特許第6573897号(P6573897)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6573897
(24)【登録日】2019年8月23日
(45)【発行日】2019年9月11日
(54)【発明の名称】センサユニット
(51)【国際特許分類】
   H02S 40/34 20140101AFI20190902BHJP
   H02S 50/00 20140101ALI20190902BHJP
   H02S 20/10 20140101ALI20190902BHJP
【FI】
   H02S40/34
   H02S50/00
   H02S20/10 F
【請求項の数】18
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2016-552112(P2016-552112)
(86)(22)【出願日】2015年9月30日
(86)【国際出願番号】JP2015077708
(87)【国際公開番号】WO2016052607
(87)【国際公開日】20160407
【審査請求日】2018年1月30日
(31)【優先権主張番号】特願2014-204203(P2014-204203)
(32)【優先日】2014年10月2日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000204284
【氏名又は名称】太陽誘電株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000176
【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】大宮 永伸
(72)【発明者】
【氏名】小杉 明史
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 英晃
【審査官】 山本 元彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−271179(JP,A)
【文献】 特開2010−123880(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/043155(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0300509(US,A1)
【文献】 特開2009−021413(JP,A)
【文献】 特開2009−155803(JP,A)
【文献】 特開2011−228575(JP,A)
【文献】 特開2009−206416(JP,A)
【文献】 特表2011−518441(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/134572(WO,A1)
【文献】 国際公開第2014/109058(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 31/02−31/078、31/18−31/20
H02S 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
太陽電池モジュールの状態を示す物理量を測定するセンサと、
前記センサの測定結果を無線により出力する無線ユニットと、
前記太陽電池モジュールのためのフレームの第1面に当接する第1当接面を有し、前記センサ及び前記無線ユニットを収容する筐体と、
前記筐体を前記フレームに結束するバンドと、前記フレームの第2面に当接する第2当接面を有し、前記第1当接面及び前記第2当接面が前記第1面及び前記第2面にそれぞれ当接したときに、前記無線ユニットと前記フレームとの間に配置されるように、前記第1当接面から突出する突出部と、を含み、前記無線ユニットが前記フレームに近づく方向への前記筐体の移動を規制する固定具と、
を備えることを特徴とするセンサユニット。
【請求項2】
前記フレームは、前記太陽電池モジュールが設置される架台フレームであることを特徴とする請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記フレームは、前記太陽電池モジュール自体のフレームであることを特徴とする請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記第2当接面は、前記第1当接面と直交することを特徴とする請求項に記載のセンサユニット。
【請求項5】
一方の側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、前記太陽電池モジュールからのケーブルが前記筐体の内部に導入されるとともに前記バンドを構成する第1バンドが前記フレームとの間で架け渡される第1端子と、
他方の側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、前記太陽電池モジュールからのケーブルが前記筐体の内部に導入されるとともに前記バンドを構成する第2バンドが前記フレームとの間で架け渡される第2端子と、
を有することを特徴とする請求項1又は4に記載のセンサユニット。
【請求項6】
前記筐体は、
前記第1端子における前記筐体側の端部に形成され、前記第1端子の径より大きい径を有する第1補強部と、
前記第2端子における前記筐体側の端部に形成され、前記第2端子の径より大きい径を有する第2補強部と、
を有することを特徴とする請求項に記載のセンサユニット。
【請求項7】
前記第1補強部に連続して形成され、前記第1バンドが前記フレーム及び前記第1端子に架け渡されるように、前記第1バンドを案内する第1案内部と、
前記第2補強部に連続して形成され、前記第2バンドが前記フレーム及び前記第2端子に架け渡されるように、前記第2バンドを案内する第2案内部と、
を有することを特徴とする請求項に記載のセンサユニット。
【請求項8】
前記第1端子は、前記一方の側面から外側に隣り合って突出する一対の端子であり、
前記第2端子は、前記他方の側面から外側に隣り合って突出する一対の端子であり、
前記第1補強部は、前記第1端子における前記筐体側の端部に形成される一対の補強部であり、
前記第2補強部は、前記第2端子における前記筐体側の端部に形成される一対の補強部であり、
前記第1案内部は、前記第1補強部の間に連続して形成されるとともに、前記第1補強部より前記一方の側面から離れて配置され、
前記第2案内部は、前記第2補強部の間に連続して形成されるとともに、前記第2補強部より前記他方の側面から離れて配置される
ことを特徴とする請求項に記載のセンサユニット。
【請求項9】
前記第1端子及び前記第1案内部は、前記第1バンドを案内する第1鍔部を有し、
前記第2端子及び前記第2案内部は、前記第2バンドを案内する第2鍔部を有する
ことを特徴とする請求項に記載のセンサユニット。
【請求項10】
前記筐体は、前記バンドが前記フレームとの間で架け渡される溝部を有する
ことを特徴とする請求項1又は4に記載のセンサユニット。
【請求項11】
前記筐体は、
一方の側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、前記太陽電池モジュールからのケーブルが前記筐体の内部に導入される第1端子と、
他方の側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、前記太陽電池モジュールからのケーブルが前記筐体の内部に導入される第2端子と、
を有し、
前記溝部は、
前記第1端子を取り囲むように形成され、前記バンドを構成する第1バンドが前記フレームとの間で架け渡される第1溝部と、
前記第2端子を取り囲むように形成され、前記バンドを構成する第2バンドが前記フレームとの間で架け渡される第2溝部と、
を有することを特徴とする請求項10に記載のセンサユニット。
【請求項12】
前記固定具は、前記フレームに引っ掛かる引掛部と、前記引掛部が前記フレームに引っ掛かった状態で前記フレームに結合する結合部と、を有することを特徴とする請求項3に記載のセンサユニット。
