(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
複数枚の布材と、これら複数枚の布材の間に配置される複数枚の防護プレートとを備えるとともに、上記複数枚の布材の間に、上記複数枚の防護プレートが位置決めされ、かつ、外周が相互に重なり合う状態で収納される複数の防護プレート収納部を形成し、それら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納することにより、プロテクター本体を構成しているとともに、上記複数枚の布材がそれぞれ伸縮性のある布材よりなり、上記複数の防護プレート収納部は、それら複数枚の布材の上記防護プレート外周部分を相互に接合することによって形成されている作業用プロテクターであって、上記伸縮性のある複数枚の布材が、上層、中層、下層の少なくとも3枚の布材よりなり、これら3枚の布材の内の上層の布材と中層の布材、中層の布材と下層の布材との間に、それぞれ外周が重なり合う状態で上記複数の防護プレート収納部を形成し、これら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納したことを特徴とする作業用プロテクター。
複数枚の布材と、これら複数枚の布材の間に配置される複数枚の防護プレートとを備えるとともに、上記複数枚の布材の間に、上記複数枚の防護プレートが位置決めされ、かつ、外周が相互に重なり合う状態で収納される複数の防護プレート収納部を形成し、それら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納することにより、プロテクター本体を構成しているとともに、上記複数枚の布材がそれぞれ伸縮性のある布材よりなり、上記複数の防護プレート収納部は、それら複数枚の布材の上記防護プレート外周部分を相互に接合することによって形成されている作業用プロテクターであって、上記伸縮性のある複数枚の布材が、ベースとなる共通の布材と該ベースとなる共通の布材に対して重合される上記複数の防護プレート収納部の各防護プレート収納部に対応した複数枚の防護プレート収納部形成用の布材よりなり、これらベースとなる共通の布材と複数の防護プレート収納部の各防護プレート収納部に対応した複数枚の防護プレート収納部形成用の布材との間に、それぞれ外周が重なり合う状態で複数の防護プレート収納部を形成し、これら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納したことを特徴とする作業用プロテクター。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記作業用プロテクターの場合、プロテクター本体部を構成する複数枚の帯状の金属板のそれぞれは薄板構造であって、一応可撓性があるものの、それらの全体が重合状態で伸縮性がなく強度が高いポリエステル繊維からなる芯地に対して、ハト目付けまたはカシメ付けにより固定一体化され、さらに、その前後を封筒状に縫い合わされた表カバー部および裏カバー部で封止されている。
【0009】
しかも、表カバー部は、撥水性が高く、強度も高いが、伸縮性がないポリエステル等の高密度織物により、また、裏カバー部は、同じく撥水性があり、強度も高いが、伸縮性がないポリエステル等の高密度織物に加え、さらに、伸縮性がないが強靭なアラミド繊維シートを組み合わせた2層構造のシート部材により形成されている。
【0010】
したがって、確かにプロテクター本体部および表カバー部、裏カバー部共に防護強度の高い構成になり、プロテクター全体として十分な強度のものとなる。
【0011】
しかし、上記のような構成の場合、プロテクター本体部、表カバー部、裏カバー部それぞれの強度は高いが、その反面、柔軟性に欠け、金属板自体に可撓性があるにもかかわらず、プロテクター全体としては自由な可撓性に欠けるものとなる。その結果、装着時の装着感が悪く、作業性にも欠けるものとなる。
【0012】
そのため、同様の構成を、エプロン型のプロテクターだけでなく、たとえばズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターに適用しようとしても適用することができない。
【0013】
また、プロテクター本体部を構成するにあたっては、上記帯状の複数枚の金属板の一部を重合させながら、ポリエステル繊維製の芯地に高精度にハト目付けまたはカシメ付けてゆくことが必要であるため、製作工程も複雑で、製作コストも高くなる。重量も重い。
【0014】
本願発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、作業者を確実にカバーしながら、しかも、十分な柔軟性があり、エプロン型のプロテクターはもちろん、ズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターなどにも、容易に適用することができるウオータージェット作業等に適した作業用のプロテクターを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本願発明は、上述の問題を解決するために、次のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。
