(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
多角形の板状に形成される導光板と、前記導光板の端面に臨むように配置される光源と、前記導光板の厚さ方向における前記導光板の一方側の面である光射出面の側に配置されるとともに前記導光板と略同形状の多角形の板状に形成され前記導光板が発する光を拡散する拡散板と、前記導光板と前記拡散板との間に配置される遮光部材とを備え、
前記導光板と前記拡散板とは、前記導光板の端面と前記拡散板の端面とが平行になるように配置され、
前記拡散板は、前記拡散板の端面に沿って形成されるとともに前記光射出面の周縁部に対向する位置に配置され前記導光板に向かって突出する突出部を備え、
前記遮光部材は、前記光射出面の周縁部から前記突出部に入射する光の一部を遮るように前記光射出面の周縁部と前記突出部との間に配置され、
前記突出部は、前記拡散板の端面の一部分を構成する平面状の複数の外側面によって構成される外周面を備えるとともに、複数の前記外側面のそれぞれに平行な複数の内側面と、多角形の板状に形成される前記拡散板の角部において前記外側面と非平行な面である角部内側面とを前記突出部の内周側に備える多角形の枠状に形成されていることを特徴とする照明装置。
前記角部内側面は、前記拡散板の厚さ方向から見たときに、前記突出部の周方向で隣接する2個の前記内側面のうちの一方の前記内側面を他方の前記内側面に向かって延長した第1仮想延長線、および、他方の前記内側面を一方の前記内側面に向かって延長した第2仮想延長線よりも前記突出部の内周側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
前記拡散板の、前記角部内側面が形成される角部において、前記拡散板の厚さ方向から見たときに、前記第1仮想延長線と前記第2仮想延長線との交点を仮想交点とし、前記拡散板の角から前記仮想交点に向かう方向を第1方向とすると、
前記拡散板の、前記角部内側面が形成される角部において、前記第1方向における前記仮想交点と前記角部内側面との距離は、前記外側面とこの外側面に平行な前記内側面との最短距離である前記突出部の幅以下で、かつ、前記突出部の幅の1/8以上であることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
前記角部内側面は、前記拡散板の厚さ方向から見たときの形状が前記突出部の周方向で隣接する前記内側面の端部同士を滑らかに繋ぐ円弧状となるように形成されていることを特徴とする請求項5記載の照明装置。
【背景技術】
【0002】
光射出面の明るさが周縁部も含めて全体的に均一になるように設計された平板状の照明装置が本出願人によって提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明装置は、正方形の平板状に形成されている。この照明装置は、正方形の平板状に形成される導光板と、導光板の4個の端面のそれぞれに沿って配置される複数のLED光源と、導光板の厚さ方向における導光板の一方側の面である光射出面の側に配置され導光板が発する光を拡散させる拡散板と、導光板の厚さ方向における導光板の他方側に配置される反射板とを備えている。LED光源は、LED基板に実装されている。LED基板は、フレームに取り付けられている。フレームは、導光板の端面に対向するように配置される基部と、導光板の厚さ方向における基部の両端から導光板に向かって延びる2個の光遮蔽部とを備えている。
【0003】
特許文献1に記載の照明装置では、導光板および拡散板に光散乱粒子が含まれている。拡散板は、正方形の平板状に形成されている。また、拡散板は、導光板に向かって突出する突出部(凸条部)を備えている。突出部は、導光板の光射出面の周縁部に対向するように拡散板の周縁部に形成されており、正方形の枠状に形成されている。フレームに形成される2個の光遮蔽部のうちの一方の光遮蔽部は、導光板の光射出面の周縁部から突出部に入射する光の一部を遮るように、導光板の光射出面の周縁部と突出部との間に配置されている。
【0004】
また、特許文献1に記載の照明装置では、突出部の外周面は、拡散板の端面の一部分を構成しており、互いに平行な平面状の2個の外側面と、この2個の外側面に直交するとともに互いに平行な平面状の2個の外側面との合計4個の外側面によって構成されている。また、突出部の内周面は、4個の外側面のそれぞれに平行な平面状の4個の内側面によって構成されている。正方形の平板状に形成される拡散板の角部では、2個の内側面が互いに直交するように交わっており、拡散板の厚さ方向から見たときの突出部の内周面は、正方形となっている。突出部の内側面では、突出部の内側から突出部の内側面に臨界角を超えて入射する光が全反射する。
【0005】
