特許第6571772号(P6571772)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6571772
(24)【登録日】2019年8月16日
(45)【発行日】2019年9月4日
(54)【発明の名称】仮想接地型不揮発性メモリアレイ
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/336 20060101AFI20190826BHJP
   H01L 29/788 20060101ALI20190826BHJP
   H01L 29/792 20060101ALI20190826BHJP
   H01L 27/11521 20170101ALI20190826BHJP
   G11C 16/04 20060101ALI20190826BHJP
   G11C 16/08 20060101ALI20190826BHJP
   G11C 5/02 20060101ALI20190826BHJP
【FI】
   H01L29/78 371
   H01L27/11521
   G11C16/04 110
   G11C16/04 180
   G11C16/08 120
   G11C16/08 130
   G11C16/08 140
   G11C5/02 100
【請求項の数】40
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2017-525827(P2017-525827)
(86)(22)【出願日】2015年11月10日
(65)【公表番号】特表2018-501643(P2018-501643A)
(43)【公表日】2018年1月18日
(86)【国際出願番号】US2015060010
(87)【国際公開番号】WO2016077383
(87)【国際公開日】20160519
【審査請求日】2017年5月12日
(31)【優先権主張番号】14/935,201
(32)【優先日】2015年11月6日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/078,873
(32)【優先日】2014年11月12日
(33)【優先権主張国】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】500147506
【氏名又は名称】シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(72)【発明者】
【氏名】トラン ヒュー ヴァン
(72)【発明者】
【氏名】グエン フン クオック
(72)【発明者】
【氏名】ドー ニャン
【審査官】 宮本 博司
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2009/0108328(US,A1)
【文献】 特開平02−110981(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2004/0065917(US,A1)
【文献】 特表平07−508859(JP,A)
【文献】 特開平08−083855(JP,A)
【文献】 米国特許第06646914(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/336
G11C 5/02
G11C 16/04
G11C 16/08
H01L 27/11521
H01L 29/788
H01L 29/792
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
メモリデバイスであって、
第1の導電型の半導体材料の基板と、
実質的に互いに平行であり、第1の方向に延在する前記基板の上に形成された、離間した分離領域と、を備え、隣接した各分離領域対の間の活性領域も前記第1の方向に延在し、
前記活性領域のそれぞれが複数のメモリセル対を含み、前記メモリセル対のそれぞれが、
前記基板内で離間し、前記第1の導電型とは異なる第2の導電型を有する第1の領域及び第2の領域であって、前記基板内の連続チャネル領域が前記第1の領域と前記第2の領域との間に延在する、第1の領域及び第2の領域と、
前記第1の領域に隣接した前記チャネル領域の第1の部分の上方に絶縁状態で配設される第1の浮遊ゲートと、
前記第2の領域に隣接した前記チャネル領域の第2の部分の上方に絶縁状態で配設される第2の浮遊ゲートと、
前記チャネル領域の前記第1の部分と前記第2の部分との間の前記チャネル領域の第3の部分の上方に絶縁状態で配設される消去ゲートと、
前記第1の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第1の制御ゲートと、
前記第2の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第2の制御ゲートと、を含み、
前記メモリセル対が、前記メモリセル対のそれぞれについて、前記チャネル領域が前記第1の領域から前記第2の領域まで前記第1の方向に延在し、前記第1の領域が、同一活性領域内の隣接したメモリセル対の前記第2の領域に電気的に接続され、前記第2の領域が前記同一活性領域内の隣接した前記メモリセル対の前記第1の領域に電気的に接続されるように、アレイに構成される、メモリデバイス。
【請求項2】
前記第1の方向に対して直交する第2の方向に延在し、前記活性領域のそれぞれにある前記第1の制御ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される複数の第1の制御ゲート線と、
前記第2の方向に延在し、それぞれの前記活性領域にある前記第2の制御ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される、複数の第2の制御ゲート線と、
前記第2の方向に延在し、それぞれの前記活性領域にある前記第1の領域の1つ及び前記第2の領域の1つにそれぞれ電気的に接続される、複数のビット線と、
前記第1の方向に延在し、前記活性領域の1つにある前記消去ゲートにそれぞれ電気的に接続される、複数の消去ゲート線と、を更に含む、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項3】
前記消去ゲート線が、前記活性領域の上方を前記第1の方向に延在し、垂直方向に延在するコンタクトを介して前記消去ゲートに電気的に接続される金属線である、請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項4】
前記消去ゲートのそれぞれが前記分離領域の1つまで延在し、前記消去ゲート線が、前記分離領域の上方を前記第1の方向に延在し、垂直方向に延在する、前記分離領域内のコンタクトを介して前記消去ゲートに電気的に接続される金属線である、請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項5】
選択した前記メモリセルの1つの読み出し動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続されるビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧、及び
前記選択したメモリセルではない前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項6】
選択した前記メモリセルの1つのプログラム動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線には電流、及び
