(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
双方向テレビ番組ガイドにおいてリソース間の機能を提供する方法であって、前記双方向テレビ番組ガイドは、ユーザテレビ機器上で少なくとも部分的に実装されており、前記双方向テレビ番組ガイドは、前記ユーザテレビ機器上で少なくとも部分的に実行する少なくとも1つの被サポートアプリケーションをサポートし、前記方法は、
前記ユーザテレビ機器が、前記双方向テレビ番組ガイドを用いて、リソース間の検索機能にアクセスすることを示すものを受信することと、
前記ユーザテレビ機器が前記示すものを受信したことに応答して、前記双方向テレビ番組ガイドが、複数のリソースのリストを表示のために生成することであって、前記複数のリソースの各々は、異なる機能を提供する、ことと、
前記ユーザテレビ機器が、前記複数のリソースの前記リストから、第1のタイプを有する第1のリソースおよび第2のタイプを有する第2のリソースのユーザ選択を受信することであって、前記第1のタイプは、前記第2のタイプとは異なる、ことと、
前記ユーザテレビ機器が、ユーザ検索基準を受信することと、
前記複数のリソースの前記リストから選択された前記リソースを検索する単一のユーザリクエストに応答して、前記ユーザテレビ機器が、前記ユーザ検索基準に基づいて、前記第1のリソースのコンテンツおよび前記第2のリソースのコンテンツを検索することと
を含む、方法。
前記ユーザテレビ機器が、前記リソース間の検索機能にアクセスすることを示すものを受信することは、前記ユーザテレビ機器が、被サポートアプリケーションから示すものを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
前記ユーザテレビ機器が、第1のタイプを有する第1のリソースおよび第2のタイプを有する第2のリソースを選択する機会をユーザに提供することは、前記ユーザテレビ機器が、グローバル検索を前記ユーザが選択することを可能にすることを含む、請求項1に記載の方法。
双方向テレビ番組ガイドにおけるリソース間の機能と、1つ以上の被サポートアプリケーションとを提供する双方向テレビ番組ガイドシステムであって、前記双方向テレビ番組ガイドおよび前記1つ以上の被サポートアプリケーションは、ユーザテレビ機器上で少なくとも部分的に実装されており、前記システムは、
リソース間の検索機能にアクセスすることを示すものを受信する手段と、
前記示すものを受信したことに応答して、複数のリソースのリストを表示のために生成する手段であって、前記複数のリソースの各々は、異なる機能を提供する、手段と、
前記複数のリソースの前記リストから、第1のタイプを有する第1のリソースおよび第2のタイプを有する第2のリソースを選択する機会をユーザに提供する手段と、
検索基準を入力する機会を前記ユーザに提供する手段と、
前記複数のリソースの前記リストから選択された前記リソースを検索する単一のユーザリクエストに応答して、前記検索基準に基づいて、前記第1のリソースのコンテンツおよび前記第2のリソースのコンテンツを検索する手段と
を含み、
前記第1のタイプと前記第2のタイプとは異なる、システム。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
(発明の要旨)
本発明のこの目的および他の目的は、本発明の原理によって、複数の双方向テレビアプリケーションが提供されるセットトップボックスベースの環境において高度化したセットトップアプリケーションおよび機能を提供することによって、達成される。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態および機能は、例えば、1999年12月10日に出願された米国仮特許出願第60/170,223号および2000年5月1日に出願された米国仮特許出願第60/200,930号に記載される。これらの文献全体を本明細書において参考として援用する。本発明のいくつかの実施形態は、複数のアプリケーションまたは他のリソース間で起動およびナビゲートする機会をユーザに提供し得る。リソース間の「後退」機能を設けて、ユーザがあるアプリケーション、ディスプレイ、ウェブサイト、機能、チャンネルまたは他のリソースから前のアプリケーション、ディスプレイ、ウェブサイト、機能、チャンネルまたは他のリソースに戻ることを可能にし得る。リソース間の「前進」機能を設けて、ユーザが、後退機能が実行された場所から、あるアプリケーション、ディスプレイ、ウェブサイト、機能、チャンネルまたは他のリソースに戻ることを可能にし得る。リソース間の「履歴」機能を設けて、ユーザが、最も最近訪れたアプリケーション、ディスプレイ、ウェブサイト、機能、チャンネルまたは他のリソースのリストにアクセスして、所望の目的地を選択することを可能にし得る。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態は、ユーザ選択されたリソースまたはイベントに対して、ユーザが任意のアプリケーションでリマインダーのスケジュール調整を行うことを可能にするリマインダー機能を提供し得る。イベントは、例えば、リソース(例えば、アプリケーション、ディスプレイ、ウェブサイト、機能、チャンネルまたは他のリソース)内で生じるテレビショー、チャットセッション、誕生日、または任意の他の適切なイベントを含み得る。イベントが生じる際または上記イベントの前の所定の時間に、リマインダーオーバーレイがアクティブなアプリケーション上に表示され得る。上記リマインダーオーバーレイは、リマインダーのリストを含み得る。各リマインダーは、特定の情報およびスケジュール調整が行われた上記イベントに関連する選択可能なオプションを含み得る。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態は、リソース間のお気に入り機能を提供し得る。上記お気に入り機能により、ユーザは、任意のアプリケーション、スクリーン、ウェブサイト、機能、チャンネルまたは他のリソースをお気に入りとして設定することが可能になり得る。上記システムは、ユーザにいつでも、お気に入りのリストにアクセスし、上記お気に入りのリストからリソースを選択し、かつ、対応するアプリケーションを起動する機会を提供し得る。
【0011】
本発明のいくつかの実施形態は、リソース間の視聴制限機能を提供し得る。任意のアプリケーションにおいて、ユーザは、任意またはすべてのリソースに適用される視聴制限規制を入力または選択する機会が提供され得る。あるアプリケーションにおける視聴制限機能は、別のアプリケーションにおける視聴制限機能へのリンクを提供し得る。ユーザは、すべてのアプリケーションに対して上記視聴制限規制の同期を取ったり、または視聴制限規制をアプリケーション特定に指定する機会を提供され得る。
【0012】
本発明のいくつかの実施形態は、複数のアプリケーションにわたる複数のユーザへのサポートも提供し得る。ユーザプロファイルは、特定のプロファイルへのアクセスを得るためにユーザに必要な関連付けられたパスワードまたはコードを含み得る。お気に入りの複数のリストは、複数のユーザに提供され得る。複数のユーザプロファイルは、どの種類のアプリケーションが上記関連付けられたユーザ(単数または複数)によってアクセス可能であるかを指定する、関連付けられた視聴制限機能を有し得る。
【0013】
本発明のいくつかの実施形態は、ユーザが複数のアプリケーションにわたって検索を行うことを可能にし得る。ユーザは、一つ以上の検索基準を入力して、一つ以上の検索ターゲットを選択する機会を提供され得る。例えば、ユーザは、一つ以上のキーワードを入力して、任意のターゲット(例えば、番組ガイドデータベース、ビデオオンデマンドデータベース、インターネット、電子商取引アプリケーション、電子メールメッセージ、別の適切な検索ターゲットまたはこのような検索ターゲットの組み合わせ)を検索することが可能になり得る。
【0014】
本発明のいくつかの実施形態は、その他機能を提供し得る。上記その他機能は、ユーザに利用可能な任意のアプリケーションからアクセスされ得る。上記その他機能は、アクセスされた場合、アプリケーションの一部にオーバーレイし、かつ、複数の下位機能を含み得る。上記下位機能のいくつかは、その他機能がアクセスされた場合にどのアプリケーションがアクティブであるかに関わらず同じであり得る。他の下位機能は、上記アプリケーション(上記アプリケーションから上記その他機能がアクセスされる)に依存して異なり得る。ユーザは、下位機能を選択して、関連付けられた動作を引き起こし得る。下位機能は、例えば、ホーム機能、印刷機能、ヘルプ機能、検索機能、または任意の他の適切な機能を含み得る。
【0015】
本発明のいくつかの実施形態は、ユーザの注意をディスプレイ領域に向ける向上した機能を含み得る。例えば、アクティブなスクリーン領域を動画化して、この領域をユーザにより明らかにし得る。別の例として、ディスプレイ要素を相互にオーバーレイし得る。特定のディスプレイ要素に対する上記ユーザの注意を、他のスクリーン要素を暗くしたり、特定のスクリーン要素の輪郭を動画化したり、または任意の他の適切なアプリケーションを用いることによって、特定のディスプレイに引きつけ得る。
【0016】
本発明のいくつかの実施形態は、複数の通信パスをサポートし得、これらの通信パスのいずれもが被サポートアプリケーションのいずれによっても利用され得る。インターネットチャンネル、帯域内データパス、帯域外データチャンネル、ダイアルアップ電話回線、他の適切な通信パス、またはこのような通信パスの組み合わせがサポートされ得る。
【0017】
本発明の上述および他の目的および利点は、以下の詳細な説明を添付の図面と共に考慮した場合に明らかとなる。全図面において、同様の参照符号は同様の部分を示す。
【0018】
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
【0019】
(項目1) 双方向テレビ番組ガイドシステム内にソース間機能を提供する方法であって、該双方向テレビ番組ガイドは、少なくとも部分的にはユーザテレビ機器上で実現され、少なくとも部分的には該ユーザテレビ機器上で実行する少なくとも一つの被サポートアプリケーションをサポートし、
該双方向テレビ番組ガイドによって、第一の種類の第一のリソースのリソース間機能を実行する第一の指示を受信する工程と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、該第一のリソースに該リソース間機能を提供する工程と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、第二の種類の第二のリソースの該リソース間機能を実行する第二の指示を受信する工程であって、該第一の種類および該第二の種類は異なる、工程と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、該第二のリソースに該リソース間機能を提供する工程と
を包含する、方法。
【0020】
(項目2) 前記第一の指示を受信する工程は、被サポートアプリケーションから該第一の指示を受信する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、被サポートアプリケーションから該第二の指示を受信する工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0021】
(項目3) 前記第一の指示を受信する工程は、被サポートアプリケーションから該第一の指示を受信する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、被サポートアプリケーションから該第二の指示を受信する工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0022】
(項目4) 前記第一の指示を受信する工程は、ユーザ入力デバイスから該第一の指示を受信する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、ユーザ入力デバイスから該第二の指示を受信する工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0023】
(項目5) 前記リソース間機能はリソース間の後退機能であり、
前記第一の指示を受信する工程は、前記第一のリソースに戻る指示を受信する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、前記第二のリソースに戻る指示を受信する工程を包含し、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第一の指示に応答して該第一のリソースを提供する工程を包含し、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第二の指示に応答して該第二のリソースを提供する工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0024】
(項目6) 前記双方向テレビ番組ガイドによって、前記第一のリソースに前進する指示を受信する工程と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、該第一のリソースに前進する指示に応答して該第一のリソースを提供する工程と
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
【0025】
(項目7) 前記リソース間機能はリソース間の履歴機能であり、
前記第一の指示を受信する工程は、該リソース間の履歴機能にアクセスする指示を受信する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、該リソース間の履歴機能にアクセスする指示を受信する工程を包含し、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第一のリソースを含む複数のリソースに履歴リストを提供する工程を包含し、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第二のリソースを含む複数のリソースに履歴リストを提供する工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0026】
(項目8) 前記履歴のリストの特定のリソースの指示を受信する工程と、
該指示に応答して該リソースを提供する工程と
をさらに包含する、項目7に記載の方法。
【0027】
(項目9) 前記リソース間機能はリソース間のリマインダー機能であり、
前記第一の指示を受信する工程は、前記第一のリソースのリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信する工程を包含し、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第一のリソースに第一のリ
マインダーを提供する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、前記第二のリソースのリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信する工程を包含し、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第二のリソースに第二のリマインダーを提供する工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0028】
(項目10) 組み合わされたリマインダーリストにおける前記第一のリソースの前記第一のリマインダーおよび前記第二のリソースの前記第二のリマインダーは提供される、項目9に記載の方法。
【0029】
(項目11) 前記第一のリソースに前記第一のリマインダーを提供する工程は、前記第一の種類に基づいた該第一のリマインダーの機能を提供する工程を包含し、
前記第二のリソースに前記第二のリマインダーを提供する工程は、前記第二の種類に基づいた該第二のリマインダーの機能を提供する工程を包含する、項目9に記載の方法。
【0030】
(項目12) 前記リソース間機能はリソース間のお気に入り機能であり、
前記第一の指示を受信する工程は、前記第一のリソースをお気に入りのリソースにする指示を受信する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、前記第二のリソースをお気に入りのリソースにする指示を受信する工程を包含し、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、お気に入りのリストに該第一のリソースを含める工程を包含し、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該お気に入りのリストに該第二のリソースを含める工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0031】
(項目13) 前記第一のリソースを提供する指示に応答して、該第一のリソースを提供する工程をさらに包含する、項目12に記載の方法。
【0032】
(項目14) 前記リソース間機能はリソース間の視聴制限機能であり、
前記第一の指示を受信する工程は、前記第一のリソースの視聴制限を設定する指示を受信する工程を包含し、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第一のリソースの視聴制限によって該第一のリソースへのアクセスを提供する工程を包含し、
前記第二の指示を受信する工程は、前記第二のリソースの視聴制限を設定する指示を受信する工程を包含し、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する工程は、該第二のリソースの視聴制限によって該第二のリソースへのアクセスを提供する工程を包含する、項目1に記載の方法。
【0033】
(項目15) 一般的な視聴制限を設定する指示を受信する工程と、