【0016】
(1)請求項1の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、複数枚の布材と、これら複数枚の布材の間に配置される複数枚の防護プレートとを備えるとともに、上記複数枚の布材の間に、上記複数枚の防護プレートが位置決めされ、かつ、外周が相互に重なり合う状態で収納される複数の防護プレート収納部を形成し、それら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納することにより、プロテクター本体を構成して
いるとともに、上記複数枚の布材がそれぞれ伸縮性のある布材よりなり、上記複数の防護プレート収納部は、それら複数枚の布材の上記防護プレート外周部分を相互に接合することによって形成されている
作業用プロテクターであって、上記伸縮性のある複数枚の布材が、上層、中層、下層の少なくとも3枚の布材よりなり、これら3枚の布材の内の上層の布材と中層の布材、中層の布材と下層の布材との間に、それぞれ外周が重なり合う状態で上記複数の防護プレート収納部を形成し、これら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納したことを特徴としている。
【0017】
このような構成によれば、複数枚の布材の各々がそれぞれ伸縮性のある布材により形成されており、それら布材の間に形成される複数の防護プレート収納部部分も伸縮可能となっている。そして、それら複数の防護プレート収納部内に、複数枚の防護プレートが、それぞれその外周部分が相互に重なり合う状態で収納される。
【0018】
したがって、複数の防護プレート収納部内に収納された複数枚の防護プレートは、それぞれその外周の一部が相互に重なり合う状態となっていても、上記のように複数の防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることにより、相互に重なり合う部分でも相対的に自由に変形することができる。
【0019】
しかも、その場合において、防護プレート自体に十分な可撓性があるものを選べば、その変形は、より柔軟なものとなる。
【0020】
また、このように防護プレート収納部内において、防護プレートが変形しても、その時の変形は、防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることから、他方側が持ち上がる一方、一方側が防護プレート収納部の一端側に拘束されるようになるだけであり、収納位置がずれるようなことはない。
【0021】
このため、自由な変形が可能でありながら、防護プレートによる確実な防護機能が維持される。
【0022】
さらに、この発明の課題解決手段では、上記の構成において、伸縮性のある複数枚の布材が、上層、中層、下層の少なくとも3枚の布材よりなり、これら3枚の布材の内の上層の布材と中層の布材、中層の布材と下層の布材との間に、それぞれ外周が重なり合う状態で複数の防護プレート収納部を形成し、これら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納したことを特徴としている。
【0023】
このような構成によれば、上層、中層、下層の少なくとも3枚の布材が各々伸縮性のある布材により形成されており、これら3枚の布材の間に形成される複数の防護プレート収納部部分も伸縮可能となっている。そして、それら複数の防護プレート収納部内に、複数枚の防護プレートが、それぞれその外周が相互に重なり合う状態で収納される。
【0024】
したがって、複数の防護プレート収納部内に収納された複数枚の防護プレートは、それぞれその外周の一部が相互に重なり合う状態となっていても、複数の防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることにより、相互に重なり合う部分でも相対的に自由に変形することができる。
【0025】
しかも、その場合、防護プレート自体に可撓性があることから、その変形は、より柔軟なものとなる。
【0026】
また、このように防護プレート収納部内において、防護プレートが変形しても、その時の変形は、防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることから、他方側が持ち上がる一方、一方側が防護プレート収納部の一端側に拘束されるようになるだけであり、収納位置がずれるようなことはない。
【0027】
また、このような3枚構造の場合、下層側または上層側の防護プレートを所定の間隔をあけて並列に配置し、それらの間に上層側または下層側の防護プレートを重なる形で配置すれば足りるので、全体の厚さが薄いフラットなプロテクターをつくるのに適している。
【0028】
このため、十分に自由な変形が可能でありながら、防護機能の高い作業用プロテクターが実現される。
【0029】
