(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6570273
(24)【登録日】2019年8月16日
(45)【発行日】2019年9月4日
(54)【発明の名称】分級機能付粉砕装置
(51)【国際特許分類】
B02C 23/30 20060101AFI20190826BHJP
B07B 7/08 20060101ALI20190826BHJP
B07B 7/083 20060101ALI20190826BHJP
B02C 13/286 20060101ALI20190826BHJP
【FI】
B02C23/30
B07B7/08
B07B7/083
B02C13/286
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-48170(P2015-48170)
(22)【出願日】2015年3月11日
(65)【公開番号】特開2016-168518(P2016-168518A)
(43)【公開日】2016年9月23日
【審査請求日】2018年2月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000142595
【氏名又は名称】株式会社栗本鐵工所
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】河島 睦泰
(72)【発明者】
【氏名】赤瀬 幸助
(72)【発明者】
【氏名】山口 和也
【審査官】
小久保 勝伊
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭61−015045(JP,U)
【文献】
米国特許第04694994(US,A)
【文献】
西独国特許出願公開第02628241(DE,A)
【文献】
特開昭63−116749(JP,A)
【文献】
特開2011−235268(JP,A)
【文献】
特開2008−036567(JP,A)
【文献】
特開昭56−051273(JP,A)
【文献】
特開平11−267592(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B02C 1/00−25/00
B07B 7/08− 7/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部ケーシング及び該外部ケーシングと少なくとも一部が仕切られた空間を形成する内部ケーシングを有するケーシングと、
上記内部ケーシングに連通して被処理物を投入する投入口と、
上記内部ケーシングの下方に設けられて被処理物を粉砕する粉砕部を備えた粉砕室と、
上記粉砕室に連通する気流導入口と、
上記ケーシングの上部に設けられ、該ケーシング内で気流搬送された被処理物を分級する分級部と、
上記内部ケーシングと上記外部ケーシングとの間に形成され、上記粉砕室で粉砕されて吹き上げられた被処理物を上記分級部に送り込む吹上げ通路とを備えた分級機能付粉砕装置において、
上記分級部は、
複数の分級羽根が螺旋状に配置され、中央部に分級した第1被処理物を排出する中間排出孔を有し、分級されなかった第1被処理物よりも大きな粒度の被処理物を上記粉砕室に落下させる固定式分級機である第1の分級機と、
上記第1の分級機の上方に配置され、ロータを回転して該第1の分級機の中間排出孔を通過した上記第1被処理物の全てをさらに分級する回転式分級機である第2の分級機とを備え、
上記第2の分級機は、
該第2の分級機の円周部下面から該第2の分級機の周壁内周面に沿って区画形成された排出経路から取り入れた全ての第1被処理物のうち、
該第2の分級機を通過した第2被処理物の全てを上記外部ケーシングの外へ排出する第1の排出口と、
該第2の分級機を通過しなかった第3被処理物の全てを上記外部ケーシングの外へ排出する第2の排出口とを備えている
ことを特徴とする分級機能付粉砕装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーシングの上部に設けられ、このケーシング内で気流搬送された被処理物を分級する分級部を備えた、分級機能付の粉砕装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から使用されている粉砕装置として、円筒状の粉砕室の内部のロータと、粉砕室内周面に取り付けられたライナとで被処理物を粉砕し、所定粒度に達した被処理物を粉砕製品として回収するものがある。また、粉砕した被処理物を分級し、所定粒度に達していないものを再びロータに誘導する粉砕装置も知られている。
【0003】
例えば、特許文献1の分級機能を備えた粉砕装置のように、装置下部の粉砕ロータで粉砕された被処理物が粉体処理室の外周を通り、迂回経路を経由して分級機へと気流搬送されるものが知られている。
【0004】
