(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記バックカバーは、前記ディスプレイパネルの後面に配置される第1プレートと、前記第1プレートの端部から前記ディスプレイパネルの端部側に折曲されて前記回路フィルムと前記ディスプレイパネルの端部を保護する第2プレートが具備されている
請求項1に記載のディスプレイ装置。
前記バックカバーの端部には、前記回路フィルムを取り囲むように結合されて前記回路フィルムと前記ディスプレイパネルの端部を保護するミドルキャビネットが具備されている
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、現在まで進行されて来たディスプレイ装置のスリム化または美感増進のためのデザイン開発は、以前のディスプレイ装置を構成する構成要素をそのまま採用しながらその構成要素の構造を変更する方式で進行されてきた。そのため、ディスプレイ装置のスリム化や新しいデザインを開発するにおいて、ある程度限界があった。
【0006】
特に、超高解像度または大面積のディスプレイ装置において、消費者のデザイン的要求を満足させるために外郭部わく部分の面積を減少させるナローベゼル(narrow bezel)タイプ、または外郭部のわく部分を削除したボーダーレス(borderless)タイプのディスプレイ装置に対する研究開発が活発になされている。
【0007】
ナローベゼル(narrow bezel)タイプまたは外郭部わく部分を削除したボーダーレス(borderless)タイプと関連して
図1と
図2を参照すれば、現在利用されている従来のディスプレイ装置は、セットプレート111とセット側壁112によって設けられた収納空間を有するセットカバー100、セットカバー100に装着されて収納空間に収納されるガイドフレーム120、ガイドフレーム120に装着されたディスプレイパネル131を含むディスプレイユニット130、ガイドフレーム120の一側面に並んでいるセット側壁112の一側壁とガイドフレーム120の一側面の間に設けられた回路配置部150、ディスプレイパネル131に接続されるように回路配置部150に配置された複数の回路フィルム134、複数の回路フィルム134に接続されるように回路配置部150に配置された印刷回路基板135、バックライトユニット132及び回路配置部150を覆うデコカバー(Deco Cover)140を含んで構成される。
【0008】
ここで、デコカバー140は、ガイドフレーム120の一側面に並んでいるセット側壁112の一側壁と、ガイドフレーム120の一側面との間の空間、すなわち、回路配置部150を覆うように、セット側壁112の一側壁とガイドフレーム120の一側面とに結合されることで、印刷回路基板135と複数の回路フィルム134とを保護する。このために、デコカバー140はカバープレート410、複数の第1及び第2結合部材142、143を含んで構成される。
【0009】
しかし、このようなディスプレイ装置は、デコカバー140が回路配置部150を前面で覆うように結合される構造である。このため、ディスプレイ装置の前面わく幅、特に回路フィルム134がある領域の幅(W1)が増加され、これによって消費者が要求する多様で革新的なデザインを考案するための障害になっている。
【0010】
特に、最近は、ベゼルの幅を減らすことが技術的に緊急度の高い関心事になっており、パネルのその大きさがますます拡がって行く趨勢であるため、ディスプレイ装置に内蔵される回路フィルム、印刷回路基板などを保護するとともに、ディスプレイ装置のベゼル幅を最小化するための研究が必要となっている実情がある。
【0011】
このような背景で、本発明の目的は、ディスプレイ装置において、前面わくの幅を大幅に減らしてナローベゼルタイプを形成し、スリム化と軽量化をはかることができるディスプレイ装置を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、ディスプレイ装置において、前面わくの幅を大幅に減らすとともに、ディスプレイパネルに接続される回路配置部に配置された複数の回路フィルムと、回路配置部に配置された印刷回路基板などを保護して放熱性能を高めることができるディスプレイ装置を提供することにある。
【0013】
また、本発明の目的は、これに制限されることなく、言及されなかった他の目的は、以下の記載から通常の技術者に明確に理解されることができるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前述した目的を達成するために、本発明は、ディスプレイパネルに接続される複数の回路フィルムと印刷回路基板などを保護して放熱性能を高めながら、ディスプレイ装置の外郭部わく部分の面積を減少させることができるナローベゼル(narrow bezel)タイプのディスプレイ装置を提供する。
