特許第6572409号(P6572409)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6572409
(24)【登録日】2019年8月16日
(45)【発行日】2019年9月11日
(54)【発明の名称】微細粉塵吸着具
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20190902BHJP
【FI】
   A41D13/11 J
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-79024(P2019-79024)
(22)【出願日】2019年4月18日
【審査請求日】2019年4月18日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】718001399
【氏名又は名称】石倉 一成
(72)【発明者】
【氏名】石倉 一成
【審査官】 西田 侑以
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3153230(JP,U)
【文献】 実開平6−70748(JP,U)
【文献】 特開2001−299946(JP,A)
【文献】 特開2004−141508(JP,A)
【文献】 特開2005−6667(JP,A)
【文献】 特開2005−27927(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D 13/11
A62B 7/00 − 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に起毛を有する衛生マスクを装着した時にその内側に納まるとともに、顔肌に粘着する第1の粘着面と花粉や微細粉塵を吸着する第2の粘着面を有しつつ口部と鼻部に対応した窓孔を設けた伸縮性のある両面粘着シートを備え、前記起毛により形成される前記衛生マスクと前記第2の粘着面との間の隙間を通って吸引されてくる花粉や微細粉塵を前記第2の粘着面に吸着させる事を特徴とする微細粉塵吸着具。
【請求項2】
前記両面粘着シートの素材として、水洗いする事により粘着性が復活するエラストマー、あるいはエラストマーゲルを用いた事を特徴とする請求項1記載の微細粉塵吸着具。

























【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は既存の衛生マスクの使い心地を損なう事なく、粘着面に花粉や微細粉塵を吸着させる事により前記衛生マスクが持つ花粉や微細粉塵の吸い込み抑制機能を高める事ができる、微細粉塵吸着具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
衛生マスクにはエチケットとして唾液やウイルスなどを拡散しない様にする機能と、健康維持のために花粉や微細粉塵を吸い込む事を抑制する機能がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】1555548499522_0.action
【特許文献2】特開2014-171915
【特許文献3】実登3183563
【特許文献4】特開2005-218805
【特許文献5】特開平10-248948
【特許文献6】特開平11-128378
【特許文献7】実登3169759
【特許文献8】実開平06-070749
【特許文献9】実全平03-075758
【特許文献10】実登3125307
【特許文献11】特開2014-144238
【特許文献12】特開2006-320491
【特許文献13】1555548499522_1.action
【特許文献14】特開2001-299946
【特許文献15】特開2004-141508
【特許文献16】特開2005-006667
【特許文献17】1555548499522_2.action
【特許文献18】特開2006-280728
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
市中に流通している既存の衛生マスクのほとんどは起毛を有する布製か不織布製であるため、前記起毛により顔肌と前記衛生マスクとの間にどうしても隙間が生じ、吸気時に前記隙間を通って流入してくる気流にのって花粉や微細粉塵の一部が前記衛生マスクの内側に流入してくる事が避けられなかった。
【0005】
特許文献1〜4の発明は、顔肌に密着させるための粘着帯を衛生マスクの一部部位に設けた衛生マスク自体の発明であり、本発明の様な既存の衛生マスクの機能を高める発明ではない。また前記粘着帯は顔肌に貼り付けるためだけに設けられているものであり、花粉や微細粉塵を吸着するものではない。
