【実施例】
【0017】
実施例1:マイクロタイタープレートにコーティングした抗CD45を用いる白血球の枯渇
本実施例は、抗CD45を用いた白血球の枯渇を示す。CD45は白血球に存在する一般的な白血球マーカーであり、全ての白血球が抗CD45に結合することが期待される。抗CD45でコーティングした固相を用いて、白血球と結合させ、白血球とCTCとの混合物からそれらを特異的に除去するために、抗CD45を用いた。抗CD45を次のように固相にコーティングした。
【0018】
抗CD45(Veridex)を50mMの重炭酸ナトリウム緩衝液(pH 8.5)にて50μg/mLまで希釈した。次に、抗CD45抗体溶液0.8mLを6ウェルのマイクロタイタープレートに添加し、室温(RT)で3時間、次いで2〜8℃で一晩、インキュベートした。一晩のインキュベーション後、抗CD45抗体を吸引し、1mLのPBS/1% BSAを用いてウェルを室温で4時間ブロックした。緩衝液を吸引し、2mLのPBSでウェルを2回リンスした。リンスの後、全緩衝液を吸引し、プレートを1時間乾燥した。プレートは、使用するまで密封されたビニール袋に入れて2〜8℃で乾燥保管した。
【0019】
本実施例では、白血球を非白血球から分離する原理を試験するために2つの実験を行った。1つの研究では、BD溶血試薬を用いて赤血球を溶血した後、純粋な白血球を全血から調製した。このサンプルは陽性対照として用いた。もう1つの研究では、CellSearch CTC Profileキットを用いてCellTracks AutoPrepシステムで7.5mLの血液を処理した。このCTC Profileキットは、循環腫瘍細胞の捕獲のための磁性流体磁性粒子にコンジュゲートされた抗上皮細胞接着分子(EpCAM)を含んでいる。標的細胞の濃縮後、試料を900μLのPBS/1%BSA緩衝液に再懸濁した。濃縮サンプルは標的細胞と白血球とを含有することになる。サンプルをマイクロタイタープレートのウェルに添加する前に、プレートを室温にし(最低30分間)、ウェルを2mLのPBS/5%BSAで2回洗浄した。次に、ウェルから緩衝液を吸引し、その後、サンプルを添加した。900μLのCTCアッセイサンプル及び全血からの純粋な白血球をプレートの2つの別々のウェルに添加した。15分毎にやさしく攪拌して1時間インキュベートした後、300μLの上清を除去して白血球数を判定した。サンプル中に存在した白血球数は、閾として前方散乱を用いてFACSCaliburフローサイトメーター(Beckton Dickinson)によって判定した。ウェル内の抗CD45に白血球が結合すれば、上清中の白血球数はインキュベーション工程前のサンプルと比較して少なくなるはずである。上清中にあるのは、未結合の細胞でなくてはならない。結果を表1aに示す。
【0020】
【表1】
【0021】
上記の結果は、抗CD45でコーティングしたマイクロタイタープレートに純粋な白血球を加えることによって、それらの白血球を除去することができることを示している。しかしながら、CTCアッセイのサンプルの上清に白血球が見つかった。これは、CTCアッセイのサンプルからの白血球が、ウェルにコーティングされた抗CD45に結合しなかったことを示唆している。それらの2つのサンプルの違いは、CTCアッセイのサンプルでは白血球が磁性流体磁性粒子で標識されていることである。白血球に存在する磁性流体磁性粒子が立体障害のためにプレート上での抗CD45への結合を妨げている可能性がある。この問題を克服するために、CTCアッセイからのサンプルを、最初に、リンカーによってハプテンにコンジュゲートされた抗CD45で標識した(実施例を参照)。次に、抗CD45タグで予め標識した白血球を含有するサンプルを、抗ハプテンでコーティングしたマイクロタイタープレートに添加した。
【0022】
実施例2:抗フルオレセインイソチオシアネート(FITC)でのマイクロタイタープレートのコーティング
