(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6573890
(24)【登録日】2019年8月23日
(45)【発行日】2019年9月11日
(54)【発明の名称】薄型で高度に構成可能な電流共有並列化広バンドギャップ電力デバイス電力モジュール
(51)【国際特許分類】
H01L 25/07 20060101AFI20190902BHJP
H01L 25/18 20060101ALI20190902BHJP
【FI】
H01L25/04 C
【請求項の数】17
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2016-543201(P2016-543201)
(86)(22)【出願日】2015年1月30日
(65)【公表番号】特表2017-504968(P2017-504968A)
(43)【公表日】2017年2月9日
(86)【国際出願番号】US2015013755
(87)【国際公開番号】WO2015116924
(87)【国際公開日】20150806
【審査請求日】2017年9月1日
(31)【優先権主張番号】61/933,535
(32)【優先日】2014年1月30日
(33)【優先権主張国】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】516189198
【氏名又は名称】クリー ファイエットヴィル インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100162824
【弁理士】
【氏名又は名称】石崎 亮
(72)【発明者】
【氏名】マクファソン ブライス
(72)【発明者】
【氏名】キリーン ピーター
(72)【発明者】
【氏名】ロステッター アレックス
(72)【発明者】
【氏名】ショー ロバート
(72)【発明者】
【氏名】パスモア ブランドン
(72)【発明者】
【氏名】ホーンバーガー ジャレド
(72)【発明者】
【氏名】ベリー トニー
【審査官】
木下 直哉
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第02/082541(WO,A1)
【文献】
特開2010−093033(JP,A)
【文献】
特開2004−349300(JP,A)
【文献】
特開平10−256411(JP,A)
【文献】
特開平11−074433(JP,A)
【文献】
特開昭63−110742(JP,A)
【文献】
特開昭62−202548(JP,A)
【文献】
特開2010−080931(JP,A)
【文献】
特表2002−518858(JP,A)
【文献】
国際公開第2013/146212(WO,A1)
【文献】
国際公開第2013/145619(WO,A1)
【文献】
特開2001−185678(JP,A)
【文献】
特開2007−281443(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2007/0215903(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2014/0001482(US,A1)
【文献】
米国特許第05459655(US,A)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0102506(US,A1)
【文献】
米国特許第05038197(US,A)
【文献】
特開2011−155088(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 25/00−25/18
H01L 23/48−23/50
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力モジュール装置であって、
底板と、
前記底板の上方に位置決めされ、トポロジーパターンを定める電力基板と、
各々が前記電力基板に電気的に接続された少なくとも3つの電力接点と、
前記少なくとも3つの電力接点のうちの少なくとも2つに電気的に接続された少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイスと、
前記電力基板の上方に装着されたゲート及びソースケルビン基板であって、該ゲート及びソースケルビン基板が第1の相互接続チャネル及び第2の相互接続チャネルを含む基板を有し、この基板の上に前記第1の相互接続チャネル及び前記第2の相互接続チャネルが配置され、前記第1の相互接続チャネル及び前記第2の相互接続チャネルの上の複数のゲート結合パッドのそれぞれが前記並列共有電流路電力デバイスの1つに接続するよう構成され、各相互接続チャネルが位置群の相互接続位置に装着されるように該ゲート及びソースケルビン基板が構成され、該位置群が第1の相互接続位置、第2の相互接続位置、第3の相互接続位置及び第4の相互接続位置から構成される、前記ゲート及びソースケルビン基板と、
前記ゲート及びソースケルビン基板に電気的に接続されたゲート駆動コネクタと、
前記底板に固定されたハウジングであって、前記ゲート駆動コネクタ及び前記少なくとも3つの電力接点が該ハウジングを通って延び、該ハウジングがファスナ開口を定める、前記ハウジングと、
