特許第6570013号(P6570013)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6570013
(24)【登録日】2019年8月16日
(45)【発行日】2019年9月4日
(54)【発明の名称】バックライトモジュールとディスプレイ
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20190826BHJP
   G02F 1/13357 20060101ALI20190826BHJP
   G02F 1/1333 20060101ALI20190826BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20190826BHJP
【FI】
   F21S2/00 441
   F21S2/00 442
   G02F1/13357
   G02F1/1333
   F21Y115:10
【請求項の数】6
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2017-533461(P2017-533461)
(86)(22)【出願日】2015年1月14日
(65)【公表番号】特表2018-501619(P2018-501619A)
(43)【公表日】2018年1月18日
(86)【国際出願番号】CN2015070693
(87)【国際公開番号】WO2016101366
(87)【国際公開日】20160630
【審査請求日】2017年7月21日
(31)【優先権主張番号】201410837208.9
(32)【優先日】2014年12月26日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】515203228
【氏名又は名称】深▲せん▼市華星光電技術有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100143720
【弁理士】
【氏名又は名称】米田 耕一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100080252
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 征四郎
(72)【発明者】
【氏名】樊勇
【審査官】 河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−120319(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0050612(US,A1)
【文献】 国際公開第2012/081458(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0290248(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0265503(US,A1)
【文献】 特開2012−220689(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
導光板と、
第一ライトと、
第二ライトと、
複数の第一位置決め柱と、
複数の第二位置決め柱と、
圧力がかかると弾性的に収縮する第一弾性部および第二弾性部と、からなるバックライトモジュールであって、
前記導光板は、矩形の偏平薄板形状であって、
前記導光板の4つの側面を、
第一表面と、
前記第一表面に交差する第二表面と、
前記第一表面に対向しかつ前記第二表面に交差する第三表面と、
前記第二表面に対向しかつ前記第一表面に交差する第四表面と、するとき、
前記第一表面上には複数の第一位置決め穴が形成され、
前記第二表面上には複数の第二位置決め穴が形成され、
前記第一ライトは、第一表面に隣接して設けられ、
前記第一ライトは、
第一基板と、
複数の第一ブルーライトダイオードと、
第一量子ドット蛍光灯管と、からなり、
前記第一基板は、前記第一表面に隣接して設けられ、
前記第一ブルーライトダイオードは、前記導光板に隣接する側の前記第一基板の表面に設けられ、
前記第一量子ドット蛍光灯管は、前記第一ブルーライトダイオードと前記第一表面との間に設けられ、
前記第二ライトは前記第二表面に隣接して設けられ、
前記第二ライトは、
第二基板と、
複数の第二ブルーライトダイオードと、
第二量子ドット蛍光灯管と、からなり、
前記第二基板は前記第二表面に隣接して設けられ、
前記第二ブルーライトダイオードは、前記導光板に隣接する側の前記第二基板の表面に設けられ、
前記第二量子ドット蛍光灯管は、前記第二ブルーライトダイオードと前記第二表面との間に設けられ、
