【実施例】
【0216】
本発明の例示的な化合物のインビトロ特徴付け
実施例1 TRPA1イオンチャネルの阻害を測定するための方法
式(I)の化合物は、表2に示されるデータ表に提供され、del Camino et al.,The Journal of Neuroscience,30(45):15165−15174(November 10,2010)(参照により本明細書に組み込まれる)に概説され、以下に要約される手順を用いて、ヒトTRPA1のインビトロ阻害を測定することによって示されるように、TRPA1チャネルを阻害する。TRPA1阻害に対するデータは、以下の表2中に含まれる関連データを有する、式(I)の示された化合物のためのこの方法によって得られた。すべての電流は、EPC−9及びEPC−10増幅器及びPatchmasterソフトウェア(HEKA)または同等物を用いて全細胞構成において記録された。パッチピペットは、1.5〜3M_の抵抗を有し、直列抵抗の最大75%を補正した。標準的なピペット溶液は、140mM CsAsp、10mM EGTA、10mM HEPES、2.27mM、20MgCl
2、1.91mM CaCl
2、及び最大0.3mM Na
2GTPからなり、CsOHを用いてpHを7.2に調整した。さらに、145mM CsCl、10mM HEPES、10mM EGTA、及び最大0.3mM Na
2GTP、及び1mM MgCl
2(CsOHを用いてpHを7.2に調整)を含有する溶液を使用することができる。標準的な浴溶液は、150mM NaCl、10mM HEPES、10mM グルコース、4.5mM KCl、1mM EGTA、3mM MgCl
2を含有し、NaOHを用いてpHを7.4に調整した。場合によっては、2mM CaCl
2をEGTAの代わりに添加し、MgCl
2の濃度を1mMまで低下させた。
【0217】
データは、−60mVで連続記録によってまたは4秒毎に−40mVの保持電位から電圧ランプを適用することによって回収された。連続記録は、400Hzで回収し、提示のために10Hzでオフラインをデジタル的に濾過された。電圧ランプは、400msにわたって−100mVまたは−80mVから+100mVまたは+80mVまで適用し、データは、10kHzで回収し、2.9kHzで濾過した。内向き及び外向き電流は、それぞれ、−80mV及び80mVでランプから分析された。液体接合部電位接続を使用しなかった。
【0218】
溶液を、重力送り連続的な灌流システムを用いて切り替えた。急激な温度変化を達成するために、2つの温度制御及び灌流システムは、同時に用いられた。22℃以上の温度については、Warner Instrumentsバイポーラ温度調節器(TC−344B)及びインライン加熱器(SHM−8)を使用した。22℃未満の温度については、Warner Instruments温度調節器(CL−100)及び熱冷却モジュール(TCM−1)を使用した。温度は、サーミスタ(Warner Instruments,TA−29)を用いて確認し、記録された細胞での温度は、報告された温度の+/−2℃以内であると推定された。
【0219】
表2は、上述のインビトロアッセイから得られたデータを示す。全細胞パッチ構成におけるヒトTRPA1(「hTRPA1」)に対する式(I)の化合物のアンタゴニスト作用は、上述のインビトロアッセイを用いて評価された。試験した電流活性化は、10μM AITCであり、試験した濃度は、320pM〜3.2μMの範囲に及んだ。
【表2-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表2-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表2-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表2-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0220】
本発明の例示的な化合物のインビボ有効性
実施例2 ホルマリンモデル
本発明の例示的な化合物は、Dubuisson et al.,Pain 1977 Dec;4(2):161−74(参照により本明細書にその全体が組み込まれる)によって報告されたホルマリン誘導性疼痛試験において試験した。簡潔に言えば、希釈ホルマリン(50μLの3% ホルマリン)を、ラットの後足の足底面に注射した。動物を、観察アリーナ(標準的なプレキシガラスラットケージ)に即時に戻し、この時点で、経験のある観察者は動物が2つの異なる段階において疼痛挙動(尻込み、舌舐め、注射した足/肢のかみつき)を示した時間を記録した。特定の研究において疼痛挙動の計数に関与する個体は、治療群に対して盲検された。
【0221】
初期相(第I相:0〜5分)が、ホルマリン及び機能的TRPA1(McNamara et al.,2007)によって求心性線維の直接的活性化に応じて異なる有意な要素を有すると考えられる。
【0222】
治験責任医師は、ラットのホルマリンモデルにおける疼痛挙動の表3中に示される用量で本発明の化合物の経口投与を研究した。化合物は、表3中に示される、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ポリエチレングリコール(15)−ヒドロキシステアリン酸塩(Solutol(登録商標)、Sigma−Aldrich)、カプリロカプロイルマクロゴール−8グリセリド(Labrasol(登録商標)、Sigma−Aldrich)、ポリソルベート80(Tween(登録商標)80、Sigma−Aldrich)、及びポリオキシル35ヒマシ油(Cremophor(登録商標)EL、BASF Corp.)を含む様々な溶媒及び賦形剤を用いた水中の溶液、またはメチルセルロース中の懸濁液として製剤化された。動物に、足底内ホルマリンに、1時間前に、ビヒクル、または本発明の化合物で経口投与した。表3は、最初の2分間で観察された疼痛挙動の期間、または全研究期間、5分間中の疼痛挙動の期間を示す。ビヒクルにおける減少は、陽性結果を示す。P値は、示される場合に、有意な比較されたビヒクルを示す。p値のない結果は、統計的有意性を達成しなかった。
【0223】
本発明の化合物の経口投与は、表3中に示されるデータから見られるように、ホルマリンモデルの第1相における侵害刺激反応を減少した。
【表3-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表3-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表3-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表3-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表3-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表3-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表3-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0224】
実施例3 低温過敏症における効果
本発明の実施形態は、炎症疼痛の治療に有効であり得る。本発明の化合物は、CFA誘導性疼痛試験方法によって試験した。化合物は、経口送達のために表3中に示されるように、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ポリエチレングリコール(15)−ヒドロキシステアリン酸塩(Solutol(登録商標)、Sigma−Aldrich)、カプリロカプロイルマクロゴール−8グリセリド(Labrasol(登録商標)、Sigma−Aldrich)、ポリソルベート80(Tween(登録商標)80、Sigma−Aldrich)、及びポリオキシル35ヒマシ油(Cremophor(登録商標)EL、BASF Corp.)を含む様々な溶媒及び賦形剤を用いた水中の溶液、またはメチルセルロース中の懸濁液として製剤化された。
【0225】
簡潔に言えば、後足は、右後足に0.1mLの完全フロインドアジュバント(CFA)を投与することによって低温(アロディニア)に感作した。3日後、動物がCFAを注射した足を上げるまでにかかった時間を、注射していない正常な左後足と比較して記録した。動物を低温プレート(1℃)の表面上に置き、技師は、動物が尻込みまたはプレートからその足を上げる(足引っ込め潜時、またはPWL)ことによって不快感を示した場合に瞬時に試験を中止した。組織損傷を避けるために、最大カットオフ時間は、5分であった。アロディニアであった動物(CFAを注射した後足における150秒未満の初めの3つの疼痛挙動に対して平均PWL:正常な足とCFAを注射した足との間の約50%以上の差異)を、研究に含まれ、その後、治療群にわたってランダム化された。翌日、動物に、盲目条件下で経口投与した。1〜2時間の前治療時間後、投与後のPWLの読み出しを再度取った。薬物治療の有効性を、ビヒクルを受容するこれらの動物への薬物治療動物におけるPWLを比較することによって評価した。P値は、示される場合に、有意な比較されたビヒクルを示す。p値のない結果は、統計的有意性を達成しなかった。
【0226】
本発明の化合物は、以下の表4中に示される用量で試験された。
【表4-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表4-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表4-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表4-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表4-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0227】
要約すれば、これらの研究は、本発明の化合物が経口投与後の炎症性疼痛の治療に有効である可能性を有することを示唆している。
【0228】
実施例4 一般的実験手順
一般的実験手順
すべての反応を不活性雰囲気、一般に窒素下で行った。すべての非水性反応を溶媒を用いて行った。すべての反応は、磁気撹拌棒またはオーバーヘッド機械的撹拌のいずれかで撹拌した。すべての飽和抽出溶液は、水性(例えば、飽和NH
4Cl)であると考えられる。乾燥剤を用いた有機溶液の乾燥は、乾燥剤が濾過によって有機溶液から除去されたことを意味する。クロマトグラフィーは、シリカゲル上のカラムクロマトグラフィーを指す。分取薄層クロマトグラフィー(TLC)をプレートで行った。反応混合物の濃度は、減圧下での濃度及び回転蒸発器の使用を意味する。最終生成物の乾燥は、高真空条件下の乾燥を意味する。超音波処理は、超音波浴の使用を意味する。すべての
1H−NMRデータを400MHzで得た。質量スペクトルを、陽性イオンモードで得、プロトン化種MH
+として報告される。LCMSは、SHIMADZU LCMS−2010EV装置(Chromolith SdeedROP、RP−18eカラム。50×4.6mm。移動相:溶媒A:CH
3CN/H
2O/HCOOH=10/90/0.05。溶媒B:CH
3CN/H
2O/HCOOH=90/10/0.05。10%Bで0.8分。2.7分の勾配(10〜95% B)、次いで95% Bで0.8分。流量:3mL/分。温度:40℃)。分取HPLCを、示された流量で移動相としてH
2O(0.1% HCOOH)及びMeOH(CH
3CN)を用いて、LC溶液のChemstationソフトウェアによって制御された紫外線検出を用いて、SHIMADZU LC−8A装置(カラム:YMC Pack ODS−A(150*30mm 10um))またはLC−6AD(カラム:Shim=Pack PREP−ODS−H(250*20mm、10um))のいずれかで行った。キラルHPLCは、30℃でヘキサン/EtOH(65/35、0.8mL/分、25分の実行時間)からなる移動相を用いたCHIRALPAK IBカラム(150*4.6mm、5um)を用い、15uLのサンプル注射体積(MeOH中の1mg/mL)及び220/254nmで設定された紫外線検出器を用いて行った。
【0229】
【表A-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表A-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0230】
調製
調製1 (S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (R)−メチル2−(メチルスルホニルオキシ)プロパノアート
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(300mL)中の(R)−メチル2−ヒドロキシプロパノアート(30g、0.28mol)及びTEA(80mL、0.56mol)の溶液を0℃まで冷却し、塩化メタンスルホニル(33.6mL、0.42mol)を1時間にわたって0℃で滴加した。混合物を10〜20℃で1.5時間撹拌した。反応混合物を氷水(100mL)で反応停止した。有機層を分離し、水(2×50mL)及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、赤レンガ色油として粗生成物(R)−メチル2−(メチルスルホニルオキシ)プロパノアート(50g、95.2%)を得、これを精製することなく使用した。
【0231】
ステップ2 (S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(100mL)中の3−メチル−キサンチン(5.858g、35.3mmol)及び(R)−メチル2−(メチルスルホニルオキシ)プロパノアート(6.417g、35.3mmol)の混合物に、炭酸カリウム(7.298g、53mmol)を添加した。反応混合物を50℃で20時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)に注ぎ入れ、EA(2×10mL)で抽出した。LCMSは、水相中で生成物を示したため、この水相をpH0まで酸性化し、DCMで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(MeOH/DCM 0〜3%で溶出)によって精製して、白色固体として(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(4.5843g、収率52%)を得た。MH
+253。
【0232】
調製2 (S)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリミジン−4−アミン
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (S)−5−ブロモ−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(200mL)中の(S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン塩酸塩(40g、0.23mol)、炭酸カリウム(94.6g、0.68mol)、及び5−ブロモ−2−クロロピリミジン(48g、0.25mol)の混合物を、100℃で24時間撹拌し、N
1,N
2−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(4mL)を添加し、反応物をさらに2時間撹拌して、未反応の5−ブロモ−2−クロロピリミジンを消費した。反応物を水(400mL)で反応停止し、EA(3×500mL)で抽出した。合わせた有機相を10% 水性LiClで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣を、PE:EA(50:1)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として(S)−5−ブロモ−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン(50g、74%)を得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ8.54(s,2H),4.90−4.94(m,2H),3.56−3.58(m,2H),2.02−2.16(m,4H)。MH
+296。
【0233】
ステップ2 (S)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
THF(400mL)中の(S)−5−ブロモ−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン(50g、0.17mol)及びトリイソプロピルホウ酸塩(44.4g、0.23mol)の溶液を−78℃まで冷却し、n−BuLi(105mL、ヘキサン中2.4M)を滴加した。反応物を−78℃で2時間撹拌した。反応物を水(150mL)で反応停止し、室温まで加温した。反応物を濃縮し、水相の状態にした。水相をエーテル(2×50mL)で抽出して、不純物(水層中の生成物)を除去した。6N HClを用いて、pHを5に調整し、次いで、EA(3×100mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、オフホワイト色固体として(S)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(45g、定量的収率)を得た。MH
+262。
【0234】
ステップ3 (S)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリミジン−4−アミン
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(105mL)及び水(35mL)中の(S)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(9.5g、36.4mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(4.3g、33.1mmol)、及びNa
2CO
3(7.0g、66.2mmol)の混合物に、Pd(PPh
3)
4(3.8mg、3.31mmol)を添加した。混合物を窒素で脱気し、次いで、110℃で3時間撹拌した。反応物を冷却し、セライトを通して濾過した。濾液を、EA(300mL)と水(150mL)とに分割した。有機相をブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣を、DCM/MeOH(100:1〜80:1〜70:1)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として(S)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリミジン−4−アミン(8g、78%)を得た。
1H−NMR(CDCl
3)δ9.16(s,2H),8.13−8.14(d,J=10Hz,1H),6.97(s,2H),6.34−6.35(d,J=6Hz,1H),5.09−5.13(m,1H),3.67−3.72(m,2H),2.06−2.21(m,4H)。MH
+311。
【0235】
調製3 (R)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリミジン−4−アミン
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を調製2の方法を用いて調製した。MH
+311
【0236】
調製4 3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
AcOH(30mL)中の3−オキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン(2.3g、20.5mmol)の混合物に、DMAP(150mg)及びベンジルアミン(2.2mL、20.5mmol)を添加した。混合物を100℃で40時間撹拌し、次いで、それを室温まで冷却した。反応物を濃縮し、残渣をEA中に溶解した。有機相を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣をPE:EA(8:1〜5:1)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン(3.7g、89.6%)を得た。MH
+202。
【0237】
ステップ2 3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
THF(30mL)中の3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン(2.0g、10.0mmol)の溶液に、LAH(1.5g、40.0mmol)を添加した。反応混合物を還流で4時間加熱し、次いで、それを0℃まで冷却した。冷却した反応混合物を飽和NH
4Clで慎重に反応停止し、次いでそれを濾過した。濾液を濃縮して、透明油として表題化合物(1.5g、86.7%)を得た。MH
+174。
【0238】
ステップ3 3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(20mL)中の3−ベンジル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.3g、7.5mmol)、10% Pd/C(130mg)、及び濃HCl(0.63mL、7.5mmol)を、水素(バルーン)下、室温で18時間撹拌した。反応物をセライトを通して濾過し、濾液を濃縮して、白色固体として表題化合物(850mg、95%)を得た。MH
+84
【0239】
調製5 2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−アミン
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
密閉管を、5−ブロモ−2−クロロピリミジン(671.7mg、3.5mmol)、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(416.7mg、3.5mmol)、炭酸カリウム(967.5mg、7.0mmol)、及びDMF(4mL)で充填させた。管を密閉し、130℃で2時間撹拌した。反応物を室温まで冷却し、冷水(4mL)に注ぎ入れた。形成された固体を回収し、乾燥させて、白色固体として3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(480mg、57.4%)を得た。MH
+240。
【0240】
ステップ2 (2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
THF(6mL)中の3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(480mg、2.0mmol)及びトリイソプロピルホウ酸塩(0.7mL、3.0mmol)の溶液に、n−BuLi(1.1mL、ヘキサン中2.4M、2.6mmol)を−78℃で滴加した。反応物を−78℃で2時間撹拌し、次いで、それを水で反応停止し、室温まで加温した。反応物を濃縮し、水性残渣をエーテル(2×20mL)で抽出した。水層を分離し、1N HClを用いてpHを6に調整し、EA(3×20mL)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として表題生成物(200mg、48.5%)を得た。MH
+206。
【0241】
ステップ3 2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−アミン
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及び水(1mL)中の(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸(150.0mg、1.2mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(237.9mg、1.2mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(86.0mg、0.1mmol)、及びNa
2CO
3(245.9mg、2.3mmol)の混合物を窒素で脱気し、80℃で一晩撹拌した。反応物を室温まで冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣をエーテル中に溶解した。不溶性残渣を濾過によって除去し、濾液を濃縮して、白色固体として2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−アミン(100mg、33.8%)を得た。MH
+255。
【0242】
調製6 3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H− プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(50mL)中の3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(5g、30.10mmol)及び炭酸カリウム(6.24g、45.14mmol)の撹拌溶液に、(2−(クロロメトキシ)エチル)トリメチルシラン(5.33mL、30.1mml)を0℃で添加した。添加後、混合物を室温まで加温し、一晩撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、s.水性LiClで洗浄した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、黄色固体として3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(3.78g、収率42.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.160分。MH
+297。
【0243】
ステップ2 3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(20mL)中の3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(1.0g、3.37mmol)及び3−(クロロメチル)−5−メチルイソオキサゾール塩酸塩(665.8mg、5.06mmol)の混合物に、炭酸カリウム(1.17g、8.43mmol)及びTBAI(61.84mg、0.17mmol)を添加した。混合物を50℃で2時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性LiClで洗浄した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、黄色固体として3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(750mg、収率56.8%)を得た。保持時間(LC−MS):1.476分。MH
+392。
【0244】
ステップ3 3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(5mL)中の3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(750mg、1.92mmol)の撹拌溶液に、濃HCl(1mL)を添加した。添加後、混合物を2時間還流加熱し、室温まで冷却した。混合物を乾燥するまで濃縮して、黄色固体として3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(415mg、収率82.9%)の粗生成物を得、これをさらなる精製することなく次のステップで使用した。保持時間(LC−MS):0.544分。MH
+262。
【0245】
調製7 (S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラ−ヒドロプリン−7−イル)プロパノアート
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(10mL)中の3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(500mg、1.69mmol)の溶液に、炭酸セシウム(1.1g、3.37mmol)、2−(ブロモメチル)ピリジン(509mg、2.02mmol)、及びヨウ化テトラブチルアンモニウム(62mg、0.17mmol)を添加した。添加後、混合物を100℃で2時間撹拌し、室温まで冷却した。混合物をEAで希釈し、飽和水性LiClで洗浄した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣をクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(370mg、収率56.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.373分。MH
+388
【0246】
ステップ2 3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(8mL)中の3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(370mg、0.95mmol)の撹拌溶液に、濃HCl(4mL)を添加した。添加後、混合物を2時間還流加熱し、室温まで冷却した。溶媒を真空下で除去し、次いで、水性Na
2CO
3を用いて、残渣をpH7に調整し、濾過した。濾過ケーキを真空下で乾燥させて、オフホワイト色固体として3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(170mg、収率69.1%)を得た。保持時間(LC−MS):0.452分。MH
+258
【0247】
ステップ3 (S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラ−ヒドロプリン−7−イル)プロパノアート
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2mL)中の3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(100mg、0.39mmol)及び炭酸カリウム(53mg、0.39mmol)の混合物に、(R)−メチル2−(メチルスルホニルオキシ)プロパノアート(142mg、0.78mmol)を添加した。添加後、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物を0℃まで冷却し、水(4mL)で希釈し、EA(3×2mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=40/1で溶出)によって精製して、白色固体として(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)プロパノアート(50mg、収率37.5%)を得た。保持時間(LC−MS):0.348分。MH
+344
【0248】
調製8 6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
THF(6mL)中の5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.6g、7.2mmol)及び(
iPrO)
3B(2.5mL、10.8mmol)の溶液に、n−BuLi(4.5mL、ヘキサン中2.4M、10.8mmol)を−78℃で滴加した。反応混合物を同じ温度で2時間撹拌し、水で反応停止した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をエーテル(2×60mL)で抽出した。水層を分離し、1N HClを用いてpHを6に調整し、EA(3×60mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として表題生成物(1.3g、収率95.7%)を得た。
【0249】
ステップ2 6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)及びH
2O(2mL)中の(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(382.1mg、2.0mmol)、6−クロロピリジン−2−アミン(343.9mg、2.0mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(140.4mg、0.2mmol)、及びNa
2CO
3(424.0mg、4.0mmol)の混合物を脱気し、N
2下、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をエーテルで粉砕した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、白色固体として表題化合物(190mg、収率39.7%)を得た。保持時間(LC−MS):0.42分。MH
+255。
【0250】
調製9 6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
THF(10mL)中の5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(700.6mg、3.1mmol)及び(
iPrO)
3B(1.1mL、4.7mmol)の溶液に、n−BuLi(1.7mL、ヘキサン中2.4M、4.0mmol)を−78℃で滴加した。混合物を同じ温度で2時間撹拌し、水で反応停止した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をエーテル(2×40mL)で抽出した。水層を分離し、次いで1N HClを用いてpHを6に調整し、EA(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として表題生成物(400mg、収率67.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.66分。MH
+193
【0251】
ステップ2 6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸(420.0mg、2.2mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(378.3mg、2.2mmol)、Pd(PPh
3)
4(252.7mg、0.2mmol)、及び炭酸カリウム(604.6mg、4.4mmol)の混合物を脱気し、N
2下、90℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をエーテル中に溶解した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、白色固体として表題生成物(200mg、収率52.6%)を得た。
【0252】
調製10 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(30mL)中の3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(4.3g、19.35mmol)及び(R)−メチル2−(メチルスルホニルオキシ)プロパノアート(6.5g、38.70mmol)の混合物に、炭酸カリウム(2.67g、19.35mmol)を添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)に注ぎ入れ、EA(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=2:1で溶出)によって精製して、黄色固体として3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(850mg、収率14.3%)を得た。保持時間(LC−MS):0.556分。MH
+309。
【0253】
ステップ2 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(5mL)中の(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(850mg、2.74mmol)及びHCl(1M、2.5mL)の混合物を、110℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)に注ぎ入れ、EA(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1)によって精製して、黄色油として(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(540mg、収率67.0%)を得た。保持時間(LC−MS):0.424分。MH
+295。
【0254】
調製11 (S)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (S)−2,2,2−トリフルオロ−N−(2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)及びH
2O(2mL)中の(S)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(573mg、2.19mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(500mg、1.82mmol)、Pd(PPh
3)
4(105mg、0.09mmol)、及びCs
2CO
3(1.8g、5.46mmol)の混合物を脱気し、N
2下、110℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1で溶出)によって精製して、黄色固体として(S)−2,2,2−トリフルオロ−N−(2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(247mg、収率32.9%)を得た。保持時間(LC−MS):1.822分。MH
+412。
【0255】
ステップ2 (S)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(4mL)中の(S)−2,2,2−トリフルオロ−N−(2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(200mg、0.48mmol)の撹拌溶液に、50% NaOH(2mL)を添加した。添加後、混合物を2時間還流加熱し、室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水(4mL)で希釈し、DCM(3×2mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色固体として(S)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(110mg、収率71.9%)を得た。保持時間(LC−MS):0.785分。MH
+316。
【0256】
調製12 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(7mL)中の3−メチル−7−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン(450mg、1.52mmol)の溶液に、炭酸カリウム(420mg、3.04mmol)、TBAI(56mg、0.15mmol)を添加し、続いて、2−ブロモアセトニトリル(0.13mL、1.82mmol)を滴加した。反応混合物を、N
2下、50℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(30mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl溶液(15mL)及びブライン(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、カラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=70:1で溶出)で精製して、茶色油として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル(490mg、収率80%)を得た。保持時間(LC−MS):1.486分。MH
+336。
【0257】
ステップ2 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
THF(10mL)中の2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル(400mg、1.19mmol)の溶液に、TBAF(933mg、3.57mmol)を添加し、次いで、混合物を75℃で一晩撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濃縮した。残渣を水で希釈し、クロロホルム/イソプロパノール(3:1)(3×5mL)で抽出した。次いで、有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=70:1で溶出)で精製して、茶色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル(210mg 収率86%)を得た。保持時間(LC−MS):0.372分。MH
+206。
【0258】
調製13 2−クロロ−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(10mL)中の5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(1g、4.42mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,2−ジオキサボロラン(1.35g、5.31mmol)、KOAc(1.30g、13.27mmol)の混合物を、Pd(dppf)Cl
2(161.8mg、0.22mmol)に添加した。混合物を脱気し、N
2で3回パージした後、この混合物を、N
2雰囲気下、100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、6−ブロモピリジン−2−アミン(633.5mg、3.68mmol)、水性Na
2CO
3溶液(5mL、2M)、及びPd(dppf)Cl
2(161.8mg 0.22mmol)を、N
2雰囲気下、上記の混合物に添加した。混合物を、N
2下、100℃で2時間撹拌した。反応混合物をDCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)で精製して、白色固体として6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(670mg、収率64%)を得た。保持時間(LC−MS):1.029分。MH
+241。
ステップ2 2−クロロ−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(2mL)中の6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(100mg、0.42mmol)の混合物に、3−クロロ−ブタン−2−オン(0.06mL、0.63mmol)を0℃で添加した。次いで、混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl及びブラインによって洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=3:1で溶出)で精製して、白色固体として2−クロロ−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(80mg、収率58%)を得た。保持時間(LC−MS):1.560分。MH
+331。
【0259】
調製14 (S)−メチル2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(7mL)中の2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル(300mg、1.46mmol)の溶液に、(R)−メチル2−(メチルスルホニルオキシ)プロパノアート(533mg、2.93mmol)及び炭酸カリウム(202mg 1.46mmol)を添加した。反応混合物を、N
2下、50℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(50mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl及びブラインによって洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1で溶出)で精製して、茶色油として(S)−メチル2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(250mg、収率59%)を得た。保持時間(LC−MS):0.622分。MH
+292。
【0260】
調製15 2’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−アミン
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
密閉管を、5−ブロモ−2−クロロピリミジン(748.5mg、3.9mmol)、6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(604.6mg、3.9mmol)、炭酸カリウム(1.1g、7.8mmol)、及びNMP(3mL)で充填させた。混合物を130℃で3時間撹拌した後、水(4mL)に注ぎ入れた。固体を濾過によって回収し、真空下で乾燥させ、白色固体として表題生成物(1.0g、収率93.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.65分。MH
+276。
【0261】
ステップ2 (2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
THF(20mL)中の3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.1g、4.1mmol)及び(i−PrO)
3B(1.4mL、6.2mmol)の溶液に、n−BuLi(3.9mL、ヘキサン中1.6M、6.2mmol)を−78℃で滴加した。混合物を−78℃で2時間撹拌した後、水で反応停止した。溶媒を減圧下で除去し、水層をエーテル(2×50mL)で洗浄した。次いで、水層を、1N HClを用いてpHを6に調整し、EA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸(700mg、収率72.6%)を得た。
【0262】
ステップ3 2’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−アミン
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸(241.0mg、1.0mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(129.0mg、1.0mmol)、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)、及び炭酸カリウム(276.4mg、2.0mmol)の混合物を脱気し、N
2で3回パージし、N
2下、90℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)で精製して、白色固体として2’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−アミン(210mg、収率72.3%)を得た。保持時間(LC−MS):0.37分。MH
+291。
【0263】
調製16 6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸(192.9mg、0.8mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(103.2mg、0.8mmol)、Pd(PPh
3)
4(46.2mg、0.04mmol)、及び炭酸カリウム(221.1mg、1.6mmol)の混合物を脱気し、N
2下、90℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAで希釈した。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)で精製して、白色固体として6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン(180mg、収率77.5%)を得た。保持時間(LC−MS):0.37分。MH
+291。
【0264】
調製17 (S)−メチル2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(600mg、2.30mmol)及び炭酸カリウム(836.78mg、4.60mmol)の溶液に。混合物を50℃で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=4:1〜1:3)で精製して、白色固体として(S)−メチル2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(640mg、収率80.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.735分。MH
+347。
【0265】
調製18 6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(200mg、0.83mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(128mg、1.0mmol)、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)、及び炭酸カリウム(229mg、1.66mmol)の混合物を脱気し、N
2下、90℃で3時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)で精製して、白色固体として6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(180mg、収率75.0%)を得た。保持時間(LC−MS):0.499分。MH
+290。
【0266】
上述の手順を使用して、適切な出発材料を使用して以下の化合物を生成した。
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
保持時間(LC−MS):0.723分。MH
+254。
【0267】
調製19 (R)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中のN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(200mg、0.73mmol)、(R)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(228mg、0.87mmol)、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)、及びCs
2CO
3(710mg、2.18mmol)の混合物を脱気し、N
2下、110℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=10:1で溶出)で精製して、白色固体として(R)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(55mg、収率24.0%)を得た。保持時間(LC−MS):1.417分。MH
+316。
【0268】
調製20 N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−クロロプロパンアミド(3,ZY−000461−133)
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(3mL)中の2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−アミン(100mg、0.39mmol)の溶液に、2−クロロプロパノイルクロリド(0.56mL、0.59mmol)を0℃で滴加した。混合物を室温で1時間撹拌した後、EAに注ぎ入れた。有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、黄色固体として表題生成物(120mg、収率88.5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.571分。MH
+345。
【0269】
調製21 6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(200mg、0.83mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(128mg、1.0mmol)、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)、及び炭酸カリウム(229mg、1.66mmol)の混合物を脱気し、N
2下、90℃で3時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)で精製して、白色固体として6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(180mg、収率75.0%)を得た。保持時間(LC−MS):0.499分。MH
+290。
【0270】
上述の手順を使用して、適切な出発材料を使用して以下の化合物を生成した。
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
保持時間(LC−MS):0.449分。MH
+205。
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
保持時間(LC−MS):0.723分。MH
+254。
【0271】
調製22 6−(3,4−ジクロロフェニル)ピリジン−2−アミン。
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の3,4−ジクロロフェニルボロン酸(200mg、1.05mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(218mg、1.26mmol)の混合物に、炭酸カリウム290mg、2.10mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)を、N
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、白色固体として6−(3,4−ジクロロフェニル)ピリジン−2−アミン(200mg、収率79.8%)を得た。保持時間(LC−MS):保持1.546分。MH
+240。
【0272】
調製23 2−(3,4−ジクロロフェニル)チアゾール−4−アミン
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(15mL)及びH
2O(3mL)中の3,4−ジクロロフェニルボロン酸(600mg、2.18mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(416mg、2.18mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(2.13g、6.54mmol)を添加し、混合物を、N
2で3回脱気した。Pd(PPh
3)
4(75mg、0.06mmol)を添加し、反応混合物を、N
2下、100℃で一晩撹拌した。混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1で溶出)によって精製して、黄色固体として2−(3,4−ジクロロフェニル)チアゾール−4−アミン(200mg、収率26.88%)を得た。保持時間(LC−MS):1.651分。MH
+245。
【0273】
調製24 N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−クロロプロパンアミド
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(2mL)中の2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−アミン(80mg、0.31mmol)の溶液に、2−クロロプロパノイルクロリド(0.04mL、0.45mmol)を0℃で滴加した。混合物を室温で2時間撹拌し、EAに注ぎ入れた。有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=70:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−クロロプロパンアミド(130mg、収率120%)を得た。保持時間(LC−MS):1.525分。MH
+345。
【0274】
調製25 2−(2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 5−ブロモ−N,N−ジエチルピリミジン−2−アミン
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
THF(5mL)中の5−ブロモ−2−クロロピリミジン(1.0g、5.17mmol)及びジエチルアミン(2.13mL、20.68mmol)の溶液を、80℃で3時間撹拌した。混合物を冷却し、乾燥するまで濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(PE:EA=100:1で溶出)によって精製して、黄色固体として5−ブロモ−N,N−ジエチルピリミジン−2−アミン(1.14g、収率95.8%)を得た。保持時間(LC−MS):1.827分。MH
+231。
【0275】
ステップ2 2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イルボロン酸
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
THF(20mL)中の5−ブロモ−N,N−ジエチルピリミジン−2−アミン(1.14g、4.95mmol)及びトリイソプロピルホウ酸塩(2.29mL、9.91mmol)の溶液に、n−BuLi(5.95mL、THF中1M、5.95mmol)を−78℃で滴加し、混合物をこの温度で3時間撹拌した。混合物を氷水(15mL)に注ぎ入れ、エーテル(5mL×2)で洗浄した。水層を、希釈した水性HClを用いてpHを5に調整し、混合物をEA(20mLx2)で抽出した。合わせた有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、白色固体として2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イルボロン酸(450mg、収率65.3%)を得た。保持時間(LC−MS):0.398分。MH
+196。
【0276】
ステップ3 2−(2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イルボロン酸(100mg、0.51mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(106mg、0.62mmol)の混合物に、炭酸カリウム(142mg、1.03mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)を、N
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1で溶出)によって精製して、白色固体として5−(6−アミノピリジン−2−イル)−N,N−ジエチルピリミジン−2−アミン(100mg、収率80.2%)を得た。保持時間(LC−MS):保持0.399分。MH
+244。
【0277】
調製26 (R)−2−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン。
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (R)−2,2,2−トリフルオロ−N−(2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(R)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン(246.5mg、0.9mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(309.0mg、0.9mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(880.2mg、2.7mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(52.0mg、0.05mmol)を、N
2下で添加し、混合物を100℃で4時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(140mg、収率37.8%)を得た。保持時間(LC−MS):保持1.769分。MH
+411。
【0278】
ステップ2(R)−2−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(5mL)及び50% NaOH(1mL)中の(R)−2,2,2−トリフルオロ−N−(2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(140.0mg、0.34mmol)の混合物を60℃で一晩撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(70mg、収率65.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.426分。MH
+316。
【0279】
調製27 2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0280】
ステップ1 N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アセトアミド(ZSL−000466−082).
