特許第6569163号(P6569163)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6569163多気筒蒸気エンジン及び多気筒蒸気エンジンの使用方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6569163
(24)【登録日】2019年8月16日
(45)【発行日】2019年9月4日
(54)【発明の名称】多気筒蒸気エンジン及び多気筒蒸気エンジンの使用方法
(51)【国際特許分類】
   B27B 5/22 20060101AFI20190826BHJP
   A01G 3/04 20060101ALI20190826BHJP
   F16H 7/02 20060101ALI20190826BHJP
   B27B 5/29 20060101ALI20190826BHJP
   B27B 25/02 20060101ALI20190826BHJP
   B27G 3/00 20060101ALI20190826BHJP
【FI】
   B27B5/22
   A01G3/04 501J
   F16H7/02 Z
   B27B5/29 Z
   B27B25/02 A
   B27G3/00 D
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-246334(P2018-246334)
(22)【出願日】2018年12月27日
【審査請求日】2019年1月15日
(31)【優先権主張番号】201811045495.4
(32)【優先日】2018年9月7日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519263408
【氏名又は名称】東莞市億玩労保用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】楼碧云
【審査官】 山下 浩平
(56)【参考文献】
【文献】 実公昭57−026727(JP,Y2)
【文献】 実開平02−121201(JP,U)
【文献】 実開昭55−085223(JP,U)
【文献】 実開昭59−176798(JP,U)
【文献】 実開昭53−79493(JP,U)
【文献】 特開2000−141307(JP,A)
【文献】 実開平5−41712(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B27B 5/22
A01G 3/00 − 3/08
B27B 1/00 − 23/00
B27B 25/00 − 33/20
B26D 7/18
B27G 3/00
F16H 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
矩形シャーシ及び前記矩形シャーシの頂部端面四角に設置され且つ中心対称の四つの支持棒を含み、前記矩形シャーシの頂部端面には前記支持棒の中間に位置する木屑ボックスが固定的に接続され、前記木屑ボックスの後端には前記矩形シャーシに位置する矩形ブロックが固定的に接続され、前記木屑ボックスの中には右方に開口した木屑キャビティが設置され、前記木屑キャビティの頂部端面に木屑入り口が貫通設置され、前記木屑キャビティの後端内壁には前方に開口し且つ左右に延伸する第一シュートが設置され、前記矩形ブロックの中には前方に開口した回転キャビティが設置され、前記回転キャビティと前記第一シュートとの間には左右に延伸する第一ガイドスライド溝が連通設置され、前記木屑キャビティの左端に歯車キャビティが設置され、前記歯車キャビティの後端には前記回転キャビティに連通し且つ前記矩形ブロックの中に位置するプーリキャビティが設置され、前記支持棒の外側端面には左右に対称し且つ前後に延伸する溝付きブロックが固定的に接続され、前記支持棒の頂部端面にカバーシートが固定的に接続され、前記カバーシートの底部端面には左右に対称し且つ上下に延伸するクランププレートが設置され、前記クランププレートには左右に延伸する第一回転軸が回転で係合接続され、前記第一回転軸の右端には前記クランププレートの間に位置するブレードが固定的に接続され、前記第一回転軸の左端に第一プーリが固定的に接続され、前記溝付きブロックの中には外部に開口した凹溝が設置され、前記凹溝の内壁には前記支持棒と回転で係合接続される三つの等間隔に分布され且つ左右に延伸する第二回転軸が貫通設置され、前記第二回転軸の間