前記第一位置決め柱は、前記第一量子ドット蛍光灯管と前記第一表面との間に設けられ、前記第一位置決め柱の一端は前記第一位置決め穴内に収容され、前記第一位置決め柱の他端は前記第一量子ドット蛍光灯管の表面に当接し、前記第一量子ドット蛍光灯管と前記導光板の前記第一表面との間には第一隙間が形成され、
前記第二位置決め柱は、前記第二量子ドット蛍光灯管と前記第二表面との間に設けられ、前記第二位置決め柱の一端は前記第二位置決め穴内に収容され、前記第二位置決め柱の他端は前記第二量子ドット蛍光灯管の表面に当接し、前記第二量子ドット蛍光灯管と導光板の前記第二表面との間には、第二隙間が形成され、
前記第一弾性部は、前記第三表面に配設され、
前記第二弾性部は、前記第四表面に配設されている
ことを特徴とするバックライトモジュール。
【請求項2】
請求項1に記載のバックライトモジュールにおいて、
前記第一位置決め穴は、前記導光板の前記第一表面上に均等に分布され、前記第一位置決め柱は、隣り合う前記第一ブルーライトダイオード同士の間の隙間に対応して設けられる
ことを特徴とするバックライトモジュール。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のバックライトモジュールにおいて、
前記第二位置決め穴は、前記導光板の前記第二表面上に均等に分布され、前記第二位置決め柱は、隣り合う前記第二ブルーライトダイオード同士の間の隙間に対応して設けられる
ことを特徴とするバックライトモジュール。
【請求項4】
バックライトモジュールを備える表示ディスプレイであって、
前記バックライトモジュールは、
導光板と、
第一ライトと、
第二ライトと、
複数の第一位置決め柱と、
複数の第二位置決め柱と、
圧力がかかると弾性的に収縮する第一弾性部および第二弾性部と、からなるバックライトモジュールであって、
前記導光板は、矩形の偏平薄板形状であって、
前記導光板の4つの側面を、
第一表面と、
前記第一表面に交差する第二表面と、
前記第一表面に対向しかつ前記第二表面に交差する第三表面と、
前記第二表面に対向しかつ前記第一表面に交差する第四表面と、するとき、
前記第一表面上には複数の第一位置決め穴が形成され、
前記第二表面上には複数の第二位置決め穴が形成され、
前記第一ライトは、第一表面に隣接して設けられ、
前記第一ライトは、
第一基板と、
複数の第一ブルーライトダイオードと、
第一量子ドット蛍光灯管と、からなり、
前記第一基板は、前記第一表面に隣接して設けられ、
前記第一ブルーライトダイオードは、前記導光板に隣接する側の前記第一基板の表面に設けられ、
前記第一量子ドット蛍光灯管は、前記第一ブルーライトダイオードと前記第一表面との間に設けられ、
前記第二ライトは前記第二表面に隣接して設けられ、
前記第二ライトは、
第二基板と、
複数の第二ブルーライトダイオードと、
第二量子ドット蛍光灯管と、からなり、
前記第二基板は前記第二表面に隣接して設けられ、
前記第二ブルーライトダイオードは、前記導光板に隣接する側の前記第二基板の表面に設けられ、
前記第二量子ドット蛍光灯管は、前記第二ブルーライトダイオードと前記第二表面との間に設けられ、
前記第一位置決め柱は、前記第一量子ドット蛍光灯管と前記第一表面との間に設けられ、前記第一位置決め柱の一端は前記第一位置決め穴内に収容され、前記第一位置決め柱の他端は前記第一量子ドット蛍光灯管の表面に当接し、前記第一量子ドット蛍光灯管と前記導光板の前記第一表面との間には第一隙間が形成され、
前記第二位置決め柱は、前記第二量子ドット蛍光灯管と前記第二表面との間に設けられ、前記第二位置決め柱の一端は前記第二位置決め穴内に収容され、前記第二位置決め柱の他端は前記第二量子ドット蛍光灯管の表面に当接し、前記第二量子ドット蛍光灯管と導光板の前記第二表面との間には、第二隙間が形成され、
前記第一弾性部は、前記第三表面に配設され、
前記第二弾性部は、前記第四表面に配設されている
ことを特徴とする表示ディスプレイ。
【請求項5】
請求項4に記載の表示ディスプレイにおいて、
前記第一位置決め穴は、前記導光板の前記第一表面上に均等に分布され、前記第一位置決め柱は、隣り合う前記第一ブルーライトダイオード同士の間の隙間に対応して設置けられる
ことを特徴とする表示ディスプレイ。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載の表示ディスプレイにおいて、
前記第二位置決め穴は、前記導光板の前記第二表面上に均等に分布され、前記第二位置決め柱は、隣り合う前記第二ブルーライトダイオード同士の間の隙間に対応して設けられる
