(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0012】
[0029] これより、図面を参照しながら、特許請求する主題について説明する。図面では、同様のエレメントを指すために全体的に同様の参照番号が全体を通じて使用される。以下の記載では、説明の目的に限って、特許請求する主題の理解を得るために、多数の具体的な詳細を明記する。しかしながら、特許請求する主題は、これらの具体的な詳細がなくても実施できることは明白であろう。他方で、特許請求する主題を説明し易くするために、構造およびデバイスをブロック図形態で示すこととする。
【0013】
[0030] 検索結果を1つ以上のタグ集合体に編成する実施形態を、
図1の方法例100によって示す。102において、本方法が開始する。検索結果は、ソーシャル・ネットワーク・コンテンツ(例えば、ソーシャル・ネットワークによって公開されるマルチメディア・コンテンツ、ソーシャル・ネットワーク・プロファイル、ソーシャル・ネットワーク・ポスト、または検索機能によって識別することができる他のソーシャル・ネットワーク・コンテンツ)、ウェブサイト(例えば、検索エンジンによって検索結果として提供されるウェブサイトへのURL)、画像(例えば、画像共有サービスの検索機能によって提供される画像)、ビデオ、ユーザーが作成したコンテンツ、URL、マルチメディア・コンテンツ、および/または種々の他のタイプのコンテンツというような、種々のタイプのコンテンツを含むことができる。
【0014】
[0031] 104において、第1検索結果に関連するタグ・アクションを受けることができる。タグ・アクションは、第1ユーザーによって示される第1タグに対応することができる。タグ・アクションを受ける一例では、第1ユーザー(例えば、「地元のアイスクリーム店」)から検索インターフェース(例えば、ファイル・システム、オフィス生産性アプリケーション、マップ・アプリケーション、検索アプリケーション、検索ウェブサイト、電子メール・アプリケーション、ウェブサイト、ソーシャル・ネットワーク等に付随する検索インターフェース)を通じて検索クエリーを受けるのでもよい。検索クエリー(例えば、画像、ビデオ、ソーシャル・ネットワーク・ポスト、ソーシャル・ネットワーク・プロファイル、運転方向、地図、電子メール、ファイル、マルチメディア・コンテンツ、記事、URL、ウェブサイト、購入用消費者向け商品、購入用アプリケーション等)に基づいて、1組の検索結果を提供することができる。1組の検索結果は、第1検索結果を含むことができる。一例では、ユーザーが、タグ提案に関連する1クリック・ユーザー入力を利用してタグ・アクションを実行できるように、1つ以上のタグ提案を第1検索結果に対して提供することができる(例えば、タグ提案は、1人以上のユーザーが第1検索結果を第1タグとタグ付けしたことに基づくこともできる)。第1ユーザーが既に第1検索結果をタグ提案とタグ付けし終えている場合、このタグ提案をオン状態(例えば、強調)で表示することができ、そうでない場合、タグ提案をオフ状態(例えば、強調しない)で表示することができる。他の例では、タグ・アクションが、第1ユーザーによって作成されたタグに対応するように、第1検索結果のためにタグ作成インターフェースを設けることができる。このように、タグ・アクションは、第1タグを含む(例えば、第1ユーザーによって入力された1クリック・ユーザー入力によって呼び出されたタグ提案、または第1ユーザーによって作成されたタグに対応する)。106において、第1検索結果を第1タグとタグ付けして、第1タグ付け検索結果を作成する(例えば、第1ユーザーが、アイス・クリーム・ウェブサイト検索結果に対して、#Yummy Treatsタグのタグ提案を選択したとしてもよい。第1ユーザーは、アイス・クリーム・ウェブサイト検索結果に対して、タグ作成インターフェースを通じて#FavoriteDesertタグを作成したとしてもよい等)。
【0015】
[0032] 108において、第1タグ付き検索結果を、第1タグに対応する第1タグ集合体に編成する。一例では、第1タグ付き検索結果は、第1ユーザーによって第1タグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含む第1個人タグ集合体に編成される(例えば、タグ付きカップケーキ画像検索結果、タグ付きワイナリー・ウェブサイト検索、および/または第1ユーザーによって#Yummy Treatsタグとタグ付けされた他のタグ付き検索結果)。このように、第1ユーザーは、第1タグ検索#Yummy Treatsを実行することによって、任意のデバイス、アプリケーション、および/またはブラウザーから、第1個人タグ集合体内にあるタグ付き検索結果にアクセスする(例えば、リコールする)ことができる(例えば、第1タグ付き検索結果が、第1ユーザーによってラップトップ・デバイスを介してタグ付けされたのでもよく、後に第1ユーザーによって移動体電話機を介してアクセスされるのでもよい)。
【0016】
[0033] 他の例では、第1タグ付き検索結果は、1人以上のユーザーによって第1タグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含む第1公開タグ集合体に編成される(例えば、第1タグ付き検索結果は、Yummy Treats公開タグ集合体に編成されてもよく、この中には、1人以上のユーザーが既に#Yummy Treatsとタグ付けされたタグ付き検索結果を投稿しているかもしれず、ユーザーがタグ付き検索結果を発見および/または調査するために公に入手可能であってもよい)。第1公開タグ集合体には、第1公開タグ集合体に投稿した1人以上のユーザー、および/またはそのように投稿していないユーザーによってアクセス可能であってもよく、ユーザーによる新たな検索結果および/またはコンテンツの調査を促進すればよい。例えば、第2ユーザー(例えば、検索結果を#Yummy Treatsとタグ付けしたことはないが、近日中にパーティを計画しているのでもよく、他のユーザーからアイデアを発掘している)が、他のユーザーが#Yummy Treatsとタグ付けしたタグ付き検索結果を発見するために、タグ検索#Yummy Treatsを提出することもできる。このように、第1公開タグ集合体を第2ユーザーに提供することもできる。110において、本方法は終了する。
【0017】
[0034]
図2Aは、タグ付けに関係するデーター(例えば、ユーザー・タグ・アクセス可能性についてのデーター・モデル)を維持するために構成されたシステム250の一例を示す。システム250は、タグ・データーベース260(例えば、および/または他のデーター記憶構造)を含むことができる。タグ・データーベース260は、タグ付き検索結果のような、コンテンツにタグ付けすることに関係する種々の情報を格納するように構成することができる(例えば、データーベース、テーブル、方式、格納された手順、および/またはタグ付きコンテンツに関係する情報を編成するための他の技法、メカニズム等を実現するデーター・タグ付けモデルにしたがって)。一例では、タグ・データーベース260は、ユーザーによってコンテンツにタグ付けするために使用される1つ以上のタグに関連するタグ情報252を格納することができる。他の例では、タグ・データーベース260は、コンテンツにタグ付けしたユーザーおよび/またはタグ付きコンテンツにアクセスしたユーザーに関連するユーザー情報254を格納することもできる。他の例では、タグ・データーベース260は、タグ付き検索結果(例えば、タグ情報252内にあるタグを使用して、ユーザー情報254内にあるユーザーによってタグ付けされた)のような、コンテンツに関連するコンテンツ情報256を格納することができる。他の例では、タグ・データーベース260は、コンテンツ情報256内においてコンテンツを識別するためにユーザーによって提出されたクエリーに対応するクエリー情報258を格納することができる。このように、同じユーザーおよび/または異なるユーザーによって提出された検索クエリーに関係する(例えば、クエリーから得られた)コンテンツにタグ付けするために同じユーザーによって使用されたタグに関係する情報を、タグ・データーベース260によって格納することができる(例えば、252、254、256、および/または258内にある情報に対応するデーター、および/または252、254、256、および/または258内にある情報間の相互関係に対応するデーターを、タグ・データーベース内に格納することができる)。
【0018】
[0035] システム250は、タグ・アクセス・サービス262および/またはユーザー体験レイヤー264を含むことができる。一例では、タグ・アクセス・サービス262は、データー(例えば、クエリー)をタグ・データーベース260に提出する、および/またはタグ・データーベース260からデーターを引き出すように構成されたデーターベース・プロキシー、ウェブ・サービス、または他の機能コンポーネントを含むことができる。このように、タグ・アクセス・サービス262は、ユーザー体験レイヤー264に、タグ・データーベース260へのアクセスを与えることができる。ユーザー体験レイヤー264は、データー・タグ付けモデルの視覚表現(例えば、タグ情報252、ユーザー情報254、コンテンツ情報256、および/またはクエリー情報258の可視化)を供給するように構成することができる。ユーザー体験レイヤー264は、データー・タグ付けモデルに対する対話型ユーザー・インターフェースを提供するように構成することができる(例えば、タグ・アクセス・サービス262を通じて)。このように、ユーザーは、データー・タグ付けモデルと、対話型ユーザー・インターフェースを通じて対話処理することができる(例えば、ユーザーは、加入動作(join operation)のようなデーターベース動作を調査する、編成する、実行する、および/またはタグ情報252、ユーザー情報254、コンテンツ情報256、および/またはクエリー情報258を修正することができる)。