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(5mL)中の2−ブロモチアゾール−4−アミン臭化水素(1g、3.87mmol)の懸濁液に、TEA(2.1mL、15.48mmol)を0℃で滴加した。添加後、反応混合物を室温で15分撹拌し、次いで、塩化アセチル(450mg、5.81mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(10mL)で反応停止した。混合物を飽和水性NaHCO
3溶液で中和させ、EAで抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜3:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アセトアミド(250mg、収率29.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.930分。MH
+221。
【0281】
ステップ2 N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(4mL)及びH
2O(0.8mL)中の2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イルボロン酸(173mg、0.90mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アセトアミド(200mg、0.90mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(880mg、2.70mmol)を添加した。混合物を、N
2で3回脱気した。Pd(PPh
3)
4(52mg、0.045mmol)を添加し、反応混合物を、N
2下、100℃で一晩撹拌した。混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、クロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(90mg、収率34.6%)を得た。保持時間(LC−MS):1.663分。MH
+289。
【0282】
ステップ3 2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(2mL)中のN−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(3、90mg、0.31mmol)の溶液に、濃HCl(0.4mL)を添加した。反応混合物を2時間還流加熱した。溶媒を減圧下で除去して、さらに精製することなく、黄色固体として生成物2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(77mg、収率99.1%)を得た。保持時間(LC−MS):0.758分。MH
+247。
【0283】
調製28 2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(5−ブロモピリジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(892.9mg、7.5mmol)及び5−ブロモ−2−フルオロピリジン(1.3g、7.5mmol)を含有するマイクロ波反応管中に、MeCN(4mL)及び炭酸カリウム(2.1g、15.0mmol)を添加した。混合物をBiotage Microwave Initiatorデバイス中で、90℃で45分間加熱した。混合物をEAに注ぎ入れた。有機相を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(PE:EA=8:1で溶出)によって精製して、白色固体として3−(5−ブロモピリジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(550mg、収率30.8%)を得た。保持時間(LC−MS):1.295分。MH
+239。
【0284】
ステップ2 (6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ボロン酸
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
THF(4mL)中の3−(5−ブロモピリジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(119.0mg、0.5mmol)及び(
iPrO)
3B(0.17mL、0.75mmol)の溶液に、n−BuLi(0.47mL、ヘキサン中1.6M、0.75mmol)を−78℃で滴加した。混合物を同じ温度で2時間撹拌した。反応物を水で反応停止した。溶媒を減圧下で除去し、水層をエーテル(2×5mL)で抽出した。次いで、水層を、1N HClを用いてpHを6に調整し、EA(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として表題生成物(80mg、収率78.4%)を得た。保持時間(LC−MS):0.384分。MH
+205。
【0285】
ステップ3 N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(80.0mg、0.4mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(107.4mg、0.4mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(260.6mg、0.8mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(23.0mg、0.02mmol)をN
2下で添加し、混合物を100℃で4時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=10:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(50mg、収率36.0%)を得た。保持時間(LC−MS):1.978分。MH
+355。
【0286】
ステップ4 2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(2mL)及び50% NaOH(0.3mL)中のN−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(50.0mg、0.14mmol)の混合物を60℃で一晩撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(30mg、収率82.0%)を得た。保持時間(LC−MS):0.629分。MH
+259。
【0287】
調製29 6’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,3’−ビピリジン−6−アミン
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イルボロン酸(300mg、1.47mmol)及び6−ブロモピリジン−2−アミン(305mg、1.76mmol)の混合物に、炭酸カリウム(610mg、4.41mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(80.9mg、0.07mmol)を、N
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、白色固体として6’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,3’−ビピリジン−6−アミン(200mg、収率54.0%)を得た。保持時間(LC−MS):保持0.445分。MH
+253。
【0288】
調製30 2−(2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(15mL)及びH
2O(3mL)中の2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イルボロン酸(600mg、3.08mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(864mg、3.08mmol)、Pd(PPh
3)
4(75mg、0.06mmol)、及びCs
2CO
3(3.01g、9.23mmol)の混合物を脱気し、N
2下、110℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=80:1で溶出)によって精製して、茶色固体として2−(2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(245mg、収率31.94%)を得た。保持時間(LC−MS):1.310分。MH
+250。
【0289】
調製31 (R)−6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(R)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン(129mg、0.375mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(65mg、0.375mmol)、Pd(PPh
3)
4(6mg、0.003mmol)、及びNa
2CO
3(119mg、1.13mmol)の混合物を脱気し、N2下、110℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、黄色固体として(R)−6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(70mg、収率60.24%)を得た。保持時間(LC−MS):0.536分。MH
+310。
【0290】
調製32 (R)−6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(R)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン(132mg、0.385mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(50mg、0.385mmol)、Pd(PPh
3)
4(6mg、0.003mmol)、及び炭酸カリウム(132mg、0.9mmol)の混合物を脱気し、N
2下、110℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1で溶出)によって精製して、黄色固体として(R)−6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン(70mg、収率60%)を得た。保持時間(LC−MS):1.198分。MH
+311。
【0291】
調製33 6−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(163.2mg、0.8mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(103.2mg、0.8mmol)の混合物に、炭酸カリウム(221.1mg、1.6mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(46.2mg、0.04mmol)を、N
2下で添加し、混合物を100℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(140mg、収率69.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.353分。MH
+254。
【0292】
調製34 (S)−6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(8mL)及びH
2O(1.6mL)中の(S)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(731mg、2.79mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(400mg、2.32mmol)の混合物に、炭酸カリウム(641mg、4.65mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(133mg、0.12mmol)をN
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=3:1で溶出)によって精製して、白色固体として(S)−6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(550mg、収率76.6%)を得た。保持時間(LC−MS):保持1.556分。MH
+310。
【0293】
調製35 2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−アミン
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(15mL)及びH
2O(3mL)中の6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イルボロン酸(400mg、1.96mmol)、炭酸カリウム(542.00mg、3.92mmol)、及び2−クロロピリミジン(254.90mg、1.96mmol)の混合物に、Pd(PPh
3)
4(226.47mg、0.20mmol)を添加した。反応混合物を、N
2下、100℃で2時間撹拌した。混合物を冷却し、セライトを通して濾過し、濾液をEA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=20:1〜=1:1)で精製して、黄色固体として2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−アミン(150mg、収率30.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.449分。MH
+254。
【0294】
調製36 ((R)−2’−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−アミン
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(2.3mL)及びH
2O(0.75mL)中の(R)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(200mg、0.766mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(88mg、0.689mmol)の混合物に、Na
2CO
3(162mg、1.52mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(28mg、0.029mmol)を、N
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:アセトン=4:1で溶出)で精製して、白色固体として(R)−2’−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−アミン(200mg、収率84%)を得た。保持時間(LC−MS):保持0.361分。MH
+311。
【0295】
調製37 (R)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(4mL)及びH
2O(0.8mL)中の(R)−2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(229mg、0.87mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(200mg、0.73mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(731mg、2.19mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(42mg、0.04mmol)を添加し、反応混合物を、N
2下、100℃で一晩撹拌した。混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1で溶出)で精製して、黄色固体として(R)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(60mg、収率26.02%)を得た。保持時間(LC−MS):1.651分。MH
+316。
【0296】
調製38 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(5mL)中の6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(200mg、0.83mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(2.90mL、n−ヘキサン中1M、2.90mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、DCM(2mL)中の(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(210mg、0.83mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を30℃で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=1:2)によって精製して、粗生成物を得、これを、分取HPLCによってさらに精製して、白色固体として(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(250mg、収率55.1%)を得た。保持時間(LC−MS):0.573分。MH
+461。
【0297】
調製39 オキセタン−3−イルメチルメタンスルホン酸塩。
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(4mL)中のオキセタン−3−イルMeOH(300mg、3.40mmol)及びTEA(0.95mL、6.80mmol)の溶液に、塩化メタンスルホニル(0.4mL、5.11mmol)を、10分間にわたって0℃で滴加した。添加後、混合物を10℃〜20℃で1.5時間撹拌した。TLC(PE/EA=3/1、R
f(TM)=0.6、R
f(SM)=0.5、過マンガン酸カリウムによって発生)は、出発材料が完全に消費されたことを示した。反応物を、氷水(5mL)の添加によって反応停止した。有機層を分離し、水(2×3mL)及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、レンガ色油として粗生成物オキセタン−3−イルメチルメタンスルホン酸塩(500mg、収率88.3%)を得、これをさらに精製することなく、次のステップで直接使用した。
【0298】
調製40 N−(2−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾール−4−イル)
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(45mL)中のペンタン−2−オン(4g、46.5mmol)の溶液に、窒素雰囲気下、−30℃まで冷却し、Br
2(2.32mL、46.5mmol)を滴加した。反応混合物を室温まで加温し、2時間撹拌し、津知恵、真空下で濃縮し、エーテルで希釈し、飽和水性NaHCO
3溶液で洗浄し、続いて、ブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=100:1で溶出)によって精製して、茶色油として1−ブロモペンタン−2−オン(5g、収率65.79%)を得た。
【0299】
調製41 2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)及びH
2O(1.24mL)中の2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(300mg、1.24mmol)、Cs
2CO
3(811.17mg、2.49mmol)、及びN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(376.62mg、1.37mmol)の溶液に、Pd(PPh
3)
4(143.78mg、0.12mmol)を添加した。N
2下で3回脱気した後、反応混合物をN
2下、110℃で2時間撹拌した。混合物を冷却し、セライトを通して濾過し、濾液をEA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=10:1〜=1:1)によって精製して、黄色固体としてN−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(240mg、収率65.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.402分。MH
+392。
【0300】
ステップ2 2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(10mL)中のN−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(240mg、0.61mmol)の溶液に、NaOH(2mL、50重量%)を室温で添加した。反応混合物を80℃で一晩撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮して、エタノール(4mL)を添加した。スラリーを濾過した。固体を水(10mL×4)で洗浄し、真空下で乾燥させて、灰色固体として2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(140mg、収率77.3%)を得た。保持時間(LC−MS):0.856分。MH
+296。
【0301】
調製42 (S)−メチル2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 1−(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(10mL)中の3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(500mg、1.689mmol)の溶液に、1−クロロ−3−メトキシプロパン−2−オール(252mg、2.02mmol)を添加し、続いて、炭酸カリウム(466mg 3.37mmol)及びTBAI(59mg 0.16mmol)を添加した。混合物を、N
2下、室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(20mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を、飽和水性塩化リチウム溶液(15mL)及びブライン(15mL)によって洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=80:1で溶出)によって精製して、白色固体として1−(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(420mg、収率64.75%)を得た。保持時間(LC−MS):1.005分。MH
+385。
【0302】
ステップ2 1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(10mL)中の1−(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(350mg、0.91mmol)の混合物に、デス−マーチンペルヨージナン(578mg、1.365mmol)を少量ずつ0℃で添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(8mL)によって反応停止し、次いで、DCM(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化リチウム溶液(15mL)及びブライン(15mL)によって洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1で溶出)によって精製して、白色固体として1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(340mg、収率97.65%)を得た。保持時間(LC−MS):1.127分。MH
+383。
【0303】
ステップ3 1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(6mL)中の1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(340mg、0.88mmol)の溶液に、濃塩酸(3mL)を添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮して、残渣を水(10mL)中に溶解し、クロロホルム/イソプロパノール(2/1、15mL×2)で抽出した。合わせた有機層を乾燥するまで濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1で溶出)によって精製して、黄色固体として1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(140mg、収率62.44%)を得た。保持時間(LC−MS):0.326分。MH
+253。
【0304】
ステップ4 (S)−メチル2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(10mL)中の1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(140mg、0.555mmol)の溶液に、(R)−メチル2−((メチルスルホニル)オキシ)プロパノアート(202mg、1.11mmol)及び炭酸カリウム(76.7mg 0.555)を添加した。混合物を50℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(10mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を、飽和水性塩化リチウム溶液(10mL)及びブライン(10mL)によって洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1で溶出)によって精製して、黄色油として(S)−メチル2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(140mg、収率74.55%)を得た。保持時間(LC−MS):0.417分。MH
+339。
【0305】
調製43 6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(250mg、1.04mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(160mg、1.24mmol)の混合物に、炭酸カリウム(287mg、2.07mmol)を添加した。混合物をN
2で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(25mg、0.02mmol)を、N
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、黄色固体として6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン(160mg、収率53.1%)を得た。保持時間(LC−MS):保持0.623分。MH
+290。
【0306】
調製44 2’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−アミン
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(6mL)及びH
2O(1.5mL)中の(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ボロン酸(250.0mg、1.0mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(133.8mg、1.0mmol)の混合物に、炭酸カリウム(286.6mg、2.1mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(59.9mg、0.05mmol)を、N
2下で添加し、混合物を90℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:アセトン=2:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(210mg、収率69.8%)を得た。保持時間(LC−MS):0.422分。MH
+291。
【0307】
調製45 6’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(5−ブロモピリジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
密閉管を、6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(620mg、4.0mmol)、5−ブロモ−2−フルオロピリジン(835.2g、4.8mmol)、NMP(5mL)、及び炭酸カリウム(1.38g、10.0mmol)で充填させた。混合物を100℃で一晩撹拌した。混合物をEAに注ぎ入れた。有機相を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1で溶出)によって精製して、白色固体として3−(5−ブロモピリジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(680mg、収率62.0%)を得た。保持時間(LC−MS):1.249分。MH
+275。
【0308】
ステップ2 (6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ボロン酸
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
THF(10mL)中の3−(5−ブロモピリジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(900.0mg、3.3mmol)及び(
iPrO)
3B(1.14mL、4.9mmol)の溶液に、n−BuLi(2.67mL、ヘキサン中1.6M、6.6mmol)を−78℃で滴加した。混合物を同じ温度で1時間撹拌した。反応物を水で反応停止した。溶媒を減圧下で除去し、水層をエーテル(2×5mL)で抽出した。次いで、水層を、1N HClを用いてpHを8に調整し、EA(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として表題生成物(780mg、収率98.9%)を得た。保持時間(LC−MS):0.347分。MH
+241。
【0309】
ステップ3 6’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(300.0mg、1.25mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(215.0mg、1.25mmol)の混合物に、炭酸カリウム(345.5mg、2.5mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(72.2mg、0.06mmol)を、N
2下で添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(280mg、収率77.8%)を得た。保持時間(LC−MS):0.321分。MH
+289。
【0310】
調製46 2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−アミン
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(240.0mg、1.0mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(129.0mg、1.0mmol)の混合物に、炭酸カリウム(276.4mg、2.0mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)を、N
2下で添加し、混合物を90℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(140mg、収率58.1%)を得た。保持時間(LC−MS):0.365分。MH
+290。
【0311】
調製47 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(10mL)中の6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−アミン(200mg、0.83mmol)の混合物に、トリメチルアルミニウム(3.32mL、3.32mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で30分間撹拌し、続いて、(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(210mg、0.83mmol)を添加した。最終混合物を30℃で一晩撹拌した。混合物を減圧下で直接濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1)によって精製して、白色固体として(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(150mg、収率39%、ee:99%)を得た。保持時間(LC−MS):1.796分。MH
+460。1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.25(s,1H),9.68(s,2H),8.33(s,1H),8.18−7.87(m,3H),5.78(d,J=10.4Hz,1H),3.39(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.24(s,1H)。
【0312】
調製48 (2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(20mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(275mg、1.16mmol)及び2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(300mg、1.16mmol)の溶液に、HOAt(157mg、1.16mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(0.19mL、2.31mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(0.27mL、1.74mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を30℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(20mL)で洗浄した。DCM層を分離し、水層をDCM(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で直接濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1)によって精製して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(500mg、収率90%、ee>98%)を得た。保持時間(LC−MS):4.217分。MH
+479。
【0313】
調製49 6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン/エタノール(4mL/2mL)中の2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(300mg、1.5mmol)及び6−ブロモピラジン−2−アミン(238mg、1.37mmol)の混合物に、水性Na
2CO
3溶液(1mL、2M)を添加し、混合物をN
2下で3回脱気した。上記の混合物に、6−テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(30mg、0.04mmol)をN
2下で添加し、反応混合物をN
2下、100℃で2時間撹拌した。混合物をDCMで希釈し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し、クロマトグラフィー(PE:EA=2:1で溶出)によって精製して、白色固体として6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン(210mg、収率58.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.359分。MH
+291。
【0314】
調製50 6−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イルボロン酸(220mg、0.9mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(190mg、1.1mmol)の混合物に、炭酸カリウム(380mg、2.8mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(23.0mg、0.02mmol)をN
2下で添加し、混合物を100℃で4時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EA(15mL)を希釈した。混合物を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、淡黄色固体として6−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(160mg、収率60.3%)を得た。保持時間(LC−MS):0.509分。MH
+290。
【0315】
調製51 6−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン−2−アミン
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 6−アミノピコリノニトリル
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
6−ブロモピリジン−2−アミン(1g、5.8mmol)、Zn(CN)
2(1.4g、11.6mmol)、及びNMP(10mL)を含有するマイクロ波反応管中に、Pd(PPh
3)
4(0.67g、0.58mmol)を添加した。混合物をBiotage Microwave Initiatorデバイス中で、150℃で30分間加熱した。混合物をEAに注ぎ入れた。有機相を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、白色固体として6−アミノピコリノニトリル(600mg、収率86.96%)を得た。保持時間(LC−MS):0.378分。MH
+120。
【0316】
ステップ2 6−アミノ−N−ヒドロキシピコリンイミドアミド
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール(6mL)及び水(3mL)中の6−アミノピコリノニトリル(600mg、5.1mmol)の溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(711mg、10.2mmol)及び炭酸ナトリウム(1.6g、15.3mmol)を添加し、混合物を85℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を水で洗浄し、クロロホルム/イソプロパノール(3:1)で抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、蒸発させて、黄色固体として6−アミノ−N−ヒドロキシピコリンイミドアミド(500mg、収率72.67%)を得た。保持時間(LC−MS):0.348分。MH
+153。
【0317】
ステップ3 6−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン−2−アミン
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
THF(5mL)中の6−アミノ−N−ヒドロキシピコリンイミドアミド(250mg、1.85mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸無水物(0.05mL、3.70mmol)を0℃で滴加し、混合物を60℃で一晩加熱した。反応混合物を濃縮し、水で希釈し、EA(3×10mL)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。得られた粗生成物をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、白色固体として6−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン−2−アミン(80mg、収率18.82%)を得た。保持時間(LC−MS):0.953分。MH
+231。
【0318】
調製52 2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(8mL)及びH
2O(2mL)中の(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(240.0mg、1.0mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(273.9mg、1.0mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(978.0mg、3.0mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)をN
2下で添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(150mg、収率46.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.447分。MH
+391。
【0319】
ステップ2 2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(5mL)及び50% 水性NaOH溶液(0.5mL)中のN−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(150.0mg、0.38mmol)の混合物を60℃で一晩撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、淡黄色固体として2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(100mg、収率88.4%)を得た。保持時間(LC−MS):0.844分。MH
+295。
【0320】
調製53 2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(12mL)及びH
2O(3mL)中の(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(451.0mg、2.2mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アセトアミド(483.8mg、2.2mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(1.8g、5.5mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(127.1mg、0.11mmol)をN
2下で添加し、混合物を90℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=3:1で溶出)によって精製して、淡黄色固体として表題生成物(500mg、収率75.7%)を得た。保持時間(LC−MS):1.331分。MH
+302。
【0321】
ステップ2 2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(10mL)及び50% NaOH(0.8mL)中のN−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(500.0mg、1.7mmol)の混合物を85℃で一晩撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題生成物(360mg、収率83.6%)を得た。保持時間(LC−MS):1.243分。MH
+260。
【0322】
調製54 2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−アミン
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イルボロン酸(50mg、0.24mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(35mg、0.27mmol)の混合物に、Na
2CO
3(78mg、0.73mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(5.0mg、0.01mmol)をN
2下で添加し、混合物を100℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、淡黄色固体として2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−アミン(58mg、収率93.5%)を得た。保持時間(LC−MS):0.522分。MH
+255。
【0323】
調製55 5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
DMSO(20mL)中の2,5−ジブロモピラジン(1g、4.2mmol)の溶液に、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(0.6g、5.04mmol)を添加し、続いて、Cs
2CO
3を添加し、混合物を密閉管中で、100℃で2時間撹拌した。混合物を冷却し、EA(50mL)で希釈し、水、ブラインを逐次的に洗浄し、濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(PE/EA=5:1)によって精製して、黄色固体として3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(560mg、収率55.5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.468分。MH
+240。
【0324】
ステップ2 5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(25mL)中の3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(400mg、1.66mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(1.08g、8.33mmol)、LiCl(84.35mg、1.99mmol)、及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(36.6mg、0.166mmol)の混合物をN
2下で3回脱気し、テラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(153mg、0.133mmol)をN
2雰囲気下で添加した。混合物を再度脱気し、ヘキサ−n−ブチルジジン(1.15g、1.99mmol)を添加し、反応混合物をN
2下、110℃で一晩撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮して、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1〜20:1)で精製して、茶色固体として5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン(140mg.収率33.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.023分。MH
+255。
【0325】
調製56 6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 2−ブロモ−6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン(30mL)中の6−ブロモピリジン−2−アミン(5g、28.7mmol)及びアセトニルアセトン(4.1mL、34.7mmol)の混合物に、p−トルエンスルホン酸(50mg、0.28mmol)を添加し、混合物をディーンスターク装置中で2時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、EA(50mL)で希釈し、飽和水性NaHCO3、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(PE/EA=20:1)によって精製して、黄色固体として2−ブロモ−6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン(6.8g、収率94.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.575分。MH
+251。
【0326】
ステップ2 3−(5−(6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)中の3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(240mg、1mmol),2−ブロモ−6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン(250mg、1mmol)、LiCl(42.2mg、1mmol)、及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(50mg、0.227mmol)の混合物をN
2下で3回脱気し、テラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(92.4mg、0.08mmol)をN
2雰囲気下で添加した。混合物を再度脱気し、ヘキサ−n−ブチルジジン(696mg、1.2mmol)を添加し、反応混合物をN
2下、110℃で一晩撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮して、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=80:1〜50:1)で精製して、茶色固体として3−(5−(6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(130mg.収率39.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.905分。MH
+332。
【0327】
ステップ3 6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(5mL)中の3−(5−(6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピリジン−2−イル)ピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(130mg、0.392mmol)の溶液に、濃水性HCl(1mL)を添加し、混合物を2時間還流加熱した。混合物を乾燥するまで濃縮して、DCM(10mL)中に溶解し、飽和水性NaHCO
3、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20:1)で精製して、濃茶色固体として6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン(56mg、収率59.4)を得た。保持時間(LC−MS):0.890分。MH
+254。
【0328】
調製57 2−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イルボロン酸
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
THF(10mL)中の5−ブロモ−3−クロロ−2−メチルピリジン(1.03g、5mmol)及び(i−PrO)
3B(2.24mL、10mmol)の溶液に、n−BuLi(3.75mL、ヘキサン中1.6M、6mmol)を−78℃で滴加した。混合物を−78℃で1時間撹拌した後、水で反応停止した。溶媒を減圧下で除去し、水層をエーテル(2×10mL)で洗浄した。次いで、水層を、1N 水性HCl溶液を用いてpHを約8に調整し、EA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イルボロン酸(650mg、収率76%)を得た。保持時間(LC−MS):保持0.458分。MH
+172
【0329】
ステップ2 2−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(18mL)、H
2O(9mL)、及びトルエン(36mL)中の5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イルボロン酸(600mg、3.5mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(1.06g、3.85mmol)の混合物に、Na
2CO
3(1.16g、10.5mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(203mg、1.75mmol)をN
2下で添加し、混合物を90℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:アセトン=10:1で溶出)によって精製して、黄色固体として2−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(120mg、収率15%)を得た。保持時間(LC−MS):保持1.225分。MH
+226。
【0330】
調製58 2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (6−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)ボロン酸
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
THF(10mL)中の5−ブロモ−2−クロロ−3−フルオロピリジン(1g、4.78mmol)及びトリイソプロピルホウ酸塩(2.2mL、9.56mmol)の溶液に、n−ブチルリチウム(3.6mL、1.6M、5.95mmol)を−78℃で滴加し、3時間撹拌した。次いで、混合物をH
2Oに注ぎ入れ、THFを蒸発した。H
2O層を、NaOH(1M)を用いてpHを14に調整し、エーテルで抽出した。次いで、H
2O層を、HCl(6M)を用いてpHを5に調整し、EAで抽出した。有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として(6−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)ボロン酸(600mg、収率71.8%)を得た。保持時間(LC−MS):0.635分。MH
+178。
【0331】
ステップ2 N−(2−(6−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)及びH
2O(2.5mL)中のN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アセトアミド(750mg、3.41mmol)(6−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)ボロン酸(600mg、3.41mmol)の溶液に、Cs
2CO
3(2.2g、6.80mmol)を添加し、混合物をN
2下で3回脱気し、Pd(PPh
3)
4(345mg、0.34mmol)を添加し、反応混合物をN
2下、100℃で一晩撹拌した。混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=8:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−(2−(6−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(800mg、収率86.6%)を得た。保持時間(LC−MS):1.194分。MH
+272。
【0332】
ステップ3 N−(2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)及びH
2O(1mL)中のN−(2−(6−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(700mg、2.58mmol)、トリメチルボロキシン(0.40mL、2.84mmol)の溶液に、炭酸カリウム(712mg、5.16mmol)を添加し、混合物をN
2下で3回脱気し、Pd(PPh
3)
4(300mg、0.26mmol)を添加し、反応混合物をN
2下、100℃で4時間撹拌した。混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=3:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(370mg、収率57.18%)を得た。保持時間(LC−MS):1.252分。MH
+252。
【0333】
ステップ4 2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(10mL)中のN−(2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(370mg、1.47mmol)の溶液に、50% NaOH(2mL)を添加した。混合物を80℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、DCMで抽出した。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色固体として2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(40mg、収率58.82%)を得た。保持時間(LC−MS):1.068分。MH
+210。
【0334】
調製59 (S)−メチル3−(6−アミノピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5(2H)−オン
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
THF(10mL)中の6−アミノ−N−ヒドロキシピコリンイミドアミド(300mg、1.97mmol)の溶液に、CDI(447.60mg、2.76mmol)を室温で添加した。反応物を室温で2時間撹拌し、次いで、混合物を0℃まで冷却し、DBU(0.41mL、2.76mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した後、水を添加した。固体を濾過し、水性HCl(0.5M)で洗浄し、水性物をEA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色固体として3−(6−アミノピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5(2H)−オン(300mg、収率85.4%)を得た。保持時間(LC−MS):0.694分。MH
+179。
【0335】
調製60 6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(4mL)及びH
2O(1mL)中の(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(205.0mg、1.0mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(172.0mg、1.0mmol)の混合物に、炭酸カリウム(276.4mg、2.0mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(57.8mg、0.05mmol)をN
2下で添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAで希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン(180mg、収率71.1%)を得た。保持時間(LC−MS):0.499分。MH
+254。
【0336】
調製61 2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(4mL)及びH
2O(1mL)中の(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(451.0mg、2.2mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アセトアミド(483.8mg、2.2mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(1.79g、5.5mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(127.1mg、0.11mmol)をN
2下で添加し、混合物を100℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=4:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(550mg、収率83.0%)を得た。保持時間(LC−MS):1.458分。MH
