【実施例】
【0040】
以下の実施例は、本発明を例示するが、本発明の範囲を限定することを意図しない。
【0041】
本発明実施例1:亜鉛アセチルアセトネートの存在下でのポリオールへの尿素の半バッチ添加
加熱マントルを有する1L反応器をこの反応に使用した。撹拌器、熱伝対、及び窒素散布機を反応器に備え付けた。水冷式凝縮器を反応器蓋上のアダプターに接続した。塔頂凝縮物を受容器によって回収し、非凝縮物は鉱油で充填されたバブラーを通過し、次いで水で充填された1Lスクラバーに進入した。
【0042】
58%の固体及び42%の溶媒(キシレン)からなり、0.68molのヒドロキシル官能基を有する、765.8gのPARALOID AU−608Xポリオール(The Dow Chemical Companyから市販されている)を反応器に添加した。4.91gの亜鉛アセチルアセトネート(純度99%)を反応器に添加した。41.33gの純度99%の尿素をこの反応に使用した。加熱マントルを始動し、158℃に設定した。窒素散布流量を20sccmに設定した。反応混合物を100rpmで撹拌し、次いで反応器温度が60℃を超えたときに400rpmに調整した。30%の尿素を、反応器温度が138℃に達したとき、反応器に添加し、反応タイマーを始動した。反応を138〜142℃で実行した。固体尿素を、表1に従って半バッチ様式で反応器に添加した。
【0043】
【表1】
【0044】
総反応時間は18時間であった。反応が完了した後、加熱マントルを停止し、撹拌速度を60rpmまで低減させた。反応器温度が60℃まで低下したとき、ポリカルバメート生成物を反応器から注ぎ出した。
13C NMRを使用して最終生成物を分析した。最終生成物のヒドロキシル変換率は、72.0%であった。副生成物レベルを表2に要約する。
【0045】
【表2】
【0046】
ポリカルバメートの最終生成物は、ガードナー色度3であった。
【0047】
本発明実施例2:亜鉛アセチルアセトネートの存在下でのポリオールへの尿素の半バッチ添加
加熱マントルを有する1L反応器をこの反応に使用した。撹拌器、熱伝対、及び窒素散布機を反応器に備え付けた。水冷式凝縮器を反応器蓋上のアダプターに接続した。塔頂凝縮物を受容器によって回収し、非凝縮物は鉱油で充填されたバブラーを通過し、次いで水で充填された1Lスクラバーに進入した。
【0048】
58%の固体及び42%の溶媒(キシレン)からなり、0.70モルのヒドロキシル官能基を有する、785.93gのPARALOID AU−608Xポリオールを反応器に添加した。5.04gの亜鉛アセチルアセトネート(純度99%)を反応器に添加した。加熱マントルを始動し、158℃に設定した。窒素散布流量を20sccmに設定した。反応混合物を100rpmで撹拌し、次いで反応器温度が60℃を超えたときに400rpmに調整した。42.41gの純度99%の尿素を39.31gの脱イオン水中に溶解させて、水溶液を形成した。反応器温度が138℃に達したとき、シリンジポンプを使用して、尿素水溶液を反応器に供給し、反応タイマーを始動した。尿素水溶液を10分間にわたり2ml/分で供給し、5ml/時まで低減させた。総供給時間は約10時間であった。一旦尿素の供給が完了したら、総反応時間が20時間に達するまで、この反応を継続した。反応を138〜142℃で実行した。反応が完了した後、加熱マントルを停止し、撹拌速度を60rpmまで低減させた。反応器温度が60℃まで低下したとき、ポリカルバメート生成物を反応器から注ぎ出した。
13C NMRを使用して最終生成物を分析した。最終生成物のヒドロキシル変換率は、48.1%であった。副生成物レベルを表3に要約する。
【0049】
【表3】
【0050】
ポリカルバメートの最終生成物は、ガードナー色度3であった。
【0051】
本発明実施例3:亜鉛2−エチルヘキサノエートの存在下でのポリオールへの尿素の半バッチ添加