特許文献1に記載の照明装置では、導光板の光射出面の周縁部と突出部との間に光遮蔽部が配置されており、光源から射出された光が拡散板に直接入射しないため、拡散板の光射出面(すなわち、照明装置の光射出面)において、光源の部分が点光源のように見えるのを防止することが可能になっている。また、光源に近い拡散板の光射出面の周縁部の輝度は中心部分の輝度に比べて高くなりやすいが、この照明装置では、導光板の光射出面の周縁部と突出部との間に光遮蔽部が配置されているため、導光板から拡散板に入射する光の量を制限して、拡散板の光射出面の周縁部の輝度を抑えることが可能になっている。さらに、この照明装置では、導光板の光射出面の周縁部と突出部との間に光遮蔽部が配置されているため、光遮蔽部の影響で、拡散板の光射出面の周縁部に縁取りされたような暗部が生じるおそれがあるが、拡散板に光散乱粒子が含まれるとともに、突出部に入射した光の一部が突出部の外周面および内周面で全反射して拡散板の光射出面の周縁部から射出されるため、拡散板の光射出面の周縁部に縁取りされたような暗部が生じるのを防止することが可能になっている。以上から、特許文献1に記載の照明装置では、照明装置の光射出面の輝度斑を抑制して、照明装置の光射出面の明るさを均一化することが可能になっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の照明装置では、たとえば、正方形の平板状に形成される導光板の角部をネジによって拡散板に固定する場合等、導光板の端面の全域に亘ってフレームを配置できない場合がある。すなわち、この照明装置では、導光板の光射出面の周縁部と突出部との間を光遮蔽部で遮ることができない部分が照明装置の角部に生じる場合がある。そのため、特許文献1に記載の照明装置では、照明装置の光射出面の角部の輝度が光射出面の他の部分の輝度よりも高くなる場合が生じうる。
【0008】
また、特許文献1に記載の照明装置では、突出部の内側から突出部の内側面に入射する光の一部は特定の方向に全反射するが、本願発明者の検討によると、この照明装置では、拡散板の角部において、突出部の2個の内側面が互いに直交するように交わっているため、拡散板の角部において、突出部の内側面で特定の方向に全反射する光が拡散板の角部に集中しやすくなり、その結果、照明装置の光射出面の角部の輝度が光射出面の他の部分の輝度よりも高くなりやすいことが明らかになった。特に、特許文献1に記載の照明装置では、導光板の4個の端面のそれぞれに沿ってLED光源が配置されており、拡散板の角部の近傍には2個のLED光源が配置されているため、拡散板の角部において、突出部の内側面で特定の方向に全反射する光が拡散板の角部により集中しやすくなり、照明装置の光射出面の角部の輝度が光射出面の他の部分の輝度よりもより高くなりやすいことが本願発明者の検討によって明らかになった。
【0009】
そこで、本発明の課題は、多角形の平板状に形成される照明装置において、照明装置の光射出面の角部の輝度を抑制して、照明装置の光射出面の明るさをより均一化することが可能な照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するため、本発明の照明装置は、多角形の板状に形成される導光板と、導光板の端面に臨むように配置される光源と、導光板の厚さ方向における導光板の一方側の面である光射出面の側に配置されるとともに導光板と略同形状の多角形の板状に形成され導光板が発する光を拡散する拡散板と、導光板と拡散板との間に配置される遮光部材とを備え、導光板と拡散板とは、導光板の端面と拡散板の端面とが平行になるように配置され、拡散板は、拡散板の端面に沿って形成されるとともに光射出面の周縁部に対向する位置に配置され導光板に向かって突出する突出部を備え、遮光部材は、光射出面の周縁部から突出部に入射する光の一部を遮るように光射出面の周縁部と突出部との間に配置され、突出部は、拡散板の端面の一部分を構成する平面状の複数の外側面によって構成される外周面を備えるとともに、複数の外側面のそれぞれに平行な複数の内側面と、多角形の板状に形成される拡散板の角部において外側面と非平行な面である角部内側面とを突出部の内周側に備える多角形の枠状に形成されていることを特徴とする。
【0011】
本発明の照明装置では、多角形の板状に形成される拡散板の角部において、突出部の内周側に、外側面と非平行な面である角部内側面が形成されている。そのため、本発明では、拡散板の角部において、突出部の内側から突出部の角部内側面に入射する光を角部内側面によって様々な方向へ全反射させることが可能になる。したがって、本発明では、拡散板の角部において、突出部の角部内側面で全反射した光が拡散板の角部に集中するのを防止することが可能になる。その結果、本発明では、照明装置の光射出面の角部の輝度を抑制して、照明装置の光射出面の明るさをより均一化することが可能になる。
【0012】
本発明では、たとえば、角部内側面は、拡散板の厚さ方向から見たときに、突出部の周方向で隣接する2個の内側面のうちの一方の内側面を他方の内側面に向かって延長した第1仮想延長線、および、他方の内側面を一方の内側面に向かって延長した第2仮想延長線よりも突出部の内周側に配置されている。この場合には、拡散板の厚さ方向から見たときに、第1仮想延長線および第2仮想延長線の少なくともいずれか一方よりも角部内側面が突出部の外周側に配置されている場合と比較して、角部内側面を容易に形成することが可能になる。
【0013】
本発明では、拡散板の、角部内側面が形成される角部において、拡散板の厚さ方向から見たときに、第1仮想延長線と第2仮想延長線との交点を仮想交点とし、拡散板の角から仮想交点に向かう方向を第1方向とすると、拡散板の、角部内側面が形成される角部において、第1方向における仮想交点と角部内側面との距離は、外側面とこの外側面に平行な内側面との最短距離である突出部の幅以下で、かつ、突出部の幅の1/8以上であることが好ましい。第1方向における仮想交点と角部内側面との距離が突出部の幅の1/8以上であると、突出部の内側から突出部の角部内側面に入射する光を角部内側面によって多様な方向へ全反射させることが可能になり、その結果、拡散板の、角部内側面が形成される角部において、突出部の角部内側面で全反射した光が拡散板の角部に集中するのを効果的に防止することが可能になる。また、拡散板の光射出面から射出される光の一部は、突出部の外側から角部内側面に入射するが、第1方向における仮想交点と角部内側面との距離が突出部の幅以下であると、突出部の外側から角部内側面に入射する光が拡散板の角まで到達しやすくなるため、拡散板の角部での極端な輝度の低下を防止することが可能になる。