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項7】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含む前記メモリセル対に隣接したメモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には負電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まず、かつ前記選択したメモリセルを含む前記メモリセル対に隣接しない、前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧を更に印加するように構成されている、請求項6に記載のメモリデバイス。
【請求項8】
選択した前記メモリセルの1つの消去動作中に、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、及び
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には負電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項9】
前記第1の方向に対して直交する第2の方向に延在し、前記活性領域のそれぞれにある前記第1の制御ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される、複数の第1の制御ゲート線と、
前記第2の方向に延在し、それぞれの前記活性領域にある前記第2の制御ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される複数の第2の制御ゲート線と、
前記第2の方向に延在し、前記活性領域のそれぞれにある前記消去ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される複数の消去ゲート線と、を更に含む、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項10】
第1の活性領域の前記第1の領域及び前記第2の領域の一部の上方に配設され、電気的に接続される第1の部分と、
前記第1の活性領域に隣接した第2の活性領域の前記第1の領域及び前記第2の領域の一部の上方に配設され、電気的に接続される第2の部分と、
前記第1の活性領域と前記第2の活性領域との間の前記分離領域をそれぞれ横断する第3の部分と、を含む、ジグザグ形状をそれぞれ有する複数のビット線を更に含む、請求項9に記載のメモリデバイス。
【請求項11】
選択した前記メモリセルの1つの読み出し動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧を印加するように構成されている制御回路、を更に含む、請求項10に記載のメモリデバイス。
【請求項12】
選択した前記メモリセルの1つのプログラム動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線には電流、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、及び
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項10に記載のメモリデバイス。
【請求項13】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含まず、かつ前記ビット線及び前記選択したメモリセルに電気的に接続される制御ゲート線を共有する、前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線に正電圧を印加するように更に構成されている、請求項12に記載のメモリデバイス。
【請求項14】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含まず、かつ前記ビット線及び前記選択したメモリセルに電気的に接続される制御ゲート線を共有しない、前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線には正又はゼロ電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧を印加するように更に構成されている、請求項12に記載のメモリデバイス。
【請求項15】
前記活性領域のそれぞれにある、前記第1の領域の1つ及び前記第2の領域の1つにそれぞれ電気的に接続される複数のビット線を更に含み、前記ビット線のそれぞれが、前記第1の方向に対して斜めに方向付けられている、請求項9に記載のメモリデバイス。
【請求項16】
前記活性領域のそれぞれにある、前記第1の領域の1つ及び前記第2の領域の1つにそれぞれ電気的に接続される複数のビット線を更に含み、前記ビット線のそれぞれが、
前記活性領域の1つに沿ってそれぞれ延在する第1の部分と、
ある前記第1の部分から別の前記第1の部分まで前記分離領域の1つをそれぞれ横断する第2の部分と、を含む、請求項9に記載のメモリデバイス。
【請求項17】
選択した前記メモリセルの1つの読み出し動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項15に記載のメモリデバイス。
【請求項18】
選択した前記メモリセルの1つのプログラム動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線には電流、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、及び
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項15に記載のメモリデバイス。
【請求項19】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含まず、かつ前記ビット線及び前記選択したメモリセルに電気的に接続される制御ゲート線を共有する、前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線に正電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まず、かつ前記ビット線及び前記選択したメモリセルに電気的に接続される制御ゲート線を共有しない、前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線には正又はゼロ電圧、を印加するように更に構成されている、請求項18に記載のメモリデバイス。
【請求項20】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧を印加するように更に構成されている、請求項18に記載のメモリデバイス。
【請求項21】
前記活性領域のそれぞれが、
前記第1の方向に延在し、前記活性領域にある前記第1及び第2の領域の一部に電気的に接続される第1のビット線と、
前記第1の方向に延在し、前記活性領域にある前記第1及び第2の領域の他方に電気的に接続される第2のビット線と、を更に含む、請求項9に記載のメモリデバイス。
【請求項22】
選択した前記メモリセルの1つの読み出し動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項21に記載のメモリデバイス。
【請求項23】
選択した前記メモリセルの1つのプログラム動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線には電流、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、及び
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項21に記載のメモリデバイス。
【請求項24】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧を印加するように更に構成されている、請求項23に記載のメモリデバイス。
【請求項25】
前記活性領域のそれぞれについて、
前記ある活性領域にある第1の複数の前記第1の領域が、前記第2の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある第1の複数の前記第1の領域に電気的に接続され、
