特許第6561948号(P6561948)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6561948
(24)【登録日】2019年8月2日
(45)【発行日】2019年8月21日
(54)【発明の名称】電話機
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/725 20060101AFI20190808BHJP
【FI】
   H04M1/725
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-173539(P2016-173539)
(22)【出願日】2016年9月6日
(65)【公開番号】特開2018-42050(P2018-42050A)
(43)【公開日】2018年3月15日
【審査請求日】2018年1月30日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】710014351
【氏名又は名称】オンキヨー株式会社
(72)【発明者】
【氏名】小林 淳彦
【審査官】 望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−154999(JP,A)
【文献】 特開2013−106168(JP,A)
【文献】 特開2002−125288(JP,A)
【文献】 特開2014−75791(JP,A)
【文献】 特開2001−168957(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04M1/725
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
子機と無線通信を行う第1無線部と、
第1制御部と、を備える親機と、
操作を受け付けるための操作部と、
前記親機と無線通信を行う第2無線部と、
第2制御部と、を備える前記子機と、を備え、
前記第2制御部は、
前記第2無線部を介して、前記親機の設定値を取得し、
前記操作部を介して、設定値の増減を受け付けた場合、前記第2無線部を介して、設定値を増減した設定値を、前記親機に送信し、
前記第1制御部は、
前記第1無線部を介して、設定値を受信した場合、受信した設定値に変更し、
前記子機は、スピーカーをさらに備え、
前記第2制御部は、前記操作部を介して、設定値の増減を受け付けたときに、設定値を増減した設定値が、設定値の上限、又は、下限である場合、前記スピーカーから警告音を出力することを特徴とする電話機。
【請求項2】
子機と無線通信を行う第1無線部と、
第1制御部と、を備える親機と、
操作を受け付けるための操作部と、
前記親機と無線通信を行う第2無線部と、
第2制御部と、を備える前記子機と、を備え、
前記第2制御部は、
前記第2無線部を介して、前記親機の設定値を取得し、
前記操作部を介して、設定値の増減を受け付けた場合、前記第2無線部を介して、設定値を増減した設定値を、前記親機に送信し、
前記第1制御部は、
前記第1無線部を介して、設定値を受信した場合、受信した設定値に変更し、
前記第2制御部は、前記操作部を介して、設定値の増減を受け付けたときに、設定値を増減した設定値が、設定値の上限、又は、下限である場合、設定値を増減した設定値を、前記親機に送信しないことを特徴とする電話機。
【請求項3】
前記第1制御部は、
前記第1無線部を介して、設定値を受信した場合、受信した設定値に変更せず、受信した設定値を一時的に反映することを特徴とする請求項1又は2に記載の電話機。
【請求項4】
前記第2制御部は、
前記操作部を介して、設定値の決定を受け付けた場合、前記第2無線部を介して、増減した設定値を登録する登録指示を、前記親機に送信し、
前記第1制御部は、
前記第1無線部を介して、前記登録指示を受信した場合、受信した設定値に変更することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電話機。
【請求項5】
前記親機は、表示部をさらに備え、
前記親機の設定値は、前記表示部の画面のコントラスト値であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電話機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電話機に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、親機と子機とが無線で通信するコードレス電話機において、スタイリッシュさ、シンプルさを訴求するために、可能な限り、親機に設けられるボタン等が削減されている。例えば、引用文献1に記載のコードレス電話機においては、親機に表示部が設けられていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−199599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
