特許6572868IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

内燃機関の点火装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

図16(a)は、図14を参照して説明したレールプラグ100における放電開始からの時間(ms)と放電電流(A)の関係を示すグラフであり、図16(b)はレールプラグ100における放電開始からの時間(ms)とプラズマ長(mm)との関係を示すグラフである。図16に示されるように、導体のインダクタンスL1が大きくなるほど、放電電流は小さくなり、プラズマ長が延びる傾向にあることが判る。 しかしながら、レールプラグ100では電極1,2自身を流れる電流によってプラズマPに作用するローレンツ力Fを生じさせる磁界Bを形成するため、図16(a)に示すように、50A〜200Aの電流が必要になる。したがって、このような大電流によってプラズマPを繰返し生じさせると、電極1,2が溶解等の不具合が生じる。また、比較的低電流(例えば、100mA)でプラズマを生じさせる例えば車両用内燃機関の点火プラグに用いることができない。 本発明の目的は、消費電力を低減しながら点火改善を図れる内燃機関の点火装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る内燃機関の点火装置は、内燃機関のシリンダ内に形成される燃焼室の軸方向端部に先端部が露出して配置され、前記先端部において互いに対向して設けられる中心電極および接地電極を有する点火プラグと、前記燃焼室の軸方向端部に噴出した気流によって前記中心電極と前記接地電極との間に互いの対向方向と直交する方向へ略U字状に延びて形成された火花放電路を含む略二次元平面に対して、磁界ベクトルが略垂直に貫・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る内燃機関の点火装置によれば、点火プラグによって生じた火花放電路に作用させる磁界を形成する磁界形成手段を別途設けたことで、上述したレールプラグに比べて消費電力を大幅に低減することができる。また、磁界形成手段によって形成された磁界によって、略U字状に形成されている火花放電路にローレンツ力が作用することで、火花放電路を伸長させることができる。これにより、燃焼室内における点火改善を図れる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1(a)は本発明の第1実施形態である内燃機関の点火装置を示す図であり、(b)は(a)中のA−A断面図であり、(c)は(b)中のC−C断面図である。

【図2】火花放電路にローレンツ力が作用する原理を説明するための図である。

【図3】ローレンツ力の試算に用いたモデルを示す図である。

【図4】(a)は磁界と火花放電路に作用するローレンツ力との関係を示すグラフであり、(b)は時間と火花放電路の移動距離との関係を示すグラフである。

【図5】第1実施形態である内燃機関の点火装置の作用を説明するための図1(b)と同様の図である。

【図6】第2実施形態である内燃機関の点火装置を示す図1(a)と同様の図である。

【図7】第3実施形態である内燃機関の点火装置を示す図1(a)と同様の図である。

【図8】第4実施形態である内燃機関の点火装置を示す図1(a)と同様の図である。

【図9】第5実施形態である内燃機関の点火装置を示す図1(a)と同様の図である。

【図10】第5実施形態である内燃機関の点火装置において、火花放電路に作用するローレンツ力を示す図1(b)と同様の図である。

【図11】(a)は火花放電路の伸長距離と放電路抵抗の関係を示すグラフであり、(b)火花放電路の最大伸長距離を示す図である。

【図12】第6実施形態である内燃機関の点火装置を示す図1(a)と同様の図である。

【図13】図12に示した内燃機関の点火装置の要部を拡大して示す斜視図である。

【図14】従来のレールプラグの一例を示す図である。

【図15】磁界中に置かれた導体に電流が流れたときに導体にローレンツ力が作用する原理を説明するための図である。

【図16】(a)は、図14に示したレールプラグにおける放電開始からの時間(ms)と放電電流(A)の関係を示すグラフであり、(b)はレールプラグにおける放電開始からの時間(ms)とプラズマ長(mm)との関係を示すグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10,12,13,14,15,16 内燃機関の点火装置、20 燃焼室、20a 燃焼室端部、22 シリンダ、23 端面、24 ピストン、24a 頂面(端面) 、26 点火プラグ、27 先端部、28 中心電極、30 接地電極、32 第1磁 性体、34 第2磁性体、36 コイル、38 電源、38a 第1電源、38b 第 2電源、40 スイッチ、40a 第1スイッチ、40b 第2スイッチ、42 磁気 回路構成部材、B 磁界、B1 磁界ベクトル、F ローレンツ力、G 気流、P 火 花放電路。

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