(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6567529
(24)【登録日】2019年8月9日
(45)【発行日】2019年8月28日
(54)【発明の名称】密閉機構を備える毛髪処理のためのデバイス
(51)【国際特許分類】
A45D 1/00 20060101AFI20190819BHJP
A45D 1/04 20060101ALI20190819BHJP
【FI】
A45D1/00 501Z
A45D1/04 C
A45D1/00 503A
A45D1/00 507G
【請求項の数】11
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-541574(P2016-541574)
(86)(22)【出願日】2014年12月8日
(65)【公表番号】特表2017-504391(P2017-504391A)
(43)【公表日】2017年2月9日
(86)【国際出願番号】EP2014076827
(87)【国際公開番号】WO2015091043
(87)【国際公開日】20150625
【審査請求日】2017年11月1日
(31)【優先権主張番号】1363103
(32)【優先日】2013年12月19日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】391023932
【氏名又は名称】ロレアル
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】パリス, エリク
(72)【発明者】
【氏名】ヌッツォ, ステファニア
(72)【発明者】
【氏名】ヴィク, ギャバン
(72)【発明者】
【氏名】ウッドランド, フレデリク
(72)【発明者】
【氏名】マレッティ, マッテオ
【審査官】
新井 浩士
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2005/011434(WO,A1)
【文献】
特開2003−339422(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0089413(US,A1)
【文献】
特開昭52−147143(JP,A)
【文献】
特開昭55−068310(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 1/00
A45D 1/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
毛髪を処理するためのデバイス(100)であって、
二つのアーム(1,2)を備え,
二つのアームは、毛髪を処理するための協働構成と、二つのアーム間に処理対象の毛髪を挿入するための離間構成との間で相互に可動であり、
少なくとも一つのアームは少なくとも1つの電気的要素(12)を収容し、
前記少なくとも一つのアームは密閉機構(14)を含み、
前記密閉機構(14)は、毛髪を処理するためのデバイスの処理プレート(11)と前記二つのアーム(1,2)に組み込まれた対向形状物(15)との間に挟まれ、
前記処理プレート(11)の外面(16)は処理対象の毛髪と接触するように設計され、前記処理プレート(11)の内面には前記少なくとも1つの電気的要素(12)を収容するハウジング(17)が設けられ、
前記対向形状物(15)のリップ部(18)は、前記密閉機構(14)を支持し、前記ハウジング(17)の外壁の外縁に適合し
前記密閉機構(14)は、前記ハウジング(17)の外壁の外縁に配置され、
前記ハウジング(17)の外壁に前記密閉機構(14)が沿うように、前記密閉機構(14)の弾性度及び内部寸法が選択され、
前記密閉機構(14)は、前記電気的要素(12)を収容する前記ハウジング(17)の外壁と前記対向形状物(15)のリップ部(18)との間に挟まれ、
前記密閉機構(14)の幅は、前記対向形状物(15)のリップ部(18)の外側に張り出すのに十分である、
デバイス。
【請求項2】
各アーム(1,2)が密閉機構(14)を有する、請求項1に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項3】
密閉機構(14)がシリコンエラストマー又はラバーポリマーである、請求項1または2に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項4】
密閉機構(14)が1〜3mmの厚さを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項5】
密閉機構(14)が3〜10mmの幅を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項6】
処理プレート(11)と対向形状物(15)とが、スナップ留め及び/又はねじ留めにより相互に固定される、請求項1から5のいずれか一項に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項7】
電源ケーブル(5)を接続するための回転式の電気的インターフェース(4)、及び電気的インターフェース(4)上に配置されて、電気的インターフェース(4)に固定される第一端と、電源ケーブル(5)に適合された貫通オリフィス(6)を画定する第二端とを有する二重ジャケット(7)を更に備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項8】
