特許第6574473号(P6574473)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社アシックスの特許一覧

<>
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000002
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000003
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000004
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000005
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000006
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000007
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000008
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000009
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000010
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000011
  • 特許6574473-野球用ヘルメット 図000012
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6574473
(24)【登録日】2019年8月23日
(45)【発行日】2019年9月11日
(54)【発明の名称】野球用ヘルメット
(51)【国際特許分類】
   A42B 3/16 20060101AFI20190902BHJP
   A42B 3/12 20060101ALI20190902BHJP
【FI】
   A42B3/16
   A42B3/12
【請求項の数】9
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2017-253823(P2017-253823)
(22)【出願日】2017年12月28日
(62)【分割の表示】特願2017-6434(P2017-6434)の分割
【原出願日】2011年8月10日
(65)【公開番号】特開2018-48439(P2018-48439A)
(43)【公開日】2018年3月29日
【審査請求日】2017年12月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000310
【氏名又は名称】株式会社アシックス
(74)【代理人】
【識別番号】110001265
【氏名又は名称】特許業務法人山村特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100102060
【弁理士】
【氏名又は名称】山村 喜信
(72)【発明者】
【氏名】塩出 茂雄
(72)【発明者】
【氏名】西川 範浩
(72)【発明者】
【氏名】西脇 剛史
【審査官】 北村 龍平
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−290604(JP,A)
【文献】 特開平09−209211(JP,A)
【文献】 実開平07−040740(JP,U)
【文献】 特開平07−048711(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第00625318(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A42B 3/00 − 7/00
A63B 71/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
半球殻状の本体部10、庇部11およびイヤーフラップ12が非発泡体の樹脂で一体に形成された外側シェル1と、
前記外側シェル1の内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなるライナ2とを備えた野球用ヘルメットであって、
前記ライナ2は、前記本体部10の内側に積層されたライナ本体20と、前記イヤーフラップ12の内側に積層された耳部22とが互いに一体に連なって形成され、
前記ライナ本体20の大半を覆わず前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の熱可塑性樹脂で形成された補強シェル3が前記耳部22の内側に積層され、
前記補強シェル3が前記ライナ2の前記耳部22の下端からヘルメットの外側に向かって延び前記耳部22の下端の端面Eに積層されている、野球用ヘルメット。
【請求項2】
請求項1において、前記補強シェル3が前記耳部22の前記下端の端面Eから前記耳部22の前端22eの端面にわたって積層されている、野球用ヘルメット。
【請求項3】
請求項2において、前記ライナ2は、前記ライナ本体20と、前記耳部22と、前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する前方突出部21とが互いに一体に連なって形成され、
前記耳部22の前端22eと前記前方突出部21との間に括れ部23が形成され、
