(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
関連技術の課題を解決するために、本開示の実施形態は情報プロンプトの方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の第一形態によれば、情報プロンプトの方法を提供する。該情報プロンプトの方法は、
第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得することと、
前記第二装置の状態パラメータに基づいて、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定することと、
前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御されることと、を含む。
【0006】
該実施形態において、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定することにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0007】
好ましくは、前記状態パラメータは、
前記第二装置の出力音量(output volume)、
前記第二装置が動作状態にあるかどうかを表すための第一パラメータ、および
前記第二装置の動作状態を表すための第二パラメータのうちの少なくとも1つを含む。
【0008】
該実施形態において、第二装置の異なる出力音量、第二装置が動作状態にあるかどうか又は第二装置の異なる動作状態に対して、異なるプロンプト方式を設定してよく、更に、多種の異なる応用シーンをサポートし、ユーザに対する有効なプロンプトを実現する。
【0009】
好ましくは、前記第二装置の状態パラメータを取得する前、前記方法は、
前記第二装置に、前記第二装置と前記第一装置を関連するように通知するための通知メッセージを送信することと、
前記第二装置が前記通知メッセージに基づいて送信した、前記第二装置の装置識別子を含む関連メッセージを受信することと、
前記装置識別子により、前記第一装置と前記第二装置を関連することと、を更に含む。
【0010】
該実施形態において、第一装置は第二装置によって送信された装置識別子に基づいて、第一装置と第二装置を関連させ、該関連方式がより簡単であり、操作しやすい。
【0011】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第二装置の出力音量を含む場合、前記第二装置の状態パラメータを取得することは、
前記第二装置が動作状態にあるかどうかを判断することと、
前記第二装置が動作状態にある場合、前記第二装置の出力音量を取得することと、を含む。
【0012】
該実施形態において、第二装置が動作状態にある場合にのみ、出力音量の取得を実行するので、第二装置が非動作状態にある場合の出力音量の取得を実行することでリソースを無駄にすることを防止する。
【0013】
好ましくは、前記第二装置が動作状態にあるかどうかを判断することは、
前記第二装置が再生データを出力するかどうかを判断し、及び前記第二装置が再生データを出力する場合、前記第二装置が動作状態にあると確定すること、又は、
前記第二装置のリアルタイムデータを採集し、及び前記リアルタイムデータに基づいて、前記第二装置が動作状態にあるかどうかを判断すること、を含む。
【0014】
該実施形態において、多種の異なる方式で第二装置が動作状態にあるかどうかを判断してよく、判断方式がより柔軟になる。
【0015】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第二装置の出力音量を含む場合、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定することは、
前記第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たすかどうかを判断することと、
前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たす場合、前記デフォルトのプロンプト方式を前記プロンプト方式として確定することと、
前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たさない場合、出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たす第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定することと、を含む。
【0016】
該実施形態において、第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たす場合、デフォルトのプロンプト方式に従って情報プロンプトを行ってよく、プロンプト方式を変更する必要がなく、リソースを無駄にすることを防止する。
【0017】
好ましくは、前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が前記所定の条件を満たさない場合、出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たす第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定することは、
前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量が前記第二装置の出力音量より小さい場合、出力音量が前記第二装置の出力音量より大きいか等しい第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定すること、
又は、
前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量が前記第二装置の出力音量より大きい場合、出力音量が前記第二装置の出力音量より小さいか等しい第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定すること、を含む。
【0018】
該実施形態において、状態パラメータが第二装置の出力音量を含む場合、第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量との間の関係により、第一装置のプロンプト方式を柔軟に確定し、異なる応用シーンにおいて、ユーザのニーズによって異なる設定を行ってよく、ユーザ体験を向上させる。
【0019】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第一パラメータを含む場合、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定することは、
前記第一パラメータが前記第二装置が動作状態にあることを表すかどうかを判断することと、
前記第一パラメータが前記第二装置が動作状態にあることを表す場合、前記プロンプト方式を確定することと、を含む。
【0020】
該実施形態において、第二装置が動作状態にある場合、第一装置のプロンプト方式を確定し、更に、第二装置が動作するかどうかに対するユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0021】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第二パラメータを含む場合、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定することは、
前記第二パラメータが前記第二装置が所定の動作状態にあることを表すかどうかを判断することと、
前記第二パラメータが前記第二装置が前記所定の動作状態にあることを表す場合、前記プロンプト方式を確定することと、を含む。
【0022】
該実施形態において、第二装置が所定の動作状態にある場合、第一装置のプロンプト方式の確定を実行するので、第二装置の特定の動作モードに対するユーザの使用ニーズもさらに満たすことができ、ユーザ体験を向上させる。
【0023】
好ましくは、前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される後、前記方法は、
前記第二装置の動作状態が終了するかどうかを判断することと、