前記ファスナ開口に位置決めされたファスナと、
を含み、
前記少なくとも3つの電力接点は、前記電力基板に接続され、前記ハウジングを通って前記電力基板から延び、更に前記ファスナを前記ファスナ開口に保持するために該ファスナ開口上で曲げられ、
前記電力基板は、少なくとも3つの別々の金属層部分を有し、
前記少なくとも3つの電力接点のそれぞれは、前記電力基板に平行に延び、且つ前記電力基板の前記少なくとも3つの別々の金属層部分における異なる1つに接続する部分を含む、
ことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記トポロジーパターンがハーフブリッジ基板を形成するように、前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイス及び前記電力基板が当該トポロジーパターンを実行するよう構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記電力モジュールは、前記第1の相互接続位置、前記第2の相互接続位置、前記第3の相互接続位置及び前記第4の相互接続位置から構成される前記位置群から選択された前記相互接続位置を実行する前記ゲート及びソースケルビン基板を受け入れるよう構成され、
前記第1の相互接続チャネルは、前記第1の相互接続位置に装着され、
前記第2の相互接続チャネルは、前記第3の相互接続位置に装着される、
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記トポロジーパターンが共通ソース基板を形成するように、前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイス及び前記電力基板が当該トポロジーパターンを実行するよう構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記電力モジュールは、前記第1の相互接続位置、前記第2の相互接続位置、前記第3の相互接続位置及び前記第4の相互接続位置から構成される前記位置群から選択された前記相互接続位置を実行する前記ゲート及びソースケルビン基板を受け入れるよう構成され、
前記第1の相互接続チャネルは、前記第1の相互接続位置に装着され、
前記第2の相互接続チャネルは、前記第4の相互接続位置に装着される、
ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記トポロジーパターンが共通ドレイン基板を形成するように、前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイス及び前記電力基板が当該トポロジーパターンを実行するよう構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記電力モジュールは、前記第1の相互接続位置、前記第2の相互接続位置、前記第3の相互接続位置及び前記第4の相互接続位置から構成される前記位置群から選択された前記相互接続位置を実行する前記ゲート及びソースケルビン基板を受け入れるよう構成され、
前記第1の相互接続チャネルは、前記第2の相互接続位置に装着され、
前記第2の相互接続チャネルは、前記第3の相互接続位置に装着される、
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項8】
前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイスは、第1の並列電力デバイス、第2の並列電力デバイス、及び第3の並列電力デバイスを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記部分は、半田キャッチを含み、
前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイスは、第4の並列電力デバイスを含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記電力基板に平行に延び、且つ前記電力基板に接続する前記部分は、曲げ部分を含み、
前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイスは、第5の並列電力デバイス及び第6の並列電力デバイスを含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイスは、第7の並列電力デバイス及び第8の並列電力デバイスを含む、
ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイスは、第9の並列電力デバイス及び第10の並列電力デバイスを含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記少なくとも2つの並列共有電流路電力デバイスは、第11の並列電力デバイスを含む、
ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記ハウジングは、被膜エントリ及びベントを定める、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項15】
