(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記弾性のあるクリップは少なくとも1つのアームを含み、および、前記針は、前記針が前記第2の位置に到達する前に、前記少なくとも1つのアームを開いた位置に付勢する、請求項5のカテーテルアセンブリ。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の上記の態様および特徴は、ここで、添付図面を参照することで、本発明の例示的実施形態の説明からより明らかになろう。
【
図1】針カバーが取り付けられた状態の例示的なカテーテルの斜視図である。
【
図2】
図1のカテーテルの、針カバーが取り外された状態の斜視図である。
【
図3】例示的なサイドポートカテーテルおよび針カバーの斜視図である。
【
図6】例示的な針、針シールド、および、針ハブの分解斜視図である。
【
図7A】
図6の例示的な針シールドの外側スリーブの斜視図である。
【
図7B】
図6の例示的な針シールドの外側スリーブの斜視図である。
【
図7C】
図6の例示的な針シールドの外側スリーブの斜視図である。
【
図7D】
図6の例示的な針シールドの外側スリーブの斜視図である。
【
図8A】カテーテルハブに接続された針シールドの斜視図である。
【
図8B】カテーテルハブに接続された針シールドの平面図である。
【
図9A】
図6の例示的な針シールドの内側スリーブの斜視図である。
【
図9B】
図6の例示的な針シールドの内側スリーブの斜視図である。
【
図9C】
図6の例示的な針シールドの内側スリーブの斜視図である。
【
図9D】
図6の例示的な針シールドの内側スリーブの斜視図である。
【
図10A】
図6の例示的な針シールドのクリップの斜視図である。
【
図10B】
図6の例示的な針シールドのクリップの斜視図である。
【
図10C】
図6の例示的な針シールドのクリップの斜視図である。
【
図10D】
図6の例示的な針シールドのクリップの斜視図である。
【
図11】
図6の例示的な針シールドの側面断面図である。
【
図12】
図6の例示的な針シールドの横断面図である。
【
図13】導入針がカテーテルハブ内に延びているカテーテルハブに接続された別の例示的な針シールドの縦断面図である。
【
図14】針シールド内に針が引き込まれた状態の、
図13の例示的な針シールドの縦断面図である。
【
図15】カテーテルハブから外側スリーブ内に内側スリーブが引き込まれた状態の、
図13の例示的な針シールドの縦断面図である。
【
図16】カテーテルハブから針シールドが取り除かれている状態の、
図13の例示的な針シールドの縦断面図である。
【
図17A】カテーテルハブに接続され、その後カテーテルハブから取り外される、針シールドの別の例示的実施形態を示す図である。
【
図17B】カテーテルハブに接続され、その後カテーテルハブから取り外される、針シールドの別の例示的実施形態を示す図である。
【
図17C】カテーテルハブに接続され、その後カテーテルハブから取り外される、針シールドの別の例示的実施形態を示す図である。
【
図18】カテーテルハブに接続された針シールドの別の例示的実施形態を示す図である。
【
図19】カテーテルハブに接続された針シールドの別の例示的実施形態を示す図である。
【
図20】カテーテルハブから取り外された針シールドの別の例示的実施形態を示す図である。
【
図21A】カテーテルハブに接続された針シールドの別の例示的実施形態を示す図である。
【
図21B】
図21Aの拡大図であり、外側スリーブと内側スリーブのカテーテルハブとの係合を示す。
【
図22A】カテーテルハブに接続された針シールドの別の例示的実施形態の縦断面図である。
【
図22B】針が外側スリーブ内に引き込まれた状態の、
図22Aの針シールドおよびカテーテルハブを示す図である。
【
図23A】カテーテルハブに接続された針シールドの別の例示的実施形態の縦断面図である。
【
図23B】内側スリーブがカテーテルハブから引き抜かれ、付勢部材がキャッチ部から外れた状態の、
図23Aの針シールドを示す図である。
【
図24A】一体型クリップを有する例示的な内側スリーブの斜視図である。
【
図24B】一体型クリップを有する例示的な内側スリーブの斜視図である。
【
図24C】一体型クリップを有する例示的な内側スリーブの斜視図である。
【
図24D】一体型クリップを有する例示的な内側スリーブの斜視図である。
【
図25A】針シールドとばね戻し血液制御アクチュエータとセプタムを有する例示的なカテーテルの分解斜視図である。
【
図26C】雄型ルアーコネクタがカテーテルハブに挿入された状態の、
図26Bのカテーテルの縦断面図である。
【
図26D】ルアーコネクタがセプタムを通してアクチュエータを押している、
図26Cのカテーテルの縦断面図である。
【
図26E】雄型ルアーコネクタがカテーテルハブから引き抜かれた状態の、
図26Dのカテーテルの縦断面図である。
【
図26F】雄型ルアーコネクタがカテーテルハブから引き抜かかれた状態の、
図26Eのカテーテルの縦断面図である。
【
図27】アクチュエータの別の例示的実施形態の右側面を示す図である。