【請求項13】
前記筐体は、前記筐体の外側と内側との間における防水性及び通気性の双方の機能を含むフィルタを有する
ことを特徴とする請求項1、4〜11のいずれか一項に記載のセンサユニット。
【請求項14】
前記フィルタは、
前記筐体に設けられた通気孔と、
前記通気孔を前記筐体の内側から覆う、防水性及び通気性の双方の機能を含む膜部材と、
を有することを特徴とする請求項13に記載のセンサユニット。
【請求項15】
前記突出部は、前記第1当接面から互いに離間した状態で突出する第1突出片及び第2突出片を含んで構成され、
前記フィルタは、前記第1突出片と前記第2突出片との間に設けられる
ことを特徴とする請求項13又は14に記載のセンサユニット。
【請求項16】
前記センサが収容される領域よりも前記無線ユニットが収容される領域に近い側において、前記筐体は曲面形状を呈していることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載のセンサユニット。
【請求項17】
前記ケーブルが挿通されるとともに前記第1端子に装着される第1止水用キャップと、
前記ケーブルが挿通されるとともに前記第2端子に装着される第2止水用キャップと、を更に備える
ことを特徴とする請求項5〜9のいずれか一項に記載のセンサユニット。
【請求項18】
前記第1端子の先端部に形成された雄ネジに螺合し、前記第1端子と前記第1端子に挿通された前記ケーブルとを固定する第1ナットと、
前記第1端子の前記先端部と前記第1ナットとの間に挟み込まれる第1シール材と、
前記第2端子の先端部に形成された雄ネジに螺合し、前記第2端子と前記第2端子に挿通された前記ケーブルとを固定する第2ナットと、
前記第2端子の前記先端部と前記第2ナットとの間に挟み込まれる第2シール材と、
を更に備えることを特徴とする請求項11に記載のセンサユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールのためのフレームに取り付けられるセンサユニットに関し、より具体的には、無線通信機能を有するセンサユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
太陽光発電システムは、一般に多数の太陽電池モジュールを含むため、保守員によって当該太陽電池モジュールの各々の点検を行うと膨大な手間がかかってしまう。そこで、太陽電池モジュールに接続されたセンサユニットにより、当該太陽電池モジュールの出力電流や出力電圧を測定し、その測定結果を遠隔に配置された故障判定装置に無線送信し、当該故障判定装置において異常診断を行う異常診断システムが知られている(例えば、特開2010−123880号公報(特許文献1)参照)。
【0003】
引用文献1に記載されているように、このセンサユニットは、太陽電池モジュールの裏面側に取り外し可能に取り付けることが可能である。特許文献1には、センサユニットを太陽電池モジュールに取り付ける具体的方法が記載されていないが、一般には、この種のセンサユニットは、締結ボルトを用いて架台のフレームにネジ止めされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−123880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、無線ユニットが太陽電池モジュールのためのフレームから一定の距離だけ離れた状態で当該フレームに取り付けることができるセンサユニットを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係るセンサユニットは、太陽電池モジュールの状態を示す物理量を測定するセンサと、前記センサの測定結果を無線により出力する無線ユニットと、前記太陽電池モジュールのためのフレームの第1面に当接する第1当接面を有し、前記センサ及び前記無線ユニットを収容する筐体と、前記筐体を前記フレームに結束するバンドと、前記フレームの第2面に当接する第2当接面を有し、前記第1当接面及び前記第2当接面が前記第1面及び前記第2面にそれぞれ当接したときに、前記無線ユニットと前記フレームとの間に配置されるように、前記第1当接面から突出する突出部と、を含み、前記無線ユニットが前記フレームに近づく方向への前記筐体の移動を規制する固定具と、を備える。
【0007】
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、無線ユニットが太陽電池モジュールのためのフレームから一定の距離だけ離れた状態で当該フレームに取り付けることができるセンサユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係るセンサユニットが取り付けられた太陽光発電システム用の架台の一例を模式的に示す図
図2】本発明の実施形態に係るセンサユニットを含む太陽光発電システムの機能を概略的に示すブロック図
図3】本発明の実施形態に係るセンサユニットの機能を概略的に示すブロック図
図4】本発明の第1実施形態に係るセンサユニットの模式的に示す正面図及び背面斜視図
図5】架台フレームに取り付けられた本発明の第1実施形態に係るセンサユニットを示す斜視図
図6】架台フレームに取り付けられた本発明の第1実施形態に係るセンサユニットを示す側面図
図7】本発明の第2実施形態に係るセンサユニットを模式的に示す正面図及び背面斜視図
図8】本発明の第2実施形態に係るセンサユニットを模式的に示す分解斜視図
図9】架台フレームに取り付けられた本発明の第2実施形態に係るセンサユニットを示す斜視図
図10】架台フレームに取り付けられた本発明の第2実施形態に係るセンサユニットを示す側面図
図11】本発明の実施形態に係るセンサユニットに取り付けることが可能なアタッチメントの一例を示す斜視図
図12】本発明の第2実施形態に係るセンサユニットに図11のアタッチメントが取り付けられる様子を示す斜視図
図13】本発明の第2実施形態に係るセンサユニットが図11のアタッチメントによって太陽電池モジュールのフレームに固定された様子を示す背面斜視図
図14図13に対応する正面斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、図面において共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。
<第1実施形態>
【0011】
[太陽光発電システムの全体構成]
図1図3を参照して、本発明の実施形態に係るセンサユニットが設けられる典型的な太陽光発電システムの全体構成について説明する。図1において、X軸、Y軸及びZ軸は次のように定められる。つまり、Z軸は鉛直方向に沿う方向に定められ、X軸は架台の横フレームに沿う方向に定められ、Y軸はX軸とZ軸とに直交する方向に定められる。
【0012】
図1は、本発明に適用可能な太陽光発電システム用の架台を模式的に示す図である。この架台には、本発明の一実施形態に係るセンサユニットが取り付けられる。具体的には、図1に示す太陽電池モジュール用の架台1は、地面に設置された支柱2と、支柱2に支持された架台フレーム3と、を備える。架台フレーム3は、支柱2に支持されている縦フレーム3aと、同じく支柱2に支持されている横フレーム3bとを備える。縦フレーム3aと横フレーム3bとは、図示のように格子状に組み合わされる。本明細書においては、縦フレーム3aと横フレーム3bとを総称して架台フレーム3と称することがある。この架台フレーム3は、例えば、ステンレス鋼やアルミニウムなどの金属材料から形成される。本実施形態において、架台フレーム3は、例えば、断面C字状(図6及び図10参照)に形成されるが、架台フレーム3の形状はこれに限定されない。
【0013】
この他の断面形状としては、例えば、矩形、丸、T字、H字の形がある。また図1では、支柱2が、X軸方向における両側に二本あって、太陽電池モジュール5を斜めにして支えている。しかし、架台1のセンタに一本の支柱を取り付けて配置し、この一本の支柱で太陽電池モジュール5を支えてもよい。
