(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
化粧とは、身体の美しい部分を引き立つようにするだけでなく、身体の弱点を修正するためのものであって、女性は、より美しく飾るための手段の一つとして顔に化粧をする。
【0003】
特に、スキンケアおよび美しさのために、基礎化粧だけでなく、色調化粧をするが、色調化粧の場合、化粧用コンパクトが広く使われている。
【0004】
一般に、コンパクト容器は、容器本体と容器蓋体とがヒンジで連結されたもので、容器本体には、固形パウダー、リップグロス、アイシャドウなどの化粧品化粧料を入れる内部容器が形成され、前記内部容器内の化粧料が汚染されることを防止するために内部容器の上端に容器蓋体が化粧料を覆っており、前記容器蓋体の内部には化粧の便宜のために鏡が備えられている。
【0005】
前記コンパクト容器に関連した従来技術としては、
図1に示すように韓国登録実用新案第20−0171448号に開示されているものがある。これは、コンパクト容器に関するもので、具体的には、容器本体と容器蓋体とがヒンジで連結されており、前記容器本体には固定部材が内蔵されており、前記固定部材には化粧料が収容されており、前記容器本体と固定部材との間にはボタン部材が装着されたコンパクトに関するものである。
【0006】
前記従来技術は、ボタン部材が容器本体の内側上部から埋め込まれて組み立てられたもので、コンパクト容器の組み立てが容易なコンパクトである。
【0007】
しかし、前記従来技術は、ボタン部材を単に容器本体の内側に埋め込んだ状態で固定部材を覆い被せて容器本体に組み立てるもので、固定部材の組み立て過程でボタン部材が離脱して不良率が高く、生産性に劣るという問題点があった。
【0008】
かかる問題点を解決するために、
図2に示すような韓国登録特許第10−1424591号が開示されているが、これは、コンパクト容器の内部に固定部材が組み立てられ、前記固定部材内に化粧料入りの内部容器が内蔵され、コンパクト容器と固定部材との間にはボタンホールの周囲に固定突起が形成されてボタン部材が設置されるが、コンパクト容器の前面にボタンホールが形成されて前記ボタンホールにボタン部材が挿し込まれると同時に、固定突起にも係止されて離脱しないように構成されたコンパクト容器である。
【0009】
前記従来技術は、ボタン部材をコンパクト容器のボタンホールと固定突起に挿入された後、固定部材を組み立てる構造であるため、ボタン部材が分離されることを防止することができるコンパクト容器である。
【0010】
ところが、前記従来技術は、ボタン部材をコンパクト容器と組み立てるとき、コンパクト容器の固定突起に係合すると同時にボタンホールに挿し込まなければならないので、ボタン部材の組み立てが難しいという問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、前述したような問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、前面にボタン部材が装着された容器本体と、前記容器本体の後面にヒンジ結合される容器蓋体と、内容物が収容されて前記容器本体の内側に装着される内容器部材と、前記内容器部材及びボタン部材を固定させて前記容器本体の内周縁に固定結合される固定部材とを含んでなるコンパクト容器であって、前記容器本体の前面にはボタン部材が装着されるボタン部材装着溝が形成されてボタン部材が固定結合されるが、前記ボタン部材装着溝は上部が開放された形状であり、前記ボタン部材装着溝に隣接して容器本体の内側面にボタン部材支持台と嵌合突起が形成され、前記ボタン部材の両側には嵌合溝を有するボタン部材翼部が延設されることにより、前記ボタン部材装着溝にボタン部材を組み立てるとき、前記ボタン部材のボタン部材翼部がボタン部材支持台の内側のガイド溝に垂直に挿入されることにより簡単に組み立てることができ、また、前記ボタン部材のボタン部材翼部に形成された前記嵌合溝が嵌合突起に嵌合されることにより、ボタン部材を組み立てた後に前記固定部材を組み立てるとき、衝撃や干渉によりボタン部材が容器本体から離脱することを防止する、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、前記ボタン部材翼部に形成された嵌合溝が前記嵌合突起に嵌合された状態で外側へ移動することができるように前記嵌合溝の幅を嵌合突起の幅よりも広く形成することにより、前記ボタン部材を加圧すると、前記ボタン部材翼部が広がりながら嵌合溝が嵌合突起に嵌合されたまま外側へ押されて水平移動し、前記ボタン部材が上下遊動なしに前後移動だけするように構成された、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を提供することにある。
