特許第6559894号(P6559894)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6559894
(24)【登録日】2019年7月26日
(45)【発行日】2019年8月14日
(54)【発明の名称】ナトリウムチャネル遮断剤
(51)【国際特許分類】
   C07D 213/76 20060101AFI20190805BHJP
   C07D 417/12 20060101ALI20190805BHJP
   C07D 277/52 20060101ALI20190805BHJP
   C07D 239/69 20060101ALI20190805BHJP
   C07D 261/16 20060101ALI20190805BHJP
   C07D 231/42 20060101ALI20190805BHJP
   C07D 403/12 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/427 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/496 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/454 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/551 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/426 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/505 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/44 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/421 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/415 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/42 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/4155 20060101ALI20190805BHJP
   A61K 31/497 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 25/00 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 25/04 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 25/06 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 19/02 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 25/08 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 9/06 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 1/12 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 13/02 20060101ALI20190805BHJP
   A61P 25/24 20060101ALI20190805BHJP
【FI】
   C07D213/76
   C07D417/12CSP
   C07D277/52
   C07D239/69 A
   C07D261/16
   C07D231/42
   C07D403/12
   A61K31/427
   A61K31/496
   A61K31/454
   A61K31/551
   A61K31/426
   A61K31/505
   A61K31/44
   A61K31/421
   A61K31/415
   A61K31/42
   A61K31/4155
   A61K31/497
   A61P43/00 111
   A61P25/00
   A61P25/04
   A61P25/06
   A61P19/02
   A61P25/08
   A61P25/28
   A61P9/06
   A61P1/12
   A61P13/02
   A61P25/24
【請求項の数】12
【全頁数】109
(21)【出願番号】特願2018-524451(P2018-524451)
(86)(22)【出願日】2016年11月11日
(65)【公表番号】特表2018-533606(P2018-533606A)
(43)【公表日】2018年11月15日
(86)【国際出願番号】KR2016013029
(87)【国際公開番号】WO2017082688
(87)【国際公開日】20170518
【審査請求日】2018年5月11日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0159637
(32)【優先日】2015年11月13日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】508131716
【氏名又は名称】デウン ファーマシューティカル カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100077012
【弁理士】
【氏名又は名称】岩谷 龍
(72)【発明者】
【氏名】イ,ヒョングン
(72)【発明者】
【氏名】キム,イルファン
(72)【発明者】
【氏名】チョン,ミョンギ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ヒョシン
(72)【発明者】
【氏名】イ,チョンホ
(72)【発明者】
【氏名】チョン,ソナ
(72)【発明者】
【氏名】ユン,ジソン
(72)【発明者】
【氏名】キム,ソンヨン
【審査官】 早川 裕之
(56)【参考文献】
【文献】 特表2010−533652(JP,A)
【文献】 特開2008−290791(JP,A)
【文献】 特表平08−510744(JP,A)
【文献】 特表2014−534213(JP,A)
【文献】 特表2012−515156(JP,A)
【文献】 特表2008−542219(JP,A)
【文献】 特表2013−532184(JP,A)
【文献】 国際公開第2015/130957(WO,A1)
【文献】 国際公開第2008/075353(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D 213/76
C07D 231/42
C07D 239/69
C07D 261/16
C07D 277/52
C07D 403/12
C07D 417/12
A61K 31/415〜551
A61P 1/12
A61P 9/06
A61P 13/02
A61P 19/02
A61P 25/00〜28
A61P 43/00
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の化学式1で表わされる化合物、またはその薬学的に許容可能な塩:
[化学式1]
【化158】
上記の式において、
は、水素、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ハロゲン、またはシアノであり、
およびRは、それぞれ独立して水素、またはハロゲンであり、
は、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、またはチアジアゾリルであり、
ここで、前記Rは、非置換されるか、またはC1−4アルキル、またはハロゲンで置換され、
は−CHCH−N(R)(R)、または−CHCHCH−N(R)(R)であり、Rは水素、またはC1−4アルキルであるか;またはRおよびRが共にC3−5アルキレン、(C2−4アルキレン)−N(R)−(C2−4アルキレン)、または(C2−4アルキレン)−O−(C2−4アルキレン)を形成し、
ここで、前記C3−5アルキレン、またはC2−4アルキレンは、それぞれ独立して非置換されるか、または一つまたは二つのR10で置換され、
、R、およびRは、それぞれ独立して水素、またはC1−4アルキルであり、
10は、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、アミノ、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、NHCO(C1−4アルキル)、またはピロリジニルであり、
はC−R’、またはNであり、ここでR’は水素、またはハロゲンであり、
は、CH、またはNであり、
はN−R”であり、ここでR”は水素、またはC1−4アルキルである。
【請求項2】
前記化学式1で表わされる化合物は、下記の化学式1’で表わされる化合物であることを特徴とする、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩:
[化学式1’]
【化159】
上記の式において、
は、水素、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ハロゲン、またはシアノであり、
およびRは、それぞれ独立して水素、またはハロゲンであり、
は、チアゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、またはチアジアゾリルであり、
ここで、前記Rは、非置換されるか、またはC1−4アルキル、またはハロゲンで置換され、
11は、水素、またはC1−4アルキルであり、
12は、水素、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、アミノ、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、NHCO(C1−4アルキル)、またはピロリジニルであり、
はC−R’、またはNであり、ここでR’は水素、またはハロゲンであり、
は、CH、またはNであり、
はN−R”であり、ここでR”は水素、またはC1−4アルキルであり、
は、結合、NH、N(C1−4アルキル)、またはO(oxygen)であり、
nは、1〜4の整数である。
【請求項3】
は、水素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロ、クロロ、またはシアノであることを特徴とする、
請求項1または2に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項4】
およびRは、それぞれ独立して水素、フルオロ、またはクロロであることを特徴とする、
請求項1または2に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項5】
およびRが共にC3−5アルキレン、(C2−4アルキレン)−N(R)−(C2−4アルキレン)、または(C2−4アルキレン)−O−(C2−4アルキレン)を形成し、
ここで、前記C3−5アルキレン、またはC2−4アルキレンは、それぞれ独立して非置換されるか、またはメチル、メトキシ、フルオロ、アミノ、NHCH、N(CH、N(CHCH、NHCOCH、またはピロリジニルで置換されたことを特徴とする、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項6】
、R、およびRおよびRが結合された窒素と共に下記から構成される群より選択されるいずれか一つを形成することを特徴とする、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩:
【化160】
【請求項7】
は、−CHCH−NH−CH、−CHCHCH−NH−CH、または−CHCH−N(CHであり、
は、水素、またはメチルであることを特徴とする、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項8】
は、CH、CF、またはNであり、
は、CH、またはNであり、
但し、XおよびXの両方がNであるわけではないことを特徴とする、
請求項1または2に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項9】
は、NHであることを特徴とする、
請求項1または2に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項10】
前記化合物は、
1)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
2)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
3)(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(2−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
4)(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
5)(R)−N−(1−(5−クロロ−2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
6)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(ジエチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
7)4−((2−([1,3’−ビピロリジン]−1’−イル)−4−クロロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
8)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メチル−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
9)(S)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
10)4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
11)3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
12)3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
13)2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
14)4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
15)3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
16)2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
17)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
18)5−クロロ−4−((5−クロロ−3−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
19)5−クロロ−4−((6−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
20)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
21)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
22)(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
23)(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
24)(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
25)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
26)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
27)(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
28)(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
29)(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
30)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
31)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
32)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
33)4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
34)4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−3−クロロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
35)4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
36)4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
37)2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
38)3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
39)4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
40)3−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
41)(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
42)(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
43)(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
44)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
45)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
46)2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
47)3−クロロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
48)5−クロロ−2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
49)2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
50)3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
51)3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
52)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
53)2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
54)3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
55)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
56)(R)−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
57)(R)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
58)(R)−3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
59)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
60)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
61)3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
62)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
63)(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
64)(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
65)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
66)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
67)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
68)(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
69)(S)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
70)(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
71)(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−メトキシフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
72)(S)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
73)(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
74)(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
75)(R)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
76)4−((2−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
77)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
78)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
79)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
80)(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
81)(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
82)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)アゼチジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
83)4−((2−(3−アミノアゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
84)5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
85)N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)アゼチジン−3−イル)アセトアミド、
86)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
87)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
88)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
89)3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
90)3−クロロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
