特許第6563836号(P6563836)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6563836車体への防虫ネットの取付構造、及び、防虫ネットの車体への取付方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6563836
(24)【登録日】2019年8月2日
(45)【発行日】2019年8月21日
(54)【発明の名称】車体への防虫ネットの取付構造、及び、防虫ネットの車体への取付方法
(51)【国際特許分類】
   B60J 1/20 20060101AFI20190808BHJP
   B60J 5/12 20060101ALI20190808BHJP
   A01M 1/24 20060101ALI20190808BHJP
   A01M 29/34 20110101ALI20190808BHJP
【FI】
   B60J1/20 D
   B60J5/12
   A01M1/24
   A01M29/34
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-52793(P2016-52793)
(22)【出願日】2016年3月16日
(65)【公開番号】特開2017-165278(P2017-165278A)
(43)【公開日】2017年9月21日
【審査請求日】2018年8月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】390005430
【氏名又は名称】株式会社ホンダアクセス
(74)【代理人】
【識別番号】100077665
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 剛宏
(74)【代理人】
【識別番号】100116676
【弁理士】
【氏名又は名称】宮寺 利幸
(74)【代理人】
【識別番号】100191134
【弁理士】
【氏名又は名称】千馬 隆之
(74)【代理人】
【識別番号】100149261
【弁理士】
【氏名又は名称】大内 秀治
(74)【代理人】
【識別番号】100136548
【弁理士】
【氏名又は名称】仲宗根 康晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136641
【弁理士】
【氏名又は名称】坂井 志郎
(74)【代理人】
【識別番号】100180448
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 亨祐
(74)【代理人】
【識別番号】100067356
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 容一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100160004
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 憲雅
(74)【代理人】
【識別番号】100120558
【弁理士】
【氏名又は名称】住吉 勝彦
(74)【代理人】
【識別番号】100148909
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧澤 匡則
(74)【代理人】
【識別番号】100161355
【弁理士】
【氏名又は名称】野崎 俊剛
(72)【発明者】
【氏名】中村 文香
(72)【発明者】
【氏名】清水 隆彦
【審査官】 小河 了一
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3158633(JP,U)
【文献】 特開2006−142979(JP,A)
【文献】 特開2002−172932(JP,A)
【文献】 実開昭48−027524(JP,U)
【文献】 特開2009−018672(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0195014(US,A1)
【文献】 特開2018−188040(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60J 1/20
A01M 1/24
A01M 29/34
B60J 5/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体に設けられ車室及び車外を連通する略矩形状の開口部と、この開口部を開閉可能に前記車体に設けられたドアと、このドアの閉じ状態において前記ドアに接触するよう前記開口部の縁に設けられたウェザストリップと、を有し、前記ドアが開放されている場合に、前記車体に防虫ネットを取り付け、前記開口部を前記防虫ネットによって覆うことにより、前記車室への虫の侵入を抑制する車体への防虫ネットの取付構造において、
前記略矩形状の開口部は、上辺の左右端部であり湾曲状に形成された左右の上部コーナ部を有し、
前記防虫ネットは、前記左右の上部コーナ部に沿って取り付けられた前記ウェザストリップに係止される左右の係止部を有し、
前記左右の係止部は、前記左右の上部コーナ部に接する接線に沿ってそれぞれ係止されることを特徴とする車体への防虫ネットの取付構造。
【請求項2】
前記防虫ネットは、メッシュ状に形成され通風性を有するメッシュ部と、このメッシュ部の周縁を囲う周縁部と、を備え、
