【実施例1】
【0033】
図1〜
図3に示すように、本実施例のLVDSビデオ信号をDPビデオ信号に変換するシステムは、LVDSビデオ信号をRGBビデオ信号に変換するLVDSビデオ信号変換ユニットと、DPビデオ信号変換ユニット4と、ビデオ変換構成ユニット5を含む。LVDSビデオ信号変換ユニットは、LVDSビデオ信号受信ユニット1と、LVDSビデオ信号復号ユニット2と、RGBビデオ信号変換ユニット3を含む。
【0034】
上記本実施例のLVDSビデオ信号をDPビデオ信号に変換するシステムの作動プロセスを
図4に示し、以下の工程を含む。
【0035】
S100において、LVDSビデオ信号受信ユニット1は、LVDSビデオ信号を受信し、受信したLVDSビデオ信号を復調してLVDS並列復調データとLVDSピクセルクロックを生成する。本実施例のLVDSビデオ信号受信ユニット1は、LVDSビデオ信号インタフェース1-1、LVDSビデオ信号終端ブロック1-2、LVDSクロック信号復調ブロック1-3、LVDSデータ信号復調ブロック1-4、LVDS復調動的校正ブロック1-5を含む。LVDSビデオ信号終端ブロック1-2は、LVDSビデオ信号インタフェース1-1に接続され、LVDSクロック信号復調ブロック1-3およびLVDSデータ信号復調ブロック1-4は、LVDSビデオ信号終端ブロック1-2に接続され、LVDS復調動的校正ブロック1-5は、LVDSクロック信号復調ブロック1-3およびLVDSデータ信号復調ブロック1-4それぞれに接続されている。各ブロックの詳細な説明は次のとおりである。
【0036】
LVDSビデオ信号インタフェース1-1はLVDSビデオ信号を受信し、LVDSビデオ信号は、シングルLINK、ダブルLINKおよび4LINK のLVDSビデオ信号を含む。シングルLINKのLVDSビデオ信号は、LINK1が全てのビデオピクセルを伝送することを意味する。ダブルLINKのLVDSビデオ信号は、奇数ビデオピクセルおよび偶数ビデオピクセルをそれぞれ送信するLINK1およびLINK2の2つのリンクを意味する。4LINKのLVDSビデオ信号は、4つのリンクが、ビデオピクセルの順序に従って、LINK1、LINK2、LINK3、LINK4のビデオピクセルを順次送信することを意味する。本実施例のDPビデオ信号は、1Laneタイプ、2Laneタイプ、4LaneタイプのDP表示モジュールを含む。変換されるDPビデオ信号が4 LANEシングル全画面タイプのDP表示モジュールに出力される場合、LVDSビデオ信号は、シングルLINK、ダブルLINK、および4LINKのいずれかで送信される。変換されるDPビデオ信号が8LANE左右分割画面方式または8LANE奇偶数分割画面方式のDP液晶表示モジュールに出力される場合、LVDSビデオ信号は4LINKモードで伝送される。各リンクのLVDSビデオ信号には、LVDS受信クロックとLVDSデータを含む。LVDSデータはLVDSデータバスを介して送信される。LVDSデータバスには複数の信号線が含まれ、各信号線はシリアルコード信号を伝送する。LVDSビデオ信号インタフェース1-1は、LVDS伝送路インタフェースに接続することにより、LVDSビデオ信号を入力する。インタフェースは、本実施例が工業環境および商業環境に確実に適用されるように、工業用標準ホーンコネクタおよび小型高密度商用コネクタの2つの入力コネクタを含む。1つのコネクタにLVDS信号が入力される場合、インタフェースは自動的に対応するコネクタから信号を出力し、2つのコネクタの両方に信号が入力される場合、インタフェースはデフォルトにより、小型高密度商用コネクタから信号を出力する。
【0037】