91)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
92)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
93)3−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチルアミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
94)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
95)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
96)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
97)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
98)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
99)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
100)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
101)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
102)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
103)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
104)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
105)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
106)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
107)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
108)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
109)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
110)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
111)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
112)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
113)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
114)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
115)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
116)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
117)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
118)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
119)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
120)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
121)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
122)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
123)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
124)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
125)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
126)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
127)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
128)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
129)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
130)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
131)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
132)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
133)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
134)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
135)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
136)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
137)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
138)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
139)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド、
140)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド、
141)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
142)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(オキサゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
143)N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
144)N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
145)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンゼンスルホンアミド、
146)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
147)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
148)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
149)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピラジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
150)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
151)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミド
152)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−((2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
153)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、および
154)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(3−(メチルアミノ)プロピル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド
から構成される群より選択されるいずれか一つであることを特徴とする、
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項11】
請求項1ないし10のうちのいずれか一項の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を有効成分として含む、ナトリウムチャネルブロッカー関連疾患の予防または治療用薬学的組成物。
【請求項12】
前記ナトリウムチャネルブロッカー関連疾患は、急性の痛み、慢性の痛み、神経病的痛み、手術後痛み、片頭痛、関節痛、神経病症、神経損傷、糖尿病性神経病、神経病性疾患、てんかん、不整脈、筋緊張症、運動失調症、多発性硬化症、過敏性大腸症候群、尿失禁、内臓痛、憂鬱症、肢端紅痛症、またはPEPD(paroxysmal extreme pain disorder)であることを特徴とする、
請求項11に記載の薬学的組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナトリウムイオンチャネル遮断効能を有する化合物、その製造方法およびその用途に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電位依存性ナトリウムチャネル(Nav)は、中枢神経系および末梢神経系の筋肉および神経の筋細胞を含む全ての興奮細胞で発見される。前記ナトリウムチャネルは神経系で電気信号開始および電波において必須である。したがって、ナトリウムチャネルの適合且つ適切な機能は神経の正常な機能に必須である。究極的に、非正常なNavチャネルはてんかん、不整脈、筋緊張症、運動失調症、多発性硬化症および過敏性大腸症候群、尿失禁と内臓痛、憂鬱症、痛みのような各種疾患において重要な役割を果たす。現在、ヒト(Human)で10種のNavチャネルが報告されており(Nav1.1〜1.9、Nax)、これらのうちのNav1.3、Nav1.7、Nav1.8、Nav1.9の4種のチャネルは痛み信号の伝達と密接な関連性があると知られていて、重要な鎮痛剤ターゲットとして認識されている。
【0003】
現在まで発見されたNavチャネルは、下記表1で整理されているように総10種類がある。10種類のうちのチャネルを形成するものはNav1.1〜Nav1.9であって9種類がある。このうちのDRGで発現されるものはNav1.3、Nav1.6、Nav1.7、Nav1.8、およびNav1.9がある。
【表1】
【0004】
特に、Nav1.7は、主にDRGと交感神経節(sympathetic ganglia)に多く発現すると知られている。感覚神経節(Sensory ganglia)のDRGでNav1.7チャネルはAまたはC繊維ニューロンで発現されるが、特に痛みと関連の深い小さい神経細胞に多く分布する。特に、85%が痛み細胞(Nociceptor)と定義された細胞に存在する。このような事実はNav1.7が痛みと密接な関連があるのを知らせる。
【0005】
Nav1.7チャネルが痛みと関連が深いということは、動物実験だけでなく人の疾病研究結果でもよく示される。動物実験で炎症を起こせば、Nav1.7の遺伝子転写物(transcript)が顕著に増加し、蛋白質の発現も増加する。このような転写物(transcript)の増加はNGFの増加に起因すると推測される。このように増加されたNav1.7の発現が感覚細胞の興奮性を増加させる直接的原因と推測される。特に、Nav1.7チャネルの遺伝子を除去するか減らせば、炎症性痛みを大きく減らす。しかし、動物実験では神経障害性疼痛(neuropathic pain)を減らすことが確認されていない。しかし、ヒトでは神経障害性疼痛にNav1.7が関与するという証拠が多く存在する。
【0006】
全的に痛みを多く感じるか全く感じない家系の調査結果が痛みの研究に多くの答を与えている。特に、Nav1.7がどれほど痛みを起こすのに重要かを端的に表現している。遺伝的に痛みを激しく感じる二種類の病気があり、そのうちの一つの肢端紅痛症(erythromelalgiaまたはerythermalgia)は若干暖かいか運動する時にひりつく激しい痛みを数時間感じる場合がある。この時、皮膚が赤くなり、手、足或いは顔などが腫れる場合がある。遺伝子検査によれば疾病と関連がある染色体部位にまさにSCN9A(Nav1.7のヒト遺伝子名)が存在する。現在まで9個のNav1.7の変異が発見された。これら変異体は活性化閾値(activation threshold)を低くするか、チャネルが閉じられること(deactivation)が遅くなる。したがって、若干の神経細胞の脱分極にも容易に活動電圧を発生させることができる(文献[Dib−Hajj, SD.et al., TrendsinNeurosci., 30, 555−563:(2007)]参照)。
【0007】
また一つの遺伝病のPEPD(paroxysmal extreme pain disorder)は一生痛みを感じるものであって、大便をするか肛門部位を刺激すれば起こる。痛みと共に足が赤くなる。現在まで明らかになったことであって、PEPDはNav1.7に8個の変異が起こる。この変異は主に不活性化(inactivation)を起こす部位に多く起こる。NavチャネルはドメインIIIとIVの間のリンカー部分に不活性化ボール(inactivation ball)があり、ドメインIIIとIVのS5とS6のリンカーの間にこのペプチドの受容部位がある。興味深いことに、PEPDを起こす変異体は全てこの二部分で起こる。これはまさにNav1.7の不活性化(inactivation)に問題が生ずることとして現れる。予想通り、この変異は不活性化(inactivation)に問題が生じてチャネルがさらに徐々に閉じられるようにする(文献[Fertleman, C.R.et al., Neuron,52, 767−774:(2006)]参照)。したがって、このチャネルを通じて入る電流の量がそれだけさらに多くなるようにする。
【0008】
また他の遺伝病としてCIP(Congenital indifference to pain)がある。この疾病はNav1.7チャネルが変異されたものであって、パキスタンと中国の家系にある。この疾病を患うようになれば全く痛みを感じられない(文献[Cox, J.J.et al., Nature, 444, 894−898.(2006)]参照)。CIPは、Nav1.7チャネルの機能喪失(loss of function)を起こす。このチャネルの変異は特にこのチャネルの発現を阻害し、したがってこのチャネルが発現されない(文献[Cox, J.J.et al., Nature, 444, 894−898.(2006)]参照)。興味深いことに、Nav1.7のノックアウト(Knock−out)は他の感覚には影響を与えない。但し、嗅覚に影響を与える。このような事実はまさに、Nav1.7が痛み伝達において互いに異なるチャネルと重複せず、その機能が他のNavチャネルによって補償されないのを意味する。
【0009】
前記疾病から分かるように、Nav1.7チャネルの変異が機能獲得(gain of function)を起こせば痛みを大きく感じるようになり、機能喪失(loss of function)を起こせば痛みを鎮めるようになる。これはまさにNav1.7チャネルが痛みを起こす主な因子であるのを端的に示す良い臨床的例である。したがって、このチャネルを抑制する拮抗剤が強力な鎮痛効果をもたらすことは当然であると言える。
【0010】
しかし、Nav1.7チャネル拮抗剤がNav1.7チャネルを含む複数のNavチャネルを抑制する場合、視力不鮮明、めまい、嘔吐および鎮静作用のような各種CNS攪乱の副作用を起こすことがあり、特にNav1.5チャネルを抑制する場合、生命を脅かす心不整脈および心不全症が発生することがあるため、Nav1.7チャネルの選択的抑制が非常に重要である。
【0011】
痛みは大きく、急性、炎症性および神経病症性の三つの形態に分けられる。急性痛みは組織損傷を起こすことがある刺激から有機体の安全を維持する重要な保護的機能を遂行する。それで一般に、一時的であり激しい。反面、炎症性痛みはさらに長く持続されることがあり、その強さは級がさらに高くなる。炎症性痛みはサブスタンスP、ヒスタミン、酸、プロスタグランジン、ブラジキニン、CGRP、サイトカイン、ATPおよびその他の物質を含む炎症途中放出される各種物質によって媒介される。三番目の痛みは神経病症性であって、神経損傷またはウイルス感染による神経損傷を含み、ニューロン蛋白質と回路の再構成を起こして病理学的“感作化”状態を招き、これは数年間持続する慢性痛みを誘発することがある。この形態の痛みは適応性の利点を提供せず、現在の療法では治療が特に難しい。
【0012】
特に神経病症性痛みおよび難治痛は解決されていない大きな医学的難局である。数百万人の患者が現在の治療法によってはよく抑制されない激しい痛みを患っている。現在痛み治療に使用される薬物としては、NSAIDS、COX−2抑制剤、オピオイド、三環系抗鬱剤および抗けいれん剤が含まれる。神経病症性痛みは高い投与量に到達するまではオピオイドによく反応しないため特に難しい。ガバペンチンは現在神経病症性痛みの治療剤として最も広く使用されているが、ただ60%の患者で効き、効能が大きくない。この薬物は一般に安全であるが、高い投与量では鎮静作用が問題になる。
【0013】
これにより、新たなNav1.7チャネルの調節因子を探して急性痛み、慢性痛み、炎症性痛みと神経病症性痛みの治療に用いられようとする研究が、Merck、AstraZenecaなどのグローバル製薬会社をはじめとして多くの製薬企業によって活発に行われている(US2010−0197655;US2012−0010183;WO2013−086229;WO2013−177224;US2012−0238579;WO2007−145922参照)。
【0014】
よって、本発明者は、新規化合物を研究した結果、現在まで報告されたナトリウムチャネル遮断剤とは相異なる化学構造を有する化合物が優れたナトリウムチャネル遮断効果を有するのを確認して本発明を完成した。本発明に属する化合物は主にそれ自体ではナトリウムチャネル阻害活性を有するが、体内に吸収された後に特殊な体内環境によって、或いは代謝過程の産物などが効能剤として薬理作用を示す可能性も排除していない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明は、ナトリウムイオンチャネル、特にNav1.7に対する遮断効能を有する化合物、その製造方法およびその用途を提供するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記課題を解決するために、本発明は、下記の化学式1で表わされる化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
[化学式1]
【化001】
【0017】
上記の式において、
は、水素、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ハロゲン、またはシアノであり、
およびRは、それぞれ独立して水素、またはハロゲンであり、
は、N、SおよびOから構成される群よりそれぞれ独立して選択される一つまたは二つの元素を含むC5−10ヘテロアリールであり、
ここで、前記C5−10ヘテロアリールは、非置換されるか、またはC1−4アルキル、またはハロゲンで置換され、
は−CHCH−N(R)(R)、または−CHCHCH−N(R)(R)であり、Rは水素、またはC1−4アルキルであるか;またはRおよびRが共にC3−5アルキレン、(C2−4アルキレン)−N(R)−(C2−4アルキレン)、または(C2−4アルキレン)−O−(C2−4アルキレン)を形成し、
ここで、前記C3−5アルキレン、またはC2−4アルキレンは、それぞれ独立して非置換されるか、または一つまたは二つのR10で置換され、
、R、およびRは、それぞれ独立して水素、またはC1−4アルキルであり、
10は、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、アミノ、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、NHCO(C1−4アルキル)、またはピロリジニルであり、
はC−R’、またはNであり、ここでR’は水素、またはハロゲンであり、
は、CH、またはNであり、
はN−R”であり、ここでR”は水素、またはC1−4アルキルである。
好ましくは、前記化学式1で表わされる化合物は、下記の化学式1’で表わされる:
[化学式1’]
【化002】
【0018】
上記の式において、
は、水素、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ハロゲン、またはシアノであり、
およびRは、それぞれ独立して水素、またはハロゲンであり、
はN、SおよびOから構成される群よりそれぞれ独立して選択される一つまたは二つの元素を含むC5−10ヘテロアリールであり、
11は、水素、またはC1−4アルキルであり、
12は、水素、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、アミノ、NH(C1−4アルキル)、N(C1−4アルキル)、NHCO(C1−4アルキル)、またはピロリジニルであり、
はC−R’、またはNであり、ここでR’は水素、またはハロゲンであり、
は、CH、またはNであり、
はN−R”であり、ここでR”は水素、またはC1−4アルキルであり、
は、結合、NH、N(C1−4アルキル)、またはO(oxygen)であり、
nは、1〜4の整数である。
【0019】
好ましくは、Rは、水素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロ、クロロ、またはシアノである。
【0020】
好ましくは、RおよびRは、それぞれ独立して水素、フルオロ、またはクロロである。
【0021】
好ましくは、Rはチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、またはチアジアゾリルであり、ここで、前記Rは非置換されるか、またはC1−4アルキル、またはハロゲンで置換される。
【0022】
好ましくは、RおよびRが共にC3−5アルキレン、(C2−4アルキレン)−N(R)−(C2−4アルキレン)、または(C2−4アルキレン)−O−(C2−4アルキレン)を形成し、ここで、前記C3−5アルキレン、またはC2−4アルキレンは、それぞれ独立して非置換されるか、またはメチル、メトキシ、フルオロ、アミノ、NHCH、N(CH、N(CHCH、NHCOCH、またはピロリジニルで置換される。
【0023】
好ましくは、R、R、およびRおよびRが結合された窒素と共に下記から構成される群より選択されるいずれか一つを形成する:
【化003】
【0024】
上記において、R10は先に定義したとおりである。
【0025】
好ましくは、Rは−CHCH−NH−CH、−CHCHCH−NH−CH、または−CHCH−N(CHであり、Rは水素、またはメチルである。
【0026】
好ましくは、XはCH、CF、またはNであり、XはCH、またはNであり、但し、XおよびXの両方がNであるわけではない。
【0027】
好ましくは、XはNHである。
【0028】
前記化学式1で表わされる化合物の代表的な例は以下の通りである:
1)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
2)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
3)(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(2−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
4)(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
5)(R)−N−(1−(5−クロロ−2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
6)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(ジエチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