【
図28A】カテーテルハブアセンブリ内の
図27のアクチュエータの断面を示す図である。
【
図28B】
図28Aのカテーテルハブアセンブリの、セプタムを貫通するときの断面を示す図である。
【
図28C】
図28Aのカテーテルハブアセンブリの、セプタムを貫通するときの左側斜視断面図である。
【
図29A】カテーテルハブアセンブリの別の例示的実施形態の断面図である。
【
図29B】
図29Aのカテーテルハブアセンブリの、セプタムを貫通するときの断面図である。
【
図29C】
図29Aのカテーテルハブアセンブリの、セプタムを貫通するときの左側斜視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
カテーテル10は、
図1〜6に示すように、中空の金属製導入針12、カテーテルハブ14、針ハブ16、針カバー18、および、針シールド20を含む。針カバー18は、最初は、針12、および、カテーテルハブ14の少なくとも一部を覆っている。針カバー18は、カテーテルハブ14に、または針ハブ16に接続することができる。針12は、尖った遠位端を有し、および、最初は針シールド20およびカテーテルハブ14を通って延びている。可撓性カテーテルチューブ22は、導入針12がカテーテルチューブ22を通過すると、カテーテルハブ14の遠位端から延在する。最初は、針12は露出されており(例えば、第1の位置)、そして、患者の静脈に挿入される。カテーテルチューブ22は、針12に沿って、針12に続いて静脈内に押し込まれる。カテーテルチューブ22が挿入された後、針12は、患者の静脈およびカテーテルハブ14から取り除かれる。針シールド20は、針12の尖った遠位側の先端を囲み、および、カテーテルハブ14からの針の退避中および退避後に、針12による突き刺しからの保護を提供する。針シールド20は、
図2および
図4に示すような標準的なカテーテルハブ14、および、
図3および
図5に示すようなサイドポートカテーテルハブ24を含む、様々な異なるカテーテルと共に使用することができる。
【0010】
様々な例示的実施形態によれば、針シールド20は、外側部材26、内側部材28、弾性のあるクリップ30を含む。外側および内側部材26,28は、スリーブの形態であることが好ましい。外側スリーブ26は、カテーテルハブ14に接続し、および、内側スリーブ28およびクリップ30を囲んでいる。内側スリーブ28は、外側スリーブ26内に位置し、および、外側スリーブ26に対して相対的に軸方向に移動可能である。クリップ30は、内側スリーブ28に接続され、および、内側スリーブ28に対し軸方向に移動可能である。外側スリーブ26、内側スリーブ28、および、クリップ30を、金属、エラストマー、ポリマー、または複合材料から形成することができる。様々な例示的実施形態において、外側スリーブ26および内側スリーブ28はポリマー材料から成形され、および、クリップ30は、ステンレス鋼などの弾性金属の薄片から形成されている。開示されている様々な実施形態におけるクリップは、例示的な針保護材として作用することができる。
図1〜6の例示的実施形態の構造は、本明細書において開示される他の例示的実施形態の構造と必要に応じて組み合わせることができる。
【0011】
図7A〜7Jに示された例示的実施形態に従えば、外側スリーブ26は、外面32、内面34、近位開口部36、および、遠位開口部38を含む。外面32は8つの平坦な側面を有する八角形の構成を有しているが、他の曲線および/または直線的形状を使用することもできる。内面34は、湾曲した一対の面によって接続された平坦な頂部壁および平坦な底部壁を有している。内面34は、内側スリーブ28を受けるためのキャビティを画定している。導入針12は、最初は近位の開口部および遠位の開口部を通って延びている。スロット40は、外側スリーブ26の壁を通って延びている。外側スリーブの大きさ、形状、および構成は、スペース要件およびカテーテルハブ14の種類に応じて変えることができる。
【0012】
キャッチ部42は、
図8A〜8Bに最もよく示すように、カテーテルハブ14上の突出部44と係合または連結するように、外面から延在している。この係合は、針12がクリップ30で囲まれるより前に起きる。様々な例示的実施形態において、キャッチ部42を、溝、スロット、または孔を含む、カテーテルハブ14上のどのようなタイプの構造とも係合するように構成することができる。キャッチ部42の変形は、カテーテルハブ14の構成に依存することもある。例示的実施形態において、カテーテルハブ突出部44は、例えば、LUER−LOK(商標)型スレッドのスレッドを受けるルアーである。
【0013】
キャッチ部42は、前縁、後縁、および、一対の側縁を有する。開口部すなわちくぼみが、前縁と後縁の間に、カテーテルハブ突出部44を受けるように形成されている。開口部は、突出部44の高さとほぼ等しいまたはわずかに大きい隙間を持ってキャッチ部42が形成されることを可能とし、必要な材料およびスペースの量を最小限にしながら、キャッチ部42がルアースレッドの突出部44の前、後、および/または、側面と係合することが可能になる。様々な例示的実施形態において、開口部を省略することができる。キャッチ部42は、カテーテルハブ14からの針シールド20の早期の解放に抵抗する。
