【課題を解決するための手段】
【0007】
前述の技術的問題を解決するために、本発明の実施形態は、以下の技術解決策を開示する。
【0008】
第1の態様によれば、モバイル端末のプライバシー保護方法が提供され、本方法は、
アプリケーション起動命令を取得するステップと、
アプリケーション起動命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するステップと、
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、対応するアプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するステップと
を含み、
アプリケーションの暗号化コンテンツリストは、アプリケーション内の暗号化コンテンツに従って生成され、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストは、アプリケーション内の非暗号化コンテンツに従って生成され、アプリケーション内の暗号化コンテンツは、ユーザの取得された生体特徴が、予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないコンテンツである。
【0009】
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実施態様において、ユーザの生体特徴を能動的に取得するステップの後に、本方法は、
ユーザの生体特徴が取得されない場合、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストを表示するステップ、または
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストを表示するステップ
をさらに含む。
【0010】
第1の態様および第1の態様の第1の可能な実施態様において、第1の態様の第2の可能な実施態様において、ユーザの生体特徴を能動的に取得するステップは、
ユーザの顔特徴を能動的に取得するステップ、または
ユーザの目の虹彩特徴を能動的に取得するステップ、またはユーザの指紋を能動的に取得するステップ
を含む。
【0011】
第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実施態様において、
アプリケーションの非暗号化コンテンツリストを表示するステップの後に、本方法は、
モバイル端末のタッチ画面を使用して、非暗号化コンテンツリストを操作する際にユーザによって入力された指紋を能動的に取得するステップと、
能動的に取得された指紋が予め設定された生体特徴と一致する場合、アプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するステップと
をさらに含む。
【0012】
第1の態様の第1の可能な実施態様および第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様において、アプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するステップの後に、本方法は、
暗号化コンテンツリストの第1のエントリを開くためにユーザによって入力された、第1の命令を取得するステップと、
第1の命令に従って、第1のエントリに対応するコンテンツを提示するステップと、
第1の命令に従って、ユーザによって入力された生体特徴を取得するステップと、
ユーザによって入力された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、第1のエントリを非暗号化状態に設定するステップと
をさらに含む。
【0013】
第1の態様の第1の可能な実施態様および第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実施態様において、アプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するステップの後に、本方法は、
非暗号化コンテンツリストの第2のエントリを開くためにユーザによって入力された、第2の命令を取得するステップと、
第2の命令に従って、第2のエントリに対応するコンテンツを提示するステップと、
第2の命令に従って、ユーザによって入力された生体特徴を取得するステップと、
ユーザによって入力された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、第2のエントリを暗号化状態に設定するステップと
をさらに含む。
【0014】
第1の態様の第1の態様から第5の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、第1の態様の第6の可能な実施態様において、アプリケーション起動命令を取得するステップの前に、本方法は、
ロック画面インタフェース上にユーザによって入力されたロック解除命令を取得するステップと、
ロック解除命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するステップと、
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、暗号化アプリケーションアイコンおよび非暗号化アプリケーションアイコンを表示するステップと
をさらに含み、
暗号化アプリケーションアイコンは、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないアプリケーションアイコンである。
【0015】
第1の態様に関連して、第1の態様の第7の可能な実施態様において、ロック解除命令に従って、ユーザの生体特徴を能動的に取得するステップの後に、本方法は、
ユーザの生体特徴が取得されない場合、非暗号化アプリケーションアイコンを表示するステップ、または
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、非暗号化アプリケーションアイコンを表示するステップ
をさらに含む。
【0016】
第1の態様の第1の態様から第7の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、第1の態様の第8の可能な実施態様において、アプリケーション起動命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するステップは、
モバイル端末が位置する地理的位置および環境に関する情報を取得するステップと、
モバイル端末が位置する地理的位置に関する情報が予め設定された地理的位置情報と一致する場合、および/または、環境情報が予め設定された環境情報と一致する場合、アプリケーション起動命令に従って、ユーザの生体特徴を能動的に取得するステップと