7)4−((2−([1,3’−ビピロリジン]−1’−イル)−4−クロロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
8)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メチル−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
9)(S)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
10)4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
11)3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
12)3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
13)2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
14)4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
15)3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
16)2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
17)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
18)5−クロロ−4−((5−クロロ−3−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
19)5−クロロ−4−((6−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
20)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
21)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
22)(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
23)(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
24)(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
25)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
26)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
27)(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
28)(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
29)(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
30)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
31)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
32)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
33)4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
34)4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−3−クロロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
35)4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
36)4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
37)2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
38)3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
39)4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
40)3−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
41)(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
42)(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
43)(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
44)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
45)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
46)2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
47)3−クロロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
48)5−クロロ−2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
49)2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
50)3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
51)3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
52)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
53)2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
54)3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
55)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
56)(R)−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
57)(R)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
58)(R)−3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
59)(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
60)(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
61)3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
62)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
63)(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
64)(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
65)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
66)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
67)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
68)(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
69)(S)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
70)(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
71)(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−メトキシフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
72)(S)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
73)(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
74)(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
75)(R)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
76)4−((2−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
77)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
78)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
79)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
80)(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
81)(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
82)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)アゼチジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
83)4−((2−(3−アミノアゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
84)5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
85)N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)アゼチジン−3−イル)アセトアミド、
86)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
87)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
88)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
89)3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
90)3−クロロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
91)(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド、
92)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
93)3−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチルアミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
94)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
95)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
96)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
97)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
98)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
99)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
100)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
101)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
102)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
103)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
104)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
105)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
106)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
107)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
108)5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
109)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
110)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
111)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
112)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
113)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
114)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
115)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
116)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
117)5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
118)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
119)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
120)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
121)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
122)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
123)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
124)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
125)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
126)5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
127)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
128)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
129)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
130)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
131)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
132)5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
133)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
134)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
135)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
136)5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
137)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
138)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
139)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド、
140)5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド、
141)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
142)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(オキサゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
143)N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
144)N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミド、
145)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンゼンスルホンアミド、
146)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
147)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
148)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
149)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピラジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド、
150)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド、
151)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミド
152)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−((2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、
153)5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド、および
154)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(3−(メチルアミノ)プロピル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミド。
【0029】
また、本発明の化合物は、塩、特に薬学的に許容可能な塩の形態に存在可能である。塩としては、薬学的に許容可能な遊離酸(free acid)によって形成された酸付加塩のように、当業界で通常使用される塩を制限なく使用することができる。本発明の用語“薬学的に許容可能な塩”とは、患者に比較的に非毒性で無害な有効作用を有する濃度であって、この塩に起因した副作用が化学式1で表わされる化合物の有益な効能を低下させない前記化合物の任意の全ての有機または無機付加塩を意味する。
【0030】
前記遊離酸としては有機酸と無機酸を用いることができ、無機酸としては塩酸、リン酸、硫酸、硝酸、酒石酸などを用いることができ、有機酸としてはメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、マレイン酸(maleic acid)、コハク酸、シュウ酸、安息香酸、酒石酸、フマル酸(fumaric acid)、マンデル酸、プロピオン酸(propionic acid)、クエン酸(citric acid)、乳酸(lactic acid)、グリコール酸(glycollic acid)、グルコン酸(gluconic acid)、ガラクツロン酸、グルタミン酸、グルタル酸(glutaric acid)、グルクロン酸(glucuronic acid)、アスパラギン酸、アスコルビン酸、カルボン酸、バニリン酸、ヨウ化水素酸(hydroiodic acid)などを用いることができ、これらに制限されない。
【0031】
また、塩基を用いて通常の方法で薬学的に許容可能な金属塩を得ることができる。例えば、前記化学式1で表わされる化合物を過量のアルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物溶液中に溶解させ、非溶解化合物塩をろ過した後、ろ液を蒸発、乾燥させて薬学的に許容可能な金属塩を得ることができる。この時、金属塩として、特にナトリウム塩、カリウム塩またはカルシウム塩を製造することが好ましい。
【0032】
その他の薬学的に許容可能でない化学式1で表わされる化合物の塩または溶媒和物は、化学式1で表わされる化合物、その薬学的に許容可能な塩、または溶媒和物の製造において中間体として用いることができる。
【0033】
また、本発明による前記化学式1で表わされる化合物は、その薬学的に許容可能な塩だけでなく、これから製造できる可能な水和物などの溶媒和物および可能な全ての立体異性体を制限なく含む。前記化学式1で表わされる化合物の溶媒和物および立体異性体は当業界に公知された方法を用いて化学式1で表わされる化合物から製造することができる。
【0034】
また、本発明による前記化学式1で表わされる化合物は結晶形態または非結晶形態に製造されてもよく、結晶形態に製造される場合、任意に水和されるか溶媒和されてもよい。本発明では前記化学式1で表わされる化合物の化学量論的水和物だけでなく多様な量の水を含有する化合物が含まれてもよい。本発明による前記化学式1で表わされる化合物の溶媒和物は化学量論的溶媒和物および非化学量論的溶媒和物の両方ともを含む。
【0035】
また、本発明は一例として、下記反応式1を通じて前記化学式1で表わされる化合物を製造することができる。
[反応式1]
【0036】
前記反応式1において、X〜X、R〜Rおよびnは先に化学式1で定義されたとおりである。
【0037】
前記段階i、ii、iiiによって、それぞれ化学式1−3および1−6で表わされる化合物を中間体として製造することができる。段階iは炭酸カリウム条件下に50〜60℃で反応させることが好ましく、溶媒はジメチルホルムアミドが好ましい。段階iiは次亜硫酸ナトリウム条件下に50〜60℃で反応させることが好ましく、溶媒はエタノールと水を1:1で混合したものを使用することが好ましい。段階iiiはリチウムヘキサメチルジシリルアミド条件下に−78℃で反応させることが好ましく、溶媒はテトラヒドロフランが好ましい。
【0038】
前記段階ivによって、化学式1−7で表わされる中間体を製造することができる。前記段階は化学式1−3で表示される化合物と化学式1−6で表示される化合物を反応させる反応である。パラジウムジアセテート、ビス(ジフェニルホスフィノ)ビナフチル、炭酸セシウム条件下に120℃で反応させることが好ましく、溶媒はジオキサンが好ましい。
【0039】
前記段階vによって化学式1で表わされる化合物を得ることができる。塩酸存在下に60〜80℃で反応させることが好ましく、溶媒はメタノールが好ましい。また、R〜Rの置換基種類によって段階i〜ivの反応で保護される必要がある場合、保護基で保護された状態で段階i〜ivが行われた後、段階vで除去されてもよい。