【0019】
[0036]
図2Bは、検索結果を1つ以上のタグ集合体に編成するために構成されたシステム200の一例を示す。システム200は、第1デバイス(例えば、ラップトップ)を介して第1ユーザーにアクセス可能な検索アプリ202に付随するタグ付けコンポーネント212を含むことができる。一例では、第1ユーザーは、「パリまでの移動手段」という検索クエリー204を提出することができる。検索クエリー204に基づいて、地元のパリ・ニュース記事検索結果、パリHappy Hotel検索結果、タワー検索結果206の履歴、パリ・タワー画像検索結果等というような、1組の検索結果を提供することができる。1組の検索結果内にあるそれぞれの検索結果に対して、タグ作成インターフェース210のような、タグ作成インターフェースを設けることもできる。タグ作成インターフェース210を通じて、第1ユーザーはタワー検索結果206の履歴にタグ付けするためにタグを作成することができる。一例では、検索結果に対してタグ提案を提示することができる。例えば、#ParisNewsというタグ提案を、地元パリ・ニュース記事検索結果に対して提示することができる(例えば、地元パリ・ニュース記事検索結果を #ParisNewsタグとタグ付けした1人以上のユーザーに基づいて)。パリHappy Hotel検索結果にタグ付けしたユーザーはいないので、パリHappy Hotel検索結果に対して、タグ提案を提示しなくてもよい。#BucketListというタグ提案をパリ・タワー画像検索結果に対して提示することができる(例えば、パリ・タワー画像検索結果に#BucketListタグとタグ付けした1人以上のユーザーに基づいて)。#SightSeeingというタグ提案208を、タワー検索結果206の履歴に対して提示することができる(例えば、タワー検索結果206の履歴を#SightSeeingタグとタグ付けした1人以上のユーザーに基づいて)。
【0020】
[0037] 一例では、#SightSeeingというタグ提案208に関連するタグ・アクションを、タグ付けコンポーネント212によって受けることができる。例えば、第1ユーザーが1クリック・ユーザー入力(例えば、1回のタッチ入力、1回のマウス・クリック、1回のキーボード入力等)を使用してこのタグ・アクションを呼び出すことができる。1クリック・ユーザー入力は、メニューのナビゲーションによってというような多数回のユーザー入力および/または複雑なユーザー入力を与える必要なく、第1ユーザーに、タワー検索結果206の履歴を#SightSeeingタグとタグ付けさせることができる。このように、タグ付けコンポーネント212は、タワー検索結果206の履歴を#SightSeeingタグとタグ付けして、タワー検索結果のタグ付き履歴(例えば、タワー検索結果218のタグ付き履歴、および/またはタワー検索結果220のタグ付き履歴)を作成することができる。一例では、タグ付けコンポーネント212は、タワー検索結果218のタグ付き履歴を、第1ユーザーによって#SightSeeingタグとタグ付けされたタグ付き検索結果の格納のために指定されたSightSeeing個人タグ集合体214に編成することができる(例えば、タグ付けコンポーネント212は、#SightSeeingタグに関して第1ユーザーに個人タグ集合体がないタグ・アクションに基づいて、SightSeeing個人タグ集合体214を作成することができ、またはタグ付けコンポーネント212は、SightSeeing個人タグ集合体214が既に存在する場合、SightSeeing個人タグ集合体214内に、タワー検索結果218のタグ付き履歴を含ませることができる)。このように、第1ユーザーは、任意のデバイス、ブラウザー、および/またはアプリケーションから、SightSeeing個人タグ集合体214を通じて、タワー検索結果218のタグ付き履歴にアクセスすることができる。他の例では、タグ付けコンポーネント212は、タワー検索結果220のタグ付き履歴を、1人以上のユーザーによって#SightSeeingタグとのタグ付き検索結果の格納のために指定されたSightSeeing公開タグ集合体216に編成することができる(例えば、第2ユーザーが、パリ・タワー画像検索結果を#SightSeeingタグとタグ付けしたのでもよく、第3ユーザーが最良観光名所ビデオ検索結果を#SightSeeingタグとタグ付けしたのでもよい等)。このように、1人以上のユーザーが、SightSeeing公開タグ集合体216にアクセスして、種々の(例えば、#SightSeeingタグとタグ付けされた)タグ付き検索結果を発見および/または調査することができる。
【0021】
[0038]
図3は、1組の個人タグ集合体302へのアクセスを与えるためのシステム300の一例を示す。システム300は、タグ集合体プロバイダ(tag collection provider)308(例えば、個人タグ集合体プロバイダ)を含むことができる。タグ集合体プロバイダ308は、第1ユーザーに関連する1組の個人タグ集合体302にアクセスすることができる。1組の個人タグ集合体302は、第1ユーザーによって#Carsタグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果(例えば、第1デバイス上で第1アプリケーションを通じて第1ユーザーによって#Carsタグとタグ付けされたタグ付き自動車論評サイト検索結果、第3デバイスを介して第1ユーザーによって#Carsタグとタグ付けされたタグ付きスポーツ・カー画像検索結果、第1デバイスの第2アプリケーションを通じて第1ユーザーによって#Carsタグとタグ付けされたタグ付き自動車製造会社検索結果等)を含むCars個人タグ集合体304、第1ユーザーによって#Summerタグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含むSummer個人タグ集合体306、タワー検索結果218のタグ付き履歴を含むSightSeeing個人タグ集合体214(例えば、
図2Bによって示したような第1デバイスを介して第1ユーザーによってタグ付けされた)、および/または図示しない他の個人タグ集合体を含むことができる。
【0022】
[0039] 第2デバイス(例えば、第1ユーザーがCars個人タグ集合体304内にあるタグ付き検索結果の少なくとも一部にタグ付けしたときに使用した第1デバイスおよび/または第3デバイスとは異なる)が、検索アプリ310をホストすることができる。検索アプリ310は、モード検索インターフェースを設けることができ、これを通じて、第1ユーザーは検索クエリーを提出して検索結果を求めること、および/またはタグ付き検索結果を求めるタグ検索を提出することができる(例えば、タグ検索は、検索クエリーからタグ検索を差別化する#のようなタグ識別子を含むとよい)。一例では、タグ集合体プロバイダ308は、第1ユーザーによって検索アプリ310を通じて提出された自動車タグ検索312を受けることができる。自動車タグ検索312は、Cars個人タグ集合体304に対応する#Carタグを含む。したがって、タグ集合体プロバイダ308は、第1ユーザーに、第2デバイスを介したCars個人タグ集合体304へのアクセスを与えることができる。このように、第1ユーザーは、このようなタグ付き検索結果を最初に識別するために使用される1つ以上の検索クエリーを手作業でリコールする必要なく、タグ付き検索結果にアクセスする(例えば、リコールする)ことができる(例えば、第1ユーザーは、タグ付き自動車論評サイト検索結果、タグ付きスポーツ・カー画像検索結果、および/またはタグ付き自動車製造会社検索結果の発見に繋がる検索クエリーを思い出し、および/または再提出する代わりに、自動車タグ検索312を単に提出することによって、異なるデバイスを使用して多数の日にわたってタグ付けされたかもしれない、タグ付き検索結果にアクセスすることができる)。
【0023】
[0040]
図4は、1組の公開タグ集合体402へのアクセスを与えるためのシステム400の一例を示す。システム400は、タグ集合体プロバイダ408(例えば、公開タグ集合体プロバイダ)を含むことができる。タグ集合体プロバイダ408は、1組の公開タグ集合体402と関連付けることができる。1組の公開タグ集合体402は、SightSeeing公開タグ集合体216、Trees公開タグ集合体404、ILoveCats公開タグ集合体406、および/または図示しない幅広い種々の他の公開タグ集合体というような、1人以上のユーザーによって投稿された複数の公開タグ集合体を含むことができる。一例では、1人以上のユーザーがSightSeeing公開タグ集合体216に投稿したとしてもよい(例えば、第1ユーザーが第1デバイスからタワー検索結果220のタグ付き履歴にタグ付けしたのでもよく、第2ユーザーが第2デバイスからタグ付き*パリ・タワー画像検索結果にタグ付けしたのでもよい等)。
【0024】
