップ膨れ出しに支え合う第一頂圧ばねが取り付けられ、前記第一頂圧ばねが前記第一ストップ膨れ出しを内側に押し付け、前記第一滑動アームの内側端面と前記第一ストップ溝の内側端が支え合い、前記第一滑動アームの外側端面を前記エアコン内機の左右端面に揃えられ、前記第二滑動溝の左右端壁に第二ストップ溝が対象設置され、前記第二ストップ溝の中に前記第二滑動アームに固定接続される第二ストップ膨れ出しが滑り取り付けられ、前記第二ストップ溝の中に前記第二ストップ膨れ出しに支え合う第二頂圧ばねが取り付けられ、前記第二頂圧ばねが前記第二ストップ膨れ出しを上に押し付け、前記第二ストップ溝に支え合い、前記滑動枠の底端面に開口が下向きの溝が対称で設置され、前記溝の中に第三頂圧ばねが固定取り付けられ、前記第三頂圧ばねが前記滑動枠から離れる一端が前記第三滑動溝の底壁に固定接続され、前記第三頂圧ばねが前記滑動枠を上に押し付け、前記第三滑動溝の頂壁に支え合い且つ前記給電ブロックを前記第一電気接続溝から離れさせ、前記ロック溝から前記収容溝の頂壁までの距離が前記エアコン内機の頂端面から前記第一滑動溝までの距離と同じであることを特徴とする天井エアコン装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエアコン技術分野に関し、具体的には、天井エアコン装置に関する。
【背景技術】
【0002】
天気の変化につれて、現代人がエアコンに離れなくて、特に夏と冬時期。現在のエアコンは主に床置き型、壁掛け型および天井エアコンであり、一般的に天井エアコンが天井に取り付けられ、空間を節約する。しかし、伝統的な天井エアコンの取り付けが面倒で、洗浄あるいは修理が不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104501308号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は上記の背景技術に提出された問題を解決するための天井エアコン装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するために、本発明には、エアコン内機及び前記エアコン内機を固定する固定組立部品を含み、前記エアコン内機の中に横伸び且つ開口が外向きの第一滑動溝と縦伸び且つ前記第一滑動溝を貫く第二滑動溝が左右対称で設置され、前記第二滑動溝の頂壁の中に外部に繋がるねじ溝が設置され、前記第一滑動溝の中に左右滑動できる第一滑動アームが取り付けられ、前記第一滑動アームの中に上下繋がる通し溝が設置され、前記通し溝の外側端に圧力受け斜面が設置され、前記
第二滑動溝の中に上下滑動できる第二滑動アームが取り付けられ、前記第二滑動アームの下端に前記圧力受け斜面に係合される頂圧斜面が設置され、前記固定組立部品が天井の中に設置される開口が下向きの前記エアコン内機を収める収容溝を含み、前記収容溝の上に第三滑動溝が設置され、前記第三滑動溝と前記収容溝の間にスルーホールが左右対称で設置され、前記第三滑動溝の中に上下滑動できる滑動枠が取り付けられ、前記滑動枠の中に下へ伸び且つ前記ねじ山に係合されるねじ棒が回り取り付けられ、前記ねじ棒の下端が前記スルーホールを通り抜けて前記収容溝に入り込み、前記滑動枠の底端面に市電力に接続される給電ブロックが固定取り付けられ、前記第三滑動溝の底壁の中に前記給電ブロックに係合される第一電気接続溝が設置され、前記第一電気接続溝の内壁に第一電気伝導片が固定取り付けられ、前記収容溝の頂壁に前記第一電気伝導片に接続される電気伝導ブロックが固定取り付けられ、前記エアコン内機の頂端面の中に前記電気伝導ブロックに係合される第二電気接続溝が設置され、前記第二電気接続溝の内壁に前記エアコン内機の中にある電子部品に接続される第二電気伝導片が固定取り付けられ、前記収容溝の左右端壁の中に横伸び且つ前記第一滑動アームに係合されるロック溝が対称で設置され、前記滑動枠の中に左右伸びる伝動筐体が設置され、前記伝動筐体の中に前記ねじ棒に固定接続される鎖車が設置され、二つの鎖車が伝動チェーンで動力接続され、左側のネジ棒が前記滑動枠に固定取り付けられる駆動電機に動力接続され、前記天井の下端面に指示ライトが取り付けられ、前記ロック溝の中に接触スイッチが固定取り付けられ、前記接触スイッチと前記指示ライトが電気で接続され、それによって、前記第一滑動アームが前記ロック溝に入り込み且つ前記接触スイッチに触れた時前記指示ライトがつけられ指示をくれる。
