特許第6569932号(P6569932)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6569932
(24)【登録日】2019年8月16日
(45)【発行日】2019年9月4日
(54)【発明の名称】クリップボード
(51)【国際特許分類】
   B42F 9/00 20060101AFI20190826BHJP
【FI】
   B42F9/00 B
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-264794(P2014-264794)
(22)【出願日】2014年12月26日
(65)【公開番号】特開2016-124130(P2016-124130A)
(43)【公開日】2016年7月11日
【審査請求日】2017年12月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000147729
【氏名又は名称】株式会社石井鐵工所
(72)【発明者】
【氏名】石井 宏治
(72)【発明者】
【氏名】大塚 敬行
(72)【発明者】
【氏名】磯部 永舟
【審査官】 金田 理香
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−309192(JP,A)
【文献】 特開平11−157269(JP,A)
【文献】 実開昭49−132018(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0027358(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B42F 1/00−23/00
B43L 1/00−12/02
15/00−27/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録用紙5を載置するボード1と、記録用紙5の外周縁部の少なくとも三辺を上から押さえる中央に窓2aを設けた外周枠2と、上記ボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在に連結し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接するヒンジ部3とを有し、前記ボード1およびまたは外周枠2は該ヒンジ部3と対向する位置でボード1と外周枠2の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接する固定部4(4aと4b)を有し、
上記固定部4aと4bに埋込式のマグネット又は面ファスナーを使用することを特徴とするクリップボード。
【請求項2】
記録用紙5を載置するボード1と、記録用紙5の外周縁部の少なくとも三辺を上から押さえる中央に窓2aを設けた外周枠2と、上記ボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在に連結し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を当接するヒンジ部3とを有し、
上記記録用紙5の不使用時に上記ボード1と外周枠2を上から押さえて覆い、かつ記録用紙5の使用時にボード1の裏面へ回動して前記記録用紙5と外周枠2の表面が表れるようにする保護カバー6を、ヒンジ部3に回動自在に取付けて形成し、
上記ボード1およびまたは保護カバー6は該ヒンジ部3と対向する位置で上記ボード1と外周枠2と保護カバー6相互の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接する固定部4(4c)を有することを特徴とするクリップボード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、記録用紙を固定して記入を容易にするクリップボードに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のクリップボードは、ボードと固定クリップ部とからなり、記録用紙の上部または側部1箇所を固定クリップ部で挟んでボードに固定する構造となっている。
【0003】
先願特許技術として、特許文献1(特開平11−157269号公報)「クリップボード」には、ボードに上部紙固定クリップ部と下部紙固定クリップ部を設けた構造が開示されている。
【0004】
特許文献2(登実−3191066号公報)「クリップボード」には、ボードの一方に第1の紙固定クリップ部と他方に第2の紙固定クリップ部を備え、少なくともそのいずれかに、ボード側に接着した磁性体と対の紙を上から押さえるマグネットシートを設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−157269号公報
【特許文献2】登実−3191066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
図5に示す従来のクリップボードは、記録用紙50の側部または上部を固定クリップ部20で挟んでボード10の上に固定するため、固定箇所以外の記録用紙50の周囲がまくれ上がったり折れたり丸まったりして変形や損傷する可能性があった。殊に屋外で風が強い場合には、挟んだ記録用紙50がまくれ上がって記録用紙50への記入が困難な場合があった。
【0007】