に運搬リングが固定的に接続され、前記第二回転軸のもう一端には前記凹溝の中に位置する第二プーリが固定的に接続され、前記第二プーリの間に第一ベルトが動力で接続され、左側の前記第二プーリの左端に第三回転軸が固定的に接続され、前記第三回転軸の左端に第三プーリが固定的に接続され、前記矩形シャーシの頂部端面の左側にベースプレートが固定的に接続され、前記ベースプレートに多気筒蒸気エンジンが固定的に接続され、前記多気筒蒸気エンジンの右端に第四プーリが動力で接続され、前記第一プーリと前記第四プーリとの間に第二ベルトが動力で接続され、前記第四プーリと前記第三プーリとの間に第三ベルトが動力で接続され、前記第四プーリの右端には前記歯車キャビティの左端内壁を貫通し且つ左右に延伸する第四回転軸が固定的に接続され、前記第四回転軸の右端には前記歯車キャビティの中に位置する第一傘歯車が固定的に接続され、前記歯車キャビティと前記プーリキャビティとの間には前後に延伸する第五回転軸が回転で係合接続され、前記第五回転軸の前端には前記第一傘歯車と噛合できる第二傘歯車が固定的に接続され、前記第五回転軸の後端には前記プーリキャビティの中に位置する第五プーリが固定的に接続され、前記支持棒の中には上下に延伸するスプリングキャビティが設置され、前記スプリングキャビティのうち対称中心に近い側の内壁には上下延伸する第二ガイドスライド溝が貫通設置され、前記第二ガイドスライド溝の中に第一スライドレバーが滑合接続され、前記スプリングキャビティの左右端内壁の間には前記第二ガイドスライド溝の頂部に位置する矩形ストリップが固定的に接続され、前記矩形ストリップの中部に第二スライドレバーが滑合接続され、前記第二スライドレバーの底部端面には前記第一スライドレバーと回転で係合接続できるタイルが固定的に接続され、前記タイルと前記矩形ストリップとの間には前記第二スライドレバーに巻き付くばねが圧接され、前記第一スライドレバーのうち対称中心に近い一端には前後に対称し且つ左右に延伸する圧接リングが固定的に接続され、前記プーリキャビティの底部内壁と頂部内壁との間に固定板が固定的に接続され、前記固定板の中部には前後延伸する第六回転軸が貫通設置され、前記第六回転軸の後端に第六プーリが固定的に接続され、前記第六プーリと前記第五プーリとの間に第四ベルトが動力で接続され、前記第六回転軸の前端に回転盤が固定的に接続され、前記回転盤の前部端面のうちエッジに近いところに丸棒が固定的に接続され、前記丸棒には上下に延伸する回転棒が回転で係合接続され、前記回転棒の上端には前記第一ガイドスライド溝の中に位置する第三スライドレバーが回転で係合接続され、前記第三スライドレバーの前端には前記第一シュートと滑合接続されるスライドブロックが固定的に接続され、前記スライドブロックの前部端面には前記木屑キャビティの中に位置し且つ前記木屑キャビティと滑合接続されるスライド板が固定的に接続され、前記運搬リングと前記圧接リングの中部にいずれもV型リング溝が設置されることを特徴とする多気筒蒸気エンジン
【請求項2】
装置を起動し、前記多気筒蒸気エンジンを起動し、前記多気筒蒸気エンジンが前記第四プーリを駆動し回転させ、前記第四プーリが前記第二ベルトと前記第三ベルトにより前記第一プーリと前記第三プーリを駆動し回転させ、前記第一プーリが前記第一回転軸により前記ブレードを駆動し回転させ、前記第三プーリが前記第三回転軸により前記第二プーリを駆動し回転させ、前記第二プーリが前記第二回転軸により前記運搬リングを駆動し回転させ、前記運搬リングが木材を前記シャーシの後側から前記圧接リングの前まで運搬するとき、前記圧接リングが木材によって持ち上げられ前記運搬リングと伴い回転し、そして木材を前記ブレードまで運搬し切断し、そして前記シャーシの前側から送り出し、その間にばねが圧縮され、その同時に、前記第四プーリが前記第四回転軸により前記第一傘歯車を駆動し回転させ、そして前記第二傘歯車を駆動し回転させ、前記第二傘歯車が前記第五回転軸により前記第五プーリを駆動し回転させ、前記第五プーリが前記第四ベルトにより前記第六プーリを駆動し回転させ、前記第六プーリが前記第六回転軸により前記回転盤を駆動し回転させ、前記回転盤が前記丸棒により前記回転棒を駆動し回転させ、前記回転棒が前記第三スライドレバーを駆動し前記第一ガイドスライド溝に沿って左右にスライドさせ、前記第三スライドレバーが前記スライドブロックを駆動し前記第一シュートに沿って左右にスライドさせ、前記スライドブロックが前記スライド板を駆動し前記木屑キャビティに沿って左右にスライドさせ、そして木屑を前記木屑キャビティの右端から送り出し;切断が完了し収納する必要がある時、前記圧接リングが前記ばねの弾性力によって初期位置に戻り、まず前記スライド板を制御し前記木屑キャビティの中にある木屑を排出させ、そして前記スライド板を制御し初期位置に戻らせた後に作動を停止させ、装置全体が初期状態に戻り、そして前記木屑キャビティから排出される木屑を処理することを含む請求項1に記載の多気筒蒸気エンジンの使用方法