多孔性要素(8)が二重ジャケット(7)の貫通オリフィス(6)内に配置されている、請求項7に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項9】
二重ジャケット(7)の貫通オリフィス(6)が当該貫通オリフィス内を貫通する電源ケーブルを弾性的に挟持する、請求項7に記載の毛髪を処理するためのデバイス(100)。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載のデバイスを活用して毛髪を処理するための化粧方法であり:
−水及び/又は化粧品組成物を髪に適用すること、及び
−髪の上で前記デバイスを移動させること
を含む化粧方法。
【請求項11】
デバイス(100)が、少なくとも一つの加熱プレート(11)を含むストレートアイロンであり、毛髪に沿って移動させると、毛髪に前もって適用された化粧品組成物の少なくとも一つの化合物の溶解による流出物が生じる、請求項10に記載の毛髪を処理するための化粧方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪を処理するためのデバイスに関し、具体的には、限定しないが、髪の手入れ及び/又は整髪、例えばくせ取りを目的としたデバイスに関する。
【0002】
更に具体的には、本発明は、水密なヘアスタイリングツール、特に非常に濡れた髪及び/又は頭髪用化粧品で覆われている髪に使用されるときに耐性であるヘアスタイリングツールに関する。
【背景技術】
【0003】
専門家又は顧客による毛髪の処理の範囲内において、毛髪の長さに沿って移動させるツールを使用することが知られている。
【0004】
一部の用途について、ツールは、びしょ濡れの髪又は頭髪用化粧品で覆われた髪に沿って移動させることができる。特に、スタイリストが濡れた髪に製品を適用し、次いでこの髪にストレートアイロンをかけるという専門的なケアサービスが存在する。このようなストレートアイロンの移動の間に、製品は溶解し、アイロンのトングの髪を挟持する圧力により髪束の上に広げられる。この結果、ストレートアイロンに大量の液体が流れ、水分又は頭髪用化粧品がツールの電気的パーツ中に入った場合、短絡を生じさせることができ、アイロンの誤動作を引き起こす可能性がある。
【0005】
したがって、デバイスを取り扱う人にとって信頼性があってリスクのない、非常に濡れた髪及び/又は頭髪用化粧品で覆われている髪の処理を行うための、液密である毛髪処理デバイスに対する需要が存在する。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、この需要を満たすことを目的とし、その課題は、その態様の一番目によれば、二つのアームを備える毛髪処理のためのデバイスであり、これら二つのアームは、毛髪を処理するための協働構成と、前記アーム間に処理対象の毛髪を挿入するための離間構成との間で互いに対して移動することができる。本発明によれば、アームの少なくとも一方は密閉機構を含む。
【0007】
一実施形態によれば、密閉機構は毛髪を処理するためのプレートと、前記アームに組み込まれる対向形状物との間に挟まれる。或いは、密閉機構は、処理プレートの周りに配置、例えば把持されてもよい。一実施形態によれば、アームは、アームの種々のコンポーンネントの間に配置された複数の密閉機構を含むことができる。
【0008】
密閉機構は、特に、使用中に流出物がデバイスの可動アーム内部へ入ることを完全に防ぐことにより、デバイスの良好な耐水性を保証することができる。
【0009】
「流出物」は、特に、髪の上を移動するとき髪を処理するためにデバイスにより生成される挟持圧及び/又は熱の影響下における、髪からの、流体、即ち例えば液体又は泡の放出を意味するものとする。
【0010】
「化粧品組成物」という表現は、髪の繊維を処理することを意図したいずれかの化粧製品を意味するものとする。この組成物は、髪に適用される前は、液体、固体又はペースト状であってよい。
【0011】
密閉機構により提供される耐水性により、特に電気的及び/又は電子的要素がデバイスのアームの一つ、例えばストレートアイロンの場合の発熱エレメントに組み込まれるとき、デバイスにおける短絡のリスクを完全に防ぐことができる。
【0012】
有利には、デバイスの各アームは、特に電気的及び/又は電子的要素がデバイスのアームの各々に組み込まれるとき、密閉機構を含む。
【0013】
髪を処理するためのプレートと、デバイスのアームに組み込まれる対向形状物との間における、密閉機構の構成及び挟まれる位置により、デバイスが水の噴流を受けてもその適切な動作状態を維持しなければならないIPX4等級のような精密な規格を満たす、耐水性のデバイスが得られる。
【0014】
例えば、密閉機構は、PUなどのシリコンエラストマー又はラバーポリマーであり、1〜3mmの厚さと3〜10mmの幅とを有する。
【0015】
特定の構成によれば、処理プレートは、処理対象の髪と接触するように設計された外面と、少なくとも一つの電気的要素、例えば加熱要素を受けるのに適したハウジングを有する内面を有する。このとき密閉機構は、処理プレートの内面に画定されたハウジングの周囲に配置され、したがって電気的要素を完全に取り囲む。密閉機構は一定の弾性を有し、電気的要素を受けるハウジングの外壁に沿う。