また特許文献2の粉砕装置では、同軸上に2つの分級ロータを備えた分級機が記載されている。各ロータには、それぞれ駆動モータが接続されており、各駆動モータは、対応する分級機の上下に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−209934号公報
【特許文献2】特開2011−224423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の装置では分級ロータが1つしかないため、粉砕された被処理物から粉砕製品よりも粒度の大きい粗粉を分級及び再粉砕できるが、過度に粉砕されて発生した微粉を粉砕製品と共に回収してしまう。
【0007】
一方、特許文献2の分級機は2つの分級ロータを備えているため、2段階の分級により粉砕された被処理物から粗粉と微粉の両方を分級することができる。しかし、この2つの分級ロータはそれぞれ独自に回転するため、分級機の上下に駆動モータが配置されている。したがって、この駆動モータを2つ用意する必要がある上、片方の駆動モータが邪魔となって粉砕装置を組み合わせることが難しいという問題がある。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構造で効率よく粗粉と微粉の両方を分級できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、この発明では、固定式分級機と回転式分級機とを上下に並べた。
【0010】
具体的には、第1の発明では、ケーシングの上部に設けられ、該ケーシング内で気流搬送された被処理物を分級する分級部を備えた分級機能付粉砕装置を前提とする。
【0011】
そして、上記分級部は、
螺旋状の分級羽根が配置され、中央部に分級した被処理物を排出する排出孔を有する固定式分級機である第1の分級機と、
上記第1の分級機の上方に配置され、ロータを回転して該第1の分級機の排出孔を通過した被処理物をさらに分級する回転式分級機である第2の分級機とを備えている。
【0012】
上記の構成によると、最初に、比較的簡単な粉砕製品よりも粒度の大きい粗粉の分級を、ロータ等の回転体を使用しない第1の固定式分級機により行い、続いて比較的分級精度の必要な、粉砕製品よりも粒度の小さい微粉の分級を第2の回転式分級機により行うことで、効率よく製品と分けて回収することができる。第1の分級機は固定式のため特別な駆動源が必要なく、粉砕装置とも一体化しやすい。第2の分級機は回転式のため、回収する粉砕製品の粒度の変更や調整が容易である。
【0013】
第2の発明では、第1の発明において、
上記第2の分級機は、
該第2の分級機を通過した被処理物を排出する第1の排出口と、
該第2の分級機を通過しなかった被処理物を排出する第2の排出口とを備えている。
【0014】
上記の構成によると、第1の分級機で分級され、ロータの遠心力で分級された中粒度の被処理物が第2の排出口から取り出され、第2の分級機を通過する微粒の被処理物が第1の排出口から取り出されるので、それぞれの排出口から粒度の異なる被処理物が確実に得られる。
【0015】
第3の発明では、第1の発明において、
上記ケーシングは、
外部ケーシングと、
上記外部ケーシングと少なくとも一部が仕切られた空間を形成する内部ケーシングとを備え、
上記内部ケーシングに連通する被処理物を投入する投入口と、
上記内部ケーシングの下方に設けられて被処理物を粉砕する粉砕部を備えた粉砕室と、
上記粉砕室に連通する気流導入口と、
上記内部ケーシングと上記外部ケーシングとの間に形成され、上記粉砕室で粉砕されて吹き上げられた被処理物を上記分級部に送り込む吹上げ通路とをさらに備えている。
【0016】
上記の構成によると、粉砕機から送り込まれてきた被処理物のうち第1の分級機の分級羽根に衝突した、粉砕製品よりも粒度の大きい被処理物が内部ケーシングを落下して再び粉砕部に粉砕されることで、効率よく被処理物の処理が行われる。
【発明の効果】
【0017】
以上説明したように、本発明によれば、分級部に気流搬送された被処理物を分級する固定式分級機である第1の分級機と、この第1の分級機を通過した被処理物をさらに分級する回転式分級機である第2の分級機とを設けたことにより、簡易な構造で粗粉と微粉の両方を分級して所望の粒度の粉砕製品を効率よく回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】第1の分級機と第2の分級機とを拡大して示す断面図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る粉砕装置を含む粉砕システムの概略を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
−粉砕システムの構成−