加熱マントルを有する1L反応器をこの反応に使用した。撹拌器、熱伝対、及び窒素散布機を反応器に備え付けた。水冷式凝縮器を反応器蓋上のアダプターに接続した。塔頂凝縮物を受容器によって回収し、非凝縮物は鉱油で充填されたバブラーを通過し、次いで水で充填された1Lスクラバーに進入した。
【0052】
58%の固体及び42%の溶媒(キシレン)からなり、0.74モルのヒドロキシル官能基を有する、827.67gのPARALOID AU−608Xポリオールを反応器に添加した。7.02gの亜鉛2−エチルヘキサノエート(22%の亜鉛、1%のジエチレングリコールモノメチルエーテルを有する)を反応器に添加した。37.97gの尿素(純度99%)をこの反応に使用した。加熱マントルを始動し、158℃に設定した。窒素散布流量を20sccmに設定した。反応混合物を100rpmで撹拌し、次いで反応器温度が60℃を超えたときに400rpmに調整した。47.1%の尿素(17.87g)を、反応器温度が138℃に達したとき、反応器に添加し、反応タイマーを始動した。反応を138〜142℃で実行した。反応時間が4時間に達したとき、29.4%の尿素(11.17g)を反応器に添加した。反応時間が7時間に達したとき、残りの23.5%の尿素(8.93g)を反応器に添加した。総反応時間は12時間であった。反応を138〜142℃で実行した。反応が完了した後、加熱マントルを停止し、撹拌速度を60rpmまで低減させた。反応器温度が60℃まで低下したとき、ポリカルバメート生成物を反応器から注ぎ出した。
13C NMRを使用して最終生成物を分析した。最終生成物のヒドロキシル変換率は、52.6%であった。副生成物レベルを表4に要約する。
【0053】
【表4】
【0054】
ポリカルバメートの最終生成物は、ガードナー色度3であった。
【0055】
本発明実施例4:亜鉛2−エチルヘキサノエートの存在下でのポリオールへの尿素の半バッチ添加
加熱マントルを有する1L反応器をこの反応に使用した。撹拌器、熱伝対、及び窒素散布機を反応器に備え付けた。水冷式凝縮器を反応器蓋上のアダプターに接続した。塔頂凝縮物を受容器によって回収し、非凝縮物は鉱油で充填されたバブラーを通過し、次いで水で充填された1Lスクラバーに進入した。
【0056】
58%の固体及び42%の溶媒(キシレン)からなり、0.83モルのヒドロキシル官能基を有する、933.41gのPARALOID AU−608Xポリオールを反応器に添加した。7.91gの亜鉛2−エチルヘキサノエート(22%の亜鉛、1%のジエチレングリコールモノメチルエーテルを有する)を反応器に添加した。加熱マントルを始動し、158℃に設定した。窒素散布流量を20sccmに設定した。反応混合物を100rpmで撹拌し、次いで反応器温度が60℃を超えたときに400rpmに調整した。44.33gの純度99%の尿素を41.08gの脱イオン水中に溶解させて、水溶液を形成した。反応器温度が138℃に達したとき、シリンジポンプを使用して、尿素水溶液を反応器に供給し、反応タイマーを始動した。尿素水溶液を10分間にわたり2ml/分で供給し、5ml/時まで低減させた。総供給時間は約10時間であった。一旦尿素の供給が完了したら、総反応時間が15時間に達するまで、この反応を継続した。反応を138〜142℃で実行した。反応が完了した後、加熱マントルを停止し、撹拌速度を60rpmまで低減させた。反応器温度が60℃まで低下したとき、ポリカルバメート生成物を反応器から注ぎ出した。
13C NMRを使用して最終生成物を分析した。最終生成物のヒドロキシル変換率は、59.9%であった。副生成物レベルを表5に要約する。
【0057】
【表5】
【0058】
ポリカルバメートの最終生成物は、ガードナー色度2であった。
【0059】
本発明実施例5:亜鉛2−エチルヘキサノエートの存在下でのポリオールへの尿素の半バッチ添加