前記ハウジングは、前記少なくとも3つの電力接点のうちの1つを受け入れて曲げるための電力接点ピンチ及び半径構造を定める、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項16】
並列に位置決めされた多重電力ダイと共に使用するためのゲート及びソースケルビン基板装置であって、
基板と、
前記基板上に配置された第1の相互接続チャネルと、
前記基板上に配置された第2の相互接続チャネルと、
を含み、
前記第1の相互接続チャネル及び前記第2の相互接続チャネルは、離間するよう構成及び配置され、また、各々の端部のみにより接続され、
更に、前記装置は、
前記多重電力ダイの第1のセットを並列化し、前記第1の相互接続チャネル上に配置された第1のトラックと、
前記多重電力ダイの第2のセットを並列化し、前記第2の相互接続チャネル上に配置された第2のトラックと、
前記第1の相互接続チャネルの長さに平行に位置決めされ且つ前記第1の相互接続チャネルの長さに沿って配置されると共に、前記第1のトラックと並列に位置決めされた少なくとも2つの第1ゲート結合パッドであって、前記多重電力ダイの前記第1のセットの1つに接続されるように各々が構成されている前記少なくとも2つの第1ゲート結合パッドと、
前記第2の相互接続チャネルの長さに平行に位置決めされ且つ前記第2の相互接続チャネルの長さに沿って配置されると共に、前記第2のトラックと並列に位置決めされた少なくとも2つの第2ゲート結合パッドであって、前記多重電力ダイの前記第2のセットの1つに接続されるように各々が構成されている前記少なくとも2つの第2ゲート結合パッドと、
前記少なくとも2つの第1ゲート結合パッドの各々を前記第1のトラックに選択的に接続する個々の第1安定抵抗器と、
前記少なくとも2つの第2ゲート結合パッドの各々を前記第2のトラックに選択的に接続する個々の第2安定抵抗器と、
を含み、
前記ゲート及びソースケルビン基板装置は、電力モジュールの底板に固定されるように構成され、
前記第1の相互接続チャネル及び前記第2の相互接続チャネルは、前記多重電力ダイへのアクセスを提供するよう構成されたダイ開口を形成するように構成及び配置され、
前記第1のトラックは、ゲートトラックであり、
前記第2のトラックは、ゲートトラックである、
ことを特徴とする装置。
【請求項17】
前記第1の相互接続チャネル及び前記第2の相互接続チャネルは、前記多重電力ダイへのアクセスを提供するよう構成されたダイ開口を形成するように構成及び配置され、
前記第1の相互接続チャネルは、ソーストラックを更に有し、
前記第2の相互接続チャネルは、ソーストラックを更に有する、
ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広バンドギャップ電力モジュールの改良に関する。より具体的には、本発明は、複数の用途のための構成可能で一貫した電力モジュール設計を提供するのに特に適する改良に関する。特に、本発明は、具体的に高スイッチング周波数での電流共有を可能にする並列経路電力モジュールに関連している。
【背景技術】
【0002】
当業者が認識するように、電力モジュールは、様々な形態で公知である。電力モジュールに関連する情報を有する特許は、「電力モジュール及びそれを製造する方法」という名称の2010年3月30日にSon他に付与された米国特許第7,687,903号明細書、「電力モジュールのための両面パッケージ」という名称の2010年8月31日にCasey他に付与された米国特許第7,786,486号明細書、「高電力密度デバイスのためのパッケージ」という名称の2011年9月13日にHauensteinに付与された米国特許第8,018,056号明細書、「高電力デバイスのためのウェーハスケールパッケージ」という名称の2013年2月5日にHauensteinに付与された米国特許第8,368,210号明細書、「表面実装半導体パッケージ、ダイ−リードフレーム組合せ、及びそのためのリードフレーム、及び半導体ダイの表面にリードフレームを装着する方法」という名称の2001年10月23日にWilliamsに付与された米国特許第6,307,755号明細書を含む。追加の論文は、R.K.Ulrich及びW.D.Brown著「最新式電子パッケージング」、New Jersey:John Wiley & Sons,Inc.,2006,p.203、及びShengnan Li著「新しいスイッチングセルを使用するIGBT電力モジュールのパッケージング設計」、Ph.D.dissertation,University of Tennessee,2011,http://trace.tennessee.edu/utk_graddiss/1205を含む。これらの特許及び文献の各々は、これによりその全体が引用によって明示的に組み込まれる。
【0003】
炭化珪素SiC及びガリウム窒化物GaNを含む広バンドギャップ電力半導体は、従来のシリコンSiベースの電力電子デバイスに勝る以下のものを含む多くの利点を提供する。
1.高温作動を可能にする真性キャリアの低減
2.キャリア移動度の増大
3.より高い絶縁破壊強度
4.オン抵抗の低減
5.より速いスイッチング速度
6.熱伝導性の増加。
【0004】