[0041] 第3デバイスが検索アプリ410をホストすることもできる。検索アプリ410は、モード検索インターフェースを提供することができ、これを通じて、第3ユーザーが検索クエリーを提出して検索結果を求めること、および/またはタグ検索を提出してタグ付き検索結果を求めることができる。一例では、タグ集合体プロバイダ408は、第3ユーザーによって検索アプリ410を通じて提出された、#SightSeeingタグに対応するタグ検索412を受けることができる。したがって、タグ集合体プロバイダ408は、第3ユーザーに、第3デバイスを通じたSightSeeing公開タグ集合体216へのアクセスを与えることができる。このように、第3ユーザーは、第3ユーザーおよび/または他のユーザーによってタグ付けされたのかもしれないタグ付き検索結果を調べることができる(例えば、第3ユーザーは、第3ユーザーが検索結果を#SightSeeingタグとタグ付けしたかしていないかには関係なく、間近に迫っている休暇のためのアイデアを得るために、SightSeeing公開タグ集合体216を調査することができる)。
【0025】
[0042] 検索結果のタグ付けを容易にする実施形態を、
図5の方法例500によって示す。502において、本方法が開始する。504において、第1検索クエリーの受入に応答して、この第1検索クエリーに基づいて1組の検索結果を提供することができる。例えば、第1ユーザーが第1検索クエリー「休暇」を提出するのでもよく、「休暇」に関係する可能性がある1つ以上の検索結果を提示することができる(例えば、海岸画像検索結果、ソーシャル・ネットワーク休暇ポスト検索結果、休暇目的地ビデオ検索結果、休暇旅行記電子メール検索結果等)。1組の検索結果は、第1検索結果(たとえば、休暇目的地ビデオ検索結果)、第2検索結果(例えば、旅行代理店ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果)、および/または他の検索結果を含むことができる。
【0026】
[0043] 1つ以上のタグ提案を、1組の検索結果に対して提示することができる。例えば、506においてタグ提案を第1検索結果に対して提供することができる。タグ提案は第1タグを指定することができる。例えば、#FunTravelビデオのタグ提案は、#FunTravelVideoタグを指定し、休暇目的地ビデオ検索結果に対して提示することができる(例えば、タグ提案は、ユーザーのFunTravelVideo個人タグ集合体、および/またはFunTravelVideo公開タグ集合体に基づくことができる)。一例では、タグ提案は、第2ユーザーのFunTravelVideo個人タグ集合体に基づくこともでき、第2ユーザーが休暇目的地ビデオ検索結果を#FunTravelVideoタグとタグ付けしたことを示す。他の例では、タグ提案は、FunTravelVideo公開タグ集合体に基づくこともでき、複数のユーザーが休暇目的地ビデオ検索結果を#FunTravelVideoタグとタグ付けしたことを示す。第1ユーザーが未だ休暇目的地ビデオ検索結果を#FunTravelVideoタグとタグ付けしていない場合、#FunTravelVideoのタグ提案をオフ状態(例えば、強調しない)で表示することができ、そうでない場合、#FunTravelVideoのタグ提案をオン状態(例えば、強調)で表示することができる。一例では、多数のタグ提案を第1検索結果に対して提示することもできる。例えば、第2タグ提案を第1検索結果に対して提示してもよい。第2タグ提案は第2タグを指定することができる。例えば、#BeachVideoの第2タグ提案を休暇目的地ビデオ検索結果に対して提示してもよい。一例では、タグ提案は、1組の検索結果内にある多数の検索結果に対して提示してもよい(例えば、1つ以上のタグ提案を第2検索結果に対して提示してもよく、1つ以上のタグ提案を第3検索結果に提示してもよい等)。
【0027】
[0044] 508において、第1ユーザーによるタグ提案の1クリック・ユーザー入力(例えば、第1ユーザーがメニューをナビゲートしなければならない、および/または検索結果にタグ付けするために多数の入力を実行しなければならないのではなく、1回のユーザー入力または他の比較的単純なユーザー入力)を受けたことに応答して、第1検索結果を第1タグとタグ付けして、第1タグ付き検索結果を作成することができる。例えば、休暇目的地ビデオ検索結果を#FunTravelVideoタグとタグ付けして、第1ユーザーによる1回の入力に基づいて、タグ付き目的地ビデオ検索結果を作成することができる(例えば、第1ユーザーは単に#FunTravelVideoのタグ提案にタッチするまたはこれをクリックすればよい)。一例では、第1タグ付き検索結果は、第1ユーザーによって第1タグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を格納するように構成された第1個人タグ集合体に編成される。例えば、タグ付き検索結果を個人タグ集合体に編成する第1ユーザーの個人的選好を示すユーザー・タグ付けモデルに基づいて、第1タグ付き検索結果を第1個人タグ集合体に編成することができる。他の例では、1人以上のユーザーによって第1タグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を格納するように構成された第1公開タグ集合体に、第1タグ付き検索結果を編成することができる。例えば、タグ付き検索結果を公開タグ集合体に編成する第1ユーザーの公開共有選好(public sharing preference)を示すユーザー・タグ付けモデルに基づいて、第1タグ付き検索結果を第1公開タグ集合体に編成すことができる。
【0028】
[0045] ある実施形態では、第1ユーザーが秘密で第1タグ付き検索結果を1人以上のユーザーと共有することもできる。一例では、第1ユーザーは、第2ユーザー(例えば、他のユーザーを除く)が第1タグ付き検索結果を見ることができるように、第1タグ付き検索結果のリンクを第2ユーザーに送ることができる。他の例では、秘密共有設定を第1ユーザーから受けることもできる。秘密共有設定は、1人以上のユーザーを、第1タグ付き検索結果にアクセスできるものとして指定することもできる。このように、秘密共有設定に基づいて、第1タグ付き検索結果をユーザー・アクセスのために(例えば、選択的に、制御可能に等)露出することができる。
【0029】
[0046] ある実施形態では、第1タグ付き検索結果および/または他のタグ付き検索結果は、ユーザー認証してまたはユーザー認証せずに、いずれのブラウザーおよび/またはいずれのデバイスからのアクセスのためにも、利用可能にすることもできる(例えば、比較的即座に利用可能にする)。一例では、第1ユーザーが、デバイス(例えば、公衆デバイスであり、第1ユーザーはこのデバイスを介してログイン信任状を提出することを望まないこともあり得る)から第1タグ付き検索結果および/または他の同様にタグ付けされた検索結果にアクセスするには、タグ・クエリー#FunTravelVideo@FirstUserをこのデバイス上のブラウザーまたは他のタイプの検索メカニズムに提出することによって行うことができる。他の例では、第1ユーザーは、第1ユーザーによってタグ付けされた第1タグ付き検索結果および/または他のタグ付き検索結果にアクセスするためにログインすることができる。このように、ユーザーは、所望のやり方で(例えば、素早く、任意のデバイス上で、任意のブラウザーを通じて、ログイン信任状を提示してまたはせずに等)タグ付きコンテンツにアクセスすることができる。
【0030】
[0047] ある実施形態では、第1ユーザー(例えば、あるいは第1ユーザーまたは管理者によって許可されたユーザー)が、タグ付き検索結果に関連する種々の編成機能を実行することもできる。一例では、ユーザーは第1タグ付き検索結果からタグを外す、および/または第1タグ付き検索結果を削除することもできる。他の例では、第1ユーザーが、タグの記述を含むコメント・フィールドを供給することによって、タグにコンテキストを追加することもできる。他の例では、第1ユーザーが、タグ付き検索結果についての記述を含むコメント・フィールドを供給することによって、タグ付き検索結果にコンテキストを追加することもできる。
【0031】
[0048] ある実施形態では、ユーザーは他のユーザーのタグ付け活動(tagging activity)を追跡こともできる。例えば、第1ユーザーが、第1タグ付き検索結果のような検索結果にタグ付けしたときに第2ユーザーが通知を受けることができるように、第2ユーザーが第1ユーザーを追跡することができる。ある実施形態では、ユーザーは特定のタグに関連するタグ付け活動を追跡することもできる。例えば、第1ユーザーは、他のユーザーが第1タグを使用したときに、タグ付け活動の通知を受けることができる。第1ユーザーはこのような通知を受けることを「予約する」ことができ、および/または第1ユーザーが検索結果を第1タグとタグ付けしたことに基づいて、このような通知を自動的に受けることもできる。このように、ユーザーは、秘密に、個人的に、および/または公に、タグ付け情報にアクセスする、タグ付け情報を編成する、および/またはタグ付け情報を共有することができる。510において、この方法は終了する。
【0032】
[0049]
