特許第6561202号(P6561202)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ マリンクロット ホスピタル プロダクツ アイピー リミテッドの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6561202
(24)【登録日】2019年7月26日
(45)【発行日】2019年8月14日
(54)【発明の名称】遠心分離機の管類のための支持体
(51)【国際特許分類】
   F16C 35/067 20060101AFI20190805BHJP
【FI】
   F16C35/067
【請求項の数】16
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2018-510321(P2018-510321)
(86)(22)【出願日】2016年5月5日
(65)【公表番号】特表2018-521284(P2018-521284A)
(43)【公表日】2018年8月2日
(86)【国際出願番号】US2016031007
(87)【国際公開番号】WO2016179404
(87)【国際公開日】20161110
【審査請求日】2017年12月8日
(31)【優先権主張番号】62/157,309
(32)【優先日】2015年5月5日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】517385184
【氏名又は名称】マリンクロット ホスピタル プロダクツ アイピー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107489
【弁理士】
【氏名又は名称】大塩 竹志
(72)【発明者】
【氏名】バンドリック, マーク
(72)【発明者】
【氏名】ウォール, ショーン
(72)【発明者】
【氏名】ガベルベルガー, セップ
(72)【発明者】
【氏名】ラベノ, エリック
【審査官】 杉山 悟史
(56)【参考文献】
【文献】 特表2000−512535(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0306913(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16C 35/00 − 35/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸受支持体であって、
基部と、
第1の開放端部および反対に配置されている第2の開放端部であって、第1の基準軸が、前記第1の開放端部と前記第2の開放端部との間で前記軸受支持体を通って延在する、第1の開放端部および第2の開放端部と、
第1および第2の突起であって、前記第1および第2の突起の各々は、前記基部から上向きに延在し、相互に対向しかつ離間した関係に配置され、前記第1および第2の突起は、前記第1の基準軸の対向側に配置され、前記第1および第2の突起の上側部分は、開放空間によって互いから分離されている、第1および第2の突起と、
軸受を受け取るように構成されている、前記第1および第2の突起間の軸受受取区域と、
前記軸受受取区域に向かって突出する磁石開口と、
前記磁石開口内に配置されている磁石と
を備える、軸受支持体。
【請求項2】
前記磁石は、前記第1および第2の突起間に位置する、請求項1に記載の軸受支持体。
【請求項3】
前記開放空間は、軸受の外径よりも小さく、前記軸受支持体は、前記軸受のために構成されており、前記軸受支持体は、前記軸受が前記第1の開放端部を通して前記軸受受取区域内に導かれることのみを可能にするように構成されている、請求項1〜のいずれかに記載の軸受支持体。
【請求項4】
前記第1および2の突起の端部表面は、集合的に、前記軸受受取区域に向かって延在する開口を画定し、前記開口の有効直径は、前記軸受受取区域の方向に進むにつれて徐々に減少させられる、請求項1〜のいずれかに記載の軸受支持体。
【請求項5】
前記第1および第2の突起の各々の前記端部表面は、球状形状である、請求項に記載の軸受支持体。
【請求項6】
前記軸受受取区域はさらに、前記第1の開放端部と前記第2の開放端部との間に位置し、前記第1の基準軸は、前記第1の開放端部の中心および前記第2の開放端部の中心を通って延在し、前記第1の基準軸は、前記第1および第2の突起と平行であり、前記軸受支持体は、前記第1の開放端部から前記第2の開放端部に向かって進むにつれて前記第1の基準軸に向かって傾斜する第1の表面を備える、請求項1〜のいずれかに記載の軸受支持体。
【請求項7】
前記軸受受取区域の境界を画定する周界表面をさらに備え、前記周界表面は、前記第1および第2の突起の各々の内部表面と、前記第1および第2の突起間に延在する第1の表面とを含み、前記磁石開口は、前記第1の表面上に位置する、請求項1〜のいずれかに記載の軸受支持体。
【請求項8】
軸受スロットをさらに備える、請求項1〜のいずれかに記載の軸受支持体。
【請求項9】
前記磁石開口は、前記軸受スロットと整合されており、かつ前記軸受スロットと交差し、前記磁石は、前記軸受スロットの下方に位置付けられる、請求項8に記載の軸受支持体。
【請求項10】
前記軸受スロットは、前記第1および第2の突起間に位置する、請求項8〜9のいずれかに記載の軸受支持体。
【請求項11】
前記軸受支持体はさらに、前記軸受受取区域の境界を画定する周界表面を備え、前記周界表面は、前記軸受スロットを備える、請求項8〜10のいずれかに記載の軸受支持体。
【請求項12】
軸受と請求項8〜11のいずれかに記載の軸受支持体とを備える軸受アセンブリであって、前記軸受の上側部分が前記軸受スロットの外側に配置されるように、前記軸受の下側部分のみが前記軸受スロット内に配置される、軸受アセンブリ。
【請求項13】
前記軸受支持体はさらに、段部を備え、前記軸受の前記上側部分の裏側は、前記段部に対して配置され、前記段部は、前記軸受が前記第2の開放端部を通して前記軸受受取区域内に導かれることを妨げる、請求項12に記載の軸受アセンブリ。
【請求項14】
