【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、先行技術における殺虫銃の発明の欠点の全てに対処し、上述した目的の全てを満たす。
【0013】
(1)所望の機能を提供する改良された殺虫銃が、以下の部品から構成されうる。圧縮ガス供給源が用意される。薬室が用意される。薬室は、圧縮ガス供給源に流体的に接続される。銃身が用意される。銃身は、薬室の末端に配置される。圧縮ガス解放機構が用意される。解放機構は、圧縮ガス供給源に接続される。発射物格納弾倉が用意される。弾倉は、粒子状発射物を格納し、薬室の近傍に配置される。発射物装填機構が用意される。装填機構は、粒子状発射物を弾倉から薬室内に移動させる。コッキング機構が、圧縮ガス供給源、圧縮ガス解放機構、および発射物装填機構に機械的に接続される。一次自動安全機構が用意される。一次安全機構は、コッキング機構を利用すると作動位置に移動し、使用者により手動で非作動にされると非作動位置に移動する。一次安全機構の状態は、第1の安全位置から第2の発射位置への一次外部安全レバーの移動により示される。銃床が用意される。銃床は、圧縮ガス供給源、圧縮ガス解放機構、銃身、薬室、発射物格納弾倉、コッキング機構および発射物装填機構を収容し支持する。コッキング機構により銃がコックされると、発射物装填機構は、所定量の粒子状発射物を集め、発射物を薬室内に配置する。圧縮ガス解放機構が作動されると、発射物は、薬室から銃身内に吐出され、銃から放出される。
【0014】
(2)本発明のある変形では、二次安全標示器が用意される。二次安全標示器は、銃のコッキング動作により隠れた位置から見える位置に移動され、圧縮ガス解放機構の作動により隠れた位置に移動される。
【0015】
(3)別の変形では、圧縮ガス供給源は、充填済みCO
2カートリッジ、再充填可能圧縮ガスシリンダ、空気圧送式ガスリザーバ、ばね作動式圧縮ガス室、および外部圧縮ガスラインを含む群から選択される。
【0016】
(4)また別の変形では、ばね作動式圧縮ガス室はさらにシリンダを含む。シリンダは、前端および後端を有し、前端で薬室に流体的に接続される。ピストンが用意される。ピストンは、シリンダにシール可能に嵌り、その内部に配置される。圧縮ばねが用意される。圧縮ばねは、ピストンを前端に向けて推進する。ばね圧縮機構が用意される。圧縮機構は、ピストンを後端に向けて推進し、圧縮ばねを圧縮する。ラッチ機構が用意される。ラッチ機構は、ピストンを後端の近傍に解放可能に保持し、圧縮ばねを圧縮状態に保持する。使用者が銃のコッキング動作を行い、ばね圧縮機構が動作され、ピストンがシリンダの後端に向けて推進され、ばねが圧縮され、ばねおよびピストンは、解放されるまでラッチ機構により保持され、ピストンをシリンダの前端に向けて素早く移動させることを可能にする。これによって、シリンダ内および接続された薬室への圧縮ガスの噴出がもたらされる。
【0017】
(5)また別の変形では、圧縮ガス解放機構はさらにトリガを含む。トリガは、トリガ戻りばねにより前方に推進される。トリガは上突起を有する。上突起は内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング動作が完了しない限りラッチ機構の解放を妨げる。トリガは、上突起の後方に配置された押上ランプを有する。押上ランプは、トリガが後方に移動されると下方推進圧縮ばねに抗してラッチ機構の解放ブラケットを上方に推進する。解放ブラケットは、支持銃床の垂直チャネル内で摺動可能に移動し、下向きリブを有する。リブは、ラッチ機構の主ポールの上向き制御ノッチに解放可能に係合する。
【0018】
主ポールは、ピストンに取り付けられ、制御ノッチの後ろに配置された上方傾斜ランプを後端に有する。ランプは、リブを制御ノッチ内に案内する。主ポールは、コッキング動作中に支持銃床のチャネル内で後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合すると主ポールを第1のコック位置に保持する。トリガが後方に移動され、解放ブラケットを押し上げ、制御ノッチからリブを持ち上げると、ブラケットは、主ポールを第2の発射位置に解放する。これによって、主ポールおよびピストンが、圧縮ばねにより推進され前方に移動し、シリンダを加圧することが可能になる。