前記第二装置の動作状態が終了した場合、前記第一装置のプロンプト方式が、情報プロンプトの実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰することと、を更に含む。
【0024】
該実施形態において、第二装置の動作状態が終了した後、第一装置のプロンプト方式を実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰して、ユーザの通常の使用習慣に適合する。
【0025】
本開示の実施形態の第二形態によれば、情報プロンプトの装置を提供する。該情報プロンプトの装置は、
第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得するように構成される取得モジュールと、
前記取得モジュールによって取得された前記第二装置の状態パラメータに基づいて、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定するように構成される確定モジュールと、
前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御されるように構成される制御モジュールと、を備える。
【0026】
好ましくは、前記状態パラメータは、
前記第二装置の出力音量、
前記第二装置が動作状態にあるかどうかを表すための第一パラメータ、および
前記第二装置の動作状態を表すための第二パラメータのうちの少なくとも1つを含む。
【0027】
好ましくは、前記装置は、
前記第二装置に、前記第二装置と前記第一装置を関連するように通知するための通知メッセージを送信するように構成される送信モジュールと、
前記第二装置が前記通知メッセージに基づいて送信した、前記第二装置の装置識別子を含む関連メッセージを受信するように構成される受信モジュールと、
前記受信モジュールによって受信された前記装置識別子により、前記第一装置と前記第二装置を関連するように構成される関連モジュールと、を備える。
【0028】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第二装置の出力音量を含む場合、前記取得モジュールは、
前記第二装置が動作状態にあるかどうかを判断するように構成される第一判断サブモジュールと、
前記第一判断サブモジュールによって前記第二装置が動作状態にあると判断された場合、前記第二装置の出力音量を取得するように構成される取得サブモジュールと、を備える。
【0029】
好ましくは、前記第一判断サブモジュールは、
前記第二装置が再生データを出力するかどうかを判断し、及び前記第二装置が再生データを出力する場合、前記第二装置が動作状態にあると確定するように構成される第一確定ユニット、又は、
前記第二装置のリアルタイムデータを採集し、及び前記リアルタイムデータに基づいて、前記第二装置が動作状態にあるかどうかを判断するように構成される判断ユニット、を備える。
【0030】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第二装置の出力音量を含む場合、前記確定モジュールは、
前記第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たすかどうかを判断するように構成される第二判断サブモジュールと、
前記第二判断サブモジュールによって前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たすと判断された場合、前記デフォルトのプロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される第一確定サブモジュールと、
前記第二判断サブモジュールによって前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たさないと判断された場合、出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たす第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される第二確定サブモジュールと、を備える。
【0031】
好ましくは、前記第二確定サブモジュールは、
前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量が前記第二装置の出力音量より小さい場合、出力音量が前記第二装置の出力音量より大きいか等しい第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される第二確定ユニット、
又は、
前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量が前記第二装置の出力音量より大きい場合、出力音量が前記第二装置の出力音量より小さいか等しい第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される第三確定ユニット、を備える。
【0032】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第一パラメータを含む場合、前記確定モジュールは、
前記第一パラメータが前記第二装置が動作状態にあることを表すかどうかを判断するように構成される第三判断サブモジュールと、
前記第三判断サブモジュールによって前記第一パラメータが前記第二装置が動作状態にあることを表すと判断された場合、前記プロンプト方式を確定するように構成される第三確定サブモジュールと、を備える。
【0033】
好ましくは、前記状態パラメータが前記第二パラメータを含む場合、前記確定モジュールは、
前記第二パラメータが前記第二装置が所定の動作状態にあることを表すかどうかを判断するように構成される第四判断サブモジュールと、
前記第四判断サブモジュールによって前記第二パラメータが前記第二装置が前記所定の動作状態にあることを表すと判断された場合、前記プロンプト方式を確定するように構成される第四確定サブモジュールと、を備える。
【0034】
好ましくは、前記装置は、
前記第二装置の動作状態が終了するかどうかを判断するように構成される判断モジュールと、
前記判断モジュールによって前記第二装置の動作状態が終了したと判断された場合、前記第一装置のプロンプト方式が、情報プロンプトの実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰するように構成される処理モジュールと、を更に備える。
【0035】
本開示の実施形態の第三形態によれば、情報プロンプトの装置を提供する。該情報プロンプトの装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能な命令を格納するためのメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得し、
第二装置の状態パラメータに基づいて、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、
前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御されるように構成される。
【発明の効果】
【0036】
本開示の実施形態が提供している技術案は以下の効果を有する。
【0037】
本開示の実施形態によれば、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0038】
上記の一般的な説明及び下記の細詳細な説明は、例示的および説明的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
【発明を実施するための形態】
【0040】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明と一致する実施形態を示し、且つ明細書と一緒に本発明の原理を説明する役割を果たす。
【0041】
ここで、例示的な実施形態に対して詳細に説明し、その例示は図面に示される。下記の説明が図面に示される場合、別段の記載がない限り、異なる図面における同一の数字は同一又は相似の要素を表す。以下の例示的な実施形態において説明された実施方式は本開示の実施形態と一致するすべての実施方式を表すものではない。逆に、それらはただ添付の請求項に記載された、本発明に関連する態様と一致している例示的な装置及び方法の例である。
【0042】
図1は本発明の一例の実施形態により示された情報プロンプトの方法のフローチャートであり、
