【課題を解決するための手段】
【0017】
この問題は、独立の請求項の特徴を持つ、方法、デバイス、試験要素および使用によって解決される。単離された方式で、または任意の任意的組み合わせで、実現されうる好ましい態様を、独立の請求項に列挙する。
【0018】
以下に用いる際、用語「有する」、「含む」または「含まれる」あるいはその任意の文法的変動は、非排他的方式で用いられる。したがって、これらの用語は、どちらも、これらの用語によって導入される特徴に加えて、この背景で記載される全体にさらなる特徴がまったく存在しない状況、および1またはそれより多いさらなる特徴が存在する状況の両方を指すことも可能である。例えば、表現「AはBを有する」、「AはBを含む」および「AにはBが含まれる」は、Bに加えて、Aの中にいかなる他の要素も存在しない状況(すなわちAが単独でそして排他的にBからなる状況)、およびBに加えて、1またはそれより多いさらなる要素または構成要素、例えば要素C、要素CおよびDまたはさらにさらなる要素または構成要素が実体A中に存在する状況の両方を指すことも可能である。
【0019】
本発明の第一の側面において、体液中の少なくとも1つの分析物を検出するための試験要素を産生するための方法を開示する。一般的に、本明細書において、試験要素は、体液中の1またはそれより多い分析物を検出するために適応された任意的要素であり、定量的および/または定性的検出が実行可能である。試験要素は、好ましくは、少なくとも1つの光学検出法を用いることによって分析物を検出するために適応された光学試験要素、および少なくとも1つの電気化学測定、例えば少なくとも1つの電圧および/または少なくとも1つの電流の測定を用いることによって、分析物を検出するために適応された、電気化学試験要素からなる群より選択されることも可能である。試験要素の潜在的なセットアップに関して、上記の先行技術セクションを参照することも可能である。さらに、電気化学試験および/または光学試験を提供する併用試験要素がありうる。さらにまたはあるいは、他のタイプの試験要素が使用可能である。以下の開示に論じられるような試験要素は、好ましくは、試験ストリップ、すなわちストリップ状の試験要素、例えば5mm〜100mm、好ましくは10mm〜50mmのストリップ長、および好ましくは1mm〜30mm、好ましくは3mm〜10mmのストリップ幅を有する、試験ストリップである。試験ストリップの厚さは、好ましくは2mm未満、好ましくは500μm未満であり、そして試験ストリップは、好ましくは柔軟であり、すなわち手によって変形可能である。
【0020】
試験要素は、分析物の存在下で少なくとも1つの検出反応を実行するように適応された少なくとも1つの試験化学薬品を有する。試験化学薬品の定義に関して、試験化学薬品の潜在的な態様に関して、そして例えば光学検出反応および/または電気化学検出反応であってもよい検出反応の潜在的な態様に関して、上記の先行技術セクションを参照することも可能である。好ましくは、試験化学薬品は乾燥試験化学薬品である。試験化学薬品の潜在的な組成に関しては、上に引用する先行技術の文書を参照することも可能である。
【0021】
方法は、以下の方法工程を含み、これを所定の順序で実行してもよい。しかし、方法工程の他の順序も可能である。さらに、2またはそれより多い方法工程を同時におよび/または重複する時間内で実行することも可能である。したがって、好ましくは、方法は連続製造プロセスを提供し、該プロセスにおいて、少なくとも方法工程a)およびb)、場合によってさらに方法工程c)および/またはd)は、同時に、例えばインラインプロセスで実行可能である。さらに、1またはそれより多い方法工程を反復してまたは繰り返して実行してもよい。さらに、以下に列挙されない、1またはそれより多いさらなる方法工程を提供してもよい。
【0022】
方法は以下の工程を含む:
a)連続支持体テープを提供し、連続支持体テープが連続支持体テープの伸張方向に対して平行な輸送方向で輸送される、輸送工程;
b)液体接着剤およびスロットコーティングプロセスを用いることによって、少なくとも1つの連続接着性ストリップが連続支持体テープに適用され、連続接着性ストリップが輸送方向に対して平行に配向される、接着剤適用工程;
c)少なくとも1つのカバー要素が連続接着性ストリップに適用され、それによってカバー要素が連続支持体テープに固定される、カバー要素適用工程;および
d)連続支持体テープが単一試験要素に個別化される、個別化工程。
【0023】
上に概略する通り、輸送工程および接着剤適用工程は、好ましくは同時に、および連続して行われる。したがって、輸送工程および接着剤適用工程は各々、連続プロセスであることも可能である。
【0024】
上に概略する通り、輸送工程において、連続支持体テープを提供する。本明細書において、用語、連続支持体テープは、1より多い試験要素、好ましくは少なくとも10、少なくとも100、少なくとも1000、あるいはさらに少なくとも10000または少なくとも100000の試験要素のための支持体を提供する。したがって、好ましくは、連続支持体テープは、好ましくは少なくとも1m、より好ましくは少なくとも10m、そして最も好ましくは少なくとも30mの長さ、すなわち支持体テープの伸長方向に沿った伸長を有する。連続支持体テープは、好ましくは少なくとも5mm、より好ましくは少なくとも10mm、例えば20mmまたはそれより長い、支持体テープの伸長方向に対して垂直な幅を有することも可能である。この幅は、以下にさらに詳細に概略するように、個別化工程d)が、好ましくは支持体テープの伸長に対して垂直な方向で、連続支持体テープの切断を含むため、試験要素の長さに対応する可能性もある。したがって、連続支持体テープの幅の好ましい態様に関して、上記のような、試験ストリップの好ましい長さを参照することも可能である。
【0025】
連続支持体テープの輸送は、例えば、1またはそれより多いリールならびに/あるいは1またはそれより多い他のタイプの輸送デバイス、例えばローラーおよび/または輸送ホイールを用いることによって実行可能である。連続支持体テープは、以下にさらに詳細に概略するように、少なくとも1つの供給リールを用いることによって提供可能である。
【0026】
上に概略するように、輸送方向は、支持体テープの伸長方向に対して平行である。したがって、連続支持体テープを伸長方向に沿って巻き取り、以下にさらに詳細に概略するように、連続支持体テープのすべてのセクションが、継続的にまたは連続的に、方法を実行するためのデバイスの1またはそれより多い適用ステーションを通過するようにしてもよい。したがって、支持体テープの側方伸長方向および輸送方向は、以下にさらに詳細に概略するように、デバイスの1またはそれより多い適用ステーション、例えば接着剤適用デバイスおよび/またはカバー要素適用デバイスの位置で、輸送方向であることも可能である。
【0027】
上に概略するように、方法工程b)において、液体接着剤を適用する。本明細書において、用語「液体」は、液体接着剤がアモルファスで変形可能な形式、例えば液体型でそして/またはペーストとして提供される事実を指す。好ましくは、液体接着剤は、液体型、例えば溶液、エマルジョンおよび/または分散物の型で提供される。したがって、液体接着剤は、好ましくは、1またはそれより多い溶媒を含むことも可能である。
【0028】
本明細書において、用語、スロットコーティングプロセスは、好ましくは、スロット金型コーティングプロセスを含み、一般的には、1またはそれより多いスロットを用いることによって、例えば各金型が1またはそれより多いスロットを有する1またはそれより多い金型(スロット金型)を用いることによって、液体またはペーストを支持体に適用するプロセスを指す。したがって、例えば、スロットコーティングプロセス、例えばスロット金型コーティングプロセスは、輸送方向に対して垂直なスロットを提供することも可能であり、ここで、輸送方向は好ましくは、この位置で、水平方向である。液体接着剤は、外圧のため、そして/または自身の重量のため、スロットを通過可能であり、そして支持体テープの表面に当たることが可能である。好ましくは、この位置で、支持体テープは動いており、そして表面に適用された液体接着剤を直ちに運び去り、それによって表面上に連続フィルム中のさらなる液体接着剤が連続して適用される。
【0029】
スロットは、好ましくは、ノズル、好ましくは金型の一部であることも可能である。したがって、ノズルまたは金型は、スロット、好ましくは長方形スロットの形状を有する1またはそれより多いシムを含むことも可能であり、長方形のより長い側は、好ましくは、輸送方向に対して垂直に配向されている。スロットコーティングプロセスは、当該技術分野において、他の適用に関して一般的に知られ、例えばWO 2004/113917 A2に見られる。
【0030】
本明細書において、用語、連続接着性ストリップは、一般的に、輸送方向に対して平行であり、そしてしたがって好ましくは連続支持体テープの長い側に対して平行である、正確な境界を有する、ストリップ型の要素を指す。
【0031】
本明細書において、用語、カバー要素は、一般的に、少なくとも1つの連続接着性ストリップを用いることによって、支持体テープに接着される任意的要素を指す。カバー要素は、好ましくは、連続カバー要素であることも可能であり、これは、個別化工程において、そして/またはさらなるカバー要素単一化(singularization)工程において、各試験要素のため、個別のカバー要素に分離されるかまたは個別化されることも可能である。本発明で使用可能なカバー要素の例を、以下にさらに詳細に提供する。
【0032】