図7A〜8Bの例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0014】
図9A〜9Iに示された例示的実施形態に従えば、内側スリーブ28は、ベース46、遠位辺48、および、近位辺50を含む。弾性のある脚部52および足部54が、ベース46の外面から延びている。弾性のある脚部52および足部54は、外側スリーブ26におけるスロット40に係合する。1つまたはより多くのクリップリテーナ56が、ベース46の内面から延びている。クリップ30は、クリップリテーナ56と近位辺50の間に位置している。対向部材58が、遠位辺48から遠位方向に延びている。対向部材58は、針12が露出位置(例えば第1の位置)にあるときにカテーテルハブ14に挿入されるように構成されている。
図9A〜9Iに示す例示的実施形態において、対向部材は管状部材である。近位辺50、遠位辺48と対向部材58はそれぞれ、導入針12を受け入れるための開口部を有する。内側スリーブ28の大きさ、形状、および構成は、スペース要件およびカテーテルハブ14と外側スリーブ26の種類に応じて変えることができる。
【0015】
内側スリーブ18の代替実施形態において、ブリッジ部材(不図示)を組み込んで、内側スリーブ18の強度を向上させることができる。具体的には、遠位辺48の上面および近位辺50の上面を、ベース46と同様の長さを有する固体部材で接続してもよい。内側スリーブ18は、例えば、射出成形によって製造することができる。
【0016】
代替実施形態において、ベース46の足部54を取り除くことができ、および、ベース46を固体部材とすることができる。この構成によれば、内側スリーブ28は、適切な保持を達成するように外側スリーブ26内で変形する。内側スリーブ28および外側スリーブ26は、所定の力を加えた際に、内側スリーブ28が内側で軸方向におよび外側スリーブ26に対して移動することもできるように、適切な大きとされている。所定の力よりも小さい力が加えられた場合、内側スリーブ28は外側スリーブ26に対して移動しない。このような構成は、内側スリーブ28および外側スリーブ26の成形性および生産性を向上させる。
図9A〜9Iの例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0017】
図10A〜10Iに示された例示的実施形態に従えば、弾性のあるクリップ30は、針12を受けるための開口部を有するベース60と、第1のアーム62と、ベース60から延びるている第2のアーム64を含む。第1のアーム62は、第2のアーム64よりもさらに軸方向に延びている。第1のアーム62は第1のフック66を有し、第2のアーム64は第2のフック68を有する。第1のタブ70が第1のアーム62内に形成されており、第2のタブ72が第2のアーム64内に形成されている。
図10A〜10Iの例示的実施形態の構造を、適宜、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0018】
図11および
図12は、針シールド20の組み立てられた状態の例示的実施形態を示す。
図11は、外側スリーブ26のスロット40内に位置する、脚部52および内側スリーブ28の足部54を示す。足部54がスロット40に係合して、内側スリーブ28の外側スリーブ26に対する軸方向の移動であって足部54がスロット40の端部と係合するポイントを通り過ぎる移動に抵抗する。脚部52および足部54はまた、内側スリーブ28上に形成されたスロット40と共に、外側スリーブ26上に形成することができる。
図12は、外側スリーブ26上の第1の肩部74および第2の肩部76に係合している第1のクリップタブ70および第2のクリップタブ72を示す。タブ70、72は、例えば出荷時に、クリップ30および内側スリーブ28が外側スリーブ26内に意図せずにスライドすることを防止するために役に立つ。初期位置では、導入針12は、タブ70、72が外側スリーブ26に係合するように、第1のアーム62および第2のアーム64を開いた位置内へ付勢する。
【0019】
図13〜16は、針シールド78の別の例示的実施形態、および、操作中の針シールド20の別の例を示す。最初は、導入針12が、外側スリーブ80、内側スリーブ82、および、クリップ84を通り抜けている。導入針12は、第1および第2のフックが針シャフト12に沿って留まるように、クリップ84を開いた位置内に付勢する。組み立てられた位置において、キャッチ部86は、カテーテルハブ14の外面上のルアースレッド44と係合し、および、対向部材は、カテーテルハブ14の近位の開口部内に延びている。キャッチ部86をカテーテルハブ14から取り外すためには、キャッチ部86がルアースレッド44上をスライドできるように、シールド78の外側スリーブ80を上げなければならない。しかしながら、針シールド78をカテーテルハブ14に相対的に上げることは、対向部材88がカテーテルハブ14内に延在していることによって、最初は防止されている。