該一般的な視聴制限を受信する工程と、
該一般的な視聴制限によって前記第一のリソースおよび前記第二のリソースへのアクセスを提供する工程と
をさらに包含する、項目14に記載の方法。
【0034】
(項目16) その他表示を提供する指示を受信する工程と、
該指示に応答して該その他表示を提供する工程であって、該その他表示は一つ以上のリソース間機能を含む、工程と、
該一つ以上のリソース間機能のうちのリソース間機能の指示を受信する工程と、
該一つ以上のリソース間機能のうちの該指示されたリソース間機能を提供する工程とを
さらに包含する、項目1に記載の方法。
【0035】
(項目17) リソースを検索する指示を受信する工程と、
一つ以上のターゲットリソースの指示を受信する工程と、
ユーザ検索基準を受信する工程と、
該検索基準によって該一つ以上のターゲットリソースを検索する工程と、
該検索の結果を提供する工程と
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
【0036】
(項目18) ソース間機能を提供する双方向テレビ番組ガイドシステムであって、該双方向テレビ番組ガイドは、少なくとも部分的にはユーザテレビ機器上で実現され、少なくとも部分的には該ユーザテレビ機器上で実行する少なくとも一つの被サポートアプリケーションをサポートし、
該双方向テレビ番組ガイドによって、第一の種類の第一のリソースのリソース間機能を実行する第一の指示を受信する手段と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、該第一のリソースに該リソース間機能を提供する手段と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、第二の種類の第二のリソースの該リソース間機能を実行する第二の指示を受信する手段であって、該第一の種類および該第二の種類は異なる、手段と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、該第二のリソースに該リソース間機能を提供する手段と
を備える、双方向テレビ番組ガイドシステム。
【0037】
(項目19) 前記第一の指示を受信する手段は、被サポートアプリケーションから該第一の指示を受信する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、被サポートアプリケーションから該第二の指示を受信する手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0038】
(項目20) 前記第一の指示を受信する手段は、被サポートアプリケーションから該第一の指示を受信する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、被サポートアプリケーションから該第二の指示を受信する手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0039】
(項目21) 前記第一の指示を受信する手段は、ユーザ入力デバイスから該第一の指示を受信する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、ユーザ入力デバイスから該第二の指示を受信する手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0040】
(項目22) 前記リソース間機能はリソース間の後退機能であり、
前記第一の指示を受信する手段は、前記第一のリソースに戻る指示を受信する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、前記第二のリソースに戻る指示を受信する手段を含み、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第一の指示に応答して該第一のリソースを提供する手段を含み、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第二の指示に応答して該第二のリソースを提供する手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0041】
(項目23) 前記双方向テレビ番組ガイドによって、前記第一のリソースに前進す
る指示を受信する手段と、
該双方向テレビ番組ガイドによって、該第一のリソースに前進する指示を受信したことに応答して該第一のリソースを提供する手段と
をさらに含む、項目18に記載のシステム。
【0042】
(項目24) 前記リソース間機能はリソース間の履歴機能であり、
前記第一の指示を受信する手段は、該リソース間の履歴機能にアクセスする指示を受信する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、該リソース間の履歴機能にアクセスする指示を受信する手段を含み、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第一のリソースを含む複数のリソースに履歴リストを提供する手段を含み、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第二のリソースを含む複数のリソースに履歴リストを提供する手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0043】
(項目25) 前記履歴のリストの特定のリソースの指示を受信する手段と、
該指示に応答して該リソースを提供する手段と
をさらに含む、項目24に記載のシステム。
【0044】
(項目26) 前記リソース間機能はリソース間のリマインダー機能であり、
前記第一の指示を受信する手段は、前記第一のリソースのリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信する手段を含み、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第一のリソースに第一のリマインダーを提供する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、前記第二のリソースのリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信する手段を含み、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第二のリソースに第二のリマインダーを提供する手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0045】
(項目27) 組み合わされたリマインダーリストにおける前記第一のリソースの前記第一のリマインダーおよび前記第二のリソースの前記第二のリマインダーは提供される、項目26に記載のシステム。
【0046】
(項目28) 前記第一のリソースに前記第一のリマインダーを提供する手段は、前記第一の種類に基づいた該第一のリマインダーの機能を提供する手段を含み、
前記第二のリソースに前記第二のリマインダーを提供する手段は、前記第二の種類に基づいた該第二のリマインダーの機能を提供する手段を含む、項目26に記載のシステム。
【0047】
(項目29) 前記リソース間機能はリソース間のお気に入り機能であり、
前記第一の指示を受信する手段は、前記第一のリソースをお気に入りのリソースにする指示を受信する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、前記第二のリソースをお気に入りのリソースにする指示を受信する手段を含み、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、お気に入りのリストに該第一のリソースを含める手段を含み、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該お気に入りのリストに該第二のリソースを含める手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0048】
(項目30) 前記第一のリソースを提供する指示に応答して、該第一のリソースを提供する手段をさらに含む、項目29に記載のシステム。
【0049】
(項目31) 前記リソース間機能はリソース間の視聴制限機能であり、
前記第一の指示を受信する手段は、前記第一のリソースの視聴制限を設定する指示を受信する手段を含み、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第一のリソースの視聴制限によって該第一のリソースへのアクセスを提供する手段を含み、
前記第二の指示を受信する手段は、前記第二のリソースの視聴制限を設定する指示を受信する手段を含み、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供する手段は、該第二のリソースの視聴制限によって該第二のリソースへのアクセスを提供する手段を含む、項目18に記載のシステム。
【0050】
(項目32) 一般的な視聴制限を設定する指示を受信する手段と、
該一般的な視聴制限を受信する手段と、
該一般的な視聴制限によって前記第一のリソースおよび前記第二のリソースへのアクセスを提供する手段と
をさらに含む、項目31に記載のシステム。
【0051】
(項目33) その他表示を提供する指示を受信する手段と、
該指示に応答して該その他表示を提供する手段であって、該その他表示は一つ以上のリソース間機能を含む、手段と、
該一つ以上のリソース間機能のうちのリソース間機能の指示を受信する手段と、
該一つ以上のリソース間機能のうちの該指示されたリソース間機能を提供する手段と
をさらに含む、項目18に記載のシステム。
【0052】
(項目34) リソースを検索する指示を受信する手段と、
一つ以上のターゲットリソースの指示を受信する手段と、
ユーザ検索基準を受信する手段と、
該検索基準によって該一つ以上のターゲットリソースを検索する手段と、
該検索の結果を提供する手段と
をさらに含む、項目18に記載のシステム。
【0053】
(項目35) ソース間機能を提供する双方向テレビ番組ガイドシステムであって、
ユーザテレビ機器上で、双方向テレビ番組ガイドおよび一つ以上の被サポートアプリケーションが少なくとも部分的に実現されるユーザテレビ機器を含み、
該双方向テレビ番組ガイドは、
第一の種類の第一のリソースのリソース間機能を実行する第一の指示を受信し、
該第一のリソースに該リソース間機能を提供し、
該第一の種類および第二の種類は異なり、該第二の種類の第二のリソースの該リソース間機能を実行する第二の指示を受信し、
該第二のリソースに該リソース間機能を提供するように構成される、双方向テレビ番組ガイドシステム。
【0054】
(項目36) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
被サポートアプリケーションから前記第一の指示を受信し、
被サポートアプリケーションから前記第二の指示を受信するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0055】
(項目37) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
被サポートアプリケーションから前記第一の指示を受信し、
被サポートアプリケーションから前記第二の指示を受信するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0056】
(項目38) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
ユーザ入力デバイスから前記第一の指示を受信し、
ユーザ入力デバイスから前記第二の指示を受信するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0057】
(項目39) 前記リソース間機能はリソース間の後退機能であり、
前記双方向テレビ番組ガイドは、
前記第一のリソースに戻る指示を受信し、
前記第二のリソースに戻る指示を受信し、
前記第一の指示に応答して該第一のリソースを提供し、
前記第二の指示に応答して該第二のリソースを提供するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0058】
(項目40) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
前記第一のリソースに前進する指示を受信し、
該第一のリソースに前進する指示を受信したことに応答して該第一のリソースを提供するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0059】
(項目41) 前記リソース間機能はリソース間の履歴機能であり、
前記双方向テレビ番組ガイドは、
該リソース間の履歴機能にアクセスする指示を受信し、
該リソース間の履歴機能にアクセスする指示を受信し、
前記第一のリソースおよび前記第二のリソースを含む複数のリソースに履歴リストを提供するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0060】
(項目42) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
前記履歴のリストの特定のリソースの指示を受信し、
該指示に応答して該リソースを提供するようにさらに構成される、項目41に記載のシステム。
【0061】
(項目43) 前記リソース間機能はリソース間のリマインダー機能であり、
前記双方向テレビ番組ガイドは、
前記第一のリソースのリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信し、
該第一のリソースに第一のリマインダーを提供し、
前記第二のリソースのリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信し、
該第二のリソースに第二のリマインダーを提供するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0062】
(項目44) 組み合わされたリマインダーリストにおける前記第一のリソースの前記第一のリマインダーおよび前記第二のリソースの前記第二のリマインダーは提供される、項目43に記載のシステム。
【0063】
(項目45) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
前記第一の種類に基づいた該第一のリマインダーの機能を提供し、
前記第二の種類に基づいた該第二のリマインダーの機能を提供するようにさらに構成される、項目43に記載のシステム。
【0064】
(項目46) 前記リソース間機能はリソース間のお気に入り機能であり、
前記双方向テレビ番組ガイドは、
前記第一のリソースをお気に入りのリソースにする指示を受信し、
前記第二のリソースをお気に入りのリソースにする指示を受信し、
お気に入りのリストに該第一のリソースを含め、
該お気に入りのリストに該第二のリソースを含めるようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0065】
(項目47) 前記双方向テレビ番組ガイドは、前記第一のリソースを提供する指示に応答して該第一のリソースを提供するようにさらに構成される、項目46に記載のシステム。
【0066】
(項目48) 前記リソース間機能はリソース間の視聴制限機能であって、
前記双方向テレビ番組ガイドは、
前記第一のリソースの視聴制限を設定する指示を受信し、
該第一のリソースの視聴制限によって該第一のリソースへのアクセスを提供し、
前記第二のリソースの視聴制限を設定する指示を受信し、
該第二のリソースの視聴制限によって該第二のリソースへのアクセスを提供
するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0067】
(項目49) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
一般的な視聴制限を設定する指示を受信し、
該一般的な視聴制限を受信し、
該一般的な視聴制限によって前記第一のリソースおよび前記第二のリソースへのアクセスを提供するようにさらに構成される、項目48に記載のシステム。
【0068】
(項目50) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
その他表示を提供する指示を受信し、
該その他表示は一つ以上のリソース間機能を含み、該指示に応答して該その他表示を提供し、
該一つ以上のリソース間機能のうちの一つのリソース間機能の指示を受信し、
該一つ以上のリソース間機能のうちの該指示されたリソース間機能を提供するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【0069】
(項目51) 前記双方向テレビ番組ガイドは、
リソースを検索する指示を受信し、
一つ以上のターゲットリソースの指示を受信し、
ユーザ検索基準を受信し、
該検索基準によって該一つ以上のターゲットリソースを検索し、
該検索の結果を提供するようにさらに構成される、項目35に記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0071】
(好適な実施形態の詳細な説明)
高度化したセットトップアプリケーションが本発明によって実現され得る例示的な双方向テレビシステム100を