本明細書においてさらに、用語「個別化する」は、一般的に、連続支持体テープを、その上に配置された1またはそれより多いさらなる要素(例えば液体接着剤および/またはカバー要素)とともに、複数の試験要素または試験要素の半製品に分けるプロセスを指す。したがって、工程d)において、すぐに使用できる試験要素、および/または場合によって1またはそれより多い、続く仕上げ工程に供することも可能な試験要素の中間産物を生成することも可能である。
【0033】
上に概略するように、本発明記載の方法は、1またはそれより多いさらなる工程を含むことも可能である。したがって、方法は、連続支持体テープおよびカバー要素の少なくとも1つに、試験化学薬品を適用する工程をさらに含むことも可能である。この方法工程を、輸送工程中、例えば接着剤適用工程前または後、あるいはさらに接着剤適用工程と平行して、行うことも可能である。潜在的な試験化学薬品または試験化学薬品に関する適用法に関しては、上記関連技術セクションを参照することも可能である。例えば、WO 2004/113917 A2に開示するような方法を用いることも可能である。さらにまたはあるいは、ナイフコーティング技術および/またはローラーコーティング技術および/またはプリンティング技術を、好ましくは連続プロセスで、用いてもよい。したがって、一般的に、少なくとも1つの試験化学薬品の適用は、好ましくは、連続プロセスで実行される。
【0034】
連続接着性ストリップは、好ましくは、5mm未満、好ましくは4mm未満、そしてより好ましくは3mm未満の、輸送方向に対して垂直な幅を有することも可能である。連続接着性ストリップは、例えば、少なくとも1mmおよび5mm未満の、輸送方向に対して垂直な幅を有することも可能である。他の寸法が可能である。
【0035】
一般的に、連続接着性ストリップの異なる寸法が可能である。したがって、例えば、連続接着性ストリップは、0.5mm〜40.0mm、好ましくは1.0mm〜5mmの、輸送方向に対して垂直な幅、より好ましくは1.0mm〜3.0mm、そして最も好ましくは2.0mmの幅を有することも可能である。他の寸法が可能である。
【0036】
上に概略するように、1またはそれより多い連続接着性ストリップを連続支持体に適用することも可能である。したがって、本発明の1つの利点として、以下にさらに詳細に概略するように、2またはそれより多い連続接着性ストリップを、さらに非常に正確に、連続支持体、例えば上述の寸法、例えば1.0mm〜5.0mmの幅、好ましくは5.0mm未満の幅を有する、2またはそれより多い連続接着性ストリップに適用することも可能である。他の方法が可能である。
【0037】
上に概略するように、スロットコーティングプロセスは、好ましくは、スロット金型コーティングプロセスを含む。好ましくは、スロットコーティングプロセスは、液体接着剤に対して、1バールより高い圧、例えば1〜2バールの圧を適用するよう適応される。液体接着剤は、好ましくは、少なくとも1つの管系および/または少なくとも1つのポンプを通じて、金型スロットコーティング装置の金型またはスロット金型コーティングデバイスに供給される。
【0038】
スロットコーティングプロセスにおいて、スロット金型を用いる場合、好ましくは、スロット金型は、5mm未満の、輸送方向に対して垂直な幅、好ましくは4mm未満の幅、そしてより好ましくは3mm未満の幅を有する。スロットの潜在的な寸法に関しては、上に概略するような連続接着性ストリップの好ましい幅を参照することも可能である。したがって、スロット金型の幅は、好ましくは連続接着性ストリップの幅に対応する。好ましくは、スロット金型の幅は、少なくとも1mm、例えば1〜3mm、好ましくは2mmである。
【0039】
上に概略するように、好ましくは、連続支持体は、柔軟なテープまたはホイルであることも可能である。例えば、連続支持体テープは、1またはそれより多い:プラスチックテープ、例えばポリエステルテープ;膜;金属ホイル;不織布、好ましくはグラスファイバーを含有する不織布;紙製品;織物;微小構造材料を含むことも可能である。さらにまたはあるいは、他の材料および/または材料の組み合わせを用いることも可能である。さらにまたはあるいは、連続支持体テープは、1またはそれより多いプラスチック材料および/または1またはそれより多いさらなる材料を含む、ラミネート加工テープを含むことも可能である。柔軟なテープは、透明または不透明テープであることも可能である。連続支持体テープは、好ましくは10μm〜1mmの厚さ、より好ましくは20μm〜50μmの厚さ、そして最も好ましくは30μmの厚さを有することも可能である。他の寸法が可能である。
【0040】
連続支持体テープは、好ましくは、少なくとも1つの供給リールを用いることによって提供可能である。上に概略するように、さらなる輸送要素、例えば1またはそれより多い輸送ホイールおよび/または1またはそれより多い輸送ローラーを提供することも可能である。
【0041】
さらなる態様は、カバー要素を指す。したがって、上に概略するように、カバー要素は、一般的に、少なくとも1つの接着性ストリップを通じて、輸送テープに直接または間接的に固定された、1またはそれより多い要素であるか、またはこうした要素を含むことも可能である。カバー要素は、不活性カバー要素であることも可能であり、単に、有害な影響、例えば機械的影響および/または環境的影響に対する、試験要素またはその一部の保護を提供する。しかし、さらにまたはあるいは、少なくとも1つのカバー要素は、少なくとも1つの機能要素であるかまたは機能要素を含んでもよい。本明細書において、用語、機能要素は、一般的に、体液中の分析物の検出に関連する、1またはそれより多い機能を、試験要素に提供する要素を指す。したがって、機能要素は、流動性機能要素、例えば流動性輸送要素、より好ましくは、少なくとも1つの毛細管要素であるか、またはこうした要素を含むことも可能である。本明細書において、用語、毛細管要素は、一般的に、毛細管力によって液体を輸送するための毛細管チャネルの側壁の少なくとも一部を形成する要素を指す。さらにまたはあるいは、少なくとも1つの機能要素は、少なくとも1つの分離要素、例えば少なくとも1つの分離膜、例えば体液の1またはそれより多い構成要素を分離するためのものであるか、またはこうした要素を含むことも可能である。さらにまたはあるいは、少なくとも1つの機能要素は、特定の領域または場所の上に、体液またはその少なくとも一部をスプレッドするために適応された、1またはそれより多いスプレッド要素を含むことも可能である。したがって、例えば、機能要素は、好ましくは毛細管力および/または表面作用によって、1またはそれより多い電極上、ならびに/あるいは1またはそれより多い試験フィールド上に、体液またはその一部をスプレッドするよう適応された、少なくとも1つのカバーホイルであるか、またはこうしたカバーホイルを含むことも可能である。再び、さらにまたはあるいは、上に概略するように、カバー要素は、1またはそれより多い支持体要素、およびその上に適用された1またはそれより多い試験化学薬品を含むことも可能である。したがって、少なくとも1つの機能要素は、好ましくは少なくとも1つの試験フィールドの型の、少なくとも1つの試験化学薬品であるか、またはこうした薬品を含むことも可能である。したがって、試験要素は、一般的に、試験フィールドが単層または多層セットアップを有することも可能である、少なくとも1つの試験化学薬品を含む1またはそれより多い試験フィールドを含むことも可能である。少なくとも1つの試験フィールドを、連続支持体テープ、またはそこから作製される試験要素の支持体に、直接または間接的に適用することも可能であるし、そして/またはカバー要素に直接または間接的に適用することも可能である。
【0042】
したがって、要約すると、カバー要素は、好ましくは:スプレッド要素;毛細管要素;電極;カバーホイル;少なくとも1つの試験化学薬品を含む試薬ホイルまたは試験フィールド;体液試料の少なくとも2つの構成要素を分離するための膜からなる群より選択される少なくとも1つの要素を含むことも可能である。さらにまたはあるいは、他のタイプの要素、好ましくは機能要素を提供することも可能である。
【0043】
カバー要素を、個別化型および/または連続形式で、接着性ストリップに適用してもよい。したがって、個々のカバー要素、例えば試験要素あたり1またはそれより多いカバー要素を、個別化前に、連続接着性ストリップに適用してもよい。さらにまたはあるいは、少なくとも1つのカバー要素を連続プロセスで提供してもよい。したがって、好ましくは、少なくとも1つのカバー要素は、連続カバー要素であるか、または連続カバー要素を含み、連続カバー要素は、支持体テープの伸長方向および/または輸送方向で連続である。したがって、例えば、少なくとも1つのカバー要素は、少なくとも1つの連続カバーホイルまたは連続カバーテープ、例えば少なくとも1つの連続プラスチックテープおよび/または少なくとも1つの連続ラミネートテープを含むことも可能である。
【0044】
上に概略するように、本発明記載の方法は、好ましくは、連続プロセスで実行される。したがって、好ましくは、方法工程a)およびb)、ならびに場合によって、工程c)および/またはd)は、連続して、例えばインラインプロセスで、より好ましくはリールプロセスで行われる。したがって、例えば、少なくとも1つのカバー要素は、少なくとも1つの供給リールを用いることによって提供されることも可能である。
【0045】
