(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
予約を受け付ける予約受付者が使用する予約受付者端末および予約を申し込む予約申込者が使用する予約申込者端末とネットワークを介して接続可能な予約管理装置であって、
前記予約受付者が提供するサービスの内容を特定するメニュー項目、前記サービスを提供する際の資源となるリソース、および前記リソースが帰属可能なリソースグループを前記予約受付者に登録させる手段と、
前記リソースごとに、当該リソースが帰属する一つ以上の前記リソースグループを前記予約受付者に設定させる手段と、
前記メニュー項目、前記リソースおよび前記リソースグループを用いて前記予約申込者からの予約を受け付ける手段と、
を備え、
前記予約を受け付ける手段は、前記予約受付者が前記予約受付者端末を介して設定した前記リソースと前記リソースグループとの対応関係を用いて、前記予約申込者からの予約で選択されている前記リソースが帰属し、かつ当該予約で選択されている前記リソースグループ以外の前記リソースグループを特定し、当該特定した前記リソースグループに帰属する前記リソースとして、当該予約で設定されている予約時間を含む時間帯に、既に登録されているか否かを判定し、既に登録されている場合には予約を許可しない一方、まだ登録されていない場合には予約を受け付ける、ことを特徴とする予約管理装置。
前記登録させる手段は、前記メニュー項目を登録させる際に、少なくとも、前記メニュー項目において前記予約申込者が選択可能な前記リソースグループをさらに登録させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の予約管理装置。
少なくとも、前記予約受付者により予め定められた予約枠を利用して前記予約申込者からの予約を受け付ける事前設定タイプ、および/または前記予約受付者により予め定められたサービス提供時間内に予約枠を設定させて前記予約申込者からの予約を受け付ける自由受付タイプを含む、予約受付タイプから、一つの前記予約受付タイプを前記予約受付者に選択させる手段を、さらに備え、
前記予約を受け付ける手段は、前記予約受付者が前記予約受付者端末を介して選択した前記予約受付タイプに対応する予約受付画面をさらに用いて前記予約申込者からの予約を受け付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の予約管理装置。
予約を受け付ける予約受付者が使用する予約受付者端末および予約を申し込む予約申込者が使用する予約申込者端末とネットワークを介して接続可能なコンピュータ装置が、
前記予約受付者が提供するサービスの内容を特定するメニュー項目、前記サービスを提供する際の資源となるリソース、および前記リソースが帰属可能なリソースグループを前記予約受付者に登録させるステップと、
前記リソースごとに、当該リソースが帰属する一つ以上の前記リソースグループを前記予約受付者に設定させるステップと、
前記メニュー項目、前記リソースおよび前記リソースグループを用いて前記予約申込者からの予約を受け付けるステップと、
を実行し、
前記予約を受け付けるステップは、前記予約受付者が前記予約受付者端末を介して設定した前記リソースと前記リソースグループとの対応関係を用いて、前記予約申込者からの予約で選択されている前記リソースが帰属し、かつ当該予約で選択されている前記リソースグループ以外の前記リソースグループを特定し、当該特定した前記リソースグループに帰属する前記リソースとして、当該予約で設定されている予約時間を含む時間帯に、既に登録されているか否かを判定し、既に登録されている場合には予約を許可しない一方、まだ登録されていない場合には予約を受け付ける、ことを特徴とする予約管理方法。
予約を受け付ける予約受付者が使用する予約受付者端末および予約を申し込む予約申込者が使用する予約申込者端末とネットワークを介して接続可能なコンピュータ装置を、
前記予約受付者が提供するサービスの内容を特定するメニュー項目、前記サービスを提供する際の資源となるリソース、および前記リソースが帰属可能なリソースグループを前記予約受付者に登録させる手段、
前記リソースごとに、当該リソースが帰属する一つ以上の前記リソースグループを前記予約受付者に設定させる手段、
前記メニュー項目、前記リソースおよび前記リソースグループを用いて前記予約申込者からの予約を受け付ける手段、
として機能させ、
