特許第6564984号(P6564984)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6564984
(24)【登録日】2019年8月9日
(45)【発行日】2019年8月28日
(54)【発明の名称】太陽熱発電装置
(51)【国際特許分類】
   H02S 20/32 20140101AFI20190819BHJP
【FI】
   H02S20/32
【請求項の数】1
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2018-125632(P2018-125632)
(22)【出願日】2018年6月30日
【審査請求日】2018年7月12日
(31)【優先権主張番号】201810457431.9
(32)【優先日】2018年5月14日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519204124
【氏名又は名称】玉環川進環保科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】竺裕東
【審査官】 五十幡 直子
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3199012(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3195656(JP,U)
【文献】 特開2016−092969(JP,A)
【文献】 特開2005−317588(JP,A)
【文献】 特開2013−089844(JP,A)
【文献】 特開2012−119661(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0102512(US,A1)
【文献】 中国特許出願公開第104022724(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02S 20/00−20/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
太陽熱発電装置であって、第一円形基座、第二円形基座、中心支柱と太陽光発電板を含み、前記第二円形基座の底端面の中心が回転軸を通じて前記第一円形基座の頂端面の中心と回転できるように係合し接続され、前記第一円形基座の頂端面に内から外まで内輪リングと外輪リングが設置され、前記内輪リングと外輪リングの中に回転できる内ボールと外ボールがそれぞれ設置され、前記第二円形基座の底端面と前記内ボールと外ボールが当接し、前記第一円形基座に回転チャンバが設置され、前記第一円形基座の頂端面に前記内輪リングと外輪リングの間に前記回転チャンバと相通する環状溝が設置され、前記第二円形基座の底端面に前記回転軸から遠離する側に引掛り溝が設置され、前記回転チャンバの中間位置に上下に伸びる駆動軸が設置され、前記駆動軸の頂端が前記回転チャンバの頂端壁に設置される駆動電機と動力で接続され、前記駆動軸に回転ブロックが固定に設置され、前記回転ブロックの前記駆動軸から遠離する一端に引掛りブロックが固定に設置され、前記引掛りブロックが上へ前記環状溝から伸び出して前記引掛り溝に挿入し係合し接続され、前記中心支柱が前記第二円形基座の頂端面の中心に固定に設置され、前記中心支柱の頂端面に左右に貫通する沈み溝が設置され、前記太陽光発電板が回転ピンを通じて前記沈み溝の中に回転できるように設置され、前記太陽光発電板の左右両端に左バックルと右バックルが対称に設置され、前記第二円形基座に左右に貫通する調節通し溝が設置され、前記調節通し溝の左右両端の開口のところにそれぞれ左回転レバーと右回転レバーを通じて左転輪と右転輪が回転できるように設置され、前記調節通し溝の中間に主軸を通じて前ライン筒と後ライン筒が回転できるように設置され、前記主軸の後端が前記調節通し溝の後端壁に設置される回転電機と動力で接続され、前記左バックルと前記後ライン筒の間に左引縄が接続されるかつ前記左引縄が前記左転輪を経って、前記右バックルと前記前ライン筒の間に右引縄が接続されるかつ前記右引縄が前記右転輪を経って、前記第二円形基座の頂端面の外周に軟質座金が固定に設置され、前記主軸の先端と前記調節通し溝の前端壁が回転できるように係合し接続され、前記前ライン筒と後ライン筒が前後対称に設置され、前記前ライン筒と前記右転輪が相対し設置され、前記後ライン筒と前記左転輪が相対し設置され、前記前ライン筒及び後ライン筒が前記主軸と固定に接続され、前記左転輪が前記左回転レバーと固定に接続され、前記右転輪が前記右回転レバーと固定に接続され、前記左転輪と右転輪の直径が同じく、前記前ライン筒と後ライン筒の直径が同じく、前記