+302。
【0337】
ステップ2 2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(8mL)及び50% 水性NaOH溶液(1.0mL)中のN−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(550.0mg、1.8mmol)の混合物を、80℃で4時間撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(420mg、収率88.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.343分。MH
+260。
【0338】
調製62 (S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(5mL)中の(S)−メチル2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(300mg、0.887mmol)の溶液に、濃水性HCl(6M、5mL)を添加し、混合物を2時間還流加熱した。混合物を乾燥するまで濃縮して、DCM(10mL)中に溶解し、飽和水性NaHCO
3、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(PE/EA=1:2)で精製して、黄色固体として(S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(260mg、収率93%)を得た。保持時間(LC−MS):0.385分、MH
+324。
【0339】
調製63 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(2mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(73mg、0.308mmol)及び2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(80mg、0.308mmol)の溶液に、HOAt(42mg、0.308mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(0.07mL、0.925mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(0.07mL、0.462mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を30℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(2mL)で洗浄した。有機層を分離し、水層をDCM(2mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、乾燥するまで濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1)によって精製して、白色固体として(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド(130mg、収率91%)を得た。保持時間(LC−MS):3.042分、MH
+465。
【0340】
調製64 6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(8mL)及びH
2O(2mL)中の6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イルボロン酸(200.0mg、1.0mmol)、6−クロロピラジン−2−アミン(130.0mg、1.0mmol)の混合物に、炭酸カリウム(346.0mg、2.5mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(11.5mg、0.01mmol)をN
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、黄色固体として6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(178mg、収率69.78%)を得た。保持時間(LC−MS):1.058分。MH
+255。
【0341】
調製65 6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(8mL)及びH
2O(2mL)中の6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イルボロン酸(359.0mg、1.93mmol)、2−クロロピリミジン−4−アミン(250.0mg、1.93mmol)の混合物に、Na
2CO
3(465.0mg、4.4mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(PPh
3)
4(21.5mg、0.019mmol)をN
2下で添加し、混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、黄色固体として2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−アミン(330mg、収率73.99%)を得た。保持時間(LC−MS):0.812分。MH
+255。
【0342】
調製66 2−(8−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)プロパンアミド
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(40mL)中の8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(2.0g、10.2mmol)、炭酸カリウム(4.23g、30.59mmol)の混合物に、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(1.8mL、10.2mmol)を0℃で滴加した。混合物を0℃で10分間及び室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl溶液(15mL)及びブライン(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、黄色固体として8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(1.6g、収率48%)を得た。保持時間(LC−MS):1.210分。MH
+327。
【0343】
ステップ2 8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(300mL)中の8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(300mg、0.919mmol)の溶液に、炭酸カリウム(254mg 1.84mmol)、TBAI(30mg 0.081mmol)を添加し、続いて、1−ブロモブタン−2−オン(166mg、1.1mmol)の滴加し、混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl溶液(15mL)及びブライン(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、残渣を得、これをカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=40:1で溶出)で精製して、茶色固体として8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(350mg、収率96%)を得た。保持時間(LC−MS):1.477分。MH
+396。
【0344】
ステップ3 8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(5mL)中の8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(300mg、2.3mmol)の溶液に、濃塩酸(2mL)を添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、3分の1の体積になるまで濃縮した。混合物を1N 水性NaOH溶液で、0℃で中和させ、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(160mg、収率79%)を得た。保持時間(LC−MS):0.384分。MH
+267。
【0345】
ステップ4 8−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(3mL)中の8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(100mg、0.375mmol)の混合物に、TBSCl(339mg、2.25mmol)を少量ずつ添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(8mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl溶液(5mL)及びブライン(5mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、茶色固体として8−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(140mg、収率97%)を得た。保持時間(LC−MS):1.577分。MH
+381。
【0346】
ステップ5 2−(8−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)プロパンアミド
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
DMSO(2mL)中の8−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−3−メチル−1−(2−オキソブチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(60mg、0.157mmol)、2−クロロ−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)プロパンアミド(52mg、0.157mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(92mg、0.394mmol)及びTBAI(6mg 0.02mmol)を添加し、混合物をN
2下、50℃で6時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×8mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl溶液(5mL)及びブライン(5mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=30:1で溶出)で精製して、白色固体として2−(8−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)プロパンアミド(12mg、収率11%)を得た。保持時間(LC−MS):2.042分。MH
+674。
【0347】
調製67 6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
密閉管中のジオキサン(12mL)中の6−クロロピラジン−2−アミン(413mg、2.96mmol)の溶液に、3−クロロ−2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(750mg、2.96mmol)及び水性炭酸カリウム(2M、4.44mL、8.88mmol)を添加した。反応物をアルゴンで5分間脱気し、Pd(PPh
3)
4(171mg、0.148mmol)を添加した。反応物を90℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、水(100mL)で希釈し、EA(3×75mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、残渣に濃縮し、これを、EA/Hep(20:80〜100:0)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色固体として6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(346mg、収率53%)を得た。LCMS:MH
+221及びT
R=2.162分。
【0348】
調製68 6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
密閉管中のジオキサン(20mL)中の5−ブロモ−2−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.0g、4.17mmol)の溶液に、4,4,4’,5,5,5’5’−オクタメチル−2−2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(1.59g、6.25mmol)及びKOAc(819mg、8.34mmol)を添加した。反応物をアルゴンで5分間脱気し、次いで、Pd(PPH
3)
2Cl
2(0.0147mg、0.021mmol)を添加した。反応物を105℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、水(100mL)で希釈し、EA(3×75mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、残渣に濃縮し、これを、EA/HEP(5:95〜30:70)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.2g、収率100%)を得た。LCMS:MH
+206(LCMSにおいてボロン酸に変換)及びT
R=1.804分。
【0349】
ステップ2 6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
密閉管中のジオキサン(18mL)中の6−クロロピリジン−2−アミン(723mg、4.18mmol)の溶液に、2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.20g、4.18mmol)及び水性炭酸カリウム(2M、6.27mL、12.54mmol)を添加した。反応物をアルゴンで5分間脱気し、次いで、Pd(PPh
3)
4(242mg、0.209mmol)を添加した。反応物を90℃で4時間加熱し、室温まで冷却し、水(100mL)で希釈し、EA(3×75mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、残渣に濃縮し、これを、EA/Hep(5:95〜30:70)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色固体として6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン(1.02g、収率96%)を得た。LCMS:MH
+254及びR
t=1.814分。
【0350】
調製69 6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
密閉管中のジオキサン(15mL)中の6−クロロピラジン−2−アミン(465mg、3.59mmol)の溶液に、2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.03g、3.59mmol)及び水性炭酸カリウム(2M、5.39mL、12.54mmol)を添加した。反応物をアルゴンで5分間脱気し、Pd(PPh
3)
4(207mg、0.180mmol)を添加し、次いで、90℃で4時間加熱した。反応物を室温まで冷却し、水(100mL)で希釈し、EA(3×75mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、残渣に濃縮し、これを、EA/Hep(10:90〜30:70)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、淡黄色固体として6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(707mg、収率96%)を得た。LCMS:MH
+255及びR
t=2.507分。
【0351】
調製70 6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
DMSO(100mL)中の2,5−ジブロモピラジン(4.65g、19.57mmol)の溶液に、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(1.8g、15.05mmol)を添加し、続いて、Cs
2CO
3(12.26g、37.63mmol)を添加し、混合物を密閉管中で、100℃で4時間撹拌した。混合物を冷却し、EA(150mL)で希釈し、水、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(PE/EA=5:1)によって精製して、黄色固体として3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(3.3g、収率91.32%)を得た。保持時間(LC−MS):1.468分。MH
+240。
【0352】
ステップ2 6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(30mL)中の3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.3g、5.4mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(1.12g、6.5mmol)、LiCl(229mg、5.4mmol)、及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(220mg、1mmol)の混合物を、N
2下で3回脱気し、テラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(499mg、0.43mmol)を、N
2雰囲気下で添加した。混合物を再度脱気し、ヘキサ−n−ブチルジチン(6.26g、10.8mmol)を添加し、反応混合物をN
2下、110℃で40時間撹拌した。混合物をEA(200mL)で希釈し、水性KF溶液、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、乾燥するまで濃縮して、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=60:1〜30:1)で精製して、茶色固体として6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン(750mg.収率54.8%)を得た。保持時間(LC−MS):0.456分。MH
+254。
【0353】
調製71 5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 2−クロロ−6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピラジン
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン(50mL)中の6−クロロピラジン−2−アミン(5g、38.6mmol)及びアセトニルアセトン(6.6g、57.9mmol)の混合物に、p−トルエンスルホン酸(100mg、0.56mmol)を添加し、混合物をディーンスターク装置中で2時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、EA(50mL)で希釈し、飽和水性NaHCO
3、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(PE/EA=20:1)によって精製して、黄色固体として2−クロロ−6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピラジン(6.1g、収率77.3%)を得た。保持時間(LC−MS):1.503分。MH
+208。
【0354】
ステップ2 3−(6’−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)−2,2’−ビピラジン−5−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(60mL)中の3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(2.6g、10.8mmol)、2−クロロ−6−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ピラジン(2.6g、12.52mmol)、LiCl(530mg、12.52mmol)、及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(220mg、1mmol)の混合物をN
2下で3回脱気し、テラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(1.1g、1mmol)をN
2雰囲気下で添加した。混合物を再度脱気し、ヘキサ−n−ブチルジチン(14.5g、25.64mmol)を添加し、反応混合物をN
2下、110℃で40時間撹拌した。混合物をEA(200mL)で希釈し、水性KF溶液、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、乾燥するまで濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(PE/EA=5:1〜1:1)によって精製して、淡黄色固体として5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン(1.4g.収率33.6%)を得た。保持時間(LC−MS):1.964分。MH
+333。
【0355】
ステップ3 5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH/H
2O(20mL/5mL)中の5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン(850mg、2.56mmol)の溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(1.77g、25.57mmol)を添加し、混合物を40時間還流加熱した。混合物を3分の1の体積になるまで濃縮し、2N水性NaOH溶液を0℃で添加することによって塩基性化した。混合物をDCMで2回抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(DCM/MeOH=60:1〜30:1)によって精製して、茶色固体として5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,2’−ビピラジン−6−アミン(410mg、21.0mg、収率63%)を得た。保持時間(LC−MS):0.832分。MH
+255。
【0356】
上述の手順を使用して、適切な出発材料を使用して以下の化合物を生成した。
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
保持時間(LC−MS):0.521分。MH
+290。
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
保持時間(LC−MS):0.652分。MH
+291。
【0357】
調製72 2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−アミン
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 tert−ブチル2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸塩
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(20mL)中のtert−ブチルチアゾール−4−カルボン酸塩(928mg、5.02mmol)、3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1g、4.18mmol)の混合物に、Cs
2CO
3(2.7g、8.36mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後、Pd(OAc)
2(94mg、0.42mmol)及びJohn−phos(146mg、0.42mmol)をN
2下に添加し、混合物を100℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=4:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてtert−ブチル2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸塩(800mg、収率55.5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.347分。MH
+345。
【0358】
ステップ2 2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(10mL)中のtert−ブチル2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸塩(800mg、2.31mmol)の溶液に、TFA(2mL)を0℃で添加した。添加後、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮した。粗物をエーテルで洗浄して、白色固体として2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸(500mg、収率74.9%)を得た。保持時間(LC−MS):0.790分。MH
+289。
【0359】
ステップ3 Tert−ブチル2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−イルカルバミン酸塩
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
ジフェニルホスホン酸アジド(0.45mL、2.12mmol)を、t−BuOH(10mL)中の2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸(500mg、1.73mmol)及びEt
3N(0.35mL、2.60mmol)の混合物に滴加した。混合物を80℃で一晩加熱した。反応混合物を水で反応停止し、EA(2×5mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1で溶出)によって精製して、白色固体としてtert−ブチル(2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−イル)カルバミン酸塩(5、130mg、収率20.8%)を得た。保持時間(LC−MS):1.543分。MH
+360。
【0360】
ステップ4 2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−アミン
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(4mL)中のtert−ブチル(2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−イル)カルバミン酸塩(130mg、0.36mmol)の溶液に、TFA(2mL)を0℃で添加した。添加後、混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、飽和炭酸カリウムで反応停止した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、黄色固体として2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−アミン(80mg、収率85.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.790分。MH
+260。
【0361】
調製73 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 8−ブロモ−3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(50mL)中の8−ブロモ−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(2.9g、9.78mmol)及び2−(ブロモメチル)ピリジンヒドロブロミド(3.0g、11.74mmol)の混合物に、炭酸セシウム(6.5g、19.57mmol)及びTBAI(142.7mg、0.39mmol)を添加した。反応混合物を100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、DCMで希釈した。得られた溶液を飽和水性LiClで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、黄色油として8−ブロモ−3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(2.5g、収率66.0%)を得た。保持時間(LC−MS):1.534分。MH
+468。
【0362】
ステップ2 3,8−ジメチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(50mL)中の8−ブロモ−3−メチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(2、1g、2.14mmol)、2,4,6−トリメチル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(404mg、3.22mmol)、及び炭酸カリウム(593mg、4.29mmol)の混合物に、N
2雰囲気下で3回脱気した後で、Pd(dppf)Cl
2(80mg、0.11mmol)を添加した。次いで、混合物を110℃に2時間加熱した。反応混合物を冷却し、セライトを通して濾過した。濾液をEA(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=1/1で溶出)によって精製して、白色固体として3,8−ジメチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(800mg、収率93.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.232分。MH
+403。
【0363】
ステップ3 3,8−ジメチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(5mL)中の3,8−ジメチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(800mg、1.99mmol)の撹拌溶液に、濃HCl(1mL)を添加した。添加後、混合物を2時間還流加熱し、室温まで冷却した。混合物を乾燥するまで濃縮して、オフホワイト色固体として粗3,8−ジメチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(490mg、収率98.0%)を得、これをさらなる精製することなく直接使用した。保持時間(LC−MS):0.386分。MH
+272。
【0364】
ステップ4 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の3,8−ジメチル−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(490mg、1.81mmol)、TBAI(68mg、0.018mmol)、N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(541mg、2.17mmol)、及び炭酸カリウム(499mg、3.61mmol)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(40mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=60:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(740mg、収率84.6%)を得た。保持時間(LC−MS):1.081分。MH
+486。
【0365】
調製74 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2ml)中のN−[6−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−ピリジン−2−イル]−2−[8−ヒドロキシメチル−3−メチル−2,6−ジメチレン−1−(2−オキソ−プロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロ−プリン−7−イル]−アセトアミド(370mg、0.94mmol)、炭酸カリウム(260mg、1.88mmol)、TBAI(58mg、0.09mmol)の混合物を、N
2下、50℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(10mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=15:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(136mg、収率32%)を得た。保持時間(LC−MS):0.815分。MH
+465。
【0366】
調製75 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(50mL)中の6−ブロモピリジン−2−アミン(5g、28.90mmol)及びTEA(10.0ml、43.35mmol)の溶液に、N
2雰囲気下で、2−クロロアセチルクロリド(3.45mL、72.25mmol)を室温で滴加した。添加後、混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水の添加によって反応停止し、反応混合物をDCM(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=20:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(3.0g、収率41.6%)を得た。保持時間(LC−MS):1.276分。MH
+251。
【0367】
ステップ2 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1,2,3,6−テトラヒドロ−プリン−7−イル)アセトアミド
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(60mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(3.0g、12.04mmol)及び3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(2.2g、13.24mmol)の混合物に、炭酸カリウム(2.16g、15.65mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を水(200mL)に注ぎ入れ、濾過した。固体を回収し、真空下で乾燥させて、白色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(4.2g、収率83.7%)を得た。保持時間(LC−MS):0.658分。MH
+379。
【0368】
ステップ3 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(5、1.5g、3.96mmol)、1−クロロプロパン−2−オン(0.47mL、5.93mmol)、炭酸カリウム(1.37g、9.89mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ入れ、濾過した。固体を水で2回洗浄し、回収し、真空下で乾燥させ、次いで、エタノールから再結晶化して、白色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(835mg、収率48.5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.100分。MH
+435。
【0369】
調製76 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(15mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(1.5g、3.97mmol)の溶液に、炭酸カリウム(1.6g、12mmol)、2−(ブロモメチル)ピリジン(1.2g、4.76mmol)、及びヨウ化テトラブチルアンモニウム(30mg、0.081mmol)を添加した。添加後、混合物を100℃で2時間撹拌し、室温まで冷却した。混合物をEAで希釈し、飽和水性LiClで洗浄した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣をクロマトグラフィーによって精製して、灰色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(450mg、収率24.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.473分。MH
+470。
【0370】
調製77 N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−クロロアセトアミド
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
塩化メチレン(10mL)中の2−ブロモチアゾール−4−アミンヒドロブロミド(1g、3.85mol)の溶液に、TEA(1.5g、15.4mol)を0℃でゆっくりと添加した。溶液を同じ温度で15分間撹拌し、次いで、2−クロロアセチルクロリド(651mg、5.77mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=2:1で溶出)によって精製して、淡黄色油としてN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−クロロアセトアミド(650mg、収率66.1%)を得た。
【0371】
ステップ2 N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(10mL)中の3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(250mg、1.50mmol)、N−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−クロロアセトアミド(346mg、1.35mmol)の混合物に、炭酸カリウム(250mg、1.81mmol)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、2−(ブロモメチル)ピリジン(400mg、2.25mmol)、炭酸カリウム(200mg、3.76mmol)、及びTBAI(10mg)を混合物に添加した。混合物を100℃で2時間撹拌し、室温まで冷却した。混合物をDCM(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化アンモニウムで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1で溶出)によって精製して、茶色油としてN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(270mg、収率54.0%)を得た。保持時間(LC−MS):1.874分。MH
+477。
【0372】
調製78 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 8−ブロモ−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(30mL)中の8−ブロモ−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(3g、0.012mol)及び炭酸カリウム(3.4g、0.024mol)の混合物に、SEM−Cl(2.45g、0.014mol)を0℃で添加した。添加後、混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、混合物をEAで希釈し、水、10% 水性LiClで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをEtOHで洗浄して、白色固体として8−ブロモ−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(3.5g、収率74%)を得た。保持時間(LC−MS):1.364。MH
+−CO347。
【0373】
ステップ2 8−ブロモ−3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(30mL)中の8−ブロモ−3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(1.5g、4.01mmol)、TBAI(148mg、0.4mmol)、及び炭酸カリウム(3.4g、0.024mol)の混合物に、1−クロロプロパン−2−オン(422mg、4−81mmol)を0℃で添加した。添加後、混合物を50℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、水(60mL)で希釈し、濾過した。濾過ケーキをEtOHで洗浄し、真空下で乾燥させて、白色固体として8−ブロモ−3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(1.6g、収率93%)を得た。保持時間(LC−MS):1.639分。(MH
+−CO)403。
【0374】
ステップ3 3,8−ジメチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(400mL)中の8−ブロモ−3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(1.5g、3.48mmol)、2,4,6−トリメチル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(526mg、4.17mmol)、及び炭酸カリウム(960mg、6.96mmol)の混合物に、N
2雰囲気下で3回脱気した後で、Pd(dppf)Cl
2(254mg、0.348mmol)を添加し、次いで、混合物を110℃まで2時間加熱した。混合物を冷却し、セライトを通して濾過した。濾液をEA(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=1/1で溶出)によって精製して、白色固体として3,8−ジメチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(650mg、収率50.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.454分。MH
+339。
【0375】
ステップ4 3,8−ジメチル−1−(2−オキソプロピル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(15mL)中の3,8−ジメチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(650mg、1.77mmol)の撹拌溶液に、濃HCl(3mL)を添加した。添加後、混合物を2時間還流加熱し、室温まで冷却した。混合物を乾燥するまで濃縮して、オフホワイト色固体として3,8−ジメチル−1−(2−オキソプロピル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(410mg、収率85%)を得た。保持時間(LC−MS):0.405分。MH
+237。
【0376】
ステップ5 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(8mL)中の3,8−ジメチル−1−(2−オキソプロピル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(410mg、1.73mmol)、TBAI(64mg、0.017mmol)、N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(514mg、2.07mmol)、及び炭酸カリウム(477mg、3.46mmol)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(60mL)によって反応停止し、次いで、EAで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=80/1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(550mg、収率65.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.024分。MH
+449。
【0377】
調製79 3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(5g、30.10mmol)及び炭酸カリウム(6.24g、45.14mmol)の撹拌溶液に、(2−(クロロメトキシ)エチル)トリメチルシラン(5.33mL、30.10mml)を0℃で添加した。添加後、混合物を室温まで加温し、一晩撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、s.水性LiClで洗浄した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、黄色固体として3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(3.78g、収率42.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.160分。MH
+297。
【0378】
ステップ2 3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(20mL)中の3−メチル−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(1.0g、3.37mmol)及び3−(クロロメチル)−5−メチルイソオキサゾール塩酸塩(665.80mg、5.06mmol)の混合物に、炭酸カリウム(1.17g、8.43mmol)及びTBAI(61.84mg、0.17mmol)を添加した。混合物を50℃で2時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、飽和水性LiClで洗浄した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、黄色固体として3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(750mg、収率56.8%)を得た。保持時間(LC−MS):1.476分。MH
+392。
【0379】
ステップ3 3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(5mL)中の3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(750mg、1.92mmol)の撹拌溶液に、濃HCl(1mL)を添加した。添加後、混合物を2時間還流加熱し、室温まで冷却した。混合物を乾燥するまで濃縮して、黄色固体として3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(415mg、収率82.9%)の粗生成物を得、これをさらなる精製することなく次のステップで使用した。保持時間(LC−MS):0.544分。MH
+262。
【0380】
調製80 N−(5−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 5−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(10mL)中の6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(600mg、3.7mmol)の混合物に、NBS(659mg、3.7mmol)を0℃で少量ずつ添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=4:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題化合物(650mg、収率73.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.33分。MH
+241。
【0381】
ステップ2 N−(5−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2mL)中の5−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(72mg、0.3mmol)の溶液に、2−クロロアセチルクロリド(0.05mL、0.6mmol)を0℃で滴加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、EAに注ぎ入れた。混合物を水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、黄色固体として表題化合物(85mg、収率89.7%)を得た。保持時間(LC−MS):1.64分。MH
+319。
【0382】
調製81 N−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 2−クロロ−3−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
THF(200mL)中の2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(10.0g、55.25mmol)の溶液に、N
2雰囲気下で、漏斗を介してLDA(30.39mL、2M)を−78℃で滴加した。反応混合物をその温度で1時間撹拌し、続いて、I
2(16.84g、66.30mmol)を滴加した。混合物をその温度で1時間撹拌し、次いで、室温まで加温し、さらに2時間撹拌した。反応混合物を水(40mL)で反応停止し、減圧下で濃縮した。水層を分離し、EA(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PEで溶出)によって精製して、白色固体として2−クロロ−3−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(14.3g、収率84%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ8.64(d,J=8.0Hz,1H),7.61(d,J=8.0Hz,1H)。
【0383】
ステップ2 2−クロロ−4−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
THF(35mL)中の2−クロロ−3−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(3.07g、10.0mmol)の混合物に、N
2雰囲気下で、LDA(5.5mL、2M)を−78℃で滴加した。反応混合物をその温度で1時間撹拌した。反応混合物を、水性HCl(15mL、1M)で、−78℃で反応停止し、0.5時間撹拌した。混合物を室温まで加温し、さらに0.5時間撹拌し、次いで、減圧下で濃縮した。水層を分離し、EA(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PEで溶出)によって精製して、白色固体として2−クロロ−4−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(2.5g、収率81%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ8.39(s,1H),8.34(s,1H)。
【0384】
ステップ3 N−(3,4−ジメトキシベンジル)−4−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
NMP(5mL)中の2−クロロ−4−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.0g、3.26mmol)の溶液に、(3,4−ジメトキシフェニル)メタンアミン(2.45mL、16.29mmol)及びEt
3N(2.26mL、16.29mmol)を添加した。混合物をマイクロ波中で、100℃で20分間加熱した。反応混合物をEAで希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=15:1〜10:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(3,4−ジメトキシベンジル)−4−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(400mg、収率28%)を得た。保持時間(LC−MS):1.923分。MH
+439。
【0385】
ステップ4 N−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(トリフルオロメチル)−4−ビニルピリジン−2−アミン
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中のN−(3,4−ジメトキシベンジル)−4−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(320mg、0.73mmol)、炭酸カリウム(201.64mg、1.46mmol)、及び2,4,6−トリビニル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(141.65mg、0.88mmol)の溶液に、N
2雰囲気下で3回脱気した後で、Pd(dppf)Cl
2(53.46mg、0.073mmol)を添加した。反応混合物を、N
2下、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、セライトを通して濾過した。濾液をEA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1〜80:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(トリフルオロメチル)−4−ビニルピリジン−2−アミン(210mg、収率85%)を得た。保持時間(LC−MS):1.776分。MH
+339。
【0386】
ステップ5 N−(3,4−ジメトキシベンジル)−4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール(5mL)中のN−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(トリフルオロメチル)−4−ビニルピリジン−2−アミン(210mg、0.62mmol)の溶液に、H
2雰囲気下で3回脱気した後で、Pd/C(50mg)を添加した。反応混合物をH
2下で、1.5時間室温で撹拌した。反応混合物を、セライトを通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜3:1)によって精製して、白色固体としてN−(3,4−ジメトキシベンジル)−6−(トリフルオロメチル)−4−ビニルピリジン−2−アミン(210mg、収率99%)を得た。保持時間(LC−MS):1.786分。MH
+341。
【0387】
ステップ6 2−クロロ−N−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(5mL)中のN−(3,4−ジメトキシベンジル)−4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(50mg、0.15mmol)及びDIPEA(0.05mL、0.29mmol)の溶液に、2−クロロアセチルクロリド(0.02mL、0.22mmol)を0℃で滴加した。反応混合物を室温まで加温し、5時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)で反応停止した。混合物を飽和水性NaHCO
3で中和させ、EAで抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜3:1で溶出)によって精製して、白色固体として2−クロロ−N−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(50mg、収率81%)を得た。保持時間(LC−MS):1.730分。MH
+417。
【0388】
ステップ7 N−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の2−クロロ−N−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(50mg、0.12mmol)、炭酸カリウム(33.17mg、0.24mmol)、3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(25.96mg、0.192mmol)、及びTBAI(4.44mg、0.012mmol)の混合物を50℃で2時間撹拌した。反応混合物をEAで希釈し、水、ブラインで希釈し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1〜50:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(50mg、収率64%)を得た。保持時間(LC−MS):1.703分。MH
+642。
【0389】
調製82 6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−アミン
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(5mL)中の2−ブロモ−6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン(400mg、1.44mmol)、Pd
2(dba)
3(53mg、57.74μmol)、及びビフェニル−2−イルジシクロヘキシルホスフィン(41mg、115.48μmol)の混合物に、N
2雰囲気下で3回脱気した後で、LiHMDS(483mg、2.89mmol)を添加した。次いで、混合物を60℃まで2時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、白色固体として6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−アミン(165mg、収率53.6%)を得た。保持時間(LC−MS):0.527分。MH
+214。
【0390】
調製83 N−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
5,6−ジアミノ−3−(4−メトキシベンジル)−1−メチルピリミジン−2,4(1H,3H)−ジオン(2g、7.2mmol)及び2−ヒドロキシHOAc(1.104g、18.1mmol)の混合物を、撹拌下で、100℃まで加熱した。混合物を融解し、固化した。次いで、EtOH(10mL)を添加し、反応混合物を完了するまで、100℃でさらに2時間撹拌した。NaOH(2M、20mL)を、EtOH(10mL)中の上の混合物の撹拌溶液に添加した。混合物を80℃で3時間加熱し、次いで、0℃まで冷却し、酢酸で中和した。反応混合物を水(10mL)に注ぎ入れ、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、橙色固体として8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(800mg 収率42%)を得た。保持時間(LC−MS):0.643分。MH
+317。
【0391】
ステップ2 N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(650mg、2.05mmol)、N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(612mg、2.46mmol)、炭酸カリウム(568mg 4.11mmol)、TBAI(76mg 0.21mmol)、及びDMF(20mL)の混合物を、N
2下、50℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl(15mL)及び飽和水性NaCl(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(670mg 収率61%)を得た。保持時間(LC−MS):1.329分。MH
+529。
【0392】
ステップ3 N−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン/EtOH/2N水性Na
2CO
3(6mL/3mL/1.5mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H,8H,9H)−イル)アセトアミド(200mg、0.38mmol)及び4−クロロフェニルボロン酸(118mg、0.14mmol)の混合物に、N
2雰囲気下で3回脱気した後で、Pd(PPh
3)
