(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記固定解除するステップは、前記画面に固定されたコンテンツが表示される領域を減少させるか、又は前記画面に固定されたコンテンツが画面から自動で消えるように表示する、請求項1に記載のコンテンツ表示制御方法。
前記コンテンツに対応するテキストは、前記文書に含まれた少なくとも1つのコンテンツと少なくとも1つのテキストを分析することによって得られた前記コンテンツに関するテキストである、請求項1に記載のコンテンツ表示制御方法。
前記コンテンツを画面に固定するステップは、前記コンテンツの表現形態を変更するか、又は前記コンテンツに対応するテキストでコンテンツに関する部分をハイライトする、請求項1に記載のコンテンツ表示制御方法。
前記コンテンツを画面に固定するステップは、前記コンテンツが第2制御条件を満足するまで追加的に入力されたスクロールに応じてコンテンツに対応するテキストを、前記コンテンツを被覆しないように表示する、請求項1に記載のコンテンツ表示制御方法。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0029】
図1は、一実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示すフローチャートである。
【0030】
本発明の一実施形態に係るコンテンツ表示制御方法は、ウェブページなどの文書をロードして表示するユーザ端末で実行される。そして、文書は、イメージ、動画、グラフなどのマルチメディア形態のコンテンツとコンテンツを説明するテキストで構成される。ここで、文書でコンテンツ及びコンテンツに関するテキストは、互いに連続的な位置に存在するか、又は一定間隔離れた位置に存在する。
【0031】
ステップ101において、ユーザ端末は画面に対するスクロールを認知する。ここで、スクロールは、ユーザが画面を直接タッチした後一定方向にドラッグする場合、画面に表示されたスクロールバーを一定方向に操作する場合、パッドのような入力装置で一定方向にドラッグする場合、又は、マウスのような入力装置でホイールを操作する場合などを意味する。
【0032】
すなわち、画面に対するスクロールは、ユーザが画面に表示された文書の一部領域を確認するためのいずれの形態の動作も全て含み得る。そして、画面に対するスクロールは画面に対して上側に入力されるか、又は下側に入力される。ユーザが行う画面のスクロールに応じてスクロール値が変更される。例えば、文書が最初にロードされると、スクロール値は0に初期化される。そして、、画面に対して上側にスクロールが入力されるとると、画面に対するスクロール値は増加し、画面に対して下側にスクロールが入力されると、ると画面に対するスクロール値は減少する。ユーザ端末は、画面に対するスクロールに応じて決定されたスクロール値と文書に含まれたコンテンツの位置とを比較することで、コンテンツが制御条件を満足するか否かを判断する。
【0033】
本発明の一実施形態によると、文書が縦に長い形態である場合、画面に対するスクロールは画面の上下に適用される。しかし、文書が横で長い場合、画面に対するスクロールは左右に適用される。すなわち、本発明の一実施形態は、文書の縦長さがユーザ端末に配置されたディスプレイの縦長さより長い場合、又は、文書の横長さがユーザ端末に配置されたディスプレイの横長さより長い場合に全て適用される。そのため、ユーザ端末はユーザが画面をドラッグしたり、画面に表示されたスクロールバーを操作したり、パッドのような入力装置でドラッグしたり、又はマウスのような入力装置でホイールを操作することによって、現在のユーザ端末に備えられたディスプレイの画面に表示されていない文書の一部領域を確認できるようにする。
【0034】
ステップ102において、ユーザ端末は、画面に対するスクロールに応じてコンテンツが第1制御条件を満足するか否かを判断する。ここで、第1制御条件は、コンテンツの開始部分、又は、コンテンツに対応するテキストの開始部分が画面の第1特定領域に位置するか否かを意味する。
【0035】
、コンテンツが第1制御条件を満足しない場合、ステップ103において、ユーザ端末は、画面に対するスクロールに対応して続いて画面における文書ビューが移動することがある。
【0036】
、コンテンツが第1制御条件を満足する場合、ステップ104において、ユーザ端末はコンテンツを画面に固定する。ここで、コンテンツを画面に固定することは、画面に対するスクロールが追加的に入力されても固定されたコンテンツを除いた文書の残りの構成要素に対するビューが移動することを意味する。
【0037】
本発明の一実施形態によると、コンテンツが画面に固定される場合、ユーザ端末は、コンテンツのサイズを変更して画面に表示される。又は、コンテンツが画面に固定される場合、ユーザ端末は画面にコンテンツが固定されたことを知らせるためにコンテンツの表現形態(ex.フォント、色、形状など)を変更するか、又は、テキストでコンテンツと直接的に関する部分に対して強調効果を与える。
【0038】
例えば、コンテンツがテキストの内容によりコンテンツの特定部分に表現された色が変更される。具体的に、画面に対するスクロールに応じて画面に表示されるテキストの内容が変更されると、コンテンツで特定部分に表現された色も変更される。又は、ユーザ端末はコンテンツに対して特殊効果を割り当てたり、ハイライトなどの強調によって画面にコンテンツが固定されたことを表現する。
【0039】
又は、ユーザ端末は、コンテンツに関するテキストの全て又は一部をハイライトすることで、コンテンツに対応するテキストに強調効果を与える。
【0040】
ステップ105において、ユーザ端末は、画面に対するスクロールに応じてコンテンツに関するテキストが第2制御条件を満足するか否かを判断する。ここで、テキストはコンテンツを説明する内容で構成される。
【0041】
ここで、コンテンツとテキストとの間の関連性の有無は次のように決定される。
【0042】