【0016】
特定の構成によれば、対向形状物は処理プレートと共にデバイスのアームの構成要素(電気的及び/又は電子的要素、絶縁体など)を囲む。この対向形状物は、密閉機構
を支持するリップ部を有してもよい。例えば、対向形状物のリップ部は、処理プレートのハウジングの壁部の外縁に適合される。したがって、密閉機構部分は、電気的要素を受けるハウジングの外壁と、密閉機構と接する対向形状物のリップ部との間に挟まれる。このように、水密性は最適である。
【0017】
一実施形態によれば、髪を処理するためのプレートとその対向形状物とは、スナップ留め及び/又はねじ留めにより互いに固定される。このようにして、密閉機構は、処理プレートと対向形状物との間に力により挟まれ、次いでプレートを対向形状物に固定する手段により機械的に保持される。有利には、相補的密閉機構、例えばねじの周りに配置されたシーリングワッシャーを、本発明によるデバイスのアームの中及び上に配置することができる。
【0018】
一実施形態によれば、本発明によるデバイスは、電源ケーブルに接続するための回転式の電気的インターフェースも備える。回転式の電気的インターフェースは、髪を処理する間のデバイスの操作を容易にする。デバイス全体の密閉性を増大させるために、電気的インターフェース上に、第一端が電気的インターフェースに固定され、第二端がケーブルに適合された貫通オリフィスを画定する二重ジャケットを配置することができる。「ケーブルに適合された貫通オリフィス」という表現は、オリフィスの寸法が、電源ケーブルの外部シースとできる限り一致するように選択されることにより、電気的インターフェースへの流出物の浸入と短絡のリスクとが制限され、同時にデバイスの操作中に回転が可能であることを意味するものとする。
【0019】
例えば、フェルトのような多孔性要素を二重ジャケットのオリフィス内に配置することができる。このようにして、多孔性要素は、電気ケーブルのシースに沿った回転式電気的インターフェースへの液滴の浸入を防ぐことにより、デバイスの密閉性を補完する。或いは、二重ジャケットのオリフィスは弾性で、したがって電源ケーブルの外側シースを把持することができる。
【0020】
本発明の別の課題は、本発明によるデバイスを活用して髪を処理するための方法であり、この方法は:
−水及び/又は化粧品組成物を髪に適用すること、
−髪の上で処理デバイスを移動させること
を含む。
【0021】
加えて、有利には、髪の束をデバイスの少なくとも一つの加熱要素に接触させることにより熱処理が行われ、これにより、例えば、紙に適用される前に、接触の期間中、前もって髪に適用された化粧製品を溶かすことが可能である。このような溶解により生じるデバイスに沿った流出物は、挟まれた密閉機構の存在により、有害となることはなく、短絡も生じさせない。このような加熱要素の一例は、本発明者によるFR2910301に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明は、後述するその非限定的な実施例の詳細な記載を読み、添付図面を吟味することにより、よりよく理解されるであろう。
【
図1】本発明による、髪を処理するためのデバイスの一実施例を示している。
【
図2】本発明によるデバイスのアーム内に配置される要素の分解図である。
【
図3】本発明によるデバイスのアーム内に配置される要素の取付け工程を示している。
【
図4】本発明によるデバイスのアーム内に配置される要素の取付け工程を示している。
【
図6】本発明によるデバイスのアーム内に配置される要素の取付け工程を示している。
【
図7】本発明によるデバイスのアーム内に配置される要素の取付け工程を示している。
【
図8】本発明によるデバイスのアーム内に配置される要素の取付け工程を示している。
【
図9】本発明によるデバイスの一実施形態を示している。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1は、本発明による、髪を処理するためのデバイスの一実施例を示している。時にストレートアイロンとしても知られる、頭髪用化粧品を前もって髪に適用する又はしない、整髪を目的とした頭髪の処理のための、この種の多くのデバイスがこれまでに提案されている。
【0024】
この実施例では、処理デバイスは、トング形式のストレートアイロン100であり、ヒンジ3により互いに接続されてこのヒンジにより開閉可能な二つのアーム1、2と、アームの少なくとも一方に配置された加熱要素に関連付けられた少なくとも一つの処理プレート11とを備えている。一束の髪をスタイリングする操作の間に、前記束を、開位置にある二つのアーム1、2の間に導入し、次いで手動により髪の束の上で二つのアームを閉じる。次いで髪の束を、二つのアームを開いて髪の束を取り出すまで、加熱要素により出力される熱に曝す。このようなデバイス100には、一般に、電気ケーブル5から電力が供給され、この電気ケーブルは、デバイスの操作を容易にするために、回転式の電気的インターフェース4によりデバイスに接続することができる。
【0025】