ことを特徴とする表示ディスプレイ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2014年12月26日に提出した申請番号201410837208.9・発明名称「バックライトモジュール及びディスプレイ」の先願優先権を要求し、前記先願の内容は引用で本文中に合併される。
【0002】
本発明は平面表示分野に関し、特にバックライトモジュールとディスプレイに関する。
【背景技術】
【0003】
液晶ディスプレイ(LIQUID CRYSTAL DISPLAY, LCD)は、消費電力が低く、体積も小さく、重量が軽い等の特性があるので、大いに消費者の指示を受け、よく目にする種のディスプレイとする。液晶ディスプレイには、通常バックライトモジュールと、表示パネルからなり、前記バックライトモジュールは、前記表示パネルが面光源を提供するのに用いられる。バックライトモジュールは通常導光板と光源からなり、光源は通常導光板の向かい合う両側に設けられ、導光板は光線が提供されるのに用いられ、導光板は、前記光源が発する光線が、面光源に変換するのに用いる。導光板は、前記光源が発する光線が変換され、面光源になるのに用いる。導光板は、熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、導光板に圧力がかかり、導光板の向かい合う両側に光源が設けられる。したがって、前記光源は、ぶつかって壊れてしまったり、導光板に圧力がかかって導光板の向かい合う両側に設けられた光源が、導光板を損傷させたりする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はバックライトモジュールとディスプレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるバックライトモジュールは、導光板と、第一ライトと、第二ライトと、複数の第一位置決め柱とからなる。前記導光板は交差する第一表面と第二表面からなり、前記第一表面には複数の第一位置決め穴が形成され、前記第一ライトは前記第表面に隣接して設けられ、前記第一ライトは第一基板と、複数の第一ブルーライトダイオードと、第一量子ドット蛍光灯管とからなり、前記第一基板は、前記第一表面に隣接して設けられ、前記第一ブルーライトダイオードは、前記第一基板における前記導光板に隣接する側の表面に設けられ、前記第一量子ドット蛍光灯管は、前記第一ブルーライトダイオードと前記第一表面との間に設けられ、前記第二ライトは、前記第二表面に隣接して設けられ、前記第二ライトは第二基板と、複数の第二ブルーライトダイオードと、第二量子ドット蛍光灯管とからなる。前記第二基板は前記第二表面に隣接して設けられ、前記第二ブルーライトダイオードは、前記第二基板における前記導光板に隣接する側の表面に設けられ、前記第二量子ドット蛍光灯管は、前記第二ブルーライトダイオード管と前記第二表面との間に設けられる。前記第一位置決め柱は、前記第一量子ドット蛍光灯管と、前記第一表面との間に設けられ、前記第一位置決め柱部分は、前記第一位置決め穴内に収容され、前記第一量子ドット蛍光灯管と、前記導光板の第一表面の間には、第一隙間が形成される。
【0006】
そのうち、前記第一位置決め穴は、前記導光板の前記第一表面上に均等に分布され、前記第一位置決め柱は、第一ブルーライトダイオードの間の隙間に対応して設けられる。
【0007】
そのうち、前記導光板の前記第二表面上に、複数の第二位置決め穴が形成され、前記バックライトモジュールは、複数の第二位置決め柱からなり、前記第二位置決め柱は、前記第二量子ドット蛍光灯管と前記第二表面との間に設けられる。また、前記第二位置決め柱部分は、前記第二位置決め穴内に収容され、前記第二量子ドット蛍光灯管と前記導光板の第二表面の間に第二隙間が形成される。
【0008】
そのうち、前記第二位置決め穴は、前記導光板の第二表面上に均等に分布され、前記第二位置決め柱は、前記第二ブルーライトダイオードとの間にある隙間に対応して設けられる。
【0009】
そのうち、前記バックライトモジュールは、第一弾性部からなり、前記第一弾性部は前記導光板の第三表面に当接する。
【0010】