前記軸受支持体はさらに、搭載支柱を備え、前記第1および第2の突起は、前記基部の片側から延在し、前記搭載支柱は、前記基部の反対側から延在する、請求項1〜13のいずれかに記載の軸受アセンブリ。
【請求項15】
遠心分離機システムであって、
フレームと、
前記フレームと相互接続され、前記フレームと連動して回転可能である遠心分離機ボウルと、
前記遠心分離機ボウルから延在する管と、
第1の軸受であって、前記管は、前記第1の軸受を通って延在し、前記第1の軸受は、請求項1〜14のいずれかに記載の軸受支持体の前記軸受受取区域内に配置され、前記軸受支持体は、前記フレームに搭載される、第1の軸受と
を備える、遠心分離機システム。
【請求項16】
円筒形要素を受け取るための支持体および/またはクランプであって、
基部と、
前記基部から突出する一対の対向受取部材であって、前記一対の対向受取部材は、受取区域を確立するように相互から離間され、前記受取区域は、その中に円形物体、円筒形物体、および球形物体のうちの少なくとも1つを受け取るためのサイズおよび形状を伴って構成されている、一対の対向受取部材と、
前記受取区域に向かって突出する戻り止め開口および磁石開口のうちの少なくとも1つと、
前記戻り止め開口および磁石開口のうちの前記少なくとも1つ内に配列されている戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つであって、前記戻り止めおよび/または磁石は、前記物体を前記受取区域の中に誘導することと、前記物体を前記受取区域内に維持することと、前記物体の受取と関連付けられた音を確立することとのうちの少なくとも1つを行うように構成されている、戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つと、
前記基部ならびに前記受取部材の一方および/または他方のうちの少なくとも1つ上に提供されている面取り面および斜面のうちの少なくとも1つと、
反対に配置されている第1の開放端部および第2の開放端部と、
前記第1および第2の開放端部の中心を通って延在する基準軸であって、前記面取り面および斜面は、前記受取区域での受取のために、前記基準軸に沿った前記物体の装填を促進するように構成されている、基準軸と
を備える、支持体および/またはクランプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本願は、2015年5月5日に出願された同時係属の米国仮特許出願第62/157,309号の非仮特許出願であり、米国仮特許出願第62/157,309号の利益を主張し、それにより、その全開示が、参照によって全体として本明細書に援用される。
【0002】
(技術分野)
本開示の実施形態は、概して、流体を遠心分離機システムの中に導くための管または導管を支持するための装置、システム、および方法に関する。
【背景技術】
【0003】
(背景)
遠心分離機は、密度勾配を流体内に誘発することによって、流体を複数の流体成分に分離するために使用される。1つの公知の遠心分離機構成は、遠心分離機ボウルと、遠心分離機ボウルの上部から延在する駆動管とを含む消耗品を使用し、複数の別個の導管が、この駆動管内に配置される。流体は、遠心分離機ボウルの中に、これらの導管のうちの1つを通して導かれてもよく、種々の流体成分が、遠心分離機ボウルから、これらの導管のうちの1つまたは複数のものを通して除去されてもよい。いずれの場合も、この遠心分離機ボウルは、回転フレームに対して固着されてもよく、駆動管は、遠心分離の間、回転フレームにクランプまたは別様に固着されてもよい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
(概要)
本開示のいくつかの実施形態によると、円筒形要素を受け取るための支持体(および/またはクランプ)が、提供され、支持体(および/またはクランプ)は、基部と、基部から突出する一対の対向受取部材であって、一対の対向受取部材は、受取区域を確立するように相互から離間され、受取区域は、その中に円形物体、円筒形物体、および球形物体のうちの少なくとも1つを受け取るためのサイズおよび形状を伴って構成されている、一対の対向受取部材と、受取区域の少なくとも一部内に配列される戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つであって、戻り止めおよび/または磁石は、物体を受取区域内に維持することと、物体の受取と関連付けられた音を確立することとのうちの少なくとも1つを行うように構成されている、戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つとを備えてもよい。
【0005】
いくつかの実施形態は、以下の特徴/機能性のうちの1つおよび/または別のものを含んでもよい。
−そのような支持体の受取区域は、物体を除去可能に受け取るように構成されてもよい。
−戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つが物体を受取区域内に維持するように構成されると、そのような構成は、受取区域内における物体の一時的維持に対応する。
−ロックアウト手段であって、いくつかの実施形態では、ロックアウト手段は、物体が受取区域内に係止されるように物体が受け取られると、2つの受取部材間の距離に実質的に橋架するように構成されている係止アームを備える、ロックアウト手段。
−前述の係止アームは、物体を受取区域内に除去可能に係止してもよい。
−前述の係止アームは、受取部材の一方に対して枢動する第1の端部と、受取部材の他方内または上に除去可能に係止する第2の端部とを含んでもよい。
−基部ならびに受取部材の一方および/または他方のうちの少なくとも1つの少なくとも一部を囲繞するように構成されている円周方向支持部材。
−基部ならびに受取部材の一方および/または他方のうちの少なくとも1つ上に提供されている面取り面および斜面のうちの少なくとも1つであって、面取り面および斜面は、受取区域内への物体の装填を補助するように構成されている、面取り面および斜面のうちの少なくとも1つ。
−物体は、軸受であってもよい。
−基部は、開口部内に受け取られるために構成されている支柱を含み得るまたは備え得る。