【0014】
架台フレーム3が格子状に組まれた架台1には、太陽電池モジュール5が取り付けられる。太陽電池モジュール5は、例えば、方形のアルミニウム製フレームに太陽電池セルが取り付けられたものである。太陽電池セルは、光起電力効果を利用して太陽光の光エネルギーを電力に変換する太陽電池素子を複数有する。太陽電池モジュール5は、そのフレームをボルト等の固定具を用いて架台1の縦フレーム3a及び/又は横フレーム3bに固定することにより、架台1に設置される。
【0015】
架台1の架台フレーム3(縦フレーム3a及び/又は横フレーム3b)には、本発明の実施形態に係るセンサユニット10が取り付けられる。図1には、センサユニット10が1つだけ示されているが、このセンサユニット10は、例えば、複数の太陽電池モジュール5を含むストリング6ごとに設置される。センサユニット10は、太陽電池モジュール5への太陽光の入射を妨害しないように、架台フレーム3の裏側の面、つまり太陽電池モジュール5の設置面と反対側の面に設置されることが望ましい。センサユニット10は、本実施形態では横フレーム3bに取り付けられているが、縦フレーム3a及び横フレーム3bのいずれに取り付けられてもよい。
【0016】
なお、太陽電池モジュール5が架台1に取り付けられないことがある。例えば、太陽電池モジュール5が水上設置のためのフロートに取り付けられる場合や、折板屋根に太陽電池モジュール5を設置する場合である。このような場合、センサユニット10は、後述する変形例ように、アタッチメント(固定具の一例)を介して太陽電池モジュール5自体のフレームに取り付けられる。
【0017】
次に、図2を参照して、本発明のセンサユニット10が適用可能な太陽光発電システムの機能について説明する。図2に示す太陽光発電システムは、多数の太陽電池モジュール5を含むアレイ7と、当該アレイ7からの直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ8と、センサユニット10と無線通信可能に構成されたマネジメントユニット9と、を備える。
【0018】
アレイ7は、並列に接続された複数のストリング6を有する。当該複数のストリング6の各々は、直列に接続された複数の太陽電池モジュール5と、センサユニット10とを備える。この複数のストリング6が、パワーコンディショナ8に並列に接続される。
【0019】
各々のストリング6に備えられているセンサユニット10は、後述するように、該当するストリング6に含まれている太陽電池モジュール5が出力する電流、電圧、もしくは電力、又は当該太陽電池モジュール5の温度等の、太陽電池モジュール5の状態を示す物理量を測定することができる。この測定により得られた測定結果は、異常診断のためにセンサユニット10のアンテナからマネジメントユニット9に送信される。あるいは、センサユニット10は、測定値に基づいて自ら異常診断を行い、その診断結果をマネジメントユニット9に送信してもよい。かかる診断結果も、上述した測定結果に含まれてよい。
【0020】
マネジメントユニット9は、複数のセンサユニット10と無線通信可能に構成されている。本実施形態におけるマネジメントユニット9は、不図示のホストサーバと通信可能に接続されており、センサユニット10から受信したストリング6の測定結果を当該ホストサーバに送信することができる。ホストサーバは、マネジメントユニット9を介して各センサユニット10から受信した各ストリング6の測定結果に基づいて、各ストリング6に異常がないか診断する。異常(故障)診断は、公知の任意のロジックを用いて実行することができる。例えば、異常判定ロジックの一例が特開2010−123880号公報の段落[0034]等に記載されている。あるいは、異常診断は、ホストサーバではなく、センサユニット10又はマネジメントユニット9で実行されてもよい。この場合、ホストサーバにはセンサユニット10又はマネジメントユニット9から診断結果が送信され、当該ホストサーバには、当該診断結果のログが蓄積される。
【0021】
[センサユニットの機能]
次に、図3を参照して、本発明の実施形態に係るセンサユニット10の機能を説明する。図3に示すとおり、本発明の実施形態に係るセンサユニット10は、太陽電池モジュール5と接続される複数の外部端子21〜24を有している。具体的に述べると、外部端子21は、当該センサユニット10よりも上流側に配置された太陽電池モジュール5の正極端子5aに接続されて、当該上流側の太陽電池モジュール5からの電流が入力される。外部端子22は、当該所定の太陽電池モジュール5よりも下流側にある太陽電池モジュール5の負極端子5bに接続され、当該下流側の太陽電池モジュール5へ電流を出力する。外部端子23は、外部端子23aが接続された太陽電池モジュール5の正極端子5aに接続され、当該太陽電池モジュール5から出力された電流が入力される。外部端子24は、当該センサユニット10よりも下流側に配置された太陽電池モジュール5の負極端子5bに接続され、当該下流側の太陽電池モジュール5へ電流を出力する。
【0022】
したがって、所定のストリング6において、電流は、最上流の太陽電池モジュール5からセンサユニット10を経て最下流の太陽電池モジュール5に向かって流れる。その際、特定のセンサユニット10の上流側の太陽電池モジュール5からの電流は、外部端子21と外部端子22とを繋ぐ線路を流れて下流側の太陽電池モジュール5へ出力される。また、当該下流側の太陽電池モジュール5からの電流は、センサユニット10の外部端子23と外部端子24とを繋ぐ線路を流れて、当該センサユニット10の下流側の太陽電池モジュール5へ出力される。よって、センサユニット10の電流センサ103によって、外部端子21と外部端子22とを繋ぐ線路を流れる電流を測定することは、対応するストリング6に流れる電流を測定することと同等である。
【0023】
また、本発明の実施形態に係るセンサユニット10は、電源ユニット101と、マイクロコンピュータ102と、電流センサ103と、無線ユニット104とを備える。電源ユニット101は、外部端子23と外部端子24との間に接続されており、また、例えば、これらの端子を介して太陽電池モジュール5から供給される電力で充電されるコンデンサ(不図示)を備えてもよい。電源ユニット101は、マイクロコンピュータ102、無線ユニット104等の、センサユニット10に設けられている電子部品に電気的に接続されており、これらの電子部品に対する電源として機能する。
【0024】
電流センサ103は、外部端子21と外部端子22とを繋ぐ線路上に配置され、当該ストリング6を流れる電流を測定するように構成される。電流センサ103は、例えば、シャント抵抗とオペアンプとを備える公知の電流センサであってもよい。電流センサ103は、太陽電池モジュール5の状態を示す物理量を測定するセンサの一例である。ここで言う物理量については後述する。
【0025】
上述したように、ストリング6に設けられているセンサユニット10は、当該ストリング6を構成する太陽電池モジュール5から出力される電流、電圧、及び電力、並びに当該太陽電池モジュール5の温度(本明細書においては、これらを「太陽電池モジュールの状態を示す物理量」と称することがある。)のうちの少なくとも一つを測定するように構成される。図3には、電流センサ103のみが図示されているが、センサユニット10は、電流センサ103以外にも、電圧センサや温度センサを備えることができる。電圧センサや温度センサとしては、公知の各種センサを用いることができるので、詳細な説明は省略する。センサユニット10が測定する太陽電池モジュール5の状態を示す物理量は、上述した電流、電圧、電力、及び温度に限られず、太陽電池モジュール5の異常や故障の判定に用いることができる任意の物理量を含み得る。
【0026】