【0013】
本発明の別の目的は、前記ボタン部材翼部の外側下隅を丸く形成し、前記容器本体に形成された嵌合突起の上面は傾くように、下端面は角張るように形成することにより、前記ボタン部材をボタン部材装着溝に組み立てるとき、前記ボタン部材翼部の丸い下隅が嵌合突起の傾斜上面を滑らかに乗り越えて前記嵌合溝が嵌合突起に容易に嵌合され、嵌合溝が嵌合突起に嵌合されると、前記嵌合突起の角張った下端面によって嵌合溝が嵌合突起から離脱しないためボタン部が強固に結合される、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は、前面にボタン部材装着溝11が形成された容器本体10と、前記容器本体10の一側にヒンジ結合されて開閉される容器蓋体20と、前記容器本体10の内側に装着され、内部に化粧料が収容される内容器部材30と、前記容器本体10のボタン部材装着溝11に装着されるボタン部材40と、前記容器本体10の内周縁に固定結合され、内容器部材30及びボタン部材40を固定させる固定部材50とを含んでなるコンパクト容器であって、
前記容器本体10のボタン部材装着溝11は上部が開放された形状であり、前記ボタン部材装着溝11に隣接して容器本体10の内側面にボタン部材支持台12及び嵌合突起14が形成され、
前記ボタン部材40の両側には嵌合溝44を有するボタン部材翼部42が延設され、前記ボタン部材40の嵌合溝44が容器本体10の嵌合突起14に嵌合されることを特徴とする、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を提供する。
【0015】
また、前記容器本体10のボタン部材支持台12の内側にはガイド溝13が形成され、前記ガイド溝13にボタン部材40のボタン部材翼部42が垂直に挿し込まれることを特徴とする。
【0016】
また、前記ボタン部材40の嵌合溝44が前記容器本体10の嵌合突起14に嵌合された状態でボタン部材40を加圧するとき、ボタン部材翼部42が左右側にさらに広がることができるように、前記嵌合溝44の幅が嵌合突起14の幅よりも広く形成されることを特徴とする。
【0017】
また、前記ボタン部材40のボタン部材翼部42の外側下隅46はラウンド状に形成されることを特徴とする。
【0018】
また、前記容器本体10の嵌合突起14は、上面142は傾くように、下端面144は角張るように形成されることを特徴とする。
【0019】
また、前記内容器部材30は、内容器31と、前記内容器の上部に結合されるポンプ支持台32と、前記ポンプ支持台32の中央上部に設置されるポンプ33と、前記ポンプ33の上部に結合される分配板34と、前記分配板34の上部に結合されるリングボタン35と、前記分配板34の上部に結合される排出板36とから構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明は、前面にボタン部材が装着された容器本体と、前記容器本体の後面にヒンジ結合される容器蓋体と、内容物が収容され、前記容器本体の内側に装着される内容器部材と、前記内容器部材及びボタン部材を固定させ、前記容器本体の内周縁に固定結合される固定部材とを含んでなるコンパクト容器であって、前記容器本体の前面にはボタン部材が装着されるボタン部材装着溝が形成されてボタン部材が固定結合されるが、前記ボタン部材装着溝は上部が開放された形状であり、前記ボタン部材装着溝に隣接して容器本体の内側面にボタン部材支持台と嵌合突起が形成され、前記ボタン部材の両側には嵌合溝を有するボタン部材翼部が延設されることにより、前記ボタン部材装着溝にボタン部材を組み立てるとき、前記ボタン部材のボタン部材翼部がボタン部材支持台の内側のガイド溝に垂直に挿し込まれることにより簡単に組み立てることができ、また、前記ボタン部材のボタン部材翼部に形成された前記嵌合溝が嵌合突起に嵌合されることにより、ボタン部材を組み立てた後に前記固定部材を組み立てるとき、衝撃や干渉によりボタン部材が容器本体から離脱することを防止する、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を提供する効果がある。
【0021】
また、本発明は、前記ボタン部材翼部に形成された嵌合溝が前記嵌合突起に嵌合された状態で外側へ移動することができるように前記嵌合溝の幅を嵌合突起の幅よりも広く形成することにより、前記ボタン部材を加圧すると、前記ボタン部材翼部が広がりながら嵌合溝が嵌合突起に嵌合されたまま外側へ押されて水平移動し、前記ボタン部材が上下遊動なしに前後移動だけするように構成された、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を提供する効果がある。
