(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
有効成分としての請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を1又は2種以上と、少なくとも1種の治療上不活性な賦型剤とを有する医薬組成物。
トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とする疾患又は障害の予防又は治療のための医薬の製造のための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
【発明の概要】
【0010】
従って、本発明は、ヒトTPHの非ペプチド性阻害剤である、式(I)の新規な三環式イミダゾール誘導体を提供し、これらの化合物は、特に、肺線維症;肺動脈高血圧を含む肺高血圧症;喘息;骨粗鬆症;潰瘍性大腸炎;過敏腸管症候群;カルチノイド症候群;乳癌、前立腺癌及びセロトニン分泌の亢進を伴う神経内分泌腫瘍(例えば、カルチノイド腫瘍)を含む癌;並びに多発性硬化症及び全身性硬化症を含む炎症性疾患を含む、トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とする疾患又は障害に関連する障害の治療に有用である可能性がある。
【0011】
1) 第1の態様において、本発明は式(I)の化合物に関する:
【0013】
式中、
Xは、−CH
2−、−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH
2−CH
2−、−S−、
*−CH
2−O−又は
*−CH
2−NR
x−(R
xは、水素、−CO−(C
1−4)アルキル、−(C
1−3)アルキル−(C
3−6)シクロアルキル、(C
3−6)シクロアルキル又は−CO−(C
1−4)アルコキシを表す。)を表し;アステリスクはイミダゾール環に結合する結合を示し;
R
1a及びR
1bは、独立に、水素、メチル、エチルを表すか;又は、R
1a及びR
1bは、それらが結合する炭素原子と一緒にシクロプロピル環を形成し;
R
2は、アリール(特にフェニル)又はヘテロアリール(特に5又は6員のヘテロアリール、とりわけピリジニル、チアゾリル、チオフェニル、オキサジアゾリル)を表し、当該アリール又はヘテロアリールは、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され、当該置換基は:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
1−4)アルコキシ;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルコキシ;
− ハロゲン;
− シアノ;
− −(CH
2)
n−NR
21R
22;(nは、整数の0又は1を表し;
−− R
21及びR
22は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表すか;又は
−− R
21及びR
22は、それらが結合する窒素原子と一緒に4〜7員の飽和環を形成し、当該環は1個の環酸素原子を任意に含む。);
− −CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−NH−CN;
− −NR
25−CO−NR
26R
27(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−(C
1−4)アルコキシ;
− フェニル;
− ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル;
− (C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル;
− ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ;又は
− (C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシ;
から独立に選択され;
R
3は、アリール(特にフェニル)又はヘテロアリール(特に5又は6員のヘテロアリール、とりわけピリジニル又はピリミジニル)を表し、当該アリール又はヘテロアリールは、独立に、未置換であるか又は1、2若しくは3個の置換基により置換され(特に、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基は:
− −NR
4−SO
2−Y−R
5
(−− R
4は、水素又は(C
1−3)アルキルを表し;Yは直接結合を表し;かつR
5は、(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表すか;又は、
−− R
4は、水素又は(C
1−3)アルキルを表し;Yは−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表し;かつR
5は(C
1−4)アルキルを表すか(特に、R
4は水素を表し;Yは−N(CH
3)−を表し、かつR
5は(C
1−4)アルキルを表す。);又は、
−− R
4及びR
5は、それらが結合する窒素及び−SO
2−Y−基と一緒に5、6又は7員環を形成し、かつYは、直接結合又は−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表す。(特に、そのような環は、5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル又は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。));
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す(特に、R
6及びR
7の一方は水素又はメチルを表し、R
6及びR
7の他方は(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す。)。);
− −SO
2−R
8(R
8は、(C
1−5)アルキル又は−NR
81R
82(R
81及びR
82は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。)を表す。);
− −(CH
2)
m−NR
9R
10;(mは、整数の0又は1を表し;
−− R
9及びR
10は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル、(C
2−3)フルオロアルキル、ヒドロキシ−(C
2−4)アルキル、(C
1−4)アルコキシ−(C
2−4)アルキルを表すか;又は
−− R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4〜7員環を形成し、当該環は1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イル)。);
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−4)アルコキシ;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルコキシ;
− ハロゲン;
− シアノ;又は
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、とりわけオキサゾール−2−イル);
から独立に選択される。
【0014】
式(I)の化合物は、1又は2以上の不斉炭素原子などの、少なくとも1つ及び場合によっては2以上のキラル又は不斉中心を含む。従って、式(I)の化合物は、立体異性体の混合物として、又は立体異性体が富化されている状態、好ましくは純粋な立体異性体として存在してもよい。立体異性体の混合物は当業者に知られた方法で分離してもよい。
【0015】
「富化(enriched)」という用語は、例えば、エナンチオマーに関連して使用される場合、本発明に関しては特に、それぞれのエナンチオマーが、それぞれ他のエナンチオマーに対する比(適宜、純度に準用)で、少なくとも70:30、特に少なくとも90:10(適宜、70%/90%の純度に準用)で存在することを意味するものと解される。好ましくは、この用語は、本質的に純粋な各エナンチオマーを意味する。「本質的に」という用語は、例えば「本質的に純粋な」等の用語中で使用される場合、本発明に関しては特に、それぞれの立体異性体/組成物/化合物等の少なくとも90、特に少なくとも95、そしてとりわけ少なくとも99重量パーセントが、それぞれ、純粋な立体異性体/組成物/化合物等であることを意味するものと解される。
【0016】
場合によっては、式(I)の化合物は互変異性体を含むかもしれない。そのような互変異性体は本発明の範囲に含まれる。
【0017】
化合物、塩、医薬組成物、疾患等について複数形が使用される場合は、単数の化合物、塩、疾患等をも意味することが意図されている。
【0018】
式(I)の化合物に対するいかなる言及も、適切かつ好都合なように、そのような化合物の塩(そして特に薬学的に許容される塩)をも指すものと解される。
【0019】
「薬学的に許容される塩」という用語は、対象化合物の所望の生物活性を保持し、かつ最小の望ましくない毒性作用を示す塩を意味する。そのよう塩としては、対象化合物中の塩基性基及び/又は酸性基の存在に応じた、無機又は有機の酸及び/又は塩基付加塩が挙げられる。参考としては、例えば、「Handbook of Pharmaceutical Salts.Properties、Selection and Use.」、P.Heinrich Stahl、Camille G.Wermuth(Eds.)、Wiley−VCH、2008;及び「Pharmaceutical Salts
and Co−crystals」、Johan Wouters and Luc Quere(Eds.)、RSC Publishing、2012を参照されたい。
【0020】
本発明はまた、同位体標識された、特に
2H(デューテリウム)標識された式(I)の化合物をも含み、当該同位体標識された化合物は、1又は2以上の原子が、同じ原子番号を有するが、自然において通常見出される原子量と異なる原子量を有する原子によってそれぞれ置き換えられていることを除いては、式(I)の化合物と同一である。同位体標識された、特に
2H(デューテリウム)標識された式(I)の化合物、及びその塩は、本発明の範囲に含まれる。水素をより重い同位体
2H(デューテリウム)に置換することにより代謝安定性が増大するため、例えば、in−vivoでの半減期が長くなり、あるいは
、必要用量を減らすことができ、又は、チトクロームP450酵素の阻害が軽減され得るため、例えば、安全性プロファイルが改善される。本発明の1つの態様においては、式(I)の化合物は同位体標識されていないか、又は、それらは1若しくは2以上のデューテリウム原子によってのみ標識されている。副態様においては、式(I)の化合物は全く同位体標識されていない。同位体標識された式(I)の化合物は、適切な試薬又は出発物質の適宜な同位体種を用いることを除いては、下記の方法と同様に製造してもよい。
【0021】
本出願において、点線で描かれる結合は、記載された遊離基の結合点を示す。例えば、下記の遊離基
【0023】
は、2−フルオロ−4−シクロプロピル−フェニル基である。
【0024】
ここに記載される定義は、態様1)〜32)のいずれか1つに定義されるような式(I)、(II)、(III)、(IV)及び(I
E)の化合物に対して一律に適用されるものであり、特段の定義によってより広い又はより狭い定義が与えられない限り本明細書及び請求項を通じて準用される。当然ながら、ある用語の定義又は好ましい定義が、ここに定義されるいずれか又は他のすべての用語のいずれか又は好ましい定義におけるそれぞれの用語を、独立して(及びそれらと共に)定義し置き換えるものであってよい。
【0025】
「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素、好ましくはフッ素又は塩素を意味する。
【0026】
「アルキル」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、1〜6個の炭素原子を含む、直鎖又は分枝鎖の飽和炭化水素鎖を意味する。「(C
x−y)アルキル」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、前記部分で定義したアルキル基を意味する。例えば、(C
1−4)アルキル基は、1〜4個の炭素原子を含む。(C
1−4)アルキル基の例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチル及びtert.−ブチルである。好ましくはメチル及びエチルである。より好ましくはメチルである。
【0027】
「アルコキシ」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、アルキルが、1〜6個の炭素原子を含む直鎖又は分枝鎖の飽和炭化水素鎖を意味する、アルキル−O−基を意味する。「(C
x−y)アルコキシ」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、前記部分で定義したアルコキシ基を意味する。例えば、(C
1−4)アルコキシ基は、「(C
1−4)アルキル」という用語が前記の意味を有する、式(C
1−4)アルキル−O−の基を意味する。(C
1−4)アルコキシ基の例は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec.−ブトキシ及びtert.−ブトキシである。好ましくはメトキシである。
【0028】
「(C
1−3)フルオロアルキル」という用語は、1又は2以上の(場合によってはすべての)水素原子がフッ素で置き換えられた、1〜3個の炭素原子を含む、前記部分で定義したアルキル基を意味する。「(C
x−y)フルオロアルキル」(x及びyは、それぞ
れ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、前記部分で定義したフルオロアルキル基を意味する。例えば、(C
1−3)フルオロアルキル基は、1〜3個の炭素原子を含み、1〜7個の水素原子がフッ素で置き換えられている。(C
1−3)フルオロアルキル基の代表的な例としては、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル及び2,2,2−トリフルオロエチルが挙げられる。好ましくは、トリフルオロメチル又はジフルオロメチル等の(C
1)フルオロアルキル基である。
【0029】
「(C
1−3)フルオロアルコキシ」という用語は、1又は2以上の(場合によってはすべての)水素原子がフッ素で置き換えられた、1〜3個の炭素原子を含む、前記部分で定義したアルコキシ基を意味する。「(C
x−y)フルオロアルコキシ」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、前記部分で定義したフルオロアルコキシ基を意味する。例えば、(C
1−3)フルオロアルコキシ基は、1〜3個の炭素原子を含み、1〜7個の水素原子がフッ素で置き換えられている。(C
1−3)フルオロアルコキシ基の代表的な例としては、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ及び2,2,2−トリフルオロエトキシが挙げられる。好ましくは、トリフルオロメトキシ又はジフルオロメトキシ等の(C
1)フルオロアルコキシ基である。
【0030】
「シクロアルキル」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、3から7個の炭素原子を含む飽和炭素環を意味する。「(C
x−C
y)シクロアルキル」(x及びyはそれぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、前記部分で定義したシクロアルキル基を意味する。例えば、(C
3−7)シクロアルキル基は、3〜7個の炭素原子を含む。シクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルである。好ましくはシクロプロピルである。
【0031】
「アリール」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、フェニル又はナフチル、好ましくはフェニルを意味する。上記のアリール基は、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
【0032】
アリールを表す置換基「R
2」に対し、この用語は特にフェニルを意味する。置換基「R
2」に対して使用されるアリール基は、未置換であるか、又は明示的に定義するように1、2又は3個の置換基により置換され;特に1、2又は3個の置換基により置換される。置換基「R
2」に対して使用されるそのようなアリール基の置換基は、(C
1−4)アルキル;(C
1−4)アルコキシ;(C
3−6)シクロアルキル;(C
1−3)フルオロアルキル;(C
1−3)フルオロアルコキシ;ハロゲン;シアノ;−(CH
2)
n−NR
21R
22(n及びR
21及びR
22は明示的に定義する通りである。);−CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);−CO−NH−CN;−NR
25−CO−NR
26R
27(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);−CO−(C
1−4)アルコキシ;又はフェニルから;又は、上記のリストに加えて:ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル;ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ;(C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル;又は(C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシから独立に選択される。特に、フェニルを表す基R
2の置換基は、(C
1−4)アルキル;(C
3−6)シクロアルキル;(C
1−3)フルオロアルコキシ;ハロゲン;シアノ;ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル;ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ;(C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル;又は(C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシ;から;特に、(C
1−4)アルキル;(C
3−6)シクロアルキル;又はハロゲンから独立に選択される。具体的な置換基は、メチル、メトキシ、シクロプロピル、トリフルオロメトキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、メトキシメチル、メトキシカルボニル、2−ヒドロキシ−エトキシ、
2−ヒドロキシプロパン−2−イル、2−メトキシ−エトキシ又は2−メトキシプロパン−2−イルから;特に、メチル、シクロプロピル、フルオロ又はクロロから独立に選択される。「R
2」に対して使用されるそのようなアリール基の具体的な例は、2−フルオロ−4−メチル−フェニル、4−クロロ−2−フルオロ−フェニル、2,3−ジフルオロ−4−メチル−フェニル、2,5−ジフルオロ−4−メチル−フェニル及び4−シクロプロピル−2−フルオロ−フェニルである。加えて、「R
2」に対して使用されるそのようなアリール基のさらなる具体的な例は、2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル、2−フルオロ−4−シアノ−フェニル、2−フルオロ−4−メトキシメチル−フェニル、2−フルオロ−4−メトキシカルボニル−フェニル、2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル、2−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)−フェニル、2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシ−プロパン−2−イル)−フェニル、2−フルオロ−4−(2−メトキシ−プロパン−2−イル)−フェニル及び2−フルオロ−4−トリフルオロメトキシ−フェニルである。
【0033】
アリールを表す置換基「R
3」に対して、この用語は特にフェニルを意味する。置換基「R
3」に対して使用されるアリール基は、未置換であるか、又は明示的に定義するように1、2又は3個の置換基により置換され;特に1,2又は3個の置換基により置換され;とりわけ2個の置換基により置換され、置換基の1個は、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位に結合する。「R
3」に対して使用されるそのようなアリール基の具体的な例は、4−クロロ−2−エチル−フェニル、2−エチル−4−フルオロ−フェニル、4−クロロ−2−シアノ−フェニル、2−クロロ−4−シアノ−フェニル、2−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェニル、2−クロロ−4−(ジメチルカルバモイル)−フェニル、2−クロロ−4−(モルフォリン−4−イル)−フェニル及び2−クロロ−4−(モルフォリン−4−イル−メチル)−フェニルである。
【0034】
「ヘテロアリール」という用語は、単独で使用される場合も、組み合わせて使用される場合も、それぞれが酸素、窒素及び硫黄から独立に選択される、1個から最大で4個までのヘテロ原子を含む、5〜10員の単環式又は二環式の芳香環を意味する。そのようなヘテロアリール基の例は、フラニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル等の5員のヘテロアリール基;ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル等の6員のヘテロアリール基;及びインドリル、イソインドリル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、チエノピリジニル、キノリニル、イソキノリニル、ナフチリジニル、シノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、ピロロピリジニル、ピラゾロピリジニル、ピラゾロピリミジニル、ピロロピラジニル、イミダゾピリジニル、イミダゾピリダジニル及びイミダゾチアゾリル等の8〜10員の二環式ヘテロアリール基である。上記のヘテロアリール基は、未置換であるか又は明示的に定義されるように置換される。
【0035】
「R
2」が「ヘテロアリール」を表す場合には、この用語は、前記部分で定義したヘテロアリール基、特に5又は6員のヘテロアリール基を意味する。態様の1つにおいて、この用語は特に、チオフェニル、チアゾリル、オキサジアゾリル及びピリジニルを意味する。置換基「R
2」に対して使用される上記のヘテロアリール基は、未置換であるか又は明示的に定義するように置換される。特に、上記のヘテロアリール基は、1又は2個の置換基により置換され、当該置換基は、(C
1−4)アルキル;(C
3−6)シクロアルキル;(C
1−3)フルオロアルキル;ハロゲン;−NR
21R
22(R
21及びR
22は、独立に、(C
1−4)アルキルを表す。);−CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);−NR
25−CO−NR
26R
27(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す(特に、R
26及びR
27の1つは(C
1−4)アルキルを表し、R
25、R
26及びR
27の残りは水素を表す。)。);−CO−(C
1−4)アルコキシ;又はフェニルから;又は、上記のリストに加えて:ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル;ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ;(C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル;又は(C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシから独立に選択される。副態様において、置換基は特に、(C
1−4)アルキル;(C
3−6)シクロアルキル;(C
1−3)フルオロアルキル;又はハロゲンから選択される。置換基「R
2」に対して使用されるヘテロアリール基の具体的な例は、3−フルオロ−チオフェン−2−イル、4−(ジメチル−カルバモイル)−チオフェン−2−イル、5−(ジメチル−カルバモイル)−3−フルオロ−チオフェン−2−イル、4−(メトキシ−カルボニル)−チオフェン−2−イル、4−(シアノ−カルバモイル)−チオフェン−2−イル、4−メチル−チアゾール−5−イル、2−メチル−チアゾール−5−イル、2,4−ジメチル−チアゾール−5−イル、2−エチル−4−メチル−チアゾール−5−イル、2−イソプロピル−4−メチル−チアゾール−5−イル、4−メチル−2−トリフルオロメチル−チアゾール−5−イル、2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イル、4−(メチル−カルバモイル)−チアゾール−2−イル、4−(エトキシ−カルボニル)−チアゾール−2−イル、2−(3−エチルウレイド))−チアゾール−4−イル、2−フェニル−チアゾール−5−イル、3−フェニル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル、5−クロロ−ピリジン−2−イル、4−クロロ−ピリジン−2−イル、3−フルオロ−ピリジン−2−イル、5−フルオロ−3−メチル−ピリジン−2−イル、3−フルオロ−5−メチル−ピリジン−2−イル、5−クロロ−3−フルオロ−ピリジン−2−イル、5−シクロプロピル−3−フルオロ−ピリジン−2−イルである。
【0036】
「R
3」が「ヘテロアリール」を表す場合には、この用語は、前記部分で定義したヘテロアリール基、特に5又は6員のヘテロアリール基(とりわけ、1又は2個の窒素原子を含む6員のヘテロアリール基)を意味する。態様の1つにおいて、この用語は特にピリジニル又はピリミジニル、とりわけ分子の残りの部分に3位で結合したピリジニル又は分子の残りの部分に5位で結合したピリミジニルを意味する。置換基「R
3」に対して使用される上記のヘテロアリール基は、未置換であるか、又は明示的に定義するように1、2又は3個の置換基により置換され、特に1、2又は3個の置換基により置換され;とりわけ2個の置換基により置換され、置換基の1個は、分子の残りの部分への結合点に対してパラ位に結合する。置換基「R
3」に対して使用されるヘテロアリール基の具体的な例は、2−エチル−6−メチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−シアノ−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−シクロプロピル−ピリジン−3−イル、2−エチル−6−シクロプロピル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−オキサゾール−2−イル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(モルフォリン−4−イル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−3−イル、2−クロロ−ピリジン−3−イル、2−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−4−エチル−ピリミジン−5−イル、2−クロロ−6−(メチル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(ジメチル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(エチル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(シクロプロピル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(シクロプロピル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、6−(シクロプロピル−カルバモイル)−2−エチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(イソプロピル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(N−メチル−メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−エチル−6−(メチ
ルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル)−ピリジン−3−イル、6−(1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル)−2−エチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(5−メチル−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ピリジン−3−イル、2−エチル−6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−ピリジン−3−イル、4−エチル−2−(メチルスルフォンアミド)−ピリミジン−5−イルである。加えて、置換基「R
3」に対して使用されるヘテロアリール基のさらなる具体的な例は、2−クロロ−6−(ジメチルアミノ)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(メチルスルフォニル)ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−[(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミノ)ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−[(2−メトキシエチル)−メチルアミノ]ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−[(2,2,2−トリフルオロエチル)−メチルアミノ]ピリジン−3−イル、6−(シクロプロピル−カルバモイル)−2−シクロプロピル−ピリジン−3−イル及び2−シクロプロピル−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イルである。
【0037】
「シアノ」という用語は基−CNを意味する。
【0038】
基R
2の置換基に対して使用される基「−(CH
2)
n−NR
21R
22」の例は、ジメチルアミノである。
【0039】
基R
2の置換基に対して使用される基「−CO−NR
23R
24」の例は、メチル−カルバモイル及びジメチル−カルバモイルである。
【0040】
基R
2の置換基に対して使用される基「−NR
25−CO−NR
26R
27」の例は、3−エチルウレイドである。
【0041】
それぞれ基R
3の置換基に対して使用され、置換基R
3aに対して使用される基「−(CH
2)
m−NR
9R
10(R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4、5又は6員環を形成し、当該環は1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される。)」の例は、特にR
9及びR
10が、それらが結合する窒素と一緒に、4、5又は6員環を形成し、当該環が、1個の環酸素原子若しくは基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含むか;又は、当該環が、1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される基である。そのような基「−(CH
2)
m−NR
9R
10」の例は、モルフォリン−4−イル、(モルフォリン−4−イル)−メチル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル及び1−メチル−ピペラジン−4−イルである。
【0042】
それぞれ基R
3の置換基に対して使用され、置換基R
3aに対して使用される基「−NR
4−SO
2−Y−R
5(R
4及びR
5は、それらが結合する窒素及び−SO
2−Y−基と一緒に5、6又は7員環を形成する。)」において、R
4及びR
5により形成される環フラグメントは炭素環であり、(環の一部である−N−SO
2−Y−フラグメント以外の)さらなるヘテロ原子を含まないものと解される。基「−NR
43−SO
2−R
53」及び「−NR
44−SO
2−NR
Y4−R
54」についても同様である。基「−NR
4−SO
2−Y−R
5」の例は、メチルスルフォンアミド、N−メチル−メチルスルフォンアミド及び1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル;並びに(N,N−ジメチルスルファモイル)−アミノ及び5−メチル−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イルである。
【0043】
それぞれ基R
3の置換基に対して使用され、置換基R
3aに対して使用される基「−CO−NR