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエンジン分野を取り上げて、具体的には多気筒蒸気エンジン及び多気筒蒸気エンジンの使用方法である。
【背景技術】
【0002】
科学が急速に発展している現在の社会では、エンジンがわれわれの生産生活のいたる所にあると言える。エンジンは、単気筒や多気筒などの異なるタイプがあり、本発明の装置が多気筒蒸気エンジンにより動力を提供する木材切断装置であり、一般的な木材の切断が直接切断であり、木屑が切断装置の下に積み上げ、風が吹いていると、木屑がどこにもあり、周りの作業環境に影響を与え、当該装置が切断すると同時にそのような問題を避け、切断作業に良い環境を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103047047号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は多気筒蒸気エンジン及び多気筒蒸気エンジンの使用方法を提供し、それは上記の現在の技術中の題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:本発明の多気筒蒸気エンジンは、矩形シャーシ及び前記矩形シャーシの頂部端面四角に設置され且つ中心対称の四つの支持棒を含み、前記矩形シャーシの頂部端面には前記支持棒の中間に位置する木屑ボックスが固定的に接続され、前記木屑ボックスの後端には前記矩形シャーシに位置する矩形ブロックが固定的に接続され、前記木屑ボックスの中には右方に開口した木屑キャビティが設置され、前記木屑キャビティの頂部端面に木屑入り口が貫通設置され、前記木屑キャビティの後端内壁には前方に開口し且つ左右に延伸する第一シュートが設置され、前記矩形ブロックの中には前方に開口した回転キャビティが設置され、前記回転キャビティと前記第一シュートとの間には左右に延伸する第一ガイドスライド溝が連通設置され、前記木屑キャビティの左端に歯車キャビティが設置され、前記歯車キャビティの後端には前記回転キャビティに連通し且つ前記矩形ブロックの中に位置するプーリキャビティが設置され、前記支持棒の外側端面には左右に対称し且つ前後に延伸する溝付きブロックが固定的に接続され、前記支持棒の頂部端面にカバーシートが固定的に接続され、前記カバーシートの底部端面には左右に対称し且つ上下に延伸するクランププレートが設置され、前記クランププレートには左右に延伸する第一回転軸が回転で係合接続され、前記第一回転軸の右端には前記クランププレートの間に位置するブレードが固定的に接続され、前記第一回転軸の左端に第一プーリが固定的に接続され、前記溝付きブロックの中には外部に開口した凹溝が設置され、前記凹溝の内壁には前記支持棒と回転で係合接続される三つの等間隔に分布され且つ左右に延伸する第二回転軸が貫通設置され、前記第二回転軸の間に運搬リングが固定的に接続され、前記第二回転軸のもう一端には前記凹溝の中に位置する第二プーリが固定的に接続され、前記第二プーリの間に第一ベルトが動力で接続され、左側の前記第二プーリの左端に第三回転軸が固定的に接続され、前記第三回転軸の左端に第三プーリが固定的に接続され、前記矩形シャーシの頂部端面の左側にベースプレートが固定的に接続され、前記ベースプレートに多気筒蒸気エンジンが固定的に接続され、前記多気筒蒸気エンジンの右端に第四プーリが動力で接続され、前記第一プーリと前記第四プーリとの間に第二ベルトが動力で接続され、前記第四プーリと前記第三プーリとの間に第三ベルトが動力で接続され、前記第四プーリの右端には前記歯車キャビティの左端内壁を貫通し且つ左右に延伸する第四回転軸が固定的に接続され、前記第四回転軸の右端には前記歯車キャビティの中に位置する第一傘歯車が固定的に接続され、前記歯車キャビティと前記プーリキャビティとの間には前後に延伸する第五回転軸が回転で係合接続され、前記第五回転軸の前端には前記第一傘歯車と噛合できる第二傘歯車が固定的に接続され、前記第五回転軸の後端には前記プーリキャビティの中に位置する第五プーリが固定的に接続される。