前記ある活性領域にある第2の複数の前記第1の領域が、前記第2の方向と反対の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある第2の複数の前記第1の領域に電気的に接続され、
前記第1の複数の前記第1の領域が、前記第2の複数の前記第1の領域と交互であり、
前記メモリデバイスが、
第1の複数の前記活性領域の1つに沿ってそれぞれ延在し、その中の前記第1の複数の前記第1の領域に電気的に接続される、第1の複数のビット線と、
第2の複数の前記活性領域の1つに沿ってそれぞれ延在し、その中の前記第2の複数の前記第1の領域に電気的に接続される、第2の複数のビット線と、を更に含み、
前記第1の複数の前記活性領域が、前記第2の複数の前記活性領域と交互である、請求項9に記載のメモリデバイス。
【請求項26】
前記活性領域のそれぞれについて、
前記ある活性領域にある前記第1の複数の前記第1の領域が、前記分離領域の1つに交差して延在する拡散部によって前記第2の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある前記第1の複数の前記第1の領域に電気的に接続され、
前記ある活性領域にある前記第2の複数の前記第1の領域が、前記分離領域の別の1つに交差して延在する拡散部によって前記第2の方向と反対の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある前記第2の複数の前記第1の領域に電気的に接続される、請求項25に記載のメモリデバイス。
【請求項27】
前記活性領域のそれぞれについて、
前記ある活性領域にある前記第1の複数の前記第1の領域が、前記分離領域の1つに交差して延在する金属コネクタによって前記第2の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある前記第1の複数の前記第1の領域に電気的に接続され、
前記ある活性領域にある前記第2の複数の前記第1の領域が、前記分離領域の別の1つに交差して延在する金属コネクタによって前記第2の方向と反対の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある前記第2の複数の前記第1の領域に電気的に接続される、請求項25に記載のメモリデバイス。
【請求項28】
選択した前記メモリセルの1つの読み出し動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項25に記載のメモリデバイス。
【請求項29】
選択した前記メモリセルの1つのプログラム動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線には電流、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、及び
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項25に記載のメモリデバイス。
【請求項30】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線には正電圧又はゼロ電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧を印加するように更に構成されている、請求項29に記載のメモリデバイス。
【請求項31】
メモリデバイスであって、
第1の導電型の半導体材料の基板と、
実質的に互いに平行であり、第1の方向に延在する前記基板の上に形成された、離間した分離領域と、を備え、隣接した各分離領域対の間の活性領域も前記第1の方向に延在し、
前記活性領域のそれぞれが複数のメモリセル対を含み、前記メモリセル対のそれぞれが、
前記基板内で離間し、前記第1の導電型とは異なる第2の導電型を有する第1の領域及び第2の領域であって、前記基板内の連続チャネル領域が前記第1の領域と前記第2の領域との間に延在する、第1の領域及び第2の領域と、
前記第1の領域に隣接した前記チャネル領域の第1の部分の上方に絶縁状態で配設される第1の浮遊ゲートと、
前記第2の領域に隣接した前記チャネル領域の第2の部分の上方に絶縁状態で配設される第2の浮遊ゲートと、
前記チャネル領域の前記第1の部分と前記第2の部分との間の前記チャネル領域の第3の部分の上方に絶縁状態で配設されるワード線ゲートと、
前記第1の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第1の制御ゲートと、
前記第2の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第2の制御ゲートと、
前記第1の領域の上方に絶縁状態で配設される第1の消去ゲートと、
第2の領域の上方に絶縁状態で配設される消去ゲートと、を備え、
前記メモリセル対が、前記メモリセル対のそれぞれについて、前記チャネル領域が前記第1の領域から前記第2の領域まで前記第1の方向に延在し、前記第1の領域が、同一活性領域内の隣接したメモリセル対の前記第2の領域に電気的に接続され、前記第2の領域が前記同一活性領域内の隣接した前記メモリセル対の前記第1の領域に電気的に接続されるように、アレイに構成され、
前記第1の方向に対して直交する第2の方向に延在し、それぞれの前記活性領域にある前記第1の制御ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される、複数の第1の制御ゲート線と、
前記第2の方向に延在し、それぞれの前記活性領域にある前記第2の制御ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される、複数の第2の制御ゲート線と、
前記第2の方向に延在し、前記活性領域のそれぞれにある前記第1及び第2の消去ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される、複数の消去ゲート線と、
前記第2の方向に延在し、前記活性領域のそれぞれにある前記ワード線ゲートの1つにそれぞれ電気的に接続される、複数のワード線と、を更に含む、メモリデバイス。
【請求項32】
前記活性領域のそれぞれについて、
前記ある活性領域にある第1の複数の前記消去ゲートが、前記第2の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある第1の複数の前記消去ゲートに電気的に接続され、
前記ある活性領域にある第2の複数の前記消去ゲートが、前記第2の方向と反対の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある第2の複数の消去ゲートに電気的に接続され、
前記第1の複数の前記消去ゲートが、前記第2の複数の前記消去ゲートと交互である、請求項31に記載のメモリデバイス。
【請求項33】
前記第1の複数の前記消去ゲートの1つと前記消去ゲート線の1つとの間でそれぞれ電気的に接続される第1の複数の電気コンタクトと、
前記第2の複数の前記消去ゲートの1つと前記消去ゲート線の1つとの間でそれぞれ電気的に接続される第2の複数の電気コンタクトと、を更に含む、請求項32に記載のメモリデバイス。
【請求項34】
前記活性領域のそれぞれについて、
前記ある活性領域にある第1の複数の前記第1の領域が、前記第2の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある第1の複数の前記第1の領域に電気的に接続され、
前記ある活性領域にある第2の複数の前記第1の領域が、前記第2の方向と反対の方向で前記ある活性領域に隣接した、別の前記活性領域にある第2の複数の前記第1の領域に電気的に接続され、
前記第1の複数の前記第1の領域が、前記第2の複数の前記第1の領域と交互であり、
前記メモリデバイスが、
第1の複数の前記活性領域の1つと平行にそれぞれ延在し、その中の前記第1の複数の前記第1の領域と電気的に接続される、第1の複数のビット線と、