加熱マントルを有する1L反応器をこの反応に使用した。撹拌器、熱伝対、及び窒素散布機を反応器に備え付けた。水冷式凝縮器を反応器蓋上のアダプターに接続した。塔頂凝縮物を受容器によって回収し、非凝縮物は鉱油で充填されたバブラーを通過し、次いで水で充填された1Lスクラバーに進入した。Auger漏斗を反応器の上部に設置し、尿素固体を反応器に添加するためにこれをモーターによって駆動した。
【0060】
58%の固体及び42%の溶媒(キシレン)からなり、0.75モルのヒドロキシル官能基を有する、846.25gのPARALOID AU−608Xポリオールを反応器に添加した。8.74gの亜鉛2−エチルヘキサノエート(22%の亜鉛、1%のジエチレングリコールモノメチルエーテルを有する)を反応器に添加した。40.19gの尿素(純度99%)をこの反応に使用した。加熱マントルを始動し、158℃に設定した。窒素散布流量を20sccmに設定した。反応混合物を100rpmで撹拌し、次いで反応器温度が60℃を超えたときに400rpmに調整した。
【0061】
反応器温度が138℃に達したとき、34.1%の尿素(13.70g)をAuger漏斗に添加し、モーターを始動し、尿素固体を反応器にゆっくりと添加した。反応タイマーを始動した。尿素を反応器に充填するのに約9分30秒を要した。Auger漏斗のモーターを停止した。反応時間が4時間に達したとき、28.4%の尿素(11.42g)をAuger漏斗に添加し、モーターを始動した。尿素を反応器に充填するのに約7分40秒を要し、モーターを停止した。反応時間が7時間に達したとき、22.7%(9.13g)の尿素をAuger漏斗に充填し、モーターを始動した。尿素を反応器に充填するのに約6分25秒を要した。反応時間が10時間に達したとき、残りの14.8%の尿素(5.94g)をAuger漏斗に充填し、モーターを始動した。尿素を反応器に充填するのに約4分15秒を要した。
【0062】
総反応時間が20時間に達するまで、反応を実行した。反応を138〜142℃で実行した。反応が完了した後、加熱マントルを停止し、撹拌速度を60rpmまで低減させた。反応器温度が60℃まで低下したとき、ポリカルバメート生成物を反応器から注ぎ出した。
13C NMRを使用して最終生成物を分析した。最終生成物のヒドロキシル変換率は、75.4%であった。副生成物レベルを表6に要約する。
【0063】
【表6】
【0064】
ポリカルバメートの最終生成物は、ガードナー色度3であった。
【0065】
比較例1:亜鉛アセチルアセトネートの存在下でのポリオールに対するカルバミン酸メチルのバッチ反応
加熱マントルを有する1L反応器をこの反応に使用した。撹拌器、熱伝対、及び窒素散布機を反応器に備え付けた。加熱型凝縮器を反応器蓋上のアダプターに接続した。循環ポンプを備え付けた加熱型バッチを使用して、凝縮器内で循環する水を加熱した。塔頂凝縮物を受容器によって回収し、非凝縮物は鉱油で充填されたバブラーを通過し、次いで水で充填された1Lスクラバーに進入した。
【0066】
58%の固体及び42%の溶媒(キシレン)からなり、0.67モルのヒドロキシル官能基を有する、750.22gのPARALOID AU−608Xポリオールを反応器に添加した。4.81gの亜鉛アセチルアセトネート(純度99%)を反応器に添加した。加熱マントルを始動し、158℃に設定した。塔頂凝縮器における加熱型バッチを70℃に設定した。窒素散布流量を20sccmに設定した。反応混合物を100rpmで撹拌し、次いで反応器温度が60℃を超えたときに400rpmに調整した。反応器温度が70℃に達したとき、51.12g(純度98%)のカルバミン酸メチルを反応器に添加した。反応器温度が138℃に達したとき、反応タイマーを始動した。
【0067】