図1に示す。高度化したセットトップアプリケーションおよび本発明の機能を、アプリケーションデータが一つ以上の主設備102からテレビ配信設備110を介して少なくとも部分的にユーザテレビ機器112上で実現される双方向テレビアプリケーションに配信されるシステム100に設け得る。双方向テレビアプリケーションは、例えば、双方向番組ガイド、ビデオオンデマンドアプリケーション、ホームショッピングアプリケーションまたは他の適切なアプリケーションを含む、テレビベースの環境に適した任意のアプリケーションであり得る。他の適切なシステムは、インターネット上などでのデータ伝送に関する方式などの他の適切な配信方式を用いて、ユーザテレビ機器112上で実現された双方向テレビアプリケーションにデータを配信することに関し得る。所望の場合、双方向テレビアプリケーションを、アプリケーションの電力処理部分が、例えば、テレビ配信設備110または主設備102にあるサーバによって提供され、ユーザテレビ機器112はクライアントプロセッサとして作動する、クライアント−サーバアーキテクチャを用いて実現され得る。いくつかの実施形態は、クライアント−サーバアプリケーションおよびスタンドアローンベースのアプリケーションの両方(例えば、プログラムガイドはスタンドアローンであり得、他のアプリケーションはクライアント−サーバベースであり得る)を含み得る。説明を明瞭にするために、そして本発明を限定せずに、
本発明の以下の実施形態を、クライアント−サーバベースのアプローチを用いて説明する。
【0072】
主設備102は、番組ガイド情報(例えば、テレビ番組リスト項目データ、番組関連情報、チャンネルリスト項目データ、チャンネル関連情報、ネットワークリスト項目データ、ネットワーク関連情報、パッケージリスト項目データ、パッケージ関連情報、ペイパービュー注文情報、テレビ番組宣伝情報、番組ガイドインターネット関連情報など)を格納する番組ガイドデータベース104を含み得る。主設備102は、ビデオオンデマンド情報を格納するビデオオンデマンドデータベース106も含み得る。所望の場合、データベース104および106を組み合わせて、一つのデータベースにすることも可能である。主設備102はさらに、少なくとも部分的にユーザテレビ機器112上で実現される他のアプリケーションに関するデータを提供し得る。例えば、主設備102は、ホームショッピングアプリケーション、情報サービスまたは他のアプリケーションに関するデータを提供し得る。いくつかの実施形態において、複数のアプリケーションを提供する複数の主設備があり得る。各主設備は、一つ以上のアプリケーションを提供し得る。
【0073】
主設備102は、情報を生成し、情報を受信し、情報を格納し、またはそうでない場合には、データベース104および106内の情報を管理する、任意の適切なコンピュータベースのシステムを含み得る。主設備102は、他の双方向アプリケーションなど、他の目的にも情報を管理し得る。主設備102は、通信リンク108を介して、番組ガイドデータベース104およびビデオオンデマンドデータベース106ならびに他の情報(例えば、他のアプリケーションデータ)からテレビ配信設備110に情報を伝送することに適した機器を含み得る。実際、主設備102は、複数のテレビ配信設備に情報を同時に伝送し得るが、図面を過度に複雑にすることを避けるために一つのテレビ配信設備のみを図示する。いくつかの実施形態において、主設備102は、例えば、ウェブサイト用のインターネットサーバなどの他の種類の配信設備に情報を伝送し得る。
【0074】
通信リンク108は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、インターネットリンク、光ファイバリンク、別の適切な通信リンクまたはこのような通信リンクの組み合わせであり得る。テキスト、グラフィクス、映像、データまたは任意の他の適切なコンテンツは、通信リンク108を介して主設備102によって伝送され得る。通信リンク108を介して映像信号を伝送することを所望する場合、衛星リンクなどの比較的高い帯域幅は、比較的低い帯域幅より好ましくあり得る。テレビ配信設備110は、視聴者にテレビ信号を配信することに適した任意の設備(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、ブロードキャスト配信設備または衛星テレビ配信設備)であり得る。
【0075】
主設備102によってテレビ配信設備110に伝送される情報は、例えば、ビデオオンデマンドリスト項目データおよびテレビ番組リスト項目データ(例えば、番組の時間、チャンネル、名前、説明または他の適切な情報)を含み得る。説明を明瞭にするために、番組ガイド情報、ビデオオンデマンド情報、または任意の他の適切な情報の任意の適切な組み合わせを、時に本明細書において総称的に「情報」と呼ぶ場合がある。伝送される情報は、例えば、有料番組データ(例えば、個々の番組および購読チャンネルの価格情報)、注文した番組およびチャンネルの時間ウィンドウ(windows)、注文が電話で行われ得る場合の注文用電話番号などを含み得る。伝送される情報は、番組ガイドテレビコンテンツの詳細な説明(例えば、映画の批評、ランク付け、ネットワーク提携、関連付けられたサービス、番組の監督、役者、チャンネルコールサイン、完全なチャンネルの名前、放送時間、サービスの説明、ロゴ、パッケージの名前、パッケージのコンポーネント、ウェブリンク、電子メール情報、チャット情報、映像プレビュー、商品情報、静止グラフィクス、映像、広告など)も含み得る。テレビ配信設備110は、インターネット上でデータにアクセスして通信する機器を含み得る。
【0076】
テレビ配信設備110は、一つ以上の主設備102などの主設備から受信された情報を、通信パス114を介してユーザテレビ機器112に配信し得る。ユーザテレビ機器112は、本発明による双方向テレビアプリケーションおよび機能を実現するのに十分な処理機能を含んだ任意の適切なテレビ機器であり得る。
【0077】
通信パス114は、ケーブルリンク、光ファイバリンク、衛星リンク、ブロードキャストリンク、別の適切なリンクまたはこのようなリンクの組み合わせであり得る。任意の適切な通信方式(帯域内伝送、帯域外伝送、デジタル伝送、アナログ伝送、ケーブル伝送、衛星伝送、放送(over the air)による伝送、多チャンネル多点分配サービス(MMDS)による伝送、データ−オーバー−ケーブルサービスインターフェース仕様(data−over−cable
service interface specification(DOCSIS)による伝送または任意の他の適切な通信方式を含む)を用いて、通信パス114を介してデータを伝送し得る。
【0078】
通信パス114は好適には、テレビ配信設備110がテレビ番組内容、番組ガイド情報、ビデオオンデマンド情報、広告および他の情報をユーザテレビ機器112に配信し得るだけに十分な帯域幅を有する。多重テレビおよび音声チャンネル(アナログ、デジタルまたはアナログおよびデジタルの両方)は、通信パス114を介してユーザテレビ機器112に提供され得る。所望の場合、あるデータは、通信パス114とは部分的にまたは完全に異なる通信パスを用いてテレビ配信設備110とは異なる一つ以上の配信設備によってユーザテレビ機器112に配信され得る。
【0079】
通信パス114上でデータを配信するために用いられるデータ配信技術は、配信される情報の種類に依存し得る。例えば、テキストおよびグラフィクスを、帯域外モジュレータを用いて帯域外チャンネルを介して配信してもよいし、アナログ映像チャンネルの垂直帰線消去期間(VBI)のラインで配信してもよい。このように映像情報を配信してもよいが、大量の映像情報は、通信パス114上で一つ以上のデジタルチャンネルを用いるとより効率的に配信され得る。このようなデジタルチャンネルはテキストおよびグラフィクスを配信するためにも用いられ得る。
【0080】
インターネットサーバ116からの番組内容情報も、通信パス118を介してユーザテレビ機器112に伝送され得る。通信パス118は、ダイアルアップ電話回線、ケーブルリンク、光ファイバリンク、衛星リンク、ブロードキャストリンク、別の適切なリンクまたはこのようなリンクの組み合わせであり得る。いくつかの実施形態において、番組ガイド、ビデオオンデマンドまたは他の情報を主設備102と交換することに適した通信パスを介して、インターネットサーバ116を主設備102に接続し得る。
【0081】
ユーザテレビ機器112の例示的な構成を
図2に示す。ユーザテレビ機器112は、テレビ配信設備110(
図1)、インターネットサーバ116(
図1)、いくつかの他のシステムまたは配信設備あるいはこれらの組み合わせから、インターフェース164においてテレビ番組内容およびデータを受信し得る。通常のテレビ視聴の間、ユーザはセットトップボックス150を所望のテレビチャンネルに合わせ得る。次いで、このテレビチャンネルの信号は、映像出力166においてテレビ154に提供され得る。出力166において供給された信号は、所定のチャンネル(例えば、チャンネル3または4)上の無線周波数(RF)信号、アナログ復調映像信号、適切なデジタルバス(例えば、電気電子技術者協会(IEEE)1394規格を用いたバス)上に提供されたデジタル信号、または任意の他の適切な信号であり得る。出力166における映像信号はオプションの二次格納デバイス152によって受信され得る。
【0082】
双方向アプリケーションは、セットトップボックス150、テレビ154(テレビ154が適切な処理回路部およびメモリを有する場合)、テレビ154に接続された適切なアナログまたはデジタル受信機、二次格納デバイス152(二次格納デバイス152が適切な処理回路部およびメモリを有する場合)、または任意の他の適切なデバイス上で実行し得る。双方向アプリケーションは、これらのデバイスの適切な組み合わせで協同して実行することも可能である。例えば、協同的な双方向テレビ番組ガイドが複数のデバイス上で実行する双方向テレビ番組ガイドシステムは、1998年11月5日に出願されたEllisの米国特許出願第09/186,598号に記載される。同文献全体を本明細書において参考として援用する。
【0083】
二次格納デバイス152は、任意の適切な種類のアナログまたはデジタル格納デバイスまたはプレーヤー(例えば、ビデオカセットレコーダー、デジタル多用途ディスク(DVD)プレーヤーなど)であり得る。番組の記録および他の特徴は、制御パス170を用いてセットトップボックス150によって制御され得る。二次格納デバイス152が、例えば、ビデオカセットレコーダーである場合、通常の制御パス170は、リモートコントロール156などのリモートコントロールからコマンドを通常受け取るビデオカセットレコーダー内の赤外線受信機に結合された赤外線トランスミッタの使用を含み得る。リモートコントロール156を用いて、セットトップボックス150、二次格納デバイス152およびテレビ154を制御し得る。
【0084】
所望の場合、ユーザは、番組、アプリケーションデータまたはこれらの組み合わせをデジタルの形態でオプションのデジタル格納デバイス162に記録し得る。デジタル格納デバイス162は、書き込み可能な光格納デバイス(例えば、記録可能なDVDディスクの処理が可能なDVDプレーヤー)、磁気格納デバイス(例えば、ディスクドライブまたはデジタルテープ)または任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。例えば、デジタル格納デバイスを有する双方向テレビ番組ガイドシステムは、1998年9月17日に出願されたHassellらの米国特許出願第09/157,256号に記載される。同文献全体を本明細書において参考として援用する。
【0085】
デジタル格納デバイス162は、セットトップボックス150内に設けてもよいし、出力ポートおよび適切なインターフェースを介してセットトップボックス150に外付けしてもよい。必要な場合には、セットトップボックス150内の処理回路部は、受信した映像、音声およびデータ信号をデジタルファイルのフォーマットにフォーマットし得る。ファイルフォーマットは、カラー動画像データ圧縮標準規格(MPEG)のMPEG−2規格、またはムービングジョイントフォトグラフィックエキスパートグループ(Moving Joint Photographic Experts Group)(MJPEG)規格などのオープンファイルのフォーマットであり得る。結果生じるデータは、適切なバス(例えば、電気電子技術者協会(IEEE)1394規格を用いたバス)を介してデジタル格納デバイス162にストリーミングされて、次いで、デジタル格納デバイス162に格納され得る。別の適切なアプローチにおいて、MPEG−2データストリームまたは一連のファイルは、テレビ配信設備110(
図1)から受信されて、格納され得る。
【0086】
テレビ154は、二次格納デバイス152から通信パス168を介して映像信号を受信し得る。通信パス168上の映像信号は、事前に記録された格納媒体(例えば、ビデオカセットまたは記録可能なデジタルビデオディスク)を再生する場合には二次格納デバイス152によって生成され得たり、記録されたデジタル媒体を再生する場合にはデジタル格納デバイス162によって生成されて、そしてセットトップボックス150から伝達され得たり、二次格納デバイス152がユーザテレビ機器112に含まれない場合にはセットトップボックス150からテレビ154に直接提供され得たり、またはテレビ154によ
って直接受信され得る。通常のテレビ視聴の間、テレビ154に提供された映像信号は、ユーザがセットトップボックス150に合わせた所望のチャンネルに対応する。映像信号は、また、セットトップボックス150を用いてデジタル格納デバイス162に格納された情報を再生する場合に、セットトップボックス150によってテレビ154に提供され得る。
【0087】
セットトップボックス150はメモリ158を有し得る。メモリ158は、任意のメモリまたは他の格納デバイス(例えば、アプリケーションコードおよびデータを格納することに適したランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合わせなど)であり得る。
【0088】
セットトップボックス150は、テレビ配信設備110(
図1)、インターネットサーバ116(
図1)、他の設備、またはこれらの組み合わせと、通信パス114および118(
図1)をわたってインターフェース164を介して通信する通信デバイス160を含み得る。通信デバイス160は、一つ以上のモデム(例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル規格、携帯またはケーブルモデム)、ネットワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R)カード、トークンリングカードなど)、または他の適切な通信デバイスであり得る。テレビ154は、所望の場合、このような適切な通信デバイスなども組み込み得る。
【0089】
図2のユーザテレビ機器112のより一般的な実施形態を
図3に示す。
図3に示すように、情報はユーザテレビ機器の制御回路部200によって受信され得る。制御回路部200の機能は、
図2のセットトップボックスの構成によって提供される機能と同様であり得る。
【0090】
ユーザテレビ機器112は、番組内容を記録する二次格納デバイス202および/またはデジタル格納デバイス204も含み得る。二次格納デバイス202は、任意の適切な種類のアナログまたはデジタルの番組格納デバイス(例えば、ビデオカセットレコーダー、デジタル多用途ディスク(DVD)など)であり得る。番組の記録および他の機能は、制御回路部200によって制御され得る。デジタル格納デバイス204は、例えば、書き込み可能な光格納デバイス(例えば、DVDレコーダー)、磁気格納デバイス(例えば、ディスクドライブまたはデジタルテープ)または任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。
【0091】
ユーザテレビ機器112はメモリ206も含み得る。メモリ206は、命令およびデータを格納することに適した任意のメモリまたは他の格納デバイス(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合わせなど)であり得る。
【0092】
ユーザテレビ機器112は、通信パス114および118(
図1)をわたってインターフェース164を介して、番組ガイド、オペレーティングシステム、または別のセットトップボックスベースのアプリケーションと、テレビ配信設備110、インターネットサーバ116(
図1)、他の適切な設備、またはこれらの組み合わせとの間の通信をサポートする通信デバイス201も含み得る。通信デバイス201は、一つ以上のモデム(例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル規格、携帯またはケーブルモデム)、ネットワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R)カード、トークンリングカードなど)、または他の適切な通信デバイスであり得る。
【0093】
いくつかの実施形態において、ユーザテレビ機器112は、異なる種類であり得る複数
の通信デバイス201を含み得る。例えば、一つ以上の通信デバイス201は、インターネットチャンネルをサポートする内蔵型ケーブルモデムであり得る。一つ以上の通信デバイス201は、帯域内データパスの受信機またはチューナーであり得る。ユーザテレビ機器112をテレビチャンネルに合わせながら、データ(このデータはテレビチャンネルに関連してもしなくてもよい)はチャンネルの音声および映像とともに送信され得る。アナログテレビに関して、データは映像の垂直帰線消去期間(VBI)で送信され得る。デジタルテレビに関して、データは同じアナログキャリア内で別個のデジタルデータストリームとして送信され得る。一つ以上の通信デバイスは、帯域外データパスの受信機であり得る。例えば、受信機またはチューナーは、帯域外データチャンネルから帯域外データを継続的に受信することのみを行い得る。チャンネルは、ユーザテレビ機器112の他のリソースの状態に関わらず、データを継続的に提供し得る。一つ以上の通信デバイス201は電話のダイアルアップリンク用のモデムであり得る。
【0094】