図6は、検索結果のタグ付けを容易にするために構成されたシステム600の一例を示す。システム600は、タグ付けコンポーネント602を含むことができる。第1ユーザーによるタグ付けアクション(tagging action)の前に、タグ付けコンポーネント602を、検索アプリ602aのような、検索機能と関連付けることができる。第1検索クエリー604「新車モデル」を受けたことに応答して、検索アプリ602aは、第1検索クエリー604「新車モデル」に基づいて、1組の検索結果を提供することができる。例えば、1組の検索結果は、自動車製造会社ウェブサイト検索結果606、自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果608、および/または図示しない他の検索結果を含むことができる。タグ付けコンポーネント602は、自動車製造会社ウェブサイト検索結果606に対して#Carsというタグ提案610を提示することができる。第1ユーザーが自動車製造会社ウェブサイト検索結果606を#Carsタグと既にタグ付けしてあるので、自動車製造会社ウェブサイト検索結果606が既に第1ユーザーによって#Carsタグとタグ付けされたことを示すために、#Carsというタグ提案610をオン状態で表示することができる。タグ付けコンポーネント602は、1人以上のユーザーが自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果608を#AutoFriendタグとタグ付けしたことに基づいて、自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果608に対して#AutoFriendというタグ提案612aを提示することができる。第1ユーザーは自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果608を未だ#AutoFriendタグとタグ付けしていないので、#AutoFriendというタグ提案612aをオフ状態で表示することができる。
【0033】
[0050] #AutoFriendというタグ提案612aに関連する、第1ユーザーによる1クリック・ユーザー入力を受けたことに応答して、自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果608を#AutoFriendタグとタグ付けすることができる。第1ユーザーが自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果608を#AutoFriendタグとタグ付けしてあるので、検索アプリ602bのタグ提案612bとして示すように、#AutoFriendというタグ提案612aをオン状態で表示することができる。このように、第1ユーザーは、メニュー・ナビゲーション、多数回のクリック、および/または多数回のキーストロークというような多数回の入力ではなく、1回の入力を利用して検索結果にタグ付けすることができる。ある実施形態では、タグ付けコンポーネント602は、タグ作成インターフェース(例えば、タグ作成インターフェース614)を設けることができ、これを通じて、第1ユーザーは、
図7に示すように、検索結果にタグ付けするためのタグを作成することができる。
【0034】
[0051]
図7は、検索結果のタグ付けを容易にするために構成されたシステム700の一例を示す。システム700は、タグ付けコンポーネント702を含むことができる。第1ユーザーによるタグ付けアクションの前に、タグ付けコンポーネント702を、検索アプリ702aのような、検索機能と関連付けることができる。第1検索クエリー704「新車モデル」を受けたことに応答して、検索アプリ702aは、第1検索クエリー704「新車モデル」に基づいて、1組の検索結果を提供することができる。例えば、1組の検索結果は、自動車製造会社ウェブサイト検索結果706、自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果708、および/または図示しない他の検索結果を含むことができる。タグ付けコンポーネント702は、自動車製造会社ウェブサイト検索結果に対して#Carsというタグ提案をオン状態で提示することができる。これは、第1ユーザーが以前に自動車製造会社ウェブサイト検索結果706を#Carsタグとタグ付けしたからであろう。タグ付けコンポーネント702は、自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果708に対して#AutoFriendというタグ提案をオフ状態で提示することができる。何故なら、第1ユーザーは自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果708を#AutoFriendタグとタグ付けしていないからである。
【0035】
[0052] タグ付けコンポーネント702は、自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果708に対してタグ作成インターフェース710を設けることができる。第1ユーザーによってタグ作成インターフェース710を通じて作成された#MyNewFriendタグ712のような第1タグを受けたことに応答して、自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果708を#MyNewFriendタグ712とタグ付けして、タグ付き自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果708を作成することができる。第1ユーザーは自動車論評会社ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果708を#MyNewFriendタグ712とタグ付けしてあるので、検索アプリ702bにおけるタグ提案714として示すように、#AutoFriendというタグ提案をオフ状態からオン状態に移行させることができる。
【0036】
[0053]
図8は、第1ユーザー・プロファイル802の一例800を示す。第1ユーザー・プロファイル802は、検索結果にタグ付けする第1ユーザーに関連する情報を含むことができる。一例では、第1ユーザー・プロファイル802は、第1ユーザーによって#Carタグとタグ付けされた1つ以上の検索結果を含むCar個人タグ集合体のような、第1ユーザーに関連する1つ以上の個人タグ集合体を含む1組の個人タグ集合体804を含むことができる。他の例では、第1ユーザー・プロファイル802は、第1ユーザーが、他のユーザーによってこのような検索結果にタグ付けするために使用されるタグと同様であるタグと車種検索結果をタグ付けするときに、比較的高い精度を有するようであることを示す「94」の自動車タグ付け精度評価、第1ユーザーが、改築形式(renovation type)検索結果にタグ付けするとき比較的低い精度を有するようであることを示す「67」の改築タグ付け精度評価(例えば、第1ユーザーは、他のユーザーによってこのような検索結果にタグ付けするために使用されるタグとは異なるタグを改築形式検索結果とタグ付けしたのかもしれず、第1ユーザーは、他のユーザーと同じタグの一部を使用したが、異なる検索結果をこれらのタグとタグ付けしたのかもしれない等)等というような、1つ以上のタグ付け精度評価を含む1組のタグ付け精度評価806を含むことができる。タグ付け精度評価は、閾値数の他のユーザーも、第1ユーザーによって検索結果にタグ付けするために使用されたタグと検索結果をタグ付けした(例えば、ユーザーの90%が、第1ユーザーと共に、スポーツ・カー画像を車種タグとタグ付けした)という判定に基づいて上げることができ、逆に、タグ付け精度評価を下げることもできる(例えば、ユーザーの90%がスポーツ・カー画像を車種タグとタグ付けしたが、第1ユーザーはスポーツ・カー画像を#MyNewCareerとタグ付けした)。バッジ授与閾値よりも高いタグ付け精度評価に基づいて、バッジを第1ユーザーに授与することができる。例えば、「94」の自動車タグ付け精度評価に基づいて、自動車バッジ・レベルII814を授与することができる。
【0037】
[0054] 他の例では、ユーザー・タグ付けモデル808を第1ユーザー・プロファイル802内部で維持することもできる。ユーザー・タグ付けモデル808は、第1ユーザーが、36%の時間だけ、個人タグ集合体への編成のために検索結果にタグ付けしたいことを示す個人選好810を含むことができる。ユーザー・タグ付けモデル808は、第1ユーザーが64%の時間にわたり、公開タグ集合体への編成のために検索結果にタグ付けしたいことを示す公開共有選好(public sharing preference)812を含むことができる。このように、ユーザー・タグ付けモデル808を評価して、第1ユーザーによってタグ付けされたタグ付き検索結果を、個人タグ集合体および/または公開タグ集合体に編成するか否か決定することができる。他の例では、検索結果コンテンツ・タイプ816を維持することもできる。検索結果コンテンツ・タイプ816は、第1ユーザーがタグ付けしたコンテンツのタイプを示すことができる(例えば、第1ユーザーによってタグ付けされた検索結果の60%は画像であり、第1ユーザーによってタグ付けされた検索結果の25%はULRである等)。検索結果コンテンツ・タイプ816を評価して、タグ集合体を第1ユーザーに表示するレイアウトを決定することができる(例えば、第1ユーザーが比較的大きな割合の画像にタグ付けしたことを示す検索結果コンテンツ・タイプ816に基づいて、個人タグ集合体を雑誌レイアウトとして表示することができる(例えば、個人タグ集合体が単に画像だけを含むのではなくても、画像が表示されるかのように、URL、テキスト等が雑誌レイアウトにおいて表示されるように(例えば、フォーマットされて)、個人タグ集合体を雑誌レイアウトとして表示することができる)。タグ集合体を表示するためには、画像用の雑誌レイアウト、ビデオ用のビデオ・プレビュー・レイアウト(例えば、ビデオを再生するために使用される複数のビデオ・プレビュー・タイル)、URL用のリスト・レイアウト、記事のような文字情報用のテキスト・リーダ・レイアウト(例えば、仮想書籍)等というように、種々のタイプのレイアウトを使用することができる。
【0038】
[0055] 1つ以上のタグ集合体を維持する実施形態を、