−ガイドピンを受け取るために基部内に配列されている陥凹。
−構造の陥凹内への受取のために基部から突出するガイドピン。
【0006】
いくつかの実施形態では、遠心分離機システムが、提供され、遠心分離機システムは、中心軸に沿ってスピンするように構成されている遠心分離機ボウルと、最初に遠心分離機ボウルの中心から中心軸に沿って突出する管と、管に沿って配列されている少なくとも1つの軸受であって、管は、軸受の中心内に配列されるように構成されている、少なくとも1つの軸受と、容器の少なくとも一部を囲繞する支持アームまたは構造と、実施形態のうちの1つおよび/または別のものに従った少なくとも1つの支持体であって、少なくとも支持アーム上に配列されている少なくとも1つの支持体とを備えてもよい。少なくとも1つの支持体はそれぞれ、ボウルが回転すると、管が軸受内で回転し、軸受の外側部分が支持体に添着されるように、管および軸受のうちの少なくとも1つを受け取るように構成されている。
【0007】
いくつかの実施形態では、管を遠心分離機システム内に接続するための方法が、提供され、本方法は、遠心分離機ボウルを有する遠心分離機システムを提供することと、管であって、その上に配列される少なくとも1つの軸受がその上に配列されている管を提供することと、前述のものに従った支持体を提供することと、各軸受を支持体の斜面および/または面取り面の側面に整合させることと、軸受の縁が受取区域内に受け取られるまで、軸受の側面が斜面および/または面取り面に沿って進むように、各軸受を受取区域の中に押動および/または引動することとを含む。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
円筒形要素を受け取るための支持体および/またはクランプであって、
基部と、
前記基部から突出する一対の対向受取部材であって、前記一対の対向受取部材は、受取区域を確立するように相互から離間され、前記受取区域は、その中に円形物体、円筒形物体、および球形物体のうちの少なくとも1つを受け取るためのサイズおよび形状を伴って構成されている、一対の対向受取部材と、
前記受取区域の少なくとも一部内に配列されている戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つであって、前記戻り止めおよび/または磁石は、前記物体を前記受取区域内に維持することと、前記物体の受取と関連付けられた音を確立することとのうちの少なくとも1つを行うように構成されている、戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つと
を備える、支持体および/またはクランプ。
(項目2)
前記受取区域は、前記物体を除去可能に受け取るように構成されている、項目1に記載の支持体。
(項目3)
前記戻り止めおよび磁石のうちの少なくとも1つが前記物体を前記受取区域内に維持するように構成されると、そのような構成は、前記受取区域内における前記物体の一時的維持に対応する、項目1に記載の支持体。
(項目4)
ロックアウト手段をさらに備える、項目1に記載の支持体。
(項目5)
前記ロックアウト手段は、前記物体が前記受取区域内に係止されるように前記物体が受け取られると、前記2つの受取部材間の距離に実質的に橋架するように構成されている係止アームを備える、項目4に記載の支持体。
(項目6)
前記係止アームは、前記物体を前記受取区域内に除去可能に係止する、項目4に記載の支持体。
(項目7)
前記係止アームは、前記受取部材の一方に対して枢動する第1の端部と、前記受取部材の他方内または上に除去可能に係止する第2の端部とを含む、項目5に記載の支持体。
(項目8)
前記基部ならびに前記受取部材の一方および/または他方のうちの少なくとも1つの少なくとも一部を囲繞するように構成されている円周方向支持部材をさらに備える、項目1〜7のいずれかに記載の支持体。
(項目9)
前記基部ならびに前記受取部材の一方および/または他方のうちの少なくとも1つ上に提供されている面取り面および斜面のうちの少なくとも1つをさらに備え、前記面取り面および斜面は、前記受取区域内への前記物体の装填を補助するように構成されている、項目1〜8のいずれかに記載の支持体。
(項目10)
前記物体は、軸受である、項目1〜9のいずれかに記載の支持体。
(項目11)
前記基部は、開口部内に受け取られるために構成されている支柱を含むまたは備える、項目1〜10のいずれかに記載の支持体。
(項目12)
ガイドピンを受け取るために前記基部内に配列されている陥凹をさらに備える、項目1〜11のいずれかに記載の支持体。
(項目13)
構造の陥凹内への受取のために前記基部から突出するガイドピンをさらに備える、項目1〜11のいずれかに記載の支持体。
(項目14)
遠心分離機システムであって、
中心軸に沿ってスピンするように構成されている遠心分離機ボウルと、
最初に前記遠心分離機ボウルの中心から前記中心軸に沿って突出する管と、
前記管に沿って配列されている少なくとも1つの軸受であって、前記管は、前記軸受の中心内に配列されるように構成されている、少なくとも1つの軸受と、
前記遠心分離機ボウルの少なくとも一部を囲繞する支持アームまたは構造と、
項目1〜13のうちの1項および/または別の項に記載の少なくとも1つの支持体であって、前記少なくとも1つの支持体は、少なくとも前記支持アーム上に配列され、前記少なくとも1つの支持体のそれぞれは、前記遠心分離機ボウルが回転すると、前記管が前記軸受内で回転し、前記軸受の外側部分が前記支持体に添着されるように、前記管および軸受のうちの少なくとも1つを受け取るように構成されている、少なくとも1つの支持体と
を備える、遠心分離機システム。
(項目15)
管を遠心分離機システム内に接続するための方法であって、
遠心分離機ボウルを有する遠心分離機システムを提供することと、
管であって、その上に配列される少なくとも1つの軸受がその上に配列されている管を提供することと、
項目9〜13のいずれかに記載の支持体を提供することと、
各軸受を前記支持体の前記斜面および/または面取り面の側面に整合させることと、
前記軸受の縁が前記受取区域内に受け取られるまで、前記軸受の側面が前記斜面および/または面取り面に沿って進むように、各軸受を前記受取区域の中に押動および/または引動することと