図1に示すように、本実施形態の情報プロンプトの方法が端末装置に用いられ、該情報プロンプトの方法は以下のステップを含む。
【0043】
ステップS11:第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得する。
【0044】
ステップS12:第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定する。
【0045】
ステップS13:第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。
【0046】
ここで、第一装置と第二装置は、移動端末、パーソナルアシスタントデジタル(Personal Assistant Digital:略称PAD)、コンピュータ、テレビなどであってよく、レンジフード、ガスコンロ、電気炊飯器などのインテリジェントキッチン装置であってよく、ドアベル、洗濯機などであってもよい。また、第一装置の動作状態が変化したことは、第一装置が非動作状態から動作状態に変化したこと、又は動作状態から非動作状態になることを含み、例えば、移動端末がスタンバイ状態から着信状態になり、洗濯機が動作状態から非動作状態(選択終了)になり、ドアベルが待ち状態から動作状態になることである。
【0047】
関連技術において、第一装置の動作状態が変化し、かつそのときに第二装置が動作状態にある場合、第二装置の音量情報を調整することにより、ユーザに第一装置の状態が変化したことをプロンプトする目的を達する。しかしながら、第二装置の音量情報を調整するので、第二装置に対するユーザの通常の使用に影響を与える。この問題を解決するために、本開示の実施形態において、第一装置がその自身の動作状態の変化を検出した後、第二装置の状態パラメータを取得し、取得された第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、第一装置が確定されたプロンプト方式に従ってプロンプトするように制御される。即ち、1つの装置に対して情報プロンプトを行うと共に、他の装置に対するユーザのニーズも満たすことができるので、これにより、第二装置のプロンプト方式を調整して第二装置に対するユーザの通常の使用に影響を与えることを防止し、ユーザ体験を効果的に向上させる。
【0048】
なお、第一装置と第二装置の数が1つであってよく、複数であってよい。例えば、第一装置は携帯電話とドアベルを含み、第二装置はテレビを含んでもよく、携帯電話とドアベルの動作状態が変化すれば、携帯電話とドアベルがテレビの状態パラメータをそれぞれ取得し、且つ各自により取得されたテレビの状態パラメータに基づいて、自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、自身により確定されたプロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。また、第一装置と第二装置の数について、実際の状況に応じて設置されてよく、第一装置と第二装置の具体の数に対して、ここで、本実施形態は限定しない。
【0049】
本実施形態の情報プロンプト方法によれば、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0050】
好ましくは、
図1に示すような実施形態に基づいて、状態パラメータは、第二装置の出力音量と、第二装置が動作状態にあるかどうかを表すための第一パラメータと、第二装置の動作状態を表すための第二パラメータと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0051】
具体的に、第一パラメータが第二装置が動作状態にあるかどうかを表してよく、例えば、第二装置がアイロンであり、第一パラメータがアイロンの温度であってよく、アイロンの温度が30℃より大きい場合、第二装置が動作状態にあることを表す。第二パラメータが第二装置の動作状態を表してよく、例えば、第二パラメータが洗濯機の動作状態を表してよく、例えば、浸し、すすぎ又は脱水などの状態である。
【0052】
上記に実施形態において、第二装置の出力音量の大きさが異なること、第二装置が動作状態にあるかどうか又は第二装置の動作状態が異なることにより、第一装置に異なる情報プロンプト方式を選択させるように設定してよい。
【0053】
該実施形態において、第二装置の異なる出力音量、第二装置が動作状態にあるかどうか又は第二装置の異なる動作状態に対して、異なるプロンプト方式を設定してよく、更に、多種の異なる応用シーンをサポートし、ユーザに対する有効なプロンプトを実現する。
【0054】
図2は本発明のもう一例の実施形態により示された情報プロンプトの方法のフローチャートであり、該方法が端末装置に用いられ、本実施形態が上記の実施形態に基づいて、第二装置の状態パラメータを取得する前に、第一装置と第二装置を関連する実施形態を詳しく説明する。
図2に示すように、該情報プロンプトの方法は以下のステップを含む。
【0055】
ステップS21:第二装置に、第二装置と前記第一装置を関連するように通知するための通知メッセージを送信する。
【0056】
本実施形態において、第一装置が第二装置に通知メッセージを送信することで、第二装置と第一装置が関連するように通知する。ここで、1つの第一装置が1つの第二装置に通知メッセージを送信してよく、1つの第一装置が同時に複数の第二装置に通知メッセージを送信してよく、複数の第一装置が1つの第二装置に通知メッセージを送信してよく、又は複数の第一装置が同時に複数の第二装置に通知メッセージを送信してよい。即ち、2つの装置を関連させてよく、複数の装置を関連させてよい。
【0057】
ステップS22:第二装置から前記通知メッセージに基づいて送信された、第二装置の装置識別子を含む関連メッセージを受信する。
【0058】
本実施形態において、第二装置が第一装置によって送信された通知メッセージを受信した後、自身の装置の識別子を関連メッセージに含んで第一装置に送信する。
【0059】
ステップS23:装置識別子により、第一装置と第二装置を関連させる。
【0060】
本実施形態において、第一装置は、受信された識別子に基づいて、第一装置と装置識別子に対応する第二装置とを関連させる。具体的な実現プロセスにおいて、関連形態は、ブルートゥース接続、ワイヤレスフィデリティ(Wireless−Fidelity、略称WIFI)接続、WIFIホットスポット、ネットワーク信号(例えば4Gネットワーク)などを含む。
【0061】
なお、第一装置と第二装置を関連させる前、第一装置が第二装置と同じシーンにあるかどうか及び、プロンプト方式を自動に調整する必要があるかどうかを判断してよい。例えば、第一装置が携帯電話Aであり、第二装置が携帯電話Bであり、そして携帯電話Aと携帯電話Bがブルートゥース接続の形態によって関連される場合、ブルートゥース接続において、携帯電話Aと携帯電話Bが一定の距離範囲内にある(例えば、100メートル内にあるなど)と成功に接続できるので、携帯電話端末Aと携帯電話端末Bが同じシーンにあるかどうかを判断する場合には、携帯電話Aと携帯電話Bの間の距離が所定の閾値より小さいかどうかさえ判断すればよく、所定の閾値より小さい場合、同じのシーンにあることを表す。携帯電話Aと携帯電話BがWIFI接続の形態によって関連する場合、携帯電話Aと携帯電話Bが同じのWIFIアカウントにアクセスするかどうかを判断することにより、両方が同じのシーンにあるかどうかを判断し、同じのWIFIアカウントにアクセスすれば、携帯電話Aと携帯電話Bが同じのシーンにある。携帯電話Aと携帯電話Bがネットワーク信号(例えば4Gネットワーク)によって関連する場合、ネットワークリアルタイム衛星測位で携帯電話Aと携帯電話Bの地理位置を取得し、携帯電話Aと携帯電話Bの間の距離が所定の閾値より小さいかどうかを判断することにより、両方が同じのシーンにあるかどうかを判断し、2つの携帯電話端末の間の距離が所定の閾値より小さい場合、携帯電話端末Aと携帯電話端末Bが同じのシーンにある。
【0062】
ステップS24:第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得する。
【0063】
ステップS25:第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定する。
【0064】
ステップS26:第一装置がプロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。
【0065】