本発明の実施形態におけるマイクロコンピュータ102は、制御ユニットの一例であって、電流センサ103等の各種内蔵センサから受信したストリング6に関する測定結果に基づいて、ストリング6に異常がないか診断する。異常(故障)診断は、公知の任意のロジックを用いて実行することができる。また、マイクロコンピュータ102は、測定されたストリング6の状態を示す物理量の平均値算出やピーク値算出といった様々な演算処理を行うこともできる。本明細書においては、測定値に任意の演算を行って得られた演算値も、太陽電池モジュールの動作状況を示すことができる限り「太陽電池モジュールの状態を示す物理量」に含められるものとする。本実施形態において、太陽電池モジュール5に関する測定値の平均値やピーク値は「太陽電池モジュールの状態を示す物理量」に含まれる。
【0027】
無線ユニット104は、電流センサ103によって測定された物理量等の各種情報を他の装置、例えば、他のセンサユニット10や後述するマネジメントユニット9に無線送信するように構成される。この無線ユニット104は、例えば、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線用の規格や、IEEE802.11系の無線LANやWiMAX等の無線通信規格を用いて無線通信を行うように構成される。無線ユニット104は、これらの通信規格で用いられる周波数の電磁波を放射するアンテナを備える。
【0028】
無線ユニット104は、マネジメントユニット9との距離に応じて、マネジメントユニット9に対して情報を直接無線送信してもよいし、近傍にある他のセンサユニット10にまず送信し、当該他のセンサユニット10からマネジメントユニット9に対して送信するようにしてもよい。つまり、複数のセンサユニット10によりマルチホップ通信を行ってもよい。
【0029】
この無線ユニット104は、追って詳述するように、センサユニット10における無線ユニット収容部14に収容される。また、一実施形態において、外部端子21〜24は、センサユニット10の筐体本体12に設けられる。一実施形態において、電源ユニット101、マイクロコンピュータ102、及び電流センサ103、並びに、該当する場合には電流以外の物理量を測定するためのセンサ、は筐体本体12に収容されるが、アンテナ収容部14に収容されてもよい。
【0030】
[センサユニットの構造]
次に、図4ないし図6を参照して、本発明の第1実施形態に係るセンサユニット110の外観及び当該センサユニット110の架台フレーム3への取り付けについて説明する。図4ないし図6では、図1と同様に座標軸が定められる。以下の説明では、センサユニット110において架台フレーム3と当接することとなる面を裏面と称し、裏面とは反対側の面を正面と称し、正面と裏面とをX軸方向において接続する面を側面と称する。
【0031】
図示のとおり、本発明の第1実施形態に係るセンサユニット110は、正面視ほぼ方形で箱形の筐体本体112と、筐体本体112の下端から延伸し曲面形状を呈する無線ユニット収容部114と、筐体本体112の左端から外側に延伸するフランジ118aと、筐体本体112の右端から外側に延伸するフランジ118bと、を備える。
【0032】
筐体本体112及び無線ユニット収容部114はいずれも電子部品を内部に収容するために中空に構成される。筐体本体112と無線ユニット収容部114は、例えばポリエチレン等の耐候性の樹脂から成り、例えば射出成形により成型される。筐体本体112及び無線ユニット収容部114は、両方の内部空間が連通するように一体に成型されてもよい。例えば、筺体本体112及び無線ユニット収容部114は、一つの内部空間を有する中空のボックス形状に形成される。
【0033】
筐体本体112の内部には、上述した電源ユニット101、マイクロコンピュータ102、電流センサ103、及びこれら以外の様々な電子部品が収容される。無線ユニット収容部114の内部には、上述した無線ユニット104が収容される。第1実施形態においては、フランジ118aの下端とフランジ118bの下端とを結ぶ仮想線Tを含み、筐体本体112の上面と平行な仮想面を、筐体本体112と無線ユニット収容部114との境界とすることができる。したがって、上述した無線ユニット収容部114における曲面形状は、電流センサ103が収容される筐体本体112よりも無線ユニット104が収容される領域に近い側に形成されていることになる。
【0034】
無線ユニット収容部114における曲面形状は、より具体的には、半円形状である。つまり、無線ユニット収容部114の外面は、無線ユニット104から実質的に等しい距離だけ離れている。このような曲面形状は、無線ユニット104から放射される電波の干渉を減らして通信品質を向上するために採用されている。また、この曲面形状は、センサユニット110全体の寸法を小型化する意図もある。
【0035】
フランジ118a及びフランジ118bの外表面には、溝120a及び溝20bがそれぞれ形成されている。後述するように、これらの溝120a及び溝120bには、センサユニット110を架台フレーム3に取り付けるためのバンド30a及び30bが受け入れられる。
【0036】
図示のとおり、第1実施形態におけるフランジ118a及びフランジ118bは、筐体本体10のそれぞれ左側面及び右側面の周囲を取り囲むリング形状に形成される。そして、筐体本体10の左側面においてフランジ118aに取り囲まれた部分から外部端子121及び外部端子122が露出しており、筐体本体10の右側面においてフランジ118bに取り囲まれた部分から外部端子123及び外部端子124が露出している。つまり、筐体本体10の左側面及び右側面には、それぞれ外部端子121,122、及び外部端子123,124が外側に突出するように設けられ、フランジ118a及びフランジ118bは、それぞれ一対の外部端子を囲むように形成されている。
【0037】
もっとも、フランジ118a及びフランジ118bは、それぞれ1個の外部端子を囲むように形成されてもよい。また、フランジ118a及びフランジ118bは、それぞれ1対の外部端子を部分的に囲むように形成されてもよい。さらに、バンド30a,30bを架台フレーム3との間で架け渡すことができる限り、外部端子を取り囲んでいなくてもよいし、筐体本体112の側面に設けられなくてもよい。例えば、図示しない1筋の溝部が、筐体本体112の正面におけるX軸方向の中央に沿って設けられてもかまわない。あるいは、フランジ118a及びフランジ118bとともに、このような1筋の溝部が設けられてもよい。
【0038】
第1実施形態において、フランジ118aは、そのX軸方向における幅が外部端子121,122の高さと略等しくなるように構成され、フランジ118bも、フランジ118aと同様に、その幅が外部端子123,124の高さと略等しくなるように構成される。また、フランジ118aは、対応する外部端子121,122との間隔が狭くなるように構成される。例えば、リング状のフランジ118aは、その短径、つまりY軸方向における径が外部端子121,122の外径よりも若干大きくなるように構成される。これにより、不用意に外部端子121,122が緩められたり取り外されたりすることを防止することができる。フランジ118bも、フランジ118aと同様に、その短径が外部端子123,124の外径よりも若干大きくなるように構成される。
【0039】
ここで、外部端子121〜124は、図4(b)に示されるように筒形状を呈し、太陽電池モジュール5からのケーブル40が筐体本体112の内部に導入される。外部端子121〜124の先端部には雄ネジが形成されている。したがって、外部端子121〜124にケーブル40を挿通した状態で外部端子の先端部にナット121A〜124Aを螺合することで、外部端子121〜124とケーブル40とを固定することができる(図5参照)。その際、外部端子121〜124とナット121A〜124Aとの間にシール材(不図示)を挟み込ませることで、外部端子121〜124から筐体本体112の内部への水分の侵入を防止することができる。
【0040】