【0006】
優選の技術プランとして、前記支持棒の中には上下に延伸するスプリングキャビティが設置され、前記スプリングキャビティのうち対称中心に近い側の内壁には上下延伸する第二ガイドスライド溝が貫通設置され、前記第二ガイドスライド溝の中に第一スライドレバーが滑合接続され、前記スプリングキャビティの左右端内壁の間には前記第二ガイドスライド溝の頂部に位置する矩形ストリップが固定的に接続され、前記矩形ストリップの中部に第二スライドレバーが滑合接続され、前記第二スライドレバーの底部端面には前記第一スライドレバーと回転で係合接続できるタイルが固定的に接続され、前記タイルと前記矩形ストリップとの間には前記第二スライドレバーに巻き付くばねが圧接され、前記第一スライドレバーのうち対称中心に近い一端には前後に対称し且つ左右に延伸する圧接リングが固定的に接続され、異なる直径の木材を切断することに便利である。
【0007】
優選の技術プランとして、前記プーリキャビティの底部内壁と頂部内壁との間に固定板が固定的に接続され、前記固定板の中部には前後延伸する第六回転軸が貫通設置され、前記第六回転軸の後端に第六プーリが固定的に接続され、前記第六プーリと前記第五プーリとの間に第四ベルトが動力で接続され、前記第六回転軸の前端に回転盤が固定的に接続され、前記回転盤の前部端面のうちエッジに近いところに丸棒が固定的に接続され、前記丸棒には上下に延伸する回転棒が回転で係合接続され、前記回転棒の上端には前記第一ガイドスライド溝の中に位置する第三スライドレバーが回転で係合接続され、前記第三スライドレバーの前端には前記第一シュートと滑合接続されるスライドブロックが固定的に接続され、前記スライドブロックの前部端面には前記木屑キャビティの中に位置し且つ前記木屑キャビティと滑合接続されるスライド板が固定的に接続され、木屑を迅速に排出することに便利である。
【0008】
優選の技術プランとして、前記運搬リングと前記圧接リングの中部にいずれもV型リング溝が設置され、木材を締め付け且つ有効に運搬することに便利である。
【0009】
本方法が使用する装置の具体的な操作ステップが下記の通りである:装置を起動し、前記多気筒蒸気エンジンを起動し、前記多気筒蒸気エンジンが前記第四プーリを駆動し回転させ、前記第四プーリが前記第二ベルトと前記第三ベルトにより前記第一プーリと前記第三プーリを駆動し回転させ、前記第一プーリが前記第一回転軸により前記ブレードを駆動し回転させ、前記第三プーリが前記第三回転軸により前記第二プーリを駆動し回転させ、前記第二プーリが前記第二回転軸により前記運搬リングを駆動し回転させ、前記運搬リングが木材を前記シャーシの後側から前記圧接リングの前まで運搬するとき、前記圧接リングが木材によって持ち上げられ前記運搬リングと伴い回転し、そして木材を前記ブレードまで運搬し切断し、そして前記シャーシの前側から送り出し、その間にばねが圧縮され、その同時に、前記第四プーリが前記第四回転軸により前記第一傘歯車を駆動し回転させ、そして前記第二傘歯車を駆動し回転させ、前記第二傘歯車が前記第五回転軸により前記第五プーリを駆動し回転させ、前記第五プーリが前記第四ベルトにより前記第六プーリを駆動し回転させ、前記第六プーリが前記第六回転軸により前記回転盤を駆動し回転させ、前記回転盤が前記丸棒により前記回転棒を駆動し回転させ、前記回転棒が前記第三スライドレバーを駆動し前記第一ガイドスライド溝に沿って左右にスライドさせ、前記第三スライドレバーが前記スライドブロックを駆動し前記第一シュートに沿って左右にスライドさせ、前記スライドブロックが前記スライド板を駆動し前記木屑キャビティに沿って左右にスライドさせ、そして木屑を前記木屑キャビティの右端から送り出し;切断が完了し収納する必要がある時、前記圧接リングが前記ばねの弾性力によって初期位置に戻り、まず前記スライド板を制御し前記木屑キャビティの中にある木屑を排出させ、そして前記スライド板を制御し初期位置に戻らせた後に作動を停止させ、装置全体が初期状態に戻り、そして前記木屑キャビティから排出される木屑を処理する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益な効果は下記の通りである:本発明の構造が簡単であり、コストが低く、装置全体の中に伝動機構と回転機構が設置され、これにより装置の連動性が強く、その同時にばね機構が設置され、これにより装置の安定性をもっと保証することができ、それ以外に、装置の中に木屑排出装置もあり、切断中の木屑の蓄積問題を有効に回避し、日常の生産生活に非常に適し、装置の性能と市場潜在力を大幅に高める。