これらの利益は、設計者が現在の従来技術システムよりも実質的に小さく、効率的であり、信頼できるシステムを実施することを可能にする。より高温の作動は、廃熱を除去するのに必要な冷却システムの低減を可能にする。能動的、すなわち、強制空気又は液体冷却方式から受動的な自然対流冷却への切り換え、熱遮蔽材料の排除、及び従来の技術が役に立たないことになる極限環境における作動に対する可能性も存在する。高周波数スイッチングは、スイッチング損失を低減し、かつ電力変換器におけるフィルタリング要素のサイズの主要な低減を可能にする。
【0005】
しかし、広バンドギャップ電力技術の見込みは、デバイスを相互接続し、保護し、かつ電力変換システムに一体化するのに必要な電力パッケージングによって妨げられる。Siデバイスのための電力パッケージは、スイッチ位置あたり1つの大きいデバイスを多くの場合に単一逆並列ダイオードと共に収容するように一般的に設計される。しかし、市販の広バンドギャップデバイスは、ウェーハ品質及び収率の問題に起因して大きいモノリシック要素としては利用可能ではない。従って、SiCに対するダイ面積あたりの相対電力密度は、数百アンペアの高い電流に達するのにSiよりも実質的に高いが、多くのSiCデバイスは、並列に置かなければならない。
【0006】
電流共有のような問題に実質的に対処するように設計されていなかった従来のパッケージ内で多くのデバイスを並列接続することには基本的な問題が存在する。これは、多くの場合にSi均等物よりも数百倍速い広バンドギャップデバイスの極端に高いスイッチング速度に起因して特に重要である。デバイス間のインダクタンスの不整合は、スイッチング事象中に不均一な応力及び電流オーバーシュートを引き起こす場合がある。これに加えて、確立された電力モジュール技術の材料、アタッチ、及びインタフェースは、広バンドギャップデバイスが作動可能である温度で機能的でなく又は信頼性がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許第7,687,903号明細書
【特許文献2】米国特許第7,786,486号明細書
【特許文献3】米国特許第8,018,056号明細書
【特許文献4】米国特許第8,368,210号明細書
【特許文献5】米国特許第6,307,755号明細書
【非特許文献】
【0008】
【非特許文献1】R.K.Ulrich及びW.D.Brown著「最新式電子パッケージング」、New Jersey:John Wiley & Sons,Inc.,2006,p.203
【非特許文献2】Shengnan Li著「新しいスイッチングセルを使用するIGBT電力モジュールのパッケージング設計」、Ph.D.dissertation,University of Tennessee,2011,http://trace.tennessee.edu/utk_graddiss/1205
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
このことから、従来技術は、その教示及び利用において非常に限られていることを見ることができ、これらの限界を克服するために電力モジュールの改善が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、並列電力デバイスを使用する電力モジュールの改良に関する。本発明の1つの例示的実施形態により電力モジュールには、多くの並列化デバイスへの低インダクタンス等化電流路が設けられ、均等電流共有及び正確なスイッチング事象を可能にする。電力モジュールは、デバイス、作動条件などに応じて200〜250℃に及ぶ接合温度で稼働することができ、かつ数百アンペア又はそれよりも大きい非常に高い電流を通電することができる。主として、これらの強化は、1性能、2機能、及び3有用性の3つの部類に入る。この技術は、広バンドギャップ電力デバイスの特性及び課題を受け入れるように徹底的に設計されたものである。電力モジュールの特徴は、以下の主要部分含む。
工業規格62mm底板との整合フットプリント
裸ダイ電力デバイスの有効な並列化のための等化電力路
スイッチ位置あたり7.5mm×71mmのデバイスに利用可能な大きいアクティブ面積
10mmの低モジュール高さ
広い薄型電力接点で達成される低インダクタンス
500Aよりも大量の通電のための短い電流路及び大きい導体断面積
個々の安定抵抗器を有する内部ゲート及びソースケルビン相互接続基板
内部ゲート及びソースケルビン相互接続基板の高信頼性ボルト式接続
標準及び構成可能な1mm、2mm、0.1インチ、及び0.05インチピッチのゲート駆動コネクタ
モジュールの左又は右側のいずれかのゲート駆動コネクタ
内部温度感知RTD及び関連の入力/出力コネクタのためのオプション
システム費用を低減するための固有部品点数の低減
モジュール性を増加するための固有部品点数の低減
ハーフブリッジ、フルブリッジ、共通ソース、及び共通ドレイントポロジーとして構成可能
プラスチックハウジングの中に組み込まれた電圧沿面拡張器
低密度材料の使用による全体で140g以下の軽量
250℃まで作動させることができる材料、アタッチ、及び電圧遮断被膜
【0011】
本発明の上記及び他の目的、並びに利点は、それへの新規な付属物の特徴と共に、本発明の以下の詳細説明を精査することによって現れ、又は明らかになるであろう。
【0012】