ユーザテレビ機器112上で実行するアプリケーションは、ある種類のデータには一つの通信デバイス201、そして別の種類のデータには別の通信デバイス201を用い得る。別の適切なアプローチにおいて、同じ種類のデータは、例えば、ユーザリクエスト、システムリソースの利用可能度、システムの故障、または任意の他の適切なイベントに応じて、複数のデータパスを介して取得され得る。例えば、番組ガイドは、帯域外データパスを介してほとんどのスケジュールデータを取得し得る。ガイドは、帯域内データ、インターネット接続、またはこれらの両方を用いてこのデータを向上させ得る。同様に、任意のアプリケーションは、帯域内パスまたは帯域外パスを介してデータを受信し得、そのデータをインターネットパスを介して補填し得る。
【0095】
いくつかのアプリケーションは、ユーザテレビ機器112内に常駐し得る。他のアプリケーションは、例えば、インターネットリンクまたは帯域内チャンネルを介して取得され得る。いくつかの実施形態において、ユーザテレビ機器112に常駐するアプリケーションは、アプリケーションを維持するために必要な格納量に基づいて最適化され得、リアルタイムで取得されるアプリケーションは、アプリケーションを合理的な時間期間で取得する能力に基づいて最適化され得る。
【0096】
ユーザテレビ機器112は、ユーザ入力デバイス210(例えば、無線キーボード、マウス、トラックボール、専用の組のキー、音声認識システム、携帯情報端末(PDA)、ディスプレイリモート(display remote)または他の適切な入力デバイス)も含み得る。PDAまたはディスプレイリモートを含む場合、サポートアプリケーションは、使用中の被サポートアプリケーションにとって適切な表示を生成し得るように使用されるデバイスにデータを提供し得る。PDAまたはディスプレイリモートは、ユーザ入力を受信するタッチパッドを含み得る。例えば、ユーザはリモートのディスプレイ画面上の特定のアクティブオプションに触れることによってオプションを選択し得る。ディスプレイリモートを有する番組ガイドシステムは、2000年6月7日に出願された米国特許出願第09/588,823号に記載される。同文献全体を本明細書において参考として援用する。
【0097】
ユーザテレビ機器112は、表示デバイス212(任意の適切なテレビ、モニタ、または他の適切な表示デバイスであり得る)も含み得る。
【0098】
本発明のいくつかの実施形態において、高度化したセットトップボックスベースの機能は、中央機能ライブラリ(central function library)、動的リンクライブラリ(DLL)、または他のソフトウェア構造を用いて実現され得る。例えば、一つ以上のアプリケーション(例えば、双方向番組ガイド、オペレーティングシステムまたは他のアプリケーション)は、高度化したセットトップボックスベースの機能に対
してコードおよびリソースを提供し得る。これらのアプリケーション(一つ以上のこのアプリケーションを本明細書において時に「サポートアプリケーション」と呼ぶ場合がある)は、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を用いて、他のアプリケーション(一つ以上のこのアプリケーションを本明細書において時に「被サポートアプリケーション」と呼ぶ場合がある)に高度化した機能を提供し得る。被サポートアプリケーションをプログラミングして、サポートアプリケーションによって実行されるプロセスを引き起こすAPI機能呼出しを呼び出し得る。別の適切なアプローチにおいて、高度化した特徴のコードは、メモリ206にDLLとして格納され得る。被サポートアプリケーションは、ランタイムの間にDLLコードと動的にリンクし得る。複数のセットトップボックスベースのアプリケーションにわたって機能を提供する任意の他の適切なアプローチが用いられ得る。
【0099】
図2のリモートコントロール156の例示の実施形態を
図4に示す。例示するように、リモートコントロール156は、アプリケーションのディスプレイ画面内の強調表示領域の位置を制御する矢印キー250と、OK、エンター、または承認キー(以下、「OKキー252」)などのデータ入力キー252とを含み得る。リモートコントロール156は、PREVキー254も含んで、前のチャンネルを表示し得、後退キー256、前進キー258、履歴キー260、リマインダキー262、その他キー264、FAVキー266およびロックキー268を含んで、種々の高度化したセットトップボックスベースの機能へのアクセスを容易にし得る。リモートコントロール156は、他のリモートコントロールキー(例えば、メニューキー、ガイドキー、終了キー、情報(「INFO」)キー、記録キー、チャンネルの上キーまたは下キー、音量調節キー、および/または従来のセットトップボックスベースの機能用の数値キー)も有し得る。
【0100】
図5および
図6はそれぞれ、番組ガイドアプリケーション300およびオペレーティングシステム350がそれぞれ、関連付けられたAPI302および352を有し、サポートアプリケーションとして動作して例示の被サポートアプリケーションによって使用される高度化したセットトップボックスベースの機能を提供する、本発明の二つの例示の実施形態を示す。これらの二つのサポートアプリケーションは単なる例示にすぎず、任意の他の適切なサポートアプリケーションを用いてもよい。いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、例えば、オペレーティングシステム上で実行し得る。
図5において、番組ガイドアプリケーション300は、例えば、音声オンデマンドアプリケーション306、ビデオオンデマンドアプリケーション308、ホームバンキングアプリケーション310、ホームショッピングアプリケーション312、向上したテレビアプリケーション314、インターネットウェブブラウザアプリケーション316、データサービスアプリケーション318、電子メールアプリケーション320、およびゲームサービスアプリケーション322をサポートする。被サポートアプリケーションのこのリストは単なる例示にすぎず、任意の他の適切なアプリケーションがサポートされ得る。例示を目的として番組ガイドアプリケーション300の一部を示したが、番組内容ガイドAPI302は、番組ガイドアプリケーション300の一部であるか、番組ガイドアプリケーション300とは別であるが、番組ガイドアプリケーション300と関連付けられるかのいずれかと考えられ得る。番組ガイドAPI302を、例えば、一部はユーザテレビ機器112(
図1)上で、そして一部はサーバ(例えば、テレビ配信設備110(
図1)内のサーバ)上で実現したり、または全てをユーザテレビ機器112上で実現し得る。番組ガイドでないアプリケーションをサポートする双方向番組ガイドシステムは、例えば、1998年9月1日に出願されたEllisらの米国特許出願第09/145,232号に記載され得る。同文献全体を本明細書において参考として援用する。
【0101】
番組ガイドAPI302は、被サポートアプリケーションがプラットフォームリソース326(例えば、オンスクリーン表示機能(色、フォント、動画化、暗表示(dimmi
ng)など)、リモートコントロールキー(キーの割り当てなど)、前面パネルリソース(ユーザテレビ機器112(
図1)上の種々の専用ボタンに割り当てられた機能などを決定するリソース)、通信チャンネルリソース(例えば、セットトップボックス150(
図2)がデータをいかに送信および受信するかに関連する機能)、およびクライアント−サーバベースのアプローチでのサーバリソース)にアクセスすることを可能にする機能を含み得る。アプリケーションにAPIを用いて番組ガイド機能およびプラットフォームリソースへのアクセスを提供する番組ガイドは、例えば、1999年7月16日に出願されたEllisらの米国特許出願第09/346,134号に記載される。同文献全体を本明細書において参考として援用する。
【0102】
番組ガイドAPI302は、被サポートアプリケーションが番組ガイド機能324にアクセスすることを可能にする機能を含み得る。番組ガイド機能324は、例えば、チューニング(アプリケーション、ディスプレイ、機能、ウェブサイト、チャンネルまたは他のリソースの変更)、視聴制限(特定のアプリケーション、ディスプレイ、ウェブサイト、機能または他のリソース上にパスワードロックをかけることに関連する機能)、お気に入り(例えば、ユーザ指定のお気に入りのアプリケーション、ディスプレイ、ウェブサイト、機能または他のリソース)、ユーザプロファイル(例えば、所与のセットトップボックスの種々のユーザ用のお気に入りおよび設定プロファイル)、描図機能、動画化、強調表示およびオンスクリーンのナビゲーション、データベースアクセス(例えば、セットトップボックス150内のメモリ(
図2)に格納され、一つ以上の主設備102(
図1)または他の設備から定期的または継続的にデータと共に供給されるアプリケーション情報のデータベースへのアクセス)、購入機能(例えば、ペーパービューイベントへの衝動的な注文する)、番組ガイドディスプレイ上のオプション、または任意の他の適切な機能である。番組ガイド機能324は、被サポートアプリケーションが、後退、前進、履歴およびその他などの向上したセットトップボックスベースの機能にアクセスすることも可能にし得る。
【0103】
図6に示すように、オペレーティングシステムAPI352は、向上したセットトップボックスベースの機能を被サポートアプリケーション(例えば、音声オンデマンドアプリケーション354、ビデオオンデマンドアプリケーション356、ホームバンキングアプリケーション358、ホームショッピングアプリケーション360、向上したテレビアプリケーション362、インターネットウェブブラウザアプリケーション364、データサービスアプリケーション366、電子メールアプリケーション368、ゲームサービスアプリケーション370および番組ガイドアプリケーション372)に提供し得る。被サポートアプリケーションのこのリストは単なる例示にすぎず、任意の他の適切なアプリケーションがサポートされ得る。例示を目的としてナビゲーションシェル350の一部を示したが、オペレーティングシステムAPI352は、オペレーティングシステム350の一部であるか、オペレーティングシステム350とは別であるが、オペレーティングシステム350と関連付けられるかのいずれかと考えられ得る。オペレーティングシステムAPI352を、例えば、一部はユーザテレビ機器112(
図1)上で、そして一部はサーバ(例えば、テレビ配信設備110(
図1)内のサーバ)上で実現したり、またはユーザテレビ機器112上で全体を実現し得る。
【0104】
オペレーティングシステムAPI352は、被サポートアプリケーションがプラットフォームリソース374(例えば、オンスクリーンディスプレイ機能(色、フォントなど)、リモートコントロールキー(キーの割り当てなど)、前面パネルリソース(ユーザテレビ機器112(
図1)上の種々の専用ボタンに割り当てられた機能などを決定するリソース)、通信チャンネルリソース(例えば、セットトップボックス150(
図2)がデータをいかに送信および受信するかに関連する機能)、およびサーバリソース)にアクセスすることを可能にする機能を含み得る。
【0105】
オペレーティングシステムAPI352は、被サポートアプリケーションがオペレーティングシステムの機能376にアクセスすることを可能にする機能を含み得る。このオペレーティングシステムの機能376は、例えば、チューニング(セットトップボックスチャンネル、ウェブサイト、アプリケーションまたは他のリソースの変更方法)、視聴制限(種々のアプリケーション、ディスプレイ、機能、チャンネルまたは他のリソース上にパスワードロックをかけることに関連する機能)、お気に入り(例えば、ユーザ指定のお気に入りのアプリケーション、ディスプレイ、機能、ウェブサイト、チャンネルまたは他のリソース)、ユーザプロファイル(例えば、所与のセットトップボックスの種々のユーザ用のお気に入りおよび設定プロファイル)、描図機能、動画の強調表示、オンスクリーンのナビゲーション、データベースアクセス(例えば、セットトップボックス150内のメモリ(
図2)に格納され、一つ以上の主設備102(
図1)から定期的または継続的にデータと共に供給されるアプリケーション情報のデータベースへのアクセス)、購入機能(例えば、ペーパービューイベントへの衝動的な注文)、ディスプレイオプション、または任意の他の適切な機能である。
【0106】
図7は、例示的な双方向番組内容ガイドの最初のディスプレイ400を示す。いくつかの実施形態において、ディスプレイ400は、サポートアプリケーションとして実行する番組ガイドによって提供され得る。他の実施形態において、ディスプレイ400は、被サポートアプリケーションとして実行する番組ガイドによって提供され得る。ユーザは、例えば、リモートコントロール156(
図4)上の「ガイド」キーを押すことによって、ディスプレイ400にアクセスし得る。図示するように、ディスプレイ400は、例えば、選択可能な番組ガイド機能のメニュー402、一つ以上の選択可能な広告404、ケーブルオペレータまたはスポンサー名のグラフィクス406、現在時間408、メール利用可能インジケータ410およびプログラム−イン−ガイド(program−in−guide)ウィンドウ412を含み得る。ユーザは、例えば、強調表示領域414を移動させて所望の機能を強調表示し、次いで、リモートコントロール156上の「OK」キー252を押すことによって、メニュー402から番組ガイド機能を選択する希望を示し得る。
【0107】
いくつかの実施形態において、番組ガイドは、ユーザがアクセスすることを所望するウェブサイト、機能、アプリケーションまたは他のリソースをユーザが指定することを可能にする行き先指定(go to)機能560を提供し得る。所望の場合、行き先指定機能560は、オペレーティングシステムなどの他のサポートアプリケーションによって提供され得たり、被サポートアプリケーションからアクセスされ得る。ユーザは、例えば、行き先指定機能560を選択してリソース名を入力したり、(図示するように)リソース名のドロップダウンの選択可能なリストからリソースを選択したり、または任意の他の適切なアプローチを用いることによって、所望のリソースを示し得る。番組ガイドがサポートアプリケーションである実施形態において、番組ガイドは、ユーザがリソースを識別したことに応答して、識別されたリソースを有するディスプレイを提供し得る。いくつかの実施形態において、番組ガイド(または他のサポートアプリケーション)は、行き先指定機能560に、現在アクセスされているディスプレイ、機能、ウェブサイトまたは他のリソースの名前を動的に入力し得る。次いで、行き先指定機能560は、ユーザが最近アクセスされたリソースの履歴にアクセスすることを可能にし得る。いくつかの実施形態において、行き先指定機能560は、選択可能なリソースのドロップダウンリストであり得る。
【0108】
図8は、テレビ番組リスト項目502が時間ごとにリストされる、例示的な番組ガイドディスプレイ500を示す。所望の場合、番組ガイドは他のフォーマットで番組をリストし得る。番組は、例えば、チャンネルごとにソートされ得る。番組は、子供用番組内容、スポーツ、映画、アダルトまたは他の適切なテーマなどのテーマによってもソートされ得る。ディスプレイ500は、例えば、リモートコントロール156上の適切なボタンを押
すことによって、または
図7のメニュー402から「時間」を選択することによって、ユーザが番組リスト項目を視聴する希望を示したことに応答して、ディスプレイ500を表示するために番組ガイドによって生成され得る。番組リスト項目502は、スクロール可能なリストに提示され得、リストされた番組それぞれのチャンネル番号、コールサイン、およびロゴを表示し得る。番組リスト項目502は、所与の時間スロットに関するものであり得る。番組ガイドは、例えば、リモートコントロール156上の「右」矢印および「左」矢印を押すことによって、現在の時間スロットを変更する機会をユーザに提供し得る。番組ガイドは、スクリーン上の矢印504を強調表示して、矢印キーが押されたことをユーザに示し得る。ディスプレイ400と同様、ディスプレイ500も、複数のグラフィクス、選択可能な広告およびテレビ番組を表示する映像ウィンドウを有し得る。
【0109】
番組ガイドは、例えば、リモコン156(
図4)上の「上」および「下」の矢印キー250を押すことにより、ユーザが、番組リスト項目内をスクロールすることを可能にし得る。定常強調表示領域506が、番組リスト項目502内(例えば、その上部)に提供され得る。矢印キーが押し下げられると、それに応答して、番組リスト項目は、次いで、強調表示領域に対して上または下に移動させられ得る。あるいは、強調表示領域506は、リスト項目の移動を必要とせずに、リスト項目502内で位置を変えられ得る。
【0110】
番組ガイドは、サポート側または被サポートアプリケーション(support or
supported application)のいずれであるかに関わらず、番組に関する情報を視聴する機会と、番組情報画面内から関連機能にアクセスする機会とをユーザに提供し得る。番組ガイドが、情報画面内から番組ガイド機能にアクセスする機会をユーザに提供するシステムは、例えば、1999年7月16日に出願されたRudnickらによる米国特許出願第09/356,268号に記載されている。本明細書中、同出願の全体を参考として援用する。番組情報画面は、例えば、番組の簡単な説明、番組の俳優、番組の格付け、番組が放送される時、または番組に関連する任意の他の適切な情報を含み得る。番組ガイドは、例えば、番組を視聴しながら、または、そのリスト項目を選択した後でリモコン156(
図4)上の「情報」キーを押すことにより、番組情報が利用可能な番組を促進する選択可能な広告を選択することにより、あるいは、任意の他の適切なアプローチを用いることにより、ユーザが、番組情報を視聴したいという要望を示すと、番組情報画面を表示し得る。
【0111】
所望であれば、
図9の例示的な番組情報ディスプレイ900などの番組情報ディスプレイ内に拡張機能(advanced feature)が一体化され得る。ユーザは、例えば、リマインダ機能914を選択することにより、対象番組のリマインダを設定する。ユーザはまた、例えば、ロック機能916を選択することにより、対象番組、および、所望であれば同様の番組をロックし得る。ユーザは、例えば、後退機能910を選択することにより、最後のディスプレイまたは他のリソースに戻り得る。ユーザは、前進機能912を選択することにより、後退機能にアクセスしたディスプレイまたは他のリソースに戻り得る。