【発明の効果】
【0015】
以上で説明したように、本発明によれば、ディスプレイ装置において、前面わくの幅を大幅に減らしてナローベゼルタイプを形成することができるようになり、かつ、スリム化と軽量化をはかることができる効果がある。
また、本発明によれば、ディスプレイ装置において、前面わくの幅を大幅に減らすとともに、ディスプレイパネルに接続される複数の回路フィルムと、印刷回路基板などを保護して放熱性能を高めることができる効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の各実施例を、例示的な図面を参照して詳細に説明する。各図面の各構成要素に参照符号を付け加えるにおいて、等しい構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されても可能な限り等しい符号を付している。また、本発明を説明するにおいて、関連される公知構成または機能に対する具体的な説明が、本発明の要旨をあいまいにすることがあると判断される場合には、その詳細な説明は、省略する。
【0018】
また、本発明の構成要素を説明するにおいて、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためだけのものであり、その用語によって該当構成要素の本質、順番、順序または個数などが限定されない。ある構成要素が異なる構成要素に“連結”、“結合”または“接続”されると記載した場合、その構成要素は、その他の構成要素に直接的に連結されるか、または接続されることができるが、各構成要素の間に他の構成要素が“介在”されるか、または各構成要素が異なる構成要素を通じて“連結”、“結合”または“接続”されることもできると理解されなければならないであろう。
【0019】
図3は、本発明の各実施例によるディスプレイ装置を示す斜視図、
図4は、本発明の各実施例によるディスプレイ装置の一部を示す背面図、
図5は、
図4のP部位を示す拡大図、
図6は、
図5のA−A部位切断面を示す断面図、
図7は、
図5のB−B部位切断面を示す断面図、
図8と
図9は、
図5のA−A部位の変形された実施例を示す断面図、
図10は、
図5のB−B部位の変形された実施例を示す断面図である。
【0020】
これらの図面に示されたように、本発明の各実施例によるディスプレイ装置300は、ディスプレイパネル301、一側がディスプレイパネル301と連結されて他側が印刷回路基板320と連結され、印刷回路基板320がディスプレイパネル301の端部と離隔された位置の後面に平行に配置されるようにベンディングされ、ディスプレイパネル301の両側方向に離隔配置される複数個の回路フィルム321、回路フィルム321と印刷回路基板320が内蔵されるようにディスプレイパネル301の後面に具備されるバックカバー310、印刷回路基板320とバックカバー310の間隔を維持するように支持して結合される第1支持部材325を含む。
【0021】
先ず、
図3を
図1と比べると、本発明によるディスプレイ装置300は、外郭部わく、すなわち、ベゼルの幅が従来に比べて大幅に減少したことを確認することができる。特に、下側ベゼルに該当するバックカバー310の幅が、従来ベゼルの幅(W1)に比べて大幅に減少して、ナローベゼル(narrow bezel)タイプを形成することができるようになっている。
【0022】
そして、ベゼルの幅を減らすために、本発明の各実施例では、
図4乃至
図10に示されたように、回路フィルム321と印刷回路基板320が、従来と異なり、ディスプレイパネル301の後面に平行に配置されている。
【0023】
すなわち、回路フィルム321は、
図4と
図5に示されたように、ディスプレイパネル301の両側方向に離隔配置される複数個が具備される。回路フィルム321の一側は、ディスプレイパネル301と電気的に連結され、他側は、印刷回路基板320と電気的に連結され、印刷回路基板320がディスプレイパネル301の端部と離隔された位置の後面に平行に配置されるように、回路フィルム321がベンディングされる。
【0024】
したがって、従来に比べてベゼルの幅を最大限減らすことができ、特に、回路フィルム321が配置されているディスプレイパネル301の端部側ベゼル幅が大幅に減り、ナローベゼルを形成することができるようになる。
【0025】
このような本発明の各実施例に係るディスプレイパネル301は、液晶ディスプレイパネル、または発光ディスプレイパネルに適用することができる。
【0026】
すなわち、ディスプレイパネル301が液晶ディスプレイパネルで構成される場合、液晶ディスプレイパネルに光を照射するためのバックライトユニット、下部基板に付着された下部偏光板、及び上部基板の前面に付着された上部偏光板をさらに含んで構成することができる。下部基板及び上部基板の具体的な構成は、液晶パネルの駆動モード、例えば、TN(Twisted Nematic)モード、VA(Vertical Alignment)モード、IPS(In plane switching)モード、及びFFS(Fringe field switching)モードなどによって、当業界に公知された多様な形態で形成されることができる。