本明細書の一部を形成し、かつそれに関連して解釈されることになる以下の図面において、同様の参照番号が、様々な図で同様の部分を示すことができる場合はいつも全体を通じて使用されている。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図3】電力モジュールの相対的サイズ対厚み比較を示す図である。
【
図4】複数の並列化デバイスの等化電流フローを示す図である。
【
図8】ゲート及びソースケルビン2次基板を示す図である。
【
図9】ゲート及びソースケルビン基板ハーフブリッジ配置を示す図である。
【
図10】ゲート及びソースケルビン基板共通ソース配置を示す図である。
【
図11】ゲート及びソースケルビン基板共通ドレイン配置を示す図である。
【
図12】単層モジュール式ゲート及びソースケルビン例示的レイアウトを示す図である。
【
図13】電力基板ハーフブリッジ配置を示す図である。
【
図15】電力基板共通ドレイン配置を示す図である。
【
図16】高温プラスチックハウジング上側特徴を示す図である。
【
図17】高温プラスチックハウジング裏側特徴を示す図である。
【
図18】電力モジュールアセンブリに対するハウジングアタッチを示す図である。
【
図20】ハーフブリッジ単一チャネル共通ソース又はドレインモジュールを示す図である。
【
図21】フルブリッジ二重チャネル共通ソース又はドレインモジュールを示す図である。
【
図22】拡張単一ハウジング並置モジュール構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図面の
図1に示すように、本発明の1つの例示的実施形態は、一般的に電力モジュール100として示されている。電力モジュール100は、ハーフブリッジ、フルブリッジ、共通ソース、及び共通ドレインのような複数の有用な電力電子トポロジー内で構成可能であり、2つまでの別々のチャネル内で構成することができる。それは、提供する必要がある全ての広バンドギャップ技術を利用するのに比類なく適しており、同時にカスタム構成を通して多くの顧客システムの要求を満たすほど十分に柔軟である。
【0015】
電力モジュール100は、
図2に概説した1次要素から構成される。それらは、底板200、電力基板300、電力接点400、電力デバイス500、ゲート及びソースケルビン相互接続基板600、ゲート駆動コネクタ700、射出成形ハウジング800、及びファスナ900を含む。
【0016】
電力電子機器業界に共通のフットプリントを使用して、M6装着孔48mm×93mm離して62mm×107mm底板200の上に特定のフォーカスを置いた。共通フットプリントを使用することで、既存のシステムの顧客が、全システムの再設計において投資せずにこれらの高性能モジュール100を評価することを可能にする。
【0017】
モジュール100の長さ及び幅は、工業規格に適合するが、モジュール高さは、現代のものよりも2×〜3×薄い。それは、全部で10mm厚である。これは、モジュールインダクタンスを劇的に減少し、部分的に下側経路長を利用することによって通電機能を増大させる。それはまた、電力変換器におけるシステムレベル容積節約の主要ソースを提供することができる。
【0018】
電力モジュール100の厚み寸法に対する上部サイズの比較は、平面及び側面図比較で
図3に示されている。モジュール100は、65mm×110mm×10mmを測定する。プラスチックハウジング800は、電圧隔離のために底板200の上でシースのように延び、これは、底板200の寸法にわたって各側面に余分な3mmを考慮に入れる。それは、71.5cm3の容積と約140gの重量を有する。
【0019】
電力モジュール100は、伝導のために全フットプリント面積の57.5mm×73mm、42cm2を利用する。これは、専ら通電のために60%利用することで印象的である。残りの面積は、装着5%、ゲート駆動接続5%、及び最小壁厚、電圧沿面拡張器、及び強化リブを含むプラスチック特徴部30%に使用される。
【0020】
電力ループ
図4によって示すように、電力モジュール100の電力ループ110の駆動フォーカスは、多数のデバイス500と実質的に並列化されている。示されているのは、第1の電力デバイス501、第2の電力デバイス502、第3の電力デバイス503、第4の電力デバイス504、第5の電力デバイス505、第6の電力デバイス506、第7の電力デバイス507、第8の電力デバイス508、第9の電力デバイス509、第10の電力デバイス510、及び第11の電力デバイス511である。モジュール100は、後で詳述する構成に応じて2つ又は4つのいずれかのスイッチ位置を有することができる。
図4は、上側位置480及び下側位置490を示している。各スイッチ位置の形成において、それらが高価なモジュール100修正なしに特定の用途に対して調節されるように、多くの柔軟性がある。例えば、位置は、ソーススイッチ500に対して同数のダイオードか、僅かに少しのダイオードを有するか、又は全くダイオードがない場合がある。
図4は、「V+」端子410から「中間」端子420に移動する電流のために均等な共有電流路120を示す電力ループ110の表現であり、V−端子430はまた、下側位置490においてデバイス500のために使用するように示されている。このレイアウトの追加の利益は、各デバイス500の等間隔が、数か所にそれらを集中させる代わりに、モジュール100にわたって熱源の広がりに役に立つことである。