親機に表示部(LCD)が設けられている場合、表示部の画面のコントラストを調整するために、コントラスト値を調整するためのボタンが必要となる。しかしながら、上述のように、可能な限り、親機にボタンを設けたくはないという問題がある。図5は、従来の電話機の親機の外観を示す平面図である。図6は、従来の電話機の親機の外観を示す背面図である。図5に示すように、親機の上面には、コントラスト値を調整するためのアップボタン、ダウンボタン、機能/決定ボタンが設けられている。また、図6に示すように、親機の背面には、スピーカーが設けられている。
【0005】
本発明の目的は、親機の設定値(例えば、表示部の画面のコントラスト値)を調整するためのボタン等を親機に設ける必要がない電話機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の電話機は、子機と無線通信を行う第1無線部と、第1制御部と、を備える親機と、操作を受け付けるための操作部と、前記親機と無線通信を行う第2無線部と、第2制御部と、を備える前記子機と、を備え、前記第2制御部は、前記第2無線部を介して、前記親機の設定値を取得し、前記操作部を介して、設定値の増減を受け付けた場合、前記第2無線部を介して、設定値を増減した設定値を、前記親機に送信し、前記第1制御部は、前記第1無線部を介して、設定値を受信した場合、受信した設定値に変更することを特徴とする。
【0007】
本発明では、子機の第2制御部は、第2無線部を介して、親機の設定値を取得し、操作部を介して、設定値の増減を受け付けた場合、第2無線部を介して、設定値を増減した設定値を、親機に送信する。そして、親機の第1制御部は、第1無線部を介して、設定値を受信した場合、受信した設定値に変更する。これにより、ユーザーは、子機の操作部を操作することで、親機の設定値を調整することができるので、親機に設定値を調整するためのボタン等を設ける必要がない。
【0008】
ここで、本発明は、赤外線リモートコントローラーのように、ボタンに応じたコードを送信するのではないことに留意されたい。例えば、赤外線リモートコントローラーにより音量を増減する場合、音量の増減を指示するコードが本体装置に送信され、本体装置で音量が増減される。これと異なり、本発明では、子機の第2制御部は、第2無線部を介して、親機の設定値を取得する。そして、第2制御部は、設定値の増減を受け付けた場合、第2無線部を介して、設定値を増減した設定値を、親機に送信する。
【0009】
また、赤外線リモートコントローラーにおいては、赤外線リモートコントローラーから本体装置にコードが送信される一方向通信である。これと異なり、本発明は、親機と子機とが双方向に通信する。
【0010】
第2の発明の電話機は、第1の発明の電話機において、前記子機は、スピーカーをさらに備え、前記第2制御部は、前記操作部を介して、設定値の増減を受け付けたときに、設定値を増減した設定値が、設定値の上限、又は、下限である場合、前記スピーカーから警告音を出力することを特徴とする。
【0011】
本発明では、子機の第2制御部は、操作部を介して、設定値の増減を受け付けたときに、設定値を増減した設定値が、設定値の上限、又は、下限である場合、スピーカーから警告音を出力する。このため、親機に警告音を出力するためのスピーカーを設ける必要がない。また、ユーザーは、警告音を聴くことで、設定値が、上限、又は、下限であることを理解することができる。
【0012】
第3の発明の電話機は、第1又は第2の発明の電話機において、前記第2制御部は、前記操作部を介して、設定値の増減を受け付けたときに、設定値を増減した設定値が、設定値の上限、又は、下限である場合、設定値を増減した設定値を、前記親機に送信しないことを特徴とする。
【0013】
第4の発明の電話機は、第1〜第3のいずれかの発明の電話機において、前記第1制御部は、前記第1無線部を介して、設定値を受信した場合、受信した設定値に変更せず、受信した設定値を一時的に反映することを特徴とする。
【0014】
本発明では、親機の第1制御部は、第1無線部を介して、設定値を受信した場合、受信した設定値に変更せず、受信した設定値を一時的に反映する。例えば、設定値が、表示部の画面のコントラスト値である場合、増減したコントラスト値が反映された画面が一時的に表示される。これにより、ユーザーは、表示部の画面を確認しながら、コントラストを調整することができる。
【0015】
