【実施例】
【0050】
実施例1:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化004】
【0051】
段階1)tert−ブチル(1−(2−アミノ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメートの製造
2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(2.0g、12.6mmol)とtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメート(2.5g、1.0eq.)をDMF(20mL)に溶解した後、K
2CO
3(2.6g、1.5eq.)をいれた。内部温度を60〜70℃で維持しながら、2時間攪拌した後、反応液が濃い黄色を帯びればTLCで反応終結を確認した。室温で冷却後、酢酸エチル(EA)/H
2Oを入れ、攪拌した後に層分離した。分離された有機層にMgSO
4を入れ攪拌して、乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をEtOH(10mL)と蒸留水(10mL)に溶解した後にNa
2S
2O
4(13.0g、6eq.)を入れた。内部温度60〜70℃を維持しながら、2時間攪拌後に反応液の黄色が薄くなってほぼ無色になればTLCで反応終結を確認した。室温で冷却後、蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れ、攪拌して乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(ノルマルへキサン(n−Hexane)/EA=3/1)で分離して表題の化合物(2.0g、51.1%)を得た。
1H NMR(MeOD):6.73(m、1H)、6.57(t、1H)、3.23(m、1H)、3.10(m、2H)、2.94(m、1H)、2.91(s、3H)、2.25(m、1H)、1.99(m、1H)
【0052】
段階2)tert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメートの製造
チアゾール−4−カルボン酸(5.0g、38.8mmol)をt−BuOH(100mL)に溶解した後、TEA(8.1mL、1.5eq.)とDPPA(7.1mL、1.5eq.)を入れた。内部温度を90〜100℃で維持しながら、3日間攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。生成物を減圧濃縮した後、蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌し、乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣を少量のEAに入れてスラリー化し、生成された固体をろ過して白色の表題化合物(4.0g、51.5%)を得た。
1H NMR(MeOD):8.73(s、1H)、7.24(s、1H)、1.52(s、9H)
【0053】
段階3)tert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメートの製造
段階2)で製造したtert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(4.0g、20.0mmol)を反応容器に入れて窒素ガスで内部を置換させた。THF(32mL)に溶解した後、ドライアイス−アセトン(dry ice−acetone)を用いて−78℃で冷却させた。冷却後、LiHMDS(22.4mL、1.5eq.)を徐々に入れて、反応物を30分間攪拌した。4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(6.0g、1.0eq.)をTHF(10mL)に溶解した後、反応液に徐々に入れた。反応物を一晩攪拌してTLCで反応終結を確認した。蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌し、乾燥後にろ過した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をTHF/ノルマルへキサン(n−Hexane)で結晶化して表題化合物(4.4g、59.0%)を得た。
1H NMR(MeOD):9.00(s、1H)、8.22(d、1H)、7.90(d、1H)、7.78(s、1H)、1.35(s、9H)
【0054】
段階4)tert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメートの製造
段階1)で製造したtert−ブチル(1−(2−アミノ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.5g、1.1mmol)と段階3)で製造したtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(0.9g、1.2eq.)を1,4−ジオキサン(10mL)に溶解した。前記反応溶液にPd(OAc)
2(0.03g、0.1eq)、rac−BINAP(0.19g、0.2eq.)、Cs
2CO
3(1.5g、3.0eq.)を入れた。マイクロ波開始装置(Microwave initiator)を用いて120℃で30分間反応させた後、TLCで反応終結を確認した。蒸留水(50mL)を入れてEA(100mL)で2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(EA/ノルマルへキサン(n−Hexane)=1/1)で分離し、これを2回繰り返して表題化合物(2.0g、88.2%)を得た。
1H NMR(MeOD):8.95(s、1H)、7.94(d、1H)、7.65(s、1H)、7.14(t、1H)、6.70(d、1H)、6.64(t、1H)、6.07(d、1H)、3.40(m、1H)、3.28(m、2H)、3.16(m、1H)、2.64(s、3H)、2.06(m、1H)、1.89(m、1H)、1.41(s、9H)、1.36(s、9H)
【0055】
段階5)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
段階4)で製造したtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(2.0g、2.9mmol)に1.25M HCl in MeOH(15mL)を入れた。40〜50℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。生成物を濃縮して得られた残渣にメチレンクロリド(15mL)を入れて1時間攪拌し生成された固体をろ過して表題化合物(0.9g、58.8%)を得た。
1H NMR(MeOD):8.73(s、1H)、7.75(d、1H)、7.12(t、1H)、7.00(s、1H)、6.69(d、1H)、6.67(t、1H)、6.05(d、1H)、3.73(m、1H)、3.54(m、1H)、3.45(m、1H)、3.38(m、1H)、3.26(m、1H)、2.63(s、3H)、2.31(m、1H)、1.96(m、1H)
【0056】
以下、実施例2〜9は前記実施例1と同様な方法で製造し、製造しようとする化合物の構造に相応する反応物を用いてそれぞれ製造した。
【0057】
実施例2:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化005】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.79(s、1H)、7.74(d、1H)、7.09(d、1H)、7.02(s、1H)、6.98(s、1H)、6.92(d、1H)、6.13(d、1H)、3.76(m、1H)、3.53(m、3H)、2.64(s、3H)、2.31(m、1H)、2.01(m、1H)、1.27(m、1H)
【0058】
実施例3:(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(2−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化006】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.84(d、1H)、7.38(d、1H)、7.30(d、1H)、7.28(d、1H)、7.04(d、1H)、6.99(d、1H)、3.40(m、3H)、3.15(m、2H)、3.07(m、1H)、2.86(m、1H)、0.93(m、3H)
【0059】
実施例4:(R)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化007】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.75(d、1H)、7.80(d、1H)、7.28(d、1H)、7.20(d、1H)、7.17(m、1H)、7.03(d、1H)、6.58(d、1H)、3.44(m、1H)、3.02(m、1H)、2.94(m、1H)、2.78(m、1H)、2.67(s、3H)、2.08(m、1H)、1.79(m、1H)、1.50(m、1H)、1.41(m、1H)、0.87(m、1H)
【0060】
実施例5:(R)−N−(1−(5−クロロ−2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドヒドロクロリドの製造
【化008】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.78(m、1H)、7.76(d、1H)、7.17(d、1H)、7.08(m、1H)、7.02(s、1H)、6.92(m、1H)、6.15(t、1H)、4.26(m、1H)、3.55(m、1H)、3.35(m、1H)、3.25(m、1H)、2.27(m、1H)、1.93(m、1H)、1.90(s、3H)
【0061】
実施例6:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−(ジエチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化009】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.78(d、1H)、7.77(d、1H)、7.12(d、1H)、7.03(m、1H)、6.99(dd、1H)、6.03(d、1H)、4.08(m、1H)、3.52(m、3H)、3.17(m、4H)、3.05(m、1H)、2.39(m、1H)、2.01(m、1H)、1.26(m、6H)
【0062】
実施例7:4−((2−([1,3’−ビピロリジン]−1’−イル)−4−クロロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化010】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.76(d、1H)、7.77(d、1H)、7.11(d、1H)、7.02(m、2H)、6.97(m、1H)、6.07(d、1H)、3.91(m、1H)、3.50(m、5H)、3.22(m、1H)、3.05(m、2H)、2.36(m、1H)、1.97(m、5H)
【0063】
実施例8:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メチル−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化011】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.76(d、1H)、7.74(d、1H)、7.02(m、2H)、6.91(s、1H)、6.85(d、1H)、6.16(d、1H)、3.78(m、1H)、3.45(m、3H)、3.23(m、1H)、2.65(s、3H)、2.35(s、3H)、2.34(m、1H)、2.01(m、1H)
【0064】
実施例9:(S)−5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(3−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化012】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.79(d、1H)、7.29(d、1H)、7.20(m、2H)、7.03(d、1H)、6.54(d、1H)、3.88(m、1H)、3.44(s、3H)、3.04(m、1H)、2.97(m、1H)、2.80(m、1H)、1.27(m、3H)
【0065】
実施例10:4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化013】
前記実施例1の段階3で、4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリドの代わりに4−ブロモベンゼンスルホニルクロリドを使用することを除いては、実施例1の段階1〜4と同様な方法で中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメートを製造した。
【0066】
得られた中間体に1.25M HCl in MeOH(15mL)を入れた。40〜50℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。生成物を濃縮して得られた残渣をPLCで分離および精製して目的化合物0.05g(収率48%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.57(d、2H)、7.07(t、1H)、6.92(s、1H)、6.66−6.54(m、4H)、3.42−3.30(m、4H)、3.14−3.13(m、1H)、2.42(s、3H)、2.18−2.16(m、1H)、1.84−1.40(m、1H)
【0067】
以下、実施例11〜91は前記実施例10と同様な方法で製造し、製造しようとする化合物の構造に相応する反応物を用いてそれぞれ製造した。
【0068】
実施例11:3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化014】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.74(s、1H)、7.47(d、1H)、7.05(t、1H)、6.93(s、1H)、6.63(d、1H)、6.54(t、1H)、6.33(d、1H)、3.40−3.37(m、2H)、3.17−3.11(m、3H)、2.31(s、3H)、2.08−2.00(m、1H)、1.72−1.68(m、1H)
【0069】
実施例12:3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化015】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.43(d、2H)、7.04(s、1H)、6.63(t、1H)、6.75(d、1H)、6.60(t、1H)、3.66−3.63(m、1H)、3.49−3.35(m、3H)、3.08−3.04(m、1H)、2.63(s、3H)、2.31−2.28(m、1H)、1.96−1.93(m、1H)
【0070】
実施例13:2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化016】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.56(t、1H)、7.03(t、1H)、6.84(s、1H)、6.63(d、1H)、6.55(t、1H)、6.40(d、1H)、6.23(d、1H)、3.35−3.30(m、3H)、3.18−3.16(m、2H)、2.36(s、3H)、2.11−2.05(m、1H)、1.78−1.75(m、1H)
【0071】
実施例14:4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化017】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.60(d、2H)、7.16(d、1H)、6.92(s、1H)、6.77−6.68(m、4H)、3.38−3.61(m、1H)、3.35−3.33(m、2H)、3.28−3.27(m、1H)、3.09−3.06(m、1H)、2.36(s、3H)、2.36−2.35(m、1H)、1.85−1.83(m、1H)