前記導光板の前記第一表面上に第一位置決め穴が形成されることにより、第一位置決め柱と前記第一位置決め穴が係合されることにより、前記第一量子ドット蛍光灯管と、前記導光板の第一表面との間に、第一隙間が形成される。したがって、前記導光板が熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一ブルーライトダイオードに圧力がかかるのを防止することができる。したがって、前記第一ブルーライトダイオードは、ぶつかって壊れることがない。さらに、前記第一位置決め穴は、前記導光板の表面に均等に設けられ、前記導光板が熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一位置決め柱と、前記第一表面に均等に形成された第一位置決め穴は係合する。それにより、前記第一位置決め柱は、前記導光板に対応して均等に力をかけるため、前記導光板が、均等に力がかからないことで損傷するのを防止することができる。さらに、前記第一位置決め柱の他端は、前記第一位置決め穴内に収容され、他端は、前記第一量子ドット蛍光灯管に当接する。したがって、確実に前記第一ライトと、前記導光板の第一表面との間の距離を比較的小さくすることができ、したがって、光線が、前記導光板の前記第一表面に入る時の光結合効率を上げ、前記第一ライトが発する光線の感光のリスクを減少させる。さらに、前記第一位置決め柱は、前記第一ブルーライトダイオードとの間にある隙間に対応して設けられ、それにより、第一位置決め柱の光線に対する遮断を減らし、しいては、光線が前記導光板の前記第一表面に入る時の光結合効率を上げることができる。
【0011】
また、本発明によるディスプレイはバックライトモジュールを備える。前記バックライトモジュールは導光板と、第一ライトと、第二ライトと、複数の第一位置決め柱とからなり、前記導光板は、交差する第一表面と第二表面からなり、前記第一表面上には、複数の第一位置決め穴が形成され、前記第一ライトは、第一表面に隣接して設けられ、前記第一ライトは第一基板と、複数の第一ブルーライトダイオードと、第一量子ドット蛍光灯管とからなり、前記第一基板は、前記第一表面に隣接して設けられ、前記第一ブルーライトダイオードは、前記第一基板における前記導光板に隣接する側の表面に設けられ、前記第一量子ドット蛍光灯管は、前記第一ブルーライトダイオードと第一表面の間に設けられ、前記第二ライトは第二表面に隣接して設けられ、前記第二ライトは第二基板と、複数の第二ブルーライトダイオード管と、第二量子ドット蛍光灯管とからなり、前記第二基板は、前記第二表面に隣接して設けられ、前記第二ブルーライトダイオードは、前記第二基板における前記導光板に隣接する側の表面に設けられる。前記第二量子ドット蛍光灯管は、前記第二ブルーライトダイオード管と、前記第二表面の間に設けられ、前記第一位置決め柱は、前記第一量子ドット蛍光灯管と前記第一表面の間に設けられ、前記第一位置決め柱部分は、前記第一位置決め穴に収容され、前記第一量子ドット蛍光灯管と前記導光板の第一表面の間に第一隙間が形成される。
【0012】
そのうち、第一位置決め穴は、前記導光板の前記第一表面上に均等に分布され、前記第一位置決め柱は、第一ブルーライトダイオードの間の隙間に対応して設けられる。
【0013】
そのうち、前記導光板の前記第二表面上には、複数の第二位置決め穴が形成され、前記バックライトモジュールはさらに、複数の第二位置決め柱からなり、前記第二位置決め柱は、前記第二量子ドット蛍光灯管と前記第二表面の間に設けられる。また、前記第二位置決め柱部分は、前記第二位置決め穴内に収容され、前記第二量子ドット蛍光灯管と、前記導光板の第二表面の間には、第二隙間が形成される。
【0014】
そのうち、前記第二位置決め穴は、前記導光板の第二表面上に均等に分布され、前記第二位置決め柱は、前記第二ブルーライトダイオードの間にある隙間に対応して設けられる。
【0015】
そのうち、前記バックライトモジュールはさらに、第一弾性部からなり、前記第一弾性部は、前記導光板の第三表面に当接する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明の実施例や従来の技術案をさらに理解するために、以下では、実施例や従来技術の記述に必要な図面について、簡単に説明を行う。当然のことながら、以下の図面は、本発明の一部の実施例に過ぎず、本分野の一般の技術者は、創造性のある労働をせずとも、これらの図面をもとに、その他の図面を考えだすことができる。
【0017】
図1】本発明の好ましい実施例のバックライトモジュールの立体分解図を示した概略図である。
図2】本発明の好ましい実施例のバックライトモジュールの組み立てを示した概略図である。
図3】本発明の好ましい実施例のディスプレイの構造を示した概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下では、図と実施例を用いて、本発明の実施例における技術案について、更に明晰で完全な説明を行う。ただし、当該説明の実施例は、本発明の実施例の一部にすぎず、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づき、本分野の一般的な技術者が創造性のある労働をしないで得られたあらゆるその他の実施例は、全て本発明の保護範囲と見なす。