駆動軸の底端が前記回転チャンバの底端壁と回転できるように係合し接続され、前記第二円形基座の底端面が前記回転軸と固定に接続され、前記回転ピンが前記太陽光発電板の中心を前後に貫通するかつ前記太陽光発電板と固定に接続され、前記回転ピンの前後両端が前記沈み溝の前後両端壁と回転できるように係合し接続され、前記第二円形基座の中に前記調節通し溝の上に蓄電池が設置され、前記蓄電池が前記太陽光発電板と電気で接続され、前記太陽光発電板と前記蓄電池の間に変換装置が接続され、前記内ボールと外ボールがいずれも球状であるかつ体積が同じであることを特徴とする太陽熱発電装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は太陽熱発電技術分野に関し、具体的には、太陽熱発電装置に関する。
【背景技術】
【0002】
太陽エネルギーは一つの再生可能エネルギーであり、くめどもくめどもつきない。現在に太陽エネルギーが幅広く活用され、特に太陽熱発電技術においては、太陽光をエネルギーとして、太陽光発電板を使って太陽光を吸収し、太陽エネルギーを電気エネルギーに転換して蓄電池に蓄え、これにより蓄電池を通じて電気を使う設備に給電する。したがって、現有の太陽熱発電設備は構造が簡単で、太陽光発電板が同じ角度や同じ向きに固定され、太陽の照射角度により太陽光発電板の角度を調節できず、太陽エネルギーを電気エネルギーに転換する最大作動効率を実現できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103511207号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は上記の背景技術に提出された問題を解決するための太陽熱発電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するために、本発明は以下の技術プランを採用する:本発明の太陽熱発電装置は、第一円形基座、第二円形基座、中心支柱と太陽光発電板を含み、前記第二円形基座の底端面の中心が回転軸を通じて前記第一円形基座の頂端面の中心と回転できるように係合し接続され、前記第一円形基座の頂端面に内から外まで内輪リングと外輪リングが設置され、前記内輪リングと外輪リングの中に回転できる内ボールと外ボールがそれぞれ設置され、前記第二円形基座の底端面と前記内ボールと外ボールが当接し、前記第一円形基座に回転チャンバが設置され、前記第一円形基座の頂端面に前記内輪リングと外輪リングの間に前記回転チャンバと相通する環状溝が設置され、前記第二円形基座の底端面に前記回転軸から遠離する側に引掛り溝が設置され、前記回転チャンバの中間位置に上下に伸びる駆動軸が設置され、前記駆動軸の頂端が前記回転チャンバの頂端壁に設置される駆動電機と動力で接続され、前記駆動軸に回転ブロックが固定に設置され、前記回転ブロックの前記駆動軸から遠離する一端に引掛りブロックが固定に設置され、前記引掛りブロックが上へ前記環状溝から伸び出して前記引掛り溝に挿入し係合し接続され、前記中心支柱が前記第二円形基座の頂端面の中心に固定に設置され、前記中心支柱の頂端面に左右に貫通する沈み溝が設置され、前記太陽光発電板が回転ピンを通じて前記沈み溝の中に回転できるように設置され、前記太陽光発電板の左右両端に左バックルと右バックルが対称に設置され、前記第二円形基座に左右に貫通する調節通し溝が設置され、前記調節通し溝の左右両端の開口のところにそれぞれ左回転レバーと右回転レバーを通じて左転輪と右転輪が回転できるように設置され、前記調節通し溝の中間に主軸を通じて前ライン筒と後ライン筒が回転できるように設置され、前記主軸の後端が前記調節通し溝の後端壁に設置される回転電機と動力で接続され、前記左バックルと前記後ライン筒の間に左引縄が接続されるかつ前記左引縄が前記左転輪を経って、前記右バックルと前記前ライン筒の間に右引縄が接続されるかつ前記右引縄が前記右転輪を経って、前記第二円形基座の頂端面の外周に軟質座金が固定に設置される。
【0006】
優先的な技術プランとして、前記主軸の先端と前記調節通し溝の前端壁が回転できるように係合し接続され、前記前ライン筒と後ライン筒が前後対称に設置され、前記前ライン筒と前記右転輪が相対し設置され、前記後ライン筒と前記左転輪が相対し設置され、前記前ライン筒及び後ライン筒が前記主軸と固定に接続され、前記左転輪が前記左回転レバーと固定に接続され、前記右転輪が前記右回転レバーと固定に接続され、前記左転輪と右転輪の直径が同じく、前記前ライン筒と後ライン筒の直径が同じである。
【0007】