第1実施形態において、外部端子122はケーブル40を介して太陽電池モジュール5の負極端子に接続され、外部端子123はケーブル40を介して太陽電池モジュール5の正極端子に接続されている。上述したとおり、電源ユニット101は、外部端子122と123との間に接続されて、マイクロコンピュータ102、無線ユニット104、その他の電子機器の電源として機能する。したがって、センサユニット110は太陽電池モジュール5から供給された電力で動作することができる。
【0041】
外部端子121は、センサユニット110が設置されているストリング6内で、外部端子122及び外部端子123が接続されている太陽電池モジュール5よりも上流側にある太陽電池モジュール5と接続される。外部端子122及び外部端子123が最も上流にある太陽電池モジュール5に接続されている場合には、外部端子121は、パワーコンディショナ8の正極側に接続される。
【0042】
また、外部端子124は、センサユニット110が設置されているストリング6内で、外部端子122及び外部端子123が接続されている太陽電池モジュール5よりも下流側にある太陽電池モジュール5と接続される。外部端子122及び外部端子123が最も下流にある太陽電池モジュール5に接続されている場合には、外部端子124は、パワーコンディショナ8の負極側に接続される。
【0043】
次に、図4(b)ないし図6を参照して、フレーム4へのセンサユニット110の取り付けについて説明する。図4(b)に示すように、センサユニット110の裏面Bには、支持部材126,127が設けられている。つまり、支持部材126,127は、裏面Bから突出している。ここで、裏面Bは、第1当接面に相当する当接面116を含み、また、支持部材126,127は、突出部の一例である。したがって、支持部材126、127は、後述するバンド30a,30bとともに固定具を構成する。図4には、2つの支持部材126、127が示されているが、ユニット10は任意の数の支持部材を備えることができる。
【0044】
支持部材126,127は、側面視で、つまりX軸方向から見たときに台形形状を呈するように形成されており、裏面Bと略直交するとともに上に向かって面する当接面TF11、TF12を有する。当接面TF11、TF12は第2当接面に相当する。もっとも、当接面TF11、TF12は、センサユニット110が架台フレーム3に結束された状態においてセンサユニット110の上方への移動を規制できる限り、裏面Bとの間で任意の角度をなしてもよい。
【0045】
支持部材126、127は、それぞれの当接面TF11とTF12とが実質的に同一平面上にあるように設けられる。センサユニット110は、支持部材と同様に、任意の数の当接面を有してよい。
【0046】
横フレーム3bは、上述したように断面C字型に形成されており、図5に示すように側面TC1、下面TC2、及び上面TC3を有する。センサユニット110は、その当接面116が横フレーム3bの側面TC1と当接し、かつ、支持部材126,127の当接面TF11、TF12が横フレーム3bの下面TC2と当接した状態において、横フレーム3bに取り付けられる。横フレーム3bの上面TC3には、太陽電池モジュール5が載置される。
【0047】
センサユニット110を架台フレーム3に取り付ける際には、筐体本体112の当接面116を横フレーム3bの一つの面TC1に当接させるとともに、支持部材126,127の当接面TF11、TF12を横フレーム3bの他の面(下面TC2)に当接させた状態で、溝120a及び溝120bを介してバンド30a及びバンド30bを横フレーム3bに縛り付ける。バンド30a及びバンド30bは、例えば、公知のインシュロック帯である。インシュロック帯は、ポリプロピレンのような弾性樹脂材で成形された結束部材であり、細長い帯部と筒状の挿通部とを有している。結束時には、帯部を挿通部に通し、この帯部に設けられた突起に挿通部の係止爪を係合させる。
【0048】
図6に示されているように、筐体本体112の裏面B(架台フレームとの当接面116)には、支持部材126,127が互いに離間した状態で取り付けられる。この支持部材126,127は、筐体本体112と一体に形成してもよい。また、筐体本体112とは別に支持部材126,127を形成し、この別に形成した支持部材126,127を筐体本体112の裏面B(当接面116)に接着等により取り付けてもよい。第1実施形態における支持部材126,127は、筐体本体112の当接面116とほぼ垂直な当接面TF11、TF12を有する。当接面TF11、TF12は、センサユニット110が架台フレーム3に取り付けられるときに、当該架台フレーム3において当接面116と当接する面TC1とは別の面TC2に当接する。これにより、センサユニット110は、より安定的に架台フレームに取り付けられる。
【0049】
第1実施形態における支持部材126,127は、センサユニット110が架台フレーム3(横フレーム3b)に取り付けられた状態において、当該架台フレームと無線ユニット収容部114との間にあるように配置される。つまり、センサユニット110が横フレーム3bに固定されると、支持部材126,127が横フレーム3bの面TC2に当接し、これによってセンサユニット110が上方に移動することが規制される。また、支持部材126,127の当接面TF11,TF12が横フレーム3bの面TC2に当接することで、センサユニット110が面TC2の側に回転することが規制される。換言すれば、支持部材126,127は、無線ユニット104が架台フレーム3に近付く方向にセンサユニット110が移動することを規制する。これにより、無線ユニット収容部114に収容されている無線ユニット104のアンテナと架台フレーム3との間の距離Dだけ確実に離間させることができる。
【0050】
距離Dは、支持部材126,127の位置を変更することによって調節可能である。距離Dが大きいほど、架台フレーム3によって生じる電磁遮蔽の影響が無線ユニット104のアンテナに及びにくくなり、当該アンテナを利用した無線通信の品質劣化を抑制することができる。つまり、支持部材126、127をセンサユニット110のより上方に配置することにより、無線ユニット収容部114に収容されている無線ユニット104のアンテナと架台フレーム3との距離Dをより広げることができ、通信品質の劣化をより抑制することができる。距離Dは、センサユニット110がバンド30a,30bによって架台フレーム3に結束されたときにセンサユニット110がX軸を中心に回転しない程度に最大に定められてよい。
【0051】
一方、十分な通信品質が得られる場合には、支持部材126,127をセンサユニット110のより下方に配置することにより、無線ユニット104のアンテナと架台フレーム3との距離Dは短くなるが、センサユニット110と架台フレーム3との接触面積を大きくすることができる。したがって、センサユニット110を架台フレーム3により安定的に固定することができる。これらを考慮し、支持部材126,127は、センサユニット110が安定的に架台フレーム3に固定され、かつ、無線ユニット104と架台フレーム3との間の距離Dができるだけ離れるように、位置決めされる。
【0052】
図4(b)に示されるように、支持部材126,127の間にベントフィルタ128が設けられている。ベントフィルタ128はフィルタの一例であり、筐体本体112の外側と内側との間における防水及び通気の両機能を有する。ベントフィルタ128は、圧力調整機能又は防塵機能を有していてもよい。第1実施形態では、ねじ込み型のベントフィルタが用いられるが、このタイプのベントフィルタでもかまわない。なお、ベントフィルタ128は、支持部材126,127の間の領域以外の場所に取り付けられてもかまわない。
【0053】
また、図4(b)に示されるように、当接面116にネジ穴130,131が設けられている。これらネジ穴を介して、後述するアタッチメントを含む様々な部材が取り付けられる。
【0054】