前記予約を受け付ける手段は、前記予約受付者が前記予約受付者端末を介して設定した前記リソースと前記リソースグループとの対応関係を用いて、前記予約申込者からの予約で選択されている前記リソースが帰属し、かつ当該予約で選択されている前記リソースグループ以外の前記リソースグループを特定し、当該特定した前記リソースグループに帰属する前記リソースとして、当該予約で設定されている予約時間を含む時間帯に、既に登録されているか否かを判定し、既に登録されている場合には予約を許可しない一方、まだ登録されていない場合には予約を受け付ける、ことを特徴とする予約管理プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る予約管理装置としての予約管理サーバを含む予約管理システムの構成概略図である。同図に示すように、本実施形態における予約管理システム1は、予約管理サーバ2と、1台以上の予約受付者端末3と、1台以上の予約申込者端末4とを備える。予約受付者端末3および予約申込者端末4はそれぞれ、ネットワークNを介して予約管理サーバ2と通信できるように構成される。
【0017】
予約受付者端末3は、サービスを提供する業者が、サービスの予約を受け付ける予約受付者として使用する端末装置である。サービスを提供する業者は、あらゆる業種・業態の業者が対象となる。
【0018】
予約申込者端末4は、サービスの提供を受けるユーザが、サービスの予約を申し込む予約申込者として使用する端末装置である。
【0019】
本実施形態では、予約受付者端末3および予約申込者端末4として、PC(パーソナルコンピュータ)を想定して説明するが、これに限定されない。予約受付者端末3および予約申込者端末4として、例えば、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、その他の端末装置を適宜用いることができる。
【0020】
予約管理サーバ2は、例えば、演算処理能力の高いコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。ここで、予約管理サーバ2を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
【0021】
ネットワークNは、予約管理サーバ2と予約受付者端末3と予約申込者端末4との間で相互に情報を送受信可能な通信網を含む。ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
【0022】
図2に示すように、予約管理サーバ2は、例えば、プロセッサ20と、通信インタフェース21と、記憶資源22とを備える。
【0023】
プロセッサ20は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニットおよび各種レジスタから構成され、記憶資源22に格納されているコンピュータプログラム220を実行することで、後述する各種機能を実現する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
【0024】
通信インタフェース21は、ネットワークNに接続し、ネットワークN上の他の端末と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース21は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
【0025】
記憶資源22は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶資源22は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。記憶資源22には、コンピュータプログラム220が記憶される。
【0026】
記憶資源22には、コンピュータプログラム220のほか、予約管理サーバ2の処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース21を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。各種データとしては、例えば、予約受付用のスケジュール表(予約受付画面)の作成を支援するためのツール情報222や、予約受付者が登録した予約受付用のスケジュール情報223、予約申込者が入力した予約情報224等がある。
【0027】
コンピュータプログラム220は、所定の処理を行うためのプログラムであり、予約管理サーバ2のメインプログラムの動作中に適宜呼び出されて実行される複数のソフトウェアモジュールを備える。このソフトウェアモジュールは、それぞれ特定の処理を実行するためにモジュール化されたサブプログラムであり、例えば、プロシージャ、サブルーチン、メソッド、関数およびデータ構造等を用いて作成される。
【0028】
コンピュータプログラム220は、例示的に、予約管理モジュール221を有する。以下において、予約管理モジュール221を実行することで実現する機能について説明する。