第5の発明の電話機は、第1〜第4のいずれかの発明の電話機において、前記第2制御部は、前記操作部を介して、設定値の決定を受け付けた場合、前記第2無線部を介して、増減した設定値を登録する登録指示を、前記親機に送信し、前記第1制御部は、前記第1無線部を介して、前記登録指示を受信した場合、受信した設定値に変更することを特徴とする。
【0016】
本発明では、子機の第2制御部は、操作部を介して、設定値の決定を受け付けた場合、第2無線部を介して、増減した設定値を登録する登録指示を、親機に送信する。そして、親機の第1制御部は、第1無線部を介して、登録指示を受信した場合、受信した設定値に変更する。これにより、ユーザーは、操作部を操作して、増減した設定値に決定することができる。
【0017】
第6の発明の電話機は、第1〜第5のいずれかの発明の電話機において、前記親機は、表示部をさらに備え、前記親機の設定値は、前記表示部の画面のコントラスト値であることを特徴とする。
【0018】
本発明では、親機の設定値は、表示部の画面のコントラスト値である。これにより、ユーザーは、操作部を操作して、表示部の画面のコントラストを調整することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、親機に設定値を調整するためのボタン等を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の実施形態に係る電話機の構成を示すブロック図である。
図2】表示部の画面のコントラストを変更する場合の電話機の処理動作を示すシーケンス図である。
図3】本実施形態に係る電話機の親機の外観を示す平面図である。
図4】本実施形態に係る電話機の親機の外観を示す背面図である。
図5】従来の電話機の親機の外観を示す平面図である。
図6】従来の電話機の親機の外観を示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電話機の構成を示すブロック図である。図1に示すように、電話機1は、親機2と、子機3と、を備える。親機2は、主制御部21と、RAM(Random Access Memory)22と、不揮発性メモリ23と、公衆回線制御部24と、無線部25と、表示部26と、を備える。
【0022】
主制御部21(第1制御部)は、不揮発性メモリ23に記憶されている制御プログラムに従って、親機2を構成する各部を制御する。RAM22は、主制御部21の主メモリとして機能する。不揮発性メモリ23は、制御プログラム等を記憶している。公衆回線制御部24は、公衆回線を制御して、電話を掛ける、電話を切る処理を行う。公衆回線制御部24は、公衆回線に接続されている。主制御部21は、公衆回線制御部24を制御して、他の電話機と通話を行うことができる。
【0023】
表示部25は、発信者番号、電話帳に含まれる名前情報等を表示するLCDである。無線部26(第1無線部)は、子機3と無線通信を行う。例えば、主制御部21は、無線部26を介して、表示部25の画面のコントラスト値を子機3に送信する。
【0024】
子機3は、主制御部31と、RAM32と、不揮発性メモリ33と、表示部34と、操作部35と、無線部36と、音声再生部37と、スピーカー38と、を備える。
【0025】
主制御部31(第2制御部)は、不揮発性メモリ33に記憶されている制御プログラムに従って、子機3を構成する各部を制御する。RAM32は、主制御部31の主メモリとして機能する。不揮発性メモリ33は、制御プログラム等を記憶している。表示部34は、発信者番号、電話帳に含まれる名前情報等を表示するLCDである。操作部35は、ユーザー操作を受け付けるためのものである。操作部35は、番号ボタン、アップボタン、ダウンボタン、決定ボタン等を含む。無線部36(第2無線部)は、親機2と無線通信を行う。例えば、主制御部31は、無線部36を介して、親機2から送信される表示部25の画面のコントラスト値を受信する。
【0026】
音声再生部37は、音声信号をスピーカー38に出力して、音声を再生する。例えば、音声再生部37は、不揮発性メモリ33に記憶されている着信メロディーをスピーカー38に出力して、着信メロディーを再生する。また、例えば、音声再生部37は、不揮発性メモリ33に記憶されている警告音をスピーカー38に出力して、警告音を再生する。スピーカー38は、音声信号に従って、外部に音声を出力する。
【0027】