(i)ユーザ端末は文書に含まれたテキストの特定位置にテキストに対応するコンテンツに関するタグを追加することによってテキストとコンテンツが間に互いに関連性があるということを示すことができる。これについては
図9〜
図10で具体的に説明する。
【0043】
(ii)ユーザ端末は、文書に表現されたコンテンツごとにテキストをマッピングしてサーバに格納する。すると、ユーザ端末は、画面に対するスクロールに応じてテキストとマッピングされたコンテンツをサーバで呼び出し、画面に固定するか固定を解除する。そして、ユーザ端末は、コンテンツが画面に固定されるか固定解除されることに対応して、コンテンツにマッピングされたテキストを別に管理する。
【0044】
(iii)ユーザ端末又はサーバでコンテンツとテキストをそれぞれ分析して関連のあるコンテンツとテキストを接続する。そして、ユーザ端末は、画面に対するスクロールが発生した場合ると、スクロールに応じて自動でコンテンツを固定しまたは固定を解除し、コンテンツの状態に応じてコンテンツに接続されたテキストを別に制御する。
【0045】
ここで、第2制御条件は、コンテンツの最後部分、又はコンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置するか否かを意味する。ここで、第2制御条件に関する画面の第2特定領域は、第1制御条件に関する画面の第1特定領域と同一であるか異なってもよい。
【0046】
、コンテンツが第2制御条件を満足する場合、ステップ107において、ユーザ端末はコンテンツを固定解除する。反対に、、コンテンツが第2制御条件を満足しない場合、ステップ106でユーザ端末は、コンテンツの固定を保持する。
【0047】
ここで、
図1〜
図8に示された開始部分と最後部分は、画面に対するスクロールによって相異なるように決定される。例えば、文書が縦に長く存在して画面に対するスクロールが上から下に発生する場合、コンテンツの開始部分はコンテンツの上段の端部を意味する。同様に、コンテンツに対応するテキストの開始部分はテキストの上段の端部を意味する。反対に、コンテンツの最後部分は、コンテンツの下段の端部を意味する。また、テキストの最後部分は、テキストの下段の端部を意味する。
【0048】
又は、文書が横に長く存在して画面に対するスクロールが左側から右側に発生する場合、コンテンツの開始部分はコンテンツの左側の端部を意味する。同様に、コンテンツに対応するテキストの開始部分はテキストの左側の端部を意味する。反対に、コンテンツの最後部分はコンテンツの右側の端部を意味する。また、テキストの最後部分はテキストの右側の端部を意味する。
【0049】
ここで、文書が横に長く存在する場合、スクロールが右側から左側に発生してもよく、この場合、コンテンツの開始部分、テキストの開始部分、コンテンツの最後部分、テキストの最後部分は上記で説明したものと反対に決定される。
【0050】
以下の説明により第1特定領域と第2特定領域は次のように定義される。
【0051】
文書が縦に長く存在してスクロールが上から下に動く場合、第1特定領域は画面の上段の端部又は上段の端部で一定の距離だけ下方に離れた領域(ex.上段の端部から下側に2cm)を意味する。そして、文書が横に長く存在してスクロールが左側から右側に動く場合、第1特定領域は画面の左側の端部又は左側の端部で一定の距離だけ右側に離れた領域(ex.左側の端部から右側に2cm)を意味する。又は、スクロールが右側から左側に動く場合、第1特定領域は画面の右側の端部又は右側の端部で一定の距離だけ左側に離れた領域(ex.右側の端部から左側に2cm)を意味する。
【0052】
第1特定領域は、第2特定領域と互いに同一であってもよいし、それぞれ異なってもよい。例えば、第1特定領域と第2特定領域がそれぞれ異なり、文書が縦に長く存在してスクロールが上から下に発生する場合、第2特定領域は第1特定領域より相対的に下方に位置する。反対に、文書が横に長く存在してスクロールが左側から右側に発生する場合、第2特定領域は第1特定領域より相対的に右側に位置する。又は、文書が横に長く存在してスクロールが右側から左側に発生する場合、第2特定領域は第1特定領域より相対的に左側に位置する。
【0053】
図1は、文書で特定されたコンテンツ1つに対する動作を説明する。文書が1つ以上のコンテンツとコンテンツに対応するテキストから構成された場合、ステップ107の動作が完了した後再び他のコンテンツに対してステップ101から実行される。
【0054】
図1を参照して説明している第1制御条件と第2制御条件について、
図2〜
図8を参照して具体的に説明する。
図2〜
図8は、ユーザ端末がスマートフォンのようなモバイル端末である場合を例示にしている。しかし、本発明は、文書の長さよりも小さい長さを有するディスプレイを備えた、いかなる形態のユーザ端末にも適用され得る。
【0055】
図2は、第1実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示す図である。
【0056】
図2及び
図3は、第1実施形態によりコンテンツ表示制御方法を説明したもので、第1制御条件は、コンテンツの開始部分が画面の第1特定領域に位置する場合を意味する。
【0057】
そして、第2制御条件は、コンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置する場合を意味する。
【0058】
図2の<A>を参照すると、ユーザ端末のディスプレイにより表現された画面でユーザが直接タッチして画面に対して上方(UP)にスクロールする場合について説明する。すなわち、
図2の<A>は、画面の上段に向かってユーザのスクロールが入力される場合を示す。ここで、画面に対して上側にスクロールが入力されると、画面に対する文書ビューが上側に動く。
図2の<A>で画面にテキストXだけ表示される。
【0059】
その後、
図2の<A>の後に続けて画面に対して上側にスクロールが入力されると、
図2の<B>に示すように、テキストXの下方に配置されたコンテンツYとコンテンツYを説明するテキストYが画面に表示される。