以上のように、本発明の第1実施形態によれば、筐体本体112の当接面116を架台フレーム3に当接させた状態で筐体本体112の溝120a及び溝120bを介してバンド30a及びバンド30bを当該架台フレーム3に巻き付けることにより、締結用のボルトを用いることなく、センサユニット110を架台フレーム3に取り付けることができる。この溝120a及び溝120bは筐体本体112の外表面に形成されているので、バンド30a及びバンド30bを対応する溝120a及び溝120bに容易に位置決めすることができる。
【0055】
<第2実施形態>
図7ないし図10を参照して、本発明の第2実施形態に係るセンサユニットを説明する。この実施形態に係るセンサユニットが適用される太陽光発電システムは、第1実施形態における太陽光発電システムと同様であるので、説明は省略される。また、本実施形態に係るセンサユニットの機能は、第1実施形態に係るセンサユニットの機能と同様であるので、説明は省略される。本実施形態に係るセンサユニットの主な構造、例えば、筐体本体212、無線ユニット収容部214、当接面216、支持部材226,227、当接面TF21,TF22は、第1実施形態における対応する部材の構造と共通するので、共通する構造の説明は省略される。本実施形態に係るセンサユニットと第1実施形態に係るセンサユニットとの主な相違は、外部端子とベントフィルタにある。
【0056】
以下、第2実施形態に係るセンサユニットの外部端子とベントフィルタについて詳細に説明する。なお、第2実施形態において、座標軸は、第1実施形態と同様に定められるものとする。また、第2実施形態に係るセンサユニットの正面、裏面、及び側面は、第1実施形態と同様に定義されるものとする。
【0057】
第2実施形態における外部端子221〜224は、第1実施形態における外部端子121〜124と同様に筒形状を呈しており、一対の隣り合う外部端子221,222は筐体本体212の左側面から外側に突出し、一対の隣り合う外部端子223,224は筐体本体212の右側面から外側に突出している。また、外部端子221〜224から太陽電池モジュール5からのケーブル40が筐体本体212の内部に導入される。
【0058】
本実施形態に係る外部端子221〜224が第1実施形態に係る外部端子121〜124と異なるのは、外部端子221〜224に直接的にバンド30が架け渡されることにおいてである。つまり、図9及び図10に示されるように、外部端子221,222には、バンド30aが架台フレーム3との間で架け渡され、外部端子223,224には、同様に、バンド30bが架台フレーム3との間で架け渡される。
【0059】
バンド30が外部端子221〜224と架台フレーム3との間で架け渡されると、一対の外部端子221と222はバンド30aから互いに近づく方向に力を受けるとともに、一対の外部端子223と224はバンド30bから互いに近づく方向に力を受ける。これら力に由来する応力は、外部端子221〜224と筐体本体212との境界部分に集中する。このような応力に耐えられるように、外部端子221〜224における筐体本体212側の端部には、これら外部端子の径より大きい径を有する補強部231〜234がそれぞれ形成されている。
【0060】
また、外部端子221、222及び後述する架橋構造238は、バンド30aを案内する鍔部236を有し、外部端子223、224及び後述する架橋構造239は、同様に、バンド30bを案内する鍔部237を有している。センサユニット210がバンド30a,30bによって架台フレーム3に結束されるとき、バンド30a,30bはそれぞれ、補強部231、232と鍔部236との間、補強部233,234と鍔部237との間に形成された窪みに案内される。
【0061】
図8に示されるように、外部端子221〜224の先端部には、筒形状を呈した止水用キャップ241〜244が装着される。止水用キャップ241〜244の先端部は、太陽電池モジュール5からのケーブルを挿通するための孔が設けられている。
【0062】
止水用キャップ241〜244の内周面は、先端部に向かって小径化している。また、外部端子221〜224の先端部には、周面に亘って複数のスリットが形成されている。したがって、外部端子221〜224の先端部に止水用キャップ241〜244が装着されると、外部端子221〜224の先端部は、止水用キャップ241〜244の内周面に押されてケーブル40に密着する。これによって、水分が外部端子221〜224から筐体本体212の内側に侵入することが防止される。
【0063】
図7に戻ると、外部端子221と222との間には架橋構造238が、また、外部端子223と224との間には架橋構造239が、それぞれ設けられている。これら架橋構造は、上述した応力に抗する力を付与する補強機構であると同時に、外部端子221〜224とともにベルト30を案内する案内機構でもある。なお、架橋構造238,239は第1及び第2案内部に相当する。
【0064】
具体的には、架橋構造238は、補強部231と補強部232との間に連続して形成されるととともに、これら補強部より筐体本体212の左側面から離れて配置される。同様に、架橋構造239は、補強部233と補強部234との間に連続して形成されるととともに、これら補強部より筐体本体212の右側面から離れて配置される。つまり、架橋構造238(239)は、あたかも補強部231と232(233と234)との間に架けられた橋のような形状を呈している。
【0065】
また、架橋構造238は、バンド30aが架台フレーム3及び外部端子221,222に架け渡されるように、バンド30aを案内する。同様に、架橋構造239は、バンド30bが架台フレーム3及び外部端子223,224に架け渡されるように、バンド30bを案内する。
【0066】
筐体本体212は、外側と内側との間における防水性及び通気性の双方の機能を含むベントフィルタ228を有する。ベントフィルタ228は、筐体本体212に設けられた通気孔と、かかる通気孔を筐体本体212の内側から覆う、防水性及び通気性の双方の機能を含む膜部材と、を含んで構成される。本実施形態において、この膜部材は筐体本体212の内面に熱溶着されるが、膜部材が筐体本体212に取り付けられる手法は熱溶着に限られない。
【0067】
ベントフィルタ228は、支持部材226,227の間に設けられている。これは、センサユニット210が架台フレーム3に取り付けられる際、作業者がベントフィルタ228の通気孔に手を触れることによって、作業者の手に付着していた砂や塵がベントフィルタの通気孔を塞ぐことを抑止するためである。したがって、作業者が触れにくい場所に位置する限り、ベントフィルタ228は任意に位置取りされる。
【0068】
図8に示される第2実施形態に係るセンサユニット210の分解図に言及する。センサユニット210の筐体は、筐体本体212と無線ユニット収容部214とが一体成型され、本体212Aと蓋212Bとを含んで構成される。本体212Aには、無線ユニット104を含む基板246が内蔵されている。基板246には、外部端子221〜224を介してケーブル40が接続されている。そして、本体212Aと蓋212Bとは、パッキング248を本体212Aの縁部に当てた状態で、嵌め込まれる。これにより、センサユニット210は防水される。
【0069】
第2実施形態に係るセンサユニット210は、図9及び図10に示されるように、バンド3によって架台フレーム3に結束される。具体的には、筐体本体212の当接面216が横フレーム3bの面TC1に当接し、かつ、当接面TF21,TF22が横フレーム3bの面TC2に当接した状態において、バンド30aが外部端子221,222及び架橋構造238と横フレーム3bとの間で架け渡されるとともに、バンド30bが外部端子223,224及び架橋構造239と横フレーム3bとの間で架け渡される。
【0070】
本実施形態において、当接面TF21,TF22によって、センサユニット210の筐体に内蔵された無線ユニット204と架台フレーム3とは、所定の距離だけ離間される。よって、架台フレーム3による電磁シールドの影響を抑えることができ、一定の通信品質を維持することが可能となる。
【0071】
図8に示されるように、筐体本体212と無線ユニット収容部214とは一体成型され、外部端子221〜224は本体212Aと一体的に設けられている。したがって、第1実施形態と比較して、センサユニット210を構成する部品の数が少なく、製造コストの削減が可能となる。