図10は、例示的なリマインダ設定ディスプレイを示す。番組ガイドは、例えば、ディスプレイ900(
図9)のリマインダ機能914を選択することにより、または、リモコン156(
図4)の「リマインダ」キー262を押すことにより、ユーザが番組のリマインダを設定したいという要望を示すと、それに応答して、リマインダ設定ディスプレイ1000を表示し得る。番組ガイドのリマインダ機能は、例えば、1999年7月16日に出願されたKnudsonらによる米国特許出願第09/357,941号に記載されている。本明細書中、同出願の全体を参考として援用し、同出願に記載されているリマインダ機能を提供するためのアプローチは、リソース間(inter−resource)のリマインダ機能を提供する際に用いられるように適応され得る。いくつかの実施形態において、リマインダの設定は、ユーザのカレンダにイベントを追加し得る。
【0112】
いくつかの実施形態において、リマインダ機能は、リソース間であり得る。すなわち、リマインダ機能は、ユーザが、異なるタイプのリソースのリマインダを設定することを可能にし得る。例えば、リマインダ機能は、ユーザが、システム全体のガイドを通してアクセスされるサービスまたはウェブサイトに提供されているイベントのリマインダを設定することを可能にし得る。番組ガイド(または、他のサポートアプリケーション)は、イベントとサービスまたはサイトとに関する識別子を手に入れ、その識別子とイベントの時間とをリマインダ表に保存し得る。これらの2つのタイプのリソースは例示に過ぎず、この例におけるオペレーティングシステムなどのサポートアプリケーションは、ユーザが、任意の適切なリソースのリマインダを設定することを可能にし得る。
【0113】
いくつかの実施形態において、番組ガイドは、チャンネルおよび他のリソースをお気に入りとして設定する機会をユーザに提供し得る。ユーザは、例えば、テレビを視聴しながら、番組リスト項目を強調表示した後でBROWSEオーバーレイにありながら、チャンネルの情報画面内にありながら、あるいは、チャンネルまたは番組リスト項目が表示される任意の他の適切な番組ガイド表示画面にありながら
図4のリモコン156上の適切なキー(例えば、「お気に入り」キー)を押し得る。お気に入り機能を有する番組ガイドは、例えば、上記の1999年7月16日に出願されたKnudsonらによる米国特許出願第09/357,941号に記載されており、同出願内に記載されているお気に入りを提供するためのアプローチは、リソース間のお気に入り機能を提供する際に用いられるように適応され得る。
【0114】
いくつかの実施形態において、お気に入り機能は、リソース間であり得る。すなわち、番組ガイド(または、他のサポートアプリケーション)は、ユーザが、異なるタイプのリソースをお気に入りとして識別することを可能にし得る。例えば、ユーザは、システム全体の任意の場所にある番組ガイドを通して、双方向サービスまたはウェブサイトにアクセスしながら、リモコン156上の「お気に入り」キーを押し得る。番組ガイド(または、他のサポートアプリケーション)は、サービスまたはサイトに関する識別子を手に入れ、それにお気に入りとしての印をつけ得る。いくつかの実施形態において、例えば、ガイド(または、他のサポートアプリケーション)は、その識別子に関するサービスまたはサイトを照会し、その識別子をお気に入りリスト内に保存し得る。
【0115】
図11、
図12、および
図13は、それぞれ、オペレーティングシステムであるサポートアプリケーション内の本発明のいくつかの実施形態に関する例示的なディスプレイ1100、1110、および1120を示す。オペレーティングシステムは、ユーザが、1つ以上のアプリケーションまたは機能にアクセスすることを可能にし得る。これらの例において、オペレーティングシステムは、ユーザが、機能510を選択することによりテレビを視聴すること、機能512を選択することによりテレビガイドなどの1つ以上の被サポートアプリケーションにアクセスすること、機能514を選択することにより双方向サービスにアクセスすること、オプション516を選択することによりシステムプロバイダと通信すること、機能518を選択することにより電子メールアプリケーションにアクセスすること、機能520を選択することにより内蔵型ウェブブラウザを介してインターネットにアクセスすること、または、任意の他の適切な機能を可能にし得る。例示的なディスプレイ1100において、オペレーティングシステムは、テレビを視聴するオプション510にデフォルトで設定されているか、または、ユーザによってそのオプションが選択されている。従って、ディスプレイ1100は、現在合わせられているチャンネルを表示するウィンドウ412を含み得、機能522、524、526、および528などの別の機能を含み得る。いくつかの実施形態において、オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)は、全画面テレビを提供し得る。ディスプレイ1100はまた、現在選択されている機能522、524、526、または528によってコンテンツを提供するコンテンツ領域529を含み得る。この例において、ユーザは、強調表示領域
を用いて「今日」機能522を選択しており、オペレーティングシステムは、その日の間に放送される番組に関して、コンテンツ領域529内にプロモーションを表示している。
図12において、例えば、ユーザは、「天気」機能528を選択しており、オペレーティングシステムは、現在の天気情報を表示している。本発明のいくつかの実施形態において、1つ以上の機能は、サブ機能を含み得る。
図13は、サブ機能550を有する天気機能528の例示的な分解組立図を示す。
【0116】
図11、
図12、および
図13に示すように、オペレーティングシステムは、「移動」機能560を提供し得、この移動機能560は、ユーザが、ウェブサイト、機能、アプリケーション、またはユーザがアクセスしたいと願う他のリソースを特定することを可能にする。所望であれば、移動機能560は、番組ガイドなどの他のサポートアプリケーションによって提供され得るか、または、被サポートアプリケーションからアクセスされ得る。ユーザは、例えば、移動機能560を選択してリソース名を入力することにより、ドロップダウン式の選択可能なリソース名のリスト(図示のような)からリソースを選択することにより、または、任意の他の適切なアプローチを用いることにより所望のリソースを示し得る。いくつかの実施形態において、オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)は、現在アクセスされているディスプレイ、機能、ウェブサイト、または他のリソースの名前によって移動機能560を動的に埋め得る。移動機能560は、次いで、ユーザが、最近アクセスしたリソースの履歴にアクセスすることを可能にし得る。いくつかの実施形態において、移動機能560は、選択可能なリソースのドロップダウン式リストであり得る。
【0117】
オペレーティングシステムは、任意の適切な被サポートアプリケーションをサポートし得る。いくつかの実施形態において、オペレーティングシステムは、被サポートアプリケーションの選択可能な機能を提供し得る。この例において、オペレーティングシステムは、双方向番組ガイドをサポートし、それに従って、機能512を提供する。オペレーティングシステムは、例えば、ユーザが機能512を選択すると、それに応答して、双方向番組ガイドを起動させ得る。
図14および
図15は、本発明のいくつかの実施形態によって提供され得る例示的なディスプレイを示す。
図14は、例示的な番組ガイド紹介ディスプレイ1305を示す。紹介ディスプレイ1305は、例えば、双方向番組ガイドに関するブランド名を掲げた広告1300を含み得る。紹介ディスプレイ1305はまた、オプション510、512、514、516、518、および520、ならびに映像ウィンドウ412を含み得る。ユーザが機能512を選択すると、オペレーティングシステムは、それに応答して、事前規定された期間だけ紹介ディスプレイ1305を表示し得、次いで、
図15の例示的な番組ガイドメニューディスプレイ1400などの番組ガイドメニューディスプレイを提供する。他の適切な実施形態において、オペレーティングシステムは、紹介ディスプレイを提供し得ない。
図7のメニュー400と同様に、メニューディスプレイ1400は、多数の選択可能なオプションと、選択可能な広告と、ガイドウィンドウ412内の画像とを含み得る。ユーザは、例えば、所望の機能を強調表示するように強調表示領域を移動させて、リモコン156(
図4)上の「OK」キーを押すことにより、メニューから番組ガイド機能を選択したいという要望を示し得る。
【0118】
図15に示すように、オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)の1つ以上の選択可能な機能は、機能領域1420内に提供され得る。機能領域1420は、オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)によって生成されるオーバーレイであり得るか、または、番組ガイドディスプレイなどの被サポートアプリケーションディスプレイと一体化され得る。いくつかの実施形態において、機能領域1420は、ユーザが最初にディスプレイにアクセスする際に、事前規定された期間だけ表示され得、次いで、姿を消し得る。その後、ユーザは、例えば、ユーザのリモコン上の「ガイド」キーを押すことにより、機能領域1420にアクセスしたいという要望
を示し得る。機能領域1420は、例えば、機能510、512、514、516、518、520、および560を含み得る。所望であれば、機能領域1420は、後退機能、前進機能、履歴機能、お気に入り機能、リマインダ機能、または他の適切な機能などの他の機能を含み得る。
【0119】
本発明のいくつかの実施形態において、メニューディスプレイ1400からアクセスされる番組ガイドディスプレイは、機能領域を含み得る。所望であれば、機能領域は、
図15の例示的な機能領域1420であり得るか、または、別の利用可能な機能領域であり得る。
図16は、例えば、例示的な番組ガイドディスプレイ1500を示し、この番組ガイドディスプレイにおいて、テレビ番組リスト項目は、特定のジャンル(この例において、映画)に関してリストされている。ディスプレイ1500は、例えば、リモコン上の適切なボタンを押すことにより、または、
図15のメインメニューディスプレイから「映画」を選択することにより、ユーザが番組リスト項目を視聴したいという要望を示すと、それに応答して生成され得る。
図16のディスプレイ1500は、スクロール可能なリスト内に番組リスト項目をリストし得、番組リスト項目に関するチャンネル番号、呼び出し符号、およびロゴを表示し得る。番組ガイドは、例えば、リモコン上の「上」および「下」矢印を押すことにより、番組リスト項目のリスト内をスクロールする機会をユーザに提供し得る。番組ガイドは、画面上の矢印を強調表示して、矢印が押されていることをユーザに示し得る。ディスプレイ1500はまた、多数のグラフィック406および410ならびに選択可能な広告404を有し得、現在合わせられているチャンネルを表示する映像ウィンドウ412も有し得る。
【0120】
図16の例において、機能領域1550は、オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)の1つ以上の選択可能な機能を含み得る。機能領域1550は、オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)によって生成されるオーバーレイであり得るか、または、番組ガイドディスプレイと一体化され得る。いくつかの実施形態において、機能領域1550は、ユーザが最初にディスプレイ1500にアクセスする際に、事前規定された期間だけ表示され得、次いで、姿を消し得る。その後、ユーザは、例えば、ユーザのリモコン上の「ガイド」キーを押すことにより、機能領域1550にアクセスしたいという要望を示し得る。機能領域1550は、例えば、後退機能1452、前進機能1454、履歴機能1456、リマインダ機能1458、お気に入り機能1460、プロフィール機能1462、検索機能1464、または他の適切な機能を含み得る。
【0121】
いくつかの実施形態において、拡張機能は、番組ガイドなどの被サポートアプリケーションのディスプレイ内に一体化され得る。例えば、番組ガイドは、ユーザによって番組リスト項目が強調表示され、ユーザのリモコン上の「情報」または「OK」キーが押されることに応答して、
図9の例示的なディスプレイ900などの番組情報ディスプレイを提供し得る。この例において、後退、前進、リマインド、およびロック機能は、ディスプレイ900内に一体化される。ユーザが機能のうちの1つにアクセスしたいという要望を選択すると、または、示すと、番組ガイドは、それに応答して、その機能を行うようにオペレーティングシステムに要請し得る。所望であれば、このようなディスプレイ内に一体化されていない機能は、ディスプレイ上にオーバーレイされ得る機能領域内に提供され得る。
【0122】
サポートアプリケーション(この例において、オペレーティングシステム)は、双方向サービスにアクセスする機会をユーザに提供し得る。例えば、ユーザが
図11および
図12に示されるディスプレイから双方向サービス機能514を選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、双方向サービスディスプレイを提供し得る。例示的な双方向サービスディスプレイが
図17に示される。双方向サービスディスプレイは、例えば、ディスプレイエレメント1610を含み得、このディスプレイエレメント1610をユ
ーザが選択して、双方向サービスにアクセスしたいという要望を示し得る。例えば、ユーザは、特定のディスプレイエレメント1610を選択して食料配達サービスにアクセスし得、別のディスプレイエレメント1610にアクセスして株式相場サービスにアクセスし得、別のディスプレイエレメント1610にアクセスして任意の百科事典サービスにアクセスし得、または、別のディスプレイエレメントにアクセスして辞書にアクセスし得る。このリストは例示に過ぎず、任意の適切な情報サービスがサポートされ得る。これらのサービスに関する情報は、例えば、通信リンク108または114(
図1)によってデータを提供し得る任意の適切な設備から提供され得る。所望であれば、サービスとの二方向の相互作用力が、通信デバイス160(
図2)または201(
図3)を用いて提供され得る。
【0123】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、ユーザがディスプレイエレメント1610を選択すると、それに応答してウェブブラウザを起動させて、サービスと関連するウェブサイトにアクセスし得る。ユーザは、インターネットによって提供されるサービスへの制限されたアクセスのみが提供され得る。このような実施形態において、サポートアプリケーションは、ユーザが、制限された数のウェブサイトにだけアクセスすることを可能にするように構成され得、これらのウェブサイトもまた、制限された数のウェブサイトへのアクセスを提供するように構成されており、ユーザは、限定されたセットのウェブサイトにのみアクセスすることが可能である。
【0124】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、オペレーティングシステム、番組ガイド、または他のサポートアプリケーションのいずれであるかに関わらず、所望の双方向サービスをより簡単に見つけ出すことを可能にするガイダンスをユーザに提供し得る。このアプローチは、例えば、利用可能な双方向サービスの数が多い場合に所望であり得る。例えば、
図12、
図14、および
図15の双方向サービス機能514を選択することにより、
図7および
図15の番組ガイドメニューディスプレイからサービス機能413を選択することにより、または、任意の他の適切なアプローチを用いることにより、ユーザが双方向サービスにアクセスしたいという要望を示すと、オペレーティングシステム、番組ガイド、または他のサポートアプリケーションは、それに応答して、選択可能なサービスタイプのディスプレイを提供し得る。例示的なサービスタイプのディスプレイ1700が
図18に示される。ユーザは、サービスタイプを選択して、指示したタイプのサービスにアクセスしたいという要望を指示し得る。例えば、ユーザは、サービスタイプ1705を選択して財政情報サービスにアクセスし得、タイプ1707を選択してスポーツ情報サービスにアクセスし得、タイプ1709を選択して娯楽情報サービスにアクセスし得、または、タイプ1711を選択して教育情報サービスにアクセスし得る。このサービスタイプのリストは例示に過ぎず、任意の適切なサービスタイプまたはサービスタイプの組み合わせが、ユーザが利用可能なサービスによって提供され得る。所望であれば、オペレーティングシステムは、ユーザが所定の機能を強調表示すると、それに応答して、所定のサービスタイプに関して利用可能なサービスタイプの情報を有する情報ディスプレイ1710を提供し得る。
【0125】
ユーザがサービスタイプの選択(または、識別)をすると、オペレーティングシステムは、それに応答して、
図19の例示的なディスプレイ1800などのサービスサブタイプディスプレイを提供し得る。この例において、3つのサブタイプが存在し、ユーザは、サブタイプ「解説」を選択している。この選択に応答して、オペレーティングシステムは、サービス識別子1880の選択可能なリストをユーザに提供し得る(または、サービスを識別し得る)。ユーザが識別子1880を選択すると、システムは、それに応答して、任意の適切なアプローチによって、サービスにアクセスし得る。例えば、システムは、ウェブブラウザを起動させて、選択されたサービスを提供するウェブサイトにアクセスし得るか、または、二方向ケーブルリンクを介してサービスにアクセスし得る。
【0126】