【0020】
針12がカテーテルハブ14から引き抜かれるにしたがって、針12の先端が第1および第2のフックを通過し、第1および第2のアームを閉じさせ、および、第1および第2のフックに針12の先端を囲ませる。針12の先端が第1および第2のフックを通過し、および、第1および第2のアームが閉じた向きに移動した後、タブ85が外側スリーブ80から外れ、および、内側スリーブ82がさらに外側スリーブ80内に軸方向に移動され得る。第2の位置を閉じた位置と呼ぶことができ、一方、第1の位置を、針12の第2の位置に入る前の任意の位置と呼ぶことができる。
【0021】
針12がさらに引き抜かれるにしたがって、針の軸は針シールド78を通って変形部90までスライドし、針12の遠位端の近くにその直径を増大させるために形成された、例えばクリンプすなわち突出部が、
図14に示すように、クリップのベースに係合する。クリップのベースにおける開口部は、変形部90の通過ではなく針の軸の通過を可能にする大きさとされている。したがって、針12の先端がクリップ84の閉じた位置内にあるとき、変形部90はまた、クリップ84によって囲まれている。
【0022】
変形部90を含む、針12のさらなる移動は、内側スリーブ82が外側スリーブ80内にさらに引き込まれることをもたらし、
図15に示すように、カテーテルハブ14から対向部材88が外れる。具体的には、内側スリーブ82が外側スリーブ80に対して相対的に移動する。対向部材88がカテーテルハブ14から引き抜かれるとき、カテーテルハブ14に対して相対的に針シールド78を放射状に移動させることができる。キャッチ部86は、次いで、ルアースレッド突出部44から持ち上げられることができ、および、針シールド78、針12、および、針ハブ16は、カテーテルハブ14から分離され得る。
【0023】
図11および12に示される例示的実施形態において、針シールド20が取り外された後、内側スリーブ28の外側スリーブ26に対する軸方向の遠位移動が足部54をスロット40に係合させることができ、内側スリーブ28と外側スリーブ26の分離、および、針12の先端の起こり得る曝露に抵抗する。針の変形部90とクリップベース60の係合は、針12が針シールド20から近位方向に引き抜かれることを防止する。
図11および
図12の例示的実施形態の構造を、適宜、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0024】
図13〜16に示されている針シールド78は、
図3〜12に示された針シールド20と同様である。
図13〜16中の針シールドの外側スリーブ80は、丸みを帯びた表面から延びる、1つまたはより多くのキー溝の溝92を含む。キー溝92は、外側スリーブ80に対する内側スリーブ82の回転を防止する。内側スリーブ82は、近位端から遠位端までテーパーが付いた、円錐台形のクリップリテーナ94を含む。クリップリテーナ94の側面は、それが閉じた位置にあるときにクリップ84に当接するように構成されている。
【0025】
様々な例示的実施形態において、クリップリテーナ94は、フックの1つが針12の取り外しを通じてクリップリテーナ94(不図示)上に留まるように延びる面を有している。この構成において、単一のアームだけが、開いた向きから閉じた向きに移動する。移動する単一のアームの使用は、針12上での摩擦を低減し、および、カテーテルハブ14からの針の引き抜きの間の結合を防止するのに役に立つ。特定の実施形態において、針シールドは、クリップを平衡させ、および、クリップのベースの針12に対する傾きに抵抗する特定の用途において2つのアームが有益であるにも関わらず、単一のアームだけを有するクリップを使用するように構成されている。
図13〜16の例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0026】
図17A〜17Cは、外側スリーブ98、および、単一のアームを有する金属製のクリップ100を有し、内側スリーブを省略した、針シールド96の別の例示的実施形態を示す。外側スリーブ98は、対向部材として作用するラッチ102を有する。ラッチ102は、外側スリーブ98の内側表面から延びている第1のアーム、および、第1のアームに例えばリビングヒンジによってヒンジ接続した第2のアームを有している。クリップ100は、ラッチ102に当接するように遠位方向に延びたタブ104を有するフックを備えている。タブ104および/または挿入された針12は、ラッチ102を閉じた構成に保持し、カテーテルハブ14に対する針シールド96の放射状の移動を防止し、したがって、キャッチ部のルアースレッドからの係合離脱に抵抗することができる。
【0027】
針12が針シールド96内に引き込まれるにしたがって、クリップ100が閉じた位置内に移動して、タブ104をラッチ102から係合離脱させ、および、
図17Bに示すように、ラッチ102が開くことを可能にする。ラッチ102が開いた後、針シールド96は、
