特許第6562616号(P6562616)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6562616
(24)【登録日】2019年8月2日
(45)【発行日】2019年8月21日
(54)【発明の名称】整列装置、整列方法及び積み重ね装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 57/00 20060101AFI20190808BHJP
【FI】
   B65G57/00 B
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-229227(P2014-229227)
(22)【出願日】2014年11月11日
(65)【公開番号】特開2016-88743(P2016-88743A)
(43)【公開日】2016年5月23日
【審査請求日】2017年9月1日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000231110
【氏名又は名称】JFE建材株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】長井 伸二
(72)【発明者】
【氏名】住貞 健次
(72)【発明者】
【氏名】吉村 一八
【審査官】 中田 誠二郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−156296(JP,A)
【文献】 実開昭57−009636(JP,U)
【文献】 特開平06−206629(JP,A)
【文献】 特開平08−231045(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2006/0280590(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 57/00−57/32
B65G 60/00−61/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
積み重ねられた部材を整列する整列装置であって、
前記部材を搬入する搬入部の搬入経路上の前記部材が移送部により移送され載置される搬出経路を有し、前記搬入部の搬入方向に直交する方向である搬出方向に当該部材を搬出する搬出部と、
板状に形成されており、主面が前記搬出経路上に載置された前記部材の搬出方向下流側の側面に対向するように配置される止め板を有し、前記止め板が、前記搬出経路の下方に位置し水平面において前記搬出方向と直交する回転軸を中心として、搬出経路上に進出する位置と前記搬出経路から退避する位置との間で回動されることにより、前記搬出部における前記部材の載置位置に対して搬出方向下流側で前記部材の前記搬出経路上に進退するストッパ部と、
板状に形成されており、主面が前記搬出経路上に載置された前記部材の搬出方向上流側の側面に対向するように配置された押付板を有し、前記止め板が前記搬出経路上に進出している際に、前記押付板が前記部材の前記搬出方向上流側の側面を前記止め板に向けて押し付けることにより、積み重ねられた部材を前記止め板に向けて押し付ける押付部と、
前記止め板の前記搬出経路上への進出位置を調節する位置調節部と、
各部の駆動を制御する制御部と、を備え
前記制御部は、前記部材の積み重ね及び整列が完了するまで前記止め板を前記搬出経路上に進出させ、前記部材の積み重ね及び整列が完了した後に前記止め板を前記搬出経路上から退避させるように前記ストッパ部の駆動を制御することを特徴とする整列装置。
【請求項2】
前記位置調節部は、前記ストッパ部を前記部材の搬出方向に沿って往復移動させることを特徴とする請求項1に記載の整列装置。
【請求項3】
前記押付部は、前記部材を当該部材の搬出方向に沿って押し付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の整列装置。
【請求項4】
前記部材を前記搬出部に載置したことを検出する載置検出部を備え、
前記制御部は、前記載置検出部により前記部材を前記搬出部に載置したことが検出された際に、前記押付部を前記ストッパ部に向けて押し付けることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の整列装置。
【請求項5】
前記部材の積み重ね及び整列の完了を検出する完了検出部を備え、