【0006】
特許文献5〜11の発明は、衛生マスクと顔肌との間をシールドするために粘着帯を前記衛生マスクの縁回り全周に設けた衛生マスク自体の発明であり、本発明の様な既存の衛生マスクの機能を高める発明ではない。また前記粘着帯は顔肌に貼り付けるためだけに設けられているものであり、花粉や微細粉塵を吸着するものではない。また前記粘着体は前記衛生マスクと顔肌の隙間をなくして吸気時に外気が流入してこない様に遮断するので、吸気時に流入してくる気流は前記衛生マスクを透過してくるものだけとなり、例えばもともと衛生マスクに息苦しさを感じている人にとってはさらに息苦しいものとなる。
【0007】
特許文献12〜14の発明は粘着性のある網目フィルターとその専用の衛生マスクとを一体化させて初めてなる発明であり、本発明の様な既存の衛生マスクの機能を高める発明ではない。また構造上起毛を有する衛生マスクの発明と考えられるが、その場合前記起毛により顔肌と前記専用の衛生マスクとの間にどうしても隙間が生じ、吸気時に前記隙間を通って流入してくる気流にのって花粉や微細粉塵の一部が前記専用の衛生マスクの内側に流入してくる事が避けられない。
【0008】
特許文献15〜17の発明は衛生マスク自体の発明であり、本発明の様な既存の衛生マスクの機能を高める発明ではない。また構造上起毛を有していない衛生マスクの発明と考えられるが、そもそも本発明は起毛のある衛生マスクの機能を高める発明であるのでその点でも全く相違している。
【0009】
特許文献18の発明は物品(本発明においては衛生マスク)と皮膚(本発明においては顔肌)の隙間を埋める発明であり、本発明の様に前記隙間は埋めずに放置しつつ利用する発明ではない。ちなみに、段落0038において「体用隙間テープを患部の形状・大きさに合わせ切断して患部周囲にパッドをつくるため、帯状を周囲に回す方法と板状に穴を開けて使用する方法が選べる。また、包帯などのズレを考慮して一面接着タイプと二面接着タイプから選定する」などと、「板状に穴を開けて使用」という記述はあるもののそれもあくまで物品と皮膚の隙間(衛生マスクと顔肌の隙間)を埋めるためのものであるともに、そこに示されている通り「患部周囲にパッドをつくるため」のものであり呼吸を阻害しないために口部と鼻部に対応するものではない。また「二面粘着タイプ」の記述もあるもののそれもそこに示されている通り「包帯などのズレ」に対応するためのものであり、いずれの粘着面も花粉や微細粉塵を吸着するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は既存の衛生マスクの使い心地を損なう事なく、粘着面に花粉や微細粉塵を吸着させる事により前記衛生マスクが持つ花粉や微細粉塵の吸い込み抑制機能を高める事ができる、微細粉塵吸着具を提供する。
【0011】
本発明は表面に起毛を有する衛生マスクを装着した時にその内側に納まるとともに、顔肌に粘着する第1の粘着面と花粉や微細粉塵を吸着する第2の粘着面を有しつつ口部と鼻部に対応した窓孔を設けた伸縮性のある両面粘着シートを備え、前記起毛により形成される前記衛生マスクと前記第2の粘着面との間の隙間を通って吸引されてくる花粉や微細粉塵を前記第2の粘着面に吸着させる事を特徴とする、微細粉塵吸着具を提供する。
【0012】
本発明は前記微細粉塵吸着具おいて、前記両面粘着シートの素材として水洗いする事により粘着性が復活するエラストマー、あるいはエラストマーゲルを用いた事を特徴とする微細粉塵吸着具を提供する。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、前記微細粉塵吸着具の前記第1の粘着面を顔肌の当該部位に貼り付けつつその上から起毛を有する衛生マスクを装着して前記第2の粘着面と面設置させたとしても、前記起毛により前記第2の粘着面と前記衛生マスクとの間には必ず隙間が生じるので、吸気時には前記隙間を通る吸気気流(以後、第1の吸気気流と呼称)が生じるとともにそもそも吸気気流の多くは前記衛生マスクを透過してくるので(以後、その吸気気流を第2の吸気気流と呼称)、例えばもともと衛生マスクを装着する事に息苦しさを感じている人であっても呼吸のし難さは前記微細粉塵吸着具を使用していない場合とほとんど変わらない。
【0014】
本発明によれば、吸気時には前記衛生マスクは内側の気圧の低下により前記第2の粘着面に貼り付く傾向があるため、その結果として前記隙間エリアは広がり、より花粉や微細粉塵が前記第2の粘着面に吸着されやすい環境が形成される。
【0015】