図17Cに示すように、カテーテルハブ14から係合離脱され得る。閉じた位置において、タブ104は、底部の突出部106と係合すること、または係合しないことがあり、針12および金属製のクリップ100が針シールド96から遠位方向に抜け出ることが防止される。針の変形部90とクリップベースの係合は、針12が針シールド96から近位方向に引き抜かれることを防止する。
図17A〜17Cの例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0028】
図18は、外側スリーブ110、および、単一のアームを有する金属製のクリップ112を有し、内側スリーブを省略した、針シールド108の別の例示的実施形態を示す。クリップ112は、対向部材として機能するように遠位方向に延びたタブ114を有するフックを備えている。タブ114は、針シールド108のカテーテルハブ14に対する放射状の移動に抵抗するように、カテーテルハブ14の内面と係合する。針12が針シールド108内に引き込まれるにしたがって、アームが閉じた位置内に移動し、タブ114がカテーテルハブから係合離脱される。このことは、針シールド108がカテーテルハブ14を係合離脱させることを可能にする。閉じた位置において、フックが底部の突出部116と係合し、針12およびクリップ112が針シールド108から遠位方向に抜け出ることを防止する。針の変形部90とクリップベースの係合は、針12が針シールド108から近位方向に引き抜かれることを防止する。
図18の例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0029】
図19および20は、外側スリーブ120、および、第1および第2のアームを有する金属製のクリップ122を有し、内側スリーブを省略した、針シールド118の別の例示的実施形態を示す。第1および第2のアームは、カテーテルハブ14の内面と係合し、および、対向部材として機能するように、カテーテルハブ14内に延びている。針12が針シールド内に引き込まれるにしたがって、アームは閉じた位置内に移動する。特定の実施形態において、閉じた位置は、針シールド118がカテーテルハブ14から外されるための十分なクリアランスを提供する。代替実施形態において、クリップ122と係合する針12は、針シールド118が係合離脱され得る前に第1および第2のアームがカテーテルハブ14から完全に引き抜かれるように、クリップ122を外側スリーブ120の内側に移動させる。
【0030】
図20に示すように、アームの1つからタブ124が延びていてもよい。タブ124は、それが近位側に移動して外側スリーブ120内に形成されているスロット126内に入ることができるように、角度が付けられている。タブ124の角度は、針シールド118がカテーテルハブ14から取り外された後のクリップ122および針12の遠位移動に抵抗するようにスロット126の側面に係合している。針の変形部90のクリップ122との係合は、針12が針シールド118から近位方向に外れることを防止する。
図19および
図20の例示的実施形態の構造を、適宜、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0031】
図21A〜21Bは、外側スリーブ130と、内側スリーブ132と、第1および第2のアームを有するクリップ134とを有する針シールド128の別の例示的実施形態を示す。内側スリーブ132は、カテーテルハブ14内に延在し、および、カテーテルハブ14の内面に当接して、対向部材として機能する。針12が針シールド128内に引き込まれるにしたがって、アームが閉じた位置内に移動し、および、クリップ134が内側スリーブ132をカテーテルハブ14から外側スリーブ130内へと引っ張り出す。内側スリーブ132のカテーテルハブ14からの係合離脱は、針シールド128がカテーテルハブ14から係合離脱することを可能にする。
図21A〜21Bの例示的実施形態の構造を、適宜、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0032】
図22A〜22Cは、外側スリーブ150と内側スリーブ152とクリップ154とを有する針シールド148の別の例示的実施形態を示す。クリップ154は、第1のアーム156および第2のアーム158を有している。第1のアーム156は移動可能であり、および、それが内側スリーブ152内に適切な量だけ引き込まれたときに針12を捕捉するフックを含んでいる。突出部160は、第2のアーム158を受けるように内側スリーブ152から延びている。第2のアーム158は、したがって、その移動中に針と係合しない。この構成において、第1のアーム156だけが、開いた向きから閉じた向きに移動する。移動する単一のアームの使用は、針12上での摩擦を低減し、および、針のカテーテルハブ14からの引き抜きの間の結合を防止するのに役に立つ。
図22A〜22Cの例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0033】