ユーザーは、子機3の操作部35を操作して、表示部25の画面のコントラストを調整することができる。以下、表示部25の画面のコントラストを変更する場合の電話機1の処理動作を、図2に示すシーケンス図に基づいて説明する。子機3の主制御部31は、無線部36を介して、親機2から、表示部25の画面の現在のコントラスト値を取得する(S1)。主制御部31は、アップボタンの押下を受け付けると(S2)、現在のコントラスト値を1増加したコントラスト値が、コントラスト値の上限であるか否かを判断する(S3)。主制御部31は、現在のコントラスト値を1増加したコントラスト値が、コントラスト値の上限であると判断した場合(S3:Yes)、音声再生部37により、スピーカー38から警告音を出力する(S4)。
【0028】
主制御部31は、現在のコントラスト値を1増加したコントラスト値が、コントラスト値の上限でないと判断した場合(S3:No)、無線部35を介して、現在のコントラスト値を1増加したコントラスト値を、親機2に送信する(S5)。親機2の主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値を受信すると、受信したコントラスト値を表示部25の画面に反映する(S6)。従って、表示部25の画面は、コントラスト値が反映されたコントラストに変化する。この段階では、コントラスト値が表示部25の画面に反映されるのみで、表示されているコントラストに確定していない。
【0029】
子機3の主制御部31は、アップボタンの押下を受け付けると(S7)、コントラスト値を1増加したコントラスト値が、コントラスト値の上限であるか否かを判断する(S8)。主制御部31は、コントラスト値を1増加したコントラスト値が、コントラスト値の上限であると判断した場合(S8:Yes)、音声再生部37により、スピーカー38から警告音を出力する(S9)。主制御部31は、コントラスト値を1増加したコントラスト値が、コントラスト値の上限でないと判断した場合(S8:No)、無線部36を介して、コントラスト値を1増加したコントラスト値を、親機2に送信する(S10)。親機の主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値を受信すると、受信したコントラスト値を表示部25の画面に反映する(S11)。
【0030】
子機3の主制御部31は、ダウンボタンの押下を受け付けると(S12)、コントラスト値を1減少したコントラスト値が、コントラスト値の下限であるか否かを判断する(S13)。主制御部31は、コントラスト値を1減少したコントラスト値が、コントラスト値の下限であると判断した場合(S13:Yes)、音声再生部37により、スピーカー38から警告音を出力する(S14)。主制御部31は、コントラスト値を1減少したコントラスト値が、コントラスト値の下限でないと判断した場合(S13:No)、無線部36を介して、コントラスト値を1減少したコントラスト値を、親機2に送信する(S15)。親機2の主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値を受信すると、受信したコントラスト値を表示部25の画面に反映する(S16)。
【0031】
子機3の主制御部31は、決定ボタンの押下を受け付けると、無線部36を介して、コントラスト値を登録する登録指示を、親機2に送信する(S18)。親機2の主制御部21は、無線部26を介して、登録指示を受信した場合、コントラスト値を変更する(S19)。主制御部21は、変更したコントラスト値をRAM22に書き込む。この段階で、表示されているコントラストに確定する。従って、コントラスト値は、コントラスト変化前のコントラスト値から、1+1−1=1増加する。
【0032】
親機2の主制御部21は、コントラスト値を受信した後、登録指示を所定時間経過しなかった場合、コントラスト値を反映した表示部25の画面を、反映前の表示部25の画面に戻す。
【0033】
以上説明したように、本実施形態では、子機3の主制御部31は、無線部36を介して、親機2の表示部25の画面のコントラスト値(設定値)を取得し、操作部35を介して、コントラスト値の増減(アップボタン、及び、ダウンボタンの押下)を受け付けた場合、無線部36を介して、コントラスト値を増減したコントラスト値を、親機2に送信する。そして、親機2の主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値を受信した場合、受信したコントラスト値に変更する。これにより、ユーザーは、子機3の操作部35を操作することで、親機2の表示部25の画面のコントラスト値を調整することができるので、親機2に表示部25の画面のコントラスト値を調整するためのボタン等を設ける必要がない。図3は、本実施形態に係る電話機1の親機2の外観を示す平面図である。図5と比べて、アップボタン、ダウンボタン、機能/決定ボタンが、親機2から削除されていることがわかる。
【0034】