【0060】
その後、
図2の<B>の後に続けて画面に対して上側にスクロールが入力されると、
図2の<C>に示すように、コンテンツYの開始部分が画面の第1特定領域に位置する。
図2の<C>は、本発明の一実施形態により画面に対するスクロールによってコンテンツが画面の特定領域に位置するかを示す第1制御条件を満足した場合を示す。
【0061】
図2の<C>に示すように、画面の第1特定領域は、画面の上段を意味する。一例によると、画面の上段はディスプレイの最も上部分であってもよいし、ディスプレイの最も上部分から下方向に一定の距離だけ離れている位置であってもよい。
【0062】
すると、ユーザ端末は、第1制御条件が満足されるコンテンツYを画面の上段に固定する。すなわち、コンテンツYが画面の上段に固定された後、画面に対して上側にスクロールが入力されても、ユーザ端末は、コンテンツYを画面に対するスクロールに応じて動かないように制御する。
【0063】
ただし、コンテンツYが画面の上段に固定された後、画面に対して上側にスクロールが入力される場合、ユーザ端末は、コンテンツYに関するテキストYがコンテンツYを被覆しないように制御する。一例として、
図2の<C>に示すように、ユーザ端末は、コンテンツYのレイヤよりも下方に存在するレイヤにテキストYが表示されるような効果を提供する。すると、テキストYの開始部分から一定領域まで画面の上段に固定されたコンテンツYによって被覆される。
【0064】
一方、
図2に示していないが、コンテンツYが画面の上段に固定された後、画面に対して下側にスクロールが入力された場合ると、ユーザ端末は、コンテンツYを画面から固定解除する。具体的には、コンテンツYが画面の上段に固定された後、画面に対して下側にスクロールが入力されながら、コンテンツYの開始部分が第1特定領域から離れると、第1制御条件を満足しない。言い換えれば、画面に対して下側にスクロールが入力されることにより、コンテンツYは再び
図2の<B>に示すように、テキストXによって画面の上段に位置しないため、第1制御条件を満足しない。そのため、コンテンツYが画面に固定されるときのスクロール方向と反対方向のスクロールが入力されてコンテンツYが第1制御条件を満足しない場合、ユーザ端末は画面に固定されたコンテンツYに対して固定解除する。
【0065】
しかし、コンテンツYが固定解除されて再び画面に対して上側にスクロールが入力されてコンテンツYが画面の上段に位置する場合、コンテンツYは再び第1制御条件を満足するため、ユーザ端末はコンテンツYを画面の上段に固定し得る。
【0066】
結論として、ユーザは、スクロールを用いて画面における文書ビューを移動させることで文書に表示されたコンテンツとコンテンツに関する内容が記載されたテキストを確認できる。すると、ユーザのスクロールに応じてユーザが画面でフォーカシングしているコンテンツを確認した後、画面の上段にコンテンツを固定する。そして、本発明の一実施形態によると、ユーザ端末は、画面に固定されたコンテンツに関するテキストをユーザのスクロールに応じて移動させるが、画面に固定されたコンテンツを被さらないように制御することにより、ユーザは画面を介してコンテンツとテキストを同時に確認することができる。
【0067】
図3は、第1実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示す図である。
【0068】
図3は、
図2の後に続けて画面に対して上側にスクロールが入力される場合を説明する。すなわち、
図3の<A>は、
図2の<C>に示すようにコンテンツYが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力される場合を示す。
【0069】
すると、
図3の<B>に示すように、テキストYの最後部分が画面の第2特定領域に位置する。
図3の<B>は、本発明の一実施形態により画面にコンテンツが固定された後、画面に対するスクロールによってコンテンツに関するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置する場合にコンテンツが第2制御条件を満足した場合を示す。
【0070】
すると、ユーザ端末は、画面の上段に固定したコンテンツYを画面から固定解除する。すなわち、コンテンツYが画面から固定解除されると、画面に対して上側にスクロールが入力されると、ユーザ端末は、画面に対するスクロールに応じてコンテンツYを上側に動くように制御する。ここで、画面の上段の余白が残っていないことから、コンテンツYが上側に動けば、コンテンツYが画面で表示される領域は減少する。すなわち、画面で表示されるコンテンツYの長さは減少する。そして、画面に対して上側にスクロールが続けて入力されると、コンテンツYは画面から消える。
【0071】
一方、コンテンツYが固定解除された後に画面に対して上側にスクロールが入力される場合、コンテンツYを説明するテキストYは様々な方式で表示される。
【0072】
一例として、コンテンツYが画面から固定解除された後、画面に対して上側にスクロールが入力されると、テキストYがコンテンツYを被覆するように制御する。すなわち、ユーザ端末は、コンテンツYのレイヤより上に存在するレイヤにテキストYが表示されるような効果を提供する。すると、コンテンツYが画面から固定解除された後続けて画面に対して上側にスクロールが入力されると、テキストYはコンテンツYの最後部分から一定領域まで被覆される。
【0073】
このような過程が続くと、コンテンツYはテキストYによって画面から消える。同様に、画面に対して上側にスクロールが続けて入力されると、コンテンツYが画面から消えた後テキストYも画面から消える。
【0074】
一例として、コンテンツYが画面から固定解除された後、画面に対して上側にスクロールが入力されると、テキストYがコンテンツYを押して上がるように制御する。すると、コンテンツYは、テキストYによって押し上がって画面から消える。
【0075】