【0021】
図4に表示したように、電力モジュール100のほぼ全幅が、電流の伝導に利用される。多くの利益は、モジュール100が高かった場合に失われると考えられる。最悪の場合に、電流が電力接点410、420、430を通じて移動する長さは、電流が基板300に達するとその電流が移動する経路よりも長くなると考えられる。従って、電力接点400は、それらが無視することができる量をシステムの抵抗及びインダクタンスに与えるように高さを低くするように設計される。
【0022】
電力接点400の高さが低いのは、二重曲げ工程を使用することによって達成される。最初に、電力接点400は、金属スタンピング作動により又はエッチングに続いてプレスブレーキで形成することによって形成される。基部450における90°曲げは、垂直体460を有する「L」字形コネクタを生成する。基部450は、電力基板300に至るまで半田付けされる。基部450は、全体形状と比べて比較的薄い。これは、この結合が消費する面積を縮小し、モジュール100の内側によりアクティブなデバイス500の面積を可能にする。この薄い結合の接着を改良するために、半田キャッチ454と呼ばれる互い違いに配置された孔が、基部450の底部の接着面452に沿ってエッチング又は形成される。溶融半田は、毛管作用によりキャッチ454に移動する。半田付けされる時に、キャッチ454の内側の半田は、多くの方向の接着強度を実質的に改善する。半田キャッチ454を有する例示的接点400は、
図5に示されている。
【0023】
図5に同じく示されているのは、製造工程の終わりの2回目に「L」字形接点400を曲げて接点上部470を形成する方法である。曲げる前に、接点400の垂直体460は、刻み目が存在しないので、一体成形プラスチックハウジング800を所定位置に下ろすことを可能にする。第2の曲げ472の半径は、第1の曲げ462ほど急ではない。これは、工程で一部の許容誤差を与えるものであり、より滑らかな曲げ作動になる。第2の半径472は、プラスチックハウジング800において事前形成された半径810により容易になり、これは、このステージにおいて、接点400の前縁464に触れている。具体的に設計された回転曲げハードウエアは、反対面466を水平に圧迫し、キャプティブファスナ900の上で接点400を折り曲げる。「L」字形接点を曲げて「C」字形の形態にする例示は、
図6に描かれている。
【0024】
折り畳まれた接点400の下には、ナット900として示した薄型のネジ付きファスナ900がある。これらのファスナ900は、電力接点400の下で捕捉される。そうでなければ、それらは緩む。キャプティブファスナ900は、重要な目的に適するものである。モジュール100がバスバーにボルトで締められる時に、緩いファスナ900及び接点400は、引き上げられてブッシングの中に入り、質のよい電気接続をもたらす。ファスナ900がハウジング800に固定された場合に、それらは、ブッシングを引き落としてモジュール100の中に入れるように作用し、バスバーの剛性により接続不良をもたらす可能性がある。
【0025】
底板200は、モジュールの重要な要素であり、機械的支持体、熱拡散、及びヒートシンク又は冷却板に至るまで実質的にボルトで締める手段を提供する。底板200の材料特性は、作動温度が上昇する時に益々重要になる。有効な実施例は、アセンブリ中の材料が熱により異なる速度で膨張する熱膨張係数CTEに見出され、これらのインタフェースにおいて大きい応力を生成することができる。
【0026】
電力モジュール100は、高導電性金属、銅、アルミニウムなどの複合材である金属マトリックス複合材MMC材料と、モリブデン、ベリリウム、タングステンのような低CTE金属、又は炭化珪素、酸化ベリリウム、グラファイトのような非金属のいずれかを利用する。これらの複合材料は、各寄与要素の最良の特徴を組合せ、それを取りつける電力基板300と一致するCTEを有する高熱伝導性を可能にする。
【0027】
図7は、電力モジュール100の底板200が工業規格62mmの形状に一致するように設計された方法を示し、これは、コーナに装着孔203のために決まった直径及び位置を有する。プレート200の厚みは、CADモデルのパラメータ有限要素解析の使用により微調節される。これは、定められた実用限界の間で厚みを掃引し、熱及び機械的反応を測定することによって達成される。最小の機械的偏向で最良の熱性能を達成した材料及び厚みの組合せが選択される。電力モジュール100のプレートの追加の特徴は、MMC材料に応じて、機械加工又は成形されたネジ付き基板孔212を有するスタンドオフ210、及びハウジング孔290各々を含む。スタンドオフ210は、内部ゲート及びソースケルビン基板600を湾曲することなくボルトで締めることができるように、平面に電力基板300を含む。
【0028】
ゲート駆動ループ
各スイッチ位置に対する独立した電気路は、ソーススイッチを制御するのに必要なゲート及びソースケルビン接続部を形成するのに必要である。これは、理想的には、ゲート及びソースケルビン経路指定が、広い等化電力路に干渉しないので、並列状態のデバイス500の数によって困難になる。
