特許第6561252号(P6561252)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6561252-新型の煙探知機警報装置 図000002
  • 特許6561252-新型の煙探知機警報装置 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6561252
(24)【登録日】2019年8月2日
(45)【発行日】2019年8月21日
(54)【発明の名称】新型の煙探知機警報装置
(51)【国際特許分類】
   G08B 17/10 20060101AFI20190808BHJP
   G08B 17/00 20060101ALI20190808BHJP
【FI】
   G08B17/10 H
   G08B17/00 G
【請求項の数】1
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2018-53684(P2018-53684)
(22)【出願日】2018年3月21日
(65)【公開番号】特開2019-133615(P2019-133615A)
(43)【公開日】2019年8月8日
【審査請求日】2018年4月19日
(31)【優先権主張番号】201810103191.2
(32)【優先日】2018年2月1日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519181168
【氏名又は名称】寧波▲ぎん▼州夢繞箱包有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】陳永平
【審査官】 永田 義仁
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−283344(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第106781204(CN,A)
【文献】 中国特許出願公開第106781203(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08B 17/00−17/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
煙探知機警報装置であって、壁に固定される取り付けベースと前記取り付けベースに取り付けて設置される煙探知機火災警報機を含み、前記取り付けベースの左側面には上下反対に嵌合キャビティを設置しており、前記嵌合キャビティの右側面に第一摺動スロットを設置しており、二つの前記第一摺動スロットの間にスライディングキャビティを設置しており、前記スライディングキャビティの内部に左側面に鉄ロッドを設置しており、前記鉄ロッドにケーブルを設置しており、前記スライディングキャビティの内部で接続スライディングボードとスムーズに嵌合するように接続しており、前記スライディングボードの右側をカバーしている前記スライディングボードとスライディングキャビティ内側とのインパクト摩耗を防ぐための衝突防止シールを設置しており、前記スライディングボードの上端と下端は第一摺動スロットに挿入しており、前記スライディングボードの左側の両端にはスライディングロッドが固定するように接続しており、前記スライディングロッドが左に延びておりその左端には電気接触点を設置しており、前記スライディングロッドと第一摺動スロットとスムーズに嵌合するように接続しており、前記スライディングボードの左側の中央部にはマグネットを設置しており、前記スライディングボードの左側面には上下反対にスプリングが接続しており、前記スプリングの左端はスライディングキャビティの内部の右側に固定するように接続されており、前記取り付けベースの中央部に中空キャビティを設置しており、前記中空キャビティは、上下の嵌合キャビティと通じており、前記中空キャビティの右側の上下を通して第一スタッドを設置しており、前記第一スタッドの上部が中空キャビティから伸びて、第一電気移送機を配合して設置しており、前記第一スタッドにはスパイラルパターンにより、二つのロックブロックと接続しており、前記ロックブロックは上下反対に設置されており、前記ロックブロックは中空キャビティとスムーズに嵌合するように接続しており、前記ロックブロックの左端にはロックヘッドが設置されており、前記嵌合キャビティ中央側の裏側に連通し、第二摺動スロットが設置されており、前記第二摺動スロット中央側の裏側に連通し、第一伝送キャビティが設置されており、前記第一伝送キャビティには第一コーンホイールが設置されており、前記第一コーンホイールは、中部の一側の近くに第二スタッドを固定して設置されており、前記第二スタッドは内部に向き第二摺動スロットに伸びており、前記第二スタッドにはスパイラルパターンによりバッフルと接続されており、前記バッフルは第二摺動スロットとスムーズに接続しており、前記第一伝送キャビティに第一コーンホイールと吻合して接続する第二コーンホイールを設置されており、前記第二コーンホイールの右側に第一トランスファーレバーが接続されており、前記第一トランスファーレバーは右方向へ第二のランスファーチャンバの中へ伸びており、前記第一トランスファーレバーの右端に、第三コーンホイールが固定され設置されており、前記第二のランスファーチャンバの中に、前記第三コーンホイールと吻合して接続する第四コーンホイールが設置されており、前記第四コーンホイールの中央部の近くにある側面には、第二ランスファーレバーを設置しており、前記第二ランスファーレバーは内部へ伸びて電源接続により第二電気移送機と接続しており、前記煙探知機警報装置の右側面には上下反対に嵌合ロッドが設置されており、前記嵌合ロッドは嵌合キャビティと接続しており、前記嵌合ロッドの内部側にはブロックスロットが設置されており、前記嵌合ロッドの右側面には電気凹溝が設置されており、前記電気接触点は電気凹溝と嵌合するように接続しており、前記ロックヘッドはブロックスロットと嵌合するように接続しており、前記第一スタッドの上段と下段の螺旋は反対になるように設置されており、前記電気接触点は前記電気凹溝と電気的に接続しており、前記電気接触点は回路と電気的に接続しており、前記ケーブルは回路と電気的に接続していることを特徴とする煙探知機警報装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は煙探知機警報の技術分野に関し、特に新型の煙探知機警報装置に関する。
【背景技術】
【0002】
人々の防火意識の高まりにつれて、煙探知機警報装置の使用は益々広くなっている。一般的に、従来の装置はボルトで壁に固定し設置され、壁内の外部配線との接続を通じて電源に繋がる。しかし、ボルトにより固定して設置する作業は煩瑣で、長時間かかることになり、煙式火災警報器が故障により、メンテナンスや修理が必要となる際、それを取り外す作業も簡単ではない。それに、メンテナンスや取り外す時、機器内の電源部に接触する恐れが大きく、軽度の場合はしびれで済むこともあるが、重度の場合は電撃を受け、感電事故に至ることもあり、メンテナンスや修理の際の安全性を脅かし、ヒヤリハットが存在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104127968号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、新型の煙探知機警報装置を提供し、それは上記の現在の技術に存在している問題を解決する。
【0005】
上記の問題を解決するため、本発明は以下の技術方案を使う。
【0006】
本発明に係る新型の煙探知機警報装置は、壁に固定される取り付けベースと取り付けベースと取り付けて設置される煙探知機火災警報機を含む。前記取り付けベースの左側面には上下反対に嵌合キャビティを設置している。前記嵌合キャビティの右側面に第一摺動スロットを設置している。二つの前記第一摺動スロットの間にスライディングキャビティを設置している。前記スライディングキャビティの内部に左面に鉄ロッドを設置している。前記鉄ロッドにケーブルを設置している。前記スライディングキャビティの内部で接続スライディングボードとスムーズに嵌合するように接続している。前記スライディングボードとスライディングキャビティ内側とのインパクト摩耗を防ぐために、前記スライディングボードの右側をカバーしている衝突防止シールを設置している。前記スライディングボードの上端と下端は第一摺動スロットに挿入している。前記スライディングボードの左側の両端にはスライディングロッドが固定するように接続している。前記スライディングロッドが左に延びておりその左端には電気接触点を設置している。前記スライディングロッドと第一摺動スロットとスムーズに嵌合するように接続している。前記スライディングボードの左側の中央部にはマグネットを設置している。前記スライディングボードの左側面には上下反対にスプリングが接続している。前記スプリングの左端はスライディングキャビティの内部の右側に固定するように接続されている。前記取り付けベースの中央部に中空キャビティを設置している。前記中空キャビティは、上下の嵌合キャビティと通じている。前記中空キャビティの右側の上下を通して第一スタッドを設置している。前記第一スタッドの上部が中空キャビティから伸びて、そこに電源接続により第一電気移送機を設置している。前記第一スタッドにはスパイラルパターンにより、二つのロックブロックと接続している。前記ロックブロックは上下反対に設置されている。前記ロックブロックは中空キャビティとスムーズに嵌合するように接続している。前記ロックブロックの左端にはロックヘッドが設置されている。前記嵌合キャビティ中央側の裏側に連通し、第二摺動スロットが設置されている。前記第二摺動スロット中央側の裏側に連通し、第一伝送キャビティが設置されている。前記第一伝送キャビティには第一コーンホイールが設置されている。前記第一コーンホイールは、中部の一側の近くに第二スタッドを固定して設置されている。前記第二スタッドは内部に向き第二摺動スロットに伸びている。