をさらに含む。
【0017】
第2の態様によれば、モバイル端末のプライバシー保護方法が提供され、本方法は、
ロック画面インタフェース上にユーザによって入力されたロック解除命令を取得するステップと、
ロック解除命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するステップと、
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、ロック解除された第1のインタフェースを提示するステップであって、第1のインタフェースのインタフェース要素は、暗号化アプリケーションアイコンおよび非暗号化アプリケーションアイコンを含む、ステップと
を含み、
暗号化アプリケーションアイコンは、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないアプリケーションアイコンである。
【0018】
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実施態様において、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、ロック解除された第2のインタフェースが提示される。第2のインタフェースのインタフェース要素は、非暗号化アプリケーションアイコンを含む。
【0019】
第2の態様の第2の態様および第1の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実施態様において、ロック解除命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するステップは、
モバイル端末が位置する地理的位置および環境に関する情報を取得するステップと、
モバイル端末が位置する地理的位置に関する情報が予め設定された地理的位置情報と一致する場合、および/または、環境情報が予め設定された環境情報と一致する場合、アプリケーション起動命令に従って、ユーザの生体特徴を能動的に取得するステップと
をさらに含む。
【0020】
第3の態様によれば、モバイル端末のプライバシー保護装置が提供され、本装置は、
アプリケーション起動命令を取得するように構成された、命令取得部と、
アプリケーション起動命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するように構成された、生体特徴取得部と、
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、対応するアプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するように構成された、表示部と
を含み、
アプリケーションの暗号化コンテンツリストは、アプリケーション内の暗号化コンテンツに従って生成され、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストは、アプリケーション内の非暗号化コンテンツに従って生成され、アプリケーション内の暗号化コンテンツは、ユーザの取得された生体特徴が、予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないコンテンツである。
【0021】
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実施態様において、表示部は、ユーザの生体特徴が取得されない場合、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストを表示するようにさらに構成され、または
表示部は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストを表示するようにさらに構成されている。
【0022】
第3の態様の第3の態様および第1の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第2の可能な実施態様において、生体特徴取得部は、ユーザの顔特徴を能動的に取得するように構成された、撮影サブユニットを含み、または
生体特徴取得部は、ユーザの目の虹彩特徴を能動的に取得するように構成された、撮影サブユニットを含み、または
生体特徴取得部は、ユーザの指紋を能動的に取得するように構成された、指紋取得サブユニットを含む。
【0023】
第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実施態様において、指紋取得サブユニットは、モバイル端末のタッチ画面を使用して、非暗号化コンテンツリストを操作する際にユーザによって入力された指紋を能動的に取得するようにさらに構成され、
表示部は、能動的に取得された指紋が予め設定された生体特徴と一致する場合、アプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するようにさらに構成されている。
【0024】
第3の態様の第1の可能な実施態様および第3の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第4の可能な実施態様において、命令取得部は、暗号化コンテンツリストの第1のエントリを開くためにユーザによって入力された、第1の命令を取得するようにさらに構成され、
表示部は、第1の命令に従って、第1のエントリに対応するコンテンツを提示するようにさらに構成され、
生体特徴取得部は、第1の命令に従って、ユーザによって入力された生体特徴を取得するようにさらに構成され、
装置は、ユーザによって入力された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、第1のエントリを非暗号化状態に設定するように構成された、設定部をさらに含む。
【0025】
第3の態様の第1の可能な実施態様および第3の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第5の可能な実施態様において、命令取得部は、非暗号化コンテンツリストの第2のエントリを開くためにユーザによって入力された、第2の命令を取得するようにさらに構成され、
表示部は、第2の命令に従って、第2のエントリに対応するコンテンツを提示するようにさらに構成され、
生体特徴取得部は、第2の命令に従って、ユーザによって入力された生体特徴を取得するようにさらに構成され、
設定部は、ユーザによって入力された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、第2のエントリを暗号化状態に設定するようにさらに構成されている。
【0026】