図23A〜23Bは、外側スリーブ164、内側スリーブ166、および、クリップ168を有する針シールド162の別の例示的実施形態を示す。外側スリーブ164は、カテーテルハブ14内に延びていてカテーテルハブ14に当接している付勢部材170を含む。付勢部材170は弾性材料であり、外側スリーブ164に接続されているまたは外側スリーブ164と一体的に形成されている、例えばばね材料または他のエラストマー材料である。様々な例示的実施形態において、付勢部材170は、クリップ168の一部として形成してもよいし、または、クリップ168に接続してもよい。ハウジング172は、針シールド162を囲んでいる。最初は、内側スリーブ166の対向部材またはクリップ168は、付勢部材170を圧縮された状態に保持している。内側スリーブ166が外側スリーブ164の中に完全に引き込まれたとき、付勢部材170が外側スリーブ164を付勢し、キャッチ部174をルアースレッドから移動させて離す助けとなる。
図23Aおよび23Bの例示的実施形態の構造を、適宜、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0034】
図24A〜24Iは、一体型または単一式クリップを有する内側スリーブ176の別の例示的実施形態を示す。内側スリーブ176およびクリップの組合せは、金属またはプラスチックの単一片から形成することができ、または、それらは一体成形された材料の個々の部品から作ることもできる。内側スリーブ176は、カテーテルハブ(不図示)に入るように遠位方向に延びている対向部材180、および、外側スリーブ(不図示)に入るように遠位方向に延びている外側部材182を含む。外側部材182は、1つまたはより多くの放射状に延びるリブを有する中央円筒部を有している。内側スリーブ176のクリップ部は、遠位壁188から延びる第1のアーム184および第2のアーム186を有している。第1および第2のアーム184,186は、針(不図示)の先端を受けて収容するように、開いた向きと閉じた向きの間で移動可能である。
図24A〜24Iの例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0035】
上述した針シールドのいずれも、
図25A〜26Fに示すように、多用途のルアー作動血液制御カテーテルハブに関連して使用することができる。カテーテルは、カテーテルハブ14、および、カテーテルハブから延びる可撓性カテーテルチューブを含む。金属製ウェッジ136は、カテーテルチューブを保持するように、カテーテルハブ内に位置する。セプタム138は、カテーテルハブ14を通る流体の流れを制御するように位置する。
図25Bに最もよく表されるように、セプタム138は、セプタム138を通る望ましくない流体の流れを選択的に防止するように設計された1つまたはより多くの弾性のある開口部またはスリット140を有する。セプタム138は、アクチュエータ142に係合されたときに開く3つの三角形のフラップを形成する3つのスリット140を有している。セプタム138は、例えばシリコンゴムなどの弾性材料から作られる。
【0036】
セプタム138は軸方向流路139をさらに備える。流路139はセプタム138の外周に配置されている。様々な量および位置が考えられるが、互いから等距離にある8つの流路139が図示されている。セプタム138が貫通されない場合に、血液が入ることができ、および、空気がカテーテルハブの前部においてセプタム138の遠位端部から抜けることができるように、流路139は適切な幅および深さを持っている。同時に、流路139は、(少なくともしばらくの間)血液がセプタム138を通り過ぎて出て行くのを防止するために十分に小さい大きさとされている。このような構成は、血液中の分子間力が空気中の分子間力よりも大きいことにより可能である。
図25Bに示すセプタム138は、本明細書で説明した実施形態のいずれにも使用することができる。当業者によって理解されるように、他の構成のセプタムを使用することもできる。
【0037】
アクチュエータ142および付勢または戻し部材、例えば金属性またはプラスチック製の圧縮ばね144は、カテーテルハブ14内に位置している。アクチュエータ142は、スリット140を開きおよびカテーテルハブ14を通る流体の流れを可能にするように、セプタム138と係合する。付勢または戻し部材144は、弾性のあるスリット140が閉じることを可能にする位置にアクチュエータ142を戻すことが可能であり、カテーテルハブ14を通る流体の流れが防止される。
【0038】
アクチュエータ142は、内部通路143Bを囲むアクチュエータバレル143Aを有している。アクチュエータバレル143Aは実質的に管状部材であり、および、内部通路143Bは実質的に円筒形である。管状部材は、アクチュエータのバレルを通るおよび周りの流体の流れを可能にする1つまたはより多くの開口部143Cを有している。アクチュエータバレルの第1の端部は、セプタムに係合する角を削がれた外面を持ったノーズを有している。円錐台形部145Aは、アクチュエータバレル143Aの第2の端部から延びている。円錐台形部145Aは、流体の流れが其処を通ることを可能にする1つまたはより多くの開口部145Bを有している。円筒部145Cは、雄型ルアーコネクタと係合するように円錐台形部145Aから延びている。角度が付けられた前面およびスロット147を有する1つまたはより多くのフックが、アクチュエータバレル143Aから延びている。
