特許第6566788号(P6566788)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6566788
(24)【登録日】2019年8月9日
(45)【発行日】2019年8月28日
(54)【発明の名称】排水ポンプ
(51)【国際特許分類】
   F04D 1/14 20060101AFI20190819BHJP
【FI】
   F04D1/14
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-168536(P2015-168536)
(22)【出願日】2015年8月28日
(65)【公開番号】特開2017-44177(P2017-44177A)
(43)【公開日】2017年3月2日
【審査請求日】2018年6月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】391002166
【氏名又は名称】株式会社不二工機
(74)【代理人】
【識別番号】110000062
【氏名又は名称】特許業務法人第一国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 克司
(72)【発明者】
【氏名】杉野 真聖
(72)【発明者】
【氏名】山開 健治
【審査官】 田谷 宗隆
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−248732(JP,A)
【文献】 特開2006−29214(JP,A)
【文献】 特開2006−29108(JP,A)
【文献】 特開2014−211098(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下端部に吸込口が設けられると共に側部に吐出口が設けられたハウジング内に回転自在に支承された樹脂製の回転羽根を収容した排水ポンプであって、
前記回転羽根は
柱状の軸部と、
当該軸部の下方に位置する複数の放射状の小径羽根と、
当該小径羽根の上方に連続してなる複数の大径羽根と
前記複数の大径羽根の間に夫設けられた複数の補助羽根と、
記軸部の側面に向けてテーパーをつけて延設する環状部と、
を備え、
前記複数の大径羽根と前記複数の補助羽根は、前記環状部から上方に立設されており、
前記環状部には、最外周から最内周の間の何れかの位置に、前記回転羽根を成形する際に樹脂の流動性を確保するための板厚部を設けることを特徴とする排水ポンプ。
【請求項2】
前記板厚部は、前記環状部の最内周部に設けられることを特徴とする請求項1記載の排水ポンプ。
【請求項3】
前記環状部の最外周から最内周までの距離をaとして、
前記板厚部は、前記環状部の最内周からa/2よりも内側の位置に設けられることを特徴とする請求項1記載の排水ポンプ。
【請求項4】
前記環状部の内周部を板厚部とし、前記環状部の外周部に向けて薄肉としたことを特徴とする請求項1記載の排水ポンプ。
【請求項5】
前記板厚部は、斜面または曲面により構成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の排水ポンプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機の室内熱交換器で凝縮した水を受け入れるドレンパン内のドレン水を室外に排水する排水ポンプ(ドレンポンプ)において、精度の高い回転羽根を得るために、成形の際の樹脂流動性を高めた回転羽根構造を備えた排水ポンプに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、室内の天井に埋込む形式の空気調和機においては、空気調和機の室内熱交換器の表面で凝縮したドレン水を受けるドレンパンが装備されている。このドレンパン内のドレン水を室外へ排水するためには、排水ポンプが用いられている。
【0003】
以下、本願出願人が既に出願し公開されている空気調和機に用いられる排水ポンプに関連して本願発明の基礎となる従来技術を説明する。図7は、従来技術として説明されている排水ポンプの一部を破断して示す正面図であり、図8は、図7に示す排水ポンプに用いる回転羽根の一例を示すものである。また、図9図8に示す回転羽根の断面図であり、図10は同じく図8に示す回転羽根の要部を拡大した説明図及び断面図であり、点線矢印により、回転羽根の成形の際の樹脂の流動状態を表示したものである。
【0004】
以下、従来例及び本発明を説明する際には、図1に示す方向において、上下及び内外の方向を説明する。従って、この方向は本発明の装置において絶対的な方向を示すものではない。
【0005】