前記左右の係止部は、前記メッシュ部及び前記周縁部の境界に位置し、
前記周縁部は、前記防虫ネットを前記車体に固定するための固定具を支持していることを特徴とする請求項1記載の車体への防虫ネットの取付構造。
【請求項3】
前記固定具に吸盤が用いられることを特徴とする請求項2記載の車体への防虫ネットの取付構造。
【請求項4】
前記メッシュ部は、上下にスライド可能なファスナーを左右の2カ所に有し、
これらのファスナーは、車幅方向を基準として、前記左右の係止部の間に位置していることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車体への防虫ネットの取付構造。
【請求項5】
車体の開口部を覆う防虫ネットの車体への取付方法において、
前記開口部の左右の上部コーナ部に位置するウェザストリップに、前記防虫ネットの係止部を係止する係止工程と、
前記係止部を係止した防虫ネットの固定具を前記車体に固定する固定工程と、を備えることを特徴とする防虫ネットの車体への取付方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体に取り付けられ、テールゲートの開放時に車室内への虫の侵入を防止する防虫ネットに関する。
【背景技術】
【0002】
車両の乗員は、停車時にテールゲートを開放して車室内にて過ごすことがある。このような場合に、開口を覆い車室内への虫の侵入を防ぐ一方、通風性を有する防虫ネットを車体に取り付けることが知られている。このような防虫ネットに関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
【0003】
特許文献1に示されるような、防虫ネットは、メッシュ状に形成され通風性を有するメッシュ部と、このメッシュ部の周縁を囲う周縁部と、この周縁部に固定された複数のマグネットと、を備えている。
【0004】
防虫ネットは、マグネットを車体に貼り付けて、開口をメッシュ部によって覆うことにより使用される。
【0005】
ところで、開口の周縁が後方に向かって立ち上げられている等、車体の形状が複雑な場合には、マグネットの車体への取付作業が困難になる。このため、取付作業に時間がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3158633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、簡単に車体に取り付けることのできる防虫ネットの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1による発明によれば、車体に設けられ車室及び車外を連通する略矩形状の開口部と、この開口部を開閉可能に前記車体に設けられたドアと、このドアの閉じ状態において前記ドアに接触するよう前記開口部の縁に設けられたウェザストリップと、を有し、前記ドアが開放されている場合に、前記車体に防虫ネットを取り付け、前記開口部を前記防虫ネットによって覆うことにより、前記車室への虫の侵入を抑制する車体への防虫ネットの取付構造において、
前記略矩形状の開口部は、上辺の左右端部であり湾曲状に形成された左右の上部コーナ部を有し、
前記防虫ネットは、前記左右の上部コーナ部に沿って取り付けられた前記ウェザストリップに係止される左右の係止部を有し、
前記左右の係止部は、前記左右の上部コーナ部に接する接線に沿ってそれぞれ係止されることを特徴とする車体への防虫ネットの取付構造が提供される。
【0009】
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記防虫ネットは、メッシュ状に形成され通風性を有するメッシュ部と、このメッシュ部の周縁を囲う周縁部と、を備え、
前記左右の係止部は、前記メッシュ部及び前記周縁部の境界に位置し、
前記周縁部は、前記防虫ネットを前記車体に固定するための固定具を支持している。
【0010】
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記固定具に吸盤が用いられる。
【0011】
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記メッシュ部は、上下にスライド可能なファスナーを左右の2カ所に有し、
これらのファスナーは、車幅方向を基準として、前記左右の係止部の間に位置している。
【0012】
請求項5による発明によれば、車体の開口部を覆う防虫ネットの車体への取付方法において、
前記開口部の左右の上部コーナ部に位置するウェザストリップに、前記防虫ネットの係止部を係止する係止工程と、
前記係止部を係止した防虫ネットの固定具を前記車体に固定する固定工程と、を備えることを特徴とする防虫ネットの車体への取付方法が提供される。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に係る発明では、防虫ネットは、左右の係止部を有している。これらの左右の係止部は、開口部の左右の上部コーナ部に接する接線に沿って、ウェザストリップに係止される。まず、係止部を係止させてから、他の部位を車体に固定することができる。このとき、係止部は、ウェザストリップとの摩擦力により、移動が抑制される。係止部は、上部コーナ部に接する接線に沿って係止されているため、防虫ネットの車幅方向及び上下方向への移動を抑制することができる。係止部を係止させた状態で他の部位の取付作業を行うことができるため、取付作業を簡単に行うことができる。