ここで、本実施形態に係る電話機1は、赤外線リモートコントローラーのように、ボタンに応じたコードを送信するのではないことに留意されたい。例えば、赤外線リモートコントローラーにより音量を増減する場合、音量の増減を指示するコードが本体装置に送信され、本体装置で音量が増減される。これと異なり、本実施形態では、子機3の主制御部31は、無線部36を介して、親機2の表示部25の画面の設定値を取得する。そして、主制御部31は、コントラスト値の増減を受け付けた場合、無線部36を介して、設定値を増減した設定値を、親機2に送信する。
【0035】
また、赤外線リモートコントローラーにおいては、赤外線リモートコントローラーから本体装置にコードが送信される一方向通信である。これと異なり、本実施形態に係る電話機1は、親機2と子機3が双方向に通信する。
【0036】
また、本実施形態では、子機3の主制御部31は、操作部35を介して、コントラスト値の増減を受け付けたときに、コントラスト値を増減したコントラスト値が、コントラスト値の上限、又は、下限である場合、スピーカー38から警告音を出力する。このため、親機2に警告音を出力するためのスピーカーを設ける必要がない。また、ユーザーは、警告音を聴くことで、コントラスト値が、上限、又は、下限であることを理解することができる。図4は、本実施形態に係る電話機1の親機2の外観を示す背面図である。図6と比べて、スピーカーが、親機2から削除されていることがわかる。
【0037】
また、本実施形態では、親機2の主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値を受信した場合、受信したコントラスト値に変更せず、受信したコントラスト値を一時的に反映する。従って、増減したコントラスト値が反映された画面が一時的に表示される。これにより、ユーザーは、表示部25の画面を確認しながら、コントラストを調整することができる。
【0038】
また、本実施形態では、子機3の主制御部31は、操作部35を介して、コントラスト値の決定(決定ボタンの押下)を受け付けた場合、無線部36を介して、増減したコントラスト値を登録する登録指示を、親機2に送信する。そして、親機2の主制御部21は、無線部26を介して、登録指示を受信した場合、受信したコントラスト値に変更する。これにより、ユーザーは、操作部35を操作して、増減したコントラスト値に決定することができる。
【0039】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
【0040】
上述の実施形態では、子機3の主制御部31は、無線部36を介して、親機2の表示部25の画面のコントラスト値(設定値)を取得し、操作部35を介して、コントラスト値の増減を受け付けた場合、無線部36を介して、コントラスト値を増減したコントラスト値を、親機2に送信する。そして、親機2の主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値を受信した場合、受信したコントラスト値に変更するようになっている。親機2の設定値は、表示部4の画面のコントラスト値に限らず、他の設定値であってもよい。例えば、表示部4のバックライトの値、親機2がスピーカーを備える場合は、音量であってもよい。
【0041】
上述の実施形態においては、子機3の主制御部31は、コントラスト値の決定(決定ボタンの押下)を受け付けた場合、無線部36を介して、増減したコントラスト値を登録する登録指示を、親機2に送信する。そして、親機2の主制御部21は、無線部26を介して、登録指示を受信した場合、受信したコントラスト値に変更するようになっている。これに限らず、主制御部31は、操作部35を介して、アップダウン、又は、ダウンボタンの押下を受け付けたときに、コントラスト値、及び、登録指示を送信する。そして、主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値、及び、登録指示を受信した場合、受信したコントラスト値に変更するようになっていてもよい。
【0042】
また、主制御部31は、操作部35を介して、アップダウン、又は、ダウンボタンの押下を受け付けたときに、コントラスト値を送信する。そして、主制御部21は、無線部26を介して、コントラスト値を受信した場合、受信したコントラスト値に変更するようになっていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明は、電話機に好適に採用され得る。
【符号の説明】
【0044】
1 電話機
2 親機
21 主制御部(第1制御部)
22 RAM
24 公衆回線制御部
25 表示部
26 無線部(第1無線部)
3 子機
31 主制御部(第2制御部)
35 操作部
36 無線部(第2無線部)
38 スピーカー
図1
図2
図3
図4
図5
図6