【0072】
<変形例>
図11ないし図14を参照して、第1及び第2実施形態の変形例を説明する。変形例では、太陽電池モジュール5が架台1に取り付けられないため、センサユニットが太陽電池モジュール自体のフレームに取り付けられる。例えば、太陽電池モジュールが水上設置のためのフロートに取り付けられる場合や、折板屋根に太陽電池モジュールを設置する場合が該当する。あるいは、変形例は、太陽電池モジュール5の設置された架台1のフレームがバンドによるセンサユニットの結束に適さない場合に適用される。ここで、太陽電池モジュール自体のフレームは、太陽電池モジュールのためのフレームの一例である。
【0073】
ここでは、第2実施形態に係るセンサユニットが用いられるが、第1実施形態に係るセンサユニット及びその他のセンサユニットが用いられてもよい。この変形例では、第1及び第2実施形態における支持部材は設けられなくてもよい。なお、図11図14において、座標軸は、第1及び第2実施形態における座標軸と整合するように定められる。つまり、Z軸方向は鉛直方向に、X軸方向は基部14の長手方向に、Y軸方向は、引掛部12が延びる方向に、それぞれ定められる。
【0074】
変形例では、センサユニット210を太陽電池モジュール5自体のフレーム5aに取り付けるための固定具として、図11に示されるようなアタッチメント11が用いられる。アタッチメント11は、基部14と、フレーム5aに引っ掛かる引掛部12a,12bと、引掛部12a,12bがフレーム5aに引っ掛かった状態でフレーム5aに結合する結合部13と、を有する。アタッチメント11は、強度の面から、金属製であることが好ましいが、金属以外の材料で形成されてもよい。
【0075】
具体的に述べると、基部14は、矩形形状を呈する板材であって、図12に示されるように、センサユニット210のネジ穴229,230に対応する孔14A,14Bを有している。したがって、アタッチメント11をセンサユニット210の当接面216に当接させた状態において、ネジ15A,15Bを基部14の孔14A,14Bを介してネジ穴229,230に螺合することによって、アタッチメント11はセンサユニット210に固定される。
【0076】
図11に戻ると、引掛部12a,12b及び結合部13は、矩形状の基部14において1辺をなす縁部から実質的に直角に立ち上がっている。結合部13は更に、上方へ向けて屈曲し、先端部にネジ穴13Aを有している。
【0077】
結合部13は、Z軸方向から見た場合に引掛部12a,12bの間に配置される。また、結合部13は、Y軸の負方向から見た場合に、引掛部12a,12bから窪むように段差をもって設けられている。また、結合部13のY軸方向における長さは、太陽電池モジュール5自体のフレーム5aの縁部よりも長い。したがって、引掛部12a,12bは、図13に示されるように、太陽電池モジュール5自体のフレーム5aの縁部に引っ掛かる。また、結合部13は、図14に示されるように、引掛部12a,12bがフレーム5aの縁部に引っ掛かった状態で、結合部13の先端部に形成されたネジ穴13Aと螺合したネジ16の先端部をフレーム5aに押し当てることで、フレーム5aに結合する。
【0078】
このようにセンサユニット210がアタッチメント11を介して太陽電池モジュール5自体のフレーム5aに固定されると、センサユニット210に内蔵された無線ユニット104とフレーム5aとは所定の距離だけ離間する。この場合の所定の距離は、第1及び第2実施形態における所定の距離Dよりも大きいため、フレーム5aによる電磁シールドの影響が更に弱まり、通信品質の更なる向上が期待される。
【0079】
以上のとおり、センサユニット110は、太陽電池モジュール5から出力される電流を測定する電流センサ103と、電流センサ103の測定結果を無線により出力する無線ユニット104と、電流センサ103及び無線ユニット104を収容する筐体本体112及び無線ユニット収容部114と、無線ユニット104と、太陽電池モジュール5のためのフレームの一例としての架台フレーム3又は太陽電池モジュール自体のフレーム5aと、が所定の距離だけ離間するように、筐体本体112及び無線ユニット収容部114を太陽電池モジュールのためのフレームに取り付ける固定具と、を備える。かかる実施形態によれば、センサユニット110の筐体が太陽電池モジュールのためのフレームに取り付けられた状態において、無線ユニット104と太陽電池モジュール5のためのフレームとが所定の距離だけ離間する。したがって、太陽電池モジュール5のためのフレームによる電磁シールドの影響を抑制することができ、一定の通信品質を維持することが可能となる。
【0080】
また、固定具は、筐体本体112を架台フレーム3に結束するバンド30と、筐体本体112において架台フレーム3と当接する当接面116から突出して、筐体本体112と架台フレーム3とがバンド30によって結束された状態において、無線ユニット104が架台フレーム3に近付く方向への筐体本体112の移動を規制するように、架台フレーム3に当接する突出部(例えば支持部材126)と、を有することが好ましい。かかる実施形態によれば、筐体本体112と架台フレーム3とがバンド30によって結束された状態において、無線ユニット104が架台フレーム3に近付く方向への筐体本体112の移動は、突出部によって規制される。したがって、フレームによる電磁シールドの影響の抑制による一定の通信品質の維持が可能となる。
【0081】
また、支持部材126(127)は、筐体本体112が架台フレーム3に結束された状態において架台フレーム3に当接する当接面TF11(TF12)を有することが好ましい。当接面TF11(TF12)が架台フレーム3に当接することによって、センサユニット110を安定的に架台フレーム3に固定することが可能となる。
【0082】
また、当接面TF11(TF12)が当接面112と実質的に直交することで、当接面TF11(TF12)が架台フレーム3に確実に当接し、センサユニット110を更に安定的に架台フレーム3に固定することが可能となる。
【0083】
また、筐体本体212は、左側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、太陽電池モジュール5からのケーブル40が筐体本体212の内部に導入されるとともにバンド30aが架台フレーム3との間で架け渡される第1端子(例えば外部端子222)と、右側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、太陽電池モジュール5からのケーブル40が筐体本体212の内部に導入されるとともにバンド30aが架台フレーム3との間で架け渡される第2端子(例えば外部端子223)と、を有することが好ましい。バンド30a,30bが第1、第2端子と架台フレーム3との間をそれぞれ架け渡されることで、センサユニット210は確実に架台フレーム3に固定される。また、第1、第2端子が、太陽電池モジュール5からのケーブル40を導入する役割と、バンド30a,30bを巻き回す役割と、を兼ねることで、センサユニット210の部品数が減少し、製造コストにおいて有利となる。
【0084】
また、筐体本体212は、第1端子における筐体本体212側の端部に形成され、第1端子の径より大きい径を有する第1補強部(例えば補強部232)と、第2端子における筐体本体212側の端部に形成され、第1端子の径より大きい径を有する第2補強部(例えば補強部233)と、を有することが好ましい。かかる第1、第2補強部によって、筐体本体212は、第1、第2端子がバンド30a,30bから受ける応力に耐える強度を得ることができる。
【0085】