【0022】
また、本発明は、前記ボタン部材翼部の外側下隅を丸く形成し、前記容器本体に形成された嵌合突起の上面は傾くように、下端面は角張るように形成することにより、前記ボタン部材をボタン部材装着溝に組み立てるとき、前記ボタン部材翼部の丸い下隅が嵌合突起の傾斜上面を滑らかに乗り越えて前記嵌合溝が嵌合突起に容易に嵌合され、嵌合溝が嵌合突起に嵌合されると、前記嵌合突起の角張った下端面によって嵌合溝が嵌合突起から離脱しないためボタン部が強固に結合される、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を提供する効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
【0025】
図3は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の斜視図、
図4は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の分解斜視図、
図5は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器のA−A線に沿った断面図、
図6は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の容器蓋が開放されたA−A線に沿った断面図である。
【0026】
本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器は、前面にボタン部材装着溝11が形成された容器本体10と、前記容器本体10の一側にヒンジ結合されて開閉される容器蓋体20と、前記容器本体10の内側に装着され、内部に化粧料が収容される内容器部材30と、前記容器本体10のボタン部材装着溝11に装着されるボタン部材40と、前記容器本体10の内周縁に固定結合され、内容器部材30及びボタン部材40を固定させる固定部材50とを含んでなるコンパクト容器であって、前記容器本体10のボタン部材装着溝11は上部が開放された形状であり、前記ボタン部材装着溝11に隣接して容器本体10の内側面にボタン部材支持台12及び嵌合突起14が形成され、前記ボタン部材40の両側には嵌合溝44を有するボタン部材翼部42が延設され、前記ボタン部材40の嵌合溝44が容器本体10の嵌合突起14に嵌合されることを特徴とする。
【0027】
前記容器本体10の内部には、内容器部材30を収容する内容器部材収容空間15が形成されており、内側面には装着突起16が形成される。
【0028】
前記容器本体10の一側には、上部が開放された形状のボタン部材装着溝11が形成される。
【0029】
前記容器本体10のボタン部材装着溝11に隣接して容器本体10の内側面にボタン部材支持台12と嵌合突起14が形成される。
【0030】
前記ボタン部材支持台12の内側にはガイド溝13が形成され、前記ガイド溝13にボタン部材40のボタン部材翼部42が垂直に挿し込まれる。
【0031】
前記嵌合突起14は、上面142は傾くように、下端面144は角張るように形成される。
【0032】
前記ボタン部材40の上部には係止突起41が形成され、両側には嵌合溝44を有するボタン部材翼部42が延設されることにより、前記ボタン部材40の嵌合溝44が容器本体10の嵌合突起14に嵌合される。
【0033】
すなわち、前記容器本体10のボタン部材装着溝11にボタン部材40を組み立てるとき、前記ボタン部材40のボタン部材翼部42が、ボタン部材支持台12の内側に形成されたガイド溝13に垂直に挿し込まれて簡単に組み立てられ得る。
【0034】
また、前記ボタン部材40のボタン部材翼部42に形成された嵌合溝44が容器本体10の嵌合突起14に嵌合されるので、ボタン部材40を組み立てた後に前記固定部材50を組み立てるとき、衝撃や干渉により前記ボタン部材40が容器本体10から離脱することを防止することができる。
【0035】
前記ボタン部材40の嵌合溝44が前記容器本体10の嵌合突起14に嵌合された状態でボタン部材40を加圧するとき、ボタン部材翼部42が左右側にさらに広がることができるように前記嵌合溝44の幅が嵌合突起14の幅よりも広く形成される。
【0036】
すなわち、前記ボタン部材40を加圧すると、ボタン部材翼部42が左右側に広がりながら嵌合溝44が嵌合突起14に嵌合されたまま左右側に押されて水平移動するので、前記ボタン部材40が上下遊動なしに前後移動だけするのである。
【0037】
前記ボタン部材40のボタン部材翼部42の外側下隅46は、ラウンド状に丸く形成される。
【0038】