(2)請求項2の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、複数枚の布材と、これら複数枚の布材の間に配置される複数枚の防護プレートとを備えるとともに、上記複数枚の布材の間に、上記複数枚の防護プレートが位置決めされ、かつ、外周が相互に重なり合う状態で収納される複数の防護プレート収納部を形成し、それら複数の防護プレート収納部内に上記複数枚の防護プレートを収納することにより、プロテクター本体を構成して
いるとともに、上記複数枚の布材がそれぞれ伸縮性のある布材よりなり、上記複数の防護プレート収納部は、それら複数枚の布材の上記防護プレート外周部分を相互に接合することによって形成されている
作業用プロテクターであって、上記伸縮性のある複数枚の布材が、ベースとなる
共通の布材と該ベースとなる
共通の布材に対して重合される
上記複数の防護プレート収納部の各防護プレート収納部に対応した
複数枚の防護プレート収納部形成用の布材よりなり、これらベースとなる
共通の布材と
複数の防護プレート収納部の各防護プレート収納部に対応した複数枚の防護プレート収納部形成用の布材との間に、それぞれ外周が重なり合う状態で複数の防護プレート収納部を形成し、これら複数の防護プレート収納部内に
上記複数枚の防護プレートを収納したことを特徴としている。
【0030】
このような構成によれば、複数枚の布材の各々がそれぞれ伸縮性のある布材により形成されており、それら布材の間に形成される複数の防護プレート収納部部分も伸縮可能となっている。そして、それら複数の防護プレート収納部内に、複数枚の防護プレートが、それぞれその外周部分が相互に重なり合う状態で収納される。
【0031】
したがって、複数の防護プレート収納部内に収納された複数枚の防護プレートは、それぞれその外周の一部が相互に重なり合う状態となっていても、上記のように複数の防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることにより、相互に重なり合う部分でも相対的に自由に変形することができる。
【0032】
しかも、その場合において、防護プレート自体に十分な可撓性があるものを選べば、その変形は、より柔軟なものとなる。
【0033】
また、このように防護プレート収納部内において、防護プレートが変形しても、その時の変形は、防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることから、他方側が持ち上がる一方、一方側が防護プレート収納部の一端側に拘束されるようになるだけであり、収納位置がずれるようなことはない。
【0034】
このため、自由な変形が可能でありながら、防護プレートによる確実な防護機能が維持される。
【0035】
さらに、この発明の課題解決手段の構成では、
上記の構成において、伸縮性のある複数枚の布材が、ベースとなる
共通の布材と該ベースとなる
共通の布材に対して重合される
複数の防護プレート収納部の各防護プレート収納部に対応した
複数枚の防護プレート収納部形成用の布材よりなり、これらベースとなる
共通の布材と
複数の防護プレート収納部の各防護プレート収納部に対応した
複数枚の防護プレート収納部形成用の布材との間に、それぞれ外周が重なり合う状態で複数の防護プレート収納部を形成し、これら複数の防護プレート収納部内に複数枚の防護プレートを収納している。
【0036】
したがって、複数の防護プレート収納部内に収納された複数枚の防護プレートは、それぞれその外周の一部が相互に重なり合う状態となっていても、上記のように複数の防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることにより、相互に重なり合う部分でも相対的に自由に変形することができる。
【0037】
しかも、その場合において、上記請求項
1の発明の課題解決手段の場合と同様に、防護プレート自体に十分に可撓性があるものを選べば、その変形は、より柔軟なものとなる。
【0038】
また、このように防護プレート収納部内において、防護プレートが変形しても、その時の変形は、防護プレート収納部自体が伸縮可能となっていることから、他方側が持ち上がる一方、一方側が防護プレート収納部の一端側に拘束されるようになるだけであり、収納位置がずれるようなことはない。
【0039】
このため、自由な変形が可能でありながら、防護プレートによる確実な防護機能が維持される。
【0040】
(3)請求項3の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、上記請求項
1又は
2に係る発明の課題解決手段において、複数枚の布材間に複数の防護プレート収納部を形成する接合手段が、ヒートシール手段であることを特徴としている。
【0041】
このような構成によると、複数枚の布材の各布材間、上層の布材と中層の布材間および中層の布材と下層の布材間、ベースとなる
共通の布材と
複数の防護プレート収納部の各防護プレート収納部に対応した
複数枚の防護プレート収納部形成用の布材間を、相互にヒートシールするのみで、容易に、しかも正確な位置関係で、その外周の一部が相互に重なり合う複数の防護プレート収納部を形成することができる。
【0042】