【0006】
更の技術プラン、前記第一滑動溝の前後端壁の中に第一ストップ溝が対称で設置され、前記第一ストップ溝の中に前記第一滑動アームに固定接続される第一ストップ膨れ出しが固定取り付けられ、前記第一ストップ溝の中に前記第一ストップ膨れ出しに支え合う第一頂圧ばねが取り付けられ、前記第一頂圧ばねが前記第一ストップ膨れ出しを内側に押し付け、
前記第一滑動アームの内側端面と前記第一ストップ溝の内側端が支え合い、前記第一滑動アームの外側端面を前記エアコン内機の左右端面に揃えられる。
【0007】
更の技術プラン、前記第二滑動溝の左右端壁に第二ストップ溝が対象設置され、前記第二ストップ溝の中に前記第二滑動アームに固定接続される第二ストップ膨れ出しが滑り取り付けられ、前記第二ストップ溝の中に前記第二ストップ膨れ出しに支え合う第二頂圧ばねが取り付けられ、前記第二頂圧ばねが前記第二ストップ膨れ出しを上に押し付け、前記第二ストップ溝に支え合う。
【0008】
更の技術プラン、前記滑動枠の底端面に開口が下向きの溝が対称で設置され、前記溝の中に第三頂圧ばねが固定取り付けられ、前記第三頂圧ばねが前記滑動枠から離れる一端が前記第三滑動溝の底壁に固定接続され、前記第三頂圧ばねが前記滑動枠を上に押し付け、前記第三滑動溝の頂壁に支え合い且つ前記給電ブロックを前記第一電気接続溝から離れさせる。
【0009】
更の技術プラン、前記ロック溝から前記収容溝の頂壁までの距離が前記エアコン内機の頂端面から前記第一滑動溝までの距離と同じである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は、本発明装置が初期状態の時、前記第一頂圧ばねの影響で、前記第一ストップ膨れ出しが内側に押し付けられ、前記第一滑動アームの内側端面を前記第一ストップ溝の内側端壁に支え合わせ、前記第一滑動アームの外側端面を前記エアコン内機の左右端面に揃えられ、前記第二頂圧ばねの作用で、前記第二ストップ膨れ出しが上に押し付けられ前記第二ストップ溝に支え合わせ、前記第三頂圧ばねの作用で、前記滑動枠が上に押し付けられ前記第三滑動溝の頂壁に支え合い、且つ前記給電ブロックを前記第一電気接続溝から離れさせ、それによって、取り付けが完成されてない状態での電気使用安全性を高めることができる。
【0011】
取り付ける時、前記エアコン内機を前記収容溝の中に収め、上に押し付け、前記ねじ棒が前記ねじ溝に係合されたとたん、前記駆動電機が起動され、前記駆動電機が前記ねじ棒を動かして回せ、前記ねじ棒が前記ねじ溝に入り込み、前記ねじ棒が回れる時、前記エアコン内機を続けて上に押し付け、前記エアコン内機と前記収容溝が支え合ってから、前記ねじ棒が回り続けて前記滑動枠を動かして前記第三頂圧ばねの弾力を克服して下へ滑り、前記ねじ棒が前記第二滑動溝の中に入り込み且つ前記第二滑動アームを下に押し付け、前記第二滑動アームが下へ滑る時、前記頂圧斜面が前記圧力受け斜面に作用され、前記第二滑動アームが前記第一滑動アームを動かして前記ロック溝に入り込み、前記滑動枠と前記第三滑動溝の底壁が支え合ってから、外力を撤去し、この時、前記第一滑動アームが前記ロック溝に入り込む長さが、前記電気伝導ブロックが前記第二電気接続溝に係合され、それによって、前記エアコンを通電させて動かす。
【0012】
エアコン内機を洗浄あるいは修理する時、前記エアコン内機を押して、逆方向で前記駆動電機を起動し、前記駆動電機が前記ねじ棒を動かして逆方向で回せ、前記ねじ棒が前記滑動枠を動かして上に滑らせ、前記滑動枠と前記第三滑動溝が支え合う時、前記ねじ棒が前記第二滑動溝から離れ、それによって、前記第一頂圧ばねと第二頂圧ばねの作用で、前記第一滑動アームと前記第二滑動アームが初期状態に戻れ、前記ねじ棒が前記エアコン内機を動かして下へ滑らせ、前記ねじ棒が前記ねじ溝から離れてから、前記エアコン内機を下から取り出して洗浄あるいは修理する。
【0013】
本発明装置の構造が簡単で、使用も便利であり、取り付けと解体が快速に完成できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0015】
【
図1】本発明の天井エアコン装置の構造模式図である。
【
図2】