【0027】
また、ディスプレイパネル301が発光ディスプレイパネルで構成される場合、発光ディスプレイパネルは、ゲートライン、データライン、及び電源(VDD)ラインによって定義される領域ごとに形成された複数の発光セルを含む下部基板及び下部基板に対向して合着された上部基板を含んで構成されることができる。
【0028】
そして、下部基板に形成された複数の発光セルそれぞれは、ゲートラインとデータラインに接続された少なくとも一つのスイッチングトランジスター、スイッチングトランジスターと電源(VDD)ラインに接続された少なくとも一つの駆動トランジスター及び駆動トランジスターのスイッチングによって制御される電流によって発光する発光素子(例として、OLED)を含んで構成されることができる。上部基板は、水分または大気中の酸素から発光素子を保護するための吸湿剤などを含んで構成される。
【0029】
この時、上部基板には、駆動トランジスターに接続される発光素子をさらに含んで構成されることもでき、この場合、下部基板の発光素子は、省略されることもできる。
【0030】
本発明の各実施例において、
図3乃至
図10では、発光ディスプレイパネル301を一例に示した。この発光ディスプレイパネルは、複数の発光セル自体が主体的に光を発散する構造上、パネルで光を発散するバックライトユニットは示されていない。以下、発光ディスプレイパネル301を基準で、説明することにする。
【0031】
発光ディスプレイパネルのピクセルアレイにある有機化合物は、水分や酸素に露出されれば劣化されるので、このようなピクセル劣化問題を防止するために、封止部材(encapsulation member)301aがディスプレイパネル201の後面に接合されてピクセルアレイを密封することができる。
【0032】
ここで、封止部材301aは、金属基板や硝子基板であることができるし、ディスプレイパネル301の前面には、偏光フィルム(図示せず)を接着させることができる。
【0033】
そして、ピクセルアレイからの光が側面を通じて放出されて光漏れを発生する現象を防止するために、ディスプレイパネル301の側面には、サイドシール部材(side seal member)301bを設けることができる。
【0034】
ここで、サイドシール部材301bは、黒色顔料が添加された高分子物質で製作することができる。サイドシール部材301bがピクセルアレイから放出される光を吸収することで、ディスプレイパネル301の側面を通じて放出される光が見えなくなる。
【0035】
そして、長方形で形成されるディスプレイパネル301の少なくともある一側端部の背面には、IC321aが実装された複数個の可撓性回路フィルム321がディスプレイパネル301及び印刷回路基板320と電気的に連結され、ディスプレイパネル301と平行に配置される印刷回路基板320が設置される。
【0036】
そして、複数個の可撓性回路フィルム321は、TAB(Tape Automated Bonding)工程によってディスプレイパネル301及び印刷回路基板320にレジンなどの固定部材331などで付着されることで、TCP(Tape Carrier Package)またはCOF(Chip On Flexible Board、またはChip On Film)で形成することができる。
【0037】
これによって、ディスプレイパネル301は、複数個の可撓性回路フィルム321を通じて印刷回路基板320に電気的に接続、あるいは連結され、印刷回路基板320は、複数の可撓性回路フィルム321に電気的に接続されてディスプレイパネル301に画像を表示するための各種信号を提供する。
【0038】
印刷回路基板320は、複数の回路フィルム321に電気的に接続されてディスプレイパネル301に画像を表示するための各種信号を提供し、このような印刷回路基板320にはディスプレイパネル301の駆動を制御するための駆動IC321aなどが実装される。
【0039】
そして、回路フィルム321と印刷回路基板320が内蔵されるように、ディスプレイパネル301の後面には、バックカバー310が具備されて回路フィルム321とこれに実装されたIC321a、印刷回路基板320などの内蔵部品とディスプレイパネル301の後面などを保護することができるようになっている。
【0040】
ここで、第1支持部材325が印刷回路基板320とバックカバー310との間に結合されて、印刷回路基板320とバックカバー310の間隔を維持するように支持して、ベンディングされて配置される回路フィルム321とIC、印刷回路基板320などを保護することができるようになっている。印刷回路基板320と対応される位置のバックカバー310には、黒煙(graphite)、接着性絶縁テープなどの絶縁部材314が具備されている。