前記制御部は、前記完了検出部により前記部材の積み重ね及び整列の完了が検出された際に、前記ストッパ部を前記搬出経路上から退避させることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の整列装置。
【請求項6】
請求項1から5までのいずれか一項に記載の整列装置を用いた整列方法であって、
前記ストッパ部を前記部材の搬出経路上に進出させるステップと、
前記搬出部に載置された前記部材を前記押付部により前記ストッパ部に向けて押し付けるステップと、
前記部材の押し付けが完了した際に、前記ストッパ部を前記搬出経路上から退避させるステップと、
を有することを特徴とする整列方法。
【請求項7】
請求項1から5までのいずれか一項に記載の整列装置と、
前記部材を搬入する搬入部と、
前記搬入部によって搬入された前記部材を把持して前記搬出部の載置位置に移送する移送部と、
前記整列装置によって整列された前記部材を搬出する搬出部と、
を備えることを特徴とする積み重ね装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、整列装置、整列方法及び整列装置を備える積み重ね装置に関する。
【背景技術】
【0002】
積み重ねられた板材を整列する整列装置が知られている。整列装置は、積み重ねられた板材が載置される積載フレームと、積載フレームを支持し、積載フレームを上下方向に振動させる振動装置を有する本体フレームと、本体フレームに立設された支柱と、積載フレームに載置された板材を支柱に向かって押し付ける押付装置とを備えている。
このような整列装置によれば、積載フレームに板材を積み重ね、振動装置の駆動により板材間に隙間を生じさせ、この状態の時に、押付装置によって積み重ねられた板材を支柱に向かって押し付けることにより積み重ねられた板材を整列させることができる。整列された板材は、フォークリフト等によって積載フレームから降ろされ、その後はトラックにて搬送されたり倉庫に保管されたりする(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−142978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の整列装置においては、積載フレーム上で整列したとしても、積載フレームから降ろす際に板材に外力が加わるため、板材の整列が乱されてしまうおそれがあった。また、板材を積載フレーム上に載置した状態で乱れないように束ねたりすることは、作業ライン内に手を出すこととなり好ましくない。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、積載された部材を整列した後の乱れを防止することができる整列装置、整列方法及び整列装置を備える積み重ね装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は、積み重ねられた部材を整列する整列装置であって、前記部材は、当該部材を搬出する搬出部で積み重ねられ、前記搬出部における前記部材の載置位置に対して搬出方向下流側で前記部材の搬出経路上に進退するストッパ部と、前記ストッパ部が前記搬出経路上に進出している際に、積み重ねられた部材を前記ストッパ部に向けて押し付ける押付部と、各部の駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記部材の積み重ね及び整列が完了するまで前記ストッパ部を前記搬出経路上に進出させ、前記部材の積み重ね及び整列が完了した後に前記ストッパ部を前記搬出経路上から退避させるように前記ストッパ部の駆動を制御することを特徴とする。
【0007】
また、前記ストッパ部の前記搬出経路上への進出位置を調節する位置調節部を備えることが好ましい。
【0008】
また、前記位置調節部は、前記ストッパ部を前記部材の搬出方向に沿って往復移動させることが好ましい。
【0009】
また、前記押付部は、前記部材を当該部材の搬出方向に沿って押し付けることが好ましい。
【0010】
また、前記部材を前記搬出部に載置したことを検出する載置検出部を備え、前記制御部は、前記載置検出部により前記部材を前記搬出部に載置したことが検出された際に、前記押付部を前記ストッパ部に向けて押し付けることが好ましい。
【0011】
また、前記部材の積み重ね及び整列の完了を検出する完了検出部を備え、前記制御部は、前記完了検出部により前記部材の積み重ね及び整列の完了が検出された際に、前記ストッパ部を前記搬出経路上から退避させることが好ましい。