抗FITCはBD Biosciencesから購入し、50mMの重炭酸ナトリウム(pH 8.5)にて50μg/mLまで希釈した。抗FITC800μLを6ウェルのマイクロタイタープレートに添加し、室温で3時間、次いで2〜8℃で一晩、インキュベートした。一晩のインキュベーション後、プレートを室温にした。上清を吸引し、次いで、プレートをPBSで2回リンスした。次いで、1mLのPBS/1% BSAを用いて室温で4時間、ウェルをブロックした。緩衝液を吸引し、2mLのPBSでウェルを2回リンスした。リンスの後、全緩衝液を吸引し、プレートを1時間乾燥した。プレートは、使用するまで密封されたビニール袋に入れて2〜8℃で乾燥保管した。使用する日に、プレートを室温にした(最低30分間)。2mLのPBS/1% BSAをウェルに加え、15分間インキュベートした。吸引後、プレートを再び2mLのPBS/1% BSAでリンスした。サンプルをウェルに加える前に緩衝液を吸引した。
【0023】
実施例3:FITCにコンジュゲートされた抗CD45で白血球を標識し、マイクロタイタープレートを抗FITCでコーティングした、CTCアッセイのサンプルからの白血球の除去
SKBR3細胞でスパイクした7.5mLのEDTA血液を、CellSearch CTCキットを用いてAutoPrepで処理した。このCTCアッセイからの濃縮されたサンプルを2μg/mLの最終濃度で抗CD45−FITCで染色した。2mLのPBS/1%BSAでサンプルを2回洗浄し、15分間磁性分離することによって、過剰のCD45−FITCを除去した。最終的なサンプルを900μLのPBS/5%BSAに再懸濁し、次いで、抗FITCでコーティングしたウェルに加えた。15分毎にやさしく攪拌して、サンプルを1時間インキュベートした。1時間後、300μLの上清をウェルから除去し、フローサイトメーターによって白血球及びSKBR3細胞の数を判定した。フローサイトメトリーによってSKBR3細胞を検出するために、アロフィコシアニン染料(APC)にコンジュゲートされた抗Her2neuで細胞を標識した。白血球は抗CD45−FITCで標識されているので、FITCチャネルに検出された。
図2には、枯渇の前及び後に検出された細胞が示されている。
【0024】
図2は、白血球の枯渇の前及び後の腫瘍細胞及び白血球の数を示す。白血球の数はそれぞれ、枯渇前は3594個、枯渇後は354個であり、このことは、白血球の約90%がサンプルから枯渇したことを示している。一方、腫瘍細胞の数はそれぞれ、枯渇前は2094個、枯渇後は1924個であり、このことは、腫瘍細胞の全て(>90%)が上清に存在していることを示している。この実施例は、腫瘍細胞の濃縮後にCTCアッセイサンプルに存在している白血球を本発明を用いて除去できることを示している。
【0025】
これを6つのサンプルで試験し、その結果を
図3に示す。結果は、WBCの90%超が最小限の腫瘍細胞(SKBR3)の損失(<15%)で除去され得ることを示している。
【0026】
実施例4:循環内皮細胞(CEC)アッセイにおける白血球の枯渇
本実施例は、WBC枯渇の原理を他の希少細胞アッセイにも適用できることを示す。CellSearch CECアッセイは、CellSearch CECキットを用いて血液由来のCECを濃縮する。このキットは、CECの捕獲のための磁性流体磁性粒子にコンジュゲートされた抗CD146を含んでいる。このアッセイは、CTCアッセイと同様に、サンプルの調製のためにCellTracks AutoPrepシステムを用いる。CECは健常な血液サンプルに低頻度で存在するが、癌、心血管障害、感染症などの様々な条件によって上昇する。
【0027】
このアッセイを用いて、低頻度で存在するCEC(1試験につき細胞1〜20個)への枯渇原理の作用、及びWBCの枯渇効率を試験した。
【0028】