【図面の簡単な説明】
【0011】
説明しやすいため、本発明は以下の具体的な実施例と付図を交え詳しく説明する。
【0012】
図1図1は本発明の多気筒蒸気エンジンの全体構成略図である;
図2図2図1の「A−A」の構成略図である;
図3図3図2の「B−B」の構成略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜3が示すように、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:以下に述べる上下左右前後の方向と図1の上下左右前後の方向とが一致である。本発明の多気筒蒸気エンジンは、矩形シャーシ110及び前記矩形シャーシ110の頂部端面四角に設置され且つ中心対称の四つの支持棒152を含み、前記矩形シャーシ110の頂部端面には前記支持棒152の中間に位置する木屑ボックス109が固定的に接続され、前記木屑ボックス109の後端には前記矩形シャーシ110に位置する矩形ブロック140が固定的に接続され、前記木屑ボックス109の中には右方に開口した木屑キャビティ108が設置され、前記木屑キャビティ108の頂部端面に木屑入り口112が貫通設置され、前記木屑キャビティ108の後端内壁には前方に開口し且つ左右に延伸する第一シュート114が設置され、前記矩形ブロック140の中には前方に開口した回転キャビティ137が設置され、前記回転キャビティ137と前記第一シュート114との間には左右に延伸する第一ガイドスライド溝113が連通設置され、前記木屑キャビティ108の左端に歯車キャビティ106が設置され、前記歯車キャビティ106の後端には前記回転キャビティ137に連通し且つ前記矩形ブロック140の中に位置するプーリキャビティ148が設置され、前記支持棒152の外側端面には左右に対称し且つ前後に延伸する溝付きブロック135が固定的に接続され、前記支持棒152の頂部端面にカバーシート124が固定的に接続され、前記カバーシート124の底部端面には左右に対称し且つ上下に延伸するクランププレート123が設置され、前記クランププレート123には左右に延伸する第一回転軸127が回転で係合接続され、前記第一回転軸127の右端には前記クランププレート123の間に位置するブレード122が固定的に接続され、前記第一回転軸127の左端に第一プーリ128が固定的に接続され、前記溝付きブロック135の中には外部に開口した凹溝129が設置され、前記凹溝129の内壁には前記支持棒152と回転で係合接続される三つの等間隔に分布され且つ左右に延伸する第二回転軸145が貫通設置され、前記第二回転軸145の間に運搬リング117が固定的に接続され、前記第二回転軸145のもう一端には前記凹溝129の中に位置する第二プーリ130が固定的に接続され、前記第二プーリ130の間に第一ベルト132が動力で接続され、左側の前記第二プーリ130の左端に第三回転軸131が固定的に接続され、前記第三回転軸131の左端に第三プーリ136が固定的に接続され、前記矩形シャーシ110の頂部端面の左側にベースプレート101が固定的に接続され、前記ベースプレート101に多気筒蒸気エンジン100が固定的に接続され、前記多気筒蒸気エンジン100の右端に第四プーリ102が動力で接続され、前記第一プーリ128と前記第四プーリ102との間に第二ベルト146が動力で接続され、前記第四プーリ102と前記第三プーリ136との間に第三ベルト133が動力で接続され、前記第四プーリ102の右端には前記歯車キャビティ106の左端内壁を貫通し且つ左右に延伸する第四回転軸103が固定的に接続され、前記第四回転軸103の右端には前記歯車キャビティ106の中に位置する第一傘歯車104が固定的に接続され、前記歯車キャビティ106と前記プーリキャビティ148との間には前後に延伸する第五回転軸153が回転で係合接続され、前記第五回転軸153の前端には前記第一傘歯車104と噛合できる第二傘歯車105が固定的に接続され、前記第五回転軸153の後端には前記プーリキャビティ148の中に位置する第五プーリ147が固定的に接続される。
【0014】