6R
7」の例は、メチル−カルバモイル、ジメチル−カルバモイル、エチル−(メチル)−カルバモイル、シクロプロピル−カルバモイル、シクロプロピル−(メチル)−カルバモイル及びイソプロピル−(メチル)−カルバモイルである。
【0044】
それぞれ基R
3の置換基に対して使用され、置換基R
3aに対して使用される基「−SO
2−R
8」の例は、メチルスルフォニル、スルファモイル、N−メチルスルファモイル及びN,N−ジメチルスルファモイルである。
【0045】
基R
2の置換基に対して使用される「ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル」基の例は、ヒドロキシメチル及び2−ヒドロキシプロパン−2−イルである。
【0046】
基R
2の置換基に対して使用される「(C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル」基の例は、メトキシメチル及び2−メトキシプロパン−2−イルである。
【0047】
基R
2の置換基に対して使用される「ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ」基の例は、2−ヒドロキシ−エトキシである。
【0048】
基R
2の置換基に対して使用される「(C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシ」基の例は、2−メトキシ−エトキシである。
【0049】
基R
2の置換基に対して使用される「−CO−(C
1−4)アルコキシ」基の例は、メトキシ−カルボニルである。
【0050】
数値範囲を記述するために「間」という単語が使用される場合は常に、示された範囲の末端の点は明示的にその範囲に含まれると解される。これは、例えば、温度範囲が40℃から80℃の間であると記述される場合、末端の点である40℃と80℃はその範囲に含まれることを意味し、あるいは、可変数が1から4の間の整数であると定義される場合、可変数は整数の1、2、3又は4であることを意味する。
【0051】
温度に関して使用されていない場合には、数値「X」の前に置かれる「約」という用語は、本出願において、X−10%XからX+10%Xの間、好ましくはX−5%XからX+5%Xの間を表す。温度の場合には、温度「Y」の前に置かれる「約」という用語は、この出願において、Y−10℃からY+10℃の間、好ましくはY−5℃からY+5℃の間を表す。さらに、本明細書で使用される「室温」という用語は、約25℃の温度を表す。
【0052】
本発明のさらなる態様を以下に示す。
2) 本発明の第2の態様は、置換基R
2を担持する炭素原子の絶対配置が、式(I
E):
【0054】
に示す通りである、態様1)に従う式(I)の化合物に関する。
【0055】
3) さらなる態様は、R
1a及びR
1bがいずれも水素を表す、態様1)又は2)に従う化合物に関する。
【0056】
4) さらなる態様は、Xが−CH
2−、−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH
2−CH
2−、−S−、
*−CH
2−O−又は
*−CH
2−NR
x−(R
xは、水素、−CO−CH
3、−(CH
2)−シクロプロピル、シクロプロピル又は−CO−O−tert−ブチルを表す。)を表し;アステリスクが、イミダゾール環に結合する結合を示す、態様1)〜3)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0057】
5) さらなる態様は、Xが、−CH
2−、−CH
2−CH
2−又は−S−(特に、−CH
2−CH
2−又は−S−)を表す、態様1)〜3)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0058】
6) さらなる態様は、Xが、−CH
2−又は−CH
2−CH
2−(特に−CH
2−CH
2−)を表す、態様1)〜3)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0059】
7) さらなる態様は、Xが−S−を表す、態様1)〜3)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0060】
8) さらなる態様は、R
2が、フェニル又は5又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、チアゾリル、チオフェニル、オキサジアゾリル)を表し、当該フェニル又はヘテロアリールが、独立に、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
1−4)アルコキシ;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルコキシ;
− ハロゲン;
− シアノ;
− −NR
21R
22
(−− R
21及びR
22は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表すか;又は
−− R
21及びR
22は、それらが結合する窒素原子と一緒に4〜7員の飽和環を形成し、当該環は1個の環酸素原子を任意に含む。);
− −CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −NR
25−CO−R
26R
27(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−(C
1−4)アルコキシ;
− フェニル;
− ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル;
− (C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル;
− ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ;又は
− (C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシ;
から独立に選択される;態様1)〜7)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0061】
9) さらなる態様は、R
2が、フェニル又は5若しくは6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、チアゾリル、チオフェニル又はオキサジアゾリル)を表し、当該フェニル又はヘテロアリールが、独立に、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が
:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− シアノ;
− −NR
21R
22(R
21及びR
22は、独立に、(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −NR
25−CO−R
26R
27(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−(C
1−4)アルコキシ;
− フェニル;
から独立に選択される;態様1)〜7)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0062】
10) さらなる態様は、R
2が、フェニル、ピリジニル、チアゾリル、チオフェニル又はオキサジアゾリル基を表し、当該基が、独立に、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− シアノ;
− −NR
21R
22(R
21及びR
22は、独立に、(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −NR
25−CO−R
26R
27(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−(C
1−4)アルコキシ;又は
− フェニル;
から独立に選択される;態様1)〜7)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0063】
11) さらなる態様は、R
2がフェニルを表し、当該フェニルが1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− シアノ
− ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル;
− (C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル;
− ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ;又は
− (C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシ;
から独立に選択されるか;
又はR
2が5又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、チアゾリル、チオフェニル又はオキサジアゾリル)を表し、当該ヘテロアリールが1又は2個の置換基により置換され、当該置換基が:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− −NR
21R
22(R
21及びR
22は、独立に、(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −NR
25−CO−R
26R
27(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す(特に、R
26及びR
27の一方は(C
1−4)アルキルを表し、R
25、R
26及びR
27の残りは水素を表す。)。);
− −CO−(C
1−4)アルコキシ;又は
− フェニル;
から独立に選択される;
態様1)〜7)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0064】
12) さらなる態様は、R
2がフェニルを表し、当該フェニルが、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;又は
− ハロゲン;
から独立に選択されるか;
又はR
2が、5又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、チアゾリル又はチオフェニル;とりわけピリジニル又はチアゾリル)を表し;当該ヘテロアリールが1又は2個の置換基により置換され、当該置換基が:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;又は
− ハロゲン;
から独立に選択される;
態様1)〜7)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0065】
13) さらなる態様は、
− R
2が、2−フルオロ−4−メチル−フェニル、4−クロロ−2−フルオロ−フェニル、2,3−ジフルオロ−4−メチル−フェニル、2,5−ジフルオロ−4−メチル−フェニル又は4−シクロプロピル−2−フルオロ−フェニルを表すか;
− 又は、R
2が、3−フルオロ−チオフェン−2−イル、4−(ジメチル−カルバモイル)−チオフェン−2−イル、5−(ジメチル−カルバモイル)−3−フルオロ−チオフェン−2−イル、4−(メトキシ−カルボニル)−チオフェン−2−イル、4−(シアノ−カルバモイル)−チオフェン−2−イル、4−メチル−チアゾール−5−イル、2−メチル−チアゾール−5−イル、2,4−ジメチル−チアゾール−5−イル、2−エチル−4−メチル−チアゾール−5−イル、2−イソプロピル−4−メチル−チアゾール−5−イル、4−メチル−2−トリフルオロメチル−チアゾール−5−イル、2−ジメチルアミノ−チアゾール−5−イル、4−(メチル−カルバモイル)−チアゾール−2−イル、4−(エトキシ−カルボニル)−チアゾール−2−イル、2−(3−エチルウレイド))−チアゾール−4−イル、2−フェニル−チアゾール−5−イル、3−フェニル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル、5−クロロ−ピリジン−2−イル、4−クロロ−ピリジン−2−イル、3−フルオロ−ピリジン−2−イル、5−フルオロ−3−メチル−ピリジン−2−イル、3−フルオロ−5−メチル−ピリジン−2−イル、5−クロロ−3−フルオロ−ピリジン−2−イル又は5−シクロプロピル−3−フルオロ−ピリジン−2−イルを表すか;
− 又は、R
2が、2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル、2−フルオロ−4−シアノ−フェニル、2−フルオロ−4−メトキシメチル−フェニル、2−フルオロ−4−メトキシカルボニル−フェニル、2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル、2−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)−フェニル、2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシ−プロパン−2−イル)−フェニル、2−フルオロ−4−(2−メトキシ−プロパン−2−イル)−フェニル及び2−フルオロ−4−トリフルオロメトキシ−フェニルを表す;
態様1)〜7)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0066】
14) さらなる態様は、R
3が、フェニル又はピリジニル又はピリミジニルを表し、当該フェニル又はピリジニル又はピリミジニルが、独立に、1、2又は3個の置換基により置換され(特に、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基が:
− −NR
4−SO
2−Y−R
5
(−− R
4は、水素又は(C
1−3)アルキルを表し;Yは直接結合を表し;かつR
5は、(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表すか;又は
−− R
4は、水素又は(C
1−3)アルキルを表し;Yは−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表し;かつR
5は(C
1−4)アルキルを表すか(特に、R
4は水素を表し、Yは−N(CH
3)−を表し、かつR
5は(C
1−4)アルキルを表すか);又は
−− R
4及びR
5は、それらが結合する窒素及び−SO
2−Y−基と一緒に5、6又は7員環を形成し、かつYは直接結合又は−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表す(特に、そのような環は5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル又は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す[特に、R
6及びR
7の一方は水素又はメチルを表し、R
6及びR
7の他方は(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。]。);
− −SO
2−R
8(R
8は、(C
1−5)アルキル又は−NR
81R
82(R
81及びR
82は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。)を表す。);
− −(CH
2)
m−NR
9R
10
(−− mは、整数の0又は1を表し;
−− R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4〜7員環を形成し;当該環は1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される。)(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イルである。);
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− シアノ;又は
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、とりわけオキサゾール−2−イル);
から独立に選択される;態様1)〜13)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0067】
15) さらなる態様は、R
3が、フェニル又は5又は6員のヘテロアリール(特にピリジニル又はピリミジニル)を表し、当該アリール又はヘテロアリールは、独立に、1、2又は3個の置換基により置換され(特に、1又は2個の置換基により置換され)、当該置換基は:
− −NR
4−SO
2−Y−R
5
(−− R
4は、水素又はメチルを表し;Yは直接結合を表し;かつR
5は、(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表すか;又は
−− R
4は、水素を表し;Yは−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表し;かつR
5は(C
1−4)アルキルを表すか(特に、R
4は水素を表し、Yは−N(CH
3)−を表し、かつR
5は(C
1−4)アルキルを表すか);又は
−− R
4及びR
5は、それらが結合する窒素及び−SO
2−Y−基と一緒に5、6又は7員環を形成し、かつYは直接結合又は−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表す(特に、そのような環は、5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル又は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す[特に、R
6及びR
7の一方は水素又はメチルを表し、R
6及びR
7の他方は(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。]。);
− −SO
2−R
8(R
8は、メチル又はジメチルアミノを表す。);
− −(CH
2)
m−NR
9R
10
(−− mは、整数の0又は1を表し;
−− R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4、5又は6員環を形成し、当該環は1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イルである。)。);
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−4)アルコキシ;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− シアノ;
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、とりわけオキサゾール−2−イル);
から独立に選択される;態様1)〜13)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0068】
16) さらなる態様は、
− R
3が、4−クロロ−2−エチル−フェニル、2−エチル−4−フルオロ−フェニル、4−クロロ−2−シアノ−フェニル、2−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェニル、2−クロロ−4−(ジメチルカルバモイル)−フェニル、2−クロロ−4−(モルフォリン−4−イル)−フェニル又は2−クロロ−4−(モルフォリン−4−イル−メチル)−フェニルを表すか;
− 又は、R
3が、2−エチル−6−メチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−シアノ−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−シクロプロピル−ピリジン−3−イル、2−エチル−6−シクロプロピル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−オキサゾール−2−イル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(モルフォリン−4−イル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−3−イル、2−クロロ−ピリジン−3−イル、2−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−4−エチル−ピリミジン−5−イル、2−クロロ−6−(メチル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(ジメチル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(エチル−(メチル)−カ
ルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(シクロプロピル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(シクロプロピル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、6−(シクロプロピル−カルバモイル)−2−エチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(イソプロピル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(N−メチル−メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−エチル−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル)−ピリジン−3−イル、6−(1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル)−2−エチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(5−メチル−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ピリジン−3−イル、2−エチル−6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−ピリジン−3−イル又は4−エチル−2−(メチルスルフォンアミド)−ピリミジン−5−イルを表すか;
− 又は、R
3が、2−クロロ−6−(ジメチルアミノ)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(メチルスルフォニル)ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−[(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミノ)ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−[(2−メトキシエチル)−メチルアミノ]ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−[(2,2,2−トリフルオロエチル)−メチルアミノ]ピリジン−3−イル、6−(シクロプロピル−カルバモイル)−2−シクロプロピル−ピリジン−3−イル又は2−シクロプロピル−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イルを表す;
態様1)〜13)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0069】
17) さらなる態様は、R
3がフラグメント
【0071】
(式中、Z
1及びZ
2は、独立に、CH又はNを表し;
R
3aは:
− −NR
4−SO
2−Y−R
5
(−− R
4は、水素又は(C
1−3)アルキル(特に、水素又はメチル)を表し;Yは直接結合を表し;かつR
5は、(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表すか;又は
−− R
4は、水素又は(C
1−3)アルキルを表し;Yは−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表し;かつR
5は(C
1−4)アルキルを表すか(特に、R
4は水素を表し、Yは−N(CH
3)−を表し、かつR
5は(C
1−4)アルキルを表す。);又は
−− R
4及びR
5は、それらが結合する窒素及び−SO
2−Y−基と一緒に5、6又は7員環を形成し、かつYは直接結合又は−NR
Y−(R
Yは(C
1−3)アルキルを表す。)を表す(特に、そのような環は、5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル又は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(
C
3−6)シクロアルキルを表す[特に、R
6及びR
7の一方は水素又はメチルを表し、R
6及びR
7の他方は(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。]。);
− −SO
2−R
8(R
8は、(C
1−5)アルキル又は−NR
81R
82(R
81及びR
82は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。)を表す。);
− −(CH
2)
m−NR
9R
10(mは、整数の0又は1を表し;R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4〜7員環(特に6員環)を形成し;当該環は、1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イルである。)。);
− 水素;
− ハロゲン;
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、特にオキサゾール−2−イル);
− シアノ;
を表し;
R
3bは、(C
1−4)アルキル(特にエチル);ハロゲン(特にクロロ);(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル);又は(C
1−3)フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)を表す[特に、R
3bは(C
1−4)アルキル(特にエチル)又はハロゲン(特にクロロ)を表す。]。);
態様1)〜13)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0072】
18) さらなる態様は、Z
1及びZ
2がいずれもCHを表すか;又はZ
1及びZ
2がいずれもNを表すか;又はZ
1がNを表し、かつZ
2がCHを表す;態様7)〜17)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0073】
19) さらなる態様は、Z
1及びZ
2がいずれもCHを表す;態様7)〜17)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0074】
20) さらなる態様は、Z
1及びZ
2がいずれもNを表すか;又はZ
1がNを表し、かつZ
2がCHを表す;態様7)〜17)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0075】
21) さらなる態様は、Z
1がNを表し、かつZ
2がCHを表す、態様7)〜17)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0076】
22) さらなる態様は、Z
1及びZ
2がいずれもNを表す、態様7)〜17)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0077】
23) さらなる態様は、R
3aが:
− −NR
41−SO
2−R
51(R
41は、水素又は(C
1−3)アルキル(特に、水素又はメチル)を表し;R
51は、(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。);又は、
− −NR
42−SO
2−NR
Y2−R
52(R
42は水素を表し;R
Y2は(C
1−3)アルキルを表し;R
52は(C
1−4)アルキルを表す(特に、R
Y2はメチルを表し、R
52は(C
1−4)アルキルを表す。)。);又は、
− −NR
43−SO
2−R
53(R
43及びR
53は、それらが結合する窒素及び−SO
2−基と一緒に5、6又は7員環を形成する(特に、そのような環は1,1−ジオキシ
ドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −NR
44−SO
2−NR
Y4−R
54(R
44及びR
54は、それらが結合する窒素及び−SO
2−NR
Y4−基と一緒に5、6又は7員環を形成し、R
Y4は(C
1−3)アルキルを表す(特に、そのような環は5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す[特に、R
6及びR
7の一方は、水素又はメチルを表し、R
6及びR
7の他方は(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。]。);
− −(CH
2)
m−NR
9R
10;(mは、整数の0又は1を表し(特に、mは0を表し);R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4〜7員環(特に、4〜6員環)を形成し;当該環は、1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イルである。)。);
− 水素;
− ハロゲン;
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、とりわけオキサゾール−2−イル);
− シアノ;
を表し;
R
3bが、(C
1−4)アルキル(特にエチル);ハロゲン(特にクロロ);(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル);又は(C
1−3)フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)を表す[特に、R
3bが(C
1−4)アルキル(特にエチル)又はハロゲン(特にクロロ)を表す。];
態様17)〜22)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0078】
24) さらなる態様は、R
3aが:
− −NR
41−SO
2−R
51(R
41は水素又は(C
1−3)アルキル(特に、水素又はメチル)を表し;R
51は(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキル(特にメチル又はシクロプロピル)を表す。);又は、
− −NR
42−SO
2−NR
Y2−R
52(R
42は水素を表し;R
Y2は(C
1−3)アルキルを表し;R
52は(C
1−4)アルキルを表す(特に、R
Y2はメチルを表し、R
52は(C
1−4)アルキルを表す。)。);又は、
− −NR
43−SO
2−R
53(R
43及びR
53は、それらが結合する窒素及び−SO
2−基と一緒に5、6又は7員環を形成する(特に、そのような環は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −NR
44−SO
2−NR
Y4−R
54(R
44及びR
54は、それらが結合する窒素及び−SO
2−NR
Y4−基と一緒に5、6又は7員環を形成し、R
Y4は(C
1−3)アルキルを表す(特に、そのような環は5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す[特に、R
6及びR
7の一方は、水素又はメチルを表し、R
6及びR
7の他方は(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。]。);
− −(CH
2)
m−NR
9R
10;(mは、整数の0又は1を表し(特に、mは0を表し);R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4、5、6又は7員環(特に
4又は6員環)を形成し、当該環は1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イルである。)。);
− (C
3−6)シクロアルキル;
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、とりわけオキサゾール−2−イル);
を表し;
R
3bが、(C
1−4)アルキル(特にエチル)又はハロゲン(特にクロロ)を表す;
態様17)〜22)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0079】
25) さらなる態様は、R
3aが:
− −NR
41−SO
2−R
51(R
41は、水素を表し;R
51は、(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。);又は、
− −NR
43−SO
2−R
53(R
43及びR
53は、それらが結合する窒素及び−SO
2−基と一緒に5員環を形成する(特に、そのような環は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す[特に、R
6及びR
7の一方は水素を表し、R