【0012】
本発明は、上記の整列装置を用いた整列方法であって、前記ストッパ部を前記部材の搬出経路上に進出させるステップと、前記搬出部に載置された前記部材を前記押付部により前記ストッパ部に向けて押し付けるステップと、前記部材の押し付けが完了した際に、前記ストッパ部を前記搬出経路上から退避させるステップと、を有することを特徴とする。
【0013】
本発明は、上記の整列装置と、前記部材を搬入する搬入部と、前記搬入部によって搬入された前記部材を把持して前記搬出部の載置位置に移送する移送部と、前記整列装置によって整列された前記部材を搬出する搬出部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、積載された部材を整列した後の乱れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施の形態における積み重ね装置の正面図である。
図2】本発明の実施の形態における積み重ね装置の一部を示す平面図である。
図3】本発明の実施の形態における積み重ね装置の構成を示すブロック図である。
図4】本発明の実施の形態における積み重ね装置による板材の搬入から搬出までの流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の形態をとり得る。
【0017】
<整列装置及び積み重ね装置の構成>
最初に、整列装置及び積み重ね装置の構成について説明する。なお、以下においては、積み重ね装置の各構成の説明に際して、積み重ね装置の構成の1つである整列装置について説明する。
図1から図3に示すように、積み重ね装置100は、搬入されてきた板材(部材)を積み重ねて整列し、搬出するものである。
積み重ね装置100は、搬入部1と、移送部2と、穿孔部3と、搬出部4と、整列部5と、検出部6と、制御部7と、を備えている。
【0018】
(搬入部)
図1から図3に示すように、搬入部1は、板材Bを搬入する装置である。搬入部1は、ローラ11と、駆動部12とを備えている。
ローラ11は、板材Bの搬入方向に沿って複数設けられている。各ローラ11は、ほぼ等間隔で架台13に回転自在に支持されており、ローラ11が回転することによって上面に載置された板材Bが搬入方向に送られる。少なくとも一部のローラ11は、駆動部12としてのモータに連結されており、モータの回転によって共にローラ11が回転する。
搬入部1は、その搬入経路が板材Bの供給位置から移送部2にわたって延在している。
【0019】
(移送部)
移送部2は、搬入部1によって搬入された板材Bを把持して穿孔部3や整列部5に移送する装置であり、搬入部1の上方に設けられている。移送部2は、駆動部21と、動作部22と、吸着ノズル23とを備えている。
駆動部21は、動作部22を動作させたり、吸着ノズル23を真空状態にして板材Bを吸着できるようにする。
動作部22は、駆動部21の駆動によって3軸方向(XYZ軸方向)に移動自在な機構となっている。
吸着ノズル23は、真空を利用して板材Bを吸着して把持するものである。
移送部2により、吸着ノズル23が搬入部1の搬入経路上(ローラ11上)の板材Bを把持して移送し、最終的には搬出部4の搬出経路上に板材Bを載置し、この一連の作業を繰り返すことで板材Bを搬出経路上に積み重ねていく。
【0020】
(穿孔部)
穿孔部3は、板材Bに孔をあける装置であり、搬入部1の脇に設けられている。穿孔部3は、載置台31と、穿孔具32と、駆動部33とを備えている。
載置台31は、吸着ノズル23によって把持された状態の板材Bが載置される作業台となる部分である。
穿孔具32は、載置台31の上方に設けられており、下方に移動して板材Bに孔hをあける。
駆動部33は、穿孔具32を上下方向に往復移動させるものである。
【0021】
(搬出部)
搬出部4は、板材Bを搬出する装置であり、搬入部1の穿孔部3とは反対側の脇に設けられている。搬出部4は、板材Bの搬出方向が、搬入部1の搬入方向に直交するように配置されており、板材Bの長さに応じて任意の間隔で複数並んで設けられている。搬出部4は、チェーンベルト41と、駆動部42とを備えている。
チェーンベルト41は、環状に形成されたチェーンであり、板材Bの搬入方向に直交する方向に延在するように配置されている。すなわち、チェーンベルト41の延在方向が搬出方向となる。チェーンベルト41の上面は、移送部2による板材Bの載置場所となっており、同じ位置に板材Bが順次載置されることで、複数の板材Bが積み重ねられる。