図3の<C>は、コンテンツYが画面から消えた後の結果を示す。、画面に対して続いて上にスクロールが入力されると、コンテンツZが画面に沿って上に移動しながら、コンテンツZの開始部分が画面の第1特定領域に位置する。すなわち、コンテンツZの開始部分が画面の上段に接する。
【0076】
すると、
図2の<B>に示されたように、コンテンツZが第1制御条件を満足するため、ユーザ端末はコンテンツZを画面の上段に固定する。言い換えれば、ユーザ端末は、コンテンツZを画面に対するスクロールに応じて動かないよう制御される。
図2の<C>に示すように、画面の上段にコンテンツZが固定された後ユーザ端末は、コンテンツZに関するテキストZがコンテンツZを被さらないように制御する。
【0077】
一方、
図3の<B>において、コンテンツYが固定解除された後、再びユーザが画面に対して下側にスクロールを入力する場合、画面における文書ビューが下側に移動する。すると、コンテンツYに関するテキストYの最後部分が画面の第2特定領域に位置するかを示す第2制御条件を満足しない。すると、ユーザ端末は、画面から固定解除されたコンテンツYを再び画面の上段に固定する。
図2における第1制御条件のための画面の第1特定領域と、
図3における第2制御条件のための画面の第2特定領域はそれぞれ異なってもよい。
【0078】
結論として、ユーザが画面に対してスクロールを入力しながら画面に固定されたコンテンツと異なるコンテンツを確認しようとする場合、ユーザ端末は、画面に固定されたコンテンツを固定解除することで、スクロールに応じて画面から消えるようにする。すると、画面に固定されたコンテンツがユーザのスクロールに応じて画面から消えた後、ユーザがフォーカシングしようとする他のコンテンツが画面に固定され、ユーザは、現在の時点で関心をもって確認しようとするコンテンツをより便利に確認することができる。
【0079】
図4は、第2実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示す図である。
【0080】
図4の場合、コンテンツに対する第1制御条件は、コンテンツに対応するテキストの開始部分が画面の第1特定領域に位置する場合を意味する。例えば、第1制御条件はスクロールが上側に動く場合、コンテンツの開始部分が画面の上段に位置する場合、スクロールが左側に動く場合、コンテンツの開始部分が画面の左側の端部に位置する場合、又は、スクロールが右側に動く場合、コンテンツの開始部分が右側の端部に位置する場合を意味する。テキストの開始部分が画面の第1特定領域に位置する場合、テキストに対応するコンテンツが第1制御条件を満足する。すると、ユーザ端末は、第1制御条件を満足するコンテンツを画面の上段に表示する。
【0081】
そして、コンテンツに対する第2制御条件は、コンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置する場合を意味する。画面の上段に固定されたコンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置する場合、テキストに対応するコンテンツが第2制御条件を満足する。すると、ユーザ端末は、第2制御条件が満足されるコンテンツを画面から固定解除する。
【0082】
ここで、
図4の場合、
図2及び
図3に示すように、画面がコンテンツ−テキスト−コンテンツ−テキストのような構成要素に配置されることなく、テキスト−テキストのような構成要素に配置された場合を示す。そのために、コンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置することは、他のコンテンツに対応するテキストの開始部分が第1特定領域に位置することを意味する。
【0083】
言い換えれば、画面に固定されたコンテンツと異なるコンテンツが第1制御条件を満足すると判断される。すると、ユーザ端末は、すでに画面に固定されたコンテンツを固定解除すると共に、他のコンテンツを画面に固定する。これについて、ユーザ端末は、以前に固定されたコンテンツを画面から消えるようにする一方、その後に固定するコンテンツを画面に表示することで、コンテンツ間にフェードアウト効果を提供することができる。
【0084】
図4の<A>は、画面に対して上側にスクロールが入力された後コンテンツが画面の上段に固定された場合を示す。
【0085】
一例として、コンテンツYに関するテキストYが画面の第1特定領域に位置する場合、テキストYに対応するコンテンツYが画面の上段に固定される。すなわち、
図4の場合、ユーザ端末は、コンテンツに対応するテキストの開始部分が画面の第1特定領域に位置するか否かに基づいて、コンテンツが第1制御条件を満足したか否かを判断する。この場合、コンテンツYが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力されると、ユーザ端末は、コンテンツYに関するテキストYがコンテンツYを被覆しないように制御する。これについては、
図2を参照して説明を参考にする。
【0086】
その後、
図4の<B>に示すように、コンテンツYが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力されると、コンテンツZに関するテキストZの開始部分が画面の第2特定領域に位置する。ここで、
図4の<A>を参照すると、テキストYとテキストZが画面に互いに連続的に配置されているため、テキストZの開始部分が画面の第2特定領域に位置することは、コンテンツYに対応するテキストYの最後部分が画面の第2特定領域に位置することを意味する。
【0087】
すると、テキストYの最後部分が画面の第2特定領域に位置するため、ユーザ端末は、コンテンツYが第2制御条件を満足したと判断する。そのため、ユーザ端末は、コンテンツYを画面の上段で固定解除する。ここで、コンテンツYは、画面の上段で固定解除されながら画面から直ちに消える。
【0088】