【0014】
本発明において、第1方向における仮想交点と角部内側面との距離は、突出部の幅の1/2以下であることがより好ましい。このように構成すると、突出部の外側から角部内側面に入射する光が拡散板の角までさらに到達しやすくなるため、拡散板の角部での極端な輝度の低下を効果的に防止することが可能になる。
【0015】
本発明において、角部内側面は、凹曲面状に形成されていることが好ましい。この場合には、たとえば、角部内側面は、拡散板の厚さ方向から見たときの形状が突出部の周方向で隣接する内側面の端部同士を滑らかに繋ぐ円弧状となるように形成されている。このように構成すると、突出部の内側から突出部の角部内側面に入射する光を角部内側面によって多様な方向へ全反射させることが可能になり、その結果、拡散板の角部において、突出部の角部内側面で全反射した光が拡散板の角部に集中するのを効果的に防止することが可能になる。また、このように構成すると、拡散板の光射出面から拡散板を見たときに、角部内側面が目立ちにくくなる。
【0016】
本発明において、拡散板の厚さ方向に直交する方向であって拡散板の端面に沿う方向を第2方向とすると、拡散板の、角部内側面が形成される角部において、内側面の端部は、第2方向における光源の外側端よりも第2方向の外側に配置されていることが好ましい。このように構成すると、拡散板の角部での極端な輝度の低下を抑制することが可能になる。すなわち、突出部の内側から突出部の内側面に入射する光の一部が突出部の内側面で拡散板の端面に向かって全反射することで、拡散板の周縁部での輝度の低下が抑制されているが、内側面の端部(すなわち、角部内側面の端部)が、第2方向における光源の外側端よりも第2方向の内側に配置されていると、拡散板の角部において、拡散板の端面に向かって全反射する光の量が少なくなり、拡散板の角部の輝度が極端に低下するおそれがある。これに対して、内側面の端部(すなわち、角部内側面の端部)が、第2方向における光源の外側端よりも第2方向の外側に配置されていると、拡散板の角部において、拡散板の端面に向かって全反射する光の量を確保することが可能になり、拡散板の角部での極端な輝度の低下を抑制することが可能になる。なお、本明細書において、「第2方向における光源の外側端」とは、導光板の端面に沿って複数の光源が配置されている場合には、複数の光源のうちの、第2方向の最も外側に配置される光源の第2方向の外側端のことをいい、導光板の端面に沿って1個の光源が配置されている場合には、その光源の第2方向の外側端のことをいう。
【0017】
本発明において、角部内側面の表面粗さは、内側面の表面粗さ以上となっていることが好ましい。このように構成すると、角部内側面の表面を粗くすることが可能になるため、突出部の内側から突出部の角部内側面に入射する光を角部内側面によって乱反射させることが可能になり、その結果、拡散板の角部において、突出部の角部内側面で全反射した光が拡散板の角部に集中するのを効果的に防止することが可能になる。また、このように構成すると、内側面の表面を滑らかにすることが可能になるため、突出部の内側から内側面に入射する光を内側面によって特定の方向へ全反射させることが可能になる。
【発明の効果】
【0018】
以上のように、本発明では、多角形の平板状に形成される照明装置において、照明装置の光射出面の角部の輝度を抑制して、照明装置の光射出面の明るさをより均一化することが可能になる。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
【0021】
(照明装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる照明装置1の斜視図である。
図2は、
図1に示す照明装置1の分解斜視図である。
図3は、
図1のE−E断面の断面図である。
【0022】
本形態の照明装置1は、照明装置1の光射出面3aの明るさが周縁部も含めて全体的に均一となるように設計された発光装置であり、薄い平板状に形成されている。具体的には、照明装置1は、長方形の平板状に形成されている。この照明装置1は、単体で使用される。あるいは、この照明装置1は、複数枚組み合わされて使用される。たとえば、2枚の照明装置1が長方形状に組み合わされて使用されたり、4枚の照明装置1が長方形状に組み合わされて使用されたりする。また、照明装置1は、たとえば、インテリアを兼ねた照明として室内の壁面に設置されて使用される。
【0023】
以下の説明では、照明装置1の厚さ方向(
図1等のZ方向)を「前後方向」とし、前後方向に直交する方向のうちの、長方形状をなす照明装置1の長手方向(
図1等のX方向)を「左右方向」とし、前後方向と左右方向とに直交する照明装置1の短手方向(
図1等のY方向)を「上下方向」とする。また、前後方向のうちの照明装置1の正面側(
図1等のZ1方向側)を「前」側とし、その反対側である照明装置1の背面側(
図1等のZ2方向側)を「後(後ろ)」側とする。