駆動部42は、チェーンベルト41を各ギヤ回りに回転させるものであり、モータ軸に取り付けられた駆動ギヤ42aと、駆動ギヤ42aから離間して配置された従動ギヤ42bとを備えている。両ギヤ42a,42bは、環状のチェーンベルト41の内側に噛み合わされており、チェーンベルト41の上面が水平面となるように配置されている。
駆動部42の駆動により、チェーンベルト41は各ギヤ42a,42bの回転と共に回転し、上面に載置された板材Bを搬出する。
ここで、板材Bは、チェーンベルト41の上面における搬出方向上流部分に載置され、この位置で整列部5によって整列される。
【0022】
(整列部)
整列部5は、搬出部4の搬出経路上に載置された板材Bを整列する装置である。整列部5は、ストッパ部51と、押付部52と、位置調節部53と、を備えている。
ストッパ部51は、チェーンベルト41上に載置された板材Bの搬出方向下流側の側面に立ちはだかって下流側の側面の位置を整えるものである。ストッパ部51は、搬出部4における板材Bの載置位置に対して搬出方向下流側で板材Bの搬出経路上に進出及び退避するように設けられている。
ストッパ部51は、押付部52によって板材Bの搬出方向下流側の側面が押し付けられる止め板51aと、この止め板51aを回動させる駆動部51bとを備えている。
止め板51aは、板状に形成されており、ストッパとして機能する際に、その主面が搬出経路上に載置された板材Bの下流側の側面に対向するように配置されている。
駆動部51bは、例えば、ステッピングモータから構成されており、モータ軸に止め板51aの一端部が取り付けられている。駆動部51bは、所定の角度だけ正転及び逆転させることにより、止め板51aが板材Bの搬出経路上に進出する位置と搬出経路上から退避する位置との間で止め板51aを回動させることができる。
【0023】
押付部52は、止め板51aが搬出経路上に進出している際に、チェーンベルト41上に載置された板材Bを止め板51aに向けて押し付けるものである。押付部52は、板材Bの搬出方向上流側の側面を止め板51aに向けて押し付ける押付板52aと、この押付板52aを板材Bの搬出方向に沿って往復移動させる駆動部52bとを備えている。
押付板52aは、板状に形成されており、その主面が搬出部4の搬出経路上に載置された板材Bの搬出方向上流側の側面に対向するように配置されている。
駆動部52bは、例えば、油圧シリンダから構成されており、ピストンが板材Bの搬出方向に沿って往復移動する。このピストンの先端部に押付板52aが取り付けられている。
これにより、油圧シリンダのピストンが駆動することにより、押付板52aは載置された板材Bの搬出方向上流側の側面に対して接近及び離間するように往復移動する。
【0024】
位置調節部53は、板材Bの搬出経路上への止め板51aの進出位置を調節するものである。位置調節部53は、例えば、油圧シリンダから構成されており、ピストンが板材Bの搬出方向に沿って往復移動する。このピストンの先端部にストッパ部51全体が取り付けられている。
したがって、油圧シリンダのピストンが駆動することにより、止め板51aは板材Bの搬出方向に沿って往復移動することができ、板材Bの幅に応じて止め板51aと押付板52aとの間隔を調節することができる。
【0025】
(検出部)
検出部6は、板材Bの位置や積み重ねの状態を検出するセンサ等から構成されている。
検出部6は、板材Bをチェーンベルト41上に載置したことを検出する(載置検出部)。
検出部6は、積み重ねが終了した最上部の板材Bの押し付け作業の完了を検出する(完了検出部)。
検出部6は、板材Bが移送部2に搬入されてきたか否かを検出する。
検出部6は、板材Bが穿孔部3に移送されてきたか否かを検出する。
なお、上記の各検出において、全てを別個のセンサ等で検出してよいし、複数の検出を1つのセンサ等で行ってもよい。
【0026】
(制御部)
制御部7は、上記の各構成の駆動を制御する装置である。
制御部7は、検出部6により、板材Bが移送部2に搬入されてきたことを検出した際に、移送部2を駆動させて当該板材Bを吸着把持させる。
制御部7は、検出部6により、板材Bが穿孔部3に移送されてきたことを検出した際に、穿孔部3を駆動させて当該板材Bに孔をあける。
制御部7は、検出部6により、板材Bがチェーンベルト41上に載置されたことを検出した際に、押付板52aで板材Bを押し付けるように駆動部52bの駆動を制御する。
制御部7は、検出部6により、押付部52による積み重ねが終了した最上部の板材Bの押し付け作業が完了したことを検出した際に、止め板51aを搬出経路上から退避させるように駆動部51bの駆動を制御する。
