特許第6572503号(P6572503)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6572503サーバシステム、アプリケーションプログラム配信サーバ、閲覧用端末、コンテンツ閲覧方法、アプリケーションプログラム、配信方法、アプリケーションプログラム配信方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6572503
(24)【登録日】2019年8月23日
(45)【発行日】2019年9月11日
(54)【発明の名称】サーバシステム、アプリケーションプログラム配信サーバ、閲覧用端末、コンテンツ閲覧方法、アプリケーションプログラム、配信方法、アプリケーションプログラム配信方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20190902BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20190902BHJP
   H04N 21/235 20110101ALI20190902BHJP
   G06F 3/0481 20130101ALI20190902BHJP
【FI】
   G06F13/00 550A
   H04N21/431
   H04N21/235
   G06F3/0481
【請求項の数】10
【全頁数】28
(21)【出願番号】特願2018-193849(P2018-193849)
(22)【出願日】2018年9月26日
【審査請求日】2018年9月26日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】598138327
【氏名又は名称】株式会社ドワンゴ
(72)【発明者】
【氏名】草野 一彦
【審査官】 小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−046198(JP,A)
【文献】 特開2009−077443(JP,A)
【文献】 特開2016−071887(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 3/0481
H04N 21/235
H04N 21/431
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを、閲覧用の各端末へ配信するコンテンツ配信部と、
前記閲覧用の各端末のいずれかにより前記コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報を、当該端末から受信して、当該端末を含む前記閲覧用の各端末において当該ユーザ投稿情報が前記表示タイミングで当該コンテンツ表示画面上に重畳されるように、当該ユーザ投稿情報を前記閲覧用の各端末へ配信するユーザ投稿情報配信部と、を単数または複数のサーバのいずれかに設けたサーバシステムにおいて、
前記閲覧用の各端末の内のいずれかである閲覧用端末が有するエリア選択部を用いて、前記コンテンツを表示中の画面の特定エリアが選択れると、以後、当該閲覧用端末において、前記選択が有効な期間中、前記選択された特定エリアの内部と外部とにおける前記ユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう制御を行うプログラムを、少なくとも当該閲覧用端末を含む、前記閲覧用の各端末へ配信する、プログラム配信部を更に備えたことを特徴とする、サーバシステム。
【請求項2】
前記表示の態様が、下記の(A)乃至(J)の内の少なくともいずれかであることを特徴とする、請求項1記載のサーバシステム。
(A)字情報表示の有無
(B)字情報表示の色彩
(C)字情報表示の透明度
(D)字情報表示の文字大きさ
(E)字情報の作成あるいは修正の履歴に応じた表示の変更
(F)字情報の意味あるいは属性に応じた表示の変更
(G)重なって表示される複数の字情報それぞれについての表示の有無または表示の順序
(H)前記エリア選択部を用いた操作実行時を除き表示がなされない字情報の表示実行
(I)字情報の中で、あらかじめ定めた基準により選択された文字情報についての表示の有無
(J)前記特定エリア内における広告表示の有無
【請求項3】
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを閲覧するための閲覧用の各端末へ、当該各端末にて動作をするアプリケーションプログラムをダウンロード配信する配信部を有する、アプリケーションプログラム配信サーバであって、
前記アプリケーションプログラムをダウンロード受信して動作中の前記閲覧用の各端末が、コンテンツ配信サーバが配信する前記コンテンツを受信して表示画面に表示をさせ、当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して前記表示タイミングで前記表示画面の当該コンテンツ表示に重畳させ、且つ、前記コンテンツを表示中の前記表示画面の特定エリアの選択なされると当該閲覧用端末において前記選択された特定エリアの内部と外部とにおける前記ユーザ投稿情報の表示の態様を異ならせる、それぞれの制御を行うよう前記アプリケーションプログラムが構成されたことを特徴とする、アプリケーションプログラム配信サーバ。
【請求項4】
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを閲覧するための閲覧用端末であって、
コンテンツ配信サーバが配信する前記コンテンツを受信して表示画面に表示をさせる、コンテンツ受信部と、
当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して、前記表示タイミングで前記表示画面中の当該コンテンツ表示に重畳させるユーザ投稿情報受信部と、
前記コンテンツを表示中の画面の特定エリアを選択する操作を可能とし、当該閲覧用端末における前記選択された特定エリアの内部と外部とにおいて前記ユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう、制御を行うエリア選択部と、を備えることを特徴とする、閲覧用端末。
【請求項5】
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを、閲覧用端末を用いて閲覧するためのコンテンツ閲覧方法であって、
前記閲覧用端末のコンテンツ受信部が、コンテンツ配信サーバが配信する前記コンテンツを受信して表示画面に表示をさせる、コンテンツ受信ステップと、
前記閲覧用端末のユーザ投稿情報受信部が、当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して、前記表示タイミングで前記表示画面の当該コンテンツ表示に重畳させるユーザ投稿情報受信ステップと、
前記閲覧用端末のエリア選択部が、前記コンテンツを表示中の画面の特定エリアの選択なされると、当該閲覧用端末において、前記選択された特定エリアの内部と外部とにおける前記ユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう制御を行うエリア選択ステップと、を備えることを特徴とする、コンテンツ閲覧方法。
【請求項6】
前記表示の態様が、下記の(A)乃至(J)の内の少なくともいずれかであることを特徴とする、請求項5記載のコンテンツ閲覧方法。
(A)字情報表示の有無
(B)字情報表示の色彩
(C)字情報表示の透明度
(D)字情報表示の文字大きさ
(E)字情報の作成あるいは修正の履歴に応じた表示の変更
(F)字情報の意味あるいは属性に応じた表示の変更
(G)重なって表示される複数の字情報それぞれについての表示の有無または表示の順序
(H)前記エリア選択部を用いた操作実行時を除き表示がなされない字情報の表示実行
(I)字情報の中で、あらかじめ定めた基準により選択された文字情報についての表示の有無
(J)前記特定エリア内における広告表示の有無
【請求項7】
前記エリア選択部が、下記の(ア)乃至(カ)の少なくともいずれかの構成を含むことを特徴とする、請求項5または6記載のコンテンツ閲覧方法。
(ア)マウスポインタ
(イ)カーソル移動操作キー
(ウ)突起物と、接触センシング機能付き表示パネルとの組み合わせ
(エ)光投射部と、光センシング機能付き表示パネルとの組み合わせ
(オ)使用者の視線方向をセンシングするデバイス
(カ)音声認識技術を用いた操作デバイス
【請求項8】
請求項5乃至7のいずれか1項に記載のコンテンツ閲覧方法の各ステップを前記閲覧用端末に実行させるアプリケーションプログラム。
【請求項9】
サーバシステムが有する単数または複数のサーバのいずれかに設けられたコンテンツ配信部が、生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを、閲覧用の各端末へ配信するコンテンツ配信ステップ、および、
前記各サーバのいずれかに設けられたユーザ投稿情報配信部が、前記閲覧用の各端末のいずれかにより前記コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報を当該端末から受信して、当該端末を含む前記閲覧用の各端末において当該ユーザ投稿情報が前記表示タイミングで当該コンテンツの表示画面上に重畳されるように、当該ユーザ投稿情報を前記閲覧用の各端末へ配信するユーザ投稿情報配信ステップ、を有する配信方法において、
