【0036】
本発明において、成分(B)デキストリン脂肪酸エステルに用いられる脂肪酸として分岐飽和脂肪酸とその他の脂肪酸との混合脂肪酸を用いた場合のデキストリン脂肪酸エステルとしては、例えば以下のもの等が挙げられる。
デキストリン(イソ酪酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(イソアラキン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(エチルメチル酢酸/ラウリン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/ラウリン酸)エステル
デキストリン(イソヘプタン酸/ラウリン酸/ベヘン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/ミリスチン酸)エステル
デキストリン(イソヘキサコサン酸/ミリスチン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/イソ吉草酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソノナン酸/パルミチン酸/カプロン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/パルミチン酸/ステアリン酸)エステル
デキストリン(イソデカン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/ステアリン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/アラキン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/アラキン酸)エステル
デキストリン(2−エチル酪酸/ベヘン酸)エステル
デキストリン(イソノナン酸/リノール酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/アラキドン酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/カプリル酸/リノール酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/ステアリン酸/オレイン酸)エステル
デキストリン(イソアラキン酸/パルミチン酸/ショールムーグリン酸)エステル
【実施例】
【0055】
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
【0056】
《本発明のデキストリン脂肪酸エステルの参考製造例》
以下に本発明に用いるデキストリン脂肪酸エステルの参考製造例を示す。また、下記方法で置換度、構成脂肪酸のmol%、粘度、タック性を測定した。
【0057】
(置換度、構成脂肪酸のmol%の測定方法)
参考製造例のデキストリン脂肪酸エステルのIRスペクトルを測定し、アルカリ分解後の脂肪酸量とガスクロマトグラフィーから、置換度と、構成脂肪酸のmol%を求めた。
【0058】
(粘度の測定方法)
各試料(参考製造例のデキストリン脂肪酸エステル)を5質量%含有する流動パラフィンを100℃で溶解し、室温(25℃)まで冷却する。25℃の恒温槽で24時間保温し、以下の測定機器を用いて粘度を測定した。
尚、流動パラフィンはASTM D445測定方法による40℃の動粘度が8mm2/sのものを使用した。
[測定機器]Yamco DIGITAL VISCOMATE MODEL VM−100A(山一電機社製)
【0059】
(タック性の測定方法)
各試料(参考製造例のデキストリン脂肪酸エステル)をIPクリーンLX(軽質流動イソパラフィン)に40%溶解した溶液を、ガラス板に400μm厚のアプリケーターで塗布し、その皮膜を室温24時間乾燥後、70℃で12時間保存した後、室温25℃におけるタック性を、以下に示す機器および条件で評価した。
[測定機器]テクスチャーアナライザーTA.XTplus(Stable Micro Systems社製)
[プローブ]1/2 Cyl.Delrin(ポリアセタール樹脂(POM))P/0.5)、直径12.5mm円柱状
[測定条件]Test Speed:0.5mm/sec, Applied Force:100g, Contact Time:10sec
【0060】
[参考製造例1:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステル]
平均グルコース重合度30のデキストリン21.41g(0.132mol)をジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62g(0.666mol)とからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)120g(0.396mol)を30分かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質107gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
尚、エメリー型の出発原料はコグニス社製のEMARSOL873を用いた。本原料の脂肪酸組成は分岐飽和脂肪酸が60mol%、その他の脂肪酸が40mol%(パルミチン酸10mol%を含む)のものを用いた。(以下同様)
置換度は2.2、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は161gであった。
【0061】
[参考製造例2〜4:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステル]
参考製造例1記載の原料・方法に準じ、
参考製造例2は、平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.172mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度1.0、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は35gであった。
参考製造例3は、平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.224mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度1.4、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は45gであった。
参考製造例4は、平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.502mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度2.6、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は750gであった。
【0062】
[参考製造例5:デキストリンイソステアリン酸エステル]
イソステアリン酸クロライド(エメリー型)の代わりにイソステアリン酸クロライド(ガーベット反応型)を用いた以外は参考製造例1と同様に作成し、淡黄色の樹脂状物質80gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
尚、ガーベット反応型の出発原料は日産化学工業社製のファインオキソコール イソステアリン酸−Nを用いた。
置換度は1.8、イソステアリン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は173gであった。
【0063】
[参考製造例6:デキストリンイソステアリン酸エステル]
イソステアリン酸クロライド(エメリー型)の代わりにイソステアリン酸クロライド(アルドール縮合型)を用いた以外は参考製造例1と同様に作成し、淡黄色の樹脂状物質60gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