4(44mg、0.04mmol)を添加した。次いで、混合物を100℃まで2時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、濾過した。濾液をEA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、茶色固体としてN−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(150mg 収率57%)を得た。保持時間(LC−MS):1.579分。MH
+561。
【0393】
ステップ4 N−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
PhOMe(10mL)中のN−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(120mg、0.303mmol)の混合物に、AlCl
3(162mg、1.212mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で10分間撹拌し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を濃HCl(10mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性NaCl(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(8−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(60mg 収率51%)を得た。保持時間(LC−MS):1.382分。MH
+441。
【0394】
調製83 N−(6−ブロモ−ピリジン−2−イル)−2−(8−ヒドロキシメチル−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−ピリジン−2−イルメチル−1,2,3,6−テトラヒドロ−プリン−7−イル)−アセトアミド
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 8−ヒドロキシメチル−3−メチル−7−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の8−ヒドロキシメチル−3−メチル−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン(500mg、2.5mmol)、炭酸カリウム(706mg、5mmol)の混合物に、SEMCl(0.5mL、3.0mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で10分間撹拌し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl(15mL)及びブライン(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、白色固体として8−ヒドロキシメチル−3−メチル−7−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン(380mg、収率38%)を得た。保持時間(LC−MS):1.165分。MH
+327。
【0395】
ステップ2 8−ヒドロキシメチル−3−メチル−1−ピリジン−2−イルメチル−7−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
8−ヒドロキシメチル−3−メチル−7−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン(380mg、0.96mmol)、2−ブロモメチル−ピリジン(292mg、1.15mmol)、Cs
2CO
3(629mg 1.92mmol)、TBAI(89mg 0.10mmol)、及びDMF(5mL)の混合物を、N
2下、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層をs.水性LiCl(15mL)及びブライン(15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1で溶出)によって精製して、白色固体として8−ヒドロキシメチル−3−メチル−1−ピリジン −2−イルメチル−7−(2−トリメチルシラニル−エトキシメチル)−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン(300mg、収率62%)を得た。保持時間(LC−MS):1.059分。MH
+418。
【0396】
ステップ3 8−ヒドロキシメチル−3−メチル−1−ピリジン−2−イルメチル−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
12N 水性HCl/EtOH(3mL/6mL)中の8−ヒドロキシメチル−3−メチル−1−ピリジン−2−イルメチル−7−(2−トリメチルシラニル− エトキシメチル)−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン(300mg、0.72mmol)の混合物を、90℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、濃縮した。残渣を1N 水性NaOHで、0℃で中和し、濃縮して、白色固体として8−ヒドロキシメチル−3−メチル−1−ピリジン−2−イルメチル−3,7−ジヒドロ−プリン−2,6−ジオン(200mg 収率97%)を得た。保持時間(LC−MS):0.366分。MH
+288。
【0397】
ステップ4 N−(6−ブロモ−ピリジン−2−イル)−2−(8−ヒドロキシメチル−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−ピリジン−2−イルメチル−1,2,3,6−テトラヒドロ−プリン−7−イル)−アセトアミド
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
8−ヒドロキシメチル−3−メチル−1−ピリジン−2−イルメチル−3,7−ジヒドロ− プリン−2,6−ジオン(200mg、0.70mmol)、N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(208mg、0.84mmol)、炭酸カリウム(192mg 1.40mmol)、TBAI(26mg 0.07mmol)、及びDMF(3mL)の混合物を、N
2下、50℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl(15mL)及びブライン(15mL)によって洗浄した。次いで、有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=30:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−(6−ブロモ−ピリジン−2−イル)−2−(8−ヒドロキシメチル−3−メチル−2,6−ジオキソ−1−ピリジン−2−イルメチル−1,2,3,6−テトラヒドロ−プリン−7−イル)−アセトアミド(300mg、収率87%)を得た。保持時間(LC−MS):0.803分。MH
+500。
【0398】
調製84 N1−エチル−N1−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 N−エチル−4−ニトロアニリン
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
EtNH
2/THF溶液(30mL、2mmol/L)中の1−フルオロ−4−ニトロベンゼン(2g、14.17mmol)の溶液を、密閉管中で、50℃で16時間撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(PE:EA=5:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−エチル−4−ニトロアニリン(1.7g、収率72.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.347分。MH
+167。
【0399】
ステップ2 メチルエチル(4−ニトロフェニル)カルバモジチオエート
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
THF(30mL)中のN−エチル−4−ニトロアニリン(1g、6.01mmol)の溶液に、n−BuLi(3mL、7.2mmol)を−10℃で滴加した。添加後、混合物を0℃で1時間撹拌した。二硫化炭素(0.91g、12.03mmol)を上の混合物に滴加し、反応混合物を室温で16時間撹拌した。ヨードメタン(1.7g、12.03mmol)を混合物に0℃で添加し、混合物を室温で5時間撹拌した。混合物を飽和水性重炭酸ナトリウム(50mL)で反応停止し、EA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=3:1で溶出)によって精製して、黄色シロップとしてメチルエチル(4−ニトロフェニル)カルバモジチオエート(350mg、収率22.72%)を得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3)δ8.33−8.35(d,J=6.8Hz,2H),7.43−7.45(d,J=7.2Hz,2H),4.32−4.36(q,2H),2.52(s,3H),1.26−1.30(t,3H)。
【0400】
ステップ3 N−エチル−4−ニトロ−N−(トリフルオロメチル)アニリン
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(10mL)中のメチルエチル(4−ニトロフェニル)カルバモジチオエート(250mg、0.975mmol)の溶液に、テトラブチルアンモニウム三フッ化二水素(1.47g、4.875mmol)を添加した。混合物を室温で10分間撹拌し、続いて、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(1.11g、3.9mmol)を一度に添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、次いで、水性NaHCO
3/NaHSO
3/NaOH溶液(10mL、1M:1M:1M)の混合物に注ぎ入れ、EA(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=3:1で溶出)によって精製して、黄色固体としてN−エチル−4−ニトロ−N−(トリフルオロメチル)アニリン(140mg、収率61.7%)を得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3)δ8.28−8.30(d,J=8.8Hz,2H),7.43−7.45(br,2H),3.80−3.86(q,2H),2.52(s,3H),1.25−1.31(t,3H)。
【0401】
ステップ4 N1−エチル−N1−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(3mL)中のN−エチル−4−ニトロ−N−(トリフルオロメチル)アニリン(140mg、0.598mmol)の溶液に、N
2雰囲気下でPd/C(30mg、10%)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気し、H
2バルーン下、室温で16時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、黄色油としてN1−エチル−N1−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン(110mg、収率90%)を得、これを精製することなく次の反応に直接使用した。保持時間(LC−MS):0.602分。
【0402】
調製85 N−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(6−ブロモピリジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
NMP(3mL)中の3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(300mg、2.51mmol)の溶液に、2,6−ジブロモピリジン(594.53mg、12.51mmol)及び炭酸カリウム(693.42mg、5.02mmol)を添加した。混合物を密閉管中で、130℃で6時間加熱した。混合物をEA及び水で希釈し、有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を蒸発させ、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=100:1)で精製して、白色固体として3−(6−ブロモピリジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(500mg、収率83.7%)を得た。保持時間(LC−MS):1.798分、MH
+238。
【0403】
ステップ2 6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−N−(ジフェニルメチレン)ピリジン−2−アミン
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)中の3−(6−ブロモピリジン−2−イル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(350mg、1.47mmol)、ジフェニルメタンイミン(0.5mL、2.94mmol)、BINAP(91.62mg、0.15mmol)、及びt−BuONa(282.65mg,2.49mmol)の溶液に、Pd
2(dba)
3(134.71mg、0.15mmol)を添加した。混合物を脱気し、N
2で3回パージした後、N
2下、100℃で1時間撹拌した。混合物を冷却し、セライトを通して濾過し、固体をEAで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、茶色油として6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−N−(ジフェニルメチレン)ピリジン−2−アミン(350mg、収率70.1%)を得、これを精製することなく次のステップで使用した。保持時間(LC−MS):1.541分。MH
+339。
【0404】
ステップ3 6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−アミン
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(20mL)中の6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−N−(ジフェニルメチレン)ピリジン−2−アミン(400mg、1.18mmol)の溶液に、水性HCl(2mL、12M)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を飽和水性NaHCO
3でpH=7〜8に中和し、EA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を蒸発させ、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(PE:EA=50:1〜10:1)で精製して、茶色油として6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−アミン(160mg、収率77.4%)を得た。保持時間(LC−MS):0.364分。MH
+175。
【0405】
ステップ4 N−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(5mL)中の6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−アミン(50mg、0.15mmol)の溶液に、2−クロロアセチルクロリド(0.05mL、0.57mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、3時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)及びEA(15mL)で希釈した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=20:1〜5:1)で精製して、白色固体としてN−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(30mg、収率46.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.229分。MH
+252。
【0406】
調製86 2−クロロ−N−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 3−(6−ブロモピリジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(1、190.0mg、1.2mmol)、2,6−ジブロモピリジン(287.8mg、1.2mmol)を含有するマイクロ波反応管中で、NMP(4mL)及びTEA(248.0mg、2.5mmol)を添加した。混合物をBiotage Microwave Initiatorデバイス中で、150℃で45分間加熱した。混合物をEAに注ぎ入れた。有機相を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(PE:EA=8:1で溶出)によって精製して、白色固体として3−(6−ブロモピリジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(300mg、収率89.3%)を得た。保持時間(LC−MS):1.70分。MH
+275。
【0407】
ステップ2 6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−N−(ジフェニルメチレン−)ピリジン−2−アミン
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(6mL)中の3−(6−ブロモピリジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(320mg、1.2mmol)、ジフェニルメタンイミン(0.4mL、2.3mmol)、BINAP(72.7mg、0.1mmol)、Pd
2(dba)
3(107.0mg、0.1mmol)、及びt−BuONa(224.5mg、2.3mmol)の溶液をN
2下で脱気し、窒素下、100℃で1時間撹拌した。LCMSは、出発物質が消費したことを示した。混合物をEAで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、黄色固体として6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−N−(ジフェニルメチレン)188リジン−2−アミン(350mg、収率85.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.83分。MH
+376。
【0408】
ステップ3 6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−アミン
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(5mL)中の6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−N−(ジフェニルメチレン)ピリジン−2−アミン(350mg、1.0mmol)の溶液に、濃塩酸(12M、1mL)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。次いで、混合物を1M 水性NaHCO
3溶液で中和した。混合物をEAで抽出し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=4:1で溶出)によって精製して、白色固体として6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−アミン(300mg、収率89.3%)を得た。保持時間(LC−MS):0.35分。MH
+212。
【0409】
ステップ4 2−クロロ−N−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(3mL)中の6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−アミン(160.0mg、0.8mmol)の溶液に、2−クロロアセチルクロリド(0.09mL、1.1mmol)を0℃で滴加した。混合物を室温で1時間撹拌し、EAに注ぎ入れた。有機層を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、黄色固体として2−クロロ−N−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(200mg、収率91.9%)を得た。保持時間(LC−MS):1.47分。MH
+288。
【0410】
調製87 2−クロロ−N−(6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 1−(6−ブロモピリジン−2−イル)ピペラジン
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
MeCN(20mL)中の2,6−ジブロモピリジン(1.0g,4.22mmol)の溶液に、ピペラジン(1.09g,12.66mmol)及び炭酸カリウム(583.44mg、4.22mmol)を添加した。混合物を85℃で一晩撹拌した。混合物を濃縮し、EAで希釈し、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=100:1〜50:1)によって精製して、生成物を得た。MeOH/HCl(5mL)を添加し、濃縮して、白色固体として1−(6−ブロモピリジン−2−イル)ピペラジン塩酸塩(1.03g、収率87.5%)を得た。保持時間(LC−MS):0.369分。MH
+242。
【0411】
ステップ2 1−(6−ブロモピリジン−2−イル)−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(10mL)中の1−(6−ブロモピリジン−2−イル)ピペラジン塩酸塩(300mg、1.08mmol)の混合物に、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホン酸塩(0.31mL、2.15mmol)及び炭酸カリウム(446.51mg、3.23mmol)を添加した。混合物を70℃で3時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=10:1〜1:2)によって精製して、茶色油として1−(6−ブロモピリジン−2−イル)−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン(320mg、収率91.7%)を得た。保持時間(LC−MS):1.826分。MH
+325。
【0412】
ステップ3 N−(ジフェニルメチレン)−6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−1−イル)ピリジン−2−アミン
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(15mL)中の1−(6−ブロモピリジン−2−イル)−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン(200mg、0.62mmol)、ジフェニルメタンイミン(0.21mL、1.23mmol)、BINAP(38.46mg、0.062mmol)、及びt−BuONa(118.64mg,1.23mmol)の溶液に、N
2雰囲気下でPd
2(dba)
3(56.54mg、0.062mmol)を添加した。反応混合物を、N
2下、130℃で2時間撹拌した。混合物を冷却し、セライトを通して濾過し、濾液をEA(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を精製することなく次のステップで使用して、茶色油としてN−(ジフェニルメチレン)−6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−アミン(200mg、収率76.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.951分。MH
+425。
【0413】
ステップ4 6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−アミン
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(10mL)中のN−(ジフェニルメチレン)−6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−アミン(200mg、0.47mmol)の溶液に、HC(1mL、12M)を添加した。室温で3時間撹拌した後、混合物を水性NaHCO
3でpHを7〜8に中和し、蒸発させた。混合物をEA(3×50mL)で抽出し、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=10:1〜1:1)によって精製して、茶色油として6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−アミン(100mg、収率81.5%)を得た。保持時間(LC−MS):0.493分。MH
+261。
【0414】
ステップ5 2−クロロ−N−(6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジン(3mL)中の6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−アミン(100mg、0.38mmol)の溶液に、2−クロロアセチルクロリド(0.06mL、0.77mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、3時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)で反応停止した。混合物を飽和水性NH
4Clで中和し、EAで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=20:1〜8:1)によって精製して、茶色固体として2−クロロ−N−(6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(15mg、収率11.5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.510分。MH
+337。
【0415】
調製88 2−クロロ−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)アセトアミド
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−アミン(60mg、0.25mmol)及びDMF(3mL)の混合物に、2−クロロアセチルクロリド(34.1mg、0.301mmol)を0℃で滴加した。混合物を室温で一晩撹拌し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣をクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−クロロ−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)アセトアミド(75mg、収率94.7%)を得た。保持時間(LC−MS):1.440分。MH
+316。
【0416】
調製89 2−クロロ−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2mL)中の2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(60mg、0.23mmol)の溶液に、2−クロロアセチルクロリド(0.04mL、0.46mmol)を0℃で添加した。添加後、混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)によって反応停止し、EA(15mL)で希釈した。有機層を分離し、飽和水性NH
4Cl(10mL)及びブライン(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=15:1で溶出)によって精製して、白色固体として2−クロロ−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(70mg、収率90.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.519分。MH
+336。
【0417】
調製90 2−クロロ−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(170mg、0.656mmol)の溶液に、2−クロロアセチルクロリド(105mg、925.74mmol)を0℃で滴加した。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=5:1)によって精製して、黄色固体として2−クロロ−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(200mg、収率91%)を得た。保持時間(LC−MS):1.494分。MH
+335。
【0418】
調製91 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 エチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸塩
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(160mL)中の3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(10g、60.19mmol)の懸濁液に、炭酸カリウム(16.64g、120.38mmol)を添加した。反応物を機械的撹拌機によって撹拌し、90℃で3時間加熱し、室温まで冷却し、次いで、DMF(40mL)中に溶解したエチル2−ブロモ酢酸(6.66mL、60.19mmol)を1時間にわたって滴加した。不均一な白色反応物を18時間急速に撹拌し、氷槽中で冷却し、水(240ml)を添加し、15分間撹拌し、次いで、不溶性固体を濾過した。固体を水(100ml)及びMeOH(4×50mL)で洗浄し、次いで、乾燥させて、白色固体としてエチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸塩(8.30g、収率55%)を得た。LCMS:MH
+253及びR
t=1.454分。
【0419】
ステップ2 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
エチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸塩(8.20g、32.51mmol)を水性HCl(3M、162.6mL、487.66mmol)中にスラリーした。反応物を30分間還流加熱し、室温まで冷却し、不溶性固体を濾過した。固体を水(2×20mL)、MeOH(2×20mL)、及びエーテル(50mL)で洗浄し、次いで、トルエン(2×25mL)で共沸し、乾燥させて、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸(7.29g、収率100%)を得た。LCMS:MH
+225及びR
t=0.40分。
【0420】
ステップ3 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸(0.531g、2.37mmol)、6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン(0.40g、1.58mmol)、及びEDCI(1.21g、6.32mmol)を、ピリジン(24mL)中で組み合わせた。反応物を100℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、EA(100mL)を添加した。不溶性固体を濾過し、水(2×15mL)、EA(30mL)で乾燥させて、黄褐色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(0.72g、収率100%)を得た。LCMS MH
+460及びR
t=2.615。さらなる精製することなく使用した。
【0421】
調製92 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸(0.661g、2.95mmol)、6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(0.50g、1.58mmol)、及びEDCI(1.51g、7.88mmol)を、ピリジン(30mL)中で組み合わせた。反応物を100℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、水性NH
4Cl(100mL)を添加した。混合物を20分間撹拌し、不溶性固体を形成し、濾過した。固体をEA(2×20mL)で洗浄し、乾燥させて、黄褐色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド(494mg、収率54.4%)を得た。LCMS MH
+461及びR
t=2.341。さらなる精製することなく使用した。
【0422】
調製93 3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−8−(ピリジン−4−イル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 8−ブロモ−3−メチル−7−((2−トリメチルシリル)エトキシ)メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
8−ブロモ−3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(5g、20.41mmol)及び炭酸ポスタシウム(8.46g、61.23mmol)をDMF(50mL)中で組み合わせ、0℃まで冷却し、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(3.61mL、20.41mmol)を滴加した。反応物を室温で3時間撹拌し、水(300mL)で希釈し、EA(3×100mL)で抽出した。プールした有機層を水性1N LiCl(2×150mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濃縮して、白色固体として8−ブロモ−3−メチル−7−((2−トリメチルシリル)エトキシ)メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(7.0g、収率91.3%)を得た。さらなる精製することなく使用した。
【0423】
ステップ2 8−ブロモ−3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
8−ブロモ−3−メチル−7−((2−トリメチルシリル)エトキシ)メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(2.0g、5.33mmol)、炭酸ポスタシウム(1.47g、10.66mmol)及び1−クロロプロパン(0.64mL、7.99mmol)をDMF(20mL)中で組み合わせた。反応物を70℃で3時間加熱し、室温まで冷却し、水(100mL)で希釈し、EA(3×75mL)で抽出した。合わせた有機層を水性1N LiCl(2×100mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、残渣に濃縮し、これをEA/Hep(10:90〜25:75)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として8−ブロモ−3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(1.48g、収率64.35)を得た。
【0424】
ステップ3 3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−8−(ピリジン−4−イル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)−メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
8−ブロモ−3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(250mg、0.580mmol)、炭酸ポスタシウム(192mg、1.392mmol)及びピリジン−4−イルボロン酸(71mg、0.580mmol)をEtOH(4mL)、水(0.6mL)、及びトルエン(0.6mL)中で組み合わせた。混合物をアルゴンで脱気し、次いで、Pd(Ph
3)
4(67mg、0.058mmol)を添加した。反応物を70℃で18時間加熱し、次いで、残渣に濃縮し、これをEA/Hep(20:80〜100:0)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−8−(ピリジン−4−イル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(210mg、収率84.3%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.84(d,J=8Hz),8.43(d,J=8Hz,2H),5.95(s,2H),4.88(s,2H),3.89(t,J=12Hz,2H),3.62(s,2H),2.30(s,3H),1.01(t,J=8Hz,2H),0.01(s,9H)。LCMS MH
+430及びR
t=3.178分。
【0425】
ステップ4 3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−8−(ピリジン−4−イル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−8−(ピリジン−4−イル)−7−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(210mg、0.489mmol)をEtOH(5mL)及び濃HCl(1mL)中に溶解した。反応物を1時間還流加熱し、室温まで冷却し、不溶性固体を濾過した。固体をEtOH(2×5mL)で洗浄し、乾燥させて、黄色固体として3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−8−(ピリジン−4−イル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(82mg、収率56.2%)を得た。
1H NMR(DMSO−d6)δ:8.88 D,J=8Hz,2H),8.33(d,J=8Hz,2H),4.79(s,2H),3.52(s,3H),2.22(s,3H)。LCMS:MH
+300及びR
t=1.414分。
【0426】
調製94 (S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中の(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(200mg、0.792mmol)、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホン酸塩(184mg、0.792mmol)、炭酸カリウム(109mg、0.792mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/EA=1:1)によって精製して、白色固体として(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(250mg、収率94%)を得た。保持時間(LC−MS):0.905分。MH
+334。
【0427】
調製95 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の2−クロロ−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(120mg、0.302mmol)、3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(60mg、0.302mmol)、炭酸カリウム(42.5mg、0.302mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物を冷却し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20:1)によって精製して、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(140mg、収率83%)を得た。R
t(LC−MS):1.340分。MH
+465。
【0428】
調製96 (2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(2mL)中の(2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(115.1mg、0.40mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(1.60mL、1.60mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、DCM(2mL)中の(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(100.0mg、0.40mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を30℃で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1)によって精製して、粗生成物を得、これを、分取TLC(DCM:MeOH=20:1)を介してさらに精製して、白色固体として(2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(6mg、収率3.0%)を得た。R
t(LC−MS):1.274分。LC−MS:m/z:511。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.34(s,1H),11.17(s,1H),9.13(s,1H),9.07(s,2H),8.93(s,1H),8.32(s,1H),5.81(s,1H),4.00(d,J=12.2Hz,2H),3.86(d,J=11.0Hz,2H),3.38(s,3H),2.72(d,J=11.2Hz,2H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。
【0429】
調製97 (S)−2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)プロパンアミド
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)MeOH
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(20mL)中のエチル5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボン酸塩(2.0g、12.8mmol)の溶液に、NaBH
4(0.97g、25.6mmol)を室温で添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=100:1〜40:1)によって精製して、無色油として(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)MeOH(500mg、収率34.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.385分。
MH+115。
【0430】
ステップ2 (5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチルメタンスルホン酸塩
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(3mL)中の(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)MeOH(100.0mg、0.88mmol)及びTEA(0.14mL、0.96mmol)の溶液に、氷水槽で0℃まで冷却し、続いて、塩化メタンスルホニル(0.08mL、0.96mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(5mL)で洗浄した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1)によって精製して、無色油として(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチルメタンスルホン酸塩(100mg、収率86.08%)を得た。保持時間(LC−MS):0.324分。MH
+193。
【0431】
ステップ3 (S)−メチル2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチルメタンスルホン酸塩(100.0mg、0.52mmol)、(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(130.0mg、0.52mmol)、炭酸カリウム(143.0mg、1.03mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これをクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1)によって精製して、無色油として(S)−メチル2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(150mg、収率63.7%)を得た。保持時間(LC−MS):0.537分。LC−MS:m/z:349。
【0432】
調製98 (2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の2−クロロ−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(130mg、0.39mmol)及び3−メチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(64.33mg、0.39mmol)の溶液に、N
2保護下で、TBAI(14.30mg、0.039mmol)及び炭酸カリウム(107.03mg、0.77mmol)を添加した。混合物を50℃で2時間撹拌した。反応物を水(15mL)によって反応停止し、EA(2×15mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン(2×15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1〜40:1)によって精製して、黄色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(70mg、収率38.9%)を得た。保持時間(LC−MS):1.156分。MH
+466。
【0433】
調製99 6−(5−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(10mL)中の3−(5−ブロモピラジン−2−イル)−6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(500mg、1.81mmol)、6−ブロモピリジン−2−アミン(374mg、2.17mmol)、LiCl(76.0mg、1.81mmol)、及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(39.6mg、0.18mmol)の混合物を、N
2下で3回脱気し、テラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(104mg、0.09mmol)をN
2雰囲気下で添加した。混合物を再度脱気し、ヘキサ−n−ブチルジチン(2.09g、3.62mmol)を添加し、反応混合物を、N
2下、110℃で2晩にわたって撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮して、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1〜20:1)で精製して、黄色固体として6−(5−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン(140mg.収率26.7%)を得た。保持時間(LC−MS):1.038分。MH
+290。
【0434】
調製100 2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−アミン
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の2−クロロピリミジン−4−アミン(100.0mg、0.772mmol)、2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(158.0mg、0.772mmol)の混合物に、Na
2CO
3(204.5mg、1.93mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後で、Pd(PPh
3)
4(11.5mg、0.01mmol)を、N
2下で添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAで希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、黄色固体として2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−アミン(124mg、収率63.17%)を得た。保持時間(LC−MS):0.573分。MH
+255。
【0435】
調製101 6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(5mL)及びH
2O(1mL)中の6−クロロピラジン−2−アミン(100.0mg、0.772mmol)、2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イルボロン酸(158.0mg、0.772mmol)の混合物に、炭酸カリウム(266.0mg、1.93mmol)を添加した。混合物をN
2下で3回脱気した後で、Pd(PPh
3)
4(11.5mg、0.01mmol)を、N
2下で添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、EAで希釈し、水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、黄色固体として6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン(160mg、収率81.51%)を得た。保持時間(LC−MS):1.071分。MH
+255。
【0436】
調製102 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1 (S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(15mL)中の1−ブロモブタン−2−オン(407mg、2.69mmol),(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(523mg、2.07mmol)及び炭酸カリウム(429mg、3.11mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水及びブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフィー(EA:ヘプタン 0〜100%)によって精製して、無色油として(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(449mg、収率67%)を得た。MH+323。
【0437】
ステップ2 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(5mL)中の(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(390mg、1.21mmol)及びHCl(1M、2.5mL)の混合物を、110℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)に注ぎ入れ、EA(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1)によって精製して、黄色油として(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(224mg、収率60%)を得た。MH
+309。
【0438】
化合物1.(2S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(1mL)中の(S)−メチル6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(20mg、0.084mmol)の溶液に、N
2雰囲気下で、シリンジを介して0℃でトリメチルアルミニウム(0.06mL、2.0M)を滴加した。添加後、混合物を室温で20分間撹拌し、次いで、乾燥DCM中の(S)−メチル2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)プロパノアート(28mg、0.084mmol)の溶液を添加した。反応溶液を3時間撹拌し、次いで、水(5mL)で反応停止した。反応混合物をDCM(3×3mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取TLCによって精製して、白色固体として(2S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(20mg、収率43.4%)を得た。1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.17(s,1H),9.40(s,1H),8.68(t,J=1.2Hz,1H),8.38(s,2H),8.02(d,J=8.4Hz,2H),7.95(t,J=7.6Hz,1H),7.88(d,J=7.6Hz,1H),7.68(t,J=6.4Hz,1H),7.18(s,1H),5.80(d,J=5.6Hz,1H),5.11(s,2H),3.57(s,3H),1.85(d,J=7.6Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.441分。MH
+551。
【0439】
化合物2.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(3mL)中の6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン(59.8mg、0.25mmol)及び(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(73.5mg、0.25mmol)の溶液に、HOAt(40.8mg、0.3mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、続いて、N
2保護下で、ピリジン(39.5mg、0.5mmol)及びDIC(47.2mg、0.4mmol)をゆっくりと滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を室温で18時間撹拌した。反応混合物を水(5mL)及び飽和水性NH
4Cl(5mL)で洗浄した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を、分取TLC(PE:EA=1:1で溶出)を介して精製して、白色固体として表題生成物(80mg、収率62.1%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.20(s,1H),9.45(s,1H),8.71(d,J=8.1Hz,1H),8.39(s,1H),8.07(t,J=8.1Hz,2H),7.98(t,J=7.9Hz,1H),7.92(d,J=7.7Hz,1H),5.79(s,1H),4.70(d,J=2.5Hz,2H),3.46(s,3H),2.16(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.28分。MH
+516。
【0440】
化合物3.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400Hz,DMSO−d
6)δ11.57(s,1H),9.48(s,1H),9.30(s,1H),9.18(s,1H),8.76(d,J=8.0Hz,1H),8.42(s,1H),8.14(d,J=8.3Hz,1H),5.80(d,J=6.9Hz,1H),4.78−4.59(m,2H),3.47(s,3H),2.16(s,3H),1.91(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.055分。MH
+517.1。
【0441】
化合物4.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
この実施例は、適切な出発物質を用いる実施例2において記載される同様の方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.70(s,1H),9.66(s,1H),8.40(s,1H),8.10−8.12(d,J=7.6Hz,1H),7.98−8.01(m,2H),5.78−5.79(m,1H),4.70(s,2H),3.64(s,3H),2.16(s,3H),1.87−1.89(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.217分。MH
+517.1。
【0442】
化合物5.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400Hz,DMSO−d
6,)δ11.26(s,1H),9.65(s,2H),8.40(d,J=7.1Hz,2H),8.10(d,J=7.8Hz,1H),8.06−7.94(m,2H),7.69(td,J=7.7,1.7Hz,1H),7.25−7.16(m,2H),5.90−5.73(m,1H),5.20−5.07(m,2H),3.48(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.128分。MH
+552。
【0443】
化合物6.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ
−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.64(s,1H),9.71(s,2H),9.35(s,1H),9.23(s,1H),8.42(s,1H),5.80(d,J=7.2Hz,1H),4.70(s,2H),3.47(s,3H),2.16(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.21分。MH
+518。
【0444】
化合物7.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド(27mg、0.059mmol)及び炭酸カリウム(8.1mg、0.059mmol)の溶液に、3−(ブロモメチル)−5−メチルイソオキサゾール(10mg、0.059mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、飽和水性NH
4Cl溶液、及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜2% MeOH/DCM)によって精製して、白色固体として生成物(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド(30.1mg、収率92%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.20(s,1H),9.94(d,J=1.5Hz,1H),8.69(m,1H),8.39(s,1H),7.90−8.24(m,4H),6.07(s,1H),5.81(m,1H),5.02(m,2H),3.46(s,3H),2.29(m,3H),1.87(m,3H)。MH
+555。
【0445】
化合物8.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.63(s,1H),9.68(s,2H),9.34(s,1H),9.22(s,1H),8.46−8.37(m,2H),7.69(t,J=6.9Hz,1H),7.21(t,J=8.4Hz,2H),5.84(d,J=7.0Hz,1H),5.13(s,2H),3.48(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.92分。MH
+553。
【0446】
化合物9.(2S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.09(s,1H),8.12(s,1H),7.94−7.95(d,J=1.6Hz,1H),7.87−7.91(t,J=14.6Hz,1H),7.72−7.74(d,J=8.0Hz,1H),7.58−7.60(d,J=8.4Hz,1H),5.30(s,2H),4.49(s,2H),3.42(s,3H),2.50(s,3H),2.17(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.211分。MH
+552。
【0447】