【0019】
図1図2を参照する。図1は、本発明の好ましい実施例のバックライトモジュールの立体分解図を示している。図2は、本発明の好ましい実施例のバックライトモジュールの図を示している。前記バックライトモジュール100は、導光板110と、第一ライト120と、第二ライト130と、複数の第一位置決め柱140からなる。前記導光板110は、交差する第一表面111及び第二表面112からなり、前記第一面111には、複数の第一位置決め穴115が形成される。前記第一ライト120は、前記第一表面111に隣接して設けられ、前記第一ライト120は、第一基板121と、複数の第一ブルーライトダイオード122と、第一量子ドット蛍光灯管123とからなる。前記第一基板121は、前記第一表面111に隣接して設けられ、前記第一ブルーライトダイオード122は、前記第一基板121における前記導光板110に隣接する側の表面に設けられ、前記第一量子ドット蛍光灯管123は、前記第一ブルーライドダイオード122と前記第一表面111の間に設けられる。前記第二ライト130は、前記第二表面112に隣接して設けられ、前記第二ライト130は、第二基板131と、複数の第二ブルーライトダイオード132と、第二量子ドット蛍光灯管133とからなる。前記第二基板131は、前記第二表面112に隣接して設けられ、前記第二ブルーライトダイオード132は、前記第二基板131における前記導光板110が隣接する側の表面に設けられ、前記第二量子ドット蛍光灯管133は、前記第二ブルーライドダイオード132と前記第二表面112の間に設けられる。前記第一位置決め柱140は、前記第一量子ドット蛍光灯管123と前記第一表面111の間に設けられる。さらに前記第一位置決め柱140の一部は、前記第一位置決め穴115内に収容され、前記第一量子ドット蛍光灯管123と、前記導光板110の第一表面111の間には、第一隙間Aが形成される。
【0020】
本実施例において、前記第一位置決め穴115は、前記導光板110の前記第一表面111上に均等に分布され、前記第一位置決め柱140は、前記第一ブルーライトダイオード122の間にある隙間に対応して設けられるのが好ましい。前記第一位置決め柱140の他端は、前記第一位置決め穴115内に収容され、前記第一位置決め柱140の他端は、前記第一量子ドット蛍光灯管123に当接するのが好ましい。本実施例において、前記第一位置決め柱140は、透明の材料によって形成される。
【0021】
前記導光板110の前記第一表面111には、第一位置決め穴115が形成されることにより、さらに第一位置決め柱140と前記第一位置決め穴115が係合されることにより、前記第一量子ドット蛍光灯管123と前記導光板110の第一表面111との間に、第一隙間Aが形成される。したがって、前記導光板110が熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一ブルーライトダイオード122に圧力がかかるのを防止することができる。したがって、前記第一ブルーライトダイオード122は、ぶつかって壊れることがない。さらに、前記第一位置決め穴115は、前記導光板110の第一表面111に均等に設けられ、前記導光板110が熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一位置決め柱140と、前記第一表面111に均等に形成された第一位置決め穴115は係合する。それにより、前記第一位置決め柱140は、前記導光板110に対応して均等に力をかけるため、前記導光板110が、均等に力がかからないことで損傷するのを防止することができる。さらに、前記第一位置決め柱140の他端は、前記第一位置決め穴115内に収容され、他端は、前記第一量子ドット蛍光灯管123に当接する。したがって、確実に、前記第一ライト120と前記導光板110の第一表面111との間の距離を比較的小さくすることができ、したがって、光線が前記導光板110の前記第一表面111に入る時の光結合効率を上げ、前記第一ライト120が発する光線の感光のリスクを減少させる。さらに、前記第一位置決め柱140は、前記第一ブルーライトダイオード122との間にある隙間に対応して設けられ、それにより、第一決め柱140の光線に対する遮断を減らし、しいては、光線が前記導光板110の前記第一表面111に入る時の光結合効率を上げることができる。
【0022】