を含む、方法。
(項目16)
軸受支持体であって、
一対の突起と、
前記対の突起間の受取区域と、
前記受取区域に向かって突出する磁石開口と、
前記磁石開口内に配置されている磁石と
を備える、軸受支持体。
(項目17)
前記磁石は、前記対の突起間に位置する、項目16に記載の軸受支持体。
(項目18)
前記磁石は、前記対の突起間の中間に位置する、項目16〜17のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目19)
前記受取区域の境界を画定する周界表面をさらに備え、前記周界表面は、前記対の突起の各突起の内部表面を含み、前記磁石開口は、前記対の突起間に延在する前記周界表面の一部上に位置する、項目16〜18のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目20)
前記軸受支持体は、第1の開放端部および第2の開放端部を備える、項目16〜19のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目21)
前記軸受支持体は、軸受が前記第1の開放端部を通して前記受取区域内に導かれることのみを可能にするように構成されている、項目20に記載の軸受支持体。
(項目22)
前記対の突起の各突起は、前記第1の開放端部および第2の開放端部の間に延在する、項目20〜21のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目23)
前記対の突起の端部表面は、集合的に、前記受取区域につながる開口を画定し、前記開口の有効直径は、前記第2の開放端部の方向に進むにつれて徐々に減少させられる、項目20〜22のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目24)
前記対の突起の各前記突起の前記端部表面は、球状形状である、項目23に記載の軸受支持体。
(項目25)
前記軸受支持体は、第1の開放端部を備え、前記対の突起の端部表面は、集合的に、前記受取区域に向かって延在する開口を画定し、前記開口の有効直径は、前記受取区域の方向に進むにつれて徐々に減少させられる、項目16〜19のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目26)
前記対の突起の各前記突起の前記端部表面は、球状形状である、項目25に記載の軸受支持体。
(項目27)
前記軸受支持体は、第1の開放端部と、反対に配置されている第2の開放端部とを備え、前記受取区域は、前記第1の開放端部と前記第2の端部との間に位置し、第1の基準軸は、前記第1の開放端部の中心および前記第2の端部の中心を通って延在し、前記第1の基準軸は、前記対の突起と平行であり、前記軸受支持体は、前記第1の開放端部から前記第2の開放端部に向かって進むにつれて前記基準軸に向かって傾斜する第1の表面を備える、項目16〜19のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目28)
前記第1の表面は、軸受を前記受取区域に向かって導くように配向されている、項目27に記載の軸受支持体。
(項目29)
前記軸受支持体は、第1の開放端部を備え、前記第1の開放端部は、前記受取区域から離間され、傾斜されている第1の表面を備える、項目16〜19のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目30)
前記第1の表面の傾斜は、軸受を前記受取区域に向かって導くように配向されている、項目29に記載の軸受支持体。
(項目31)
前記第1の表面は、前記第1の開放端部から前記受取区域に向かって進むにつれて内向きに傾斜されている、項目29〜30のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目32)
軸受スロットをさらに備える、項目16〜31のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目33)
前記磁石開口は、前記軸受スロットと交差する、項目32に記載の軸受支持体。
(項目34)
前記磁石は、前記軸受スロットと整合されている、項目32〜33のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目35)
前記磁石は、前記軸受スロットの下方に位置付けられる、項目32〜34のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目36)
前記軸受スロットは、前記第1および第2の突起間に位置する、項目32〜35のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目37)
前記軸受支持体はさらに、前記受取区域の境界を画定する周界表面を備え、前記周界表面は、前記対の突起の各突起の内部表面を含み、前記軸受スロットは、前記対の突起間に延在する前記周界表面の一部上に位置する、項目32〜36のいずれかに記載の軸受支持体。
(項目38)
軸受および項目32〜37のいずれかに記載の軸受支持体を備える軸受アセンブリであって、前記軸受の上側部分が前記軸受スロットの外側に配置されるように、前記軸受の下側部分のみが前記軸受スロット内に配置される、軸受アセンブリ。
(項目39)
前記軸受支持体はさらに、段部を備え、前記軸受の前記上側部分の裏側は、前記段部に対して配置される、項目38に記載の軸受アセンブリ。
(項目40)
前記軸受支持体は、反対に配置されている第1の開放端部および第2の開放端部を備え、前記段部は、前記軸受が前記第2の開放端部を通して前記受取区域内に導かれることを妨げる、項目39に記載の軸受アセンブリ。
(項目41)
遠心分離機システムであって、
フレームと、
前記フレームと相互接続され、前記フレームと連動して回転可能である遠心分離機ボウルと、
前記遠心分離機ボウルから延在する管と、
第1の軸受であって、前記管は、前記第1の軸受を通って延在し、前記第1の軸受は、項目16〜40のいずれかに記載の軸受支持体内に配置され、前記軸受支持体は、前記フレームに搭載される、第1の軸受と