図7において、全体を符号1で示す排水ポンプは、モータ10と、モータ10にブラケット20を介して取り付けられるポンプ本体30とを有する。ポンプ本体30はプラスチック製であって、上部が開口したハウジング40と、ハウジング40の上部開口を覆うカバー32とを備えている。ハウジング40は、下端部に開口部43を有するパイプ状の吸込口42、内部に形成されているポンプ室44、及び側方に向かって突出する吐出口46を有している。カバー32は、ブラケット20と一体的に形成されており、ハウジング40との間にシール部材34を挟みこんだ状態でハウジング40と連結されている。
【0006】
図8においてより詳細に示すように、ハウジング40のポンプ室44内には、モータ10によって回転する回転羽根50が収容される。回転羽根50は、軸部52と、軸部52の外周部から放射方向に延びる複数(図示の例では4枚)の平板状の大径羽根60と、各大径羽根60の下端縁部に連結されるとともに吸込口42に挿入される複数(大径羽根60と同数の4枚)の平板状の小径羽根54とを有している。
【0007】
軸部52は、カバー32の中央に形成された貫通孔36を貫通してモータ10側へ突出しており、軸部52の中心軸に沿って設けた穴53にモータ10の駆動軸12が挿入されて固定されている。軸部52の上面には、水切円板14(図7)が取り付けられており、この水切円板14は、カバー32の貫通孔36からドレン水が噴出したとしても、モータ10側へ飛散するのを防止する。
【0008】
図9及び10示すように、各大径羽根60の下端縁部は、内径側に下傾斜するテーパーをつけて形成されており、この各下端縁部は、同じく内径側に下傾斜するテーパーをつけて形成され、中央に開口部57を有する環状部材56により連結されている。また、隣り合う大径羽根60,60の間には、補助羽根70が環状部材56から立設して設けられており、この補助羽根70と大径羽根60とによりポンプの揚程を確保することができる。各大径羽根60と各補助羽根70の外側縁部は、環状部材56の連続した環状平坦面55が形成されている。環状平坦面55の上端縁部の位置は、大径羽根60と補助羽根70の上端縁部の位置より低くされている。
【0009】
以上のように構成された回転羽根50によれば、大径羽根60の回転により撹拌されてドレン水内から発生した気泡を含んだ水流は、環状平坦面55を乗り越えて吐出口46へスムーズに流れるので、カバー32の底面35への気泡の衝突が緩和され、騒音が減少する効果が期待されていた。また、このような構成により、排水ポンプ1が停止したときに、吐出口46からハウジング40のポンプ室44へ戻る水は、環状平坦面55に突き当たり、環状平坦面55への緩衝により徐々に拡散されるので、戻り水に起因する騒音の低減も期待されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2006−29214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上記排水ポンプに用いられる回転羽根は、金型に溶融樹脂を射出して樹脂を所望の形に成形する射出成形機によって形成されることが一般的である。図8乃至図10は、従来用いられている排水ポンプの回転羽根を示す。このような回転羽根50を射出形成する場合、金型における樹脂の注入口であるゲートは、小径羽根54の下方側(即ち図8(c)における下方)に設けられるのが一般的である。図10に示すように、回転羽根50の環状部材56は、開口部57から環状平坦面55に亘り、その厚さを一定に保つ形状にて形成されることが一般的である。つまり、図10(b)及び(c)に示すように、環状部材56は、大径羽根60から大径羽根60及び環状部材56を介して補助羽根70或いは環状部材56の最外周の環状平坦面55に至るまで、その厚さtを一定に保つ環状部材56内を流れる。
【0012】
このような形状の形成された回転羽根50では、ゲートから注入された樹脂は、小径羽根54から大径羽根60を介して環状平坦面55に向かって流れるが、その際には、大径羽根60から環状部材56を通って、補助羽根70という順番で樹脂が充填されていく。図10(a)では、この大径羽根60から環状部材56に向かう樹脂の流れを点線の矢印にて示している。この矢印の長さは、所定時間までに樹脂の流れが到達する距離を表している。つまり、矢印の長い部分は樹脂が矢印先端まで到達する時間が早いことを示している。このようにして樹脂が流れると、ゲートからの距離が比較的近い大径羽根60の近傍と、ゲートからの距離が最も遠くなる箇所、即ち環状部材56に立設された補助羽根70の近傍とでは、樹脂の流れに差が生じ、樹脂の到達時間の差に起因とした樹脂間の温度差が生じる。このような状態で樹脂が冷却して収縮すると、冷却が遅れた箇所では収縮によるヒケが発生する可能性が生じ、この結果、回転羽根50が設計に忠実な形状とならない場合があった。実験によると、このヒケの発生は、環状部材56に立設された補助羽根70の近傍に発生することが多い。