【0014】
換言すれば、取り付け作業を簡便にするために、ウェザストリップとの摩擦力を利用することができる。既存の部品を用いながら、取り付け作業を簡単にすることができる。
【0015】
請求項2に係る発明では、左右の係止部は、メッシュ部及び周縁部の境界に位置し、周縁部は、防虫ネットを車体に固定するための固定具を支持している。車体のうち、固定具の取り付けられる部位がウェザストリップよりも前方に位置している場合であっても、係止部が境界に位置し、固定具が周縁部に位置していることにより、防虫ネットと車体との間に隙間が発生することを抑制することができる。より確実に虫の侵入を防ぐことができる。
【0016】
請求項3に係る発明では、固定具に吸盤が用いられる。車体の形状にかかわらず取り付けることができるため、取付性が高い。加えて、吸盤は、マグネット等に比べて軽量であるため、自重により防虫ネットが落ちることを抑制できる。
【0017】
請求項4に係る発明では、左右の2カ所に設けられたファスナーは、車幅方向を基準として、左右の係止部の間に位置している。ファスナーを操作するときの荷重を左右の係止部において受けさせることができる。ファスナーを操作することによる防虫ネットの移動を抑制できる。
【0018】
請求項5に係る発明では、開口部の左右の上部コーナ部に位置するウェザストリップに、防虫ネットの係止部を係止する係止工程を有する。係止部は、ウェザストリップとの摩擦力により、移動が抑制される。係止部を係止させた状態で他の部位の取付作業を行うことができるため、取付作業を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施例による防虫ネットが取り付けられる車体を後方から見た状態の斜視図である。
図2図1に示された車体に固定される防虫ネットの正面図である。
図3図2に示された防虫ネットを図1に示された車体に取り付ける取付方法について説明する図である。
図4】車体への防虫ネットの取付構造の作用及び効果について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Leは乗員から見て左、Riは乗員から見て右、Upは上、Dwは下を示している。
<実施例>
【0021】
図1を参照する。車両10の骨格を構成する車体11は、後端に略矩形状の開口部12が空けられている。開口部12を開閉可能なテールゲート13(ドア13)は、車体11の上部にスイング可能に支持されている。テールゲート13は、車体11後部の左右にスイング可能に設けられたダンパーステー14,14によって、開閉する際の速度が制御される。テールゲート13は、下部に、テールゲート13を閉じた際の衝撃を和らげる左右のストッパ15,15を有している。開口部12の縁は、ゴム製のウェザストリップ16によって覆われている。ウェザストリップ16は、閉じ状態のテールゲート13に接触し、テールゲート13及び車体11の間をシールする部材である。
【0022】
車体11は、ダンパーステー14,14を収納するよう前方に向かって凹ませた収納凹部11a,11a(凹部11a,11a)と、テールゲート13の閉じ状態において左右のストッパ15,15が当接する部位であって前方に向かって凹ませた当接凹部11b,11b(凹部11b,11b)と、を有している。
【0023】
略矩形状の開口部12の角である上下左右の各コーナ部12u,12dは、それぞれ湾曲状に各辺を接続している。上辺の左右の端部を上部コーナ部12u,12uといい、下辺の左右の端部を下部コーナ部12d,12dという。
【0024】
図に示されるようなテールゲート13の開放時において、乗員は、車室内にて過ごすことがある。このような場合に、開口部12を覆い車室内への虫の侵入を防ぐ一方、通風性を有する防虫ネットを車体11に取り付けることがある。図2において、防虫ネットについて説明する。
【0025】
図2を参照する。図2に示される防虫ネット20は、前方側から見た状態によって示されている。このため、図1の車両10とは、左右が逆となっている。
【0026】
防虫ネット20は、概ね開口部12(図1参照)に沿った形状を呈している。防虫ネット20は、メッシュ状に形成され通風性を有するメッシュ部21と、このメッシュ部21の周縁を囲う周縁部22と、これらのメッシュ部21及び周縁部22の境界であって上部の左右端部に設けられた係止部23,23と、周縁部22に設けられ車体11(図1参照)に固定される複数の吸盤24〜26(固定具24〜26)と、メッシュ部21の上下に亘って設けられ上下にスライド可能な左右のファスナー27,27と、を備えている。
【0027】
メッシュ部21、及び、周縁部22は、折り畳み可能な程度に可撓性を有する素材によって構成されている。メッシュ部21は、虫が通過不能な程度に細かく編まれている。周縁部22は、帯状に形成され、メッシュ部21に縫い付けられている。
【0028】
なお、メッシュ部21の目の粗さは、侵入を防ぎたい虫に合わせて適宜変更でき、必要に応じて目の粗さの異なる防虫ネット20を重ね合わせつつ、防虫性と通気性とを両立させることができる。
【0029】
係止部23,23は、側面視において下方に向けた略J字状を呈する樹脂製のフックである。
【0030】