【0024】
照明装置1は、導光板2と、導光板2の前側に配置され導光板2が発する光を拡散する拡散板3と、導光板2の後ろ側に配置される反射シート4と、反射シート4の後ろ側に配置される補強用のフレーム5とを備えている。また、照明装置1は、導光板2の端面2aに向かって光を射出する複数の光源6(
図3参照)と、複数の光源6が実装される基板7と、基板7を介して光源6を保持する光源保持部材8とを備えている。さらに、照明装置1は、導光板2、反射シート4、フレーム5、光源6、基板7および光源保持部材8が収容されるケース9を備えている。なお、
図2では、光源6の図示を省略している。
【0025】
導光板2は、光透過率の高いアクリル系樹脂によって形成されている。また、導光板2は、球形粒子である光散乱粒子が多数含有された光散乱導光体であり、導光板2に入射した光は、導光板2の中で光散乱粒子によって散乱する。導光板2に含有される光散乱粒子は、たとえば、特開2014−150049号公報に開示されたシリコーン粒子によって形成されている。この導光板2は、長方形の平板状に形成されており、導光板2の厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されている。すなわち、前後方向は、導光板2の厚さ方向である。また、導光板2は、長方形状に形成される導光板2の長手方向と左右方向とが一致するように配置されている。導光板2には、上下方向に直交する2個の端面2aと左右方向に直交する2個の端面2aとの合計4個の端面2aが形成されている。導光板2の前面は、導光板2の光射出面2cとなっている。
【0026】
拡散板3は、導光板2と略同形状の長方形の板状に形成されている。具体的には、拡散板3は、長方形の略平板状に形成されている。この拡散板3は、拡散板3の厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されている。すなわち、前後方向は、拡散板3の厚さ方向である。また、拡散板3は、長方形状に形成される拡散板3の長手方向と左右方向とが一致するように配置されている。すなわち、導光板2と拡散板3とは、導光板2の4個の端面2aと拡散板3の4個の端面3jとが平行になるように配置されている。拡散板3の前面は、拡散板3の光射出面3aとなっている。光射出面3aは、照明装置1の光射出面となっている。拡散板3は、真正面から光射出面3aを見たときに(すなわち、光射出面3aに対して直交する方向から光射出面3aを見たときに)、光射出面3aの外形の中に照明装置1の構成部品が収まる大きさとなっている。拡散板3の具体的な構成については後述する。
【0027】
反射シート4は、たとえば、アルミニウム箔のような反射率の高い材料で形成されている。また、反射シート4は、導光板2の後面(背面)の全体を覆うように長方形状に形成されている。反射シート4の前面は、導光板2の中を進行する光を反射する反射面4aとなっている。この反射シート4は、導光板2の後面に密着するように配置されている。なお、反射シート4に代えて、薄い平板状に形成された反射板が導光板2の後ろ側に配置されても良いし、反射シート4に代えて、導光板2の後面に反射コーティングが塗布されても良い。
【0028】
フレーム5は、熱伝導率の高い金属板によって形成されている。たとえば、フレーム5は、アルミニウム合金によって形成されている。このフレーム5は、前後方向から見たときのフレーム5の外形が長方形状となる平板状に形成されている。具体的には、フレーム5は、長方形の枠状に形成される平板状の枠部5aと、X形状に形成され枠部5aの対角同士を繋ぐ平板状の筋交い部5bとから構成されている。このフレーム5は、フレーム5の厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されている。また、フレーム5は、長方形の枠状をなす枠部5aの長手方向と左右方向とが一致するように配置されている。フレーム5は、反射シート4の後面に密着するように配置されている。
【0029】
光源6は、LED(Light Emitting Diode)光源であり、上述のように基板7に実装されている。光源6を構成するLED素子のそれぞれは白色LEDであり、光源6は白色の光を射出する。基板7は、フレキブルプリント基板(FPC(Flexible Printed Circuits))である。この基板7は、
図2に示すように、細長い帯状に形成されている。基板7には、基板7の長手方向に沿って複数の光源6が直線状に配列されて実装されており、複数の光源6は、導光板2の端面2aに臨むように配置されている。具体的には、導光板2の4個の端面2aのそれぞれに臨むように複数の光源6が配置されている。なお、光源6は、赤色LED素子と緑色LED素子と青色LED素子とがパッケージ化されたものであっても良い。
【0030】
光源保持部材8は、薄い金属板が所定形状に折り曲げられることで形成されている。具体的には、光源保持部材8は、導光板2の端面2aに対向するように配置される基部8aと、前後方向における基部8aの両端から導光板2側へ延びる第1延設部8bおよび第2延設部8cとを備えており、全体として細長い四角溝状に形成されている。すなわち、光源保持部材8は、その断面形状が略U形状(略コの字状)となるように形成されている。第1延設部8bは、基部8aの前端に繋がり、第2延設部8cは、基部8aの後端に繋がっている。