すなわち、前記ボタン部材翼部42の外側下隅46をラウンド状に丸く形成し、前記容器本体10の嵌合突起14の上面142は傾くように、下端面144は角張るように形成することにより、前記ボタン部材40をボタン部材装着溝11に組み立てるとき、ボタン部材翼部42の丸い下隅46が嵌合突起14の傾いた上面142を滑らかに乗り越えて前記嵌合溝44が嵌合突起14に容易に嵌合され、嵌合溝44が嵌合突起14に嵌合されると、前記嵌合突起14の角張った下端面144によって嵌合溝44が嵌合突起14から離脱しなくなるのである。
【0039】
前記容器蓋体20は容器本体10を開閉し、容器蓋体20の一側には前記容器本体10のボタン部材装着溝11に対応する位置に突起形状のフック21が形成され、該フックがボタン部材40の係止突起41に締結される。
【0040】
また、前記容器蓋体20の内側には、ユーザーが容易に化粧をすることができるように鏡22が備えられている。
【0041】
前記内容器部材30は、内容器31と、前記内容器の上部に結合されるポンプ支持台32と、前記ポンプ支持台32の中央上部に設置されるポンプ33と、前記ポンプ33の上部に結合される分配板34と、前記分配板34の上部に結合されるリングボタン35と、前記分配板34の上部に結合される排出板36とから構成される。
【0042】
前記内容器31の内側には、内容物を上部に押し上げる押し板311が形成され、前記押し板311は、内容器31の内側面に密着する。
【0043】
前記内容器31は、底面312と、前記底面312から上部に延設された内壁313と、前記内壁313から外側に一定間隔離隔して形成された外壁314とから構成される。
【0044】
前記内容器31は、容器本体10の内容器部材収容空間15に挿入され、内容器31の外壁314の内周縁には締結溝315が形成される。
【0045】
前記内容器31の底面312には、外部空気の流入する空気流通ホール316が形成される。
【0046】
前記ポンプ支持台32は、板状に形成され、前記内容器31の上部に結合されて内容器31を密閉させる。
【0047】
前記ポンプ支持台32の中央にはシリンダー331が一体に形成され、前記シリンダー331の外側にはポンプ33のブッシング333が結合されるブッシング嵌合溝321が形成され、前記ポンプ支持台32の外側には下部延長突輪322が下側に延設される。
【0048】
前記ポンプ支持台32の下部延長突輪322の外周縁には締結突起323が形成されて前記内容器31の締結溝315と結合され、前記締結突起323の上側には段差部324が突設される。
【0049】
前記ポンプ33は、ポンプ支持台32の中央上側に形成され、底面に内容物吸入孔338を有するシリンダー331と、前記シリンダー331の底面に装着されて前記内容物吸入孔338を選択的に開閉する吸入弁板332と、前記シリンダー331の上端にのせられるように前記シリンダー331の外側に結合されたブッシング333と、前記シリンダー331の内側に形成されるピストン334と、前記ピストン335の外側に嵌められて前記シリンダー331の内側面に密着するピストンリング335と、前記ピストン334の上部に結合されて上下移動する上下移動部材336と、前記上下移動部材336を弾支する弾性部材337とから構成される。
【0050】
前記上下移動部材336の中央下側には、前記ピストン334に結合される内側延長突輪336aが延設され、前記内側延長突輪336aの外側に一定間隔離隔して前記ピストンリング335の外側に嵌められる外側延長突輪336bが延設される。
【0051】
また、前記上下移動部材336の中央上側には、分配板34が結合される上部延長突輪336cが延設される。
【0052】
前記上下移動部材336の内側延長突輪336aと外側延長突輪336bとの間には、ポンピングされた内容物が通過する多数の排出通路336dが形成される。
【0053】
前記ピストンリング335は、上部が外側に広がっており、前記ピストンリング335の上部外周縁には密着突輪335aが突設され、前記密着突輪335aの下側には前記シリンダー331の内側壁に密着するピストン翼335bが形成される。
【0054】
前記ブッシング333の中央には、前記上下移動部材336の外側延長突輪336bが貫く貫通孔333aが形成され、前記貫通孔333aの内側には、内側水平延長片333bが延設され、前記貫通孔333aの外側には、多数の弾性部材装着部333cが形成され、前記弾性部材装着部333cの外側には、前記ポンプ支持台32に挿し込まれる外側水平延長片333dが形成される。
【0055】
前記ブッシング333の内側水平延長片333bの内側端部は、ラウンド状に形成されることが好ましい。
【0056】