図9の方法例900によって示す。902において、この方法が開始する。第1ユーザーの代わりに1つ以上の個人タグ集合体を作成する、および/または維持することができる。904において、第1検索結果を第1タグとタグ付けした第1ユーザーを識別したことに応答して、第1個人タグ集合体を、第1タグに対して生成することができる。例えば、第1ユーザーは、住宅設計者ウェブサイト検索結果にタグ付けするために#BasementIdeasタグを作成することができる。BasementIdeas個人タグ集合体は、第1ユーザーによって#BasementIdeasタグとタグ付けされたタグ付き検索結果の格納のために作成することができる。906において、第1検索結果を、第1タグ付き検索結果として、第1個人タグ集合体に編成する。このように、第1ユーザーは、任意のデバイスから、タグ付き検索結果を編成、共有、および/またはアクセスすることができる。多数のタグ付き検索結果を編成する一例では、第1ユーザーが第2検索結果を第1タグとタグ付けしたことに応答して、第2検索結果を、第2タグ付き検索結果として、第1個人タグ集合体に編成することができる(例えば、第1ユーザーは、カーペット画像検索結果を#BasementIdeasタグとタグ付けしたとしてもよい)。
【0039】
[0056] ある実施形態では、1つ以上の個人タグ集合体を第1ユーザーのために維持することができる。一例では、第3検索結果を第2タグとタグ付けした第1ユーザーを識別したことに応答して、第2個人タグ集合体を第2タグに対して生成することができる。例えば、第1ユーザーは、#Flooringというタグ提案に関連する1クリック・ユーザー入力を実行することによって、カーペット画像検索結果を#Flooringタグとタグ付けすることができる。カーペット画像検索結果は、タグ付きカーペット画像検索結果として、Flooring個人タグ集合体に編成することができる。第1ユーザーは、
図10に示すように、個人タグ集合体インターフェースを通じて、1つ以上の個人タグ集合体にアクセスすることができる。
【0040】
[0057] ある実施形態では、第1タグ付き検索結果を、第1タグに関連付けられた第1公開タグ集合体に編成することができる。例えば、BasementIdeas公開タグ集合体は、1人以上のユーザーによって#BasementIdeasタグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含むことができる。BasementIdeas公開タグ集合体は、
図11に示すように、公開タグ集合体インターフェースを通じてアクセス可能にすることができる。このように、ユーザーは、他のユーザーによってタグ付けされたタグ付き検索コンテンツを編成、共有、および/または調査することができる。908において、この方法は終了する。
【0041】
[0058]
図10は、1つ以上の個人タグ集合体へのアクセスを与えるためのシステム1000の一例を示す。システム1000は、個人タグ集合体コンポーネント1002および/またはクエリー・コンポーネント1014を含む。個人タグ集合体コンポーネント1002は、Cars個人タグ集合体1006(例えば、第1ユーザーによって#Carsタグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含む)、SightSeeing個人タグ集合体1008(例えば、第1ユーザーによって#SightSeeingタグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含む)、Summer個人タグ集合体1010(例えば、第1ユーザーによって#Summerタグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含む)等というような、第1ユーザーに関連する1つ以上の個人タグ集合体を維持するように構成することができる。
【0042】
[0059] 個人タグ集合体コンポーネント1002は、個人タグ集合体インターフェース1004を通じて1つ以上の個人タグ集合体へのアクセスをユーザーに与えるように構成することができる。一例では、クエリー・コンポーネント1014は第1ユーザーからタグ検索を受けるように構成することができる。タグ検索は、#Summerタグのような、第1タグを指定することができる。個人タグ集合体コンポーネント1002は、第1ユーザーに、タグ付き地元醸造所検索結果、タグ付き陽気な映画検索結果、タグ付きサラ(Sarah)ソーシャル・ネットワーク・プロファイル検索結果、および/またはSummer個人タグ集合体1010内に編成された他のタグ付き検索結果へのアクセスを与えることができる。他の例では、第1ユーザーは、個人タグ集合体インターフェース1004を通じて、個人タグ集合体およびタグ付き検索結果を見る、並び替える、および/または共有することもできる。一例では、個人タグ集合体インターフェース1004は、それぞれの個人タグ集合体に関連するタグ・カウントを与えることができる(例えば、合計で15のタグ付き検索結果がCars個人タグ集合体1006に編成されたことに基づいて、Cars個人タグ集合体1006に15のタグ・カウントを与えることができる)。一例では、個人タグ集合体インターフェース1004は、どんなユーザーが第1ユーザーを追跡しているかの指示というような、フォロワー関係情報1012を提供することができる(例えば、第1ユーザーによって行われたタグ・アクションを、ジェーン、ブラッド、コリーン、およびジャックに関連するタグ・ニュース・フィード内に表示することができる)。
【0043】
[0060]
図11は、1つ以上の公開タグ集合体へのアクセスを与えるためのシステム1100の一例を示す。システム1100は、クエリー・コンポーネント1102および/または公開タグ集合体コンポーネント1104を含むことができる。公開タグ集合体コンポーネント1104は、公開タグ集合体インターフェース1106を第1ユーザーに提供するように構成することができる。第1ユーザーは、第1ユーザーが公開タグ集合体に投稿したか否かには関係なく、公開タグ集合体インターフェース1106を通じて、ユーザーによるタグ付き検索結果を発見および/または調査することができる。クエリー・コンポーネント1102は、タグ識別子#(例えば、検索結果を求める一般的な(例えば、タグなし)検索クエリーに対応するのではない)に基づいてタグ検索1108として識別された#Treesタグのような、第1タグを指定するタグ検索1108を受けるように構成することができる。公開タグ集合体コンポーネント1104は、タグ検索1108に基づいて、第1ユーザーに、公開タグ集合体インターフェース1106を通じて、#Treesタグに対応する#Trees公開タグ集合体へのアクセスを与えることができる。一例では、タグ集合体ニュースフィード(tag collection newsfeed)1110を、公開タグ集合体インターフェース1106を通じて第1ユーザーに提供することができる。タグ集合体ニュースフィード1110は、検索結果を#Treesタグとタグ付けした1人以上のユーザーに関連する1つ以上のタグ更新を含むことができる(例えば、1つ以上のタグ更新を、最新のタグを先頭にするというような時間的順序付けにしたがって表示することもできる)。第1公開タグ集合体は、比較的大量のタグ付け情報を含むことができるので、タグ集合体ニュースフィード1110は、第1ユーザーが最新のユーザー活動に基づいて関連がある可能性がある最新のタグ付け活動を素早く確認することを可能にする。
【0044】
[0061] 公開タグ集合体コンポーネント1104は、公開タグ集合体インターフェース1106を通じて1つ以上のアバター(例えば、ユーザーに関連するアイコンまたは画像)を表示するように構成することができる。アバターは、#Trees公開タグ集合体内において、#Treesタグと検索結果をタグ付けしたユーザーを表すことができる。例えば、ジェーンを表す画像(例えば、ジェーンのアバター)を、ジェーンが#Treesタグとタグ付けしたタグ付きtreehouse検索結果と関連付けて表示することができる。ユーザーを表す第1アバターの選択に応答して、1つ以上のタグ集合体および/またはユーザーに関連する他のタグ付け情報を表示することができる。例えば、ジェーンを表す画像の選択に応答して、ジェーンが検索結果にタグ付けするために使用された1つ以上のタグ1112を表示することができる(例えば、Trees個人タグ集合体に対応する#Treesタグ、Lovesushi公開タグ集合体に対応する#LoveSushiタグ、および/またはジェーンによって投稿された他のタグ集合体)。
【0045】
[0062] 一例では、公開タグ集合体インターフェース1106を通じて上位タグ集合体ニュースフィード1114を提供することができる。上位タグ集合体ニュースフィード1114は、上位タグ閾値(例えば、5つの最も大きな公開タグ集合体)よりも大きなタグ・カウントを有する1つ以上のタグ集合体を含むことができる。他の例では、公開タグ集合体インターフェース1106を通じてタグ傾向ニュースフィード(tag trending newsfeed)1116を提供することもできる。タグ傾向ニュースフィード1116は、傾向閾値よりも大きな時間枠以内にタグ・カウントが増大した1つ以上のタグ集合体を含むことができる。例えば、タグ傾向ニュースフィード1116は、比較的多数のユーザーが最近プレーオフ・ゲームの間にFootball公開タグ集合体に投稿したことに基づいて、#Footballタグを表示することができる。
【0046】