【0072】
実施例15:3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化018】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.62(s、1H)、7.41(d、2H)、6.87(s、1H)、6.76−6.75(m、1H)、6.69−6.67(m、2H)、3.59(s、1H)、3.49−3.47(m、2H)、3.25−3.23(m、1H)、2.99−2.98(m、1H)、2.59(s、3H)、2.29−2.27(m、1H)、1.99−1.97(m、1H)
【0073】
実施例16:2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化019】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.58(t、1H)、7.16(d、1H)、6.84(s、1H)、6.84−6.83(m、2H)、6.49(d、1H)、6.35(d、1H)、3.38−3.34(m、3H)、3.23−3.21(m、1H)、3.12−3.10(m、1H)、2.41(s、3H)、2.18−2.16(m、1H)、1.85−1.83(m、1H)
【0074】
実施例17:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化020】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.74(d、1H)、7.15(d、1H)、6.85(s、1H)、6.75−6.74(m、2H)、6.04(d、1H)、3.45−3.38(m、3H)、3.19−3.17(m、2H)、2.40(s、3H)、2.13−2.12(m、1H)、1.80−1.79(m、1H)
【0075】
実施例18:5−クロロ−4−((5−クロロ−3−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化021】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(d、1H)、8.30(d、1H)、7.96(d、1H)、7.84(d、1H)、7.53(d、1H)、6.87(d、1H)、3.44(m、3H)、3.10(m、2H)、2.50(s、3H)、2.36(m、1H)、1.95(m、1H)
【0076】
実施例19:5−クロロ−4−((6−クロロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化022】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.76(s、1H)、7.34(s、1H)、6.90(m、2H)、6.70(s、1H)、6.01(d、1H)、3.45(m、3H)、2.99(m、2H)、2.49(s、3H)、2.11(m、2H)
【0077】
実施例20:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化023】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(d、1H)、7.78(d、1H)、7.26(d、1H)、7.16(m、2H)、6.81(d、1H)、6.21(d、1H)、3.39(m、3H)、3.17(m、2H)、2.43(s、3H)、2.13(m、1H)、1.94(m、1H)
【0078】
実施例21:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化024】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.63(d、1H)、7.73(d、1H)、7.07(d、1H)、6.70(t、2H)、6.62(t、2H)、6.03(d、1H)、3.40(m、3H)、3.23(m、2H)、2.42(s、3H)、2.11(m、1H)、1.83(m、1H)
【0079】
実施例22:(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化025】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.61(d、2H)、7.17(t、1H)、6.89(s、1H)、6.77−6.75(m、3H)、6.74−6.73(m、1H)、3.34−3.30(m、1H)、2.88−2.59(m、4H)、2.32(s、3H)、1.82−1.70(m、2H)、1.45−1.44(m、2H)
【0080】
実施例23:(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化026】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.61(t、1H)、7.20(t、1H)、6.87(d、1H)、6.85−6.81(m、2H)、6.78(d、1H)、6.67(d、1H)、3.34(s、1H)、2.92−2.79(m、4H)、2.48(s、3H)、1.89−1.87(m、2H)、1.79−1.78(m、1H)、1.47−1.46(m、1H)
【0081】
実施例24:(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化027】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.80(s、1H)、7.54(s、1H)、7.24−7.21(m、1H)、6.89−6.77(m、4H)、3.01−2.97(m、1H)、2.68−2.41(m、3H)、2.30(s、3H)、1.86−1.84(m、1H)、1.68−1.66(m、1H)、1.40−1.35(m、2H)
【0082】
実施例25:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化028】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.64(s、1H)、7.41(d、2H)、6.85(d、1H)、6.75−6.66(m、3H)、3.26−3.24(m、1H)、2.88−2.78(m、4H)、2.55(s、3H)、1.87−1.86(m、1H)、1.85−1.83(m、1H)、1.74−1.72(m、1H)、1.37−1.35(m、1H)
【0083】
実施例26:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化029】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.66(s、1H)、7.77(d、1H)、7.22(t、1H)、6.89−6.84(m、2H)、6.81(s、1H)、6.35(d、1H)、3.38−3.36(m、1H)、3.03−3.01(m、1H)、2.63−2.61(m、1H)、2.48−2.44(m、2H)、2.37(s、3H)、1.89−1.87(m、1H)、1.68−1.66(m、1H)、1.32−1.32(m、2H)
【0084】
実施例27:(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化030】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.56(d、2H)、7.04(t、1H)、6.92(s、1H)、6.63−6.53(m、4H)、3.24−3.21(m、3H)、3.14−3.10(m、2H)、2.31(s、3H)、2.11−2.08(m、1H)、1.73−1.70(m、1H)
【0085】
実施例28:(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化031】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.57−7.53(m、1H)、7.05−7.03(m、1H)、6.83(s、1H)、6.62(d、1H)、6.55−6.53(m、1H)、6.40(d、1H)、6.23(d、1H)、3.34−3.30(m、2H)、3.28−3.27(m、1H)、3.18−3.15(m、2H)、2.36(s、3H)、2.13−2.10(m、1H)、1.76−1.74(m、1H)
【0086】
実施例29:(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化032】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.75(s、1H)、7.47−7.45(m、1H)、7.06−7.04(m、1H)、6.92(s、1H)、6.62(d、1H)、6.54(d、1H)、6.32(d、1H)、3.40−3.37(m、2H)、3.17−3.11(m、3H)、2.33(s、3H)、2.08−2.05(m、1H)、1.72−1.69(m、1H)
【0087】
実施例30:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化033】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.37(d、2H)、6.77−6.74(m、2H)、6.69(d、1H)、6.56−6.52(m、1H)、3.41−3.26(m、3H)、3.26−3.24(m、1H)、3.05−3.02(m、1H)、2.48(s、3H)、2.20−2.18(m、1H)、1.83−1.81(m、1H)
【0088】
実施例31:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化034】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(s、1H)、7.72(d、1H)、7.04(t、1H)、6.81(d、1H)、6.62(t、1H)、5.98(d、1H)、5.48(s、1H)、3.43−3.36(m、2H)、3.39−3.36(m、1H)、3.30−3.26(m、2H)、2.36(s、3H)、2.36−2.10(m、1H)、1.77−1.73(m、1H)
【0089】
実施例32:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化035】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.73(d、1H)、7.06(t、1H)、6.83(s、1H)、6.64(d、1H)、6.57(t、1H)、6.01(d、1H)、3.50−3.40(m、3H)、3.28−3.23(m、2H)、2.48(s、3H)、2.20−2.19(m、1H)、1.95−1.93(m、1H)
【0090】
実施例33:4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化036】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.58(t、1H)、7.10(t、1H)、6.93(m、1H)、6.68(d、1H)、6.62(d、1H)、6.45(d、1H)、6.33(d、1H)、3.79(m、1H)、3.50(m、2H)、3.30(m、1H)、3.20(m、1H)、2.29(m、1H)、1.95(m、1H)
【0091】
実施例34:4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−3−クロロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化037】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(d、1H)、7.75(s、1H)、7.47(d、1H)、7.07(t、1H)、7.07(t、1H)、6.64(d、1H)、6.58(t、1H)、6.37(d、1H)、3.71(m、1H)、3.59(m、2H)、3.25(m、1H)、3.13(m、1H)、2.13(m、1H)、1.77(m、1H)
【0092】
実施例35:4−((2−(3−アミノピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化038】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.74(d、1H)、7.10(t、1H)、6.98(d、1H)、6.68(d、1H)、6.63(t、1H)、6.06(d、1H)、3.73(m、1H)、3.53(m、2H)、3.24(m、2H)、2.23(m、1H)、1.87(m、1H)
【0093】
実施例36:4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化039】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.58(d、2H)、7.14(d、1H)、7.05(t、1H)、6.96(d、1H)、6.91−6.87(m、2H)、6.75(d、2H)、3.34−3.30(m、2H)、3.18−3.15(m、2H)、3.00−2.97(m、1H)、2.35(s、3H)、2.15−2.12(m、1H)、1.75−1.71(m、1H)
【0094】
実施例37:2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化040】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(d、1H)、7.65(t、1H)、7.35(d、1H)、7.20(m、2H)、6.87(d、1H)、6.74(d、1H)、6.66(d、1H)、3.65(m、1H)、3.47(m、1H)、3.37(m、2H)、3.03(m、1H)、2.60(s、3H)、2.30(m、1H)、2.02(m、1H)
【0095】
実施例38:3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化041】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(d、1H)、7.80(d、1H)、7.53(d、1H)、7.25(d、1H)、7.17(s、1H)、7.13(d、1H)、6.89(d、1H)、6.59(d、1H)、3.35(m、2H)、3.28(m、1H)、3.12(m、2H)、2.37(s、3H)、2.11(m、1H)、1.75(m、1H)
【0096】
実施例39:4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化042】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.58(t、1H)、7.12(d、1H)、6.70(t、1H)、6.66(m、2H)、6.50(d、1H)、6.38(d、1H)、3.59(m、1H)、3.41(m、2H)、3.32(m、1H)、3.12(m、1H)、2.54(s、3H)、2.24(m、1H)、1.93(m、1H)
【0097】
実施例40:3−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化043】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.76(s、1H)、7.47(d、1H)、7.09(d、1H)、6.81(t、2H)、6.65(m、2H)、6.39(d、1H)、3.40(m、3H)、3.18(m、2H)、2.44(s、3H)、2.15(m、1H)、1.81(m、1H)
【0098】
実施例41:(R)−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化044】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.54(d、2H)、7.02(t、1H)、6.92(s、1H)、6.60(d、1H)、6.52−6.49(m、3H)、3.57−3.53(m、1H)、3.49−3.46(m、1H)、3.26−3.21(m、3H)、2.10−2.06(m、1H)、2.00−1.94(m、1H)