さらなる態様は、本発明内で使用可能な試験化学薬品を指す。試験化学薬品の潜在的な態様に関して、上に列挙する先行技術文書を参照することも可能である。他のタイプの試験化学薬品を代わりにまたはさらに用いてもよい。したがって、例えば、少なくとも1つの試験化学薬品は、少なくとも1つの光学試験化学薬品を含むことも可能であり、ここで、少なくとも1つの光学試験化学薬品は、分析物の存在下で、少なくとも1つの光学検出反応を実行するよう適応され、ここで、光学試験要素および体液変化の少なくとも1つの、少なくとも1つの光学検出可能な特性が、光学検出反応によって変化する。例えば、少なくとも1つの光学検出可能な特性は、蛍光特性および/または燐光特性および/または発光特性であるか、またはこうした特性を含むことも可能である。さらにまたはあるいは、少なくとも1つの光学検出可能な特性は、好ましくは試験化学薬品を含む試験フィールドの、試験化学薬品の反射特性、例えば少なくとも1つの寛解および/または少なくとも1つの色であるか、またはこうした特性を含むことも可能である。例えば、少なくとも1つの試験化学薬品は、1またはそれより多い酵素、例えばグルコース・オキシダーゼおよび/またはグルコース・デヒドロゲナーゼを含むことも可能である。さらにまたはあるいは、他の構成要素、例えば1またはそれより多い色素および/または着色剤が含まれることも可能である。さらに、1またはそれより多いさらなる要素、例えば補酵素および/または仲介因子が含まれることも可能である。
【0046】
少なくとも1つの光学試験化学薬品の使用に加えてまたはその代わりに、少なくとも1つの試験化学薬品は、少なくとも1つの電気化学試験化学薬品であることも可能であるし、またはこうしたものを含むことも可能である。電気化学試験化学薬品が、分析物の存在下で、少なくとも1つの電気化学検出反応を実行するように適応させることも可能である。電気化学試験化学薬品および体液の少なくとも1つの、少なくとも1つの電気的に検出可能な特性が、電気化学検出反応によって変化することも可能である。再び、少なくとも1つの電気化学試験化学薬品は、少なくとも1つの酵素、例えばグルコース・デヒドロゲナーゼおよび/またはグルコース・オキシダーゼであるかまたはこれらを含むことも可能である。さらにまたはあるいは、他の要素、例えば1またはそれより多い補酵素ならびに/あるいは1またはそれより多い仲介因子が存在することも可能である。少なくとも1つの電気的に検出可能な特性は、当該技術分野に知られるように、1またはそれより多い電極を用いることによって、検出可能である、少なくとも1つの特性であることも可能である。したがって、少なくとも1つの電気的に検出可能な特性は、電流および/または電圧であることも可能であるし、またはこうしたものを含むことも可能である。したがって、少なくとも1つの試験化学薬品を試験要素の少なくとも1つの作業電極に適用することも可能であり、ここで、少なくとも1つのカウンター電極および/または参照電極を提供することも可能である。少なくとも1つの電気的に検出可能な特性を決定するため、作業電極および少なくとも1つのさらなる電極の間の電流および/または電圧を測定することも可能である。さらなる詳細に関しては、上に列挙する関連技術分野を参照することも可能である。
【0047】
したがって、一般的に、好ましくは、本発明記載の方法および産生デバイスを、光学試験要素を製造するために、電気化学試験要素を製造するために、またはハイブリッド試験要素を製造するために用い、光学測定のための手段および電気化学測定のための手段の両方を提供することも可能である。
【0048】
少なくとも1つの電気化学試験化学薬品を用いる場合、本発明にしたがった方法は、連続支持体テープおよびカバー要素の少なくとも1つに、少なくとも1つの電極を適用する方法工程をさらに含むことも可能である。電気化学試験化学薬品を電極に適用することも可能である。したがって、1またはそれより多い電極を、連続支持体テープ上にそして/またはカバー要素上に、直接または間接的に提供することも可能である。1またはそれより多い中間産物を提供することによるなどして、支持体テープおよび/またはカバー要素上にすでに配置されている1またはそれより多い電極を含む支持体テープおよび/またはカバー要素を提供することも可能である。さらにまたはあるいは、1またはそれより多い電極の適用は、完全にまたは部分的に、本発明記載の方法の間に行われることも可能である。
【0049】
例えば、連続支持体テープは、パターン化された方式および/またはパターン化されていない方式で、1またはそれより多い伝導層を含むことも可能である。1またはそれより多い伝導層は、例えば、純粋な物質として、および/または合金または陶性合金の構成要素として、Ag、Al、Au、Pt、Pd、NiおよびCuからなる群より選択される1またはそれより多い金属成分を含む金属層などの、1またはそれより多い金属層を含むことも可能である。さらにまたはあるいは、他の金属を用いてもよい。さらにまたはあるいは、導電特性を有する他のタイプの伝導材料、例えば当業者に知られるであろうような、1またはそれより多い導電有機材料、好ましくは導電ポリマー、および/または導電コーティングを用いることも可能である。
【0050】
少なくとも1つの電極を適用するため、既知の技術を用いることも可能である。したがって、少なくとも1つの電極は、好ましくは、1またはそれより多い金属電極、例えば金でできた1またはそれより多い電極を含む。金属を適用するため、既知の技術、例えば物理的蒸着および/または化学的蒸着、好ましくはスパッタリング技術を用いてもよい。さらにまたはあるいは、他の適用技術、例えばラミネート加工技術を用いてもよい。1またはそれより多い電極をパターン化するため、典型的なパターン化技術を用いてもよい。パターン化技術は、1またはそれより多い金属の沈着中に行ってもよく、そして/または続く工程において行ってもよい。したがって、例えば、アブレーション技術、例えば1またはそれより多いレーザーアブレーション技術および/またはエッチング技術を用いることによるパターン化を行ってもよい。
【0051】
上に概略するように、少なくとも1つの電極または電極の少なくとも1つに、少なくとも1つの電気化学試験化学薬品を適用するため、既知の沈着技術を用いてもよい。したがって、ナイフコーティング、プリンティング、ローラーブレーディング、分配、スクリーンプリンティングまたは他の技術を適用することも可能である。
【0052】
上に概略するように、好ましくは、少なくとも方法工程b)およびc)を連続プロセスで行う。したがって、好ましくは、プロセスは、インライン適用を含む。例えば、全プロセスが、リール上に巻き取られうる中間産物を生じない、インラインプロセスであってもよい。しかし、さらにまたはあるいは、1またはそれより多い中間産物をプロセス中に生成することも可能であり、そしてプロセスは、中間産物を中間貯蔵することによって、中断されることも可能である。しかし、好ましくは、連続プロセス、好ましくはリールプロセスを用いる。
【0053】
さらなる態様は、液体接着剤を指す。好ましくは、液体接着剤は、20mPas〜10000mPasの粘性を有する。例えば、液体接着剤は、100mPasより高い粘性、例えば100mPas〜1000mPasの粘性を有することも可能である。他の粘性が可能である。
【0054】
連続接着性ストリップおよび/または液体接着剤は、多様な特性、例えば電気特性を有することも可能である。したがって、連続接着性ストリップは、電気絶縁特性および導電特性の群より選択される電気特性を有することも可能である。したがって、試験要素上の少なくとも1つの連続接着性ストリップおよび/または少なくとも1つの接着性ストリップを、2またはそれより多い伝導要素を電気的に連結するために用いることも可能である。例えば、導電特性を有する1またはそれより多い連続接着性ストリップを用いる際、それによって形成される少なくとも1つの接着性ストリップを、層セットアップの異なる層にある導線または他の電気的要素を電気的に連結するため、層セットアップで用いることも可能である。
【0055】
導電特性を提供するため、液体接着剤は、1またはそれより多い導電構成要素、例えば金属粒子および/または導電性炭素粒子を含むことも可能である。例えば、液体接着剤は、1またはそれより多いマトリックス構成要素および/または結合剤、ならびにさらに導電特性を有する1またはそれより多いフィルター材料、例えば金属粒子および/または炭素粒子を含むことも可能である。液体接着剤を導電性にする他の方法が当業者に知られ、そしてさらに使用可能である。
【0056】
さらにまたはあるいは、電気絶縁特性を有する、少なくとも1つの液体接着剤および/または少なくとも1つの連続接着性ストリップを用いることも可能である。これらの要素は、例えば、連続接着性ストリップまたはそれによって形成される接着性ストリップを通じて、電気的連結が提供される必要がない場合、あるいは連続接着性ストリップまたはそれによって形成される接着性ストリップによって、電気絶縁、例えば層セットアップで隣接する導電層の間の電気絶縁が提供される必要がある場合、使用可能である。さらに、試験要素は、1またはそれより多い導電接着性ストリップおよび1またはそれより多い電気絶縁接着性ストリップの組み合わせを含むことも可能である。
【0057】
連続接着性ストリップおよび/または液体接着剤は、多様な特性、例えば熱特性を有することも可能である。したがって、連続接着性ストリップは、断熱特性および熱伝導特性の群より選択される熱特性を有することも可能である。したがって、少なくとも1つの連続接着性ストリップおよび/または試験要素上の少なくとも1つの接着性ストリップを、2またはそれより多い隣接する要素を熱的に連結するために用いてもよい。例えば、熱伝導特性を有する1またはそれより多い連続接着性ストリップを用いる場合、それによって形成される少なくとも1つの接着性ストリップを、層セットアップの隣接する層にある要素を熱的に連結するために、層セットアップで用いることも可能である。
【0058】