本実施形態の情報プロンプト方法によれば、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術に第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができる。また、第一装置は第二装置によって送信された装置識別子に基づいて、第一装置と第二装置を関連させ、該関連方式がより簡単であり、操作しやすい。
【0066】
図3は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの方法のフローチャートであり、該方法が端末装置に用いられ、本実施形態が
図1の実施形態に基づいて、状態パラメータが第二装置の出力音量を含む場合、第二装置の状態パラメータをどのように取得すること及び第二装置が動作状態にあるかどうかをどのように判断することの実施形態について、詳しく説明し、
図3に示すように、該情報プロンプトの方法は以下のステップを含む。
【0067】
ステップS31:第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置が動作状態にあるかどうかを判断する。
【0068】
本開示の実施形態において、状態パラメータが第二装置の出力音量を含む場合、第二装置が動作状態にあるかどうかを判断することは以下の様々な形態を含んでもよい。
【0069】
形態一:第二装置が再生データを出力するかどうかを判断し、第二装置が再生データを出力する場合、該第二装置が動作状態にあると確定する。
【0070】
具体的に、第二装置がオーディオ又はビデオを再生するマルチメディア装置であれば、例えば、テレビ、コンピュータ、携帯電話端末又はプロジェクターである場合、該第二装置が再生データを出力するかどうかを判断することによって動作状態にあるかどうかを判断すればよい。具体的な実現プロセスにおいて、第二装置が再生するファイル名称、ファイルフォーマット、再生持続時間、再生サウンドなどを判断することによって第二装置がオーディオ又はビデオファイルを再生するかどうかを判断する。例えば、再生のファイル名称のキーワードを検索することにより、該名称キーワードが従来の映画、ドラマ又は歌曲の名称キーワードと一致する場合、第二装置が再生データを出力すると判断することにより、第二装置が動作状態にあると判断する。ファイルフォーマットを検索することにより、該ファイルフォーマットがMP3、MP4、AVIなどのオーディオフォーマットである場合、第二装置が再生データを出力すると判断することにより、第二装置が動作状態にあると判断する。ファイルの再生持続時間を検索することにより、該再生持続時間が所定の時間帯より大きい場合、第二装置が映画を再生する可能性があり、即ち、第二装置が再生データを出力することにより、第二装置が動作状態にあると判断する。第二装置がサウンドを再生するときの現在の音量値を取得することにより、該現在の音量値がミュートの音量値より大きい場合、第二装置が再生データを出力すると判断することにより、第二装置が動作状態にあると判断する。
【0071】
また、上記のいずれかの形態を採用して第二装置が再生データを出力するかどうかを判断してよく、複数の形態を組み合わせて第二装置が再生データを出力するかどうかを判断してよく、具体的な判断形態について、本実施形態はここで限定しない。
【0072】
形態二:第二装置のリアルタイムデータを採集し、該リアルタイムデータに基づいて、第二装置が動作状態にあるかどうかを判断する。
【0073】
具体的に、第二装置がインテリジェントキッチン装置であり、例えば、レンジフード、ガスコンロ、電気炊飯器又はプレッシャークッカーなどである場合、センサーを介して第二装置のリアルタイムデータを検出して動作状態にあるかどうかを判断する。例えば、レンジフード端末が起動するかどうか又は起動モード(例えば強力モード)を検出することで判断する。
【0074】
第二装置がインテリジェント家庭用端末であり、例えば、幼児用ベッド、掃除ロボット、アイロン、ルームランナー又は洗濯機である場合、インテリジェント家庭用端末のリアルタイムデータを検出して動作状態にあるかどうかを判断する。例えば、洗濯機の浸し、すすぎ又は脱水の状態、ルームランナーがランニングタスクを実行するときのランニングリズムに基づいて、第二装置が動作状態にあるかどうかを判断する。
【0075】
ステップS32:第二装置が動作状態にある場合、第二装置の出力音量を取得する。
【0076】
ステップS33:第二装置の出力音量に基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定する。
【0077】
本開示の実施形態において、第二装置が動作状態にあると判断した場合、第二装置の出力音量を取得し、取得された第二装置の出力音量に基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定する。例えば、第一装置が携帯電話であり、第二装置がテレビであり、ユーザがテレビを見るとき、携帯電話が待機状態から着信状態になり、ここで、携帯電話がテレビの出力音量を取得し、且つテレビの出力音量に基づいて、自身のプロンプト方式を確定する。
【0078】
ステップS34:第一装置がプロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。
【0079】
本実施形態の情報プロンプト方法について、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の出力音量に基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。また、多種の異なる方式で第二装置が動作状態にあるかどうかを判断してよく、判断方式がより柔軟になる。
【0080】
図4は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの方法のフローチャートであり、該方法が端末装置に用いられ、本実施形態が
図1の実施形態に基づいて、状態パラメータが第二装置の出力音量を含む場合、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式をどのように確定することの実施形態について、詳しく説明し、
図4に示すように、該情報プロンプトの方法は以下のステップを含む。
【0081】
ステップS41:第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の出力音量を取得する。
【0082】
ステップS42:第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たすかどうかを判断する。
【0083】
本開示の実施形態において、所定条件は、例えば、第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量が第二装置の出力音量より大きいかどうかである。第一装置は第二装置の出力音量を取得した後、第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と該第二装置の出力音量が所定の条件を満たすかどうかを判断し、満たす場合、ステップS43を実行し、満たさない場合、ステップS44を実行する。
【0084】
ステップS43:デフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たす場合、デフォルトのプロンプト方式をプロンプト方式として確定する。
【0085】
本開示の実施形態において、第一装置は、デフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たす場合、デフォルトのプロンプト方式をプロンプト方式として確定する。例えば、第一装置が携帯電話であり、第二装置がテレビであり、ユーザがテレビを見るとき、携帯電話のデフォルトのプロンプト方式の出力音量がテレビの出力音量より大きい場合、即ち、デフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たす場合、デフォルトのプロンプト方式を携帯電話端末のプロンプト方式とする。
【0086】
ステップS44:デフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たさない場合、出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たす第一プロンプト方式をプロンプト方式として確定する。
【0087】