優先的な技術プランとして、前記駆動軸の底端が前記回転チャンバの底端壁と回転できるように係合し接続され、前記第二円形基座の底端面が前記回転軸と固定に接続され、前記回転ピンが前記太陽光発電板の中心を前後に貫通するかつ前記太陽光発電板と固定に接続され、前記回転ピンの前後両端が前記沈み溝の前後両端壁と回転できるように係合し接続される。
【0008】
優先的な技術プランとして、前記第二円形基座の中に前記調節通し溝の上に蓄電池が設置され、前記蓄電池が前記太陽光発電板と電気で接続され、前記太陽光発電板と前記蓄電池の間に変換装置が接続される。
【0009】
優先的な技術プランとして、前記内ボールと外ボールがいずれも球状であるかつ体積が同じである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は:
【0011】
1. 前記回転電機を回転させて前記主軸を回転させて前記前ライン筒と後ライン筒を同時に回転させ、これにより前記前ライン筒の縄をセッティングアウトさせ、前記後ライン筒が縄を納め、これにより前記太陽光発電板を左から右まで上へ傾け、また回転電機を逆転させて前記太陽光発電板を右から左まで上へ傾けることで、前記太陽光発電板の傾斜角度を調節し、更に、太陽光発電板の向きを調節する時に、前記駆動電機を回転させ、前記駆動電機の回転によって前記駆動軸を回転させ、前記駆動軸の回転によって前記回転ブロックを回転させ、前記回転ブロックの回転によって前記引掛りブロックを前記環状溝を回って回転させ、前記引掛りブロックによって前記第二円形基座を前記回転軸を回って回転させ、これにより前記太陽光発電板の向きを調節し、太陽光発電板がもっとよく太陽光を吸収して発電でき、前記太陽光発電板が太陽光の照射角度により調節でき、前記太陽光発電板の発電効率を高める。
【0012】
2.本発明は太陽の運動軌跡により太陽光発電板の傾斜角度及び向きを自動にコントロールでき、これにより太陽光をもっとよく吸収して発電し、太陽光発電板の発電効率を高め、その全体構造が簡単で、操作が迅速かつ便利で、設備全体の作動が安全かつ安定である上で、省エネまた環境保護の面でも長所があり、発電効率を高め、取付けや生産コストが低い。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0014】
図1図1は本発明の太陽熱発電装置の全体構造概略図である。
図2図2図1の太陽光発電板が傾斜状態にある時の全体構造概略図である。
図3図3図2の第二円形基座が回転状態にある時の全体構造概略図である。
図4図4図1の前ライン筒と後ライン筒が主軸に設置される時の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
下記に附図を交え本発明の好ましい実施例を詳しく説明し、本発明の長所と特徴を本分野の技術者にもっとやすく理解させ、これにより本発明の保護範囲にもっと明確な画定を行う。
【0016】
図1〜4を参照し、本発明の太陽熱発電装置は、第一円形基座1、第二円形基座2、中心支柱3と太陽光発電板32を含み、前記第二円形基座2の底端面の中心が回転軸5を通じて前記第一円形基座1の頂端面の中心と回転できるように係合し接続され、前記第一円形基座1の頂端面に内から外まで内輪リング14と外輪リング12が設置され、前記内輪リング14と外輪リング12の中に回転できる内ボール15と外ボール13がそれぞれ設置され、前記第二円形基座2の底端面と前記内ボール15と外ボール13が当接し、前記第一円形基座1に回転チャンバ10が設置され、前記第一円形基座1の頂端面に前記内輪リング14と外輪リング12の間に前記回転チャンバ10と相通する環状溝11が設置され、前記第二円形基座2の底端面に前記回転軸5から遠離する側に引掛り溝21が設置され、前記回転チャンバ10の中間位置に上下に伸びる駆動軸17が設置され、前記駆動軸17の頂端が前記回転チャンバ10の頂端壁に設置される駆動電機16と動力で接続され、前記駆動軸17に回転ブロック18が固定に設置され、前記回転ブロック18の前記駆動軸17から遠離する一端に引掛りブロック19が固定に設置され、前記引掛りブロック19が上へ前記環状溝11から伸び出して前記引掛り溝21に挿入し係合し接続され、前記中心支柱3が前記第二円形基座2の頂端面の中心に固定に設置され、前記中心支柱3の頂端面に左右に貫通する沈み溝30が設置され、前記太陽光発電板32が回転ピン31を通じて前記沈み溝30の中に回転できるように設置され、前記太陽光発電板32の左右両端に左バックル33と右バックル34が対称に設置され、前記第二円形基座2に左右に貫通する調節通し溝20が設置され、前記調節通し溝20の左右両端の開口のところにそれぞれ左回転レバー25と右回転レバー27を通じて左転輪24と右転輪26が回転できるように設置され、前記調節通し溝20の中間に主軸39を通じて前ライン筒38と後ライン筒37が回転できるように設置され、前記主軸39の後端が前記調節通し溝20の後端壁に設置される回転電機40と動力で接続され、前記左バックル33と前記後ライン筒37の間に左引縄35が接続されるかつ前記左引縄35が前記左転輪24を経って、前記右バックル34と前記前ライン筒38の間に右引縄36が接続されるかつ前記右引縄36が前記右転輪26を経って、前記第二円形基座2の頂端面の外周に軟質座金22が固定に設置され、これにより太陽光発電板32の傾斜角度を調節すぎることによる前記太陽光発電板32と前記第二円形基座2とのぶつかいを防止する。