一方、テキストZの開始部分が画面の第1特定領域に位置することから、ユーザ端末はコンテンツZが第1制御条件を満足したと判断する。すると、ユーザ端末は、コンテンツZが画面の上段に固定する。ここで、コンテンツYは、画面から固定解除されながら画面から消え、コンテンツZは、画面に固定される過程が同時に行われる。そのため、
図4の<B>を参照すると、ユーザ端末は、コンテンツYをフェードアウト(Fade−Out)して画面から消えるようにした後、コンテンツZを表示することによりコンテンツYを画面の上段で固定解除しながら同時にコンテンツZを画面の上段に固定し得る。
【0089】
図4の<B>に示すように、コンテンツZが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力されると、ユーザ端末は、コンテンツZに関するテキストZがコンテンツZを被覆しないように制御する。
【0090】
一方、コンテンツZが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力されると、テキストZの最後部分が画面の第2特定領域に位置する。同様に、画面でテキストZと連続的に配置されたテキストWの開始部分が画面の特定位置に位置する。
【0091】
すると、ユーザ端末は、コンテンツZに対して第2制御条件が満足されると判断する。同様に、ユーザ端末は、コンテンツWに対して第1制御条件を満足したと判断する。そのため、ユーザ端末は、コンテンツZを画面から固定解除しながらコンテンツWを画面に固定する。これに対して、ユーザ端末は、コンテンツZをフェード−アウトしながら画面から消えるようにし、コンテンツWを画面の上段に表示する。
【0092】
図4の場合、画面に対してスクロールが上側に入力される場合について説明している。しかし、画面に対してスクロールが下側に入力される場合は、
図4の<A>、
図4の<B>を参照して説明した内容と反対に行われる。
【0093】
例えば、
図4の<B>に示すように、コンテンツZが固定された後、画面に対してスクロールが下側に入力されると、テキストYの最後部分が画面の第2特定領域に位置しない。同様に、テキストZの開始部分が画面の第2特定領域に位置しない。これは、テキストYに対応するコンテンツYが第2制御条件を満足せず、テキストZに対応するコンテンツZが第1制御条件を満足しないことを意味する。
【0094】
すなわち、画面から固定解除されたコンテンツYは再び画面に固定され、画面に固定されたコンテンツZは固定解除される。そのため、
図4の<B>に示すように、コンテンツZが画面に固定された後、画面に対してスクロールが下側に入力されると、フェード−アウトされて消えたコンテンツYが
図4の<A>に示すように再び画面の上段に表示されて画面に固定される。そして、
図4の<B>に示すように、画面の上段に固定されたコンテンツZは、フェード−アウトされて画面から消えることになる。
【0095】
図5は、第3実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示す図である。
【0096】
図5の場合、コンテンツに対する第1制御条件は、コンテンツに対応するテキストに表示されたコンテンツのリンクが選択された場合を意味する。すなわち、テキストに表示されたコンテンツのリンクが選択されると、コンテンツは第1制御条件を満足する。すると、ユーザ端末は、第1制御条件を満足するコンテンツを画面の上段に固定して表示する。
【0097】
そして、コンテンツに対する第2制御条件は、コンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置する場合を意味する。画面の上段に固定されたコンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置する場合、テキストに対応するコンテンツが第2制御条件を満足する。すると、ユーザ端末は、第2制御条件を満足するコンテンツを画面から固定解除する。
【0098】
図5の<A>を参照すると、テキストYにリンクが表示されている。ここで、テキストYはコンテンツYに対応し、リンクはテキストYを構成する複数の単語のうち少なくとも1つの単語を意味する。、ユーザがテキストYに表示されたリンクを選択する場合、
図5の<B>に示すように、画面の上段にテキストYに対応するコンテンツYが固定される。すなわち、ユーザがテキストYに表示されたリンクを選択することは、コンテンツYに対する第1制御条件を満足することを意味する。すると、ユーザ端末は、第1制御条件を満足するコンテンツを画面の上段に固定する。
【0099】
ここで、コンテンツYは、画面の上段に表示されるとき画面の横幅より小さい横幅を有するように表示される。そして、
図5の<B>に示すように、コンテンツYが選択されると、
図5の<C>に示すように、コンテンツYは拡大され得る。具体的に、コンテンツYは、画面の横幅と同一の横幅を有するように拡大され得る。
【0100】
図5の<C>において、ユーザから画面に対して上側にスクロールが入力されると、テキストYの最後部分が画面の特定領域に位置する。すると、テキストYの最後部分が画面の特定領域に位置することは、テキストYに対応するコンテンツYが第2制御条件を満足することを意味する。すると、コンテンツYは、画面から固定解除された後、画面から消える。
【0101】
図6は、第4実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示す図である。
【0102】
図6の場合、コンテンツに対する第1制御条件は、コンテンツの開始部分が画面の第1特定領域に位置することを意味する。コンテンツの開始部分が画面の上段に接する場合、ユーザ端末はコンテンツが第1制御条件を満足すると判断する。すると、ユーザ端末は、第1制御条件が満足されるコンテンツを画面の上段に固定する。
【0103】
ここで、
図6で画面に固定されているコンテンツは、
図2及び
図3とは異なって、本来のサイズよりも縮小されたサイズで画面に表示される。ここで、表示される部分を除いた残り部分は透明度により調整される。
【0104】