前記導光板110の前記第二表面112には、複数の第二位置決め穴116が形成される。したがって、前記バックライトモジュール100はさらに、複数の第二位置決め柱150からなり、前記第二位置決め柱150は、前記第二量子ドット蛍光灯管133と、前記第二表面112の間に設けられる。さらに、前記第二位置決め柱150一部は、前記第二位置決め穴116内に収容され、前記第二量子ドット蛍光灯管133と、前記導光板110の間にある第二表面112の間に、第二隙間Bが形成される。前記第二位置決め穴116は、前記導光板110の第二表面112上に均等に分布され、前記第二位置決め柱150は、前記第二ブルーライトダイオード132の間にある隙間に対応して設けられるのが好ましい。前記第二位置決め柱150の他端は、前記第二位置決め柱150の他端は、前記第二位置決め穴116内に収容され、前記第二位置決め柱150の別の他端は、前記第二量子ドット蛍光灯管133に当接するのが好ましい。本実施例において、前記第二位置決め柱150は、透明の材料によって形成される。
【0023】
前記導光板110の第二表面112には、複数の第二位置決め穴116が形成されるとともに、第二位置決め柱150と前記第二位置決め穴116が係合されることにより、前記第二量子ドット蛍光灯管133と前記導光板110の第二表面112の間に、第二隙間Bが形成される。したがって、前記導光板110が熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第二ブルーライトダイオード132に圧力がかかるのを防止することができる。したがって、前記第二ブルーライト132はぶつかって壊れることがない。さらに、前記第二位置決め穴116は、前記導光板110の第二表面112に均等に設けられ、前記導光板110が熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第二位置決め柱150と前記第二表面112に均等に形成された第二位置決め穴116は係合する。それにより前記第二位置決め柱150は、前記導光板110に対応して均等に力をかけるため、前記導光板110が、均等に力がかからないことで損傷するのを防止することができる。さらに、前記第二位置決め柱150の他端は、前記第二位置決め穴116内に収容され、別の他端は、前記第二量子ドット蛍光灯管133に当接する。したがって、前記第二ライト130と前記導光板110の第二表面112との間の距離を比較的小さくすることができ、したがって、光線が前記導光板110の前記第二表面112に入るときの光結合効率を上げ、前記第二ライト130が発する光線の感光のリスクを減少させる。さらに、前記第二位置決め柱150は、前記第二ブルーライトダイオード132との間にある隙間に対応して設けられ,それにより第二位置決め柱150の光線に対する遮断を減らし、しいては、光線が前記導光板110の前記第二表面112に入る時の光結合効率を上げることができる。
【0024】
前記導光板110はさらに、前記第一表面111が向かい合う第三表面113を備え、前記バックライトモジュール100は、さらに、第一弾性部160を備え、前記第一弾性部160は、圧力がかかる際収縮することができ、前記第一弾性部160は、前記導光板110の第三表面113に当接する。本実施例において、前記第一弾性部160の材質はゴムとなる。前記導光板110は、熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一表面111に隣接して設けられる第一決め柱115は、前記導光板110が、前記第一表面111に、前記第一ライト120の圧力がかかるのを阻止する。この時、前記導光板110は、前記第三表面113に前記第一弾性部160の圧力がかかる。前記第一弾性部160は、圧力がかかる際収縮の弾性を持つので、第一ライト120や導光板110は、壊れることないように、一定程度保護することができる。
【0025】
前記導光板110はさらに、前記第二表面112と向かい合う第四表面114を備え、前記バックライトモジュール100は、さらに、第二弾性部170を備え、前記第二弾性部170は、圧力がかかる際収縮でき、前記第二弾性部170は、前記導光板110の前記第四表面114に当接する。本実施例において、前記第二弾性部170の材料は、ゴムとなる。前記導光板110は、熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第二表面112に隣接して設けられる第二位置決め柱150は、前記導光板110が前記第二表面112に、前記第二ライト130の圧力がかかるのを阻止する。この時、前記導光板110は、前記第三表面113に前記第二弾性部170の圧力がかかる。前記第二弾性部170は、圧力がかかる際収縮の弾性を持つので、前記導光板110は、壊れることないように、一定程度保護することができる。
【0026】