第2の複数の前記活性領域の1つと平行にそれぞれ延在し、その中の前記第2の複数の前記第1の領域と電気的に接続される、第2の複数のビット線と、を更に含み、
前記第1の複数の前記活性領域が、前記第2の複数の前記活性領域と交互である、請求項31に記載のメモリデバイス。
【請求項35】
前記第1及び第2の複数のビット線が、前記分離領域の1つの上方に延在する、請求項34に記載のメモリデバイス。
【請求項36】
前記第1及び第2の領域のうちの1つに電気的に接続される第1のコンタクトと、前記第1及び第2の複数のビット線のうちの1つに電気的に接続される第2のコンタクトとの間を前記第1の方向にそれぞれ延在する複数の金属ブリッジを更に備える、請求項35に記載のメモリデバイス。
【請求項37】
選択した前記メモリセルの1つの読み出し動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記ワード線ゲートに電気的に接続される前記ワード線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線にはゼロ電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線にはゼロ電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記ワード線ゲートに電気的に接続される前記ワード線にはゼロ電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項34に記載のメモリデバイス。
【請求項38】
選択した前記メモリセルの1つのプログラム動作中に、
前記選択したメモリセルに電気的に接続される前記ビット線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルに電気的に接続される前記ビット線には電流、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルと対になる前記メモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧、
前記選択したメモリセルの前記ワード線ゲートに電気的に接続される前記ワード線には正電圧、及び
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記ワード線ゲートに電気的に接続される前記ワード線にはゼロ電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項34に記載のメモリデバイス。
【請求項39】
前記制御回路が、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対に電気的に接続される前記ビット線には正電圧又はゼロ電圧、
前記選択したメモリセルを含まない前記メモリセル対の前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には正電圧又はゼロ電圧を印加するように更に構成されている、請求項38に記載のメモリデバイス。
【請求項40】
選択した前記メモリセルの1つの消去動作中に、
前記選択したメモリセルの前記消去ゲートに電気的に接続される前記消去ゲート線には正電圧、及び
前記選択したメモリセルの前記制御ゲートに電気的に接続される前記制御ゲート線には負電圧を印加するように構成されている制御回路を更に含む、請求項31に記載のメモリデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願〕
本出願は、2014年11月12日に出願された米国仮出願第62/078,873号の利益を主張し、この仮出願は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、不揮発性メモリアレイに関する。
【背景技術】
【0003】
分割ゲート型不揮発性フラッシュメモリセルは周知である。例えば、米国特許第6,747,310号は、間にチャネル領域を画定するソース領域及びドレイン領域と、チャネル領域の一部の上方にある選択ゲートと、チャネル領域の他の一部の上方にある浮遊ゲートと、ソース領域の上方にある消去ゲートと、を有する、かかるメモリセルを開示する。これらのメモリセルは、共通ソース領域及び共通消去ゲートを共有する対で形成され、各メモリセルは、ソース領域とドレイン領域との間に延在する基板内に独自のチャネル領域を有する(すなわち、各メモリセル対には、2つの別個のチャネル領域が存在する)。所定列内のメモリセル用のすべての制御ゲートを接続する線は、垂直方向に走る。消去ゲートと選択ゲートとを接続する線、及びソース線も同様である。メモリセルの各行のドレイン領域を接続するビット線は、水平方向に走る。
【0004】
各セル(ソース、ドレイン、選択ゲート、制御ゲート、及び消去ゲート)の電極数及び各メモリセル(memory calls)対の2つの別個のチャネル領域を前提とすると、各種の線がすべてこれらの電極に接続されているアーキテクチャ及びアレイレイアウトを構成し、形成することは、特に、臨界寸法が縮小し続けるため、実現が過度に複雑かつ困難である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述した問題及び必要性は、第1の導電型の半導体材料の基板と、実質的に互いに平行であり、第1の方向に延在する基板上に形成される、離間した分離領域と、を含み、隣接した、各分離領域対の間の活性領域も第1の方向に延在する、メモリデバイスによって対処される。各活性領域は、複数のメモリセル対を含む。各メモリセル対は、基板内で離間され、第1の導電型とは異なる第2の導電型を有する第1及び第2の領域であって、基板内の連続チャネル領域がこれらの間に延在する、第1及び第2の領域と、第1の領域に隣接したチャネル領域の第1の部分の上方に絶縁状態で配設される第1の浮遊ゲートと、第2の領域に隣接したチャネル領域の第2の部分の上方に絶縁状態で配設される第2の浮遊ゲートと、第1のチャネル領域部分と第2のチャネル領域部分との間のチャネル領域の第3の部分の上方に絶縁状態で配設される消去ゲートと、第1の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第1の制御ゲートと、第2の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第2の制御ゲートと、を含む。メモリセル対は、各メモリセル対について、チャネル領域が第1の領域から第2の領域まで第1の方向に延在し、第1の領域が同一活性領域内の隣接したメモリセル対の第2の領域に電気的に接続され、第2の領域が同一活性領域内の隣接したメモリセル対の第1の領域に電気的に接続されるように、アレイに構成される。
【0006】
メモリデバイスは、第1の導電型の半導体材料の基板と、実質的に互いに平行であり、第1の方向に延在する、基板の上に形成される、離間した分離領域と、を含み、隣接した各分離領域対間の活性領域も第1の方向に延在する。各活性領域は、複数のメモリセル対を含む。各メモリセル対は、基板内で離間され、第1の導電型とは異なる第2の導電型を有する第1及び第2の領域であって、基板内の連続チャネル領域がこれらの間に延在する、第1及び第2の領域と、第1の領域に隣接したチャネル領域の第1の部分の上方に絶縁状態で配設される第1の浮遊ゲートと、第2の領域に隣接したチャネル領域の第2の部分の上方に絶縁状態で配設される第2の浮遊ゲートと、第1のチャネル領域部分と第2のチャネル領域部分との間のチャネル領域の第3の部分の上方に絶縁状態で配設されるワード線ゲートと、第1の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第1の制御ゲートと、第2の浮遊ゲートの上方に絶縁状態で配設される第2の制御ゲートと、第1の領域の上方に絶縁状態で配設される第1の消去ゲートと、第2の領域の上方に絶縁状態で配設される第2の消去ゲートと、を含む。メモリセル対は、各メモリセル対について、チャネル領域が第1の領域から第2の領域まで第1の方向に延在し、第1の領域が同一活性領域内の隣接したメモリセル対の第2の領域に電気的に接続され、第2の領域が同一活性領域内の隣接したメモリセル対の第1の領域に電気的に接続されるように、アレイに構成される。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、明細書、請求項、付属の図面を見直すことにより明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】第1のメモリセル設計(セル番号1)の側断面図である。