本開示の実施形態において、第一装置は、デフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たさない場合、出力音量と第二装置の出力音量が所定の条件を満たす第一プロンプト方式をプロンプト方式とする。具体的な実現プロセスにおいて、デフォルトのプロンプト方式の出力音量が第二装置の出力音量より小さい場合、出力音量が第二装置の出力音量より大きいか等しい第一プロンプト方式をプロンプト方式として確定する。例えば、第一装置が携帯電話端末Aであり、第二装置が携帯電話端末Bであり、ユーザが携帯電話端末Bで音楽を再生する場合、その出力音量が10グリッドであり(例えば、携帯電話端末の音量大きさが0グリッドであるミュートから20グリッドである最大音量に設定され、ここで、1グリッドが1つの単位の音量を表示する)、携帯電話端末Aが待機状態から着信状態になるとき、携帯電話端末Aのデフォルトのプロンプト方式の出力音量と携帯電話Bの出力音量との大きさを判断してよく、携帯電話端末Aのデフォルトのプロンプト方式の出力音量が5グリッドである場合、出力音量が10グリッドより大きいか等しい第一プロンプト方式を、携帯電話端末Aの自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式とし、例えば、携帯電話端末Aのプロンプト方式を13グリッドを設定することなどである。また、例えば、テレビによって番組が放送される場合、ドアベルが待ち状態から動作状態になり、ここで、ドアベルのデフォルトのプロンプト方式の出力音量がテレビの出力音量より小さい場合、ドアベルの通知音が自動に大きくなることなどである。
【0088】
また、もう1つの応用シーンにおいて、デフォルトのプロンプト方式の出力音量が第二装置の出力音量より大きい場合、出力音量が第二装置の出力音量より小さいか等しい第一プロンプト方式をプロンプト方式として確定する。例えば、第一装置が携帯電話端末であり、第二装置がプロジェクターであり、オフィスでプロジェクターによってビデオが再生されるとき、携帯電話端末に電話が着信される場合、ここで、携帯電話端末のデフォルトのプロンプト方式の出力音量がプロジェクターの出力音量より大きい場合、携帯電話端末のプロンプト方式をミュート、バイブレーション又はおやすみモードなどを変更してよく、急に携帯電話の着信音などの音により、ユーザ又は他のユーザがビデオ映像を見るときに影響を与えることを防止する。
【0089】
ステップS45:第一装置がプロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。
【0090】
本実施形態の情報プロンプト方法について、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。また、状態パラメータが第二装置の出力音量を含む場合、第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量との関係により、第一装置のプロンプト方式を柔軟に確定し、異なる応用シーンで、ユーザの需要によって異なる設定を行い、更にユーザ体験を向上させる。
【0091】
図5は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの方法のフローチャートであり、該方法が端末装置に用いられ、本実施形態が
図1の実施形態に基づいて、状態パラメータは第一パラメータを含む場合、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式をどのように確定することの実施形態について、詳しく説明し、
図5に示すように、該情報プロンプトの方法は以下のステップを含む。
【0092】
ステップS51:第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の第一パラメータを取得する。
【0093】
ここで、第一パラメータは第二装置が動作状態にあるかどうかを表すように用いられる。
【0094】
ステップS52:第一パラメータが第二装置が動作状態にあることを表すかどうかを判断する。
【0095】
ステップS53:第一パラメータが第二装置が動作状態にあることを表す場合、第一装置のプロンプト方式を確定する。
【0096】
本開示の実施形態において、第一パラメータが第二装置が動作状態にあるかどうかを表すように用いられ、第一装置が第一パラメータを取得した後、第一パラメータが第二装置が動作状態にあることを表すかどうかを判断し、第二装置が動作状態にある場合、第一装置のプロンプト方式を確定する。例えば、第二装置が幼児用ベッドであり、幼児用ベッドにインダクタが設置され、インダクタを介してこのときに幼児が寝ているかどうかをわかる。幼児が寝ている場合、幼児用ベッドが動作状態にあると認められる。第一パラメータに基づいて幼児用ベッドが動作状態にあると判断した場合、このときに、携帯電話端末が待機状態から着信状態になると、携帯電話端末の音量を下げる又は携帯電話端末をサイレントモード或いはマナーモードなどに調整する。第二装置がレンジフードである場合、レンジフードが起動するかどうか又は起動モードなどである第一パラメータを取得することにより、ここで、レンジフードが動作状態にあるかどうかをわかる。レンジフードが起動状態にあれば、動作状態にあることを表し、第一パラメータに基づいてレンジフードが動作状態にあると判断した場合、このときに、携帯電話端末が待機状態から着信状態になると、携帯電話端末の音量を上げる。また、第二装置がルームランナーである場合、ルームランナーが起動するかどうか又はランニングリズムなどである第一パラメータを取得することにより、このときに、ルームランナーが動作状態にあるかどうかをわかる。ルームランナーが起動状態にあれば、動作状態にあることを表し、第一パラメータに基づいてルームランナーが動作状態にあると判断した場合、このときに、携帯電話端末が待機状態から着信状態になると、携帯電話端末の音量を上げ、ルームランナーのリズムに従って携帯電話端末の音量を継続に調整し、例えば、ランニングリズムが速いほど、携帯電話端末の音量が大きくなる。
【0097】
ステップS54:第一装置がプロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。
【0098】
本実施形態の情報プロンプト方法によれば、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。また、第二装置が動作状態にある場合、第一装置のプロンプト方式を確定し、第二装置が動作するかどうかに対してユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0099】
図6は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの方法のフローチャートであり、該方法が端末装置に用いられ、本実施形態が
図1の実施形態に基づいて、状態パラメータが第二パラメータを含む場合、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式をどのように確定することの実施形態について、詳しく説明し、
図6に示すように、該情報プロンプトの方法は以下のステップを含む。
【0100】
ステップS61:第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の第二パラメータを取得する。
【0101】
ここで、第二パラメータは第二装置の動作状態を表すように用いられる。
【0102】
ステップS62:第二パラメータは第二装置が所定の動作状態にあることを表すかどうかを判断する。
【0103】
ステップS63:第二パラメータが第二装置が所定の動作状態にあることを表す場合、第一装置のプロンプト方式を確定する。
【0104】
本開示の実施形態において、第二パラメータが第二装置の動作状態を表すように用いられ、例えば、第二装置が洗濯機であり、洗濯機が例えば浸し、洗い、すすぎ又は脱水などの多種の動作状態を含み、第二パラメータが洗濯機の具体的な動作状態を表してよい。第一装置が第二パラメータを取得した後、第二パラメータが第二装置が所定の動作状態にあることを表すかどうかを判断する。例えば、洗濯機がすすぎ状態にあるかどうかを判断する。第二装置が所定の動作状態にあると判断した場合、第一装置のプロンプト方式を確定する。例えば、洗濯機が浸し状態にあれば(音なし)、携帯電話が着信する場合、携帯電話端末の音量を8グリッドに調整してよい。洗濯機が洗い状態にあれば(音あり、音がより小さい)、携帯電話が着信する場合、携帯電話端末の音量を10グリッドに調整してよい。洗濯機がすすぎ状態にあれば(音あり、音が大きくない)、携帯電話が着信する場合、携帯電話端末の音量を12グリッドに調整してよい。洗濯機が脱水状態にあれば(音あり、音がより大きい)、携帯電話が着信する場合、携帯電話端末の音量を15グリッドに調整してよい。