【0019】
(6)さらなる変形では、発射物格納弾倉はさらに円錐形容器を含む。容器は、下端に円形穴を有する。下端は、薬室を通る垂直円形穴の上端にシール可能に嵌る。容器は、上端に取り外し可能または枢動可能に取り付けられたシール蓋を有する。
【0020】
(7)またさらなる変形では、容器の下端は、シールワッシャによって、薬室を通る前記垂直円形穴の上端にシール可能に嵌る。
【0021】
(8)またさらなる変形では、発射物装填機構はさらに計量ロッドを含む。計量ロッドは、薬室を通る垂直円形穴を通ってシール可能に嵌るようなサイズおよび形状で作られ、ロッドは、その下端から延びる直交作動バーと、作動バーの上方に配置された貫通孔とを有する。貫通孔は、バーおよび計量ロッドに直交し、バーが停止面に接して配置されると薬室と位置合わせされるようなサイズで作られ位置合わせされるように配置される。作動バーは、戻り圧縮ばねにより上方に推進されて、薬室内の垂直円形穴の下端に接して静止する。
【0022】
貫通孔は、コッキング動作中に円錐形容器内で薬室の上方に配置されると粒子状発射物で満たされる。作動バーは、圧縮ガス解放機構の作動直後に、枢着された従属ポールにより下方に推進されて、停止面に接して静止する。これによって、圧縮ガスに粒子状発射物を薬室から銃身を通って吐出させることが可能になる。
【0023】
(9)本発明の別の変形では、発射物装填機構はさらに中央薬室管を含む。管は、弾倉の下端から下方に延びる。管の下部分が、戻り圧縮ばねの一端のためのストッパを提供する。軌道ガイドが用意される。ガイドは、弾倉の下端の下方に配置され、管の周りに摺動可能に嵌るようなサイズで作られた中空空洞を有し、第1の所定距離のために下端から下方に延びる垂直スロットを有する。スロットは停止面で終端する。軌道ガイドは、管の周りに配置され、発射物格納弾倉を取り付けるための支持プラットホームを提供する。計量ロッドが用意される。ロッドは、円筒形であり管内に摺動可能に嵌るようなサイズで作られ、その下端から延びる直交作動バーを有する。計量ロッドは、作動バーの上方に配置された貫通孔を有する。貫通孔は、バーおよび計量ロッドに直交し、バーが停止面に接して配置されると薬室と位置合わせされるようなサイズで作られ位置合わせされるように配置される。戻り圧縮ばねは、計量ロッドを上方に推進して、薬室内で垂直円形穴の下端に接して静止させる。従属ポールが用意される。ポールは、第1の端および第2の端を有し、圧縮ガス供給源用のカバーに枢着される。従属ポールの第1の端は計量スロットを含む。計量スロットは作動バーを取り囲む。従属ポールの第2の端は、ガス解放機構が作動するとカムにより上方に推進される。従属ポールの第2の端の上方移動が、作動バーを下方に移動させ、戻り圧縮ばねを圧縮し、計量ロッドの貫通孔を薬室と位置合わせさせる。これによって、圧縮ガスに粒子状発射物を薬室から銃身を通って駆動させることが可能になる。従属ポールの第2の端の下方移動が、作動バーを、戻り圧縮ばねにより推進させ、上方に移動させる。これによって、計量ロッドが、発射物格納弾倉内に移動し、粒子状発射物により取り囲まれると、粒子状発射物が計量ロッドの貫通孔を満たすことが可能になる。
【0024】
(10)また別の変形では、ばね圧縮機構はさらに一次ギアラックを含む。ギアラックは、支持銃床のチャネル内に摺動可能に配置され、上面に配置されたギア歯を有し、摺動ハンドルを取り付けるための装着具を前端の近傍に有する。減速ギアドライブが用意される。ギアドライブは、シリンダの外カバーに装着される。二次ギアラックが用意される。二次ラックは、ピストンに間接的に取り付けられ、減速ギアドライブの上方の外カバーのスロット内に摺動可能に配置される。一次ギアラックは減速ギアドライブに係合し、減速ギアドライブは二次ギアラックに係合する。摺動ハンドルの後方移動が、一次ギアラックを後方に移動させ、減速ギアドライブを回転させ、二次ギアラックを後方に移動させ、ピストンを後方に移動させ、圧縮ばねを圧縮する。
【0025】