【0029】
予約管理モジュール221は、予約受付者のアカウント登録を受け付ける。予約受付者は、予約管理システム1の使用を開始する際に、予約受付者端末3を操作して予約管理サーバ2の所定のWebページにアクセスし、予約受付者のアカウントを登録する。アカウント登録では、例えば、ユーザID、パスワード、メールアドレス、氏名、業種・業態等、予約受付者に関する情報を登録する。
【0030】
予約管理モジュール221は、アカウント登録を行った予約受付者に対して、予約の受け付け方式を特定するための予約受付タイプを選択させる。本実施形態では、予約受付タイプとして、例示的に、事前設定タイプと自由受付タイプとを設けた場合について説明する。
【0031】
事前設定タイプは、予約受付者が事前に設定した予約枠を利用して予約申込者からの予約を受け付ける方式である。以下に具体的に説明する。
【0032】
予約受付者の業種・業態が、例えば、フィットネススタジオである場合に、予約受付者は、予約枠として、“ホットヨガ”を火曜日から日曜日の11時から12時に設定し、“ピラティス”を火曜日、木曜日、土曜日の14時から15時に設定することでスケジュール表を作成し、ネットワーク上に公開する。予約申込者は、ネットワーク上に公開されたスケジュール表に表示されている予約枠のうち、定員に空きがある予約枠を選択してサービスを予約する。
【0033】
自由受付タイプは、予約受付者が設定したサービス提供時間内に、所望の予約枠を予約申込者に設定させることで予約申込者からの予約を受け付ける方式である。以下に具体的に説明する。
【0034】
予約受付者の業種・業態が、例えば、歯科医院である場合に、予約受付者は、サービス提供時間として、歯科医院の診療時間である10時から17時を設定し、予約申込者に設定させる予約枠を構成する診察内容、担当医師および診察時間等を登録することで、スケジュール表を作成し、ネットワーク上に公開する。予約申込者は、ネットワーク上に公開されたスケジュール表に設定された診療時間である10時から17時のうち、予約が入っていない時間帯に、所望の予約枠(診察内容、担当医師および診察時間等)を設定してサービスを予約する。
【0035】
予約管理モジュール221は、予約受付者が提供するサービスの内容を特定するメニュー項目、サービスを提供する際の資源(例えば、人、設備、備品等)となるリソース、およびリソースが帰属可能なリソースグループをそれぞれ予約受付者に登録させる。メニュー項目、リソースおよびリソースグループは、それぞれ一つ以上登録することができる。以下に、メニュー項目、リソースグループおよびリソースの具体例を挙げる。
【0036】
予約受付者の業種・業態がフィットネススタジオである場合には、メニュー項目として、例えば、“ホットヨガ”や“ピラティス”が該当し、リソースグループとして、例えば、“インストラクター”や“オプション”が該当し、“インストラクター”のリソースとして、例えば、各インストラクターの名前が該当し、“オプション”のリソースとして、例えば、“ヨガマット”や“タオル”が該当する。
【0037】
予約受付者の業種・業態が学習塾である場合には、メニュー項目として、例えば、“夏期講習”や“難関校受験コース”が該当し、リソースグループとして、例えば、“国語科”や“英語科”、“数学科”が該当し、リソースとして、例えば、講師の名前が該当する。
【0038】
予約受付者の業種・業態が歯科医院である場合には、メニュー項目として、例えば、“初診”や“再診”、“ホワイトニング”が該当し、リソースグループとして、例えば、“担当医師”が該当し、リソースとして、例えば、各医師の名前が該当する。
【0039】
予約受付者の業種・業態が、貸し会議室である場合には、メニュー項目として、例えば、“貸し会議室”や“貸しホール”が該当し、リソースグループとして、例えば、建物名や施設名が該当し、リソースとして、例えば、部屋番号が該当する。
【0040】
ここで、予約管理モジュール221は、メニュー項目、リソースグループおよびリソースを予約受付者に登録させる際に、アカウント登録時に予約受付者が選択した業種・業態に対応するメニュー項目、リソースグループおよびリソースのそれぞれの内容を、登録候補として予約受付者に提示することとしてもよい。提示する登録候補は、業種・業態に対応付けて予め予約管理サーバ2の記憶資源22に格納しておけばよい。
【0041】
また、予約管理モジュール221は、リソースグループおよびリソースを登録する際、または登録した後に、リソースごとに、そのリソースが帰属する一つ以上のリソースグループを予約受付者に設定させる。
図3を参照して、具体的に説明する。
【0042】