[0063] 一例では、公開タグ集合体コンポーネント1104は、ユーザーが生成したコンテンツを識別するために1つ以上のコンテンツ・ソース(例えば、ユーザーが情報を投稿することができる百科事典ウェブサイト)をクロールするように構成することができる。コンテンツ・ソースによってユーザー生成コンテンツに割り当てられた記述子を識別することができる(例えば、百科事典ウェブサイトは、大統領記述子、政治記述子、および/または戦争記述子を、大統領がどのように有名な戦争を開始したかに関する記事に割り当てることができる)。ユーザー生成コンテンツを含むURLは、記述子から導かれるタグとタグ付けされて、新たなタグ付き検索結果を生成することができる(例えば、URLを#Presidentタグとタグ付けすることができる)。新たなタグ付き検索結果は、1人以上のユーザーによるアクセスのために公開タグ集合体(例えば、President公開タグ集合体)に追加することができる。
【0047】
[0064]
図12は、視覚レイアウトにしたがって1つ以上のタグ付き検索結果を表示するように構成されたシステム1200の一例を示す。システム1200は、クエリー・コンポーネント1202および/または個人タグ集合体コンポーネント1206を含むことができる。クエリー・コンポーネント1202は、第1ユーザーから(例えば、検索アプリ1210を通じて)時間的タグ検索1212を受けるように構成することができる。例えば、第1ユーザーが、この第1ユーザーが先週タグ付けしたタグ付き検索結果を確認することを望むのでもよく、検索アプリ1210を通じて#MyTagsLastWeekの時間的タグ検索1212を提出することができる。個人タグ集合体コンポーネント1206は、タグ付き休暇ウェブサイト検索結果1214、タグ付きピラミッド画像検索結果1216、タグ付き湖画像検索結果1218、タグ付きドッグ・シッター・ウェブサイト検索結果1220、タグ付きソーシャル・ネットワーク・ポスト検索結果1222、タグ付き安全旅行記事検索結果1224、および/またはタグ付きタワー・ビデオ検索結果1226というような、先週内に第1ユーザーによってタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を識別するように構成することができる。個人タグ集合体コンポーネント1206は、第1ユーザーがタグ付けする傾向があるコンテンツのタイプを識別するために、第1ユーザーについての第1ユーザー・プロファイル1204の検索結果コンテンツ・タイプを評価することができる(例えば、第1ユーザーは、他のコンテンツ・タイプよりも画像に多くタグ付けする傾向がある)。画像に対応する検索結果コンテンツ・タイプに基づいて、個人タグ集合体コンポーネント1206は、雑誌レイアウト1208にしたがって、1つ以上の検索結果を表示することができる(例えば、検索結果の一部が画像でなくても)。尚、検索結果を表示するためには、テキスト・リーダー・レイアウト(例えば、仮想書籍レイアウト、テキスト・エディタ・レイアウト、新聞レイアウト等)、リスト・レイアウト、ビデオ・プレビュー・レイアウト(例えば、第1ユーザーがビデオを見るために対話処理した複数のビデオ・タイル)、格子レイアウト、および/またはこれらの組み合わせというような、 種々の視覚レイアウト・タイプを使用できることは認めることができよう。
【0048】
[0065] タグ付き検索結果に基づいて目標コンテンツをユーザーに提供する実施形態を、
図13の方法例1300によって示す。1302において、この方法が開始する。1304において、1組の個人タグ集合体を第1ユーザーのために維持することができる。1組の個人タグ集合体は、第1個人タグ集合体を含むことができる。第1個人タグ集合体は、第1ユーザーによって第1タグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含むことができる(例えば、#Cancunタグとタグ付けされたウェブサイト、画像、ビデオ、および/または他の検索結果)。一例では、1組の個人タグ集合体は、第1ユーザーによって第2タグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を含む第2個人タグ集合体というような、追加の個人タグ集合体を含むこともできる(例えば、#Beachタグとタグ付けされた検索結果)。
【0049】
[0066] 1306において、第1ユーザーにとって興味深い第1の話題を、第1タグに基づいて識別することができる。例えば、第1の興味深い話題「休暇」は#Cancunタグから導き出すことができる。一例では、第1タグは、関連性閾値よりも高いタグ付き検索結果カウントを含む第1個人タグ集合体に基づいて、第1の興味深い話題の識別のために選択することができる(例えば、第1ユーザーは、複数のタグ付き検索結果を#Cancunタグとタグ付けしたのでもよく、単に1つの検索結果にタグ付けするために第1ユーザーによって使用された#TVタグとは異なり、カンクン(Cancun)が第1ユーザーにとって比較的重要であることを示すことができる)。第1の興味深い話題は、分類技法、話題のタグへのマッピング、テキスト・クラシファイア等というような、種々の技法に基づいて識別することができる。1308において、第1の興味深い話題に基づいて、第1目標コンテンツを第1ユーザーに提供することができる。例えば、休暇画像、休暇ウェブサイト、クルーズ奨励、タイムシェア・ビデオ、および/または第1の興味深い話題「休暇」に関連する多くの他の推奨コンテンツを識別し(例えば、広告データーベースから)、第1ユーザーに提供することができる(例えば、公開タグ集合体インターフェースを通じて、個人タグ集合体インターフェースを通じて、ソーシャル・ネットワークを通じて、検索結果ページを通じて等)。
【0050】
[0067] 興味深い話題を識別する一例では、第1(例えば、および/または第2、第3等)個人タグ集合体(例えば、ウェブサイトの分類、画像の画像分類、ソーシャル・ネットワーク・ポストのテキスト分類等)の1つ以上のタグ付き検索結果内に含まれるコンテンツに基づいて、第2の興味深い話題を識別することもできる。例えば、第1個人タグ集合体内にある1つ以上のタグ付き検索結果に含まれるエンティティ(例えば、休暇リゾート・エンティティ)を識別することができる。このエンティティを含むタグ付き検索結果の数を、発生閾値と比較することができ、その数が発生閾値を超えた場合、エンティティに基づいて第2の興味深い話題が識別される(例えば、第2の興味深い話題「休暇リゾート」が識別されることが可能である。何故なら、休暇リゾート・エンティティは、少なくとも閾値数のタグ付き検索結果内に現れると思われ、したがって第1ユーザーが休暇リゾート・エンティティに関心があり得ることを示すからである)。このように、第2の興味深い話題「休暇リゾート」に基づいて、第2目標コンテンツ(例えば、休暇リゾート用の休暇予約インターフェース)を第1ユーザーに提供することができる。
【0051】
[0068] 興味深い話題を識別する他の例では、1組の個人タグ集合体に関連する2つ以上のタグを集計することに基づいて、第3の興味深い話題を識別することもできる。例えば、#Cancunタグおよび/または#Cancunタグとタグ付けされた1つ以上のタグ付き検索結果を評価することに基づいて、熱帯休暇カテゴリーというようなカテゴリーを#Cancunタグに決定することができる。#Beachタグが、第2タグとして、熱帯休暇カテゴリーに対応する#Beachタグに基づいて識別されることも可能である。第1タグおよび第2タグは同じカテゴリーに対応するので(例えば、熱帯休暇カテゴリーが#Cancunタグおよび#Beachタグによって共有されるので、#Cancunタグおよび#Beachタグを関係付けることができる)、このようなタグを一緒に集計して、第3の興味深い話題「熱帯休暇」のような第3の興味深い話題を識別することができる。このように、第3目標コンテンツ(例えば、熱帯の保養地の広告)を、第3の興味深い話題に基づいて、第1ユーザーに提供することができる。
【0052】
[0069] 興味深い話題を識別する一例では、第1個人タグ集合体の1つ以上のタグ付き検索結果(例えば、#Cancunタグとタグ付けされたタグ付き検索結果のコンテンツ)を第2個人タグ集合体の1つ以上のタグ付き検索結果(例えば、#Beachタグとタグ付けされたタグ付き検索結果のコンテンツ)と集計することに基づいて、第4の興味深い話題を識別することもできる。例えば、1組の個人タグ集合体、およびその中にあるタグ付き検索結果を、1つ以上の二部グラフとして表すことができる。1つ以上の二部グラフを精査して、第1個人タグ集合体、第2個人タグ集合体、および/またはその他の個人タグ集合体がカテゴリーに対応し、第4の興味深い話題をカテゴリーから導き出せると判断することができる。このように、第4の興味深い話題に基づいて、第4目標コンテンツを第1ユーザーに提供することができる。
【0053】
[0070] 一例では、第1ユーザーについてのユーザー・プロファイルを維持することができる。ユーザー・プロファイルは、第1ユーザーに関連する1組の興味深い話題を含むことができる。このように、目標コンテンツは、ユーザー・プロファイルに基づいて、選択的に第1ユーザーに提供することができる。1310において、本方法は終了する。
【0054】
[0071]
図14は、第1ユーザーに関連する1組の興味深い話題1416を識別するためのシステム1400の一例を示す。システム1400は、話題生成コンポーネント1414を含むことができる。話題生成コンポーネント1414は、タグ、タグ付き検索結果、および/または第1ユーザーの第1ユーザー・プロファイル1402内部にある個人タグ集合体を評価するように構成することができる。例えば、第1ユーザー・プロファイル1402は、Cars個人タグ集合体1404、SightSeeing個人タグ集合体1406、Summer個人タグ集合体1408、Biking個人タグ集合体1410、Travel個人タグ集合体1412、および/または第1ユーザーによってタグ付けされたタグ付き検索結果を含む他の個人タグ集合体を含むことができる。