【0105】
ステップS64:第一装置がプロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。
【0106】
本実施形態の情報プロンプト方法によれば、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるので、ユーザ体験を向上させる。また、第二装置が所定の動作状態にある場合、第一装置のプロンプト方式を確定し、第二装置の特定の動作モードに対してユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0107】
図7は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの方法のフローチャートであり、該方法が端末装置に用いられ、本実施形態が
図1の実施形態に基づいて、第一装置がプロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される後、第二装置の動作状態が終了したら、第一装置のプロンプト方式が、情報プロンプトの実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰することの実施形態について、詳しく説明し、
図7に示すように、該情報プロンプトの方法は以下のステップを含む。
【0108】
ステップS71:第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得する。
【0109】
ステップS72:前記第二装置の状態パラメータに基づいて、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定する。
【0110】
ステップS73:前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御される。
【0111】
ステップS74:第二装置の動作状態が終了するかどうかを判断する。
【0112】
ステップS75:第二装置の動作状態が終了した場合、第一装置のプロンプト方式が、情報プロンプトの実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰する。
【0113】
本実施形態において、第二装置の動作状態が終了することを取得すれば、例えば、オーディオ、ビデオなどのファイルの再生を終了する場合、第一装置のプロンプト方式が情報プロンプトの実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に自動に復帰する。例えば、第一装置が携帯電話端末Aであり、第二装置がテレビであり、携帯電話端末Aが着信する場合、ユーザがテレビで番組を見るので、携帯電話端末Aがテレビの状態パラメータに基づいて、携帯電話端末Aのプロンプト方式をミュートから10グリッドの音量に調整し、テレビの動作状態が終了すると判断した後、形態電話Aが自身のプロンプト方式をミュートに自動に復帰する。
【0114】
本実施形態の情報プロンプト方法によれば、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるので、ユーザ体験を向上させる。また、第二装置の動作状態が終了した後、第一装置のプロンプト方式を実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰し、ユーザの通常の使用習慣に適合する。
【0115】
以下、本開示の実施形態に基づいて、情報プロンプトの装置を提供し、上記の情報プロンプト方式を実行するように構成される。
【0116】
図8は本発明の一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図8に示すように、該情報プロンプトの装置は取得モジュール11と、確定モジュール12と制御モジュール13と、を備える。
【0117】
取得モジュール11は、第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得するように構成される。
【0118】
確定モジュール12は、前記取得モジュール11によって取得された前記第二装置の状態パラメータに基づいて、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定するように構成される。
【0119】
制御モジュール13は、前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御されるように構成される。
【0120】
該実施形態において、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、確定モジュール12が第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるので、ユーザ体験を向上させる。
【0121】
ここで、前記状態パラメータは、
前記第二装置の出力音量、
前記第二装置が動作状態にあるかどうかを表すための第一パラメータ、および
前記第二装置の動作状態を表すための第二パラメータのうちの少なくとも1つを含む。
【0122】
該実施形態において、第二装置の異なる出力音量、第二装置が動作状態にあるかどうか又は第二装置の異なる動作状態に対して、異なるプロンプト方式を設定してよく、更に、多種の異なる応用シーンをサポートし、ユーザに対する有効なプロンプトを実現する。
【0123】
ここで、
図9に示すように、
図9は本発明のもう一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図8に示した実施形態に基づいて、前記装置は送信モジュール14と、受信モジュール15と、関連モジュール16と、をさらに備える。
【0124】
送信モジュール14は、前記第二装置に、前記第二装置と前記第一装置を関連するように通知するための通知メッセージを送信するように構成される。
【0125】
受信モジュール15は、前記第二装置が前記通知メッセージに基づいて送信した、前記第二装置の装置識別子を含む関連メッセージを受信するように構成される。
【0126】
関連モジュール16は、前記受信モジュール15によって受信された前記装置識別子により、前記第一装置と前記第二装置を関連するように構成される。
【0127】
該実施形態において、第一装置は第二装置によって送信された装置識別子に基づいて、第一装置と第二装置を関連させ、該関連方式がより簡単であり、操作しやすい。
【0128】
ここで、
図10に示すように、
図10は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図8に示した実施形態に基づいて、前記状態パラメータが前記第二装置の出力音量を含む場合、前記取得モジュール11は第一判断サブモジュール111と取得サブモジュール112を備える。
【0129】
第一判断サブモジュール111は、前記第二装置が動作状態にあるかどうかを判断するように構成される。
【0130】
取得サブモジュール112は、前記第一判断サブモジュール111によって前記第二装置が動作状態にあると判断された場合、前記第二装置の出力音量を取得するように構成される。
【0131】
該実施形態において、第二装置が動作状態にある場合、出力音量の取得を実行するので、第二装置が非動作状態にある場合に出力音量の取得を実行することでリソースを無駄にすることを防止する。
【0132】
ここで、
図11に示すように、
図11は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図10に示した実施形態に基づいて、前記第一判断サブモジュール111は第一確定ユニット1111又は判断ユニット1112を備える。
【0133】
第一確定ユニット1111は、前記第二装置が再生データを出力するかどうかを判断し、及び前記第二装置が再生データを出力する場合、前記第二装置が動作状態にあると確定するように構成される、又は、
判断ユニット1112は、前記第二装置のリアルタイムデータを採集し、及び前記リアルタイムデータに基づいて、前記第二装置が動作状態にあるかどうかを判断するように構成される。