第3の態様の第3の態様から第5の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、第3の態様の第6の可能な実施態様において、命令取得部は、ロック画面インタフェース上にユーザによって入力されたロック解除命令を取得するようにさらに構成され、
生体特徴取得部は、ロック解除命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するようにさらに構成され、
表示部は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、暗号化アプリケーションアイコンおよび非暗号化アプリケーションアイコンを表示するようにさらに構成され、
暗号化アプリケーションアイコンは、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないアプリケーションアイコンである。
【0027】
第3の態様に関連して、第3の態様の第7の可能な実施態様において、表示部は、ユーザの生体特徴が取得されない場合、非暗号化アプリケーションアイコンを表示するようにさらに構成され、または
表示部は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、非暗号化アプリケーションアイコンを表示するようにさらに構成される。
【0028】
第3の態様の第3の態様から第7の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、第3の態様の第8の可能な実施態様において、本装置は、
モバイル端末が位置する地理的位置および環境に関する情報を取得するように構成された、地理的位置および環境情報取得部をさらに含み、
生体特徴取得部は、モバイル端末が位置する地理的位置に関する情報が予め設定された地理的位置情報と一致する場合、および/または、環境情報が予め設定された環境情報と一致する場合、アプリケーション起動命令に従って、ユーザの生体特徴を能動的に取得するようにさらに構成されている。
【0029】
第4の態様によれば、モバイル端末のプライバシー保護装置が提供され、本装置は、
ロック画面インタフェース上にユーザによって入力されたロック解除命令を取得するように構成された、命令取得部と、
ロック解除命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するように構成された、生体特徴取得部と、
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、ロック解除された第1のインタフェースを提示するように構成された表示部であって、第1のインタフェースのインタフェース要素は、暗号化アプリケーションアイコンおよび非暗号化アプリケーションアイコンを含む、表示部と
を含み、
暗号化アプリケーションアイコンは、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないアプリケーションアイコンである。
【0030】
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実施態様において、表示部は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、ロック解除された第2のインタフェースを提示するようにさらに構成されている。第2のインタフェースのインタフェース要素は、非暗号化アプリケーションアイコンを含む。
【0031】
第4の態様の第4の態様および第1の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実施態様において、本装置は、
モバイル端末が位置する地理的位置および環境に関する情報を取得するように構成された、地理的位置および環境情報取得部をさらに含み、
生体特徴取得部は、モバイル端末が位置する地理的位置に関する情報が予め設定された地理的位置情報と一致する場合、および/または、環境情報が予め設定された環境情報と一致する場合、アプリケーション起動命令に従って、ユーザの生体特徴を能動的に取得するようにさらに構成されている。
【0032】
第5の態様によれば、モバイル端末が提供され、モバイル端末は、
アプリケーション起動命令を取得するように構成された、プロセッサと、
アプリケーション起動命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するように構成された、入力装置と、
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、対応するアプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するように構成された、出力装置と
を含み、
アプリケーションの暗号化コンテンツリストは、アプリケーション内の暗号化コンテンツに従って生成され、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストは、アプリケーション内の非暗号化コンテンツに従って生成され、アプリケーション内の暗号化コンテンツは、ユーザの取得された生体特徴が、予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないコンテンツである。
【0033】
第5の態様に関連して、第5の態様の第1の可能な実施態様において、出力装置は、ユーザの生体特徴が取得されない場合、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストを表示するようにさらに構成され、または
出力装置は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、アプリケーションの非暗号化コンテンツリストを表示するようにさらに構成されている。
【0034】
第5の態様および第5の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第2の可能な実施態様において、入力装置は、ユーザの顔特徴を能動的に取得するようにさらに構成され、または
入力装置は、ユーザの目の虹彩特徴を能動的に取得するようにさらに構成され、または
入力装置は、ユーザの指紋を能動的に取得するようにさらに構成されている。
【0035】
第5の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第3の可能な実施態様において、入力装置は、モバイル端末のタッチ画面を使用して、非暗号化コンテンツリストを操作する際にユーザによって入力された指紋を能動的に取得するようにさらに構成され、
出力装置は、能動的に取得された指紋が予め設定された生体特徴と一致する場合、アプリケーションの暗号化コンテンツリストおよび非暗号化コンテンツリストを表示するようにさらに構成されている。