図3は、例示的に、学習塾を経営する予約受付者が、リソースグループGとして、“国語科”、“英語科”、“数学科”を登録し、リソースRとして、“A先生”、“B先生”、“C先生”、“D先生”、“E先生”を登録したことを示すものである。同図では、リソースRのうち、“A先生”が帰属するリソースグループGとして、“国語科”、“数学科”が設定され、“B先生”が帰属するリソースグループGとして、“国語科”、“英語科”、“数学科”が設定され、“C先生”が帰属するリソースグループGとして、“国語科”が設定され、“D先生”が帰属するリソースグループGとして、“数学科”が設定され、“E先生”が帰属するリソースグループGとして、“英語科”が設定されたことをさらに示す。
【0043】
このように、リソースと、そのリソースが帰属する一つ以上のリソースグループとを対応付けて記憶資源22に記憶させることで、リソースを基準にして、そのリソースがどのリソースグループに帰属しているのかを容易に特定することが可能となる。したがって、複数のリソースグループに帰属するリソースが予約の対象となった場合に、そのリソースに紐付く全てのリソースグループでの予約状況を簡易に確認することができる。
【0044】
具体的に、予約対象のリソースが、予約時間を含む時間帯に他のリソースグループで既に登録されている場合には、予約を許可しないこととし、他のリソースグループで登録されていない場合には、予約を許可することとすればよい。このように管理することで、複数のリソースグループに帰属するリソースが、同一の時間帯に異なるリソースグループで重複して予約されることを簡易かつ確実に防止することができる。
【0045】
ここで、例えば、リソースグループごとにリソースを管理することも考えられるが、そのように管理する場合には、重複予約を回避するしくみが複雑になる。
図4に、本実施形態の比較例として、リソースグループごとに、そのリソースグループに帰属するリソースを設定させて管理する場合について例示する。同図に示すリソースグループGおよびリソースRは、上記
図3と同じデータ構成である。
図4では、リソースグループGのうち、“国語科”に帰属するリソースRとして、“A先生”、“B先生”、“C先生”が設定され、“英語科”に帰属するリソースRとして、“B先生”、“E先生”が設定され、“数学科”に帰属するリソースRとして、“A先生”、“B先生”、“D先生”が設定されたことをさらに示す。
【0046】
このように、リソースグループごとにリソースを設定して管理する場合には、リソースグループ単位に予約を管理することとなる。例えば、“国語科”を予約する場合には、“A先生”、“B先生”、“C先生”の中からいずれかの先生を選択して予約することとなり、“数学科”を予約する場合には、“A先生”、“B先生”、“D先生”の中からいずれかの先生を選択して予約することになる。
【0047】
この場合、“A先生”と“B先生”は、“国語科”と“数学科”との双方に帰属するため、同一の時間帯に“国語科”と“数学科”とで重複して予約される可能性がある。このような重複予約を回避するためには、選択されたリソースが、他のリソースグループに帰属しているかどうかを確認し、帰属している場合に、他のリソースグループの予約状況を確認したうえで予約の可否を決定するためのロジックを別途追加する必要があり、システムが複雑になる。
【0048】
これに対し、本実施形態のように、リソースごとにリソースグループを管理することで、例えば、“国語科”を予約する際に、“A先生”が選択された場合には、“A先生”に紐付く“数学科”の予約状況を簡易に確認できるため、重複予約を容易に回避することが可能となる。つまり、本実施形態では、複雑なロジックを追加する必要がない。
【0049】
また、
図2に示す予約管理モジュール221は、リソースを予約受付者に登録させる際に、リソースの名称に加え、リソースに関連する情報として、例えば、同時に受付可能な予約数や、受付可能日時、受付ステータス、料金等を、併せてまたは別途登録させることができる。各項目について、以下に説明する。
【0050】
同時に受付可能な予約数は、同時に複数名の予約が可能なリソースに対して有効な項目となる。例えば、ホットヨガでは、1回のレッスンに複数名が参加できるため、リソースであるインストラクターごとに、同一枠での上限参加数を登録する。同時に受付可能な予約数は、例えば、予約受付可能な残数を予約申込者に提示する際に利用する。
【0051】
受付可能日時は、曜日や時間によって予約の受付可否が異なるリソースに対して有効な項目となる。例えば、ホットヨガでは、インストラクターごとに出勤日や出勤時間が異なるため、リソースであるインストラクターごとに、受付可能な曜日や時間帯を登録する。受付可能日時は、例えば、対象予約枠で出勤可能なインストラクターのみを予約申込者に提示する際に利用する。