LVDSビデオ信号終端ブロック1-2は、LVDSビデオ信号インタフェース1-1で受信されたLVDSビデオ信号を終端処理した後、LVDS受信クロックおよびLVDSデータをLVDSクロック信号復調ブロック1-3およびLVDS信号復調ブロック1-4に送信する。終端動作は、LVDS終端抵抗整合、LVDS信号レベル整合、LVDS信号等化およびデエンファシス、信号バッファリングおよび再構成を含み、長距離伝送による信号歪みや減衰を補償するとともに、伝送干渉を低減して、受信したLVDS信号の品質を保証する。この終端処理で、LVDS信号を受信して瞬間的に強い放電によって発生する衝撃的な外乱を除去する前にESD(Electro Static Discharge 静電気放電)保護処理を行い、その後、伝送線ノイズを抑制して電磁干渉に対する耐性を向上させるために、コモンモードノイズフィルタリング処理を行う。信号を受信している間に、信号伝送による歪みを除去するために、終端インピーダンス整合プロセスが実行され、信号の付加的な干渉が更に除去される。同時に、信号は等化およびデエンファシス処理が施され、伝送損失による信号の減衰が解消される。次に、信号をバッファリングして増幅し、基準レベルで判断して高品質のLVDSビデオ信号を再生する。
【0038】
LVDSクロック信号復調ブロック1-3は、LINK毎に受信したLVDS受信クロックを復調して、復調クロックおよび復調イネーブル信号を生成する。復調処理では、LVDS受信クロックを高速IOバッファを介してPLL(Phase Locked Loop 位相同期回路)に入力して、LVDS受信クロックの周波数にLVDSデータ信号周波数を乗算し、高速クロック変換処理を行ってLVDSデータと同じ周波数を有するLVDS復調クロックと、LVDS受信クロックと同じ周波数のLVDSピクセルクロックとLVDS復調ストローブ信号とを生成し、信号とデータを高速クロックネットワークに出力して、低遅延およびジッタ、強力な駆動能力を備えるようにして、LVDSデータの安定した信頼性の高い復調を確実に実行する。LVDS受信クロックにPLLが乗算されると、LVDS復調動的校正ブロック1-5からのクロックはキャリブレーション信号をデジッタし、PLLに供給されて動作上のアンチジッタ制御を実行し、入力ジッタの影響を受けない安定した周波数逓倍信号を生成して、復調動作が妨害されず、エラーフリーであることを保証する。
【0039】
LVDSデータ信号復調ブロック1-4は、各LINKの復調クロックと復調イネーブル信号により、対応するLINKのLVDSデータを並列データに復調し、同時にLVDS受信クロックをLVDSピクセルクロックに復調する。このプロセスは、LVDSシリアルデータバス上のデータの各ビットをそれぞれ独立して復調する工程を含む。LVDSデータ信号の各ビットは、低レイテンシ、低ジッタ高速信号ネットワークにバッファされ、データビットの半周期だけ遅延されるため、データ値はLVDS復調クロックにより、各LVDSデータビットの中央で正しくサンプリングされ、復調ストローブ信号に応じてシリアル化されたデータとなるように周期的に切り捨てられ、LVDSビデオソースピクセルクロックを用いて直列‐並列変換処理され、このビットLVDS信号の並列復調データ信号が得られ、トリガバッファによって出力されて、信号が安定し信頼できるものであることを確実にする。各LVDS信号線は同期して並列に復調され、すべての信号線が互いに干渉しないようにし、データの状態にかかわらず復調エラーにならないようにする。
【0040】
LVDS復調クロックによってLVDSデータのビット値をサンプリングする場合、LVDS復調動的校正ブロック1-5からのデータは、校正信号をデジッタするとともに、入力ジッタの影響を受けない安定した信頼性の高い復調データを生成するために、動作上でアンチジッタ制御を同時に実行する。
【0041】
データ入力の位相遅延プロセスは、LVDS復調動的校正ブロック1-5のLVDSデータストリーム位相校正信号によって常に制御される。復調クロックとLVDSデータの位相がずれると、半周期遅延したデータに基づいて、位相校正信号を位相ずれとは逆の遅延調整とすることで、データセンタは常にデータが正しくサンプリングされることを保証するために復調クロックのサンプリングエッジと位置が合わせられる。
【0042】
復調ストローブ信号は、シリアルデータを切り捨てながら、バイトアライメントを復調するために使用されるLVDS復調動的校正ブロック1-5のビットシフト校正信号によって制御され、分割された並列データのスタートビットは次のシリアルビットへ移動する。
【0043】