尚、アルドール縮合型の出発原料は日産化学工業社製のファインオキソコール イソステアリン酸を用いた。
置換度は1.2、イソステアリン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は61gであった。
【0064】
[参考製造例7:デキストリンイソアラキン酸/パルミチン酸エステル]
平均グルコース重合度150のデキストリン51.28gをジメチルホルムアミド150g、ピリジン60gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソアラキン酸クロライド132gとパルミチン酸クロライド12gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質145gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸90mol%)
置換度は1.1、イソアラキン酸85mol%、パルミチン酸15mol%、粘度は0mPa・s、タック性は45gであった。
【0065】
[参考製造例8:デキストリンイソ酪酸/カプリン酸エステル]
平均グルコース重合度5のデキストリン34.19gを3−メチルピリジン215gに70℃で分散させ、イソ酪酸クロライド50g及びカプリン酸クロライド60gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をエタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質98gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度は2.9、イソ酪酸63mol%、カプリン酸37mol%、粘度は0mPa・s、タック性は255gであった。
【0066】
[参考製造例9:デキストリンイソパルミチン酸エステル]
平均グルコース重合度100のデキストリン23.62gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソパルミチン酸クロライド100gを30分間滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質90gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
置換度は2.0、イソパルミチン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は204gであった。
【0067】
[参考製造例10:デキストリンイソノナン酸/ステアリン酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン36.34gをジメチルホルムアミド120g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソノナン酸クロライド41g及びステアリン酸クロライド58gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質95gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸55mol%)
置換度は1.6、イソノナン酸51mol%、ステアリン酸49mol%、粘度は0mPa・s、タック性は64gであった。
【0068】
[参考製造例11:デキストリン2−エチルヘキサン酸/ベヘン酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン54.56gをジメチルホルムアミド150g、3−メチルピリジン130gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、2−エチルヘキサン酸クロライド147g、次いでベヘン酸クロライド36gを計30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質95gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸90mol%)
置換度は2.3、2−エチルヘキサン酸95mol%、ベヘン酸5mol%、粘度は0mPa・s、タック性は138gであった。
【0069】
[参考製造例12:デキストリンイソパルミチン酸/酢酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン22.56gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン70gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソパルミチン酸クロライド110g及び無水酢酸10gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質96gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸80mol%)
置換度は2.8、イソパルミチン酸79mol%、酢酸21mol%、粘度は0mPa・s、タック性は430gであった。
【0070】
[参考製造例13:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)/オレイン酸エステル]
平均グルコース重合度40のデキストリン19.99gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)108gとオレイン酸クロライド12gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質88gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸54mol%)
置換度は2.2、分岐飽和脂肪酸54mol%、その他の脂肪酸46mol%(内オレイン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は350gであった。
【0071】
以下、成分(B)を含有した液状油性クレンジング料を製造し、評価を行った。
実施例1〜
18、20、21
、参考例1、及び比較例1〜6;液状油性クレンジング料
表1〜表4に示す組成及び下記製法にて液状油性クレンジング料を調製し、以下に示す方法により、<1>メイク落ち、<2>使用時の厚み、<3>洗い流しやすさ、<4>後肌のうるおい感の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定した。結果を併せて表1〜表4に示した。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】
【表3】
【0075】
【表4】
【0076】
(製造方法)
A:No.1〜14を均一に混合溶解し、液状油性クレンジング料を得た。
【0077】
〔評価方法〕:メイク落ち、使用時の厚み、洗い流しやすさ、後肌のうるおい感
化粧品専門パネル20名に、下記処方及び製造方法で調製された油中水型リキッドファンデーションを使用してもらい、塗布1時間後に、各試料を使用して、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、洗い流した後の「メイク落ち」、使用後の「後肌のうるおい感」の各項目について、下記の(イ)評価基準に従って5段階評価してもらった。その後、全パネルの評点の平均点を、下記(ロ)判定基準に従って判定した。
【0078】
油中水型リキッドファンデーション(クレンジング対象)の処方
(成分) (%)
1.ポリオキシエチレンメチルシロキサン・ポリオキシプロピレン
オレイルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(注2) 2
2.PEG−3ジメチコン(注3) 1
3.デカメチルシクロペンタシロキサン 20