図2は本発明の実施形態に係る分級機能付の粉砕装置1を含む粉砕システム10の概要を示し、この粉砕システム10は、粉砕装置1に原料を供給する供給機2を備えている。供給機2から供給される被処理物としての原料は、供給用ロータリバルブ3を介し、粉砕装置1の投入口11aに供給されるように構成されている。被処理物は、適量に調整された冷却液体としての液体窒素と共に供給されてもよい。粉砕装置1の下側には、駆動部7が設けられている。
【0021】
図2及び
図3に示すように、粉砕装置1は、円筒状の外部ケーシング1aを有し、その内部に、それよりも小径の円筒状の内部ケーシング1bが同軸上に固定されている。内部ケーシング1bの下方に粉砕室11が、同じく同軸に結合されている。例えば粉砕室11の接線方向に、気流導入口11bが中心軸に対称に2箇所形成されている。なお、気流導入口11bは1箇所でもよく、必ずしも接線方向に形成する必要もない。
【0022】
粉砕室11の下部には、ロータ12が回転するようになっている。ロータ12は、粉砕室11の下方に設けた駆動部7で駆動されるようになっている。詳しくは図示しないが、粉砕用電動モータ13(
図2にのみ示す)の動力によりロータ12が回転されるように構成されている。そして、粉砕室11の内周面には、例えば円筒状の粉砕用ライナ17が固定されている。一方、ロータ12の外周には、先端が粉砕用ライナ17に近接するように、複数の粉砕部18が取り付けられている。
【0023】
また、
図3に示すように、内部ケーシング1bの上部には、吹上げ通路1cからの気流を旋回させ、所定粒度に達していない粒度の大きい粗粉の被処理物を落下させて内部ケーシング1bに還流させる役割を果たす分級部16が配置されている。分級部16と粉砕室11の間において、内部ケーシング1bに連通するように、被処理物を投入する投入口11aが設けられている。投入口11aは、外部ケーシング1aに対して適度な投入角を有するように挿入された円筒体の内部に形成され、外部ケーシング1aを通過して内部ケーシング1bと連通している。
【0024】
気流導入口11bからの気流は、所定の通路を通過して粉砕室11へ向かい、被処理物を舞い上げながら外部ケーシング1aとその内部を区切る内部ケーシング1bとの間に形成した吹上げ通路1cを通って上方の分級部16へ気流搬送されるようになっている。一方、所定の粒度に達していないものは、内部ケーシング1bへと落下し、粉砕室11で再び粉砕されるようになっている。
【0025】
そして、本発明の特徴として、
図1及び
図3に示すように、分級部16は、吹上げ通路1cから気流搬送された被処理物を分級する第1の分級機20と、この第1の分級機20を通過した被処理物をさらに分級する、第2の分級機30とを備えている。第1の分級機20と第2の分級機30とは、同軸上に上下に重ねられて構成されている。この分級部16では、下側の第1の分級機20で被処理物を分級し、所定粒度に達したものを上側の第2の分級機30へ搬送し、さらに、第2の分級機30で所定粒度に達したものと、達していないものを分級し、後述する2つの排出口からそれぞれ排出するようになっている。
【0026】
具体的には、第1の分級機20は、固定式分級機よりなり、例えば、環状の第1天板21の下面に複数の分級羽根22を螺旋状に立設したものが使用できる。第1天板21の中央に略円形の中間排出孔24が設けられている。吹上げ通路1cを通過した気流は、分級羽根22に沿った旋回流となって所定の粒径に達している被処理物が中心の中間排出孔24へと向かい、上方の第2の分級機30へ流れるようになっている。一方、所定の粒径よりも大きく、質量の大きな被処理物は、分級羽根22に衝突して内部ケーシング1bを落下するように構成されている。なお、第1の分級機20の構成はこれに限定されず、独自の駆動部を有さずに吹上げ通路1cから供給される気流の勢いを利用した分級機であればよい。
【0027】
第2の分級機30は、回転式分級機よりなり、例えば、円板状の分級ロータ31と、分級ロータ31の中央部に気流を誘導する複数のガイド板32とを有する。例えば、ガイド板32は、シロッコファンのように略均等に分級ロータ31上に配置されている。分級ロータ31は、分級ロータ31から上方へ延びる回転軸31aに回転一体の従動プーリ31bが設けられている。この従動プーリ31bは、図示しない分級モータに伝動ベルトを介して接続され、回転力を付与されるようになっている。なお、従動プーリ31bを介してではなく、分級モータが真上に配置され、回転軸31aに分級モータの出力軸が直結されていてもよい。分級ロータ31の円周部下面から分級ロータ31の周壁内周面に沿って排出経路33が形成されている。ガイド板32によって上方へ誘導された気流は、第2の分級機30の上端外周に設けられ、第2の分級機30を通過した被処理物を排出する第1の排出口34から排出されるようになっている。第2の分級機30の分級ロータ31とほぼ同じ高さの外周には、排出経路33に連通し、ガイド板32による遠心力によって第2の分級機30を通過しなかった被処理物を排出する第2の排出口35が開口されている。
【0028】