一方、コンテンツに対する第2制御条件は、コンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置することを意味する。コンテンツが画面に固定された後、画面に対するスクロールに応じてテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置すると、ユーザ端末は、画面に固定されたコンテンツが第2制御条件を満足すると判断してコンテンツを画面から固定解除する。
【0105】
図6の<A>は、画面に対して上側にスクロールが入力される場合を意味する。
図6の<A>は画面にテキストXだけ表示された状況を示す。
図6の<A>の後に画面に対して続いて上側にスクロールが入力されると、
図6の<B>に示すように、テキストXの下側に配置されたコンテンツYとコンテンツYに対応するテキストYが画面に表示される。
【0106】
図6の<B>の後に画面に対して続いて上側にスクロールが入力されると、コンテンツYの開始部分が画面の上段に接する。すると、ユーザ端末は、コンテンツYが第1制御条件を満足すると判断する。そのため、ユーザ端末は、第1制御条件が満足されるコンテンツYを画面の上段に固定して表示し得る。ここで、
図6の<C>によると、ユーザ端末は、コンテンツYを画面の上段に固定するときコンテンツYのオリジナルサイズよりも縮小されたサイズで画面に表示し得る。
【0107】
コンテンツYが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力されると、テキストYが画面で上側に移動する。ただし、コンテンツYが画面の上段に固定された後、画面に対して上側にスクロールが入力される場合、ユーザ端末は、コンテンツYに関するテキストYがコンテンツYを被覆しないように制御する。一例として、ユーザ端末は、コンテンツYのレイヤよりも下方に存在するレイヤにテキストYが表示されるような効果を提供することができる。すると、テキストYの開始部分から一定領域までは画面の上段に固定されたコンテンツYによって被覆される。
【0108】
しかし、
図6の<C>の場合、
図2の<C>とは異なって、コンテンツYがオリジナルサイズよりも小さいサイズで画面に表示されるため、画面の上段でコンテンツYによって被された部分を除いた残りの部分は透明度で調整され得る。そして、残り部分の透明度に応じてテキストYがユーザによって確認され得る。
【0109】
画面に対して続いて上側にスクロールが入力されると、テキストYの最後部分が画面の第2特定領域に位置する。すると、コンテンツYは、第2制御条件を満足するため、ユーザ端末はコンテンツYに対して画面から固定解除する。
【0110】
一方、
図6に示していないが、コンテンツYが画面の上段に固定された後、画面に対して下側にスクロールが入力されると、ユーザ端末はコンテンツYを画面から固定解除する。その理由は、画面に対して下側にスクロールが入力されることによって、コンテンツYは画面の上段に位置されないため第1制御条件を満足しないからである。しかし、再び画面に対して上側にスクロールが入力されてコンテンツYが画面の上段に位置する場合、ユーザ端末は再びコンテンツYを画面の上段に固定する。
【0111】
図7は、第5実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示す図である。
【0112】
図7において、第1制御条件は、コンテンツに対応するテキストの開始部分が画面の第1特定領域に位置する場合を意味する。そして、第2制御条件は、コンテンツに対応するテキストの最後部分が画面の第2特定領域に位置する場合を意味する。第1制御条件に対応する第1特定領域と第2制御条件に対応する第2特定領域は互いに同一であるか異なってもよい。
【0113】
特に、
図7の場合、画面に表示される文書にコンテンツを直接配置されずコンテンツに対応するテキストのみが文書に配置されていることを前提にする。
図7の<A>は、画面にテキストXとテキストYが連続的に配置された状態を示す。この場合、画面に対して上側にスクロールが入力されたと仮定する。
【0114】
すると、
図7の<B>に示すように、画面でテキストXが消えてテキストYの開始部分が画面の第1特定領域に位置する。すると、ユーザ端末は、テキストYに対応するコンテンツYが第1制御条件を満足したと判断する。この場合、ユーザ端末は、第1制御条件が満足されるコンテンツYを画面の上段に固定する。ここで、コンテンツYはオリジナルサイズよりも小さいサイズで画面の上段に表示される。一方、画面に固定されたコンテンツYが選択されると、コンテンツYはオリジナルサイズに表示される。
【0115】
そして、
図7の<B>に示すように、コンテンツYが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力される。すると、コンテンツYに対応するテキストYは、画面に対するスクロールに応じて移動しながら表示される。ここで、テキストYはコンテンツYを被さらないように表示される。
【0116】
図7の<B>に示すように、コンテンツYが画面の上段に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力される。すると、
図7の<C>に示すように、テキストYの最後部分が画面の第2特定領域に位置する。すると、ユーザ端末は、テキストYに対応するコンテンツYが第2制御条件を満足したと判断する。一方、コンテンツZに対応するテキストZの開始部分が画面の第1特定領域に位置する。すると、ユーザ端末は、テキストZに対応するコンテンツZが第2制御条件を満足したと判断する。
【0117】
図7の<C>に示すように、ユーザ端末は、画面の上段に表示されたコンテンツYを固定解除することによってコンテンツYを画面から消えるように制御する。これと共に、画面の上段にテキストZに対応するコンテンツZを固定して表示する。
【0118】