【0134】
該実施形態において、多種の異なる方式によって第二装置が動作状態にあるかどうかを判断してよく、判断方式がより柔軟になる。
【0135】
ここで、
図12に示すように、
図12は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図8に示した実施形態に基づいて、前記状態パラメータが前記第二装置の出力音量を含む場合、前記確定モジュール12は、第二判断サブモジュール121と、第一確定サブモジュール122と、第二確定サブモジュール123と、を備える。
【0136】
第二判断サブモジュール121は、前記第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たすかどうかを判断するように構成される。
【0137】
第一確定サブモジュール122は、前記第二判断サブモジュール121によって前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たすと判断された場合、前記デフォルトのプロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される。
【0138】
第二確定サブモジュール123は、前記第二判断サブモジュール121によって前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たさないと判断された場合、出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たす第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される。
【0139】
該実施形態において、第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と前記第二装置の出力音量が所定の条件を満たす場合、デフォルトのプロンプト方式に従って情報プロンプトを行ってよく、プロンプト方式を変更する必要がなく、リソースを無駄にすることを防止する。
【0140】
ここで、
図13に示すように、
図13は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図12に示した実施形態に基づいて、前記第二確定サブモジュール123は、第二確定ユニット1231又は第三確定ユニット1232を備える。
【0141】
第二確定ユニット1231は、前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量が前記第二装置の出力音量より小さい場合、出力音量が前記第二装置の出力音量より大きいか等しい第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される、
又は、
第三確定ユニット1232は、前記デフォルトのプロンプト方式の出力音量が前記第二装置の出力音量より大きい場合、出力音量が前記第二装置の出力音量より小さいか等しい第一プロンプト方式を前記プロンプト方式として確定するように構成される。
【0142】
該実施形態において、状態パラメータが第二装置の出力音量を含む場合、第一装置のデフォルトのプロンプト方式の出力音量と第二装置の出力音量との間の関係により、第一装置のプロンプト方式を柔軟に確定し、異なる応用シーンにおいて、ユーザの需要によって異なる設定を行ってよく、ユーザ体験を向上させる。
【0143】
ここで、
図14に示すように、
図14は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図8に示した実施形態に基づいて、前記状態パラメータが前記第一パラメータを含む場合、前記確定モジュール12は、第三判断サブモジュール124と、第三確定サブモジュール125と、を備える。
【0144】
第三判断サブモジュール124は、前記第一パラメータが前記第二装置が動作状態にあることを表すかどうかを判断するように構成される。
【0145】
第三確定サブモジュール125は、前記第三判断サブモジュールによって前記第一パラメータが前記第二装置が動作状態にあることを表すと判断された場合、前記プロンプト方式を確定するように構成される。
【0146】
該実施形態において、第二装置が動作状態にある場合、第一装置のプロンプト方式を確定し、更に、第二装置が動作するかどうかに対するユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0147】
ここで、
図15に示すように、
図15は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図8に示した実施形態に基づいて、前記状態パラメータが前記第二パラメータを含む場合、前記確定モジュール12は、第四判断サブモジュール126と、第四確定サブモジュール127と、を備える。
【0148】
第四判断サブモジュール126は、前記第二パラメータが前記第二装置が所定の動作状態にあることを表すかどうかを判断するように構成される。
【0149】
第四確定サブモジュール127は、前記第四判断サブモジュール126によって前記第二パラメータが前記第二装置が前記所定の動作状態にあることを表すと判断された場合、前記プロンプト方式を確定するように構成される。
【0150】
該実施形態において、第二装置が所定の動作状態にある場合、第一装置のプロンプト方式の確定を実行し、更に、第二装置の特定の動作モードに対するユーザの使用ニーズも満たすことができるため、ユーザ体験を向上させる。
【0151】
ここで、
図16に示すように、
図16は本発明のまた一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図であり、
図8に示した実施形態に基づいて、前記装置は、判断モジュール17と、処理モジュール18と、をさらに備える。
【0152】
判断モジュール17は、前記第二装置の動作状態が終了するかどうかを判断するように構成される。
【0153】
処理モジュール18は、前記判断モジュールによって前記第二装置の動作状態が終了したと判断された場合、前記第一装置のプロンプト方式が、情報プロンプトの実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰するように構成される。
【0154】
該実施形態において、第二装置の動作状態が終了した後、第一装置のプロンプト方式を実行前に設定されたデフォルトプロンプト方式に復帰し、ユーザの通常の使用習慣に適合する。
【0155】
上述の実施形態における装置について、各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、該方法に関する実施形態に詳細に説明されるので、ここでは、詳細な説明を省略する。
【0156】
本開示の実施形態は情報プロンプトの装置を更に提供し、該情報プロンプトの装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能な命令を格納するためのメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得し、
第二装置の状態パラメータに基づいて、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、
前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御されるように構成される。
【0157】
該実施形態において、第一装置の動作状態が変化したと確定した場合、第二装置の状態パラメータに基づいて、第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定し、これにより、関連技術における第二装置のプロンプト方式を調整することでユーザの第二装置への通常の使用に影響を与える問題を回避することができ、更に、1つの装置に情報プロンプトを行うと共に、他の装置へのユーザの使用ニーズも満たすことができるので、ユーザ体験を向上させる。
【0158】
図17は本発明の一例の実施形態により示された情報プロンプトの装置のブロック図である。例えば、装置800はモバイルフォン、コンピュータ、デジタル放送端末、情報送受信デバイス、ゲームコントロール、タブレットデバイス、医療デバイス、トレーニングデバイス、個人デジタルアシスタントなどであってもよい。
【0159】