また、ヒートシールによる布材相互の接合力は、接着剤等による接合の場合に比べて強力であり、より安定した、保持力の高い防護プレート収納部を形成することができる。
【0043】
また、このヒートシールに際して、ヒートシールテープを使用すると、耐熱性の高い布材に対応することができるとともに、接合力が向上する。また、予め相互の布材同士を仮止めしておくことが可能になることから、ヒートシール作業が容易になる。
【0044】
(4)請求項4の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、上記請求項
2に係る発明の課題解決手段において、複数の防護プレート収納部は、縦方向および横方向の何れの方向にも複数形成されていることを特徴としている。
【0045】
このような構成によると、より防護プレート相互間の相対的な変形が容易になり、プロテクター全体の変形も容易になるので、エプロン型のプロテクターだけでなく、ズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターなどに、より適したものとなる。
【発明の効果】
【0046】
以上の結果、この出願の発明によると、次のような有益な効果を得ることができる。
【0047】
すなわち、複数枚の布材の間に、外周が確実に重なり合う状態で、複数枚の防護プレートを位置ずれすることなく確実に配置することができるので、きわめて防護強度が高い、安全な作業用のプロテクターを提供することができる。
【0048】
しかも、複数枚の布材がそれぞれ伸縮性のある布材により形成されており、それら布材の間に形成される複数の防護プレート収納部も伸縮可能となっている。したがって、形成されるプロテクター本体部は、柔軟性に優れ、防護プレート自体に可撓性があることとも相まって、プロテクター全体としても自由な変形が可能となる。
【0049】
その結果、装着時の装着感が良好で、作業性に優れたものとなり、従来のようなエプロン型のプロテクターだけでなく、たとえばズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターなどにも、任意に適用することができるようになる。
【0050】
また、プロテクター本体部を形成するに際し、従来のように、帯状の複数枚の金属板の一部を重合させながら、ポリエステル繊維製の芯地に高精度にハト目付けまたはカシメ付けてゆくような複雑な作業が要らず、製作が容易で、製作コストも安価となる。
【0051】
また、重量も小さく、より軽量なものとすることができる。
【発明を実施するための形態】
【0053】
次に、添付の図面を参照して、この出願の発明の実施の形態に係る作業用プロテクターの要部及び全体の構成、並びに作用効果について説明する。
【0054】
すでに述べたように、この出願の発明は、作業者を確実にカバーしながら、しかも、十分な柔軟性があり、エプロン型のプロテクターはもちろん、ズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターなどにも、容易に適用することができるウオータージェット作業等に適した作業用のプロテクターを提供することを目的として構成されており、この出願の発明の実施の形態に係る作業用プロテクターの場合にも、同様の目的を有して構成されている。
【0055】
したがって、この実施の形態に係る作業用プロテクターは、エプロン型のプロテクターだけでなく、ズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターなどに有効に適用することができるように構成されているが、以下の説明では、その構成を分かりやすくするために、一例として、前述した従来例の場合と同様のエプロン型の作業用プロテクターに適用した場合で説明する。
(実施の形態1)
先ず、
図1〜
図3は、この出願の発明の実施の形態1に係る作業用プロテクターの要部および全体の構成を示している。
【0056】
この出願の発明の実施の形態1に係る作業用プロテクターは、そのプロテクター本体部10が、たとえば
図1に示すように、伸縮性のある上層1、中層2、下層3の少なくとも3層(3枚)の布材と、これら3層の布材1〜3の間に収納される帯状の複数枚の防護プレート4,4・・とを備え、上記上層の布材1と中層の布材2、上記中層の布材2と下層の布材3との間に、それぞれ前後幅方向の外周の一部(所定幅部分)が相互に(上下に)重なり合う状態で帯状の複数の防護プレート収納部5,5・・を形成し、これら複数の防護プレート収納部5,5・・内に上記複数枚の防護プレート4,4・・をそれぞれ前後幅方向の外周の一部(所定幅部分)が相互に重なり合う状態で鎧の防護構造を形成するように収納して形成されている。
【0057】
上層、中層、下層の少なくとも3層の布材1〜3は、それぞれ強靭で、破れにくく、縦および横の両方向に所定の弾力係数を有して伸縮するニット系の合成繊維織物(2ウエイ生地)が採用されている。
【0058】
また、帯状の防護プレート4,4・・には、たとえばSUS304製の金属薄板などの成形性が高く、軽量で、しかも可撓性がある薄板が採用されているが、必要に応じ、FRPなどの強化プラスティックプレートで、可撓性のあるものを採用することもできる。