以下では、結合図1図2を用いて、本発明のディスプレイの説明を行う。図3を参照する。図3は、本発明の好ましい実施例のディスプレイの構造を示した概略図である。前記ディスプレイ10は、図1図2が示すバックライトモジュール100と表示パネル200からなり、前記バックライトモジュール100は、前記表示パネル200が面光源を提供するのに用いる。
【0027】
前記バックライトモジュール100は、導光板110と、第一ライト120と、第二ライト130と、複数の第一位置決め柱140とからなる。前記導光板110は、交差する第一表面111及び第二表面112からなり、前記第一表面111には複数の第一位置決め穴115が形成される。前記第一ライト120は、前記第一表面111に隣接して設けられ、前記第一ライト120は、第一基板121と、複数の第一ブルーライトダイオード122と、第一量子ドット蛍光灯管123とからなる。前記第一基板121は、前記第一表面111に隣接して設けられ、前記第一ブルーライトダイオード122は、前記第一基板121における前記導光板110に隣接する側の表面に設けられ、前記第一量子ドット蛍光灯管123は、前記第一ブルーライトダイオード122と、前記第一表面111との間に設けられる。前記第二ライト130は、前記第二表面112に隣接して設けられ、前記第二ライト130は、第二基板131と、複数の第二ブルーライトダイオード132と、第二量子ドット蛍光灯管133とからなる。前記第二基板131は、前記第二表面112に隣接して設けられ、前記第二ブルーライトダイオード132は、前記第二基板131における前記導光板110に隣接する側の表面に設けられ、前記第二量子ドット蛍光灯管133は、前記第二ブルーライトダイオード132と、前記第二表面112との間に設けられる。前記第一位置決め柱140は、前記第一量子ドット蛍光灯管123と、前記第一表面111との間に設けられ、前記第一位置決め柱140部分は、前記第一位置決め穴115内に収容され、前記第一量子ドット蛍光灯管123と、前記導光板110の第一表面111の間には、第一隙間Aが形成される。
【0028】
本実施例において、前記第一位置決め穴115は、前記導光板110の前記第一表面111上に均等に分布され、前記第一位置決め柱140は、前記第一ブルーライトダイオード122の間にある隙間に対応して設けられるのが好ましい。前記第一位置決め柱140の他端は、前記第一位置決め穴115内に収容され、前記第一位置決め柱140の別の他端は、前記第一量子ドット蛍光灯管123に当接するのが好ましい。本実施例において、前記第一位置決め柱140は、透明の材料によって形成される。
【0029】
前記導光板110の前記第一表面111に、第一位置決め穴115が形成されるとともに、第一位置決め柱140と前記第一位置決め穴115が係合することにより、前記第一量子ドット蛍光灯管123と、前記導光板110の第一表面111との間に第一隙間Aが形成される。したがって、前記導光板110は、熱の影響を受けたり、湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一ブルーライトダイオード122に圧力がかかるのを阻止することができる。したがって、前記第一ブルーライトダイオード122は、ぶつかって壊れることがない。さらに、前記第一位置決め穴115は、前記導光板110の第一表面111に均等に設けられ、前記導光板110が熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一位置決め柱140と、前記第一表面111に均等に形成された第一位置決め穴115は係合する。それにより、前記第一位置決め柱140は、前記導光板110に対応して均等に力をかけるため、前記導光板110が、均等に力がかからないことで損傷するのを防止することができる。さらに、前記第一位置決め柱140の他端は、前記第一位置決め穴115内に収容され、他端は、前記第一量子ドット蛍光灯管123に当接する。したがって、確実に前記第一ライト120と、前記導光板110の第一表面111との間の距離を比較的小さくすることができ、したがって、光線が前記導光板110の前記第一表面111に入る時の光結合効率を上げ、前記第一ライト120が発する光線の感光のリスクを減少させる。さらに、前記第一位置決め柱140は、前記第一ブルーライトダイオード122との間にある隙間に対応して設けられ、それにより、第一位置決め柱140の光線に対する遮断を減らし、しいては、光線が前記導光板110の前記第一表面111に入る時の光結合効率を上げることができる。
【0030】