を備える、遠心分離機システム。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示のいくつかの実施形態による、デバイス、方法、およびシステムの原理および動作は、図面および以下の説明を参照してより深く理解され得る。これらの図面は、例示目的のためだけに与えられ、限定を意味するものではない。図面は、種々の実施形態を図示する。
【0009】
図1A図1A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、分解等角図、および分解側面図における、軸受支持体ならびに/またはクランプの図示である。
図1B図1A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、分解等角図、および分解側面図における、軸受支持体ならびに/またはクランプの図示である。
図1C図1A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、分解等角図、および分解側面図における、軸受支持体ならびに/またはクランプの図示である。
図1D図1A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、分解等角図、および分解側面図における、軸受支持体ならびに/またはクランプの図示である。
【0010】
図2A図2A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、および分解正面図、分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図2B図2A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、および分解正面図、分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図2C図2A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、および分解正面図、分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
【0011】
図3A図3A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、および分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図3B図3A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、および分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図3C図3A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、および分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
【0012】
図4A図4A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解等角図、および分解正面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図4B図4A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解等角図、および分解正面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図4C図4A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解等角図、および分解正面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
【0013】
図5A図5A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、および分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図5B図5A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、および分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図5C図5A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解正面図、および分解等角図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
【0014】
図6A図6A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、正面図、分解等角図、および分解側面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図6B図6A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、正面図、分解等角図、および分解側面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図6C図6A−Cは、それぞれ、いくつかの実施形態による、正面図、分解等角図、および分解側面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
【0015】
図7A図7A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解等角図、および分解正面図、および分解側面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図7B図7A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解等角図、および分解正面図、および分解側面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図7C図7A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解等角図、および分解正面図、および分解側面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