【0013】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、回転羽根の成形の際のヒケの発生を抑制し、設計に忠実な形状とすることを可能とする排水ポンプ用回転羽根の構造を備えた排水ポンプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記の課題を解決するため、本発明による排水ポンプは、下端部に吸込口が設けられると共に側部に吐出口が設けられたハウジング内に回転自在に支承された樹脂製の回転羽根を収容した排水ポンプであって、前記回転羽根は、円柱状の軸部と、当該軸部の下方に位置する複数の放射状の小径羽根と、当該小径羽根の上方に連続してなる複数の大径羽根と、前記複数の大径羽根の間に夫々設けられた複数の補助羽根と前記軸部の側面に向けてテーパーをつけて延設する環状部と、を備え、前記複数の大径羽根と前記複数の補助羽根は、前記環状部から上方に立設されており、前記環状部には、最外周から最内周の間の何れかの位置に、前記回転羽根を成形する際に樹脂の流動性を確保するための板厚部を設けることを特徴とする。
【0015】
本発明による排水ポンプにおいては、前記板厚部は、前記環状部の最内周部に設けられることを特徴とする。
【0016】
本発明による排水ポンプにおいては、前記環状部の最外周から最内周までの距離をaとして、前記板厚部は、前記環状部の最内周からa/2よりも内側の位置に設けられることを特徴とする。
【0017】
本発明による排水ポンプにおいては、前記環状部の内周部を板厚部とし、前記環状部の外周部に向けて薄肉としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明の排水ポンプによれば、回転羽根を構成する環状部の適宜位置に板厚部を設けることで、溶融樹脂を金型内に射出する際、通常溶融樹脂が到達しづらい箇所に対しても、溶融樹脂の流れを良くして均一性の高い射出完了が可能となり、温度差による回転羽根にヒケが生じることを防止し、設計に準じた形状の回転羽根を具備する排水ポンプの提供を可能とするものである。この効果は、大径羽根と補助羽根を環状部に立設した構造の排水ポンプにとって有効であり、特に、回転羽根の下方、即ち小径羽根の下方側にゲートを設けた金型により成形する場合において顕著である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の第1実施例における排水ポンプに用いられる回転羽根の構造を示す図であって、(a)斜視図、(b)平面図、(c)側面図である。
図2図1に示す回転羽根の各断面図であって、夫々(a)A−A線における断面図、(b)B−B線における断面図、(c)C−C線における断面図、(d)要部拡大断面図、(e)及び(f)夫々別実施例の要部拡大断面図である。
図3図1に示す回転羽根の要部を示す図であって、夫々(a)大径羽根からの溶融樹脂の流れを示す説明図、(b)(a)のE−E線における回転羽根の断面図、及び(c)(a)のF−F線における回転羽根の断面図である。
図4】本発明の第2実施例における排水ポンプに用いられる回転羽根の示す図であって、(a)斜視図、(b)平面図、(c)側面図である。
図5図4に示す回転羽根であって、夫々(a)A−A線における断面図、(b)B−B線における断面図、(c)C−C線における断面図、及び(d)要部拡大断面図である。
図6図4に示す回転羽根の要部を示す図であって、夫々(a)大径羽根からの樹脂の流れを示す説明図、(b)(a)のF−F線における回転羽根の断面図である。
図7】従来の排水ポンプの一部を破断して示す正面図である。
図8】従来の排水ポンプに用いられる回転羽根の示す図であって、(a)斜視図、(b)平面図、(c)側面図である。
図9図8に示す回転羽根であって、夫々(a)A−A線における断面図、(b)B−B線における断面図、(c)C−C線における断面図、及び(d)要部拡大断面図である。
図10図8に示す回転羽根の要部を示す図であって、夫々(a)大径羽根からの樹脂の流れを示す説明図、(b)(a)のE−E線における回転羽根の断面図、(c)(a)のF−F線における回転羽根の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付した図面に基づいて、本発明による排水ポンプの実施例を説明する。図1乃至図6は本発明の実施例を示している。なお、図7乃至図10は従来例の排水ポンプ及びこれに用いられる回転羽根の構造を示している。以下の説明においては説明の簡略化のため、従来の構成と共通する部分には同一の符号を付してある。
【0021】
(第1実施例)
図1に示す第1実施例の排水ポンプ1の回転羽根50には、ドレンパン内のドレン水を排水する小径羽根54に連続した大径羽根60が設けられている。また、回転羽根50には、補助羽根70が大径羽根60の間に等間隔に配置されている。
【0022】