CellSearch CECアッセイを用いて、CellTracks AutoPrepシステムで4mLのEDTA血液を処理した。濃縮された細胞は、全ての細胞の識別のために核酸染料(DAPI)で染色し、CECの識別のためにフィコエリトリン染料(PE)にコンジュゲートされた抗CD105で染色した。本実施例では、白血球を標識するために抗CD45−FITCを使用した。染色工程後、サンプルを320μLの緩衝液に再懸濁し、CellTracks Analyzer IIでの解析のためにCellSearch解析カートリッジに移した。CellTracks Analyzer IIは、4つの異なる色でスキャンする4色蛍光顕微鏡であり、画像を解析し、DAPI及びCD105−PEに陽性の画像を提示する。DAPI及びCD105に陽性かつCD45に陰性の細胞はCECとして数えられる。サンプルに存在するWBCの総数は、DAPI陽性に基づいて数えられる。
【0029】
枯渇工程のために、濃縮及び染色の後、サンプルを900μLのPBS/1% BSAに再懸濁した。次いで、サンプルを、実施例4に記載したように抗FITCでコーティングしたマイクロタイタープレートに加えた。1時間後、サンプルを吸引し、磁性分離器を用いて320μLに濃縮した。次に、CellTracks Analyzer IIで解析するためにサンプル(320μL)をカートリッジに移した。上述のようにCEC及びWBCの数を判定した。WBCの枯渇の前及び後のCEC及びWBCの数を比較した。この研究の結果を表4aに示す。
【0030】
【表2】
【0031】
結果は、CECアッセイにおいて濃縮後のCECからもWBCを除去できる(>75%)ことを明らかに示している。更に、枯渇の前と後のCEC数に差はなかった(8.6対8)。このデータは、非常に低頻度(<20細胞)で存在しているときでさえも標的細胞が除去されないことを示している。
【0032】
実施例5:CellSearch Profileキット濃縮サンプルにおけるWBC枯渇の分子測定
6人の健常ドナーからの複製したEDTA血液7.5mLを、調整したCellSearch CTC Profileキットを用いてAutoPrepで処理した。WBCの標識がAutoPrepで行われるように、ProfileキットのPBS/ビオチン試薬に、2μg/mLの最終的な試薬濃度で抗CD45−FITCを補充した。AutoPrepで濃縮後、各ドナーからのチューブ1つを、サンプルからWBCを除去した「枯渇」プロトコル、又は枯渇処理なしのサンプルにおけるWBC汚染を測定するための対照として用いられる「非枯渇」プロトコルのいずれかに供した。
【0033】
非枯渇プロトコル
AutoPrepからサンプルを取り出し、マグネットに15分間置いた。緩衝液を吸引し、細胞をRLT緩衝液(Qiagen)に溶解した。
【0034】
枯渇プロトコル
AutoPrepで濃縮後、2mLのPBS/1%BSAでサンプルを2回洗浄し、15分間磁性分離することによって、過剰のCD45−FITCを除去した。最終的なサンプルを900μLのPBS/5%BSAに再懸濁し、次いで、抗FITCでコーティングしたウェルに加えた。15分毎にやさしく攪拌して、サンプルを1時間インキュベートした。1時間後、300μLの上清をウェルから取り出し、細胞をマグネットに15分間置いた。緩衝液を除去し、細胞をRLT緩衝液(Qiagen)に溶解した。
【0035】
枯渇サンプル及び非枯渇サンプルの両方に関して、RNAをQiagen AllPrepキットを用いて精製し、High Capacity cDNA Reverse Transcription Kitsキット(Life Technologies)を用いて逆転写した。表5aのリストの遺伝子について、TaqMan(登録商標)PreAmp Master Mix Kit(Life Technologies)及びプライマーセットを用いて、相補DNAを増幅した。白血球において発現することが知られている2つの遺伝子(CD45(別称PTPRC)及びBST1)の増幅サンプル並びに発現したハウスキーピング遺伝子(Bアクチン)について定量的PCRを実行した。非枯渇サンプルとの相関における枯渇サンプルのWBCの損失及びハウスキーピング特異性遺伝子シグナルによって、WBCの枯渇の有効性を測定した。
【0036】