【0040】
また、本発明は前記化学式1で表わされる化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物または異性体を有効成分とするナトリウムチャネル遮断作用が有益な疾患の予防または治療用薬学的組成物を提供する。
【0041】
この時、前記疾患は、急性痛み、慢性痛み、神経病的痛み、手術後痛み、片頭痛、関節痛、神経病症、神経損傷、糖尿病性神経病、神経病性疾患、てんかん、不整脈、筋緊張症、運動失調症、多発性硬化症、過敏性大腸症候群、尿失禁、内臓痛、憂鬱症、肢端紅痛症、またはPEPD(paroxysmal extreme pain disorder)などを含む。
【0042】
本発明の用語“予防”は本発明の組成物の投与によって前記疾患の発生、拡散および再発を抑制させるか遅延させる全ての行為を意味し、“治療”は本発明の組成物の投与によって前記疾患の症状が好転するか有利に)変更される全ての行為を意味する。
【0043】
本発明の薬学的組成物は、標準薬学的実施によって経口または非経口投与形態に剤形化することができる。これら剤形は有効成分以外に薬学的に許容可能な担体、補助剤または希釈液などの添加物を含有してもよい。
【0044】
適当な担体としては例えば、生理食塩水、ポリエチレングリコール、エタノール、植物性オイルおよびミリスチン酸イソプロピルなどがあり、希釈液としては例えば、ラクトース、デキストロース、スクロース、マンニトル、ソルビトール、セルロースおよび/またはグリシンなどがあるが、これらに限定されるのではない。また、本発明の化合物は注射溶液の製造に通常使用されるオイル、プロピレングリコールまたは他の溶媒に溶解させることができる。また、局所作用のために本発明の化合物を軟膏やクリームの形態に剤形化することができる。
【0045】
本発明の化合物の好ましい投与量は、患者の状態および体重、疾病の程度、薬物の形態、投与経路および期間によって異なるが、当業者によって適切に選択されてもよい。しかし、好ましい効果のために、本発明の化合物を1日0.0001〜100mg/kg(体重)、好ましくは0.001〜100mg/kg(体重)で投与することが良い。投与は、1日1回または分割して経口または非経口的経路を通じて投与されてもよい。
【0046】
投与方法によって、前記薬学的組成物は、本発明の化合物を0.001〜99重量%、好ましくは0.01〜60重量%含有することができる。
【0047】
本発明による薬学的組成物は、ネズミ、ハツカネズミ、家畜およびヒトなどをはじめとするほ乳動物に多様な経路で投与できる。投与の全ての方式は予想可能であり、例えば、経口、直腸または静脈、筋肉、皮下、子宮内硬膜または脳血管(intracerbroventricular)注射によって投与できる。
【発明の効果】
【0048】
本発明の化学式1で表わされる化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物または異性体は、ナトリウムチャネルブロッカー関連疾患の予防または治療に有用に用いることができる。
【発明を実施するための形態】
【0049】
以下、下記の実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。但し、下記の実施例は本発明を例示するためのものに過ぎず、本発明の範囲がこれらのみで限定されるのではない。
【実施例】
【0050】
実施例1:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化004】
【0051】
段階1)tert−ブチル(1−(2−アミノ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメートの製造
2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(2.0g、12.6mmol)とtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメート(2.5g、1.0eq.)をDMF(20mL)に溶解した後、KCO(2.6g、1.5eq.)をいれた。内部温度を60〜70℃で維持しながら、2時間攪拌した後、反応液が濃い黄色を帯びればTLCで反応終結を確認した。室温で冷却後、酢酸エチル(EA)/HOを入れ、攪拌した後に層分離した。分離された有機層にMgSOを入れ攪拌して、乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をEtOH(10mL)と蒸留水(10mL)に溶解した後にNa(13.0g、6eq.)を入れた。内部温度60〜70℃を維持しながら、2時間攪拌後に反応液の黄色が薄くなってほぼ無色になればTLCで反応終結を確認した。室温で冷却後、蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSOを入れ、攪拌して乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(ノルマルへキサン(n−Hexane)/EA=3/1)で分離して表題の化合物(2.0g、51.1%)を得た。
1H NMR(MeOD):6.73(m、1H)、6.57(t、1H)、3.23(m、1H)、3.10(m、2H)、2.94(m、1H)、2.91(s、3H)、2.25(m、1H)、1.99(m、1H)
【0052】
段階2)tert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメートの製造
チアゾール−4−カルボン酸(5.0g、38.8mmol)をt−BuOH(100mL)に溶解した後、TEA(8.1mL、1.5eq.)とDPPA(7.1mL、1.5eq.)を入れた。内部温度を90〜100℃で維持しながら、3日間攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。生成物を減圧濃縮した後、蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌し、乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣を少量のEAに入れてスラリー化し、生成された固体をろ過して白色の表題化合物(4.0g、51.5%)を得た。
1H NMR(MeOD):8.73(s、1H)、7.24(s、1H)、1.52(s、9H)
【0053】
段階3)tert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメートの製造
段階2)で製造したtert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(4.0g、20.0mmol)を反応容器に入れて窒素ガスで内部を置換させた。THF(32mL)に溶解した後、ドライアイス−アセトン(dry ice−acetone)を用いて−78℃で冷却させた。冷却後、LiHMDS(22.4mL、1.5eq.)を徐々に入れて、反応物を30分間攪拌した。4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(6.0g、1.0eq.)をTHF(10mL)に溶解した後、反応液に徐々に入れた。反応物を一晩攪拌してTLCで反応終結を確認した。蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌し、乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をTHF/ノルマルへキサン(n−Hexane)で結晶化して表題化合物(4.4g、59.0%)を得た。
1H NMR(MeOD):9.00(s、1H)、8.22(d、1H)、7.90(d、1H)、7.78(s、1H)、1.35(s、9H)
【0054】
段階4)tert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメートの製造
段階1)で製造したtert−ブチル(1−(2−アミノ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.5g、1.1mmol)と段階3)で製造したtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(0.9g、1.2eq.)を1,4−ジオキサン(10mL)に溶解した。前記反応溶液にPd(OAc)(0.03g、0.1eq)、rac−BINAP(0.19g、0.2eq.)、CsCO(1.5g、3.0eq.)を入れた。マイクロ波開始装置(Microwave initiator)を用いて120℃で30分間反応させた後、TLCで反応終結を確認した。蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(EA/ノルマルへキサン(n−Hexane)=1/1)で分離し、これを2回繰り返して表題化合物(2.0g、88.2%)を得た。
1H NMR(MeOD):8.95(s、1H)、7.94(d、1H)、7.65(s、1H)、7.14(t、1H)、6.70(d、1H)、6.64(t、1H)、6.07(d、1H)、3.40(m、1H)、3.28(m、2H)、3.16(m、1H)、2.64(s、3H)、2.06(m、1H)、1.89(m、1H)、1.41(s、9H)、1.36(s、9H)
【0055】
段階5)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
段階4)で製造したtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(2.0g、2.9mmol)に1.25M HCl in MeOH(15mL)を入れた。40〜50℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。生成物を濃縮して得られた残渣にメチレンクロリド(15mL)を入れて1時間攪拌し生成された固体をろ過して表題化合物(0.9g、58.8%)を得た。
1H NMR(MeOD):8.73(s、1H)、7.75(d、1H)、7.12(t、1H)、7.00(s、1H)、6.69(d、1H)、6.67(t、1H)、6.05(d、1H)、3.73(m、1H)、3.54(m、1H)、3.45(m、1H)、3.38(m、1H)、3.26(m、1H)、2.63(s、3H)、2.31(m、1H)、1.96(m、1H)
【0056】
以下、実施例2〜9は前記実施例1と同様な方法で製造し、製造しようとする化合物の構造に相応する反応物を用いてそれぞれ製造した。
【0057】
実施例2:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化005】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.79(s、1H)、7.74(d、1H)、7.09(d、1H)、7.02(s、1H)、6.98(s、1H)、6.92(d、1H)、6.13(d、1H)、3.76(m、1H)、3.53(m、3H)、2.64(s、3H)、2.31(m、1H)、2.01(m、1H)、1.27(m、1H)
【0058】
実施例3:(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(2−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化006】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.84(d、1H)、7.38(d、1H)、7.30(d、1H)、7.28(d、1H)、7.04(d、1H)、6.99(d、1H)、3.40(m、3H)、3.15(m、2H)、3.07(m、1H)、2.86(m、1H)、0.93(m、3H)
【0059】
実施例4:(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化007】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.75(d、1H)、7.80(d、1H)、7.28(d、1H)、7.20(d、1H)、7.17(m、1H)、7.03(d、1H)、6.58(d、1H)、3.44(m、1H)、3.02(m、1H)、2.94(m、1H)、2.78(m、1H)、2.67(s、3H)、2.08(m、1H)、1.79(m、1H)、1.50(m、1H)、1.41(m、1H)、0.87(m、1H)
【0060】
実施例5:(R)−N−(1−(5−クロロ−2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドヒドロクロリドの製造
【化008】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.78(m、1H)、7.76(d、1H)、7.17(d、1H)、7.08(m、1H)、7.02(s、1H)、6.92(m、1H)、6.15(t、1H)、4.26(m、1H)、3.55(m、1H)、3.35(m、1H)、3.25(m、1H)、2.27(m、1H)、1.93(m、1H)、1.90(s、3H)
【0061】
実施例6:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(ジエチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化009】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.78(d、1H)、7.77(d、1H)、7.12(d、1H)、7.03(m、1H)、6.99(dd、1H)、6.03(d、1H)、4.08(m、1H)、3.52(m、3H)、3.17(m、4H)、3.05(m、1H)、2.39(m、1H)、2.01(m、1H)、1.26(m、6H)
【0062】
実施例7:4−((2−([1,3’−ビピロリジン]−1’−イル)−4−クロロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化010】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.76(d、1H)、7.77(d、1H)、7.11(d、1H)、7.02(m、2H)、6.97(m、1H)、6.07(d、1H)、3.91(m、1H)、3.50(m、5H)、3.22(m、1H)、3.05(m、2H)、2.36(m、1H)、1.97(m、5H)
【0063】
実施例8:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メチル−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化011】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.76(d、1H)、7.74(d、1H)、7.02(m、2H)、6.91(s、1H)、6.85(d、1H)、6.16(d、1H)、3.78(m、1H)、3.45(m、3H)、3.23(m、1H)、2.65(s、3H)、2.35(s、3H)、2.34(m、1H)、2.01(m、1H)
【0064】
実施例9:(S)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化012】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.79(d、1H)、7.29(d、1H)、7.20(m、2H)、7.03(d、1H)、6.54(d、1H)、3.88(m、1H)、3.44(s、3H)、3.04(m、1H)、2.97(m、1H)、2.80(m、1H)、1.27(m、3H)
【0065】
実施例10:4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化013】
前記実施例1の段階3で、4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリドの代わりに4−ブロモベンゼンスルホニルクロリドを使用することを除いては、実施例1の段階1〜4と同様な方法で中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメートを製造した。
【0066】
得られた中間体に1.25M HCl in MeOH(15mL)を入れた。40〜50℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。生成物を濃縮して得られた残渣をPLCで分離および精製して目的化合物0.05g(収率48%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.57(d、2H)、7.07(t、1H)、6.92(s、1H)、6.66−6.54(m、4H)、3.42−3.30(m、4H)、3.14−3.13(m、1H)、2.42(s、3H)、2.18−2.16(m、1H)、1.84−1.40(m、1H)
【0067】
以下、実施例11〜91は前記実施例10と同様な方法で製造し、製造しようとする化合物の構造に相応する反応物を用いてそれぞれ製造した。
【0068】
実施例11:3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化014】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.74(s、1H)、7.47(d、1H)、7.05(t、1H)、6.93(s、1H)、6.63(d、1H)、6.54(t、1H)、6.33(d、1H)、3.40−3.37(m、2H)、3.17−3.11(m、3H)、2.31(s、3H)、2.08−2.00(m、1H)、1.72−1.68(m、1H)
【0069】
実施例12:3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化015】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.43(d、2H)、7.04(s、1H)、6.63(t、1H)、6.75(d、1H)、6.60(t、1H)、3.66−3.63(m、1H)、3.49−3.35(m、3H)、3.08−3.04(m、1H)、2.63(s、3H)、2.31−2.28(m、1H)、1.96−1.93(m、1H)
【0070】
実施例13:2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化016】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.56(t、1H)、7.03(t、1H)、6.84(s、1H)、6.63(d、1H)、6.55(t、1H)、6.40(d、1H)、6.23(d、1H)、3.35−3.30(m、3H)、3.18−3.16(m、2H)、2.36(s、3H)、2.11−2.05(m、1H)、1.78−1.75(m、1H)
【0071】
実施例14:4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化017】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.60(d、2H)、7.16(d、1H)、6.92(s、1H)、6.77−6.68(m、4H)、3.38−3.61(m、1H)、3.35−3.33(m、2H)、3.28−3.27(m、1H)、3.09−3.06(m、1H)、2.36(s、3H)、2.36−2.35(m、1H)、1.85−1.83(m、1H)
【0072】
実施例15:3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化018】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.62(s、1H)、7.41(d、2H)、6.87(s、1H)、6.76−6.75(m、1H)、6.69−6.67(m、2H)、3.59(s、1H)、3.49−3.47(m、2H)、3.25−3.23(m、1H)、2.99−2.98(m、1H)、2.59(s、3H)、2.29−2.27(m、1H)、1.99−1.97(m、1H)
【0073】
実施例16:2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化019】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.58(t、1H)、7.16(d、1H)、6.84(s、1H)、6.84−6.83(m、2H)、6.49(d、1H)、6.35(d、1H)、3.38−3.34(m、3H)、3.23−3.21(m、1H)、3.12−3.10(m、1H)、2.41(s、3H)、2.18−2.16(m、1H)、1.85−1.83(m、1H)
【0074】
実施例17:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化020】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.74(d、1H)、7.15(d、1H)、6.85(s、1H)、6.75−6.74(m、2H)、6.04(d、1H)、3.45−3.38(m、3H)、3.19−3.17(m、2H)、2.40(s、3H)、2.13−2.12(m、1H)、1.80−1.79(m、1H)
【0075】
実施例18:5−クロロ−4−((5−クロロ−3−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化021】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(d、1H)、8.30(d、1H)、7.96(d、1H)、7.84(d、1H)、7.53(d、1H)、6.87(d、1H)、3.44(m、3H)、3.10(m、2H)、2.50(s、3H)、2.36(m、1H)、1.95(m、1H)
【0076】
実施例19:5−クロロ−4−((6−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化022】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.76(s、1H)、7.34(s、1H)、6.90(m、2H)、6.70(s、1H)、6.01(d、1H)、3.45(m、3H)、2.99(m、2H)、2.49(s、3H)、2.11(m、2H)
【0077】
実施例20:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化023】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(d、1H)、7.78(d、1H)、7.26(d、1H)、7.16(m、2H)、6.81(d、1H)、6.21(d、1H)、3.39(m、3H)、3.17(m、2H)、2.43(s、3H)、2.13(m、1H)、1.94(m、1H)
【0078】
実施例21:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化024】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.63(d、1H)、7.73(d、1H)、7.07(d、1H)、6.70(t、2H)、6.62(t、2H)、6.03(d、1H)、3.40(m、3H)、3.23(m、2H)、2.42(s、3H)、2.11(m、1H)、1.83(m、1H)
【0079】
実施例22:(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化025】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.61(d、2H)、7.17(t、1H)、6.89(s、1H)、6.77−6.75(m、3H)、6.74−6.73(m、1H)、3.34−3.30(m、1H)、2.88−2.59(m、4H)、2.32(s、3H)、1.82−1.70(m、2H)、1.45−1.44(m、2H)
【0080】
実施例23:(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化026】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.61(t、1H)、7.20(t、1H)、6.87(d、1H)、6.85−6.81(m、2H)、6.78(d、1H)、6.67(d、1H)、3.34(s、1H)、2.92−2.79(m、4H)、2.48(s、3H)、1.89−1.87(m、2H)、1.79−1.78(m、1H)、1.47−1.46(m、1H)
【0081】