(11)また別の変形では、下方位置決めカムローブが用意される。カムローブは、計量スロットの真下にスロットに直交して配置される。カム作動タブが用意される。タブは、一次ギアラックの上面の側縁および前端の近傍に配置される。作動タブは、湾曲した内面を有する。湾曲した内面は、コッキング機構の動作中に一次ギアラックが後方および前方に移動されると、カムローブの前縁に係合するようなサイズおよび形状で作られ、係合するように配置される。カムローブの係合が、コッキング機構の操作中に計量ロッドの上方移動と、それに続く計量ロッドの下方移動とを生じさせる。そのような移動は、計量ロッドに付着した粒子状発射物を除去する役割を果たす。
【0026】
(12)さらなる変形では、コッキング機構の操作中の一次ギアラックの前方移動中におけるカム作動タブによるカムローブの係合が、操作の完了の聴覚確認を可能にする。
【0027】
(13)またさらなる変形では、主ポールと共に移動する制御スロットが、制御スロットの後方移動中に内部安全ピボットの第1の端を押上位置に維持する。これによって、下向きノッチを有するピボットの第2の端が、圧縮ガス解放機構のトリガの上端で上突起に係合し、それにより機構の作動を妨げる。制御スロットは、一次ギアラックおよび制御スロットの前方移動が完了すると、内部安全ピボットの下方移動を生じさせる。下方移動が、トリガからの下向きノッチの解放を可能にし、ガス解放機構の作動を可能にする。
【0028】
(14)またさらなる変形では、支持銃床はさらに覗窓を含む。覗窓は、弾倉の近傍に配置され、弾倉内に収容された粒子状発射物のレベルの視認を可能にする。
【0029】
(15)別の変形では、銃は、充填済みCO
2カートリッジを圧縮ガス供給源として使用し、銃はさらに円筒形カートリッジ室を含む。カートリッジ室は、CO
2カートリッジを囲い込むようなサイズおよび形状で作られ、カートリッジを導入するためのシール可能穴を第1の端に有する。第2の端に配置された凹面座部が用意される。座部は、カートリッジの放出端の周りにシール可能に嵌るようなサイズおよび形状で作られる。中空穿刺針が座部内に配置される。シールキャップが用意される。キャップは、嵌合ねじ山によりカートリッジ室に取り外し可能に取り付けられる。キャップを締めることにより穿刺針に抗してカートリッジが推進される。圧力容器が用意される。圧力容器は、計量装置に流体的に接続される。計量装置は、圧縮ガス解放機構が作動すると、所定の充填の圧縮ガスを薬室に進入させることを可能にする。
【0030】
(16)また別の変形では、圧縮ガス解放機構はさらにトリガを含む。トリガは、トリガ戻りばねにより前方に推進される。トリガは上突起を有する。上突起は内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング動作が完了しない限り圧縮ガス解放機構の作動を妨げる。トリガは、上突起の後方に配置された押上ランプを有する。押上ランプは、トリガが後方に移動されると下方推進圧縮ばねに抗してラッチ機構の解放ブラケットを上方に推進する。解放ブラケットは、支持銃床の垂直チャネル内で摺動可能に移動し、下向きリブを有する。リブは、装填ロッドの上向き制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねにより前方に推進され、制御ノッチの後ろに配置された上方傾斜ランプを後端に有する。ランプは、リブを制御ノッチ内に案内する。
【0031】
装填ロッドは、コッキング動作中に支持銃床のチャネル内で後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合すると、装填ロッドを第1のコック位置に保持する。トリガが後方に移動され、解放ブラケットを押し上げ、制御ノッチからリブを持ち上げると、解放ブラケットは、装填ロッドを第2の発射位置に解放する。これによって、装填ロッドが、装填コイルばねにより推進され、前方に移動可能になる。装填ロッドは、発射物装填機構および計量装置を作動させる。
【0032】