前記閲覧用の各端末の内のいずれかである閲覧用端末が有するエリア選択部を用いて前記コンテンツを表示中の画面の特定エリアが選択れると、以後、当該閲覧用端末において、前記選択が有効な期間中、前記選択された特定エリアの内部と外部とにおける前記ユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう前記表示画面の制御を行うプログラムを、前記コンテンツ配信ステップおよびユーザ投稿情報配信ステップの実行に先立って、前記各サーバのいずれかに設けられたプログラム配信部が前記閲覧用端末を少なくとも含む前記閲覧用の各端末の一部または全部へ配信する、プログラム配信ステップを備えたことを特徴とする、配信方法。
【請求項10】
アプリケーションプログラム配信サーバの配信部が、生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを閲覧するための閲覧用の各端末へ、当該端末にて動作をするアプリケーションプログラムをダウンロード配信する、配信ステップを有するアプリケーションプログラム配信方法であって、
前記アプリケーションプログラムで動作中の前記閲覧用端末が、コンテンツ配信サーバが配信する前記コンテンツを受信して表示画面に表示をさせ、当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して前記表示タイミングで前記表示画面の当該コンテンツ表示に重畳させ、且つ、前記コンテンツを表示中の前記表示画面の特定エリアの選択なされると、当該閲覧用端末において、前記選択された特定エリアの内部と外部とにおける前記ユーザ投稿情報の表示の態様を異ならせる、それぞれの制御を行うよう構成されたことを特徴とする、アプリケーションプログラム配信方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、動画像および/または静止画像を含んだコンテンツの配信受信システム、あるいは電子書籍リーダーなどに好適な、サーバシステム、アプリケーションプログラム配信サーバ、閲覧用端末、コンテンツ閲覧方法、アプリケーションプログラム、配信方法、アプリケーションプログラム配信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は種々の分野で実施が可能であるが、動画像を含んだコンテンツの配信受信システムを例として従来技術の説明を行う。
【0003】
動画像を含むコンテンツをサーバからユーザ端末(パーソナルコンピュータ、タブレット端末、あるいはスマートフォン等)へ配信を行い、ユーザは端末の表示画面でコンテンツ再生画像を鑑賞する構成が知られている。
【0004】
例えば、下記の特許文献1では、画像投稿者があらかじめ投稿したコンテンツである投稿動画像に、他の視聴者であるコメント投稿者がコメント(テキストデータ)を投稿し、そのコメントは他の視聴者である第三者がこのコンテンツを自己の端末を用いて再生しようとする際に、再生画面のコンテンツに対して吹き出しの形で表示される、映像コメント入力・表示システムが開示されている。
【0005】
また、同じく特許文献2乃至4にもまた、あらかじめ投稿されている動画像コンテンツに対してコメント投稿者がコメントを投稿し、他の視聴者である第三者が、この動画像コンテンツ再生時に、投稿されたコメントを合わせて閲覧できるシステムの開示がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許出願公開 特開2003−283981
【特許文献2】特許出願公開 特開2016−105600
【特許文献3】特許出願公開 特開2009−212705
【特許文献4】特許出願公開 特開2018−55000
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記に説明をした、動画像コンテンツに対するコメントの投稿は、コンテンツの感想、称賛、意見、つぶやきなどを閲覧者であるコメント投稿者が行う場合が多く、コンテンツの再生シーンに合わせてコメント投稿者はコメントを投稿し、第三者がこのコンテンツを再生する際には、このように投稿された再生時間に同期してコメントの再生が行われる。
【0008】
このため人気のあるコンテンツ、あるいは一つのコンテンツの中でも注目度の高いシーンにコメントが集中する傾向があり、あまりに多くのコメントが投稿された再生シーンでは、再生画面がコメントで埋め尽くされてしまい、本来のコンテンツの画面を鑑賞する際に妨げとなる恐れがあった。
【0009】
この課題に対し、先に挙げた特許文献1開示構成は、特許文献1の図28および図40を再録した本願明細書付図である図15(A)および(B)に示すように、鑑賞をしたいコンテンツ(動画像)を表示画面の中央に小さく、小画面として表示し、コメントはその小画面外の周囲に吹き出しの形で表示をしていた。このため特許文献1開示構成では、コンテンツが小画面でのみ表示されるので、鑑賞には十分な大きさではない。また、小画面の周囲に吹き出しの形で表示されたコメントは、コメントの件数が多くなりコメントの文字数が多くなればすべてを表示することができない。
【0010】
同じく特許文献2開示構成では、その0084段落などに記載がある通り、動画を投稿して業者のサーバから配信がなされるシステムにおいて、この動画投稿者が指定をした特定のコメントを非表示とする機能、あるいは視聴者の指定で特定のコメントだけを画面から消す(画面に表示しない)機能を開示している。しかしながら動画投稿者が、表示をしないコメントを選択するのでは、視聴者が本来見たい動画表示のエリア、たとえば特定の出演者や表示アイテムをコメントに妨げられずに鑑賞したい、というニーズを満足できないし、視聴者が特定のコメントを指定して非表示としても、前提となるシステムでは動画表示画面において、各コメントは順次、画面の右から左へ移動して(スクロールして)表示されるので、ある特定のコメントだけが表示されないようにしても、他のコメントが自分が見たい出演者などの上にスクロール表示されるので、同じく特定の出演者や表示アイテムをコメントに妨げられずに鑑賞したい、というニーズを満足しない。
【0011】
同じく特許文献3開示構成では、その0034段落、0084段落などで、動画投稿者が、コンテンツ表示画面中の特定エリアにだけはコメントが表示されないようにする機能を開示している。しかし非表示エリアを動画投稿者が決定しそのまま配信されるのでは、テレビ放送番組において画面の構成を放送局が決定するのと同じことであり、視聴者の好み、選択は全く反映できない。ある視聴者はある出演者をコメントがかぶらない態様でしっかりと見たいと思うであろうし、他の視聴者は別な出演者をしっかりと見たいと思うかもしれない。さらに別な視聴者は、コメントもまた読みたいと思うかもしれない。このような多様な視聴者にニーズを、特許文献3開示構成は満足することができなかった。
【0012】
さらに、同じく特許文献4開示構成では、視聴者のPDA端末が傾いたり振動したりしている場合でもコメントが正常に(水平線に対してまっすぐに、静止して)表示されるという主旨の発明の発展形として、このPDAを視聴者がゆすって操作をすることで全コメントを消す、という機能に関する実施例の記載がある。視聴者の観賞用端末において、コメントをすべて表示させるか、あるいはすべて表示させないか、という選択機能は他の文献にも開示があり、このような機能では、コメントも読みたいが、自分の所望の対象(出演者など)もしっかりと鑑賞したい、というニーズを満足することができなかった。
【0013】
以上のとおり、本願発明はこれら従来技術にかかる課題を解決しようとするものであって、特に、投稿されたコメントがコンテンツとともに再生可能なコンテンツ配信システムなどにおいて、個々の視聴者の所望の対象をコメントに妨げられずに鑑賞することができるとともに、各コメントもまた閲覧が行える、サーバシステム、配信方法、コンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の各項に記載のサーバシステム、アプリケーションプログラム配信サーバ、閲覧用端末、コンテンツ閲覧方法、アプリケーションプログラム、配信方法、アプリケーションプログラム配信方法を提供する。
1)
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを、閲覧用の各端末へ配信するコンテンツ配信部と、
閲覧用の各端末のいずれかによりコンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報を、当該端末から受信して、当該端末を含む閲覧用の各端末において当該ユーザ投稿情報が表示タイミングで当該コンテンツ表示画面上に重畳されるように、当該ユーザ投稿情報を閲覧用の各端末へ配信するユーザ投稿情報配信部と、を単数または複数のサーバのいずれかに設けたサーバシステムにおいて、
閲覧用の各端末の内のいずれかである閲覧用端末が有するエリア選択部を用いて、コンテンツを表示中の画面の特定エリアが選択れると、以後、当該閲覧用端末において、選択が有効な期間中、選択された特定エリアの内部と外部とにおけるユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう制御を行うプログラムを、少なくとも当該閲覧用端末を含む、閲覧用の各端末へ配信する、プログラム配信部を更に備えたことを特徴とする、サーバシステム。
2)
表示の態様が、下記の(A)乃至(J)の内の少なくともいずれかであることを特徴とする、1)記載のサーバシステム。
(A)文字情報表示の有無
(B)文字情報表示の色彩
(C)文字情報表示の透明度
(D)文字情報表示の文字大きさ
(E)文字情報の作成あるいは修正の履歴に応じた表示の変更
(F)文字情報の意味あるいは属性に応じた表示の変更
(G)重なって表示される複数の文字情報それぞれについての表示の有無または表示の順序
(H)エリア選択部を用いた操作実行時を除き表示がなされない文字情報の表示実行