図17を参照して、装置800は、処理コンポーネント802、メモリ804、電源コンポーネント806、マルチメディアコンポーネント808、オーディオコンポーネント810、入力/出力(I/O)インタフェース812と、センサーコンポーネント814と、通信コンポーネント816のうちの一つ或いは複数を含んでも良い。
【0160】
処理コンポーネント802は通常に装置800の全体操作を制御し、例えば、表示、電話コール、データ通信、カメラ操作と記録操作に関する操作である。処理コンポーネント802は一つ或いは複数のプロセッサ820を含んで命令を実行することで、上述した方法の全部又は一部のステップを完成する。また、処理コンポーネント802は一つ或いは複数のモジュールを含むことで、処理コンポーネント802と他のモジュールはインタラクトする。例えば、処理コンポーネント802はマルチメディアコンポーネントを含み、マルチメディアコンポーネント808と処理コンポーネント802とのインタラクトは便利になる。
【0161】
メモリ804は各種のデータを記憶することで、装置800の操作をサポートするように構成される。上記のデータの例示は、装置800に操作されるいかなるアプリケーション又は方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオなどがある。メモリ804はいかなる揮発性メモリ或いは不揮発性メモリ或いは両者の結合により実現され、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気消去可能プログラマブルロム(EEPROM)、消去可能プログラマブルロム(EPROM)、プログラマブルロム(PROM)、ロム(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、ディスク或いは光ディスクである。
【0162】
電源コンポーネント806は装置800の各モジュールに電力を提供する。電源コンポーネント806は、電源管理システム、一つ或いは複数の電源及び他の装置800に電力を生成、制御、分配するための関連モジュールを含む。
【0163】
マルチメディア808は前記装置800とユーザの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。ある実施形態において、スクリーンは液晶ディスプレー(LCD)とタッチパネル(TP)を含む。スクリーンはタッチパネルを含む場合、スクリーンがタッチスクリーンとして実現され、ユーザから入力された信号を受信する。タッチパネルは一つ或いは複数のタッチセンサーを含むことで、タッチ、スライドとタッチパネルにおけるジェスチャーを検知する。前記タッチセンサーはタッチ又はフライドという動作の境界を検知するだけではなく、前記タッチ又はスライド操作に関する継続時間と圧力も検知する。ある実施形態において、マルチメディア808は一つのフロントカメラ及び/又はバックカメラを備える。装置800は操作モードにあるとき、例えば撮影モード或いはビデオモードにあるとき、フロントカメラ及び/又はバックカメラは外部からのマルチメディアデータを受信する。各フロントカメラとバックカメラは固定の光学レンズシステムであり、或いは焦点距離と光学ズームを有する。
【0164】
オーディオコンポーネント810はオーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント810は一つのマイク(MIC)を備え、装置800が操作モード、例えばコールモード、記録モードと音声識別モードにあるとき、マイクが外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号はメモリ804に更に記憶される或いは通信コンポーネント816によって送信される。ある実施形態において、オーディオコンポーネント810は一つのスピーカーを備え、オーディオ信号を出力するように構成される。
【0165】
I/Oインタフェース812は処理コンポーネント802と外部インタフェースモジュールにインタフェースを提供し、上記の外部インタフェースモジュールは、キーボード、クリックディフェクト、ボタンなどである。これらのボタンはホームページボタン、音量ボタン、スタートボタンとロックボタンを含むが、それらに限られない。
【0166】
センサーコンポーネント814は一つ或いは複数のセンサーを備え、装置800に各面の状態の評価を提供するように構成される。例えば、センサーコンポーネント814は装置800のオン/オフ状態、モジュールの相対位置が検出でき、例えば、前記モジュールは装置800のディスプレーとキーパッドである。センサーコンポーネント814は、装置800或いは装置800の一つのモジュールの位置変化、ユーザが装置800に接触するかどうか、装置800の方位或いは加速/減速と装置800の温度変化について更に検出することができる。センサーコンポーネント814は近接センサーを更に備え、物理的な接触が完全にない場合、付近の物体を検出するように構成される。センサーコンポーネント814は光センサーを更に備え、例えばCMOS或いはCCD画像センサーであり、画像形成応用に使用するように構成される。ある実施形態において、該センサー814は加速度センサーと、ジャイロセンサーと、磁気センサーと、圧力センサー或いは温度センサーを更に備える。
【0167】
通信コンポーネント816は、装置800と他のデバイスの間に有線或いは無線の方式で通信するように構成される。装置800は通信標準に基づく無線ネットにアクセスし、例えばWiFi、2G或いは3G或いはそれらの結合である。ある例示の実施形態において、通信コンポーネント816は放送チャネルを通して外部からの放送管理システムの放送信号或いは放送関連情報を受信する。ある例示の実施形態において、前記通信コンポーネント816は近距離無線通信(NFC)モジュールを備え、短距離通信を促進する。例えば、NFCモジュールはラジオフリークエンシーアイデンティフィケーション(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域無線(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術と他の技術に基づいて実現される。
【0168】
例示的な実施形態において、装置800は一つ或いは複数の応用専用集積回路(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタルシグナルプロセスディバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ或いは他の電子部品によって実現され、上記の方法を実行するように構成される。
【0169】
例示的な実施形態において、命令を含む非一時的なコンピュータ可読な記憶媒体を更に提供し、例えば命令を含むメモリ804であり、上記の命令が装置800のプロセッサ820が実行されて上記の方法を完成する。例えば、前記非一時的なコンピュータ可読な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、ディスクと光データ記憶デバイスなどである。
【0170】
非一時的なコンピュータ可読な記憶媒体であって、前記記憶媒体に含まれる命令が移動端末のプロセッサーによって実行される場合、移動端末が情報プロンプトの方法を実行させ、前記方法は、
第一装置の動作状態が変化した場合、第二装置の状態パラメータを取得することと、
前記第二装置の状態パラメータに基づいて、前記第一装置の自身の動作状態が変化したことをプロンプトするためのプロンプト方式を確定することと、
前記第一装置が前記プロンプト方式に従って情報プロンプトを行うように制御されることと、を含む。
【0171】
当業者は、明細書を考慮して本発明に開示された実施形態を実施した後、本開示の実施形態のほかの実施形態を容易に想到し得る。本願は本開示の実施形態のいかなる変形、用途或いは適応性的な変化を含むことを旨とし、これらの変形、用途或いは適応性的な変化は、本開示の一般性原理を従ったものであり、且つ本開示の実施形態は開示されていない本技術分野の公知常識或いは慣用技術手段を含む。明細書と実施形態は例示的なものであり、本開示の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲により記載される。
【0172】
なお、本開示の実施形態は上記説明された且つ図面に示した精確な構造に限定されるものではなく、且つ本発明の範囲を逸脱しない限り、他の様々な修正及び変形ができる。本開示の範囲は、添付した特許請求の範囲のみによって限定されるものとする。