【0099】
実施例42:(R)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化045】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.54(t、1H)、7.01(t、1H)、6.90(d、1H)、6.59(t、1H)、6.50(d、1H)、6.32(d、1H)、6.17(d、1H)、3.43−3.41(m、2H)、3.26−3.21(m、2H)、2.21−1.94(m、3H)
【0100】
実施例43:(R)−3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化046】
1H NMR(500MHz、MeOD):8、69(s、1H)、7.73(s、1H)、7.44(d、1H)、7.04(t、1H)、6.92(s、1H)、6.61(d、1H)、6.53(t、1H)、6.28(d、1H)、3.47−3.41(m、3H)、3.26−3.24(m、2H)、2.12−1.97(m、2H)
【0101】
実施例44:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化047】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.34(d、2H)、7.04(s、1H)、6.92(t、1H)、6.57(d、1H)、6.47(t、1H)、3.56−3.25(m、4H)、3.13−3.11(m、1H)、2.04−1.99(m、2H)
【0102】
実施例45:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−フルオロピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化048】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.70(d、1H)、7.04(t、1H)、6.96(d、1H)、6.65(d、1H)、6.55(t、1H)、5.92(d、1H)、3.46−3.40(m、3H)、3.37−3.33(m、2H)、2.15−1.96(m、2H)
【0103】
実施例46:2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化049】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(d、1H)、7.65(t、1H)、7.08(lm、2H)、6.88(m、3H)、6.74(m、1H)、3.56(m、1H)、3.37(m、2H)、3.34(m、1H)、3.17(m、1H)、3.16(s、3H)、2.35(m、1H)、2.05(m、1H)
【0104】
実施例47:3−クロロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化050】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.67(d、1H)、7.84(d、1H)、7.63(d、1H)、7.19(d、1H)、7.05(m、2H)、6.87(s、1H)、6.79(m、1H)、3.60(m、1H)、3.52(m、1H)、3.33(m、1H)、3.26(m、1H)、3.20(m、1H)、2.56(s、3H)、2.27(m、1H)、1.90(m、1H)
【0105】
実施例48:5−クロロ−2−フルオロ−4−((3−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化051】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.81(d、1H)、7.10(m、1H)、7.05(m、1H)、6.84(m、3H)、3.53(m、3H)、3.25(m、2H)、2.56(s、3H)、2.26(m、1H)、1.91(m、1H)
【0106】
実施例49:2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化052】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.57(t、1H)、7.14−7.09(m、2H)、6.97(d、1H)、6.92−6.90(m、1H)、6.84(s、1H)、6.55(d、1H)、6.40(d、1H)、3.42−3.41(m、1H)、3.34−3.30(m、1H)、3.26−3.21(m、2H)、3.04−3.02(m、1H)、2.42(s、3H)、2.20−2.17(m、1H)、1.85−1.81(m、1H)
【0107】
実施例50:3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化053】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.66(s、1H)、7.76(s、1H)、7.48(d、1H)、7.15−7.10(m、2H)、6.96(d、1H)、6.89−6.86(m、1H)、6.83(s、1H)、6.52(d、1H)、3.30−3.25(m、3H)、3.11−3.07(m、2H)、2.34(s、3H)、2.10−2.07(m、1H)、1.73−1.69(m、1H)
【0108】
実施例51:3,5−ジフルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化054】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.43(d、2H)、7.04(d、1H)、6.93−6.87(m、2H)、6.75(s、1H)、6.64(d、1H)、3.63−3.60(m、1H)、3.45−3.43(m、2H)、3.19−3.17(m、1H)、2.96−2.92(m、1H)、2.61(s、3H)、2.32−2.28(m、1H)、1.98−1.95(m、1H)
【0109】
実施例52:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化055】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.66(s、1H)、7.74(d、1H)、7.20(t、1H)、7.12(d、1H)、6.96(d、1H)、6.92−6.89(m、1H)、6.79(s、1H)、6.12(d、1H)、3.30(s、3H)、3.16−3.11(m、2H)、2.40(s、3H)、2.15−2.12(m、1H)、1.79−1.78(m、1H)
【0110】
実施例53:2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化056】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.55(t、1H)、7.02(d、1H)、6.89(s、1H)、6.49(m、3H)、6.33(d、1H)、3.78(s、3H)、3.67(m、1H)、3.42(m、1H)、3.38(m、2H)、3.10(m、1H)、2.58(s、3H)、2.27(m、1H)、1.99(m、1H)
【0111】
実施例54:3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化057】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(d、1H)、7.74(d、1H)、7.45(d、1H)、7.00(d、1H)、6.94(d、1H)、6.49(m、2H)、6.37(d、1H)、3.78(s、3H)、3.47(m、1H)、3.38(m、2H)、3.27(m、1H)、3.16(m、1H)、2.46(s、3H)、2.17(m、1H)、1.83(m、1H)
【0112】
実施例55:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化058】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(d、1H)、7.72(d、1H)、7.01(d、1H)、6.89(d、1H)、6.51(m、2H)、6.48(d、1H)、3.81(s、3H)、3.67(m、1H)、3.45(m、3H)、3.20(m、1H)、2.59(s、3H)、2.27(m、1H)、1.96(m、1H)
【0113】
実施例56:(R)−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化059】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.59(d、2H)、7.13(d、1H)、6.93(s、1H)、6.78(d、2H)、6.62(d、2H)、3.77(s、3H)、3.25(m、1H)、2.87−2.65(m、4H)、2.39(s、3H)、1.85(m、1H)、1.70(m、1H)、1.54(m、2H)
【0114】
実施例57:(R)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化060】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.58(t、1H)、7.12(d、1H)、6.88(s、1H)、6.65−6.58(m、3H)、6.49(d、1H)、3.78(s、3H)、3.25(m、1H)、2.89−2.77(m、4H)、2.47(s、3H)、1.88(m、2H)、1.46(m、2H)
【0115】
実施例58:(R)−3−クロロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化061】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.77(s、1H)、7.51(d、1H)、7.17(d、1H)、6.90(s、1H)、6.72(d、1H)、6.67(d、2H)、3.78(s、3H)、2.96−2.94(m、1H)、2.70−2.45(m、3H)、2.33(s、3H)、1.88(m、1H)、1.68(m、1H)、1.44−1.37(m、3H)
【0116】
実施例59:(R)−3,5−ジフルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化062】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.40(d、2H)、6.80(t、2H)、6.63(s、1H)、6.56(d、1H)、3.74(s、3H)、2.90−2.70(m、4H)、2.53(s、3H)、1.86−1.28(m、5H)
【0117】
実施例60:(R)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化063】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.68(s、1H)、7.74(d、1H)、7.15(d、1H)、6.81(s、1H)、6.69(d、2H)、6.31(d、1H)、3.79(s、3H)、2.99(m、1H)、2.67−2.49(m、3H)、2.39(s、3H)、1.88(m、1H)、1.68(m、1H)、1.35−1.28(m、3H)
【0118】
実施例61:3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化064】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.81(s、1H)、7.54(d、1H)、7.24(d、1H)、7.00(s、1H)、6.89−6.79(m、3H)、2.98−2.92(m、4H)、2.37(m、4H)、2.20(s、3H)
【0119】
実施例62:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化065】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.77(d、1H)、7.24(t、1H)、6.98(s、1H)、6.91−6.82(m、2H)、6.40(d、1H)、2.96(m、4H)、2.36(m、4H)、2.15(s、3H)
【0120】
実施例63:(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化066】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.62(d、1H)、7.79(d、1H)、6.98(m、2H)、6.52(m、2H)、6.23(m、2H)、3.22(m、3H)、3.14(m、1H)、2.70(m、1H)、2.23(s、6H)、1.78(m、2H)
【0121】
実施例64:(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化067】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.63(s、1H)、7.83(d、1H)、7.17(m、3H)、6.99(s、1H)、6.64(s、1H)、6.56(d、1H)、3.25(m、4H)、2.81(m、1H)、2.24(s、6H)、1.85(m、2H)
【0122】
実施例65:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化068】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.72(d、1H)、7.28(m、3H)、6.06(s、1H)、6.06(d、1H)、3.37(m、4H)、2.66(m、4H)、2.37(s、3H)
【0123】
実施例66:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化069】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.78(s、1H)、7.28(d、1H)、6.98−6.82(m、4H)、6.49(d、1H)、3.39−3.30(m、4H)、2.97(m、4H)、2.25(s、3H)
【0124】
実施例67:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化070】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.81(d、1H)、7.35(d、1H)、7.03−6.98(m、3H)、6.59(d、1H)、4.09(d、1H)、2.97(m、4H)、2.42(m、4H)、2.22(s、3H)
【0125】
実施例68:(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化071】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.66(d、1H)、7.80(d、1H)、7.52(dd、1H)、7.28(s、1H)、7.14(m、2H)、7.05(d、1H)、6.89(d、1H)、6.64(s、1H)、3.22(m、2H)、3.16(m、2H)、2.79(m、1H)、2.23(s、6H)、2.10(m、1H)、2.06(m、1H)
【0126】
実施例69:(S)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化072】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(d、1H)、7.56(t、1H)、7.06(t、1H)、6.90(d、1H)、6.65(d、1H)、6.57(t、1H)、6.43(d、1H)、6.30(d、1H)、3.37(m、3H)、3.24(m、1H)、3.13(m、1H)、2.44(S、3H)、2.18(m、1H)、2.00(m、1H)
【0127】