熱伝導特性を提供するため、液体接着剤は、1またはそれより多い熱伝導構成要素、例えば金属粒子を含むことも可能である。例えば、液体接着剤は、1またはそれより多いマトリックス構成要素および/または結合剤、そしてさらに、優れた熱伝導特性を有する1またはそれより多い充填剤材料、例えば金属粒子を含むことも可能である。液体接着剤を熱伝導性にする他の方法が当業者に知られ、そしてさらに使用可能である。
【0059】
さらにまたはあるいは、断熱特性を有する少なくとも1つの液体接着剤および/または少なくとも1つの連続接着性ストリップを用いることも可能である。これらの要素は、例えば、連続接着性ストリップまたはそれによって形成される接着性ストリップを通じて、熱連結または熱トランスファーが提供される必要がない場合、あるいは連続接着性ストリップまたはそれによって形成される接着性ストリップによって、断熱、例えば層セットアップで隣接する層の間の断熱が提供される必要がある場合、使用可能である。さらに、試験要素は、1またはそれより多い熱伝導性接着性ストリップおよび1またはそれより多い断熱接着性ストリップの組み合わせを含むことも可能である。
【0060】
連続接着性ストリップは、好ましくは接着性または湿潤状態にあり、2μm〜150μm、好ましくは10μm〜100μm、より好ましくは5μm〜50μm、そして最も好ましくは10μm〜20μm、例えば15μmの厚み、すなわち連続支持体テープ表面に対して垂直な伸長を有することも可能である。他の寸法が可能である。
【0061】
さらなる態様において、方法はさらに、1またはそれより多い乾燥工程を含むことも可能であり、連続接着性ストリップは乾燥工程において完全にまたは部分的に乾燥される。本明細書において、用語、乾燥は、一般的に、例えば液体接着剤から1またはそれより多い溶媒を完全にまたは部分的に除去することによって、そして/または液体接着剤内で1またはそれより多い化学反応、例えば架橋反応を開始することによって、液体接着剤工程中の液体接着剤の完全なまたは部分的な凝固を指す。後者の場合、少なくとも1つの化学反応は、以下にさらに詳細に概略するように、内在因子、例えば液体接着剤内に含有される1またはそれより多い開始剤によって開始されてもよく、そして/または1またはそれより多い外部の影響、例えば熱および/または電磁放射によって、開始されることも可能である。
【0062】
カバー要素適用工程の前または後に、少なくとも1つの乾燥工程を実行することも可能である。少なくとも1つの乾燥工程を、カバー要素適用工程の前に提供する場合、好ましくは、少なくとも1つの液体接着剤は、少なくとも1つの乾燥工程中に、完全に硬化または乾燥されず、連続接着性ストリップの剛性または接着特性が乾燥工程後であってもなお残るようにする。さらにまたはあるいは、少なくとも1つの乾燥工程は、完全にまたは部分的に、少なくとも1つのカバー要素適用工程後に、例えば電磁放射を通じて、加熱し、そして/または固化させ、そして/または硬化させることによって、実行可能である。したがって、好ましくは、少なくとも1つのカバー要素の適用後に、好ましくは少なくとも1つの個別化工程を実行する前に、少なくとも1つの連続接着性ストリップの完全なまたは部分的な凝固を行う。
【0063】
上に概略するように、少なくとも1つの乾燥工程は、場合によって、連続接着性ストリップおよび/または液体接着剤に対して、1またはそれより多い影響を発揮する工程を含むことも可能である。したがって、例えば、乾燥工程は:接着性ストリップの加熱;熱いガス、例えば熱い空気に対する接着性ストリップの曝露;電磁放射、好ましくは紫外スペクトル範囲の電磁放射に対する接着性ストリップの曝露の1またはそれより多くを含むことも可能である。さらにまたはあるいは、他のタイプの加熱プロセス、例えば接着剤の完全なまたは部分的固化に十分な時間を提供するため、少なくとも1つの固化距離を通して、その上に配置された連続接着性ストリップおよびカバー要素を含む連続支持体テープを導くことによるなど、単純な固化プロセスを行うことも可能である。さらにまたはあるいは、乾燥工程は、少なくとも1つの加熱チャネルおよび/または少なくとも1つの加熱プレートを用いることによる乾燥を含むことも可能である。したがって、例えば、少なくとも1つの加熱チャネル上および/または少なくとも1つの加熱プレート上に、その上に配置された連続接着性ストリップおよびカバー要素を含む連続支持体テープを導くことも可能である。例えば、30℃〜150℃の温度、例えば40℃〜100℃の温度を連続接着性ストリップに適用することも可能である。他の温度が可能である。
【0064】
少なくとも1つの連続支持体テープへの少なくとも1つのカバー要素の接着をさらに改善するため、圧を適用することも可能である。したがって、例えば、カバー要素を連続接着性ストリップ上にプレスすることも可能であるし、またはその逆も可能である。カバー要素を連続接着性ストリップおよび/または連続支持体テープに連続してプレスするため、多様な加圧技術が使用可能である。したがって、例えば、1またはそれより多い加圧ローラー、例えば堅い支持体を用いることによって、カバー要素を連続接着性ストリップにプレスするかまたはその逆の1またはそれより多いローラー、ならびに/あるいはそこを通じて、連続支持体テープ、連続接着性ストリップおよびカバー要素を含むセットアップが連続プロセス中に導かれる、1またはそれより多いローラー間隙またはニブを用いてもよい。他のオプションが可能である。
【0065】
さらなる場合による態様は、液体接着剤のタイプを指す。一般的に、液体接着剤は、液体接着剤の任意的タイプ、例えば1またはそれより多い架橋可能単量体、オリゴマーまたはポリマー、ならびに/あるいは例えば1またはそれより多い溶媒を含有する1またはそれより多いポリマーであるか、またはこれらを含むことも可能である。例えば、エポキシ樹脂を用いることも可能である。さらなる例として、アクリル液体接着剤を用いることも可能である。したがって、例えば、液体接着剤は、接触接着剤および/またはボンディングエマルジョンであるかまたはこれらを含むことも可能である。さらに、さらにまたはあるいは、液体接着剤は、分散物、好ましくは水性分散物であるかまたはこれらを含むことも可能である。例えば、典型的には、接着性テープ、特に両面接着テープの分野で用いられる、トランスファー接着剤を用いることも可能である。液体接着剤は、基本的材料、例えばアクリレートを有することも可能である。例えば、Cytec Surface Specialties SA/NV、ベルギー・ブリュッセルより入手可能であるようなUcecryl(登録商標)、例えばUS 2009 0263652 A1に記載されるUcecryl(登録商標)接着剤の場合におけるように、液体接着剤の基本的材料として、アクリレートの分散物を用いてもよい。さらにまたはあるいは、アクリレート分散物に基づいて、1またはそれより多い以下の液体接着剤を用いてもよい:ヘルミチン(登録商標)液体接着剤、例えばヘルミチン35038;スウィフト(登録商標)タック接着剤、例えばスウィフト(登録商標)タック2050;テクニコル(登録商標)接着剤、例えばテクニコル(登録商標)9220および/またはテクニコル(登録商標)921;すべてRuderer Klebetechnik GmbH、ドイツ・ツォルネディングより入手可能。
【0066】
液体接着剤、例えば1またはそれより多い上述の液体接着剤、そしてより具体的には、アクリレート分散物に基づく液体接着剤は、1またはそれより多い添加剤を含むことも可能である。したがって、例えば、特に、アクリレート分散物に基づく液体接着剤に関しては:導電物質、特に金属および/またはグラファイト、より具体的には液体接着剤内に分散された金、銀またはグラファイトの1またはそれより多く;熱伝導物質;レオロジー特性を調節するための1またはそれより多い添加物、例えばより多くの増粘剤;消泡剤からなる群より選択される、1またはそれより多い接着剤を添加することも可能である。他の添加剤が可能である。
【0067】
一般的に、液体接着剤は、1またはそれより多いレオロジー、熱伝導性および導電性に関して、多様な特性を提供することも可能である。したがって、液体接着剤は:導電液体接着剤;および電気絶縁液体接着剤;熱伝導性液体接着剤;断熱性液体接着剤からなる群より選択されることも可能である。
【0068】
上に概略するように、用語、液体接着剤は、一般的に、非乾燥状態または部分的にしか乾燥されていない状態にある接着剤を指す。したがって、この状態で、1またはそれより多い溶媒がなお存在することも可能であるし、そして/または少なくとも部分的に液体である接着剤は、非架橋状態である。対照的に、最終試験要素において、試験要素の個別化後、試験要素は、1またはそれより多い接着性ストリップを含むことも可能であり、ここで、接着剤は、完全にまたは部分的に乾燥した状態、例えば少なくとも1つの溶媒が完全にまたは部分的に除去されている状態、ならびに/あるいは接着剤が完全にまたは少なくとも部分的に架橋されている状態である。
【0069】
上に概略するように、少なくとも1つの液体接着剤は、溶液、分散物またはエマルジョンを提供するため、1またはそれより多い溶媒を含むことも可能である。ここで、極性および/または非極性溶媒を使用することも可能である。スロットコーティングプロセス中の液体接着剤のコーティング特性を最適にするため、1またはそれより多い溶媒の含量をさらに用いて、液体接着剤の粘性を適応させることも可能である。最も好ましい例として、特に、毒性および/または他の成分との適合性に関して、水に基づく液体接着剤、例えば水性エマルジョンを用いてもよい。
【0070】