6及びR
7の他方はメチルシクロプロピルを表す。]。);
を表し;
− R
3bが、(C
1−4)アルキル(特にエチル)又はハロゲン(特にクロロ)を表す;
態様17)〜22)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0080】
26) さらなる態様は、
− R
3が2−クロロ−4−(ジメチルカルバモイル)−フェニルを表すか;又は
− R
3が、2−クロロ−6−(メチル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(ジメチル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(エチル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(シクロプロピル−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(シクロプロピル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、6−(シクロプロピル−カルバモイル)−2−エチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(イソプロピル−(メチル)−カルバモイル)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(N−メチル−メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−エチル−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−6−(メチルスルフォンアミド)−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル)−ピリジン−3−イル、6−(1,1−ジオキソ−イソチアゾリジン−2−イル)−2−エチル−ピリジン−3−イル、2−クロロ−6−(5−メチル−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−ピリジン−3−イル、4−エチル−2−(メチルスルフォンアミド)−ピリミジン−5−イル又は2−エチル−6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−ピリジン−3−イルを表す;
態様1)〜13)のいずれか1つに従う化合物に関する。
【0081】
27) 従って、本発明は、態様1)に定義する式(I)の化合物又はそのような化合物であって、それぞれの従属関係に従って態様2)〜26)のいずれか1つの特徴によってさらに限定される化合物;それらの薬学的に許容される塩;並びに、トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とする疾患又は障害の治療における、医薬としてのそのような化合物の使用に関する。式(I)の化合物に関して特に下記の態様が可能であり、意図されており、そして個々の形態としてここに具体的に開示される:
1、2+1、3+1、3+2+1、5+1、5+2+1、5+3+1、5+3+2+1、6+1、6+2+1、6+3+1、6+3+2+1、8+1、8+2+1、8+3+1、8+3+2+1、8+5+1、8+5+2+1、8+5+3+1、8+5+3+2+1、8+6+1、8+6+2+1、8+6+3+1、8+6+3+2+1、11+1、11+2+1、11+3+1、11+3+2+1、11+5+1、11+5+2+1、11+5+3+1、11+5+3+2+1、11+6+1、11+6+2+1、11+6+3+1、11+6+3+2+1、12+1、12+2+1、12+3+1、12+3+2+1、12+5+1、12+5+2+1、12+5+3+1、12+5+3+2+1、12+6+1、12+6+2+1、12+6+3+1、12+6+3+2+1、13+1、13+2+1、13+3+1、13+3+2+1、13+5+1、13+5+2+1、13+5+3+1、13+5+3+2+1、13+6+1、13+6+2+1、13+6+3+1、13+6+3+2+1、16+1、16+2+1、16+3+1、16+3+2+1、16+5+1、16+5+2+1、16+5+3+1、16+5+3+2+1、16+6+1、16+6+2+1、16+6+3+1、16+6+3+2+1、16+13+1、16+13+2+1、16+13+3+1、16+13+3+2+1、16+13+5+1、16+13+5+2+1、16+13+5+3+1、16+13+5+3+2+1、16+13+6+1、16+13+6+2+1、16+13+6+3+1、16+13+6+3+2+1、17+1、17+2+1、17+3+1、17+3+2+1、17+5+1、17+5+2+1、17+5+3+1、17+5+3+2+1、17+6+1、17+6+2+1、17+6+3+1、17+6+3+2+1、17+8+1、17+8+2+1、17+8+3+1、17+8+3+2+1、17+8+5+1、17+8+5+2+1、17+8+5+3+1、17+8+5+3+2+1、17+8+6+1、17+8+6+2+1、17+8+6+3+1、17+8+6+3+2+1、17+11+1、17+11+2+1、17+11+3+1、17+11+3+2+1、17+11+5+1、17+11+5+2+1、17+11+5+3+1、17+11+5+3+2+1、17+11+6+1、17+11+6+2+1、17+11+6+3+1、17+11+6+3+2+1、17+12+1、17+12+2+1、17+12+3+1、17+12+3+2+1、17+12+5+1、17+12+5+2+1、17+12+5+3+1、17+12+5+3+2+1、17+12+6+1、17+12+6+2+1、17+12+6+3+1、17+12+6+3+2+1、
18+17+1、18+17+2+1、18+17+3+1、18+17+3+2+1、18+17+5+1、18+17+5+2+1、18+17+5+3+1、18+17+5+3+2+1、18+17+6+1、18+17+6+2+1、18+17+6+3+1、18+17+6+3+2+1、18+17+8+1、18+17+8+2+1、18+17+8+3+1、18+17+8+3+2+1、18+17+8+5+1、18+17+8+5+2+1、18+17+8+5+3+1、18+17+8+5+3+2+1、18+17+8+6+1、18+17+8+6+2+1、18+17+8+6+3+1、18+17+8+6+3+2+1、18+17+11+1、18+17+11+2+1、18+17+11+3+1、18+17+11+3+2+1、18+17+11+5+1、18+17+11+5+2+1、18+17+11+5+3+1、18+17+11+5+3+2+1、18+17+11+6+1、18+17+11+6+2+1、18+17+11+6+3+1、18+17+11+6+3+2+1、18+17+12+1、18+17+12+2+1、18+17+12+3+1、18+17+12+3+2+1、18+17+12+5+1、18+17+12+5+2+1、18+17+12+5+3+1、18+17+12+5+3+2+1、18+17+12+6+1、18+17+12+6+2+1、18+17+12+6+3+1、18+17+12+6+3+2+1、21+17+1、21+17+2+1、21+17+3+1、21+17+3+2+1、21+17+5+1、21+17+5+2+1、21+17+5+3+1、21+17+5+3+2+1、21+17+6+1、21+17+6+2+1、21+17+6+3+1、21+17+6+3+2+1、21+17+8+1、21+17+8+2+1、21
+17+8+3+1、21+17+8+3+2+1、21+17+8+5+1、21+17+8+5+2+1、21+17+8+5+3+1、21+17+8+5+3+2+1、21+17+8+6+1、21+17+8+6+2+1、21+17+8+6+3+1、21+17+8+6+3+2+1、21+17+11+1、21+17+11+2+1、21+17+11+3+1、21+17+11+3+2+1、21+17+11+5+1、21+17+11+5+2+1、21+17+11+5+3+1、21+17+11+5+3+2+1、21+17+11+6+1、21+17+11+6+2+1、21+17+11+6+3+1、21+17+11+6+3+2+1、21+17+12+1、21+17+12+2+1、21+17+12+3+1、21+17+12+3+2+1、21+17+12+5+1、21+17+12+5+2+1、21+17+12+5+3+1、21+17+12+5+3+2+1、21+17+12+6+1、21+17+12+6+2+1、21+17+12+6+3+1、21+17+12+6+3+2+1、24+17+1、24+17+2+1、24+17+3+1、24+17+3+2+1、24+17+5+1、24+17+5+2+1、24+17+5+3+1、24+17+5+3+2+1、24+17+6+1、24+17+6+2+1、24+17+6+3+1、24+17+6+3+2+1、24+17+8+1、24+17+8+2+1、24+17+8+3+1、24+17+8+3+2+1、24+17+8+5+1、24+17+8+5+2+1、24+17+8+5+3+1、24+17+8+5+3+2+1、24+17+8+6+1、24+17+8+6+2+1、24+17+8+6+3+1、24+17+8+6+3+2+1、24+17+11+1、24+17+11+2+1、24+17+11+3+1、24+17+11+3+2+1、24+17+11+5+1、24+17+11+5+2+1、24+17+11+5+3+1、24+17+11+5+3+2+1、24+17+11+6+1、24+17+11+6+2+1、24+17+11+6+3+1、24+17+11+6+3+2+1、24+17+12+1、24+17+12+2+1、24+17+12+3+1、24+17+12+3+2+1、24+17+12+5+1、24+17+12+5+2+1、24+17+12+5+3+1、24+17+12+5+3+2+1、24+17+12+6+1、24+17+12+6+2+1、24+17+12+6+3+1、24+17+12+6+3+2+1、24+18+17+1、24+18+17+2+1、24+18+17+3+1、24+18+17+3+2+1、24+18+17+5+1、24+18+17+5+2+1、24+18+17+5+3+1、24+18+17+5+3+2+1、24+18+17+6+1、24+18+17+6+2+1、24+18+17+6+3+1、24+18+17+6+3+2+1、24+18+17+8+1、24+18+17+8+2+1、24+18+17+8+3+1、24+18+17+8+3+2+1、24+18+17+8+5+1、24+18+17+8+5+2+1、24+18+17+8+5+3+1、24+18+17+8+5+3+2+1、24+18+17+8+6+1、24+18+17+8+6+2+1、24+18+17+8+6+3+1、24+18+17+8+6+3+2+1、24+18+17+11+1、24+18+17+11+2+1、24+18+17+11+3+1、24+18+17+11+3+2+1、24+18+17+11+5+1、24+18+17+11+5+2+1、24+18+17+11+5+3+1、24+18+17+11+5+3+2+1、24+18+17+11+6+1、24+18+17+11+6+2+1、24+18+17+11+6+3+1、24+18+17+11+6+3+2+1、24+18+17+12+1、24+18+17+12+2+1、24+18+17+12+3+1、24+18+17+12+3+2+1、24+18+17+12+5+1、24+18+17+12+5+2+1、24+18+17+12+5+3+1、24+18+17+12+5+3+2+1、24+18+17+12+6+1、24+18+17+12+6+2+1、24+18+17+12+6+3+1、24+18+17+12+6+3+2+1、
24+21+17+1、24+21+17+2+1、24+21+17+3+1、24+21+17+3+2+1、24+21+17+5+1、24+21+17+5+2+1、
24+21+17+5+3+1、24+21+17+5+3+2+1、24+21+17+6+1、24+21+17+6+2+1、24+21+17+6+3+1、24+21+17+6+3+2+1、24+21+17+8+1、24+21+17+8+2+1、24+21+17+8+3+1、24+21+17+8+3+2+1、24+21+17+8+5+1、24+21+17+8+5+2+1、24+21+17+8+5+3+1、24+21+17+8+5+3+2+1、24+21+17+8+6+1、24+21+17+8+6+2+1、24+21+17+8+6+3+1、24+21+17+8+6+3+2+1、24+21+17+11+1、24+21+17+11+2+1、24+21+17+11+3+1、24+21+17+11+3+2+1、24+21+17+11+5+1、24+21+17+11+5+2+1、24+21+17+11+5+3+1、24+21+17+11+5+3+2+1、24+21+17+11+6+1、24+21+17+11+6+2+1、24+21+17+11+6+3+1、24+21+17+11+6+3+2+1、24+21+17+12+1、24+21+17+12+2+1、24+21+17+12+3+1、24+21+17+12+3+2+1、24+21+17+12+5+1、24+21+17+12+5+2+1、24+21+17+12+5+3+1、24+21+17+12+5+3+2+1、24+21+17+12+6+1、24+21+17+12+6+2+1、24+21+17+12+6+3+1、24+21+17+12+6+3+2+1、24+22、25+17+1、25+17+2+1、25+17+3+1、25+17+3+2+1、25+17+5+1、25+17+5+2+1、25+17+5+3+1、25+17+5+3+2+1、25+17+6+1、25+17+6+2+1、25+17+6+3+1、25+17+6+3+2+1、25+17+8+1、25+17+8+2+1、25+17+8+3+1、25+17+8+3+2+1、25+17+8+5+1、25+17+8+5+2+1、25+17+8+5+3+1、25+17+8+5+3+2+1、25+17+8+6+1、25+17+8+6+2+1、25+17+8+6+3+1、25+17+8+6+3+2+1、25+17+11+1、25+17+11+2+1、25+17+11+3+1、25+17+11+3+2+1、25+17+11+5+1、25+17+11+5+2+1、25+17+11+5+3+1、25+17+11+5+3+2+1、25+17+11+6+1、25+17+11+6+2+1、25+17+11+6+3+1、25+17+11+6+3+2+1、25+17+12+1、25+17+12+2+1、25+17+12+3+1、25+17+12+3+2+1、25+17+12+5+1、25+17+12+5+2+1、25+17+12+5+3+1、25+17+12+5+3+2+1、25+17+12+6+1、25+17+12+6+2+1、25+17+12+6+3+1、25+17+12+6+3+2+1、
25+18+17+1、25+18+17+2+1、25+18+17+3+1、25+18+17+3+2+1、25+18+17+5+1、25+18+17+5+2+1、25+18+17+5+3+1、25+18+17+5+3+2+1、25+18+17+6+1、25+18+17+6+2+1、25+18+17+6+3+1、25+18+17+6+3+2+1、25+18+17+8+1、25+18+17+8+2+1、25+18+17+8+3+1、25+18+17+8+3+2+1、25+18+17+8+5+1、25+18+17+8+5+2+1、25+18+17+8+5+3+1、25+18+17+8+5+3+2+1、25+18+17+8+6+1、25+18+17+8+6+2+1、25+18+17+8+6+3+1、25+18+17+8+6+3+2+1、25+18+17+11+1、25+18+17+11+2+1、25+18+17+11+3+1、25+18+17+11+3+2+1、25+18+17+11+5+1、25+18+17+11+5+2+1、25+18+17+11+5+3+1、25+18+17+11+5+3+2+1、25+18+17+11+6+1、25+18+17+11+6+2+1、25+18+17+11+6+3+1、25+18+17+11+6+3+2+1、25+18+17+12+1、25+18+17+12+2+1、25+18+17+12+3+1、25+18+17+12+3+2+1、
25+18+17+12+5+1、25+18+17+12+5+2+1、25+18+17+12+5+3+1、25+18+17+12+5+3+2+1、25+18+17+12+6+1、25+18+17+12+6+2+1、25+18+17+12+6+3+1、25+18+17+12+6+3+2+1、25+21+17+1、25+21+17+2+1、25+21+17+3+1、25+21+17+3+2+1、25+21+17+5+1、25+21+17+5+2+1、25+21+17+5+3+1、25+21+17+5+3+2+1、25+21+17+6+1、25+21+17+6+2+1、25+21+17+6+3+1、25+21+17+6+3+2+1、25+21+17+8+1、25+21+17+8+2+1、25+21+17+8+3+1、25+21+17+8+3+2+1、25+21+17+8+5+1、25+21+17+8+5+2+1、25+21+17+8+5+3+1、25+21+17+8+5+3+2+1、25+21+17+8+6+1、25+21+17+8+6+2+1、25+21+17+8+6+3+1、25+21+17+8+6+3+2+1、25+21+17+11+1、25+21+17+11+2+1、25+21+17+11+3+1、25+21+17+11+3+2+1、25+21+17+11+5+1、25+21+17+11+5+2+1、25+21+17+11+5+3+1、25+21+17+11+5+3+2+1、25+21+17+11+6+1、25+21+17+11+6+2+1、25+21+17+11+6+3+1、25+21+17+11+6+3+2+1、25+21+17+12+1、25+21+17+12+2+1、25+21+17+12+3+1、25+21+17+12+3+2+1、25+21+17+12+5+1、25+21+17+12+5+2+1、25+21+17+12+5+3+1、25+21+17+12+5+3+2+1、25+21+17+12+6+1、25+21+17+12+6+2+1、25+21+17+12+6+3+1、25+21+17+12+6+3+2+1、25+22、26+1、26+2+1、26+3+1、26+3+2+1、26+5+1、26+5+2+1、26+5+3+1、26+5+3+2+1、26+6+1、26+6+2+1、26+6+3+1、26+6+3+2+1、26+13+1、26+13+2+1、26+13+3+1、26+13+3+2+1、26+13+5+1、26+13+5+2+1、26+13+5+3+1、26+13+5+3+2+1、26+13+6+1、26+13+6+2+1、26+13+6+3+1、26+13+6+3+2+1。
【0082】
上記の表中、数字は上記の番号に応じた態様を意味し、「+」は他の態様への従属関係を表す。種々の態様は読点により個々に分けられている。換言すると、例えば「26+13+1」は、態様26)であって、態様13)に従属し、態様1)に従属することを意味し、すなわち、態様「26+13+1」は、態様13)
及び26)の特徴によりさらに限定された態様1)の化合物に相当する。
【0083】
28) 第3の側面において、本発明は、式(II)の化合物でもある、態様1)に従う式(I)の化合物に関する:
【0085】
式中、Xは、−CH
2−、−CH
2−CH
2−、−S−、
*−CH
2−O−又は
*−C
H
2−NR
x−(R
xは、水素、−CO−CH
3、−CH
2−シクロプロピル、シクロプロピル又は−CO−O−tert−ブチルを表す。)を表し;アステリスクはイミダゾール環に結合する結合を示し;
Z
2は、N又はCHを表し;
R
2はフェニルを表し、当該フェニルは1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基は:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− ヒドロキシ−(C
1−4)アルキル;
− (C
1−3)アルコキシ−(C
1−4)アルキル;
− ヒドロキシ−(C
2−4)アルコキシ;
− (C
1−3)アルコキシ−(C
2−4)アルコキシ;
− −CO−(C
1−4)アルコキシ;又は
− シアノ;
から独立に選択されるか;
又は、R
2は5又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、チアゾリル、チオフェニル、オキサジアゾリル)を表し、当該ヘテロアリールは1又は2個の置換基により置換され、当該置換基は:
− (C
1−4)アルキル;
− (C
3−6)シクロアルキル;
− (C
1−3)フルオロアルキル;
− ハロゲン;
− −NR
21R
22(R
21及びR
22は、独立に、(C
1−4)アルキルを表す。);
− −CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す。);
− −NR
25−CO−R
26R
26(R
25、R
26及びR
27は、独立に、水素又は(C
1−4)アルキルを表す(特に、R
26及びR
27の一方は(C
1−4)アルキルを表し、R
25、R
26及びR
27の残りは水素を表す。)。);
− −CO−(C
1−4)アルコキシ;又は
− フェニル;
から独立に選択され;
R
3aは:
− −NR
41−SO
2−R
51(R
41は水素又は(C
1−3)アルキルを表し;R
51は(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキル(特に、メチル又はシクロプロピル)を表す。);又は、
− −NR
42−SO
2−NR
Y2−R
52(R
42は水素を表し;R
Y2は(C
1−3)アルキルを表し;R
52は(C
1−4)アルキルを表す(特に、R
Y2はメチルを表し、R
52は(C
1−4)アルキルを表す。)。);又は、
− −NR
43−SO
2−R
53(R
43及びR
53は、それらが結合する窒素及び−SO
2−基と一緒に5員環を形成する(特に、そのような環は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −NR
44−SO
2−NR
Y4−R
54(R
44及びR
54は、それらが結合する窒素及び−SO
2−NR
Y4−基と一緒に5員環を形成し、R
Y4は(C
1−3)アルキルを表す(特に、そのような環は5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す[特に、R
6及びR
7の一方は、水素又はメチルを表し
、R
6及びR
7の他方は(C
1−4)アルキル(特にメチル)又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す。]。);
− −SO
2−R
8(R
8は、(C
1−5)アルキル又は−NR
81R
82(R
81及びR
82は、独立に、(C
1−4)アルキルを表す。)を表す。);
− −NR
9R
10;(R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−4)アルキルを表す。)を任意に含む4、5、6又は7員環(特に4又は6員環)を形成し、当該環は1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イルである。)。);
− (C
3−6)シクロアルキル;
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、とりわけオキサゾール−2−イル);
を表し;
R
3bは、(C
1−4)アルキル(特にエチル);ハロゲン(特にクロロ);又は(C
3−6)シクロアルキル(特にシクロプロピル)を表す;[特に、R
3bは、(C
1−4)アルキル(特に、メチル又はエチル);又はハロゲン(特に、フルオロ又はクロロ)を表す。]。
【0086】
上記態様2)、5)〜7)、12)、13)、21)、22)、25)及び26)に開示する特徴は、態様28)に従う式(II)の化合物にも準用されることが意図されている;従って、特に下記の態様が可能であり、意図されており、そして個々の形態としてここに具体的に開示される:
28、2+28、5+2+28、5+28、6+2+28、6+28、12+2+28、12+5+2+28、12+5+28、12+6+2+28、12+6+28、12+28、13+2+28、13+5+2+28、13+5+28、13+6+2+28、13+6+28、13+28、21+2+28、21+5+2+28、21+5+28、21+6+2+28、21+6+28、21+28、25+2+28、25+5+2+28、25+5+28、25+6+2+28、25+6+28、25+21+2+28、25+21+5+2+28、25+21+5+28、25+21+6+2+28、25+21+6+28、25+21+28、25+28、26+2+28、26+5+2+28、26+5+28、26+6+2+28、26+6+28、26+21+2+28、26+21+5+2+28、26+21+5+28、26+21+6+2+28、26+21+6+28、26+21+28、26+28。
【0087】
上記の表中、数字は上記の番号に応じた態様を意味し、「+」は他の態様への従属関係を表す。種々の態様は読点により個々に分けられている。換言すると、例えば「13+5+28」は、態様28)であって、態様13)に従属し、態様5)に従属することを意味し、すなわち、態様「13+5+28」は、態様5)
及び13)の特徴によりさらに限定された、態様28)に従う式(II)の化合物でもある態様1)の化合物に相当する。
【0088】
29) 第4の側面において、本発明は、式(III)の化合物でもある、態様1)に従う式(I)の化合物に関する:
【0090】
式中、
Xは、−CH
2−、−CH
2−CH
2−、−S−、
*−CH
2−O−又は
*−CH
2−NR
x−(R
xは、水素、−CO−CH
3、−CH
2−シクロプロピル、シクロプロピル又は−CO−O−tert−ブチルを表す。)を表し;アステリスクはイミダゾール環に結合する結合を示し;
Z
2は、N又はCHを表し;
R
2はフェニルを表し、当該フェニルは、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基は:
− メチル;
− シクロプロピル;
− トリフルオロメチル;
− ハロゲン;
− メトキシ;
− トリフルオロメトキシ;
− シアノ;
− メトキシメチル;
− メトキシ−カルボニル
− 2−ヒドロキシ−エトキシ;
− 2−ヒドロキシプロパン−2−イル;
− 2−メトキシ−エトキシ;又は
− 2−メトキシプロパン−2−イル
から独立に選択されるか;
又は、R
2は5又は6員のヘテロアリール(特に、ピリジニル、チアゾリル、チオフェニル、オキサジアゾリル)を表し、当該ヘテロアリールは1又は2個の置換基により置換され、当該置換基は:
− (C
1−3)アルキル;
− シクロプロピル;
− トリフルオロメチル;
− ハロゲン;
− ジメチルアミノ;
− −CO−NR
23R
24(R
23及びR
24は、独立に、水素、メチル又はシクロプロピルを表す。);
− −NR
25−CO−NR
26R
26(R
26及びR
27の一方はメチルを表し、R
25、R
26及びR
27の残りは水素を表す。);又は
− フェニル;
から独立に選択され;
R
3aは:
− −NR
41−SO
2−R
51(R
41は水素又はメチルを表し;R
51はメチル又はシクロプロピルを表す。);又は、
− −NR
42−SO
2−NR
Y2−R
52(R
42は水素を表し;R
Y2は(C
1−3)アルキルを表し;R
52は(C
1−3)アルキルを表す(特に、R
Y2はメチルを表し、R
52はメチルを表す。)。);又は、
− −NR
43−SO
2−R
53(R
43及びR
53は、それらが結合する窒素及び−SO
2−基と一緒に5、6又は7員環を形成する(特に、そのような環は1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イルである。)。);
− −NR
44−SO
2−NR
Y4−R
54(R
44及びR
54は、それらが結合する窒素及び−SO
2−NR
Y4−基と一緒に5、6又は7員環を形成し、R
Y4は(C
1−3)アルキルを表す(特に、そのような環は5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イルである。)。);
− −CO−NR
6R
7(R
6及びR
7は、独立に、水素、(C
1−4)アルキル又は(C
3−6)シクロアルキルを表す(特に、R
6及びR
7の一方は、水素又はメチルを表し、R
6及びR
7の他方はメチル又はシクロプロピルを表す。)。);
− −SO
2−R
8(R
8は、メチル又はジメチルアミノを表す。);
− −NR
9R
10;(R
9及びR
10は、それらが結合する窒素と一緒に、環酸素原子又は基−NR
11−(R
11は(C
1−3)アルキルを表す。)を任意に含む4、5、6又は7員環(特に4又は6員環)を形成し、当該環は1又は2個のフッ素置換基により任意に置換される(特に、そのような環は、モルフォリン−4−イル、3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル又は1−メチル−ピペラジン−4−イルである。)。);
− シクロプロピル;
− 5員のヘテロアリール(特にオキサゾリル、とりわけオキサゾール−2−イル);
を表し;
R
3bは、(C
1−3)アルキル(特にエチル);ハロゲン(特にクロロ);又はシクロプロピルを表す;[特に、R
3bは(C
1−4)アルキル(特にエチル);又はハロゲン(特にクロロ)を表す。]。
【0091】
ここで、上記態様2)、5)〜7)、13)、21)及び26)に開示する特徴は、態様29)に従う式(III)の化合物にも準用されることが意図されている;従って、特に下記の態様が可能であり、意図されており、そして個々の形態としてここに具体的に開示される:
29、2+29、5+2+29、5+29、6+2+29、6+29、13+2+29、13+5+2+29、13+5+29、13+6+2+29、13+6+29、13+29、21+2+29、21+5+2+29、21+5+29、21+6+2+29、21+6+29、21+29、26+2+29、26+5+2+29、26+5+29、26+6+2+29、26+6+29、26+21+2+29、26+21+5+2+29、26+21+5+29、26+21+6+2+29、26+21+6+29、26+21+29、26+29。
【0092】
上記の表中、数字は上記の番号に応じた態様を意味し、「+」は他の態様への従属関係を表す。種々の態様は読点により個々に分けられている。換言すると、例えば「13+5+29」は、態様29)であって、態様13)に従属し、態様5)に従属することを意味し、すなわち、態様「13+5+29」は、態様5)
及び13)の特徴によりさらに限定された、態様29)に従う式(III)の化合物でもある態様1)の化合物に相当する。
【0093】
30) 態様1)に定義する式(I)の化合物の例は、下記の化合物からなる群より選択される:
6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−イミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−エタノン;
N−(5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−シクロプロピル−6−エチルピコリンアミド;
N−(5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,
9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−メトキシピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−エチル−6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
(S)−6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−シクロプロピルピコリンアミド;
(S)−N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
(S)−N−(5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−イミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−シクロプロピル−N−メチルピコリンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−イミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−シクロプロピルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−エチル−N−メチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−イソプロピル−N−メチルピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)−N−メチルメタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
3−クロロ−4−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ベンゾニトリル;