【0055】
[0072] 話題生成コンポーネント1414は、Travel個人タグ集合体1412に関連付けられた#Travelタグに基づいて、第1の興味深い話題1418「旅行」を識別することができる。話題生成コンポーネント1414は、Travel個人タグ集合体1412の1つ以上のタグ付き検索結果(例えば、および/または他の個人タグ集合体(1つまたは複数))内に含まれるコンテンツに基づいて、タグ付きマヤ遺跡ビデオ検索結果というような、第2の興味深い話題1420「メキシコの休暇」を識別することができる。話題生成コンポーネント1414は、Cars個人タグ集合体1404の#Carsタグと、Biking個人タグ集合体1410の#Bikingタグとを集計することに基づいて、第3の興味深い話題1422「自動車」を識別するように構成することができる。話題生成コンポーネント1414は、タグ付き海岸検索結果およびタグ付きマヤ遺跡ビデオ検索結果のような、旅行個人タグ集合体1412の1つ以上の検索結果を、タグ付きピラミッド画像検索結果およびタワー検索結果のタグ付き履歴のような、SightSeeing個人タグ集合体1406の1つ以上の検索結果と集計することに基づいて、第4の興味深い話題1424「世界旅行」を識別するように構成することができる。また、1つ以上の個人タグ集合体の1つ以上のタグを、1つ以上の個人タグ集合体内にある1つ以上のタグ付き検索結果と集計して、1つ以上の興味深い話題を識別することもできる。このように、1組の興味深い話題1416を生成することができる。
【0056】
[0073]
図15は、タグ付き検索結果に基づいて、目標コンテンツをユーザーに提供するためのシステム1500の一例を示す。システム1500は、コンテンツ・プロバイダ1504を含む。コンテンツ・プロバイダ1504は、タグ検索1508によって指定された#SightSeeingタグに対応するタグ付き検索結果というような、タグ付き検索結果にアクセスするために第1ユーザーによって使用される検索アプリ1506と関連付けることができる。コンテンツ・プロバイダ1504は、第1ユーザーに関連する興味深い話題を識別するように構成することができる。例えば、コンテンツ・プロバイダ1504は、 #Travelタグ、および/または#Travelタグとタグ付けされたタグ付きマヤ遺跡ビデオ検索結果に基づいて、第2の興味深い話題1502「メキシコの休暇」を識別することができる。このように、コンテンツ・プロバイダ1504は、インターフェースを提供する第1目標コンテンツ1510を表示することができ、このインターフェースを通じて第1ユーザーはカンクン旅行を予約することができ、マヤ遺跡についての教室へのリンクを提供する第2目標コンテンツ1512を表示することができ、および/またはその他の目標コンテンツを表示することができる。
【0057】
[0074] 更に他の実施形態は、本明細書において紹介した技法の内1つ以上を実現するように構成されたプロセッサー実行可能命令を含むコンピューター読み取り可能媒体も含む。これらの方法で考案されるコンピューター読み取り可能媒体またはコンピューター読み取り可能デバイスの実施形態例を
図16に示し、実施態様1600は、CD−R、DVD−R、フラッシュ・ドライブ、ハード・ディスク・ドライブのプラッター等のようなコンピューター読み取り可能媒体1608を含み、その上にコンピューター読み取り可能データー1606がエンコードされる。一方、ゼロまたは1の少なくとも1つを含む二進データーのような、このコンピューター読み取り可能データー1606は、本明細書において明記した原理の1つ以上にしたがって動作するように構成された1組のコンピューター命令1604を構成する。ある実施形態では、プロセッサー実行可能コンピューター命令1604は、例えば、
図1の方法例100の少なくとも一部、
図5の方法例500の少なくとも一部、
図9の方法例900の少なくとも一部、および/または
図13の方法例1300の一部というような、方法1602を実行するように構成される。ある実施形態では、プロセッサー実行可能コンピューター命令1604は、例えば、
図2Aのシステム例250の少なくとも一部、
図2Bのシステム例200の少なくとも一部、
図3のシステム例300の少なくとも一部、
図4のシステム例400の少なくとも一部、
図6のシステム例600の少なくとも一部、
図7のシステム例700の少なくとも一部、
図10のシステム例1000の少なくとも一部、
図11のシステム例1100の少なくとも一部、
図12のシステム例1200の少なくとも一部、
図14のシステム例1400の少なくとも一部、および/または
図15のシステム例1500の少なくとも一部というような、システムを実現するように構成される。多くのこのようなコンピューター読み取り可能媒体は、当業者によって考案され、本明細書において紹介した技法にしたがって動作するように構成される。
【0058】
[0075] 本主題については、構造的特徴および/または方法論的行為に特定的な文言で説明したが、添付した特許請求の範囲において定められる主題は、必ずしも以上で説明した具体的な特徴や行為には限定されないことは理解されよう。逆に、以上で説明した具体的な特徴や行為は、特許請求の範囲を実現する形態例として開示されたまでである。
【0059】
[0076] 本願において使用する場合、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、「インターフェース」および/または等の用語は、一般に、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかである、コンピューター関係エンティティに言及することを意図している。例えば、コンポーネントは、プロセッサーにおいて実行するプロセス、プロセッサー、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピューターであってもよいが、これらに限定されるのではない。例示として、コントローラーにおいて実行するアプリケーション、およびこのコントローラーの双方がコンポーネントであることができる。1つ以上のコンポーネントが1つのプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在することもでき、コンポーネントは、1つのコンピューターに局在すること、および/または2つ以上のコンピューター間で分散されるのでもよい。
【0060】
[0077] 更に、特許請求する主題は、開示した主題を実現するためにコンピューターを制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはその任意の組み合わせを生成するための標準的なプログラミングおよび/または設計技法を使用して、方法、装置、または製品として実現することもできる。「製品」という用語は、本明細書において使用される場合、任意のコンピューター読み取り可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピューター・プログラムを包含することを意図している。勿論、特許請求する主題の範囲または主旨から逸脱することなく、この構成には多くの変更が行われてもよいことを、当業者は認めるであろう。
【0061】
[0078]
図17および以下の説明(discussion)は、本明細書において明示した発明(provision)の1つ以上の実施形態を実現するのに適した計算環境の端的で総合的な説明に供する。
図17の動作環境は、適した動作環境の一例に過ぎず、動作環境の使用範囲や機能に関して限定を示唆する意図は全くない。計算デバイスの例には、パーソナル・コンピューター、サーバ・コンピューター、ハンドヘルドまたはラップトップ・デバイス、移動体デバイス(移動体電話機、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)、メディア・プレーヤー等)、マルチプロセッサー・システム、消費者用電子機器、ミニ・コンピューター、メインフレーム・コンピューター、以上のシステムまたはデバイスの内任意のものを含む分散型計算環境等が含まれるが、これらに限定されるのではない。
【0062】
[0079] 必須ではないが、実施形態は、1つ以上の計算デバイスによって実行される「コンピューター読み取り可能命令」という一般的なコンテキストで説明される。コンピューター読み取り可能命令は、コンピューター読み取り可能媒体(以下で論ずる)によって流通させることができる。コンピューター読み取り可能命令は、関数、オブジェクト、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)、データー構造等というような、プログラム・モジュールとして実現することができ、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データー型を実装する。通例、コンピューター読み取り可能命令の機能は、種々の環境において所望される通りに、組み合わせることまたは分散させることができる。
【0063】
[0080]
図17は、本明細書において提供した1つ以上の実施形態を実現するように構成された計算デバイス1712を含むシステム1710の一例を示す。一構成では、計算デバイス1712は少なくとも1つの処理ユニット1716とメモリー1718とを含む。計算デバイスの正確な構成およびタイプに依存して、メモリー1718は、揮発性(例えば、RAMのような)、不揮発性(例えば、ROM、フラッシュ・メモリー等のような)、またはこれら2つの何らかの組み合わせであってもよい。この構成は、