【0017】
その中に、前記主軸39の先端と前記調節通し溝20の前端壁が回転できるように係合し接続され、前記前ライン筒38と後ライン筒37が前後対称に設置され、前記前ライン筒38と前記右転輪26が相対し設置され、前記後ライン筒37と前記左転輪24が相対し設置され、前記前ライン筒38及び後ライン筒37が前記主軸39と固定に接続され、前記左転輪24が前記左回転レバー25と固定に接続され、前記右転輪26が前記右回転レバー27と固定に接続され、前記左転輪24と右転輪26の直径が同じく、前記前ライン筒38と後ライン筒37の直径が同じである。
【0018】
その中に、前記駆動軸17の底端が前記回転チャンバ10の底端壁と回転できるように係合し接続され、前記第二円形基座2の底端面が前記回転軸5と固定に接続され、前記回転ピン31が前記太陽光発電板32の中心を前後に貫通するかつ前記太陽光発電板32と固定に接続され、前記回転ピン31の前後両端が前記沈み溝30の前後両端壁と回転できるように係合し接続される。
【0019】
その中に、前記第二円形基座2の中に前記調節通し溝20の上に蓄電池23が設置され、前記蓄電池23が前記太陽光発電板32と電気で接続され、前記太陽光発電板32と前記蓄電池23の間に変換装置が接続され、これにより前記太陽光発電板32を通じて太陽光を吸収して発電し、電気エネルギーを前記蓄電池23に蓄え、他の電気を使う設備に給電する。
【0020】
その中に、前記内ボール15と外ボール13がいずれも球状であるかつ体積が同じく、これにより前記第二円形基座2の回転が便利になり、前記第二円形基座2と前記第一円形基座1の直接な接触による割と大きな磨損を防止する。
【0021】
本発明を使う時に、前記回転電機40を回転させて前記主軸39を回転させて前記前ライン筒38と後ライン筒37を同時に回転させ、これにより前記前ライン筒38の縄をセッティングアウトさせ、前記後ライン筒37が縄を納め、これにより前記太陽光発電板32を左から右まで上へ傾け、また回転電機40を逆転させて前記太陽光発電板32を右から左まで上へ傾けることで、前記太陽光発電板32の傾斜角度を調節し、更に、太陽光発電板32の向きを調節する時に、前記駆動電機16を回転させ、前記駆動電機16の回転によって前記駆動軸17を回転させ、前記駆動軸17の回転によって前記回転ブロック18を回転させ、前記回転ブロック18の回転によって前記引掛りブロック19を前記環状溝11を回って回転させ、前記引掛りブロック19によって前記第二円形基座2を前記回転軸5を回って回転させ、これにより前記太陽光発電板32の向きを調節し、太陽光発電板32がもっとよく太陽光を吸収して発電でき、前記太陽光発電板32が太陽光の照射角度により調節でき、前記太陽光発電板32の発電効率を高める。
【0022】
以上に本発明の基本原理、主な特徴と本発明の長所を表明し説明した。本業界の技術者が了解すべきなのは本発明は上記の実施例の制限を受けなく、上記の実施例と説明書に説明したのは本発明の原理で、本発明の意義と原理から離れない前提に本発明に各種の変化と改善があり、これらの変化と改善が本発明の保護範囲にある。本発明の保護範囲は添付の権利要求書と同等内容に画定される。
【要約】
【課題】本発明は太陽熱発電装置を開示した。
【解決手段】第一円形基座、第二円形基座、中心支柱と太陽光発電板を含み、前記第二円形基座の底端面の中心が回転軸を通じて前記第一円形基座の頂端面の中心と回転し係合し接続され、前記第一円形基座の頂端面に内から外まで内輪リングと外輪リングが設置され、前記内輪リングと外輪リングの中に回転できる内ボールと外ボールがそれぞれ設置され、前記第二円形基座の底端面と前記内ボールと外ボールが突合、前記第一円形基座に回転筐体が設置され、本発明は太陽の運動軌跡により太陽光発電板の傾斜角度及び向きを自動にコントロールでき、これにより太陽光をもっとよく吸収して発電し、太陽光発電板の発電効率を高め、その全体構造が簡単で、操作が迅速かつ便利で、設備全体の作動が安全かつ安定である上で、省エネまた環境保護の面でも長所があり、発電効率を高め、取付けや生産コストが低い。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4