2−(2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)−N−メチルメタンスルフォンアミド;
N−(5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
2−((2−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
(R)−N−(5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
(R)−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
N−(5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−4−エチルピリミジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−メチルピコリンアミド;
2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
6−クロロ−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−メチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリノニトリル;
2−((2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−
(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
2−((2−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−エチル−4−メチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−イソプロピル−4−メチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−エチル−5−(2−(1−(4−メチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド207;
2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリ132ジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(4−メチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−(6−エチル−5−(2−(1−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;N−シクロプロピル−6−エチル−5−(2−(1−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(6−エチル−5−(2−(1−(2−メチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2−メチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−(6−エチル−5−(2−オキソ−2−(1−(2−フェニルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;N−(6−エチル−5−(2−オキソ−2−(1−(3−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−メチル−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(5−フルオロ−3−メチルピリジン−2−イル)
−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−メチル−フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−メチルピコリンアミド;N−(6−クロロ−5−(2−(1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−シクロプロピル−5−(2−(1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
(R)−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(5−(ジメチルカルバモイル)−3−フルオロ−チオフェン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチル−ピコリンアミド;
5−(2−(2−((2−エチル−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)−4−フルオロ−N,N−ジメチルチオフェン−2−カルボキサミド;
エチル 2−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)チアゾール−4−カルボキシレート;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(3−フルオロ−5−メチル−ピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−メチル−ピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−
2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
2−((2−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)−N−メチルメタンスルフォンアミド;
N−シクロプロピル−6−エチル−5−(2−(1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
2−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)−N−メチルチアゾール−4−カルボキサミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−メチルピコリンアミド;
2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
(S)−6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(5−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−4−エチルピリミジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3
,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチル−フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジ−ピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−メチルピコリンアミド;
2−((2−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
2−(2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−1−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
2−((2−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)エタノン;
N−(5−(2−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(5−(2−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−4−エチルピリミジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(5−(2−(1−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,7,8−テトラヒドロ
−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
(R)−N−(5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
(R)−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
(R)−1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,7,8−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2’,1’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2(6H)−イル)−2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]アゼピン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ−[1,2−a]アゼピン−2(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−4−エチルピリミジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((2−クロロ−4−エチルピリミジン−5−イル)オキシ)エタノン;
6−クロロ−5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−シクロプロピルピコリンアミド;
1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((6−シクロプロピル−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
(S)−N−(5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
(S)−1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピ
リジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
N−(5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)−N−メチルメタンスルフォンアミド;
1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
N−(5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)−N’,N’−ジメチル−スルファミド;
1−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((2−エチル−6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
5−(2−(5−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−シクロプロピル−6−エチルピコリンアミド;
N−シクロプロピル−5−(2−(5−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
N−(5−(2−(5−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
(R)−N−シクロプロピル−5−(2−(5−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
N−(5−(2−(5−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(5−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスル
フォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(5−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;N−(5−(2−(5−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−4−エチルピリミジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(5−(2−(5−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(5−(2,3−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(5−(2−(5−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(5−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
N−シクロプロピル−5−(2−(5−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(5−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(5−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−エチル−5−(2−(5−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(5−(2−(5−(2,5−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−2,3,7,8−テトラヒドロチアゾロ[2’,3’:2,3]イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6(5H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−エチルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(7−アセチル−1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
5−(2−(7−アセチル−1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−クロロ−N−メチルピコリンアミド;
5−(2−(7−アセチル−1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,
7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−クロロ−N,N−ジメチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−7−シクロプロピル−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
1−(7−アセチル−1−(3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(4−(7−アセチル−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)チアゾール−2−イル)−3−エチル尿素;
tert−ブチル 2−(2−(2−クロロ−4−(モルフォリノメチル)フェノキシ)アセチル)−1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート;
2−(2−クロロ−4−(モルフォリノメチル)フェノキシ)−1−(1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−(2−クロロ−4−(モルフォリノメチル)フェノキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
5−(2−(7−アセチル−1−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−クロロ−N,N−ジメチルピコリンアミド;
tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(4−(シアノカルバモイル)チオフェン−2−イル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート;
1−(7−アセチル−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(4−クロロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
tert−ブチル 1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−2−(2−((2−エチル−6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート;
1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
6−クロロ−5−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリノニトリル;
1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
5−(2−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−クロロ−N,N−ジメチルピコリンアミド;
1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−エチル−6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
tert−ブチル 2−(2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)アセチル)−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート;
1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−エチル−6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)−1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)エタノン;
1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−7−(シクロプロピル−メ
チル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−エチル−6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)−1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−7−(シクロプロピルメチル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
3−クロロ−4−(2−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ベンゾニトリル;
5−(2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−N,N−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド;
5−(7−アセチル−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−N,N−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド;
tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート;
1−(1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタノン;
1−(1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−(2−エチル−4−フルオロフェノキシ)エタノン;
2−(4−クロロ−2−エチルフェノキシ)−1−(1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2
−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−5−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
メチル 5−(7−アセチル−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)チオフェン−3−カルボキシレート;
2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)−1−(1−(2−(ジメチルアミノ)チアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(2−(ジメチルアミノ)チアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
5−(2−(7−アセチル−1−(5−(ジメチルカルバモイル)−3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−クロロ−N,N−ジメチルピコリンアミド;
5−(7−アセチル−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−4−フルオロ−N,N−ジメチルチオフェン−2−カルボキサミド;
1−(7−アセチル−1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(7−アセチル−1−(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
1−(6−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)エタノン;
N−(6−クロロ−5−(2−(6−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)−1−(6−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)エタノン;
3−クロロ−4−(2−(6−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルベンズアミド;
6−クロロ−5−(2−(6−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(6−(5−(ジメチルカルバモイル)−3−フルオロ−チオフェン−2−イル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(6−(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−5−(2−(6−(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(2−(6−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)−1−(6−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)エタノン;
6−クロロ−5−(2−(6−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;及び
N−(6−クロロ−5−(2−(6−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−3,4,8,9−テトラヒドロ−1H−ピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−7(6H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド。
【0094】
31) 態様30)の化合物に加えて、態様1)に従う式(I)の化合物のさらなる例は、下記からなる群より選択される:
N−(6−クロロ−5−(1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2−カルボニル)シクロプロポキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−6−シクロプロピルピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン;
5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,6−ジシクロプロピルピコリンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(メチル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン;
6−クロロ−5−((1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル)オキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
6−クロロ−5−(1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2−カルボニル)シクロプロポキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォニル)ピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン;
6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピリジン−2−スルフォンアミド;1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン;
1−(1−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(
1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;6−クロロ−5−(2−(1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N−シクロプロピルピコリンアミド;
メチル−4−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)−3−フルオロベンゾエート;メチル (R)−4−(2−(2−((2−クロロ−6−(シクロプロピルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)−3−フルオロベンゾエート;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−メトキシプロパン−2−イル)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−メトキシプロパン−2−イル)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド;
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピコリンアミド;及び
N−(6−クロロ−5−(2−(1−(2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)ピリジン−2−イル)メタンスルフォンアミド。
【0095】
32) 本発明のさらなる側面は、下記のスキーム2に概略する式(I)の化合物の製造方法に関する。特定の側面においては、式(IV)の新規な化合物に関する:
【0097】
式中、当該式(IV)の化合物は、好ましくは、式(I
E)/態様2)に示す絶対配置を有し;
R
2は、態様1)、8)〜13);又は28)若しくは29)のいずれか1つにおいて式(I)の化合物について定義した通りであり[特に、R
2は、態様12)において定義した通りであり];
Xは、態様1)、3)〜7)のいずれか1つ;又は27)又は29)において定義した通りである[特に、Xは、態様5)において定義した通りである。]。
【0098】
この化合物は、式(I)の化合物、式(II)及び/又は(III)の各化合物の製造に好適な新規な中間体である。そのような製造方法は、構造2の酸誘導体{R
1a及びR
1bは、態様1)、3)又は28)又は29)のいずれか1つにおいて式(I)の化合物について定義した通りであり[特に、R
1a及びR
1bは、態様3)において定義した通りである。];R
3は、態様1)、14)〜26);又は28)又は29)のいずれか1つにおいて式(I)の化合物について定義した通りである[特に、R
3は、態様25)において定義した通りである。]。}による式(IV)の化合物のアシル化を有し;そのようなアシル化は、例えば、対応する酸クロリド又はそれぞれの酸誘導体の活性エステルを用いたin situ活性化法により行われる。
【0099】
態様1)〜31)のいずれか1つに定義する式(I)及び(II)の化合物及びこれらの薬学的に許容される塩は、医薬として、例えば、(特に経口等の)経腸又は(局所的適用又は吸入を含む)非経口投与のための医薬組成物の形態で使用することができる。
【0100】
医薬組成物の製造は、いずれの当業者にもよく知られた様式で(例えば、Remington、The Science and Practice of Pharmacy、21st Edition(2005)、Part5、「Pharmaceutical Manufacturing」[Lippincott Williams&Wilkinsにより出版]参照。)、既述の式(I)の化合物又はこれらの薬学的に許容される塩を、任意にその他の治療的に有益な物質と組み合わせて、適切な無毒の不活性な治療上許容される固体又は液体の担体材料及び必要に応じて、通常の薬学的アジュバントと共に、製剤投与形態とすることにより遂行することができる。
【0101】
本発明はまた、薬学的に活性な量の態様1)〜31)のいずれか1つに定義する式(I)の化合物をそれを必要とする対象に投与することを含む、本明細書に記載した疾患又は障害の予防又は治療方法にも関する。従って、本発明はまた、薬学的に活性な量の態様1)〜31)のいずれか1つに定義する式(I)の化合物をそれを必要とする対象に投与することを含む、対象の末梢セロトニンのレベルを減少させる方法に関する。
【0102】
本発明の好ましい態様において、そのような態様1)〜31)のいずれか1つに定義する式(I)の化合物の投与量は、1mgから1000mg/日の間、特に5mgから500mg/日の間、さらに10mgから400mg/日の間に含まれる。
【0103】
いかなる疑義をも避けるために、化合物がある疾患の予防又は治療について有用であると記載されている場合には、そのような化合物は、同様に当該疾患の予防又は治療のための医薬の製造における使用にも適している。
【0104】
数値範囲を記述するために「間」という単語が使用される場合は常に、示された範囲の末端の点は明示的にその範囲に含まれると解される。これは、例えば、温度範囲が40℃から80℃の間であると記述される場合、末端の点である40℃と80℃はその範囲に含まれることを意味し、あるいは、可変数が1から4の間の整数であると定義される場合、可変数は整数の1、2、3又は4であることを意味する。
【0105】
温度に関して使用されていない場合には、数値「X」の前に置かれる「約」という用語は、本出願において、X−10%XからX+10%Xの間、好ましくはX−5%XからX+5%Xの間を表す。温度の場合には、温度「Y」の前に置かれる「約」という用語は、この出願において、Y−10℃からY+10℃の間、好ましくはY−5℃からY+5℃の間を表す。さらに、本明細書で使用される「室温」という用語は、約25℃の温度を表す。
【0106】
式(I)の化合物は、トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とする疾患又は障害の予防又は治療に有用である。
【0107】
「トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とする疾患又は障害」という用語は、トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とする神経性又は末梢性疾患又は障害であって、当該トリプトファン−セロトニン代謝の律速段階が、TPHにより触媒されるL−Trypのヒドロキシ化であり、TPH酵素の阻害剤が必要とされる、疾患又は障害を意味する。
【0108】
トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とするそのような疾患又は障害の例は、好ましくは末梢性疾患又は障害であって、当該トリプトファン−セロトニン代謝の律速段階が、TPH1により触媒されるL−Trypのヒドロキシ化であり、TPH1の阻害剤が必要とされる、疾患又は障害である。具体的な例は、(肺線維症等の)間質性肺疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺塞栓症、肺動脈性肺高血圧症を含む肺高血圧症、放射線性肺炎(肺高血圧症を引き起こす、又は寄与するものを含む。)、喘息及び成人呼吸窮迫症候群(ARDS)を含む肺疾患;骨粗鬆症;炎症性腸疾患、感染後過敏腸管症候群、セリアック病、突発性便秘及び過敏腸管症候群を含む消化器系障害;潰瘍性大腸炎;カルチノイド症候群;粘液腫性弁疾患(myxomatous valve disease);血栓症;睡眠障害;疼痛;I型及びII型糖尿病;免疫障害;肝臓疾患((ウィルス誘導)肝炎 繊維症、移植、再生を含む);急性及び慢性高血圧症;乳癌、前立腺癌及びセロトニン分泌の亢進を伴う神経内分泌腫瘍(例えば、カルチノイド腫瘍)を含む癌;クモ膜下出血;腹性偏頭痛;クレスト症候群(石灰症、レイノー現象、食道機能障害、強指症、毛細血管拡張症);ジルベール症候群;悪心;セロトニン症候群;直腸肛門機能障害;機能性腹部膨満;並びに多発性硬化症及び全身性硬化症を含む炎症性疾患である。特に、例は、肺線維症;肺動脈性肺高血圧症を含む肺高血圧症;喘息;骨粗鬆症;潰瘍性大腸炎;過敏腸管症候群;カルチノイド症候群;乳癌、前立腺癌及びセロトニン分泌の亢進を伴う神経内分泌腫瘍(例えば、カルチノイド腫瘍)を含む癌;並びに多発性硬化症及び全身性硬化症を含む炎症性疾患である。
【0109】
トリプトファン−セロトニン代謝率の変化を特徴とするそのような疾患又は障害のさらなる例は、当該トリプトファン−セロトニン代謝の律速段階が、TPH2により触媒されるL−Trypのヒドロキシ化であり、TPH2の阻害剤が必要とされる、神経保健障害である。具体的な例は、うつ病;全般性不安障害及び社会恐怖等の不安症;嘔吐性障害;偏頭痛;物質乱用;注意欠陥障害(ADD);注意欠陥多動性障害(ADHD);双極性障害;自殺行動;行動障害;統合失調症;パーキンソン病;ハンチントン病;自閉症;ジスキネジア;摂食障害;II型糖尿病;疼痛;アルツハイマー病;性機能障害;及び脳腫瘍である。
【0110】
式(I)の化合物の製造
一般的製造ルート
本発明の化合物は、文献周知の方法によって、以下の方法によって、実施例に示された方法によって、又は類似の方法によって製造することができる。最適反応条件は、使用する具体的反応物又は溶媒によって変わるが、このような条件は、当業者により、ルーチンの最適化手順によって決定することができる。場合によっては、最終生成物をさらに改変してもよく、例えば、置換基を操作することにより新たな最終生成物が得られる。こうした操作は、当業者に周知の還元、酸化、アルキル化、アシル化及び加水分解反応を含むが、これらに限定されるものではない。場合によっては、反応を容易にしたり又は不要な反応生成物を回避したりするために、下記の反応スキーム及び/又は反応工程の実行順序を変更してもよい。以下に概説した一般的反応シークエンスにおいて、包括的な基X、R
1a、R
1b、R
2及びR
3は、式(I)について定義した通りである。場合によっては、包括的な基X、R
2及びR
3は、下記のスキームに図示した製法に適合しないかもしれず、保護基(PG)の使用が必要となるだろう。保護基の使用は、当技術分野において周知である(例えば、「Protective Groups in Organic Synthesis」T.W.Greene、P.G.M.Wuts、Wiley−Interscience、1999参照)。この目的のために、そのような保護基が必要に応じて適切に導入されているものと仮定する。得られた化合物は、それ自体知られた方法により、その薬学的に許容される塩に変換してもよい。
【0111】
式(I)の化合物は、構造1のアミンの構造2の酸とのカップリングにより製造してもよい。構造2、3及び4の中間体化合物又はそれらの前駆体は、市販されているか、又は当業者に既知の手順に従って製造するか、又は下記の実験の部に記載の方法と同様に製造される。
【0112】
構造1の化合物は、スキーム2に示すように、構造2の酸誘導体を用いてアシル化することができ;例えば、TEA又はDIPEA等の酸の存在下、DCM中、対応する酸クロリド又は活性エステルを用いて、又はDCM、MeCN又はDMF等の溶媒中、COMU、TBTU、HATU、EDC、DCC又はPyBOP等の周知のアミドカップリング試薬及びDIPEA又はTEA等の塩基等のin situ活性化法を用いて、式(I)の化合物を与える。
【0114】
あるいは、構造1の適宜な前駆体アミンの構造2の適宜な酸誘導体とのアミドカップリングに続く後の工程において、所望の残基R
2及び/又はR
3を導入してもよい。
【0115】
式(I)の化合物において、Xが−CH
2−NR
X−を表す場合には、そのような構造5の化合物は、構造6の化合物から2工程の手順で製造することができる(スキーム3)。
【0117】
すなわち、DCM等の溶媒に溶解した構造6の化合物を、DCM中のTFA又はジオキサン中のHCl等の当該技術分野において既知の条件を用いて脱保護し、構造7の化合物又はその対応する塩を与える。次いで、構造6の化合物を、R
X−LG型の試薬(LGは、アルキル化反応において当業者に周知のCl、Br、I、OMs、OTf等の脱離基を表す。)と反応させてもよい。あるいは、構造7の化合物は、MeOH、EtOH等の溶媒及びNaBH
4、NaBH(OAc)
3、NaBH
3CN等の還元剤中、室温にて、標準的条件下での還元的アミノ化反応において、例えばR
X1R
X2C=O型のアルデヒド又はケトンと(又はアセタール等のそれらの前駆体と)反応させることもできる。この場合、構造5の化合物(R
XはR
X1R
X2CHに対応する。)が得られる。式(I)の化合物(Xは−CH
2−NR
X−(R
XはR
X3COを表す。)を表す。)は、当業者に既知の手順に従って、構造7の化合物から製造することができる。典型的な反応手順において、構造7の化合物をDCM、THF又は水等の溶媒に溶解し、酸クロリドR
X3COCl等の活性化カルボン酸誘導体及びNaOH、K
2CO
3、TEA又はDIPEA等の塩基と0℃〜室温にて反応させる。
【0120】
構造1の化合物は、THF、トルエン等の溶媒中、酸性又は塩基性条件下、構造4のアミンの構造3のアルデヒドとの反応により製造することができる(Pictet−Spe
ngler反応、スキーム4)。
【0122】
あるいは、構造1の化合物は、スキーム5に示す3工程の手順を用いて製造することができる。典型的な反応手順としては、当該技術分野において周知の手順に従って、DCM、THF又は水等の溶媒中に溶解した構造4の化合物を、構造10の活性化酸誘導体(式中、LGは脱離基を表す。)及びNaOH、K
2CO
3、TEA又はDIPEA等の塩基と0℃〜室温にて反応させる。次いで、構造11のアミドを、DCM、トルエン等の中で、POCl
3、COCl
2、ZnCl
2等を用いて環化して、構造12のイミンが得られ、この化合物を、適宜な触媒の存在下、NaBH
4、NaBH(OAc)
3、NaBH
3CN又は水素等の還元剤を用いて還元してもよい。キラル触媒の存在下、水素化又は移動水素化等の条件とすれば、構造12の化合物のエナンチオマーが富化した適宜な構造1の化合物へのエナンチオ特異的還元が可能になるかもしれない。
【0123】
構造2の化合物の製造
構造2の酸は、対応するアルコールのハロゲン−酢酸エステル誘導体とのアルキル化反応、次いでエステルの酸への加水分解を介して製造してもよい。酸性又は塩基性条件下。あるいは、構造2の化合物は、アゾジカルボン酸ジエチル等の存在下、トルエン、DCM、THF等の溶媒中、Mitsunobu反応条件下、ヒドロキシ酢酸誘導体を用いて、対応するアルコールのアルキル化、次いで、酸性又は塩基性条件下におけるエステルの酸への加水分解により製造してもよい。
【0124】
構造3の化合物の製造
構造3のアルデヒドは、対応するアルコール誘導体の酸化により、又は対応するカルボン酸又はエステル、ニトリル等のそれらの誘導体の還元により製造してもよい。構造3のアルデヒドはまた、対応するハロゲン前駆体から、nBuli等のハロゲン−金属交換、次いでDMF等を用いたホルミル化を介して製造してもよい。
【0125】
構造4の化合物の製造
構造4のアミン又はそれらの前駆体は、市販されているか、又は当業者に既知の手順に従って製造することができるか、又は下記の実験の部に記載の方法と同様に製造することができる。
【0126】
式(I)の化合物がエナンチオマーの混合物の形態で得られる場合には常に、エナンチオマーは、当業者に知られた方法、例えばジアステレオマー塩の形成及び分離、又はRegis Whelk−O1(R,R)(10μm)カラム、Daicel Chiral
Cel OD−H(5−10μm)カラム又はDaicel ChiralPak IA(10μm)又はAD−H(5μm)カラム等のキラル固定相上のHPLCを用いて分離することができる。キラルHPLCの典型的な条件は、溶出液A(EtOH。トリエチルアミン、ジエチルアミン等のアミンの存在下又は非存在下で)及び溶出液B(ヘキサン)の無勾配混合物、流速0.8〜150mL/minである。
【0127】
実験の部
(この項において、及び明細書の上記の部分において使用される)略語:
aq. 水溶液
Bu ブチル(nBuLi=n−ブチルリチウム、などに使われる)
CC シリカゲルカラムクロマトグラフィー
conc. 濃縮した
DCC 1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
DCM ジクロロメタン
DIPEA N−エチルジイソプロピルアミン
DMF ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルフォキシド
DTT ジチオトレイトール
EA 酢酸エチル
E.coli. Escherichia coli
Eq. 当量
Et エチル
EtOH エタノール
FC フラッシュクロマトグラフィー
h 時間
HATU 2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウムHOBT 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、水和物
LAH 水素化リチウムアルミニウム
LC 液体クロマトグラフィー
M モル濃度[mol L
−1]
Me メチル
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
MS 質量分析法
min 分
N 規定度
org. 有機
Pd/C パラジウム炭素
Ph フェニル
PTSA p−トルエンスルホン酸
rt 室温
Sat. 飽和
TBME tert−ブチルメチルエーテル
TBTU O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート
tBu tert−ブチル=3級ブチル
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TMSCl トリメチルシリルクロリド
トリス トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン
t
R 保持時間
I−化学
以下の実施例は、本発明の生物学的に活性な化合物の製造を説明するが、その範囲を限定するものではまったくない。明示的に示されていない限り、すべての化合物は、ラセミ体として製造される。
【0128】
全般:すべての温度は摂氏温度(℃)で示す。別段の記載が無い限り、反応は、窒素雰囲気下、RTで起こり、マグネティックスターラーを備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて行われる。
【0129】
使用した定性分析法
LC−MS及びGC−MSの保持時間は、下記の溶出条件を用いて得た:
A) LC−MS(A):
40℃に温度制御されたZorbax SB−Aq、3.5μm、4.6x50mmカラム。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=水+0.04%TFA;溶媒B=アセトニトリル。溶出液の流速は4.5ml/minであり、溶出混合液の混合割合の特徴を、溶出の開始からの時間tの関数として、下記の表に要約する(2つの連続した時点の間では直線的勾配を採用する):
【0131】
B) LC−MS(B):
40℃に温度制御されたWaters Atlantis T3、5μm、4.6x30mmカラム。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=水+0.04%TFA;溶媒B=アセトニトリル。溶出液の流速は4.5ml/minであり、溶出混合液の混合割合の特徴を、溶出の開始からの時間tの関数として、下記の表に要約する(2つの連続した時点の間では直線的勾配を採用する):
【0133】
C) GC−MS
Zebron ZB−5 MS、15mx0.25mmID、0.25μmフィルム、2.0mL/min。キャリヤガスはヘリウムであり、CH
4を試薬ガスとして用いて化学イオン化が起こる。温度勾配:0から4.0minにおいて60℃から300℃へ、4.0minから5.0minにおいて300℃の等温。
【0134】
D)
使用した非キラル分取用法:
分取用LC−MSによる精製は、下記の条件を用いて行った。
I) 分取用LC−MS:
X−Bridgeカラム(Waters C18、10μm OBD、30x75mm)を使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=水+0.5%NH
4OH;溶媒B=アセトニトリル。溶出液の流速は75ml/minであった。溶出は、下記の表に示すように、溶媒A中の溶媒Bの適宜な勾配を用いて行った(2つの連続した時点の間では直線的勾配を採用する):
【0136】
E)
使用した分取用キラルLC−MS法:
選択したエナンチオマーの分離は、キラルカラムクロマトグラフィーを用いて、下記の条件を用いて行った。
【0137】
分取用キラルLC−MS(I):
ChiralPack IC、5μm、20x250mmを使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=ヘプタン;溶媒B=EtOH中0.1%ジエチルアミン。溶出液の流速は16ml/minであった。溶出は、10%の溶媒A及び90%の溶媒Bを用いて行った。
【0138】
分取用キラルLC−MS(II):
ChiralPack AS−H、5μm、20x250mmを使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=ヘプタン;溶媒B=EtOH中0.1%ジエチルアミン。溶出液の流速は16ml/minであった。溶出は、80%の溶媒A及び20%の溶媒Bを用いて行った。
【0139】
分取用キラルLC−MS(III):
ChiralPack IC、5μm、20x250mmを使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=ヘプタン;溶媒B=EtOH中0.1%ジエチルアミン。溶出液の流速は19ml/minであった。溶出は、10%の溶媒A及び90%の溶媒Bを用いて行った。
【0140】
分取用キラルLC−MS(IV):
ChiralPack IC、5μm、20x250mmを使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=ヘプタン;溶媒B=EtOH/DCM(50:50)中0.1%ジエチルアミン。溶出液の流速は20ml/minであった。溶出は、10%の溶媒A及び90%の溶媒Bを用いて行った。
【0141】
分取用キラルLC−MS(V):
ChiralPack IC、5μm、20x250mmを使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=DCM;溶媒B=EtOH中0.1%ジエチルアミン。溶出液の流速は16ml/minであった。溶出は、90%の溶媒A及び10%の溶媒Bを用いて行った。
【0142】
分取用キラルLC−MS(VI):
ChiralPack IA、5μm、20x250mmを使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=MeCN;溶媒B=DCM/EtOH(1:1)。溶出液の流速は23ml/minであった。溶出は、70%の溶媒A及び30%の溶媒Bを用いて行った。
【0143】
分取用キラルLC−MS(VII):
ChiralPack IC、5μm、20x250mmを使用した。2種類の溶出溶媒は下記の通りである:溶媒A=MeCN;溶媒B=EtOH/DCM中(50:50)中0.1%ジエチルアミン。溶出液の流速は19ml/minであった。溶出は、40%の溶媒A及び60%の溶媒Bを用いて行った。
【0144】
構造1の化合物の製造
方法A
すべての構造1の中間体は、対応するアミン及びアルデヒドから、下記の手順と同様に製造した:
1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン
2−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)エタンアミン(100mg)、4−クロロ−2−フルオロベンゾアルデヒド(96mg)及びTFA(10μl)をトルエン(5ml)中に溶解したものを、80℃にて15h撹拌した。混合物を1N NaOH水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで抽出した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、2gカートリッジ、溶媒A:DCM、溶媒B:7N NH
3のMeOH溶液、勾配(%B):0から1へ、流速:6ml/min)で精製して、178mgの1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジンを黄色の固体として得た。LC−MS(A)t
R=0.41min;[M+H]
+:305.88。
【0145】
式(1)の化合物の製造
方法B
明示的な他の記載がない限り、すべての式(I)の化合物は、対応するアミン及び酸から、下記の手順と同様に製造した:
実施例1.1.1:6−クロロ−5−(2−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−オキソエトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド
2−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸(TFA塩)(25mg)をDMF(1ml)中に溶解したものに、TBTU(23mg)を添加した。混合物を30min撹拌した。1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン(21mg)及びDIPEA(46μl)を添加し、混合物を2h撹拌した。粗製物を分取用LC−MSで精製して、26mgのオレンジ色のオイルを得た。LC
−MS(A):t
R=0.67min;[M+H]
+:545.62。
【0146】
構造7の化合物の製造
方法C
実施例5.2.4:2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)−1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタン−1−オン
tert−ブチル−2−(2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)アセチル)−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−1,3,4,6,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(2H)−カルボキシレート(168mg)をDCM(15ml)中に溶解したものに、0℃にて、TFA(1.5ml)を添加し、反応液をrtにて4h撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液で希釈し、層を分離し、水相をDCMで抽出した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、10gカートリッジ、溶媒A:DCM、溶媒B:7N NH
3のMeOH溶液、勾配(%B):1から3へ、流速:15ml/min)で精製して、112mgの無色の固体を得た。LC−MS(A)t
R=0.68min;[M+H]
+:566.09。
【0147】
構造5の化合物の製造
方法D
実施例5.2.5:1−(7−アセチル−1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)−2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)エタン−1−オン
2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)−1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタン−1−オン(25mg)をDCM(2ml)中に溶解したものに、0℃にて、酢酸無水物(10μl)及びDIPEA(13μl)を添加し、反応液をrtにて15h撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液で希釈し、層を分離し、水相をDCMで抽出した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を分取用LC−MSで精製して、19mgの無色の固体を得た。LC−MS(A)t
R=0.73min;[M+H]
+:608.15。
【0148】
方法E
実施例5.2.7:2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)−1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−7−(シクロプロピルメチル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタン−1−オン
2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)−1−(1−(4−シクロプロピル−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)エタン−1−オン(25mg)及びシクロプロパンカルバルデヒド(3.5μl)をDCM(2ml)中に溶解したものに、rtにて、酢酸(3μl)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(34mg)を添加し、反応液をrtにて20h撹拌した。混合物を1N NaOH水溶液で希釈し、溶媒を真空蒸発させた。粗製物を分取用LC−MSで精製して、14mgの無色の固体を得た。LC−MS(A)t
R=0.78min;[M+H]
+:620.12。
【0149】
下記の実施例を、適宜な酸誘導体及びアミンを出発物質として、方法Bに従って合成した。LC−MSデータを表1に記載する。LC−MSの条件は、LC−MS(A)を用いた。
【0179】
構造3のアルデヒドの合成
アルデヒド1:4−クロロ−2−フルオロベンゾアルデヒド
(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メタノール
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸(300mg)をTHF(15mL)中に溶解したものに、0℃にてLiAlH
4(130mg)を添加した。懸濁液を0℃にて16h撹拌した。反応混合物をEA及び酒石酸カリウムナトリウム水溶液で希釈し、rtにて1h撹拌した。層を分離し、有機相を水でさらに洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、5gカートリッジ、溶媒A:DCM、溶媒B:MeOH中3Nアンモニア、勾配(%B):0から5へ、流速:6.0mL/min)で精製して、224mgの無色のオイルを得た。LC−MS(A)t
R=0.68min;[M+H]
+:視認できず。
【0180】
4−クロロ−2−フルオロベンゾアルデヒド
(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メタノール(222mg)をMeCN(20mL)中に溶解したものに、MnO
2(480mg)を添加した。混合物を24h撹拌した。混合物をセライト上でろ過し、有機層をMgSO
4上で乾燥し、真空蒸発させた。粗製のアルデヒドを、精製することなく次の工程で用いた。LC−MS(A):t
R=0.76min;[M+H]
+:視認できず。
【0181】
アルデヒド2:5−シクロプロピル−3−フルオロピコリンアルデヒド
このアルデヒドを、(5−シクロプロピル−3−フルオロピリジン−2−イル)メタノールから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.68min;[M+H]
+:166.25。
【0182】
アルデヒド3:N,N−ジエチル−4−フルオロ−5−ホルミルチオフェン−2−カルボキサミド
2−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−1,3−ジオキサン
3−フルオロチオフェン−2−カルバルデヒド(7.3g)をジオキサン(80ml)中に溶解したものに、1,3−プロパンジオール(36.5ml)、モレキュラー・シーヴ4A(20g)及びPTSA(3.84g)を添加した。反応混合物をrtにて一晩撹拌した。混合物をろ過し、真空蒸発させた。残渣を飽和Na
2CO
3水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで抽出した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Flash Master、50gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):20、流速:30ml/min)で精製して、6.95gの黄色のオイルを得た。GC−MS:t
R=2.20min;[M+H]
+:190.20。
【0183】
5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−フルオロチオフェン−2−カルボン酸
2−(3−フルオロチオフェン−2−イル)−1,3−ジオキサン(500mg)をTHF(13ml)中に溶解したものに、−78℃にて、1.7M tBuLiのペンタン溶液(2.34ml)を添加した。混合物を−40℃にて1h撹拌した。溶液を、窒素下、シリンジにより砕いたばかりのドライアイスに加えた。反応混合物を−40℃にて1h、そしてrtにて一晩撹拌した。混合物を、酸性pHに保たれるようにEA及び2N HCl水溶液で希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を分取用LC−MS(I)で精製して、352mgの白色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.66min;[M+H]
+:視認できず。
【0184】
5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−フルオロ−N,N−ジメチルチオフェン−2−カルボキサミド
5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−フルオロチオフェン−2−カルボン酸(100mg)をDMF(2ml)中に溶解したものに、TBTU(145mg)を添加した。混合物をrtにて30min撹拌した。ジメチルアミン(THF中2M、1.1ml)及びDIPEA(0.2ml)を添加し、反応混合物をrtにて一晩撹拌した。TBTU(870mg)を添加し、反応混合物をrtにて3h撹拌した。混合物をEA及び水で希釈し、層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、5gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):5から20へ、流速:10ml/min)で精製して、77mgの無色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.67min;[M+H]
+:260.05。
【0185】
4−フルオロ−5−ホルミル−N,N−ジメチルチオフェン−2−カルボキサミド
5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−フルオロ−N,N−ジメチルチオフェン−2−カルボキサミド(75mg)をTHF(2ml)中に溶解したものに、0℃にて1N
HCl水溶液(0.78ml)を添加した。反応混合物をrtにて一晩撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を(374mgの無色の固体)を精製することなく、次の工程で用いた。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:202.19。
【0186】
アルデヒド4:エチル 2−ホルミルチアゾール−4−カルボキシレート
2,2−ジエトキシエタンチオアミド
ジエトキシアセトニトリル(10.8ml)をEtOH(455ml)中に溶解したものに、硫化アンモニウム(330ml)を添加した。反応混合物を50℃にて4h撹拌した。混合物を水及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものをNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製の化合物(11.01gのベージュ色の固体)を精製することなく、次の工程で用いた。LC−MS(B):t
R=0.53min;[M+H]
+:視認できず。
【0187】
エチル 2−(ジエトキシメチル)チアゾール−4−カルボキシレート
2,2−ジエトキシエタンチオアミド(9g)をEtOH(90mL)中に溶解したものに、モレキュラー・シーヴ3A(22g)及びブロモピルビン酸エチル(6.8mL)を添加した。反応混合物を還流下、6.5h撹拌した。混合物を真空蒸発させて、残渣をEAで希釈した。モレキュラー・シーヴをろ過し、EAで洗浄した。有機層をNaHCO
3で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製の化合物(14.3gの褐色のオイル)を、精製することなく、次の工程で用いた。LC−MS(B)t
R=0.82min;[M+H]
+:260.12。
【0188】
エチル 2−ホルミルチアゾール−4−カルボキシレート
エチル 2−(ジエトキシメチル)チアゾール−4−カルボキシレート(1g)をアセトン(70ml)中に溶解したものに、1M HCl水溶液(9.2ml)を添加した。反応混合物を、還流下、4h撹拌した。混合物を真空蒸発させて、残渣をEA及び飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。層を分離し、水層をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製の化合物(715mgの黄色の固体)を精製することなく、次の工程で用いた。LC−MS(A):t
R=0.63min;[M+H]
+:視認できず。
【0189】
アルデヒド5:3−フルオロ−5−メチルピコリンアルデヒド
このアルデヒドを、(3−フルオロ−5−メチルピリジン−2−イル)メタノールから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.55min;[M+H]
+:140.06。
【0190】
アルデヒド6:4−シクロプロピル−2−フルオロベンゾアルデヒド
メチル 4−ブロモ−2−フルオロベンゾエート
4−ブロモ−2−フルオロベンゾイルクロリド(15ml)をMeOH(200ml)中に溶解したものを、rtにて18h撹拌した。反応混合物を真空蒸発させた。残渣をDCM及び飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。層を分離し、水層をDCMで抽出し、有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物(25gの白色の固体)を精製することなく、次の工程で用いた。LC−MS(A):t
R=0.84min;[M+H]
+:視認できず。
【0191】
メチル 4−シクロプロピル−2−フルオロベンゾエート
メチル 4−ブロモ−2−フルオロベンゾエート(25g)をTHF(500mL)中に溶解したものに、カリウム シクロプロピルトリフルオロボレート(15.9g)、炭酸セシウム(105g)及び水(50mL)を添加した。溶液をアルゴン下で脱気し、最後に、(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン付加物(8.8g)を添加した。反応混合物を70℃にて一晩撹拌した。混合物を水及びTBMEで希釈し、層を分離した。水層をTBMEで抽出し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、350gカートリッジ、溶媒
A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から20へ、流速:100mL/min)で精製して、19.2gの黄色のオイルを得た。LC−MS(A)t
R=0.87min;[M+H]
+:195.45。
【0192】
4−シクロプロピル−2−フルオロベンゾアルデヒド
このアルデヒドを、メチル 4−シクロプロピル−2−フルオロベンゾエートから、アルデヒド1について記載された還元/酸化手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.83min;[M+H]
+:視認できず。
【0193】
アルデヒド7:3−フルオロチオフェン−2−カルバルデヒド