【0039】
図25A〜26Fに示された例示的実施形態において、付勢または戻し部材は、ばね144であり、例えば、遠位端および近位端を持った螺旋状の圧縮ばねである。ばね144は、金属、プラスチック、エラストマー、または他の適切な弾性材料から作ることができる。ばね144の遠位端は、カテーテルハブ14の内面と締まり嵌めを形成する。締まり嵌めは、ばね144を負荷がかかっている間でさえも保持するのに十分であることが可能であり、或いは、ばね144の遠位端はまた、セプタム138に当接することができる。ばね144の近位端は、例えばフックを越えてスロットに嵌合することにより、アクチュエータ142に接続される。他の実施形態142において、アクチュエータ142と付勢部材144は一体構造になるように組み合わされる。様々な例示的実施形態において、カテーテルハブ14の内面、および/または、アクチュエータ142および/または付勢部材144の外面は、切り取り部、バンプ、突出部、歯部、または他の適切な構造を含み、カテーテルハブ14との間、および、付勢部材144との間、および、付勢部材144とアクチュエータ142の間にスナップ接続を形成する。
【0040】
図26A〜26Fは、アクチュエータ142および付勢部材144を持ったカテーテルハブ14の動作を示す。導入針12は、最初は、アクチュエータ142、セプタム138、ウェッジ136、および、カテーテルチューブ22を通って延びている。導入針12およびカテーテルチューブ22が患者に挿入された後、針12が引き抜かれ、セプタム138を閉じる。雄型ルアーコネクタ146がカテーテルハブ14内に挿入されるにしたがって、ルアーコネクタ146がアクチュエータ142に当接して遠位方向に移動させ、ばね144を圧縮する。ルアーコネクタ146のさらなる挿入は、アクチュエータ142をセプタム138を通って移動させ、スリット140を開き、および、流体がカテーテルハブ14を通って流れることを可能にする。
【0041】
ルアーコネクタ146が取り除かれると、ばね144がアクチュエータ142をセプタム138から外し、スリット140を閉じ、および、流体が其処を通って流れることを防ぐ。このことは、アクチュエータ142がルアーコネクタが取り除かれた後セプタム138内に残る使い捨て使用カテーテルとは対照的に、カテーテルアセンブリが複数のルアー接続を介して再利用されることを可能にする。しかしながら、アクチュエータ142および/またはばね144が無い使い捨てカテーテルは、本明細書中で説明される針シールドとともに使用することもできる。
図25A〜26Fの例示的実施形態の構造を、必要に応じて、本明細書に開示される他の例示的実施形態の構造と組み合わせることができる。
【0042】
図27は、アクチュエータ254の例示的実施形態を示す。アクチュエータ254は、本明細書に開示された実施形態のいずれにおいても使用することができる。アクチュエータ254は、カテーテルハブアセンブリのセプタム238内にアクチュエータ254が貫入する際の摩擦を低減するノーズ258を含んでいる。アクチュエータ254は、アクチュエータ254の中心線に対して垂直な方向にアクチュエータ254を通って延在する開口部255をさらに含む。例えば、アクチュエータ254は、2つの矩形状の開口部255を含むことができるが、より多いことまたはより少ないことも考えられる。
【0043】
アクチュエータ254はまた、アクチュエータ254の外面の遠位部分に沿ってアクチュエータ254の中心線に対し平行な面内で軸方向に延びる複数の溝257を備える。例えば、放射状に互いから実質的に等間隔の4つの溝257が、アクチュエータ254の遠位部分の外面に沿って存在することができ、より多いまたはより少ない溝257も考えられる。溝257は、アクチュエータ254内への深さを変更することができる。溝257は、アクチュエータ254の厚さを溝257が完全には貫通していないことから、開口部255とは異なる。
【0044】
開口部255および溝257は、有利には、流体がカテーテルハブアセンブリ内を移動するのための増大領域を提供する。増大領域は、有利には、流体のフラッシングを可能にし、そして、セプタムの近位端および遠位端における流体の凝固を防止する。さらに、開口部255および複数の溝257は、有利には、流体の滞留を最小化し、および、よりいっそうの混合を可能にする。溝257は、さらに、動作中のアクチュエータの外面上をセプタムがシールすることを防止する。シール界面を形成しないことにより、流体が溝57を介してセプタムを通って漏れ、そして、追加のフラッシングを提供することが可能となる。
【0045】
図28Aは、
図27のアクチュエータ254をカテーテルハブアセンブリ内に示す。上述の実施形態と同様、カテーテルハブアセンブリは、カテーテルハブ214、セプタム238、および、付勢部材256をさらに含む。図示のように、アクチュエータ254の開口部255および溝257は、カテーテルハブ214内の流体の流れのためのより多くの領域を提供し、したがって、上述した利点を達成する。
【0046】