図7D図7A−Dは、それぞれ、いくつかの実施形態による、断面図、分解等角図、および分解正面図、および分解側面図における、軸受支持体および/またはクランプの図示である。
【0016】
図8A図8Aは、軸受支持体の別の実施形態の側面図である。
【0017】
図8B図8Bは、図8Aの軸受支持体の装填端部の端面図である。
【0018】
図8C図8C−8Eは、図8Aの軸受支持体の装填端部の斜視図であり、軸受支持体の受取区域内に位置する軸受スロットおよび/または磁石開口を図示する。
図8D図8C−8Eは、図8Aの軸受支持体の装填端部の斜視図であり、軸受支持体の受取区域内に位置する軸受スロットおよび/または磁石開口を図示する。
図8E図8C−8Eは、図8Aの軸受支持体の装填端部の斜視図であり、軸受支持体の受取区域内に位置する軸受スロットおよび/または磁石開口を図示する。
【0019】
図8F図8Fは、図8Aの軸受支持体の非装填端部の斜視図である。
【0020】
図9図9は、いくつかの実施形態による、遠心分離機システムの等角図である。
【0021】
図9A図9Aは、図9による、遠心分離機システムの別の斜視図である。
【0022】
図9B図9Bは、図9による、遠心分離機システムの追加の構成要素の切断図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
(詳細な説明)
図1A−Dは、本開示のいくつかの実施形態による、軸受支持体10の種々の図を図示する。示されるように、軸受支持体10は、概して、基部12とともに、一対の対向および離間される突起14を含み、突起14は、受取区域16をその間に確立する。軸受支持体10は、支柱または搭載支柱18を有し、これは、(例えば)遠心分離機の構造部材(または他の筐体要素)内に受け取られ、(例えば)戻り止め24、ねじ、または摩擦嵌合を含む固定手段を含むことができる。
【0024】
軸受支持体10の基部12はまた、ダウエルピン20を含むことができ、これは、陥凹内に添着され(代替として、突起が、基部12の中に機械加工/形成されることができる)、次いで、軸受支持体10が搭載される構造部材によって受け取られる(これは、軸受支持体10が搭載支柱18の直線軸周りに特定の量だけ枢動することを可能にするために使用されることができる)。
【0025】
軸受装填区域28が、軸受の縁がその中に受け取られるように陥凹されてもよい。軸受および/または管−軸受の組み合わせの効率的かつ迅速な搭載を可能にする他の特徴は、1つまたは複数の面取り面26および1つまたは複数の「斜面」を含み、これは、軸受支持体10の受取区域16内に軸受および/または管を導くことを促進し得る。記載される戻り止め24(例えば、ボール戻り止め)は、軸受支持体10内の定位置に軸受を係止/維持することを補助するために使用されてもよく、軸受支持体10の戻り止め開口22内に配置されてもよい。
【0026】
図2A−C、3A−C、および4A−Cは、本開示のいくつかの実施形態を図示する。これらの実施形態では、図1A−Dのものと同様に、支柱と、受取区域を生成する2つの突起と、ダウエルピン/機能性とが、存在する。加えて、実施形態は、2つの突起と受取区域との間の開口部に橋架するアームを含む(いくつかの実施形態では、アームは、開口部に実質的に橋架する)。アームは、突起上の開口部内に受け取られるピンを用いて、一方の突起上で枢動してもよく、また、ばね(ボルト/リベットを介して添着される)を介して、ばね留めされてもよい。さらなる特徴は、磁石を含み、磁石は、軸受を受取区域(および/またはその中の軸受陥凹)の中に誘導することを支援するために使用され得るだけでなく、軸受が定位置に適切にあることを保証する可聴「クリック音」も提供し得る(前述のボール戻り止め24も、類似機能を果たすことができる)。
【0027】
図2A−Cの実施形態では、軸受支持体30は、概して、基部32と、一対の対向および離間される突起34であって、受取区域36をその間に確立する一対の対向および離間される突起34とともに、支柱18およびピン20の前述の配列を含む。軸受支持体30はさらに、2つの突起34の上側部分と受取区域36との間の開口部または空間に橋架する維持アーム42を含む。維持アーム42は、突起34の一方の上側端部上の開口部内に受け取られるピン48を用いて、一方の突起34上で枢動してもよく、また、ばね46(適切な締結具50を介して添着される)を介して、ばね留めされてもよい。軸受支持体30はさらに、磁石40が位置付けられる磁石開口38を含む。
【0028】
図3A−Cおよび4A−Cに開示されるような実施形態はまた、ばね/アーム係止部を含んでもよく、これは、受取区域に橋架するアームが定位置に少なくとも実質的に係止されることを保証する。例えば軸受を支持体から除去することを可能にするようにアームを移動させるために、解放ピンもまた含まれてもよく、解放ピンは、押圧される(またはピンが設定される方法に応じて、引動される)と、ばね係止部を解放し、アームが開放することを可能にする。そのような実施形態の種々の側面は、図4A−Cに図示される。
【0029】
図3A−Cの実施形態による、軸受支持体30’は、図2A−Cに関連して上で議論されたものに対応する特徴とともに、ばね係止部52を含み、ばね係止部52は、適切な締結具54によって、突起34の一方に固着され得、受取区域36に橋架する維持アーム42が定位置に少なくとも実質的に係止されることを保証する。例えば軸受を軸受支持体30’から除去することを可能にするように維持アーム42を移動させるために、解放ピン56もまた含まれてもよく、解放ピン56は、押圧される(またはピン56が設定される方法に応じて、引動される)と、ばね係止部52を解放し、維持アーム42が開放することを可能にする。
【0030】