LVDS復調動的校正ブロック1-5は、復調プロセスの間、リアルタイムでLVDS受信クロックおよびLVDSデータの直列化信号に対してそれぞれ動的校正を実行する。
【0044】
S200において、LVDSビデオ信号復号ユニット2は、LVDSビデオ復号制御信号に従って、LVDS並列復調データをビデオ復号し、LVDSビデオソースデータおよびLVDSビデオソース同期信号を生成する。本実施例のLVDSビデオ信号復号ユニット2は、LVDSビデオ同期バッファリングブロック2-1と、LVDSビデオ信号順序制御ブロック2-2と、LVDSビデオ同期信号復号ブロック2-3と、LVDSビデオデータ復号ブロック2-4を含む。各ブロックの詳細な説明は次のとおりである。
【0045】
LVDSビデオ同期バッファリングブロック2-1は、LINK1のLVDSピクセルクロックをグローバルクロックパスを介してLVDSビデオソースピクセルクロックに変換し、それぞれのLVDS並列復調データをDC-FIFO(First Input First Output 先入れ先出しキュー)に書き込み、各LINKの入力LVDSピクセルクロックを使用してキャッシングを行い、LVDSビデオソースのピクセルクロックを使用して1つずつ読み出して、同期データを作成し、送信中における信号間の遅延の不一致による読み取りエラーを回避する。キャッシュの深度は可能な限り大きくされているので、すべてのLINKには、それらの間の最大遅延を相殺するためにキャッシュするのに十分なデータがある。
【0046】
LVDSビデオ信号順序制御ブロック2-2は、LVDS奇偶数ピクセル逆制御信号を受信すると、2つのリンクのLINK1とLINK2のデータを交換し、LVDSビデオ信号順序制御信号を受信すると、4つのリンクをLINK1、LINK2、LINK3、LINK4の順番で整列させる。
【0047】
LVDSビデオ同期信号復号ブロック2-3は、ビデオ変換構成ユニット5から受け取ったLVDSビデオ復号制御信号に従って同期して読み出された各LINKのLVDS並列復調データをLVDSビデオソース同期信号に復号し、LVDSビデオ復号制御信号のVESAおよびJEIDA伝送復号規格に準拠したLINK1のLVDSビデオソースピクセルクロックを用いて、順次ロジック動作モードで復号し、LVDSビデオソース同期信号を復元して出力し、同期信号は、ビデオ水平行同期信号(Hsync)、ビデオ垂直フィールド同期信号(Vsync)、ビデオデータ有効信号(DE)を含む。
【0048】
LVDSビデオデータ復号ブロック2-4は、ビデオ変換構成ユニット5から受け取ったLVDSビデオ復号制御信号に従って同期して読み出された各LINKのLVDS並列復調データを復号し、各LINKのLVDSビデオソースデータ信号が復号される。
【0049】
S300において、RGBビデオ信号変換ユニット3は、LVDSビデオ変換制御信号に従ってLVDSビデオソースデータとLVDSビデオソース同期信号をRGBビデオ信号に変換して、変換後にDPビデオ変換開始信号をビデオ変換構成ユニット5に出力する。本実施例のRGBビデオ信号変換ユニット3は、RGBビデオ信号適応制御ブロック3-1と、RGBビデオクロック適応構成ブロック3-2と、RGBビデオクロック生成ブロック3-3と、RGBビデオクロック出力調整ブロック3-4と、シングルリンクモードRGBビデオ変換ブロック3-5と、ダブルリンクモードRGBビデオ変換ブロック3-6と、4リンクモードRGBビデオ変換ブロック3-7と、左右分割画面モードRGBビデオ変換ブロック3-8と、奇偶数分割画面モードRGBビデオ変換ブロック3-9と、RGBビデオ信号出力ブロック3-10を含むが、各ブロックの詳細な説明は以下の通りである。
【0050】