総反応時間は20時間であった。反応を138〜142℃で実行した。反応が完了した後、加熱マントルを停止し、撹拌速度を60rpmまで低減させた。反応器温度が60℃まで低下したとき、ポリカルバメート生成物を反応器から注ぎ出した。
13C NMRを使用して最終生成物を分析した。最終生成物のヒドロキシル変換率は、71.9%であった。
【0068】
本発明実施例6:マンガン(II)アセチルアセトネートの存在下でのポリオールへの尿素の半バッチ添加
加熱マントルを有する1L反応器をこの反応に使用した。撹拌器、熱伝対、及び窒素散布機を反応器に備え付けた。水冷式凝縮器を反応器蓋上のアダプターに接続した。塔頂凝縮物を受容器によって回収し、非凝縮物は鉱油で充填されたバブラーを通過し、次いで水で充填された1Lスクラバーに進入した。
【0069】
58%の固体及び42%の溶媒(キシレン)からなり、0.69モルのヒドロキシル官能基を有する、771.04gのPARALOID AU−608Xポリオールを反応器に添加した。4.75gのマンガン(II)アセチルアセトネート(純度99%)を反応器に添加した。加熱マントルを始動し、158℃に設定した。窒素散布流量を20sccmに設定した。反応混合物を100rpmで撹拌し、次いで反応器温度が60℃を超えたときに400rpmに調整した。41.61gの尿素(純度99%)をこの反応に使用した。尿素固体を、半バッチ様式で反応器に添加した。反応器温度が138℃に達したとき、全尿素の30%(12.48g)を反応器に添加した。また、反応タイマーも始動した。尿素の添加を表7に示す。
【0070】
【表7】
【0071】
総反応時間は18時間であった。反応を138〜142℃で実行した。反応が完了した後、加熱マントルを停止し、撹拌速度を60rpmまで低減させた。反応器温度が60℃まで低下したとき、ポリカルバメート生成物を反応器から注ぎ出した。
13C NMRを使用して最終生成物を分析した。最終生成物のヒドロキシル変換率は、68.2%であった。副生成物レベルを表8に要約する。
【0072】
【表8】
【0073】
ポリカルバメートの最終生成物は、ガードナー色度3であった。
【0074】
ハイスループットの本発明実施例
35mLの内部体積を有し(ガラス管挿入を利用する)、撹拌を備え、生成物による揮発物(アンモニアガス)を除去するための反応器ヘッドスペースの連続的な窒素パージが可能な48のハイスループット反応器の配列において、カルバミン酸メチル及び尿素の両方を用いたアクリル系ポリオール(AU608x)のカルバミル化反応を実行した。
【0075】
異なる金属及びリガンドに基づいた化合物の総合リストをこの研究において試験した。実験は、48を組にして三重に行った。1組48の各組は、酸化ジブチルスズを用いた4つの実験、及び対照実験として触媒を用いない2つの実験を含んだ。予め重さを量ったガラス管に、約9gの、キシレン中のAu608xポリオールの65%溶液を充填した。次いで、それらの重さを量り、添加したポリオールの正確な重さを決定した。次いで、0.6のモル(尿素/OH)比を達成するためにポリオールの重量に基づいて尿素及び触媒を、また、ポリオールの重量に基づいてヒドロキシル基及び1重量%の触媒を、それぞれ添加した。次いで、この管をハイスループット反応器の底部分に置いた。反応器ヘッドを上部に置き、反応器を密閉するために締め付けた。次いで、窒素でパージしながら、反応器を140℃まで加熱した。
【0076】
FT−IRを使用して、各反応の程度の尺度として、ヒドロキシル基の消失を監視した。1組48の各組において、酸化ジブチルスズBu
2SnOを用いて行った実験は、その組内でカルバミル化反応を触媒する際の各化合物の効率を比較するための参照として使用された。FT−IRによって決定した各管における反応の程度を、その組におけるBu