前記耳部22の前端22eの端面Eから前記括れ部23にわたって、前記ライナ2に前記補強シェル3が積層されている、野球用ヘルメット
【請求項4】
請求項1,2もしくは3において、前記外側シェル1、ライナ2および補強シェル3は耳の部分に貫通孔7を有し、前記補強シェル3は前記貫通孔7の周囲を囲むように前記貫通孔7の全周囲にわたって連なって設けられている、野球用ヘルメット。
【請求項5】
半球殻状の本体部10、庇部11およびイヤーフラップ12が非発泡体の樹脂で一体に形成された外側シェル1と、
前記外側シェル1の内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなるライナ2とを備えた野球用ヘルメットであって、
前記ライナ2は、前記本体部10の内側に積層されたライナ本体20と、前記イヤーフラップ12の内側に積層された耳部22と、前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する前方突出部21とが互いに一体に連なって形成され、
前記ライナ本体20の大半を覆わず前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の熱可塑性樹脂で形成された補強シェル3が設けられ、
前記耳部22の前端22eと前記前方突出部21との間に括れ部23が形成され、
前記耳部22の前端22eの端面Eから前記括れ部23にわたって、前記ライナ2に前記補強シェル3が積層されている、野球用ヘルメット
【請求項6】
請求項において、更に、前記括れ部23から前記ライナ2の前記前方突出部21の縁にわたって前記補強シェル3が積層されている、野球用ヘルメット。
【請求項7】
請求項5もしくは6において、前記補強シェル3は更に前記耳部22の内側に積層されている、野球用ヘルメット。
【請求項8】
請求項7において、前記補強シェル3が前記ライナ2の前記耳部22の前記内側からヘルメットの外側に向かって延び前記耳部22の前記端面Eに積層されている、野球用ヘルメット。
【請求項9】
請求項7もしくは8において、前記外側シェル1、ライナ2および補強シェル3は耳の部分に貫通孔7を有し、前記補強シェル3は前記貫通孔7の周囲を囲むように前記貫通孔7の全周囲にわたって連なって設けられている、野球用ヘルメット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は庇部およびイヤーフラップを備えた野球用ヘルメットに関する。
【背景技術】
【0002】
打者用の野球用ヘルメットには、イヤーフラップが設けられている(特許文献1)。
【0003】
一般的な野球用ヘルメットの一例を図11に示す。図11において、野球用ヘルメットは外側シェル1、ライナ2、頭部パッド4および耳パッド5を備える。
【0004】
前記外側シェル1は、頭の上部を覆う半球殻状の本体部10、前記本体部10から前方Fに向かって突出する庇部11、ならびに、前記本体部10から下方に向かって突出し耳を覆う少なくとも一つのイヤーフラップ12が非発泡体の樹脂で一体に形成されている。前記ライナ2は前記外側シェル1の前記本体部10内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなり、庇部11およびイヤーフラップ12の部位には設けられていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第2,978,755号(図4
【発明の概要】
【0006】
前記図11の一般的な野球用ヘルメットにおいては、庇部11およびイヤーフラップ12の部位にライナ2を設けていない。そのため、外側シェル1自体が大きな強度を備えている必要があり、外側シェル1が2mm程度の厚い樹脂で形成されている。かかる厚肉の外側シェル1は野球用ヘルメットの重量が大きくなる要因となる。
【0007】
したがって、本発明の目的は外側シェルを薄肉化してヘルメットの軽量化を図ることである。
【0008】
前記目的を達成するために、本発明の野球用ヘルメットは、頭の上部を覆う半球殻状の本体部10、前記本体部10から前方Fに向かって突出する庇部11、ならびに、前記本体部10から下方に向かって突出し耳を覆う少なくとも一つのイヤーフラップ12が非発泡体の薄肉の樹脂で形成された外側シェル1と、前記外側シェル1の内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなるライナ2とを備えた野球用ヘルメットであって、前記ライナ2は、前記本体部10の内側に配置され前記頭の上部を覆うライナ本体20と、前記イヤーフラップ12の内側に配置され前記耳を覆う耳部22と前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する前方突出部21とが互いに一体に連なって形成され、前記ライナ本体20の大半を覆わず、前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の樹脂で形成された補強シェル3が前記ライナ2に下記のaまたはbの少なくとも一方の状態で積層されていることを特徴とする野球用ヘルメット
a.前記ライナ2の耳部22から前記ライナ本体20にわたって前記ライナ2の内側に積層されている、
b.前記ライナの耳部22の前端22eから前記耳部22と前記前方突出部21との間の括れた括れ部23にわたって、前記ライナ2の内側および/または端面に積層されている。
【0009】
ここで、頭の上部とは、頭における耳よりも上方の部位を言う。
外側シェルは、2以上に分割されていてもよい。たとえば外側シェルを3分割し、イヤーフラップと補強シェルとが一体であってもよい。