図1(a)〜(c)に示すように、環状部材56には板厚部80が形成される。図2には図1(b)の各断面(A−A断面、B−B断面、C−C断面)における回転羽根50の構成を示す断面図が示されるが、図2(a)に示す大径羽根60部分の形状(即ち図1(b)におけるA−A線の断面形状)や、図2(b)に示す補助羽根70部分の形状(即ち図1(b)におけるB−B線の断面形状)は、従来の回転羽根の断面形状と比較して相違はない。しかしながら、図2(c)の本実施例における環状部材56の断面形状(即ち図1(b)におけるC−C線の断面形状)は、従来の回転羽根における環状部材の断面形状(図中の点線にて示す)を比較して、本実施例における環状部材56は板厚部80によって従来の環状部材の断面形状よりも隆起した形状となっている。
【0023】
このように、複数の大径羽根60と複数の補助羽根70とが立設された環状部材56の形状を、その適切な位置に板厚部80を具備することで、断面を山形に形成し、ゲートを小径羽根54の下方とした場合、軸部52から大径羽根60を介して補助羽根70に向かって流れる溶融樹脂は、板厚部80の存在により流れやすくなる。図3(a)に示す矢印は、金型内を流れる溶融樹脂の流れを示したものである。この矢印の方向は、溶融樹脂の流れる方向であり、その長さは所定時間内に溶融樹脂が流れて辿り着く距離を示している。従って、矢印先端の集合体の形状が円形に近い方が均一な流動性が確保できていることを意味する。
【0024】
第1実施例においては、図3(a)に示すように、大径羽根60の軸部52との接続部分から環状部材56に流入し、大径羽根60の外周端の環状平坦面55や補助羽根70に向かって流れていく。このとき、図3(b)において破線にて示すように、厚みが一定の従来の環状部材の形状と比較し、本実施例における回転羽根50の環状部材56は、板厚部80が山形のピークになるように厚みが増していることから、大径羽根60から補助羽根70へ向かう樹脂が流れやすくなる。これは溶融樹脂の流れの状態を示す点線矢印の先端部の集合体の形状が円形に近い(図3(a))ことから分かる。このように、環状部材56の内周面に近い中間位置において、板厚部80を備えることで、ゲートから最も遠い位置である環状部材56から補助羽根70に亘る箇所への樹脂の流れを均一化し、冷却時の大径羽根60の周辺や、環状部材56の外周端部や、環状平坦面55等の温度を均一化することができ、各部における樹脂の温度差によるヒケの発生を防止することができる。この環状部材56の山形のピークの板厚部80の具体的形状は、図2(d)に示すように、平面状の2つ以上の斜面(図示は2つの斜面)から構成しても良いし、図2(e)に示すように、緩やかな曲面状から構成しても良い。さらには、図2(f)に示すように、環状部材の内周部側を厚肉部とし、環状部材の外周部に向けて薄肉としても良い。
【0025】
なお、板厚部80を回転羽根50の外周側に配置しても、ヒケの発生防止等の効果が得にくくなることから、環状部材56の径方向の寸法aに対して、環状部材56の内周側からa/2の範囲内(環状部材56の寸法aの内方から50%以内の範囲)に設けることが好ましい。環状部材56に設けた板厚部80のピークの位置は、試行錯誤により、内方から20%〜50%であれば更に好ましく、内方から30%〜40%であれば特に好ましい。
【0026】
(第2実施例)
図4乃至図6は、本発明の第2実施例を示している。第1実施例が環状部材56の中程(環状部材56の寸法aの内方から50%以内の範囲)に板厚部80のピークを形成したのに対し、本実施例では図5(c)に示す通り、環状部材56の最内周側に板厚部80のピークを設けたものである。従って、それ以外の構成においては図示された構成においては、第1実施例と第2実施例には差異は見えない。このような第2実施例の構成においてもゲートからの環状部材56から補助羽根70に向けて均一な樹脂流れを達成することができ、ヒケの発生を防止することが可能となる。
【0027】
以上、本発明の実施例に基づいて本発明を詳述したが、本発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、環状部材の最外周から最内周の間の何れかの位置に、回転羽根を成形する際に樹脂の流動性を確保するための板厚部を設けるものであれば良く、種々の形状の変形が可能である。例えば、各実施例における板厚部80の形状を、図2(c)に示すようにその断面を三角形状としたが、これに限定せずに種々の形状、例えばドーム状などにしても何ら問題なく、その形状は適宜選択すればよい。
【符号の説明】
【0028】
10 モータ
12 駆動軸
40 ハウジング
42 吸込口
46 吐出口
50 回転羽根
52 軸部
54 小径羽根
55 環状平坦面
56 環状部材
57 開口部
60 大径羽根
70 補助羽根
80 板厚部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10