2SnOを利用する反応の程度の平均値で除算した。これは、存在した可能性がある、実験における潜在的な組ごとのばらつきをブロックするためであった。
【0077】
「触媒なし」の反応の結果を含むカルバミル化実験における相対変換率のデータを表9に示す。
【0078】
【表9】
【0079】
試験方法
OH価滴定
OH価は、ポリオール1グラム当たりの水酸化カリウムのミリグラム(mg KOH/g ポリオール)で表現される、ポリオールのヒドロキシル価の大きさである。ヒドロキシル価(OH数)は、ポリマー、特にポリオールの組成物におけるヒドロキシル部分の濃度を示す。ポリマーの試料のヒドロキシル価は、まず、酸価(mg KOH/g ポリオール)を得るための酸基の滴定、第二に、ピリジン及び無水酢酸によるアセチル化により決定され、結果は、水酸化カリウム溶液による2つの滴定(1つは参照のためのブランクによる滴定、1つは試料による滴定)の間の差として得られる。ヒドロキシル価は、アセチル化により1グラムのポリオールと組み合わせることができる無水酢酸を中和するミリグラム単位の水酸化カリウムの重量、加えて、ポリオール中の酸基を中和するミリグラム単位の水酸化カリウムの重量に基づく酸滴定からの酸価である。より高いヒドロキシル価は、組成物内のより高い濃度のヒドロキシル部分を示す。組成物のヒドロキシル価を決定する方法の説明は、当業者に周知である、例えば、Woods,G.,The ICI Polyurethanes Book,2
nd ed.(ICI Polyurethanes,Netherlands,1990)に記載されている。
【0080】
ガードナー色は、HunterLab比色計を使用して、ASTM D1544“Standard Test Method for Color of Transparent Liquids(Gardner Color Scale)”に従って測定された。
【0081】
13C NMR:全ての試料を溶液中の
13C NMRによって特性評価した。典型的な試料調製物について、室温、ガラスバイアル中で、0.6gの乾燥材料を2.5mLのDMSO−d
6溶媒中に溶解させた。DMSO−d
6溶媒は、緩和剤として0.015M Cr(acac)
3を含有する。次いで、特性評価のために溶液を10mmのNMR管に移した。10mmのDUAL C/Hクライオプローブを備えるBruker Avance400MHz(
1H周波数)NMR分光計上に、定量的逆ゲーテッド
13C NMR実験を実施した。全ての実験を、試料スピンなしで、25.0℃で実行した。逆ゲーテッドパルスシーケンス中に較正された90°パルスを適用した。連続的データ取得間の緩和遅延は5
*T
1であり、式中、T
1は測定されるシステム中の全ての核の最長のスピン格子緩和時間である。
13C NMRスペクトルを1Hzの線広がりで処理し、DMSO−d
6共振ピークについて39.5ppmに参照した。
【0082】
13C NMRスペクトルから得ることができる情報は、ヒドロキシル変換のパーセント、副生成物レベル、及び反応生成物の固体含量を含む。ヒドロキシル基の隣の炭素は、カルバミル化反応後に化学シフト変化を有する。ヒドロキシル変換率は、カルバミル化反応の前後の炭素のピーク強度比から計算した。定量的
13C NMRスペクトルにおいて、測定されるシステムの各構成成分は特有の共振ピークを有し、そのピーク強度はその種のモル濃度に比例する。副生成物レベル及び固体含量は、所望のピークを積分することによって計算した。全ての種のモル重量が既知である場合、モル濃度は重量パーセンテージに変換され得る。固体含量を計算するとき、既知の溶媒以外のあらゆる構成成分は、固体として分類される。
【0083】
本発明は、本発明の趣旨及び本質的属性から逸脱することなく他の形態で具現化されてもよく、したがって、本発明の範囲を示すものとしては、上記明細書ではなく添付の特許請求の範囲が参照されるべきである。