実施例70:(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化073】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.71(s、1H)、7.73(d、1H)、7.07(t、1H)、6.92(s、1H)、6.67(d、1H)、6.59(t、1H)、6.01(d、1H)、3.45(m、3H)、3.23(m、2H)、2.46(s、3H)、2.17(m、1H)、1.83(m、1H)
【0128】
実施例71:(S)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−メトキシフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化074】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.58(d、1H)、7.76(d、1H)、6.99(m、2H)、6.37(m、2H)、6.26(m、2H)、3.80(s、3H)、3.25−3.21(m、5H)、2.76(m、1H)、2.21(s、6H)、2.05(m、1H)
【0129】
実施例72:(S)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化075】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.63(d、1H)、7.79(d、1H)、7.04(m、1H)、6.96(d、1H)、6.57(m、2H)、6.50(d、1H)、6.29(m、2H)、3.22(m、4H)、2.75(m、1H)、2.22(s、6H)、2.05(m、1H)、1.78(m、1H)
【0130】
実施例73:(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化076】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.64(s、1H)、7.79(d、1H)、7.01(t、1H)、6.98(s、1H)、6.51(m、2H)、6.23(m、2H)、3.24(m、5H)、2.71(m、1H)、2.20(s、6H)、1.77(m、1H)
【0131】
実施例74:(R)−5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化077】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.64(d、1H)、7.84(d、1H)、7.24(d、1H)、7.12(m、2H)、6.98(d、1H)、6.66(s、1H)、6.54(d、1H)、3.23(m、4H)、2.83(m、1H)、2.23(s、6H)、1.90(m、2H)
【0132】
実施例75:(R)−5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化078】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.62(d、1H)、7.79(d、1H)、7.05(d、1H)、6.98(d、1H)、6.57(s、1H)、6.50(t、1H)、6.31(m、2H)、3.24(m、3H)、3.15(m、1H)、2.74(m、1H)、2.21(s、6H)、1.77(m、2H)
【0133】
実施例76:4−((2−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化079】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.76(d、1H)、7.20(m、1H)、6.97(d、1H)、6.92(s、1H)、6.82(t、1H)、6.22(d、1H)、3.30(m、2H)、3.20(t、2H)、3.10(m、4H)、1.95(m、2H)
【0134】
実施例77:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化080】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.69(s、1H)、7.80(d、1H)、7.29(s、1H)、7.24(m、2H)、6.90(s、1H)、6.33(d、1H)、3.42(m、3H)、3.16(m、2H)、2.47(s、3H)、2.18(m、1H)、1.85(m、1H)
【0135】
実施例78:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化081】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):9.25(broad、1H)、8.64(d、1H)、7.84(d、1H)、7.18(m、2H)、7.02(d、1H)、6.69(s、1H)、6.52(d、1H)、5.60(d、1H)、4.50(m、1H)、3.37(m、1H)、3.27(m、1H)、3.09(m、2H)、2.27(m、1H)、1.95(s、3H)、1.77(m、1H)
【0136】
実施例79:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化082】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):9.34(s、1H)、8.69(d、1H)、7.79(d、1H)、7.52(d、1H)、7.28(d、1H)、7.18(m、2H)、7.07(s、1H)、6.86(d、1H)、6.69(s、1H)、5.59(d、1H)、4.51(m、1H)、3.49(s、3H)、3.33(m、1H)、3.26(m、1H)、3.06(m、2H)、2.27(m、1H)、1.94(s、3H)、1.75(m、1H)
【0137】
実施例80:(S)−3−クロロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化083】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.70(s、1H)、7.82(s、1H)、7.55(d、1H)、7.23(m、3H)、6.95(s、1H)、6.69(d、1H)、3.60(m、1H)、3.44(m、2H)、3.30(m、1H)、3.15(m、1H)、2.57(s、3H)、2.24(m、1H)、1.94(m、1H)
【0138】
実施例81:(S)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化084】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.65(s、1H)、7.77(d、1H)、7.24(d、1H)、7.19(s、1H)、7.16(d、1H)、6.74(s、1H)、6.24(d、1H)、3.57(m、1H)、3.45(m、2H)、3.30(m、1H)、3.17(m、1H)、2.54(s、3H)、2.22(m、1H)、1.93(m、1H)
【0139】
実施例82:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)アゼチジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化085】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.86(s、1H)、8.17(s、1H)、7.07(d、1H)、6.84(d、1H)、6.79(d、1H)、6.40(m、1H)、6.33(s、1H)、3.93−3.70(m、4H)、3.35(m、1H)、3.23(s、3H)
【0140】
実施例83:4−((2−(3−アミノアゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化086】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.84(s、1H)、8.07(s、1H)、7.11(d、1H)、6.85(d、1H)、6.81(d、1H)、6.40(m、1H)、6.33(s、1H)、4.03−3.82(m、4H)、3.42(m、1H)
【0141】
実施例84:5−クロロ−4−((2−(3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化087】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.76(s、1H)、8.10(s、1H)、7.07(d、1H)、6.84(d、1H)、6.79(d、1H)、6.40(m、1H)、6.33(s、1H)、3.99−3.65(m、4H)、3.33(m、1H)、3.12(s、6H)
【0142】
実施例85:N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)アゼチジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化088】
1H NMR(500MHz、MeOD):8.56(s、1H)、8.00(s、1H)、7.00(d、1H)、6.77(d、1H)、6.71(d、1H)、6.30(m、1H)、6.29(s、1H)、3.91−3.55(m、4H)、3.35(m、1H)、2.13(s、3H)
【0143】
実施例86:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化089】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):10.93(s、1H)、8.74(d、1H)、7.81(d、1H)、6.99(t、1H)、6.50(m、2H)、6.24(m、2H)、3.92(t、1H)、3.32(m、2H)、3.26(s、3H)、3.11(m、2H)、2.01(m、1H)、1.92(m、1H)、1.69(m、1H)
【0144】
実施例87:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化090】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):10.79(s、1H)、8.74(d、1H)、7.85(d、1H)、7.25(m、2H)、7.15(s、1H)、7.11(d、1H)、6.94(d、1H)、6.66(s、1H)、6.56(d、1H)、3.97(t、1H)、3.31(m、2H)、3.30(s、3H)、3.12(m、2H)、2.04(m、2H)
【0145】
実施例88:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−5−フルオロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化091】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):10.63(s、1H)、8.70(d、1H)、7.78(d、1H)、7.01(m、1H)、6.94(d、1H)、6.51(m、2H)、6.30(s、1H)、6.17(d、1H)、5.78(d、1H)、4.44(m、1H)、3.38(m、1H)、3.27(m、1H)、3.10(m、1H)、3.03(m、1H)、2.15(m、1H)、1.90(s、3H)、1.75(m、1H)
【0146】
実施例89:3−クロロ−4−((4−フルオロ−2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化092】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):10.74(s、1H)、8.77(s、1H)、7.72(s、1H)、7.42(d、1H)、7.01(m、2H)、6.53(m、3H)、6.18(s、1H)、3.90(s、1H)、3.34(m、2H)、3.25(s、3H)、3.12(m、2H)、1.99(m、1H)、1.89(m、1H)
【0147】
実施例90:3−クロロ−4−((2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化093】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):10.38(s、1H)、8.76(s、1H)、7.78(s、1H)、7.50(d、1H)、7.26(d、1H)、7.14(m、2H)、7.02(s、1H)、6.91(d、1H)、6.65(s、1H)、3.97(s、1H)、3.33(m、5H)、3.12(m、2H)、2.03(m、2H)
【0148】
実施例91:(R)−N−(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)フェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミドの製造
【化094】
1H NMR(500MHz、CDCl
3):10.43(broad、1H)、8.76(s、1H)、7.71(s、1H)、7.41(s、1H)、7.03(s、2H)、6.54(m、3H)、6.25(s、1H)、5.90(s、1H)、4.40(s、1H)、3.28(m、2H)、2.98(m、3H)、2.15(m、1H)、2.03−1.74(m、3H)
【0149】
実施例92:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化095】
【0150】
段階1)tert−ブチル(2−((2−アミノ−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(iii)の製造
2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i、2.0g、12.6mmol)とtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii、2.4g、1.0eq.)をDMF(20mL)に溶解した後、K
2CO
3(2.6g、1.5eq.)を入れた。内部温度を60〜70℃で維持しながら2時間攪拌し、反応液が濃い黄色を帯びるようになればTLCで反応終結を確認した。室温で冷却後、EA/H
2Oを入れ、攪拌した後に層分離した。分離された有機層をMgSO
4を入れて攪拌し、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をMeOH(20mL)に溶解した後にPd/C(0.13g、0.1eq.)を入れた。内部を水素ガスで置換し、室温で6時間攪拌した後、反応液の黄色が薄くなってほとんど無色になればTLCで反応終結を確認した。セライト(Celite)を通じて金属触媒をろ過した。ろ過液を減圧濃縮して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(Hx/EA=3/1)で分離して目的化合物(iii、2.5g、66.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、CDCl
3):6.76(d、1H)、6.64(m、2H)、3.36(m、2H)、2.94(m、2H)、2.86(m、3H)、2.68(s、3H)、1.45(s、9H)
【0151】
段階2)tert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v)の製造
チアゾール−4−カルボン酸(iv、5.0g、38.8mmol)をt−BuOH(100mL)に溶解した後、TEA(8.1mL、1.5eq.)とDPPA(7.1mL、1.5eq.)を入れた。内部温度を90〜100℃で維持しながら3日間攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応物を減圧濃縮した後、H
2O(50mL)を入れて酢酸エチル(EA、100mL)で2回抽出した。有機層をMgSO
4を入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣を少量のEAに入れてスラリーした後、生成された固体をろ過して白色の目的化合物(v、4.0g、51.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.24(s、1H)、1.52(s、9H)
【0152】
段階3)tert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(vii)の製造