コンテンツZが画面に固定された後続いて画面に対して上側にスクロールが入力されると、コンテンツZに対応するテキストZが画面に沿って上方に移動する。ここで、テキストZは、画面に固定されたコンテンツZを被さらないように表示される。具体的に、テキストZは、コンテンツZのレイヤより下位レイヤに表示される。
【0119】
一方、
図7に示していないが、コンテンツYが画面の上段に固定された後、画面に対して下側にスクロールが入力されると、ユーザ端末は、コンテンツYを画面から固定解除する。その理由は、画面に対して下側にスクロールが入力されることによってテキストYは下側に移動し、これによりテキストYの開始部分は第1制御条件を満足しないためである。しかし、再び画面に対して上側にスクロールが入力されてテキストYの開始部分が画面の第1特定領域に位置する場合、コンテンツYは第1制御条件を満足しているため、ユーザ端末はコンテンツYを画面の上段に固定し得る。
【0120】
図8は、第6実施形態に係るコンテンツ表示制御方法を示す図である。
【0121】
図8の場合、
図2〜
図7を参照して説明した制御条件とは異なり、テキストとコンテンツが互いに異なるレイヤで構成されていると仮定する。具体的に、テキストが上位レイヤに存在し、コンテンツが下位レイヤに存在すると仮定する。そして、コンテンツに対応するテキスト間に空白領域が存在すると仮定する。言い換えれば、テキストが連続的に配置されることなく、テキストの間に一定の範囲空いている領域である空白領域が存在すると仮定する。すると、画面に対するスクロールに応じてテキストが移動し、そのため、空白領域が移動する場合に、テキストより下位レイヤに配置されたコンテンツが空白領域を介して表示される。
【0122】
ここで、第1制御条件は、第1テキストの最後部分が第2テキストに対応するコンテンツの最後部分と一致する場合を意味する。そして、第2制御条件は、第1テキストと空白領域だけ離れた第2テキストの開始部分が第2テキストに対応するコンテンツの開始部分と一致する場合を意味する。すると、第1制御条件が満足される時点から第2制御条件が満足される時点まで空白領域を介して第2テキストに対応するコンテンツが画面を介して表示され得る。
【0123】
図8の<A>を参照すると、現在の画面ではテキストXだけ表示されると仮定する。ここで、ユーザから画面に対して上側にスクロールが入力されると、テキストXが画面のスクロールに応じて上方に移動する。すると、テキストXの最後部分がテキストYに対応するコンテンツYの最後部分と一致する。すると、コンテンツYの第1制御条件が満足されることから、コンテンツYが空白領域を介して表示され得る。
【0124】
図8の<B>を参照すると、コンテンツYの第1制御条件が満足される時点からテキストXとテキストYの間の空白領域を介して文書に配置されたコンテンツYが表示される。
図7の<C>に示すように、画面に対して上側にスクロールが続いて入力されても、コンテンツYの第2制御条件が満足されるまでテキストXとテキストYの間の空白領域を介して文書に配置されたコンテンツYが表示される。
【0125】
上記で説明したように、コンテンツYの第2制御条件は、テキストYの開始部分がコンテンツYの開始部分と一致する場合を意味する。コンテンツYの第2制御条件が満足されると、画面でコンテンツYが表示されないことがある。すなわち、第1制御条件が満足される時点から第2制御条件が満足される時点までテキストに被されているコンテンツが空白領域を介して表示され得る。
【0126】
図9は、一実施形態に係るコンテンツ表示制御方法に関する第1ソースコードを示す図である。
【0127】
本発明の場合、
図2〜
図8を参照して説明した事項を文書に対するソースコードに表現される。例えば、コンテンツがイメージである場合、文書にイメージを表示する場合をソースコードで説明し得る。以下は、コンテンツに対する制御条件が満足されてコンテンツが画面に固定される場合について説明する。
【0128】
ソースコードを含んでいるhtml文書に「imgContainer」というdivが追加されてもよい。divは、イメージ、テキストなどのようなコンテンツに対応するタグであり、特別な属性がないため汎用的に多く使用されるタグである。「imgContainer」に画面の最上端、位置は固定、スクロールに反応しないというCSS(Cascading Style Sheets)が追加される。CSSは、文書を意味するウェブページの全体スタイルを予め格納したシートとして、コンテンツを固定するときの様々な条件を含み得る。「imgContainer」は、コンテンツが制御条件を満足する場合にイメージを含む機能を行う。
【0129】
その後、html文書に存在するイメージの個数を把握してイメージの名前を追加する過程が実行される。ここで、名前は、コンテンツであるイメージを識別する情報であってもよい。ユーザ端末は、文書で最初のイメージを「0」、2番目のイメージを「1」に名前を追加し得る。
【0130】
その後、画面のスクロール値が測定される。文書が最初ロードされると、スクロール値「scrollTopVal」は0である。ユーザがディスプレイの画面で上から下にスクロールすると、スクロール値は増加してユーザが下から上へスクロールすると、スクロール値は減少する。すると、ユーザの行為によってディスプレイの画面でスクロールが上から下に発生すると、スクロール値はスクロールに応じて増加し、下から上へスクロールが発生すると、スクロール値は減少する。ユーザのスクロールによってスクロール値が次第に増加して「0」の名前を有する最初のイメージの画面上の位置よりもスクロール値が大きい場合、最初のイメージがディスプレイの画面に固定される。
【0131】
そのために「imgTopNum」という変数が追加される。「imgTopNum」はnull(値なし)である。ユーザのスクロールによってスクロール値が増加してスクロール値が最初のイメージ「0」の長さに該当する画面上の位置と同じであるか、又は大きくなると、「imgTopNum」は0になる。そして、スクロール値が続いて増加してスクロール値が2番目のイメージであるイメージ「1」の長さに該当する画面上の位置と同じであるか、又は大きくなると、「imgTopNum」は1となる。