【0041】
すなわち、ディスプレイパネル301とバックカバー310の合着製造工程における合着ローラーの加圧力によって、または製造後いろいろな原因による合着方向の物理的な加圧力によって、回路フィルム321と印刷回路基板320が変形乃至破損されることを防止できるように、第1支持部材325が、印刷回路基板320とバックカバー310との間隔を維持するように支持して結合される。
【0042】
また、本発明の各実施例は、回路フィルム321の離隔された間に配置される第2支持部材323をさらに含むことができる。第2支持部材323が、ディスプレイパネル301とバックカバー310との間を支持して結合されることで、特に、回路フィルム321がある一側に引かれて片寄るようになるか、または回路フィルム321のベンディング部位が折れるか畳まれながら発生される不具合を防止するようになる。
【0043】
すなわち、第2支持部材323がディスプレイパネル301とバックカバー310との間隔を維持しながら回路フィルム321の間に配置されることで、製造工程において、合着ローラーの加圧力や製造後の加圧力から回路フィルム321を保護するようになる。
【0044】
一方、本発明の各実施例は、ディスプレイパネル301の後面と回路フィルム321との間に結合されて、間隔を維持するように支持する第3支持部材330をさらに含むことができる。第3支持部材330は、ディスプレイパネル301の後面と回路フィルム321との間の間隔を維持することと併せて、バックカバー310を通じて伝達される衝撃や加圧力をダンピングすることができ、回路フィルム321の変形と破損を防止するようになる。
【0045】
このような第1支持部材325、第2支持部材323、第3支持部材330は、物理的な衝撃を吸収できるように所定の厚さを有する伸縮性材質で形成される接着性絶縁テープ、あるいは接着性熱伝導テープなどを利用することができる。また、第1支持部材325、第2支持部材323、第3支持部材330のうちの少なくとも一つは、TIM(thermal interface material)で形成することができる。
【0046】
そして、第1支持部材325、第2支持部材323、第3支持部材330は、エポキシなどの樹脂組成物に熱伝逹ピラーが含有された構造とすることもできる。ここで、熱伝逹ピラーは、黒煙(graphite)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、銀(Ag)などの金属粒子のうちの何れか一つを採用することができる。
【0047】
また、バックカバー310には、第2支持部材323が結合される位置にディスプレイパネル301側に突き出される段差部310cが具備されて、ディスプレイ装置全体の厚さが増加することを防止することができるとともに、バックカバー310の剛性を増大させることができるようになっている。
【0048】
そして、バックカバー310の段差部310c内側面には、放熱部材311が具備されており、回路フィルム321に具備されている駆動IC321aが放熱部材311と密着されて支持されるようになっている。この結果、IC321aで発生される熱は、放熱部材311を通じてバックカバー310に速かに放出される。
【0049】
ここで、放熱部材311は、黒煙(graphite)、接着性熱伝導テープ、TIM(thermal interface material)などを利用することができる。
【0050】
また、回路フィルム321のベンディングされた曲率を維持させるように、ディスプレイパネル301の後面と回路フィルム321のベンディング部位外側に、レジン部材333が具備されている。このような構成により、回路フィルム321のベンディング部位が折れる、または畳まれる不具合が発生することを防止することができるようになっている。
【0051】
一方、バックカバー310は、ディスプレイパネル301の後面に配置される第1プレート310aと、第1プレート310aの端部で、ディスプレイパネル301の端部側に折曲されて回路フィルム321とディスプレイパネル301の端部を保護する第2プレート310bが具備されている。
【0052】
したがって、バックカバー310は、ディスプレイパネル301の後面と端部を取り囲みながら内蔵された回路フィルム321と印刷回路基板320などとディスプレイパネル301の端部を、外部衝撃から保護するようになる。
【0053】
このようなバックカバー310には、第2プレート310bの外側面に端部側に行くほど厚さが減る傾斜面312が具備されていて、ディスプレイ装置の前面から見た時、ベゼル幅が最小化されたように見える効果を極大化することができるようになる。
【0054】