特許文献1「クリップボード」には、ボードに上部固定クリップ部と下部固定クリップ部を設けた構造が開示されているが、上下の固定クリップ部以外の記録用紙の固定が不十分で、風が強い場合に記録用紙がまくれ上がったり折れたり丸まったりして変形や損傷する可能性があった。また、下部紙固定クリップ部が嵩張り、持ち運び等する際に不便を生じていた。
【0008】
特許文献2「クリップボード」には、ボードの一方に第1の紙固定クリップ部と他方に第2の紙固定クリップ部を備え、少なくともそのいずれかに、ボード側に接着した磁性体と対の紙を上から押さえるマグネットシートを設けた構成が開示されているが、上下の紙固定クリップ部以外の記録用紙の固定が不十分で、風が強い場合に記録用紙がまくれ上がったり折れたり丸まったりして変形や損傷する可能性があった。
【0009】
このように、従来のクリップボードはいずれも記録用紙の下部のまくれ上がりを防止することを目的とした構造であるが、強風時のまくれ上がりに十分配慮したものではなかった。
【0010】
この発明は上述のような従来技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、屋外で強風時に記録を行う際に、記録用紙が風で飛散したり、まくれ上がらないように配慮した記入が容易で使い勝手の良いクリップボードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1の発明に係るクリップボードは、
記録用紙5を載置するボード1と、記録用紙5の外周縁部の少なくとも三辺を上から押さえる中央に窓2aを設けた外周枠2と、上記ボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在に連結し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接するヒンジ部3とを有し、前記ボード1およびまたは外周枠2は該ヒンジ部3と対向する位置でボード1と外周枠2の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接する固定部4(4aと4b)を有し、
上記固定部4aと4bに埋込式のマグネット又は面ファスナーを使用することを特徴とする。
【0013】
請求項の発明に係るクリップボードは、
記録用紙5を載置するボード1と、記録用紙5の外周縁部の少なくとも三辺を上から押さえる中央に窓2aを設けた外周枠2と、上記ボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在に連結し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を当接するヒンジ部3とを有し、
上記記録用紙5の不使用時に上記ボード1と外周枠2を上から押さえて覆い、かつ記録用紙5の使用時にボード1の裏面へ回動して前記記録用紙5と外周枠2の表面が表れるようにする保護カバー6を、ヒンジ部3に回動自在に取付けて形成し、
上記ボード1およびまたは保護カバー6は該ヒンジ部3と対向する位置で上記ボード1と外周枠2と保護カバー6相互の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接する固定部4(4c)を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明に係るクリップボードは、
記録用紙5を載置するボード1と、記録用紙5の外周縁部の少なくとも三辺を上から押さえる中央に窓2aを設けた外周枠2と、上記ボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在に連結し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接するヒンジ部3とを有し、前記ボード1およびまたは外周枠2は該ヒンジ部3と対向する位置でボード1と外周枠2の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接する固定部4(4aと4b)を有し、
上記固定部4aと4bに埋込式のマグネット又は面ファスナーを使用し、
記録用紙5の上下左右の外周縁部の内何れか三辺または四辺全てを外周枠2によって押さえる構造であるため、記録用紙5の外周縁部を確りと押さえて飛散やまくれ上がりを防ぐことが可能である。
ボード1上の記録用紙5を外周枠2で押さえた際に、ボード1表面と外周枠2裏面が当接するヒンジ部3および固定部4を使用することにより、記録用紙5を確実に固定し、クリップボードの持ち運びや使用時に記録用紙5の落下を防止することが可能となる。
上記ヒンジ部3にフラッシュ蝶番等を使用することにより、ボード1上の記録用紙5を外周枠2で押さえる際に、ボード1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接し、記録用紙5をより確実に押さえることが可能となる。 上記固定部4aと4bに埋込式のマグネットや面ファスナー等を使用することにより、外周枠2でボート1を上から押さえた際に、ボート1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接し、記録用紙5を確実に固定することが可能となる。
【0016】
請求項の発明に係るクリップボードは、