化合物10.2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中の2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトニトリル(42mg、0.20mmol)の溶液に、2−クロロ−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(7、80mg、0.24mmol)を添加し、続いて、炭酸カリウム(56mg、0.40mmol)及びTBAI(8mg、0.02mmol)を添加した。混合物を、N
2下、50℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止し、次いで、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を乾燥するまで濃縮して、分取HPLCで精製して、白色固体として2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(6.1mg、収率5%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.33(s,1H),9.68(s,2H),8.45(s,1H),8.12(d,J=7.0Hz,1H),8.02(q,J=7.7Hz,2H),5.81(s,1H),4.85(s,2H),3.49(s,3H),1.89(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.289分。MH
+500。
【0448】
化合物11.(2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.05(s,1H),9.00(s,2H),8.43(s,1H),7.83(dd,J=18.9,11.2Hz,2H),7.61(d,J=8.2Hz,1H),5.76(s,1H),4.84(s,2H),3.85(d,J=11.2Hz,2H),3.55(d,J=11.2Hz,2H),3.49(s,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),1.70(s,2H),0.78(s,1H),0.18(s,1H)。保持時間(LC−MS):3.161分。MH
+513。
【0449】
化合物12.(2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.40(s,1H),9.11(s,1H),9.04(s,2H),8.91(s,1H),8.44(s,1H),5.82(s,1H),4.84(s,2H),3.86(d,J=11.4Hz,2H),3.56(d,J=11.5Hz,2H),3.49(s,3H),1.89(d,J=7.2Hz,3H),1.70(s,2H),0.78(d,J=4.6Hz,1H),0.17(d,J=4.3Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.074分。MH
+514。
【0450】
化合物13.(2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.33(s,1H),9.09(s,1H),9.02(s,2H),8.90(s,1H),8.40(s,1H),5.80(s,1H),4.69(d,J=2.1Hz,2H),3.85(d,J=11.4Hz,2H),3.56(d,J=10.9Hz,2H),3.46(s,3H),2.54(d,J=7.3Hz,2H),1.88(d,J=7.3Hz,3H),1.73−1.67(m,2H),0.93(t,J=7.3Hz,3H),0.77(d,J=4.7Hz,1H),0.16(d,J=4.3Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.24分。MH
+545。
【0451】
化合物14.((2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製し、分取TLCで精製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.58(s,1H),8.80(s,2H),8.37(s,1H),7.46(s,1H),5.70(d,J=7.3Hz,1H),4.69(d,J=2.4Hz,2H),3.83(d,J=11.4Hz,2H),3.55(d,J=11.3Hz,2H),3.45(s,3H),2.57−2.51(m,2H),1.83(d,J=7.3Hz,3H),1.73−1.67(m,2H),0.94(t,J=7.3Hz,3H),0.77(d,J=4.8Hz,1H),0.16(d,J=4.2Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.41分。MH
+550。
【0452】
化合物15.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.28(s,1H),9.67(s,2H),8.41(s,1H),8.12(d,J=7.6Hz,1H),8.07−7.80(m,2H),6.09(s,1H),5.83(d,J=6.7Hz,1H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.30(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.523分。MH
+555。
【0453】
化合物16.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.64(s,1H),8.94(s,2H),8.41(d,J=14.0Hz,1H),7.54(s,1H),5.71(q,J=7.2Hz,1H),5.10(p,J=7.8Hz,1H),4.76−4.63(m,2H),3.78−3.62(m,2H),3.46(s,3H),2.21(d,J=9.0Hz,1H),2.17(s,4H),2.09(d,J=14.0Hz,2H),1.84(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.570分。MH
+592。
【0454】
化合物17.N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物10のために記載される方法を使用して調製し、分取TLCで精製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.41(s,1H),9.15(s,2H),8.67(d,J=6Hz,2H),8.40(s,1H),7.79(d,J=5.6Hz,1H),5.78(d,J=7.2Hz,1H),4.69(d,J=2.4Hz,2H),3.86(d,J=11.2Hz,2H),3.57(d,J=11.2Hz,2H),3.33(s,3H),2.55−2.49(m,2H),1.87(d,J=7.2Hz,3H),1.70(t,J=3.6Hz,2H),0.93(t,J=7.2Hz,3H),0.77(d,J=4.8Hz,1H),0.17(q,J=4.0Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.246分。MH
+545。
【0455】
化合物18.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.65(s,1H),8.94(s,2H),8.41(d,J=11.7Hz,1H),7.54(s,1H),5.72(d,J=7.3Hz,1H),5.21−5.00(m,1H),4.69(d,J=2.4Hz,2H),3.71(t,J=6.6Hz,2H),3.46(s,3H),2.58−2.52(m,2H),2.28−2.01(m,4H),1.84(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.675分。MH
+605。
【0456】
化合物19.(S)−N−(2−(3,4−ジクロロフェニル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.65(s,1H),8.39(s,1H),8.13(d,J=1.9Hz,1H),7.89(dd,J=8.4,2.0Hz,1H),7.79(d,J=8.4Hz,1H),7.66(s,1H),5.71(q,J=7.3Hz,1H),4.78−4.60(m,2H),3.46(s,3H),2.59−2.52(m,2H),1.85(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.869分。MH
+534。
【0457】
化合物20.(S)−N−(2−(3,4−ジクロロフェニル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.65(s,1H),8.39(s,1H),8.13(d,J=2.1Hz,1H),7.89(dd,J=8.4,2.1Hz,1H),7.79(d,J=8.4Hz,1H),7.66(s,1H),5.71(q,J=7.2Hz,1H),4.70(d,J=1.3Hz,2H),3.46(s,3H),2.17(s,3H),1.85(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.750分。MH
+521。
【0458】
化合物21.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミドの調製
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.65(s,1H),9.70(s,2H),9.35(s,1H),9.23(s,1H),8.43(s,1H),6.09(s,1H),5.84(d,J=7.0Hz,1H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.32(d,J=12.0Hz,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.241分。MH
+557。
【0459】
化合物22.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.76(s,1H),9.78(s,2H),9.42(s,1H),9.29(s,1H),8.52(s,1H),5.89(d,J=7.1Hz,1H),4.91(s,2H),3.55(s,3H),1.98(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.091分。MH
+501。
【0460】
化合物23.(S)−2−(1,3−ジメチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.18(s,1H),11.18(s,1H),8.41(s,1H),8.41(s,1H),8.32(d,J=8.3Hz,2H),8.32(d,J=8.3Hz,2H),8.01(s,1H),8.01(s,1H),7.94(t,J=7.9Hz,1H),7.99−7.79(m,4H),7.89(d,J=8.3Hz,2H),7.83(d,J=7.6Hz,1H),6.09(s,1H),6.09(s,1H),5.82(s,1H),5.82(s,1H),5.02(s,2H),5.02(s,2H),3.47(s,3H),3.47(s,3H),3.34(s,33H),2.54−2.46(m,27H),2.30(s,3H),2.30(s,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),−0.00(s,6H)。保持時間(LC−MS):2.718分。MH
+554。
【0461】
化合物24.N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物10のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.46(s,1H),9.14(s,2H),8.66(d,J=5.7Hz,1H),8.41(s,1H),7.78(d,J=5.6Hz,1H),5.77(s,1H),4.82(s,2H),3.85(d,J=11.5Hz,2H),3.56(d,J=11.3Hz,2H),3.46(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.68(s,2H),0.76(s,1H),0.16(d,J=4.2Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.147分。MH
+514。
【0462】
化合物25.(2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.02(s,1H),9.03(s,2H),8.40(s,1H),7.89(d,J=7.7Hz,1H),7.83(t,J=7.9Hz,1H),7.63(d,J=8.0Hz,1H),5.79(s,1H),4.75−4.64(m,2H),3.99(d,J=11.9Hz,2H),3.84(d,J=10.5Hz,2H),3.46(s,3H),2.70(d,J=10.8Hz,2H),2.16(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.311分。MH
+566。
【0463】
化合物26.(2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.02(s,1H),9.03(s,2H),8.40(s,1H),7.89(d,J=8.4Hz,1H),7.83(t,J=7.9Hz,1H),7.63(d,J=7.6Hz,1H),5.79(s,1H),4.79−4.62(m,2H),3.99(d,J=11.9Hz,2H),3.84(d,J=10.7Hz,2H),3.46(s,3H),2.71(d,J=11.2Hz,2H),2.61−2.51(m,2H),1.86(d,J=7.2Hz,3H),0.93(t,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.364分。MH
+580。
【0464】
化合物27.(S)−N−(6−(2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ10.99(s,1H),8.97(s,2H),8.37(s,1H),7.85(d,J=7.4Hz,1H),7.79(t,J=7.9Hz,1H),7.58(d,J=7.9Hz,1H),6.06(s,1H),5.77(d,J=25.7Hz,1H),5.00(s,2H),3.63(q,J=7.0Hz,4H),3.45(s,3H),2.28(s,3H),1.84(d,J=7.3Hz,3H),1.13(t,J=7.0Hz,6H)。保持時間(LC−MS):2.563分。MH
+559。
【0465】
化合物28.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して精製して、淡黄色固体として収率19.7%を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.73(s,1H),8.98(s,2H),8.46(s,1H),7.58(s,1H),5.76(q,J=7.4Hz,1H),5.19−5.08(m,1H),4.88(s,2H),3.73(dd,J=12.3,6.6Hz,2H),3.51(s,3H),2.30−2.09(m,4H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.607分。MH
+575。
【0466】
化合物29.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(3,4−ジクロロフェニル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して精製して、黄色固体(収率10.5%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.71(s,1H),8.43(s,1H),8.14(d,J=2.0Hz,1H),7.90(dd,J=8.4,2.1Hz,1H),7.80(d,J=8.4Hz,1H),7.67(s,1H),5.73(q,J=7.3Hz,1H),4.85(s,2H),3.49(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.819分。MH
+504。
【0467】
化合物30.(2S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、白色固体(収率14%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.08(s,1H),9.04(s,2H),8.43(s,1H),7.90(d,J=7.9Hz,1H),7.83(t,J=7.9Hz,1H),7.64(d,J=7.9Hz,1H),5.81(s,1H),4.84(s,2H),3.99(d,J=11.9Hz,2H),3.85(d,J=10.5Hz,2H),3.48(s,3H),2.70(d,J=10.6Hz,2H),1.87(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.309分。MH
+549。
【0468】
化合物31.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して精製して、黄色固体(収率23.5%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.84(s,1H),9.53(s,2H),8.40(s,1H),7.86(s,1H),5.72(d,J=7.4Hz,1H),4.70(s,2H),3.46(s,3H),2.17(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.286分。MH
+523。
【0469】
化合物32.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製し、白色固体(収率29.8%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.86(s,1H),9.53(s,2H),8.41(s,1H),7.87(s,1H),6.09(s,1H),5.75−5.77(m,1H),5.02(s,2H),3.47(s,3H),2.31(s,3H),1.86(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.241分。MH
+562。
【0470】
化合物33.(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、白色固体(収率5.5%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.54(s,1H),8.61(d,J=2.4Hz,1H),8.38(s,1H),7.92(dd,J=8.8,2.5Hz,1H),7.40(s,1H),6.56(d,J=8.7Hz,1H),5.70(d,J=7.4Hz,1H),4.70(d,J=2.6Hz,2H),3.70(d,J=10.4Hz,2H),3.46(s,3H),2.05−1.95(m,2H),1.84(d,J=7.3Hz,3H),1.72(s,2H),0.94(t,J=7.3Hz,3H),0.81(dd,J=30.4,5.8Hz,3H),0.18(d,J=4.1Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.045分。MH
+549。
【0471】
化合物34.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.67(s,1H),8.81(s,2H),8.42(s,1H),7.47(s,1H),5.72(d,J=7.2Hz,1H),4.84(s,2H),3.84(d,J=11.4Hz,2H),3.55(d,J=11.0Hz,2H),3.48(s,3H),1.84(d,J=7.2Hz,3H),1.70(s,2H),0.77(d,J=4.6Hz,1H),0.17(d,J=4.0Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.249分。MH
+519。
【0472】
化合物35.(2S)−N−(6’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率36.5%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.01(s,1H),8.80(d,J=2.2Hz,1H),8.43(s,1H),8.18(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),7.83(d,J=8.2Hz,1H),7.77(t,J=7.9Hz,1H),7.58(d,J=8.1Hz,1H),6.57(d,J=8.9Hz,1H),5.81(d,J=6.8Hz,1H),4.85(s,2H),3.72(d,J=10.4Hz,2H),3.49(s,3H),3.44(d,J=10.0Hz,2H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),1.74−1.68(m,2H),0.76(dd,J=12.2,7.7Hz,1H),0.24−0.17(m,1H)。保持時間(LC−MS):1.400分。MH
+512。
【0473】
化合物36.(S)−N−(2−(2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.73(s,1H),8.93(s,2H),8.50(s,1H),7.58(s,1H),6.20(s,1H),5.86(q,J=7.1Hz,1H),5.13(s,2H),3.76(q,J=7.0Hz,4H),3.58(s,3H),2.43(s,3H),1.95(d,J=7.3Hz,3H),1.27(t,J=7.0Hz,6H)。保持時間(LC−MS):2.641分。MH
+565。
【0474】
化合物37.(2S)−N−(6’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率44.6%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ10.96(s,1H),8.79(d,J=2.2Hz,1H),8.40(s,1H),8.16(s,1H),7.82(d,J=7.7Hz,1H),7.77(t,J=7.9Hz,1H),7.58(d,J=7.9Hz,1H),6.56(d,J=8.9Hz,1H),5.78(d,J=6.7Hz,1H),4.77−4.62(m,2H),3.71(d,J=10.4Hz,2H),3.46(s,3H),3.42(s,2H),2.57−2.52(m,2H),2.09(s,1H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.74−1.67(m,2H),0.93(t,J=7.3Hz,3H),0.76(dd,J=12.2,7.7Hz,1H),0.20(d,J=4.1Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.428分。MH
+543。
【0475】
化合物38.(S)−N−(2−(2−(ジエチルアミノ)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率28.57%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.60(s,1H),8.82(s,2H),8.39(s,1H),7.46(s,1H),5.71(d,J=7.1Hz,1H),4.75−4.63(m,2H),3.65(d,J=6.9Hz,4H),3.46(s,3H),2.53(d,J=7.6Hz,2H),1.84(d,J=7.1Hz,3H),1.15(t,J=6.8Hz,6H),0.94(t,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.587分。MH
+540。
【0476】
化合物39.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−((R)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率10%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.10(s,1H),9.12(s,2H),8.44(s,1H),7.87(dd,J=19.5,11.8Hz,2H),7.69(d,J=7.6Hz,1H),5.82(s,1H),5.15−5.06(m,1H),4.85(s,2H),3.72(t,J=6.8Hz,2H),3.49(s,3H),2.23−2.11(m,2H),2.09(s,2H),1.88(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.517分。MH
+569。
【0477】
化合物40.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−((R)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率12%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.45(s,1H),9.17(s,1H),9.15(s,2H),8.98(s,1H),8.45(s,1H),5.82(d,J=7.5Hz,1H),5.18−5.08(m,1H),4.85(s,2H),3.72(dd,J=13.6,6.9Hz,2H),3.49(s,3H),2.18(dd,J=32.5,12.2Hz,2H),2.08(s,2H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):3.073分。MH
+570。
【0478】
化合物41.(2S)−N−(6−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率32%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.29(s,1H),9.04(s,1H),8.89(s,1H),8.85(d,J=2.3Hz,1H),8.41(s,1H),8.19(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),6.61(d,J=9.0Hz,1H),5.79(s,1H),4.70(s,2H),3.73(d,J=10.4Hz,2H),3.46(s,3H),3.45(s,2H),2.16(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H),1.74−1.69(m,2H),0.77(d,J=4.6Hz,1H),0.19(d,J=4.2Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.460分。MH
+530。
【0479】
化合物42.(2S)−N−(6−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率23.9%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。保持時間(LC−MS):2.581分。MH
+544。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.28(s,1H),9.04(s,1H),8.89(s,1H),8.85(d,J=2.2Hz,1H),8.41(s,1H),8.19(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),6.60(d,J=9.0Hz,1H),5.79(d,J=6.8Hz,1H),4.70(t,J=4.1Hz,2H),3.73(d,J=10.5Hz,2H),3.46(s,3H),3.45(s,2H),2.55(d,J=7.3Hz,2H),1.88(d,J=7.3Hz,3H),1.74−1.70(m,2H),0.93(t,J=7.3Hz,3H),0.77(dd,J=12.3,7.8Hz,1H),0.19(d,J=4.2Hz,1H)。
【0480】
化合物43.(2S)−N−(6−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率24.7%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.35(s,1H),9.06(s,1H),8.90(s,1H),8.86(d,J=2.3Hz,1H),8.45(s,1H),8.20(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),6.61(d,J=9.0Hz,1H),5.83(s,1H),4.85(s,2H),3.73(d,J=10.5Hz,2H),3.49(s,3H),3.45(s,2H),1.89(d,J=7.3Hz,3H),1.72(s,2H),0.77(d,J=4.6Hz,1H),0.20(d,J=4.1Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.528分。MH
+513。
【0481】
化合物44.(2S)−N−(6’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率36.5%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ10.95(s,1H),8.78(d,J=2.2Hz,1H),8.39(s,1H),8.17(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),7.82(d,J=8.1Hz,1H),7.76(t,J=7.8Hz,1H),7.57(d,J=8.0Hz,1H),6.56(d,J=8.9Hz,1H),5.77(d,J=8.1Hz,1H),4.76−4.63(m,2H),3.71(d,J=10.3Hz,2H),3.45(s,3H),3.41(s,2H),2.16(s,3H),1.86(d,J=7.2Hz,3H),1.74−1.65(m,2H),0.76(dd,J=12.3,7.7Hz,1H),0.19(d,J=4.1Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.556分。MH
+529。
【0482】
化合物45.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率6.5%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.09(s,1H),9.12(s,2H),8.44(s,1H),7.83−7.93(m,2H),7.68(d,J=7.2Hz,1H),5.79−5.82(m,1H),5.11(t,J=8.8Hz,1H),4.85(s,2H),3.68−3.74(m,2H),3.49(s,3H),2.09−2.32(m,4H),1.87(d,J=7.6Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.341分。MH
+569。
【0483】
化合物46.(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率9.5%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.36(s,1H),9.04(d,J=2.2Hz,1H),8.65(d,J=5.7Hz,1H),8.40(s,1H),8.35(dd,J=8.9,2.3Hz,1H),7.73(d,J=5.6Hz,1H),6.58(d,J=9.0Hz,1H),5.78(d,J=6.9Hz,1H),4.76−4.52(m,2H),3.73(d,J=10.6Hz,2H),3.47(d,J=6.1Hz,2H),3.46(s,3H),2.16(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H),1.77−1.67(m,2H),0.77(dd,J=12.3,7.7Hz,1H),0.25−0.13(m,1H)。保持時間(LC−MS):2.568分。MH
+530。
【0484】
化合物47.(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率13.9%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.35(s,1H),9.04(s,1H),8.65(d,J=5.6Hz,1H),8.40(s,1H),8.35(d,J=8.8Hz,1H),7.74(d,J=5.4Hz,1H),6.58(d,J=9.0Hz,1H),5.79(s,1H),4.67(d,J=19.8Hz,2H),3.73(d,J=10.4Hz,2H),3.47(d,J=4.7Hz,2H),3.42(d,J=30.5Hz,3H),1.88(d,J=7.2Hz,3H),1.72(s,2H),1.24(s,2H),0.94(t,J=7.2Hz,3H),0.78(s,1H),0.20(d,J=3.8Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.504分。MH
+544。
【0485】
化合物48.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率21.3%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.54(s,1H),9.22(s,1H),9.22(s,2H),9.04(s,1H),8.52(s,1H),5.88(d,J=6.8Hz,1H),5.23−5.15(m,1H),4.91(s,2H),3.78(d,J=6.1Hz,2H),3.55(s,3H),2.34−2.20(m,2H),2.14(s,2H),1.96(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.939分。MH
+570。
【0486】
化合物49.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2’−((R)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)プロパンアミド
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率16.9%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.53(s,1H),9.26(s,2H),8.73(d,J=5.6Hz,1H),8.45(s,1H),7.85(d,J=5.2Hz,1H),5.80(d J=6.8Hz,1H),5.17−5.13(m,1H),4.84(s,2H),3.76−3.71(m,2H),3.49(s,3H),2.36−2.00(m,4H),1.89(d,J=7.6Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.016分。MH
+:570。
【0487】
化合物50.(R)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率28.3%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.77(s,1H),9.01(s,2H),8.50(s,1H),7.61(s,1H),5.79−5.81(m,1H),5.15−5.19(m,1H),4.91(s,2H),3.74−3.80(m,2H),3.55(s,3H),2.14−2.29(m,4H),1.91(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.441分。MH
+575。
【0488】
化合物51.(S)−2−(3−メチル−1−(オキセタン−3−イルメチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(80mg、0.17mmol)及び炭酸カリウム(48mg、0.35mmol)の溶液に、オキセタン−3−イルメチルメタンスルホン酸塩(69mg、0.42mmol)を添加した。混合物を50℃で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、飽和水性NH
4Cl溶液、及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発させた。残渣を分取TLCによって精製して、白色固体として生成物(S)−2−(3−メチル−1−(オキセタン−3−イルメチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(20mg、収率21.7%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.28(s,1H),9.68(s,2H),8.43(s,1H),7.99−8.12(m,3H),5.82−5.84(m,1H),4.51−4.55(m,2H),4.33−4.39(m,2H),4.07−4.18(m,2H),3.45(s,3H),3.19−3.27(m,1H),1.87(d,J=6.8Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.656分。MH
+531。
【0489】
化合物52.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソペンチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(2mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(80mg、0.17mmol)及び炭酸カリウム(48mg、0.34mmol)の混合物に、1−ブロモペンタン−2−オン(68mg、0.42mmol)を滴加した。反応混合物を50℃で1時間撹拌し、EAに注ぎ入れた。有機相を分離し、水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣を分取HPLCによって精製して、白色固体として(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソペンチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(25mg、収率27.17%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.27(s,1H),9.67(s,2H),8.41(s,1H),8.11(d,J=6.7Hz,1H),8.02(q,J=7.6Hz,2H),5.81(s,1H),4.69(s,2H),3.46(s,3H),2.47(d,J=7.2Hz,2H),1.88(d,J=7.3Hz,3H),1.48(m,2H),0.84(t,J=7.4Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.181分。MH
+545。
【0490】
化合物53.(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
1,4−ジオキサン(3mL)中の2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−アミン(50mg、0.20mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(0.79mL、0.79mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、1,4−ジオキサン(2mL)中の(S)−メチル2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(57.49mg、0.20mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を100℃で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1〜50:1)によって精製して、粗生成物を得、これを、分取TLC(DCM:MeOH=15:1)を介してさらに精製して、黄色固体として(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(15mg、収率14.8%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.41(s,1H),9.04(d,J=2.1Hz,1H),8.64(d,J=5.7Hz,1H),8.43(s,1H),8.34(m,J=8.9,2.3Hz,1H),7.73(d,J=5.7Hz,1H),6.57(d,J=9.0Hz,1H),5.77(d,J=17.5Hz,1H),4.83(s,2H),3.72(d,J=10.8Hz,2H),3.46(d,J=10.6Hz,5H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),1.70(s,2H),0.76(d,J=4.6Hz,1H),0.18(d,J=3.9Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.282分。MH
+513。
【0491】
化合物54.(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2’−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)プロパンアミド
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率5.4%で適切な出発物質を用いる化合物53のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.54(s,1H),9.26(s,2H),8.73(d,J=5.7Hz,1H),8.45(s,1H),7.85(d,J=5.7Hz,1H),5.80(d,J=7.0Hz,1H),5.23−5.08(m,1H),4.84(s,2H),3.80−3.64(m,2H),3.49(s,3H),2.25−2.01(m,4H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.097分。MH
+570。
【0492】
化合物55.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率7.6%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.57(s,1H),9.64(s,1H),9.31(s,1H),9.24(s,1H),9.13(s,1H),8.84(s,1H),8.43(s,1H),6.09(s,1H),5.83(d,J=7.1Hz,1H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.31(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.834分。MH
+556。
【0493】
化合物56.(2S)−N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率38.7%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.62(s,1H),8.85(s,2H),8.39(s,1H),7.49(s,1H),5.70(d,J=7.1Hz,1H),4.70(s,2H),3.98(d,J=12.1Hz,2H),3.85(d,J=11.4Hz,2H),3.45(s,3H),2.72(d,J=11.5Hz,2H),2.17(s,3H),1.84(d,J=7.1Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.846分。MH
+572。
【0494】
化合物57.(2S)−N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、淡黄色固体として収率40.2%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.62(s,1H),8.85(s,2H),8.39(s,1H),7.49(s,1H),5.80−5.64(m,1H),4.78−4.60(m,2H),3.98(d,J=12.0Hz,2H),3.85(d,J=10.9Hz,2H),3.45(s,3H),2.72(d,J=10.7Hz,2H),2.58−2.52(m,2H),1.84(d,J=7.2Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.999分。MH
+586。
【0495】
化合物58.(2S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率17.7%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.68(s,1H),8.87(s,2H),8.43(s,1H),7.51(s,1H),5.73(q,J=7.0Hz,1H),4.85(s,2H),3.99(d,J=12.1Hz,2H),3.86(d,J=11.0Hz,2H),3.49(s,3H),2.72(d,J=10.6Hz,2H),1.85(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.945分。MH
+555。
【0496】
化合物59.(S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して精製して、白色固体として収率3%で(S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−((R)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミドを得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ9.62(s,2H),8.31(s,1H),8.18(s,1H),7.95(t,1H),7.88(d,J=7.6Hz,1H),7.53(s,1H),5.87(d,J=7.1Hz,1H),4.92(s,2H),4.22(s,2H),3.60(d,J=8.9Hz,3H),3.43(s,3H),1.98(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.799分。MH
+547。
【0497】
化合物60.(2S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率27.7%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.39(s,1H),9.14(s,1H),9.08(s,2H),8.93(s,1H),8.45(s,1H),5.83(d,J=6.8Hz,1H),4.85(s,2H),4.01(d,J=12.0Hz,2H),3.87(d,J=10.5Hz,2H),3.50(s,3H),2.72(d,J=12.1Hz,2H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.013分。MH
+550。
【0498】
化合物61.(2S)−N−(2’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率5.0%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.44(s,1H),9.19(s,2H),8.69(d,J=5.7Hz,1H),8.40(s,1H),7.81(d,J=5.7Hz,1H),5.77(d,J=7.4Hz,1H),4.70(s,2H),4.01(d,J=12.1Hz,2H),3.87(d,J=11.3Hz,2H),3.46(s,3H),2.72(d,J=10.9Hz,2H),2.16(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.598分。MH
+567。
【0499】
化合物62.(2S)−N−(2’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率5.0%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.41(s,1H),9.19(s,2H),8.69(d,J=5.7Hz,1H),8.40(s,1H),7.81(d,J=5.7Hz,1H),5.78(d,J=6.8Hz,1H),4.69(d,J=2.1Hz,2H),4.01(d,J=12.1Hz,2H),3.87(d,J=10.7Hz,2H),3.46(s,3H),2.72(d,J=11.2Hz,2H),2.54(d,J=7.3Hz,2H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),0.93(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.819分。MH
+581。
【0500】
化合物63.(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率14.5%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.54(s,1H),8.61(d,J=2.2Hz,1H),8.38(s,1H),7.92(dd,J=8.8,2.3Hz,1H),7.39(s,1H),6.56(d,J=8.9Hz,1H),5.70(d,J=7.3Hz,1H),4.70(s,2H),3.70(d,J=10.5Hz,2H),3.45(s,3H),3.44(s,2H),2.17(s,3H),1.84(d,J=7.3Hz,3H),1.71(s,2H),0.77(d,J=4.7Hz,1H),0.18(d,J=4.0Hz,1H)。保持時間(LC−MS):0.739分。MH
+535。
【0501】
化合物64.(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率4.8%(ee:92%)で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.59(s,1H),8.61(d,J=2.3Hz,1H),8.42(s,1H),7.92(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),7.40(s,1H),6.56(d,J=9.0Hz,1H),5.72(d,J=7.2Hz,1H),4.84(s,2H),3.70(d,J=10.1Hz,2H),3.48(s,3H),3.45(d,J=10.7Hz,2H),1.84(d,J=7.3Hz,3H),1.71(s,2H),0.77(d,J=4.4Hz,1H),0.18(d,J=4.2Hz,1H)。保持時間(LC−MS):0.853分。MH
+518。
【0502】
化合物65.((2S)−N−(6’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率17.9%(ee:94%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ10.96(s,1H),8.82(d,J=2.2Hz,1H),8.39(s,1H),8.21(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),7.84(d,J=7.9Hz,1H),7.78(t,J=7.9Hz,1H),7.60(d,J=8.1Hz,1H),6.60(d,J=8.9Hz,1H),5.79(s,1H),4.70(d,J=2.5Hz,2H),3.86(m,2H),3.76(d,J=9.5Hz,2H),3.46(s,3H),2.72(d,J=10.9Hz,2H),2.16(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):0.600分。MH
+565。
【0503】
化合物66.(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率4.3%(ee:99.5%)で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.01(s,1H),8.83(d,J=2.2Hz,1H),8.43(s,1H),8.23(dd,J=8.8,2.4Hz,1H),7.85(d,J=7.1Hz,1H),7.79(t,J=7.9Hz,1H),7.60(d,J=7.9Hz,1H),6.61(d,J=8.9Hz,1H),5.82(s,1H),4.85(s,2H),3.86(d,J=11.0Hz,2H),3.77(d,J=9.5Hz,2H),3.49(s,3H),2.72(d,J=10.5Hz,2H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.608分。MH
+545。
【0504】
化合物67.(2S)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−イル)プロパンアミド
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率10.6%(ee:61.2%)で適切な出発物質を用いる化合物53のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.49(s,1H),9.23(d,J=20.1Hz,2H),8.69(d,J=5.7Hz,1H),8.43(s,1H),7.82(d,J=5.6Hz,1H),5.80(d,J=7.5Hz,1H),4.84(s,2H),4.02(d,J=12.2Hz,2H),3.88(d,J=11.2Hz,2H),3.49(s,3H),2.71(d,J=11.4Hz,2H),1.89(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.082分。MH
+550。
【0505】
化合物68.(2S)−N−(6’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率14.7%(ee:98.6%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した、
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ10.97(s,1H),8.82(d,J=2.2Hz,1H),8.40(s,1H),8.22(dd,J=8.8,2.4Hz,1H),7.90−7.75(m,2H),7.60(d,J=7.9Hz,1H),6.61(d,J=8.9Hz,1H),5.79(d,J=6.4Hz,1H),4.70(d,J=3.6Hz,2H),3.86(d,J=11.1Hz,2H),3.76(d,J=9.4Hz,2H),3.46(s,3H),2.72(d,J=10.8Hz,2H),2.55(d,J=7.2Hz,2H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.731分。MH
+579。
【0506】
化合物69.(2S)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率26.5%(ee:86.7%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.42(s,1H),9.02(d,J=2.0Hz,1H),8.68(d,J=5.7Hz,1H),8.44(dd,J=9.0,2.2Hz,1H),8.40(s,1H),7.78(d,J=5.6Hz,1H),6.73(d,J=9.0Hz,1H),5.77(d,J=7.2Hz,1H),4.69(d,J=1.4Hz,2H),3.91(d,J=11.3Hz,2H),3.83(d,J=9.7Hz,2H),3.46(s,3H),2.76(d,J=10.3Hz,2H),2.16(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.773分。MH
+566。
【0507】
化合物70.(2S)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率6.9%(ee:85.4%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.42(s,1H),9.02(d,J=2.0Hz,1H),8.68(d,J=5.7Hz,1H),8.45(dd,J=9.1,2.1Hz,1H),8.41(s,1H),7.78(d,J=5.7Hz,1H),6.74(d,J=9.1Hz,1H),5.78(d,J=7.5Hz,1H),4.69(d,J=2.5Hz,2H),3.91(d,J=11.3Hz,2H),3.83(d,J=9.6Hz,2H),3.46(s,3H),2.77(d,J=10.5Hz,2H),2.55(d,J=7.3Hz,2H),1.88(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.046分。MH
+580。
【0508】
化合物71.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−1−(2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1ml)中の(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(50mg、0.104mmol)、2−クロロ−N−メチルアセトアミド(11.2mg、0.104mmol)、炭酸カリウム(14mg、0.104mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物を水に注ぎ入れ、濾過し、固体を水で2回洗浄し、真空下で乾燥させ、エタノールから再結晶化して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−1−(2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(10.5mg、ee:93%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.58(s,1H),8.75(s,2H),8.32(s,1H),7.90(s,1H),7.42(s,1H),5.69(q,J=7.6Hz,1H),4.31(d,J=4.4Hz,2H),3.79(d,J=11.6Hz,2H),3.50(d,J=11.2Hz,2H),3.39(s,3H),2.49(d,J=4.8Hz,3H),1.78(d,J=7.2Hz,3H),1.64(m,2H),0.72(m,1H),0.11(m,1H)。保持時間(LC−MS):1.881分。MH
+:551。
【0509】
化合物72.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルミアミド(1ml)中の(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(50mg、0.104mmol)、2−ブロモアセトアミド(14mg、0.104mmol)、炭酸カリウム(14mg、0.104mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物を水に注ぎ入れ、濾過し、固体を水で2回洗浄し、真空下で乾燥させ、エタノールから再結晶化して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(23.1mg、ee:93%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.47(s,1H),8.65(s,2H),8.21(s,1H),7.34(d,J=20.9Hz,2H),6.91(s,1H),5.58(d,J=7.3Hz,1H),4.20(s,2H),3.67(d,J=11.4Hz,2H),3.39(d,J=11.3Hz,2H),3.28(s,3H),1.67(d,J=7.3Hz,3H),1.59(m,2H),0.61(d,J=4.7Hz,1H),0.01(d,J=4.2Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.830分。MH
+536。
【0510】
化合物73.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−1−(オキセタン−2−イルメチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1ml)中の(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(50mg、0.104mmol)、オキセタン−2−イルメチル4−メチルベンゼンスルホナート(25mg、0.104mmol)、炭酸カリウム(14mg、0.104mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物を水に注ぎ入れ、濾過し、固体を水で2回洗浄し、真空下で乾燥させ、エタノールから再結晶化して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−1−(オキセタン−2−イルメチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(3.3mg、ee:21.7%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.61(s,1H),8.81(s,2H),8.34(s,1H),7.46(s,1H),5.73(d,J=7.2Hz,1H),4.94(m,1H),4.42(dd,J=14.2,6.7Hz,2H),4.27(m,2H),3.83(d,J=11.4Hz,2H),3.57(s,2H),3.44(s,3H),2.57(d,J=7.7Hz,1H),2.43(d,J=10.1Hz,1H),1.82(d,J=7.2Hz,3H),1.70(s,2H),0.77(d,J=4.9Hz,1H),0.16(d,J=4.3Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.347分。MH
+549。
【0511】
化合物74.(2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(ZY−000530−052).