tert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v、4.0g、20.0mmol)を反応容器に入れて窒素ガスで内部を置換させた。その後、THF(32mL)に溶解した後、ドライアイス−アセトン(dry ice−acetone)を用いて−78℃で冷却させた。冷却後、LiHMDS(22.4mL、1.5eq.)を徐々に入れて反応物を30分間攪拌した。その後、4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(vi、6.0g、1.0eq.)をTHF(10mL)に溶解した後、反応液に徐々に入れた。反応物を一晩攪拌してTLCで反応終結を確認した。H
2O(50mL)を入れて酢酸エチル(EA、100mL)で2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌し、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をTHF/ノルマルへキサン(n−Hexane)で結晶化して目的化合物(vii、4.4g、59.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):9.00(s、1H)、8.22(d、1H)、7.90(d、1H)、7.78(s、1H)、1.35(s、9H)
【0153】
段階4)tert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(viii)の製造
tert−ブチル(2−((2−アミノ−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(iii、10.0g、33.7mmol)とtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(vii、13.0g、1.0eq.)を1,4−ジオキサン(200mL)に溶解した。前記反応溶液にPd(OAc)
2(0.7g、0.1eq)、rac−BINAP(4.11g、0.2eq.)、Cs
2CO
3(21.2g、2.0eq.)を入れた。内部温度を90〜100℃で維持しながら5時間反応させた後、TLCで反応終結を確認した。H
2O(1000mL)を入れて酢酸エチル(EA、1000mL)で2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後、残渣をEA/Hex=1/4の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(16.0g、69.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.95(d、1H)、7.96(d、1H)、7.68(s、1H)、7.26(s、1H)、6.95(t、1H)、6.8(s、1H)、6.39(s、1H)、3.27(s、2H)、3.14(s、2H)、2.79(s、3H)、2.70(d、3H)、1.40(s、9H)、1.37(s、9H)
【0154】
段階5)5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
tert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(vii、14.0g、20.3mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(200mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して得られた残渣にMC(200mL)を入れ1時間攪拌して生成された固体をろ過して目的化合物(9.1g、85.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.79(d、1H)、7.26(dd、1H)、7.03(m、2H)、6.90(td、1H)、6.43(d、1H)、3.26(t、2H)、3.09(t、2H)、2.70(s、3H)、2.65(s、3H)
【0155】
実施例93:3−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチルアミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化096】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N,N’−トリメチルエタン−1,2−ジアミンを、4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(vi)の代わりに4−ブロモ−5−クロロベンゼンスルホニルクロリドを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル((3−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(0.05g、0.09mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.81(s、1H)、7.54(d、1H)、7.21(dd、1H)、7.00(m、2H)、6.82(dd、1H)、6.75(d、1H)、3.20(t、2H)、2.93(t、2H)、2.70(s、3H)、2.55(s、3H)
【0156】
実施例94:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドの製造
【化097】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N,N’−トリメチルエタン−1,2−ジアミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル((5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロフェニル)スルホニル)(チアゾール−4−イル)カルバメート(0.05g、0.08mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、49.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.76(d、1H)、7.2(t、1H)、6.95(m、2H)、6.80(t、1H)、6.38(d、1H)、3.01(t、2H)、2.68(s、3H)、2.40(t、2H)、2.15(s、3H)
【0157】
実施例95:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化098】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(s、1H)、7.88(d、1H)、7.54(s、1H)、7.42(m、2H)、7.06(s、1H)、7.02(d、1H)、3.35(t、2H)、3.16(t、2H)、2.73(s、3H)、2.70(s、3H)
【0158】
実施例96:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化099】
前記実施例92の段階2の代わりにN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリミジン−2−アミン(v)を製造した。具体的に、2−クロロ−5−フルオロピリミジン(iv、0.48g、3.62mmol)、(2,4−ジメトキシフェニル)メタンアミン(0.60g、1.0eq.)とトリメチルアミン(0.76mL、1.5eq.)をEtOH(10mL)に溶解した。70〜80℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。減圧濃縮して得られた残渣をEA/Hex=1/2の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(v)0.32g(収率34%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.20(s、2H)、7.13(d、1H)、6.51(s、1H)、6.41(d、1H)、4.44(s、2H)、3.82(s、3H)、3.76(s、3H)
【0159】
前記実施例92においてtert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v)の代わりに、前記製造したN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリミジン−2−アミンを使用したことを除いては、実施例92の段階1、3、4および5と同一な工程を通じて目的化合物を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.43(m、2H)、7.99(t、1H)、7.27(dd、1H)、7.03(d、1H)、6.88(t、1H)、6.45(d、1H)、3.20(t、2H)、3.10(t、2H)、2.71(s、3H)、2.67(s、3H)
【0160】
実施例97:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化100】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに、2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.47(s、1H)、8.29(s、1H)、8.05(m、1H)、7.53(d、1H)、7.41(m、2H)、7.01(t、1h)、3.45(t、2H)、3.16(t、2H)、2.74(s、3H)、2.69(s、3H)
【0161】
実施例98:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化101】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.80(d、1H)、7.29(d、1H)、7.02(s、2H)、6.94(d、1H)、6.85(t、1H)、6.55(d、1H)、3.25(t、2H)、3.10(t、2H)、2.70(s、3H)、2.66(s、3H)
【0162】
実施例99:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化102】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.75(s、1H)、7.91(d、1H)、7.62(d、1H)、7.47(t、1H)、7.32(d、1H)、7.17(d、1H)、7.07(d、1H)、3.28(t、2H)、3.17(t、2H)、2.71(s、3H)、2.70(s、3H)
【0163】
実施例100:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化103】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.43(s、2H)、8.10(d、1H)、7.63(s、1H)、7.48(d、1H)、7.36(d、1H)、7.17(d、1H)、3.34−3.32(m、2H)、3.19−3.16(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0164】
実施例101:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化104】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、8.01(d、1H)、7.33−7.17(m、3H)、6.71(d、1H)、3.35−3.32(m、2H)、3.13−3.10(m、2H)、2.68(s、3H)、2.67(s、3H)
【0165】
実施例102:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化105】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、8.00(d、1H)、7.30(d、1H)、7.03(d、1H)、6.94(d、1H)、6.69(s、1H)、6.52(d、1H)、3.34−3.32(m、2H)、3.12−3.10(m、2H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)
【0166】
実施例103:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化106】
前記実施例92の段階2の代わりにN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリジン−2−アミン(v)を製造した。具体的に、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv、0.55g、0.01mmol)と2,4−ジメトキシベンズアルデヒド(0.45g、0.9eq.)をDCM(10mL)に溶解させた。1時間室温攪拌した後、15分間隔でナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(1.0g、1eq.)を3回添加した。一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。H
2O(10mL)を入れてジクロロメタン(10mL)で2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌、ろ過乾燥した。ろ過液を減圧濃縮した後に得られた残渣をEA/Hex=1/4の移動相でカラムクロマトグラフィー分離してN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリジン−2−アミン(v)0.65g(収率51%)を得た。
1H NMR(500MHz、CDCl
3):7.90(d、1H)、7.16(m、2H)、6.46(d、1H)、6.41(d、1H)、6.34(m、1H)、4.36(s、2H)、3.81(s、3H)、3.77(s、3H)
【0167】
前記実施例92においてtert−ブチルチアゾール−4−イルカルバメート(v)の代わりに、前記製造したN−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロピリジン−2−アミンを使用したことを除いては、実施例92の段階1、3、4および5と同様な工程を通じて目的化合物を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.89(d、1H)、7.51(d、1H)、7.26−6.87(m、4H)、6.42(d、1H)、3.38−3.25(m、2H)、3.10−3.09(m、2H)、2.69(s、3H)、2.65(s、3H)
【0168】
実施例104:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化107】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.01−7.92(m、2H)、7.29−7.24(m、3H)、7.03(d、2H)、6.87(d、1H)、6.46(d、1H)、3.42−3.40(m、2H)、3.11−3.08(m、2H)、2.70(s、3H)、2.66(s、3H)
【0169】
実施例105:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化108】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、2H)、7.28−7.04(m、3H)、6.89(d、1H)、6.74(d、1H)、6.46(d、1H)、3.26−3.24(m、2H)、3.11−3.08(m、2H)、2.71(s、3H)、2.66(s、3H)
【0170】
実施例106:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化109】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05−8.01(m、2H)、7.62(s、1H)、7.55−7.46(m、2H)、7.33(d、1H)、7.14(d、1H)、3.34−3.32(m、2H)、3.18−3.17(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0171】