図8は、電力モジュール100及びその変形が、電力基板300の上に置かれ、次に、底板200に至るまでボルトで締められた一体成形の2次基板600を含む方法を示している。
【0029】
図8〜11に示すように、ゲート及びソースケルビン基板600は、上部又は第1の611、上側中間又は第2の612、下側中間又は第3の613、及び底部又は第4の614の4つの位置のうちの1つに位置することができる2つの相互接続チャネル602、604を有し、外部ダイ開口又は中間ダイ開口605のようなダイ開口を定めて、多くのモジュール100構成を可能にする。本質的には、各相互接続チャネル602、604の相対的レイアウトは同じであるが、位置及び方向は、関連のダイ開口603、605及びダイ500配置及び回転に一致して各トポロジーに一致するようになっている。これは、それぞれハーフブリッジ、共通ソース、及び共通ドレイントポロジーのゲート方向を示す矢印で
図9、
図10、及び
図11に示されている。これらの各々は、電力基板300のレイアウト及び電力接点400及びハウジング800のフォーマットに応じて単一又は二重チャネル配置から構成される場合がある。
【0030】
図12に示すように、並列化を助けるために、個々の安定抵抗器640は、相互接続基板600上に含めることができる。これらの基板は、並列面、クロックツリー分布などを利用することができる、多くの異なるレイアウトが存在するが、より有効なものうちの1つは、多くの接着位置642を有する低費用単層モジュール式配置である。図示のように、ゲートトラック650及びソーストラック652は、相互接続チャネル654の長さまで達する。ソースワイヤ結合は、ソーストラック652上に直接に形成される。各ゲートは、レジスタ640を通じてゲートトラックに接続された個々のゲートパッド651に接着される。レジスタ640の値は、デバイス及びアプリケーション依存であり、モジュール100構成によって異なることになる。
【0031】
電力基板
図13は、この場合も、基板600と一致するようにゲート方向を示す矢印で非常に高い電流及び電圧を処理するように設計された金属−セラミック−金属層状構造である電力基板300を示している。金属は、様々な厚みの銅又はアルミニウムとすることができるが、セラミック材料は、典型的には、アルミナAl2013、アルミナ窒化物AlN、又はシリコン窒化物Si3N4である。ハーフブリッジ基板330に対して
図13、共通ソース基板340に対して
図14、及び各構成に対して上側及び下側ダイ500の位置を示す共通ドレイン基板350に対して
図15に示すように、金属層302をエッチングしてトポロジー特定のパターン330、340、350にする。これらのレイアウトの各々は、基板300の中心の下のラインをエッチングすることによって二重チャネル配置に分けることができる点にも注意しなければならない。それらはまた、必要に応じてチャネルあたり個々の基板に分けることができる。これは、より小さい基板があまり応力を受けないので、より厳しい環境に対して有用である場合がある。
【0032】
ハウジング
ハウジング800は、強化高温プラスチックによって射出成形工程で形成される。ハウジング800は、敏感な半導体500に対する防護壁であるのに加えて、多くの機能を果たす。これは、電圧遮断、キャプティブファスナ900のための機械的支持体、電力接点曲げ工程のためのガイド、ゲル被膜のためのエントリゾーン、ゲル被膜工程のためのベント、及び自己強化内部リブ812を含む。これらの特徴の多くは、
図16及び
図17に示されている。高アスペクト比のトレンチは、電力接点400の周囲に置かれ、電圧遮断機能を増大させる露出金属接点の間の表面距離を増大させる。
【0033】
図16は、沿面拡張器802、被膜エントリ(passivation entries)及びベント(vents)804、キャプティブファスナ開口806、ラベル区域808、及び電力接点ピンチ(power contact pinch)及び半径810を含む高温プラスチックハウジング上側特徴を示している。
図17は、強化リブ812、厚いボルト孔コア部分814、ボルトヘッド逃し凹部816、ファスナインサート818の底部、電力接点通路820、及びワイヤ結合クリアランス開口822を含む裏側特徴を示している。
【0034】
図18は、ハウジング800が電子サブアセンブリの上を摺動して、電力接点400が狭い開口部820を通じて送られたモジュール100の上部を形成する方法を示している。ハウジング800は、底板200の上のネジ付き孔290に対して2つの点でボルト830により締められる。このステージにおいて、ゲル被膜材料は、モジュール100の中に注入されて完全に硬化される。複数の開口部及びベント804は、この組立ステップを助ける。電力接点400に対するハウジング800のスライス820は、この工程を助ける通気された「ガイド」と、曲げ手順で助ける上部の丸いフィレット810とを有する。それらは、
図19に示されている。
【0035】
構成可能性
本文献で前に考察したように、電力モジュール100は、様々な有用な電力電子トポロジーに構成可能である。それらは、ハーフブリッジ、共通ソース、及び共通ドレインを含む。電力基板300及びゲート及びソースケルビン基板600、並びに電力接点400及びハウジング800の変更によるチャネルの分割は、フルブリッジ、共通ソース二重チャネル、及び共通ドレイン二重チャネルを含む3つ以上の構成を可能にする。