前記第二スタッドにはスパイラルパターンによりバッフルと接続されている。前記バッフルは第二摺動スロットとスムーズに接続している。前記第一伝送キャビティに第一コーンホイールと吻合して接続する第二コーンホイールを設置されている。前記第二コーンホイールの右側に第一トランスファーレバーが接続されている。前記第一トランスファーレバーは右方向へ第二のランスファーチャンバの中へ伸びている。前記第一トランスファーレバーの右端に、第三コーンホイールが固定され設置されている。前記第二のランスファーチャンバの中に、前記第三コーンホイールと吻合して接続する第四コーンホイールを設置されている。前記第四コーンホイールの中央部に近くにある側面には、電源接続により、第二ランスファーレバーを設置してされている。前記第二ランスファーレバーは内部へ伸びて電源接続により第二電気移送機と接続している。
【0007】
好ましい技術方案として前記煙探知機警報装置の右側面には上下反対に嵌合ロッドが設置されている。前記嵌合ロッドは嵌合キャビティと接続している。前記嵌合ロッドの内部側にはブロックスロットが設置されている。前記嵌合ロッドの右側面には電気凹溝が設置されている。前記電気接触点は電気凹溝と嵌合するように接続している。前記ロックヘッドはブロックスロットと嵌合するように接続している。
【0008】
好ましい技術方案として前記第一スタッドの上段と下段の螺旋は反対に設置されている。
【0009】
好ましい技術方案として前記電気接触点は前記電気凹溝と電気的に接続している。前記電気接触点は回路と電気的に接続しており、前記ケーブルは回路と電気的に接続している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の構造が簡単で、使いやすく、煙探知機警報装置をしっかりと固定でき、緩みにより煙探知機警報装置機能の接続性と安定性に影響することを防ぐ。嵌合キャビティによりブロックが可能となり、電源に接続する際に、個々のコントロールができ、安全を確保する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は本発明の新型の煙探知機警報装置の全体構造図である。
図2図2は本発明の中の新型の煙探知機警報装置とプラグとソケットの嵌合との接続の構造図である。
図3図3は本発明の新型の煙探知機警報装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施例或いは既存の技術の技術方案をもっとはっきりと説明するため、以下に実施例或いは既存の技術説明を所要の図面を用いて簡単に紹介する。一目でわかることは下記の説明の中の図面はただ本発明のいくつかの実施例で、本分野の普通の技術者にとって、創造的な労働を払わない前提に、これらの図面によってそのほかの図面を得ることができる。
【0013】
下記に図面を交え本発明の好ましい実施例を詳しく説明し、本発明の長所と特徴を本分野の技術者にもっと理解しやすくさせ、これにより本発明の保護範囲をもっと明確に画定する。
【0014】
図1−3を参照し、本発明の新型の煙探知機警報装置は壁に固定される取り付けベース10と取り付けベース10と取り付けて設置される煙探知機警報装置50を含む。前記取り付けベース10の左側面には上下反対に嵌合キャビティ14を設置している。前記嵌合キャビティ14の右側面に第一摺動スロット21を設置している。二つの前記第一摺動スロット21の間にスライディングキャビティ32を設置している。前記スライディングキャビティ32内部に左面に鉄ロッド35を設置している。前記鉄ロッド35にケーブル36を設置している。前記スライディングキャビティ32内部で接続スライディングボード29とスムーズに嵌合するように接続している。前記スライディングボード29とスライディングキャビティ32内側とのインパクト摩耗を防ぐために、前記スライディングボード29右側をカバーしている衝突防止シール290を設置している。前記スライディングボード29の上端と下端は第一摺動スロット21に挿入している。前記スライディングボード29の左側の両端にはスライディングロッド34が固定するように接続している。前記スライディングロッド34が左に延びておりその左端には電気接触点を設置している。前記スライディングロッド34と第一摺動スロット21とスムーズに嵌合するように接続している。前記スライディングボード29の左側の中央部にはマグネット31を設置している。前記スライディングボード29の左側面には上下反対にスプリング33が接続している。前記スプリング33の左端はスライディングキャビティ32の内部の右側に固定するように接続されている。前記取り付けベース10の中央部に中空キャビティ38を設置している。前記中空キャビティ38は、上下の嵌合キャビティ14と通じている。前記中空キャビティ38の右側の上下を通して第一スタッド28を設置している。前記第一スタッド28の上部が中空キャビティ38から伸びて、そこに電源接続により第一電気移送機27を設置している。前記第一スタッド28にはスパイラルパターンにより、二つのロックブロック37と接続している。