図3に示すように、光源6および基板7は、第1延設部8bと第2延設部8cとの間に配置されている。また、光源6および基板7は、基部8aと端面2aとの間に配置されており、端面2aに沿うように配置されている。第1延設部8bと第2延設部8cとの間には、導光板2、反射シート4およびフレーム5が挟まれている。第1延設部8bは、導光板2の前面に接触し、第2延設部8cは、フレーム5の後面に接触している。
【0031】
ケース9は、鋼板またはアルミニウム合金製の板等の薄い金属板によって形成されている。このケース9は、底面部9aと、底面部9aの外周端から前側に向かって立ち上がる側面部9bとから構成されており、前側が開口する扁平な直方体の箱状に形成されている。側面部9bは、長方形の枠状に形成されており、前後方向から見たときのケース9の形状は長方形状となっている。ケース9は、長方形の枠状をなす側面部9bの長手方向と左右方向とが一致するように配置されている。上述のように、ケース9の内部には、導光板2、反射シート4、フレーム5、光源6、基板7および光源保持部材8が収容されている。ケース9の前端側の開口は、拡散板3によって塞がれている。本形態では、
図1等に示すように、拡散板3の外周面とケース9の外周面とは同一面上に配置されている。ただし、ケース9の外周面が拡散板3の外周面より内側に配置されても良い。
【0032】
導光板2とフレーム5と光源保持部材8とは、図示を省略するネジによって拡散板3に固定されている。また、光源保持部材8は、図示を省略するネジによってフレーム5にも固定されている。ケース9は、図示を省略するネジによってフレーム5に固定されている。本形態では、導光板2とフレーム5と光源保持部材8とが拡散板3に固定されるとともに、光源保持部材8がフレーム5に固定された後に、ケース9がフレーム5に固定される。
【0033】
(拡散板の構成)
図4(A)は、
図1に示す照明装置1の角部の構成を説明するための平面図であり、
図4(B)は、
図4(A)のF部の拡大図である。なお、
図4(B)では、導光板2の図示を省略している。
【0034】
拡散板3は、光透過率の高いアクリル系樹脂またはポリカーボネイトによって形成されている。また、拡散板3は、光散乱粒子が多数含有された光散乱導光体であり、拡散板3に入射した光は、拡散板3の中で光散乱粒子によって散乱する。拡散板3には、導光板2に含有される光散乱粒子と同様の光散乱粒子が含有されている。すなわち、拡散板3に含有される光散乱粒子は、たとえば、特開2014−150049号公報に開示されたシリコーン粒子によって形成されている。
【0035】
上述のように、拡散板3は、導光板2の前側に配置されている。すなわち、拡散板3は、導光板2の前面を構成する光射出面2cの側に配置されている。この拡散板3は、導光板2に向かって突出する(すなわち、後ろ側へ突出する)突出部3bを備えている。突出部3bは、拡散板3の4個の端面3jに沿って形成されており、長方形の枠状に形成されている。この突出部3bは、拡散板3の端面3jの後端側の一部分を構成する平面状の4個の外側面3kを備えており、4個の外側面3kによって突出部3bの外周面が構成されている。また、突出部3bは、4個の外側面3kのそれぞれに平行な平板状の4個の内側面3nを突出部3bの内周側に備えている。4個の外側面3kのうちの2個の外側面3kは、左右方向に直交し、残りの2個の外側面3kは、上下方向に直交している。また、4個の内側面3nのうちの2個の内側面3nは、左右方向に直交し、残りの2個の内側面3nは、上下方向に直交している。
【0036】
図4に示すように、長方形の平板状に形成される拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、突出部3bの内周側には、枠状に形成される突出部3bの周方向で隣接する内側面3nの端部3p同士を繋ぐ面である角部内側面3rが形成されている。内側面3nは、端部3pまでは外側面3kと平行である。すなわち、端部3pは、内側面3nが外側面3kと平行になっている部分の端部である。角部内側面3rは、凹曲面状に形成されている。すなわち、角部内側面3rは、外側面3kと非平行である(平行でない)。具体的には、角部内側面3rは、前後方向から見たときの形状が突出部3bの周方向で隣接する2個の内側面3nの端部3p同士を滑らかに繋ぐ円弧状(より具体的には、1/4円弧状)となるように形成されている。すなわち、
図4(B)に示すように、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、前後方向から見たときに、突出部3bの周方向で隣接する2個の内側面3nのうちの一方の内側面3nを他方の内側面3nに向かって延長した仮想線を第1仮想延長線CL1とし、他方の内側面3nを一方の内側面3nに向かって延長した仮想線を第2仮想延長線CL2とすると、角部内側面3rは、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、第1仮想延長線CL1および第2仮想延長線CL2よりも突出部3bの内周側に配置されている。本形態では、4個の内側面3nと4個の角部内側面3rとによって突出部3bの内周面が形成されている。
【0037】
図4(B)に示すように、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、前後方向から見たときに、第1仮想延長線CL1と第2仮想延長線CL2との交点を仮想交点Cとし、拡散板3の角3s(より具体的には、拡散板3の4個の角3sのうちのこの仮想交点Cに最も近い角3s)から仮想交点Cに向かう方向(