このアルデヒドを、3−フルオロ−2−チオフェンカルボン酸から、アルデヒド1について記載された還元/酸化手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:視認できず.
アルデヒド8:2−エチル−4−メチルチアゾール−5−カルバルデヒド
このアルデヒドを、(2−エチル−4−メチルチアゾール−5−イル)メタノールから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.64min;[M+H]
+:156.11。
【0194】
アルデヒド9:2−メチルチアゾール−5−カルバルデヒド
このアルデヒドを、(2−メチルチアゾール−5−イル)メタノールから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.50min;[M+H]
+:128.34。
【0195】
アルデヒド10:2,5−ジフルオロ−4−メチルベンゾアルデヒド
1−ブロモ−2,5−ジフルオロ−4−メチルベンゼン(500mg)をTHF(3ml)中に溶解したものに、−78℃にて、1.6M nBuLiのヘキサン溶液(1.ml)を添加した。混合物を−78℃にて15min撹拌した。DMF(0.205ml)を滴下し、反応混合物を10min撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びTBMEで希釈し、層を分離し、水相をTBMEで抽出した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):0から3へ、流速:20ml/min)で精製して、50mgの黄色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.79min;[M+H]
+:視認できず。
【0196】
アルデヒド11:5−フルオロ−3−メチルピコリンアルデヒド
このアルデヒドを、(5−フルオロ−3−メチルピリジン−2−イル)メタノールから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:140.37。
【0197】
アルデヒド12:4−メチル−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−カルバルデヒド
このアルデヒドを、(4−メチル−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−イル)メタノールから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.77min;[M+H]
+:視認できず。
【0198】
アルデヒド13:2−イソプロピル−4−メチルチアゾール−5−カルバルデヒド
メチル 2−イソプロピル−4−メチルチアゾール−5−カルボキシレート
2−イソプロピル−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸(500mg)をMeOH(10ml)中に溶解したものに、2M (トリメチルシリル)ジアゾメタンのジエチルエーテル溶液(4.1ml)を添加した。反応混合物をrtにて5h撹拌した。混合物を真
空蒸発させた。粗製の化合物(393mgの黄色のオイル)を精製することなく次の工程で用いた。LC−MS(A):t
R=0.81min;[M+H]
+:200.21。
【0199】
2−イソプロピル−4−メチルチアゾール−5−カルバルデヒド
このアルデヒドを、メチル 2−イソプロピル−4−メチルチアゾール−5−カルボキシレートから、アルデヒド1について記載された還元/酸化手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.71min;[M+H]
+:170.23。
【0200】
アルデヒド14:1−エチル−3−(2−ホルミルチアゾール−4−イル)尿素
エチル 4−(3−エチルウレイド)チアゾール−2−カルボキシレート
エチル 2−アミノ−1,3−チアゾール−4−カルボキシレート(1g)をDMF(28mL)中に溶解したものに、エチルイソシアナート(1.24g)及びDIPEA(1mL)を添加した。反応混合物をrtにて一晩撹拌した。反応混合物を真空蒸発させて、水及びDCMで希釈し、層を分離し、水相をDCMで洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、25gカートリッジ、溶媒A:DCM、溶媒B:MeOH、勾配(%B):0から5へ、流速:35ml/min)で精製して、1.4gの黄色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.65min;[M+H]
+:244.83。
【0201】
1−エチル−3−(4−ホルミルチアゾール−2−イル)尿素
エチル 4−(3−エチルウレイド)チアゾール−2−カルボキシレート(1.4g)をTHF(800mL)中に溶解したものに、LAH(368mg)を添加した。反応混合物を0℃にて1h30撹拌した。水、次いで20%NaOH水溶液、そして最後に水を添加した。混合物をrtにて30min撹拌し、セライト上でろ過した。溶液を真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):2から15へ、流速:15mL/min)で精製して、248mgの黄色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.52min;[M+H]
+:200.11。
【0202】
アルデヒド15:5−クロロ−3−フルオロピコリンアルデヒド
メチル 5−クロロ−3−フルオロピコリネート
この化合物を、5−クロロ−3−フルオロピコリン酸から、アルデヒド13について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.64min;[M+H]
+:190.19。
【0203】
(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)メタノール
メチル 5−クロロ−3−フルオロピコリネート(1.05g)をTHF(25ml)中に溶解したものに、0℃にて2M 水素化ホウ素リチウムのTHF溶液(5.6ml)を添加した。反応混合物を0℃にて1h撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:DCM、溶媒B:MeOH、勾配(%B):0から5へ、流速:30ml/min)で精製して、2.70gの黄色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.50min;[M+H]
+:161.95。
【0204】
5−クロロ−3−フルオロピコリンアルデヒド
このアルデヒドを、(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)メタノールから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A)
:t
R=0.59min;[M+H]
+:視認できず。
【0205】
アルデヒド16:メチル 5−ホルミルチオフェン−3−カルボキシレート
メチル 5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チオフェン−3−カルボキシレート
2−(4−ブロモチエン−2−イル)−1,3−ジオキソラン(5g)をジエチルエーテル(200ml)中に溶解したものに、窒素下、−78℃にて、1.6M nBuLiのヘキサン溶液(16ml)を添加した。混合物を−78℃にて15min撹拌した。クロロギ酸メチル(16.6ml)を滴下し、反応混合物を、窒素下、−78℃にて1h撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで抽出した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):0から5へ、流速:30ml/min)で精製して、2.89gの無色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.72min;[M+H]
+:214.85。
【0206】
メチル 5−ホルミルチオフェン−3−カルボキシレート
メチル 5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チオフェン−3−カルボキシレート(1g)をTHF(20ml)中に溶解したものに、0℃にて、1N HCl水溶液(12.7ml)を添加した。反応混合物をrtにて4h撹拌した。混合物を1N NaOH水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物(732mgの無色の固体)を精製することなく、次の工程で用いた。LC−MS(A):t
R=0.66min;[M+H]
+:視認できず。
【0207】
アルデヒド17:2−(ジメチルアミノ)チアゾール−5−カルバルデヒド
2−ブロモチアゾール−5−カルバルデヒド(2g)をDMF(20ml)中に溶解したものに、2M Me
2NHのTHF溶液(6.8ml)及びK
2CO
3(4.3g)を添加した。反応混合物をrtにて1.5h撹拌した。ろ過後、混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで抽出した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から10へ、流速:20ml/min)で精製して、1.42gの黄色がかった固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.54min;[M+H]
+:157.22。
【0208】
アルデヒド18:2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ベンゾアルデヒド
メチル 4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロベンゾエート
メチル 3−フルオロ−4−ホルミルベンゾエート(1.0g)、オルトギ酸トリメチル(4.0ml)及びPTSA(9mg)をMeOH(10ml)中に溶解したものを、還流下、3h撹拌した。溶媒を真空蒸発させた。粗製物をDCM中に溶解し、飽和NaCl水溶液で洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を(1.26gの黄色がかったオイル)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.82min;[M+H]
+:視認できず。
【0209】
2−(4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロフェニル)プロパン−2−オール
メチル 4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロベンゾエート(400mg)の溶液に、−78℃にて、3M メチルマグネシウムブロミドのEt
2O溶液(730ml)を添加し、混合物をrtにて4h撹拌した。反応混合物をrochelle塩、EA及び水で希釈した。層を分離し、水相をEAで抽出した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、5
gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):5から15へ、流速:10ml/min)で精製して、330mgの黄色がかったオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.71min;[M+H]
+:視認できず。
【0210】
2−フルオロ−4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ベンゾアルデヒド
2−(4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロフェニル)プロパン−2−オール(330mg)をTHF(15ml)中に溶解したものに、0℃にて、2N HCl水溶液(2.2ml)を添加した。反応混合物をrtにて1h撹拌した。溶媒を真空蒸発させて、粗製物をDCM中に溶解した。溶液を飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物(250mgの黄色のオイル)を精製することなく次の工程で用いた。LC−MS(A)t
R=0.66min;[M+H]
+:視認できず。
【0211】
アルデヒド19:2−フルオロ−4−(2−メトキシプロパン−2−イル)ベンゾアルデヒド
1−(ジメトキシメチル)−2−フルオロ−4−(2−メトキシプロパン−2−イル)ベンゼン
2−(4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロフェニル)プロパン−2−オール(330mg)をTHF(10ml)中に溶解したものに、0℃にて、NaH(76mg)を添加した。反応混合物をrtにて30min撹拌した。ヨードメタン(0.185ml)を添加し、反応混合物をrtにて一晩撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、10gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から12へ、流速:15ml/min)で精製して、254mgの無色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.85min;[M+H]
+:視認できず。
【0212】
2−フルオロ−4−(2−メトキシプロパン−2−イル)ベンゾアルデヒド
この化合物を、1−(ジメトキシメチル)−2−フルオロ−4−(2−メトキシプロパン−2−イル)ベンゼンから、アルデヒド18について記載された手順(3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.80min;[M+H]
+:視認できず。
【0213】
アルデヒド20:2−フルオロ−4−(メトキシメチル)ベンゾアルデヒド
(4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロフェニル)メタノール
この化合物を、2−(4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロフェニル)プロパン−2−オールから、アルデヒド1について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:視認できず。
【0214】
1−(ジメトキシメチル)−2−フルオロ−4−(メトキシメチル)ベンゼン
この化合物を、(4−(ジメトキシメチル)−3−フルオロフェニル)メタノールから、溶媒としてTHFの代わりにDMFを用いて、アルデヒド19について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.78min;[M+H]
+:視認できず。
【0215】
2−フルオロ−4−(メトキシメチル)ベンゾアルデヒド
この化合物を、1−(ジメトキシメチル)−2−フルオロ−4−(メトキシメチル)ベンゼンから、アルデヒド18について記載された手順(3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.71min;[M+H]
+:視認できず。
【0216】
アルデヒド21:2−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)ベンゾアルデヒド
2−フルオロ−4−ヒドロキシベンゾアルデヒド(200mg)、K
2CO
3(592m
g)及び1−ブロモ−2−メトキシエタンをDMF(5ml)中に溶解したものを、60℃にて2h撹拌した。反応混合物をrtにてDCM及び水で希釈した。層を分離し、水相をDCMで抽出した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製の茶色のオイル(330mg)をさらに精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.72min;[M+H]
+:199.15。
【0217】
構造4のアミンの合成
アミン1:2−(6,8−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル)エタンアミン
(E)−2−(2−ニトロビニル)−6,8−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン
6,8−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−カルバルデヒド(2.5g)及び酢酸アンモニウム(760mg)をニトロメタン(22ml)中に溶解したものを100℃にて1h撹拌した。反応混合物を真空蒸発させた。残渣を飽和NaCl水溶液及びEAで希釈し、層を分離し、水相をEAで抽出した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をさらに精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.49min;[M+H]
+:196.25。
【0218】
2−(6,8−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン−2−イル)エタンアミン
TMSCl(15.1ml)を、rtにて、水素化ホウ素リチウム(2M THF溶液、30ml)の溶液に添加した。30min後、(E)−2−(2−ニトロビニル)−6,8−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−c][1,4]オキサジン(2.92g)をTHF(115ml)中に溶解したものをrtにて滴下し、混合物をrtにて一晩撹拌した。メタノール(15ml)0℃にてを添加し、混合物をrtにて4h撹拌した。反応混合物を真空蒸発させて、粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:DCM、溶媒B:7N アンモニアのMeOH溶液、勾配(%B):0から10へ、流速:30ml/min)で精製して、1.35gのオレンジ色のオイルを得た。LC−MS:(A)t
R=0.14min;[M+H]
+:168.01。
【0219】
アミン2:Tert−ブチル 2−(2−アミノエチル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート
7−Tert−ブチル 2−エチル 5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−2,7(8H)−ジカルボキシレート
エチル 5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−2−カルボキシレート 二塩酸塩(1g)、ジ炭酸ジ−tert−ブチル(1.63g)及びDIPEA(1.92ml)をDCM(50ml)中に溶解したものをrtにて20min撹拌した。反応混合物を水及び飽和NaCl水溶液で洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をさらに精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.65min;[M+H]
+:296.39。
【0220】
Tert−ブチル 2−(ヒドロキシメチル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート
この化合物を、7−tert−ブチル 2−エチル 5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−2,7(8H)−ジカルボキシレートから、アルデヒド1について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.47min;[M+H]
+:254.32。
【0221】
Tert−ブチル 2−ホルミル−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン
−7(8H)−カルボキシレート
この化合物を、tert−ブチル 2−(ヒドロキシメチル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレートから、アルデヒド1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:252.31。
【0222】
Tert−ブチル 2−(2−アミノエチル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレート
この化合物を、tert−ブチル 2−ホルミル−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−カルボキシレートから、アミン1について記載された手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.41min;[M+H]
+:267.11。
【0223】
構造2の酸の合成
酸1:2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
2−クロロ−6−ヨード−3−(メトキシメトキシ)ピリジン
2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジノール(5g)をDCM(100ml)中に溶解したものに、0℃にて、DIPEA(5ml)及びクロロメチル メチルエーテル(1.7ml)を添加した。反応混合物を0℃にて1h撹拌した。混合物を1M KHSO
4水溶液で洗浄した。層を分離し、水相をDCMで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):0から2へ、流速:15ml/min)で精製して、5.52gの無色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.83min;[M+H]
+:299.99。
【0224】
4−(6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピリジン−2−イル)モルフォリン
2−クロロ−6−ヨード−3−(メトキシメトキシ)ピリジン(5.95g)をDMSO(100ml)中に溶解したものに、モルフォリン(8.57ml)、ヨウ化銅(3.71g)、L−プロリン(4.04g)及び炭酸カリウム(6.19g)を添加した。混合物を80℃にて1h撹拌した。反応混合物を飽和NaCl水溶液及びEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):2から5へ、流速:30ml/min)で精製して、4.14gの無色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.80min;[M+H]
+:258.90。
【0225】
2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−オール 二塩酸塩
4−(6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピリジン−2−イル)モルフォリン(1080mg)をEA(18ml)及びMeOH(6ml)中に溶解したものに、4M HClのジオキサン溶液(2.2ml)を添加し、混合物をrtにて一晩撹拌した。混合物を真空蒸発させて、粗製物(1.3g)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:215.15。
【0226】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−オール二塩酸塩(1.3g)をDMF(15ml)中に溶解したものに、0℃にて、NaH(493mg)少しずつ添加した。30min後、tert−ブチル ブロモアセテート(0.94ml)を添加し、混合物を80℃にて6h撹拌した。反応混合物をEA及び飽和NH
4Cl水溶液で希釈した。層を分
離し、有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から5へ、流速:15ml/min)で精製して、1.43gの黄色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.91min;[M+H]
+:328.97。
【0227】
2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(1.43g)をDCM(25ml)中に溶解したものに、0℃にて、TFA(5.4ml)を添加し、反応をrtにて一晩撹拌した。混合物を真空蒸発させた。粗製の生成物をEt
2Oで洗浄した。粗製の生成物(978mgの白色の固体)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.66min;[M+H]
+:273.04。
【0228】
酸2:2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
このエステルを、2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジノールから、酸4について記載された手順(4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.94min;[M+H]
+:369.66。
【0229】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(7.07g)をDMF(150ml)中に溶解したものに、メタンスルフォンアミド(1.80g)、ヨウ化銅(550mg)、(トランス)−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.90ml)及び炭酸カリウム(5.3g)を添加した。反応混合物を100℃にて1h45撹拌した。反応混合物をEA及び飽和NH
4Cl水溶液で希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、100gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):2から25へ、流速:40ml/min)で精製して、3.01gの白色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.81min;[M+H]
+:337.04。
【0230】
2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.53min;[M+H]
+:281.06。
【0231】
酸3:2−((2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
このエステルを、2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オールから、酸1について記載された手順(4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.95min;[M+H]
+:312.15。
【0232】
2−((2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.72min;[M+H]
+:256.01。
【0233】
酸4:2−((2−クロロ−6−シアノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸
2−クロロ−6−ヨード−3−(メトキシメトキシ)ピリジン(5.85g)をトルエン(80ml)中に溶解したものに、窒素下、−78℃にて1.6M nBuLiのヘキサン溶液(16ml)を添加した。混合物を−78℃にて30min撹拌した。反応混合物をCO
2(固体)中に注いだ。添加後、1M NaOH水溶液(30ml)を添加し、水層をEt
2Oで抽出した。層を分離し、水相を0℃にて2N HCl水溶液でpH1になるまで酸性化し、DCMで洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物(3.73gのベージュ色の固体)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.58min;[M+H]
+:217.98。
【0234】
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリンアミド
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸(3.6g)をTHF(80ml)中に溶解したものに、0℃にて、トリエチルアミン(6ml)及びクロロギ酸メチル(3ml)を添加した。混合物を0℃にて30min撹拌した。25%水酸化アンモニウム水溶液(20ml)を添加し、反応混合物をrtにて10min撹拌した。反応混合物をEA及び水で希釈した。層を分離し、有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:DCM、溶媒B:MeOH、勾配(%B):1から3へ、流速:35ml/min)で精製して、2.4gの白色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.63min;[M+H]
+:217.03。
【0235】
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリノニトリル
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリンアミド(2.4g)をDCM(100ml)中に溶解したものに、Burgess試薬(6g)を添加した。反応混合物をrtにて3h撹拌した。反応混合物をDCM及び飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。層を分離し、有機相を水及び飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から20へ、流速:30ml/min)で精製して、1.72gの無色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.76min;[M+H]
+:視認できず。
【0236】
6−クロロ−5−ヒドロキシピコリノニトリル 塩酸塩
このアルコールを、6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリノニトリルから、酸1について記載された手順(3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.60min;[M+H]
+:視認できず。
【0237】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−シアノピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
このエステルを、6−クロロ−5−ヒドロキシピコリノニトリル 塩酸塩から、酸1について記載された手順(4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.89min;[M+H]
+:視認できず。
【0238】
2−((2−クロロ−6−シアノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−シアノピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:視認できず。
【0239】
酸5:2−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)−N,N−ジメチルピコリンアミド
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸(213mg)をDMF(5ml)中に溶解したものに、TBTU(330mg)、2M ジメチルアミンのTHF溶液(0.46ml)及びDIPEA(0.5ml)を添加した。反応混合物をrtにて15min撹拌した。反応混合物をEA及び飽和NH
4Cl水溶液で希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、5gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から35へ、流速:10ml/min)で精製して、220mgの黄色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.64min;[M+H]
+:245.08。
【0240】
6−クロロ−5−ヒドロキシ−N,N−ジメチルピコリンアミド 塩酸塩
このアルコールを、6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)−N,N−ジメチル−ピコリンアミドから、酸1について記載された手順(3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.50min;[M+H]
+:201.10。
【0241】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
このエステルを、6−クロロ−5−ヒドロキシ−N,N−ジメチルピコリンアミド 塩酸塩から、酸1について記載された手順(4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.80min;[M+H]
+:315.09。
【0242】