【0059】
ここで、上記上層、中層、下層の少なくとも3層の布材1〜3は、例えば
図3に示すように、エプロン型にカットされ、位置ずれすることなく、完全に重合するように重ねられており、上記帯状の複数の防護プレート収納部5,5・・、および、これら複数の防護プレート収納部5,5・・内に収納される上記帯状の複数枚の防護プレート4,4・・は、当該エプロンの形状に対応した左右方向の長さと上下方向の幅を有して形成されている。
【0060】
このような構成によれば、まず上層、中層、下層の少なくとも3層の布材1〜3が、それぞれ強靭で、破れにくく、伸縮性のある布材により形成されており、これら3層の布材1〜3の全体およびこれら3層の布材1〜3の間に形成される帯状の複数の防護プレート収納部5,5・・部分も強靭で、破れにくく、伸縮可能となる。そして、それら複数の帯状の防護プレート収納部5,5・・内に、同じく帯状の複数枚の防護プレート4,4・・が、たとえば
図2に示すように、それぞれ前後幅方向の外周の一部(所定幅部分)が相互に(上下に)重なり合う状態で収納されている。この上下に位置する防護プレート4,4・・相互の重なり幅は、着用時において変形する体の部位の最大変形量を考慮し、同変形が生じた場合にも、必要な重なり幅を確保することができる幅に設定されている。
【0061】
したがって、上記帯状の複数の防護プレート収納部5,5・・内に収納された上記帯状の複数枚の防護プレート4,4・・は、それぞれその外周の幅方向の一部が相互に重なり合う状態となっていても、複数の防護プレート収納部5,5・・自体(その上下布材1,2又は2,3)が伸縮可能となっていることにより、本来の適切な収納位置にありながら、相互に重なり合う部分で相対的に自由に変形することができる。
【0062】
しかも、その場合、防護プレート4,4・・自体にも可撓性があることから、その変形は、より柔軟なものとなる。
【0063】
また、このように防護プレート収納部5,5・・内において、防護プレート4,4・・が変形しても、その時の変形は、防護プレート収納部5,5・・自体(その上下布材1,2又は2,3)が伸縮可能となっていることから、防護プレート4,4・・の他端側4a,4a・・が持ち上がる一方、基端側4b,4b・・が防護プレート収納部5,5・・の基端側5b,5b・・に拘束されるようになるだけであり、その収納位置がずれるようなことはない。
【0064】
このため、作業時の体の動きに応じた自由な変形が可能でありながら、その防護面全体に亘って複数枚の防護プレート4,4・・による確実な防護機能が維持される。
【0065】
そして、この実施の形態の場合、上層の布材1と中層の布材2、中層の布材2と下層の布材3との間に、それぞれ外周の一部が相互に重なり合う状態で形成される上記帯状の複数の防護プレート収納部5,5・・は、たとえば上層の布材1と中層の布材2および中層の布材2と下層の布材3を、たとえば
図1、
図2に示すような位置関係で、周囲および相互の間の隣り合う離間幅部分を接着機能のあるヒートシールテープ6,6・・を介して相互にヒートシール(熱融着接合)することにより封止された筒袋状に形成され、その中に帯状の防護プレート4,4・・が封入されている。
【0066】
この防護プレート4,4・・の防護プレート収納部5,5・・内への封入は、上記ヒートシールによって該防護プレート収納部5,5・・を形成するに際して、該防護プレート収納部5.5・・の左右両端側(長手方向一端側)の何れか一端側をヒートシールすることなく残しておいて、その開口部を防護プレート4.4・・の挿入口として挿入し、挿入後に当該開口部をヒートシールすることによって封入する。
【0067】
なお、
図1の断面図の表現では、ヒートシール完了後も、ヒートシールテープ6が残っているような画き方になっているが、これは単に分かりやすくするためのもので、実際には溶けてしまって布材1と布材2、布材2と布材3が相互に接合一体化された状態となる。
【0068】
このような構成によると、上層の布材1と中層の布材2および中層の布材2と下層の布材3を、図示のような所定の位置関係で相互にヒートシールするのみで、容易に、しかも正確な位置関係で、外周の一部が相互に重なり合う複数の防護プレート収納部5,5・・を形成することができる。
【0069】
また、上記ヒートシールによる布材1と布材2、布材2と布材3相互の接合部は、接着機能のあるヒートシールテープ6を介して予め仮止めされるので、以後のヒートシール作業が容易である。また、ヒートシール完了後は、相互の素材が融着して一体化されるので、その接合力は強力であり、より安定した、保持力の高い防護プレート収納部5,5・・を形成することができる。
【0070】
しかも、この実施の形態の場合、以上の構成においていて、上記複数の防護プレート収納部5,5・・は、例えば
図3に示されるように、縦方向および横方向の何れの方向にもそれぞれ複数形成されている。
【0071】