図4(B)の矢印Vの方向)を第1方向とすると、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、第1方向における仮想交点Cと角部内側面3rとの距離Dは、外側面3kとこの外側面3kに平行な内側面3nとの最短距離である突出部3bの幅W以下で、かつ、幅Wの1/8以上となっている。本形態では、距離Dは、幅Wの1/2以下となっている。具体的には、本形態の角部内側面3rの曲率半径は2(mm)となっているため、距離Dは、0.83(=2√2−2)(mm)である。また、本形態の幅Wは、5(mm)となっているため、距離Dは、幅Wの約1/6となっている。
【0038】
また、
図4(B)に示すように、左右方向に直交する内側面3nの端部3p(すなわち、上下方向と平行な内側面3nの端部3p)は、上下方向において最も外側に配置される光源6の上下方向の外側端6aよりも上下方向の外側に配置されている。同様に、上下方向に直交する内側面3nの端部3p(すなわち、左右方向と平行な内側面3nの端部3p)は、左右方向において最も外側に配置される光源6の左右方向の外側端6aよりも左右方向の外側に配置されている。すなわち、前後方向に直交する方向であって拡散板3の端面3jに沿う方向を第2方向とすると、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、内側面3nの端部3pは、第2方向における光源6の外側端6aよりも第2方向の外側(仮想交点C側)に配置されている。また、角部内側面3rの表面粗さは、内側面3nの表面粗さ以上となっている。本形態では、角部内側面3rの表面粗さと内側面3nの表面粗さとが等しくなっている。
【0039】
突出部3bは、導光板2の光射出面2cの周縁部2d(
図3参照)に対向する位置に配置されている。突出部3bの後面は、前後方向に直交する平面状に形成されており、光射出面2cから射出された光が入射する光入射面3cとなっている。突出部3bの内側は、前側に向かって窪む長方形状の凹部3dとなっており、拡散板3には、突出部3bに囲まれる空間が形成されている。凹部3dの底面は、光射出面2cから射出された光が入射する光入射面3eとなっている。光入射面3eは、前後方向に直交する平面状に形成されている。なお、周縁部2dは、光射出面2cの、光入射面3cと前後方向において対向する部分であり、長方形の枠状に形成されている。
【0040】
光入射面3c、3eと、拡散板3の端面3jおよび内側面3nとは直交している。また、光入射面3c、3eと、角部内側面3rとは直交している。端面3jは、空気に接する面である。また、内側面3nおよび角部内側面3rも凹部3dに面しており、空気に接する面である。そのため、突出部3bの内側から端面3jに臨界角を超えて入射する光は、端面3jで全反射する。また、突出部3bの内側から内側面3nに臨界角を超えて入射する光は、内側面3nで全反射し、突出部3bの内側から角部内側面3rに臨界角を超えて入射する光は、角部内側面3rで全反射する。
【0041】
光源保持部材8の第1延設部8bは、突出部3bと導光板2との間に配置されており、突出部3bの光入射面3cに接触している。
図3に示すように、基部8aから導光板2に向かう方向における第1延設部8bの幅は、この方向における突出部3bの幅よりも狭くなっている。また、第1延設部8bの先端は、端面2aよりも導光板2の中心側に配置されている。第1延設部8bは、光源6が射出する光を拡散板3に直接入射させない光遮蔽機能を果たしている。また、第1延設部8bは、光射出面2cの周縁部2dから突出部3bに入射する光を制限している。
【0042】
光入射面3cの、第1延設部8bに覆われた部分は、遮蔽領域3gとなっており、光入射面3cの、遮蔽領域3gよりも内側の部分は、入射領域3hとなっている。遮蔽領域3gの広さおよび入射領域3hの広さは、光射出面3aの全体の明るさが均一となるように設定されている。本形態の第1延設部8bは、光射出面2aの周縁部2dから突出部3bに入射する光の一部を遮るように周縁部2dと突出部3bとの間に配置される遮光部材である。なお、本形態では、導光板2の端面2aの全域に亘って光源保持部材8が配置されておらず、照明装置1の4個の角部には、光射出面2cの周縁部2dと突出部3bとの間に第1延設部8bが配置されていない部分が生じている。
【0043】
(照明装置内の光の経路)
図3に示すように、光源6から射出された光の一部は、導光板2の端面2aから導光板2の中に進入した後、たとえば、一点鎖線L1で示すように、導光板2の光射出面2cおよび反射シート4の反射面4aで全反射しながら導光板2の中心側に向かって進むとともに、光散乱粒子によって散乱しながら進み、いずれは、光射出面2cから射出される。また、光源6から射出された光の他の一部は、光射出面2cで全反射することなく、光散乱粒子によって散乱しながら進み、光射出面2cから射出される。導光板2の中の光が、光射出面2cおよび反射面4aで全反射するとともに光散乱粒子によって散乱するため、光射出面2cの輝度は均一化された状態となっている。
【0044】