図20は、例示的なサービスであるXYZスポーツに関する例示的なサービスディスプレイ1900を示す。この例において、XYZスポーツは、Bill Parcellsとのチャットセッションを提供する。ディスプレイ1900は、この情報を表示領域1910内に提供する。サービスプロバイダは、任意の適切なアプローチを用いて、チャットセッションが利用可能であることをオペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)に指示し得る。例えば、サービスに関するデータは、イベントにデータが付随していることを示す1つ以上のフラッグを含み得る。オペレーティングシステムは、このフラッグを読み、イベントによって作用する機能へのアクセスをユーザに提供し得る。
図20において、例えば、オペレーティングシステムは、リマインダ機能914を提供して、ユーザがそのチャットセッションのリマインダを設定することを可能にする。例えば、機能914を選択することにより、ユーザがチャットセッションのリマインダを設定したいという要望を示すと、システムは、それに応答して、そのチャットセッションのリマインダの予定を組み入れ得るか、または、確認ディスプレイを提供して、ユーザがリマインダの設定を確認すると、リマインダの予定を組み入れ得る。例示的な確認ディスプレイが
図21に示される。
【0127】
リマインダ機能は、リソース間のリマインダ機能であり得る。すなわち、リマインダ機能は、ユーザが、異なるタイプのリソースのリマインダを設定することを可能にし得る。例えば、リマインダ機能は、ユーザが、
図20に示すようにチャットセッションのリマインダを設定し、
図10に示すように番組のリマインダを設定することを可能にし得る。これらの2つのタイプのリソースは例示に過ぎず、この例におけるオペレーティングシステムなどのサポートアプリケーションは、ユーザが、任意の適切なリソースのリマインダを設定することを可能にし得る。
【0128】
オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)は、お気に入り機能を提供し得る。
図20の例において、ユーザは、お気に入り機能1925を選択することにより、XYZスポーツの双方向サービスをお気に入りとして設定したいという要望を示し得る。これに応答して、システムは、このサービスをお気に入りとして登録し得る。いくつかの実施形態において、お気に入り機能は、リソース間のお気に入り機能であり得る。例えば、お気に入り機能は、ユーザが、番組、チャンネル、ウェブサイト、チャットセッション、または任意の他の適切なリソースをお気に入りとして識別することを可能にし得る。これらのタイプのリソースは例示に過ぎず、この例におけるオペレーティングシステムなどのサポートアプリケーションは、ユーザが、任意の適切なリソースをお気に入りとして識別することを可能にし得る。
【0129】
オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)は、ユーザが、システムプロバイダとの顧客サービスセッションを確立することを可能にし得る。
図22は、ユーザが、顧客サービスセッション516を選択した場合の例示的なディスプレイ2100を示す。ディスプレイ2100は、セッション領域2110を含む。セッション領域は、1つ以上の広告(例えば、テキスト、グラフィック、映像、動画、または他の適切な広告)と、ユーザがシステムプロバイダとのセッションにアクセスし得るセッション部分とを含み得る。任意の適切なセッションが提供され得る。いくつかの実施形態において、ユーザは、システムプロバイダへと送信されるテキストメッセージを入力し得る。他の実施形態において、適切なストリーミング技術を用いて、実際の顧客サービスの代表者とのリアルタイム音声または音声/映像セッションが確立され得る。これらの2つのタイプのセッションは例示に過ぎず、任意の他の適切なタイプのセッションが提供され得る。
【0130】
オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)は、ユーザが、電子メールまたはテレビメールなどの電子メッセージを読み書きすることを可能にし得る
。
図23は、ユーザが、例えば、メール機能518を選択することにより、ユーザの電子メールにアクセスしたいという要望を示した場合の例示的なディスプレイ2200を示す。システムは、ユーザのパスワードに関してユーザを促し得、次いで、ユーザが電子メッセージを読み書きすることを可能にし得る。いくつかの実施形態において、オペレーティングシステムは、電子メール編集アプリケーションを起動させて、このアプリケーションを表示領域2210内に表示し得る。
【0131】
オペレーティングシステム(または、他のサポートアプリケーション)は、ユーザが、インターネットをブラウズすることを可能にし得る。ブラウザの機能性は、オペレーティングシステム内にプログラムされ得るか、または、オペレーティングシステムは、ユーザがインターネットにアクセスしたいという要望を示すと、それに応答してブラウザを起動させ得る。
図24は、ユーザが、例えば、機能520を選択することにより、インターネットにアクセスしたいという要望を示した場合の例示的なディスプレイ2300を示す。ディスプレイ2300において、現在のテレビチャンネルがディスプレイの第1の半分に表示され、ウェブブラウザが第2の半分に表示される。所望であれば、任意の他の適切なディスプレイ構成が用いられ得る。
【0132】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、双方向番組ガイド、オペレーティングシステム、または他の適切なサポートアプリケーションのいずれであるかに関わらず、その他(extras)機能をユーザに提供し得る。ユーザは、例えば、リモコン156(
図4)上の「その他」キー264を押すことにより、または、適切なディスプレイエレメントを選択することにより、その他機能にアクセスしたいという要望を示し得る。
図25は、例示的なその他オーバーレイ2500を示す。サポートアプリケーションは、現在視聴している番組、被サポートアプリケーション、または他のディスプレイの上にその他オーバーレイ2500をオーバーレイさせ得る。その他オーバーレイ2500は、1つ以上の機能を含み得る。オーバーレイ2500内のいくつかの機能は、その他機能が実行される際にどのアプリケーションが表示されているかに関わらず同じであり得る。いくつかの機能は、その他機能が実行される際に表示されているアプリケーションの文脈によって変化し得る。あるアイテムはデフォルトで強調表示され得、他のアイテムはユーザによって選択可能であり得る。ユーザは、例えば、リモコン156(
図4)上の矢印キー250を押すことにより、アイテム間を移動し得る。ユーザは、リモコン156(
図4)上の「OK」キー252を押すことにより、機能を選択し得る。これに応答して、サポートアプリケーションは、オーバーレイを取り下げ、特定の機能を実行し得る。
【0133】
その他オーバーレイ2500は、例えば、広告2570を含み得る。広告2570は、選択可能であり得る。ユーザが広告2570を選択すると、システムは、それに応答して、広告に関連する情報を表示し得るか、または、広告に関連するサービスまたはウェブサイトにアクセスし得る。その他オーバーレイ2500は、例えば、ホームアイコン2520を含み得る。ユーザがアイコン2520を選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、ユーザをホームディスプレイへと戻し得る。その他オーバーレイ2500は、例えば、印刷アイコン2530を含み得る。ユーザがアイコン2530を選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、セットトップボックス150(
図2)に取りつけられているプリンタに現在の画面を印刷し得る。その他オーバーレイ2500は、ヘルプアイコン2540を含み得る。ユーザがアイコン2540を選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、現在のアプリケーションの使い方に関する情報をユーザに提供し得る。その他オーバーレイ2500は、例えば、後退アイコン2550、前進アイコン2560、および履歴アイコン2580を含み得、これらのアイコンは、ユーザが、最近のアプリケーションにアクセスすることを可能にし得る。その他オーバーレイ2500は、お気に入りアイコン2570を含み得、このアイコンは、ユーザが、以前に設定したお気に入りリソースのリストにアクセスすることを可能にし得る。ユー
ザは、リストからお気に入りリソースを選択し得、これに応答して、サポートアプリケーションは、選択されたリソースを提供し得る。
【0134】
前述のその他オーバーレイ2500のアイコンおよび機能は例示に過ぎない。いくつかの実施形態において、その他オーバーレイ2500は、例えば、特定のアプリケーションに関するアイコンを含み得る。ユーザが簡単にアプリケーションにアクセスすることを可能にするアプリケーションに関するアイコンも含まれ得る。所望であれば、条件付きのアプリケーションに関するアイコンも含まれ得る。例えば、ユーザが電子メールを受信する場合、その他オーバーレイ2500上にメールアイコンが存在し得る。リマインダが未処理の場合、その他オーバーレイ2500は、リマインダ機能を含み得る。その他オーバーレイ2500は、現在のアプリケーションを視聴制御するための機能を含み得る。その他オーバーレイ2500は、例えば、現在活動状態にあるアプリケーションに関連する機能を含み得る。これらの機能に関するアイコンは、個別の表示され得るか、または、これらの機能は、例えば、その他オーバーレイ2500から「より多く(more)」の機能を視聴するオプションのユーザによる選択の結果として表示され得る。
【0135】
その他オーバーレイ2500は、例えば、検索機能2590を含み得る。検索機能は、ユーザが、所望の番組、サイト、アプリケーション、または他のリソースを検索することを可能にし得る。いくつかの実施形態において、その他オーバーレイ2500は、ユーザが、ウェブサイト、チャンネル、または任意の他の適切なリソースなどの所望のリソースに関するキーワードを入力することを可能にし、適合するリソースのリストをユーザに提供する画面領域を含み得る。いくつかの実施形態において、その他オーバーレイ2500は、移動機能560を含み得る。さらに他の実施形態において、その他オーバーレイ2500は、リソースを視聴制御し、リソースのリマインダを設定し、リソースをカレンダに追加し、または、任意の他の適切な機能を提供するオプションを含み得る。
【0136】
上述のように、いくつかの実施形態は、後退機能を提供し得る。ユーザは、任意の適切なアプローチを用いて、後退機能にアクセスしたいという要望を示し得る。例えば、ユーザは、リモコン156(
図4)上の「後退」キー256を押し得る。ユーザは、例えば、
図9のディスプレイ900、
図16の機能領域1550、または
図25のオーバーレイ2500などの中の、画面上の後退アイコンまたは他のディスプレイエレメントを選択し得る。どのような方法でユーザが後退機能にアクセスしたいという要望を示したとしても、システムは、最後のディスプレイ、チャンネル、機能、ウェブサイト、または他のリソースにユーザを戻すことにより応答し得る。例えば、ユーザは、後退機能にアクセスしたいという要望を示すことにより、時間別リスト項目画面500(
図8)から以前の画面であるメニュー画面400(
図7)へと移動し得る。
【0137】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、ユーザによってアクセスされたリソースの足跡をたどり得る。セットトップボックス150(
図2)は、以前にアクセスされたリソースのリストを保存し得る。ユーザが後退機能にアクセスしたいという要望を示すと、サポートアプリケーションは、それに応答して、以前のリソースのリストを調査し、次いで、最後にアクセスされたリソースにアクセスし得る。このようなアプローチにおいて、後退機能は、現在のリソースタイプまたは以前にアクセスされたリソースタイプに関わらず、以前にアクセスされたリソースにアクセスし得る。他のアプローチにおいて、後退機能はリソース依存型(sensitive)であり得る。例えば、サポートアプリケーションは、異なるタイプのリソースに関する複数のリストを有し得る。ユーザが、被サポートアプリケーション内のリソースにアクセスするか、または、被サポートアプリケーションからリソースにアクセスすると、被サポートアプリケーションは、サポートアプリケーションにリソースに関する情報を公開し得る。この情報は、例えば、リソースを表すメタデータを含み得る。サポートアプリケーションは、メタデータを調査し、
複数のリストのうちのどれをアップデートするかを決定し得る。ユーザが後退機能にアクセスしたいという要望を示すと、サポートアプリケーションは、それに応答して、アクセスされている現在のリソースを判定し、適切なリストを調査し、従って、最後の同様のリソースを提供し得る。
【0138】
別の適切なアプローチにおいて、サポートアプリケーションは、他のリソースからユーザが戻り得るリソースを規定するための規則を含み得る。例えば、サポートアプリケーションは、ユーザが、他のウェブサイトまたはアプリケーションからウェブサイトに戻ることだけを可能にし得る。さらに別の適切なアプローチにおいて、ユーザテレビ機器、サポートアプリケーション、またはその両方は、ユーザによって、ユーザが戻りたいと願うリソースタイプが特定されることを可能にする複数のインタフェイスエレメントを提供し得る。任意の他の適切なアプローチが使用され得る。
【0139】
所望であれば、サポートアプリケーションは、ユーザが後退機能を実行し得る回数に制限を設け得る。この制限は、例えば、セットトップボックスの記憶容量、時間制限、または任意の他の適切な要因に基づき得る。後退機能が以前にアクセスされたリソースを訪れる順番であるバックアップシーケンスは、特定のリソースにたどり着くために使用したシーケンスの逆と全く同じであり得ない。例えば、中間リソースが回避され得る。特定のリソースに戻るために、パスワードまたはコードが必要とされ得る。以前に出入りの両方が行われたリソースが回避され得る。複数回訪れられたリソースは、リソースを通じてバックアップしている場合、同じ回数だけ再び訪れられ得ない。例えば、ユーザがテレビを視聴している間に、後退機能は、ユーザを以前のリソースに戻し得るか、または、リモコン156(
図4)上の「戻る」キー254などの「前のチャンネルに戻る」キーのように機能し得る。
【0140】
ユーザは、任意の適切なアプローチを用いて、前進機能にアクセスしたいという要望を示し得る。例えば、ユーザは、リモコン156(
図4)上の「前進」キー258を押し得る。ユーザは、例えば、
図9のディスプレイ900、
図16の機能領域1550、または
図25のオーバーレイ2500などの中の、画面上の前進アイコンまたは他の適切なディスプレイエレメントを選択し得る。どのような方法でユーザが前進機能にアクセスしたいという要望を示したとしても、システムは、ユーザが後退機能を使用した最後のディスプレイ、チャンネル、機能、ウェブサイト、または他のリソースにユーザを戻すことにより応答し得る。例えば、画面500(
図8)から後退機能を使用してメニュー画面400(
図7)に移動した後で、ユーザは、前進機能を用いることにより、時間別リスト項目画面500(
図8)に戻り得る。
【0141】
サポートアプリケーションは、前進シーケンスを生成し得る。前進シーケンスは、前進機能が後退機能が行われたリソースを訪れる順番である。前進シーケンスは、特定のリソースにたどり着くために使用されたシーケンスの逆と全く同じであり得ない。例えば、中間リソースが回避され得る。特定のリソースに戻るために、パスワードまたはコードが必要とされ得る。以前に出入りの両方が行われたリソースが回避され得る。複数回訪れられたリソースは、アプリケーション間を前進する際に、同じ回数だけ再び訪れられ得ない。
【0142】
任意の適切なアプローチを用いて、前進機能が実施され得る。例えば、サポートアプリケーションは、ユーザによってアクセスされたリソースの足跡をたどり得る。セットトップボックス150(
図2)は、以前のリソースのリストを保存し得る。ユーザが前進機能にアクセスしたいという要望を示すと、サポートアプリケーションは、それに応答して、以前のリソースのリストを調査し、ユーザが後退機能にアクセスした最後のリソースを提供し得る。このようなアプローチにおいて、前進機能は、現在のリソースタイプまたは以前にアクセスされたリソースタイプに関わらず、以前にアクセスされたリソースにアクセ
スし得る。他のアプローチにおいて、前進機能はリソース依存型であり得る。例えば、サポートアプリケーションは、異なるタイプのリソースに関する複数のリストを有し得る。ユーザが、被サポートアプリケーション内のリソースにアクセスするか、または、被サポートアプリケーションからリソースにアクセスすると、被サポートアプリケーションは、サポートアプリケーションにリソースに関する情報を公開し得る。この情報は、例えば、リソースを表すメタデータを含み得る。サポートアプリケーションは、メタデータを調査し、複数のリストのうちのどれをアップデートするかを決定し得る。ユーザが前進機能にアクセスしたいという要望を示すと、サポートアプリケーションは、それに応答して、アクセスされている現在のリソースを判定し、適切なリストを調査し、従って、最後の同様のリソースを提供し得る。
【0143】
別の適切なアプローチにおいて、サポートアプリケーションは、他のリソースからユーザが前進機能を使用して移動し得るリソースを規定するための規則を含み得る。例えば、サポートアプリケーションは、ユーザが、他のウェブサイトまたはアプリケーションからウェブサイトに移動する場合にだけ前進機能を使用することを可能にし得る。別の適切なアプローチにおいて、ユーザテレビ機器は、ユーザによって、ユーザが前進機能を使用して移動したいと願うリソースタイプが特定されることを可能にする複数のインタフェイスエレメントを提供し得る。任意の他の適切なアプローチが使用され得る。