記録用紙5を載置するボード1と、記録用紙5の外周縁部の少なくとも三辺を上から押さえる中央に窓2aを設けた外周枠2と、上記ボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在に連結し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を当接するヒンジ部3とを有し、
上記記録用紙5の不使用時に上記ボード1と外周枠2を上から押さえて覆い、かつ記録用紙5の使用時にボード1の裏面へ回動して前記記録用紙5と外周枠2の表面が表れるようにする保護カバー6を、ヒンジ部3に回動自在に取付けて形成し、
上記ボード1およびまたは保護カバー6は該ヒンジ部3と対向する位置で上記ボード1と外周枠2と保護カバー6相互の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反し、かつ記録用紙5をボード1上で固定時に該ボード1表面と外周枠2裏面を隙間なく当接する固定部4(4c)を有するので、
保護カバー6を通常はカバーとして使用し、記録用紙5へ記入する際にボード1裏側へ回動することにより、簡便に使用することができる。記録用紙5の使用時は、保護カバー6を裏側へ回動させて固定部4cで外周枠2とボード1および保護カバー6相互を固定することにより、記録用紙5を外周枠2で押さえた状態で記録用紙5へ記入することが可能である。また、記入済の記録用紙5をボード1の裏側に挟んで収容することができるため、ボード1使用時の記録用紙5の取替と保管が容易である。 また、この保護カバー6は記録用紙5に記入をしない持運びや保管等の際はボード1と外周枠2を上から押さえてカバーし、固定部4cで保護カバー6、外周枠2およびボード1相互をボード1表面側から固定し、ボード1を持ち運びする際や屋外で急な降雨にあった場合に記録用紙5を覆って風雨から保護し、記録用紙5の濡れや損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明に係るクリップボードの第1事例の斜視説明図である。
図2】本発明に係るクリップボードの第1事例の平面説明図である。
図3】本発明に係るクリップボードの第2事例の斜視説明図である。
図4】本発明に係るクリップボードの第3事例の斜視説明図である。
図5】従来一般のクリップボードの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明に係るクリップボードの実施形態例について図1から図4を参照しながら説明する。本発明は下記の実施形態にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で下記の実施形態に変更(例えば構成要素の省略または付加、構成要素の形状の変更等)を加えることが出来るのはもちろんである。なお、図は概略を示すもので、一部のみを描き詳細構造は省略した。
【0019】
図1はクリップボードの第1事例の斜視説明図である。
クリップボードは、記録用紙5を載置する厚紙やプラスチックなどから形成する平板状のボード1と、記録用紙5の外周縁部を押さえるように中央に窓2aを設けた外周枠2を用いて、このボード1と外周枠2の突合せ側縁部同士を回動自在にヒンジ部3で連結する構造とする。
また、ボード1およびまたは外周枠2にヒンジ部3と対向する位置に、ボード1と外周枠2の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反する固定部4を設けて開閉構造に形成する。
外周枠2は、透明な塩化ビニール板、ポリカーボネート板、アクリル板等のプラスチック板で形成することが好ましい。透明なプラスチック板で形成することにより、ボード1上の記録用紙5を外周枠2で固定した状態で、記録用紙5の外周縁部の記載内容を確認することが可能となる。さらに、安価で薄く、軽量なプラスチック板で形成することにより、製作費をコストダウンでき、記録用紙5を固定した際に嵩張らないため使い勝手が良い。但し、記録用紙5の外周縁部の記載内容を確認する必要がなければ、外周枠2をステンレス等の金属板や透明でないプラスチック板等で形成しても良い。
上記ヒンジ部3には抜き蝶番の一種であるフラッシュ蝶番を使用することが好ましい。フラッシュ蝶番を使用することにより、ボード1上の記録用紙5を外周枠2で押さえる際に、ボード1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接し、記録用紙5をより確実に押さえることが可能となる。但し、機能上問題がなければ、ヒンジ部3はフラッシュ蝶番に限定せず、種々の材料で形成することが可能である。
上記固定部4にはフックやクリップ等を使用し、固定部4でボード1と外周枠2相互を固定する際に、ボード1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接する形状とするのが好ましい。但し、機能上問題がなければ、固定部4に種々な材料を使用することが可能である。
【0020】
図2は、図1に示す第1事例のクリップボードの使用状況を示す。
左側はクリップボードを開いた平面図で、ボード1の上に記録用紙5を載せて、その上から外周枠2を被せる。続いて、右側の平面図のように記録用紙5を外周枠2で固定した状態で、記録用紙5に記入をする。
【0021】