制御部7は、止め板51aを搬出経路上から退避させた後、チェーンベルト41を回転させて板材Bを搬出するように駆動部42を制御する。
【0027】
<板材の整列方法>
次に、板材Bの整列方法について、板材Bの搬入から搬出までの流れに沿って説明する。
図4に示すように、最初に、搬入する板材Bの幅に合わせて、止め板51aの位置を調節する(ステップS1)。このとき、位置調節部53が止め板51aの位置を調節する。
次に、積み重ねる板材Bを搬入部1から順次搬入する(ステップS2)。このとき、制御部7は、搬入部1の駆動部12を駆動させることにより、板材Bを移送部2に向けて搬入する(ステップS2)。
制御部7は、板材Bが移送部2に搬入されてきたか否かを検出部6からの信号によって判定する(ステップS3)。ステップS3において、制御部7は、板材Bが移送部2に搬入されてきたと判定した場合(ステップS3:YES)、制御部7は、移送部2の駆動部21を駆動させて板材Bを吸着把持させ、板材Bを穿孔部3に向けて移送させる(ステップS4)。
制御部7は、板材Bが穿孔部3に移送されてきたか否かを検出部6からの信号によって判定する(ステップS5)。ステップS5において、制御部7は、板材Bが穿孔部3に移送されてきたと判定した場合(ステップS5:YES)、制御部7は、穿孔部3の駆動部33を駆動させて板材Bに孔hをあける(ステップS6)。
次に、移送部2は、板材Bを搬出部4のチェーンベルト41の上面に載置する(ステップS7)。
制御部7は、板材Bがチェーンベルト41上に載置されたか否かを検出部6からの信号によって判定する(ステップS8)。ステップS8において、制御部7は、板材Bがチェーンベルト41上に載置されたと判定した場合(ステップS8:YES)、制御部7は、押付部52の駆動部52bを駆動させて、押付板52aで板材Bを押し付ける(ステップS9)。
以上のステップは、チェーンベルト41上に載置される全ての板材Bに対して順次行われる。
制御部7は、板材Bの積み重ねが予め設定された高さに達して終了したか否かを検出部6からの信号によって判定する(ステップS10)。ステップS10において、制御部7は、板材Bの積み重ねが終了したと判定した場合(ステップS10:YES)、制御部7は、ストッパ部51の駆動部51bを駆動させて止め板51aを板材Bの搬出経路から退避させる(ステップS11)。一方、ステップS10において、制御部7は、板材Bの積み重ねが終了していないと判定した場合(ステップS10:NO)、制御部7は、ステップS2の処理に戻り、次の板材Bの搬入を行う。
次に、制御部7は、搬出部4の駆動部42を駆動させて、チェーンベルト41を回転させて板材Bを搬出する(ステップS12)。
以上のステップをもって、作業は終了する。
【0028】
<効果>
以上のような構成を有する整列装置1によれば、搬出部4のチェーンベルト41上に板材Bを載置し、整列することができるので、板材Bを積み重ねた後は板材Bに外力を加えることなくそのまま搬出することができるようになる。よって、積載された部材を整列した後の乱れを防止することができる。
また、板材Bはチェーンベルト41上で積み重ねられるので、積み重ねた状態ですぐに板材Bを束ねることもできるようになるので、作業性も向上する。
また、板材Bの搬送ラインに手を入れて作業することもなく、より安全性を高めることができる。
また、位置調節部53を備えているので、板材Bの幅に応じて止め板51aと押付板52aとの間隔を調節することができ、あらゆる大きさの板材Bに対応することができる。
また、押付板52aは、板材Bの搬出方向に沿って移動するので、押付部52を搬出部4に並べて配置することができ、積み重ね装置100の奥行き寸法を抑えることができる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、積み重ね装置100において、穿孔部3は、必ずしも必要ではなく、板材Bをどのように加工するかによって他の工程を加えてもよい。
また、位置調節部53は、上記のような油圧シリンダに限らず、止め板51aとの連結機構を板材Bの搬出方向に沿って複数配置し、板材Bの幅に応じて連結位置を変えるように構成してもよい。
【符号の説明】
【0030】
1 搬入部
2 移送部
3 穿孔部
4 搬出部
5 整列部
6 検出部
7 制御部
51 ストッパ部
52 押付部
53 位置調節部
100 積み重ね装置
B 板材
図1
図2
図3
図4