(I)文字情報の中で、あらかじめ定めた基準により選択された文字情報についての表示の有無
(J)特定エリア内における広告表示の有無
3)
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを閲覧するための閲覧用の各端末へ、当該各端末にて動作をするアプリケーションプログラムをダウンロード配信する配信部を有する、アプリケーションプログラム配信サーバであって、
アプリケーションプログラムをダウンロード受信して動作中の閲覧用の各端末が、コンテンツ配信サーバが配信するコンテンツを受信して表示画面に表示をさせ、当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して表示タイミングで表示画面の当該コンテンツ表示に重畳させ、且つ、コンテンツを表示中の表示画面の特定エリアの選択なされると当該閲覧用端末において選択された特定エリアの内部と外部とにおけるユーザ投稿情報の表示の態様を異ならせる、それぞれの制御を行うようアプリケーションプログラムが構成されたことを特徴とする、アプリケーションプログラム配信サーバ。
4)
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを閲覧するための閲覧用端末であって、
コンテンツ配信サーバが配信するコンテンツを受信して表示画面に表示をさせる、コンテンツ受信部と、
当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して、表示タイミングで表示画面中の当該コンテンツ表示に重畳させるユーザ投稿情報受信部と、
コンテンツを表示中の画面の特定エリアを選択する操作を可能とし、当該閲覧用端末における選択された特定エリアの内部と外部とにおいてユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう、制御を行うエリア選択部と、を備えることを特徴とする、閲覧用端末。
5)
生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを、閲覧用端末を用いて閲覧するためのコンテンツ閲覧方法であって、
閲覧用端末のコンテンツ受信部が、コンテンツ配信サーバが配信するコンテンツを受信して表示画面に表示をさせる、コンテンツ受信ステップと、
閲覧用端末のユーザ投稿情報受信部が、当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して、表示タイミングで表示画面の当該コンテンツ表示に重畳させるユーザ投稿情報受信ステップと、
閲覧用端末のエリア選択部が、コンテンツを表示中の画面の特定エリアの選択なされると、当該閲覧用端末において、選択された特定エリアの内部と外部とにおけるユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう制御を行うエリア選択ステップと、を備えることを特徴とする、コンテンツ閲覧方法。
6)
表示の態様が、下記の(A)乃至(J)の内の少なくともいずれかであることを特徴とする、5)記載のコンテンツ閲覧方法。
(A)文字情報表示の有無
(B)文字情報表示の色彩
(C)文字情報表示の透明度
(D)文字情報表示の文字大きさ
(E)文字情報の作成あるいは修正の履歴に応じた表示の変更
(F)文字情報の意味あるいは属性に応じた表示の変更
(G)重なって表示される複数の文字情報それぞれについての表示の有無または表示の順序
(H)エリア選択部を用いた操作実行時を除き表示がなされない文字情報の表示実行
(I)文字情報の中で、あらかじめ定めた基準により選択された文字情報についての表示の有無
(J)特定エリア内における広告表示の有無
7)
エリア選択部が、下記の(ア)乃至(カ)の少なくともいずれかの構成を含むことを特徴とする、5)または6)記載のコンテンツ閲覧方法。
(ア)マウスポインタ
(イ)カーソル移動操作キー
(ウ)突起物と、接触センシング機能付き表示パネルとの組み合わせ
(エ)光投射部と、光センシング機能付き表示パネルとの組み合わせ
(オ)使用者の視線方向をセンシングするデバイス
(カ)音声認識技術を用いた操作デバイス
8)
5)乃至7)のいずれか1項に記載のコンテンツ閲覧方法の各ステップを閲覧用端末に実行させるアプリケーションプログラム。
9)
サーバシステムが有する単数または複数のサーバのいずれかに設けられたコンテンツ配信部が、生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを、閲覧用の各端末へ配信するコンテンツ配信ステップ、および、
各サーバのいずれかに設けられたユーザ投稿情報配信部が、閲覧用の各端末のいずれかによりコンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報を当該端末から受信して、当該端末を含む閲覧用の各端末において当該ユーザ投稿情報が表示タイミングで当該コンテンツの表示画面上に重畳されるように、当該ユーザ投稿情報を閲覧用の各端末へ配信するユーザ投稿情報配信ステップ、を有する配信方法において、
閲覧用の各端末の内のいずれかである閲覧用端末が有するエリア選択部を用いてコンテンツを表示中の画面の特定エリアが選択れると、以後、当該閲覧用端末において、選択が有効な期間中、選択された特定エリアの内部と外部とにおけるユーザ投稿情報の表示の態様が異なるよう表示画面の制御を行うプログラムを、コンテンツ配信ステップおよびユーザ投稿情報配信ステップの実行に先立って、各サーバのいずれかに設けられたプログラム配信部が閲覧用端末を少なくとも含む閲覧用の各端末の一部または全部へ配信する、プログラム配信ステップを備えたことを特徴とする、配信方法。
10)
アプリケーションプログラム配信サーバの配信部が、生放送用または再生用の動画および/または画像のコンテンツを閲覧するための閲覧用の各端末へ、当該端末にて動作をするアプリケーションプログラムをダウンロード配信する、配信ステップを有するアプリケーションプログラム配信方法であって、
アプリケーションプログラムで動作中の閲覧用端末が、コンテンツ配信サーバが配信するコンテンツを受信して表示画面に表示をさせ、当該コンテンツを閲覧中のいずれかの端末より当該コンテンツの所望の表示タイミングで追加されたユーザ投稿情報をユーザ投稿情報配信サーバから受信して表示タイミングで表示画面の当該コンテンツ表示に重畳させ、且つ、コンテンツを表示中の表示画面の特定エリアの選択なされると、当該閲覧用端末において、選択された特定エリアの内部と外部とにおけるユーザ投稿情報の表示の態様を異ならせる、それぞれの制御を行うよう構成されたことを特徴とする、アプリケーションプログラム配信方法。
【発明の効果】
【0015】
上記のような構成を有することにより、本発明は、投稿されたコメントがコンテンツとともに再生可能なコンテンツ配信システムなどにおいて、個々の視聴者の所望の対象をコメントに妨げられずに鑑賞することができるとともに、各コメントもまた閲覧が行える、サーバシステム、アプリケーションプログラム配信サーバ、閲覧用端末、コンテンツ閲覧方法、アプリケーションプログラム、配信方法、アプリケーションプログラム配信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明にかかるコンテンツ配信受信システムの構成を模式的に示した図である。
図2図1のコンテンツ配信受信システムが有する視聴者端末の外観および構成を模式的に示した図である。
図3図1のコンテンツ配信受信システムが有する視聴者端末の外観および構成を模式的に示した図である。
図4図1のコンテンツ配信受信システムが有する視聴者端末の外観および構成を模式的に示した図である。
図5図4に示した視聴者端末の動作原理を模式的に示した図である。
図6図4に示した視聴者端末の動作原理を模式的に示した図である。
図7】本発明にかかる第1の実施の形態であるコンテンツ配信受信システムにおける視聴者端末の動作を説明するフローチャートである。
図8】本発明にかかる第1の実施の形態であるコンテンツ配信受信システムにおける視聴者端末の動作を説明するフローチャートである。
図9】本発明にかかる第3の実施の形態であるコンテンツ配信受信システムにおけるスマートフォンの外観模式図である。
図10図9に示したスマートフォンを用いた操作の例を示す模式図である。
図11】本発明にかかる第4の実施の形態であるコンテンツ配信受信システムの構成図である。
図12図11図示システムの動作を示すフローチャートである。
図13】本発明にかかる電子書籍リーダーの動作を説明するための模式図である。
図14】本発明にかかる電子書籍リーダーの動作を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
〔第1の実施の形態 〜 コンテンツ配信受信システム〕
以下、図1乃至図8を援用し、本発明にかかる第1の実施の形態である、コンテンツ配信受信システム1を説明する。
【0018】
なお、本実施形態に限らず本願明細書記載の各実施例は本発明実施の一例示にすぎず、種々の変形、他の技術との組み合わせによる実施が可能であり、それらもまた本発明に含まれる。
【0019】
また、以下に説明する各実施形態が有する構成は、本発明の実施態様であるサーバシステムが有する単数または複数のサーバのいずれかにまとまって配置されていてもよいし、あるいはこれらに含まれれる複数のサーバに分散して配置されていてもよい。
【0020】
本実施形態にかかるコンテンツ配信受信システム1の概要は、図1の構成模式図に示すように、あらかじめサーバ20にコンテンツ(動画像の番組)が保存されており、視聴者端末10からの要求に応じて、このコンテンツをこの視聴者端末10へ配信して再生鑑賞に供するものである。