【0036】
第5の態様の第1の可能な実施態様および第5の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第4の可能な実施態様において、プロセッサは、暗号化コンテンツリストの第1のエントリを開くためにユーザによって入力された、第1の命令を取得するようにさらに構成され、
出力装置は、第1の命令に従って、第1のエントリに対応するコンテンツを提示するようにさらに構成され、
入力装置は、第1の命令に従って、ユーザによって入力された生体特徴を取得するようにさらに構成され、
プロセッサは、ユーザによって入力された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、第1のエントリを非暗号化状態に設定するようにさらに構成されている。
【0037】
第5の態様の第1の可能な実施態様および第5の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第5の可能な実施態様において、プロセッサは、非暗号化コンテンツリストの第2のエントリを開くためにユーザによって入力された、第2の命令を取得するようにさらに構成され、
出力装置は、第2の命令に従って、第2のエントリに対応するコンテンツを提示するようにさらに構成され、
入力装置は、第2の命令に従って、ユーザによって入力された生体特徴を取得するようにさらに構成され、
プロセッサは、ユーザによって入力された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、第2のエントリを暗号化状態に設定するようにさらに構成されている。
【0038】
第5の態様の第5の態様から第5の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、第5の態様の第6の可能な実施態様において、プロセッサは、ロック画面インタフェース上にユーザによって入力されたロック解除命令を取得するようにさらに構成され、
入力装置は、ロック解除命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するようにさらに構成され、
出力装置は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、暗号化アプリケーションアイコンおよび非暗号化アプリケーションアイコンを表示するようにさらに構成され、
暗号化アプリケーションアイコンは、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないアプリケーションアイコンである。
【0039】
第5の態様に関連して、第5の態様の第7の可能な実施態様において、出力装置は、ユーザの生体特徴が取得されない場合、非暗号化アプリケーションアイコンを表示するようにさらに構成され、または
出力装置は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、非暗号化アプリケーションアイコンを表示するようにさらに構成されている。
【0040】
第5の態様の第5の態様から第7の可能な実施態様のいずれか1つに関連して、第5の態様の第8の可能な実施態様において、
入力装置は、モバイル端末が位置する地理的位置および環境に関する情報を取得するようにさらに構成され、
入力装置は、モバイル端末が位置する地理的位置に関する情報が予め設定された地理的位置情報と一致する場合、および/または、環境情報が予め設定された環境情報と一致する場合、アプリケーション起動命令に従って、ユーザの生体特徴を能動的に取得するようにさらに構成されている。
【0041】
第6の態様によれば、モバイル端末が提供され、モバイル端末は、
ロック画面インタフェース上にユーザによって入力されたロック解除命令を取得するように構成された、プロセッサと、
ロック解除命令に従ってユーザの生体特徴を能動的に取得するように構成された、入力装置と、
ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、ロック解除された第1のインタフェースを提示するように構成された出力装置であって、第1のインタフェースのインタフェース要素は、暗号化アプリケーションアイコンおよび非暗号化アプリケーションアイコンを含む、出力装置と
を含み、
暗号化アプリケーションアイコンは、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合に提示されないアプリケーションアイコンである。
【0042】
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実施態様において、出力装置は、ユーザの取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致しない場合、ロック解除された第2のインタフェースを提示するようにさらに構成されている。第2のインタフェースのインタフェース要素は、非暗号化アプリケーションアイコンを含む。
【0043】
第6の態様の第6の態様および第1の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第2の可能な実施態様において、入力装置は、モバイル端末が位置する地理的位置および環境に関する情報を取得するようにさらに構成され、
入力装置は、モバイル端末が位置する地理的位置に関する情報が予め設定された地理的位置情報と一致する場合、および/または、環境情報が予め設定された環境情報と一致する場合、アプリケーション起動命令に従って、ユーザの生体特徴を能動的に取得するようにさらに構成されている。
【0044】
本発明の実施形態は、モバイル端末のプライバシー保護方法を提供する。モバイル端末におけるユーザプライバシーの漏洩を回避し、ユーザプライバシーを保護するために、アプリケーション起動命令が取得された後、ユーザの生体特徴が能動的に取得され、取得された生体特徴が予め設定された生体特徴と一致する場合、暗号化コンテンツおよび非暗号化コンテンツが表示される。さらに、生体特徴を能動的に取得する方法は、ユーザに容易に認識され得ない。
【0045】
上記一般的な説明および以下の詳細な説明は単なる例であり、本発明の保護範囲を限定することはできないことを理解されたい。
【0046】
本発明の実施形態における、または従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下で、各実施形態または従来技術を説明するのに必要な添付の図面について簡単に記述する。明らかに、以下の説明において添付の図面は単に本発明の一部の実施形態を示しているにすぎず、当業者は、これら添付の図面から難なく他の図面をさらに導出することができる。