液体接着剤は、接着特性を直接は含まない1またはそれより多いさらなる構成要素をさらに含むことも可能である。したがって、例えば、液体接着剤は、少なくとも1つの界面活性添加剤、好ましくは少なくとも1つの界面活性剤、そしてさらに好ましくは、少なくとも1つの親水性界面活性剤を含むことも可能である。少なくとも1つの界面活性添加剤を、液体接着剤内に混合することも可能である。さらにまたはあるいは、方法は、少なくとも1つの界面活性剤、好ましくは少なくとも1つのアルコール性界面活性剤を、連続接着性ストリップの表面に適用する、少なくとも1つの工程をさらに含むことも可能である。
【0071】
スロットコーティングプロセスは、上に概略するような金型の使用をさらに含むことも可能である。したがって、金型は、1またはそれより多いシムを含むことも可能である。スロットコーティングプロセスは、10μm〜1.0mm、例えば20μm〜200μm、好ましくは30μm〜90μm、連続支持体テープ表面から分離している金型の使用を含むことも可能である。他の距離が可能である。
【0072】
方法は、連続接着性ストリップに、少なくとも1つの連続ライナーを適用する、1またはそれより多い工程をさらに含むことも可能である。本明細書において、用語、連続ライナーは、一般的に、中間カバーを指し、該カバーは、中間産物を形成するため、連続接着性ストリップ表面に適用され、ここで、少なくとも1つのカバー要素を連続接着剤ストリップに適用する前に、連続ライナーを連続接着性ストリップから除去する。したがって、少なくとも1つの連続ライナーは、1またはそれより多いプラスチックテープであってもよいし、またはこうしたテープを含んでもよい。しかし、上に概略するように、好ましくは、1またはそれより多い中間産物を生成することなく、プロセスを、インラインプロセスとして、好ましくは連続プロセスとして、行う。
【0073】
上に概略するように、好ましくは、プロセスはハイスループットプロセスである。したがって、連続支持体テープは、好ましくは、1m/分〜150m/分、好ましくは10m/分〜100m/分、より好ましくは20m/分〜80m/分、そして最も好ましくは、約40m/分の輸送速度で、輸送方向に輸送される。
【0074】
接着剤適用工程は、好ましくは、上に概略するように、連続支持体テープの連続輸送中、好ましくは一定の速度で行われる。したがって、好ましくは、輸送工程および接着剤適用工程の両方が、好ましくは、連続して、そして平行に、例えばインラインプロセスを用いることによって行われる。
【0075】
さらなる態様は、個別化工程を指す。上に概略するように、好ましくは、個別化工程は、連続支持体テープを、好ましくはその上に配置された連続接着性ストリップおよびカバー要素とともに、輸送方向に対して垂直な切断方向で、切断する工程を含むことも可能である。したがって、試験ストリップ、または試験ストリップの中間産物を生成することも可能であり、こうしたストリップまたは中間産物はすぐに使用可能であってもよいし、あるいはこれらを1またはそれより多いさらなる製造工程に供してもよい。切断工程のため、既知の切断技術、例えば金型切断、ならびに/あるいは1またはそれより多いナイフまたはカッターローラーを用いることによる、ならびに/あるいは1またはそれより多いレーザー切断ツールを用いることによる切断を用いてもよい。
【0076】
本発明のさらなる側面において、体液中の少なくとも1つの分析物を検出するための試験要素を産生するための産生デバイスを開示する。一般的に、産生デバイスを適応させて、上に開示する態様の1またはそれより多くにしたがった、そして/または以下にさらに詳細に開示する1またはそれより多い態様にしたがった方法を実行することも可能である。したがって、産生デバイスの潜在的な定義、場合による態様または他の詳細に関して、方法のそれぞれの開示を参照することも可能である。したがって、産生デバイスは、1またはそれより多い方法工程を実行するための1またはそれより多いデバイスを含むことも可能である。
【0077】
産生デバイスは、以下の要素:
I.連続支持体テープを提供するために適応されたテープ輸送デバイスであって、連続支持体テープを連続支持体テープの伸張方向と平行な輸送方向で輸送するように適応された、前記テープ輸送デバイス;
II.液体接着剤およびスロットコーティングプロセスを用いることによって、少なくとも1つの連続接着性ストリップを連続支持体テープに適用するために適応され、連続接着性ストリップが輸送方向と平行に配向された、接着剤適用デバイス;
III.少なくとも1つのカバー要素を連続接着性ストリップに適用し、それによってカバー要素を連続支持体テープに固定するために適応された、カバー要素適用デバイス;および
IV.連続支持体テープを単一試験要素に個別化するために適応された、個別化デバイス
の各々の少なくとも1つを含む。
【0078】
テープ輸送デバイスの潜在的な態様に関して、上記方法の開示を参照することも可能である。したがって、テープ輸送デバイスは、好ましくは、1またはそれより多いローラーおよび/または1またはそれより多い輸送ホイールを含むことも可能である。例えば、少なくとも1つのテープ輸送デバイスは、連続支持体テープの供給を提供するため、1またはそれより多いリール、例えば1またはそれより多い供給リールを含むことも可能である。
【0079】
さらに、接着剤適用デバイスに関して、上に開示するオプションを参照することも可能である。したがって、以下にさらに詳細に概略するように、接着剤適用デバイスは、好ましくは、少なくとも1つのスロットコーティング装置、好ましくは、少なくとも1つの金型スロットコーティング装置を含む。
【0080】
カバー要素適用デバイスは、一般的に、少なくとも1つのカバー要素を、段階的におよび/または連続様式で提供するために適応された1またはそれより多い任意的デバイスを含むことも可能である。したがって、少なくとも1つのカバー要素を、個別化形式で、例えば各試験要素に1またはそれより多い専用のカバー要素を提供することによって、提供してもよい。さらにまたはあるいは、少なくとも1つのカバー要素を、連続プロセスで、例えば1またはそれより多いテープ成形プロセスを提供することによって、提供することも可能である。したがって、例えば、以下にさらに詳細に概略するように、少なくとも1つの連続接着性ストリップおよび/または連続支持体テープに少なくとも1つのカバー要素を適用するため、1またはそれより多い供給リールを提供することも可能である。上に概略するように、カバー要素を連続支持体テープおよび/または連続接着性ストリップにプレスするために、またはその逆を行うために、1またはそれより多い加圧要素を提供することも可能である。
【0081】
さらに、個別化デバイスは、一般的に、連続支持体テープを単一試験要素に個別化するか、あるいはこのオプションによってやはり含まれるはずであり、1またはそれより多いさらなる仕上げ工程に供されることも可能である、中間試験要素に個別化するように適応された、1またはそれより多いデバイスであるかまたはこうしたデバイスを含むことも可能である。上に概略するように、個別化デバイスは、好ましくは、少なくとも1つの切断デバイス、例えば少なくとも1つのナイフおよび/または少なくとも1つの切断ローラーおよび/または少なくとも1つのブレードまたはレーザー切断デバイスであるかまたはこうしたものを含むことも可能である。これらのデバイスの組み合わせが可能である。
【0082】
産生デバイスはさらに、少なくとも1つの連続支持体テープが、少なくとも1つの供給リールによって供給される、リールプロセスを行うために適応されることも可能である。さらなる要素を提供することも可能である。上に概略するように、プロセスは、好ましくは、試験要素がインラインプロセスの最終産物であるような、インライン方式で行われる。しかし、あるいは、中間産物が形成されてもよい。したがって、その上に配置された連続接着性ストリップおよびカバー要素を含む少なくとも1つの連続支持体テープを、中間産物として、例えばこの中間産物を中間産物リール上に巻き取ることによって、保存することも可能である。少なくとも1つの個別化プロセスは、中間産物のリールを用いることによって続いて行う、別個のプロセスであることも可能である。しかし、好ましくは、中間産物を用いることなく、インラインプロセスを用いる。
【0083】
産生デバイスはさらに、少なくとも1つの試験化学薬品適用デバイスを含むことも可能である。試験化学薬品適用デバイスを適応させて、少なくとも1つの試験化学薬品を、連続支持体テープおよびカバー要素の少なくとも1つに適用することも可能である。したがって、例えば、上述のオプションの1またはそれより多くを用いることによって、例えば1またはそれより多いプリンティング技術ならびに/あるいはローラーコーティングおよび/またはナイフコーティング技術の1またはそれより多くを用いることによって、具現化することも可能である。さらにまたはあるいは、他のタイプの沈着技術、例えば分配技術および/またはプリンティング技術の1またはそれより多くを用いてもよい。例えば、WO 2004/113917 A2を参照することも可能である。
【0084】
上に概略するように、少なくとも1つの接着剤適用デバイスは、好ましくは、少なくとも1つの金型スロットコーティング装置を含むことも可能である。金型スロットコーティング装置の潜在的な態様に関しては、上述の方法の開示を参照することも可能である。好ましくは、接着剤適用デバイスを適応させて、少なくとも2つの連続接着性ストリップを連続支持体テープに適用することも可能である。したがって、例えば、少なくとも2つの平行連続接着性ストリップを、連続支持体テープに適用することも可能である。接着剤適用デバイスは、好ましくは、1バールより高い圧を液体接着剤に適用するよう適応された、少なくとも1つの加圧デバイスを含むことも可能である。したがって、接着剤適用デバイスは、液体接着剤を供給するための、例えば少なくとも1つのノズルおよび/または金型に液体接着剤を供給するための管系および少なくとも1つのポンプを含むことも可能である。接着剤適用デバイスは、好ましくは、少なくとも1つのスロット金型、例えば少なくとも1つのシム、好ましくは長方形状の開放部を提供するシムを含むことも可能である。スロット金型は、好ましくは、5mm未満の輸送方向に対して垂直である幅、好ましくは4mm未満、そしてより好ましくは3mm未満の幅を有することも可能である。最も好ましくは、スロット金型は、少なくとも1mmの幅、例えば1〜3mmの幅、好ましくは2mmの幅を有する。さらなる潜在的な態様に関しては、上記方法の開示を参照することも可能である。