このような構成によると、上記複数の防護プレート収納部5,5・・部分に収納された防護プレート4,4・・相互間の相対的な変形が一層容易になり、プロテクター本体部10全体の変形も容易になるので、エプロン型のプロテクターだけでなく、ズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターを構成する場合に、より適したものとなる。
【0072】
これらの結果、この実施の形態の構成によると、次のような有益な効果を得ることができる。
【0073】
上層、中層、下層の少なくとも3層の布材1〜3の間に、外周の一部が確実に重なり合う状態で複数枚の防護プレート4,4・・を位置ずれすることなく確実に配置することができるので、防護強度が高い作業用のプロテクターを提供することができる。
【0074】
しかも、上層、中層、下層の少なくとも3層の布材1〜3がそれぞれ伸縮性のある布材により形成されており、それら3層の布材1〜3の間に形成される複数の防護プレート収納部5,5・・も伸縮可能となっている。したがって、形成されるプロテクター本体部10は、柔軟性に優れ、防護プレート4,4・・自体に可撓性があることとも相まって、プロテクター全体としても自由な変形が可能となる。
【0075】
その結果、装着時の装着感が良好で、作業性に優れたものとなり、従来のようなエプロン型のプロテクターだけでなく、たとえばズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターなどにも、任意に適用することができるようになる。
【0076】
また、プロテクター本体部10を形成するに際し、従来のように、帯状の複数枚の金属板の一部を重合させながら、ポリエステル繊維製の芯地に高精度にハト目付けまたはカシメ付けてゆくような複雑な作業が要らず、製作が容易で、製作コストも安価となる。また、重量も小さく、遥かに軽量なものとすることができる。
【0077】
このように構成されたプロテクター本体部10には、特に図示はしていないが、表面側には表カバー、裏面側には裏カバーが設けられる。
【0078】
これら表カバーおよび裏カバーには、たとえば撥水加工が施されたポリエステル繊維生地などの防水性がある強度の高い合成繊維素材が採用される。また、裏カバーには、同繊維素材に加えて、さらに強度の高いアラミド繊維シートを重ねた2層構造のシートを採用することもできる。
(実施の形態2)
次に、
図4〜
図10は、この出願の発明の実施の形態2に係る作業用プロテクターの要部および全体の構成を示している。
【0079】
この出願の発明の実施の形態2に係る作業用プロテクターの場合にも、上記実施の形態1の場合と同様にエプロン型の作業用プロテクターを例として構成しているが、この実施の形態2の構成では、そのプロテクター本体部における防護プレートおよび防護プレート収納部が、上記実施の形態1のように、実施対象製品(エプロン)の形状に応じ、作業用プロテクター本体部分の左側から右側までの全体に亘って延びる帯状に長い形状の単一のものではなくて、略正方形状に近い形をしていて、縦方向にはもちろん、横方向にも複数個配置されるようになっていて、それらの各々が左右および上下各位置で相互に上下に重なりながら屋根瓦状(または鱗状)に設けられているのが特徴である。
【0080】
そして、それにより、上下、左右、斜め、各方向におけるより細かな変形を可能とし、より柔軟で、より作業性、装着感が良くなるようにして、単にエプロン型のプロテクターだけでなく、ズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターなどに、一層有効に適用することができるようにしている。
【0081】
すなわち、この出願の発明の実施の形態2に係る作業用プロテクターは、そのプロテクター本体部20が、たとえば
図4に示すように、伸縮性のあるベースとなる基布(適用製品の全体形状に対応した布材)21と、該基布21の上に配置接合され、複数の防護プレート22,22・・の収納部23,23・・を形成する伸縮性のある複数枚の防護プレート収納部形成布24,24・・と、該複数枚の防護プレート収納部形成布24,24・・により形成された複数の防護プレート収納部23,23・・と、該複数の防護プレート収納部23,23・・内に収納された複数の防護プレート22,22・・とから構成されている。
【0082】
この実施の形態の場合、上記複数の防護プレート収納部23,23・・は、上記基布21の防護面領域の全体に亘り、縦方向および横方向の各方向に、それぞれ左右前後幅方向の外周の一部(所定幅部分)が順次上下に重なり合う位置関係で、複数配設されており、それら複数の防護プレート収納部23,23・・内に複数枚の防護プレート22,22・・が各々左右および前後各方向の外周の一部(所定幅部分)が上下に重なり合う状態で収納されている。
【0083】
このような防護プレート収納部23,23・・を形成する防護プレート収納部形成布24,24・・の縦横寸法は、
図5から明らかなように、防護プレート22.22・・の縦横寸法よりも所定幅大きく形成されている。そして、それによりヒートシールによる有効な接合面が確保され、同接合によってポケット状の防護プレート収納部23,23・・が形成されるようになっている。また、防護プレート収納部23,23・・および防護プレート22,22・・は、それぞれ4隅のコーナー部がアール面となっていて、防護プレート収納部23,23・・内で防護プレート収納部22,22・・が動いた場合にも、基布21および防護プレート収納部形成布24,24・・が破れにくいように構成されている。また、それによって、防護プレート22,22・・が斜め方向にもスムーズに動けるようになっている。