導光板2の光射出面2cから射出された光の一部は、拡散板3の光入射面3cの入射領域3hに入射する。入射領域3hから入射した光の一部は、一点鎖線L2で示すように、突出部3bの内側面3nと拡散板3の端面3jとで全反射しながら進むとともに、光散乱粒子によって散乱しながら進み、光射出面3aの、主として突出部3bに対応する領域(すなわち、光射出面3aの周縁部)から射出される。また、入射領域3hから入射した光の一部は、突出部3bの角部内側面3rと端面3jとで全反射しながら進むとともに、光散乱粒子によって散乱しながら進み、光射出面3aの、主として角部に対応する領域から射出される。また、光入射面3eに入射した光の一部は、光散乱粒子によって散乱しながら進み、光射出面3aから射出される。
【0045】
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、拡散板3の光入射面3cの一部は第1延設部8bに覆われており、光源6から射出された光は拡散板3に直接入射しないため、拡散板3の光射出面3aにおいて、光源6の部分が点光源のように見えるのを防止することが可能になる。また、本形態では、光入射面3cの、第1延設部8bに覆われた部分が遮蔽領域3gとなっているため、突出部3bに入射する光の量を制限して、光射出面3aの周縁部の輝度を抑えることが可能になる。一方で、光入射面3cが第1延設部8bに覆われているため、第1延設部8bの影響で、光射出面3aの周縁部に縁取りされたような暗部が生じるおそれがあるが、本形態では、突出部3bに入射した光の一部が端面3j、内周面3nおよび角部内側面3rで全反射するとともに拡散板3に含まれる光散乱粒子によって散乱するため、光射出面3aの周縁部に縁取りされたような暗部が生じるのを防止することが可能になる。さらに、本形態では、導光板2の4個の端面2aのそれぞれに臨むように光源6が配置されているため、全ての光源6から射出される光によって光射出面3aの全体を明るくすることが可能になる。以上から、本形態では、光射出面3aの明るさを均一化することが可能になる。
【0046】
また、本形態では、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、突出部3bの内周側に、突出部3bの周方向で隣接する内側面3nの端部3p同士を繋ぐ角部内側面3rが形成されており、角部内側面3rは、前後方向から見たときの形状が2個の内側面3nの端部3p同士を滑らかに繋ぐ円弧状となる凹曲面状に形成されている。そのため、本形態では、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、突出部3bの内側から角部内側面3rに入射する光を角部内側面3rによって多様な方向へ全反射させることが可能になる。したがって、本形態では、拡散板3の角部において、角部内側面3rで全反射した光が拡散板3の角部に集中するのを防止することが可能になり、光射出面3aの角部の輝度を抑制することが可能になる。その結果、本形態では、光射出面3aの明るさをより均一化することが可能になる。
【0047】
特に本形態では、第1方向における仮想交点Cと角部内側面3rとの距離Dが突出部3bの幅Wの1/8以上となっているため、突出部3bの内側から角部内側面3rに入射する光を角部内側面3rによってより多様な方向へ全反射させることが可能になる。また、本形態では、角部内側面3rの表面粗さが内側面3nの表面粗さ以上となっており、角部内側面3rの表面を粗くすることが可能になるため、突出部3bの内側から角部内側面3rに入射する光を角部内側面3rによって乱反射させることが可能になる。したがって、本形態では、拡散板3の角部において、角部内側面3rで全反射した光が拡散板3の角部に集中するのを効果的に防止することが可能になる。なお、照明装置1において、
図5に示すように、突出部3bの周方向で隣接する2個の内側面3nが互いに直交するように交わっている場合には、
図5の一点鎖線で示すように、内側面3nの端部の近傍で全反射する光が拡散板3の角部に集中する。そのため、この場合には、光射出面3aの角部の輝度が高くなり、光射出面3aに輝度斑が生じやすくなる。
【0048】
本形態では、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、内側面3nの端部3pは、第2方向における光源6の外側端6aよりも第2方向の外側に配置されている。そのため、本形態では、拡散板3の角部での極端な輝度の低下を抑制することが可能になる。すなわち、突出部3bの内側から内側面3nに入射する光の一部が内側面3nで端面3jに向かって全反射することで、光射出面3aの周縁部での輝度の低下が抑制されているが、内側面3nの端部3p(すなわち、角部内側面3rの端部)が、第2方向における光源6の外側端6aよりも第2方向の内側に配置されていると、拡散板3の角部において、端面3jに向かって全反射する光の量が少なくなり、拡散板3の角部の輝度が極端に低下するおそれがある。これに対して、本形態では、内側面3nの端部3pが、第2方向における光源6の外側端6aよりも第2方向の外側に配置されているため、拡散板3の角部において、端面3jに向かって全反射する光の量を確保することが可能になり、拡散板3の角部での極端な輝度の低下を抑制することが可能になる。
【0049】
また、本形態では、拡散板3の4個の角部のそれぞれにおいて、第1方向における仮想交点Cと角部内側面3rとの距離Dが突出部3bの幅Wの1/2以下となっているため、突出部3bの外側から(具体的には、凹部3d側から)角部内側面3rに入射する光が拡散板3の角3sまで到達しやすくなる。したがって、本形態では、拡散板3の角部での極端な輝度の低下を防止することが可能になる。