「ライナ本体の大半を覆わず」とは、内側シェルが頭の上部の半分以上を覆っていないことを意味する。
【0010】
本発明によれば、イヤーフラップの内側にもライナを設けたので、外側シェルを薄肉化でき、ヘルメットの軽量化を図り得る。また、補強シェルは頭の上部の大半を覆っておらず、ヘルメットの軽量化を妨げない。
【0011】
一方、打者ヘルメットのイヤーフラップには貫通孔が存在するが、硬式野球用打者ヘルメットは両耳付きであるため着脱しにくく、そのため、イヤーフラップの前記貫通孔に指をかけ、左右に開きながら着脱する。そのとき、イヤーフラップ付け根に応力が集中し、イヤーフラップまで設けたライナ材に割れが生じる可能性がある。
また、片耳付の軟式野球用のヘルメットにおいても、イヤーフラップの部位を片手で把んで着脱することがあり、この場合にもライナ材に割れが生じる可能性がある。
これに対し、前記a.の状態のようにライナの耳部の付け根部が補強シェルにより補強された場合は、イヤーフラップの耳部の付け根部の破断強度が大きくなり、繰り返し着用することによるライナの破損を防止し得る。
一方、前記b.の状態のように、ライナの耳部の前端から括れ部にわたって、ライナの内側または端面の少なくともいずれか一方に補強シェルが積層された場合は、応力集中が生じ易い前記括れ部を補強することで、前記ライナの破損を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施例1のヘルメットを内側前方から見た斜視図である。
図2】同内側後方から見た斜視図である。
図3】実施例2のヘルメットを内側後方から見た斜視図である。
図4】実施例3のヘルメットを内側後方から見た斜視図である。
図5図5Aはライナの断面図、図5B図5Dはイヤーフラップの下端の構造例を示す断面図である。
図6図6A図6Fは同構造例の他の例を示す断面図である。
図7】実施例4のヘルメットを内側前方から見た斜視図である。
図8】実施例5のヘルメットを内側前方から見た斜視図である。
図9】実施例6のヘルメットを内側前方から見た斜視図である。
図10】実施例7のヘルメットを内側前方から見た斜視図である。
図11】一般的な野球用ヘルメットの一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の好ましい実施例においては、前記耳部の前記前端におけるライナ本体に連なる部位において、前記ライナの内側の面が括れて前記ライナの厚さが薄い薄肉部が形成されており、前記薄い薄肉部の前記前端の内側および/または端面に前記補強シェルが積層されていることを特徴とする。
【0014】
この場合、薄肉部の内側にメガネのツルを収容し得るのであるが、かかる薄肉部の薄い前端が補強シェルで補強されるので、応力の集中を防止し得る。
【0015】
本発明の更に好ましい実施例において、前記ライナ本体の前頭部および後頭部には、それぞれ、前記ライナ本体の端面から上方に向かって延びる複数本の溝が形成されている。
この場合、ヘルメットを着用する際に溝の部位でライナ本体が開き、耳部の付け根部の応力集中を緩和し得る。
【0016】
本発明の更に好ましい実施例において、前記溝は前記前頭部および後頭部において平面断面がV字状またはU字状に形成されている。
V字状またはU字状の溝はライナ本体を更に開き易くする。
【0017】
本発明の好ましい実施例において、前記ヘルメットは前記頭の少なくとも側頭部にフィットするためのパッドを更に備え、前記内側シェルは前記パッドの下端よりも上方まで延びている。
【0018】
かかる内側シェルは耳部の付け根部を確実に覆い、繰り返し着用することによるライナの破損を確実に防止し得る。
【実施例】
【0019】
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。以下の各実施例において同一部分または相当部分には同一符号を付している。
【0020】
図1および図2は実施例1を示す。
本実施例の外側シェル1は、図11の従来例と同様に、図1の本体部10、庇部11およびイヤーフラップ12が非発泡体の熱可塑性樹脂で一体に成型されているが、前記従来例と異なり、0.4mm〜1.5mm程度の薄肉で、真空成型により成型されている。
【0021】
ライナ2はライナ本体20、前方突出部21および耳部22が外側シェル1よりも厚肉の発泡スチロール(発泡樹脂の一例)で一体に形成されている。
【0022】
前記ライナ2は衝撃を吸収するためのものであるが、外側シェル1の内側の全面を覆い、外側シェル1と協働してヘルメットの強度をアップさせる役割も果たす。
前記ライナ本体20は、前記本体部10の内側に配置され前記頭の上部を覆う。耳部22は前記イヤーフラップ12の内側に配置され前記耳を覆う。前記前方突出部21は前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する。
【0023】
前記ライナ2の内側には内側シェル3(補強シェルの一例)がライナ2に積層されている。前記内側シェル3は前記ライナ本体20の大半を覆わず、かつ、前記ライナ2の耳部22から前記ライナ本体20にわたって、前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の熱可塑性樹脂で形成されている。前記内側シェル3は主としてライナ2の内側を覆っているが、ライナ2の端面Eを覆っていてもよい。
【0024】
なお、図1図4および図7図10の各図において、内側シェル3の部位には網点を施している。また、これらの図においては作図の都合上、ヘルメットの上下が逆さになって図示されている。