実施例24:(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化027】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.80(s、1H)、7.54(s、1H)、7.24−7.21(m、1H)、6.89−6.77(m、4H)、3.01−2.97(m、1H)、2.68−2.41(m、3H)、2.30(s、3H)、1.86−1.84(m、1H)、1.68−1.66(m、1H)、1.40−1.35(m、2H)
【0082】
実施例25:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化028】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.64(s、1H)、7.41(d、2H)、6.85(d、1H)、6.75−6.66(m、3H)、3.26−3.24(m、1H)、2.88−2.78(m、4H)、2.55(s、3H)、1.87−1.86(m、1H)、1.85−1.83(m、1H)、1.74−1.72(m、1H)、1.37−1.35(m、1H)
【0083】
実施例26:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化029】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.66(s、1H)、7.77(d、1H)、7.22(t、1H)、6.89−6.84(m、2H)、6.81(s、1H)、6.35(d、1H)、3.38−3.36(m、1H)、3.03−3.01(m、1H)、2.63−2.61(m、1H)、2.48−2.44(m、2H)、2.37(s、3H)、1.89−1.87(m、1H)、1.68−1.66(m、1H)、1.32−1.32(m、2H)
【0084】
実施例27:(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化030】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.56(d、2H)、7.04(t、1H)、6.92(s、1H)、6.63−6.53(m、4H)、3.24−3.21(m、3H)、3.14−3.10(m、2H)、2.31(s、3H)、2.11−2.08(m、1H)、1.73−1.70(m、1H)
【0085】
実施例28:(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化031】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.57−7.53(m、1H)、7.05−7.03(m、1H)、6.83(s、1H)、6.62(d、1H)、6.55−6.53(m、1H)、6.40(d、1H)、6.23(d、1H)、3.34−3.30(m、2H)、3.28−3.27(m、1H)、3.18−3.15(m、2H)、2.36(s、3H)、2.13−2.10(m、1H)、1.76−1.74(m、1H)
【0086】
実施例29:(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化032】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.75(s、1H)、7.47−7.45(m、1H)、7.06−7.04(m、1H)、6.92(s、1H)、6.62(d、1H)、6.54(d、1H)、6.32(d、1H)、3.40−3.37(m、2H)、3.17−3.11(m、3H)、2.33(s、3H)、2.08−2.05(m、1H)、1.72−1.69(m、1H)
【0087】
実施例30:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化033】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.37(d、2H)、6.77−6.74(m、2H)、6.69(d、1H)、6.56−6.52(m、1H)、3.41−3.26(m、3H)、3.26−3.24(m、1H)、3.05−3.02(m、1H)、2.48(s、3H)、2.20−2.18(m、1H)、1.83−1.81(m、1H)
【0088】
実施例31:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化034】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(s、1H)、7.72(d、1H)、7.04(t、1H)、6.81(d、1H)、6.62(t、1H)、5.98(d、1H)、5.48(s、1H)、3.43−3.36(m、2H)、3.39−3.36(m、1H)、3.30−3.26(m、2H)、2.36(s、3H)、2.36−2.10(m、1H)、1.77−1.73(m、1H)
【0089】
実施例32:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化035】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.73(d、1H)、7.06(t、1H)、6.83(s、1H)、6.64(d、1H)、6.57(t、1H)、6.01(d、1H)、3.50−3.40(m、3H)、3.28−3.23(m、2H)、2.48(s、3H)、2.20−2.19(m、1H)、1.95−1.93(m、1H)
【0090】
実施例33:4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化036】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.58(t、1H)、7.10(t、1H)、6.93(m、1H)、6.68(d、1H)、6.62(d、1H)、6.45(d、1H)、6.33(d、1H)、3.79(m、1H)、3.50(m、2H)、3.30(m、1H)、3.20(m、1H)、2.29(m、1H)、1.95(m、1H)
【0091】
実施例34:4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−3−クロロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化037】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(d、1H)、7.75(s、1H)、7.47(d、1H)、7.07(t、1H)、7.07(t、1H)、6.64(d、1H)、6.58(t、1H)、6.37(d、1H)、3.71(m、1H)、3.59(m、2H)、3.25(m、1H)、3.13(m、1H)、2.13(m、1H)、1.77(m、1H)
【0092】
実施例35:4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化038】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.74(d、1H)、7.10(t、1H)、6.98(d、1H)、6.68(d、1H)、6.63(t、1H)、6.06(d、1H)、3.73(m、1H)、3.53(m、2H)、3.24(m、2H)、2.23(m、1H)、1.87(m、1H)
【0093】
実施例36:4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化039】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.58(d、2H)、7.14(d、1H)、7.05(t、1H)、6.96(d、1H)、6.91−6.87(m、2H)、6.75(d、2H)、3.34−3.30(m、2H)、3.18−3.15(m、2H)、3.00−2.97(m、1H)、2.35(s、3H)、2.15−2.12(m、1H)、1.75−1.71(m、1H)
【0094】
実施例37:2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化040】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(d、1H)、7.65(t、1H)、7.35(d、1H)、7.20(m、2H)、6.87(d、1H)、6.74(d、1H)、6.66(d、1H)、3.65(m、1H)、3.47(m、1H)、3.37(m、2H)、3.03(m、1H)、2.60(s、3H)、2.30(m、1H)、2.02(m、1H)
【0095】
実施例38:3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化041】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(d、1H)、7.80(d、1H)、7.53(d、1H)、7.25(d、1H)、7.17(s、1H)、7.13(d、1H)、6.89(d、1H)、6.59(d、1H)、3.35(m、2H)、3.28(m、1H)、3.12(m、2H)、2.37(s、3H)、2.11(m、1H)、1.75(m、1H)
【0096】
実施例39:4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化042】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.58(t、1H)、7.12(d、1H)、6.70(t、1H)、6.66(m、2H)、6.50(d、1H)、6.38(d、1H)、3.59(m、1H)、3.41(m、2H)、3.32(m、1H)、3.12(m、1H)、2.54(s、3H)、2.24(m、1H)、1.93(m、1H)
【0097】
実施例40:3−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化043】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.76(s、1H)、7.47(d、1H)、7.09(d、1H)、6.81(t、2H)、6.65(m、2H)、6.39(d、1H)、3.40(m、3H)、3.18(m、2H)、2.44(s、3H)、2.15(m、1H)、1.81(m、1H)
【0098】
実施例41:(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化044】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.54(d、2H)、7.02(t、1H)、6.92(s、1H)、6.60(d、1H)、6.52−6.49(m、3H)、3.57−3.53(m、1H)、3.49−3.46(m、1H)、3.26−3.21(m、3H)、2.10−2.06(m、1H)、2.00−1.94(m、1H)
【0099】
実施例42:(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化045】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.54(t、1H)、7.01(t、1H)、6.90(d、1H)、6.59(t、1H)、6.50(d、1H)、6.32(d、1H)、6.17(d、1H)、3.43−3.41(m、2H)、3.26−3.21(m、2H)、2.21−1.94(m、3H)
【0100】
実施例43:(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化046】
1H NMR(500MHz、MeOD):8、69(s、1H)、7.73(s、1H)、7.44(d、1H)、7.04(t、1H)、6.92(s、1H)、6.61(d、1H)、6.53(t、1H)、6.28(d、1H)、3.47−3.41(m、3H)、3.26−3.24(m、2H)、2.12−1.97(m、2H)
【0101】
実施例44:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化047】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.34(d、2H)、7.04(s、1H)、6.92(t、1H)、6.57(d、1H)、6.47(t、1H)、3.56−3.25(m、4H)、3.13−3.11(m、1H)、2.04−1.99(m、2H)
【0102】
実施例45:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化048】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.70(d、1H)、7.04(t、1H)、6.96(d、1H)、6.65(d、1H)、6.55(t、1H)、5.92(d、1H)、3.46−3.40(m、3H)、3.37−3.33(m、2H)、2.15−1.96(m、2H)
【0103】
実施例46:2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化049】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(d、1H)、7.65(t、1H)、7.08(lm、2H)、6.88(m、3H)、6.74(m、1H)、3.56(m、1H)、3.37(m、2H)、3.34(m、1H)、3.17(m、1H)、3.16(s、3H)、2.35(m、1H)、2.05(m、1H)
【0104】
実施例47:3−クロロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化050】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(d、1H)、7.84(d、1H)、7.63(d、1H)、7.19(d、1H)、7.05(m、2H)、6.87(s、1H)、6.79(m、1H)、3.60(m、1H)、3.52(m、1H)、3.33(m、1H)、3.26(m、1H)、3.20(m、1H)、2.56(s、3H)、2.27(m、1H)、1.90(m、1H)
【0105】
実施例48:5−クロロ−2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化051】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.81(d、1H)、7.10(m、1H)、7.05(m、1H)、6.84(m、3H)、3.53(m、3H)、3.25(m、2H)、2.56(s、3H)、2.26(m、1H)、1.91(m、1H)
【0106】
実施例49:2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化052】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.57(t、1H)、7.14−7.09(m、2H)、6.97(d、1H)、6.92−6.90(m、1H)、6.84(s、1H)、6.55(d、1H)、6.40(d、1H)、3.42−3.41(m、1H)、3.34−3.30(m、1H)、3.26−3.21(m、2H)、3.04−3.02(m、1H)、2.42(s、3H)、2.20−2.17(m、1H)、1.85−1.81(m、1H)
【0107】
実施例50:3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化053】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.66(s、1H)、7.76(s、1H)、7.48(d、1H)、7.15−7.10(m、2H)、6.96(d、1H)、6.89−6.86(m、1H)、6.83(s、1H)、6.52(d、1H)、3.30−3.25(m、3H)、3.11−3.07(m、2H)、2.34(s、3H)、2.10−2.07(m、1H)、1.73−1.69(m、1H)
【0108】
実施例51:3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化054】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.43(d、2H)、7.04(d、1H)、6.93−6.87(m、2H)、6.75(s、1H)、6.64(d、1H)、3.63−3.60(m、1H)、3.45−3.43(m、2H)、3.19−3.17(m、1H)、2.96−2.92(m、1H)、2.61(s、3H)、2.32−2.28(m、1H)、1.98−1.95(m、1H)
【0109】
実施例52:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化055】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.66(s、1H)、7.74(d、1H)、7.20(t、1H)、7.12(d、1H)、6.96(d、1H)、6.92−6.89(m、1H)、6.79(s、1H)、6.12(d、1H)、3.30(s、3H)、3.16−3.11(m、2H)、2.40(s、3H)、2.15−2.12(m、1H)、1.79−1.78(m、1H)
【0110】
実施例53:2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化056】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.55(t、1H)、7.02(d、1H)、6.89(s、1H)、6.49(m、3H)、6.33(d、1H)、3.78(s、3H)、3.67(m、1H)、3.42(m、1H)、3.38(m、2H)、3.10(m、1H)、2.58(s、3H)、2.27(m、1H)、1.99(m、1H)
【0111】
実施例54:3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化057】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(d、1H)、7.74(d、1H)、7.45(d、1H)、7.00(d、1H)、6.94(d、1H)、6.49(m、2H)、6.37(d、1H)、3.78(s、3H)、3.47(m、1H)、3.38(m、2H)、3.27(m、1H)、3.16(m、1H)、2.46(s、3H)、2.17(m、1H)、1.83(m、1H)
【0112】
実施例55:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化058】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(d、1H)、7.72(d、1H)、7.01(d、1H)、6.89(d、1H)、6.51(m、2H)、6.48(d、1H)、3.81(s、3H)、3.67(m、1H)、3.45(m、3H)、3.20(m、1H)、2.59(s、3H)、2.27(m、1H)、1.96(m、1H)
【0113】
実施例56:(R)−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化059】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.59(d、2H)、7.13(d、1H)、6.93(s、1H)、6.78(d、2H)、6.62(d、2H)、3.77(s、3H)、3.25(m、1H)、2.87−2.65(m、4H)、2.39(s、3H)、1.85(m、1H)、1.70(m、1H)、1.54(m、2H)
【0114】
実施例57:(R)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化060】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.58(t、1H)、7.12(d、1H)、6.88(s、1H)、6.65−6.58(m、3H)、6.49(d、1H)、3.78(s、3H)、3.25(m、1H)、2.89−2.77(m、4H)、2.47(s、3H)、1.88(m、2H)、1.46(m、2H)
【0115】
実施例58:(R)−3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化061】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.77(s、1H)、7.51(d、1H)、7.17(d、1H)、6.90(s、1H)、6.72(d、1H)、6.67(d、2H)、3.78(s、3H)、2.96−2.94(m、1H)、2.70−2.45(m、3H)、2.33(s、3H)、1.88(m、1H)、1.68(m、1H)、1.44−1.37(m、3H)
【0116】
実施例59:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化062】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.40(d、2H)、6.80(t、2H)、6.63(s、1H)、6.56(d、1H)、3.74(s、3H)、2.90−2.70(m、4H)、2.53(s、3H)、1.86−1.28(m、5H)
【0117】
実施例60:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化063】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.74(d、1H)、7.15(d、1H)、6.81(s、1H)、6.69(d、2H)、6.31(d、1H)、3.79(s、3H)、2.99(m、1H)、2.67−2.49(m、3H)、2.39(s、3H)、1.88(m、1H)、1.68(m、1H)、1.35−1.28(m、3H)
【0118】
実施例61:3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化064】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.81(s、1H)、7.54(d、1H)、7.24(d、1H)、7.00(s、1H)、6.89−6.79(m、3H)、2.98−2.92(m、4H)、2.37(m、4H)、2.20(s、3H)
【0119】
実施例62:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化065】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.77(d、1H)、7.24(t、1H)、6.98(s、1H)、6.91−6.82(m、2H)、6.40(d、1H)、2.96(m、4H)、2.36(m、4H)、2.15(s、3H)
【0120】
実施例63:(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化066】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.62(d、1H)、7.79(d、1H)、6.98(m、2H)、6.52(m、2H)、6.23(m、2H)、3.22(m、3H)、3.14(m、1H)、2.70(m、1H)、2.23(s、6H)、1.78(m、2H)
【0121】
実施例64:(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化067】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.63(s、1H)、7.83(d、1H)、7.17(m、3H)、6.99(s、1H)、6.64(s、1H)、6.56(d、1H)、3.25(m、4H)、2.81(m、1H)、2.24(s、6H)、1.85(m、2H)
【0122】
実施例65:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化068】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.72(d、1H)、7.28(m、3H)、6.06(s、1H)、6.06(d、1H)、3.37(m、4H)、2.66(m、4H)、2.37(s、3H)
【0123】
実施例66:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化069】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.78(s、1H)、7.28(d、1H)、6.98−6.82(m、4H)、6.49(d、1H)、3.39−3.30(m、4H)、2.97(m、4H)、2.25(s、3H)
【0124】