【0021】
コンテンツ(番組)は動画像、静止画像、あるいはそれらの混合であってよく、中身は実写撮影番組、アニメーション番組、コンピュータグラフィックスによる仮想的なCG画像(2D空間、2.5D空間、3D空間)のいずれでも、あるいはそれらの混合による番組でもよい。またこのコンテンツは業者が制作した番組でもよいし、コンテンツ投稿者が先に業者へ投稿しそれが業者から各視聴者端末へ配信されてもよい。
【0022】
またこのコンテンツは、先に録画されて保存されていたデータでもよいし、あるいはリアルタイムに配信者から配信されるコンテンツである、いわゆる「生放送」でもよい。なお以下の説明では便宜上、コンテンツや対応コメントがあらかじめサーバ20に保存されている場合を中心に説明を行うが、コンテンツが生放送である場合、図示しない配信者端末(後に説明を行う)からコンテンツがサーバ20を経由して各視聴者端末へ配信されるとともに、配信を受けてコンテンツを鑑賞する視聴者端末からコメントがサーバ20に投稿され、投稿されコメントもまた、サーバ20から各視聴者端末へ配信されるので、生放送コンテンツを鑑賞する視聴者は、リアルタイムにコンテンツを鑑賞しつつ、その各シーンに対して投稿されたコメントをリアルタイムに閲覧することができる。
【0023】
本システム1は、詳細には、視聴者端末10、サーバ20、視聴者端末10と同じ構成を有する他の視聴者端末11、12、それら各端末10、11、12とサーバ20を相互にデータ交換可能に接続するインターネット通信網30とを含んでいる。なお、インターネット通信網30は他の態様による通信網、たとえば、LAN(Local Area Network)回線、インターネット通信網以外のWAN(Wide Area Network)回線とすることもできる。
【0024】
視聴者端末10は、パーソナルコンピュータあるいはPDA(Personal Digital Assistant 携帯情報端末)で好適に実現される端末であり、液晶(LCD)表示パネルなどで実現される表示パネル10−1、表示パネル10−1の表示制御を行うロジック回路構成である表示制御部10−2、当該視聴者端末20の種々の制御プログラム(ファームウエア)や、サーバ20から配信されたコンテンツおよびコメントの情報その他を記録するROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含むメモリ10−3、あらかじめ記録されてある制御プログラムに基づき視聴者端末10の各部の統制制御を行うCPU(Central Processing Unit)である制御部10−4、視聴者端末10外とのデータ送受信を行うインターフェイスである入出力インターフェイス10−5、操作者の操作に応じてデータ入力が可能なキーボード10−6、表示パネル10−1の画面上に表示されるマウスカーソル表示10−9を動かして操作者がポインティングを行うツールであるマウス10−7、視聴者端末10の各部をデータ相互送受可能に接続するデータバス線10−8、を備えている。
【0025】
なお、データバス線10−8に代えて、制御部10−4と、視聴者端末10内外にある各パーツとの間のデータ送信統制を行うチップセットを用いる構成としてもよい。
また、同じく図1図示のサーバ20は、外部とのデータ送受信を行うインターフェイスである入出力インターフェイス20−1、コンテンツ(番組)を外部に配信可能に記録するコンテンツ記憶部20−2、コンテンツを鑑賞している視聴者から受け付けた投稿コメントを、投稿された再生時間の情報とともに記録し、要求に応じて外部の端末へ配信するコメント記録部20−3、サーバ20内各部をデータ送受信可能に相互に接続するデータバス線20−4、あらかじめ記録されてある制御プログラムに基づきサーバ20の各部の統制制御を行うCPU(Central Processing Unit)である制御部20−5を備えている。
【0026】
同じく、データバス線20−4に代えて、制御部20−5と、サーバ20内外にある各パーツとの間のデータ送信統制を行うチップセットを用いる構成としてもよい。
【0027】
更にサーバ20は、後に説明するようにコンテンツ表示画面における特定の選択エリア内においてはコメントを非表示とする制御を行うプログラムであるジャバスクリプト(Java Script)、あるいは同じくコンテンツ表示画面における特定の選択エリア内においてはコメントを非表示とする制御を行うためのPDA用アプリケーションプログラム(いわゆる「アプリ」)をダウンロード可能に記録保存しているダウンロードプログラム記録部20−6を備えている。
【0028】
なお、ダウンロードプログラム記録部20−6等は、コンテンツあるいはコメントを記録するサーバ20以外の他のサーバに配置されていてもよい。
【0029】
すなわち、先に説明を行ったサーバ20の構成及び機能である、コンテンツ(番組)を外部に配信可能に記録するコンテンツ記憶部20−2、コンテンツを鑑賞している視聴者から受け付けた投稿コメントを投稿された再生時間の情報とともに記録し、要求に応じて外部の端末へ配信するコメント記録部20−3、コンテンツ表示画面における特定の選択エリア内においてはコメントを非表示とする制御を行うプログラムであるジャバスクリプト(Java Script)、あるいは同じくコンテンツ表示画面における特定の選択エリア内においてはコメントを非表示とする制御を行うためのPDA用アプリケーションプログラム(いわゆる「アプリ」)をダウンロード可能に記録保存しているダウンロードプログラム記録部20−6という各構成を、単数または複数のサーバを有するサーバシステムにおいて、各サーバのいずれかに配置し、これら各構成を有する各サーバが相互に連携を行って、上記あるいは下記に説明のあるサーバ20の機能あるいは動作と同じ機能あるいは動作を実現するようにすることも考えられる。
【0030】
次に、視聴者端末10の構成および動作について説明を行う。
【0031】
(システムが有する端末について)
先に説明した通り、コンテンツ(番組)のデータはあらかじめサーバ20、あるいはコンテンツの配信機能を有するサーバに蓄積され、そのサーバから視聴者端末10へ配信されてコンテンツの再生が行われる。
【0032】
ところで、このコンテンツ(番組)を製作する者(「配信者」と呼ぶ)が存在し、配信者は配信者端末と呼ぶパーソナルコンピュータからサーバ20等へ、自分が製作したコンテンツを投稿し、サーバ20などはこのコンテンツを閲覧ユーザが用いる各視聴者端末10、11,12と、配信者端末へ配信して閲覧再生に供する。
【0033】
また、コンテンツに対するコメントは、配信者端末からも、視聴者端末10からも、すなわち本システム1が有するあらゆる端末の少なくともいずれかより、サーバ20等に対して投稿を行うことができる。また、視聴者端末であるものの、コメントをサーバ20等へ投稿することができないよう、その資格が付与されていない端末も設けることが可能である。
【0034】
一方、コンテンツの再生に同期して表示がなされるコメントの表示の態様をマウス等の操作で変える操作は、上記の各視聴者端末10、11,12、配信者端末、およびコメントの投稿資格が付与されていない視聴者端末のいずれにても行うことができる。
そこで、以後の説明では、視聴者端末10を代表的な例として、その構成と動作を説明するが、その動作は配信者端末、およびコメントの投稿資格が付与されていない視聴者端末のいずれにても同様である。
【0035】
(視聴者端末10の構成と動作)
視聴者端末10の外観を模式的に示した図2において、視聴者端末10は表示パネル10−1を有しており、その表示画面中には、コンテンツ表示画面10−1aが表示されている。視聴者は、コンテンツを再生するために検索などの手段でサーバ20への接続用URL(Uniform Resource Locator)の情報を知り、周知の方法によりサーバ20へ接続を行うとサーバ20からのデータ送信に応じて、視聴者端末10には、サーバ20が提供するコンテンツ配信サービスのポータル画面(図示しない)が表示される。視聴者はポータル画面上での選択操作を行って自分が見たいコンテンツを選択し、再生させる。なお、ポータル画面を表示させるための情報を送信する、いわゆるポータルサーバを、先に説明したサーバ20とは異なるサーバとしてもよい。
【0036】
図2はこのようにしてコンテンツの再生が行われている状況を示しているが、説明のため、コメントの表示を省略している。
【0037】
すなわち図2の視聴者端末10では、表示パネル10−1内の表示画面中に、このコンテンツ配信サービスが提供するコンテンツ表示画面10−1aが現れており、その画面には樹木の表示10−1b、人物の表示10−1c、家屋の表示10−1dが現れている。
【0038】
表示パネル10−1の画面中には他にも、このコンテンツ配信サービスのポータル画面に戻るためのホームボタン表示10−1e、コンテンツの再生を終了させる停止ボタン表示10−1f、コンテンツの再生をポーズさせて静止画表示のままとするポーズボタン表示10−1g、コンテンツの再生をスタートさせたり、ポーズ中の再生を再開させる再生ボタン表示10−1h、コンテンツの再生開始時間を左端に、再生終了時間を右端に示して現在の再生時間をシークボタン表示10−1jの位置で示すためのインジケータであるシークバー表示10−1i、再生時間を示すとともにカーソルで移動させることにより再生時間の位置を変更操作するためのシークボタン表示10−1jが現れている。
【0039】