【0052】
受付ステータスは、時期や在庫状況等によって予約の受付可否が変わるリソースに対して有効な項目となる。受付ステータスとして、例えば、“受付中”、“停止中”等が該当する。
【0053】
料金は、後述するメニュー項目ごとに設定される料金の他に、追加料金等が発生するリソースに対して有効な項目となる。また、リソースは、上述したように、帰属するリソースグループの内容や数がリソースごとに異なる。したがって、リソースグループの内容や数に応じて、リソースごとに料金を設定できるようにすることで、リソースの能力や品質等に応じた適切な料金を設定することが可能となる。
【0054】
また、予約管理モジュール221は、メニュー項目を予約受付者に登録させる際に、メニュー項目の名称に加え、メニュー項目に関連する情報として、例えば、メニュー項目の説明文や、メニュー項目の料金、メニュー項目に関連付けるリソースグループ等を、併せてまたは別途登録させることができる。各項目について、以下に説明する。
【0055】
メニュー項目の説明文は、メニュー項目の内容を説明する文章等を格納する項目であり、予約申込者がメニュー項目を選択する際のガイド情報として利用する項目である。なお、メニュー項目の説明文を予約受付者に登録させる際に、アカウント登録時に予約受付者が選択した業種・業態に対応するメニュー項目の説明文を、登録候補として予約受付者に提示することしてもよい。
【0056】
メニュー項目の料金は、メニュー項目に対応するサービスの費用を格納する項目である。リソースごとに異なる費用が発生する場合には、その費用を上述したリソースごとに設定可能な料金に登録する。
【0057】
メニュー項目に関連付けるリソースグループは、予約申込者が予約をするときに、選択したメニュー項目において選択可能なリソースグループおよびそのリソースグループに帰属するリソースを提示するために利用する項目である。メニュー項目に特定のリソースグループを関連付けることで、リソースグループに帰属するリソースの予約状況をメニュー項目ごとに容易に管理することが可能となる。
【0058】
予約管理モジュール221は、予約受付者が選択した予約受付タイプに対応するスケジュール表(予約管理画面)を予約受付者端末3および予約申込者端末4に表示させる。このスケジュール表の内容は、予約受付者が登録したメニュー項目、リソースグループおよびリソース、ならびにそれらに関連する情報を用いて設定される。例えば、以下のように、スケジュール表の内容を設定することができる。
【0059】
予約受付タイプが事前設定タイプである場合に、予約受付者は、メニュー項目と、そのメニュー項目に対応するサービスを提供する時間帯とを設定することで、スケジュール表に予約枠を設定する。設定したメニュー項目に関連する情報として、そのメニュー項目に関連付けるリソースグループが登録されている場合には、設定した予約枠内にそのリソースグループに帰属するリソースが表示される。そのリソースに関連する情報として、受付可能日時が登録されている場合には、設定した時間帯に提供可能なリソースのみが表示される。また、そのリソースに関連する情報として、同時に受付可能な予約数が登録されている場合には、設定した予約枠内に予約状況が表示される。
【0060】
予約受付タイプが自由受付タイプである場合に、予約受付者は、サービス提供時間をスケジュール表に設定する。予約申込者は、予約受付者が設定したサービス提供時間内に、所望の予約枠を設定することとなる。
【0061】
予約受付者は、スケジュール表にアクセス可能な予約受付ページのURL(uniform resource locator)を予約申込者に公開することで、予約申込者からの予約を受け付ける。予約申込者が予約申込者端末4を操作して入力した予約に関する情報は、予約情報224として予約管理サーバ2の記憶資源22に格納され、スケジュール表に反映される。予約申込者は、例えば、以下のように予約情報を入力し、予約を行うことができる。
【0062】
予約受付タイプが事前設定タイプである場合に、予約申込者は、スケジュール表に表示されている予約枠のうち、定員に空きがある予約枠を選択し、予約に必要な情報を入力することで、予約を行う。予約に必要な情報として、例えば、予約者の名前や、ユーザID等が該当する。
【0063】
予約受付タイプが自由受付タイプである場合に、予約申込者は、予約するメニュー項目およびリソースを選択し、そのメニュー項目およびリソースに対応するスケジュール表を表示させ、サービス提供時間内のうち、予約に空きがある時間帯を選択することで、予約枠を設定し、予約に必要な情報を入力することで、予約を行う。
【0064】