図2】第2のメモリセル設計(セル番号2)の側断面図である。
図3】第3のメモリセル設計(セル番号3)の側断面図である。
図4】セル番号2に適用できる、第1のメモリセルアレイアーキテクチャ(アーキテクチャ番号1)の概略図である。
図5】アーキテクチャ番号1のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図6】アーキテクチャ番号1の、第1の別のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図7】アーキテクチャ番号1の、第2の別のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図8】アーキテクチャ番号1の動作電圧の表である。
図9】アーキテクチャ番号1の動作電圧の表である。
図10】セル番号1及び番号2に適用できる、第2のメモリセルアレイアーキテクチャ(アーキテクチャ番号2)の概略図である。
図11】アーキテクチャ番号2のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図12】アーキテクチャ番号2の動作電圧の表である。
図13】アーキテクチャ番号2の動作電圧の表である。
図14】セル番号1及び番号2に適用できる、第3のメモリセルアレイアーキテクチャ(アーキテクチャ番号3)の概略図である。
図15】アーキテクチャ番号3のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図16】アーキテクチャ番号3の、第1の別のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図17】アーキテクチャ番号3の動作電圧の表である。
図18】アーキテクチャ番号3の動作電圧の表である。
図19】セル番号1及び番号2に適用できる、第4のメモリセルアレイアーキテクチャ(アーキテクチャ番号4)の概略図である。
図20】アーキテクチャ番号4のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図21】アーキテクチャ番号4の動作電圧の表である。
図22】アーキテクチャ番号4の動作電圧の表である。
図23】セル番号1に適用できる、第5のメモリセルアレイアーキテクチャ(アーキテクチャ番号5)の概略図である。
図24】アーキテクチャ番号5のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図25】アーキテクチャ番号5の、第1の別のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図26】アーキテクチャ番号5の動作電圧の表である。
図27】アーキテクチャ番号5の動作電圧の表である。
図28】セル番号3に適用できる、第6のメモリセルアレイアーキテクチャ(アーキテクチャ番号6)の概略図である。
図29】アーキテクチャ番号6のメモリセルアレイレイアウトの平面図である。
図30】アーキテクチャ番号6の動作電圧の表である。
図31】アーキテクチャ番号6の動作電圧の表である。
図32】すべてのアーキテクチャのメモリセルデバイスの構成要素の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、仮想接地型メモリセル構成を使用する、メモリセル設計、アーキテクチャ、及びアレイレイアウトである。図1は第1のメモリセル設計(セル番号1)を図示するものであり、各メモリセルは、基板10の上方に絶縁状態で配設される浮遊ゲート12(FG)と、浮遊ゲート12の上方に絶縁状態で配設される制御ゲート14(CG)と、浮遊ゲート12及び制御ゲート14の上方に絶縁状態で配設され、かつ基板10の上方に絶縁状態で配設される消去ゲート16(EG)であって、制御ゲートCGの上隅部がT字形の消去ゲートの内側隅部に面して消去効率を向上させるように、T字形で形成される消去ゲートと、(ビット線コンタクト20(BL)がドレイン拡散領域18(DR)に接続されている)浮遊ゲート12に隣接した基板内のドレイン領域18(DR)と、を含む。メモリセルは、メモリセル対(左側のA及び右側のB)として形成され、共通消去ゲート16を共有する。このセル設計は、少なくとも、消去ゲートEGの下のソース領域を欠き、選択ゲート(ワード線とも呼ばれる)を欠き、各メモリセルのチャネル領域を欠く点で、上記の’310特許とは異なる。代わりに、単一の連続チャネル領域22が両メモリセルの下に延在する(すなわち、一方のメモリセルのドレイン領域18から他方のメモリセルのドレイン領域18まで延在する)。一方のメモリセルの読み出し又はプログラムを行うためには、他方のメモリセルの制御ゲート14を十分な電圧まで上昇させて、それらの間にある浮遊ゲート12への電圧結合によって、下にあるチャネル領域部分を起動させる(例えば、セルAの読み出し又はプログラムを行うには、CGBからの電圧結合によってFGB上の電圧を上昇させて、FGB下のチャネル領域を起動させる)。
【0010】
図2は、ドレイン領域18(DR)と電気的に接触しているビット線コンタクト20が存在せず、代わりに、メモリセル行内のすべての消去ゲート16(EG)を接続する消去ゲート線24(EGL)が存在することを除いてセル番号1と同一である、第2のメモリセル設計(セル番号2)を図示する。
【0011】
図3は、各メモリセルが、基板の上方に絶縁状態で配設される浮遊ゲート12(FG)と、浮遊ゲート12の上方に絶縁状態で配設される制御ゲート14(CG)と、を含む、第3のメモリセル設計(セル番号3)を図示する。浮遊ゲート12及び制御ゲート14の片側は、ワード線(選択)ゲート26(WL)であり、浮遊ゲート12及び制御ゲート14のもう一方の側は、消去ゲート16(EG)である。ドレイン領域18(DR)は、消去ゲート16(EG)の下の基板10内に配設される。メモリセルは、共通ワード線ゲート26を共有するメモリセル対として形成され、単一の連続チャネル領域22が両メモリセルの下に延在する(すなわち、一方のメモリセルのドレイン領域18から他方のメモリセルのドレイン領域18まで延在する)。セル番号1及び番号2と同様に、一方のメモリセルの読み出し又はプログラムを行うためには、他方のメモリセルの制御ゲート14を十分な電圧まで上昇させて、それらの間にある浮遊ゲート12への電圧結合によって、下にあるチャネル領域部分を起動させる。
【0012】
本発明は、セル番号1、番号2、及び番号3の所望の動作及び性能を達成する、いくつかのメモリセルアレイアーキテクチャ並びに各種コンタクト及び電圧線のレイアウトを含む。
アーキテクチャ番号1
【0013】
図4は、第1のアーキテクチャ(番号1)を示し、図5は、セル番号2に適用できる、対応メモリセルアレイレイアウトを示す。メモリセル対、及びこれらが形成される活性領域36は水平方向に延在し、水平方向に延在する分離領域34(例えば、基板内に形成されたSTI絶縁材料)の間にインターレースされている。ビット線BL0、BL1などは、メモリセルの列に沿って走る基板10内の導電性拡散の線である(すなわち、各列について、ドレイン領域18及び列方向でそれらの間に延在する拡散部は、ドレイン領域の列を互いに電気的に接続する、導電性ビット線を形成する)。消去ゲート線EG0、EG1などは、好ましくは、メモリセルの該当行の消去ゲート16(EG)をそれぞれ形成し、ポリシリコンストライプの上方を(水平方向に)走る金属線28にそれぞれ固定される(すなわち、繰り返し接続される)、導電性ポリシリコン24のストライプである。制御ゲート線CG0、CG1などは、好ましくは、メモリセルの該当列の制御ゲート14(CG)をそれぞれ形成し、ポリシリコンストライプの上方を(垂直方向に)走る金属線にそれぞれ固定され得る(すなわち、各制御ゲート線は、制御ゲート14及びこれらを接続するポリシリコン、並びに/又は制御ゲートポリシリコンに固定される金属線であり得る)、導電性ポリシリコンのストライプである。