【0084】
上記基布21及び複数枚の防護プレート収納部形成布24,24・・には、それぞれ強靭で、破れにくく、縦および横の両方向に所定の弾力係数を有して自由に伸縮するニット系の合成繊維織物(2ウエイ生地)が採用されている。
【0085】
また、防護プレート22,22・・には、たとえばSUS304製の金属薄板などの成形性が高く、軽量で、しかも可撓性がある薄板が採用されているが、これは、必要に応じ、FRPなどの強化プラスティックプレートで、同様の可撓性のあるものを採用することもできる。
【0086】
以上のように、共通する1枚の基布21に対して、縦および横の各方向に複数の防護プレート収納部23,23・・を個別に形成してゆくに際しては、種々の方法が考えられるが、この実施の形態の場合には、上記基布21上の防護プレート収納部23,23・・を形成すべき領域(
図10参照)の各々に対して、たとえば
図4および
図5、
図6に示すように、ヒートシールテープ6,6・・を介して、上下、左右に所定幅だけ重ね合わせ、ヒートシールテープ6,6・・介設部を加熱溶着(ヒートシール)することによって、最終的に上記ポケット状の防護プレート収納部23,23・・を形成する。
【0087】
この場合、同最初の防護プレート収納部形成工程では、当該ポケット状の防護プレート収納部23,23・・の例えば上端側(
図5の上端側を参照)に防護プレート22,22・・の挿入口23a,23a・・を残して置き、同挿入口23a,23a・・から防護プレート22,22・・を挿入した後に、同挿入口23a,23a・・部分をヒートシールテープ6,6・・を介して加熱溶着することによって閉じるようにしている。これにより、防護プレート22,22・・が確実に位置決めされた状態で封入され、安定した状態で収納される。
【0088】
これらの構成及び形成工程は、
図10に示すプロテクター本体部20(装着状態に対応した正面状態)における下部側20A部分(
図5、
図6参照)のみでなく中部側20B部分(
図7、
図8参照)、上部側20C部分(
図9参照)でも全く同様であり、同様に構成され、同様に形成される。
【0089】
すなわち、
図7、
図8に示す中部側20B両側部分の上端のもの、また
図9に示す上部側20C部分の両側のものなどは、一部に方形ではない三角形状の防護プレート22,22・・および防護プレート収納部23,23・・を有するが、それら各部分でも、その平面(正面)形状が異なるだけで、その全体の構成および形成方法は全く同様であり、同様に重ねながら構成してゆくことができる。
【0090】
なお、以上の説明で使用した
図4の断面構造では、ヒートシールテープ6,6・・が溶着しておらず、基布21と右に2枚目の防護プレート、3枚目の防護プレート22との間に大きな隙間X,Xができた状態で画かれているが、これはヒートシール前とヒートシール後の構成を兼用して説明していること、また作図上、基布21及び防護プレート収納部形成布24,24の厚さを実際より厚く画いたことと、作図の簡略化などによるものであり、実際には、ヒートシールテープ6,6・・は溶融され、かつ基布21および防護プレート22,22および防護プレート収納部形成布24,24の厚さが薄いことから、相互に殆ど隙間なく接合又は重合された状態となる。
【0091】
このような構成によれば、まず上記基布21および複数の防護プレート収納部形成布24,24・・が、それぞれ強靭で、破れにくく、伸縮性のある布材により形成されており、これら基布21と複数枚の防護プレート収納部形成布24,24・・との間に形成される複数の防護プレート収納部23,23・・部分も強靭で、破れにくく、伸縮可能となる。そして、それら複数の防護プレート収納部23,23・・内に、複数枚の防護プレート22,22・・が、たとえば
図5〜
図9および
図10に示すように、それぞれ前後左右方向の外周の所定幅部分が相互に(上下に)重なり合う状態で収納されている(もちろん、
図10のエプロン形状外周側には重なり合う部分は必要ないので形成しない)。
【0092】
この上下に位置する防護プレート22,22・・相互の重なり幅は、当然ながら、着用時において変形する体の部位の最大変形量を考慮し、同変形が生じた場合にも、必要な重なり幅を確保することができる幅に設定されている。
【0093】
したがって、上記複数の防護プレート収納部23,23・・内に収納された複数枚の防護プレート22,22・・は、それぞれその外周の幅方向の一部が相互に重なり合う状態となっていても、複数の防護プレート収納部23,23・・自体(その上下布材24,21)が伸縮可能となっていることにより、本来の適切な収納位置にありながら、相互に重なり合う部分で相対的に自由に変形することができる。
【0094】
しかも、その場合、防護プレート22,22・・自体にも可撓性があることから、その変形は、より柔軟なものとなる。