図4において、それぞれ、丸は非枯渇(on depleted)サンプル、四角は枯渇サンプルの個々の測定を示す。線は各サンプルタイプの平均測定値を示す。P値は、測定した各遺伝子の枯渇サンプルと非枯渇サンプルとの間で行ったスチューデントT試験の結果を表す。枯渇サンプルと非枯渇サンプルとの間のT試験は、CD45の枯渇の結果としてのWBC特異性遺伝子及びハウスキーピング遺伝子の有意な損失を示した。>2サイクルの平均デルタCt測定は、CD45枯渇サンプルにおけるWBCシグナルの>75%の低減を示している。
【0037】
【表3】
【0038】
実施例6:白血球枯渇後のCTC検出の改善
CD45枯渇法の潜在的利点の1つは、白血球が寄与するバックグラウンド遺伝子発現がある程度存在するときにCTCを検出する能力又はCTC遺伝子発現を特定化する能力が改善されていることである。白血球数の低下はバックグラウンド遺伝子発現を低下させ、より少数のCTCにおいて転写物を検出する能力を改善するはずである。
【0039】
この原理を実証するために、6人のドナーのそれぞれについて4つのサンプルを用意し、2つのサンプルを10個のVCaP細胞でスパイクし、2つのサンプルはスパイクしなかった。スパイクしたサンプルの1つ及びスパイクしていないサンプルの1つを、実施例5に記載した「枯渇」及び「非枯渇」プロトコルの両方で用意した。RNA抽出、逆転写、及びプレ増幅キットは、実施例5と同様に実行した。公開データベースを検索して、WBC枯渇法の有用性の測定に有用であり得る、可能性のあるCTCマーカーのパネルを特定した。VCaP細胞において中〜高発現であり、WBCにおいて一定範囲の発現を有する遺伝子を選択した。可能性のあるCTCマーカーS100A13及びAKR1C3のRT−PCRの結果。WBCの枯渇なし(非枯渇サンプル)では、どちらの遺伝子も、スパイクしなかったサンプルのセットと10個の細胞でスパイクしたサンプルのセットとの間の発現の有意差を示していない。枯渇セットでは、WBCが寄与したバックグラウンドが低下し、スパイクしなかったサンプルのセットと10個の細胞でスパイクしたサンプルのセットとの間に有意差が存在する。
【0040】
実施例7:白血球の枯渇後のCTCの分子特性化のためのWBCの枯渇の適用
CD45枯渇法の主な利点は、CTCの分子特性化の改善を可能にし、白血球が寄与するバックグラウンド遺伝子発現を最小限にすることである。
【0041】
この適用を実証するために、8人のドナーから8つのサンプルを調製し、それぞれ2つのサンプルを100個、50個、25個、10個のVCaP細胞でスパイクした。更に、VCaP細胞(例えば100個、50個、25個、10個の細胞)のみを含有する4つのサンプルを陽性対照として用いた。RNA抽出、逆転写、及びプレ増幅キットは、実施例6と同様に実行した。アンドロゲン受容体(AR)遺伝子、2つのARスプライスバリアント(ARV1及びARV3/7)、TMPRSS2並びにTMPRSS2:ERGのスプライスバリアントを、VCaP細胞のための試験遺伝子として選択した。WBCの枯渇後、純粋培養VCaP細胞と、VCap細胞でスパイクした血液との間に、VCap細胞におけるこれらの候補遺伝子の発現の検出において良好な相関が存在し、相関係数(r2)は>0.9であった。結果を
図6に示す。
【0042】
実施例8:ビーズに基づく濾過を用いた白血球の枯渇
本実施例は、CellSearch Profile Kitを用いて濃縮したサンプルに存在する夾雑白血球の数を減少させるための代替方法を説明する。EpCAMに基づいた免疫磁性濃縮の後、夾雑CD45+WBCをプラスチックビーズで標識する。ビーズと結合したCD45+細胞を保持し未結合のCTCを通過させるフィルタで混合物を濾過して、WBCをCTCから分離する。こうして、より少ない数の夾雑WBCを用いる分子解析又は細胞解析にCTCが利用可能になる。
【0043】