実施例67:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化070】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.81(d、1H)、7.35(d、1H)、7.03−6.98(m、3H)、6.59(d、1H)、4.09(d、1H)、2.97(m、4H)、2.42(m、4H)、2.22(s、3H)
【0125】
実施例68:(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化071】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.66(d、1H)、7.80(d、1H)、7.52(dd、1H)、7.28(s、1H)、7.14(m、2H)、7.05(d、1H)、6.89(d、1H)、6.64(s、1H)、3.22(m、2H)、3.16(m、2H)、2.79(m、1H)、2.23(s、6H)、2.10(m、1H)、2.06(m、1H)
【0126】
実施例69:(S)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化072】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(d、1H)、7.56(t、1H)、7.06(t、1H)、6.90(d、1H)、6.65(d、1H)、6.57(t、1H)、6.43(d、1H)、6.30(d、1H)、3.37(m、3H)、3.24(m、1H)、3.13(m、1H)、2.44(S、3H)、2.18(m、1H)、2.00(m、1H)
【0127】
実施例70:(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化073】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.73(d、1H)、7.07(t、1H)、6.92(s、1H)、6.67(d、1H)、6.59(t、1H)、6.01(d、1H)、3.45(m、3H)、3.23(m、2H)、2.46(s、3H)、2.17(m、1H)、1.83(m、1H)
【0128】
実施例71:(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−メトキシフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化074】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.58(d、1H)、7.76(d、1H)、6.99(m、2H)、6.37(m、2H)、6.26(m、2H)、3.80(s、3H)、3.25−3.21(m、5H)、2.76(m、1H)、2.21(s、6H)、2.05(m、1H)
【0129】
実施例72:(S)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化075】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.63(d、1H)、7.79(d、1H)、7.04(m、1H)、6.96(d、1H)、6.57(m、2H)、6.50(d、1H)、6.29(m、2H)、3.22(m、4H)、2.75(m、1H)、2.22(s、6H)、2.05(m、1H)、1.78(m、1H)
【0130】
実施例73:(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化076】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.64(s、1H)、7.79(d、1H)、7.01(t、1H)、6.98(s、1H)、6.51(m、2H)、6.23(m、2H)、3.24(m、5H)、2.71(m、1H)、2.20(s、6H)、1.77(m、1H)
【0131】
実施例74:(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化077】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.64(d、1H)、7.84(d、1H)、7.24(d、1H)、7.12(m、2H)、6.98(d、1H)、6.66(s、1H)、6.54(d、1H)、3.23(m、4H)、2.83(m、1H)、2.23(s、6H)、1.90(m、2H)
【0132】
実施例75:(R)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化078】
1H NMR(500MHz、CDCl):8.62(d、1H)、7.79(d、1H)、7.05(d、1H)、6.98(d、1H)、6.57(s、1H)、6.50(t、1H)、6.31(m、2H)、3.24(m、3H)、3.15(m、1H)、2.74(m、1H)、2.21(s、6H)、1.77(m、2H)
【0133】
実施例76:4−((2−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化079】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.76(d、1H)、7.20(m、1H)、6.97(d、1H)、6.92(s、1H)、6.82(t、1H)、6.22(d、1H)、3.30(m、2H)、3.20(t、2H)、3.10(m、4H)、1.95(m、2H)
【0134】
実施例77:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化080】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.80(d、1H)、7.29(s、1H)、7.24(m、2H)、6.90(s、1H)、6.33(d、1H)、3.42(m、3H)、3.16(m、2H)、2.47(s、3H)、2.18(m、1H)、1.85(m、1H)
【0135】
実施例78:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化081】
1H NMR(500MHz、CDCl):9.25(broad、1H)、8.64(d、1H)、7.84(d、1H)、7.18(m、2H)、7.02(d、1H)、6.69(s、1H)、6.52(d、1H)、5.60(d、1H)、4.50(m、1H)、3.37(m、1H)、3.27(m、1H)、3.09(m、2H)、2.27(m、1H)、1.95(s、3H)、1.77(m、1H)
【0136】
実施例79:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化082】
1H NMR(500MHz、CDCl):9.34(s、1H)、8.69(d、1H)、7.79(d、1H)、7.52(d、1H)、7.28(d、1H)、7.18(m、2H)、7.07(s、1H)、6.86(d、1H)、6.69(s、1H)、5.59(d、1H)、4.51(m、1H)、3.49(s、3H)、3.33(m、1H)、3.26(m、1H)、3.06(m、2H)、2.27(m、1H)、1.94(s、3H)、1.75(m、1H)
【0137】
実施例80:(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化083】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.82(s、1H)、7.55(d、1H)、7.23(m、3H)、6.95(s、1H)、6.69(d、1H)、3.60(m、1H)、3.44(m、2H)、3.30(m、1H)、3.15(m、1H)、2.57(s、3H)、2.24(m、1H)、1.94(m、1H)
【0138】
実施例81:(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化084】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.77(d、1H)、7.24(d、1H)、7.19(s、1H)、7.16(d、1H)、6.74(s、1H)、6.24(d、1H)、3.57(m、1H)、3.45(m、2H)、3.30(m、1H)、3.17(m、1H)、2.54(s、3H)、2.22(m、1H)、1.93(m、1H)
【0139】
実施例82:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)アゼチジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化085】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.86(s、1H)、8.17(s、1H)、7.07(d、1H)、6.84(d、1H)、6.79(d、1H)、6.40(m、1H)、6.33(s、1H)、3.93−3.70(m、4H)、3.35(m、1H)、3.23(s、3H)
【0140】
実施例83:4−((2−(3−アミノアゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化086】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.84(s、1H)、8.07(s、1H)、7.11(d、1H)、6.85(d、1H)、6.81(d、1H)、6.40(m、1H)、6.33(s、1H)、4.03−3.82(m、4H)、3.42(m、1H)
【0141】
実施例84:5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化087】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.76(s、1H)、8.10(s、1H)、7.07(d、1H)、6.84(d、1H)、6.79(d、1H)、6.40(m、1H)、6.33(s、1H)、3.99−3.65(m、4H)、3.33(m、1H)、3.12(s、6H)
【0142】
実施例85:N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)アゼチジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化088】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.56(s、1H)、8.00(s、1H)、7.00(d、1H)、6.77(d、1H)、6.71(d、1H)、6.30(m、1H)、6.29(s、1H)、3.91−3.55(m、4H)、3.35(m、1H)、2.13(s、3H)
【0143】
実施例86:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化089】
1H NMR(500MHz、CDCl):10.93(s、1H)、8.74(d、1H)、7.81(d、1H)、6.99(t、1H)、6.50(m、2H)、6.24(m、2H)、3.92(t、1H)、3.32(m、2H)、3.26(s、3H)、3.11(m、2H)、2.01(m、1H)、1.92(m、1H)、1.69(m、1H)
【0144】
実施例87:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化090】
1H NMR(500MHz、CDCl):10.79(s、1H)、8.74(d、1H)、7.85(d、1H)、7.25(m、2H)、7.15(s、1H)、7.11(d、1H)、6.94(d、1H)、6.66(s、1H)、6.56(d、1H)、3.97(t、1H)、3.31(m、2H)、3.30(s、3H)、3.12(m、2H)、2.04(m、2H)
【0145】
実施例88:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化091】
1H NMR(500MHz、CDCl):10.63(s、1H)、8.70(d、1H)、7.78(d、1H)、7.01(m、1H)、6.94(d、1H)、6.51(m、2H)、6.30(s、1H)、6.17(d、1H)、5.78(d、1H)、4.44(m、1H)、3.38(m、1H)、3.27(m、1H)、3.10(m、1H)、3.03(m、1H)、2.15(m、1H)、1.90(s、3H)、1.75(m、1H)
【0146】
実施例89:3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化092】
1H NMR(500MHz、CDCl):10.74(s、1H)、8.77(s、1H)、7.72(s、1H)、7.42(d、1H)、7.01(m、2H)、6.53(m、3H)、6.18(s、1H)、3.90(s、1H)、3.34(m、2H)、3.25(s、3H)、3.12(m、2H)、1.99(m、1H)、1.89(m、1H)
【0147】
実施例90:3−クロロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化093】
1H NMR(500MHz、CDCl):10.38(s、1H)、8.76(s、1H)、7.78(s、1H)、7.50(d、1H)、7.26(d、1H)、7.14(m、2H)、7.02(s、1H)、6.91(d、1H)、6.65(s、1H)、3.97(s、1H)、3.33(m、5H)、3.12(m、2H)、2.03(m、2H)
【0148】
実施例91:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化094】
1H NMR(500MHz、CDCl):10.43(broad、1H)、8.76(s、1H)、7.71(s、1H)、7.41(s、1H)、7.03(s、2H)、6.54(m、3H)、6.25(s、1H)、5.90(s、1H)、4.40(s、1H)、3.28(m、2H)、2.98(m、3H)、2.15(m、1H)、2.03−1.74(m、3H)
【0149】
実施例92:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化095】
【0150】
段階1)tert−ブチル(2−((2−アミノ−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(iii)の製造
2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i、2.0g、12.6mmol)とtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii、2.4g、1.0eq.)をDMF(20mL)に溶解した後、KCO(2.6g、1.5eq.)を入れた。内部温度を60〜70℃で維持しながら2時間攪拌し、反応液が濃い黄色を帯びるようになればTLCで反応終結を確認した。室温で冷却後、EA/HOを入れ、攪拌した後に層分離した。分離された有機層をMgSOを入れて攪拌し、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をMeOH(20mL)に溶解した後にPd/C(0.13g、0.1eq.)を入れた。内部を水素ガスで置換し、室温で6時間攪拌した後、反応液の黄色が薄くなってほとんど無色になればTLCで反応終結を確認した。セライト(Celite)を通じて金属触媒をろ過した。ろ過液を減圧濃縮して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(Hx/EA=3/1)で分離して目的化合物(iii、2.5g、66.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、CDCl):6.76(d、1H)、6.64(m、2H)、3.36(m、2H)、2.94(m、2H)、2.86(m、3H)、2.68(s、3H)、1.45(s、9H)
【0151】
段階2)tert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v)の製造
チアゾール−4−カルボン酸(iv、5.0g、38.8mmol)をt−BuOH(100mL)に溶解した後、TEA(8.1mL、1.5eq.)とDPPA(7.1mL、1.5eq.)を入れた。内部温度を90〜100℃で維持しながら3日間攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応物を減圧濃縮した後、HO(50mL)を入れて酢酸エチル(EA、100mL)で2回抽出した。有機層をMgSOを入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣を少量のEAに入れてスラリーした後、生成された固体をろ過して白色の目的化合物(v、4.0g、51.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.24(s、1H)、1.52(s、9H)
【0152】
段階3)tert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(vii)の製造
tert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v、4.0g、20.0mmol)を反応容器に入れて窒素ガスで内部を置換させた。その後、THF(32mL)に溶解した後、ドライアイス−アセトン(dry ice−acetone)を用いて−78℃で冷却させた。冷却後、LiHMDS(22.4mL、1.5eq.)を徐々に入れて反応物を30分間攪拌した。その後、4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(vi、6.0g、1.0eq.)をTHF(10mL)に溶解した後、反応液に徐々に入れた。反応物を一晩攪拌してTLCで反応終結を確認した。HO(50mL)を入れて酢酸エチル(EA、100mL)で2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌し、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をTHF/ノルマルへキサン(n−Hexane)で結晶化して目的化合物(vii、4.4g、59.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):9.00(s、1H)、8.22(d、1H)、7.90(d、1H)、7.78(s、1H)、1.35(s、9H)
【0153】
段階4)tert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(viii)の製造
tert−ブチル(2−((2−アミノ−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(iii、10.0g、33.7mmol)とtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(vii、13.0g、1.0eq.)を1,4−ジオキサン(200mL)に溶解した。前記反応溶液にPd(OAc)(0.7g、0.1eq)、rac−BINAP(4.11g、0.2eq.)、CsCO(21.2g、2.0eq.)を入れた。内部温度を90〜100℃で維持しながら5時間反応させた後、TLCで反応終結を確認した。HO(1000mL)を入れて酢酸エチル(EA、1000mL)で2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をEA/Hex=1/4の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(16.0g、69.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.95(d、1H)、7.96(d、1H)、7.68(s、1H)、7.26(s、1H)、6.95(t、1H)、6.8(s、1H)、6.39(s、1H)、3.27(s、2H)、3.14(s、2H)、2.79(s、3H)、2.70(d、3H)、1.40(s、9H)、1.37(s、9H)
【0154】
段階5)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
tert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(vii、14.0g、20.3mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(200mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して得られた残渣にMC(200mL)を入れ1時間攪拌して生成された固体をろ過して目的化合物(9.1g、85.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.79(d、1H)、7.26(dd、1H)、7.03(m、2H)、6.90(td、1H)、6.43(d、1H)、3.26(t、2H)、3.09(t、2H)、2.70(s、3H)、2.65(s、3H)
【0155】
実施例93:3−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチルアミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化096】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N,N’−トリメチルエタン−1,2−ジアミンを、4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(vi)の代わりに4−ブロモ−5−クロロベンゼンスルホニルクロリドを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル((3−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(0.05g、0.09mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.81(s、1H)、7.54(d、1H)、7.21(dd、1H)、7.00(m、2H)、6.82(dd、1H)、6.75(d、1H)、3.20(t、2H)、2.93(t、2H)、2.70(s、3H)、2.55(s、3H)
【0156】
実施例94:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化097】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N,N’−トリメチルエタン−1,2−ジアミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル((5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(0.05g、0.08mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、49.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.76(d、1H)、7.2(t、1H)、6.95(m、2H)、6.80(t、1H)、6.38(d、1H)、3.01(t、2H)、2.68(s、3H)、2.40(t、2H)、2.15(s、3H)
【0157】
実施例95:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化098】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(s、1H)、7.88(d、1H)、7.54(s、1H)、7.42(m、2H)、7.06(s、1H)、7.02(d、1H)、3.35(t、2H)、3.16(t、2H)、2.73(s、3H)、2.70(s、3H)
【0158】
実施例96:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化099】
前記実施例92の段階2の代わりにN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリミジン−2−アミン(v)を製造した。具体的に、2−クロロ−5−フルオロピリミジン(iv、0.48g、3.62mmol)、(2,4−ジメトキシフェニル)メタンアミン(0.60g、1.0eq.)とトリメチルアミン(0.76mL、1.5eq.)をEtOH(10mL)に溶解した。70〜80℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。減圧濃縮して得られた残渣をEA/Hex=1/2の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(v)0.32g(収率34%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.20(s、2H)、7.13(d、1H)、6.51(s、1H)、6.41(d、1H)、4.44(s、2H)、3.82(s、3H)、3.76(s、3H)