(17)本発明のまた別の変形では、銃は、空気圧送式空気リザーバを圧縮ガス供給源として使用し、銃はさらにガスシリンダを含む。シリンダは入口弁および出口弁を有する。ピストンが用意される。ピストンは、シリンダ内にシール可能に嵌る。圧送機構が用意される。圧送機構は、ピストンに機械的に連結され、ピストンをシリンダ内で伸張位置から圧縮位置に移動させる。入口弁は、ピストンが圧縮位置から伸張位置に移動するときに開放位置にあり、ピストンが伸張位置から圧縮位置に移動するときに閉鎖位置にある。出口弁は、ピストンが圧縮位置から伸張位置に移動するときに閉鎖位置にあり、ピストンが伸張位置から圧縮位置に移動するときに開放位置にある。
【0033】
空気リザーバは、出口弁および薬室に流体的に接続される。発射物装填機構は、圧縮ガス解放機構が作動すると、所定の充填の圧縮ガスを薬室に進入させることを可能にする。圧送機構によりピストンがシリンダ内で伸張位置から圧縮位置に反復移動することが、空気リザーバ内の圧力を高め、圧縮ガス解放機構により圧力が解放されると、増大した力で粒子状発射物を薬室から吐出することを可能にする。
【0034】
(18)さらなる変形では、圧縮ガス解放機構はさらにトリガを含む。トリガは、トリガ戻りばねにより前方に推進される。トリガは上突起を有する。上突起は内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング動作が完了しない限り圧縮ガス解放機構の作動を妨げる。トリガは、上突起の後方に配置された押上ランプを有する。押上ランプは、トリガが後方に移動されると下方推進圧縮ばねに抗してラッチ機構の解放ブラケットを上方に推進する。解放ブラケットは、支持銃床の垂直チャネル内で摺動可能に移動し、下向きリブを有する。リブは、装填ロッドの上向き制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねにより前方に推進され、制御ノッチの後ろに配置された上方傾斜ランプを後端に有する。ランプは、リブを制御ノッチ内に案内する。
【0035】
装填ロッドは、コッキング動作中に支持銃床のチャネル内で後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合すると、装填ロッドを第1のコック位置に保持する。トリガが後方に移動され、解放ブラケットを押し上げ、制御ノッチからリブを持ち上げると、解放ブラケットは、装填ロッドを第2の発射位置に解放する。これによって、装填ロッドが、装填コイルばねにより推進され、前方に移動可能になる。装填ロッドは、発射物装填機構を作動させる。
【0036】
(19)またさらなる変形では、銃は、再充填可能圧縮ガスシリンダを圧縮ガス供給源として使用する。シリンダは、閉止弁と、第1の端の近傍に配置された取り付け具とを有する。嵌合取り付け具が用意される。嵌合具は、支持銃床に装着され、計量装置に流体的に接続される。計量装置は、薬室に流体的に接続され、圧縮ガス解放機構が作動すると、所定の充填の圧縮ガスを薬室に進入させることを可能にする。充填された再充填可能圧縮ガスシリンダが、嵌合取り付け具に取り付けられ、閉止弁が開放され、圧縮ガスは、圧縮ガス解放機構が作動すると計量装置により解放される。
【0037】
(20)またさらなる変形では、圧縮ガス解放機構はさらにトリガを含む。トリガは、トリガ戻りばねにより前方に推進される。トリガは上突起を有する。上突起は内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング動作が完了しない限り圧縮ガス解放機構の作動を妨げる。トリガは、上突起の後方に配置された押上ランプを有する。押上ランプは、トリガが後方に移動されると下方推進圧縮ばねに抗してラッチ機構の解放ブラケットを上方に推進する。解放ブラケットは、支持銃床の垂直チャネル内で摺動可能に移動し、下向きリブを有する。リブは、装填ロッドの上向き制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねにより前方に推進され、制御ノッチの後ろに配置された上方傾斜ランプを後端に有する。ランプは、リブを制御ノッチ内に案内する。
【0038】