RGBビデオ信号適応制御ブロック3-1は、LVDSビデオ変換制御信号に応じて、シングルLINKモード、ダブルLINKモード、4 LINKモードのいずれかで適合したRGBビデオクロック設定信号を生成し、RGBビデオクロック設定信号を、LVDSビデオソースピクセルクロックとともにRGBビデオクロック適応設定ブロック3-2に伝送する。LVDSビデオ変換制御信号に従ってRGB変換ブロックの各LINKのLVDSビデオソースデータ信号の選択信号を生成し、LVDSビデオソース同期信号ならびにRGBビデオクロックをシングルリンクモードRGBビデオ変換ブロック3-5、ダブルリンクモードRGBビデオ変換ブロック3-6、4リンクモードRGBビデオ変換ブロック3-7、左右分割画面モードRGBビデオ変換ブロック3-8、奇偶数分割画面モードRGBビデオ変換ブロック3-9に伝送し、LVDSビデオ同期信号を検出して水平解像度値を計算し、水平解像度値をシングルリンクモードRGBビデオ変換ブロック3-5に伝送する。
【0051】
RGBビデオクロック適応構成ブロック3-2は、シングルLINKモード、ダブルLINKモード、および4LINKモードのいずれかで生成されたRGBビデオクロック構成信号に応じて、ローカルクロック信号によって、シングルLINKモード、ダブルLINKモード、および4LINKモードのいずれかの対応する構成パラメータおよびイネーブル信号を生成して、クロック生成ブロックに対して動的再構成動作を行う。RGBビデオクロック生成ブロック3-3は、構成
パラメータおよびイネーブル信号に応じてRGBビデオクロックを生成し、RGBビデオクロックをRGBビデオ信号適応制御ブロック3-1およびRGBビデオクロック出力調整ブロック3-4に伝送する。PLLは、動的再構成タイミングに従ってPLL構成パラメータを使用して再構成を行い、LVDSピクセルクロックに対応する周波数逓倍プロセスを実行する。シングルLINKモードとして構成されると、LVDSビデオソースピクセルクロックは、同じ周波数のRGBビデオピクセルクロック(以下、RGBクロックと呼ぶ)に変換される。ダブルLINKモードとして構成される場合、LVDSビデオソースピクセルクロックは、二倍の周波数のRGBビデオピクセルクロックに変換される。4LINKモードとして構成される場合、LVDSビデオソースピクセルクロックは四倍の周波数のRGBビデオピクセルクロックに変換される(このとき、4つのLINKはそれぞれ全画面の1/4の画像を送信する)。RGBビデオ信号が4LINKモードで左右分割画面モードまたは奇偶数分割画面モードに応じて変換されると、LVDSビデオソースピクセルクロックは、その二倍の周波数のRGBビデオピクセルクロックに変換される。結果として得られる周波数逓倍信号は、LVDSピクセルクロックと正確に同じ位相を有するように位相が調整され(LVDSデータが変換プロセスの後続の逐次的な論理演算中に正確かつ確実にサンプリングされることを保証し)、ジッタ処理を経て、次に、安定した非ウォブリングのグローバルクロックパスに入り、RGBビデオクロックが生成される。
【0052】
RGBビデオソースデータ信号はRGBビデオクロックに同期しているので、RGBビデオクロック出力調整ブロック3-4は、入力されたRGBビデオクロックの位相を半クロックサイクル遅延させ、位相遅れ後のRGBビデオクロックは、RGB出力クロック信号として作用し、その有効エッジがRGBビデオソースデータの中央にあることを可能にすることにより、後続の変換動作において、RGBデータがクロックによって正確にサンプリングされることを保証し、その後、信号はデジッタ処理され、高速信号バッファリングコンポーネントを介してRGBビデオ信号出力ブロック3-10に出力され、出力クロックがより高い安定性とより良い信号品質を有することが保証される。
【0053】
LVDSビデオソース同期信号およびデータは、RGBクロックを使用してRGBビデオ同期信号およびデータに変換される。 DP液晶表示モジュールが4LANE全画面タイプの場合、シングルLINKモード、ダブルLINKモード、および4LINKモードのLVDSビデオ変換が、LINK変換モード制御信号に応じて個別に実行され、DP表示ブロックが8LANE分割画面タイプの場合、変換制御信号に応じて左右分割画面モードと奇偶数分割画面モードのビデオ変換が別々に行われる。
【0054】
シングルリンクモードRGBビデオ変換ユニット3-5は、シングルLINKのLVDSビデオソース同期信号とLVDSビデオソースデータをRGBビデオ信号に変換して、RGBビデオ信号出力ブロック3-10に伝送する。