【0085】
カバー要素適用デバイスは、好ましくは、1またはそれより多い供給リールを含むことも可能である。上に概略するように、連続プロセスを用いることによって、そして/または個別化形式の1またはそれより多いカバー要素を用いることによって、カバー要素を連続接着性ストリップに適用することも可能である。
【0086】
上に概略するように、プロセスはさらに、1またはそれより多い電極の使用を含むことも可能であり、そしてしたがって、1またはそれより多い電極の適用をさらに含むことも可能である。したがって、産生デバイスは、少なくとも1つの電極適用デバイスをさらに含んでもよく、ここで、電極適用デバイスは、連続支持体テープおよびカバー要素の少なくとも1つに、少なくとも1つの金属電極を適用するよう適応される。潜在適用技術に関しては、上に列挙する沈着技術を参照することも可能である。産生デバイスは、さらに、少なくとも1つのパターン形成デバイス、例えば連続金属層から電極をパターン形成するように適応されたパターン形成デバイスを含むことも可能である。
【0087】
産生デバイスは、さらに、少なくとも1つの界面活性剤適用デバイスを含むことも可能であり、ここで、界面活性剤適用デバイスを適応させて、少なくとも1つの界面活性剤を連続接着性ストリップの表面に適用することも可能である。界面活性剤の適用に関して、既知の沈着技術を参照することも可能である。したがって、例えば、EP 2 144 061 A1および該文書に開示されるプリンティング技術を参照することも可能であり、さらにまたはあるいは、他のタイプの適用デバイス、例えば1またはそれより多いプリンティングデバイスならびに/あるいは1またはそれより多いローラーコーティングまたはナイフコーティングデバイスならびに/あるいは1またはそれより多い分配デバイスを提供することも可能である。
【0088】
上に概略するように、テープ輸送デバイスは、好ましくは、高速産生のために適応される。したがって、例えば、テープ輸送デバイスを適応させて、1m/分〜150m/分、好ましくは10m/分〜100m/分、より好ましくは20m/分〜80m/分、そして最も好ましくは約40m/分の輸送速度で、連続支持体テープを輸送することも可能である。これらの速度は、好ましくは、既知のローラー技術および/またはリール技術によって、例えばリールからリールのプロセス、または単純なリールプロセスにおいて、好ましくはインラインプロセスで、生成可能である。
【0089】
本発明のさらなる側面において、体液中の少なくとも1つの分析物を検出するための試験要素を開示する。試験要素は、少なくとも1つの支持体、および少なくとも1つの接着性ストリップを通じて支持体に搭載された少なくとも1つのカバー要素を有する。試験要素はさらに、分析物の存在下で、少なくとも1つの検出反応を実行するように適応された少なくとも1つの試験化学薬品を有する。試験要素は、本発明記載の方法によって、上に開示する態様の1またはそれより多くにおける方法を用いることによって、あるいは以下にさらに詳細に開示するように、試験要素を産生可能である。好ましくは、試験要素は、少なくとも1つの毛細管要素、例えば少なくとも1つの適用位から少なくとも1つの測定位、例えば少なくとも1つの試験化学薬品への体液試料の輸送のための少なくとも1つの毛細管要素を含む。試験要素は好ましくは試験ストリップである。
【0090】
本発明のさらなる側面において、体液中の少なくとも1つの分析物を検出するため、試験要素に少なくとも1つの接着性ストリップを適用するための、スロットコーティングプロセス、好ましくはスロット金型コーティングプロセスの使用を開示する。使用および/または試験要素の場合による態様に関しては、上に開示するような、または以下にさらに詳細に開示するような、方法および/または産生デバイスを参照することも可能である。
【0091】
本発明記載の方法、産生デバイス、試験要素および使用は、既知の方法およびデバイスに勝る非常に多数の利点を提供する。したがって、好ましくは、液体接着剤または接着性塊の適用は、直接、連続プロセスで、例えばインライン適用で行われることも可能である。液体接着剤の適用は、接触なしの方法で、スロット金型コーティングプロセスとも称されるスロットコーティングプロセス、好ましくはスロット金型コーティングプロセスを用いることによって、行われることも可能である。好ましくは、プロセスは、完全にまたは部分的にリールプロセスとして、1またはそれより多い供給リールならびに/あるいは1またはそれより多い場合による中間産物を巻き取るためのリールを用いることによって、具体化されることも可能である。
【0092】
驚くべきことに、スロットコーティングプロセスを用いることによって、連続接着性ストリップの非常に狭い幅であっても、連続接着性ストリップの非常に正確な適用が可能である。したがって、1mmと同程度に狭いかまたはさらにそれより狭い連続接着性ストリップを製造することも可能であり、これは他の適用技術においては不可能である。したがって、接着性ラミネート加工を適用するために広く用いられるような典型的なラミネート加工技術のため、5mmまたはそれより広い幅の接着性ストリップが、典型的には最低限である。
【0093】
さらに、本発明記載の方法および産生デバイスは、高い柔軟性を提供する。したがって、同じまたは異なる幅、位置または厚さを有する、1またはそれより多い連続接着性ストリップを適用することも可能である。さらに、乾燥に関する柔軟性が存在する。したがって、1またはそれより多い場合による乾燥工程を実行してもよく、ここで、プロセスはまた、いかなる乾燥もまったく伴わずに実行可能である。
【0094】
さらに、上に概略するように、方法工程の順序は、産生デバイス内の多様な要素およびデバイスの順序に対応する可能性もある、特に輸送方向において、非常に柔軟である。さらなる適用を加えてもよいし、そして/または1またはそれより多い適用を、1またはそれより多い工程に組み合わせてもよい。したがって、接着剤の適用および少なくとも1つの連続接着性ストリップの産生もまた、少なくとも1つの試験化学薬品の適用および/または他のプロセス工程と組み合わせ可能である。したがって、連続支持体テープに液体接着剤を適用するための、そして連続支持体テープに試験化学薬品を適用するための、組み合わせ適用デバイス、例えば複数のノズルまたはスロットを有するデバイスが使用可能である。
【0095】
さらに、上に概略するように、中間産物、例えば片面または両面接着性テープを有する中間産物を生成する工程を省いてもよい。したがって、製造コストはさらに減少させることも可能である。同様に、接着性テープを提供する工程を省いてもよい。この工程は、典型的には、ラミネート加工プロセスで見られうる工程であり、典型的には:キャリアーホイルのコーティング、接着剤を含むキャリアーホイルの乾燥、接着剤表面へのライナーの適用、接着性テープを適切な形式で提供するための適切な切断プロセスの提供の下位工程を含む。これらのプロセス工程すべてが除去可能であり、したがってスループットが増加することも可能であり、そして製造プロセスのコストが減少することも可能である。なお、これらの利点にもかかわらず、幾何(位置および/または幅)に関する適用される連続接着性ストリップの配置の正確さは、慣用的なラミネート加工技術を用いることによって達成される結果に匹敵するかまたはさらにそれよりも優れている。
【0096】
さらに、上に概略するように、慣用的なラミネート加工技術と対照的に、スロットコーティングを用いることによる、連続接着性ストリップの産生は、連続接着性ストリップの幅に関して、より限定されない。したがって、1mmと同程度に狭い幅を有する連続接着性ストリップが生成可能である。さらに、接着剤の続く乾燥を伴うまたは伴わない、その上に配置された連続接着性ストリップを含む、連続支持体テープを有する試験テープを生成するため、単純な試験実行が実行可能である。
【0097】
さらに驚くべきことに、スロットコーティングプロセスが、多様なタイプの液体接着剤によく適していることがわかった。したがって、紙技術における表面層の適用において、そして/または試薬ペーストのコーティングに関するような、高粘性塊のためのスロットコーティングプロセスの慣用的な適用と対照的に、スロットコーティングプロセスは、驚くべきことにまた、非ペースト様コーティング塊、例えば接着剤液に関して非常に柔軟であることもわかった。一般的に、接着剤液の粘性に関する高い柔軟性が適用可能であることがわかった。したがって、すべての商業的に入手可能な接着剤液、例えば20mPas〜10000mPasの粘性を有する液体が適用可能であることがわかった。
【0098】