ここで、予約受付者端末3に表示されるスケジュール表の表示内容と、予約申込者端末4に表示されるスケジュール表の表示内容とは、同一である必要はなく、それぞれの役割に適合した内容を表示させることができる。以下に、予約受付タイプ別に、具体的に説明する。
【0065】
図5に、予約受付タイプが事前設定タイプである場合に、予約受付者端末3に表示される予約受付画面としてのスケジュール表を例示する。
図5は、予約受付者の業種・業態がフィットネススタジオである場合に表示されるスケジュール表31の一例である。このスケジュール表31には、予約受付者により設定された複数の予約枠a1〜a6,b1〜b3が表示されている。
【0066】
各予約枠a1〜a6,b1〜b3内の上段にはメニュー項目が表示され、中段には現時点における定員に対する予約済みの人数が表示され、下段にはリソースであるインストラクターの名前が表示されている。
【0067】
例えば、予約枠a1は、12月16日(火)の11時から12時に、“ホットヨガ”のプログラムがスケジューリングされていて、インストラクターが“A先生”であり、予約状況が定員10名に対して9名が予約している状況であることを示す。
【0068】
また、予約枠b1は、12月16日(火)の14時から15時に、“ピラティス”のプログラムがスケジューリングされていて、インストラクターが“B先生”であり、予約状況が定員10名に対して7名が予約している状況であることを示す。
【0069】
なお、スケジュール表31では、フィットネススタジオの営業時間である10時から17時以外の時間帯、および昼休みである13時から14時の時間帯に、予約対象外であることを示す他よりも濃い色の背景色が付されている。また、このスケジュール表31は、週単位で表示されているが、日単位または月単位で表示させることもできる。
【0070】
図6に、予約受付タイプが事前設定タイプである場合に、予約申込者端末4に表示される予約受付画面としてのスケジュール表を例示する。
図6は、予約受付者の業種・業態がフィットネススタジオである場合に表示されるスケジュール表41の一例である。
【0071】
このスケジュール表41では、予約申込者が選択したメニュー項目およびリソースに対応する予約枠を表示させることができる。
図6では、メニュー項目選択欄I1で“ホットヨガ”が選択され、リソース選択欄I2で“A先生”が選択されている。したがって、スケジュール表41には、“ホットヨガ”かつ“A先生”に対応する予約枠a11,a31,a51が表示されている。
【0072】
各予約枠a11,a31,a51内の上段にはメニュー項目が表示され、中段には現時点における予約受付人数の残数が表示され、下段にはリソースであるインストラクターの名前が表示されている。
【0073】
例えば、予約枠a11は、12月16日(火)の11時から12時に、“ホットヨガ”のプログラムがスケジューリングされていて、インストラクターが“A先生”であり、予約受付人数の残数が1名であることを示す。
【0074】
なお、スケジュール表41では、フィットネススタジオの営業時間である10時から17時以外の時間帯と、昼休みである13時から14時の時間帯とに、予約対象外であることを示す他よりも濃い色の背景色が付されている。また、このスケジュール表41は、週単位で表示されているが、日単位または月単位で表示させることもできる。
【0075】
図7に、予約受付タイプが自由受付タイプである場合に、予約受付者端末3に表示される予約受付画面としてのスケジュール表を例示する。
図7は、予約受付者の業種・業態が歯科医院である場合に表示されるスケジュール表32の一例である。
【0076】
このスケジュール表32には、予約受付者によりリソースとして登録された医師ごとのスケジュールが表示される。
図7には、12月15日(月)から12月21日(日)までの“C先生”および“D先生”のスケジュールがそれぞれ表示され、予約申込者により設定された複数の予約枠c1〜c4,d1〜d3が表示されている。
【0077】
歯科医院の診療時間である10時から17時のうち、予約枠c1〜c4,d1〜d3が未だ設定されていない時間帯が、予約可能な時間帯となる。なお、スケジュール表32では、歯科医院の診療時間である10時から17時以外の時間帯に、予約対象外であることを示す他よりも濃い色の背景色が付されている。
【0078】
各予約枠c1〜c4,d1〜d3内の上段には予約申込者の名前が表示され、下段にはメニュー項目が表示されている。
【0079】
例えば、予約枠c1は、“C先生”のスケジュールとして、12月15日(月)の10時30分から11時までの時間帯に、予約申込者“Eさん”の“初診”が設定されていることを示す。
【0080】