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率7.8%(ee:59.7%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.37(s,1H),9.12(s,1H),9.07(s,2H),8.93(s,1H),8.41(s,1H),5.80(d,J=7.5Hz,1H),4.76−4.64(m,2H),4.01(d,J=12.0Hz,2H),3.87(d,J=10.5Hz,2H),3.47(s,3H),2.72(d,J=10.5Hz,2H),2.17(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):0.937分。MH
+567。
【0512】
化合物75.(2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ9.12(s,1H),9.07(s,2H),8.93(s,1H),8.41(s,1H),5.80(d,J=7.4Hz,1H),4.70(d,J=2.1Hz,2H),4.00(d,J=12.1Hz,2H),3.86(d,J=10.5Hz,2H),3.46(s,3H),2.72(d,J=10.7Hz,2H),2.54(d,J=3.8Hz,2H),1.89(d,J=7.3Hz,3H),0.93(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.283分。MH
+581。ee:74.8%
化合物76.(2S)−N−(6−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率7.7%(ee:82.7%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.28(s,1H),9.06(s,1H),8.93−8.85(m,2H),8.40(s,1H),8.25(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),6.67(d,J=9.0Hz,1H),5.80(d,J=6.9Hz,1H),4.70(s,2H),3.88(d,J=11.2Hz,2H),3.79(d,J=9.2Hz,2H),3.47(s,3H),2.73(d,J=9.9Hz,2H),2.16(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.466分。MH
+566。
【0513】
化合物77.(2S)−N−(6−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率17.6%(ee:95.5%)で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.34(s,1H),9.07(s,1H),8.95−8.84(m,2H),8.44(s,1H),8.25(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),6.66(d,J=8.9Hz,1H),5.83(d,J=7.1Hz,1H),4.85(s,2H),3.88(d,J=11.3Hz,2H),3.79(d,J=9.6Hz,2H),3.50(s,3H),2.73(d,J=10.8Hz,2H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.558分。MH
+549。
【0514】
化合物78.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソペンチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率6.5%(ee:69.3%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.54(s,1H),8.40(s,1H),8.25(d,J=8.8Hz,1H),8.12−8.02(m,1H),7.92(d,J=7.6Hz,1H),6.08(s,1H),5.83(d,J=7.2Hz,1H),5.02(s,2H),3.47(s,3H),2.31(s,3H),1.87(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.445分。MH
+546。
【0515】
化合物79.(2S)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率68.8%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.56(s,1H),8.64(d,J=2.1Hz,1H),8.39(s,1H),7.97(dd,J=8.9,2.3Hz,1H),7.42(s,1H),6.61(d,J=8.9Hz,1H),5.70(d,J=7.3Hz,1H),4.70(s,2H),3.85(d,J=11.3Hz,2H),3.76(d,J=10.4Hz,2H),3.46(s,3H),2.73(d,J=11.2Hz,2H),2.17(s,3H),1.84(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.591分。MH
+571。
【0516】
化合物80.(2S)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率59.1%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ 11.55(s,1H),8.64(d,J=2.3Hz,1H),8.38(s,1H),7.96(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),7.42(s,1H),6.60(d,J=8.9Hz,1H),5.70(d,J=7.3Hz,1H),4.69(d,J=2.4Hz,2H),3.85(d,J=11.4Hz,2H),3.76(d,J=9.6Hz,2H),3.45(s,3H),2.72(d,J=10.9Hz,2H),2.53(d,J=7.4Hz,2H),1.83(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.813分。MH
+585。
【0517】
化合物81.(S)−N−(2−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、淡黄色固体として収率18.7%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.69(s,1H),8.95(d,J=1.9Hz,1H),8.40(s,1H),8.30(d,J=1.9Hz,1H),7.68(s,1H),5.71(d,J=7.3Hz,1H),4.70(d,J=1.2Hz,2H),3.46(s,3H),2.61(s,3H),2.17(s,3H),1.85(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.737分。MH
+502。
【0518】
化合物82.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率56.2%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.76(s,1H),9.07(s,1H),8.39(s,2H),7.76(s,1H),5.72(d,J=7.3Hz,1H),4.70(s,2H),3.46(s,3H),2.55(d,J=1.5Hz,3H),2.16(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.286分。MH
+536。
【0519】
化合物83.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、淡黄色固体として収率45.5%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.76(s,1H),9.06(s,1H),8.39(s,2H),7.76(s,1H),5.72(d,J=7.3Hz,1H),4.69(d,J=2.4Hz,2H),3.46(s,3H),2.55(d,J=1.6Hz,3H),2.53(d,J=7.6Hz,2H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.488分。MH
+550。
【0520】
化合物84.(2S)−N−(6−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率15.0%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.31(s,1H),9.06(s,1H),8.93−8.86(m,2H),8.41(s,1H),8.24(dd,J=8.9,2.4Hz,1H),6.65(d,J=8.9Hz,1H),5.79(d,J=6.6Hz,1H),4.70(d,J=2.1Hz,2H),3.88(d,J=11.2Hz,2H),3.78(d,J=9.7Hz,2H),3.47(s,3H),2.73(d,J=10.9Hz,2H),2.58−2.52(m,2H),1.89(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):0.837分。MH
+580。
【0521】
化合物85.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)プロパンアミド
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率17.6%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ9.39(s,1H),8.86(d,J=5.8Hz,1H),8.74(s,1H),8.42(s,1H),8.00(d,J=5.7Hz,1H),6.08(s,1H),5.82(d,J=7.3Hz,1H),5.01(s,2H),3.48(s,3H),2.58(s,3H),2.30(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.482分。MH
+570。
【0522】
化合物86.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(2−メトキシエチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(50mg、0.104mmol)、1−クロロ−2−メトキシエタン(14mg、0.104mmol)、炭酸カリウム(14mg、0.104mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインを逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(2−メトキシエチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(5.1mg、収率9.1%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.62(s,1H),8.82(s,2H),8.35(s,1H),7.48(s,1H),5.75(m,J=7.3Hz,1H),4.01(m,J=6.0Hz,2H),3.84(m,J=11.4Hz,2H),3.57(s,2H),3.43(m,5H),3.20(s,3H),1.83(m,J=7.3Hz,3H),1.72(m,2H),0.76(m,1H),0.16(m,1H)。保持時間(LC−MS):1.897分。MH
+537。
【0523】
化合物87.(S)−2−(3−メチル−1−(2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(50mg、0.108mmol)、2−クロロ−N−メチルアセトアミド(12mg、0.108mmol)、炭酸カリウム(15mg、0.108mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(S)−2−(3−メチル−1−(2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(2.8mg、収率5%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.30(s,1H),9.68(s,2H),8.41(s,1H),8.12(m,J=6.9Hz,1H),8.12(m,3H),5.83(s,1H),4.37(m,J=7.5Hz,2H),3.46(s,3H),2.54(m,J=4.5Hz,3H),1.88(m,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.383分。MH
+531。
【0524】
化合物88.(2S)−2−(3−メチル−1−(オキセタン−2−イルメチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(50mg、0.108mmol)、オキセタン−2−イルメチル4−メチルベンゼンスルホナート(26mg、0.108mmol)、炭酸カリウム(15mg、0.108mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−2−(3−メチル−1−(オキセタン−2−イルメチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(7.2mg、収率12.6%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.28(s,1H),9.68(s,2H),8.37(m,J=1.2Hz,1H),8.11(m,J=7.1Hz,1H),8.01(m,J=8.2Hz,2H),5.83(s,1H),4.83(m,1H),4.41(m,2H),4.11(m,2H),3.45(s,3H),2.59(m,1H),2.42(m,J=8.5Hz,1H),1.87(m,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.841分。MH
+530。
【0525】
化合物89.(S)−2−(3−メチル−1−(3−メチル−2−オキソブチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(50mg、0.108mmol)、1−ブロモ−3−メチルブタン−2−オン(17mg、0.108mmol)、炭酸カリウム(15mg、0.108mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(S)−2−(3−メチル−1−(3−メチル−2−オキソブチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド(20.7mg、収率35.1%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.28(s,1H),9.68(s,2H),8.42(s,1H),8.12(m,J=7.4Hz,1H),7.99(m,2H),5.82(s,1H),4.79(s,2H),3.47(s,3H),2.79(m,1H),1.89(m,J=7.3Hz,3H),1.05(m,6H)。保持時間(LC−MS):2.519分。MH
+544。
【0526】
化合物90.(S)−N−(2−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1,3−ジメチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率50%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して精製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.69(s,1H),8.95(d,J=2.0Hz,1H),8.34(s,1H),8.29(d,J=2.4Hz,1H),7.68(s,1H),5.71(d,J=7.2Hz,1H),4.69(d,J=2.4Hz,2H),2.53(q,J=7.2Hz,2H),3.46(s,3H),2.61(s,3H),1.85(d,J=7.2Hz,3H),0.94(t,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.098分。MH
+516。
【0527】
化合物91.(S)−N−(2−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1,3−ジメチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率20%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.72(s,1H),11.72(s,1H),8.95(d,J=1.6Hz,1H),8.40(s,1H),8.30(s,1H),7.68(s,1H),6.09(s,1H),5.75(d,J=7.2Hz,1H),5.02(s,2H),3.55(s,1H),2.61(s,3H),2.31(s,3H),1.85(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.088分。MH
+541。
【0528】
化合物92.(S)−N−(2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率2.6%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.69(s,1H),8.87(s,1H),8.39(s,1H),8.09(d,J=10.4Hz,1H),7.68(s,1H),5.72(d,J=7.2Hz,1H),4.70(s,2H),3.46(s,3H),2.52(m,3H),2.17(s,3H),1.85(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.544分。MH
+486。
【0529】
化合物93.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率7.7%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.25(s,1H),8.39(s,1H),8.15(s,1H),8.05(d,J=7.9Hz,1H),7.91(t,J=7.9Hz,1H),7.61(d,J=7.5Hz,1H),6.08(s,1H),5.82(d,J=6.7Hz,1H),5.09−4.92(m,2H),3.47(s,3H),2.31(s,3H),1.85(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):3.437分。MH
+494。
【0530】
化合物94.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率54.1%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.79(s,1H),9.07(s,1H),8.41(s,2H),7.78(s,1H),6.10(s,1H),5.77(d,J=7.1Hz,1H),5.03(s,2H),3.48(s,3H),2.56(s,3H),2.32(s,3H),1.87(d,J=7.1Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.044分。MH
+575。
【0531】
化合物95.(S)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド(15mg、0.033mmol)及び炭酸カリウム(9mg、0.065mmol)の溶液に、3−(クロロメチル)イソオキサゾール(3.7mg、0.049mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、飽和水性NH
4Cl溶液、及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜2% MeOH/DCM)によって精製して、白色固体として生成物(S)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド(16.5mg、収率92%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.20(s,1H),9.43(s,1H),8.78(s,1H),8.68(d,J=1.8Hz,1H),8.39(s,1H),7.89−8.05(m,4H),6.45(s,1H),5.82(m,1H),5.09(s,2H),3.47(s,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+541。
【0532】
化合物96.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率28%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.37(s,1H),9.13(m,3H),8.95(s,1H),8.39(s,1H),6.07(s,1H),5.82(d,J=7.1Hz,1H),5.10(m,1H),5.01(s,2H),3.70(m,2H),3.46(s,3H),2.29(s,3H),1.98−2.20(m,4H),1.87(d,J=7.1Hz,3H)。MH
+626。
【0533】
化合物97 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、灰色固体として収率23.6%(ee:90%)で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.14(s,1H),9.41(s,1H),8.70(s,1H),8.39(s,1H),8.02(s,1H),7.98−7.90(m,2H),5.79(d,J=7.2Hz,1H),4.74−4.64(m,2H),3.46(s,3H),2.71(s,3H),2.15(s,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.149分。MH
+530。
【0534】
化合物98.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、淡黄色固体として収率56.1%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.70(s,1H),9.22(d,J=1.8Hz,1H),8.46(d,J=1.9Hz,1H),8.38(s,1H),7.70(s,1H),5.71(d,J=7.3Hz,1H),4.69(s,2H),3.46(s,3H),2.70(d,J=1.1Hz,3H),2.16(s,3H),1.85(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.023分。MH
+536。
【0535】
化合物99.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、淡黄色固体として収率54.7%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して精製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.70(s,1H),9.21(s,1H),8.45(s,1H),8.38(s,1H),7.70(s,1H),5.72(q,J=7.1Hz,1H),4.69(d,J=2.2Hz,2H),3.45(s,3H),2.70(s,3H),2.56−2.51(m,2H),1.85(d,J=7.3Hz,3H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.195分。MH
+550。
【0536】
化合物100.(S)−N−(2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率13.9%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.71(s,1H),8.86(s,1H),8.40(s,1H),8.12−8.05(m,1H),7.68(s,1H),6.09(s,1H),5.75(q,J=7.6Hz,1H),5.02(s,2H),3.47(s,3H),2.51(s,3H),2.31(s,3H),1.85(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.306分。MH
+525。
【0537】
化合物101.(S)−N−(2−(5−フルオロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率16.7%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.70(s,1H),8.87(s,1H),8.40(s,1H),8.08(dd,J=10.0,1.8Hz,1H),7.68(s,1H),5.72(d,J=7.2Hz,1H),4.79−4.61(m,2H),3.46(s,3H),2.52(m,5H),1.85(d,J=7.2Hz,3H),0.94(t,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.807分。MH
+500。
【0538】
化合物102.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中の(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(50mg、0.104mmol)、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホン酸塩(24mg、0.104mmol)、炭酸カリウム(14mg、0.104mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインを逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(8.7mg、収率14.9%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.63(s,1H),8.80(s,2H),8.38(m,1H),7.45(s,1H),5.70(m,J=7.3Hz,1H),4.62(m,2H),3.82(m,J=11.4Hz,2H),3.54(m,J=10.1Hz,2H),3.47(s,3H),1.83(m,J=7.3Hz,3H),1.68(m,2H),0.77(m,J=12.4,7.9Hz,1H),0.15(m,1H)。保持時間(LC−MS):2.335分。MH
+561。
【0539】
化合物103.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中の(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(50mg、0.104mmol)、1,1,1−トリフルオロ−3−ヨードプロパン(23mg、0.104mmol)、炭酸カリウム(14mg、0.104mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインを逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(12.1mg、収率20%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.62(s,1H),8.81(s,2H),8.36(s,1H),7.46(s,1H),5.75(m,J=7.3Hz,1H),4.06(m,2H),3.83(m,J=11.4Hz,2H),3.55(m,J=11.0Hz,2H),3.45(s,3H),2.55(m,2H),1.83(m,J=7.3Hz,3H),1.68(m,2H),0.77(m,1H),0.16(m,1H)。保持時間(LC−MS):2.427分。MH
+575。
【0540】
化合物104 (S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率18%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.29(s,1H),9.66(s,2H),8.46(s,1H),8.11(d,J=7.5Hz,1H),8.06−7.97(m,2H),5.82(s,1H),5.33−5.21(m,2H),3.49(s,3H),2.26(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.333分。MH
+557。
【0541】
化合物105.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率11.6%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.58(s,1H),8.81(s,2H),8.38(s,1H),7.47(s,1H),5.71(m,J=7.3Hz,1H),4.74(s,2H),4.21(s,2H),3.84(m,J=11.4Hz,2H),3.56(m,J=11.6Hz,2H),3.46(s,3H),3.32(s,3H),1.84(m,J=7.2Hz,3H),1.71(s,2H),0.78(m,J=4.5Hz,1H),0.16(m,J=4.3Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.918分。MH
+565。
【0542】
化合物106.(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(1mL)中の(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(50mg、0.088mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(334mg、0.088mmol)を0℃で添加し、混合物を−10℃で2時間撹拌した。混合物を、希釈塩酸(0.2mL、1N)で反応停止し、混合物を乾燥するまで濃縮して、残渣を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(28.3mg、収率56.6%)を得た。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.60(s,1H),8.81(s,2H),8.32(s,1H),7.46(m,J=1.1Hz,1H),5.75(m,J=7.0Hz,1H),4.87(m,J=4.7Hz,1H),3.92(m,2H),3.83(m,J=11.4Hz,2H),3.75(m,J=7.2Hz,1H),3.55(m,J=11.1Hz,2H),3.44(s,3H),3.21(m,J=5.3Hz,2H),3.16(m,3H),1.82(m,J=7.3Hz,3H),1.67(m,2H),0.77(m,J=12.6,7.8Hz,1H),0.15(m,1H)。保持時間(LC−MS):1.773分。MH
+567。
【0543】
化合物107.(S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド(50mg、0.104mmol)、5−(クロロメチル)−3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール(14mg、0.104mmol)、炭酸カリウム(14mg、0.104mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物を乾燥するまで濃縮して、分取HPLCを介して精製して、白色固体として(S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド(12.1mg、収率20.2%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.81(s,1H),9.07(s,1H),8.43(m,2H),7.78(s,1H),5.75(m,J=7.1Hz,1H),5.21(m,2H),3.49(s,3H),2.56(s,3H),2.27(s,3H),1.87(m,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.321分。MH
+575。
【0544】
化合物108.(S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率9.2%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.76(s,1H),9.24(m,J=1.8Hz,1H),8.45(m,2H),7.72(s,1H),5.74(m,J=7.1Hz,1H),5.27(m,2H),3.49(s,3H),2.71(m,J=1.2Hz,3H),2.27(s,3H),1.87(m,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.183分。MH
+575。
【0545】
化合物109.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率11%%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.53(s,1H),9.48(s,1H),9.28(s,1H),9.21(s,1H),8.74(s,1H),8.43(s,1H),5.81(s,1H),4.70(s,2H),3.47(s,3H),2.74(s,3H),2.16(s,3H),1.90(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.440分。MH
+531。
【0546】
化合物110.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)プロパンアミド
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率9.36%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.62(s,1H),9.59(s,1H),8.88−8.80(m,2H),8.40(s,1H),7.98(d,J=5.7Hz,1H),6.08(s,1H),5.82(d,J=7.3Hz,1H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.74(s,3H),2.30(s,3H),1.89(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.975分。MH
+570。
【0547】
化合物111.(S)−N−(2−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率7.5%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.63(s,1H),9.59(s,1H),8.85(d,2H),8.42(s,1H),7.97(d,J=5.8Hz,1H),5.77(d,J=7.3Hz,1H),4.67(d,2H),3.46(s,3H),2.75(s,3H),2.16(s,3H),1.89(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.022分。MH
+531。
【0548】
化合物112.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率31.6%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.76(s,1H),9.23(s,1H),8.47(s,1H),8.40(s,1H),7.72(s,1H),6.09(s,1H),5.76(d,J=7.4Hz,1H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.71(s,3H),2.31(s,3H),1.86(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.254分。MH
+575。
【0549】
化合物113.(2S)−N−(6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン(4mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(61mg、0.2mmol)及び6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン(50mg、0.20mmol)の溶液に、HOAt(30mg、0.22mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(0.03mL、0.30mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下でDIC(0.04mL、0.40mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を30℃で一晩撹拌した。得られた混合物を水(5mL)及び飽和水性NH
4Cl(5mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(5mg、収率5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.409分。MH
+544。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ10.99(s,1H),8.93(d,J=1.2Hz,1H),8.39(s,1H),8.03(s,J=1.2Hz,1H),7.95(s,1H),7.83(m,2H)5.79(q,J=6.4Hz 1H),4.70(s,2H),3.78(d,J=11.2Hz,2H),3.52(d,J=10.4Hz,3H),3.46(s,3H),2.55(m,2H) 1.86(d,J=6.4Hz,3H),1.74(m,2H),0.93(m,3H),0.77(m,1H),0.20(m,1H)。
【0550】
化合物114.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2’−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−イル)プロパンアミド
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率77%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.46(s,1H),9.23(s,2H),8.70(d,J=5.7Hz,1H),8.39(s,1H),7.83(d,J=5.7Hz,1H) 6.06(s,1H),5.81(d,J=7.1Hz,1H),5.13(m,1H),5.00(s,2H),3.69(m,2H),3.46(s,3H),2.29(s,3H),2.08−2.20(m,4H),1.87(d,J=7.2Hz,3H)。MH
+626。
【0551】
化合物115.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率55%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.02(s,1H),9.09(s,2H),8.38(s,1H),7.82−7.92(m,2H),7.76(m,1H),6.06(s,1H),5.81(d,J=7.1Hz,1H),5.10(m,1H),5.01(s,2H),3.68(m,2H),3.46(s,3H),2.29(s,3H),2.08−2.20(m,4H),1.85(d,J=7.2Hz,3H)。MH
+625。
【0552】
化合物116 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率29%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δ11.18(s,1H),9.43(s,1H),8.69(d,J=7.3Hz,1H),8.39(s,1H),7.90−8.01(m,3H),5.78(m,1H),5.54(m,1H),4.69(m,2H),3.46(s,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H),1.73(d,J=7.3Hz,1H),0.84(m,3H)。MH
+530。
【0553】
化合物117.(S)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.26(s,1H),9.66(s,2H),8.79(s,1H),8.40(s,1H),7.98−8.02(m,3H),6.45(s,1H),5.83(m,1H),5.10(s,2H),3.48(s,3H),1.88(d,J=7.2Hz,3H)。MH
+542。
【0554】
化合物118.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.57(s,1H),9.48(s,1H),9.31(s,H),9.17(s,1H),8.76(d,J=8.0Hz,1H),8.41(s,1H),8.13(d,J=8.2Hz,1H),6.08(s,1H),5.84(m,1H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.30(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+556。
【0555】
化合物119.(S)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.57(s,1H),9.48(s,1H),9.31(s,H),9.18(s,1H),8.76(m,2H),8.42(s,1H),8.13(d,J=8.3Hz,1H),6.46(s,1H),5.84(m,1H),5.10(s,2H),3.48(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+542。
【0556】
化合物120.(S)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.61(s,1H),9.68(s,2H),9.33(s,1H),9.19(s,1H),8.78(s,1H),8.41(s,1H),6.44(s,1H),5.82(m,1H),5.09(s,2H),3.47(s,3H),1.89(d,J=7.2Hz,3H)。MH
+543。
【0557】
化合物121.(S)−N−(6’−メトキシ−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.09(s,1H),9.13(s,1H),8.71(s,1H),8.39(s,1H),7.83−7.99(m,3H),6.07(s,1H),5.81(m,1H),5.01(s,2H),4.06(s,3H),3.46(s,3H),2.29(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+585。
【0558】
化合物122.(S)−N−(6’−エトキシ−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.08(s,1H),9.11(s,1H),8.70(s,1H),8.38(s,1H),7.82−7.96(m,3H),6.06(s,1H),5.82(m,1H),5.01(s,2H),4.52(m,2H),3.46(s,3H),2.28(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.35(t,3H)。MH
+599。
【0559】
化合物123.(S)−N−(6’−クロロ−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.19(s,1H),9.38(s,1H),8.89(s,1H),8.39(s,1H),7.85−8.06(m,3H),6.07(s,1H),5.82(m,1H),5.01(s,2H),3.46(s,3H),2.29(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.35(t,3H)。MH
+589。
【0560】
化合物124.(S)−N−(6’−メトキシ−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.07(s,1H),9.15(s,1H),8.72(s,1H),8.39(s,1H),7.83−7.99(m,3H),5.81(m,1H),4.69(t,2H),4.06(s,3H),3.45(s,3H),2.50(m,2H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),0.93(t,3H)。MH
+560。
【0561】
化合物125.(S)−N−(6’−エトキシ−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.07(s,1H),9.12(s,1H),8.71(s,1H),8.38(s,1H),7.83−7.99(m,3H),5.78(m,1H),4.69(t,2H),4.52(q,2H),3.45(s,3H),2.50(m,2H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.36(t,3H),0.93(t,3H)。MH
+574。
【0562】
化合物126.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.15(s,1H),9.40(s,1H),8.70(s,1H),8.26(s,1H),7.90−8.03(m,3H),6.07(s,1H),5.82(m,1H),5.01(s,2H),3.46(s,3H),2.70(s,3H),2.29(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+569。
【0563】
化合物127.(S)−N−(5’,6’−ジメチル−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.08(s,1H),8.94(s,1H),8.38(s,1H),8.17(s,1H),7.72−7.96(m,3H),6.07(s,1H),5.82(m,1H),5.01(s,2H),3.46(s,3H),2.33(s,3H),2.29(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+515。
【0564】
化合物128.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.49(s,1H),9.46(s,1H),9.27(s,1H),9.19(s,1H),8.72(s,1H),8.40(s,1H),6.07(s,1H),5.82(m,1H),5.01(s,2H),3.47(s,3H),2.72(s,3H),2.29(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+570。
【0565】
化合物129.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.19(s,1H),9.20(s,1H),8.55(s,1H),8.39(s,1H),7.86−8.07(m,3H),6.07(s,1H),5.82(m,1H),5.01(s,2H),3.46(s,3H),2.55(s,3H),2.29(s,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+569。
【0566】
化合物130.(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.55(s,1H),9.29(s,1H),9.24(s,1H),9.14(s,1H),8.61(s,1H),8.40(s,1H),6.07(s,1H),5.82(m,1H),5.01(s,2H),3.47(s,3H),2.56(s,3H),2.29(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+570。
【0567】
化合物131.(S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.20(s,1H),9.19(s,1H),8.55(s,1H),8.44(s,1H),7.86−8.07(m,3H),5.81(m,1H),5.26(q,2H),3.48(s,3H),2.55(s,3H),2.25(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+570。
【0568】
化合物132.(S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.51(s,1H),9.45(s,1H),9.26(s,1H),9.19(s,1H),8.71(s,1H),8.45(s,1H),5.82(m,1H),5.25(q,2H),3.48(s,3H),2.72(s,3H),2.25(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+571。
【0569】
化合物133.(S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.57(s,1H),9.09−9.28(m,3H),8.60(s,1H),8.45(s,1H),5.82(m,1H),5.25(q,2H),3.48(s,3H),2.56(s,3H),2.25(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+571。
【0570】
化合物134.(S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.16(s,1H),9.40(s,1H),8.69(s,1H),8.44(s,1H),7.92−8.01(m,3H),5.80(m,1H),5.25(q,2H),3.48(s,3H),2.70(s,3H),2.24(s,3H),1.87(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+570。
【0571】
化合物135.(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.13(s,1H),9.40(s,1H),8.70(s,1H),8.39(s,1H),7.93−8.02(m,3H),5.79(m,1H),4.69(t,2H),3.45(s,3H),2.71(s,3H),2.50(m,2H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),0.93(t,3H)。MH
+544。
【0572】
化合物136.(S)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)プロパンアミド
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.14(s,1H),9.40(s,1H),8.78(s,1H),8.69(s,1H),8.39(s,1H),7.92−8.01(m,3H),6.45(s,1H),5.82(m,1H),5.09(s,2H),3.47(s,3H),2.70(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+555。
【0573】
化合物137.(S)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.56(s,1H),9.29(s,1H),9.24(s,1H),9.14(s,1H),8.78(s,1H),8.60(s,1H),8.41(s,1H),6.45(s,1H),5.83(m,1H),5.09(s,2H),3.47(s,3H),2.56(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。MH
+556。
【0574】
化合物139 (S)−N−(6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(2mL)中の(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(58mg、0.172mmol)の懸濁液に、塩化オキサリル(0.035mL、0.413mmol)を添加した。反応物を0℃まで冷却し、次いで、DMF(1滴)を添加した。混合物を0℃で5分間撹拌し、室温まで1時間加温し、乾燥するまで蒸発させ、次いで、THF(2mL)で希釈し、0℃まで冷却した。次に、6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(38mg、0.172mmol)を添加し、反応物を0℃で1時間撹拌し、0.2N HCl(10mL)及び水(30ml)で希釈し、次いで、EA(3×25mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(2:98〜3:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、オフホワイト色固体として(S)−N−(6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(37mg、収率40%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.92(s,1H),9.22(s,1H),8.84(s,1H),8.72(s,1H),8.10(s,1H),7.93(s,1H),5.95(s,1H),5.88(q,J=4及び8Hz,1H),5.28(d,J=4Hz,2H),3.63(s,3H),2.69(s,3H),2.15(s,3H),1.98(d,J=8Hz,3H)。LCMS:MH
+536及びT
R=2.837分。
【0575】
化合物140 (S)−N−(6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(3mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(0.067mg、0.227mmol)の懸濁液に、塩化オキサリル(0.046mL、0.545mmol)を添加した。反応物を0℃まで冷却し、次いで、DMF(2滴)を添加した。混合物を0℃で5分間撹拌し、室温で1時間撹拌し、乾燥するまで蒸発させ、次いで、THF(3mL)で希釈し、0℃まで冷却した。次に、6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(50mg、0.227mmol)を添加し、反応物を0℃で1時間撹拌し、水(30ml)で希釈し、次いで、EA(3×25mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、残渣まで濃縮し、これを、EAで溶出する分取TLCによって精製して、オフホワイト色固体として(S)−N−(6−(5−クロロ−6−メチルピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(30mg、収率26.5%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.80(s,1H),9.40(s,1H),8.97(s,1H),8.79(s,1H),8.24(s,1H),7.91(s,1H),5.70(q,J=8及び16Hz,1H),4.90(d,J=4Hz,2H),3.59(s,3H),2.70(s,3H),2.32(s,3H),1.93(d,J=4Hz,3H)。LCMS:MH
+497及びT
R=2.560分。
【0576】
化合物141 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2’−(トリフルオロメチル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)プロパンアミド
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物10のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.74(s,1H),9.76(s,2H),8.89(d,J=5.6Hz,1H),8.42−8.36(m,2H),8.04(d,J=5.6Hz,1H),7.69(t,J=7.6Hz,1H),7.20(t,J=6.8Hz,2H),5.81(d,J=7.2Hz,1H),5.12(s,2H),3.48(s,3H),1.89(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.190分。MH
+553。
【0577】
化合物142 (2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.82(s,1H),8.82(s,2H),8.21(s,1H),7.65(m,2H),7.43(d,J=7.6Hz,1H),5.58(s,1H),4.53(s,2H),3.67(d,J=11.2Hz,2H),3.37(d,J=10.8Hz,2H),3.28(s,3H),1.99(s,3H),1.69(d,J=7.2Hz,3H),1.52(s,2H),0.60(d,J=4.8Hz,1H),0.00(d,J=4.0Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.273分。MH
+530。
【0578】
化合物143 (2S)−N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.24(s,1H),8.99(s,2H),8.51(d,J=5.6Hz,1H),8.22(s,1H),7.62(d,J=5.6Hz,1H),5.60(d,J=7.2Hz,1H),4.53(s,2H),3.70(d,J=11.2Hz,2H),3.40(d,J=10.4Hz,2H),3.29(s,3H),1.99(s,3H),1.70(d,J=7.2Hz,3H),1.53(s,2H),0.61(d,J=4.4Hz,1H),0.00(d,J=4.4Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.167分。MH
+531。
【0579】
化合物144 (2S)−N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率33.94%で白色固体を形成するために適切な出発物質を用いる化合物10のために記載される方法を使用して調製し、分取キラルHPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.40(s,1H),9.11(s,1H),9.04(s,2H),8.91(s,1H),8.44(s,1H),5.82(s,1H),4.84(s,2H),3.86(d,J=11.2Hz,2H),3.56(d,J=11.6Hz,2H),3.49(s,3H),1.89(d,J=7.2Hz,3H),1.70(s,2H),0.78(d,J=4.6Hz,1H),0.17(d,J=4.2Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.567分。MH
+514。
【0580】
化合物145 (2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率22.64%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.64(s,1H),8.82(s,2H),8.36(s,1H),7.48(s,1H),5.83−5.63(m,1H),4.52(s,2H),3.84(d,J=11.2Hz,2H),3.56(d,J=10.8Hz,2H),3.46(s,3H),1.84(d,J=7.2Hz,3H),1.70(m,5H),0.78(d,J=4.8Hz,1H),0.17(d,J=4.4Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.260分。MH
+532。
【0581】
化合物146 (2S)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率6.7%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。白色固体。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.01(s,1H),9.03(s,2H),8.40(s,1H),7.84(m,2H),7.63(d,J=7.6Hz,1H),5.79(s,1H),4.89−4.64(m,2H),4.21(s,2H),3.99(d,J=12.0Hz,2H),3.84(d,J=10.4Hz,2H),3.46(s,3H),3.31(s,3H),2.70(d,J=10.4Hz,2H),1.86(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.510分。MH
+596。
【0582】
化合物147 (2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率49.6%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。白色固体。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ.10.98(s,1H),8.97(s,2H),8.37(s,1H),7.85(d,J=8.2Hz,1H),7.79(t,J=7.9Hz,1H),7.59(d,J=7.8Hz,1H),5.78(s,1H),4.75−4.61(m,2H),3.83(d,J=11.3Hz,2H),3.52(d,J=11.0Hz,2H),3.44(s,3H),2.55−2.50(m,2H),1.85(d,J=7.3Hz,3H),1.71−1.64(m,2H),0.92(t,J=7.3Hz,3H),0.75(dd,J=12.4,7.6Hz,1H),0.19−0.10(m,1H)。保持時間(LC−MS):2.43分。MH
+544。
【0583】
化合物148 (2R)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率22.9%で適切な出発物質を用いる化合物10のために記載される方法を使用して調製し、分取キラルHPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.03(s,1H),9.00(s,2H),8.43(s,1H),7.88(d,J=7.7Hz,1H),7.82(t,J=7.9Hz,1H),7.61(d,J=8.1Hz,1H),5.83(s,1H),4.85(s,2H),3.86(d,J=11.3Hz,2H),3.55(d,J=11.1Hz,2H),3.49(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H),1.73−1.66(m,2H),0.78(dt,J=12.3,6.2Hz,1H),0.18(dd,J=8.4,4.2Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.89分。MH
+513。
【0584】
化合物149 (2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率34.2%で適切な出発物質を用いる化合物10のために記載される方法を使用して調製し、分取キラルHPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.06(s,1H),9.00(s,2H),8.43(s,1H),7.88(d,J=8.0Hz,1H),7.81(t,J=7.9Hz,1H),7.61(d,J=7.6Hz,1H),5.81(s,1H),4.84(s,2H),3.85(d,J=11.2Hz,2H),3.54(d,J=10.6Hz,2H),3.48(s,3H),1.87(d,J=7.2Hz,3H),1.69(s,2H),0.77(d,J=4.8Hz,1H),0.17(d,J=4.0Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.89分。MH