【0055】
ダブルリンクモードRGBビデオ変換ブロック3-6は、ダブルLINKのLVDSビデオソース同期信号とLVDSビデオソースデータをRGBビデオ信号に変換して、RGBビデオ信号出力ブロック3-10に伝送する。
【0056】
4LINKモードRGBビデオ変換ブロック3-7は、4LINKのLVDSビデオソース同期信号とLVDSビデオソースデータをRGBビデオ信号に変換して、RGBビデオ信号出力ブロック3-10に伝送する。
【0057】
左右分割画面モードRGBビデオ変換ユニット3-8は、4LINKのLVDSビデオソース同期信号とLVDSビデオソースデータを左半画面RGBビデオ信号および右半画面RGBビデオ信号に変換し、RGBビデオ信号出力ブロック3-10に送信する。左右分割画面モードを実行するためのビデオ変換処理は、左右分割画面モードRGBビデオ変換ユニット3-8が、「LINK1、LINK2、LINK3、LINK4」の形式で並列データを構成する4つのLINKのLVDSデータを作成し、入力されたLVDS同期信号に基づいて第1の完全なビデオラインが開始するタイミングを決定し、得られたライン解像度値に応じてLVDSクロックを用いてLINK並列データの前後をサンプリングし、左右の画面DC-FIFOにそれぞれサンプリングされたデータを書き込み、キャッシングを行う一方、キャッシュデータそれぞれは、二倍周波数RGBビデオクロックを用いて読み出され、左半画面RGBデータと右半画面RGBデータと同期信号とに分離されることにより、左半画面RGBビデオ信号と右半画面RGBビデオ信号を形成する。データの読み書きのスループットは同期信号の読み書きのスループットと等しいため、連続的かつ安定して変換動作を行うことができる。
【0058】
奇偶数分割画面モードRGBビデオ変換ユニット3-9は、4LINKのLVDSビデオソース同期信号およびLVDSビデオソースデータを、奇数ピクセルRGBビデオ信号および偶数ピクセルRGBビデオ信号に変換し、RGBビデオ信号出力ブロック3-10に送る。奇偶数分割画面モードを実行するためのビデオ変換プロセスでは、奇偶数分割画面モードRGBビデオ変換ブロック3-9が、4LINKのLVDSデータの中の2つの奇数ピクセルLINKおよび2つの偶数ピクセルLINKを検出し、LVDS同期信号、並列データを構成する2つの奇数および2つの偶数LINKデータを生成し、奇数ピクセルRGBビデオ信号および偶数ピクセルRGBビデオ信号を形成するために、並列データを前述のダブルLINKモード変換法に従い処理して、奇数ピクセルRGBビデオデータと偶数ピクセルRGBビデオデータを生成する。
【0059】
RGBビデオ信号出力ブロック3-10は、RGB変換ブロック選択信号に応じて、対応するRGBビデオ信号を選択し、RGBビデオ信号をRGB出力クロックとともにDPビデオ信号変換ユニット4に伝送する。同期モード制御が発生すると、ビデオ同期信号は逆方向に動作し、RGB出力クロックの有効エッジとRGBデータのサンプリング中心の位相を比較し、出力クロックとデータに信号遅延成分により細かい遅延処理を行って位相差を除去し、出力クロックの有効エッジが常にデータのサンプリング中心にあるようにする。
【0060】
S400では、ビデオ変換構成ユニット5がDPビデオ変換開始命令を受信すると、DPビデオ信号変換ユニット4は、RGBビデオ信号をDPビデオ信号に変換し、DPビデオ信号をDP表示モジュールに送信する。本実施例のDPビデオ信号変換ユニット4は、DPレジスタブロック4-1と、左チャンネルDPビデオ信号変換ブロック4-2と、右チャンネルDPビデオ信号変換ブロック4-3と、DP液晶表示モジュール用コネクタ4-4を含み、各ブロックの詳細な説明は以下の通りである。
【0061】
DPレジスタブロック4-1は、書き込まれたDPレジスタ命令に従って左チャンネルDPビデオ信号変換ブロック4-2および右チャンネルDPビデオ信号変換ブロック4-3を制御し、同時に、DP変換用の構成および動作を実行する。これらのDPレジスタ命令には、DP変換構成命令とDP変換開始命令が含まれる。
【0062】