一方、バックカバー310は、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレススチール、電気亜鉛メッキ鋼板などのような金属材質で形成される。また、バックカバー310の熱膨脹、熱変形を防止して剛性補完を図るために、バックカバー310は、硝子材質で形成されることもできる。
【0055】
すなわち、
図8乃至
図10に示されたように、バックカバー310が硝子材質で形成される場合には、バックカバー310の端部に回路フィルム321を取り囲むように結合されて回路フィルム321とディスプレイパネル301の端部を保護するミドルキャビネット340設けることができる。
【0056】
先ず、
図8を参照すれば、硝子材質のバックカバー310は、金属材質に比べて強度が高くて熱膨脹や熱変形が発生されなくなって、
図6と
図7に示された金属材質のバックカバー310と異なり、第2支持部材323が結合される位置に、段差部310cなしに接着部材341でディスプレイパネル301と結合される。
【0057】
また、
図9と
図10に示されたように、ミドルキャビネット340の前面に別途のデコカバー350を結合させることもできる。このように、デコカバー350を接着部材351でミドルキャビネット340の前面に結合させることで、外観デザイン品質を高めることができるようになる。
【0058】
一方、本発明の各実施例の図面では、一例で、発光ディスプレイパネルである場合のみを図示したが、前述したように、本発明は、液晶ディスプレイパネルの場合にも適用可能であり、この場合、液晶ディスプレイパネルで光を提供するバックライトモジュールが、光源モジュール、光源モジュールから放射された光を加工して液晶パネルに適切な光を提供する導光板、光調節部材及び光反射体などで構成される。ここで、光源モジュールは、電気エネルギーを光エネルギーに切り替える部品であり、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)アセンブリー、冷陰極蛍光管(Cold Cathode Fluorescent Lamp:CCFL)、または熱陰極蛍光管(Hot Cathode Fluorescent Lamp:HCFL)などを利用することができることは、本発明が属する技術分野で周知の技術であるので、以下詳細な説明は略することにする。
【0059】
以上で説明したように、本発明によれば、ディスプレイ装置において前面わくの幅を大幅に減らしてナローベゼルタイプを形成することができるようになり、スリム化と軽量化をはかることができる効果がある。
【0060】
また、本発明によれば、ディスプレイ装置において前面わくの幅を大幅に減らすとともに、ディスプレイパネルに接続される複数の回路フィルムおよび印刷回路基板などを保護して、放熱性能を高めることができる効果がある。
【0061】
以上で、本発明の実施例を構成するすべての構成要素が一つで結合されるか、または結合されて動作することで説明されたが、本発明は、必ずしもこのような実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の目的範囲内であれば、そのすべての構成要素が一つ以上で選択的に結合して動作することもある。
【0062】
また、以上で記載した“含む”、“構成する”または、“有する”などの用語は、特別に反対される記載がない限り、該当構成要素が内在されることができることを意味するものであるので、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるものとして解釈されなければならない。技術的または科学的な用語を含んだすべての用語は、異なるように定義されない限り、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者によって一般的に理解されるものと等しい意味を有する。事前に定義された用語のように、一般的に使われる用語は、関連技術の文脈上の意味と一致するものとして解釈されなければならないし、本発明で明白に定義しない限り、理想的であるか、または過度に形式的な意味で解釈されない。
【0063】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものとして、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で、多様な修正及び変形が可能であろう。よって、本発明に開示された各実施例は、本発明の技術思想を限定するためではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、下の請求範囲によって解釈されなければならないし、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものとして解釈されなければならないであろう。