図2に示すように、分級部16で分級され、第1の排出口34から排出された粒度の小さい(微粉の)被処理物は、排気ファン6による気流と共にバグフィルタ4に搬送される。バグフィルタ4内で気流と小粒度の粉砕製品とが分離され、バグフィルタ用ロータリバルブ5を運転して取り出すことができるようになっている。バグフィルタ4の下流側には、排気ファン6が接続され、粉砕システム10内の空気が大気中に排出されるように構成されている。
【0029】
第2の排出口35から排出された中程度の粒度の被処理物も同様に排気ファン6による気流と共にバグフィルタ4に搬送され、バグフィルタ4内で気流と中粒度の粉砕製品が分離され、バグフィルタ用ロータリバルブ5を運転して取り出すことができるようになっている。
【0030】
−粉砕システムの作動−
以上のように構成した粉砕システム10では、
図3に白抜き矢印で示すように、供給機2に投入された被処理物は、供給機2から粉砕室11上部の投入口11aへ投入される。この投入工程において、例えば、柔らかい被処理物であれば、液体窒素などの冷却液体と共に投入される。
【0031】
そして、投入された被処理物は、内部ケーシング1bの底部に取り付けられた漏斗1d内を降下し、ロータ12上に落下する。
【0032】
ロータ12上に落下した被処理物は、遠心力で外周へ運ばれ、粉砕部18と粉砕用ライナ17との間で粉砕される。
【0033】
粉砕された被処理物は、
図3に細い実線の矢印で示すように、粉砕室11の底部から導入された気流によって舞い上げられ、内部ケーシング1bと外部ケーシング1aとの隙間の吹上げ通路1cを通って分級部16へと導入され、分級される。
【0034】
具体的には、粉砕された被処理物は、第1の分級機20の円周側から入り、分級羽根22による旋回流で旋回される。所定粒度に達していない粒度の大きい被処理物は分級羽根22の内周面に衝突して、再び粉砕室11へ落下する。分級羽根22に沿った旋回流となって中心の中間排出孔24へと向かった被処理物は、第2の分級機30へ流れる。
【0035】
この中間排出孔24を通過した被処理物は、分級ロータ31の中央部から円周部へと搬送される。所定粒度よりも大きい中間の粒度の被処理物は、ガイド板32による遠心力によって分級ロータ31を収容する壁部内周面に押し付けられて第2の排出口35より排出される。所定粒度より粒度の小さい被処理物は、排出経路33を通ってガイド板32によって上方へ誘導された後、第1の排出口34より排出される。
【0036】
次いで、粒度の小さい被処理物は、第1の排出口34から排気ファン6による気流と共にバグフィルタ4に搬送される。バグフィルタ4内で気流と粉砕製品が分離され、バグフィルタ用ロータリバルブ5を運転して粒度の小さい粉砕製品を取り出す。この小粒度の粉砕製品は、製品として利用してもよいし、廃棄してもよい。
【0037】
一方、中程度の粒度の被処理物は、第2の排出口35から別のルートを通って排気ファン6による気流と共にバグフィルタ4に搬送される。バグフィルタ4内で気流と粉砕製品が分離され、バグフィルタ用ロータリバルブ5を運転して中程度の粒度の粉砕製品を取り出す。この中粒度の粉砕製品には、従来のような微粉が含まれておらず、粒度のばらつきの小さい高品質のものとなる。
【0038】
このように、固定式の第1の分級機20により、粗粉を分級して粉砕室11に再び供給し、再粉砕させることができる。また、回転式の第2の分級機30により、微粉と中粒度の粉砕製品と分けて回収することができる。さらに、第1の分級機20は固定式のため特別な駆動源が必要なく、粉砕装置1とも一体化できる利点がある。第2の分級機30は回転式のため分級する粒度の変更や調整が容易、という利点がある。
【0039】
以上説明したように、本実施形態によれば、簡易な分級部16の構造により、粗粉と微粉の両方を分級して所望の粒度の粉砕製品を効率よく回収することができる。
【0040】
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
【0041】
すなわち、粉砕の方式は、粉砕室11内にロータ12を有する方式(回転式)として、粉砕部18と粉砕用ライナ17の間で粉砕や破砕、磨砕される方式の他に、ロータ12を設けずに、旋回流に乗せて被処理物を回転させ、粉砕用ライナ17に衝突させる渦流式等も採用できる。
【0042】
上記実施形態では、分級部16は、2つの分級機20,30で構成したが、3つ以上の分級機で構成されてもよい。
【0043】
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
【符号の説明】
【0044】
1 粉砕装置(分級機能付粉砕装置)
1a 外部ケーシング
1b 内部ケーシング
1c 吹上げ通路
16 分級部
20 第1の分級機
21 第1天板
22 分級羽根
24 中間排出孔
30 第2の分級機
31 分級ロータ
31a 回転軸
32 ガイド板
33 排出経路
34 第1の排出口
35 第2の排出口