左チャンネルDPビデオ信号変換ブロック4-2は、RGBビデオ信号を受信し、RGBビデオ信号を左チャンネルDPビデオ信号に変換する構成変換動作を行い、変換された左チャンネルDPビデオ信号をDP液晶表示モジュールコネクタ4-4へ伝送し、DP変換構成命令をDPレジスタブロック4-1から受信すると、対応する構成変換動作が完了し、DPレジスタブロック4-1がDP表示モジュール初期化命令を受信すると、DP表示モジュール初期化命令は、DP液晶表示モジュールコネクタ4-4を介してDP表示モジュールに送信され、DPレジスタブロック4-1からDP変換開始命令を受信すると、変換動作を開始する。
【0063】
右チャンネルDPビデオ信号変換ユニット4-3は、RGBビデオ信号を受信し、RGBビデオ信号を右チャンネルDPビデオ信号に変換する構成変換動作を行い、変換された右チャンネルDPビデオ信号をDP液晶表示モジュールコネクタ4-4へ伝送し、DP変換構成命令をDPレジスタブロック4-1から受信すると、対応する構成変換動作が完了し、DPレジスタブロック4-1がDP表示モジュール初期化命令を受信すると、DP表示モジュール初期化命令は、DP液晶表示モジュールコネクタ4-4を介してDP表示モジュールに送信され、DPレジスタブロック4-1からDP変換開始命令を受信すると、変換動作を開始する。
【0064】
変換ブロック選択信号がシングル、ダブル、または、4LINKモードである場合、そのRGBデータおよび同期信号(画面信号全体)は、2つの経路にコピーされて、DPビデオ信号変換ユニット4に出力される。左右分割画面変換モードが選択された場合には、左半分および右半分の画面データと、左半画面RGBビデオ信号と右半画面RGBビデオ信号がそれぞれ、左チャンネルDPビデオ信号変換ブロック4-2および右チャンネルDPビデオ信号変換ブロック4-3の同期信号に従って出力され、奇偶数分割画面変換モードが選択された場合には、奇数ピクセル並列データ、偶数ピクセル並列データおよび同期信号に従って、RGB奇数分割画面ビデオ信号およびRGB偶数分割画面ビデオ信号がそれぞれ、DPビデオ信号変換ユニット4に出力される。
【0065】
DP液晶表示モジュールコネクタ4-4は、左チャンネルDPビデオ信号と右チャンネルDPビデオ信号を同時に受信し、DP表示モジュール6に接続されて、左チャンネルDPビデオ信号と右チャンネルDPビデオ信号をDP表示モジュールに送信する。
【0066】
ビデオ変換構成ユニット5は、受信するLVDSビデオ信号の特性に応じて、LVDSビデオ信号の復号パラメータを設定し、LVDSビデオ復号制御信号を生成し、LVDSビデオ復号制御信号をLVDSビデオ信号復号ユニット2に送信し、LVDSビデオ変換パラメータを設定し、LVDSビデオ変換制御信号を生成し、LVDSビデオ変換制御信号をRGBビデオ信号変換ユニット3に送信し、DPビデオ変換構成パラメータを読み出し、DPビデオ信号変換ユニット4に対して、DP変換構成命令およびDP表示モジュール初期化命令を発行する。RGBビデオ信号変換ユニット3からDPビデオ変換開始信号を受信してDPビデオ変換開始命令を発行し、DPビデオ信号変換ユニット4に送信する。本実施例のビデオ変換構成ユニット5は、手動ディップスイッチ5-1と、JTAGインタフェース5-2と、DPビデオ変換構成ブロック5-3とを含む。各ブロックの詳細な説明は次のとおりである。
【0067】
手動ディップスイッチ5-1は、LVDSビデオ信号復号パラメータとLVDSビデオ変換パラメータを設定する。JTAGインタフェース5-2は、DPビデオ変換構成パラメータを受信する。 DPビデオ変換構成ブロック5-3は、LVDSビデオ信号復号パラメータをLVDSビデオ復号制御信号に変換し、LVDSビデオ信号復号ユニット2に送信し、LVDSビデオ変換パラメータをLVDSビデオ変換制御信号に変換し、RGBビデオ信号変換ユニット3に送信し、DPビデオ変換構成パラメータを読み出し、DPビデオ信号変換ユニット4に対してDP変換構成命令およびDP表示モジュール初期化命令を発行し、DPビデオ変換開始命令を生成し、RGBビデオ信号変換ユニット3がDPビデオ変換開始信号を受信した後、DPビデオ変換開始命令をDPビデオ信号変換ユニット4に送信する。