図1のエアコン内機が収容溝につなぎ止められる構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0017】
本発明書に開示した全ての特徴は、特別な叙述がない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。つまり特別な叙述がない限り、全ての特徴はただ一連の同等或いは類似する特徴の中の一つの例だけである。
【0018】
図1-2が示すように、本発明装置の天井エアコン装置はエアコン内機11及び前記エアコン内機11を固定する固定組立部品を含み、前記エアコン内機11の中に横伸び且つ開口が外向きの第一滑動溝37と縦伸び且つ前記第一滑動溝37を貫く第二滑動溝15が左右対称で設置され、前記第二滑動溝15の頂壁の中に外部に繋がるねじ溝23が設置され、前記第一滑動溝37の中に左右滑動できる第一滑動アーム17が取り付けられ、前記第一滑動アーム17の中に上下繋がる通し溝13が設置され、前記通し溝13の外側端に圧力受け斜面14が設置され、前記
第二滑動溝15の中に上下滑動できる第二滑動アーム21が取り付けられ、前記第二滑動アーム21の下端に前記圧力受け斜面14に係合される頂圧斜面16が設置され、前記固定組立部品が天井10の中に設置される開口が下向きの前記エアコン内機11を収める収容溝24を含み、前記収容溝24の上に第三滑動溝26が設置され、前記第三滑動溝26と前記収容溝24の間にスルーホール25が左右対称で設置され、前記第三滑動溝26の中に上下滑動できる滑動枠29が取り付けられ、前記滑動枠29の中に下へ伸び且つ前記ねじ山23に係合されるねじ棒27が回り取り付けられ、前記ねじ棒27の下端が前記スルーホール25を通り抜けて前記収容溝24に入り込み、前記滑動枠29の底端面に市電力に接続される給電ブロック34が固定取り付けられ、前記第三滑動溝26の底壁の中に前記給電ブロック34に係合される第一電気接続溝35が設置され、前記第一電気接続溝35の内壁に第一電気伝導片が固定取り付けられ、前記収容溝24の頂壁に前記第一電気伝導片に接続される電気伝導ブロック36が固定取り付けられ、前記エアコン内機11の頂端面の中に前記電気伝導ブロック36に係合される第二電気接続溝12が設置され、前記第二電気接続溝12の内壁に前記エアコン内機11の中にある電子部品に接続される第二電気伝導片が固定取り付けられ、前記収容溝24の左右端壁の中に横伸び且つ前記第一滑動アーム17に係合されるロック溝20が対称で設置され、前記滑動枠29の中に左右伸びる伝動筐体30が設置され、前記伝動筐体30の中に前記ねじ棒27に固定接続される鎖車39が設置され、二つの鎖車39が伝動チェーンで動力接続され、左側のネジ棒27が前記滑動枠29に固定取り付けられる駆動電機28に動力接続され、前記天井10の下端面に指示ライト41が取り付けられ、前記ロック溝20の中に接触スイッチ40が固定取り付けられ、前記接触スイッチ40と前記指示ライト41が電気で接続され、それによって、前記第一滑動アーム17が前記ロック溝20に入り込み且つ前記接触スイッチ40に触れた時前記指示ライト41がつけられ指示をくれる。
【0019】
有益的にあるいは例示するように、前記第一滑動溝37の前後端壁の中に第一ストップ溝38が対称で設置され、前記第一ストップ溝38の中に前記第一滑動アーム17に固定接続される第一ストップ膨れ出しが固定取り付けられ、前記第一ストップ溝38の中に前記第一ストップ膨れ出しに支え合う第一頂圧ばねが取り付けられ、前記第一頂圧ばねが前記第一ストップ膨れ出しを内側に押し付け、
前記第一滑動アーム17の内側端面と前記第一ストップ溝38の内側端が支え合い、前記第一滑動アーム17の外側端面を前記エアコン内機11の左右端面に揃えられる。
【0020】
有益的にあるいは例示するように、前記第二滑動溝15の左右端壁に第二ストップ溝18が対象設置され、前記第二ストップ溝18の中に前記第二滑動アーム21に固定接続される第二ストップ膨れ出し22が滑り取り付けられ、前記第二ストップ溝18の中に前記第二ストップ膨れ出し22に支え合う第二頂圧ばね19が取り付けられ、前記第二頂圧ばね19が前記第二ストップ膨れ出し22を上に押し付け、前記第二ストップ溝18に支え合う。
【0021】