さらに、連続接着性ストリップの表面特性が、それぞれの必要条件に対して調整可能であることがわかった。したがって、上に概略するように、連続接着性ストリップの親水性表面は、接着剤−界面活性剤混合物または界面活性剤添加物を有する接着剤を用いることによって、ならびに/あるいは接着性試験ストリップの表面に界面活性剤を適用するさらなる工程を用いることによってのいずれかで、可能であることがわかった。これらの特性は、アクリル性液体接着剤、例えばCytec Surface Specialities SA/NV、ベルギー・ブリュッセルによって提供されるアクリル性液体接着剤、特にUcecryl型のもので特に試験された。純粋な形式で、これらのアクリル性接着剤は、典型的には、疎水性表面特性を提供する。しかし、界面活性剤を用いることによって、および/またはプリンティング技術を用いることによるなど、連続接着性ストリップの表面に1またはそれより多い界面活性剤を適用することによって、例えば連続接着性ストリップの領域のすべてに渡って、そして/または連続接着性ストリップの表面の一部に渡って、親水性表面を実行するため、表面特性を修飾することも可能である。例えば、Ucecryl(登録商標)アクリル性液体接着剤は、3.5〜5.5のpH、および53.5%〜56.5%の固形物含量、および最大350mPasの粘性を有する、アクリル酸に基づくポリマー分散物である。上に概略するように、好ましくは、液体接着剤は、好ましくは:例えば、Cytec Surface Specialties SA/NV、ベルギー・ブリュッセルより入手可能であるようなUcecryl(登録商標)接着剤、例えばUS 2009 0263652 A1に記載されるUcecryl(登録商標)接着剤からなる群より選択される1またはそれより多い液体接着剤を含むことも可能である。さらにまたはあるいは、アクリレート分散物に基づく1またはそれより多い以下の液体接着剤が使用可能である:ヘルミチン(登録商標)液体接着剤、例えばヘルミチン35038;スウィフト(登録商標)タック接着剤、例えばスウィフト(登録商標)タック2050;テクニコル(登録商標)接着剤、例えばテクニコル(登録商標)9220および/またはテクニコル(登録商標)921;Bayer MaterialScience AG、ドイツ・レバークーゼンによって入手可能であるようなDispercoll(登録商標)接着剤、例えばDispercoll(登録商標)U56。他の液体接着剤ならびに/あるいは列挙する液体接着剤および/または他の液体接着剤の組み合わせが可能である。すべての接着剤は、Ruderer Klebetechnic GmbH、ドイツ・ツォルネディングより入手可能である。
【0099】
したがって、要約すると、少なくとも1つの液体接着剤の直接適用を用いることによって、そしてスロットコーティングプロセスを用いることによって、製造は多様な方式で単純化されることがわかり、そしてなお、伝統的な製造技術に比較した際、より高い正確さを提供することがわかった。
【0100】
本発明記載の方法によって提供される試験要素は、伝統的な技術によって、例えばラミネート加工技術を用いることによって、そして片面または両面接着性テープを用いることによって製造される試験要素から容易に区別可能であることがわかった。したがって、一般的に、慣用的なラミネート加工技術によって、5mm未満の幅を有する連続接着性テープはほとんど産生可能ではない。さらに、接着性ラミネート加工で用いる典型的な切断プロセスのため、伝統的な試験要素は、典型的には、ほつれたまたは骨張った境界を提供する。対照的に、本発明によって提唱されるようなスロットコーティングプロセスを用いた際、連続接着性ストリップのシャープでよく限定された境界が得られた。さらに、両面または片面接着性層を用いたラミネート加工セットアップにおいて、典型的には、接着性ラミネートの1またはそれより多い支持体層が検出可能である。同様に、1またはそれより多い接着性層および典型的には1またはそれより多い支持体層を提供する、典型的なラミネート加工の複雑な層セットアップは、多くの適用において、連続支持体テープとミスマッチする傾向があり、それによって、表面の波打ちまたはさらにセットアップの脱ラミネート化も導く。したがって、直接スロットコーティングプロセスを用いることによって、本発明に提唱するように、増加した安定性、および単純化され、そしてより安定な層セットアップが提供可能である。
【0101】
本発明の発見を要約すると、以下の態様が好ましい:
態様1:体液中の少なくとも1つの分析物を検出するための試験要素を産生するための方法であって、試験要素が分析物の存在下で少なくとも1つの検出反応を実行するように適応された少なくとも1つの試験化学薬品を有し、以下の工程:
a)連続支持体テープを提供し、連続支持体テープが連続支持体テープの伸張方向に対して平行な輸送方向で輸送される、輸送工程;
b)液体接着剤およびスロットコーティングプロセスを用いることによって、少なくとも1つの連続接着性ストリップが連続支持体テープに適用され、連続接着性ストリップが輸送方向に対して平行に配向される、接着剤適用工程;
c)少なくとも1つのカバー要素が連続接着性ストリップに適用され、それによってカバー要素が連続支持体テープに固定される、カバー要素適用工程;および
d)連続支持体テープが単一試験要素に個別化される、個別化工程
を含む、前記方法。
【0102】
態様2:試験化学薬品を少なくとも1つの連続支持体テープおよびカバー要素に適用する工程をさらに含む、先行する態様記載の方法。
態様3:連続接着性ストリップが輸送方向に対して垂直な5mm未満の幅を有する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0103】
態様4:連続接着性ストリップが輸送方向に対して垂直な4mm未満の幅を有する、先行する態様に記載の方法。
態様5:連続接着性ストリップが輸送方向に対して垂直な3mm未満の幅を有する、先行する2つの態様の1つに記載の方法。
【0104】
態様6:連続接着性ストリップが輸送方向に対して垂直な少なくとも1mmおよび5mm未満の幅を有する、先行する態様の1つに記載の方法。
態様7:連続接着性ストリップが輸送方向に対して垂直な0.5mm〜40.0mmの幅、好ましくは1.0mm〜5mmの幅、より好ましくは1.0mm〜3.0mm、好ましくは2.0mmの幅を有する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0105】
態様8:少なくとも2つの連続接着性ストリップを連続支持体テープに適用する、先行する態様の1つに記載の方法。
態様9:スロットコーティングプロセスがスロット金型コーティングプロセスを含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0106】
態様10:スロットコーティングプロセスを適応させて、液体接着剤に1バールより高い圧を適用する、先行する態様の1つに記載の方法。
態様11:スロットコーティングプロセスを適用させて、液体接着剤に1〜2バールの圧を適用する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0107】
態様12:管系および少なくとも1つのポンプを通じて、液体接着剤を金型スロットコーティング装置の金型に供給する、先行する態様の1つに記載の方法。
態様13:スロットコーティングプロセスにおいて、5mm未満の、輸送方向に対して垂直な幅、好ましくは4mm未満の幅、そしてより好ましくは3mm未満の幅を有する、少なくとも1つのスロット金型を用いる、先行する態様の1つに記載の方法。
【0108】
態様14:幅が少なくとも1mmである、3つの先行する態様の1つに記載の方法。
態様15:幅が1〜3mm、好ましくは2mmである、先行する態様に記載の方法。
態様16:連続支持体テープが柔軟なテープである、先行する態様の1つに記載の方法。
【0109】
態様17:連続支持体テープがプラスチックテープを含む、先行する態様の1つに記載の方法。
態様18:連続支持体テープが、10μm〜1mmの厚さ、より好ましくは20μm〜50μmの厚さ、そして最も好ましくは30μmの厚さを有する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0110】
態様19:少なくとも1つの供給リールを用いることによって、連続支持体テープを提供する、先行する態様の1つに記載の方法。
態様20:カバー要素が少なくとも1つの機能要素を含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0111】
態様21:カバー要素が:スプレッド要素;毛細管要素;電極;カバーホイル;少なくとも1つの試験化学薬品を含む試薬ホイル;体液試料の少なくとも2つの構成要素を分離するための膜からなる群より選択される少なくとも1つの要素を含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0112】
態様22:カバー要素が、支持体テープの伸長方向で連続性である連続カバー要素である、先行する態様の1つに記載の方法。
態様23:少なくとも1つの供給リールを用いることによってカバー要素を提供する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0113】
態様24:少なくとも1つの試験化学薬品が、少なくとも1つの光学試験化学薬品を含み、ここで光学試験化学薬品を適応させて、分析物の存在下で光学検出反応を実行し、ここで光学検出反応のため、光学試験化学薬品および体液の少なくとも1つの、少なくとも1つの光学検出可能な特性が変化する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0114】
態様25:少なくとも1つの試験化学薬品が、少なくとも1つの電気化学試験化学薬品を含み、ここで電気化学試験化学薬品が、分析物の存在下で少なくとも1つの電気化学検出反応を実行するよう適応されて、ここで電気化学検出反応のため、電気化学試験化学薬品および体液の少なくとも1つの、少なくとも1つの電気検出可能な特性が変化する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0115】