図28Bおよび28Cは、付勢部材256が圧縮され、および、アクチュエータ254がセプタム238を貫通するときのカテーテルハブアセンブリを示す。カテーテルハブアセンブリは、アクチュエータ254の開口部255および/または溝257がセプタム238を随意的に貫きまたは貫通するように構成することができる。示された実施形態では、アクチュエータ254における開口部255はセプタム238を貫通していない。しかしながら、アクチュエータ254における溝257はセプタム238を貫通している。この構成は、上述した効果に加えて、溝257を通る流体の流れであって、セプタム138の近位端から遠位端への増加した流体の流れを可能にする。カテーテルアセンブリの動作が完了した後、アクチュエータ254は、付勢部材256によって加えられる力によりセプタム238から退避する。カテーテルアセンブリは、アクチュエータ254の押下時の複数の用途のために構成されている。本実施の形態で説明したアクチュエータなどの構造は、本出願を通して説明した構造と組み合わせて使用することができる。
【0047】
図29Aは、カテーテルハブアセンブリにおけるアクチュエータ364の別の実施形態を示す。カテーテルハブアセンブリは、サイドポート368を有するカテーテルハブ362を含む。サイドポート368は、カテーテルハブ362内の流体の流れに対して二次的アクセスを提供する。カテーテルハブ362のメインボアとサイドポート368の交差部は、スリーブ372を含む。スリーブ372は、選択的な流体連通をサイドポート368とカテーテルハブ362の間に提供する。具体的には、十分な流体圧力がサイドポート368を通じて加えられるとスリーブ372が圧縮する。スリーブ372の圧縮は、流体がカテーテルハブ362に入ることを可能にする。参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4231367号への参照が、本明細書に記載されたタイプのカテーテルアセンブリにおけるサイドポートカテーテルに関してなされる。カテーテルハブアセンブリは、セプタム370と、アクチュエータ364に張力を与える付勢部材366とをさらに含む。
【0048】
アクチュエータ364は、上述したものと同じ様にアクチュエータ364を通って延びる複数の開口部365を備える。開口部365について様々な量、サイズ、および、間隔が考えられるが、アクチュエータ364は、異なるサイズおよび間隔を有する4つの開口部365の2つの列を含む。図示のように、開口部365は、カテーテルハブ362内の流体の流れのためのより多くの領域を提供し、したがって、
図27〜28Cに関連して上で説明したのと同様の利点を達成する。
【0049】
図29Bおよび29Cは、アクチュエータ364がセプタム370を貫通し、および、付勢部材366を圧縮するときのカテーテルハブアセンブリを示す。カテーテルハブアセンブリは、アクチュエータ364の開口部365がセプタム370に随意的に貫入するように構成されている。示された実施形態において、アクチュエータ364における開口部365は、セプタム370に貫入していない。この構成は、上述した効果に加えて、サイドポート368とカテーテルハブ362の間の増加した流体の流れを、セプタム370の近位端において可能にする。アクチュエータ364における開口部365がセプタム370に貫入する場合は、流体のいっそうの混合がまた、セプタム370の遠位端において起きる。
【0050】
カテーテルアセンブリの動作が完了すると、アクチュエータ364は付勢部材366が加える力によってセプタム370から退避する。カテーテルアセンブリは、アクチュエータ364の押下時の複数の用途のために構成されている。本実施の形態で説明した、アクチュエータを含む構造は、本出願を通して説明した構造と組み合わせて使用することができる。
【0051】
特定の例示的実施形態の前述の詳細な説明は、本発明の原理およびその実際の応用を説明する目的で提供されており、それにより、他の当業者が本発明を、様々な実施形態について、考えられる特定の用途に適した種々の変形と共に理解することを可能にする。この説明は、必ずしも網羅的であること、または開示された正確な形態に本発明を限定するものでない。本明細書に開示された実施形態および/または構成要素のいずれかを、具体的に開示されていない様々な追加の実施形態を形成するために互いに組み合わせることができる。したがって、さらなる実施形態が可能であり、本明細書および本発明の範囲内に包含されるものとする。仕様は別の方法で達成することができる、より一般的な目標を達成するために特定の例を記載している。
【0052】
本出願において使用される、用語「前部」、「後部」、「上部」、「下部」、「上方」、「下方」、および他の配向記述子は、本発明の例示的実施形態の説明を容易にするために意図されており、本発明の例示的実施形態の構造を任意の特定の位置または配向に限定するものではない。以下のような程度の規約、「実質的に」または「およそ」は、例えば、一般的な許容誤差が製造、組み立て、および実施形態の使用に関連し、所定の値の外側の妥当な範囲を参照するために当業者によって理解される。