本発明によればそもそも気流は物体の表面に沿って流れる性質があるため、前記第1の吸気気流も前記隙間の中でもより前記第2の粘着面の近いところに沿って流れると考えられ、前記第1の吸気気流とともに流入してくる花粉や微細粉塵もより効率よく吸着されると考えられる。また前記第2の吸気気流は前記第1の吸気気流を前記第2の粘着面側に吹き付ける方向に流れ込んでくるので、前記花粉や微細粉塵がより効率よく吸着される効果が発揮される。
【0016】
本発明によればそもそも気流は物体の表面に沿って流れるという前記性質により、前記第2の吸気気流にのって前記衛生マスクを透過してくるわずかな花粉や微細粉塵も、前記第2の粘着面に沿って流れつつその一部が吸着される。
【0017】
本発明において、素材として例えば絆創膏によく用いられている伸縮性のある粘着シートを用いつつその粘着面を前記第1の粘着面(前記顔肌に貼りつける側の粘着面)とし、反対側の面を花粉や微細粉塵を吸着するのに適した前記第2の粘着面となる様に粘着性を持たせれば、前記微細粉塵吸着具自体を薄く軽くする事ができるので、かかる前記顔肌への重力の負担を最小限に抑える事ができる。
【0018】
本発明において、前記粘着シートの素材として例えば電子マッサージ器の電極パッドや貼り付けタイプの女性用胸部下着の内側などによく使用されている、水洗いする事により粘着性が復活する性質を持つエルストマー、あるいはエラストマーゲルを用いれば、前記性質により自然とその両表面が前記第1、第2の粘着面となるとともに、水洗いする事により粘着性が復活して何度でも繰り返し使用する事ができる。
【0019】
本発明によれば、前記微細粉塵吸着具は前記衛生マスクの内側に納まり、使用時に他人からは見えないので、美観的には普通に衛生マスクを使用している場合と全く変わらない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】微細粉塵吸着具1aの正面図(A)側面図(B)側面拡大図(C)。
図2】微細粉塵吸着具1aの装着手順図の1。
図3】微細粉塵吸着具1aの装着手順図の2。
図4】微細粉塵吸着具1bの正面図(A)側面図(B)側面拡大図(C)。
図5】微細粉塵吸着具1bの装着手順図。
図6】微細粉塵吸着具1a、1bを装着した状態を示した正面図(A)側面図(B)。
図7】微細粉塵吸着具1a、1bと衛生マスク10を装着した正面図(A)側面図(B)。
図8】花粉や微細粉塵99が吸着されているイメージ正面図(A)側面図(B)。
図9】花粉や微細粉塵99が吸着されているイメージ断面図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1は微細粉塵吸着具1a(絆創膏様素材タイプ)の基本的構造図である。具体的には、薄いシート状であるとともに衛生マスクを装着した時にその内側に納まる外形を持ち、呼吸を阻害しない様適宜位置に窓孔2が形成されているという構造を示した正面図(A)側面図(B)と、その断面構造としてシート芯材3aの両面に粘着面4a、5aが形成されつつ、それら粘着面4a、5aの上からその保護のためにそれぞれ剥離紙9が貼り込まれているという事を説明する側面拡大図(C)である。なお微細粉塵吸着具1aは剥離紙9を剥がした瞬間から粘着面4a、5aが劣化していくので使い捨てとはなるが、かえってその事が衛生的なメリットとなる。また薄いシート状にする事によって顔肌への重力の負担を最小限に抑える事ができる。
【0022】
図2〜3は微細粉塵吸着具1aを顔肌80に貼る手順を示している。具体的には粘着面4a側の剥離紙9を剥がしつつ鼻部81と口部82が窓孔2の中に納まる様に顔肌80に貼るところを描いた図2と、次の手順として粘着面5a側の剥離紙9を剥がしているところを描いた図3である。
【0023】
図4は微細粉塵吸着具1b(粘着性エラストマータイプ)の基本的構造図である。具体的には、シート状であるとともに衛生マスクを装着した時にその内側に納まる外形を持ち、呼吸を阻害しない様適宜位置に窓孔2が形成されているという構造を示した正面図(A)側面図(B)と、微細粉塵吸着具1b自体が水洗いする事により粘着性が復活する性質を持つ粘着性エラストマーシート3bでできており、前記性質により両表面が自然と粘着面4b、5bとなるという事を説明する側面拡大図(C)である。なお粘着性エラストマーシート3bの素材としては、例えば電子マッサージ器の電極パッドや貼り付けタイプの女性用胸部下着の内側などによく使用されている粘着性エルストマー、あるいは粘着性エラストマーゲルを用いればよい。
【0024】
図5は微細粉塵吸着具1bを鼻部81と口部82が窓孔2の中に納まる様に、粘着面4b側から顔肌80に貼る手順を示している。
【0025】