【0050】
本形態では、内側面3nの表面粗さは、角部内側面3rの表面粗さよりも小さくなっている。そのため、本形態では、内側面3nの表面を滑らかにすることが可能になり、その結果、突出部3bに入射した光の一部を内側面3nによって特定の方向へ(具体的には、端面3jに向かって)全反射させることが可能になる。したがって、本形態では、光射出面3aの周縁部に縁取りされたような暗部が生じるのを効果的に防止することが可能になる。また、本形態では、前後方向から見たときの角部内側面3rの形状が2個の内側面3nの端部3p同士を滑らかに繋ぐ円弧状となっているため、正面から拡散板3の光射出面3aを見たときに、角部内側面3rが目立ちにくくなる。
【0051】
(他の実施の形態)
上述した形態では、角部内側面3rは、凹曲面状に形成されているが、角部内側面3rは、平面状に形成されても良い。たとえば、
図6に示すように、角部内側面3rは、突出部3bの周方向で隣接する2個の内側面3nのそれぞれに対して135°傾斜するように形成された平面であっても良い。また、角部内側面3rは、凹曲面と平面との組合せであっても良い。また、上述した形態では、角部内側面3rは、第1仮想延長線CL1および第2仮想延長線CL2よりも突出部3bの内周側に配置されているが、角部内側面3rは、第1仮想延長線CL1および第2仮想延長線CL2より突出部3bの外周側に配置されても良い。すなわち、内側面3nの端部3pから拡散板3の外周側に向かって窪む凹部が形成されるとともに、この凹部の側面が角部内側面3rとなっていても良い。ただし、上述した形態のように、第1仮想延長線CL1および第2仮想延長線CL2よりも突出部3bの内周側に角部内側面3rが配置されている方が、角部内側面3rを容易に形成することが可能になる。また、上述した形態では、角部内側面3rは、内側面3nに対して左右方向および上下方向において非平行な面であるが、内側面3nに対して前後方向において非平行な面であっても良い。
【0052】
上述した形態では、角部内側面3rは、拡散板3の4個の角部のそれぞれに形成されているが、拡散板3の4個の角部の中に、角部内側面3rが形成されていない角部があっても良い。拡散板3の4個の角部のうちの少なくとも1個の角部に角部内側面3rが形成されていれば、拡散板3の4個の角部の全てに角部内側面3rが形成されていない場合と比較して、光射出面3aの明るさの均一化を図ることが可能になる。
【0053】
上述した形態では、突出部3bの内側面3nは、平面状に形成されているが、内側面3nに微小な凹凸が形成されても良い。すなわち、内側面3nは、略平面状であれば良く、この「略平面状」には、凹凸のない平面状、および、微小な凹凸が形成されているほぼ平面状の両方が含まれている。また、上述した形態では、第1方向における仮想交点Cと角部内側面3rとの距離Dは、突出部3bの幅W以下となっているが、距離Dは、幅Wを超えていても良い。また、上述した形態では、距離Dは、幅Wの1/8以上となっているが、距離Dは、幅Wの1/8未満であっても良い。さらに、上述した形態では、内側面3nの端部3pは、第2方向における光源6の外側端6aよりも第2方向の外側に配置されているが、内側面3nの端部3pは、第2方向における光源6の外側端6aより第2方向の内側に配置されても良い。また、上述した形態では、角部内側面3rの表面粗さは、内側面3nの表面粗さ以上となっているが、角部内側面3rの表面粗さは、内側面3nの表面粗さ未満であっても良い。
【0054】
上述した形態では、光源6は、導光板2の4個の端面2aに臨むように配置されているが、光源6は、互いに平行な2個の端面2aのみに臨むように配置されても良い。また、光源6は、4個の端面2aの中から任意に選択される3個の端面2aのみに臨むように配置されても良い。この場合には、光源6が臨んでいない端面2aに臨むように反射板が配置されても良い。また、上述した形態では、LED光源である光源6が基板7に実装されているが、基板7に実装される光源6は、LED光源以外の光源であっても良い。また、光源6は、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp:冷陰極蛍光管)であっても良いし、白熱電球等の電球であっても良いし、蛍光灯であっても良い。光源6の種類によっては、光源6が実装される基板7が不要になる場合がある。この場合には、光源6は、光源保持部材8に直接保持される。また、上述した形態において、光源保持部材8の第1延設部8bに代えて、光入射面3cに遮光性を有するテープを貼着しても良いし、遮光性を有する塗料を塗布しても良い。この場合には、遮光性を有するテープや塗料が遮光部材となる。
【0055】
上述した形態では、照明装置1は、長方形の平板状に形成されているが、照明装置1は、正方形の平板状に形成されても良いし、長方形および正方形以外の四角形の平板状に形成されても良い。また、照明装置1は、五角形、六角形あるいは八角形等の四角形以外の多角形の平板状に形成されても良い。すなわち、導光板2および拡散板3は、正方形の平板状に形成されても良いし、長方形および正方形以外の四角形の平板状に形成されても良いし、五角形、六角形あるいは八角形等の四角形以外の多角形の平板状に形成されても良い。この場合であっても、多角形の平板状に形成される拡散板3の複数の角部のそれぞれにおいて、突出部3bの内周側には、角部内側面3rに相当する角部内側面が形成される。