図3は、図2示の状況においてさらに、コメント10−1kがコンテンツ表示画面10−1a中に表示をしており、コメント10−1kとして例示しているものは、旅行の記録動画を想定したコンテンツの内容に対する、「アップしてくれてありがとう!!」「あっ、ここ知っている」、「俺も。」、「ワタシ、行ったことあるわ。」、「泊まったホテル名教えて!?」、「そこって、結構高くない?」、「そうでもないみたい。」、「料理の写真アップも希望」といった文言内容である。
【0040】
各コメント10−1kは、コメント投稿者が投稿を行ったコンテンツの再生時間に、コンテンツ表示画面上に表示される。従って、投稿されたコメントを後から見ることとなる視聴者は、コメント投稿者が投稿した対象のコンテンツのシーンを、投稿コメントとともに視聴することとなるので、コメントの意味や、コンテンツのシーンとコメントとの関係を十分に理解することが可能となる。
【0041】
なお、コンテンツが再生放送である場合には、例えばコンテンツ開始から60秒後の画面に対して投稿されたコメントは、後日に他の視聴者がこの同じコンテンツを再生した際に、同じく開始から60秒後の画面に重畳して、この視聴者の端末では表示がなされる。一方、コンテンツが生放送である場合には、例えば生放送開始から60秒後の画面に対して投稿されたコメントは、実質的にリアルタイムで、すなわち即座に、この生放送コンテンツを視聴する他の視聴者のコンテンツ表示画面上に表示されるので、生放送コンテンツの開始後60秒の画面上に重畳されたコメントを、他の視聴者も視認することができる。
【0042】
また、各コメント10−1kは、コンテンツ表示画面10−1aに重ねて(重畳させて)表示され、その表示がされる範囲はコンテンツ表示画面10−1aの範囲よりも大きくなっている。これは、コメント10−1kと、画像投稿者が投稿したコンテンツとを視聴者が区別しやくするためである。また各コメント10−1kは表示パネル10−1の右端から現れて次第に左に移動し(スクロールされ)左端に順次消えてゆくように表示される。
【0043】
図3図示の状況において各コメント10−1kは、樹木の表示10−1b、人物の表示10−1c、家屋の表示10−1dといった、コンテンツの表示対象物と重なって(被って)表示がなされている。この状態においては、各コメント10−1kはそのすべてが表示されており、視聴者の選択により図3図示のように表示をすることも可能であるが、もしも視聴者が人物の表示10−1cをしっかりと見たい思う場合には、そこに重なって(被さって)表示されるコメントは妨げになる恐れがある。
【0044】
図4は、このような視聴者の意向を満足するため、本発明の特徴的な機能を発揮させた状況を示したものであって、人物の表示10−1cは、視聴者がマウスカーソルの表示10−9を動かして選択操作された位置を中心としたエリア(図4の例示では円)、あるいはその他あらかじめ決められたルールで特定されるエリア10−1mで囲まれており、このエリア10−1m内ではコメント10−1kは非表示となり、人物の表示10−1cを視聴者は明瞭に鑑賞することができる。しかも各コメント10−1kは選択操作されたエリア10−1mの範囲外では従前どおり表示がなされており、先の説明のとおり各コメント10−1kは右から左へ流れるようにスクロール表示がされるので、各コメント10−1kの文言内容を読むうえで視聴者は大きな困難を感じることはない。
【0045】
なお、エリア10−1mを選択した結果が有効となる期間は、視聴者が配信サービスからログアウトするまで、でもよいし、あるいは選択後例えば5秒間有効としてさらにコメントを非表示としたい場合には再度選択のアクションを行うようにしてもよい。また、これら選択の有効期間はシステムにおいてデフォルトで設定されていてもよいし、視聴者が選択をできるようにしてもよい。
【0046】
すなわち、本システム1は、視聴者端末10において、表示画面中の特定の範囲を選択し、この選択が有効な期間中において、選択された範囲の内部と外部とでコメントの表示態様を異なるようにし、この結果、視聴者端末10が図4図示のような表示態様を実現することができるので、視聴者が望む対象(人物の表示10−1c)の明瞭な鑑賞と、各コメント10−1kの困難性の少ない閲覧とを両立することが可能である。
【0047】
次に、本システム1が図4図示のような機能を発揮する際の具体的な動作を、表示する1フレームの画像を生成する模式図である図5、関連する動作を視聴者端末10の動作を中心としてまとめたフローチャートである図7を用いて説明する。なお、各動作を行う主体や関連する構成の詳細は、先に本システム1の各構成を説明しているので、説明の重複を避けることとする。
【0048】
まず、サーバ20から視聴者端末10へ、視聴者が選択したコンテンツのデータと、このコンテンツに対して投稿されたコメントのデータとが送信される(ステップS101)。この例示においてコンテンツは動画であるため、1フレームの(動画における1枚の画像の)データ生成が連続的に行われ、それぞれ表示されることで動画像が表示パネル10−1に表示されることとなる。そこでまず、この動画の表示を行うためのコンテンツレイヤ43が1フレーム分生成される(ステップS102)。このコンテンツレイヤ43には図5に示すように、この視聴者が特に鑑賞したい人物の表示43−1が含まれている。
【0049】
次に、同じく送信されたコメントデータから、動画に重畳表示すべきコメントを表示するためのコメントレイヤ42が生成される(ステップS103)。先に説明をしたように、各コメントはそれが投稿されたコンテンツの再生時間の情報とともに記録され、視聴者端末10へ送信されるので、コンテンツレイヤ43と、それに対応して表示を行うべきコメントレイヤ42とは同期をとって生成することができる。そして、コンテンツレイヤ43上にコメントレイヤ42が重畳される(ステップS104)。
【0050】
コメントレイヤ42にはコメント42−1という文字列が含まれており、コメント42−1の無いエリアは透明な属性が付与されている。したがってコンテンツレイヤ43の上にコメントレイヤ42を重畳させると、動画像の上にコメント42−1が被さって表示されるとともに、コメント42−1がない位置では透明なコメントレイヤ42を通して動画像がそのまま視認できる。すなわち視聴者はコメント42−1の下に動画像を見ることができる。
【0051】
視聴者はマウス10−7を用いて、現在の表示画面中、コメントを表示させたくないエリアを選択することができ、その様なポインティングデバイスを用いてエリアが選択されているかどうかを制御部10−4が判断する(ステップS105)。
【0052】
ステップS105の結果がNOであれば、重畳済みのレイヤを1フレームの画像としてそのまま表示を行い(ステップS108)、コンテンツの再生が終端まで来たり、ポーズボタンが押されたり、あるいはコンテンツ再生が停止されていて次のフレームの表示が禁止されていないかを調べる(ステップS109)。次のフレームの表示が禁止されていれば一連のコンテンツ表示を終了し、禁止されていなければステップS102に戻り次のフレームの生成表示を行う。この結果、動画像コンテンツの画面表示(再生)が行われる。
【0053】
ステップS105においてエリアが選択されているのであれば、図5に示すような、選択されたエリアを切り取ったコンテンツ表示エリア41−1を含んだレイヤ41を生成する(ステップS106)。
【0054】
このレイヤ41では、選択されたエリア41−1には視聴者が見たい人物の表示41−2が含まれている一方、エリア41−1の外部は透明な属性を有している。
【0055】
ステップS104で生成した重畳レイヤの上に、更に、ステップS106で生成した重畳レイヤを重畳させる(ステップS107)。この結果、先に説明した図4に示す表示のように、人物の表示10−1cを囲んだエリア10−1m内はコメントが表示されず、エリア10−1cの外部には通常通りコメントが表示された1フレーム分の画像が生成され、この1フレーム分の画像を表示する(ステップS108)。その後、ステップS109の判断を経て同様の処理を行う。
【0056】
上に説明した画像の毎フレームの生成にかかわる動作は、その様に制御の記述を行ったジャバスクリプト(JavaScript)で記述された制御プログラムが、サーバ20あるいは、ジャバスクリプト(JavaScript)で記述された制御プログラムの配信機能を有する他のサーバから視聴者端末10へ、コンテンツデータ及びコメントデータとともに、あるいはこれらのデータとは独立に送信され記録され、視聴者端末10が表示を行う際に実行されることで実現する。
【0057】
以上のように処理を行うので、視聴者が見たい人物の表示10−1cを明瞭に妨害なく鑑賞閲覧ができる一方、エリア10−1m外ではコメント10−1kが、例えば画面右側から左側へスクロール表示されるので、コメント10−1kの各部位は必ず一度は表示パネル10−1内表示に現れるため、コメントの文言を閲覧することも大きな支障がない、という効果を奏することができる。
【0058】
〔第2の実施の形態 〜 コンテンツ配信受信システム〕
次に、同様なコンテンツ配信受信システムながら、コンテンツ画像フレームの生成動作の詳細を異ならせた別な実施形態について、図6図8を主に用いて説明を行う。なお、言及しない点は先に説明した第1の実施形態にかかるシステム1と同様である。
【0059】
本実施形態におけるフレームの生成に関する模式図である図6、同じくフレームの生成に関するプロセスを説明するフローチャートである図8のとおり、コンテンツデータおよびコメントデータがサーバ20から視聴者端末10へ配信され(ステップS201)、コンテンツレイヤが生成され(ステップS202)、コメントレイヤが生成される(ステップS203)。
【0060】
次に、視聴者がエリアを選択しているかどうかが判断され(ステップS204)、選択されていなければコンテンツレイヤの上にコメントレイヤが重畳され、先に説明をした図3のように、コンテンツ全画面の上に、コメントすべてが重なった(被った)画像が表示される。