図17では破線1714によって示される。
【0064】
[0081] 他の実施形態では、デバイス1712は追加の機構(feature)および/または機能を含むこともできる。例えば、デバイス1712は、磁気ストレージ、光ストレージ等を含むがこれらに限定されない追加のストレージ(例えば、リムーバブルおよび/または非リムーバブル)も含むことができる。このような追加のストレージは、
図17ではストレージ1720によって示される。一実施形態では、本明細書において提供した1つ以上の実施形態を実現するコンピューター読み取り可能命令は、ストレージ1720内にあってもよい。また、ストレージ1720は、オペレーティング・システム、アプリケーション・プログラム等を実現するための他のコンピューター読み取り可能命令も格納することができる。コンピューター読み取り可能命令は、例えば、処理ユニット1716による実行のために、メモリー1718にロードすることができる。
【0065】
[0082] 「コンピューター読み取り可能媒体」という用語は、本明細書において使用する場合、コンピューター記憶媒体を含む。コンピューター記憶媒体は、揮発性および不揮発性の、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含み、コンピューター読み取り可能命令または他のデーターのような情報の格納のための任意の方法または技術で実現される。メモリー1718およびストレージ1720は、コンピューター記憶媒体の例である。コンピューター記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリーまたは他のメモリー技術、CD−ROM、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)または他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶デバイスまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を格納するために使用することができデバイス1712によってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むが、これらに限定されるのではない。このようなコンピューター記憶媒体はいずれも、デバイス1712の一部であることができる。
【0066】
[0083] また、デバイス1712は、デバイス1712が他のデバイスと通信することを可能にする通信接続(1つまたは複数)1726も含むことができる。通信接続(1つまたは複数)1726は、モデム、ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)、統合ネットワーク・インターフェース、無線周波数送信機/受信機、赤外線ポート、USB接続、または計算デバイス1712を他の計算デバイスに接続するための他のインターフェースを含むことができるが、これらに限定されるのではない。通信接続(1つまたは複数)1726は、有線接続またはワイヤレス接続を含むことができる。通信接続(1つまたは複数)1726は、通信媒体を送信および/または受信することができる。
【0067】
[0084] 「コンピューター読み取り可能媒体」という用語は、通信媒体を含むことができる。通信媒体は、通例、搬送波のような「変調データー信号」または他の移送メカニズムにコンピューター読み取り可能命令または他のデーターを具体化し、あらゆる情報配信媒体を含む。「変調データー信号」という用語は、この信号に情報をエンコードするような仕方でその特性の1つ以上が設定または変化させられた信号を含むことができる。
【0068】
[0085] デバイス1712は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、赤外線カメラ、ビデオ入力デバイス、および/またはあらゆる他の入力デバイスというような、入力デバイス(1つまたは複数)1724を含むことができる。また、1つ以上のディスプレイ、スピーカー、プリンター、および/またはあらゆる他の出力デバイスというような出力デバイス(1つまたは複数)1722も、デバイ1712に含むことができる。入力デバイス(1つまたは複数)1724および出力デバイス(1つまたは複数)1722は、有線接続、ワイヤレス接続、またはそのいずれかの組み合わせによって、デバイス1712に接続することができる。一実施形態では、他の計算デバイスからの入力デバイスまたは出力デバイスを計算デバイス1712の入力デバイス(1つまたは複数)1724または出力デバイス(1つまたは複数)1722として使用することもできる。
【0069】
[0086] 計算デバイス1712のコンポーネントは、バスのような種々の相互接続によって接続されてもよい。このような相互接続は、PCI Expressのような周辺コンポーネント相互接続(PCI)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、firewire(IEEE13104)、光バス構造等を含むことができる。他の実施形態では、計算デバイス1712のコンポーネントは、ネットワークによって相互接続されてもよい。例えば、メモリー1718は、ネットワークによって相互接続された異なる物理位置に配置された多数の物理メモリー・ユニットで構成されてもよい。
【0070】
[0087] 当業者は、コンピューター読み取り可能命令を格納するために利用される記憶デバイスをネットワークを跨がって分散させてもよいことを認めるであろう。例えば、ネットワーク1728を介してアクセス可能な計算デバイス1730が、本明細書において提要した1つ以上の実施形態を実現するためのコンピューター読み取り可能命令を格納することもできる。計算デバイス1712は、計算デバイス1730にアクセスし、実行のために、コンピューター読み取り可能命令の一部または全部をダウンロードすることができる。あるいは、計算デバイス1712は、必要に応じて、コンピューター読み取り可能命令の複数の部分(pieces)をダウンロードすることもでき、即ち、一部の命令を計算デバイス1712において実行し、一部を計算デバイス1730において実行することもできる。
【0071】
[0088] 本明細書においては、実施形態の種々の動作を示した。一実施形態では、説明した動作の1つ以上が、1つ以上のコンピューター読み取り可能媒体上に格納されたコンピューター読み取り可能命令を構成することができ、計算デバイスによって実行されると、この計算デバイスに、説明した動作を実行させる。これらの動作の一部または全部を説明した順序は、これらの動作が必然的に順序に依存することを暗示するように解釈してはならない。この説明の恩恵を得た当業者には、代わりの順序付けも認められよう。更に、本明細書において示した各実施形態において、必ずしも全ての動作があるとは限らないことは理解されよう。
【0072】
[0089] 更に、別段指定されない限り、「第1」、「第2」、および/またはその他は、時間的態様、空間的態様、順序付け等を含意することは意図していない。逆に、このような用語は、単に、特徴、エレメント、項目等に対する識別子、名称等として使用される。例えば、第1物体および第2物体は、一般に、物体Aおよび物体B、あるいは2つの異なるまたは2つの同一の(identical)物体、あるいは同じ(same)物体に対応する。
【0073】
[0090] 更に、「一例の」という単語は、本明細書では例、実例、または例示等として役割を果たすことを意味するために使用され、必ずしも有利であることを意味する訳ではない。本願において使用する場合、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包含的な「または」を意味することを意図している。 加えて、本願において使用する場合、単数形を対象にすることが別段明示されていない限り、または文脈から明らかでない限り、「a」および「an」は、一般に、「1つ以上」を意味すると解釈することとする。また、AおよびB等(and/or the like)の少なくとも1つは、通常、AまたはBあるいはAおよびB双方を意味する。更に、「含む」(includes)、「有する」(having, has)、「と」(with)という用語またはこれらの変形が詳細な説明または特許請求の範囲において使用される限りにおいて、このような用語は、「備える」(comprising)という用語と同様に、包含的であることを意図している。
【0074】
[0091] また、本開示は、1つ以上の実施態様に関して示し説明したが、本明細書および添付図面の読解(reading and understanding)に基づいて、同等の変形(alteration)および変更(modification)が当業者には想起されよう。本開示は、このような変更および変形を全て含み、以下の請求項の範囲によってのみ限定されるものとする。特に、以上で説明したコンポーネント(例えば、エレメント、リソース等)によって実行される種々の機能に関して、このようなコンポーネントを説明するために使用された用語は、別段指示されていなければ、説明されたコンポーネントの指定された機能を実行するあらゆるコンポーネント(例えば、機能的に同等なコンポーネント)に対応することを意図しており、本明細書において例示された本開示の実施態様例において当該機能を実行する、開示された構造と構造的に同等でなくてもよい。加えて、本開示の特定的な特徴について、様々な実施態様の内1つだけに関して開示したが、このような特徴は、あらゆる所与のまたは特定の用途に望まれるようにまたは有利になるように、他の実施態様の1つ以上の他の特徴と組み合わせることもできる。