前記導光板110の前記第二表面112には、複数の第二位置決め穴116が形成され、それに対応するように、前記バックライトモジュール100は、さらに、複数の第二位置決め柱150を備え、前記第二位置決め柱150は、前記第二量子ドット蛍光灯管133と、前記第二表面112との間に設けられ、前記第二位置決め柱150の一部は、前記第二位置決め穴116内に収容され、前記第二量子ドット蛍光灯管133と、前記導光板110との間にある第二表面112の間には、第二隙間Bが形成される。前記第二位置決め穴116は、前記導光板110の第二表面112上に均等に分布されるのが好ましい。前記第二位置決め柱150は、前記第二ブルーライトダイオード132との間にある隙間に対応して設けられるのが好ましい。前記第二位置決め柱150の一端は、前記第二位置決め穴116内に収容され、前記第二位置決め柱150の他端は、前記第二量子ドット蛍光灯管133に当接するのが好ましい。本実施例により、前記第二位置決め柱150は、透明な材料によって形成される。
【0031】
前記導光板110の第二表面112には、複数の第二位置決め穴116が形成されるとともに、第二位置決め柱150と前記第二位置決め穴116が係合されることにより、前記第二量子ドット蛍光灯管133と、前記導光板110の第二表面112との間に第二隙間Bが形成される。したがって、前記導光板110が、熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第二ブルーライドダイオード132に圧力がかからず、前記第二ブルーライトダイオード132は、ぶつかって壊れることがない。さらに、前記第二位置決め穴116は、前記導光板110の第二表面112に均等に設けられ、前記導光板110は熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第二位置決め柱150と、前記第二表面112に均等に形成された第二位置決め穴116は係合する。それにより、前記第二位置決め柱150は、前記導光板110に対応して均等に力をかけるため、前記導光板110が、均等に力がかからないことで損傷するのを防止することができる。さらに、前記第二位置決め柱150の一端は、前記第二位置決め穴116内に収容され、他端は、前記第二量子ドット蛍光灯管133に当接する。したがって、確実に、前記第二ライト130と、前記導光板110の第二表面112との間の距離を比較的小さくすることができ、したがって、光線が前記導光板110の前記第二表面112に入る時の光結合効率を上げ、前記第二ライト130が発する光線の感光のリスクを減少させる。さらに、前記第二位置決め柱150は、前記第二ブルーライトダイオード132との間にある隙間に対応して設けられ、それにより、第二位置決め柱150の光線に対する遮断を減らし、しいては、光線が前記導光板110の前記第二表面112に入る時の光結合効率を上げることができる。
【0032】
前記導光板110は、さらに、前記表面111と向かい合う第三表面113を備え、前記バックライトモジュール100は、さらに、第一弾性部160を備え、前記第一弾性部160は、圧力がかかる際収縮することができる。前記第一弾性部160は、前記導光板110の第三表面113に当接する。本実施例において、前記第一弾性部160の材質はゴムからなる。前記導光板110は、熱の影響を受けたり湿気を吸収したりして膨張する際、前記第一表面111に隣接して設けられた第一位置決め柱115は、前記導光板110が、前記第一表面111で前記ライト120に圧力をかけるのを防止することができる。この時、前記導光板110は、前記第三表面113で前記第一弾性部160に圧力をかける。前記第一弾性部160は、圧力がかかる際に収縮する弾性を持つので、第一ライト120や導光板110が壊れることないように一定程度保護することができる。
【0033】
以上の内容は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、当然、これにより本発明の権利の範囲を限定するものではない。さらに、本分野の一般的な技術者は、上述の実施例の全部あるいは一部の過程を理解し実現することができ、本発明の請求の範囲に従って行った同じ効果をもつ修正は、本発明の範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0034】
100 バックライトモジュール
110 導光板
111 第一表面
112 第二表面
113 第三表面
114 第四表面
115 第一位置決め穴
116 第二位置決め穴
120 第一ライト
121 第一基板
122 第一ブルーライトダイオード
123 第一量子ドット蛍光灯管
130 第二ライト
131 第二基板
132 第二ブルーライトダイオード
133 第二量子ドット蛍光灯管
140 第一位置決め柱
150 第二位置決め柱
160 第一弾性部
170 第二弾性部
200 表示パネル
図1
図2
図3