【0061】
ステップS204でエリアが選択されていれば、生成されたコメントレイヤ51中において選択されたエリア51−2内ではコメントを表示しないように、改変を行う(ステップS205)。
【0062】
具体的には、例えば、ジャバスクリプトで記述される属性「mask」に、全体が不透明で中央の丸い領域のみ透明にした画像のURL(Uniform Resource Locator)を指定し、これを受けてブラウザプログラムは、ブラウザが表示をする際にmaskの画像が不透明な部分のみ、すなわち、選択されたエリア51−2の外側にあるコメントレイヤ51の画像のみを画面に表示するように制御するので、生成されたコメントレイヤ51中において選択されたエリア51−2内ではコメントが表示されない。
【0063】
そして、コンテンツレイヤ52の上に、選択されたエリア51−2中にはコメントが表示されないように改変されたコメントレイヤ51を重畳する(ステップS206)。
【0064】
この結果、改変されたコメントレイヤ51では、エリア51−2内は透明でコメントがなく、下に重ねられたコンテンツレイヤ52は、人物の表示52−1などがコメントがかぶらずに表示され、エリア51−2外では従前のとおりコンテンツ画像にコメントがかぶっている。
【0065】
なお、選択されたエリア51−2内ではコメントが表示されないようにする他の方法として、上の2つの例のようにレイヤを重畳して用いるのではなく、一定の時間毎に、「動画の画像を描画する」、「エリア51−2外のコメントを描画する」という動作を交互に繰り返す方法でもよい。
【0066】
本実施形態のシステムの効果が、先に説明をした第1の実施形態と同様である点は言うまでもない。
【0067】
〔第3の実施の形態 〜 コンテンツ配信受信システム〕
先に説明をした第1の実施の形態、第2の実施の形態では、図7および図8に記載のフローチャートのような特徴のある動作が、サーバ20から、パーソナルコンピュータで好適に実現される視聴者端末10へ配信されたジャバスクリプトの実行によって実現される点を説明した。
【0068】
ところで、視聴者端末10は、例示したパーソナルコンピュータに限らず、スマートフォンを含めたPDA(パーソナルデジタルアシスタント:携帯情報端末)でも実現しうる点は先に説明したとおりである。ところで、コメントを表示させない動画像表示エリアとして、エリア51−2を選択する操作を、パーソナルコンピュータで用いたマウスポインタ10−7から、PDAに好適な操作方法へ変えることは望ましい実施態様である。
【0069】
そこで、第3の実施形態として、視聴者端末10をスマートフォン9で実現した態様について説明する。
【0070】
本実施形態における視聴者端末は、汎用のスマートフォン9を用いており、あらかじめ知らされている動画像配信サービスのサイトへ、そのURL(ユニフォームリソースロケータ)の情報などに基づいて接続し、以下、図2図3などを用いて先に説明をしたパーソナルコンピュータによる実施態様と同様に、動画像コンテンツ、コメントなどを表示する。
【0071】
図9は、このようにして、動画像配信サービスに接続しているスマートフォン9の外観を模式的に示したもので、表示パネル9−1内にコンテンツ表示画面9−3と、コメント9−2とが表示されており、コンテンツ表示画面9−3内には、後で説明を行う操作によって選択されたエリア9−4があり、そのエリア9−4内には人物の表示9−5は視認可能に描画されているものの、コメント9−2は表示がされていない。
【0072】
図10は、本実施形態における、選択されたエリア9−4を操作者が選択するための操作を、例示として複数挙げたものである。なお、これら例示に限定されずに実施をすることが可能であり、いずれも本発明の範囲に含まれる。
【0073】
すなわち、図10(A)は、操作者がしっかり視認をしたい対象である人物の表示9−5を直接、操作者の指9−6で触れるタッピング操作を示す。タッピング操作を行うと、人物の表示9−5を中心とした一定範囲の円形エリアが選択されたエリア9−4となり、エリア9−4内ではコメント9−2は表示されない。なお、エリアの形状は例示した円形に限らず他の形状でもよいし、予めいくつか与えられた形状から選択をしたり、あるいは形状を任意に設定可能としてもよい。この点は本明細書の各実施例について共通である。
【0074】
また、図10(B)は、同じタッピング操作ながら、指9−6の先の所定距離にある所定面積のエリアを選択するもので、このようにすることで指9−6で人物の表示9−5が隠れてしまい見えなくなることが起きない。
【0075】
また、図10(C)は、2本の指9−6で所望のエリアを挟む、ピンチング操作を示すもので、ピンチされたエリアが選択されたエリア9−4となる。
【0076】
さらに、図10(D)は、画面9−3内の一定の範囲を指9−6が滑って移動するスワイプ(swipe)操作を示す図であり、指9−6が滑って移動した範囲に、所定の円形エリアが選択されたエリア9−4として含まれるように操作を行う。
【0077】
その他、スマートフォンを含む様々なPDAのタッチセンサー式表示パネルで用いられるすべての操作方法から、適宜、選択方法を選んで用いることができる。
【0078】
〔第4の実施の形態 〜 スマートフォンアプリを用いたコンテンツ配信受信システム〕
先に説明を行った第3の実施の形態にかかるコンテンツ配信サーバは、視聴者端末としてスマートフォン9を用いるものの、その動作は第1の実施の形態にて説明を行った、パーソナルコンピュータを主に視聴者端末10として用いるコンテンツ配信受信システム1と、構成および動作において共通点が多いものであった。
【0079】
一方、同じくスマートフォンを視聴者端末として用いるものの、コンテンツ配信サービスを閲覧するための専用のアプリケーションプログラム(以下、一般的な呼び名に従い「アプリ」とも呼ぶ)をあらかじめダウンロードして当該スマートフォンにインストールし、以後の閲覧に用いる構成、動作としてもよい。
【0080】
ところで、スマートフォン用アプリでは、あるタスクを実行するための専用アプリではあるけれども中身はブラウザそのものというアプリが多く見受けられ、これらは通称、「ガワネイティブアプリ」、「側ネイティブアプリ」、「ハイブリッドアプリ」などとも呼ばれている。
【0081】
本実施形態のスマートフォンアプリは、このようなガワネイティブアプリとは異なり、先の各実施例で説明をしたような、選択エリア内部と外部とでコメントの表示態様を異ならせる、などの本発明の特徴的な動作を実現するための機能が、アプリ本体に実装されている。すなわち、先の実施形態ではサーバから動画とともに送信されるジャバスクリプト実行プログラムがこのような機能を担っていたのに対し、本実施形態では、前もってスマートフォンにダウンロードされるアプリ自体に、選択エリア内部と外部とでコメントの表示態様を異ならせるなどの機能が記述されている。
【0082】
このようなスマートフォンアプリを用いたコンテンツ配信受信システム100を、図11図12を主に参照して説明を行う。
【0083】
本実施形態にかかるスマートフォンアプリを用いたコンテンツ配信受信システム100は、コンテンツ配信サーバ20、スマートフォン110、アプリダウンロードサーバ120を有していて、それらがインターネット通信網30に代表される通信路で相互にデータ送受信可能に接続されている。また、他のユーザがコンテンツを閲覧するための、他の視聴者端末11,12がシステム100には含まれている。
【0084】
スマートフォン110は、液晶(LCD)表示パネルなどで実現される表示パネル110−1、表示パネル110−1の表示制御を行うロジック回路構成である表示制御部110−2、当該スマートフォン110の種々の制御プログラム(ファームウエア)や、アプリダウンロードサーバ120からダウンロードされた種々のアプリケーションプログラム(アプリ)、コンテンツ配信サーバ20から配信されたコンテンツおよびコメントの情報その他を記録する構成である、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含むメモリ110−3を備えている。
【0085】
また、あらかじめ記録されてある制御プログラムに基づきスマートフォン110の各部の統制制御を行うCPU(Central Processing Unit)である制御部110−4、スマートフォン110と外部とのデータ送受信を行うインターフェイスである入出力インターフェイス110−5、視聴者端末10の各部をデータ相互送受可能に接続するデータバス線110−8、を備えている。
【0086】
なお、データバス線110−8に代えて、制御部110−4と、スマートフォン110内外にある各パーツとの間のデータ送信統制を行うチップセットを用いる構成としてもよい。
【0087】
また、同じく図11図示のコンテンツ配信サーバ20は、先に第1の実施の形態で説明をした、コンテンツ配信受信システム1に含まれるコンテンツ配信サーバ20と同様の構成を有している。
【0088】
アプリダウンロードサーバ120は、少なくともスマートフォン110を含め、その他の端末からの要求に応じて、スマートフォン用アプリケーションプログラム(いわゆる「アプリ」)をダウンロードに供するサーバであって、外部とのデータ送受信を行うインターフェイスである入出力インターフェイス120−1、サーバ120内各部をデータ送受信可能に相互に接続するデータバス線120−4、あらかじめ記録されてある制御プログラムに基づきサーバ120の各部の統制制御を行うCPU(Central Processing Unit)である制御部120−5を備えている。
【0089】