【0095】
また、このように防護プレート収納部23,23・・内において、防護プレート22,22・・が変形しても、その時の変形は、防護プレート収納部23,23・・自体(その上下布材24,21)が伸縮可能となっていることから、防護プレート22,22・・の他端側が持ち上がる一方、基端側が防護プレート収納部23,23・・の基端側に拘束されるようになるだけであり、その収納位置がずれるようなことはない。
【0096】
このため、作業時の体の動きに応じた自由な変形が可能でありながら、その防護面全体に亘って複数枚の防護プレート22,22・・による確実な防護機能が維持される。
【0097】
そして、この実施の形態の場合、上記1枚の基布21と複数枚の防護プレート収納部形成布24,24・・との間に、それぞれ外周の一部が相互に重なり合う状態で形成される上記複数の防護プレート収納部23,23・・は、上記基布21と防護プレート収納部形成布24,24・・を、
図4〜
図9、
図10に示すような位置関係で、周囲および相互の間の隣り合う離間幅部分をヒートシールテープ6,6・・を介して相互にヒートシール(熱融着接合)することによりポケット状に形成され、その中に防護プレート22,22・・が確実に封入されている。
【0098】
そして、この防護プレート22,22・・の防護プレート収納部23,23・・内への封入は、上記ヒートシールによって該防護プレート収納部23,23・・を形成するに際して、該防護プレート収納部23,23・・の左右両端側(長手方向一端側)の何れか一端側所定幅部分をヒートシールすることなく残しておいて、それらの開口23a,23a・・を防護プレート22,22・・の挿入口として挿入し、挿入後に当該開口23a,23a・・をヒートシールすることによって封入する。この場合、同開口23a、23a・・の開口幅は、上記基布21および防護プレート収納部形成布24,24・・が伸縮性のあるニット部材からなることにより、それほど大きくする必要はなく、挿入される防護プレート22,22・・の幅よりも小さくて足りる。
【0099】
なお、このように構成されたプロテクター本体部20には、特に図示はしていないが、表面側には表カバー、裏面側には裏カバーが設けられる。
【0100】
これら表カバーおよび裏カバーには、たとえば撥水加工が施されたポリエステル繊維生地などの防水性がある強度の高い合成繊維素材が採用される。また、裏カバーには、同繊維素材に加えて、さらに強度の高いアラミド繊維シートを重ねた2層構造のシートを採用することもできる。
【0101】
以上のような構成によると、上記基布21に対して防護プレート収納部形成布24,24・・の周囲を、所定の位置関係で相互にヒートシールするのみで、容易に、しかも正確な位置関係で、外周の一部が相互に重なり合う複数の防護プレート収納部23,23・・を形成することができる。
【0102】
また、ヒートシールによる布材21,24相互の接合部は、接着機能のあるヒートシールテープ6を介して予め仮止めされるので、以後のヒートシール作業が容易であるとともに、ヒートシール完了後は、布材21,24相互の素材が融着して確実に一体化されているので、その接合力は強力であり、より安定した、保持力の高い防護プレート収納部23,23・・を形成することができる。
【0103】
しかも、この実施の形態の場合、上記複数枚の防護プレート22,22・・および防護プレート収納部23,23・・は、正方形に近い長方形状の比較的寸法の小さいものに形成されており、縦方向および横方向の何れの方向にもそれぞれ複数個配置されている。
【0104】
したがって、このような構成によると、上記複数の防護プレート収納部23,23・・部分に収納された複数枚の防護プレート22,22・・相互間の相対的な変形が一層容易になり、プロテクター本体部20全体の変形も一段と容易になるので、エプロン型のプロテクターだけでなく、ズボン型のプロテクターや腕カバー型のプロテクター、それらが一体になった防護服型のプロテクターを構成する場合に、より一層適したものとなる。
【0105】
また、実施の形態1の場合と同様に、重量も小さく、従来に比べて遥かに軽量なものとすることができる。
(その他の実施形態)
上述した実施の形態1の場合において、左右方向に1枚の防護プレート4,4・・は、収納部5,5・・を複数に分割することにより、それらを左右方向に複数に分割することも可能である。そのようにすると、より変形しやすくなり、装着感、作業性が向上する。
【0106】
さらに、上述した実施の形態2における複数の防護プレート収納部23,23・・の形成方法は、上述のような形成方法以外にも、種々の変形パターンが考えられる。
【0107】
たとえば、上述のような、左から右、下から上への重ね方だけでなく、その逆の重ね方、また一つの防護プレート収納部23,23・・毎の形成ではなく、縦または横の複数個を一組として形成したユニット構造の収納部形成シートを基布21に接合してゆくことも考えられる。
【0108】
要するに、屋根の瓦と同様の配列や魚の鱗と同様の配列など、隣り合う防護プレート同士の有効な重なりと、相互の自由な動きが実現される配列方法であれば、どのような配列方法を採用しても良い。