【0014】
この実施形態では、メモリセル対は、各メモリセル対について、チャネル領域が第1のドレイン領域DRAから第2のドレイン領域DRBまで同一方向に(図5では、水平右方向に)延在するように、アレイに構成される。加えて、各活性領域では、メモリセル対は、一方のメモリセル対の第1の領域が、同一活性領域内の隣接したメモリセル対の第2の領域と隣接して形成され(電気的に接続され)、一方のメモリセル対の第2の領域が、同一活性領域内の他方の隣接したメモリセル対の第1の領域と隣接して形成される(電気的に接続される)ように、端と端を接続して構成される。
【0015】
図6は、セル番号1及び番号2に適用できる、第1のアーキテクチャ(番号1)の第1の別のレイアウトを示す。このレイアウトは、消去ゲート16(EG)が個別ポリブロックとして形成され、垂直コンタクト30によって(水平方向に延在する)金属ストラップ線28に接続されることを除いて、図5と同一である。加えて、垂直方向に延在する金属ビット線32は、各メモリセルのコンタクト20を介してドレイン拡散部に接続する。
【0016】
図7は、セル番号1及び番号2に適用できる、第1のアーキテクチャ(番号1)の第2の別のレイアウトを示す。このレイアウトは、消去ゲートブロック16が活性領域36からSTI分離領域34まで延在し、金属EG線28及びそこから消去ゲートブロック16までのコンタクト30は、分離領域34に配設される(これにより、消去ゲート16の下の酸化物をより保護する)ことを除いて、図6と同一である。
【0017】
図8は、アーキテクチャ番号1の選択したメモリセル(この場合は、EG0、BL0、及びCG0_Aに対応するメモリセルM0)のプログラム及び読み出し用の動作電圧(実電圧の非限定例を含む)の表を含む。この図で示す消去電圧(選択したEG線上のVEGE)は、選択したメモリセルM0を含む行対内のすべてのメモリセルを消去する。図9は、より低い消去電圧VEGEが使用され、消去中に負電圧VCGEが制御ゲートに印加されることを除いて、図8と同一の動作電圧の第2の表を含む。読み出し動作では、(選択したメモリセル対内の選択したメモリセルのBL、EG、及びCGに接続している)選択したメモリセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択した読み出しバイアス電圧でバイアスされ、(選択したメモリセル対の選択していないメモリセル他のCGに接続されている)選択したメモリ対の他のCG線は、読み出しパスバイアス電圧でバイアスされる。一方、他の選択していないCG線は0ボルトでバイアスされ、他のBL線は0ボルトでバイアスされる。プログラム動作では、選択したメモリセル対の選択したBL、EG、及びCGは、選択したプログラムバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のBLは、プログラム電流でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCG線は、プログラムパスバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対に接する、次の隣接したメモリセル対の隣接したCG線はプログラム禁止バイアスでバイアスされ、他の選択していないCG線は0ボルトでバイアスされる。
アーキテクチャ番号2
【0018】
図10は第2のアーキテクチャ(番号2)を示し、図11は、セル番号1及び番号2に適用できる、対応レイアウトを示す。この構成では、メモリセル対は、アーキテクチャ番号1に対して直交するように方向付けられる(すなわち、アーキテクチャ番号2では、共通消去ゲート16(EG)を共有する各メモリセル対は、活性領域36及び分離領域34のように垂直方向に延在する。つまり、消去ゲートを共有するメモリセル対の一方のメモリセルは、列内の他方のメモリセルの上方にある)。これはまた、制御ゲート線14(CG0、CG1など)が垂直方向ではなく、水平方向に走ることを意味する。ビット線32(BL)は、引き続き(列の長さに沿って)概ね垂直方向に走る。ただし、完全に垂直なビット線32(BL)は、仮想接地型メモリセル構成に適合しない。これは、各メモリセル対について2つのドレイン領域18を独立して動作させる(すなわち、異なる電圧において)必要があるためである。したがって、ビット線32(BL0、BL1、BL2など)(すなわち、コンタクト20によって個別ドレイン領域に接続される金属など導線)はジグザグ形状であり、メモリセルの2つの隣接した列に交互に接続する。具体的には、共通消去ゲート16を共有する、任意の所定のメモリセル対では、2つの異なるビット線32が、2つのドレイン領域18にそれぞれ接続する。図10及び11に示すように、各ビット線32はメモリセル対の一方のドレイン18に接続し、次いで横方向に移動し、他のドレイン領域18(ただし、異なる列にある)に接続し、次いで次のメモリセル対に対してその逆を行うなどである。したがって、(共通消去ゲート16を共有する)各メモリセル対の2つのドレイン領域18は、2つの異なるビット線32に接続される。好ましくは、各メモリセル行の消去ゲート16は、水平方向の金属線28に固定された連続ポリシリコンストライプである。同様に、各メモリセル行の制御ゲート14は、これもまた水平方向の金属線に固定され得る、水平方向の連続ポリである。
【0019】
この実施形態では、メモリセル対は、各メモリセル対について、チャネル領域が第1のドレイン領域DRAから第2のドレイン領域DRBまで同一方向に(図11では、垂直下方向に)延在するように、アレイに構成される。加えて、各活性領域では、メモリセル対は、一方のメモリセル対の第1の領域が、同一活性領域内の隣接したメモリセル対の第2の領域と隣接して形成され(電気的に接続され)、一方のメモリセル対の第2の領域が、同一活性領域内の他方の隣接したメモリセル対の第1の領域と隣接して形成される(電気的に接続される)ように、端と端を接続して構成される。
【0020】
図12は、アーキテクチャ番号2の選択したメモリセル(この場合は、EG0、BL1、及びCG0_Aに対応するメモリセルM2)のプログラム及び読み出し用の動作電圧(実電圧の非限定例を含む)の表を含む。この図で示す消去電圧(選択したEG線上のVEGE)は、選択したメモリセルM2を含む行対内のすべてのメモリセルを消去する。図13は、より低い消去電圧VEGEが使用され、消去中に負電圧VCGEが制御ゲートに印加されることを除いて、図12と同一の動作電圧の第2の表を含む。読み出し動作では、選択したメモリセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択した読み出しバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCGは、読み出しパスバイアス電圧でバイアスされる。一方、他の選択していないCGは0ボルトでバイアスされ、他のBL線は0ボルトでバイアスされる。プログラム動作では、選択したメモリセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択したプログラムバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のBL線は、プログラム電流でバイアスされる。一方、選択したBL線及びCG線を共有する選択していないメモリセル対の他の隣接したBL線は、禁止電圧VBLINHでバイアスされ、他の選択していないBL線は、禁止電圧VBLINH(又はフロート、又は0ボルト)でバイアスされ、一方、選択したメモリセル対の他のCG線は、プログラムパスバイアス電圧でバイアスされ、他の選択していないCGは、0ボルトでバイアスされる。