有益的には、前記支持棒152の中には上下に延伸するスプリングキャビティ120が設置され、前記スプリングキャビティ120のうち対称中心に近い側の内壁には上下延伸する第二ガイドスライド溝126が貫通設置され、前記第二ガイドスライド溝126の中に第一スライドレバー118が滑合接続され、前記スプリングキャビティ120の左右端内壁の間には前記第二ガイドスライド溝126の頂部に位置する矩形ストリップ125が固定的に接続され、前記矩形ストリップ125の中部に第二スライドレバー115が滑合接続され、前記第二スライドレバー115の底部端面には前記第一スライドレバー118と回転で係合接続できるタイル119が固定的に接続され、前記タイル119と前記矩形ストリップ125との間には前記第二スライドレバー115に巻き付くばね121が圧接され、前記第一スライドレバー118のうち対称中心に近い一端には前後に対称し且つ左右に延伸する圧接リング134が固定的に接続され、異なる直径の木材を切断することに便利である。
【0015】
有益的には、前記プーリキャビティ137の底部内壁と頂部内壁との間に固定板141が固定的に接続され、前記固定板141の中部には前後延伸する第六回転軸149が貫通設置され、前記第六回転軸149の後端に第六プーリ138が固定的に接続され、前記第六プーリ138と前記第五プーリ147との間に第四ベルト139が動力で接続され、前記第六回転軸149の前端に回転盤142が固定的に接続され、前記回転盤142の前部端面のうちエッジに近いところに丸棒150が固定的に接続され、前記丸棒150には上下に延伸する回転棒143が回転で係合接続され、前記回転棒143の上端には前記第一ガイドスライド溝113の中に位置する第三スライドレバー144が回転で係合接続され、前記第三スライドレバー144の前端には前記第一シュート114と滑合接続されるスライドブロック111が固定的に接続され、前記スライドブロック111の前部端面には前記木屑キャビティ108の中に位置し且つ前記木屑キャビティ108と滑合接続されるスライド板107が固定的に接続され、木屑を迅速に排出することに便利である。
【0016】
有益的には、前記運搬リング117と前記圧接リング134の中部にいずれもV型リング溝116が設置され、木材を締め付け且つ有効に運搬することに便利である。
【0017】
本方法が使用する装置の具体的な操作ステップが下記の通りである:装置を起動し、前記多気筒蒸気エンジン100を起動し、前記多気筒蒸気エンジン100が前記第四プーリ102を駆動し回転させ、前記第四プーリ102が前記第二ベルト146と前記第三ベルト133により前記第一プーリ128と前記第三プーリ136を駆動し回転させ、前記第一プーリ128が前記第一回転軸127により前記ブレード122を駆動し回転させ、前記第三プーリ136が前記第三回転軸131により前記第二プーリ130を駆動し回転させ、前記第二プーリ130が前記第二回転軸145により前記運搬リング117を駆動し回転させ、前記運搬リング117が木材を前記シャーシ110の後側から前記圧接リング134の前まで運搬するとき、前記圧接リング134が木材によって持ち上げられ前記運搬リング117と伴い回転し、そして木材を前記ブレード122まで運搬し切断し、そして前記シャーシ110の前側から送り出し、その間にばね121が圧縮され、その同時に、前記第四プーリ102が前記第四回転軸103により前記第一傘歯車104を駆動し回転させ、そして前記第二傘歯車105を駆動し回転させ、前記第二傘歯車105が前記第五回転軸153により前記第五プーリ147を駆動し回転させ、前記第五プーリ147が前記第四ベルト139により前記第六プーリ138を駆動し回転させ、前記第六プーリ138が前記第六回転軸149により前記回転盤142を駆動し回転させ、前記回転盤142が前記丸棒150により前記回転棒143を駆動し回転させ、前記回転棒143が前記第三スライドレバー144を駆動し前記第一ガイドスライド溝113に沿って左右にスライドさせ、前記第三スライドレバー144が前記スライドブロック111を駆動し前記第一シュート114に沿って左右にスライドさせ、前記スライドブロック111が前記スライド板107を駆動し前記木屑キャビティ108に沿って左右にスライドさせ、そして木屑を前記木屑キャビティ108の右端から送り出し;切断が完了し収納する必要がある時、前記圧接リング134が前記ばね121の弾性力によって初期位置に戻り、まず前記スライド板107を制御し前記木屑キャビティ108の中にある木屑を排出させ、そして前記スライド板107を制御し初期位置に戻らせた後に作動を停止させ、装置全体が初期状態に戻り、そして前記木屑キャビティ108から排出される木屑を処理する。