同じく、データバス線120−4に代えて、制御部120−5と、サーバ120内外にある各パーツとの間のデータ送信統制を行うチップセットを用いる構成としてもよい。
【0090】
視聴者端末11,12はそれぞれ、先に第1の実施の形態で説明した視聴者端末10と同じ構成であるか、または本実施形態のスマートフォン110と同じ構成を有している。
【0091】
次に、本システム100の動作を説明するフローチャートである図12に基づいて、本システム100の動作を説明する。
【0092】
まず、コンテンツの閲覧をしたいユーザである操作者は、スマートフォン110を用いて、予め用意されたURL(ユニフォームリソースロケータ)情報などに基づいて、所望のコンテンツ配信サービスの専用アプリのダウンロードが可能な、アプリダウンロードサーバ120に接続し、当該アプリのダウンロードを申し込む(ステップS301)。
【0093】
サーバ120は、申し込みに応じてダウンロードの許可を行い、ユーザはスマートフォン110に対するダウンロードを実行する(ステップS302)。この結果、コンテンツ配信サービス専用のアプリがユーザのスマートフォン110にインストールされることとなる。
【0094】
ユーザが、このコンテンツ配信サービスでのコンテンツの閲覧を望む場合には、先に説明した各実施例では、スマートフォン110に備えられている汎用ブラウザにてこの配信サービス用のサーバ、すなわちコンテンツ配信サーバ20にアクセスをしていたが、本実施形態では、先にインストールされた専用アプリを起動することとなる。
【0095】
起動された専用アプリは、汎用ブラウザを用いずに直接、配信サーバ20にアクセスし、アプリが立ち上げる表示画面として、先の実施形態で参照した図9と同様に、コンテンツの表示を行う(ステップS303)。
【0096】
コンテンツを表示するに際して、先に各実施形態で説明をしたように、選択されたエリア内でコメントを表示しないので(ステップS304)、各実施形態で説明をしたのと同様の効果が、本実施形態でも発揮されるとともに、汎用のブラウザ経由ではなく専用アプリによって各動作が実行されるので、描画の速度や信頼性、操作性などがより高い。
【0097】
〔第5の実施の形態 〜 コンテンツ配信受信システム〕
先に説明を行った、第1乃至第4の実施の形態にかかるシステムでは、視聴者が選択したエリア内においてコメントを非表示とした。
【0098】
本発明の実施においてはこれに限らず、エリア内のコメントの表示の態様と、エリア外におけるコメントの表示の態様とを異ならせることにより種々の効果を奏するものである。具体的な実施のための構成は先に説明した各実施形態から容易に類推が可能であるので、煩雑さをさけるため繰り返し説明を行うことは避けることとする。
【0099】
なお、本実施形態には、次の点が含まれている。すなわち、選択されたエリアの内部と外部とで異なる態様とする表示が、文字情報表示の有無、文字情報表示の色彩、文字情報表示の透明度、文字情報表示の文字大きさ、文字情報の作成あるいは修正の履歴に応じた表示の変更、文字情報の意味あるいは属性に応じた表示の変更、重なって表示される複数の文字情報それぞれについての表示の有無または表示の順序、エリア選択部を用いた操作実行時を除き表示がなされない文字情報の表示実行、文字情報の中であらかじめ定めた基準により選択された文字情報についての表示の有無、および、特定エリア内における広告表示の有無、とした点であり、これら複数の態様の内から少なくともいずれかを選んだ態様である点である。
【0100】
(エリア外での表示実行)
まず、エリア外においてはコメントを表示させず、エリア内ではコメントを表示させれば、視聴者は見たいエリアのみでコメントを読めるので、コンテンツ画像全体の観賞に対するコメントの阻害が小さくなる。
【0101】
(表示色彩、透明度、文字大きさの変更)
また、同様にエリア内外でコメントを表示する色彩を異ならせることにより、同様に視聴者が望む態様にてコンテンツとコメントとを表示させることができる。
【0102】
さらに、コメントの文字列の透明度、文字大きさをエリア内外で異なる態様としてもよい。
【0103】
(コメント投稿あるいは修正の履歴に応じた表示変更)
コメントが作成あるいは投稿された時間の情報、修正された履歴の情報に応じて、先に説明したようなコメントの表示態様を異ならせるようにすれば、最新のコメントだけを得選択したエリア内で閲覧できる、一番古いコメントだけを閲覧できるなどの効果が生じる。
【0104】
(コメントの属性に応じた表示の変更)
コメントの属性、例えば誰が投稿をしたかに基づいて上記のような表示態様をエリア内外で異ならせるようにすれば、例えば自分が気に入った、あるいはリスペクトしている投稿者のコメントだけを閲覧するようにしたり、あるいは自分が読みたくない投稿者のコメントを特定アリア内で表示させず、ストレスを感じない、などの効果を生じる。
【0105】
(表示するコメントの数の制限、重なったコメントにおける選択)
また、コメントが複数重なって個々のコメントが読みづらい場合に、重なるコメントの数を制限するとか、一番下の(一番古い)コメントだけを表示するなどとしてもよい。
【0106】
(隠れコメントの表示)
また、普段は表示がされないコメントであるが、エリア選択部を用いて選択操作を行った場合にのみ表示される、いわゆる「隠れ(隠し)コメント」を設定し、その様なコメントをエリア内あるいはエリア外で表示するようにしてもよい。
【0107】
(非表示単語の非表示)
教育上、宗教上のタブーな単語、自分が読みたくない単語、などをあらかじめ辞書登録しておき、選択エリア内あるいはエリア外では、それら単語だけは表示をされない、あるいは表示をされるようにしてもよい。
【0108】
(広告への置き換え)
コメントを、選択したエリア内では読みたくないが、動画の観賞を阻害しない程度の広告表示(バナー広告など)を容認するようにした場合、商業用途の価値が上がり、ユーザにとってはシステム使用料負担を免れることができるなどのメリットが生じるので、その様に変形をしてもよい。
【0109】
(プレミアム会員の投稿コメント取り扱い)
動画などコンテンツ配信システムでは、ユーザがだれでも無料で閲覧できるシステム、有料登録者のみ閲覧できるシステム、一定の範囲(例えばタイトル、閲覧時間)までは無料でその先は有料登録を求めるもの、などシステム運営の考え方は様々である。一部のユーザが有料登録会員(プレミアム会員)である場合、その様な会員の立場からは、無料会員にはない特典(プレミアム)が存在すれば、引き続き有料登録を維持するモチベーションともなりうる。そこで、選択されたエリア内ではコメントを非表示とするものの、有料登録会員(プレミアム会員)が投稿したコメントのみは非表示にできないようにすることも有効である。
【0110】
更に、そのような通常非表示にできないコメントについて、もしも、閲覧ユーザが課金に応じるか、あるいは閲覧ユーザ自らも有料登録をすれば非表示にできる、といった方法としてもよい。
【0111】
(コメントや投稿者の評価に応じた対応)
投稿されたコメント、あるいは投稿者に対して閲覧ユーザが評価を行うシステムがある。そのようなシステムにおいて、評価に応じて選択エリア内外でのコメントの表示態様を異ならせるようにしてもよい。
【0112】
例えば、選択エリア内では評価の高いコメント、あるいは評価の高い投稿者によるコメントのみを表示するようにすれば、閲覧するユーザは信頼性の高い情報を表示コメントから得ることができる。逆に、評価の低いコメント、評価の低い投稿者のコメントのみを表示させれば、普段触れる機会の少ない意外な情報、意外な見方に接することもできる。
【0113】
(他言語への翻訳)
選択されたエリア内または外で、オリジナルが日本語で投稿されたコメントを機械翻訳して英語あるいは他の言語にて表示をしてもよい。日本で運営されている動画コンテンツ配信サービスを外国人閲覧ユーザが利用する場合に便利である。
【0114】
(コメントのぼかし、モザイク加工)
選択エリア内でコメントを非表示とすると、そもそもコメントが投稿された事実に気づけない恐れがある。そこで、コメントを完全に非表示とするのではなく、ぼかす(輪郭を周囲に溶け込ませる)処理や、モザイク加工処理をしてもよい。モザイク加工をする際に、周囲の動画表示データと合わせて加工を行うと、周囲に自然に溶け込んで動画像の鑑賞の妨げとなりにくい。
【0115】
(選択エリアの移動)
マウス等で選択した特定のエリアを、表示画面上において同じ位置のままとするのではなく、コメント表示が例えば右から左の方向へスクロール表示されるのに合わせて、選択エリアもまた例えば右から左へ移動するようにすれば、同じコメントを引き続き長時間にわたって読むことができるので、ユーザは読みやすさを感ずることができる。
【0116】
あるいは、閲覧ユーザがしっかりと見たい動画コンテンツの対象(例えば人物)が表示画面内で移動した場合に、選択エリアもまた追随して移動するようにすれば、閲覧ユーザの操作上の利便性が向上する。
【0117】
逆に、選択エリアが常に上方など一定の動きをしたり、ランダムな方向へ移動方向を変えたりすれば、演出上の面白さが得られる。
【0118】
(選択エリアの形状や範囲についてのバリエーション)
先の説明では、選択エリアを円形として例示説明したが、これに限ることなく、長方形、正方形、楕円、あるいは任意の形状としてもよい。また選択エリアは選択後に次第に大きさが増大するよう構成するか、あるいは大きさが減少するようにしてもよい。
【0119】
また、選択エリアは、例えばマウスを用いる場合にマウスのクリックボタンを押している間のみ選択が有効とする方法、クリックボタンを離しても他の操作(例えば再度のボタン押し)がされるまでは有効とする方法、クリックボタンを押した後一定時間は有効とする方法、なども考えられる。
【0120】