アーキテクチャ番号3
【0021】
図14は第3のアーキテクチャ(番号3)を示し、図15は、セル番号1及び番号2に適用できる、対応レイアウトを示す。この構成は第2のアーキテクチャ(番号2)の構成に類似するが、ビット線32(BL)は、ジグザグ形状ではなく、(活性領域の方向に対して)斜線形状に配置され、したがって、連続する各ドレイン接続は隣接した列内にある。具体的には、各ビット線32(BL)は、ある列内のあるドレイン領域18(DR)に接続し、次いで、次のドレイン領域18(DR)(ただし、次の列内にある)に接続するなどである。例えば、ビット線BL3は、列3内のメモリ対0の左側ドメインに接続し、次いで、メモリ対0の右側ドレイン(ただし、列2内にある)に接続し、次いで、列1内のメモリ対1の左側ドレインに接続するなどである。したがって、(共通消去ゲート16を共有する)各メモリセル対の2つのドレイン領域18は、2つの異なるビット線32に接続される。好ましくは、消去ゲート16は、水平方向の金属線28に固定された連続ポリシリコンストライプである。同様に、制御ゲートは、メモリセルの各行の水平方向の連続ポリであり、水平方向の金属線に固定され得る。
【0022】
下記の図16は、アーキテクチャ番号3の別のレイアウトを示す。このレイアウトは、直線的な傾斜部を有するビット線32(BL)ではなく、コンタクトの上方に(列方向に延在する)垂直部32vを有し、(列方向に対してゼロ以外の角度で延在する)傾斜部32sは、次の隣接した列と接続することを除いて、図16のレイアウトと同一である。
【0023】
図17は、アーキテクチャ番号3の選択したメモリセル(この場合は、EG0、BL1、及びCG0_Aに対応するメモリセルM2)のプログラム及び読み出し用の動作電圧(実電圧の非限定例を含む)の表を含む。この図で示す消去電圧(選択したEG線上のVEGE)は、選択したメモリセルM2を含む行対内のすべてのメモリセルを消去する。図18は、より低い消去電圧VEGEが使用され、消去中に負電圧VCGEが制御ゲートに印加されることを除いて、図17と同一の動作電圧の第2の表を含む。読み出し動作では、選択したメモリセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択した読み出しバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCG線は、読み出しパスバイアス電圧でバイアスされ、他の選択していないCGは0ボルトでバイアスされ、他のBL線は0ボルトでバイアスされる。プログラム動作では、選択したメモリセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択したプログラムバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のBL線は、プログラム電流でバイアスされ、選択したBL線及びCG線を共有する選択していないメモリセル対の他の隣接したBL線は、禁止電圧VBLINHでバイアスされ、他の選択していないBLは、禁止電圧VBLINH(又はフロート、又は0ボルト)でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCGは、プログラムパスバイアス電圧でバイアスされ、他の選択していないCGは、0ボルトでバイアスされる。
アーキテクチャ番号4
【0024】
図19は第4のアーキテクチャ(番号4)を示し、図20は、セル番号1及び番号2に適用できる、対応レイアウトを示す。この構成は、第2のアーキテクチャ(番号2)及び第3のアーキテクチャ(番号3)の構成に類似するが、ジグザグ形状、直線的な斜線、又は傾斜部を有する垂直に配置されたビット線32(BL)ではなく(同一ビット線に接続されている、共通消去ゲートを共有する各メモリセル対の両ドレイン領域を回避するため)、各メモリセル列に対して2つの垂直ビット線32a及び32bが存在し、ビット線32a及び32bからドレイン領域18に至るまでのコンタクト20はジグザグ形状である。具体的には、列3では、第1のビット線32a(BL3_A)は、コンタクト20を介して各メモリ対の右側ドレイン18のみに接続され、第2のビット線32b(BL3_B)は、各メモリ対の左側ドレイン18のみに接続される。ドレイン領域20は、水平方向に十分広い。したがって、ビット線32a及び32bは、各ドレイン領域18の上方を通過する。したがって、(共通消去ゲート16を共有する)各メモリセル対の2つのドレイン領域18は、2つの異なるビット線32a/32bに接続される。
【0025】
図21は、アーキテクチャ番号4の選択したメモリセル(この場合は、EG0、BL0_A、及びCG0_Aに対応するメモリセルM0)のプログラミング及び読み出し用の動作電圧(実電圧の非限定例を含む)の表を含む。この図で示す消去電圧(選択したEG線上のVEGE)は、選択したメモリセルM0を含む行対内のすべてのメモリセルを消去する。図22は、より低い消去電圧VEGEが使用され、消去中に負電圧VCGEが制御ゲートに印加されることを除いて、図21と同一の動作電圧の第2の表を含む。読み出し動作では、選択したセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択した読み出しバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCG線は、読み出しパスバイアスパス電圧でバイアスされ、他の選択していないCG線は0ボルトでバイアスされ、他のBL線は0ボルトでバイアスされる。プログラム動作では、選択したメモリセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択したプログラムバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のBL線は、プログラム電流でバイアスされ、他の選択していないBLは、禁止電圧VBLINHでバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCGは、プログラムパスバイアス電圧でバイアスされ、他の選択していないCGは、0ボルトでバイアスされる。
アーキテクチャ番号5
【0026】
図23は第5のアーキテクチャ(番号5)を示し、図24〜25は、セル番号1に適用できる、対応レイアウトを示す。この構成では、ジグザグ形状、直線的な斜線、又は傾斜部を有する垂直、又はメモリセルの列ごとに複数のビット線を有して配置されたビット線32(BL)ではなく(同一ビット線に接続されている、共通消去ゲートを共有する各メモリセル対の両ドレイン領域を回避するため)、各メモリセル列に対して単一の垂直ビット線32が存在し、各ビット線32は、列内の1つおきのドレイン領域18にのみ接続されている。例えば、ビット線BL0は、行1、4〜5、8〜9などのドレイン18に接続される(ドレイン領域18が隣接したメモリセル対間で共有されている場合)。ビット線BL1は、行2〜3、6〜7、10〜11などのドレイン18に接続される。ビット線32に対するコンタクトを有するすべてのドレイン18はまた、隣接した列内のうちの1つにあるドレイン18に電気的に接続される。これらの電気的接続はまた、交互である。例えば、行1では、列1〜2、3〜4、5〜6などのドレイン18が接続される。行2〜3では、列0〜1、2〜3、4〜5などのドレイン18が接続される。これらの接続は、図24に示すように、分離領域を通って延在する拡散接続であり得る。あるいは、図25に示すように、金属コネクタ38は、電気的接続を形成することができる。したがって、(共通消去ゲート16を共有する)各メモリセル対の2つのドレイン領域18は、2つの異なるビット線32に接続される。
【0027】