2−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.51min;[M+H]
+:258.96。
【0243】
酸6:2−(2−クロロ−4−シアノフェノキシ)酢酸
3−クロロ−4−ヒドロキシベンゾニトリル
3−クロロ−4−メトキシベンゾニトリル(4.25g)をDCM(85ml)中に溶解したものに、−78℃にて、1M BBr
3のDCM溶液(50.7ml)を滴下した。反応混合物を−78℃にて10min、そしてrtにて一晩撹拌した。次いで、混合物を40℃にて4.5d撹拌し、追加のBBr
3溶液(26ml)を1日目、2日目及び3日目にそれぞれ添加した。反応混合物を水で注意深くクェンチし、固体沈殿物をろ過した。層を分離し、水相をDCMで洗浄し、有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):0から40へ、流速:30ml/min)で精製して、3.17gの褐色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.68min;[M+H]
+:視認できず。
【0244】
メチル 2−(2−クロロ−4−シアノフェノキシ)アセテート
3−クロロ−4−ヒドロキシベンゾニトリル(500mg)をTHF(10ml)中に溶解したものに、0℃にて、NaH(156mg)を少しずつ添加した。30min後、ブロモ酢酸メチル(0.45ml)を添加し、混合物を80℃にて一晩撹拌した。反応混合物をEA及び飽和NH
4Cl水溶液で希釈した。層を分離し、有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から8へ、流速:17ml/min)で精製して、1683mgの黄色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.79min;[M+H]
+:視認できず。
【0245】
2−(2−クロロ−4−シアノフェノキシ)酢酸
メチル 2−(2−クロロ−4−シアノフェノキシ)アセテート(680mg)をMeOH(25ml)中に溶解したものに、1M NaOH水溶液(7ml)を添加した。反応混合物をrtにて48h撹拌した。MeOHを真空蒸発させて、DCM(20ml)を添加した。1M HCl水溶液(10ml)を0℃にて添加した。層を分離し、水相をDCMで洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物(432mgの白色の固体)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.67min;[M+H]
+:視認できず。
【0246】
酸7:2−(2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)酢酸
この化合物を、2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノールから、酸6について記載された手順(工程2〜3)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.74min;[M+H]
+:視認できず。
【0247】
酸8:2−((2−クロロ−6−(メチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸から、アミドカップリングについてジメチルアミンの代わりにメチルアミンを用いて、酸5について記載された手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.53min;[M+H]
+:318.19。
【0248】
酸9:2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
2−(6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピリジン−2−イル)オキサゾール
2−クロロ−6−ヨード−3−(メトキシメトキシ)ピリジン(1g)をDMF(10mL)中に溶解したものに、2−(トリ−n−ブチルスタニル)オキサゾール(2.4g)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(20mg)を添加した。混合物を120℃にて1h撹拌した。溶媒を真空蒸発させて、残った粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から20へ、流速:20mL/min)で精製して、420mgの白色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.74min;[M+H]
+:240.96。
【0249】
2−((2−クロロ−6−(オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、2−(6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピリジン−2−イル)オキサゾールから、酸1について記載された手順(3から5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:255.14。
【0250】
酸10:2−((2−クロロ−6−(シクロプロピル(メチル)カルバモイル)ピリジ
ン−3−イル)オキシ)酢酸
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−(メトキシメトキシ)−N−メチルピコリンアミド
この化合物を、6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸から、アミドカップリングにおいてジメチルアミンの代わりにN−メチルシクロプロパンアミンを用いて、酸5について記載された手順(1.工程から4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:285.15。
【0251】
酸11:2−((2−クロロ−6−(N−メチルメチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、Ullmannカップリングにおいてメタンスルフォンアミドの代わりにN−メチルメタンスルフォンアミドを用いて、酸2について記載された手順(2.工程から3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.63min;[M+H]
+:295.06。
【0252】
酸12:2−((2−クロロ−6−(N−メチルメチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−エチル−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(192mg)をジオキサン(8ml)中に溶解したものに、rtにて、1M ジエチル亜鉛のヘキサン溶液(0.855ml)、(1,1’−ビス(ジフェニル−ホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン付加体(15mg)を添加し、混合物を85℃にて1.5h撹拌した。反応混合物を水及びEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を分取用LC−MSで精製して、180mgの白色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.83min;[M+H]
+:331.26。
【0253】
2−((2−クロロ−6−(N−メチルメチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−エチル−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.55min;[M+H]
+:275.01。
【0254】
酸13:2 2−((2−クロロ−6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、Ullmannカップリングにおいてメタンスルフォンアミドの代わりにイソチアゾリジン 1,1−ジオキシドを用いて、酸2について記載された手順(2.工程から3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.61min;[M+H]
+:307.01。
【0255】
酸14:2−((2−クロロ−6−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、Ullmannカップリングにおいてメタンスルフォンアミドの代わりに1−メチルピペラジンを用いて、酸2について記載された手順(2.工程か
ら3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.45min;[M+H]
+:286.11。
【0256】
酸15:2−((2−クロロ−6−(シクロプロピルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸から、アミドカップリングにおいてジメチルアミンの代わりにシクロプロピルアミンを用いて、酸5について記載された手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.61min;[M+H]
+:271.16。
【0257】
酸16:2−((2−クロロ−6−(エチル(メチル)カルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸から、アミドカップリングにおいてジメチルアミンの代わりにエチルメチルアミンを用いて、酸5について記載された手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.58min;[M+H]
+:273.13。
【0258】
酸17:2−((2−クロロ−6−(イソプロピル(メチル)カルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピコリン酸から、アミドカップリングにおいてジメチルアミンの代わりにイソプロピルメチルアミンを用いて、酸5について記載された手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:287.14。
【0259】
酸18:2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(250mg)、シクロプロピルボロン酸(116mg)、酢酸パラジウム(II)(23mg)、トリシクロヘキシルホスフィン(57mg)及びK
2PO
4.H
2O(234mg)をトルエン(7ml)中に溶解したものを、密封した管に入れ、90℃にて48h撹拌した。混合物をセライト上でろ過し、固形物をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、10gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):0から3へ、流速:10ml/min)で精製して、94mgの黄色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.94min;[M+H]
+:284.16。
【0260】
2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.69min;[M+H]
+:228.14。
【0261】
酸19:2−((2−クロロ−6−(5−メチル−1,1−ジオキシド−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)ピリジン−3−イル)−オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、Ulmannカップリングにおいてメチルスルフォンアミドの代わりに2−メチル−1,2,5−チアジアゾリジン 1,1−ジオキシドを用いて、酸2について記載された手順(2及び3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.65min;[M+H]
+:321.84。
【0262】
酸20:2−((6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、酸13から、酸12について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.65min;[M+H]
+:301.26。
【0263】
酸21:2−((6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、メタンスルフォンアミドの代わりにN,N−ジメチルスルファミドを用いて、酸2について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.87min;[M+H]
+:366.23。
【0264】
Tert−ブチル 2−((6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸12について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.87min;[M+H]
+:360.04。
【0265】
2−((6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((6−((N,N−ジメチルスルファモイル)アミノ)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:304.10。
【0266】
酸22:2−((6−(シクロプロピルカルバモイル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((6−(シクロプロピルカルバモイル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(シクロプロピルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(酸15の合成を参照。)から、酸12について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.91min;[M+H]
+:320.12。
【0267】
2−((6−(シクロプロピルカルバモイル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((6−(シクロプロピルカルバモイル)−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.67min;[M+H]
+:265.14。
【0268】
酸23:2−((2−メトキシ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
6−ヨード−2−メトキシ−3−(メトキシメトキシ)ピリジン
2−クロロ−6−ヨード−3−(メトキシメトキシ)ピリジン(400mg)及びナトリウムメトキシド(97mg)をDMSO(12ml)中に溶解したものを、90℃にて1
.5h撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、10gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):2から12へ、流速:15ml/min)で精製して、323mgの黄色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.85min;[M+H]
+:295.93。
【0269】
6−ヨード−2−メトキシピリジン−3−オール
この化合物を、6−ヨード−2−メトキシ−3−(メトキシメトキシ)ピリジンから、酸1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.72min;[M+H]
+:251.97。
【0270】
2−((2−メトキシ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、6−ヨード−2−メトキシピリジン−3−オールから、酸2について記載された手順(工程1〜3)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.49min;[M+H]
+:277.04。
【0271】
酸24:−((2−エチル−6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、2−エチル−3−ヒドロキシ−6−メチルピリジンから、酸1について記載された手順(工程4〜5)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.36min;[M+H]
+:196.13。
【0272】
酸25:2−((4−エチル−2−(メチルスルフォンアミド)ピリミジン−5−イル)オキシ)酢酸
2−クロロ−4−エチル−5−メトキシピリミジン
2,4−ジクロロ−5−メトキシピリミジン(4g)及びアセチルアセトン鉄(III)(790mg)をTHF(40ml)中に溶解したものに、0℃にて、2M エチルマグネシウムクロリドのEt
2O溶液(13ml)を滴下した。混合物をrtにて一晩撹拌した。反応混合物をTBME、水及び1N HCl水溶液で希釈した。層を分離し、水相をTBMEで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaHCO
3水溶液、水及び飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、Whatmanフィルターでろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、50gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から8へ、流速:30ml/min)で精製して、2.8mgの無色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.72min;[M+H]
+:173.02。
【0273】
2−クロロ−4−エチルピリミジン−5−オール
この化合物を、2−クロロ−4−エチル−5−メトキシピリミジンから、酸6について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:159.06。
【0274】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−4−エチルピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート
この化合物を、2−クロロ−4−エチルピリミジン−5−オールから、酸1について記載された手順(4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.89min;[M+H]
+:273.11。
【0275】
Tert−ブチル 2−((4−エチル−2−(メチルチオ)ピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−4−エチルピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート(391mg)及びナトリウムチオメトキシド(160mg)をTHF(10ml)中に溶解したものを、60℃にて24h撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、5gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):2から20へ、流速:10ml/min)で精製して、273mgの黄色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.93min;[M+H]
+:285.10。
【0276】
Tert−ブチル 2−((4−エチル−2−(メチルスルフォニル)ピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((4−エチル−2−(メチルチオ)ピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート(270mg)及び過酢酸(酢酸中39%)(0.5ml)をDCM(20ml)中に溶解したものを、rtにて4h撹拌した。追加の過酢酸溶液(0.5ml)を、1時間後及び3時間後にそれぞれ添加した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液及びDCMで希釈した。層を分離し、水相をDCMで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製の無色の固体(261mg)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.81min;[M+H]
+:317.06。
【0277】
Tert−ブチル 2−((4−エチル−2−(メチルスルフォンアミド)ピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((4−エチル−2−(メチルスルフォニル)ピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート(300mg)及びメタンスルフォンアミド カリウム塩(380mg)をDMSO(15ml)中に溶解したものを、マイクロ波中で100℃にて1h撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液及びEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、10gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):0から30へ、流速:10ml/min)で精製して、58mgの無色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.80min;[M+H]
+:332.06。
【0278】
2−((4−エチル−2−(メチルスルフォンアミド)ピリミジン−5−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((4−エチル−2−(メチルスルフォンアミド)ピリミジン−5−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.51min;[M+H]
+:276.06。
【0279】
酸26:2−((2−クロロ−4−エチルピリミジン−5−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−4−エチルピリミジン−5−イル)オキシ)アセテート(合成については酸25を参照。)から、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:217.04。
【0280】
酸27:2−((6−シクロプロピル−2−エチルピリジン−3−イル)オキシ)酢酸この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−シクロプロピルピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(合成については酸18を参照。)から、酸12について記載された手順(工程1〜2)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.44m
in;[M+H]
+:222.17。
【0281】
酸28:2−(2−クロロ−4−(モルフォリノメチル)フェノキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−(2−クロロ−4−ホルミルフェノキシ)アセテート
3−クロロ−4−ヒドロキシベンゾアルデヒド(12.84g)をMeCN中に溶解したものに、NaI(1.23g)及びK
2CO
3(12.47g)を添加した。混合物を80℃にて45min撹拌した。ブロモ酢酸tert−ブチル(8g)を滴下し、混合物を80℃にて15h撹拌した。反応混合物をrtにて水及びDCMで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものをNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をさらに精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.91min;[M+H]
+:視認できず。
【0282】
Tert−ブチル 2−(2−クロロ−4−(モルフォリノメチル)フェノキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−(2−クロロ−4−ホルミルフェノキシ)アセテート(4.5g)及びモルフォリン(2.5ml)をMeCN(45ml)中に溶解したものに、0℃にて、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(7.4g)を添加し、反応混合物をrtにて一晩撹拌した。反応混合物を1N NaOH水溶液及びEAで希釈した。層を分離し、水相をDCMで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をFC(A:EA、溶媒B:ヘプタン、A:B比=50:50)で精製して、5.3gの無色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.46min;[M+H]
+:342.16。
【0283】
2−(2−クロロ−4−(モルフォリノメチル)フェノキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−(2−クロロ−4−(モルフォリノメチル)フェノキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.44min;[M+H]
+:286.15。
【0284】
酸29:2−(2−クロロ−4−モルフォリノフェノキシ)酢酸
この化合物を、4−ブロモ−クロロフェノールから、酸1について記載された手順(工程1〜5)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.63min;[M+H]
+:272.02。
【0285】
酸30:2−(2−エチル−4−フルオロフェノキシ)酢酸
この化合物を、2−エチル−4−フルオロフェノールから、酸1について記載された手順(工程4〜5)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.77min;[M+H]
+:視認できず。
【0286】
酸31:2−((2−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、2−クロロ−5−フルオロピリジン−3−オールから、酸1について記載された手順(工程4〜5)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.88min;[M+H]
+:262.10。
【0287】
酸32:2−((2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オール
1.6M nBuLiのヘキサン溶液(0.94mL)をTHF(2.7mL)中に溶解したものに、−78℃にて、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(0.28mL)、次いで2−トリフルオロメチルピリジン(0.14mL)を添加した。反応液を−78℃にて17h撹拌した。トリメチルボレート(0.32mL)を添加し、反応液を−78℃にて2h撹拌した。過酢酸(0.39mL、39%AcOH溶液)を添加し、反応混合
物を、攪拌下、3h、0℃まで温まるようにした。反応混合物を飽和Na
2SO
3水溶液及びDCMで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をFC(A:DCM、溶媒B:MeOH、勾配(%B):2)で精製して、114mgのオレンジ色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.46min;[M+H]
+:164.20。
【0288】
2−((2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オールから、酸1について記載された手順(工程4〜5)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.49min;[M+H]
+:221.98。
【0289】
酸33:2−((2−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸2−フルオロ−6−ヨードピリジン−3−オール
2−フルオロ−3−ヒドロキシピリジン(500mg)を水(22ml)中に溶解したものに、K
2CO
3(599mg)及びヨウ素(660mg)を添加した。反応混合物をrtにて一晩撹拌した。飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液、次いで2N HCl水溶液を添加し、混合物をEAで抽出した。層を分離し、有機層をMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):10、流速:15ml/min)で精製して、220mgの黄色の固体を得た。GC−MS(A):t
R=2.13min;[M+H]
+:239.90。
【0290】
2−((2−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、2−フルオロ−6−ヨードピリジン−3−オールから、Ullmannカップリングにおいてメタンスルフォンアミドの代わりにモルフォリンを用いて、酸2について記載された手順(工程1〜3)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:257.16。
【0291】
酸34:2−((6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−2−クロロピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(合成については酸2を参照。)から、Ullmannカップリングにおいてメタンスルフォンアミドの代わりに3,3−ジフルオロアゼチジンを用いて、酸2について記載された手順(工程2〜3)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.61min;[M+H]
+:307.01。
【0292】
酸35:2−((2−クロロピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、2−クロロピリジン−3−オールから、酸6について記載された手順(工程2〜3)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.50min;[M+H]
+:188.18。
【0293】
酸36:2−((2−クロロ−5−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
2−クロロ−5−フルオロ−6−ヨードピリジン−3−オール
2−クロロ−5−フルオロピリジン−3−オール(500mg)、K
2CO
3(937mg)及びヨウ素(886mg)を水(17ml)中に溶解したものを、rtにて一晩撹拌した。飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液、次いで2N HCl水溶液を添加し、混合物をEAで抽出した。層を分離し、有機層をMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を(992mg)をさらに精製することなく次の工程で使用した。
【0294】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−5−フルオロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
このエステルを、2−クロロ−5−フルオロ−6−ヨードピリジン−3−オールから、酸1について記載された手順(4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.96min;[M+H]
+:387.89。
【0295】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−5−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−5−フルオロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.94min;[M+H]
+:347.06。
【0296】
2−((2−クロロ−5−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−5−フルオロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.70min;[M+H]
+:291.06。
【0297】
酸37:2−(2−クロロ−4−(ジメチルカルバモイル)フェノキシ)酢酸
3−クロロ−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルベンズアミド
3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸(1g)、DCC(1.4g)、HOBt(0.92g)及びジメチルアミン(2M、THF溶液5.8ml)をDMF(12ml)中に溶解したものを、rtにて一晩撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びEAで希釈した。反応混合物をろ過し、真空蒸発させて、粗製物をEAから結晶化させて、0.82gの無色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.57min;[M+H]
+:200.22。
【0298】
2−(2−クロロ−4−(ジメチルカルバモイル)フェノキシ)酢酸
この酸を、3−クロロ−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルベンズアミドから、酸1について記載された手順(工程4〜5)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.58min;[M+H]
+:257.89。
【0299】
酸38:2−((2−シクロプロピル−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−シクロプロピル−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(合成については酸2を参照。)(100mg)、シクロプロピルボロン酸(175mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(102mg)及びK
2CO
3(62mg)をジオキサン(6ml)中に混合したものを、120℃にて3日間撹拌した。混合物をろ過し、溶媒を真空蒸発させた。粗製物を分取用LC−MS(I)及びCC(Buechi Sepacore、5gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から25へ、流速:10ml/min)で精製して、50mgの黄色がかった固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.86min;[M+H]
+:343.10。
【0300】
2−((2−シクロプロピル−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−シクロプロピル−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:287.10。
【0301】
酸39:2−((2−クロロ−6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、Ullmannカップリングにおいてモルフォリンの代わりにジメチルアミンを用いて、酸1について記載された合成に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.67min;[M+H]
+:231.25。
【0302】
酸40:2−((2−シクロプロピル−6−(シクロプロピルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
3−(ベンジルオキシ)−2−クロロ−6−ヨードピリジン
2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−オール(40.4g)、K
2CO
3(33g)及び臭化ベンジル(20mL)をDMF(320mL)中に混合したものを、60℃にて2h撹拌した。混合物をrtにてEA及び飽和NH
4Cl水溶液で希釈した。層を分離し、水相をEAで2回洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をヘプタン/EA(95/5)の混合物とともにrtにて10min撹拌し、ろ過し、43.2gの無色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.97min;[M+H]
+:345.79。
【0303】
5−(ベンジルオキシ)−6−クロロピコリン酸
この化合物を、3−(ベンジルオキシ)−2−クロロ−6−ヨードピリジンから、酸4について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.77min;[M+H]
+:263.99。
【0304】
5−(ベンジルオキシ)−6−クロロ−N−シクロプロピルピコリンアミド
この化合物を、5−(ベンジルオキシ)−6−クロロピコリン酸から、アミドカップリングにおいてジメチルアミンの代わりにシクロプロピルアミンを用いて、酸5について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.90min;[M+H]
+:302.99。
【0305】
6−クロロ−N−シクロプロピル−5−ヒドロキシピコリンアミド
5−(ベンジルオキシ)−6−クロロ−N−シクロプロピルピコリンアミド(13.67g)及びPd/C(1.37g)をMeOH(600ml)中に混合したものを、水素下(1bar)、rtにて20min撹拌した。混合物をろ過し、溶媒を真空蒸発させた。粗製物をDCM/MeOH(99.5/0.5)で粉砕し(3x)、7.5gの無色の固体を得た。(LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:213.07。
【0306】
N,6−ジシクロプロピル−5−ヒドロキシピコリンアミド
この化合物を、6−クロロ−N−シクロプロピル−5−ヒドロキシピコリンアミドから、酸38について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.70min;[M+H]
+:219.13。
【0307】
2−((2−シクロプロピル−6−(シクロプロピルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、N,6−ジシクロプロピル−5−ヒドロキシピコリンアミドから、酸1について記載された手順(工程4及び5)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.70min;[M+H]
+:277.13。
【0308】
酸41:2−((2−クロロ−6−(メチル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)−N−メチルピリジン−2−アミン
2−クロロ−6−ヨード−3−(メトキシメトキシ)ピリジン(1g)をメチルアミンの40%水溶液(35mL)中に溶解したもの及び銅(106mg)を100℃にて1h45撹拌した。反応混合物をEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものをNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をEA及び数滴のヘプタンから再結晶し、400mgの褐色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.69min;[M+H]
+:203.20。
【0309】
N−(6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピリジン−2−イル)−2,2,2−トリフルオロ−N−メチルアセタミド
6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)−N−メチルピリジン−2−アミン(61mg)をDCM(3ml)中に溶解したものに、トリフルオロ酢酸無水物(63μl)及びDIPEA(103μl)を添加した。混合物を0℃にて1h、そしてrtにて1.5h撹拌した。混合物をDCM及び1N HCl水溶液で希釈した。層を分離し、有機相を水及び飽和NaCl水溶液で洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Flash Master、2gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):0から5へ、流速:6ml/min)で精製して、76mgの黄色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.84min;[M+H]
+:299.03。
【0310】
2−クロロ−6−(メチル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)ピリジン−3−オール
N−(6−クロロ−5−(メトキシメトキシ)ピリジン−2−イル)−2,2,2−トリフルオロ−N−メチル アセタミド(80mg)をTHF(1.5mL)中に溶解したものに、ボラン−硫化メチル錯体(2M、THF溶液1.34mL)を添加した。反応混合物を50℃にて一晩撹拌した。混合物を真空蒸発させて、残渣をEA及び1N NaOH水溶液で希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄した。有機層を合わせたものをNa
2SO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製のアルコール(72mg)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.80min;[M+H]
+:240.98。
【0311】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
このエステルを、2−クロロ−6−(メチル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)ピリジン−3−オールから、酸1について記載された手順(4.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.99min;[M+H]
+:354.91。
【0312】
2−((2−クロロ−6−(メチル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.80min;[M+H]
+:299.08。
【0313】
酸42:2−((2−クロロ−6−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−((2−メトキシエチル)(メチル)アミ
ノ)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(酸2の合成、1.工程を参照。)から、モルフォリンの代わりに2−メトキシ−N−メチルエタン−1−アミンを用いて、酸1(2.工程)について記載された手順に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.94min;[M+H]
+:331.18。
【0314】
2−((2−クロロ−6−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.70min;[M+H]
+:275.09。
【0315】
酸43:2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォニル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォニル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(酸2の合成、1.工程を参照。)(100mg)、メタンスルフィン酸ナトリウム(33mg)及びCuI(155mg)をDMSO(5ml)中に混合したものを、100℃にて30min撹拌した。混合物をrtにてEA及び飽和NH
4Cl水溶液で希釈した。層を分離し、水相をEAで2回洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):5から100へ)で精製して、70mgの無色の固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.82min;[M+H]
+:322.05。
【0316】
2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォニル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォニル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.51min;[M+H]
+:265.39。
【0317】
酸44:2−((2−クロロ−6−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
メチル 3−((5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエトキシ)−6−クロロピリジン−2−イル)スルフォニル)プロパノエート
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(酸2の合成を参照)及びナトリウム 3−メトキシ−3−オキソプロパン−1−スルフィネートから、酸43について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.86min;[M+H]
+:394.12。
【0318】
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテート
メチル 3−((5−(2−(tert−ブトキシ)−2−オキソエトキシ)−6−クロロピリジン−2−イル)スルフォニル)プロパノエート(100mg)及び0.5M ナトリウムメタノレートのMeOH溶液(0.5ml)を混合したものを、rtにて15min撹拌した。溶媒を真空蒸発させて、粗製物をTHF(4ml)中に溶解した。クロラミンT三水和物(116mg)を添加し、混合物をrtにて15min撹拌した。ジメチ
ルエチルアミンのメタノール溶液(33%−溶液、0.46ml)を添加し、混合物をrtにて19h撹拌した。混合物をrtにてEA及び飽和NH
4Cl水溶液で希釈した。層を分離し、水相をEAで2回洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を分取用LC−MS(I)で精製して、53mgの黄色がかった固体を得た。LC−MS(A):t
R=0.89min;[M+H]
+:351.07。
【0319】
2−((2−クロロ−6−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−(N,N−ジメチルスルファモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)アセテートから、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.63min;[M+H]
+:295.04。
【0320】
酸45:1−((2−クロロ−6−(((メチルチオ)パーオキシ)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボン酸
Tert−ブチル 4−ブロモ−2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)ブタノエート
2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−オール(500mg)をDMF(10ml)中に溶解したものに、0℃にて、NaH(115mg、鉱油中60%分散液)を添加し、混合物をこの温度で30min撹拌した。メチル 2,4−ジブロモブタノエート(0.400ml)を添加し、混合物をrtにて6h撹拌した。混合物をヘプタン及び飽和NaHCO
3水溶液で希釈した。層を分離し、水相をヘプタンで2回洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物をCC(Buechi Sepacore、20gカートリッジ、溶媒A:ヘプタン、溶媒B:EA、勾配(%B):1から5へ、流速:20ml/min)で精製して、417mgの無色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=1.02min;[M+H]
+:475.82。
【0321】
Tert−ブチル 1−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボキシレート
Tert−ブチル 4−ブロモ−2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)ブタノエート(415mg)をTHF(10ml)中に溶解したものに、−20℃にて、カリウムtert−ブトキシド(103mg)を添加し、混合物を15分間撹拌した。混合物をEA及び水で希釈した。層を分離し、水相をEAで2回洗浄した。有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物(307mgの黄色がかったオイル)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.98min;[M+H]
+:396.02。
【0322】
Tert−ブチル 1−((2−クロロ−6−(((メチルチオ)パーオキシ)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボキシレート
この化合物を、tert−ブチル 1−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボキシレートから、酸2について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.86min;[M+H]
+:363.11。
【0323】
1−((2−クロロ−6−(((メチルチオ)パーオキシ)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボン酸
この化合物を、tert−ブチル 1−((2−クロロ−6−(((メチルチオ)パーオキシ)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボキシレートか
ら、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.63min;[M+H]
+:306.89。
【0324】
酸46:1−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボン酸
5−(1−Tert−ブトキシカルボニル)シクロプロポキシ)−6−クロロピコリン酸この化合物を、tert−ブチル 1−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボキシレート(合成については酸45、工程1及び2を参照。)から、酸4について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.80min;[M+H]
+:314.02。
【0325】
1−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)シクロプロパン−1−カルボン酸
この化合物を、5−(1−tert−ブトキシカルボニル)シクロプロポキシ)−6−クロロピコリン酸から、酸5について記載された手順(工程1及び4)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.61min;[M+H]
+:285.07。
【0326】
酸47:2−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)−2−メチルプロパン酸
Tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)−2−メチルプロパノエート
この化合物を、2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−オール及びtert−ブチル 2−ブロモ−2−メチルプロパノエートから、酸2について記載された手順(1.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=1.01min;[M+H]
+:398.02。
【0327】
5−((1−(Tert−ブトキシ)−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル)オキシ)−6−クロロピコリン酸
この化合物を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)−2−メチルプロパノエートから、酸4について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.83min;[M+H]
+:316.03。
【0328】
2−((2−クロロ−6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−3−イル)オキシ)−2−メチルプロパン酸
この化合物を、5−((1−(tert−ブトキシ)−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル)オキシ)−6−クロロピコリン酸から、酸5について記載された手順(工程1及び4)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.63min;[M+H]
+:287.08。
【0329】
酸48:2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)酢酸
この酸を、tert−ブチル 2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)アセテート(酸2(2.工程)を参照。)から、酸1について記載された手順(5.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.69min;[M+H]
+:313.82。
【0330】
下記の化合物は、改変した合成経路により製造した。
【0331】
実施例1.1.27:1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1
H)−イル)−2−((2−クロロ−6−((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン
この化合物を、1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジンから、方法Bに従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.93min;[M+MeCN]
+:644.86。
【0332】
1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン
この化合物を、1−(1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3,4,6,7,8,9−ヘキサヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−2(1H)−イル)−2−((2−クロロ−6−ヨードピリジン−3−イル)オキシ)エタン−1−オン及び2−(メチルアミノ)エタン−1−オールから、酸1について記載された手順(2.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.70min;[M+MeCN]
+:548.08。
【0333】
実施例1.7.1:2−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)−N−メチルチアゾール−4−カルボキサミド
2−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)チアゾール−4−カルボン酸
エチル 2−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)チアゾール−4−カルボキシレート(実施例1.5.1)(52mg)をEtOH(3ml)中に溶解したものに、2.5M NaOH水溶液(0.3ml)を添加した。反応混合物をrtにて1h撹拌した。EtOHを真空蒸発させて、DCM(10ml)を添加した。0℃にて1M HCl水溶液(3ml)を添加した。層を分離し、水相をDCMで洗浄した。有機層を合わせたものをMgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物(78mgの白色の固体)を精製することなく次の工程で使用した。LC−MS(A):t
R=0.56min;[M+H]
+:567.24。
【0334】
2−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)−N−メチルチアゾール−4−カルボキサミド
この化合物を、2−(2−(2−((2−クロロ−6−(メチルスルフォンアミド)ピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロイミダゾ[1,2−a:5,4−c’]ジピリジン−1−イル)チアゾール−4−カルボン酸及びメチルアミンから、方法Bに従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:580.06。
【0335】
実施例5.3.1:5−(2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3
−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−N,N−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド
5−(7−(Tert−ブトキシカルボニル)−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)チオフェン−3−カルボン酸
この化合物を、tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(4−(メトキシカルボニル)チオフェン−2−イル)−1,3,4,6,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(2H)−カルボキシレート(実施例5.5.1の合成における中間体)から、酸6について記載された手順(3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.72min;[M+H]
+:659.10。
【0336】
Tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(4−(ジメチルカルバモイル)チオフェン−2−イル)−1,3,4,6,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(2H)−カルボキシレート
この化合物を、5−(7−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)チオフェン−3−カルボン酸及びジメチルアミンから、方法Bに従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.73min;[M+H]
+:686.66。
【0337】
5−(2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−N,N−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド
この化合物を、tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(4−(メトキシカルボニル)チオフェン−2−イル)−1,3,4,6,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(2H)−カルボキシレートから、方法Cに従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.59min;[M+H]
+:586.53。
【0338】
実施例5.3.2:5−(7−アセチル−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−N,N−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド
この化合物を、5−(2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)−N,N−ジメチルチオフェン−3−カルボキサミド(実施例5.3.1)から、方法Dに従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.62min;[M+H]
+:628.66。
【0339】
実施例5.14.1:Tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(4−(シアノカルバモイル)チオフェン−2−イル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート
5−(7−(Tert−ブトキシカルボニル)−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オ
クタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)チオフェン−3−カルボン酸
この化合物を、tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(4−(メトキシカルボニル)チオフェン−2−イル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート(実施例5.5.1の合成における中間体)から、酸6について記載された手順(3.工程)に従って製造した。LC−MS(A):t
R=0.56min;[M+H]
+:567.24。
【0340】
Tert−ブチル 2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1−(4−(シアノカルバモイル)チオフェン−2−イル)−1,2,3,4,8,9−ヘキサヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(6H)−カルボキシレート
5−(7−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2−((2−クロロ−6−モルフォリノピリジン−3−イル)オキシ)アセチル)−1,2,3,4,6,7,8,9−オクタヒドロピリド[4’,3’:4,5]イミダゾ[1,2−a]ピラジン−1−イル)チオフェン−3−カルボン酸(50mg)、シアナミド(32mg)、トリエチルアミン(0.080ml)及びHATU(45mg)をDMF(1ml)中に溶解したものを、rtにて一晩撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液及びEAで希釈した。層を分離し、水相をEAで洗浄し、有機層を合わせたものを飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、ろ過し、真空蒸発させた。粗製物を分取用LC−MSで精製して、7mgの黄色のオイルを得た。LC−MS(A):t
R=0.73min;[M+H]
+:683.64。
【0342】
II. 生物学的アッセイ
トリプトファンヒドロキシラーゼ1に対する阻害活性を、各実施例化合物について、下記の手順を用いて測定した:
蛍光の読取りを用いた生化学的In vitroアッセイ
酵素の生成には、全長ヒトTPH1をプラスミドpET20b(+)(Novagen)にクローンし、E.coliで発現させる。この細菌細胞を、氷上にて超音波処理により破砕し、溶解液を遠心分離により分離する。得られたペレット中のタンパク質を再抽出し、カラム樹脂に固定化したプテリン補助基質類似体を用いたアフィニティークロマトグラフィーにより、得られた溶解液からTPH1を精製する。このタンパク質を、さらにサイズ排除クロマトグラフィーにより精製して、タンパク凝集物を除去する。TPH1の活性は、蛍光アッセイを用いて求める。酵素活性のアッセイは、15℃の酸素雰囲気にて、64μlの体積で60分間行う。反応は、1mM DTT、0.2mg/mL カタラーゼ、100μM (±)−6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロプテリン二塩酸塩、40μM L−トリプトファン及び40−80nM TPH1を含む、pH7.6に調整した0.1M トリス塩酸バッファー中で行う。反応は、L−トリプトファンを他の全て
の反応置換成分(substitutents)と合わせることにより開始させ、過塩素酸(HClO4)でクエンチすることにより停止させる。酵素反応の間に生成する5−ヒドロキシ−L−トリプトファンの量を、蛍光の読取りにより求める。蛍光(波長300nmで励起した場合は540nmにて求められる)は、形成される5−ヒドロキシ−L−トリプトファンに比例して増加する。化合物はDMSO中に溶解した10mMの保存溶液として調製したのち、384ウェルのプレート中で、DMSOを用いて、次いで、アッセイプレートに希釈液を移すことにより希釈する。各ウェルの蛍光を測定し、540nmの波長における蛍光を、化合物をビヒクルに代えた蛍光と比較する。TPH1タンパク質に対する実施例化合物の阻害活性は、IC
50値(酵素活性を50%阻害するために必要とされる化合物の濃度)を算出することにより決定する。算出されるIC
50値は、各日の生化学的アッセイ操作により変動するかもしれない。この種の変動は、当業者に既知である。同一の化合物についてIC
50値を数回求めた場合は、平均値を示す。例示化合物のIC
50値を表1に示す。