【0068】
電源投入前に、ディップスイッチ5-1は、LVDSビデオ復号および変換構成用に設定され、電源投入後、DPビデオ変換構成ブロック5-3は、LVDSビデオ復号制御信号およびLVDSビデオ変換制御信号を、そのディップ状態に応じて生成し、JTAGインタフェース5-2からDPビデオ変換構成パラメータを読み出し、レジスタ命令の形式で、DPビデオ信号変換ユニット4に1つずつ書き込む。DP変換構成命令が最初に書き込まれる。DPビデオ信号変換ユニット4が設定を完了し、正常に動作することを確認した後、DP表示モジュール初期化命令が書き込まれる。各命令が書き込まれた後、そのレジスタの状態値が読み出されて、命令の実行が完了したことを確認した後、DPビデオ変換制御信号を受信すると、DP変換開始命令がレジスタに書き込まれ、DPビデオ変換動作が可能となる。
【0069】
本実施例の各機能ブロックは、FPGAで実現することができ、DPビデオ変換構成ブロック5-3は、従来のMCUによって実現することもできる。DPビデオ信号変換ユニット4は、DP信号の変換を達成するために、2つの専用DPブリッジチップを使用することによって実施することもできる。
【実施例2】
【0070】
本実施例では、実施例1に基づき、バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6を追加し、LVDSビデオ信号をDP1.2ビデオ信号に変換する場合を例に挙げて説明する。
【0071】
図5および
図2に示すように、本実施例のLVDSビデオ信号をDP1.2ビデオ信号に変換するシステムは、LVDSビデオ信号変換ユニットと、バッファリングおよび周波数逓倍ユニットと、DP1.2ビデオ信号変換ユニットとを備える。
【0072】
LVDSビデオ信号変換ユニットは、LVDSビデオ信号をRGBビデオ信号に変換するために使用される。本実施例のLVDSビデオ信号をRGBビデオ信号に変換するプロセスは、「LVDSビデオ信号を4LANEのDPビデオ信号に変換する方法およびシステム」と称する中国特許公開番号「CN104966477A」のプロセスと同じであり得る。つまり、LVDSビデオ信号受信ユニット1と、LVDSビデオ信号復号ユニット2と、RGBビデオ信号変換ユニット3と、ビデオ変換構成ユニット5により、LVDSビデオ信号を変換してRGBビデオ信号を得るものであり、変換プロセスは従来技術であるので、ここでは説明しない。
【0073】
本実施例のLVDSビデオ信号をDP1.2ビデオ信号に変換するシステムは、中国特許公開第CN104966477A号と比較して、得られたRGBに対して、バッファリングおよび周波数逓倍処理を行い、処理された信号を出力するバッファリングおよび周波数逓倍ユニット6を更に含む。バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6は、左チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-1と、右チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-2と、RGBビデオ信号同期ユニット6-3を含む。左チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-1の入力は、RGBビデオ信号出力ブロック3-10に接続され、左チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍回路6-1の出力は、左チャンネルDP1.2ビデオ信号変換ブロック4-2に接続される。右チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-2の入力は、RGBビデオ信号出力ブロック3-10に接続され、右チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-2の出力は、右チャンネルDP1.2ビデオ信号変換ブロック4-3に接続される。左チャンネルDP1.2ビデオ信号変換ブロック4-2と右チャンネルDP1.2ビデオ信号変換ブロック4-3はそれぞれDP1.2表示モジュールコネクタに接続され、左チャンネルDP1.2ビデオ信号変換ブロック4-2と右チャンネルDP 1.2ビデオ信号変換ブロック4-3はそれぞれ、DP1.2レジスタブロック4-1にも接続されている。