図26は、アーキテクチャ番号5の選択したメモリセル(この場合は、EG0、BL2、及びCG0_Aに対応するメモリセルM2)のプログラム及び読み出し用の動作電圧(実電圧の非限定例を含む)の表を含む。この図で示す消去電圧(選択したEG線上のVEGE)は、選択したメモリセルM2を含む行対内のすべてのメモリセルを消去する。図27は、より低い消去電圧VEGEが使用され、消去中に負電圧VCGEが制御ゲートに印加されることを除いて、図26と同一の動作電圧の第2の表を含む。読み出し動作では、選択したセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択した読み出しバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCG線は、読み出しパスバイアスパス電圧でバイアスされ、他の選択していないCG線は0ボルトでバイアスされ、他のBL線は0ボルトでバイアスされる。プログラム動作では、選択したメモリセル対の選択したBL線、EG線、及びCG線は、選択したプログラムバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のBL線は、プログラム電流でバイアスされ、他の選択していないBLは、禁止電圧VBLINH(又はフロート、又は0ボルト)でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCGは、プログラムパスバイアス電圧でバイアスされ、他の選択していないCGは、0ボルトでバイアスされる。
アーキテクチャ番号6
【0028】
図28は第6のアーキテクチャ(番号6)を示し、図29は、セル番号3に適用できる、対応レイアウトを示す。この構成では、活性領域36内に形成されたメモリセル対は、垂直方向に延在する。ポリシリコンワード線26(WL)及び制御ゲートポリ線14(CG)は、水平方向に延在する。消去ゲート16(EG)の対は、2つの隣接した活性領域36間にある分離領域34を水平方向に交差して延在するポリ線として形成される(すなわち、同一行内であるが、別の列内にあるEGゲート16の対は、単一のポリストライプによって形成される)。EGコンタクト30は、上方に延在する金属EG線28に、各EGポリを接続させ、同一行内のすべてのEGポリに接続する。前述したアーキテクチャと同様に、各メモリセル列には単一の垂直ビット線32が存在し、各ビット線32は、コンタクト20によって、列内の1つおきのドレイン領域にのみ接続される。同様に、分離領域34を通って延在する隣接した列の交互のドレイン領域18の間には、拡散接続部18が存在する。各拡散接続部に対するドレイン18のコンタクトは、該当する列対の金属ビット線32に接続するビット線コンタクト20aが形成される制御ゲート線の1つの上方まで下方に延在する、そこに接続された金属ブリッジ42に沿って分離領域34内に形成される。各金属ビット線32は、接続する2つのメモリセル列間の分離領域34の上方を垂直方向に延在する。したがって、(共通消去ゲートを共有する)各メモリセル対の2つのドレイン領域18は、2つの異なるビット線32に接続される。
【0029】
図30は、アーキテクチャ番号6の選択したメモリセル(この場合は、EG0、BL2、及びWL0及びCG0_Aに対応するメモリセルM2)のプログラム及び読み出し用の動作電圧(実電圧の非限定例を含む)の表を含む。この図で示す消去電圧(選択したEG線上のVEGE)は、選択したメモリセルM2を含む行対内のすべてのメモリセルを消去する。図31は、より低い消去電圧VEGEが使用され、消去中に負電圧VCGEが制御ゲートに印加されることを除いて、図30と同一の動作電圧の第2の表を含む。読み出し動作では、選択したセル対の選択したBL線、WL線、EG線、及びCG線は、選択した読み出しバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCG線は、読み出しパスバイアスパス電圧でバイアスされ、他の選択していないCG線は0ボルトでバイアスされ、他のBL線は0ボルトでバイアスされ、他の選択していないWL線は0ボルトでバイアスされる。プログラム動作では、選択したメモリセル対の選択したBL線、WL線、EG線、及びCG線は、選択したプログラムバイアス電圧でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のBL線は、プログラム電流でバイアスされ、他の選択していないBLは、禁止電圧VBLINH(又はフロート、又は0ボルト)でバイアスされ、選択したメモリセル対の他のCGは、プログラムパスバイアス電圧でバイアスされ、他の選択していないCGは、禁止電圧VCGINH又は0ボルトでバイアスされ、他の選択していないWL線は、0ボルトでバイアスされる。
【0030】
図32に、上記の6つのアーキテクチャのいずれかによるメモリデバイス50の構成要素を図示する。メモリデバイス50は、単一チップ上に形成された、上記の実施形態のいずれかによる不揮発性メモリセルの2つの別個のアレイ52及び54を含む。不揮発性メモリセルのアレイ52及び54に隣接しているのは、選択したメモリセルの読み出し、プログラム、及び消去動作中にアドレスをデコードし、上記の線に各種の電圧を供給するために使用されるアドレスデコーダ56、58、及び60である。チャージポンプ62は、動作中に電圧を供給する。検知増幅器64は、読み出し動作中に読み出しメモリセルチャネル電流を読み出して、選択したメモリセルの状態を決定するために使用される。制御回路66は、読み出し、プログラム、及び消去動作中に、メモリデバイス50の構成要素を制御して、上記の各種の線で各種の電圧及び電流を供給するように構成されている。
【0031】
本発明は、図示された上記実施例(複数可)に限定されるものではなく、添付の請求の範囲にあるあらゆるすべての変形例も包含することが理解されよう。例えば、本明細書における本発明への言及は、いかなる特許請求の範囲又は特許請求の範囲の用語も限定することを意図するものではなく、代わりに特許請求の範囲の1つ以上によって網羅され得る1つ以上の特徴に言及するにすぎない。上述の材料、プロセス、及び数値例は、単なる例示であり、請求項を限定するものと見なされるべきではない。更に、特許請求及び明細書を見てわかるように、すべての方法のステップを例示又は請求した正確な順序で実施する必要はなく、むしろ任意の順序で本発明のメモリセルの適切な形成が可能である。最後に、単一層の材料をそのような又は同様の材料の複数層として形成することができ、逆もまた同様である。
【0032】
本明細書で使用されるとおり、用語「〜の上方に(over)」及び「〜の上に(on)」の両方は、「直接的に〜の上に」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されていない)及び「間接的に〜の上に」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されている)を包括的に含むことに留意されるべきである。同様に、「隣接した」という用語は「直接隣接した」(中間物質、要素、又は空間がそれらの間に何ら配置されない)、及び「間接的に隣接した」(中間物質、要素、又は空間がそれらの間に配置される)を含み、「取付けられた」は、「直接取付けられた」(中間物質、要素、又は空間がそれらの間に何ら配置されない)、及び「間接的に取付けられた」(中間物質、要素、又は空間がそれらの間に配置される)を含み、「電気的に結合された」は、「直接電気的に結合された」(中間物質、又は要素がそれらの間で要素を電気的に連結しない)、及び「間接的に電気的に結合された」(中間物質、又は要素がそれらの間で要素を電気的に連結する)を含む。例えば、「基板の上方に」要素を形成することは、中間の材料/要素が介在せずに直接的に基板の上にその要素を形成することも、1つ以上の中間の材料/要素が介在して間接的に基板の上にその要素を形成することも含む可能性がある。
図1
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図32