図4A−Cの実施形態による、軸受支持体30’’は、図2A−Cに関連して上で議論されたものに対応する特徴とともに、維持アーム42を閉鎖位置に維持する(図3A−Cに開示されるものと)異なる機構を含み、その機構は、係止アーム52’、関連付けられた締結具54’、および係止ピン解放部56’の形態である。
【0031】
図5A−Cは、本開示のさらに他の実施形態を図示する。そのような実施形態では、以前に説明および図示されたものと同様に、軸受支持体60は、基部62と、受取区域66を格納する、2つの突起64と、軸受装填区域68とを含み、これらの突起64は、再び、対向関係に配置され、相互から離間される。軸受支持体60はまた、支柱18およびピン20の前述の配列を利用する。しかしながら、これらの実施形態では、ボール戻り止め24(関連付けられた戻り止め開口22)および磁石40(関連付けられた磁石開口38)が両方とも、含まれてもよく、一方または両方が、軸受を軸受支持体60内の定位置に誘導すること、および/または実質的に添着することの両方の役割を果たすことができ、かつ/または軸受が受け取られたことの可聴確認のためにも使用されてもよい。
【0032】
図6A−Cに示される実施形態は、支持体のなおもさらなる実施形態であり、以前の実施形態に説明されるものと類似の特徴および機能性を含む。そのような実施形態では、以前に説明および図示されたものと同様に、軸受支持体70は、基部72と、受取区域76を格納する2つの突起74とを含み、これらの突起74は、再び、対向関係に配置され、相互から離間される。軸受支持体70はまた、支柱18およびピン20の前述の配列とともに、磁石40および関連付けられた磁石開口38を利用する。加えて、これらの実施形態は、突起74のうちの少なくとも1つの少なくとも一部を囲繞するように構成される円周方向基部支持体78を例示することを支援する。加えて、これらの実施形態では、軸受90も、図示される(以前の実施形態で使用され得る軸受と同一のタイプ、形状、および形態の軸受であってもよい)。
【0033】
図7A−Dは、本開示による、なおもさらなる実施形態を示す。これらの実施形態は、図5A−Cおよび図6A−Cのものに類似する。この点、軸受支持体80は、基部82と、受取区域86を格納する2つの突起84とを含み、これらの突起84は、再び、対向関係に配置され、相互から離間される。軸受支持体80はまた、支柱18およびピン20の前述の配列とともに、磁石40および関連付けられた磁石開口38を利用する。軸受支持体80はまた、軸受90を受取区域86/軸受陥凹/リングの中に誘導することを支援するために使用され得る斜面88(および/または面取り面)を組み込む。
【0034】
図8A−8Eは、参照番号100によって識別される軸受支持体のさらに別の実施形態を図示する。軸受支持体100は、基部102と、基部102から上向きに延在し、対向関係において相互から離間され、軸受90のための受取区域112を画定する一対の突起104とを含む。軸受支持体100はまた、支柱106およびピン108の前述の配列を含む。
【0035】
軸受支持体100は、軸受90が軸受支持体100の開放装填端部110のみを通して受取区域112内に位置付けられることを必要とするように構成される。軸受90は、突起104の上側部分間の空間を通して受取区域112内に導かれることができない(例えば、突起104の上側部分間の間隔は、軸受90の外径より小さく、軸受支持体100は、その軸受90のために構成されている)。軸受90はまた、軸受支持体100の開放非装填端部120を通して受取区域112内に導かれることもできない(装填端部110および非装填端部120は、相互に正反対である)。この点、軸受支持体100は、突出部または段部122を含み、突出部または段部122は、内向きに延在し、軸受90が非装填端部120を通して設置されることを妨げる。
【0036】
軸受支持体100の装填端部110は、一対の面取りされた表面または斜面118(例えば、球状形状である)を含む。概して、斜面118は、軸受90の下側部分を受け取るスロット114と整合するように、受取区域112内に軸受90を導くことを促進するように配向される。これらの斜面118は、いくつかの特徴付けを受ける。斜面118は、少なくとも概して、軸受スロット114、受取区域112、および/または非装填端部120の方向に進むにつれて、相互に向かって収束するように説明され得る。斜面118は、軸受スロット114の方向に傾斜されるようにも説明され得る。
【0037】
各突起104の端部表面は、説明されるような斜面118を含んでもよい。これらの斜面118は、集合的に、開口を画定するものとして特徴付けられ得る。斜面118の構成/配向に基づいて、この開口の有効直径は、受取区域112、軸受スロット114、および/または非装填端部120の方向に進むにつれて、徐々に減少させられる。一方の突起104上の斜面118は、軸受スロット114、受取区域112、および/または非装填端部120の方向に進むにつれて、反対突起104の方向に傾斜するように特徴付けられ得る。基準軸124が、装填端部110および非装填端部120の中心を通って延在してもよく、突起104と平行に配置されてもよい。各斜面118は、受取区域112、軸受スロット114、および/または非装填端部120の方向に進むにつれて、この基準軸124に向かって収束するように特徴付けられ得る。
【0038】
磁石開口116(および、それによって、磁石40)が、軸受スロット114の一部(例えば、軸受スロット114の中心部分)の下方に配置される。したがって、磁石開口116は、軸受スロット114と交差するように特徴付けられ得る。磁石40は、この磁石開口116内に位置付けられ、軸受90が軸受スロット114内に適切に着座されない場合(例えば、軸受90が、少なくとも部分的に、軸受スロット114と整合されるが、軸受スロット114内に適切に着座されないとき)、軸受90を軸受スロット114の中に引き込むために十分な引力を発生させるはずである。受取区域112のための境界は、2つの突起104の内部表面および2つの突起104間に延在する表面(集合的に、「周界表面」)によって画定され得る。軸受スロット114および磁石開口116はそれぞれ、この周界表面と交差するように特徴付けられ得る。さらに、軸受スロット114および磁石開口116はそれぞれ、受取区域112に向かって突出するように特徴付けられ得る。