【0144】
ユーザは、任意の適切なアプローチを用いて、履歴機能にアクセスしたいという要望を示し得る。例えば、ユーザは、
図7のメニュー画面400から、または、
図4のリモコン156上の適切なキー(例えば、「履歴」キー260)を押すことにより、履歴機能403を選択し得る。ユーザは、例えば、機能領域1550(
図16)の履歴機能1456、
図25の履歴アイコン2580、または任意の他の適切なエレメントなどの、画面上のアイコンまたは他のディスプレイエレメントを選択し得る。これに応答して、サポートアプリケーションは、履歴ディスプレイを提供し得る。
【0145】
例示的な履歴ディスプレイ2600が
図26に示される。履歴ディスプレイ2600は、最近アクセスされたリソースのリストを含み得る。この例において、ユーザは、以前に、電子メールアプリケーション2602、ウェブサイト2604、機能2606、およびチャンネル2608にアクセスしている。サポートアプリケーションは、リソース履歴リスト内のリソースを選択する機会をユーザに提供し得る。ユーザがリソースを選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、選択されたリソースにユーザを戻し得る。
【0146】
上述のように、本発明のいくつかの実施形態は、リマインダ機能を提供し得る。リマインダ機能は、ユーザ選択のリソースまたはイベントのリマインダを設定する機会をユーザに提供し得る。イベントは、例えば、未来のテレビショー、未来のチャットセッション、誕生日、または任意の他の適切なイベントなどの、リソースの任意の適切な未来コンテンツを含み得る。ユーザは、例えば、株価が特定の価格に達する場合の警告などの、特定の時間を予定しないイベントをリマインダとして特定し得る。
【0147】
ユーザは、任意の適切なアプローチを用いて、リソースまたはイベントのリマインダを予定に組み入れたいという要望を示し得る。例えば、ユーザは、リモコン上の適切なキー(例えば、
図4のリモコン156上の「リマインダ」キー262)を押し得る。ユーザは、
図9および
図20の機能914、機能領域1550(
図1500)の機能1458、または任意の他の適切なディスプレイエレメントなどの、画面上のアイコンまたは他の適切なディスプレイエレメントを選択し得る。ある適切なアプローチにおいて、ユーザは、リソース情報ディスプレイからのリソースのリマインダを設定し得る。リソース情報ディスプレイは、リソースに関する別の情報を提供し得るディスプレイである。これらは、例え
ば、
図9のディスプレイ900などの番組情報ディスプレイを含む。
【0148】
サポートアプリケーションが、どのようなアプローチを用いて、リマインダを設定する機会をユーザに提供したとしても、サポートアプリケーションは、来るべきリマインダのリストを維持し得る。リマインダリストは、例えば、ユーザによってリマインダの予定に組み入れられたイベントの識別子、イベントが提供されるリソース、これらのイベントの開始時間、または任意の他の適切な情報を含み得る。サポートアプリケーションは、リストを監視し得、適切な時間(例えば、イベント前の事前規定の時間、またはイベントが開始される時間)において、サポートアプリケーションは、1つ以上のイベントのリマインダが提供されるリマインダディスプレイを提供し得る。リマインダディスプレイは、活動状態にあるアプリケーションの上にオーバーレイされ得る。所望であれば、サポートアプリケーションは、ユーザがリモコン156(
図4)上の「リマインダ」キー262などの適切なキーを押し下げると、それに応答して、リマインダオーバーレイを表示し得る。
図27は、リマインダが設定されているイベントが起こると提供され得る例示的な双方向リマインダオーバーレイ2700を示す。リマインダオーバーレイ2700は、活動状態にあるリマインダ領域2720を有し得る。複数のリマインダが同時に活動状態にある場合、サポートアプリケーションは、リモコン156(
図4)上の矢印キー252を使用することにより、ユーザが、活動状態にあるリマインダ領域2720内のリマインダ間を循環(cycle)することを可能にし得る。サポートアプリケーションは、ユーザが、リマインダを選択し、かつ、リマインダを修正または削除することを可能にし得る。
図27の例において、ユーザは、出す機能2740を選択して、テレビ番組のリマインダを選択し、そのリマインダを削除し、かつ、そのテレビ番組に合わせ得る。
【0149】
リマインダは、リマインダ情報領域2730内のイベントと関連する情報を含み得る。リマインダ情報領域2730は、選択された番組のチャンネル名およびタイトル、チャットセッションの名称およびウェブアドレス、誕生日を迎える者の名前(a name of a birthday)、株価のシンボルおよび価格、任意の他の適切なリマインダ情報、またはこのようなリマインダ情報の組み合わせを含み得る。
【0150】
リマインダは、イベントのタイプを識別し得る。この例において、番組リスト項目リマインダのリマインダ用の情報領域2730は、テレビリスト項目としてフォーマットされている。例えば、チャットセッションのリマインダは、ウェブアドレスとしてフォーマットされ得る。リマインダは、リマインダが選択されたアプリケーションのブランドロゴを含み得る。
【0151】
リマインダは、リマインダに関連する1つ以上の選択可能なオプションを有し得る。例えば、
図27に示すように、サポートアプリケーションは、リマインダオーバーレイ2700内に1つ以上の機能を提供し得、この機能によって、ユーザは、イベントにアクセスすることが可能である。機能は、リマインダが表示されているイベントのタイプに動的に依存し得る。この例において、機能2740は、ユーザが、リマインダが表示されている番組を出すことを可能にする。例えば、チャットセッションに関して、機能2740は、ユーザが「チャット」(すなわち、チャットセッションに参加)することを可能にし得る。株価リマインダは、売却または保有のオプションを含み得る。誕生日リマインダは、1つ以上の電子商取引アプリケーションまたはウェブサイトに訪れて、誕生日の贈り物を購入するオプションを含み得るか、または、ユーザが、ある人の幸せな誕生日を願い、その人に電子メールを送信することを可能にし得る。
【0152】
リマインダは、ユーザによって選択可能であり得る広告2750などの広告を含み得る。例えば、ユーザは、広告2750を選択して、ペイ・パー・ビューを注文し得る。
【0153】
サポートアプリケーションは、リマインダに働きかけずに任意の時にリマインダを隠すオプションをユーザに提供し得る。例えば、ユーザは、「隠す」機能2760を選択して、リマインダオーバーレイ2700を隠し得る。ユーザのリモコンは、ユーザがリマインダ機能にアクセスすることを可能にするキーを含み得る。例えば、ユーザは、リモコン156(
図4)上の「リマインダ」キーを押して、リマインダオーバーレイ2700を視聴し得る。
【0154】
本発明のいくつかの実施形態は、お気に入り機能を提供し得る。お気に入り機能は、ユーザが、ディスプレイ、ウェブサイト、チャンネル、または他の適切なリソースなどの任意のリソースをお気に入りとして設定することを可能にし得る。サポートアプリケーションは、ユーザが、お気に入りリソースのリストにアクセスすることを可能にし得る。お気に入りリソースのリストは、現在活動状態にあるアプリケーションに特有であり得るか、または、複数のアプリケーションの総合的なお気に入りリストであり得る。所望であれば、サポートアプリケーションは、ユーザが、複数のお気に入りリストを維持すること、または、複数のユーザのお気に入りリストをサポートすることを可能にし得る。
【0155】
ユーザがお気に入りリストにアクセスしたいという要望を示すと、サポートアプリケーションは、それに応答して、お気に入りディスプレイを提供し得る。例示的なお気に入りディスプレイが
図28に示される。ユーザは、例えば、機能領域1550(
図160)のお気に入り機能1460、ディスプレイ1900(
図20)のお気に入り機能1925、オーバーレイ2500(
図25)のお気に入り機能2570を選択するか、または任意の他の適切なアプローチを使用することにより、お気に入りリストにアクセスしたいという要望を示し得る。いくつかの実施形態において、ユーザは、リモコン156(
図4)の「お気に入り」キー266を押すことにより、お気に入り機能にアクセスし得る。他の実施形態において、ユーザは、「お気に入り」キー266を押して、リソースをお気に入りとして指定し得る。
【0156】
所望であれば、サポートアプリケーションは、ユーザが、リスト2805のソート条件を指定することを可能にし得る。この例において、ユーザは、リストがアルファベット順にソートされることを選択している。システムは、ユーザが、リスト2805内に含まれるリソースのタイプ(単数または複数)を特定することを可能にし得る。実際には、システムは、ユーザが、リスト2805の任意の他の適切な特性を特定することを可能にし得る。
【0157】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、複数のアプリケーションについて複数のユーザのサポートを提供し得る。サポートアプリケーションは、各ユーザが、複数のユーザプロフィールを規定することを可能にし得る。プロフィールは、例えば、関連するパスワードまたはコードを有し得、このパスワードまたはコードは、ユーザが、リソースへのアクセスを手に入れることを可能にする。いくつかの実施形態において、プロフィールは、関連する視聴制限機能を有し得、関連するユーザ(単数または複数)によってどのリソースがアクセス可能であるかを規定し得る。いくつかの実施形態において、プロフィールは、購入サポートを含み得る。プロフィールは、1つ以上のクレジットカード、出荷先住所、請求書送付先住所、または他の適切なリソースの詳細を含み得、その結果、任意のアプリケーションサービス、ウェブサイト、または他のリソースからの購入を促進し得る。
【0158】
図29は、全てのユーザのリストを提供し得る例示的なユーザディスプレイ2900を示す。サポートアプリケーションは、例えば、ユーザが
図7および
図15のプロフィール機能417を選択すると、ユーザが機能領域1550(
図16)の機能1462を選択すると、または、ユーザが任意の他の適切な指示を行うと、それに応答して、ディスプレイ
2900を提供し得る。ユーザは、リモコン156(
図4)上の矢印キー250および「OK」キー252を使用して、「お父さん」1710などのユーザ名を選択することにより、ユーザプロフィールにアクセスし得る。これに応答して、サポートアプリケーションは、パスワードを入力することをユーザに促し得る。
図30は、例示的なパスワードディスプレイ3000を示す。パスワードディスプレイは、ユーザ名3010および文字列入力領域3020を含み得る。
図30に示すように、ユーザは、英数字インタフェイスならびにリモコン156のキー250および252を使用することにより、パスワードを入力し得る。
【0159】
ユーザが正確なパスワードを入力すると、それに応答して、サポートアプリケーションは、ユーザプロフィールディスプレイを提供し得る。
図31は、ユーザお気に入り機能3130、ユーザリマインダ機能3120、ユーザクレジットカード3130、ユーザ出荷先住所機能3140、および視聴制限機能3150へのリンクを有する例示的なユーザプロフィールディスプレイ3100を示す。お気に入り機能3110およびリマインダ機能3120は、それぞれ、ユーザが、お気に入りリソースを特定し、かつ、お気に入りリソースのリマインダの予定を組み入れることを可能にし得る。クレジットカード3130および出荷先住所3140は、両方とも、購入サポートのエレメントであり、ユーザが、クレジットカードおよび出荷先情報を入力することを可能にし得る。ユーザプロフィールディスプレイ3100は、請求書送付先住所および過去の購入に関する情報などの他のタイプの購入サポートを提供して、任意の電子商取引アプリケーションにおける購入を促進し得る。
【0160】
いくつかのサポートアプリケーションは、リソース間の視聴制限機能を提供し得る。ユーザは、例えば、1つ以上のリソースに関する視聴制限の規則を特定することが可能であり得る。いくつかの実施形態において、1つのリソースの視聴制限機能は、別のリソースの視聴制限機能へのリンクを提供し得る。例えば、インターネットアクセスの視聴制限機能は、テレビチャンネルの視聴制限機能へのリンクを提供し得る。サポートアプリケーションは、ユーザが、リソース間の視聴制限の規則を同期させる、または、リソース特有にさせることを可能にし得る。
【0161】
ユーザが、ユーザプロフィールディスプレイ3100から視聴制限機能3150を選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、1つ以上のリソースの視聴制限機能を設定する機会をユーザに提供し得る。サポートアプリケーションは、例えば、
図32のリソースディスプレイ3200を提供し、ユーザによって、ユーザが視聴制限設定を行いたいと願うリソースが選択されることを可能にし得る。この例において、サポートアプリケーションは、ユーザが、アプリケーション3210、ディスプレイ3220、テレビ番組3230、ウェブサイト3240、双方向サービス3250、および機能3260の視聴制限設定を規定することを可能にし得る。
【0162】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、ユーザが、複数のリソースによって使用される視聴制限条件を設定することを可能にし得る。例えば、サポートアプリケーションは、年齢幅、制御格付け、またはユーザが以前に設定し得た他の条件に関する視聴制限設定を保存し得る。被サポートアプリケーションは、サポートアプリケーションにこれらの一般的な設定を要請し、コンテンツを提供する際にこれらを使用し得る。
【0163】
ユーザがリソースを選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、リソース依存型の視聴制限シーケンスを提供し得る。いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、例えば、被サポートアプリケーションと、視聴制限設定が行われ得るリソースタイプとの表を保存し得る。サポートアプリケーションがユーザがリソースにアクセスし得るか、または、サポートアプリケーションがリソースの視聴制限を設定する
機会をユーザに提供する場合、サポートアプリケーションは、リソースタイプと対応するサポートアプリケーションとの表を検索し得るかを解決する必要がある。
図33の例において、ユーザは、番組3230を選択しており、サポートアプリケーションは、視聴制限機能を番組ガイドから起動させている。視聴制限機能は、ユーザが番組リスト項目にアクセスし、情報ディスプレイを入力し、ロックオーバーレイ3310を提供することを可能にする。番組ガイドの視聴制限は、例えば、上記のKnudsonらの出願に記載されている。例えば、ユーザがウェブサイトリソース3240を選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、適切なウェブサイト視聴制限アプリケーションを起動させ得る。例えば、ユーザが機能3210、3220、3250、または3260を選択すると、サポートアプリケーションは、それに応答して、リストまたはシステム上で利用可能な選択されたタイプのリソースの他の適切なグラフィックディスプレイを提供し得る。ユーザは、次いで、1つ以上の提供されるリソースにユーザプロフィールを関連付け得、従って、どのユーザがリソースにアクセス可能であるかを示し得る。異なるリソースタイプの視聴制限を提供するためのこれらのアプローチは例示に過ぎず、任意の他の適切なアプローチが使用され得る。
【0164】
いくつかの実施形態は、ユーザが複数のリソース間を検索することを可能にし得る。ユーザは、例えば、
図16の検索機能1464を選択することにより、複数のリソース間を検索したいという要望を示し得る。これに応答して、サポートアプリケーションは、1つ以上の検索対象を選択する機会をユーザに提供し得る。ユーザは、リソースの任意の組み合わせを検索することが可能であり得る。
【0165】
例示的な検索対象ディスプレイ3400が
図34に示される。検索対象画面3400は、ワールドワイドウェブ、電子商取引、電子メールメッセージ、テレビ番組、または任意の他の適切な対象などの可能な検索対象のリストを含み得る。システムはまた、ユーザが、全てのリソースの検索であるグローバル検索を行うことを可能にし得る。
【0166】
ユーザが1つ以上の対象を(例えば、対象を強調表示し、リモコン156(
図4)のキー252を押すことにより)選択すると、システムは、それに応答して、検索ディスプレイを提供し得る。例示的な検索ディスプレイ3500が
図35に示される。検索ディスプレイ3500は、ユーザが、キーワード(単数または複数)を入力することを可能にし得る。ユーザがキーワードを入力すると、検索結果のリストが正確な位置へと進み、その結果、キーワードに一致するアプリケーションが表示され得る。例えば、ユーザは、キーワード入力領域3510内に「A」を入力し得る。検索結果のリスト3520は、全ての可能な検索結果のリストの適用可能な部分へと進み得る。
【0167】
本発明のいくつかの実施形態は、特別な表示効果を使用して、特定の画面エレメントにユーザの興味を引き付け得る。例えば、サポートアプリケーションは、以前に活動状態にあったアプリケーションディスプレイを完全に退ける、または、覆い隠すことなく、画面領域内に情報を提示し得る。システムは、以前の画面を暗くすることにより、かつ、新しいオーバーレイ(おそらく、より明るい色の)を以前の画面の一部分の上に表示することにより、新しい画面領域にユーザの興味を引き付け得る。これらのアプローチは、例えば、オーバーレイ2500(
図25)または機能領域1500(
図15)を表示するために使用され得る。サポートアプリケーションは、例えば、その他機能、お気に入り機能、検索機能、リマインダ機能、プロフィール機能、あるいは、第1のディスプレイまたはディスプレイ領域のオーバーレイが起こる任意の他の適切な機能を提供する際にこのアプローチを使用し得る。