図1および図2のように、記録用紙5の上下左右の四辺が外周枠2によって押さえられるので、記録用紙5を上下左右の何れか一辺または二辺で押さえる従来構造のクリップボードと比較してより強固に記録用紙5を押さえることが可能となり、強風時にボード1上の記録用紙5が飛散したり、記録用紙5の左右両側部のまくれ上がり等を防止することが可能である。
また、固定部4の数を増やすことにより、より強固に記録用紙5を固定することが可能となる。
【0022】
図1および図2の事例では、記録用紙5の外周縁部を上下左右の四辺を有す外周枠2で固定しているが、外周枠2は図1および図2の形状に限定せず、機能上問題がなければ左右下部等の三辺で形成しても良い。
また、図1および図2の事例では固定部4を外周枠2に設けているが、固定部4の設置箇所は図1および図2の箇所に限定せず、固定部4をボード1あるいはボード1と外周枠2の双方に設けても良い。
【0023】
図3はクリップボードの第2事例の斜視説明図であり、このクリップボードは、記録用紙5を載置する平板状のボード1と、記録用紙5の一辺を挟む該ボード1基部の固定クリップ部1aを有する。
上記クリップボードは、固定クリップ部1aを除く記録用紙5の外周縁部を上から押さえ、かつ中央に窓2aと固定クリップ部1aと重なる部分を切り欠いて設けた窓2bとを有す外周枠2と、固定クリップ部1aの両側部に、この外周枠2とボード1の突合せ側縁部同士を回動自在に連結するヒンジ部3とを有する。
ボード1と外周枠2には、ヒンジ部3と対向する位置の外周枠2の片側縁部とボード1の片側縁部同士を着脱自在に固定または離反する固定部4aと4bをそれぞれ設ける。
上記固定部4aと4bにはマグネットや面ファスナーを使用し、埋め込みや接着でボード1または外周枠2に取付けることが好ましい。埋込式のマグネットや面ファスナーを使用することにより、外周枠2でボート1を上から押さえた際に、ボート1表面と外周枠2裏面間が隙間なく当接し、記録用紙5を確実に固定することが可能となる。但し、機能上問題がなければ、固定部4aと4bはマグネットや面ファスナーに限定せず、種々の材料で形成することが可能である。
このクリップボードは、新規に製作することはもちろん、側部または上部1箇所に固定クリップ部1aを有す従来構造のクリップボードに、外周枠2をヒンジ部3で取付けることによって製作することも可能である。
【0024】
図3の事例では、ボード1に固定部4a、外周枠2に固定部4bをそれぞれ設けているが、固定部4a、4bの設置箇所は図3の箇所に限定せず、第1事例と同様、固定部4をボード1または外周枠2の何れか一方に設けても良い。
【0025】
図4はクリップボードの第3事例の斜視説明図であり、このクリップボードは、ボード1と外周枠2の上部を覆う保護カバー6をヒンジ部3に回動自在に取付けた事例である。
この保護カバー6は記録用紙5に記入をしない持運びや保管等の際はボード1と外周枠2を上から押さえてカバーし、保護カバー6の片側縁部に設けた固定部4cで保護カバー6、外周枠2およびボード1相互をボード1表面側から固定する。
また、記録用紙5へ記入する際には記録用紙5と外周枠2の表面が表れるように保護カバー6をボード1の裏面に回動し、固定部4cで外周枠2とボード1および保護カバー6相互をボード1裏面側から固定する。
この保護カバー6は、記録用紙5を確り押さえ、風雨から記録用紙5を保護することが可能なプラスチックやステンレス等の材料で形成する。
図4の事例では、保護カバー6に固定部4cを設けているが、固定部4cの設置箇所は図4の箇所に限定せず、固定部4cをボード1あるいはボード1と保護カバー6の双方に設けても良い。
また、保護カバー6を取り付けるボード1が固定クリップ部1aを有す場合は、図3の外周枠2と同様に、保護カバー6の固定クリップ部1aと重なる部分を切り欠き、窓(図示せず)を設ける。
【0026】
このように、保護カバー6は通常はカバーとして使用し、記録用紙5へ記入する際にボード1裏側へ回動することにより、簡便に使用することができる。
記録用紙5の使用時は、保護カバー6を裏側へ回動させて固定部4cで外周枠2とボード1および保護カバー6相互を固定することにより、記録用紙5を外周枠2で押さえた状態で記録用紙5へ記入することが可能である。
また、記録用紙5の表面を保護カバー6で覆うことにより、クリップボードを屋外に置く際や持ち運ぶ際に記録用紙5を風雨から保護して記録用紙5の濡れや損傷を防止することが可能である。
さらに、保護カバー6を裏側へ回動させて記入済みの記録用紙5を挟み込んで一時的に収容することができるため、クリップボード使用時の記録用紙5の取替と保管が容易である。
【0027】
上記のクリップボードの第1事例から第3事例に示すように、ヒンジ部3は、ヒンジ結合、クリップ結合、テープ結合などで回動自在な構造とする。また、固定部4(4a,4b,4c)は、フック、マグネット、面ファスナー等を用いて記録用紙5を着脱可能で開閉自在な構造とする。
【産業上の利用可能性】
【0028】
上記クリップボードは、新規製作品のみならず、従来のクリップボードの汎用品などへ必要な部材を取付けることにより製作することが可能である。
【符号の説明】
【0029】
1ボード
1a固定クリップ部
2外周枠
2a窓
2b窓
3ヒンジ部
4固定部
4a固定部
4b固定部
4c固定部
5記録用紙
6保護カバー

10ボード
20固定クリップ部
50記録用紙


図1
図2
図3
図4
図5