この方法を実証するために、10,000個のVCAP細胞を健常ドナーの血液の6つのチューブにスパイクし、CellSearch Profileキットを用いて濃縮した。3つのサンプルは直ちにQiagen RLT緩衝液に溶解し(非枯渇サンプル)、残りの3つのサンプルは、以下に記載したビーズに基づく方法を用いて枯渇させた。CTC及び夾雑白血球を含有する濃縮分画を、CD45分子に特異性の抗体でコーティングした30ミクロンのプラスチックビーズと混合した(pluriBead、pluriSelect)。ビーズ/細胞混合物を8〜10RPMで1時間室温でロックした。孔径27ミクロンのフィルタでサンプルを濾過した(pluriStrainer、pluriSelect)。フィルタを2回洗浄し、その濾過によって収集した細胞を、白血球特異性マーカーであるPTPRC(別称CD45)及び腫瘍細胞特異性マーカーであるアンドロゲン受容体(AR)に関して、RT−PCRによって解析した。非枯渇サンプルの発現レベルから枯渇サンプルの発現レベルを減算することによって(40−Ct値)、デルタCt値を算出した。白血球マーカーPTPRCに関しての3.1サイクルというデルタCtは、非枯渇サンプルと比べて、ビーズ枯渇プロトコルによって白血球のレベルが有意に低下したことを示している。腫瘍細胞特異性マーカーARに関してのわずか0.4サイクルというデルタCTは、ビーズ枯渇プロトコルが腫瘍特異性マーカーのレベルにほとんど影響しなかったことを示している。
図7に示す結果は、ビーズ枯渇手順に供したサンプルと、供していないサンプルにおける、白血球及び腫瘍細胞マーカーに関するRT−PCRの結果を示している。AR=アンドロゲン受容体、PTPRC=タンパク質チロシンホスファターゼ、受容体タイプ、C。
【0044】
〔実施の態様〕
(1) 濃縮した希少細胞及び白血球を含むサンプルから白血球を除去する方法であって、
(a)ハプテンにコンジュゲートされた白血球マーカーで白血球を標識する条件下で、ハプテンにコンジュゲートされたかかる白血球マーカーを用いて、かかるサンプルを処置する工程と、
(b)工程(a)の組成物を、かかる標識した白血球に接着する第2の媒体を用いて処置する工程と、工程(b)の組成物から、前記第2の媒体及びその接着した標識された白血球を分離する工程と、を含む、方法。
(2) 前記濃縮した希少細胞が、CTC、CEC、CMMC、及びCMCからなる群から選択される、実施態様1に記載の方法。
(3) 前記濃縮した希少細胞が、CTC及びCECからなる群から選択される、実施態様1に記載の方法。
(4) 前記濃縮した希少細胞がCTCである、実施態様1に記載の方法。
(5) かかる濃縮した希少細胞を免疫磁性マーカーで標識する、実施態様1に記載の方法。
【0045】
(6) 前記濃縮した希少細胞がCTCである、実施態様5に記載の方法。
(7) 前記白血球マーカーが、CD45、CD19、CD15、グリコフォリンA、CD2、CD14、CD16、CE38、及びCD66bに対する抗体からなる群から選択される、実施態様1に記載の方法。
(8) 前記白血球マーカーが、抗−CD45である、実施態様1に記載の方法。
(9) 前記白血球マーカーが、CD45のエピトープを含む抗体フラグメントである、実施態様1に記載の方法。
(10) 前記ハプチンが、フルオレセイン染料(「FITC」)、フィコエリトリン(「PE」)、アロフィコシアニン(「APC」)、及びビオチンからなる群から選択される、実施態様1に記載の方法。
【0046】
(11) 前記ハプテンがFITCである、実施態様1に記載の方法。
(12) 前記濃縮した希少細胞がCTCであり、前記白血球マーカーが抗−CD45であり、前記ハプチンがビオチンである、実施態様1に記載の方法。
(13) 濃縮した希少細胞及び白血球を含むサンプルから白血球を除去するためのキットであって、ハプテンにコンジュゲートされる白血球マーカーと、前記白血球マーカー以外の第2のマーカーとを含み、前記第2のマーカーは、かかるハプテンに対する抗体を含む、キット。
(14) 濃縮した希少細胞及び白血球を含むサンプルから白血球を除去するためのキットであって、前記希少細胞及び白血球を免疫磁性法でマーキングするための試薬と、ハプテンにコンジュゲートされる白血球マーカーと、前記白血球マーカー以外の第2のマーカーとを含み、前記第2のマーカーは、かかるハプテンに対する抗体を含む、キット。