【0159】
前記実施例92においてtert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v)の代わりに、前記製造したN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリミジン−2−アミンを使用したことを除いては、実施例92の段階1、3、4および5と同一な工程を通じて目的化合物を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.43(m、2H)、7.99(t、1H)、7.27(dd、1H)、7.03(d、1H)、6.88(t、1H)、6.45(d、1H)、3.20(t、2H)、3.10(t、2H)、2.71(s、3H)、2.67(s、3H)
【0160】
実施例97:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化100】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに、2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.47(s、1H)、8.29(s、1H)、8.05(m、1H)、7.53(d、1H)、7.41(m、2H)、7.01(t、1h)、3.45(t、2H)、3.16(t、2H)、2.74(s、3H)、2.69(s、3H)
【0161】
実施例98:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化101】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.80(d、1H)、7.29(d、1H)、7.02(s、2H)、6.94(d、1H)、6.85(t、1H)、6.55(d、1H)、3.25(t、2H)、3.10(t、2H)、2.70(s、3H)、2.66(s、3H)
【0162】
実施例99:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化102】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.75(s、1H)、7.91(d、1H)、7.62(d、1H)、7.47(t、1H)、7.32(d、1H)、7.17(d、1H)、7.07(d、1H)、3.28(t、2H)、3.17(t、2H)、2.71(s、3H)、2.70(s、3H)
【0163】
実施例100:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化103】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.43(s、2H)、8.10(d、1H)、7.63(s、1H)、7.48(d、1H)、7.36(d、1H)、7.17(d、1H)、3.34−3.32(m、2H)、3.19−3.16(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0164】
実施例101:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化104】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、8.01(d、1H)、7.33−7.17(m、3H)、6.71(d、1H)、3.35−3.32(m、2H)、3.13−3.10(m、2H)、2.68(s、3H)、2.67(s、3H)
【0165】
実施例102:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化105】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、8.00(d、1H)、7.30(d、1H)、7.03(d、1H)、6.94(d、1H)、6.69(s、1H)、6.52(d、1H)、3.34−3.32(m、2H)、3.12−3.10(m、2H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)
【0166】
実施例103:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化106】
前記実施例92の段階2の代わりにN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリジン−2−アミン(v)を製造した。具体的に、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv、0.55g、0.01mmol)と2,4−ジメトキシベンズアルデヒド(0.45g、0.9eq.)をDCM(10mL)に溶解させた。1時間室温攪拌した後、15分間隔でナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(1.0g、1eq.)を3回添加した。一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。HO(10mL)を入れてジクロロメタン(10mL)で2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌、ろ過乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後に得られた残渣をEA/Hex=1/4の移動相でカラムクロマトグラフィー分離してN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリジン−2−アミン(v)0.65g(収率51%)を得た。
1H NMR(500MHz、CDCl):7.90(d、1H)、7.16(m、2H)、6.46(d、1H)、6.41(d、1H)、6.34(m、1H)、4.36(s、2H)、3.81(s、3H)、3.77(s、3H)
【0167】
前記実施例92においてtert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v)の代わりに、前記製造したN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリジン−2−アミンを使用したことを除いては、実施例92の段階1、3、4および5と同様な工程を通じて目的化合物を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.89(d、1H)、7.51(d、1H)、7.26−6.87(m、4H)、6.42(d、1H)、3.38−3.25(m、2H)、3.10−3.09(m、2H)、2.69(s、3H)、2.65(s、3H)
【0168】
実施例104:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化107】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.01−7.92(m、2H)、7.29−7.24(m、3H)、7.03(d、2H)、6.87(d、1H)、6.46(d、1H)、3.42−3.40(m、2H)、3.11−3.08(m、2H)、2.70(s、3H)、2.66(s、3H)
【0169】
実施例105:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化108】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、2H)、7.28−7.04(m、3H)、6.89(d、1H)、6.74(d、1H)、6.46(d、1H)、3.26−3.24(m、2H)、3.11−3.08(m、2H)、2.71(s、3H)、2.66(s、3H)
【0170】
実施例106:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化109】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05−8.01(m、2H)、7.62(s、1H)、7.55−7.46(m、2H)、7.33(d、1H)、7.14(d、1H)、3.34−3.32(m、2H)、3.18−3.17(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0171】
実施例107:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化110】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、57.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.97−7.86(s、2H)、7.62(s、1H)、7.46(d、1H)、7.33−7.19(m、3H)、7.01−6.97(m、1H)、3.32−3.31(m、2H)、3.19−3.16(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0172】
実施例108:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化111】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.96(d、1H)、7.62(s、1H)、7.46(d、1H)、7.28−7.14(m、3H)、6.77(d、1H)、3.32−3.30(m、2H)、3.20−3.17(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0173】
実施例109:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化112】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.99(d、1H)、7.53(m、2H)、7.43(s、2H)、7.17(m、1H)、7.02(d、1H)、3.47(t、2H)、3.17(t、2H)、2.74(s、3H)、2.70(s、3H)
【0174】
実施例110:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化113】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.02(d、1H)、7.98(t、1H)、7.86(t、1H)、7.53(s、1H)、7.40(m、2H)、7.31(d、1H)、7.05(d、1H)、6.99(m、1H)、3.34(t、2H)、3.17(t、2H)、2.74(s、3H)、2.71(s、3H)
【0175】
実施例111:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化114】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.6%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.93(d、1H)、7.53(s、1H)、7.41(m、2H)、7.13(d、1H)、7.07(d、1H)、6.77(d、1H)、3.34(t、2H)、3.18(t、2H)、2.75(s、3H)、2.71(s、3H)
【0176】
実施例112:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化115】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、61.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.91(d、1H)、7.51(m、1H)、7.30(m、2H)、7.22(t、1H)、7.15(m、2H)、6.70(d、1H)、3.26(t、2H)、3.11(t、2H)、2.67(s、6H)
【0177】
実施例113:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化116】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、61.6%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.03(d、1H)、7.96(d、1H)、7.90(d、1H)、7.30(t、3H)、7.23(t、1H)、7.17(t、1H)、7.04(m、1H)、6.73(d、1H)、3.26(t、2H)、3.12(t、2H)、2.68(s、3H)、2.67(s、3H)
【0178】
実施例114:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化117】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、61.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.86(d、1H)、7.30(m、2H)、7.20(m、2H)、7.12(d、1H)、6.75(m、2H)、3.26(t、2H)、3.12(t、2H)、2.70(s、3H)、2.68(s、3H)
【0179】
実施例115:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化118】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.90(d、1H)、7.52(m、1H)、7.29(d、1H)、7.16(m、1H)、7.02(d、1H)、6.94(m、1H)、6.84(t、1H)、6.53(d、1H)、3.26(t、2H)、3.10(t、2H)、2.70(s、3H)、2.66(s、3H)
【0180】
実施例116:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化119】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.85(d、1H)、7.29(d、1H)、7.11(d、1H)、7.03(d、1H)、6.94(d、1H)、6.85(t、1H)、6.75(d、1H)、6.58(d、1H)、3.23(t、2H)、3.12(t、2H)、2.72(s、3H)、2.67(s、3H)
【0181】
実施例117:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化120】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.04(d、1H)、7.95(d、1H)、7.90(t、1H)、7.30(m、2H)、7.06(m、2H)、6.93(d、1H)、6.84(t、1H)、6.56(d、1H)、3.26(t、2H)、3.11(t、2H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)
【0182】
実施例118:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化121】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.86(d、1H)、7.53−7.50(m、1H)、7.18−7.14(m、2H)、6.80−6.73(m、2H)、6.35(d、1H)、3.82(s、3H)、3.25−3.23(m、2H)、3.09−3.07(m、2H)、2.67(s、3H)、2.64(s、3H)
【0183】
実施例119:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化122】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.81(d、1H)、7.20(d、1H)、7.11(d、1H)、6.81−6.73(m、3H)、6.40(d、1H)、3.82(s、3H)、3.30−3.28(m、2H)、3.25−3.24(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0184】
実施例120:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化123】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.76(d、1H)、7.18(d、1H)、7.02(d、1H)、6.82(d、1H)、6.75(d、1H)、6.36(d、1H)、3.85(s、3H)、3.26−3.24(m、2H)、3.09−3.07(m、2H)、2.69(s、3H)、2.64(s、3H)
【0185】
実施例121:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化124】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、57.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(d、1H)、7.81(d、1H)、7.33−7.18(m、4H)、7.04(d、1H)、6.70(d、1H)、3.26−3.24(m、2H)、3.12−3.09(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0186】
実施例122:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化125】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、7.96(d、1H)、7.18(d、1H)、6.82(d、1H)、6.76(d、1H)、6.36(d、1H)、3.81(s、3H)、3.27−3.25(m、2H)、3.17−3.08(m、2H)、2.70(s、3H)、2.65(s、3H)
【0187】
実施例123:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化126】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(s、1H)、7.81(d、1H)、7.31−7.14(m、3H)、7.04(d、1H)、6.64(d、1H)、3.26−3.24(m、2H)、3.11−3.10(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0188】
実施例124:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化127】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、8.01(d、1H)、7.27(d、2H)、7.15−7.13(m、1H)、6.64(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.13−3.11(m、2H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)
【0189】
実施例125:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化128】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.91(d、1H)、7.54−7.50(m、2H)、7.27−7.13(m、4H)、6.63(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.11−3.09(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0190】
実施例126:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化129】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.87(d、1H)、7.27(d、2H)、7.15−7.12(m、2H)、6.75−6.68(m、2H)、3.26−3.25(m、2H)、3.13−3.10(m、2H)、2.71(s、3H)、2.68(s、3H)
【0191】
実施例127:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化130】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.82(d、1H)、7.29(d、1H)、7.27(s、1H)、7.05(d、1H)、6.90(t、1H)、6.48(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.12−3.09(m、2H)、2.71(s、3H)、2.67(s、3H)
【0192】
実施例128:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化131】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−フルオロチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.82(t、1H)、7.30(t、1H)、7.05−6.91(m、3H)、6.48(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.12−3.10(m、2H)、2.72(s、3H)、2.67(s、3H)
【0193】
実施例129:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化132】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、1H)、7.33(d、1H)、7.40(d、1H)、7.19(m、3H)、6.75(d、1H)、3.26(t、2H)、3.13(t、2H)、2.70(s、3H)、2.69(s、3H)
【0194】
実施例130:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化133】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.79(d、1H)、7.20(d、1H)、7.19(s、1H)、6.80(d、1H)、6.75(dd、1H)、6.41(d、1H)、3.82(s、3H)、3.26(t、2H)、3.10(t、2H)、2.70(s、3H)、2.68(s、3H)
【0195】
実施例131:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化134】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−フルオロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、1H)、7.31(m、2H)、7.22(m、2H)、7.00(s、1H)、6.76(d、1H)、3.27(t、2H)、3.13(t、2H)、2.70(s、3H)、2.69(s、3H)
【0196】
実施例132:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化135】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−フルオロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.79(t、1H)、7.22(t、1H)、6.99(s、1H)、6.86(d、1H)、6.78(dd、1H)、6.40(d、1H)、3.83(s、3H)、3.34(t、2H)、3.11(t、2H)、2.75(s、3H)、2.67(s、3H)
【0197】
実施例133:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化136】
前記実施例92の段階2および3の代わりにtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)カルバメート(vii)を製造した。具体的に、5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv、1.00g、10.19mmol)、(4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(vi、3.14g、1.0eq.)とピリジン(2.4mL、3.0eq.)をDCM(25mL)に溶解した。室温で一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応物にHO(30mL)を入れて酢酸エチルで2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌、ろ過乾燥した。減圧濃縮して得られた残渣をEA/Hex=1/1の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(v)1.0g(収率27%)を得た。