【0036】
図20は、ハーフブリッジ、単一チャネル共通ソース、及び単一チャネル共通ドレイン構成に対する第1の外部構成150を表示する。各側面に2つのゲート駆動接続700に対して4つの位置701、702、703、704がある。いずれかの又は両側面は、この目的のために使用することができる。
図21に示す二重チャネル配置152に対して、電力接点400は、分かれて2つの完全に分離されたチャネルを提供する。両側面上のゲート駆動接続700が、ここに必要である。この配置は、フルブリッジ、二重チャネル共通ソース、及び二重チャネル共通ドレイントポロジーに使用される。
【0037】
より高い電流に対して及び単一モジュールを望む顧客に対して、二重電力モジュール200のより大きい並置配置は、単一モジュール800の中に並置して構成された2つのモジュールから製造することができる。
【0038】
詳細説明及び図面全体を通じて使用される参照番号は、以下の要素に対応する。
電力モジュール100
電力ループ110
共有電流路120
第1の外部構成150
二重チャネル配置152
底板200
装着孔203
スタンドオフ210
ネジ付き孔212
ネジ付き孔290
電力基板300
金属層302
第1のトポロジーパターンのハーフブリッジ基板(half bridge substrate)330
第2のトポロジーパターンの共通ソース基板(common source substrate)340
第3のトポロジーパターンの共通ドレイン基板(common drain substrate)350
電力接点400
第1の電力接点410
第2の電力接点420
第3の電力接点430
基部450
接着面452
半田キャッチ454
垂直体460
第1の曲げ462
前縁464
反対面466
接点上部470
第2の曲げ472
上側位置480
下側位置490
電力デバイス500
第1の並列電力デバイス501
第2の並列電力デバイス502
第3の並列電力デバイス503
第4の並列電力デバイス504
第5の並列電力デバイス505
第6の並列電力デバイス506
第7の並列電力デバイス507
第8の並列電力デバイス508
第9の並列電力デバイス509
第10の並列電力デバイス510
第11の並列電力デバイス511
ゲート及びソースケルビン相互接続基板600
第1の相互接続チャネル602
外側ダイ開口603
第2の相互接続チャネル604
内側ダイ開口605
第1の相互接続位置611
第2の相互接続位置612
第3の相互接続位置613
第4の相互接続位置614
個々の安定抵抗器(individual ballast resistors)640
接着位置642
ゲートトラック650
ゲートパッド651
ソーストラック652
相互接続チャネル654
ゲート駆動接続700
第1のゲート駆動接続位置701
第2のゲート駆動接続位置702
第3のゲート駆動接続位置703
第4のゲート駆動接続位置704
ハウジング800
沿面拡張器802
被膜エントリ及びベント804
キャプティブファスナ開口(captive fasteners apertures)806
ラベル区域808
電力接点ピンチ及び半径810
強化リブ812
ボルト孔コア部分814
ボルトヘッド逃し凹部816
ファスナインサート818
電力接点通路スライス820
ワイヤ結合クリアランス開口822
ボルト830
ファスナ900
【0039】
上述の事項から、本発明は、構造に固有の他の利点と共に、本明細書に説明する全ての目的及び対象物を得るのに良好に適応していることは認められるであろう。特定の特徴及び部分的組合せは実用的であり、他の特徴及び部分的組合せを参照することなく使用することができることも理解されるであろう。これは、特許請求の範囲によって考えられており、かつその範囲にある。多くの可能な実施形態は、本発明の範囲から逸脱することなく本発明について行うことができる。従って、本明細書に説明するか又は添付の図面に示されている全ての事柄は、例示であって限定する意味に解釈すべきではないことは理解しなければならない。
【0040】
本出願の特許請求の範囲を解釈する時に、方法の特許請求の範囲は、特許請求の範囲の序文の用語「方法」の異なる使用、及び能動用語の「ing」の意味の使用によって認識することができる。方法の特許請求の範囲は、クレーム要素が、具体的に以前の要素、以前の作動、又は以前の作動の結果を指さない限り、特定の順序で特定のステップを有すると解釈すべきではない。装置クレームは、特許請求の範囲の序文の用語「装置」の使用によって認識することができ、用語「手段」が具体的にクレーム要素において使用されない限り、「手段プラス機能言語」を有すると解釈すべきではない。用語「定める」、「有する」、又は「含む」は、追加の要素又は構造を可能にするオープンエンドのクレーム言語と解釈しなければならない。最後に、特許請求の範囲が、本発明の均等物の「1つの」又は「第1の」要素を引用する場合、そのような特許請求の範囲は、2又はそれ以上のそのような要素を必要とすることもなければ又は除外することもなく、1又は2以上のそのような要素の組み込みを含むことを理解しなければならない。
【符号の説明】
【0041】
100 電力モジュール