実施例107:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化110】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、57.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.97−7.86(s、2H)、7.62(s、1H)、7.46(d、1H)、7.33−7.19(m、3H)、7.01−6.97(m、1H)、3.32−3.31(m、2H)、3.19−3.16(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0172】
実施例108:5−クロロ−4−((4−シアノ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化111】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに3−フルオロ−4−ニトロベンゾニトリルを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−シアノフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.96(d、1H)、7.62(s、1H)、7.46(d、1H)、7.28−7.14(m、3H)、6.77(d、1H)、3.32−3.30(m、2H)、3.20−3.17(m、2H)、2.72(s、3H)、2.71(s、3H)
【0173】
実施例109:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化112】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.99(d、1H)、7.53(m、2H)、7.43(s、2H)、7.17(m、1H)、7.02(d、1H)、3.47(t、2H)、3.17(t、2H)、2.74(s、3H)、2.70(s、3H)
【0174】
実施例110:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化113】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.02(d、1H)、7.98(t、1H)、7.86(t、1H)、7.53(s、1H)、7.40(m、2H)、7.31(d、1H)、7.05(d、1H)、6.99(m、1H)、3.34(t、2H)、3.17(t、2H)、2.74(s、3H)、2.71(s、3H)
【0175】
実施例111:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化114】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.6%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.93(d、1H)、7.53(s、1H)、7.41(m、2H)、7.13(d、1H)、7.07(d、1H)、6.77(d、1H)、3.34(t、2H)、3.18(t、2H)、2.75(s、3H)、2.71(s、3H)
【0176】
実施例112:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化115】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、61.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.91(d、1H)、7.51(m、1H)、7.30(m、2H)、7.22(t、1H)、7.15(m、2H)、6.70(d、1H)、3.26(t、2H)、3.11(t、2H)、2.67(s、6H)
【0177】
実施例113:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化116】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、61.6%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.03(d、1H)、7.96(d、1H)、7.90(d、1H)、7.30(t、3H)、7.23(t、1H)、7.17(t、1H)、7.04(m、1H)、6.73(d、1H)、3.26(t、2H)、3.12(t、2H)、2.68(s、3H)、2.67(s、3H)
【0178】
実施例114:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化117】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、61.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.86(d、1H)、7.30(m、2H)、7.20(m、2H)、7.12(d、1H)、6.75(m、2H)、3.26(t、2H)、3.12(t、2H)、2.70(s、3H)、2.68(s、3H)
【0179】
実施例115:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化118】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.90(d、1H)、7.52(m、1H)、7.29(d、1H)、7.16(m、1H)、7.02(d、1H)、6.94(m、1H)、6.84(t、1H)、6.53(d、1H)、3.26(t、2H)、3.10(t、2H)、2.70(s、3H)、2.66(s、3H)
【0180】
実施例116:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化119】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.85(d、1H)、7.29(d、1H)、7.11(d、1H)、7.03(d、1H)、6.94(d、1H)、6.85(t、1H)、6.75(d、1H)、6.58(d、1H)、3.23(t、2H)、3.12(t、2H)、2.72(s、3H)、2.67(s、3H)
【0181】
実施例117:5−クロロ−4−((4−(ジフルオロメトキシ)−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(ピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化120】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−(ジフルオロメトキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにピリジン−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(ピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−(ジフルオロメトキシ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.04(d、1H)、7.95(d、1H)、7.90(t、1H)、7.30(m、2H)、7.06(m、2H)、6.93(d、1H)、6.84(t、1H)、6.56(d、1H)、3.26(t、2H)、3.11(t、2H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)
【0182】
実施例118:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化121】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.05(d、1H)、7.86(d、1H)、7.53−7.50(m、1H)、7.18−7.14(m、2H)、6.80−6.73(m、2H)、6.35(d、1H)、3.82(s、3H)、3.25−3.23(m、2H)、3.09−3.07(m、2H)、2.67(s、3H)、2.64(s、3H)
【0183】
実施例119:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化122】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.81(d、1H)、7.20(d、1H)、7.11(d、1H)、6.81−6.73(m、3H)、6.40(d、1H)、3.82(s、3H)、3.30−3.28(m、2H)、3.25−3.24(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0184】
実施例120:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化123】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(d、1H)、7.76(d、1H)、7.18(d、1H)、7.02(d、1H)、6.82(d、1H)、6.75(d、1H)、6.36(d、1H)、3.85(s、3H)、3.26−3.24(m、2H)、3.09−3.07(m、2H)、2.69(s、3H)、2.64(s、3H)
【0185】
実施例121:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化124】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、57.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(d、1H)、7.81(d、1H)、7.33−7.18(m、4H)、7.04(d、1H)、6.70(d、1H)、3.26−3.24(m、2H)、3.12−3.09(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0186】
実施例122:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化125】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、7.96(d、1H)、7.18(d、1H)、6.82(d、1H)、6.76(d、1H)、6.36(d、1H)、3.81(s、3H)、3.27−3.25(m、2H)、3.17−3.08(m、2H)、2.70(s、3H)、2.65(s、3H)
【0187】
実施例123:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化126】
前記実施例92において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(s、1H)、7.81(d、1H)、7.31−7.14(m、3H)、7.04(d、1H)、6.64(d、1H)、3.26−3.24(m、2H)、3.11−3.10(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0188】
実施例124:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化127】
前記実施例96において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.42(s、2H)、8.01(d、1H)、7.27(d、2H)、7.15−7.13(m、1H)、6.64(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.13−3.11(m、2H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)
【0189】
実施例125:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化128】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.91(d、1H)、7.54−7.50(m、2H)、7.27−7.13(m、4H)、6.63(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.11−3.09(m、2H)、2.69(s、3H)、2.66(s、3H)
【0190】
実施例126:5−クロロ−4−((4−クロロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化129】
前記実施例103において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに4−クロロ−2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを、5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((5−クロロ−2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(チアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.87(d、1H)、7.27(d、2H)、7.15−7.12(m、2H)、6.75−6.68(m、2H)、3.26−3.25(m、2H)、3.13−3.10(m、2H)、2.71(s、3H)、2.68(s、3H)
【0191】
実施例127:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化130】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.82(d、1H)、7.29(d、1H)、7.27(s、1H)、7.05(d、1H)、6.90(t、1H)、6.48(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.12−3.09(m、2H)、2.71(s、3H)、2.67(s、3H)
【0192】
実施例128:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化131】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−フルオロチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.82(t、1H)、7.30(t、1H)、7.05−6.91(m、3H)、6.48(d、1H)、3.27−3.25(m、2H)、3.12−3.10(m、2H)、2.72(s、3H)、2.67(s、3H)
【0193】
実施例129:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化132】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、1H)、7.33(d、1H)、7.40(d、1H)、7.19(m、3H)、6.75(d、1H)、3.26(t、2H)、3.13(t、2H)、2.70(s、3H)、2.69(s、3H)
【0194】
実施例130:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−2−フルオロ−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化133】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、58.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.79(d、1H)、7.20(d、1H)、7.19(s、1H)、6.80(d、1H)、6.75(dd、1H)、6.41(d、1H)、3.82(s、3H)、3.26(t、2H)、3.10(t、2H)、2.70(s、3H)、2.68(s、3H)
【0195】