1H NMR(500MHz、CDCl):8.66(d、1H)、7.96(d、1H)、7.44(d、1H)、5.88(broad、1H)、2.33(s、3H)
【0198】
前記製造した4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド(v、1.00g、2.71mmol)、N,N−ジメチルアミノピリジン(0.06g、0.2eq.)とジ−tert−ブチルジカーボネート(1.1mL、2.0eq.)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解した。室温で一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応物にHO(30mL)を入れて酢酸エチルで2回抽出した。有機層にMgSOを入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。減圧濃縮して得られた残渣をEA/Hex=1/2の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(vii)0.40g(収率31%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.19(d、1H)、7.93(d、1H)、6.34(s、1H)、2.49(s、3H)、1.36(s、9H)
【0199】
前記製造したtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)カルバメート(vii)を使用したことを除いては、実施例1の段階1、4および5と同様な工程を通じて目的化合物を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.8(d、1H)、7.34−7.31(m、2H)、7.25(t、1H)、7.21−7.19(m、1H)、6.71(d、1H)、6.07(s、1H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)、2.32(s、3H)
【0200】
実施例134:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化137】
前記実施例133において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、65.6%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.79(d、1H)、7.21(t、1H)、7.00(d、1H)、6.98(t、1H)、6.41(d、1H)、5.85(s、1H)、3.24−3.23(m、2H)、3.05−3.03(m、2H)、2.69(s、3H)、2.58(s、3H)、2.22(s、3H)
【0201】
実施例135:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化138】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにtert−ブチル3−アミノ−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル3−((N−(tert−ブトキシカルボニル)−4−((2−((2−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、64.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.86(1H)、7.27(t、1H)、7.06(d、1H)、6.89(t、1H)、6.47(d、1H)、6.08(d、1H)、3.15−3.12(m、2H)、2.71(s、3H)、2.67(s、3H)、2.34(s、3H)
【0202】
実施例136:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化139】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにtert−ブチル3−アミノ−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレートを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル3−((N−(tert−ブトキシカルボニル)−4−((2−((2−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)アミノ)フェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、65.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.88(d、1H)、7.35−7.21(m、4H)、6.72(d、1H)、6.08(s、1H)、3.35−3.33(m、2H)、3.14−3.11(m、2H)、2.72(s、3H)、2.68(s、3H)、2.34(s、3H)
【0203】
実施例137:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化140】
前記実施例103においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N,N’−トリメチルエタン−1,2−ジアミンを使用することを除いては、実施例103と同様な方法で中間体(viii)を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド(viii、0.05g、0.08mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.88(d、1H)、7.53(m、1H)、7.25(dd、1H)、7.16(dd、1H)、7.04(m、1H)、6.88(m、1H)、6.35(d、1H)、3.33(t、2H)、3.20(t、2H)、2.92(s、6H)、2.71(s、3H)
【0204】
実施例138:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化141】
前記実施例137において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド(0.05g、0.08mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.4%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.83(d、1H)、7.27(m、1H)、7.12(t、1H)、7.04(m、1H)、6.90(t、1H)、6.75(d、1H)、6.40(d、1H)、3.34(t、2H)、3.22(t、2H)、2.83(s、6H)、2.73(s、3H)
【0205】
実施例139:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化142】
前記実施例137において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、47.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.82(d、1H)、7.28(t、1H)、7.19(d、1H)、7.05(d、1H)、6.89(t、1H)、6.41(d、1H)、3.30(t、2H)、3.23(t、2H)、2.84(s、6H)、2.74(s、3H)
【0206】
実施例140:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化143】
前記実施例137において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、1H)、7.31(t、2H)、7.25(t、1H)、7.20(t、2H)、6.40(d、1H)、3.36(t、2H)、3.24(t、2H)、2.86(s、6H)、2.72(s、3H)
【0207】
実施例141:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化144】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−メチルチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−メチルチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、53.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.83(d、1H)、7.29(dd、1H)、7.05(dd、1H)、6.89(t、1H)、6.82(s、1H)、6.47(d、1H)、3.27(t、2H)、2.11(t、2H)、2.72(s、3H)、2.67(s、3H)、2.24(s、3H)
【0208】
実施例142:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(オキサゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化145】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにオキサゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(オキサゾール−2−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.03g、0.05mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、47.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.87(d、1H)、7.25−7.22(m、2H)、7.01(d、1H)、6.85−6.84(m、1H)、6.42(d、1H)、5.48(s、1H)、3.25−3.24(m、2H)、3.09−3.07(m、2H)、2.71(s、3H)、2.61(s、3H)
【0209】
実施例143:N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化146】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.03g、0.04mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、46.4%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.78(d、1H)、7.19−7.16(m、1H)、6.97(d、1H)、6.82−6.79(m、1H)、6.42(d、1H)、5.87(s、1H)、3.30−3.29(m、2H)、2.67(s、3H)、2.64(s、3H)、1.23(s、9H)
【0210】
実施例144:N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化147】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.03g、0.04mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、46.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.83(d、1H)、7.23(d、2H)、7.14−7.10(m、2H)、6.70(d、1H)、5.89(s、1H)、3.30−3.27(m、2H)、3.13−3.11(m、2H)、2.66(s、6H)、1.23(s、9H)
【0211】
実施例145:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化148】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに1,2,4−チアジアゾール−5−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.39(s、1H)、7.80(d、1H)、7.14(t、1H)、6.73(d、1H)、6.68(t、1H)、6.08(d、1H)、3.78(t、1H)、3.58(dd、1H)、3.48(m、1H)、3.40(dd、1H)、2.67(s、3H)、2.34(m、1H)、1.99(m、1H)
【0212】
実施例146:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化149】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに1−メチル−1H−ピラゾール−3−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.68(d、1H)、7.38(s、1H)、7.13(t、1H)、6.75(dd、1H)、6.86(t、1H)、6.06(d、1H)、6.00(s、1H)、3.78(t、1H)、3.70(s、3H)、3.56(dd、1H)、3.48(m、1H)、3.41(dd、1H)、3.39(s、3H)、2.36(m、1H)、1.98(m、1H)
【0213】
実施例147:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化150】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにピリミジン−4−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル((4−((2−(3−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(ピリミジン−4−イル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.45(s、1H)、8.44(s、1H)、7.95(d、1H)、7.12(d、1H)、7.00(t、1H)、6.72(dd、1H)、6.66(td、1H)、6.04(d、1H)、3.78(t、1H)、3.56(dd、1H)、3.47(m、1H)、3.40(dd、1H)、2.65(s、3H)、2.31(m、1H)、1.98(m、1H)
【0214】
実施例148:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化151】
前記実施例96においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.46(s、2H)、7.94(d、1H)、7.11(td、1H)、6.72(d、1H)、6.66(td、1H)、6.04(d、1H)、3.77(t、1H)、3.57(dd、1H)、3.48(m、1H)、3.41(dd、1H)、2.66(s、3H)、2.33(m、1H)、1.99(m、1H)
【0215】
実施例149:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピラジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化152】
前記実施例96において2−クロロ−5−フルオロピリミジン(iv)の代わりに2−クロロピラジンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N−(ピラジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.29(s、1H)、8.15(s、1H)、8.09(s、1H)、7.88(d、1H)、7.09(dd、1H)、6.70(dd、1H)、6.64(t、1H)、6.05(d、1H)、5.45(d、1H)、3.76(m、1H)、3.54(dd、1H)、3.44(m、2H)、2.67(s、3H)、2.29(m、1H)、1.90(m、1H)
【0216】
実施例150:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化153】
前記実施例133においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.80(d、1H)、7.14(dd、1H)、6.73(d、1H)、6.69(dd、1H)、6.09(d、1H)、6.07(s、1H)、3.76(t、1H)、3.58(m、2H)、3.43(m、2H)、2.66(s、3H)、2.32(s、3H)、2.05(m、2H)
【0217】
実施例151:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化154】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにピリミジン−5−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(ピリミジン−5−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.87(s、1H)、8.59(d、2H)、7.79(d、1h)、7.12(td、1H)、6.73(d、1H)、6.67(td、1H)、6.07(d、1H)、3.76(t、1H)、3.50(m、2H)、3.54(m、2H)、2.67(s、3H)、2.32(m、1H)、1.98(m、1H)
【0218】
実施例152:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−((2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化155】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチル(2−アミノエチル)(メチル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.75(d、1H)、7.07(t、1H)、7.00(s、1H)、6.63(d、1H)、6.49(t、1H)、6.05(d、1H)、3.46(t、2H)、3.17(t、2H)、2.70(s、3H)
【0219】
実施例153:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化156】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(3−(メチルアミノ)プロピル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(2−(ジメチルアミノ)エチル)カルバメート(0.02g、0.0003mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、70.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.75(d、1H)、7.08(t、1H)、7.01(s、1H)、6.66(d、1H)、6.50(t、1H)、6.04(d、1H)、3.53(t、2H)、3.30(t、2H)、2.90(s、6H)
【0220】
実施例154:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(3−(メチルアミノ)プロピル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化157】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(3−(メチルアミノ)プロピル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(3−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)プロピル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.7mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(s、1H)、7.78(d、1h)、7.25(m、1H)、7.03(m、2H)、6.88(m、1H)、6.29(d、1H)、3.06(d、2H)、2.80(d、2H)、2.70(s、3H)、2.60(s、3H)、1.81(d、2H)
【0221】
実験例
拮抗剤としての活性を測定するためにナトリウムイオンチャネル1.7(Nav1.7)およびナトリウムイオンチャネル1.5(Nav1.5)に対する遮断効果実験を下記の通り行った。
【0222】
1)細胞培養
hNav1.7 HEK293細胞株は、ヒト胚腎臓(human embryonic kidney;HEK)293細胞にヒトナトリウムイオンチャネル1.7遺伝子(type IX voltage−gated sodium channel alpha subunit)が安定的に発現されている細胞株であり、Milliporeから購入して使用した。培養培地はDMEM F−12に100X NEAAを1%比率になるようにし、加熱不活性化(heat inactivated)FBSは10%になるように混合した後、抗生剤としてP/Sを1%比率になるように製造した。継代培養時、制限酵素としてG−418を添加し、T75フラスコに約80%程度の密度になるように37、5%CO2インキュベータで2日または3日間培養したhNav1.7 HEK293細胞を0.05%トリプシン溶液で処理してフラスコから落とした後、遠心分離し細胞を収集して実験に使用した。
【0223】
hNav1.5 HEK293細胞株はヒト胚腎臓(human embryonic kidney;HEK)293細胞にヒトナトリウムイオンチャネル1.5遺伝子(Homo sapiens sodium channel、voltage−gated、type V、alpha subunit(SCN5A))が安定的に発現されている細胞株であり、Creacellから購入して使用した。培養培地はDMEMに100X L−glutamineを2%比率になるようにし、加熱不活性化(heat inactivated)FBSは10%になるように混合した後、抗生剤としてP/Sを1%比率になるように製造した。継代培養時、制限酵素としてG−418を添加し、T75フラスコに約80%程度の密度になるように37、5%CO2インキュベータで2日または3日間培養したhNav1.5 HEK293細胞を0.05%トリプシン溶液で処理してフラスコから落とした後、遠心分離し細胞を収集して実験に使用した。
【0224】
2)化合物サンプル製造
本発明の実施例で製造した化合物をジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide;DMSO)に溶解して実験に使用した。各化合物は90mMおよび10mMのDMSOストック溶液(stock solution)として製造し、細胞外部溶液(4mM KCl、138mM NaCl、1mM MgCl、1.8mM CaCl、5.6mM Glucose、10mM HEPES、pH7.45)に各濃度別に希釈して、最終DMSOの濃度は0.3%以下になるようにした。
【0225】
3)ナトリウムイオンチャネル遮断効果測定
ナトリウムイオンチャネルの抑制効果を測定するために、Fluxion社のIonFlux16 Auto patch clamp機械と専用プレートを使用した。細胞を細胞外部溶液(4mM KCl、138mM NaCl、1mM MgCl、1.8mM CaCl、5.6mM Glucose、10mM HEPES、pH7.45)に分布させた後、プレートの指定された領域に分注し、製造した化合物サンプルをそれぞれの濃度に希釈した後、プレートの指定された領域に分注した。プレートに細胞と化合物サンプル、そして細胞内部溶液(100mM CsF、45mM CsCl、5mM NaCl、5mM EGTA、10mM HEPES、pH7.2)の分注を完了し機器に装着して設定されたプログラムによって薬物のイオンチャネルに対する抑制有無を測定した。
【0226】
具体的に、化合物当り8個の濃度を設定し、化合物を処理する前に発生したピーク電流に対する、各濃度の化合物を50秒間細胞に処理した後に発生したピーク電流の抑制程度を百分率で計算して抑制百分率を求め、シグマプロットプログラムを用いてIC50値(uM)を算出し、その結果は下記表2〜表5に示した。
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】