+513。
【0585】
化合物150 (S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)プロパンアミド
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.70(s,1H),9.38(s,1H),8.86(d,J=5.7Hz,1H),8.73(s,1H),8.46(s,1H),7.99(d,J=5.7Hz,1H),5.80(d,J=7.0Hz,1H),5.32−5.21(m,2H),3.49(s,3H),2.58(d,J=1.6Hz,3H),2.26(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.147分。MH
+571。
【0586】
化合物151(S)−2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)プロパンアミド
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率24.5%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.16(s,1H),9.41(s,1H),8.70(d,J=1.8Hz,1H),8.43(s,1H),8.03(s,1H),7.99−7.91(m,2H),5.83(d,J=6.6Hz,1H),5.17−5.05(m,2H),3.48(s,3H),2.72(d,J=1.3Hz,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.411分。MH
+570。
【0587】
化合物152 (2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率22.1%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。白色固体。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.33(s,1H),9.10(s,1H),9.02(s,2H),8.90(s,1H),8.40(s,1H),5.78(d,J=6.9Hz,1H),4.69(s,2H),3.85(d,J=11.4Hz,2H),3.56(d,J=11.0Hz,2H),3.46(s,3H),2.16(s,3H),1.88(d,J=7.2Hz,3H),1.70(s,2H),0.77(d,J=4.8Hz,1H),0.16(d,J=4.3Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.072分。MH
+531。
【0588】
化合物153 (2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率54.5%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.60(s,1H),8.81(s,2H),8.39(s,1H),7.47(s,1H),5.70(d,J=7.3Hz,1H),4.70(d,J=1.2Hz,2H),3.84(d,J=11.4Hz,2H),3.56(d,J=11.2Hz,2H),3.46(s,3H),2.17(s,3H),1.84(d,J=7.3Hz,3H),1.73−1.67(m,2H),0.78(d,J=4.7Hz,1H),0.17(d,J=4.3Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.303分。MH
+536。
【0589】
化合物154 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率45.0%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.18(s,1H),9.26(s,1H),9.05(s,2H),8.27(s,1H),5.58−5.61(m,1H),4.69−4.84(m,2H),3.49(s,3H),2.20(s,3H),1.81(d,J=7.20Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.658分。MH
+523。
【0590】
化合物155 (2S)−N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−(1−(シアノメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率40.3%で適切な出発物質を用いる化合物10のために記載される方法を使用して調製し、分取キラルHPLCを介して分離した。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.49(s,1H),9.17(s,2H),8.68(d,J=5.6Hz,1H),8.44(s,1H),7.80(d,J=6.0Hz,1H),5.79−5.82(m,1H),4.85(s,2H),3.87(d,J=11.2Hz,2H),3.57(d,J=11.2Hz,2H),3.49(s,3H),1.88(d,J=7.2Hz,3H),1.69−1.72(m,2H),0.76−0.81(m,1H),0.16−0.20(m,1H)。保持時間(LC−MS):1.739分。MH
+514。
【0591】
化合物156 (S)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)プロパンアミド
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率18.1%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.20(s,1H),9.59(s,1H),9.07(s,1H),8.81(s,1H),8.41(s,1H),8.07(d,J=6.7Hz,1H),8.03−7.94(m,2H),6.08(s,1H),5.82(d,J=7.0Hz,1H),5.02(s,2H),3.47(s,3H),2.30(s,3H),1.88(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.406分。MH
+555。
【0592】
化合物157 (S)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−((R)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率30%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.68(s,1H),8.95(s,2H),8.37(s,1H),7.55(s,1H),5.74(d,J=7.2Hz,1H),5.10(t,J=8.0Hz,1H),4.51(m,2H),3.71(m,2H),3.47(s,3H),2.17(m,4H),1.83(m,3H),1.71(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.066分。MH
+588。
【0593】
化合物158 (2S)−N−(5’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,2’−ビピラジン]−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率20.3%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.34(s,1H),9.13(s,1H),9.01(s,1H),8.87(d,J=1.2Hz,1H),8.41(s,1H),8.09(d,J=1.2Hz,1H),5.82(d,J=7.0Hz,1H),4.79−4.60(m,2H),3.80(d,J=10.8Hz,2H),3.55(d,J=10.7Hz,2H),3.47(s,3H),2.57−2.52(m,2H),1.89(d,J=7.3Hz,3H),1.80−1.67(m,2H),0.94(t,J=7.3Hz,3H),0.80(m,1H),0.21(m,1H)。保持時間(LC−MS):1.873分。MH
+545。
【0594】
化合物159 (2S)−N−(5’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,2’−ビピラジン]−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率25.0%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ9.15(s,1H),9.02(s,1H),8.90(d,J=1.1Hz,1H),8.41(s,1H),8.30(s,1H),8.14(s,1H),5.82(s,1H),4.70(s,2H),3.96(d,J=11.4Hz,2H),3.86(d,J=9.9Hz,2H),3.46(s,3H),2.78(d,J=10.7Hz,2H),2.58−2.52(m,2H),1.89(d,J=7.3Hz,3H),0.93(m,3H)。保持時間(LC−MS):1.845分。MH
+581。
【0595】
化合物160 (S)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率12.9%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400Hz,DMSO−d
6,)δ11.66(s,1H),9.70(s,2H),9.35(s,1H),9.23(s,1H),8.47(s,1H),5.82(m,1H),5.29(m,2H),3.49(s,3H),2.26(s,3H),1.91(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.707分。MH
+558。
【0596】
化合物161 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率35.4%で適切な出発物質を用いる化合物102のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400Hz,DMSO−d
6,)δ11.81(s,1H),9.08(s,1H),8.44(s,1H),8.41(s,1H),7.77(s,1H),5.74(m,1H),4.64(m,2H),3.49(s,3H),2.56(s,3H),1.87(d,J=7.2Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.473分。MH
+562。
【0597】
化合物162 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率14.8%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400Hz,DMSO−d
6)δ11.75(s,1H),9.24(s,1H),8.47(s,1H),8.42(s,1H),7.71(s,1H),5.74(m,1H),4.71−4.59(m,2H),3.49(s,3H),2.71(s,3H),1.86(d,J=7.6Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.676分。MH
+562。
【0598】
化合物163 (S)−2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率17.6%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400Hz,DMSO−d
6)δ11.75(s,1H),9.23(d,J=1.7Hz,1H),8.46(d,J=1.7Hz,1H),8.42(s,1H),7.71(s,1H),5.75(q,J=7.3Hz,1H),5.11(s,2H),3.47(s,3H),2.70(s,3H),2.53(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.309分。MH
+576。
【0599】
化合物164 (2S)−N−(5’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,2’−ビピラジン]−6−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率14.3%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.37(s,1H),9.15(s,1H),9.02(s,1H),8.91(d,J=1.2Hz,1H),8.41(s,1H),8.14(d,J=1.6Hz,1H),5.80(m,1H),4.70(s,2H),3.96(d,J=11.6Hz,2H),3.86(d,J=9.4Hz,2H),3.46(s,3H),2.78(d,J=10.6Hz,2H),2.16(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.663分。MH
+567。
【0600】
化合物165 (2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、黄色固体として収率19.1%で適切な出発物質を用いる化合物2のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.01(s,1H),8.99(s,2H),8.39(d,J=6.9Hz,1H),7.88−7.78(m,2H),7.60(d,J=7.8Hz,1H),5.79(s,1H),4.74(d,J=3.7Hz,2H),4.21(s,2H),3.85(d,J=11.2Hz,2H),3.55(s,3H),3.46(s,3H),3.31(s,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.68(m,2H),0.77(m,1H),0.17(m,1H)。保持時間(LC−MS):1.975分。MH
+560。
【0601】
化合物166 (2S)−N−(2−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率12.2%で適切な出発物質を用いる化合物107のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.63(s,1H),8.81(s,2H),8.43(s,1H),7.47(s,1H),5.72(d,J=7.3Hz,1H),5.25(m,2H),3.83(d,J=11.4Hz,2H),3.55(d,J=10.9Hz,2H),3.48(s,3H),2.26(s,3H),1.84(d,J=7.3Hz,3H),1.67(m,2H),0.76(m,1H),0.17(d,J=4.3Hz,1H)。保持時間(LC−MS):2.361分。MH
+576。
【0602】
化合物167 (2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率10.4%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.02(s,1H),8.99(s,2H),8.44(s,1H),7.82(m,2H),7.61(d,J=8.2Hz,1H),5.80(s,1H),5.27(m,2H),3.84(d,J=11.3Hz,2H),3.54(d,J=11.2Hz,2H),3.48(s,3H),2.26(s,3H),1.87(d,J=7.6Hz,3H),1.69(m,2H),0.752(m,1H),0.16(m,1H)。保持時間(LC−MS):2.298分。MH
+570。
【0603】
化合物168 (2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率7.6%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.04(s,1H),9.00(s,2H),8.37(s,1H),7.81(m,2H),7.61(d,J=8.3Hz,1H),5.83(s,1H),4.52(m,2H),3.85(d,J=11.6Hz,2H),3.55(d,J=11.1Hz,2H),3.46(d,J=4.7Hz,3H),1.86(d,J=7.3Hz,3H),1.70(m,5H),0.76(m,1H),0.17(m,1H)。保持時間(LC−MS):2.312分。MH
+526。
【0604】
化合物169 (2S)−2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率3.9%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.05(s,1H),9.04(s,2H),8.37(s,1H),7.84(m,2H),7.64(d,J=8.4Hz,1H),5.83(s,1H),4.52(m,2H),3.99(d,J=12Hz,2H),3.87(d,J=10.4Hz,2H),3.46(s,3H),2.70(d,J=10.4Hz,2H),1.86(d,J=7.6Hz,3H),1.69(m,3H)。保持時間(LC−MS):2.379分。MH
+562。
【0605】
化合物170 (S)−2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)プロパンアミド
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率13.4%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.54(s,1H),9.47(s,1H),9.27(s,1H),9.21(s,1H),8.73(s,1H),8.45(s,1H),5.86−5.78(m,1H),5.11(s,2H),3.48(s,3H),2.73(s,3H),2.52(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.817分。MH
+571。
【0606】
化合物171 (S)−2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)プロパンアミド
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率20.4%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.29(s,1H),9.66(s,2H),8.43(s,1H),8.11(d,J=7.5Hz,1H),8.06−7.96(m,2H),5.83(s,1H),5.16−5.05(m,2H),3.48(s,3H),2.51(s,3H),1.89(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.876分。MH
+557。
【0607】
化合物172 (S)−2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)プロパンアミド
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率15.0%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.60(s,1H),9.59(s,1H),8.88−8.81(m,2H),8.44(s,1H),7.97(d,J=5.6Hz,1H),5.81(s,1H),5.10(s,2H),3.48(s,3H),2.74(s,3H),2.52(s,3H),1.90(d,J=7.3Hz,3H)。保持時間(LC−MS):1.305分。MH
+571。
【0608】
化合物173 (2S)−N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,5’−ビピリミジン]−4−イル)−2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率13.8%で適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.46(s,1H),9.17(s,2H),8.68(d,J=6Hz,1H),8.37(s,1H),7.80(d,J=5.6Hz,1H),5.81(s,1H),4.51(m,2H),3.87(d,J=11.2Hz,2H),3.59(d,J=12Hz,2H),3.46(s,3H),1.88(d,J=7.2Hz,3H),1.70(m,5H),0.78(m,1H),0.17(m,1H)。保持時間(LC−MS):2.225分。MH
+527。
【0609】
化合物174 N−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン/エタノール/2N 水性Na
2CO
3(2mL/1mL/0.5mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(140mg、0.29mmol)及び4−クロロフェニルボロン酸(68mg、0.43mmol)の混合物に、N
2雰囲気下で3回脱気した後で、Pd(PPh
3)
4(48mg、0.04mmol)を添加した。次いで、混合物を100℃まで2時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、セライトを通して濾過した。濾液をEA(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体としてN−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(100mg、収率67.1%)を得た。H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.09(s,1H),8.42(dd,J=5.1,1.7Hz,1H),8.12(t,J=8.7Hz,2H),7.95(s,1H),7.89(t,J=7.9Hz,1H),7.76−7.65(m,2H),7.57(d,J=8.6Hz,2H),7.22(d,J=9.7Hz,2H),5.33(s,2H),5.13(s,2H),3.45(s,3H),2.45(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.160分。MH
+516。
【0610】
化合物175 N−(6−(3,4−ジフルオロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物174のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.08(s,1H),8.42(d,J=3.5Hz,1H),8.22−8.08(m,1H),7.96(s,2H),7.90(t,J=7.9Hz,1H),7.72(m,2H),7.58(m,1H),7.22(d,J=7.9Hz,2H),5.33(s,2H),5.13(s,2H),3.44(d,J=7.1Hz,3H),2.45(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.040分。MH
+518。
【0611】
化合物176 (S)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物1のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.03(s,1H),9.10(s,2H),8.42(dd,J=5.1,1.7Hz,1H),7.91(s,1H),7.86(t,J=7.9Hz,1H),7.74−7.63(m,2H),7.22(d,J=9.9Hz,2H),5.33(s,2H),5.16−5.05(m,3H),3.77−3.63(m,2H),3.45(s,3H),2.45(s,3H),2.23−2.02(m,4H)。保持時間(LC−MS):2.247分。MH
+419.2。
【0612】
化合物177 2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(5mL)中の5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(113mg、0.50mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,2−ジオキサボロラン(153mg、0.60mmol)、酢酸カリウム(148mg、1.51mmol)、及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15mg)の混合物を、N
2下で3回脱気し、N
2雰囲気下、100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却した。N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(140mg、0.29mmol)、水性Na
2CO
3溶液(1mL、2M)、及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15mg)を、N
2雰囲気下で、上記の混合物に添加した。混合物を、N
2下、100℃で2時間撹拌し、室温まで冷却した。反応混合物をDCM(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣を分取HPLCで精製して、白色固体として2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(40mg、収率25.1%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.26(s,1H),9.66(s,2H),8.42(d,J=3.6Hz,1H),8.10(s,1H),8.07−7.96(m,2H),7.70(td,J=7.7,1.6Hz,1H),7.22(d,J=7.7Hz,2H),5.35(s,2H),5.13(s,2H),3.45(s,3H),2.46(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.640分。MH
+552。
【0613】
化合物178 N−(2−(3,4−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
混合溶液(トルエン:エタノール:水性Na
2CO
3(2M)=4:2:1、7mL)中のN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(70mg、0.15mmol)、4−クロロフェニルボロン酸(35mg、0.22mmol)の混合物を、N
2雰囲気下で脱気し、続いて、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(10mg)を添加した。混合物を、N
2下、100℃で2時間撹拌し、室温まで冷却した。混合物をDCM(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣を分取HPLCで精製して、白色固体としてN−(2−(3,4−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(20mg、収率27.8%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.60(s,1H),8.42(d,J=4.1Hz,1H),8.14(s,1H),7.94(d,J=9.1Hz,1H),7.82−7.68(m,2H),7.64−7.54(m,2H),7.26−7.19(m,2H),5.27(s,2H),5.13(s,2H),3.48(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.160分。MH
+510。
【0614】
化合物181 N−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン/エタノール(4mL/2mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(150mg、0.34mmol)の溶液に、水性Na
2CO
3溶液を添加し、混合物をN
2下で3回脱気した。上記の混合物に、4−クロロフェニルボロン酸(80mg、0.52mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(19.6mg、0.017mmol)をN
2雰囲気下で添加した。得られた混合物を、N
2下、100℃で2時間撹拌した。混合物をDCMで希釈し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体としてN−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(30mg、収率20.0%)を得た。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.08(s,1H),8.13(d,J=10.4Hz,3H),7.95(s,1H),7.89(t,J=7.9Hz,1H),7.73(d,J=7.8Hz,1H),7.59(d,J=8.5Hz,2H),5.30(s,2H),4.70(s,2H),3.46(s,4H),2.17(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.375分。MH
+467。
【0615】
化合物182 N−(6−(3,4−ジフルオロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物181のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.04(s,1H),8.13(s,1H),7.93(d,J=29.1Hz,2H),7.76(s,1H),7.57(s,1H),5.31(s,1H),4.69(s,1H),3.46(s,2H),2.50(s,2H),2.16(s,2H),2.07(s,1H)。保持時間(LC−MS):2.141分。MH
+469。
【0616】
化合物183 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物181のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.01(s,1H),9.11(s,2H),8.14(s,1H),7.87(dd,J=16.4,8.8Hz,2H),7.68(d,J=8.0Hz,1H),5.30(s,2H),5.20−5.01(m,1H),4.70(s,2H),3.71(t,J=6.7Hz,2H),3.46(s,3H),2.21(d,J=9.3Hz,1H),2.16−2.13(m,1H),2.09(d,J=13.6Hz,2H)。保持時間(LC−MS):2.405分。MH
+572。
【0617】
化合物184 2−(1−(2−ヒドロキシプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH(2mL)中の(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(25mg、43.90μmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(3mg、65.84μmol)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を氷水に注ぎ入れ、EAで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体として2−(1−(2−ヒドロキシプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(20mg、収率79.7%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.01(s,1H),9.12(s,2H),8.08(s,1H),7.88(dd,J=17.2,9.5Hz,2H),7.68(d,J=8.0Hz,1H),5.31(s,2H),5.18−5.03(m,1H),4.67(d,J=4.4Hz,1H),3.97−3.85(m,2H),3.69(dt,J=12.1,7.4Hz,3H),3.45(s,4H),2.29−2.01(m,4H),1.00(d,J=5.8Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.090分。MH
+574。
【0618】
化合物185 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン(5mL)中の5−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン(113mg、0.50mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,2−ジオキサボロラン(153mg、0.60mmol)、酢酸カリウム(148mg、1.51mmol)、及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15mg)の混合物を、N
2下で3回脱気し、N
2雰囲気下、100℃で2時間撹拌した。混合物を室温まで冷却した。N−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(150mg、0.34mmol)、水性Na
2CO
3溶液(1mL、2M)、及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15mg)を、N
2雰囲気下で、上記の混合物に添加した。混合物を、N
2下、100℃で2時間撹拌し、室温まで冷却した。反応混合物をDCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣を分取HPLCで精製して、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(10mg、収率10.0%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.23(s,4H),9.67(s,9H),8.15(s,5H),8.05(d,J=7.5Hz,6H),8.01(t,J=5.8Hz,6H),5.33(s,8H),4.70(s,9H),3.47(s,14H),2.17(s,14H)。保持時間(LC−MS):1.968分。MH
+503。
【0619】
化合物186 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物185のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.22(s,1H)9.66(s,2H),8.42−8.41(d,1H),8.15(s,1H),7.98−8.05(m,3H),7.68−7.72(m,2H),7.20−7.23(t,2H),5.34(s,2H),5.13(s,2H) 3.717−3.644(m,2H),3.49(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.938分。MH
+538。
【0620】
化合物187 N−(6−(3,4−ジフルオロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン(2mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(150mg、0.32mmol)の混合物に、3,4−ジフルオロフェニルボロン酸(75.64mg、0.479mmol)、エタノール(1mL)、水性炭酸ナトリウム(0.5mL、2N溶液)、及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムを、N
2雰囲気下で添加した。添加後、混合物を100℃で16時間撹拌した。反応物を水によって反応停止し、EA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取TLCを介して精製して、白色固体としてN−(6−(3,4−ジフルオロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(26.8mg、収率16.65%)を得た。
1H NMR(MeOH−d
4)δ11.05(s,1H),8.42−8.41(d,1H),8.16−8.11(m,2H),7.96−7.87(m,3H),7.76−7.68(m,2H),7.61−7.54(m,1H),7.23−7.20(m,2H),5.31(s,2H),5.13(s,2H),3.47(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.379分。MH
+504。
【0621】
上述の手順を使用して、適切な出発材料を使用して以下の化合物を生成した。
【0622】
化合物188 N−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物187のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(MeOH−d
4)δ11.060(m,1H) 8.426−8.415(d,1H),8.142−8.098(m,3H),7.947−7.866(m,2H),7.628−7.683(m,2H),7.583−7.561(d,2H),7.236−7.204(m,2H),5.317(s,2H),5.134(s,2H),3.476(s,,3H)。保持時間(LC−MS):2.490分。MH
+502。
【0623】
化合物189 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物187のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(MeOH−d
4 δ11.010(s,1H)9.095(s,2H),8.423−8.412(d,1H),8.143(s,1H),7.904−7.838(m,2H),7.729−7.661(m,2H),7.239−7.208(m,2H),5.314(s,2H),5.135−5.081(m,3H) 3.717−3.644(m,2H),3.597−3.518(m,3H),2.216−2.069(m,4H)。保持時間(LC−MS):2.258分。MH
+607。
【0624】
化合物190 (S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
混合溶液(トルエン:エタノール:水性Na
2CO
3(2M)=4:2:1、7mL)中のN−(2−ブロモチアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(70mg、0.15mmol)、4−クロロフェニルボロン酸(35mg、0.22mmol)の混合物を、N
2下で脱気し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(10mg)を添加した。混合物をN
2下、100℃で2時間撹拌し、室温まで冷却した。混合物をDCM(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、残渣を分取HPLCで精製して、白色固体としてN−(2−(4−クロロフェニル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(20mg、収率28.0%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.60(s,1H),8.42(d,J=4.3Hz,1H),8.14(s,1H),7.92(d,J=8.5Hz,2H),7.71(t,J=7.7Hz,1H),7.63−7.54(m,3H),7.29−7.16(m,2H),5.27(s,2H),5.13(s,2H),3.47(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.117分。MH
+508。
【0625】
化合物191 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(ピリジン−2−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物190のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.80(s,1H),9.51(s,2H),8.42(d,J=4.2Hz,1H),8.15(s,1H),7.85(s,1H),7.72(dd,J=10.7,4.6Hz,1H),7.32−7.15(m,2H),5.29(s,2H),5.14(d,J=7.2Hz,2H),3.47(d,J=6.1Hz,4H)。保持時間(LC−MS):1.808分。MH
+544。
【0626】
化合物192 N−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン/EtOH/2N 水性Na
2CO
3(1.6mL/0.8mL/0.4mL)中のN−(6−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(7、150mg、0.334mmol)及び4−クロロフェニルボロン酸(62mg、0.4mmol)の混合物に、N
2雰囲気下で3回脱気した後で、Pd(PPh
3)
4(38mg、0.034mmol)を添加し、次いで、混合物を100℃で2時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、セライトを通して濾過した。濾液をEA(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE/アセトン=3/1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(6−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド(100mg、収率62.5%)を得た。1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.09(s,1H),8.12−8.14(d,J=8.8Hz,2H),7.94−7.95(d,J=1.6Hz,1H),7.87−7.91(t,J=14.6Hz,1H),7.72−7.74(d,J=8.0Hz,1H),7.58−7.60(d,J=8.4Hz,1H),5.30(s,2H),4.49(s,2H),3.42(s,3H),2.50(s,3H),2.17(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.551分。MH
+481。
【0627】
化合物193 N−(6−(3,4−ジフルオロフェニル)ピリジン−2−イル)−2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)アセトアミド
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物192のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.09(s,1H),8.16−8.18(m,1H),8.13−8.15(m,2H),7.92−7.99(m,1H),7.76−7.78(d,J=8.4Hz,1H),7.56−7.63(m,1H),5.31(s,2H),4.69(s,2H),3.46(s,3H),2.50(s,3H),2.17(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.414分。MH
+483。
【0628】
化合物194 2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物192のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.26(s,1H),9.68(s,2H),8.13−8.16(d,J=12.4Hz,1H),8.01−8.04(t,J=10.0Hz,2H),5.33(s,2H),4.69(s,2H),3.42(s,3H),2.50(s,3H),2.17(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.431分。MH
+517。
【0629】
化合物195 2−(3,8−ジメチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,2,3,6−テトラヒドロプリン−7−イル)−N−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物192のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.02(s,1H),9.11(s,2H),7.84−7.88(m,2H),7.67−7.69(d,J=8.0Hz,1H),5.30(s,2H),5.09−5.13(m,1H),4.69(s,2H),3.68−3.72(m,2H),3.43(s,3H),2.43(s,3H),2.30(s,5H),2.02−2.08(m,2H)。保持時間(LC−MS):1.501分。MH
+586。
【0630】
化合物196 N−(6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(80mg、306.24μmol)、2−クロロ−N−(6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(133mg、459.35μmol)、TBAI(68mg、18μmol)、及び炭酸カリウム(106mg、765.59μmol)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(40mL)によって反応停止し、次いで、EA(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体としてN−(6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(40mg、収率25.4%)を得た。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.52(s,1H),8.10(s,1H),7.53(t,J=8.1Hz,1H),7.27(s,1H),6.65(d,J=8.3Hz,1H),6.09(s,1H),5.28(m,2H),5.01(s,2H),3.74−3.64(m,4H),3.46(s,3H),2.32(s,3H),2.06−1.89(m,4H)。保持時間(LC−MS):2.363分。MH
+515.2。
【0631】
化合物197 N−(6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物196のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ9.93(s,1H),8.00(d,J=8.5Hz,1H),7.84(d,J=8.8Hz,1H),7.77(s,1H),5.99(s,1H),5.28(d,J=8.8Hz,4H),3.65(s,3H),2.23(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.19分。MH
+487。
【0632】
化合物198 N−(5−(4−イソプロピルピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物196のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.70(s,1H),8.09(s,1H),8.00(d,J=2.8Hz,1H),7.80(d,J=9.1Hz,1H),7.36(dd,J=9.1,2.7Hz,1H),6.08(s,1H),5.20(s,2H),5.00(s,2H),3.68(m,2H),3.45(s,3H),2.56(t,J=11.4Hz,2H),2.31(s,3H),1.69(m,2H),1.42(m,1H),1.26(m,2H),1.14(d,J=11.5Hz,1H),0.86(d,J=6.7Hz,6H)。保持時間(LC−MS):2.506分。MH
+519.2。
【0633】
化合物199 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(キノリン−2−イル)アセトアミド
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物196のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.34(s,1H),8.37(d,J=8.9Hz,1H),8.15(s,2H),7.93(d,J=7.8Hz,1H),7.85(d,J=8.5Hz,1H),7.74(t,J=7.7Hz,1H),7.52(t,J=7.5Hz,1H),6.10(s,1H),5.35(s,2H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.32(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.992分。MH
+446。
【0634】
化合物200 N−(5−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチル−イソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3mL)中のN−(5−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(70.5mg、0.27mmol)、炭酸カリウム(74.6mg、0.54mmol)、TBAI(10.0mg、0.03mmol)、及び3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(85.0mg、0.27mmol)の混合物を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物をEAで希釈し、水、水性NH
4Cl、及びブラインで逐次的に洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(PE:EA=1:1で溶出)によって精製して、白色固体として表題化合物(100.0mg、収率68.7%)を得た。
1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ9.93(s,1H),7.99(d,J=8.5Hz,1H),7.84(d,J=8.8Hz,1H),7.77(s,1H),5.99(s,1H),5.29(t,J=6.9Hz,4H),3.65(s,3H),2.23(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.59分。MH
+542。
【0635】
化合物201 N−(5−シアノ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
N−(5−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(27.1mg、0.05mmol)及びZn(CN)
2(5.9mg、0.05mmol)を、マイクロ波オーブン容器内でNMP中に溶解し、続いて、Pd(PPh
3)
4(5.8mg、0.005mmol)を添加した。反応混合物をBiotage Microwave Initiatorデバイス中で、窒素下、180℃で30分間、高吸収度で加熱した。反応混合物をEAに注ぎ入れた。混合物を水及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣を分取TLCで精製して、白色固体として表題化合物(15mg、収率61.4%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ12.01(s,1H),8.62(d,J=8.8Hz,1H),8.42(d,J=8.8Hz,1H),8.19(s,1H),6.17(s,1H),5.41(s,2H),5.08(s,2H),3.54(s,3H),2.39(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.18分。MH
+489。
【0636】
化合物202 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物196のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400Hz,DMSO−d
6,)δ10.49(s,1H),8.11(s,1H),7.51(t,J=8.1Hz,1H),7.24(d,J=6.7Hz,1H),6.58(d,J=8.4Hz,1H),6.10(s,1H),5.23(s,2H),5.02(s,2H),4.41(dd,J=12.1,7.1Hz,2H),3.46(d,J=4.1Hz,3H),2.84(t,J=12.1Hz,2H),2.61(d,J=8.6Hz,1H),2.32(s,3H),1.87(d,J=11.0Hz,2H),1.48−1.34(m,2H)。保持時間(LC−MS):2.457分。MH
+547.3。
【0637】
化合物203 N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化490】
[この文献は図面を表示できません]
MeCN(3mL)及びH
2O(3mL)中のN−(3,4−ジメトキシベンジル)−N−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(50mg、0.078mmol)の溶液に、CAN(128.29mg、0.23mmol)を0℃で少量ずつ添加した。添加後、混合物を室温まで加温し、3時間撹拌した。反応混合物をEAで希釈し、水、ブラインで希釈し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を分取TLC(PE:EA=1:2、次いでDCM:MeOH=10:1で溶出)を介して2回精製して、白色固体としてN−(4−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(5mg、収率13%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.41(s,1H),8.13(d,J=11.9Hz,2H),7.53(s,1H),6.10(s,1H),5.29(s,2H),5.01(s,2H),3.47(s,3H),2.76−2.67(m,2H),2.32(s,3H),1.18(t,J=7.6Hz,3H)。MH
+492。
【0638】
化合物204 N−(4−メトキシ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化491】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物203のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.42(s,1H),8.11(s,1H),7.82(s,1H),7.21(d,J=2.0Hz,1H),6.10(s,1H),5.29(s,2H),5.02(s,2H),3.88(s,3H),3.47(s,3H),2.32(s,3H)。MH
+494。
【0639】
化合物211 N−(4−(エチル(トリフルオロメチル)アミノ)フェニル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中のN1−エチル−N1−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン(35.2mg、0.156mmol)の溶液に、クロロアセチルクロリド(35mg、0.31mmol)を0℃で滴加した。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、水性NaHCO
3溶液に注ぎ入れ、EAで2回抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮した。残渣をDMF(2mL)中に溶解し、続いて、3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(50mg、0.156mmol)及び炭酸カリウム(43.2mg、0.313mmol)を添加した。次いで、混合物を60℃で4時間撹拌し、EA(10mL)及びブライン(10mL)で希釈した。有機層を分離し、飽和水性NH
4Clで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を分取TLC(DCM:MeOH=30:1)を介して精製して、白色固体としてN−(4−(エチル(トリフルオロメチル)アミノ)フェニル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(11.2mg、収率14.2%)を得た。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.61(s,1H),8.13(s,1H),7.61−7.63(d,J=8.8Hz,2H),7.31−7.33(d,J=8.8Hz,2H),6.09(s,1H),5.21(s,2H),5.02(s,2H),3.61−3.63(m,2H),3.47(s,3H),2.32(s,3H),1.06−1.09(t,3H)。保持時間(LC−MS):2.028分。MH
+506。
【0640】
化合物212 N−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3mL)中のN−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−クロロアセトアミド(30mg、0.12mmol)、炭酸カリウム(32.95mg、0.24mmol)、3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(31.14mg、0.12mmol)、及びTBAI(4.40mg、0.012mmol)の溶液を、50℃で3時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、分取TLC(DCM/MeOH=20:1)で精製して、白色固体としてN−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(15mg、収率26.3%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ10.40(s,1H),8.10(s,1H),7.42(t,J=8.0Hz,1H),7.19(s,1H),6.16(d,J=8.2Hz,1H),6.09(s,1H),5.23(s,2H),5.01(s,2H),3.64(d,J=10.2Hz,2H),3.46(s,3H),3.34−3.30(m,2H),2.32(s,3H),1.74−1.55(m,2H),0.72(d,J=4.4Hz,1H),0.17(d,J=4.0Hz,1H)。保持時間(LC−MS):1.965分。MH
+477。
【0641】
化合物213 N−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の2−クロロ−N−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(6,200.0mg、0.7mmol)、炭酸カリウム(145.1mg、1.1mmol)、3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(7、182.8mg、0.7mmol)、及びTBAI(25.9mg、0.07mmol)の混合物を、80℃で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、飽和水性NH
4Cl溶液、及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発させた。残渣を分取TLCによって精製して、白色固体としてN−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド(15.0mg、収率4.2%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ10.46(s,1H),8.11(s,1H),7.48(t,J=7.9Hz,1H),7.24(s,1H),6.19(d,J=8.1Hz,1H),6.10(s,1H),5.24(s,2H),5.02(s,2H),3.78(d,J=10.8Hz,2H),3.67(d,J=9.7Hz,2H),3.47(s,3H),2.68(d,J=10.8Hz,2H),2.32(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.26分。MH
+513。
【0642】
化合物214 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3mL)中の2−クロロ−N−(6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(15mg、0.045mmol),炭酸カリウム(12.30mg、0.089mmol)、3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(11.62mg、0.045mmol)、及びTBAI(1.64mg、0.0045mmol)の混合物を、70℃で3時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を分取HPLCを介して精製して、白色固体として2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(10mg、収率40%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δ10.55(s,1H),8.17(s,1H),7.57(t,J=7.9Hz,1H),7.32(s,1H),6.61(d,J=8.4Hz,1H),6.16(s,1H),5.29(s,2H),5.08(s,2H),3.57(s,4H),3.53(s,3H),3.30(d,J=10.5Hz,2H),2.77(s,4H),2.39(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.362分。MH
+562。
【0643】
化合物215 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)アセトアミド
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(5mL)中の3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(33mg、0.126mmol)、2−クロロ−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)アセトアミド(40mg、0.126mmol)、炭酸カリウム(34mg、0.252mmol)、及びTBAI(4.5mg、0.012mmol)の混合物を、50℃で3時間撹拌した。次いで、反応混合物をEAで希釈した。反応混合物を、水、飽和NH
4Cl溶液、及びブラインで逐次的に洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCで精製して、白色固体として2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−(トリフルオロメチル)−2,3’−ビピリジン−6−イル)アセトアミド(14mg、収率20.4%)を得た。保持時間(LC−MS):2.347分。MH
+541.