【0018】
本発明の装置が初期状態に、前記多気筒蒸気エンジン100が静止状態であり、前記スライド板107が前記木屑キャビティ108の最左端に位置し、このとき、前記スライドブロック111が前記第一シュート114の最左端に位置し、前記第三スライドレバー144も前記第一ガイドスライド溝114の最左端に位置し、前記丸棒150が前記回転盤142の最左端に位置し、前記第二スライドレバー118が前記第二ガイドスライド溝126の最底端に位置し、このとき、前記ばね121が正常状態であり、前記運搬リング117と前記圧接リング134との間隔が一番小さく、前記ブレード122が静止状態である。
【0019】
本発明の装置を使用し木材を切断するとき、装置を起動し、前記多気筒蒸気エンジン100を起動し、前記多気筒蒸気エンジン100が前記第四プーリ102を駆動し回転させ、前記第四プーリ102が前記第二ベルト146と前記第三ベルト133により前記第一プーリ128と前記第三プーリ136を駆動し回転させ、前記第一プーリ128が前記第一回転軸127により前記ブレード122を駆動し回転させ、前記第三プーリ136が前記第三回転軸131により前記第二プーリ130を駆動し回転させ、前記第二プーリ130が前記第二回転軸145により前記運搬リング117を駆動し回転させ、前記運搬リング117が木材を前記シャーシ110の後側から前記圧接リング134の前まで運搬するとき、前記圧接リング134が木材によって持ち上げられ前記運搬リング117と伴い回転し、そして木材を前記ブレード122まで運搬し切断し、そして前記シャーシ110の前側から送り出し、その間にばね121が圧縮され、その同時に、前記第四プーリ102が前記第四回転軸103により前記第一傘歯車104を駆動し回転させ、そして前記第二傘歯車105を駆動し回転させ、前記第二傘歯車105が前記第五回転軸153により前記第五プーリ147を駆動し回転させ、前記第五プーリ147が前記第四ベルト139により前記第六プーリ138を駆動し回転させ、前記第六プーリ138が前記第六回転軸149により前記回転盤142を駆動し回転させ、前記回転盤142が前記丸棒150により前記回転棒143を駆動し回転させ、前記回転棒143が前記第三スライドレバー144を駆動し前記第一ガイドスライド溝113に沿って左右にスライドさせ、前記第三スライドレバー144が前記スライドブロック111を駆動し前記第一シュート114に沿って左右にスライドさせ、前記スライドブロック111が前記スライド板107を駆動し前記木屑キャビティ108に沿って左右にスライドさせ、そして木屑を前記木屑キャビティ108の右端から送り出す。
【0020】
切断が完了し収納する必要がある時、前記圧接リング134が前記ばね121の弾性力によって初期位置に戻り、まず前記スライド板107を制御し前記木屑キャビティ108の中にある木屑を排出させ、そして前記スライド板107を制御し初期位置に戻らせた後に作動を停止させ、装置全体が初期状態に戻り、そして前記木屑キャビティ108から排出される木屑を処理する。
【0021】
本発明の有益な効果は下記の通りである:本発明の構造が簡単であり、コストが低く、装置全体の中に伝動機構と回転機構が設置され、これにより装置の連動性が強く、その同時にばね機構が設置され、これにより装置の安定性をもっと保証することができ、それ以外に、装置の中に木屑排出装置もあり、切断中の木屑の蓄積問題を有効に回避し、日常の生産生活に非常に適し、装置の性能と市場潜在力を大幅に高める。
【0022】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は多気筒蒸気エンジンを開示した。
【解決手段】矩形シャーシ及び前記矩形シャーシの頂部端面四角に設置され且つ中心対称の四つの支持棒を含み、前記矩形シャーシの頂部端面には前記支持棒の中間に位置する木屑ボックスが固定的に接続され、前記木屑ボックスの後端には前記矩形シャーシに位置する矩形ブロックが固定的に接続され、前記木屑ボックスの中には右方に開口した木屑キャビティが設置され、前記木屑キャビティの頂部端面に木屑入り口が貫通設置され、前記木屑キャビティの後端内壁には前方に開口し且つ左右に延伸する第一シュートが設置され、前記矩形ブロックの中には前方に開口した回転キャビティが設置され、前記回転キャビティと前記第一シュートとの間には左右に延伸する第一ガイドスライド溝が連通設置される。
【選択図】図1
図1
図2
図3