【0025】
たとえば、図1の前記外側シェル1および内側シェル3とライナ2とはライナ2の成型時に互いに一体に固着される。外側シェル1と内側シェル3を真空成型でそれぞれ作製した後、ライナ2のインモールド成型時に外側シェル1と内側シェル3をモールド内に仕込み、ライナ2の成型と同時にライナ2に、外側シェル1および内側シェル3が接着されてもよい。一方、前記内側シェル3は単体で真空成型されたパーツが複数のビスなどの止め具6によりライナ2に固定されていてもよい。
【0026】
本ヘルメットには、前記図11の従来例に示す円環状の頭部パッド4および耳パッド5が設けられる。前記頭部パッド4はヘルメットを頭の外周に沿ってフィットさせるものであり、耳パッド5は耳の下方において顔面に接触するもので、これらは一般にスポンジゴムと合成皮革で形成される。なお、図1図4および図7図10の実施例においては、ライナ2や内側シェル3の構造を分かり易くするために頭部パッド4および耳パッド5を図示していない。
【0027】
図1において、前記内側シェル3は頭部パッド4の下端40(図11参照)よりも上方(紙面上では下方)Zまで延びている。このように、内側シェル3は上方Zに延びてライナ本体20の一部を覆うことにより、内側シェル3は耳部22の付け根部を確実に覆う。
【0028】
前記外側シェル1、ライナ2および内側シェル3は、耳の部分に貫通孔7を有する。本実施例の場合、内側シェル3は前記貫通孔7の周囲を囲むように前記貫通孔7の全周囲にわたって連なって設けられている。
【0029】
また、本実施例の場合、内側シェル3は耳部22の下端からヘルメットの外側に向かって延び、耳部22の端面Eを覆っている。
なお、端面Eを非発泡体の樹脂で覆うことにより、端面Eのライナ材がグランド等に接触ないし当接することによる摩耗を防止し得る。
【0030】
図1および図2に示すように、前記ライナ本体20の内面には前頭部20Fから後頭部20Bにわたって、前記ライナ本体20の端面20Eから上方Zに向かって延びる複数本の溝20Gが形成されている。前記溝20Gは前記前頭部20Fおよび後頭部20Bにおいて平面断面がV字状またはU字状に形成されている。
【0031】
なお、図1に示すように、ヘルメットの頭部には前記外側シェル1およびライナ2を貫通し、前記溝20Gに連なる通気用の貫通孔8が多数設けられている。
【0032】
図3および図4は他の実施例を示す。
これらの例に示すように、内側シェル3の形状は種々の形状が考えられるが、貫通孔7の全周囲を囲むのが好ましい。
【0033】
図5B図5D図6A図6Fは、図5Aの耳部22の下端部の構造を拡大して示す。
ライナ2の端面Eは、図5Bのように、前記内側シェル3により覆ってもよいが、図5Cおよび図5Dのように、前記内外のシェル3により覆わなくてもよい。
【0034】
また、図6Aのように、端面Eを巻き込むように外側シェル1を内側まで延ばしてもよいし、逆に、図6Bのように、端面Eを巻き込むように内側シェル3を外側まで延ばしてもよい。
【0035】
更に、図6Cおよび図6Fのように、端面Eを別のパーツにより覆ってもよい。また、図6Dおよび図6Eに示すように、外側シェル1および内側シェル3の端の処理は種々の構造を採用し得る。
【0036】
前記図5Aの断面図および図7図10に示すように、前記耳部22の前記前端22eから貫通孔7におけるライナ本体20に連なる部位において、前記ライナ2の内側の面が括れて厚さが薄い薄肉部24が形成されている。これはメガネを着用する打者のメガネのツルを収容可能とするためである。
【0037】
また、前記耳部22と前記突出部21との間には形状が急激に変化して括れた括れ部23が形成されている。したがって、前記括れ部23またはその近傍の薄肉部24には応力が集中し易い。一方、イヤーフラップ12の後端部分22bは本体部10に向かって滑らかな形状を有し、破断しにくい。
【0038】
したがって、図7図10に示すように、少なくとも前記応力集中し易い部位を補強するために補強シェル3を設けるのが好ましい。
【0039】
図7の実施例においては、前記ライナの耳部22における前端22eから括れ部23において、耳部22からライナ本体20にわたって、ライナ2の内側に補強シェル3が積層されている。
【0040】
図8の実施例においては、前記耳部22の端面Eおよびその近傍の内側と、耳部20の前端22eから括れ部23にわたって、ライナ2の内側および端面に補強シェル3が積層されている。
【0041】
図9の実施例においては、前記ライナの耳部22の前端22eから前記括れ部23にわたって、前記ライナ2の内側および/または端面に補強シェル3が積層されている。
【0042】
図10の実施例においては、前記ライナの耳部22の前端22eから前記括れ部23にわたって、前記ライナ2の端面から前方突出部21の縁に補強シェル3が積層されている。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明は硬式野球用だけでなく、軟式野球用のヘルメットにも適用し得る。
【符号の説明】
【0044】
1:外側シェル 10:本体部 11:庇部 12:イヤーフラップ
2:ライナ 20:ライナ本体 21:前方突出部 22:耳部 22e:前端 20B:後頭部
20E:端面 20F:前頭部 20G:溝
3:内側シェル(補強シェル)
4:頭部パッド 40:下端
5:耳パッド
6:止め具
7:貫通孔
8:貫通孔
E:端面
F:前方
Z:上方
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11