実施例131:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化134】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−フルオロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、1H)、7.31(m、2H)、7.22(m、2H)、7.00(s、1H)、6.76(d、1H)、3.27(t、2H)、3.13(t、2H)、2.70(s、3H)、2.69(s、3H)
【0196】
実施例132:5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)−4−((4−メトキシ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化135】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−フルオロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−4−メトキシ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−メトキシフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.79(t、1H)、7.22(t、1H)、6.99(s、1H)、6.86(d、1H)、6.78(dd、1H)、6.40(d、1H)、3.83(s、3H)、3.34(t、2H)、3.11(t、2H)、2.75(s、3H)、2.67(s、3H)
【0197】
実施例133:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化136】
前記実施例92の段階2および3の代わりにtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)カルバメート(vii)を製造した。具体的に、5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv、1.00g、10.19mmol)、(4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロベンゼンスルホニルクロリド(vi、3.14g、1.0eq.)とピリジン(2.4mL、3.0eq.)をDCM(25mL)に溶解した。室温で一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応物にH
2O(30mL)を入れて酢酸エチルで2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌、ろ過乾燥した。減圧濃縮して得られた残渣をEA/Hex=1/1の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(v)1.0g(収率27%)を得た。
1H NMR(500MHz、CDCl
3):8.66(d、1H)、7.96(d、1H)、7.44(d、1H)、5.88(broad、1H)、2.33(s、3H)
【0198】
前記製造した4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロ−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミド(v、1.00g、2.71mmol)、N,N−ジメチルアミノピリジン(0.06g、0.2eq.)とジ−tert−ブチルジカーボネート(1.1mL、2.0eq.)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解した。室温で一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応物にH
2O(30mL)を入れて酢酸エチルで2回抽出した。有機層にMgSO
4を入れて攪拌した後、ろ過および乾燥した。減圧濃縮して得られた残渣をEA/Hex=1/2の移動相でカラムクロマトグラフィー分離して目的化合物(vii)0.40g(収率31%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.19(d、1H)、7.93(d、1H)、6.34(s、1H)、2.49(s、3H)、1.36(s、9H)
【0199】
前記製造したtert−ブチル((4−ブロモ−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)カルバメート(vii)を使用したことを除いては、実施例1の段階1、4および5と同様な工程を通じて目的化合物を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.8(d、1H)、7.34−7.31(m、2H)、7.25(t、1H)、7.21−7.19(m、1H)、6.71(d、1H)、6.07(s、1H)、2.70(s、3H)、2.67(s、3H)、2.32(s、3H)
【0200】
実施例134:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化137】
前記実施例133において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、65.6%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.79(d、1H)、7.21(t、1H)、7.00(d、1H)、6.98(t、1H)、6.41(d、1H)、5.85(s、1H)、3.24−3.23(m、2H)、3.05−3.03(m、2H)、2.69(s、3H)、2.58(s、3H)、2.22(s、3H)
【0201】
実施例135:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化138】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにtert−ブチル3−アミノ−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル3−((N−(tert−ブトキシカルボニル)−4−((2−((2−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、64.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.86(1H)、7.27(t、1H)、7.06(d、1H)、6.89(t、1H)、6.47(d、1H)、6.08(d、1H)、3.15−3.12(m、2H)、2.71(s、3H)、2.67(s、3H)、2.34(s、3H)
【0202】
実施例136:5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化139】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにtert−ブチル3−アミノ−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレートを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル3−((N−(tert−ブトキシカルボニル)−4−((2−((2−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)アミノ)フェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホンアミド)−5−メチル−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、65.7%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.88(d、1H)、7.35−7.21(m、4H)、6.72(d、1H)、6.08(s、1H)、3.35−3.33(m、2H)、3.14−3.11(m、2H)、2.72(s、3H)、2.68(s、3H)、2.34(s、3H)
【0203】
実施例137:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化140】
前記実施例103においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N,N’−トリメチルエタン−1,2−ジアミンを使用することを除いては、実施例103と同様な方法で中間体(viii)を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(5−フルオロピリジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド(viii、0.05g、0.08mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.3%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.06(d、1H)、7.88(d、1H)、7.53(m、1H)、7.25(dd、1H)、7.16(dd、1H)、7.04(m、1H)、6.88(m、1H)、6.35(d、1H)、3.33(t、2H)、3.20(t、2H)、2.92(s、6H)、2.71(s、3H)
【0204】
実施例138:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化141】
前記実施例137において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりにチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミド(0.05g、0.08mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.4%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.83(d、1H)、7.27(m、1H)、7.12(t、1H)、7.04(m、1H)、6.90(t、1H)、6.75(d、1H)、6.40(d、1H)、3.34(t、2H)、3.22(t、2H)、2.83(s、6H)、2.73(s、3H)
【0205】
実施例139:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化142】
前記実施例137において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、47.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.82(d、1H)、7.28(t、1H)、7.19(d、1H)、7.05(d、1H)、6.89(t、1H)、6.41(d、1H)、3.30(t、2H)、3.23(t、2H)、2.84(s、6H)、2.74(s、3H)
【0206】
実施例140:5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化143】
前記実施例137において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−クロロチアゾール−2−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに2−フルオロ−1−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体の5−クロロ−N−(5−クロロチアゾール−2−イル)−N−(2,4−ジメトキシベンジル)−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)フェニル)アミノ)−2−フルオロベンゼンスルホンアミド(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、48.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.84(d、1H)、7.31(t、2H)、7.25(t、1H)、7.20(t、2H)、6.40(d、1H)、3.36(t、2H)、3.24(t、2H)、2.86(s、6H)、2.72(s、3H)
【0207】
実施例141:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルチアゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化144】
前記実施例103において5−フルオロピリジン−2−アミン(iv)の代わりに5−メチルチアゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−メチルチアゾール−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、53.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.83(d、1H)、7.29(dd、1H)、7.05(dd、1H)、6.89(t、1H)、6.82(s、1H)、6.47(d、1H)、3.27(t、2H)、2.11(t、2H)、2.72(s、3H)、2.67(s、3H)、2.24(s、3H)
【0208】
実施例142:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(オキサゾール−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化145】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにオキサゾール−2−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(オキサゾール−2−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.03g、0.05mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、47.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.87(d、1H)、7.25−7.22(m、2H)、7.01(d、1H)、6.85−6.84(m、1H)、6.42(d、1H)、5.48(s、1H)、3.25−3.24(m、2H)、3.09−3.07(m、2H)、2.71(s、3H)、2.61(s、3H)
【0209】
実施例143:N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化146】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−アミンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.03g、0.04mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、46.4%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.78(d、1H)、7.19−7.16(m、1H)、6.97(d、1H)、6.82−6.79(m、1H)、6.42(d、1H)、5.87(s、1H)、3.30−3.29(m、2H)、2.67(s、3H)、2.64(s、3H)、1.23(s、9H)
【0210】