また、特定の形状の選択エリアではなく、例えば表示画面の上半分、右半分といった広範囲な選択をしてもよい。さらに、選択エリアの大きさを一定とせず、選択後次第にエリア面積が広がるようにして演出効果を高めるようにしてもよい。
【0121】
また、他の態様として、普段のコンテンツ閲覧では表示されないコメント(いわゆる「隠しコメント」)が、選択されたエリア内では表示されるようにするか、ユーザが表示を望まないワード、例えばネガティブな意味の言葉や、子供には読ませるべきではない言葉などを、選択されたエリア内では表示をしないようにしてもよい。
【0122】
また、エリアを選択することで初めて、エリア内で、広告が表示されるようにするか、逆に選択されたエリア外で広告が表示され、エリア内では表示がされないようにしてもよい。
【0123】
また、このコンテンツ配信サービスにおいて、通常会員と異なり有料アカウントを有するユーザ、あるいは料金が通常より高いユーザである、いわゆるプレミアム会員のコメントを優遇し、選択されたエリア内でも、他のユーザのコメントが非表示となるのとは異なり、表示が続くようにすれば、プレミアム会員に対するインセンティブとして活用ができる。さらに、これらプレミアム会員のコメントをも非表示としたいユーザに対しては、有料サービスとして非表示としてもよい。
【0124】
またコメントを行うユーザについては、そのコメントの内容などから他のユーザからの評価がついている場合があり、評価が高いユーザのみを、選択されたエリア内で表示するようにすれば、閲覧を行うユーザは信頼度の高いコメントを閲覧できるし、コメントを行う立場からは、よりよいコメントを行うインセンティブとなる。
【0125】
これら各態様は組み合わせて実施してももちろんよい。
【0126】
〔第6の実施の形態 〜 電子書籍リーダー〕
キンドル(登録商標)など電子書籍を閲覧するためのリーダーが知られており、本発明はこの電子書籍リーダーにも適用実施することができる。なお、先に説明を行ったコンテンツ配信受信システム実施形態における、特にコメントの表示のための構成、選択されたエリア内でコメントを非表示としたり、逆にエリア外でコメントを非表示としたりする各構成と同様であるので、繰り返しを避けるため、詳細な構成の説明を省略する。
【0127】
例えば、動画コンテンツはフレーム単位の画像が連続的に再生されて動画像が表示されるが、電子書籍ではページ単位で文字情報、画像情報が収納され、ページをめくる操作によって閲覧が続行される点などが相違している。
【0128】
図13図14は本発明にかかる電子書籍リーダー61を模式的に示す図であり、例示として夏目漱石著「吾輩は猫である」(パブリックドメイン)の冒頭部分を用いている。
【0129】
電子書籍リーダー61には表示画面61−1が設けられており、表示画面には電子書籍コンテンツの本文62と、振り仮名63とが表示されている([図13](A))。
【0130】
操作者は自分の指65、あるいはスタイラスペンのような突起状の器具とタッチパネルのようなセンシングデバイスとの組み合わせを用いて表示画面の一部をタップすると、タップされたエリア64内において振り仮名を非表示とすることができる([図13](B))し、あるいはエリア64内で振り仮名を表示させ、エリア64外で非表示とすることもできる([図13](C))。
【0131】
特にスマートフォンは表示画面が小さいので、指でタップをしてエリア64を選択すると、選択したエリア64内の表示が見づらい恐れがある。
【0132】
そこで、タップした位置から所定距離dだけ離れたエリア64を選択エリアとしたり([図14](A))、指65でタップした位置から上方にあるエリアすべて66を選択エリアとしたり([図14](B))、指65を表示画面上で滑らせるスワイプ動作によりエリア67を選択するようにしてもよい([図14](C))。
【0133】
ほかに、指によるタップを連打してエリアを選択し、この結果、選択エリアが次第に広がるようにすれば演出上の効果が高まる。
【0134】
〔第7の実施の形態 〜 ポインティングデバイス選択のバリエーション〕
先に説明を行った各実施形態である、コンテンツ配信受信システムでは、エリアを選択する手段として、パーソナルコンピュータを用いる場合にはマウスを、スマートフォンを用いる場合には操作者の指を、電子書籍リーダーあるいはスマートフォンでは同じくエリア選択する手段として操作者の指、あるは突起状の器具である例えばスタイラスペンとセンシング手段との組み合わせを主に例示とし説明した。
【0135】
いうまでもなくエリア選択のためのポインティング手段としてはこれに限ることなく、キーボードに含まれるカーソル移動操作キー、レーザポインタのような光投射部と光センシング機能付き表示パネルとの組み合わせ、使用者の視線方向をセンシングするデバイスなどを用いることができる。
【0136】
更に、ユーザの発声などを音声認識し、例えば「画面の左半分」、「もっと下、そこ」といった指示を理解してエリアを選択する方法もある。
【0137】
また、カーソルキーを連打したり、あるいはタッチセンサー画面における指のタッピングを連打して、連打中はコメントの別態様表示が有効となるように構成をしてもよい。このような構成が求められる理由は、ゲームや種々のユーザインターフェースなどでこのような連打による操作が用いられており、動画の再生閲覧を行うユーザにも親和性が高い操作方法であるからである。
【0138】
本発明の実施にあたっては、先に説明を行った各実施形態の構成の組み合わせ、従来技術とこれら組み合わせとの組み合わせとしてもよく、これらもまた本発明の実施に相当する。
【0139】
また、先にそれぞれ説明を行った本発明にかかる各実施形態の説明では、配信用サーバに予めコンテンツ(番組)が記録されており、視聴者端末からの要求に応じてこのコンテンツを配信者サーバからそのまま視聴者端末へ配信して閲覧に供する構成を例として説明を行った。
【0140】
しかしながらこのように構成をする点は本発明の実施に当たり必須なものでも本質的なものでもない。すなわちリアルタイムに放送する、いわゆる生放送の場合もありうる。
生放送を視聴する視聴者は、現在放送中のコンテンツに対してリアルタイムにコメントを送信し、送信されたコメントはそのままリアルタイムに生放送画面に表示がなされる。
【0141】
このような生放送においても、先に説明をしたコンテンツ再生時のコメントの別態様表示を行うことができ、同様の効果を奏するものであり、本発明に含まれる。
【0142】
(発明の効果の説明)
本発明によれば、投稿されたコメントがコンテンツとともに再生可能なコンテンツ配信システムなどにおいて、個々の視聴者の所望の対象をコメントに妨げられずに鑑賞することができるとともに、各コメントもまた閲覧が行える、サーバシステム、配信方法、コンピュータプログラムを提供することができる。
【0143】
本発明は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0144】
1 コンテンツ配信受信システム
9 スマートフォン
9−1 表示パネル
9−2 コメント
9−3 コンテンツ表示画面
9−4 選択されたエリア
9−5 人物の表示
9−6 操作者の指
10 視聴者端末
10−1 表示パネル
10−1a コンテンツ表示画面
10−1b 樹木の表示
10−1c 人物の表示
10−1d 家屋の表示
10−1e ホームボタン表示
10−1f 停止ボタン表示
10−1g ポーズボタン表示
10−1h 再生ボタン表示
10−1i シークバー表示
10−1j シークボタン表示
10−1k コメント表示
10−1m 選択されたエリア
10−2 表示制御部
10−3 メモリ
10−4 制御部
10−5 入出力インターフェイス
10−6 キーボード
10−7 マウス
10−8 データバス線
10−9 マウスカーソル表示
11 視聴者端末
12 視聴者端末
20 配信サーバ
20−1 入出力インターフェイス
20−2 コンテンツ記録部
20−3 コメント記録部
20−4 データバス線
20−5 制御部
20−6 ダウンロードプログラム記録部
30 インターネット通信網
41 重畳レイヤ
41−1 切り取られたコンテンツ表示エリア
41−2 人物の表示
42 コメントレイヤ
42−1 コメント
43 コンテンツレイヤ
43−1 人物の表示
51 コメントレイヤ
51−1 コメント
51−2 コメント非表示エリア
52 コンテンツレイヤ
52−1 人物の表示
61 電子書籍リーダー
61−1 電子書籍表示画面
62 電子書籍の本文
63 電子書籍のふり仮名
64 選択されたエリア
65 操作者の指
66 選択されたエリア
67 選択されたエリア
【要約】      (修正有)
【課題】コンテンツの再生画面にある個々の視聴者の所望の対象をコメントに妨げられずに鑑賞することができ、各コメントもまた閲覧が行える、サーバシステム、アプリケーションプログラム配信サーバ、閲覧用端末、コンテンツ閲覧方法、アプリケーションプログラム、配信方法及びアプリケーションプログラム配信方法を提供する。
【解決手段】視聴者端末10の表示パネル10−1上で人物の表示10−1cは、視聴者がマウスカーソルの表示10−9を動かして選択操作された位置を中心としたエリア、あるいはその他あらかじめ決められたルールで特定されるエリア10−1mで囲まれており、このエリア10−1m内ではコメントは非表示となり、人物の表示10−1cを視聴者は明瞭に鑑賞することができる。しかも各コメントはエリア10−1mの範囲外では従前どおり表示がなされており、各コメントは右から左へ流れるようにスクロール表示がされる。
【選択図】図4
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14