【0132】
その後、「imgContainer」にイメージが追加される。上記で説明した過程により「imgTopNum」が0であれば、「imgContainer」に最初のイメージ「0」が追加される。
【0133】
その後、imgタグに表示されるイメージの画面上における長さが変更されることにより、画面に固定されたイメージが画面に表示される必要がない場合、イメージは画面から消える。イメージの長さは「imgGo#」の長さからスクロール値を引いた値である。
【0134】
例えば、特定イメージ「imgGo0」の画面上の位置が1000pxであるが、スクロール値が500pxである場合、「imgGo0」の長さに応じて「imgGo0」は画面に表示されていないか、又は、特定領域が画面に表示されてもよい。、「imgGo0」の長さが500pxであり、画面上の位置が1000pxであり、スクロール値が500pxである場合、「imgGo0」の全てが画面に表示され得る。
【0135】
ユーザのスクロールに応じてスクロール値が1000pxになった場合、「imgGo0」は画面の上端に位置する。ここで「imgGo0」が画面上で表示される領域の長さは0pxであるため、「imgGo0」は画面に表示されないことがある。「nowImgHeight」は、イメージが画面上で表示される領域の長さを示す。「nowImgHeight」は、イメージの画面上における位置、画面の上段とイメージ間に存在する領域の長さ、スクロール値により決定される。スクロールに応じてイメージが画面上で表示される領域の長さが変更される場合、「nowImgHeight」が変更される。
【0136】
図10は、一実施形態に係るコンテンツ表示制御方法に関する第2ソースコードを示す図である。
【0137】
本発明によると、コンテンツ表示制御方法に関するソースコードが提供される。
【0138】
ユーザ端末は、html(hypertext mark-up language)に表現された文書を画面に表現する。画面に表現された文書にイメージ及びイメージに対応するテキストが存在する場合、ユーザ端末は、テキストの特定位置(ex.最後の段落)にテキストに対応するイメージに関するタグを追加する。タグを追加する方法は様々に存在する。
【0139】
htmlで一般的にテキストはpタグ、イメージはimgタグを使用して入力される。イメージに対応するimgタグの後にイメージに対応するテキストに対応するpタグが存在する場合、当該のpタグに「imgGo#」と名前が追加される。例えば、最初のイメージである「0」に対応するimgタグの後に最初のイメージに対応するテキストが存在する場合、当該のテキストに「imgGo0」がpタグに追加される。
【0140】
そして、ユーザ端末はイメージと関連のある単語には「dotRed」、「dotBlue」、「dotYellow」という名前をソースコードに追加する。当該の名前に適するカラーと形態がCSSに指定される。このようなカラーと形態によってイメージを固定させた状態でコンテンツがどのように表現されるかを決定することができる。
【0141】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現される。例えば、実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(Arithmetic Logic Unit)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor)、マイクロコンピュータ、FPA(Field Programmable Array)、PLU(Programmable Logic Unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びオペレーティングシステム上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数類型の処理要素を含むことが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
【0142】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はこれらのうちの1つ以上の組合せを含み、希望通りに動作するように処理装置を構成し、独立的又は結合的に処理装置に命令する。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈され、処理装置に命令又はデータを提供するためのあらゆる類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、或いは送信される信号波を介して永久的又は一時的に具現化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で格納されるか又は実行される。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
【0143】
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。
【0144】
プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0145】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技の術分野で通常の知識を有する者であれば、前記に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順序で実行されたり、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組合わせられたり、他の構成要素又は均等物によって置き換えたり置換されても適切な結果を達成することができる。したがって、他の具現、他の実施形態、及び請求範囲と均等なものも後述する請求範囲の範囲に属する。