前記ブッシング333の内側水平延長片333bと前記上下移動部材336の外側延長突輪336bとの間には、前記上下移動部材336がブッシング333内で遊動的に動くことができるように0.3mm乃至1.2mmの隙間39が形成されている。
【0057】
すなわち、前記ピストンリング335の上部は、外側に広がっており、密着突輪335aが形成されているため、前記上下移動部材336の外側延長突輪336bの内側に密着して挿し込まれ、前記ピストンリング335の下部は、ピストン翼335bが形成されているため、前記シリンダー331の内側面に密着されるので、前記上下移動部材336が一方に傾いた状態で加圧されても前記ピストンリング335によってシリンダー331の内部が密閉されてポンプ33が正常に作動するのである。
【0058】
したがって、ユーザーが排出板36の中心部を垂直に加圧せず、中心部から外れた部分を加圧することにより、前記上下移動部材336が傾いても前記ピストンリング335がシリンダー331の内部で正常に作動して内容物が容易にポンピングされるのである。
【0059】
前記分配板34は、上部面に内容物の移動する内容物排出経路342が形成され、中央には前記上下移動部材336の上部延長突輪336cが挿入される結合ホール343が形成される。
【0060】
前記リングボタン35は、分配板34の上部に安着され、一側には加圧部351が上方に突設され、前記加圧部351の反対側の外側には軸突起352が形成される。
【0061】
前記分配板34の上側には排出板36が形成されるが、前記排出板36は、分配板34の上面に安着されるとともに前記リングボタン35の上部に安着され、多数の排出孔361が形成されている。
【0062】
前記各排出孔361の下側には、前記分配板60の内容物排出経路342に安着される排出突輪362が延設されているが、前記排出突輪362は、内容物が通過することができるように外周縁の一側が開放されている。
【0063】
前記排出板36は、分配板34の上部面に二重接着テープによって接着されることが好ましい。
【0064】
前記内容器部材30の上部には、内容器部材30とボタン部材40が離脱しないように固定させる固定部材50がさらに形成される。
【0065】
前記固定部材50の外周縁には装着溝51が形成され、前記容器本体10の装着突起16と結合される。
【0066】
前記固定部材50の下端は、ポンプ支持台32の段差部324の上部面を押して固定させ、外周縁の一側には軸結合溝52が形成され、該軸結合溝に前記リングボタン35の軸突起352が挿入される。
【0067】
次に、上述のように構成された組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の組み立て方法を説明する。
【0068】
図7は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の容器本体、容器蓋体及びボタン部材を示す斜視図であり、
図8は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器のボタン部材が垂直に装着される様子を示すB−B線に沿った断面図であり、
図9は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器のボタン部材が容器本体に装着された様子を示すB−B線に沿った断面図である。
【0069】
本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を組み立てるためには、まず、
図7に示すように、容器本体10のボタン部材装着溝11にボタン部材40を装着するが、前記容器本体10のボタン部材支持台12の内側に形成されたガイド溝13にボタン部材40のボタン部材翼部42を垂直に挿し込む。
【0070】
このとき、前記ボタン部材40の嵌合溝44が容器本体10の嵌合突起14に嵌合されるが、
図8に示すように、ボタン部材翼部42の丸い下隅46が嵌合突起14の傾いた上面142を滑らかに乗り越えて前記嵌合溝44が嵌合突起14に容易に嵌合され、
図9に示すように、嵌合溝44が嵌合突起14に嵌合されると、前記嵌合突起14の角張った下端面144によって嵌合溝44が嵌合突起14から離脱しなくなる。
【0071】
次に、
図4及び
図5に示すように内容器部材30を組み立てるが、内容器31の内部に押し板311を挿し込み、化粧料を注入し、前記内容器31の上部にポンプ支持台32を結合させた後、前記ポンプ支持台32の上部にポンプ33を設置し、前記ポンプ33の上下移動部材336の上部に分配板34を結合し、前記分配板34の上部にリングボタン35を装着した後、排出板36をリングボタン35の上部に安着させるとともに分配板34の上部面に安着させる。
【0072】