また、予約枠d1は、“D先生”のスケジュールとして、12月15日(月)の12時30分から13時までの時間帯に、予約申込者“Iさん”の“再診”が設定されていることを示す。
【0081】
また、予約枠c2は、“C先生”のスケジュールとして、12月16日(火)の11時から12時までの時間帯に、予約申込者“Fさん”の“ホワイトニング”が設定されていることを示す。
【0082】
なお、このスケジュール表32は、週単位で表示されているが、日単位または月単位で表示させることもできる。
【0083】
図8に、予約受付タイプが自由受付タイプである場合に、予約申込者端末4に表示される予約受付画面としてのスケジュール表を例示する。
図8は、予約受付者の業種・業態が歯科医院である場合に表示されるスケジュール表42の一例である。
【0084】
このスケジュール表42には、予約申込者が選択したメニュー項目およびリソースに対応する予約枠を表示させることができる。
図8では、メニュー項目選択欄I3で“初診”が選択され、リソース選択欄I4で“C先生”が選択されている。この場合、“C先生”は、“初診”以外に、“再診”や“ホワイトニング”等も担当するため、“C先生”が重複予約されることを防止するために、“初診”以外の予約枠も表示する。したがって、スケジュール表42には、“C先生”に対応する予約枠c11,c21,c31,c41が表示される。
【0085】
歯科医院の診療時間である10時から17時のうち、予約枠c11,c21,c31,c41が表示されていない時間帯が、予約可能な時間帯となる。なお、スケジュール表42では、歯科医院の診療時間である10時から17時以外の時間帯に、予約対象外であることを示す他よりも濃い色の背景色が付されている。
【0086】
なお、このスケジュール表42は、週単位で表示されているが、日単位または月単位で表示させることもできる。
【0087】
上述したように、実施形態における予約管理システム1によれば、予約受付者が提供するサービスの内容を特定するメニュー項目と、予約受付者がサービスを提供する際のリソースと、リソースが帰属可能なリソースグループとを予約受付者に登録させ、リソースごとに、そのリソースが帰属する一つ以上のリソースグループを予約受付者に設定させたうえで、それらのメニュー項目、リソースおよびリソースグループを用いて予約申込者からの予約を受け付けることができるとともに、予約受付者が設定したリソースとリソースグループとの対応関係を用いて、複数のリソースグループに帰属するリソースが、同一の時間帯に重複して予約されることがないように予約を受け付けることが可能となる。
【0088】
これにより、複数のリソースグループに帰属するリソースが予約の対象となった場合に、そのリソースに対応付けられた全てのリソースグループでの予約状況を簡易に確認し、同一の時間帯に重複して予約されることがないように制御することができる。
【0089】
それゆえ、実施形態における予約管理システム1によれば、リソースの重複予約を簡易かつ確実に回避することができる予約管理システム1を提供できる。
【0090】
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
【0091】
また、上述した実施形態では、予約受付者端末3や予約申込者端末4が、予約管理サーバ2のWebページにアクセスして処理を行っているが、必ずしもWebページにアクセスして処理を行う必要はない。例えば、予約受付者端末3や予約申込者端末4が、予約管理アプリケーション(以下、予約管理アプリという。)をインストールして、上述した予約管理システムでの各種機能を実現する場合には、予約受付者端末3や予約申込者端末4内で予約管理アプリを起動させて予約管理処理等を実行し、予約受付者端末3や予約申込者端末4内で処理されたデータを予約管理サーバ2に送信することとしてもよい。
【0092】
また、上述した実施形態では、予約申込者が予約申込者端末4を操作して予約を行う場合について説明したが、これに限定されず、例えば、予約申込者が電話で予約を行う場合や、予約申込者が来店して予約を行う場合にも本発明を適用することができる。これらの場合には、例えば、予約申込者から予約内容を入手した予約受付者が、予約受付者端末3を操作して
図5または
図7に例示する予約受付者用の予約受付画面から予約内容を登録することとすればよい。
【0093】
また、上述した実施形態では、予約受付タイプとして、事前設定タイプと自由受付タイプとを設けた場合について説明しているが、これら二つの予約受付タイプのみを設けることには限定されない。予約受付タイプとして、例えば、事前設定タイプと自由受付タイプとに加え、他の受付タイプをさらに設けることとしてもよいし、事前設定タイプおよび自由受付タイプのいずれか一方を設けることとしてもよい。