装填ロッドは、コッキング動作中に支持銃床のチャネル内で後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合すると、装填ロッドを第1のコック位置に保持する。トリガが後方に移動され、解放ブラケットを押し上げ、制御ノッチからリブを持ち上げると、解放ブラケットは、装填ロッドを第2の発射位置に解放する。これによって、装填ロッドが、装填コイルばねにより推進され、前方に移動可能になる。装填ロッドは、発射物装填機構および計量装置を作動させる。
【0039】
(21)別の変形では、銃は、外部圧縮ガスラインを圧縮ガス供給源として使用し、銃はさらに外部圧縮ガスラインを含む。ラインは、圧縮ガス供給源に接続され、閉止弁と、第1の端の近傍に配置された取り付け具とを有する。嵌合取り付け具が用意される。嵌合具は、支持銃床に装着され、計量装置に流体的に接続される。計量装置は、薬室に流体的に接続される。計量装置は、圧縮ガス解放機構が作動すると、所定の充填の圧縮ガスを薬室に進入させることを可能にする。外部圧縮ガスラインが嵌合取り付け具に取り付けられ、閉止弁が開放され、圧縮ガスは、圧縮ガス解放機構が作動すると計量装置により解放される。
【0040】
(22)また別の変形では、圧縮ガス解放機構はさらにトリガを含む。トリガは、トリガ戻りばねにより前方に推進される。トリガは上突起を有する。上突起は内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング動作が完了しない限り圧縮ガス解放機構の作動を妨げる。トリガは、上突起の後方に配置された押上ランプを有する。押上ランプは、トリガが後方に移動されると下方推進圧縮ばねに抗してラッチ機構の解放ブラケットを上方に推進する。解放ブラケットは、支持銃床の垂直チャネル内で摺動可能に移動し、下向きリブを有する。リブは、装填ロッドの上向き制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねにより前方に推進され、制御ノッチの後ろに配置された上方傾斜ランプを後端に有する。ランプは、リブを制御ノッチ内に案内する。
【0041】
装填ロッドは、コッキング動作中に支持銃床のチャネル内で後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合すると、装填ロッドを第1のコック位置に保持する。トリガが後方に移動され、解放ブラケットを押し上げ、制御ノッチからリブを持ち上げると、解放ブラケットは、装填ロッドを第2の発射位置に解放する。これによって、装填ロッドが、装填コイルばねにより推進され、前方に移動可能になる。装填ロッドは、発射物装填機構および計量装置を作動させる。
【0042】
(23)本発明のまた別の変形では、支持銃床の小銃グリップおよび前アームが平坦下面を有する。平坦面は、粒子状発射物を発射物格納弾倉に加えるための直立位置で、殺虫銃がバランスをとることを可能にする。
【0043】
(24)本発明のさらなる変形では、改良された殺虫銃はさらにレーザー照準装置を含む。レーザー照準装置はバッテリ駆動式レーザーを含む。レーザーは、レーザー照準スポットを生成することができる。ハウジングが用意される。ハウジングは、レーザー、バッテリ電源およびレーザー用の制御回路を収容するように適合される。取り付け機構が用意される。取り付け機構は、レーザー照準装置を銃身の末端の近傍に取り付けるように適合される。
【0044】
(25)またさらなる変形では、取り付け機構は、銃身の末端と一体形成される。
【0045】
(26)またさらなる変形では、取り付け機構は、レーザー照準装置を銃身の末端に取り外し可能に取り付けるように適合される。
【0046】
(27)別の変形では、レーザー照準装置は、レーザー照準スポットの照準点のための仰角調節装置および遊隙調節装置を含む。
【0047】
(28)また別の変形では、電源スイッチが用意される。スイッチは、レーザーへの電力を制御する。
【0048】
(29)また別の変形では、電源スイッチはハウジングに装着される。
【0049】
(30)本発明の最後の変形では、電源スイッチはトリガと一体である。トリガの初期後方移動が、電源スイッチ内の回路を完成させ、それにより、圧縮ガス解放機構の作動前にレーザー照準スポットを提供する。
【0050】
添付の図面および好適な実施形態の詳細な説明を参照することによって、本発明の他の目標および目的の認識ならびにその理解が達成されうる。