実施例144:N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)−5−クロロ−2−フルオロ−4−((2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化147】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−アミンを、2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼン(i)の代わりに1−フルオロ−2−ニトロベンゼンを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−(tert−ブチル)イソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)フェニル)(メチル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.03g、0.04mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、46.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.83(d、1H)、7.23(d、2H)、7.14−7.10(m、2H)、6.70(d、1H)、5.89(s、1H)、3.30−3.27(m、2H)、3.13−3.11(m、2H)、2.66(s、6H)、1.23(s、9H)
【0211】
実施例145:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化148】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに1,2,4−チアジアゾール−5−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.0%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.39(s、1H)、7.80(d、1H)、7.14(t、1H)、6.73(d、1H)、6.68(t、1H)、6.08(d、1H)、3.78(t、1H)、3.58(dd、1H)、3.48(m、1H)、3.40(dd、1H)、2.67(s、3H)、2.34(m、1H)、1.99(m、1H)
【0212】
実施例146:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化149】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりに1−メチル−1H−ピラゾール−3−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.68(d、1H)、7.38(s、1H)、7.13(t、1H)、6.75(dd、1H)、6.86(t、1H)、6.06(d、1H)、6.00(s、1H)、3.78(t、1H)、3.70(s、3H)、3.56(dd、1H)、3.48(m、1H)、3.41(dd、1H)、3.39(s、3H)、2.36(m、1H)、1.98(m、1H)
【0213】
実施例147:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化150】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにピリミジン−4−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル((4−((2−(3−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)−4−フルオロフェニル)アミノ)−5−クロロ−2−フルオロフェニル)スルホニル)(ピリミジン−4−イル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.45(s、1H)、8.44(s、1H)、7.95(d、1H)、7.12(d、1H)、7.00(t、1H)、6.72(dd、1H)、6.66(td、1H)、6.04(d、1H)、3.78(t、1H)、3.56(dd、1H)、3.47(m、1H)、3.40(dd、1H)、2.65(s、3H)、2.31(m、1H)、1.98(m、1H)
【0214】
実施例148:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化151】
前記実施例96においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N−(5−フルオロピリミジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、59.8%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.46(s、2H)、7.94(d、1H)、7.11(td、1H)、6.72(d、1H)、6.66(td、1H)、6.04(d、1H)、3.77(t、1H)、3.57(dd、1H)、3.48(m、1H)、3.41(dd、1H)、2.66(s、3H)、2.33(m、1H)、1.99(m、1H)
【0215】
実施例149:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピラジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化152】
前記実施例96において2−クロロ−5−フルオロピリミジン(iv)の代わりに2−クロロピラジンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((2−クロロ−4−(N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N−(ピラジン−2−イル)スルファモイル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、60.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.29(s、1H)、8.15(s、1H)、8.09(s、1H)、7.88(d、1H)、7.09(dd、1H)、6.70(dd、1H)、6.64(t、1H)、6.05(d、1H)、5.45(d、1H)、3.76(m、1H)、3.54(dd、1H)、3.44(m、2H)、2.67(s、3H)、2.29(m、1H)、1.90(m、1H)
【0216】
実施例150:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化153】
前記実施例133においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(5−メチルイソオキサゾール−3−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.06mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.1%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):7.80(d、1H)、7.14(dd、1H)、6.73(d、1H)、6.69(dd、1H)、6.09(d、1H)、6.07(s、1H)、3.76(t、1H)、3.58(m、2H)、3.43(m、2H)、2.66(s、3H)、2.32(s、3H)、2.05(m、2H)
【0217】
実施例151:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−イル)フェニル)アミノ)−N−(ピリミジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化154】
前記実施例133において5−メチルイソオキサゾール−3−アミン(iv)の代わりにピリミジン−5−アミンを、tert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(1−(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(ピリミジン−5−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.2%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.87(s、1H)、8.59(d、2H)、7.79(d、1h)、7.12(td、1H)、6.73(d、1H)、6.67(td、1H)、6.07(d、1H)、3.76(t、1H)、3.50(m、2H)、3.54(m、2H)、2.67(s、3H)、2.32(m、1H)、1.98(m、1H)
【0218】
実施例152:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−((2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化155】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチル(2−アミノエチル)(メチル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)アミノ)エチル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.07mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、56.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.72(s、1H)、7.75(d、1H)、7.07(t、1H)、7.00(s、1H)、6.63(d、1H)、6.49(t、1H)、6.05(d、1H)、3.46(t、2H)、3.17(t、2H)、2.70(s、3H)
【0219】
実施例153:5−クロロ−4−((2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)アミノ)−4−フルオロフェニル)アミノ)−2−フルオロ−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化156】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにN,N−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(3−(メチルアミノ)プロピル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(2−(ジメチルアミノ)エチル)カルバメート(0.02g、0.0003mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.01g、70.5%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.73(s、1H)、7.75(d、1H)、7.08(t、1H)、7.01(s、1H)、6.66(d、1H)、6.50(t、1H)、6.04(d、1H)、3.53(t、2H)、3.30(t、2H)、2.90(s、6H)
【0220】
実施例154:5−クロロ−2−フルオロ−4−((4−フルオロ−2−(メチル(3−(メチルアミノ)プロピル)アミノ)フェニル)アミノ)−N−(チアゾール−4−イル)ベンゼンスルホンアミドヒドロクロリドの製造
【化157】
前記実施例92においてtert−ブチルメチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバメート(ii)の代わりにtert−ブチルメチル(3−(メチルアミノ)プロピル)カルバメートを使用したことを除いては同様な方法で中間体を製造した。得られた中間体のtert−ブチル(3−((2−((4−(N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−(チアゾール−4−イル)スルファモイル)−2−クロロ−5−フルオロフェニル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)アミノ)プロピル)(メチル)カルバメート(0.05g、0.7mmol)に1M HCl in 酢酸エチル(5mL)を入れた。50〜60℃で加熱しながら一晩攪拌した後、TLCで反応終結を確認した。反応液をろ過して目的化合物(0.02g、55.9%)を得た。
1H NMR(500MHz、MeOD):8.74(s、1H)、7.78(d、1h)、7.25(m、1H)、7.03(m、2H)、6.88(m、1H)、6.29(d、1H)、3.06(d、2H)、2.80(d、2H)、2.70(s、3H)、2.60(s、3H)、1.81(d、2H)
【0221】
実験例
拮抗剤としての活性を測定するためにナトリウムイオンチャネル1.7(Nav1.7)およびナトリウムイオンチャネル1.5(Nav1.5)に対する遮断効果実験を下記の通り行った。
【0222】
1)細胞培養
hNav1.7 HEK293細胞株は、ヒト胚腎臓(human embryonic kidney;HEK)293細胞にヒトナトリウムイオンチャネル1.7遺伝子(type IX voltage−gated sodium channel alpha subunit)が安定的に発現されている細胞株であり、Milliporeから購入して使用した。培養培地はDMEM F−12に100X NEAAを1%比率になるようにし、加熱不活性化(heat inactivated)FBSは10%になるように混合した後、抗生剤としてP/Sを1%比率になるように製造した。継代培養時、制限酵素としてG−418を添加し、T75フラスコに約80%程度の密度になるように37、5%CO2インキュベータで2日または3日間培養したhNav1.7 HEK293細胞を0.05%トリプシン溶液で処理してフラスコから落とした後、遠心分離し細胞を収集して実験に使用した。
【0223】
hNav1.5 HEK293細胞株はヒト胚腎臓(human embryonic kidney;HEK)293細胞にヒトナトリウムイオンチャネル1.5遺伝子(Homo sapiens sodium channel、voltage−gated、type V、alpha subunit(SCN5A))が安定的に発現されている細胞株であり、Creacellから購入して使用した。培養培地はDMEMに100X L−glutamineを2%比率になるようにし、加熱不活性化(heat inactivated)FBSは10%になるように混合した後、抗生剤としてP/Sを1%比率になるように製造した。継代培養時、制限酵素としてG−418を添加し、T75フラスコに約80%程度の密度になるように37、5%CO2インキュベータで2日または3日間培養したhNav1.5 HEK293細胞を0.05%トリプシン溶液で処理してフラスコから落とした後、遠心分離し細胞を収集して実験に使用した。
【0224】
2)化合物サンプル製造
本発明の実施例で製造した化合物をジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide;DMSO)に溶解して実験に使用した。各化合物は90mMおよび10mMのDMSOストック溶液(stock solution)として製造し、細胞外部溶液(4mM KCl、138mM NaCl、1mM MgCl
2、1.8mM CaCl
2、5.6mM Glucose、10mM HEPES、pH7.45)に各濃度別に希釈して、最終DMSOの濃度は0.3%以下になるようにした。
【0225】
3)ナトリウムイオンチャネル遮断効果測定
ナトリウムイオンチャネルの抑制効果を測定するために、Fluxion社のIonFlux16 Auto patch clamp機械と専用プレートを使用した。細胞を細胞外部溶液(4mM KCl、138mM NaCl、1mM MgCl
2、1.8mM CaCl
2、5.6mM Glucose、10mM HEPES、pH7.45)に分布させた後、プレートの指定された領域に分注し、製造した化合物サンプルをそれぞれの濃度に希釈した後、プレートの指定された領域に分注した。プレートに細胞と化合物サンプル、そして細胞内部溶液(100mM CsF、45mM CsCl、5mM NaCl、5mM EGTA、10mM HEPES、pH7.2)の分注を完了し機器に装着して設定されたプログラムによって薬物のイオンチャネルに対する抑制有無を測定した。
【0226】
具体的に、化合物当り8個の濃度を設定し、化合物を処理する前に発生したピーク電流に対する、各濃度の化合物を50秒間細胞に処理した後に発生したピーク電流の抑制程度を百分率で計算して抑制百分率を求め、シグマプロットプログラムを用いてIC
50値(uM)を算出し、その結果は下記表2〜表5に示した。
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】