【0168】
例えば、番組ガイド(サポートアプリケーションであろうと被サポートアプリケーションであろうと)内からロックするテレビ番組またはチャンネルを選択し得る。サポートア
プリケーションは、現在のスクリーンを暗くし得、そして視聴制限コードの入力をリクエストするオーバーレイを表示し得る。これは、入力を必要とするスクリーンエリア上にユーザが注目する必要があることをユーザに示す一方、アクティブなアプリケーションがあることも示し得る。ユーザがコードを入力したことに応答して、サポートアプリケーションは、オーバーレイを取り除いて、前のディスプレイを明るくしたり、ロックリクエストに関連するさらなるディスプレイを提供し得る。
【0169】
別の例として、ユーザは、電子メールアプリケーションなどの被サポートアプリケーション内にいる場合があり、リマインダが生じる。サポートアプリケーションは、電子メールアプリケーションを暗くし得、ディスプレイの上部にあるリマインダオーバーレイを表示し得る。ユーザがリマインダを解除した場合、サポートアプリケーションは、電子メールアプリケーションのディスプレイを前のレベルの明るさに戻し得る。ユーザがリマインダーを作動させ、新たなディスプレイが必要な場合、サポートアプリケーションは、ディスプレイの一部または全部にこの新たなディスプレイを表示し得る。例えば、リマインダがテレビ番組に対してであった場合、サポートアプリケーションは、この番組を、全ディスプレイに表示したり、電子メールアプリケーションの一部として小さな映像ウィンドウに表示し得る。
【0170】
いくつかの実施形態は、ユーザがテレビ番組または他の映像を視聴することを可能にする映像ウィンドウを提供し得る。(例えば、チャンネルを変更したり、リマインダを作動させるなどによって)ユーザがチャンネルまたは他の映像ソースを変更する希望を示したことに応答して、サポートアプリケーションは、現在アクティブな被サポートアプリケーションディスプレイを暗くして、ソースを変更し得る。所望の場合、サポートアプリケーションは、表示の一部が暗くされ得ないフリップオーバーレイを提供し得る。フリップオーバーレイおよび埋め込まれた映像ウィンドウは、例えば、_____らの米国特許出願第_________号(代理人事件整理番号第UV−171)に記載される。同文献全体を本明細書において参考として援用する。
【0171】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、ユーザが他の種類のリソースとリソースとを変更した場合(例えば、ユーザがアプリケーションとアプリケーションとを変更した場合)にフリップオーバーレイを提供し得る。フリップオーバーレイは、暗くされない(すなわち明るい)場合があり、ディスプレイのアプリケーションエリアは暗くされ得る(すなわち明るさが少なくされ得る)。サポートアプリケーションは、所定の時間の後またはユーザの動作に応答して、フリップオーバーレイを解除して、そして、オーバーレイが表示されて暗くされているアプリケーションを元の明るさに戻し得る。
【0172】
被サポートアプリケーションは、番組またはチャンネルに合わせるスクリーン上のオプションを含み得る。例えば、一つのアプリケーションは、特定の番組プロバイダに関連し得る。このアプリケーションは、ユーザがこのアプリケーション内にいる時間でブロードキャストされ得る特定のテレビ番組の選択可能なオプションまたは広告を含み得る。このオプションを選択すると、リクエストされた番組がスクリーンの一部の映像ウィンドウ内に表示されるようになり、フリップバナーがスクリーンの部分にわたって表示され、基底のアプリケーションの背景が暗くされる。
【0173】
上のフリップの例のいずれにおいても、ユーザは、フリップバナーは表示されたままで、テレビをナビゲートし続けることを所望し得る。ユーザは、例えば、リモートコントロール上の矢印キーを押して、異なるチャンネルの情報を「ブラウズ」したり、広告を強調表示したり、または未来の番組リスト項目をブラウズし得る。ユーザは、チャンネル番号を入力したり、「前のチャンネルキー」を押したりし得る。ユーザが特定の番組または広告を選択した後、OKキーまたは選択キーを用いてこのプログラムに合わせたり、番組ま
たは広告に関するさらなる情報を視聴したり、番組に対してリマインダーを設定したり、または所定の他の動作を実行し得る。ユーザがブラウズのオーバーレイからチューニングを行う場合、フリップバナーは、新たに選択されたチャンネルに対して表示され得る。
【0174】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションは、強調表示されたディスプレイ要素を動画化し得る。例えば、強調表示されたディスプレイ要素の回りに明るい黄色の輪郭を提示したり、この輪郭を「ちらちら光らせたり」し得る(すなわち、より明るい領域である輪郭をディスプレイ要素の回りで移動させ得る)。強調表示されたディスプレイ要素は色を変更し得る。ディスプレイ要素はスクリーン上に現れた場合には動画化され得る。例えば、選択可能なボタンは、ディスプレイが最初に現れた際にスライドしたり定位置に滑らされ得る。選択可能なディスプレイ要素は、動画を有して注意をそれに引きつけ得る。例えば、選択可能な情報サービスは、ニュース、天気およびスポーツのヘッドラインの間で交代し得る。ディスプレイ要素は、ユーザがリモートコントロール上の矢印キーを押す際に、示された方向でディスプレイ内にスライドさせたりまたはディスプレイ外にスライドさせ得る。アクティブな領域および動画は、例えば、_____らの米国特許出願第_________号(代理人事件整理番号第UV−176)に記載される。同文献全体を本明細書において参考として援用する。
【0175】
図36〜
図44は、本発明の種々の機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。実際には、
図36〜
図44に示す工程は、任意の適切な順序で実行され得たり、削除されるものもあったり、追加されるものもあり得る。
図36〜
図44に示す工程のいくつかは、システムと双方向通信する機会をユーザに提供したり、種々のプロセスを実行したり、または種々のディスプレイを提供したりすることに関する。これらおよび他の工程は、例えば、サポートアプリケーション、被サポートアプリケーションまたはこれらの組み合わせによって実行され得る。任意の適切なソフトウェアアーキテクチャが提供され得る。例えば、工程は、このような機会を提供することに適したスクリーンを生成したりダウンロードするようにプログラミングされたクライアントアプリケーション、このような機会を提供することに適したページをダウンロードするインターネットブラウザ、ピアアプリケーション、または任意の他の適切なアプローチを用いて実行され得る。オンラインでない構成において、これらの動作の処理は、選択されたシステムの実現およびこのような動作の処理要件に応じて、クライアント、サーバによって実行され得るか、またはピアアプリケーション間で分散され得る。オンラインの構成において、このような処理は、例えば、ユーザテレビ機器160の処理能力および格納能力、または双方向アプリケーションに選択されたインプリメンテーション、このような動作の処理要件または他の要素に応じて、ユーザのテレビ機器160またはインターネットサーバ180によって実行され得る。説明を明瞭にする目的で、以下の説明は、
図36〜
図44に示す、「システム」(このシステムは、工程を実行する任意の適切なシステム、サポートアプリケーションおよび被サポートアプリケーションを含むことを意図する)によって実行される際の工程を説明する。さらに、例示するいくつかの工程を、サポートアプリケーションまたは被サポートアプリケーションによって実行されるように説明するが、本明細書で説明する特徴は、複数のアプリケーションが、被サポートアプリケーションおよびサポートアプリケーションの両方として動作するシステムによって実行され得る。
【0176】
図36は、本発明の一実施形態によって、リソース間機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。工程3610において、サポートアプリケーションは、ある種類のリソースに対してリソース間機能を実行する指示を受信する。リソースは任意の適切なリソース(例えば、アプリケーション、ディスプレイ、チャンネル、番組機能、ウェブサイト、サービスまたは他の機能)であり得る。この指示は、ユーザから指示を受信した可能性がある被サポートアプリケーションから来得る(工程3620)。別の適切なアプローチにおいて、サポートアプリケーションは、ユーザ(すなわち、ユーザ入力
デバイス)から指示を受信し得る(工程3630)。これらのアプローチの組み合わせを用い得る。
【0177】
リソース用のリソース間機能を工程3640において提供する。機能はサポートアプリケーションまたは被サポートアプリケーションによって提供され得る。機能は、サポートアプリケーションによって、例えば、API呼出し、DLL、または任意の他の適切なアプリケーションを介して被サポートアプリケーションに提供され得る。次いで、サポートアプリケーションは、プログラミングによって、ユーザに機能を提供し得る。別の適切なアプローチにおいて、サポートアプリケーションは、被サポートアプリケーションとは無関係に、機能をユーザに提供し得る。
【0178】
工程3650において、サポートアプリケーションは、異なる種類のリソースに対してリソース間機能を実行する指示を受信する。これは、被サポートアプリケーションから指示を受信したり(工程3660)、ユーザから指示を受信したり(工程3670)、またはこれら両方を含み得る。工程3680において、サポートアプリケーションは、異なるリソースに対してリソース間機能を実行する。
【0179】
図37は、本発明の一実施形態によって、後退機能、前進機能および履歴機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。工程3700において、サポートアプリケーションは、ユーザによってアクセスされるリソースを追跡し得る。サポートアプリケーションは、所定数のリソースを追跡し得る。工程3710において、サポートアプリケーションは、リソースを変更する指示を受信する。指示は、被サポートアプリケーションまたはユーザから送られ得る。指示が履歴にアクセスするためのものである場合、サポートアプリケーションは、アクセスされたリソースのリストを提供して(3720)、かつ、工程3730において、特定のリソースの被サポートアプリケーションまたはユーザから指示を受信し得る。工程3750において、サポートアプリケーションは、リソースを被サポートアプリケーション(ユーザにリソースを提供するアプリケーション)またはユーザに提供する。工程2710において、指示が後退機能用である場合、サポートアプリケーションは、前のリソースを判定して(工程3740)、工程3750において、これを被サポートアプリケーション(ユーザにリソースを提供するアプリケーション)またはユーザに提供する。
【0180】
前進機能を提供することは、リソース(このリソースから後退機能が実行された)に戻るユーザ指示を受信する工程(工程3760)、リソースを決定する機能(工程3765)、および被サポートアプリケーションまたはユーザにリソースを提供する工程(工程3770)を含み得る。
【0181】
図38は、本発明の一実施形態によってリソース間のリマインダー機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。工程3810において、サポートアプリケーションは、(被サポートアプリケーションまたはユーザから)ある種類のリソースに対してリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信して、工程3820においてリマインダーのスケジュール調整を行う。工程3830において、サポートアプリケーションは、(被サポートアプリケーションまたはユーザから)異なる種類のリソースに対してリマインダーのスケジュール調整を行う指示を受信して、工程3840においてこのリソースに対してリマインダーのスケジュール調整を行う。
【0182】
リマインダーは工程3850において生成される。リマインダーは、サポートアプリケーションまたは被サポートアプリケーションによって生成され得る。リマインダーは、異なる種類のリソース(すなわち、リマインダーリストにあるようなリソース)を含み得(工程3860)、リソースおよびイベントの種類に適切である場合にはリマインダーが生
成される(工程3870)。
【0183】
図39は、リソース間のお気に入り機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。工程3910および3930において、サポートアプリケーションは、被サポートアプリケーションまたはユーザから、異なる種類のリソースをお気に入りにする指示を受信する。工程3920および3940において、リソースは、サポートアプリケーションによって、またはいくつかの実施形態においては、被サポートアプリケーションによって、お気に入りのリストに含まれる。工程3950において、サポートアプリケーションは、お気に入りのリストにアクセスする指示を受信して、工程3960において、ユーザまたは被サポートアプリケーションにリストを提供する。工程3970において、サポートアプリケーションは、ユーザのリソースへのアクセス希望の指示を受信して、工程3980において、被サポートアプリケーションまたはユーザにリソースを提供する。
【0184】
図40aおよび
図40bは、本発明のいくつかの実施形態によって、リソース間の視聴制限機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。工程4010および4050において、サポートアプリケーションは、異なる種類のリソースに対する視聴制限を設定する指示を受信する。これらの工程は、ユーザプロファイルの指示を受信することを含み得る(例えば、工程4020)。工程4030および4050において、サポートアプリケーションは、ユーザまたは被サポートアプリケーションから、リソースに対する視聴制限を受信する。工程4060において、サポートアプリケーションまたは被サポートアプリケーションは、各視聴制限によって、リソースへのアクセスを提供する。これは、工程4020において示したように、ユーザプロファイルへのアクセス提供を含み得る。
【0185】
図40bは、複数の被サポートアプリケーションによって用いられる視聴制限設定を設定することに関する例示的な工程を示す。サポートアプリケーションは、一般的な視聴制限設定を設定する指示を受信して(工程4015)、対応する視聴制限設定を受信する(工程4025)。いくつかの実施形態において、被サポートアプリケーションは、アクセスを制御し得る。例えば、工程4035において、サポートアプリケーションは、一般的な視聴制限に対して、被サポートアプリケーションから照会を受信する。被サポートアプリケーションは、例えば、ユーザがリソースにアクセスしようと試みたことに応答して、または任意の他の適切なイベントに応答して、被サポートアプリケーションがまず開始した場合に、これらの制御をリクエストし得る。工程4045において、被サポートアプリケーションは、情報を被サポートアプリケーションに提供し、被サポートアプリケーションは、視聴制限の設定によって、ユーザアクセスを提供する(工程4055)。
【0186】
いくつかの実施形態において、サポートアプリケーションはユーザアクセスを制御する。例えば、工程4065において、サポートアプリケーションは、リソースにアクセスするというユーザ指示を受信する。これは、ユーザからの直接の指示、またはサポートアプリケーションからの指示であり得る。工程4075において、サポートアプリケーションは、一般的な視聴制限の設定によって、リソースへのアクセスをユーザに提供する。これは、特定のユーザプロファイルに対する視聴制限によったアクセスの提供(工程4085)を含み得る。
【0187】
図41は、本発明の一実施形態によって、その他機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。工程4110において、サポートアプリケーションは、ユーザまたは被サポートアプリケーションから、その他表示を提供する指示を受信する。その他表示は、オーバーレイ、一部ディスプレイ、または全ディスプレイ表示であり得る。工程4120において、サポートアプリケーションは、一つ以上のリソース間機能を有す
るその他機能を提供する。その他機能は、例えば、印刷、ホーム、後退、前進、履歴、リマインダー、お気に入り、検索または他の適切な機能を含み得る。サポートアプリケーションは、機能のうちの一つの指示を受信して、工程4140においてこの機能を提供する。
【0188】
図42は、本発明の一実施形態によって、リソース間の検索機能を提供することに関する例示的な工程のフローチャートである。工程4210において、サポートアプリケーションは、ターゲットリソースの指示を受信する。これは、異なる種類であり得る一つ以上のリソースのディスプレイからリソースのユーザ選択を(直接またはサポートアプリケーションから)受信する工程(工程4220)か、またはすべての利用可能なリソースを検索する指示を受信する工程(工程4230)を含み得る。工程4240において、サポートアプリケーションは、検索ストリング、パラメータまたは任意の他の適切な基準などの検索基準を受信する。工程4250において、サポートアプリケーションは、検索基準によって、ターゲット(単数または複数)の検索を実行して、工程4260において結果のディスプレイを提供する。ディスプレイは、異なる種類のリソースを含み得る。
【0189】
当業者であれば、本発明が説明した実施形態以外によって実施され得ることを理解する。説明した実施形態は、例示を目的として提示されるのであって、本発明を限定しない。本発明は、上掲の特許請求の範囲によってのみ限定される。