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.21(s,1H),9.45(s,1H),8.72(d,J=7.6Hz,1H),8.15(s,1H),8.04(m,3H),7.93(d,J=8.0Hz,1H),6.10(s,1H),5.34(s,2H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.32(s,3H)。
【0644】
化合物216 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(3mL)中の2−クロロ−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(35mg、0.1mmol)及び8−イソプロピル−1,3−ジメチル−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(23.2mg、0.1mmol)の溶液に、N
2保護下で、TBAI(3.8mg、0.01mmol)及び炭酸カリウム(28.9mg、0.2mmol)を添加した。混合物を60℃で2時間撹拌した。反応物を水(5mL)によって反応停止し、EA(2*5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiCl(2*5mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。粗生成物を分取HPLCを介して精製して、白色固体として2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(30mg、収率55.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.931分。MH
+522。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.74(s,1H),9.07(s,1H),8.40(s,1H),8.14(s,1H),7.76(s,1H),5.26(s,2H),4.70(s,2H),3.46(s,3H),2.56(d,J=1.8Hz,3H),2.17(s,3H)。
【0645】
化合物217 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、淡黄色固体として収率73.4%で適切な出発物質を用いる化合物43のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して精製した。保持時間(LC−MS):2.202分。MH
+561。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.72(s,1H),9.06(s,1H),8.39(s,1H),8.14(s,1H),7.76(s,1H),6.10(s,1H),5.28(s,2H),5.02(s,2H),3.48(s,3H),2.55(d,J=1.6Hz,3H),2.32(s,3H)。
【0646】
化合物218 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中の(2−クロロ−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(3,45mg、0.135mmol)、3−メチル−1−(2−オキソプロピル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(30mg、0.135mmol)、炭酸カリウム(18mg、0.135mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で2時間撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(17.6mg、収率25.5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.910分。MH
+521。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.71(s,1H),9.24(s,1H),8.44(m,1H),8.14(s,1H),7.70(s,1H),5.25(s,2H),4.70(s,2H),3.46(s,3H),2.71(s,3H),2.17(s,3H)。
【0647】
化合物219 N−(6−(4−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物196のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400Hz,DMSO−d
6,)δ10.42(s,1H),8.76(d,J=3.1Hz,1H),8.51(d,J=8.4Hz,1H),8.09(s,1H),7.44−7.48(m,2H),7.19(bs,1H),6.52(d,J=6.4Hz,1H),6.08(s,1H),5.22(s,2H),5.01(s,2H),4.39(d,J=12.8Hz,2H),3.45(s,3H),2.71(t,J=12.1Hz,3H),2.31(s,3H),1.73(d,J=11.5Hz,2H),1.29(s,3H),1.24(s,3H)。MH
+539。
【0648】
化合物220 N−(5−(4−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピペリジン−1−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、適切な出発物質を用いる化合物196のために記載される方法を使用して調製した。
1HNMR(400Hz,DMSO−d
6,)δ10.73(s,1H),8.11(s,1H),8.04(s,1H),7.82(d,J=8.1Hz,1H),7.40(d,J=6.7Hz,1H),6.10(s,1H),5.22(s,2H),5.02(s,2H),3.76(d,J=4.1Hz,2H),3.47(s,3H),2.60(t,J=12.1Hz,3H),2.32(s,3H),1.75(d,J=11.0Hz,2H),1.64(m,2H),1.26−1.43(m,8H)。MH
+539。
【0649】
化合物221 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
3−(クロロメチル)−5−メチルイソオキサゾール(6.5mg、0.05mmol)及び炭酸カリウム(8.5mg、0.06mmol)を、DMF(4mL)中の2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(19mg、0.041mmol)に添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を水で希釈し、EAで2回抽出した。合わせた有機相を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜3% MeOH/DCM)によって精製して、白色固体として表題化合物(13.4mg、収率59%)を得た。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.15(s,1H),9.20(s,1H),8.55(s,1H),7.87−8.13(m,4H),6.09(s,1H),5.33(s,2H),5.01(s,2H),3.46(s,3H),2.55(s,3H),2.31(s,3H)。MH
+555。
【0650】
化合物222 2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.16(s,1H),9.20(s,1H),8.55(s,1H),8.17(s,1H) 7.87−8.06(m,3H),5.33(s,2H),5.26(s,2H),3.48(s,3H),2.54(s,3H),2.26(s,3H)。MH
+556。
【0651】
化合物223 2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.16(s,1H),9.20(s,1H),8.55(s,1H),8.15(s,1H) 7.87−8.06(m,3H),5.33(s,2H),5.10(s,2H),3.47(s,3H),2.54(m,6H)。MH
+556。
【0652】
化合物224 2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.15(s,1H),9.20(s,1H),8.80(s,1H),8.55(s,1H),8.14(s,1H) 7.87−8.06(m,3H),6.46(s,1H),5.33(s,2H),5.10(s,2H),3.47(s,3H),2.55(m,6H)。MH
+541。
【0653】
化合物225 2−(3−メチル−1−((3−メチルイソオキサゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化506】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.15(s,1H),9.20(s,1H),8.55(s,1H),8.14(s,1H),7.87−8.06(m,3H),6.19(s,1H),5.33(s,2H),5.09(s,2H),3.47(s,3H),2.55(s,3H),2.14(s,3H)。MH
+555。
【0654】
化合物226 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化507】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.14(s,1H),9.20(s,1H),8.55(s,1H),8.13(s,1H),7.87−8.06(m,3H),5.31(s,2H),4.68(s,2H),3.45(s,3H),2.51(m,5H),0.93(t,3H)。MH
+530。
【0655】
化合物227 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(5’−メチル−6’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.14(s,1H),9.20(s,1H),8.55(s,1H),8.13(s,1H),7.87−8.04(m,3H),5.31(s,2H),4.69(s,2H),3.45(s,3H),2.55(s,3H),2.16(s,3H)。MH
+516。
【0656】
化合物228 N−(5’−フルオロ−6’−メチル−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.08(s,1H),9.04(s,1H),8.25(d,J=10.9Hz,1H),8.13(s,1H),7.80−8.04(m,3H),6.09(s,1H),5.32(s,2H),5.01(s,2H),3.47(s,3H),2.50(s,3H),2.31(s,3H)。MH
+505。
【0657】
化合物229 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド
【化510】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.53(s,1H),9.28(bs,1H),9.24(s,1H),9.15(s,1H),8.61(s,1H),8.14(s,1H),6.09(s,1H),5.37(s,2H),5.01(s,2H),3.47(s,3H),2.56(s,3H),2.31(s,3H)。MH
+556。
【0658】
化合物230 2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.53(s,1H),9.28(bs,1H),9.24(s,1H),9.15(s,1H),8.61(s,1H),8.19(s,1H),5.38(s,2H),5.26(s,2H),3.48(s,3H),2.56(s,3H),2.27(s,3H)。MH
+557。
【0659】
化合物231 N−(5’−フルオロ−6’−メチル−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)アセトアミド
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.08(s,1H),9.04(s,1H),8.24(d,J=10.9Hz,1H),8.17(s,1H),7.80−8.00(m,3H),5.32(s,2H),5.26(s,2H),3.48(s,3H),2.51(s,3H),2.26(s,3H)。MH
+506。
【0660】
化合物232 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド
【化513】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.51(s,1H),9.28(s,1H),9.24(s,1H),9.15(s,1H),8.61(s,1H),8.14(s,1H),5.35(s,2H),4.67(s,2H),3.46(s,3H),2.56(s,3H),2.16(s,3H)。MH
+517。
【0661】
化合物233 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド
【化514】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として適切な出発物質を用いる化合物221のために記載される方法を使用して調製した。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ11.51(s,1H),9.28(s,1H),9.24(s,1H),9.15(s,1H),8.61(s,1H),8.14(s,1H),5.36(s,2H),4.69(s,2H),3.46(s,3H),2.56(m,5H),0.93(t,3H)。MH
+531。
【0662】
化合物234 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化515】
[この文献は図面を表示できません]
次いで、2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(23mg、0.164mmol)をDMF(4mL)中で組み合わせ、クロロアセトン(0.010mL、0.120mmol)を滴加した。反応物を室温で18時間撹拌し、水(10mL)で希釈し、EA(3×10ml)で抽出した。合わせた有機層を水性1N LiCl(2×10ml)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、残渣まで濃縮し、これをMeOH/DCM(1:99〜1:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、オフホワイト色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(19mg、収率33.9%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.44(brd s,1H),9.18(s,1H),8.51(s,1H),8.11(s,1H),7.82(s,1H),7.79(s,1H),7.55(d,1H,J=8Hz),5.10(s,2H),4.88(s,2H),3.60(s,3H),2.78(s,3H),2.29(s,3H)。LCMS:MH
+516及びT
R=2.897分。
【0663】
化合物235 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化516】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(23mg、0.164mmol)をDMF(4mL)中で組み合わせ、次いで、1−ブロモブタン−2−オン(0.012mL、0.120mmol)を滴加した。反応物を55℃で18時間加熱し、次いで、残渣まで濃縮し、これをMeOH/DCM(1:99〜1:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(18mg、収率31.2%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.44(brd s,1H),9.21(s,1H),8.55(s,1H),8.13(d,J=4Hz,1H),7.87−7.81(m,2H),7.58(d,1H,J=8Hz),5.13(s,2H),4.89(s,2H),3.62(s,3H),2.81(s,3H),2.61(q,J=8Hz及び12Hz,2H),1.14(t,J=8Hz,3H)。LCMS:MH
+530及びT
R=3.091分。
【0664】
化合物236 2−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化517】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(23mg、0.164mmol)をDMF(4mL)中で組み合わせ、次いで、(3−ブロモプロポキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン(30mg、0.120mmol)を添加した。反応物を80℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、次いで、十分な水性6N HClを、PH=1になるまで添加した。反応物を室温で1時間撹拌し、水(20mL)で希釈し、EA(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:9)で溶出する分取TLCによって精製して、白色固体として2−(1−(3−ヒドロキシプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(15mg、収率26.8%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.80(brd s,1H),9.30(s,1H),8.45(s,1H),7.82(t,J=8Hz,1H),7.78(s,1H),7.55(d,J=8Hz,1H),5.13(s,2H),5.12(s,2H),4.24(t,J=8Hz,2H),3.91−3.84(m,1H),3.66−3.56(m,5H),2.78(s,3H),2.00−1.90(m,2H)。LCMS:MH
+518及びT
R=2.682分。
【0665】
化合物237 2−(1−(3−ヒドロキシエトキシ)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化518】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(100mg、0.218mmol)及び炭酸カリウム(45mg、0.327mmol)をDMF(5mL)中で組み合わせ、次いで、(3−ブロモエトキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン(57mg、0.240mmol)を添加した。反応物を80℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、次いで、十分な水性6N HClを、PH=1になるまで添加した。反応物を室温で1時間撹拌し、残渣まで濃縮し、これをMeOH/DCM(2:98〜8:92)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(1−(3−ヒドロキシエトキシ)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(28mg、収率25.5%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.66(brd s,1H),9.24(s,1H),8.54(s,1H),7.87−7.80(m,2H),7.58(d,J=8Hz,1H),5.15(s,2H),4.37(t,J=8Hz,2H),3.93(t,J=4Hz,1H),3.64(s,3H),2.81(s,3H)。LCMS:MH
+504及びT
R=2.607分。
【0666】
化合物238 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化519】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(25mg、0.327mmol)をDMF(3mL)中で組み合わせ、次いで、3−(クロロメチル)−5−メチルイソオキサゾール(16mg、0.120mmol)を添加した。反応物を55℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、次いで、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:99〜3:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(19mg、収率31.7%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.53(brd s,1H),9.17(s,1H),8.51(s,1H),8.08(brd s,1H),7.84−7.75(m,2H),7.55(d,J=8Hz,1H),6.02(s,1H),5.30(s,2H),5.20(s,2H) 3.64(s,3H),2.80(s,3H),2.28(s,3H)。LCMS:MH
+555及びT
R=3.108分。
【0667】
化合物239 2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化520】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(25mg、0.327mmol)をDMF(3mL)中で組み合わせ、次いで、3−(クロロメチル)イソオキサゾール(16mg、0.120mmol)を添加した。反応物を55℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、次いで、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:99〜3:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(1−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(29mg、収率49.2%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.45(brd s,1H),9.14(s,1H),8.48(s,1H),8.23(s,1H),8.07(brd s,1H),7.82−7.73(m,2H),7.53(d,J=8Hz,1H),6.40(s,1H),5.35(s,2H),5.17(s,2H) 3.61(s,3H),2.77(s,3H)。LCMS:MH
+541及びT
R=3.005分。
【0668】
化合物240 2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化521】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(25mg、0.327mmol)をDMF(3mL)中で組み合わせ、次いで、3−(クロロメチル)−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール(16mg、0.120mmol)を添加した。反応物を55℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、次いで、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:99〜3:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、淡黄褐色固体として2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(18mg、収率29.5%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.26(brd s,1H),9.14(s,1H),8.47(s,1H),8.08(brd s,1H),7.84−7.75(m,2H),7.54(d,J=8Hz,1H),5.35(s,2H),5.16(s,2H) 3.62(s,3H),2.77(s,3H),2.47(s,3H)。LCMS:MH
+556及びT
R=2.962分。
【0669】
化合物241 2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化522】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(25mg、0.327mmol)をDMF(3mL)中で組み合わせ、次いで、5−(クロロメチル)−3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール(16mg、0.120mmol)を添加した。反応物を55℃で18時間加熱し、室温まで冷却し、次いで、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:99〜3:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(28mg、収率45.9%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.14(s,2H),8.47(s,1H),8.08(brd s,1H),7.88−7.77(m,2H),7.55(d,J=8Hz,1H),5.42(s,2H),5.15(s,2H) 3.53(s,3H),2.77(s,3H),2.27(s,3H)。LCMS:MH
+556及びT
R=3.032分。
【0670】
化合物242 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(3−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド
【化523】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(23mg、0.164mmol)をDMF(3mL)中で組み合わせ、次いで、4−クロロブタン−2−オン(12mg、0.109mmol)を添加した。反応物を室温で18時間撹拌し、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:99〜3:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(3−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6’−メチル−5’−(トリフルオロメチル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)アセトアミド(11mg)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.69(brd s,1H),9.30(s,1H),8.68(s,1H),8.14(d,J=8Hz,1H),7.83(t,J=8Hz,1H),7.76(s,1H),7.55(d,J=4Hz,1H),5.22(brd s,2H),4.27(t,J=8Hz,2H),3.59(s,3H),2.92(s,3H),2.80(t,J=8Hz,2H),2.12(s,3H),2.12(s,3H)。LCMS:MH
+530及びT
R=2.906分。
【0671】
化合物243 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド
【化524】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド(50mg、0.109mmol)及び炭酸カリウム(23mg、0.164mmol)をDMF(4mL)中で組み合わせ、次いで、1−ブロモブタン−2−オン(0.012mL、0.120mmol)を滴加した。反応物を室温で18時間撹拌し、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:99〜1:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド(14mg、収率24.1%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.93(brd s,1H),9.43(s,1H),9.29(s,1H),8.87(s,1H),8.58(s,1H),7.82(s,1H),5.17(s,2H),4.95(s,2H),3.59(s,3H),2.87(s,3H),2.59(q,J=8Hz及び12Hz,2H),1.09(t,J=8Hz,3H)。LCMS:MH
+531及びT
R=2.821分。
【0672】
化合物245 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド(100mg、0.217mmol)及び炭酸カリウム(45mg、0.326mmol)をDMF(5mL)中で組み合わせ、次いで、1−クロロプロパン−2−オン(0.017mL、0.217mmol)を滴加した。反応物を室温で18時間撹拌し、残渣まで濃縮し、これを、MeOH/DCM(1:99〜1:97)で溶出するクロマトグラフィーによって精製して、白色固体として2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(6−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)アセトアミド(16mg、収率14.3%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.91(brd s,1H),9.45(s,1H),9.29(s,1H),8.88(s,1H),8.60(s,1H),7.81(s,1H),5.14(s,2H),4.88(s,2H),3.60(s,3H),2.88(s,3H),2.30(s,3H)。LCMS:MH
+517及びT
R=2.635分。
【0673】
化合物246 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化526】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−1H−プリン−2,6(3H,7H)−ジオン(31mg、0.12mmol)、2−クロロ−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(40mg、0.12mmol)、炭酸カリウム(33mg、0.24mmol)、及び触媒量のTBAIの混合物を、50℃で一晩撹拌した。混合物をEAで希釈し、水、ブラインで逐次的に洗浄し、乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介して精製して、白色固体として2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(25mg、収率37.3%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.71(s,1H),9.24(s,1H),8.46(s,1H),8.14(s,1H),7.71(s,1H),6.10(s,1H),5.27(s,2H),5.02(s,2H),3.47(s,3H),2.71(s,3H),2.32(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.415分。MH
+561。
【0674】
化合物247 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化527】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率29.7%で適切な出発物質を用いる化合物246のために記載される方法を使用して調製した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.69(s,1H),9.24(s,1H),8.46(s,1H),8.14(s,1H),7.70(s,1H),5.26(s,2H),4.69(s,2H),3.46(s,3H),2.71(s,3H),2.54(s,2H),0.95(t,J=6Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.069分。MH
+536。
【0675】
化合物248 2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化528】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率18.4%で適切な出発物質を用いる化合物246のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.72(s,1H),9.23(d,J=4Hz,1H),8.46(d,J=4Hz,1H),8.16(s,1H),7.70(s,1H),5.28(s,2H),5.11(s,2H),3.48(s,3H),2.71(s,3H),2.53(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.280分。MH
+562。
【0676】
化合物249 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化529】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率39.2%で適切な出発物質を用いる化合物246のために記載される方法を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.74(s,1H),9.07(s,1H),8.39(s,1H),8.15(s,1H),7.76(s,1H),5.27(s,2H),4.70(s,2H),3.46(s,3H),2.51(s,5H),0.95(t,J=6.4Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.424分。MH
+536。
【0677】
化合物250 2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化530】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(1mL)中の2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(20mg、0.043mmol)及び5−(クロロメチル)−3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール(6.27mg、0.047mmol)の溶液に、N
2保護下で、TBAI(1.59mg、0.0043mmol)及び炭酸カリウム(11.88mg、0.086mmol)を添加した。混合物を40℃で1時間撹拌した。反応物を水(5mL)によって反応停止し、EA(2×5mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン(2×5mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。粗生成物を分取TLC(DCM:MeOH=20:1)を介して精製して、白色固体として2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(10mg、収率41.4%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.76(s,1H),9.07(s,1H),8.40(s,1H),8.19(s,1H),7.76(s,1H),5.28(d,J=6.2Hz,4H),3.49(s,3H),2.55(s,3H),2.28(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.104分。MH
+562。
【0678】
化合物251 2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化531】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率42.5%で適切な出発物質を用いる化合物250のために記載される方法を使用して調製し、分取TLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.76(s,1H),9.07(s,1H),8.40(s,1H),8.18(s,1H),7.76(s,1H),5.29(s,2H),4.65(q,J=9.1Hz,2H),3.49(s,3H),2.56(d,J=1.5Hz,3H)。保持時間(LC−MS):2.355分。MH
+548。
【0679】
化合物252 2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化532】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率16.3%で適切な出発物質を用いる化合物250のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.71(s,1H),9.23(d,J=1.6Hz,1H),8.45(d,1H),8.18(s,1H),7.70(s,1H),5.27(s,4H),3.48(s,3H),2.70(d,J=1.2Hz,3H),2.27(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.252分。MH
+562。
【0680】
化合物253 2−(3−メチル−1−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化533】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率49.7%で適切な出発物質を用いる化合物250のために記載される方法を使用して調製し、分取TLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.75(s,1H),9.07(s,1H),8.40(s,1H),8.17(s,1H),7.76(s,1H),5.29(s,2H),5.11(s,2H),3.48(s,3H),2.55(d,J=1.4Hz,3H),2.53(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.286分。MH
+562。
【0681】
化合物254 2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化534】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、白色固体として収率8.9%で適切な出発物質を用いる化合物246のために記載される方法を使用して調製し、分取HPLCを介して分離した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.71(s,1H),9.24(s,1H),8.46(s,1H),8.15(s,1H),7.70(s,1H),5.26(s,2H),4.75(s,2H),4.22(s,2H),3.46(s,3H),3.32(s,3H),2.71(s,3H)。保持時間(LC−MS):1.990分。MH
+552。
【0682】
化合物255 2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(5−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化535】
[この文献は図面を表示できません]
本化合物は、収率30.4%で適切な出発物質を用いる化合物246のために記載される方法を使用して調製した。白色固体。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.72(s,1H),9.07(s,1H),8.40(s,1H),8.15(s,1H),7.75(s,1H),5.26(s,2H),4.74(s,2H),4.22(s,2H),3.46(s,3H),3.32(s,3H),2.55(s,3H)。保持時間(LC−MS):2.065分。MH
+552。
【0683】
化合物256 (2S)−N−(6−(5−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化536】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(4mL)中の6−(5−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン(40mg、0.138mmol)及び(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(47mg、0.151mmol)の溶液に、HOAt(19mg、0.138mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、続いて、N
2保護下で、ピリジン(0.02mL、0.27mmol)及びDIC(0.03mL、0.21mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をブラインで洗浄した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(6−(5−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(16mg、収率20.1%)を得た。保持時間(LC−MS):1.842分。MH
+580。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.00(s,1H),8.96(s,1H),8.39(s,1H),8.08(s,1H),7.92(s,1H),7.83−7.87(m,2H),5.79−5.81(m,1H),4.69(s,2H),3.94(d,J=11.2Hz,2H),3.83(d,J=9.2Hz,2H),3.46(s,3H),2.76(d,J=11.2Hz,2H),2.50−2.55(m,2H),1.87(d,J=7.2Hz,3H),0.93(t,J=7.2Hz,3H)。
【0684】
化合物257 (2S)−N−(6−(5−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化537】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を白色固体として収率15.3%で化合物256について記載される通りに調製した。保持時間(LC−MS):1.844分。MH
+566。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.01(s,1H),8.96(s,1H),8.40(s,1H),8.08(s,1H),7.91(s,1H),7.84−7.87(m,2H),5.79−5.81(m,1H),4.69(s,2H),3.93(d,J=11.2Hz,2H),3.83(d,J=9.2Hz,2H),3.46(s,3H),2.76(d,J=10.8Hz,2H),2.16(s,3H),1.87(d,J=7.2Hz,3H)。
【0685】
化合物258 (2S)−N−(6’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化538】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン(4mL)中の6’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,3’−ビピリジン]−6−アミン(45mg、0.156mmol)及び(S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(55.7mg、0.172mmol)の混合物に、HOAt(21.2mg、0.156mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(0.025mL、0.312mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(0.036mL、0.234mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を室温で一晩撹拌した。得られた混合物を氷水(5mL)に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(6’−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−[2,3’−ビピリジン]−6−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(27.9mg、収率30.0%)を得た。保持時間(LC−MS):0.994分。MH
+595。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ10.96(s,1H),8.81(d,J=2.0Hz,1H),8.40(s,1H),8.23−8.17(m,1H),7.85−7.76(m,2H),7.60(d,J=8.4Hz,1H),6.60(d,J=9.2Hz,1H),5.79−5.78(m,1H),4.79−4.69(m,2H),4.21(s,2H),3.86(d,J=10.8Hz,2H),3.76(d,J=9.2Hz,2H),3.46−3.44(m,3H),3.29(d,J=14.8Hz,3H),2.72(d,J=10.8Hz,2H),1.86(d,J=6.8Hz,3H)。
【0686】
化合物259 2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化539】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(3mL)中の2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(40mg、0.16mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(0.48mL、0.48mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、DCM(1mL)中の(S)−メチル エチル2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)酢酸塩(56mg、0.16mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を30℃で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1〜40:1)によって精製して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介してさらに精製して、黄色固体として2−(3−メチル−1−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド(25mg、収率28.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.679分。MH
+548。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.82(s,1H),9.52(s,2H),8.14(s,1H),7.85(s,1H),6.10(s,1H),5.29(s,2H),5.02(s,2H),3.47(s,3H),2.32(s,3H)。
【0687】
化合物260 2−(3−メチル−1−((3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル)−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)アセトアミド
【化540】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を黄色固体として収率20.2%で化合物259について記載される通りに調製した。保持時間(LC−MS):1.528分。MH
+549。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.83(s,1H),9.52(s,2H),8.19(s,1H),7.85(s,1H),5.28(d,J=8.8Hz,4H),3.48(s,3H),2.29(s,3H)。
【0688】
化合物261 ((2S)−N−(2’−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化541】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(4mL)中の6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−アミン(42.0mg、0.164mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(0.66mL、0.657mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、DCM(1mL)中の(S)−メチル2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(50mg、0.164mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を30℃で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:1〜40:1)によって精製して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介してさらに精製して、白色固体として(2S)−N−(6−(2−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)ピラジン−2−イル)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(30mg、収率34.67%)を得た。保持時間(LC−MS):1.534分。MH
+527。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.38(s,1H),9.11(s,1H),9.04(s,2H),8.91(s,1H),8.39(s,1H),5.82(m,1H),4.53−4.50(m,2H),3.86(d,J=11.2Hz,2H),3.56(d,J=11.2Hz,2H),3.47(s,3H),1.88(d,J=7.6Hz,3H),1.71−1.69(m,5H),0.78−0.77(m,1H),0.18−0.17(m,1H)。
【0689】
化合物262 (2S)−2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化542】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DCM(3mL)中の2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(70mg、0.238mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(0.95mL、0.952mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、乾燥DCM(0.5mL)中の(S)−メチル2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(5、72mg、0.238mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=80:1)によって精製して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介してさらに精製して、白色固体として(2S)−2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド(5.6mg、収率3.73%)を得た。保持時間(LC−MS):1.333分。MH
+567。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.59(s,1H),8.65(s,1H),8.37(s,1H),7.99−7.96(m,1H),7.43(s,1H),6.61(d,J=8.8Hz,1H),5.77−5.73(m,1H),4.52(d,J=2.4Hz,2H),3.86(d,J=11.2Hz,2H),3.77(d,J=10.0Hz,2H),3.46(s,3H),2.73(d,J=10.8Hz,2H),1.84(d,J=7.6Hz,3H),1.70(s,3H)。
【0690】
化合物263 (2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化543】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DCM(3mL)中の2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(70mg、0.238mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(1.1mL、1.084mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、乾燥DCM(0.5mL)中の(S)−メチル2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(82mg、0.271mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM:MeOH=80:1)によって精製して、粗生成物を得、これを、分取HPLCを介してさらに精製して、淡黄色固体として(2S)−N−(2−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(ブタ−2−イン−1−イル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(3.3mg、収率2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.273分。MH
+531。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.58(s,1H),8.62(s,1H),8.36(s,1H),7.94−7.91(m,1H),7.40(s,1H),6.56(d,J=8.8Hz,1H),5.75−5.73(m,1H),4.53−4.51(m,2H),3.70(d,J=10.8Hz,2H),3.45(d,J=10.0Hz,5H),1.84(d,J=7.2Hz,3H),1.72−1.70(m,5H),0.78−0.76(m,1H),0.20−0.17(m,1H)。
【0691】
化合物264 (2S)−N−(2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化544】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(3mL)中の2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−アミン(40mg、0.155mmol)及び(S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(2,56mg、0.171mmol)の混合物に、HOAt(21mg、0.155mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(0.025mL、0.310mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(0.036mL、0.233mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を氷水(5mL)に注ぎ入れ、DCMで抽出した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、黄色固体として(2S)−N−(2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(6.5mg、収率7.4%)を得た。保持時間(LC−MS):1.485分。MH
+566。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.58(s,1H),8.66(s,1H),8.39(s,1H),8.01(s,1H),7.47(s,1H),5.76−5.70(m,1H),4.74(s,2H),4.21(s,2H),3.77(d,J=10.8Hz,2H),3.53(d,J=10.4Hz,2H),3.50−3.48(m,3H),3.31(s,3H),1.84(d,J=7.6Hz,3H),1.75(d,J=4.4Hz,2H),0.85−0.78(m,1H),0.20(d,J=4.0Hz,1H)
【0692】
化合物265 (2S)−N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化545】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(3mL)中の2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(50mg、0.169mmol)及び(S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(2,60.3mg、0.186mmol)の混合物に、HOAt(23mg、0.169mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(0.027mL、0.338mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(0.039mL、0.254mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を氷水(5mL)に注ぎ入れ、DCMで抽出した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(28.7mg、収率28.2%)を得た。保持時間(LC−MS):1.979分。MH
+602。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ11.62(s,1H),8.85(s,2H),8.39(s,1H),7.49(s,1H),5.71−5.69(m,1H),4.74(s,2H),4.22(s,2H),3.98(d,J=12.0Hz,2H),3.85(d,J=10.4Hz,2H),3.51(s,3H),3.33(d,J=13.2,3H),2.71(d,J=10.8,2H),1.84(d,J=7.2,3H)。
【0693】
化合物266 (2S)−N−(6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化546】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(4mL)中のS)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(61mg、0.2mmol)及び6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−アミン(50mg、0.20mmol)の溶液に、HOAt(30mg、0.22mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(0.03mL、0.40mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(0.04mL、0.30mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を30℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(5mL)及び飽和水性NH
4Cl(5mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、白色固体として(2S)−N−(6−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(18.3mg、収率15.2%)を得た。保持時間(LC−MS):保持1.539分。MH
+560。
1H NMRδ10.99(s,1H),8.93(d,J=0.8Hz,1H),8.40(s,1H),8.03(s,J=0.8Hz,1H),7.83(m,3H),5.80(d,J=6.0Hz,1H),4.75(s,J=3.2Hz,2H),4.21(s,2H),3.78(d,J=10.4Hz,2H),3.52(s,2H),3.46(s,3H),3.32(s,3H),1.87(d,J=7.2Hz,3H),1.74(t,J=3.6Hz,2H),0.77(m,1H),0.20(m,1H)。
【0694】
化合物267 (2S)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化547】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(8mL)中の2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(50mg、0.17mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(0.68mL、0.68mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、DCM(2mL)中の(S)−メチル2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(51.52mg、0.17mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、黄色固体として(2S)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド(5mg、収率5.2%)を得た。保持時間(LC−MS):2.285分。MH
+568。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.66(s,1H),8.86(s,2H),8.37(s,1H),7.50(s,1H),5.74(q,J=6.8Hz,1H),4.53−4.52(m,2H),4.00−3.97(m,2H),3.87−3.84(d,J=11.6Hz,2H),3.46(s,3H),2.73−2.71(m,J=10.8Hz,2H),1.85−1.83(d,J=7.6Hz,3H),1.71(s,3H)。
【0695】
化合物268 (S)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド
【化548】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(8mL)中の(S)−2−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−アミン(50mg、0.16mmol)の溶液に、トリメチルアルミニウム(0.63mL、0.63mmol)を0℃で滴加した。添加後、混合物を室温まで加温し、0.5時間撹拌した。次いで、DCM(2mL)中の(S)−メチル2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパノアート(48.25mg、0.16mmol)の溶液を滴加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を、数滴のMeOHの添加によって反応停止した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、黄色固体として(S)−2−(1−(ブタ−2−イニル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)−N−(2−(2−((S)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル)チアゾール−4−イル)プロパンアミド(10mg、収率10.7%)を得た。保持時間(LC−MS):2.034分。MH
+588。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.67(s,1H),8.95(s,1H),8.37(s,1H),7.55(s,1H),5.75(s,1H),5.12−5.08(m,1H),4.51(m,2H),3.71(m,2H),3.47(s,3H),2.25−2.04(m,4H),1.85(d,J=7.2Hz,3H),1.71(s,3H)。
【0696】
化合物269 (2S)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化549】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(10mL)中の2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−アミン(25mg、0.085mmol)及び(S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(30.31mg、0.094mmol)の溶液に、HOAT(13.89mg、0.10mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、続いて、N
2保護下で、ピリジン(0.01mL、0.17mmol)及びDIC(0.02mL、0.13mmol)をゆっくりと滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水(10mL)及び水性HCl(10mL、0.5M)で洗浄した。有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、黄色固体として(2S)−N−(2−(6−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)チアゾール−4−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(20mg、収率39.1%)を得た。保持時間(LC−MS):2.050分。MH
+601。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.55(s,1H),8.64(d,J=2.4Hz,1H),8.39(s,1H),7.97(m,1H),7.42(s,1H),6.60(d,J=9.2Hz,1H),5.71(m,1H),4.74(m,2H),4.21(s,2H),3.85(d,J=10.8Hz,2H),3.76(d,J=9.2Hz,2H),3.46(s,3H),3.31(s,3H),2.72(m,2H),1.84(d,J=7.2Hz,3H)。
【0697】
化合物270 (2S)−N−(2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化550】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン(4mL)中の2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−アミン(40mg、0.15mmol)及び(S)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(47.5mg、0.15mmol)の溶液に、HOAt(20.9mg、0.15mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(24.3mg、0.32mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(29.0mg、0.23mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を30℃で一晩撹拌した。得られた混合物を水(3mL)及び飽和水性NH
4Cl(3mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、黄色固体として(2S)−N−(2−(5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)チアゾール−4−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソブチル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(25.1mg、収率29.5%)を得た。保持時間(LC−MS):1.637分。MH
+550。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.57(s,1H),8.66(s,1H),8.38(s,1H),8.01(s,1H),7.47(s,1H),5.69−5.71(m,1H),4.69(s,2H),3.76(d,J=10.8Hz,2H),3.53(d,J=10.4Hz,2H),3.45(s,3H),2.52−2.56(m,2H),1.84(d,J=7.2Hz,3H),1.71−1.76(m,2H),0.94(t,J=7.2Hz,3H),0.77−0.80(m,1H),0.18−0.21(m,1H)。
【0698】
化合物271 (2S)−N−(6−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化551】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン(4mL)中の6−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−アミン(50mg、0.197mmol)及び(S)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパン酸(64mg、0.197mmol)の溶液に、HOAt(26.8mg、0.197mmol)を室温で添加した。反応混合物を氷水槽で0℃まで冷却し、ピリジン(31mg、0.394mmol)を滴加し、続いて、N
2保護下で、DIC(37mg、0.296mmol)を滴加した。氷水槽から添加後に取り出し、混合物を30℃で一晩撹拌した。得られた混合物を水(3mL)及び飽和水性NH
4Cl(3mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を分取HPLCを介して精製して、淡黄色固体として(2S)−N−(6−(6−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル)−2−(1−(3−メトキシ−2−オキソプロピル)−3−メチル−2,6−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド(27.8mg、収率25.2%)を得た。保持時間(LC−MS):0.735分。MH
+560。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.31(s,1H),9.04(s,1H),8.88(s,1H),8.84−8.85(d,J=2.4Hz,1H),8.41(s,1H),8.17−8.20(dd,J=8.8Hz,2.4Hz,1H),6.59−6.61(d,J=8.8Hz,1H),5.78−5.80(m,1H),4.73−4.74(d,J=2Hz,2H),4.20(s,2H),3.71−3.73(d,J=10.4Hz,2H),3.46(s,3H),3.44−3.46(d,J=10.4Hz,2H),3.30(s,3H),1.87−1.89(d,J=7.2Hz,2H),1.70−1.72(m,2H),0.74−0.79(m,2H),0.17−0.20(m,1H)。
【0699】
化合物272 (2S)−N−(6−(5−(6,6−ジフルオロ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)ピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル)−2−(3−メチル−2,6−ジオキソ−1−(2−オキソプロピル)−2,3−ジヒドロ−1H−プリン−7(6H)−イル)プロパンアミド
【化552】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を白色固体として収率30.4%で化合物256として調製した。保持時間(LC−MS):1.555分。MH
+596。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ11.02(s,1H),8.96(s,1H),8.41(s,1H),8.08(s,1H),7.92(s,1H),7.83−7.87(m,2H),5.79−5.81(m,1H),4.74(s,2H),4.21(s,2H),3.93(d,J=10.8Hz,2H),3.83(d,J=9.2Hz,2H),3.46(s,3H),3.31(s,3H),2.76(d,J=10.4Hz,2H),1.87(d,J=7.2Hz,3H)。
【0700】
同等物
本明細書において言及されるそれぞれ及びすべての特許、特許出願、及び刊行物の開示は、参照により本明細書にそれらの全体が組み込まれる。本発明は特定の態様を参照して開示されているが、本発明の他の態様及び変形が、本発明の真の精神及び範囲を逸脱することなく、当業者により考案され得ることは明らかである。添付の特許請求の範囲は、すべてのそのような態様及び等価的変化を含むと解釈されるように意図されている。
【0701】
参照により本明細書に組み込まれると言われている、いかなる特許、刊行物、または他の開示資料も、全体または一部において、組み込まれる資料が、本開示に記載の既存の定義、記述、または他の開示資料と矛盾しない範囲内で本明細書に組み込まれる。そのようなものとして、かつ必要な範囲で、本明細書に記載の明示的な開示は、参照により本明細書に組み込まれるいかなる矛盾する資料にも優先する。
【0702】
本発明が特にその好ましい実施形態に関連して示され、かつ記載されているが、形態及び細部の様々な変化が、添付の特許請求の範囲によって包含される本発明の範囲から逸脱することなく、本発明においてなされ得ることが当業者によって理解されよう。