【0039】
軸受90が軸受スロット114内に配置されると、軸受90の下側部分のみが、実際には、軸受スロット114内に配置される。すなわち、軸受90の上側部分は、軸受スロット114の外側に配置される(例えば、軸受90の上側部分は、スロット内に拘束されない)。しかしながら、軸受スロット114の上方に延在する軸受90の部分は、段部122に対して配置されてもよい。
【0040】
図8A−8Fの軸受支持体100は、以下により詳細に議論されるように、遠心分離機システムの回転フレーム上に設置されてもよい。遠心分離が開始されるときに軸受90が軸受スロット114内に適切に着座されていない場合、軸受支持体100および斜面118によって被られる、結果として生じる遠心力は、協働して、軸受90を軸受スロット114に導き得る。磁石40は、次いで、軸受スロット114内に適切に着座されるように、引動力を軸受90に付与するはずである。
【0041】
図9は、いくつかの実施形態による、軸受支持体/クランプの使用を図示する。図9は、フレーム202(例えば、一対の駆動管アーム)と、ボウルホルダまたはボウル保持プレート204と、ボウルホルダ204に対して固着され、フレーム202およびボウルホルダ204の集団回転によって回転される遠心分離機ボウル210とを含む、遠心分離機システム200の例として特徴付けられ得る。駆動管208は、遠心分離機ボウル206の上部部分から延在し、かつフレーム202(例えば、その駆動管アームのうちの1つ)の一部に沿って延在する。示されるように、(例えば、前述の軸受支持体実施形態のいずれかによる)1つまたは複数の支持体/クランプ210が、フレーム202(例えば、その駆動管アームのうちの1つ)上に位置付けられる。一対の軸受が、駆動管208上に搭載され、これらの軸受はそれぞれ、対応する軸受支持体210の受取区域によって受け取られる。軸受の外側部分は、定位置に保持される一方、軸受の内側部分は、遠心分離機ボウル206がスピンまたは回転するにつれて、駆動管208とともに回転し得る。
【0042】
図9Aおよび図9Bは、図9からの遠心分離機ボウルシステムに関連する追加の図を提示する。遠心分離機システム200は、遠心分離機システム200のケーシングまたは外側筐体220内に位置する、遠心分離機チャンバ230を含んでもよい。遠心分離機チャンバ230内に適切に位置付けられるときに遠心分離機ボウル206を軸250まわりに回転させるために、回転駆動部240が、使用される。回転駆動部240は、任意の適切なタイプ/構成、例えば、1−オメガ2−オメガスピン技術を利用可能なものであってもよい。
【0043】
前述のブラケットまたはフレーム202およびボウル保持プレート204は両方とも、遠心分離機チャンバ230内に配置され、回転駆動部240によって回転される。遠心分離機ボウル206の下側部分は、ボウル保持プレート204内に配置され、ボウル保持プレート204に着脱可能に固着される。記載される導管または駆動管208は、遠心分離機ボウル206の上側部分から延在し、フレーム202に固着され、フレーム202とともに回転し、筐体220の下側部分を通って、次いで、遠心分離機チャンバ230から延在する。使い捨て循環光療法キットのあるラインまたは管は、この駆動管208(例えば、全血を遠心分離機ボウル206の中に導くための管、血漿およびバフィーコート等のより低い密度の血液成分を遠心分離機ボウル206から導くための管、赤血球等のより高い密度の血液成分を遠心分離機ボウル206から導くための管)内に配置されてもよい。回転駆動部240は、フレーム202およびボウル保持プレート204を回転させ、これは、順に、遠心分離機ボウル206を遠心分離機チャンバ230のための筐体220に対して回転させる。遠心分離機ボウル206の回転は、遠心分離機ボウル206内で(遠心分離機ボウル206内の)全血を複数の血液成分(例えば、血漿、バフィーコート、および赤血球)に分離する。
【0044】
本願の中のいずこかで提示される、特許、特許出願、論文、ウェブページ、書籍等を含むが、それらに限定されない、出版物または他の文書へのあらゆる参照は、参照することによってそれらの全体が本明細書に援用される。
【0045】
デバイス、システム、および方法の例示的実施形態が、本明細書に説明された。他の場所で記載され得るように、これらの実施形態は、例示目的のためだけに説明され、限定ではない。他の実施形態も、本明細書に含まれる教示から明白であるように、可能性として考えられ、本開示によって網羅される。したがって、本開示の範疇および範囲は、前述の実施形態のいずれかによって限定されるべきではないが、本開示によって支持される請求項およびそれらの均等物に従ってのみ定義されるべきである。さらに、本開示の実施形態は、軸受支持体に対応するあらゆる特徴を含む、任意の他の開示される方法、システム、およびデバイスからのあらゆる要素/特徴をさらに含み得る、方法、システム、およびデバイスを含んでもよい。言い換えると、1つおよび/または別の開示される実施形態からの特徴は、他の開示される実施形態からの特徴と交換可能であり得、これは、ひいては、さらに他の実施形態に対応する。さらに、本開示の実施形態の1つまたは複数の特徴/要素は、除去されるが、依然として、特許可能主題をもたらし得る(したがって、本開示のさらなる実施形態をもたらす)。また、先行技術に存在し得る1つまたは複数の特徴の具体的欠如も、本開示の実施形態のうちのいくつかの範囲内である。そのような実施形態では、特許可能請求項は、例えば、特定の開示される装置、システム、および方法のうちの任意の1つまたは複数のものにおいて、先行技術に教示される1つまたは複数の特徴のそのような欠如を示すために、1つまたは複数の否定的限定を含み得る。

図1A
図1B
図1C
図1D
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図4C
図5A
図5B
図5C
図6A
図6B
図6C
図7A
図7B
図7C
図7D
図8A
図8B
図8C
図8D
図8E
図8F
図9
図9A
図9B