態様26:少なくとも1つの電極を、連続支持体テープおよびカバー要素の少なくとも1つに適用する方法工程をさらに含み、電気化学試験化学薬品を電極に適用する、先行する態様に記載の方法。
【0116】
態様27:少なくとも方法工程b)およびc)を連続プロセスで行う、先行する態様の1つに記載の方法。
態様28:中間産物がリール上に巻き取られない、先行する態様に記載の方法。
【0117】
態様29:連続プロセスがリールプロセスを含む、2つの先行する態様の1つに記載の方法。
態様30:液体接着剤が20mPas〜10000mPasの粘性を有する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0118】
態様31:液体接着剤が100mPasより高い粘性を有する、先行する態様の1つに記載の方法。
態様32:連続接着性ストリップが、2μm〜150μm、好ましくは10μm〜100μm、より好ましくは5μm〜50μm、そして最も好ましくは10μm〜20μm、例えば15μmの厚さを有する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0119】
態様33:少なくとも1つの乾燥工程であって、連続接着性ストリップが乾燥工程において少なくとも部分的に乾燥される、前記工程をさらに含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0120】
態様34:乾燥工程が:接着性ストリップの加熱;熱いガスに対する接着性ストリップの曝露;電磁放射、好ましくは紫外スペクトル範囲の電磁放射に対する接着性ストリップの曝露の少なくとも1つを含む、先行する態様に記載の方法。
【0121】
態様35:乾燥工程が、少なくとも1つの加熱チャネルおよび/または少なくとも1つの加熱プレートを用いることによる乾燥を含む、2つの先行する態様の1つに記載の方法。
【0122】
態様36:カバー要素を連続接着性ストリップ上にプレスする、先行する態様の1つに記載の方法。
態様37:液体接着剤がアクリル性液体接着剤である、先行する態様の1つに記載の方法。
【0123】
態様38:液体接着剤が、水に基づく液体接着剤、好ましくは水性エマルジョンである、先行する態様の1つに記載の方法。
態様39:液体接着剤が、少なくとも1つの表面活性添加剤、好ましくは少なくとも1つの界面活性剤、そしてより好ましくは少なくとも1つの親水性界面活性剤を含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0124】
態様40:少なくとも1つの界面活性剤、好ましくは少なくとも1つの親水性界面活性剤を、連続接着性ストリップの表面に適用する少なくとも1つの工程をさらに含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0125】
態様41:スロットコーティングプロセスが、20μm〜1.0mm、好ましくは30μm〜90μm、連続支持体テープの表面から分離されている金型の使用を含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0126】
態様42:少なくとも1つの連続ライナーを連続接着性ストリップに適用する工程をさらに含み、ここで、少なくとも1つのカバー要素を連続接着性ストリップに適用する前に、連続ライナーを取り除く、先行する態様の1つに記載の方法。
【0127】
態様43:連続支持体テープを、1m/分〜150m/分、好ましくは10m/分〜100m/分、より好ましくは20m/分〜80m/分、そして最も好ましくは、約40m/分の輸送速度で、輸送方向に輸送する、先行する態様の1つに記載の方法。
【0128】
態様44:好ましくは一定の速度での、連続支持体テープの連続輸送中、接着剤適用工程を行う、先行する態様の1つに記載の方法。
態様45:個別化工程が、輸送方向に対して垂直の切断方向で、連続支持体テープを切断する工程を含む、先行する態様の1つに記載の方法。
【0129】
態様46:体液中の少なくとも1つの分析物を検出するための試験要素を産生するための産生デバイスであって、試験要素が、分析物の存在下で、少なくとも1つの検出反応を実行するように適応された少なくとも1つの試験化学薬品を有し、産生デバイスが:
I.連続支持体テープを提供するために適応されたテープ輸送デバイスであって、連続支持体テープを連続支持体テープの伸張方向に対して平行な輸送方向で輸送するように適応された、前記テープ輸送デバイス;
II.液体接着剤およびスロットコーティングプロセスを用いることによって、少なくとも1つの連続接着性ストリップを連続支持体テープに適用するために適応され、連続接着性ストリップが輸送方向に対して平行に配向された、接着剤適用デバイス;
III.少なくとも1つのカバー要素を連続接着性ストリップに適用し、それによってカバー要素を連続支持体テープに固定するために適応された、カバー要素適用デバイス;および
IV.連続支持体テープを単一試験要素に個別化するために適応された、個別化デバイス
を含む、前記産生デバイス。
【0130】
態様47:方法に関する先行する態様の1つに記載の方法を実行するために適応された、先行する態様に記載の産生デバイス。
態様48:少なくとも連続支持体テープを少なくとも1つの供給リールによって供給するリールプロセスを実行するように適応された、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0131】
態様49:連続支持体テープおよびカバー要素の少なくとも1つに、少なくとも1つの試験化学薬品を適用するように適応された、少なくとも1つの試験化学薬品適用デバイスをさらに含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0132】
態様50:接着性適用デバイスが少なくとも1つの金型スロットコーティング装置を含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
態様51:接着性適用デバイスが、少なくとも2つの連続接着性ストリップを連続支持体テープに適用するように適応された、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0133】
態様52:接着剤適用デバイスが、液体接着剤に1バールより高い圧を適用するように適応された少なくとも1つの加圧デバイスを含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0134】
態様53:接着剤適用デバイスが、液体接着剤を供給するための管系および少なくとも1つのポンプを含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
態様54:接着剤適用デバイスが少なくとも1つのスロット金型を含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0135】
態様55:スロット金型が、5mm未満の、輸送方向に対して垂直な幅、好ましくは4mm未満、そしてより好ましくは3mm未満の幅を有する、先行する態様に記載の産生デバイス。
【0136】
態様56:スロット金型が少なくとも1mmの幅を有する、2つの先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
態様57:スロット金型が1〜3mm、好ましくは2mmの幅を有する、3つの先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0137】
態様58:カバー要素適用デバイスが少なくとも1つの供給リールを含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
態様59:電極適用デバイスが、連続支持体テープおよびカバー要素の少なくとも1つに、少なくとも1つの金属電極または電極材料を適用するように適応された少なくとも1つの電極適用デバイスをさらに含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0138】
態様60:連続接着性ストリップの表面に、少なくとも1つの界面活性剤を適用するように適応された少なくとも1つの界面活性剤適用デバイスをさらに含む、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0139】
態様61:テープ輸送デバイスが、1m/分〜150m/分、好ましくは10m/分〜100m/分、より好ましくは20m/分〜80m/分、そして最も好ましくは、約40m/分の輸送速度で、連続支持体テープを輸送するよう適応された、産生デバイスに関する先行する態様の1つに記載の産生デバイス。
【0140】
態様62:体液中の少なくとも1つの分析物を検出するための試験要素であって、少なくとも1つの支持体、および少なくとも1つの接着性ストリップを通じて支持体に搭載された少なくとも1つのカバー要素を有し、分析物の存在下で、少なくとも1つの検出反応を実行するように適応された少なくとも1つの試験化学薬品をさらに有する、ここで試験要素が、方法に関する先行する態様の1つに記載の方法によって産生可能である、前記試験要素。
【0141】
態様63:少なくとも1つの毛細管要素をさらに含む、先行する態様に記載の試験要素。
態様64:試験ストリップである、2つの先行する態様の1つに記載の試験要素。
【0142】
態様65:体液中の少なくとも1つの分析物を検出するための試験要素に、少なくとも1つの接着性ストリップを適用するための、スロットコーティングプロセス、好ましくはスロット金型コーティングプロセスの使用。