次に、上述のように組み立てられた内容器部材30を、一側に容器蓋体20がヒンジ結合された容器本体10の内部に挿入する。
【0073】
最後に、前記内容器部材30の上部に固定部材50を結合するが、前記固定部材50の装着溝51に容器本体10の装着突起16が結合されるようにし、軸結合溝52にリングボタン35の軸突起352が嵌め込まれるようにして、本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の組み立てを完了する。
【0074】
以下、前述のような方法で組み立てられた、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の使用方法について説明する。
【0075】
図10は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器の容器本体、容器蓋体及びボタン部材を示す平面図であり、
図11は本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器のボタン部材が加圧される様子を示す平面図である。
【0076】
本発明に係る組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を使用するためには、まず、ボタン部材40を加圧して容器本体10から容器蓋体20を開放する。
【0077】
その際、前記ボタン部材40のボタン部材翼部42が左右側に広がりながら嵌合溝44が嵌合突起14に嵌合されたまま左右側に押されて水平移動するので、前記ボタン部材40が上下遊動なしに前後移動だけをする。
【0078】
次いで、リングボタン35の加圧部351または排出板36の上部面を加圧する。
【0079】
前記加圧部351が加圧されると、リングボタン35が傾きながら下方に移動し、前記リングボタン35の下側に装着された分配板34も一緒に下方に移動する。
【0080】
そして、前記排出板36を直接加圧するときには、前記排出板36に結合された分配板34が加圧されて一緒に下方に移動し、前記分配板34に結合されたポンプ33の上下移動部材336が下方に移動する。
【0081】
前記上下移動部材336の下方移動によって、上下移動部材336の下側に結合されているピストン334も一緒に下方に移動する。そのとき、ピストンリング335はシリンダー331の内側面に密着しているので、前記ピストン334のみ下方に移動しながら、ピストン334とピストンリング335との間に隙間が発生して化粧料の排出通路が生じる。
【0082】
その後、上下移動部材336を押し続けると、ピストンリング335が上下移動部材336に当接してピストン334と一緒に下方に移動してシリンダー331の内部体積が減少し、それにより、シリンダー331内に収容されていた化粧料がピストン334とピストンリング335との間から流出して、前記上下移動部材336の排出通路336dを通過した後、前記分配板34の内容物排出経路342を介して排出板36の排出孔361から排出される。
【0083】
これと同時に、シリンダー331内の吐出圧力によって、吸入弁板332が、前記シリンダー331の底面に形成された内容物吸入孔338を閉鎖させる。
【0084】
その後、前記リングボタン35の加圧部351または排出板36の加圧を解除すると、上下移動部材336を弾支する弾性部材337の弾性によって上下移動部材336が上方に移動し、前記上下移動部材336の下側に結合されているピストン334が上方に移動する。そのとき、前記ピストン334の下端外側に形成された拡張突輪334aがピストンリング335を上方に引き上げることにより、ピストン334とピストンリング335との間の隙間が詰まりながら前記ピストン334とピストンリング335が共に上方に移動し、シリンダー331の内部体積が大きくなって真空圧が発生する。
【0085】
前記シリンダー331の内部に発生した真空圧によって吸入弁板332の吸入弁翼332aが持ち上げながら、シリンダー331の底面に形成された内容物吸入孔338が開放され、内容器31の内部に収容されていた化粧料が前記内容物吸入孔338を介してシリンダー331の内部に流入すると同時に、前記内容器31の内部に設置された押し板311が上部に移動する。
【0086】
以上、本発明で説明したのは、組み立てが簡単なボタン部材を有するコンパクト容器を実施するための一つの実施形態に過ぎないものであり、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。添付された請求の範囲で請求するように、本発明の要旨を逸脱することなく当該発明の属する分野における通常の知識を有する者であれば誰でも様々な変更実施が可能な範囲まで本発明の範囲に属するものと看做されるべきである。