有益的にあるいは例示するように、前記滑動枠29の底端面に開口が下向きの溝32が対称で設置され、前記溝32の中に第三頂圧ばね33が固定取り付けられ、前記第三頂圧ばね33が前記滑動枠29から離れる一端が前記第三滑動溝26の底壁に固定接続され、前記第三頂圧ばね33が前記滑動枠29を上に押し付け、前記第三滑動溝26の頂壁に支え合い且つ前記給電ブロック34を前記第一電気接続溝35から離れさせる。
【0022】
有益的にあるいは例示するように、前記ロック溝20から前記収容溝24の頂壁までの距離が前記エアコン内機11の頂端面から前記第一滑動溝37までの距離と同じである。
【0023】
本発明装置が初期状態の時、前記第一頂圧ばねの影響で、前記第一ストップ膨れ出しが内側に押し付けられ、前記第一滑動アーム17の内側端面を前記第一ストップ溝38の内側端壁に支え合わせ、前記第一滑動アーム17の外側端面を前記エアコン内機11の左右端面に揃えられ、前記第二頂圧ばね19の作用で、前記第二ストップ膨れ出し22が上に押し付けられ前記第二ストップ溝18に支え合わせ、前記第三頂圧ばね33の作用で、前記滑動枠29が上に押し付けられ前記第三滑動溝26の頂壁に支え合い、且つ前記給電ブロック34を前記第一電気接続溝35から離れさせる。
【0024】
取り付ける時、前記エアコン内機11を前記収容溝24の中に収め、上に押し付け、前記ねじ棒27が前記ねじ溝23に係合されたとたん、前記駆動電機28が起動され、前記駆動電機28が前記ねじ棒27を動かして回せ、前記ねじ棒27が前記ねじ溝23に入り込み、前記ねじ棒27が回れる時、前記エアコン内機11を続けて上に押し付け、前記エアコン内機11と前記収容溝24が支え合ってから、前記ねじ棒27が回り続けて前記滑動枠29を動かして前記第三頂圧ばね33の弾力を克服して下へ滑り、前記ねじ棒27が前記第二滑動溝15の中に入り込み且つ前記第二滑動アーム21を下に押し付け、前記第二滑動アーム21が下へ滑る時、前記頂圧斜面16が前記圧力受け斜面14に作用され、前記第二滑動アーム21が前記第一滑動アーム17を動かして前記ロック溝20に入り込み、前記滑動枠29と前記第三滑動溝26の底壁が支え合ってから、外力を撤去し、この時、前記第一滑動アーム17が前記ロック溝20に入り込む長さが、前記電気伝導ブロック36が前記第二電気接続溝12に係合され、それによって、前記エアコン11を通電させて動かす。
【0025】
エアコン内機11を洗浄あるいは修理する時、前記エアコン内機11を押して、逆方向で前記駆動電機28を起動し、前記駆動電機28が前記ねじ棒27を動かして逆方向で回せ、前記ねじ棒27が前記滑動枠29を動かして上に滑らせ、前記滑動枠29と前記第三滑動溝26が支え合う時、前記ねじ棒27が前記第二滑動溝15から離れ、それによって、前記第一頂圧ばねと第二頂圧ばね19の作用で、前記第一滑動アーム17と前記第二滑動アーム21が初期状態に戻れ、前記ねじ棒27が前記エアコン内機11を動かして下へ滑らせ、前記ねじ棒27が前記ねじ溝23から離れてから、前記エアコン内機11を下から取り出して洗浄あるいは修理する。
【0026】
以上に本発明の基本原理、主な特徴と本発明の長所を表明し説明した。本業界の技術者が了解すべきなのは本発明は上記の実施例の制限を受けなく、上記の実施例と説明書に説明したのは本発明の原理で、本発明の意義と原理から離れない前提に本発明に各種の変化と改善があり、これらの変化と改善が本発明の保護範囲にある。本発明の保護範囲は添付の権利要求書と同等内容に画定される。
【要約】 (修正有)
【課題】取り付け、洗浄あるいは修理が容易な天井エアコン装置を提供する。
【解決手段】エアコン内機11及びエアコン内機11を固定する固定組立部品を含み、横伸び且つ開口が外向きの第一滑動溝と縦伸び且つ第一滑動溝を貫く第二滑動溝15が左右対称で設置され、第二滑動溝15の頂壁の中に外部に繋がるねじ溝23が設置され、第一滑動溝の中に左右滑動できる第一滑動アーム17が取り付けられ、第一滑動アーム17の中に上下繋がる通し溝13の外側端に圧力受け斜面14が設置され、第二活動溝15の中に上下滑動できる第二滑動アーム21が取り付けられ、第二滑動アーム21の下端に圧力受け斜面14に係合される頂圧斜面16が設置され、固定組立部品が天井10の中に設置される開口が下向きのエアコン内機11を収める収容溝24の上に第三滑動溝26が設置され、第三滑動溝26の中に上下滑動できる滑動枠29が取り付けられる。
【選択図】
図1