いくつかのスタイリングの用途では、アイロンを髪に通す前に、髪を濡らす及び/又は髪に化粧製品を浸透させる。これにより、水及び/又は頭髪用化粧品の流出物が生じうる。本発明によれば、アーム1、2の少なくとも一方は、処理プレート11と前記アームに組み込まれた対向形状物との間に挟まれた密閉機構を含む。
【0026】
図2は、本発明によるデバイスの少なくとも一方のアーム内に組み込まれる要素の分解図である。
図2は、髪を処理するためのプレート11を示し、これは例えばアルミニウムから作製された金属プレート、又はセラミックプレートとすることができる。処理プレート11は外面16を含み、この面は髪の処理の間に髪の束と接触する。処理プレート11は、外面16の反対側に内面を含み、内面は、処理プレート11により画定される面に実質的に垂直に、約2〜3mmだけ延びる側壁により画定されたハウジング17を有する。ハウジング17は、少なくとも一つの電気的要素12、特に処理プレート11の温度を確実に上昇させるための発熱エレメントを受けるように設計されている。例えばマイカナイトの厚紙のような絶縁体13を、発熱エレメント12を保護するために発熱エレメントの上に配置することができる。
図2は密閉機構14も示し、この密閉機構は、
図3に示すように、処理プレート11のハウジング17に外周で適合できるような寸法を有する。
図2は、
図3及び4に示すように、密閉機構14に接して電気的要素12を受けるハウジング17を閉じる、対向形状物15も示している。
【0027】
このとき、密閉機構14は、処理プレート11と対向形状物15との間に挟まれる。このような挟み込みを確実に行うために、処理プレート11と対向形状物15とは互いに対して固定され、密閉機構14を押さえつける。例えば、処理プレート11は、対向形状物15の溝と係合するように設計されたタブ19を含むか、又はその逆である。処理プレート11と対向形状物15とは、
図3に示すように第一端でタブ19を溝内にスナップ留めし、
図4に示すように他端でねじ留めすることにより、このように互いに対して固定することができる。有利には、シーリングワッシャーをねじ20を用いて挿入することによりデバイスのアームの密閉性を向上させることができる。
【0028】
図5は、処理プレートと対向形状物15との間の密閉機構14の挟み込みを示す。密閉機構14は、シリコンエラストマーとすることができ、その全体形状は、厚さ1〜3mm及び幅3〜10mmの中空の長方形である。密閉機構14は、一定の弾性を有し、その内部の寸法は、電気的要素12を受けるハウジング17の外壁に沿うように選択される。一方、対向形状物15は、密閉機構14
を支持するリップ部18を有する。
図5では、対向形状物15のリップ部18は、処理プレート11のハウジング17の壁部の外縁に適応している。したがって、密閉機構14の部分は、電気的要素12を受けるハウジング17の外壁と、密閉機構
を支持する対向形状物15のリップ部18との間に挟まれている。しかしながら、密閉機構14の幅は、対向形状物15のリップ部18の外側に張り出すのに十分である。
【0029】
図6に示すように、密閉機構14を挟み込んで電気的要素12を囲む、処理プレート11と対向形状物15により形成されたアセンブリは、次いで、デバイスの使用時に髪の束と接触できるように処理プレート11が外側に向くようにしてデバイスのアーム1の凹部に配置される。このアセンブリがアーム1内に配置されると、
図8に示すように、カバー21がアーム1の残りを閉じる。
図7に示すように、密閉機構14は、互いに固定されたプレート11と対向形状物15とのアセンブリから張り出している。したがって、カバー21は、密閉機構14の張り出した部分に接し、それによりアセンブリの密閉性を向上させる。カバー21はねじ留めすることができ、シーリングワッシャーをねじにより挿入することができるか、又はカバー21は、スナップ留め、スライド、接着結合などといった他のいずれかの手段により固定することができる。
【0030】
図9は、髪を処理するためのデバイスの全体的な密閉性が、電気的インターフェース4の上に配置された二重ジャケット7により補完される実施形態を示している。二重ジャケット7は、電気的インターフェース4に固定される、例えば接着結合される第一端と、ケーブル5に適合された、即ちケーブルが大きな隙間なく通過できるのに十分なだけの寸法を有するオリフィス6を画定する第二端とを有する。例えば、オリフィス6は、弾性で、ケーブルを把持することができる。
図9は、オリフィス6に水が通らないように保護するための、オリフィス6内に配置される多孔性要素8を示している。
【0031】
このように、デバイス100は全体が防水性であり、特に規格IPX4以上の要件を満たすことができる。このようなデバイスは、処理により生じた流出物によりデバイスの適切な動作が妨げられることなく、非常に濡れた髪又は製品で覆われた髪に、極めて安全に使用することができる。
【0032】
本発明は、毛髪処理のためのデバイスとしてストレートアイロンに限定されない。デバイスは、毛髪の手入れ、整髪(くせ取り、カール、若しくは圧着)、染色又はブリーチのためのいずれかの電気製品、及び/又はその移動中に流出物を生じさせ、この流出物に関して密閉機構による保護を要するいずれかの電気的ツールとすることができる。
【0033】
「〜を備える/含む(comprising)」という表現は、「少なくとも一つの〜を備える/含む」と同義である。