【0074】
上記のシステムによって達成されるLVDSビデオ信号をDP1.2ビデオ信号に変換するプロセスは以下の通りである。
【0075】
1.LVDSビデオ信号をRGBビデオ信号に変換する工程については、従来技術であり、ここでは説明しない。
【0076】
2、得られたRGBビデオ信号に対してバッファリングおよび周波数逓倍処理を施した後、処理信号を出力する。すなわち、左チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-1で、左チャンネルRGBビデオ信号に対してデータバッファリングおよびデータ逓倍処理を行い、左チャンネルデータおよびクロック周波数を改善する。
【0077】
右チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-2は、出力された右チャンネルRGBビデオ信号に対してデータバッファリングおよびデータ逓倍処理を行い、右チャンネルデータおよびクロック周波数を改善する。
【0078】
RGBビデオ信号同期ユニット6-3は、得られた左チャンネルデータと、得られた右チャンネルデータとを同期させて、2つの経路のRGBデータ信号を同時に出力する。
【0079】
出力周波数逓倍信号は、DP1.2変換構成命令およびDP1.2変換開始命令に応じたDP1.2変換のための構成および変換を行ってDP1.2ビデオ信号を得る。
【0080】
DP1.2レジスタブロック4-1は、書き込まれたDP1.2レジスタ命令に従って、DP1.2変換のための構成および動作を制御する。
【0081】
左チャンネルDP1.2信号変換ブロック4-2は、左チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-1で同期された左チャンネルRGBビデオ信号を受信し、同期した左チャンネルRGBビデオ信号を左チャンネルDP1.2ビデオ信号に変換する構成および変換動作を行う。
【0082】
右チャンネルDP1.2信号変換ブロック4-3は、右チャンネルRGBビデオ信号バッファリングおよび周波数逓倍ユニット6-2で同期された右チャンネルRGBビデオ信号を受信し、同期した右チャンネルRGBビデオ信号を右チャンネルDP1.2ビデオ信号に変換する構成および変換動作を行う。
【0083】
DP1.2表示モジュールコネクタ4-4は、得られた左チャンネルDP1.2ビデオ信号および右チャンネルDP1.2ビデオ信号を同時に受信し、左チャンネルDP1.2ビデオ信号および右チャンネルDP1.2ビデオ信号をDP表示モジュールに送信するために、DP表示モジュールに接続される。
【0084】
本発明は、液晶モジュールの表示および検査の分野を含むが、これに限定されるものではないことに留意されたい。OLEDディスプレイモジュールやプラズマディスプレイモジュールなどのフラットパネルディスプレイモジュールの信号インタフェースは汎用性があるので、本発明は、OLEDディスプレイモジュールやプラズマディスプレイモジュールなどのフラットパネルディスプレイモジュールの表示や検査分野にも適用可能である。更に、フラットパネルディスプレイ示モジュールの信号インタフェース規格は頻繁に更新され、アップグレードされるので、本発明は、例えば、既存のDP1.0 / DP1.1 / DP1.2 / DP1.3インタフェース標準信号変換を含み、ビデオ電子規格協会によってその後にリリースされる新しいDPインタフェース標準信号と互換性があり、また、DPインタフェース標準信号は他のタイプの画像インタフェース標準信号と同様の効果を有する。
【0085】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想および構成、またはその教示の下で当業者が行ういくつかの改良、変更、改変、変形は、本発明の範囲内であると見なされる。