4.シリコーン処理タルク(注4) 5
5.シリコーン処理赤酸化鉄(注4) 0.5
6.シリコーン処理黄酸化鉄(注4) 0.5
7.シリコーン処理黒酸化鉄(注4) 0.5
8.シリコーン処理酸化チタン(注4) 10
9.トリ2−エチルへキサン酸グリセリル 10
10.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
11.精製水 残量
12.塩化ナトリウム 0.5
13.1,3−ブチレングリコール 10
14.アルコール 5
15.防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 0.1
16.香料 0.2
(注2)KF−6026(信越化学工業社製)
(注3)KF−6015(信越化学工業社製)
(注4)ジメチルポリシロキサン2%処理
【0079】
油中水型リキッドファンデーション(クレンジング対象)の製造方法
(1)成分1〜3を均一に混合する。
(2)成分4〜10をローラーにて均一に分散する。
(3)上記(1)に(2)を添加し、均一混合する。
(4)上記(3)に成分11〜16を添加、乳化し、油中水型リキッドファンデーションを得た。
【0080】
(イ)[評価基準]
5段階評価基準:
[評点]:[評価結果]
5点 :非常に良好
4点 :良好
3点 :普通
2点 :やや不良
1点 :不良
(ロ)判定基準
[判定]:[評点の平均点]
◎ :4.5以上
○ :3.5以上〜4.5未満
△ :1.5以上〜3.5未満
× :1.5未満
【0081】
表1〜表4の結果から明らかなように、実施例1〜
18、20、21
、参考例1の液状油性クレンジング料は、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、洗い流した後の「メイク落ち」、使用後の「後肌のうるおい感」の各項目について良好であった。成分(A)を含有しない比較例1は、「洗い流しやすさ」が非常に劣り、「メイク落ち」、「後肌のうるおい感」も不足していた。成分(A)にHLBは該当するが、構造が外れる成分を含有した比較例2は、「使用時の厚み」、「メイク落ち」、「後肌のうるおい感」が不足しているものだった。成分(B)を含有しない比較例3は、「後肌のうるおい感」が非常に劣るものであった。成分(B)の代わりに、パルミチン酸デキストリンを含有したものは、「洗い流しやすさ」、「後肌のうるおい感」が非常に劣るものであった。成分(C)を含有しない比較例5は、「使用時の厚み」が非常に劣るものであった。成分(C)の代わりに、重質流動イソパラフィンを含有した比較例6は、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、「後肌のうるおい感」に劣るものであった。
また、実施例1と6及び7の比較により、成分(D)を含有することで、「メイク落ち」の効果が向上していた。
【0082】
実施例22:液状油性クレンジング料
(成分) (%)
1.テトラオレイン酸ソルベス−30 9
2.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例2) 3
3.リンゴ酸ジイソステアリル 25
4.流動パラフィン 31.6
5.トリエチルヘキサノイン 19
6.ミリスチン酸イソプロピル 5
7.イソノサン酸イソトリデシル 5
8.香料 0.6
9.フェノキシエタノール 0.8
10.グリセリン 0.5
11.精製水 0.5
(製造方法)
A:No.1〜11を均一に混合溶解し、液状油性クレンジング料を得た。
【0083】
以上のようにして得られた実施例22の液状油性クレンジング料は、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、洗い流した後の「メイク落ち」、使用後の「後肌のうるおい感」の各項目について良好であった。
【0084】
実施例23:液状油性クレンジング料
(組成) (%)
1.テトラオレイン酸ソルベス−30 8
2.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例2) 3
3.リンゴ酸ジイソステアリル 12
4.流動パラフィン 27.9
5.コメヌカ油 40
6.ミリスチン酸イソプロピル 3
7.シクロメチコン 5
8.オレンジオイル 0.1
9.フェノキシエタノール 0.5
10.グリセリン 0.2
11.精製水 0.2
12.ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
(製造方法)
A:No.1〜12を均一に混合溶解し、液状油性クレンジング料を得た。
【0085】
以上のようにして得られた実施例23の液状油性クレンジング料は、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、洗い流した後の「メイク落ち」、使用後の「後肌のうるおい感」の各項目について良好であった。
【0086】
実施例24:液状油性クレンジング料
(組成) (%)
1.トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル 8.5
2.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例4) 3
3.リンゴ酸ジイソステアリル 10
4.流動パラフィン 19.4
5.トリエチルヘキサノイン 40
6.ミリスチン酸イソプロピル 2
7.エチルヘキサン酸セチル 15
8.1,3−ブチレングリコール 1
9.フェノキシエタノール 0.5
10.エタノール 0.1
11.精製水 0.2
12.香料 0.3
(製造方法)
A:No.1〜12を均一に混合溶解し、液状油性クレンジング料を得た。
【0087】
以上のようにして得られた実施例24の液状油性クレンジング料は、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、洗い流した後の「メイク落ち」、使用後の「後肌のうるおい感」の各項目について良好であった。
【0088】
実施例25:液状油性クレンジング料
(組成) (%)
1.トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル 7.5
2.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例5) 3
3.トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 8
4.流動パラフィン 12.3
5.エチルヘキサン酸セチル 60
6.ミリスチン酸イソプロピル 2
7.ジメチコン(6mPa・s) 1
8.1,3−ブチレングリコール 1
9.フェノキシエタノール 0.5
10.香料 0.2
(製造方法)
A:No.1〜10を均一に混合溶解し、液状油性クレンジング料を得た。
【0089】
以上のようにして得られた実施例25の液状油性クレンジング料は、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、洗い流した後の「メイク落ち」、使用後の「後肌のうるおい感」の各項目について良好であった。
【0090】
実施例26:液状油性クレンジング料
(組成) (%)
1.イソステアリン酸PEG−8グリセリル 20
2.イソステアリン酸デキストリン(参考製造例6) 2
3.ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2 20
4.流動パラフィン 33.1
5.エチルヘキサン酸セチル 15
6.ミリスチン酸イソプロピル 2
7.シクロメチコン 5
8.精製水 2
9.グリセリン 0.5
10.香料 0.2
11.フェノキシエタノール 0.2
(製造方法)
A:No.1〜11を均一に混合溶解し、液状油性クレンジング料を得た。
【0091】
以上のようにして得られた実施例26の液状油性クレンジング料は、「使用時の厚み」、「洗い流しやすさ」、洗い流した後の「メイク落ち」、使用後の「後肌のうるおい感」の各項目について良好であった。