吸盤24〜26は、周縁部22の上端に設けられた左右の上端部吸盤24,24と、周縁部22の左右の辺の上部にそれぞれ設けられた左右の上部吸盤25,25と、周縁部22の左右の辺の下部にそれぞれ設けられた左右の下部吸盤26,26と、からなる。
【0031】
左右の上端部吸盤24,24は、それぞれ左右のファスナー27,27よりも車幅内側に位置していると共に、左右の係止部23,23よりも上方に位置している。
【0032】
左右の上部吸盤25,25は、それぞれ左右の係止部23,23よりも車幅外側に位置していると共に、左右の係止部23,23よりも下方に位置している。
【0033】
左右の下部吸盤26,26は、車幅方向を基準として、それぞれ左右の上部吸盤25,25、及び、左右の係止部23,23の間に位置している。
【0034】
左右のファスナー27,27は、車幅方向を基準として、それぞれ左右の係止部23,23、及び、左右の上端部吸盤24,24の間に位置している。
【0035】
次に、防虫ネット20の車体11(図1参照)への取付方法について説明する。
【0036】
図3を参照する。まず、左右の係止部23,23をそれぞれウェザストリップ16の上辺の左右の端部に係止させる。より詳細には、ウェザストリップ16のなかの、開口部12の左右の上部コーナ部12u,12uに沿った部位に係止させる。左右の係止部23,23は、左右の上部コーナ部12u,12uに接する接線L1,L1に沿ってそれぞれ係止される。換言すれば、このようなに係止することができるよう、係止部23,23は、メッシュ部21、及び、周縁部22の境界に所定の方向を向けて設けられている。
【0037】
次に、吸盤24〜26を車体11に固定する。左右の上部吸盤25,25は、左右の収納凹部11a,11aに固定される。左右の下部吸盤26,26は、左右の当接凹部11b,11bに固定される。
【0038】
開口部12の左右の上部コーナ部12u,12uに位置するウェザストリップ16に、防虫ネット20の係止部23,23を係止する係止工程を有する。係止部23,23は、ウェザストリップ16との摩擦力により、移動が抑制される。係止部23,23を係止させた状態で他の部位(吸盤24〜26)の取付作業を行うことができるため、取付作業を簡単に行うことができる。
【0039】
図4を参照する。図4(a)は、車体11に取り付けられた状態の防虫ネット20が示されている。図4(b)は、図4(a)の4b−4b線断面図である。
【0040】
係止部23,23は、上部コーナ部12u,12uに接する接線L1,L1に沿って係止されているため、防虫ネット20の車幅方向及び上下方向への移動を抑制することができる。係止部23,23の全体としては、接線L1,L1に垂直な方向を向いている。係止部23,23を係止させた状態で他の部位の取付作業を行うことができるため、取付作業を簡単に行うことができる。
【0041】
換言すれば、取り付け作業を簡便にするために、ウェザストリップ16との摩擦力を利用することができる。既存の部品を用いながら、取り付け作業を簡単にすることができる。
【0042】
さらに、左右の係止部23,23は、メッシュ部21及び周縁部22の境界に位置し、周縁部22は、防虫ネット20を車体11に固定するための吸盤24〜26を支持している。車体11のうち、吸盤24〜26の取り付けられる部位がウェザストリップ16よりも前方に位置している場合であっても、係止部23,23が境界に位置し、吸盤24〜26が周縁部22に位置していることにより、防虫ネット20と車体11との間に隙間が発生することを抑制することができる。より確実に虫の侵入を防ぐことができる。
【0043】
さらに、固定具に吸盤24〜26が用いられる。車体11の形状にかかわらず取り付けることができるため、取付性が高い。加えて、吸盤24〜26は、マグネット等に比べて軽量であるため、自重により防虫ネット20が落ちることを抑制できる。
【0044】
さらに、左右の2カ所に設けられたファスナー27,27は、車幅方向を基準として、左右の係止部23,23の間に位置している。ファスナー27,27を操作するときの荷重を左右の係止部23,23において受けさせることができる。ファスナー27,27を操作することによる防虫ネット20の移動を抑制できる。
【0045】
図1を併せて参照する。少なくとも一部の吸盤25,26は、車体11に形成された凹部11a,11bに固定されている。このため、防虫ネット20の取り付け状態のまま、誤ってテールゲート13を閉じた場合であっても、吸盤25,26や、テールゲート13に加わり得る負荷を軽減することができる。
【0046】
さらに、凹部11a,11bは、ダンパーステー14,14を収納するための収納凹部11a,11a、又は、テールゲート13に取り付けられたストッパ15,15が当接する当接凹部11b,11bである。吸盤25,26を固定するために追加して凹部を形成する必要がなく、有益である。
【0047】
尚、本発明は、実施の形態ではテールゲートに適用したが、水平方向にスイングするドアに適用することは差し支えない。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明は、テールゲートを有する車両に好適である。
【符号の説明】
【0049】
10…車両
11…車体
12…開口部
12u…上部コーナ部
12d…下部コーナ部
20…防虫ネット
21…メッシュ部
22…周縁部
23…係止部
24…上端部吸盤(固定具)
25…上部吸盤(固定具)
26…下部吸盤(固定具)
27…ファスナー
L1…接線
図1
図2
図3
図4