前記ロックブロック37は上下反対に設置されている。前記ロックブロック37は中空キャビティ38とスムーズに嵌合するように接続している。前記ロックブロック37の左端にはロックヘッド39が設置されている。前記嵌合キャビティ14中央側の裏側に連通し、第二摺動スロット13が設置されている。前記第二摺動スロット13中央側の裏側に連通し、第一伝送キャビティ11が設置されている。前記第一伝送キャビティ11には第一コーンホイール16が設置されている。前記第一コーンホイール16は、中部の一側の近くに第二スタッド12を固定して設置されている。前記第二スタッド12は内部に向き第二摺動スロット13に伸びている。前記第二スタッド12にはスパイラルパターンによりバッフル19と接続されている。前記バッフル19は第二摺動スロット13とスムーズに接続している。前記第一伝送キャビティ11に第一コーンホイール16と吻合して接続する第二コーンホイール17を設置されている。前記第二コーンホイール17の右側に第一トランスファーレバー18が接続されている。前記第一トランスファーレバー18は右方向へ第二のランスファーチャンバ24の中へ伸びている。前記第一トランスファーレバー18の右端に、第三コーンホイール23が固定され設置されている。前記第二のランスファーチャンバ24の中に、前記第三コーンホイール23と吻合して接続する第四コーンホイール25を設置されている。前記第四コーンホイール25の中央部に近くにある側面には、電源接続により、第二ランスファーレバー26を設置してされている。前記第二ランスファーレバー26は、内部へ伸びて、電源接続により、第二電気移送機30と接続している。
【0015】
好ましくは前記煙探知機警報装置50の右側面には上下反対に嵌合ロッド51が設置されている。前記嵌合ロッド51は嵌合キャビティ14と接続している。前記嵌合ロッド51の内部側にはブロックスロット52が設置されている。前記嵌合ロッド51の右側面には電気凹溝53が設置されている。前記電気接触点22は電気凹溝53と嵌合するように接続している。前記ロックヘッド39はブロックスロット52と嵌合するように接続している。
【0016】
好ましくは前記第一スタッド28の上段と下段の螺旋は反対に設置されている。
【0017】
好ましくは前記電気接触点22は前記電気凹溝53と電気的に接続している。前記電気接触点22は回路と電気的に接続しており、前記ケーブル36は回路と電気的に接続している。
【0018】
原初状態には、前記バッフル19はできるだけ遠くまで伸びており第二摺動スロット13は嵌合キャビティ14をブロックする。前記ロックヘッド39は完全に中空キャビティ38の中にある。前記ケーブル36は電気に接続しない。前記スライディングボード29はスプリング33によりスライディングキャビティの一番右にある。
【0019】
本発明が使用されている時、第二電気移送機30の作業をコントロールする。第二電気移送機30は、上下2本の第二伝動ロッド26を回転駆動する。第二伝動ロッド26は、第四コーンホイール25及び第三コーンホイール23を回転駆動する。第三コーンホイール23は、第一トランスファーレバー18及び第二コーンホイール17を回転駆動する。 第二コーンホイール17は、第一コーンホイール16及び第二スタッド12を回転駆動する。嵌合キャビティ14が完全に開け、第二の回転電機30の動作を停止させるまで、第二スタッド12が回転して、バッフル19を駆動し背中合わせの方向に移動させる。この時、嵌合ロッド51は嵌合キャビティ14と位置合わせて内側に押される。嵌合ロッド51が嵌合キャビティ14に完全に挿入されると、第一電気移送機27がコントロールされ作動するようになる。第一電気移送機27は、第一スタッド28を回転駆動する。第一スタッド28は、ロックヘッド39がブロックスロット52内に完全に延びて嵌合ロッド51をブロックするまで、上下方向の二つロックブロック37をそれぞれ両側に向かい移動させるように回転される。そして、ケーブル36を電源に接続し、ケーブル36と鉄ロッド35と磁界を発生させ、マグネット31を左方向に移動させる。摺動板29は、スプリング33を克服し、摺動グレード34を左方向に移動させる。電気接触点22は、電気凹溝53に完全に挿入され電源に接続され、その結果、煙式火災警報機50は通電され、煙感知の動作ができる。
【0020】
本発明の構造が簡単で、使いやすく、煙探知機警報装置をしっかりと固定でき、緩みにより煙探知機警報装置機能の接続性と安定性に影響することを防ぐ。嵌合キャビティによりブロックが可能となり、電源に接続する際に、個々のコントロールができ、安全を確保する。
【0021】
以上に本発明の基本原理、主な特徴と本発明の長所を表示し説明した。本分野の技術者は本発明が以上の実施例の制限を受けなく、以上の実施例と説明書はただ本発明の原理を説明し、本発明の意義と範囲を離れない前提に本発明は各種の変化と改善があることを了解すべきである。これらの変化と改善は全部本発明の保護範囲にある。本発明の保護範囲は特許請求の範囲とその同等のものに画定される。
図1
図2
図3