図6は微細粉塵吸着具1a(または1b)を鼻部81と口部82が窓孔2に納まる様に粘着面4a(または4b)側から顔肌80に貼り付ける事により、粘着面5a(または5b)が顔の表面に露出する状態となる事を示している。
【0026】
図7は微細粉塵吸着具1a(または1b)を貼り付けた上から衛生マスク10を装着したとしても、微細粉塵吸着具1a(または1b)は衛生マスク10の内側にきれいに納まり、使用していない場合と比較しても全く美観的に違いがない事を示している(なお、本来ならば衛生マスク10の内側に存在する微細粉塵吸着具1a、1bが点線で描かれるべきではあるが、微細粉塵吸着具1a、1bを使用していない場合と比較しても全く美観的に違いがない状況をより理解しやすくするために省略して描かれている)。
【0027】
図8は、微細粉塵吸着具1a(または1b)を貼り付けた上から衛生マスク10を装着する事により、衛生マスク10と粘着面5a(または5b)との間の隙間12を通る吸気気流91とともに流入してくる花粉や微細粉塵99が粘着面5a(または5b)に吸着されている様子を描いたイメージ図である(なお、本来ならば衛生マスク10に覆われる顔部は外観から見えないため点線で描かれるべきではあるが、花粉や微細粉塵99の吸着状況を理解しやすくするために実線で描かれている)。
【0028】
図9は、微細粉塵吸着具1a(または1b)を装着した上から衛生マスク10を装着したとしても呼吸のし難さはあまり変わらないという事を示す、吸気時には起毛11により形成される隙間12を通る吸気気流91が生じるとともにそもそも衛生マスク10を透過してくる吸気気流92が充分生じるという事を説明する図と、衛生マスク10の内側の気圧が低下する事により衛生マスク10が粘着面5a(または5b)側に貼りつき、隙間12のエリアが広がって花粉や微細粉塵99が吸着されやすい環境が形成される事を説明する図と、粘着面5a(または5b)の表面に沿って流入してくる花粉や微細粉塵99が隙間12を通過する際に吸気気流92によりさらに粘着面5a(または5b)側に吹き付けられて吸着されやすくなる事を説明する図と、吸気気流92によって衛生マスク10を透過してくるわずかな花粉や微細粉塵99が粘着面5a(または5b)の表面に沿って流れつつその一部が粘着面5a(または5b)に吸着される可能性がある事を説明する図の、以上4つの図をまとめて描いたイメージ断面図である。
【符号の説明】
【0029】
1a 微細粉塵吸着具(絆創膏様素材タイプ)
1b 微細粉塵吸着具(粘着性エラストマータイプ)
2 窓孔(鼻部と口部に対応する様に設けられた窓孔)
3a シート芯材(伸縮性のある、絆創膏様素材の芯材)
3b 粘着性エラストマーシート(水洗いする事により粘着性が復活する性質を持つエラストマー、あるいはエラストマーゲルにより形成されたシート素材)
4a 粘着面(シート芯材3aに形成された顔肌80に貼りつける側の粘着面)
4b 粘着面(粘着性エラストマーシート3bにより形成される、顔肌80に貼りつける側の粘着面)
5a 粘着面(シート芯材3aに形成された花粉や微細粉塵99を吸着する側の粘着面)
5b 粘着面(粘着性エラストマーシート3bにより形成される、花粉や微細粉塵99を吸着する側の粘着面)
9 剥離紙
10 衛生マスク(起毛を有した市販の衛生マスク)
11 起毛
12 隙間(起毛11により形成される、衛生マスク10と粘着面5a、5bとの間の隙間)
80 顔肌
81 鼻部
82 口部
91 吸気気流(隙間12の間を通る、第1の吸気気流)
92 吸気気流(衛生マスク10を透過してくる、第2の吸気気流)
99 花粉や微細粉塵
【要約】
【要 約】
【課 題】市中に流通している既存の衛生マスクのほとんどは起毛を有する布製か不織布製であるため、前記起毛により顔肌と前記衛生マスクの間にどうしても隙間が生じ、吸気時に外気が流入する気流が生じるとともにその気流にのって花粉や微細粉塵の一部が前記衛生マスクの内側に流入してくる事が避けられなかった。
【解決手段】本発明は表面に起毛を有する衛生マスクを装着した時にその内側に納まるとともに、顔肌に粘着する第1の粘着面と花粉や微細粉塵を吸着する第2の粘着面を有しつつ呼吸を阻害しないための口部と鼻部に対応した窓孔を設けた伸縮性のある両面粘着シートを備えた事などを特徴とする、既存の衛生マスクの使い心地を損なう事なく、前記第2の粘着面に花粉や微細粉塵を吸着させる事により前記衛生マスクが持つ花粉や微細粉塵の吸い込み抑制機能を高める事ができる、微細粉塵吸着具を提供するものである。
【選択図】図8
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9