また、第1補強部に連続して形成され、バンド30aが架台フレーム3及び第1端子に架け渡されるように、バンド30aを案内する架橋構造238と、第2補強部に連続して形成され、バンド30bが架台フレーム3及び第2端子に架け渡されるように、バンド30bを案内する架橋構造239と、を有することが好ましい。これら架橋構造238,239によって、バンド30a,30bを第1、第2端子と架台フレーム3との間を巻き回すことが容易となる。よって、センサユニット210を架台フレーム3に固定する作業の効率が向上する。
【0086】
また、第1端子は、左側面から外側に隣り合って突出する一対の外部端子221,222であり、第2端子は、右側面から外側に隣り合って突出する一対の外部端子223,224であり、第1補強部は、第1端子における筐体本体212側の端部に形成される一対の補強部231,232であり、第2補強部は、第2端子における筐体本体212側の端部に形成される一対の補強部233,234であり、架橋構造238は、補強部231,232の間に連続して形成されるとともに、補強部231,232より左側面から離れて配置され、架橋構造239は、補強部233,234の間に連続して形成されるとともに、補強部233,234より右側面から離れて配置されることが好ましい。かかる架橋構造238によって、外部端子221,222にベルト30aを巻き回した際に生じる、外部端子221,222同士を近づける方向への力に抗することができる。架橋構造239についても同様である。したがって、外部端子221〜224が架橋構造238、239によって補強され、ベルト30a,30bによるセンサユニット210の確実な固定に寄与する。
【0087】
また、外部端子221,222及び架橋構造238は、バンド30aを案内する鍔部236を有し、外部端子223,224及び架橋構造239は、バンド30bを案内する鍔部237を有することが好ましい。かかる鍔部236によって、外部端子221,222及び架橋構造238に巻き回されたバンド30aが外れにくくなる。鍔部237についても同様である。よって、センサユニット210はベルト30a,30bを介して架台フレーム3に確実に固定される。
【0088】
また、筐体本体112が、バンド30が架台フレーム3との間で架け渡される溝部(例えば120a,120b)を有することが好ましい。架台フレーム3との間で架け渡されたバンド30が溝部に嵌まり込み、溝部から外れにくくなるため、センサユニット110を架台フレーム3に確実に固定することが可能となる。
【0089】
また、筐体本体112は、左側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、太陽電池モジュール5からのケーブル40が筐体本体112の内部に導入される第1端子(外部端子121又は122)と、右側面から外側に突出するとともに筒形状を呈し、太陽電池モジュール5からのケーブル40が筐体本体112の内部に導入される第2端子(外部端子123又は124)と、を有し、溝部は、第1端子を取り囲むように形成され、バンド30aが架台フレーム3との間で架け渡される溝部120aと、第2端子を取り囲むように形成され、バンド30bが架台フレーム3との間で架け渡される溝部120bと、を有することが好ましい。かかる溝部120a,120bによって、センサユニット110は、左右両側から架台フレーム3に確実に固定される。また、溝部120a,120bによって、第1、第2端子は、外部からの衝撃、ベルト30a,30bからの力、及び汚れから保護される。更に、溝部120a,120bが第1、第2端子を取り囲んでいるので、第1、第2端子からケーブルを取り外しにくいため盗難の被害を防ぐことができる。
【0090】
また、固定具の一例としてのアタッチメント11は、太陽電池モジュール5自体のフレーム5aに引っ掛かる引掛部12a,12bと、引掛部12a,12bがフレーム5aに引っ掛かった状態でフレーム5aに結合する結合部13と、を有することが好ましい。かかる実施形態によれば、センサユニット210は、無線ユニット104と太陽電池モジュール5自体のフレーム5aとが所定の距離だけ離間した状態で、確実にフレーム5aに結合される。
【0091】
また、筐体本体212は、筐体本体212の外側と内側との間における防水性及び通気性の双方の機能を含むベントフィルタ228を有することが好ましい。かかる実施形態によれば、センサユニット210の内側と外側における防水性を確保しながら、センサユニット210の内部の圧力上昇を防止することができる。よって、センサユニット210の安全性が向上する。
【0092】
また、ベントフィルタ228は、筐体本体212に設けられた通気孔と、この通気孔を筐体本体212の内側から覆う、防水性及び通気性の双方の機能を含む膜部材と、を有することが好ましい。ベントフィルタ228をセンサユニット210の筐体に一体的に設けることで、センサユニット210の部品数の減少及びそれに伴う製造コストの低減を図ることができる。また、センサユニット210の小型化に寄与する。
【0093】
前記突出部は、当接面216から互いに離間した状態で突出する支持部材226,227を含んで構成され、ベントフィルタ228は、支持部材226,227との間に設けられることが好ましい。かかる実施形態によれば、作業者がセンサユニット210を架台フレーム3に取り付ける際、作業者がベントフィルタ228に手を触れて、ベントフィルタ228の通気孔を砂や塵で埋めることが防止される。したがって、センサユニット210の通気性が確保される。
【0094】
また、電流センサ103が収容される領域よりも無線ユニット104が収容される領域に近い側において、センサユニット110の筐体を形成する無線ユニット収容部114は曲面形状を呈していることが好ましい。無線ユニット104のアンテナから放射される電波が、センサユニット110の筐体からの反射波と干渉して弱められることが抑制される。このことは、通信品質の向上につながる。
【0095】
また、ケーブル40が挿通されるとともに外部端子221,222に装着される止水用キャップ241,242と、ケーブル40が挿通されるとともに外部端子223,224に装着される止水用キャップ243,244と、を更に備えることが好ましい。かかる実施形態によれば、外部端子221〜224からセンサユニット210の筐体の内部に水分が侵入することが防止される。
【0096】
また、外部端子121,122の先端部に形成された雄ネジに螺合し、外部端子121,122と外部端子121,122に挿通されたケーブル40とを固定するナット121A,122Aと、外部端子121,122の先端部とナット121A,122Aとの間に挟み込まれる第1シール材と、外部端子123,124の先端部に形成された雄ネジに螺合し、外部端子123,124と外部端子123,124に挿通されたケーブル40とを固定するナット123A,124Aと、外部端子123,124の先端部とナット123A,124Aとの間に挟み込まれる第2シール材と、を更に備えることが好ましい。かかる実施形態によれば、外部端子221〜224からセンサユニット110の筐体の内部に水分が侵入することが防止される。
【0097】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されない。上述した各部材の素材、形状、及び配置は、本発明を実施するための実施形態に過ぎず、発明の趣旨を逸脱しない限り、様々な変更を行うことができる。
【符号の説明】
【0098】
1 架台
3 架台フレーム
5 太陽電池モジュール
6 ストリング
7 アレイ
8 パワーコンディショナ
9 マネジメントユニット
10、110,210 センサユニット
11 アタッチメント
101 電源ユニット
102 マイクロコンピュータ
103 電流センサ
104 無線ユニット
112、122 筐体本体
114、214 無線ユニット収容部
116、216 当接面
118a、118b フランジ
120a、120b 溝
121〜124、221〜224 外部端子
126、127、226、227 支持部材
128、228 ベントフィルタ
TF11,TF12,TF21,TF22 当接面
図1
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